新宮市議会 2016-03-02
03月02日-02号
平成28年 3月 定例会 平成28年3月
新宮市議会定例会会議録 第2日(平成28年3月2日)
---------------------------------------議員定数17名、現在員17名、出席議員16名、氏名は次のとおり。 1番 北村奈七海君 2番 並河哲次君 3番 杉原弘規君 4番 大石元則君 5番 松畑 玄君 6番 前田賢一君 7番 福田 讓君 8番 辻本 宏君 9番 榎本鉄也君 10番 久保智敬君 11番 濱田雅美君 13番 東原伸也君 14番 田花 操君 15番 松本光生君 16番 屋敷満雄君 17番 大西 強君
---------------------------------------欠席議員1名、氏名は次のとおり。 12番 上田勝之君
---------------------------------------議事日程 平成28年3月2日 午前10時開議 日程1 議案第1号 平成28年度新宮市一般会計予算 日程2 議案第2号 平成28年度新宮市
国民健康保険特別会計予算 日程3 議案第3号 平成28年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算 日程4 議案第4号 平成28年度新宮市
介護保険特別会計予算 日程5 議案第5号 平成28年度新宮市
と畜場特別会計予算 日程6 議案第6号 平成28年度新宮市
駐車場事業特別会計予算 日程7 議案第7号 平成28年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算 日程8 議案第8号 平成28年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程9 議案第9号 平成28年度新宮市
土地取得特別会計予算 日程10 議案第10号 平成28年度新宮市
簡易水道事業特別会計予算 日程11 議案第11号 平成28年度新宮市
水道事業会計予算 日程12 議案第12号 平成28年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算 日程13 議案第15号 新宮市情報公開条例等の一部を改正する
条例---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議案第1号 平成28年度新宮市
一般会計予算---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長 田岡実千年君 副市長 亀井寿一郎君 防災監 井上 登君 企画政策部 部長 向井雅男君 次長兼商工観光課長 中前 偉君 企画調整課長 新谷嘉敏君
企業立地推進課長 山本茂博君 総務部 部長 上路拓司君 秘書課長 西山和視君 総務課長 小西儉弥君 財政課長 小谷 充君 税務課長 平見仁郎君 防災対策課長 西 利行君 人権啓発課長 田中幸人君 情報管理課長 宇井 淳君 監査事務局 局長 澤 隆弘君 市民生活部 部長 岡 雅弘君 市民窓口課長 赤坂幸作君 生活環境課長 岩崎誠剛君 健康福祉部 部長兼福祉事務所長 森本邦弘君 福祉課長 有本文彦君 子育て推進課長 南 拓也君 健康長寿課長 河邉弘ミ子君 保健センター長 辻本美恵君 建設農林部 部長 垣本裕也君 都市建設課長 田坂 豊君 管理課長 平見良太君 農林水産課長兼
農業委員会事務局長 名古一志君 熊野川行政局 局長 伊藤順司君 住民生活課長 丸石輝三君 会計管理者兼会計課長 西久保 敏君 医療センター 事務長 豊田正志君 水道事業所 所長 坪井辰実君 消防本部 消防長 岡本秋久君 次長 切畑屋利一君 庶務課長 海野裕二君 教育委員会 教育長 楠本秀一君 教育部 部長 片山道弘君 次長兼国体推進室長 前田圭史郎君 教育総務課長 北畑直子君 学校教育課長 宮本雅史君 生涯学習課長 森 奈良好君 文化振興課長 畑尻賢三君
---------------------------------------本会議の事務局職員 参事兼次長 畑尻英雄 次長補佐兼庶務係長 渡爪 薫 議事調査係長 岡崎友哉 議事調査係主事 大居佑介 第2日(平成28年3月2日)
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△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(榎本鉄也君) おはようございます。 ただいまの出席議員は16名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 なお、本日、上田議員病気のため欠席の届け出と、また辻議会事務局長より病気のため欠席の届け出がありましたので、あわせて報告いたします。
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△日程1 議案第1号 平成28年度新宮市一般会計予算
○議長(榎本鉄也君) それでは、早速日程に入ります。 日程1、議案第1号、平成28年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小谷財政課長。
◎財政課長(小谷充君) (登壇) 皆さん、おはようございます。なお、私もちょっと風邪で喉の調子が悪いもので、お聞きしにくい点があるかもわかりませんが、御了承お願いします。インフルエンザではございません。 すみません。それでは説明に入らせていただきます。 ただいま議題となりました議案第1号、平成28年度新宮市一般会計予算について御説明申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 平成28年度の新宮市一般会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を182億4,134万4,000円に定めるものであります。予算の総額は、平成27年度の当初予算と比較して2億12万9,000円の増、率にして1.1%の増であります。 第2条は、債務を負担できる事項、期間及び限度額の定めは第2表債務負担行為によるというものであります。 第3条は、起こすことができる地方債の内容は、第3表地方債によるというものであります。 第4条は、一時借入金の最高額を10億円と定めるものであります。 また、第5条では、歳出予算の各項の金額を流用できる場合は、給料、職員手当等及び共済費の人件費にかかる予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用を定めるものであります。 それでは、内容について御説明申し上げます。 まず、初めに全款に係る給与費について御説明申し上げます。 恐れ入りますが242ページをお願いします。 給与費明細書のうち、1の特別職は、本年度の欄でありますが、長など3人の給料・期末手当及び共済費を含めて、合計で3,620万7,000円であります。なお、本年度より教育長分が特別職に加わっております。 議員については17名で、その報酬・期末手当並びに共済費を合わせて合計で1億3,129万円であります。 その他の特別職については、選挙の立会人や基幹統計調査員、消防団員等731名分の報酬で3,415万3,000円であります。 次に、2の一般職でありますが、(1)の総括で職員数は304名であります。なお、括弧書きは再任用職員6名の採用となっております。 給料・職員手当の給与費と共済費を合わせて、総額で23億9,248万6,000円で、前年度より4,477万3,000円の減であります。なお、職員手当の内訳は下段に記載のとおりであります。 また、243ページ以降、給料及び職員手当の増減額の明細、給料及び職員手当の状況について、明細を記載しておりますので、御参照願います。 以上が、給与費の内訳であります。 続きまして、事項別明細書の歳出について、款ごとの主な概要等について、御説明申し上げます。 前に戻っていただいて40ページをお願いします。 3歳出、1款議会費は1億8,694万7,000円、1,183万2,000円の減で、職員の人件費、議員報酬並びに常任委員会・特別委員会等の活動費と事務的な経費であります。 44ページをお願いします。 2款総務費は29億5,412万9,000円、2億3,489万9,000円の減となっており、1項総務管理費、2項徴税費、3項
戸籍住民基本台帳費、4項選挙費、5項防災費、6項統計調査費、7項監査委員費となっております。そのうち、主な事業では、復興を祈念しての公園及び地域活性化のための公園として整備する
復興祈念公園整備事業、本年度において、新庁舎建物部分の工事が完成予定の庁舎建設事業、また5年に一度実施している新宮市総合防災訓練や、本年7月執行予定の
参議院議員通常選挙費などであります。 86ページをお願いします。 3款民生費は59億3,876万9,000円、1億7,270万3,000円の減で、1項社会福祉費、2項児童福祉費、3項生活保護費、4項災害救助費からとなっており、主な事業では、
障害者福祉費関係のホームヘルプサービスの支援などを行う介護給付事業及び、グループホームや就労移行支援などを行う
訓練等給付事業、ひきこもり相談及び家族支援等のひきこもり
者社会参加支援センター開設事業補助金、
消費税率引き上げ緩和策の支援である
臨時福祉給付金給付事業、低年金受給者へ支援する新規の低
所得高齢者臨時福祉給付金給付事業、また子供の預かり支援を行う
ファミリーサポートセンター事業、そして
生活保護扶助費などであります。 118ページをお願いします。 4款衛生費は24億1,766万1,000円、1億2,055万9,000円の増となっており、1項保健衛生費と2項清掃費からとなっております。主な事業では、各種がん検診等の健康診査事業、昨年12月に市の直営で開設した公衆浴場なぎの湯の
公衆浴場運営費、また本年度は焼却プラントの
中央制御コンピューターの更新などを実施する
クリーンセンター維持管理費や、建設最終年度となる
汚泥再生処理センターに係る
紀南環境衛生施設事務組合負担金などであります。 136ページをお願いします。 5款労働費は398万3,000円で、主には
中小企業勤労者生活資金貸付事業の預託と合同企業説明会の開催負担金で、本年度より地方創生関係の取り組みとして、
高校生向け地元就職企業説明会の開催負担金も計上しております。 次に、138ページをお願いします。 6
款農林水産業費は4億5,369万9,000円、3,858万7,000円の増で、1項農業費、2項林業費、3項水産業費からとなっており、主な事業では、農道整備の比奈1号線、神丸線、根地原佐野川線で、耐震補強工事を行う
東高森農道橋補強事業、また
地籍調査事業費では、広角、南檜杖、赤木地区の一筆地調査などを、熊野材の需要拡大を図る
熊野材需要拡大事業補助金、熊野川町能城山本から赤木をつなぐ
林道上地平瀬線開設事業、三輪崎孔島付近の磯場を再生する
磯根漁場再生事業などであります。 次に、154ページをお願いします。 7款商工費は3億1,488万4,000円、7,402万2,000円の増となっており、1目商工総務費、2目
企業誘致対策費、3目観光費、4目
公設地方卸売市場費であります。 主な事業では、地方創生関係で、市内工務店を利用して行う
住宅リフォーム助成事業、創業の支援を図るための
新規開業にぎわい支援事業補助金や、観光誘致を図るための
観光プロモーション事業、都市圏からの
モニターツアー実施など誘客を図る観光客誘客促進・
おもてなし向上事業などで、また新宮港第二期工業用地への企業誘致等を行う
企業誘致対策等活動費、神社に訪れた観光客等が利用できる
神倉神社観光トイレ整備事業、そして新宮広域圏・
公設地方卸売市場事業・特別会計への運営費に対する繰出金などであります。 164ページをお願いします。 8款土木費は10億320万円、2億9,177万2,000円の増となっており、
日足地区避難路設置工事及び
王子製紙跡地整備事業の増加によるもので、1項土木管理費、2項
道路橋りょう費、3項河川費、4項港湾費、5項都市計画費、6項住宅費であります。 主な事業では、空き家等の適正な管理を促進する
空家等対策事業、市道の改良・舗装工事等では、地域住民が安全に避難できる
日足地区避難路設置工事ほか、王子ケ浜線、高田三津野線、鎌塚2号線、西敷屋小津賀線などで、また安全等を確保するため5年に一度点検を要する橋りょう・
トンネル等定期点検業務、三叉路で視界が悪いため改良を行う
蓬莱王子ケ浜線視距改良工事、また客船入港数の増加や乗船客の市内誘導を図る新宮港客船誘致事業、国道42号から熊野速玉大社までの電線類地中化を行う大橋通上
本町線電線共同溝事業、津波浸水の一時避難場所として高台整備を行う
王子製紙跡地整備事業、市営住宅の維持・管理経費と砂羅及び高田団地の
外壁等改修工事を行う
市営住宅維持修繕管理費などであります。 次に、186ページをお願いします。 9款消防費は6億2,493万9,000円、2億3,019万6,000円の減で、
消防救急デジタル無線整備事業の完了による減などで、1目常備消防費、2目非常備消防費、3目消防施設費、4目水防費からとなっております。 主な事業では、5年に一度の新宮市総合防災訓練の消防関係分、消防団員340人の消防団員報酬や消防団の訓練及び災害活動費、また本年度は消防庁舎の職員仮眠室の個室化を図る
消防庁舎内部改修工事、
通信指令システム及び庁舎非常用発電設備の老朽化に伴う非
常用発電設備更新事業、熊野川町赤木地区に整備する
緊急ヘリポート整備事業などであります。 194ページをお願いします。 10款教育費は15億9,209万6,000円、2,177万1,000円の増となっており、1項教育総務費、2項小学校費、3項中学校費、4項幼稚園費、5項社会教育費、6項保健体育費であります。 主な事業では、少人数学習や不登校などへの対応を図る
教育活動支援プログラム事業、群馬大学の片田研究室の指導を仰ぎ進めている
学校防災教育推進事業、幼稚園から小学校4年生までへの
外国語教育推進事業、学校再編により廃校となった校舎等を解体する旧
丹鶴小学校解体事業、また中上健次氏の生誕70周年を記念し、演劇「日輪の翼」公演を開催実施するための
熊野大学補助金、老朽化が著しく適切な保存修理等を行っていく重要文化財旧
西村家住宅保存修理事業、また建設地となる市民会館の解体工事等を行う
文化複合施設整備事業、そして第5回開催となる新宮・
那智勝浦天空ハーフマラソン大会負担金などであります。 238ページをお願いします。 11款公債費は27億4,603万7,000円、3億277万8,000円の増で、その要因は平成24年度借り入れの
小学校統合校整備事業の過疎債など元金償還開始によるもので、1目の元金は、財政融資資金・市中の銀行等、長期債の償還元金301件、2目の利子は1目と同様、
財政融資資金等からの長期債に係る利子366件分と一時借入金に係る支払い利息の見込み計上であります。 240ページをお願いします。 12款予備費は前年度と同額の500万円であります。 以上が歳出であります。 続きまして、歳入でありますが、前に戻っていただいて12ページをお願いします。 2歳入、1款市税は総額30億6,347万3,000円で、前年度比0.7%の減であります。個人市民税は所得割等の減、法人市民税は法人税割の改正による減を見込み、固定資産税は新築家屋等による増、軽自動車税は税額改正等による増で、また市たばこ税は前年度収入見込みによる減を、入湯税は前年度収入により増見込みであります。 14ページをお願いします。 下段の2款地方譲与税は総額8,950万円で、
地方揮発油譲与税及び
自動車重量譲与税は減収を、特別とん譲与税は増収を、それぞれ実績等により見込んでおります。 次に、16ページをお願いします。 3
款利子割交付金、4
款配当割交付金、5
款株式等譲渡所得割交付金は、地方財政計画と実績見込みにより前年度と同額の計上であります。 6
款地方消費税交付金は、
地方財政計画等をもとに8,000万円増の5億8,000万円に、7
款自動車取得税交付金は、地方財政計画と実績見込みにより、前年度と同額であります。 8
款地方特例交付金は、個人住民税における
住宅借入金等特別税額控除の減収補填措置分で、前年度と同額の計上であります。 9款地方交付税でありますが、普通交付税については、合併算定替分の縮減開始などの減要因はあるものの、過疎債等の償還算入分の増要因と前年度実績からの算定見込み等により5.2%増の51億円を見込み、特別交付税は前年度と同額の10億円で、総額では4.3%増の61億円の計上であります。 次に、18ページをお願いします。 10
款交通安全対策特別交付金は、前年度実績等により390万円の見込み計上であります。 11款分担金及び負担金は、総額で1億5,609万3,000円を見込んでおり、その主なものは
老人ホーム養護者等負担金と
保育所利用者負担金であります。 12款使用料及び手数料は、総額で2億6,288万6,000円を見込んでおり、主なものは住宅使用料と清掃手数料で、新規では昨年12月に開設した公衆浴場なぎの湯の公衆浴場入浴料を計上しております。そのほかの内訳は、1項1目総務使用料から22ページの2項5目消防手数料まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 22ページをお願いします。 13款国庫支出金は総額24億1,762万5,000円で6,803万7,000円の増となっており、主な要因は、低年金受給者へ支援を行う
臨時福祉給付金給付事業補助金の
民生費国庫補助金であります。そのほかの内訳は、1項1目
民生費国庫負担金から26ページの3項3目土木費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 26ページをお願いします。 14款県支出金は総額で10億9,486万3,000円、7,851万3,000円の減となっております。主な要因は、前年度の
緊急雇用創出事業の
商工費県補助金及び
中学校太陽光発電設備、
国体運営交付金の
教育費県補助金などの減であります。また、内訳につきましては、31ページの3項1目5節
統計調査費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 30ページをお願いします。 15款財産収入は総額4,242万円で、主に
土地建物貸付収入であります。 最下段の16款寄附金は総額1,800万3,000円で、33ページにかけてですが、主には
ふるさと納税寄附金と一般財団法人化に伴う新宮徐福協会及び熊野川町ふれあい公社からの寄附金であります。 次に、32ページの17款繰入金は総額で6億6,731万6,000円、3億4,383万8,000円の増であります。主には、基金繰入金で起債償還財源としての減債基金、地域振興基金では交流促進施設さつきの運営管理費へ、また庁舎建設事業への庁舎建設基金、育英奨学金制度への育英奨学基金、
消防庁舎内部改修工事や旧
丹鶴小学校解体工事などへの
合併市町村振興基金で、その経費の一部財源として繰り入れを予定するものであります。 18款繰越金は1,000円の計上であります。 19款諸収入は総額2億6,406万4,000円、1,898万3,000円の減となっております。主な要因は、北山村消防事務委託料及び
小・中学校給食費負担金などの減であります。また、内訳につきましては、36ページの4項5目過年度収入まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 36ページをお願いします。 20款市債は総額34億2,120万円、3億8,200万円の減であります。各事業に充当した起債ですが、
過疎対策事業債が12億9,170万円、防災対策などの緊急防災・減災事業債が3億9,130万円で、合併特例債については、庁舎建設事業と
公園等整備事業で合計11億1,490万円を予定しております。 以上が歳入の内訳であります。 次に、6ページをお願いします。 第2表債務負担行為でありますが、最初の地方公会計関連業務は、公会計制度に基づく統一基準の財務諸表を策定していく業務を本年度から2カ年で行うことから、本年度予算計上分を除いた残りの金額を限度額として計上するものであります。 次の
日足地区避難路設置工事は、熊野川町日足の神丸団地から中学校の裏手、小学校へ抜ける避難路整備で、本年度から2カ年にわたり工事を要するため、本年度予算計上分を除いた残りの金額を限度額として計上するものであります。 次の重要文化財旧
西村家住宅保存修理事業は、老朽化著しい旧西村家住宅の適切な保存修理等を行っていくため、本年度から3カ年をかけて行うことから、本年度予算計上分を除いた残りの金額を限度額として計上するものであります。 次に、7ページをお願いします。 第3表地方債でありますが、退職手当債ほか26件で、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりであります。なお、限度額の合計については34億2,120万円であります。 以上、簡単ではありますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 以上で、議案第1号の説明を終わります。 本案について質疑に入ります。 質疑につきましては、これを分割して行います。 まず、第1条歳入歳出予算から行います。 まず、歳出1款議会費40ページから2款総務費85ページまで質疑を行います。 8番、辻本議員。
◆8番(辻本宏君) 55ページの8なんですけれども、これ協働のまちづくり構想推進事業というのがあるんですが、これはどういった構想をつくる事業なんでしょうか。というのは、以前、田岡市長が協働のまちづくり推進委員会かな、それをつくって、一度その事業をメンバーをやめて解散するというふうになってるんですけど、その事業はまだ続けられてるんでしょうか。まず、どういうふうな中身のものなんですか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) これは主に中身としましては、講演会の開催であったり、ボランティア活動センターへの取り組みに参加とか、そういった中身の内容でございます。
◆8番(辻本宏君) 協働のまちづくりというふうな名前というか、それが継承されてるというのは、いいことなんか悪いことなんか、ようわからんですけど、そこら辺ちょっと理解できないところがあります。こういうふうなところ、ちょっと名前変えられてもええんちゃうかなと思うんですけど、一旦終了したような事業ですから。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) みんなの協議会のことを言ってられるのかと思いますが、協働に関する取り組み、これはもう不変でありまして、それはもう市として、これからも取り組んでいく。
◆8番(辻本宏君) そうですか。私自身は、そのみんなの協議会というのが協働でやるというふうなことを頭にこびりついてるものですから、それとイコールかなと思いました。 あと同じページの10番総合計画策定関連経費なんですけど、これは平成30年から10カ年の計画をつくる準備段階だと思うんですけど、ここで審議会委員報酬費というのが出て、まだこの委員は決まられてないんでしょうけど、これどういうふうな決め方をされるんかな。
◎企画調整課長(新谷嘉敏君) 平成30年度からの第2期総合計画については、今、制度設計の最中でございます。来年度予算に計上させていただいてるのは、あくまでも前回並みの予算で計上させていただいております。そういった中で、審議会委員の条例というのは、まだ現在条例にございますので、そういったことも踏まえまして審議会を立ち上げてしていく場合の一応報奨金ということで挙げさせていただいてます。詳細につきましては、平成28年度始まってから全体のスケジュールを見る中で、この平成23年に地方自治法が改正になって、基本構想の議決化ということは義務から外されておりますけども、そういったことも含めまして、全体の枠組みを整えまして、その後、総括作業から新しい計画策定に向けた作業を進めていきたいというふうに考えております。
◆8番(辻本宏君) 事務局当局の計画が持たれているんでしょうけど、どっちにしても新年度始まってから審議会の委員って決めるんでしょう、そのルールにのっとって。というのは、気になるのは、ほかの議員の皆さんも言ってるんですけど、同じ人に偏ってしまうという傾向があるんじゃないか。一応、その基準というのがルールで決められてるんでしょうけど、やはりその人というのが、この総合計画つくるの、かなり左右すると思うんです、その総合計画だけにかかわらず。ですから、その一つ一つのルールはあるんでしょうけれども、今までと違った人を委員として選ぶとか、そういうふうな工夫をしていかないと、また、よく似た同じようなものが、形骸化した同じようなものが出てきてしまうという可能性が大きいですから、そこら辺お願いしときたいんですけれども。
◎企画調整課長(新谷嘉敏君) 市のまちづくりするに当たりましては、各界の代表者に意見を聞くということにおきましては、他の計画も同様でございますが、議員御指摘のとおり、ある一定の各界の方に偏ってしまうという傾向はあるかと思いますが、その辺も御指摘の件も踏まえまして、また内部で十分協議した後に委員の選定のほうについても検討していきたいというふうに考えておりますので、もうしばらくその辺の全体的なことも含めましてお時間をいただきたいと思います。
◆8番(辻本宏君) よろしくお願いします。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 2番、並河議員。
◆2番(並河哲次君) まず、51ページの地方公会計関連業務なんですけども、統一基準の財務省がつくるということで、委託料900万円で、債務負担行為のとこにもまた平成29年度の分も載っていたと思うんですけども800万円、これは市として今後使っていく財務諸表になると思うんですけど、委託ということでどういうところに委託するんでしょうか。
◎財政課長(小谷充君) これも平成28年度に入ってから業者のほうへ委託していくわけですけども、今のところ入札で実施していきたいと思っております。ただ、この業者に関しましては、コンサル並びに会計事務所等々になってくるのかなというふうには思っています。
◆2番(並河哲次君) 監査法人とかも含めて、そういったとこですか。
◎財政課長(小谷充君) はい、そういう部分も含めていきたいと思っております。
◆2番(並河哲次君) はい、わかりました。 次に、53ページの公共施設等総合管理計画策定事業なんですけども、昨年も委託ということで平成27年度600万円で、平成28年度280万円で委託ということなんですけども、平成二十六、七、八年国が補助を出して、全国の自治体でやってると思うので、実際、国のページとか見ても、もうかなりたくさんの自治体の事例がはっきりと出てきているのかなと思いまして、ある程度そのデータさえそろえば、それらをまねしてつくるということができるもんじゃないのかなと思うんですけども、これは委託しなければできないというものですか。
◎財政課長(小谷充君) もう既に業者の方へ委託して、平成27年度と平成28年度の2カ年で、今、策定業務を依頼しているところであります。議員おっしゃいますように、他の先行自治体を参考に自主制作できるのではないかということではないかと思うんですけれども、これに関しましては、やはり膨大な資産等の把握、そしてそれに基づいた将来の施設のあり方という形の部分では、かなりの業務量がありますので、そういった点でやはり委託を業者に依頼して行っていっているという現状でございます。
◆2番(並河哲次君) かなりの業務量ということなんですけども、その中で、全員協議会の中でもちょっと質問の中で答えがあったと思うんですけども、個別の施設に関してのただ計画をつくるものではないと、全体的な指針というか方針を書くものですということなんですけども、自治体によってはかなり具体的な、もう施設を羅列して判定1とか判定2とかいったような感じで、建物の性能・活用ともに標準以上の施設とか、建物・性能は劣るが活用度が高い施設とか、建物・性能はすぐれているが活用度が低い施設とか、その中では括弧でその点数を決めて、その点数に基づいて、今後どういうふうにしていくかを決めていくということを、もうこの総合管理計画の中で書いてあるんですけども、こういった個別施設を点数化して、今後の管理を決定していく指針にするというようなところまではやるということでいいんですか。
◎財政課長(小谷充君) 各団体によっては、そういう細かな、各施設についての評価というか判断をしているところもあると思います。現在、市のほうで考えているのは、個々の施設の現状、そして将来に向けての環境等もありますので、一概に点数、指数化して客観的な形で廃止とか統合とかしていく部分においては、まだまだ検討を要する部分があるのかなというふうには思っておりますので、これでつくって終わりということではないと思いますので、引き続いた形でそういう検証もしながら、公共施設のあり方というところを考えていきたいというふうには思っております。
◆2番(並河哲次君) 今回やっぱり平成27年、平成28年と合わせて800万円を超えるお金を使う中で、個別には、膨大な量ということで、だからこそ委託するという話なので、膨大な量をやっぱりある程度きちっと後から使える指数も出してやらないと、委託してざっくりとした全体的な指針を出しましただけでは、何のためにこの計画を800万円以上のお金をつくってやるかというとこもかかわってくると思います。 今後、この計画というのはどういうふうに活用をされるんですか、この策定した計画というのは。個別の計画というところにまた落とし込んでいくものではないんですか。
◎財政課長(小谷充君) まずは、これまでも申し上げておりますとおり、施設類型ごとの方針を定めていくといった中で、当然個々の施設のあり方というのは、検討しなければならないことは出てくると思います。そういった中で、この管理計画策定をもとに、そういった個々の部分の施設についてのあり方というところも検討していくということであります。
◆2番(並河哲次君) その個々の施設の計画というのを、また今後つくるということは義務づけられているんですか。
◎財政課長(小谷充君) 国のほうとしては、まずはその施設類型ごとの方針を定めた計画をつくりなさいというところでありますので、それをつくった後においては、個々の部分に入っていく場合もありますし、それで終わっていく部分もあるのかなというふうには思いますけども、現在においては、まずはその施設類型、大きな分類の中での計画をつくって完成させていきたいというふうには思っています。
◆2番(並河哲次君) やはり今後、個々のものをつくるかどうかというはっきりとしない中では、今回の計画の段階で細やかなものをつくっていくべきかなと思います。国のほうの策定していくに当たっての指針の中では、議会とも策定の段階から話をしてということで書いてありますけども、これについて、全員協議会の中では固まってから説明するという話で、まち・ひと・しごとの総合戦略のやつも、ほとんどもう最後の最後のタイミングになっての説明、実質的にはもうその説明という感じで、議会がかかわったとはなかなか言いがたいものだと思うんですけども、そういった形を全員協議会の中での説明だと思ったんですけども、この総合管理計画の策定について、しっかりと議会に対して策定の段階の中でやっぱり意見を交換しながら、情報提供をやっていただきながら策定していただきたいと思いますが、そういうふうに国の指針にも書き込まれていますが、その点はいかがでしょうか。
◎財政課長(小谷充君) 議員おっしゃいますとおり、そのような形で示されております。現在、庁内における策定管理計画委員会のほうで取り組んでおりますので、その点、議員おっしゃる点も踏まえまして、委員会の中で議論をしていただいて、取り扱っていきたいというふうには思います。
◆2番(並河哲次君) はい、ぜひお願いします。 次に、同じく53ページの立地適正化計画策定事業についてなんですけども、これは市として、もう都市再構築戦略事業で定められているものということなんですけども、はっきりとコンパクトシティを進めていくという計画をつくりますというものだと思うんですけども、市はその中で、今、道の駅もつくろうと、中心市街地とは別のところにつくろうという計画も進められていると思うんですが、市として、地域の住民の方に、これは区域の設定や住民の合意形成も行って、この立地適正化計画策定事業を進めるということなんですけども、市としてコンパクトシティを進めて計画をつくりますと言いながら、全くコンパクトシティじゃない部分も同時に行っていくというものを、住民の方への合意形成の中ではどのように説明されるのでしょうか。
◎企画調整課長(新谷嘉敏君) 立地適正化計画でいう住民合意形成というのは、あくまでもその対象地域の方に、居住誘導区域、都市機能誘導区域の線引きに当たっての理解を求めるためのものであると考えております。また、対象外のエリアの活性化等につきましては、現在のままでいいかといいますと、決してそうでなくて、道の駅につきましては、中心市街地から離れておりますけども、市内全体がいろんな形で今後地域活性化に向けた取り組みもまちづくり等やっていかなあかんという中では、中心市街地の部分だけの施策であってはならないと思っておりますので、また広角の用地につきましては広大な土地でありますし、これまでも説明しておりますように、非常に防災面でもすぐれた土地でありますので、ここを、今、国交省と予備調査ということでやっておりますけども、間もなくいろんな形でまとまってくると思いますので、その辺も踏まえまして今後の展開を考えていきたいと思っておりますので、総合的にまちづくりを進める観点では、立地適正化計画のコンパクトシティの考え、プラスやはり市内全体が潤っていくような計画でないといけないというふうに考えております。
◆2番(並河哲次君) 立地適正化計画というのが、実際にそれをつくらなければ、コンパクトシティという考えがこの立地適正化計画を策定するに当たって定めなければならないエリアだけの考え方であっていいものではないと思うんです。こういう事業なので、このエリアでコンパクトシティでこの計画をつくれば交付金はもらえるので、そこだけコンパクトシティとして考えますという形、そういう趣旨の事業ではないと思います。本当に今後どんなふうに市として財政が厳しい中でやっていくかというところだと思うんで、ぜひこうやればいいという部分だけじゃなくて、その事業の趣旨をきちっと踏まえた中で進めていただきたいです。 次に、59ページになるのかちょっとあれなんですが、新宮市のサーバー関係の予算というのはどこになりますか。
◎情報管理課長(宇井淳君) サーバーというか、情報のやりとりをするところですか。
◆2番(並河哲次君) 情報を保存している場所ですかね。
◎情報管理課長(宇井淳君) 基幹系の住民情報とか税情報というは、TKC、栃木県にあります計算機センターにバックアップをしてます。それと行政局へもバックアップはしてます。この中間サーバー・プラットフォーム利用者負担金、これにつきましては、国のほうで今マイナンバー施行に向けて構築してます中間サーバーというのがあるんですけれども、これに対する負担金として国のほうに納める負担金です。
◆2番(並河哲次君) 市として、例えばホームページとかを持って、そこでホームページもそのサーバー上に置いたりしてると思うんですけども、それ自体の予算とかというのはどこになるんですか。ちょっとそういうふうには分けられてないんですか。いろんな市のデータをそこに置いてあると思うんですけども。
◎企画調整課長(新谷嘉敏君) ホームページの部分につきまして言いますと、ホームページにつきましては、広報費のほうで上げておりますが、市の全体的なサーバーと別に、株式会社コムというとこのサーバーを利用させていただいておりますので、そこに対する使用料を、年間ページ数を定める中で支出してございますので、市の全体のサーバーとちょっと切り離して、市のホームページは別のほうのサーバーを利用させていただいているということがございます。
◆2番(並河哲次君) そのコムというとこなので、そっちを利用させていただいているのかなと思うんですけども、そちらは例えば災害とかがあって、すごくホームページの閲覧とかが集中した場合に落ちたり、見れなくなったりということは大丈夫なようになってるんでしょうか。
◎企画調整課長(新谷嘉敏君) 通常の予算で計上させてもらってる部分につきましては、通常のサーバーの使用料と、また通常の管理運営というようなことで支援いただいております。不測の事態につきましては、どの程度耐えられるかというものにつきましては、ちょっと今、把握してございませんが、大きな災害、予期せぬ災害になったときに、どの程度耐えられるかというのはちょっとここでお答えできない部分ありますが、予算上のものにつきましては、年間の管理運営費とちょっとした変更等、御支援、指導をいただく部分の予算の計上となってございます。
◆2番(並河哲次君) やっぱり災害のときとかに、ふだんとは全く違うアクセス数になって、そのサーバーが耐えられなくなって一番大事なときに見れなくなるというようなことが、自治体によっては起こっているようで、その辺、近畿大学がこの間サーバーをAWSというアマゾンウエブサービスというサービスに切りかえて、それはサーバーの負荷が変わっても、それに対して向こう側で対応してもらえて、その分課金されるという、そういうシステムらしいんですけども、その辺も一番大事なときに見れなかったら意味がないと思いますので、また研究していただきたいと思います。 次に、61ページの
復興祈念公園整備事業なんですけども、これが平成28年度は1億1,200万円、昨年は予算で1億1,960万円ですか。日足避難路とあわせた事業だと思うんですけども、ことしは日足避難路については債務負担行為ということで書いていただいているんですが、平成29年度分の、この祈念公園に関しては平成27年、28年という事業なんですけども、去年のほうには書いていなかったんですが、なのでこの公園、実際に係る全体事業費がわかりにくい状態になっていたと思うんですが、去年、ことし、平成28年かかってくる部分が書かれていなかったのは、何か理由があったんでしょうか。
◎熊野川行政局長(伊藤順司君) 単年度事業で実施しておりました。
◆2番(並河哲次君) 単年度事業で実施しているものはほかにもあるとは思うんですけども、やはり大規模な事業に関しては、たとえ単年度事業で挙げてきたとしたとしても、やっぱり全体の金額というのは、庁舎もそうだったと思うんですけども、丁寧に議会のほうには知らせていただきながらやっていたはずで、この復興祈念公園だけじゃなく、日足避難路も含めてなんですけども、そこは単年度予算でやっていたのでということであっても、これが公園だけで2億3,000万円ほどかかってくるということは、昨年の段階ではわかりにくいところがあったと思いますので、やはりこういった予算の出し方というのはよくない形だと思います。すみません、これ質疑なので、ちょっとまたやり方を考えないけないんですが、まずこの復興祈念公園に関しては、日足地区避難路と別で予算計上をされていて行われているんですけども、復興祈念公園単体のそもそも最初の設計の予算計上というのはなかったんですけども、これは日足避難路の設計のほうで一緒に設計が行われたというふうに理解していいですか。
◎熊野川行政局長(伊藤順司君) 切り取り工事等、造成工事等につきましては、日足避難路の中の設計でございます。
◆2番(並河哲次君) 公園分の設計が行われた予算というのは、いつの予算ですか。
◎熊野川行政局長(伊藤順司君) 切り取り工事等につきましては、日足避難路の設計のときにやっておりますので、平成26年だと思います。
◆2番(並河哲次君) 日足避難路の測量調査設計の予算は、平成25年計上で平成26年に繰り越しという形になっているんですけども、そうするとこの中で復興祈念公園の部分の設計も行われた、全部ではないと思うんですけど、切り取りとか祈念公園になる部分の設計も行われたということなんですけども、本会議とかの議事録を見ると、平成25年とか平成26年の避難路の、平成25年の測量調査設計の予算の説明の中で、公園の説明というのは、この時点でははっきりと行われていなかったような議事録になっているんですけども、そのあたり、どういった意図で平成25年の日足地区の避難路の測量調査設計、日足地区避難路のみで上げて、公園のほうには設計の予算は上げず、まとめると設計に関しては全部日足避難路のほうでやっているんですね、設計に関しては。でも、事業に関しては今回のように祈念公園と避難路を分けて事業として出しているんですね。これはどういった意図でこういうふうになっているんでしょうか。
◎都市建設課長(田坂豊君) 避難路と公園と一体的な整備の部分、いわゆる土台の部分でございます。ことし、平成27年度の今、事業着手している合併入札で実施しなければできないような土台の部分については、日足避難路の設計のときに同じくやっております。
◆2番(並河哲次君) 合併で入札しないといけない部分については、避難路のところでということなんですけども、その避難路の最初の設計のときに公園もセットでつくるための予算ですよという明示的な説明はありましたでしょうか。ちょっと過去にさかのぼる話なんですけども。
○議長(榎本鉄也君) 垣本建設農林部長。
◎建設農林部長(垣本裕也君) あくまでも、平成26年度の設計につきましては、道路、避難路、それに対する設計であって、それに含めた復興祈念公園の切り取り工事については一緒にそのときに設計はしております。ですけども、あとの遊具とかそういう施設関係については、そのときは一緒には設計を行っておりません。
◆2番(並河哲次君) そうしますと、遊具とか公園、今、公園の切り取りとかは避難路のときに行われたということなんですけども、公園の遊具などの今回の予算でつくることになる部分の設計というのは、いつ、どの予算で行われたんでしょうか。
◎熊野川行政局長(伊藤順司君) 平成27年度の手数料の範囲内で設計しました。
◆2番(並河哲次君) はい、わかりました。
○議長(榎本鉄也君) 並河議員、15分程度休憩入れたいと思います。 質疑中ですが、15分程度休憩いたします。
△休憩 午前10時59分
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△再開 午前11時14分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 2番、並河議員。
◆2番(並河哲次君) 去年にも議員説明会いただいたと思いますけども、そのときのものでも大丈夫ですので、復興祈念公園と避難路に係る総額をもう一度お知らせいただいてもいいですか。総額と内訳というか、公園にこのぐらい、避難路にこのぐらいということで。
◎都市建設課長(田坂豊君) たしか去年の12月15日に議員説明会で避難路と公園のことについては説明をしております。 まず、避難路でございますけども、平成26年度に一部工事をやっております。これが3,400万円程度の工事になります。平成27年度として合併入札で、公園と避難路と一緒に入札しております。それの合計金額が1億2,582万円となってございます。それに引き続きまして平成28年度は、この新年度予算の計上どおりでございます。
◎熊野川行政局長(伊藤順司君) 去年の12月に議員説明会でさせていただきました。そのときには、平成27年度入札分でございますが7,080万円ほどと、平成28年度は概算予算として1億3,300万円、平成29年度は9,700万円というふうに説明させていただきました。ただ、平成28年度は当初予算で上げているとおり1億1,200万円でございますので、約2,000万円ほど減ってきますので、大体2億8,000万円から9,000万円程度になると思います。
◎都市建設課長(田坂豊君) すみません。先ほどの避難路の補足説明でございますけども、避難路の総事業費は概算でございますけど約4億5,000万円ほどを考えてございます。
◆2番(並河哲次君) 公園のほうで2億8,000万円か9,000万円ほどで、避難路のほうで4億5,000万円ほどということで、7億3,000万円とか4,000万円とかいうことなんですけど、公園のほうは平成29年度も予算があるんですか。
◎熊野川行政局長(伊藤順司君) 9,700万円ほど概算で見込んでございます。それは、フェンスの設置であったり緑化する予定でございます。
◆2番(並河哲次君) 今回は、それも特に債務負担のほうには入れずに、また平成29年度にそういうふうにしてやりますということなのかなと、今わかったんですけども、ちょっと債務負担にするときとしないときの差が余りわからないんですが、今回、6ページのほう、ああそうか、これは違うのか、今まだここじゃないですね。ちょっとこのときにまた聞きます。 総額で7億円ちょっとかかるということなんですけども、これが平成27年度の当初予算の審議のときとかには、全然この総額というのが見えなかったので、去年説明会を開いていただいたと思うんですけども、やっぱり7億円を超えるともいう事業のスタート時点で予算がわからない、全体がわからないままに、説明がないままに進んでいくというのは非常に問題がある部分かなと思います。また、避難路の部分とか債務負担行為の部分でもお聞きしたいと思います。
◎熊野川行政局長(伊藤順司君) 公園のほうの概算でございますけれども、平成27年度の当初予算のときに全くの概算でございますけれども、3億円程度かかるということは言わせていただきました。
◆2番(並河哲次君) ああ、そうですか。それは本会議の説明の中でですか。
◎熊野川行政局長(伊藤順司君) 全員でされました予算委員会でございます。
◆2番(並河哲次君) わかりました。ありがとうございます。また確認したいと思います。 次に、67ページの庁舎建設事業と新庁舎移設等関連経費なんですけども、庁舎のほうが新しくなるんですけども、全体の毎年の経常経費としては概算で3,000万円ぐらい今よりも多くなっていくかなというところで、それは電気代の上昇とかで仕方がない部分があるという、全員協議会の中でのお話だったんですけども、ただ、市全体も電気代上がって、市全体も入ってくるお金が多くなりますという話ではやはりないので、庁舎のランニングコスト、経常経費が膨らむということをどこで吸収していくのかなということを思うんですが、この庁舎建設の中で、その経常経費は大きく膨れてしまうと、これまでよりも、それにどう対応していくかという話、議論はありましたでしょうか。
◎総務課長(小西儉弥君) ランニングコストの件なんですけども、現在、電気料金等につきましては、県庁が新電力会社とかに参入している県もございます。そういった面では、新庁舎に移った場合にそういうことも考えて電気代等を抑えていきたいと思っております。
◆2番(並河哲次君) 電気代の影響が全部じゃなかったと思うんですけども、トータルで抑えていくというところの議論というのは、その電気代の部分だけだったですか。新庁舎になるけれども、コストは上がっていくというところに対して、全体の財政が厳しい中でどういうふうにしていくのかという。
◎総務課長(小西儉弥君) 委託料等に関しましても、そういう部分では何とか軽減したいというふうには考えてございます。例えば、今、電話交換業務とかを別個にしてるんですけども、そこらも含めて新庁舎に当たるときにはなるべく軽減したいという思いはございます。
◆2番(並河哲次君) 本当に今設計中の複合施設のランニングコストなども含めて、今、議論し直している、そういったランニングコストという側面からいろんな議論が起こっているところだと思いますので、庁舎もやっぱり同じことが問われてくるのかなと思います。 次の新庁舎移設等関連経費が職訓センターから、また新しく建ったところに戻ってくるということだと思うんですけども、職訓センター、利用をまだこれから考えていくということだったんですけども、職訓センターのあとどのぐらい使えると考えてるかだけ確認してもいいですか。
◎総務課長(小西儉弥君) 現在のところ、まだ使えるという判断をしているんですけども、あとどのぐらいというのはちょっと。
◆2番(並河哲次君) 新築する建物は一定50年とか60年とか、このぐらい使おうということで建てると思うので、職訓センターも建てたときは、ある程度その目安というのは持って建てたのかなと思うんですけども、いつまで使えるかわからないという形では建てないと思うんですが、1980年代前半ですか、建てたのが、というところから考えると、あと20年ぐらい頑張ったら使えるというふうに考えるんですか、それとももっと短いですか。
◎総務部長(上路拓司君) 職業訓練センターは雇用促進事業団が1982年に竣工したと思っております。それから、現在まで耐震補強等も行っておりません。これから何十年使い続けるんであれば、またそういう観点からの精査も必要になってくると思います。現時点では総務課長申し上げましたように、まだ決まっていないのが現状ですので、長い年月使い続けるのであれば、それなりの整備費がかかります。それの費用対効果で考えることも必要かと思いますので、現時点ではまだ未定ということでございます。
◆2番(並河哲次君) その引っ越しで5,000万円ほど使う中で、向こうの中を一部撤去したり、中がまた変化するところもあると思うので、またしっかり引っ越しのお金も無駄にならないように、この後にどうやって使っていけばというのを見きわめた中で引っ越しというのもできれば、生かしていける設備とかもあるのかなと思いますので、早急にどういうふうに利用していくかというところを考えていただきたいと思います。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 11番、濱田議員。
◆11番(濱田雅美君) 79ページの住宅耐震診断事業についてなんですけれども、これは前年度申し込み件数ってどれぐらいあったんでしょうか。
◎防災対策課長(西利行君) 住宅耐震診断の事業ですが、平成27年度につきましては、耐震診断10件の申し込みがございまして診断しております。
◆11番(濱田雅美君) あとこれは国と県の補助制度があると思うんですけど、割合的にどれぐらいの補助が出ますでしょうか。
◎防災対策課長(西利行君) 耐震診断は無料で診断させていただいてます。1回の診断料が4万4,000円ということで、和歌山県の建築士会のほうに委託させていただいてます。この4万4,000円の内訳なんですが、国が2分の1、あとは県・市がそれぞれ4分の1ずつの負担でもって支出という格好になってます。
◆11番(濱田雅美君) ありがとうございます。 次の住宅耐震改修事業補助金のほうなんですけども、これも申しわけないんですけど、本年度改修工事で7件、耐震シェルター設置工事が3件予定となってますが、前年度はどのような件数になってますでしょうか。
◎防災対策課長(西利行君) 耐震改修業務のうち、建物の改修は平成27年度2件でございます。耐震ベッドシェルターは2件の枠の中で2件の申し込みがございまして、2件設置という格好になっております。
◆11番(濱田雅美君) ありがとうございます。 これも補助金制度はどのような形になっていますでしょうか。
◎防災対策課長(西利行君) 耐震改修事業のうちの建物については、最高改修費用の3分の2補助をさせていただいてまして、平成27年度で言いますと、国・県、それから市の負担分、それから国の耐震補強の加算分というのがございます。それで最高限度額で145万円、1件当たりです。耐震ベッドシェルターにつきましては、やはり3分の2の補助でございまして、補助限度額26万6,000円ということになっております。
◆11番(濱田雅美君) ありがとうございます。 恐らく全部が全部の住宅が対象にはならないとは思うんですけれども、よい事業だと思いますので、これからも推進お願いしたいと思います。 あと次に、地震ハザードマップ作成業務なんですけれども、こちらのほうは先日の全員協議会のときにも御説明いただいたんですけれども、全戸配布ではないということなんですけど、この500万円余りの予算というのは大体作成部数としてはどれぐらいの部数をお考えでしょうか。
◎防災対策課長(西利行君) 今回、この地震ハザードマップにつきましては、全戸配布という形はとらせていただいてはないです。従来ありますような出前講座等々、そういう部分で活用させていただきたいなとは思っております。必要であれば、こちらのほうでプリントアウトさせていただいて、支所関係、あと行政局関係の窓口で置かせていただきたい。必要あれば配布もさせていただきますけども、原則として印刷代というのは含まれておりません。そういう作成業務に関する委託経費という格好になっております。
◆11番(濱田雅美君) これは作成業務だけの予算ということで。
◎防災対策課長(西利行君) はい、そうです。作成業務プラス広報的にいいますとホームページの掲載、そういう部分の作成の関係の経費でございます。
◆11番(濱田雅美君) ではそれを印刷物にしようとするのは、もう各課でプリントアウトするということでしょうか。
◎防災対策課長(西利行君) ホームページでも見れますし、プリントアウト御希望でございましたら、防災対策課のほうでプリントアウトさせていただくような格好になるかなと思います。
◆11番(濱田雅美君) では、出前講座に行っていただくときには、それをプリントアウトしたものを幾つか持って説明していただけるということですね。
◎防災対策課長(西利行君) そうです。出前講座等々でお話しさせていただくときには、プリントアウトプラスプロジェクターで投影するとか、そういう格好になるかなと思います。
◆11番(濱田雅美君) はい、わかりました。ありがとうございます。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 14番、田花議員。
◆14番(田花操君) 53ページの先ほどの立地適正化計画策定事業の質疑がありましたけど、これは本来中身を聞いてると、企画調整課いうよりも都市建設課が担当する話じゃないかなと。この中に都市計画審議会委員の報酬、本来、企画調整課って都市計画審議会の所管課じゃないのに委員の報酬を取ること自体もおかしいし、よその町は都市計画担当がやりやるんじゃないんか。うちは、何でもかんでも企画調整課が取っていって、その後、計画つくって、結局は事業化のみはめて、こんなの話聞くと、コンパクトシティというのを都市計画マスタープラン読んだある。ここへ都市計画がはっきりコンパクトシティのまちづくりを進めるいうて、都市計画マスタープランでやで、都市計画の担当役割ですいうてうたってあるのに、企画調整課がまたこれ、都市計画知らん言うたら失礼やけど知らんのに。その辺、何かこう。
◎企画政策部長(向井雅男君) 御指摘の点、よくわかりますが、この立地適正化計画のきっかけとなりましたのが、御存じのとおり、都市再構築戦略事業であります。その中で、庁内でしっかりと企画部門と都市計画部門とタッグを組みながら、そして、関係所管も入りながら一緒に進めていただくと。当然、都市計画審議会のほうにも、都市計画マスタープランと密接な関係がございますので、そのかかわりも含めながら、これからしっかりとタッグを組んで、平成28年度の策定に向けてやっていきたいというふうに思っております。
◆14番(田花操君) 内容から見て、どんなことをするんなという説明のやりとりで、要するに都市機能誘導区域と居住誘導区域の設定をする。こんなのは、地域、地区で設定しようと思ったら都市計画しかできんわだ。企画でそんな法律あるか、ないやろうと思うで。都市計画で都市計画決定して、こういう区域設定して、そのためには住民の合意形成、全て都市計画法に基づいてやっていかなあかんのやから。何でこんなのまで企画調整課がとっていくんかなと思って。とられたほうの都市建設課、考え方、求めんけど。本当にこれ、よその町では絶対にこれはやったら、県下の市ら都市計画担当が多分やるやろう。企画調整課じゃわからん。都市計画法も読んだことは少しはあるんやろうけど、ほとんどないと思う。ぜひ、こんなに勇み足のような、そういうことをせんと、それぞれの役割のところへ回すべきやよ。
◎企画政策部長(向井雅男君) 役割を持って、今、進めております。当然、企画部分については、都市計画策定に係る事務的な行為、申請あるいは報告、相談を、県・国とやる窓口になることもあります。当然、技術的なことは都市建設課のほうに御協力いただいているというところでございます。
◆14番(田花操君) 結局は、どういうことをやろうかというのは、地域・地区、そういう土地利用計画を区域設定して誘導していくいうことやのう。その誘導していくのに、そういう都市計画案をつくるのは、都市計画担当しかわからん。例えば都市計画案、そういう地域・地区を設定していくのに案を、またこれあなたとこで調査したけど、今度またこっちで都市計画のほうで案の策定委託料いうの、また後日とっていくんやろう。そんな無駄なことをする必要ないと思いますし、よその町、1回、多分。この区域設定だけじゃないやろうと思う、コンパクトシティをしていくのには、インフラ整備も当然していかなあかん。そしたら、インフラになったら都市計画の担当の仕事やから、くどいようやけど、本当にちょっと、企画はそれ以外にやらなあかんこといっぱいあるやろう、総合計画とかいろんなのを。ぜひ、大事なことやけ、老婆心ながら。
◎企画政策部長(向井雅男君) 立地適正化計画は、まだ全国でもその策定を見たところがございません。平成28年度の年明けにやっと1団体がその策定をされたというふうに、つい先日伺ったところであります。その中で、決してこの誘導については法的拘束力はなくて、そういった誘導を持っていくという形の中で、都市計画区域のそういった誘導の地区を設けていくと。そして、都市計画区域に含まれていない、高田地区あるいは熊野川地区についても、当然この立地適正化計画の考え方の中には入れて、何らかの形で公共交通で結ぶ中でそういったことも入れていく必要があるかというふうに考えています。 こういった考え方は、当然、技術的な面、マスタープランと大きく関連してきますので、そういった考え方の主になるのは都市計画の担当だというふうには、当然僕らも考えておりますし、当然、一緒に加わった中でこの計画を策定していかなければならないということは、議員御指摘のとおり深く思っておりますので、その辺は何とかプロジェクトの中で、技術部門も大変事業もたくさん抱えておりますので、なるべく事務的なことは企画部門で助けられるのであれば、そういうふうな形でプロジェクトの中で進めていきたいというふうには思っております。
◆14番(田花操君) あんた、今、答弁したけど、その中で法的拘束力がこの都市再生の中で区域設定してもない。ないから、都市計画のほうで強制力がある法があるから、そっちへ委ねて都市計画審議会の中で議論しなさいということを義務づけられたあるのに、そこは都市計画法を読まないと理解できないし、部署が違うからしっかりした中身の議論というのはできんと思う。だから、都市計画法にはそういった強制力があるから、都市計画審議会を開いてまで、この計画をつくりなさいということをされているということで、強く重く、やっぱり思わなあかん。都市計画審議会の役かかるといったらどこかと言うたら都市建設課やよ。もう、これはこの程度にします。 次、61ページの行政局費の中で、平成28年度の地域おこし協力隊事業というの、これはどんなことをしてもらいやるん。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) 現在ですか。
◆14番(田花操君) いやいや来年度。現在じゃなくて、来年、この予算でどんなことをして。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) 来年度ですね、まず、現在、地域おこし協力隊1名雇用しております。その中で、現在は空き家を調査いたしまして、空き家の利活用です、定住政策ということで進めております。新年度では、農産物の栽培です。それをやっていこうと、加工、出荷事業まで持っていきたいと考えております。今、熊野川地域では休耕田を利用して農産物の生産を行っております。それにうまくのせられないかと考えております。
◆14番(田花操君) それは、そしたらふだんはもう自営業のような形で、もうフリーなのか、この人の身分。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) ふだんは自由ではありません。行政局の管理のもとで、こちらの指示のもとで動いてもらうこともありますし、年間事業計画立ってますので、その事業に沿って業務をやってもらっております。
◆14番(田花操君) この中で、報償金と委託料とあるけど、この区分けというのはどういうあれ。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) 報償費は年間200万円というのを定められております。これは、隊員の生活費になってきます。事業費、これが200万円。これが熊野川地域における地域の活性化ですね。いわゆる自分が今後やっていきたいことに対する事業費になります。
◆14番(田花操君) 1年間おって、1年間の報告、レポートのような、こういうことをしましたというような、そういう実績報告みたいなのはやりやるん。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) それはもう毎週、毎月とっておきます。それを見て、いろいろこちらのほうで指示を行っております。
◆14番(田花操君) 今、主に農作業をしてもらいやるって、その農作業の農地は誰の農地を使いやるん。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) 現在の隊員は、農作業ではなくて、空き家の対策です。空き家を調査して、どれだけ、もうその隊員は不動産業の免許も取得しております。それを通して定住政策に結びつけるかという研究です。それと、現在、空き家を借りまして、それを何とか農家、民泊とかゲストハウスにならないかというような活動をしております。来年度、農産物の栽培、加工、販売というような業務をやってもらおうと考えております。
◆14番(田花操君) そしたら、去年の暮れからことしになって1組の若い人らが篠尾へ来たわね。この人らも、この人が中へ入って来た人が、仲介して。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) 篠尾へ定住される方ですね。
◆14番(田花操君) 倉家さんとこの手前の家、平さんいう家へ来たんですね。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) そこら辺は、いろいろ地区の方とか、いろいろな動きがあったと思います。それから、行政局にいろんな移住のことを相談に見えられてます。ちょっとそこら辺はわかりかねます。
◆14番(田花操君) そしたら、来年は、今は空き家対策でかかわってくるやろ。来年も空き家対策は、農業のそういう栽培もやってもらうということ。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) そうですね。これは継続していく事業なので、まずは空き家のほうも継続してやっていきます。当然、定住政策というのは大事なのでやっていきます。とにかく隊員一人というのは、なかなか難しい面もあります。とにかく今やっている事業に対して、また、いいような作用を求めるような格好でやっていきたいと思います。
◆14番(田花操君) そしたら、来年一人分の費用が731万2,000円かかるということで理解していいか。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) 来年は2名分の報酬と事業費になります。
◆14番(田花操君) これが折半して三百五、六十万円ずつになるいうことやね。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) そういうことになります。来年度はちょっと議会の議決を求めてからなんですけど、応募しまして隊員が決まるまで若干ありますので、その分の費用になっております。来年は2名分の費用となります。
◆14番(田花操君) わかりました。 最後に71ページの徴税費の賦課徴収費のことでちょっとお伺いします。 今、固定資産税の納税の対象者というのは1月1日現在の所有者に対してということ。それで、その通知が4月1日以降の新年度の納税通知が全部される。それは1月1日現在で、所有者に対してしなさい。これは何に規定されている。
◎税務課長(平見仁郎君) 納税通知書の通知ということですか、それにつきましては、地方税法の中にうたわれてございます。
◆14番(田花操君) そしたら、勝手にそれを変えるということはできんか。
◎税務課長(平見仁郎君) 市独自でそれは難しいと思います。
◆14番(田花操君) それ、なぜ、私こういった質疑をするかというのは、1月1日現在の所有者に対して、4月以降、固定資産税の納税通知書が送られる。そしたら、その間に売買とか贈与とか相続とかで変わっても、ずっと新年度の翌年度の3月31日までの納期、納期は6月から1期ずっと年度超えてされる。1月1日現在の人の名前で送り続けられるんやの、払わなかったら。
◎税務課長(平見仁郎君) 法律上はもう1月1日現在の所有者に送るようになっております。
◆14番(田花操君) だから、1年を超えて、もう既に所有者の変わった人に対して、1月1日以降に変わった人に対して送り続けていく。送られたほうは、もう既に所有権が変わって名義も変わったあるのに払う必要ない。法務局も変わった。それでも送り続ける。私、そういう相談があって話に行ったら、1月1日現在のこれで納税通知書を出しなさいという形で、途中、その後変わっても、その年度はその方に送り続ける。だけど、送られたほうは払う必要ないから、所有権が変わったあるから。だから、滞納状態でずっと1年間経過している。50円プラスしてきよる。変わった人は払おうと思うけど、納税の幾ら払っていいやら通知が来ないから払えん。だから、所有権が法務局が変わったら、多分、法務局からここへ1カ月おくれぐらいで来ると思う。所有者変わりましたと。なぜ、法務局から来たときのその所有者に対して、1月1日の元の所有者から変わったあるんやから変えてあげて、税務事務とか賦課事務をしてあげられんのかという形でいるから、法が1月1日現在で、それなら条例で、うちはそういった対応をしますと。所有者がはっきり変わったということが確認できたら確認できた時点で、その人に課税を、案内を、納税通知をしていきますという形にしていけばいい話で、なぜそういうような、よその町はどうしやるんか私聞いてないけど、こんな矛盾した話はないと思ってね。
◎税務課長(平見仁郎君) 今、議員おっしゃることもよくわかります。いわゆる法律上は、先ほど言いましたように1月1日現在の所有者にどうしてもこの納税通知書を送る、そういう旨になっておりますので、そういう方もたくさんおられます。そういう方には当事者同士で、1月1日現在は私の名義だから私が税金を納めると、そういうお話を当人同士でしていただいて、そういうのがうちの中では、一応、相手の方にはお伝えしている、そういうふうな状況であります。 先ほど言われてました条例化云々とあるんですけど、そこら辺もほかの自治体のほうがどのような形にしているか、1回研究させていただきまして調査させていただいて、また、できれば検討したいと思ってます。
◆14番(田花操君) 長年こういうような矛盾したようなことをやってきて、当たり前のように税法で決まってあるからというようなやり方が余りにも実態に合わんし、だから、全国どういう対応をしやるんの、1回勉強して、多分もうこんな矛盾したやり方やるの、うちぐらいじゃないかなと思って、私は誤解する。だから、払おうと思っても払えない。既に前所有者は渡してしまったら払う義務がない。そこの1年余ってそういう状態が続いていて、元の所有者のところへ50円プラスした通知が積み重なっていきやる。市長、今言うたこと、わかってもらえるかな。
◎市長(田岡実千年君) 私の事例なんですけど、売買するときに、売るほうと買うほうで話し合いをしてやった記憶がございまして、そういうことが一般的なのかなとは思っております。
◆14番(田花操君) 双方が話し合いしていくというその前に、所有者が変わったら変えていくという、そういったやり方が今の時代必要なんじゃないかと。だから、ぜひ研究してほしいと思う。
◎税務課長(平見仁郎君) お話のほうよくわかりますので、あっちこっちの自治体のほうを1回調査させていただきまして、本当にそれができるかどうか、1回検討したいと思います。
◆14番(田花操君) はい、以上です。
○議長(榎本鉄也君) 質疑中ですが、午後1時まで休憩をいたします。
△休憩 午前11時57分
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△再開 午後1時00分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの田花議員の質疑に対し、平見税務課長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 平見課長。
◎税務課長(平見仁郎君) 申しわけありません。貴重なお時間をいただきます。 先ほど、田花議員より御質疑ありました固定資産税の課税に対する納税通知書についてでございますが、休憩時間に確認いろいろしましたところ、やはり、固定資産税につきましては、地方税法の規定によりまして、賦課期日が毎年1月1日現在の所有者に対して、一応固定資産を課税するとなっておりますので、その納税通知書をまた売買した方にというのは、なかなか難しいということなので、御理解いただきたいと思います。
○議長(榎本鉄也君) それでは、質疑を続けます。 杉原議員。
◆3番(杉原弘規君) 63ページの行政局庁舎管理費にかかわっての話なんですが、予算化するときに旧熊野川町の議場、ステンドグラスのあるところですね。あそこ、かなりもうごみ置き場言うたら悪いんですが、物置場になって、そのままになっておるという話聞いているんですが、一体この予算編成するときに、そういうこと発想として出てこなんだんかいなと。
◎熊野川行政局長(伊藤順司君) 庁舎完成するまでは、庁舎の荷物を置いていただいておりますので、庁舎完成後、全て荷物をこちらのほうへ搬出する予定でございますので、またそのときに考えたいというふうに思っております。
◆3番(杉原弘規君) そうすると、庁舎が完成すれば、あの物置が全部取り払われるということで、間違いないですね。
◎熊野川行政局長(伊藤順司君) 多分、そのとおりだと思います。
◆3番(杉原弘規君) そこでですよ、後どうするかなんですよ。とりあえずあの物置は取り払って、後の利用について、僕はこの予算上の中できちっと入れ込む、何でそういうことが出てこないのかなと、かねがね思っているんですが。 例えば、前回、極端な話で、結婚式場やとかいうようなことも言うたんですが、それだけではこだわらんと、老人向けの憩いのサロンの場にするとか、あそこまではこのくらいあったと思うんですよ。もうちょっと狭いかな、あんな立派なものを、みすみすああいうままで、物置でごった返しているような感じやと。写真持ってこうかな思たんやけど、そこまでするのは余り悪いと思って、それは控えたんですが。 それでも、市長、当局の皆さんは、やはりあそこの部屋、ステンドグラスもあれ泣いてますよ。あんな物置にしちゃって。立派なステンドグラスがあって、屋根も高いし、利用はいろいろできるはずなんですよ。何でそういうところへ予算を計上しないのか。ちょっと市長、1回その考え方を教えてください。
◎市長(田岡実千年君) 先ほど局長申しましたように、予定では1年後にはきれいになる予定でございますので、御理解いただきたいと思います。
◆3番(杉原弘規君) 物置はプレハブで上等なので、ぜひ、ほんまは2年間辛抱せんなんのかもわかりませんけども、今度新庁舎ができて、その後、ぜひそういう活用の場、何かの活用の場に使うということを約束しておいてください。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 続いて、5番、松畑議員。
◆5番(松畑玄君) 69ページ、賦課徴収費の3番の過誤納金還付金、これ1,500万円というのは、内容はどのようなものでしょうか。
◎税務課長(平見仁郎君) この部分につきましては、例えば法人市民税とか、確定申告及び固定資産税の賦課更正に伴って、例えば安く仮に、最初に課税した額より安くなるでしょう、そういうときの差額を還付したり、そういうためのいろいろほか、いろんな税があるんですけど、そのための一応過誤納金として、この予算を計上させていただいております。
◆5番(松畑玄君) 毎年やっぱり、結構な額いくんですか、1,500万円。
◎税務課長(平見仁郎君) そうですね。通常これぐらいの予算が必要となってきますので。 例えばもう1点挙げますと、国民健康保険税やった人が社会保険のほうへ移ったりしたときに、その差額をお返ししたり、そういう、例えばの例なんですけれど。
◆5番(松畑玄君) 次、6番の個人市民税システム関連業務委託料というのは、これ、どのような委託をされるのか。
◎税務課長(平見仁郎君) こちらの分は、現在システムを導入してやっているわけなんですけど、個人市民税の賦課業務の円滑を図るために、こういう年末調整や法定調書、あと確定申告の共同発送事業に係るものが、分担金を含めて、これだけ予算を計上させていただいております。
◆5番(松畑玄君) 何年かに1回システム改修していかなあかんのですか。
◎税務課長(平見仁郎君) システム改修は何年に1度じゃなしに、毎年ですので、いろいろデータの情報を入れかえしたりやってますので、これはもう何年に1度じゃなしに、通年であります。
◆5番(松畑玄君) 毎年これぐらいの額がやっぱり要ってくるわけですか。
◎税務課長(平見仁郎君) そのとおりです。
◆5番(松畑玄君) 次に、57ページの町内会長連絡協議会補助金についてなんですけど、138万9,000円、これ補助金の内容というのはどんなものですか。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) これにつきましては、新宮市内の町内会長連絡協議会と、あと熊野川町の区長会の補助金の2本立てであります。
◆5番(松畑玄君) 補助金の、どのような事業に使われたかとかいうのは。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) これは、町内会の連絡会の組織がございますから、協議会の。この中の運営費に充てております。
○議長(榎本鉄也君) 松畑議員、今の質疑は、所管の教育民生委員会で、ごめんなさい。 以上ですね。 続いて、13番、東原議員。
◆13番(東原伸也君) 先ほどの耐震改修の費用なんですけども、耐震診断を受けて、耐震改修の助成金を申請し、いただけるということなんですけども、ほかのとこで聞いてもあれなんですけど、総務なんでここでもう聞かせてもらいますけども、熊野材の拡充、熊野材の需要拡大の事業補助金と、
住宅リフォーム助成事業の補助金との関連性というのは、どうなんですか。
◎防災対策課長(西利行君) この防災の改修補助金については、あくまでも耐震診断を受けて、例えば木造でしたら評点1.0以下は倒壊の可能性が高いということで、それを改修しようかということで、この補助金を出させていただいていますので、改修費用に対する補助金でございますので、その中身の、熊野材とか使用するとかいうことについては、こちらはその辺は、あくまでも改修費用という部分の補助金であります。
◆13番(東原伸也君) ということは、その辺、あとの熊野材等リフォームについては関知しないというか、そういうような感じやと思うんですけど、窓口に来て、もしこういうことがあった場合に、もし一緒に補助金使えるんであれば、そのあたり聞きたいんですけど。
◎防災対策課長(西利行君) そうですね、私どもはあくまでも耐震の改修補助で、あわせてリフォームという形での相談がございます。その部分については、リフォーム部分についてはそういう形で商工観光課なり農林水産課なりのそういう補助制度も御紹介させていただいています。
◆13番(東原伸也君) その場合に、やっぱり窓口を一本化してもらって、そういう相談、住宅に関する相談受けた場合、1カ所で済むような形がとれないのかなというのがありますので、その辺また、総務建設委員会のほうでまた付託になりますので、お願いしておきます。 それと、熊野川地域フラワーツーリズムなんですけども、平成27年と同額の形になっていますが、イベント等の活動内容について、平成28年度の方針というか、企画はどうなっているのかなと思いまして。
◎熊野川行政局住民生活課長(丸石輝三君) 補助金に関しては、今年度より20万円増額になっております。既存の事業等を合わせた格好になっておりますで、20万円増となっております。 来年度の計画は、まず、ヒマワリ、昨年植えました。4ヘクタール、20万本ということで、昨年もやりまして、10月ひまわりまつりをやりましたところ、かなりの人が来まして、皆、携わっている方は手応えあったと思います。来年度は、まだふやすぞということで、現在も動いている方がおります。できれば、20万本といわず40万本ぐらいまでふやしていきたいと思っております。 それと、僕らは佐用町のほうに視察行ったんですけど、そのときに、ちょうどポット植えのヒマワリ、そういうものを販売しております。それが300円とか400円で売って、結構売れているんですね。それを、何とかことし農家の皆さんに配って栽培していただいて、それを何か販売できないかとか、ちょっとでも農家の人の稼ぎにならないかというようなことを考えております。 それとあわせて、昨年、ソバを植えたんですけど、それを試食したところかなりおいしかったものですから、ソバもちょっとふやして、これが何とか事業展開、熊野川町の名産、新宮市の名産にならんかということも、探りながらやっていきたいと思います。
◆13番(東原伸也君) 先週の日曜日に何か掃除やったって聞いたんですけど、多分そのことやなと思うんですけど、ひまわりまつりというか、ひまわりフェスタやりました、あのときの盛況ぶりというのはすごかったと思うんです。駐車場の問題、また予算の問題で、そのときも増額してほしいというような話が結構ありましたので、あのイベント自体は、多分新宮市外から結構来ていたと思うんで、そういうことも含めて、いい形で継続していけるようにやってもらいたいと思います。よろしくお願いします。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 以上で、歳出1款から2款までの質疑を終わります。 続いて、歳出3款民生費86ページから4款衛生費135ページまでの質疑を行います。 15番、松本議員。
◆15番(松本光生君) 前回の全協で聞いてもらったんですけども、91ページのひきこもり者社会参加支援センターということで、これは、あの説明では木ノ川のある一部を借りて、そこに相談室をつくるということで解釈したらいいんですね。初めここに何か施設をつくるのかなと思って、この説明、事業概要見てると、NPOへ頼んで、主体をそこに任せてひきこもりの支援センターやと。県からと新宮市でやっていくということですね。 この社会参加の支援、ひきこもり、このひきこもりというのはどちらかといえば、子供の小学校で登校拒否のぐらいのときからこういうふうな状態が大人になっても続いてくるというような感じになっていると思うんですよ。その辺の兼ね合いが、どういうふうにこういったNPOに任せてやっていくのかというやり方、方法、ちょっとお聞きしたいと思うんですけども。
◎福祉課長(有本文彦君) この支援センターについては、一応相談業務もあります。開設当初については、相談、それから御家庭の訪問等の業務が中心になってくるかなとは思うんですが、行く行くは。もし御家庭でひきこもりされてきた方との信頼関係を構築した上で、居場所の提供というような形で、今回設置する木ノ川の場所で、例えば料理教室であるとか、そういうような事業も実施できたらなというふうには考えております。ただ、新宮市内に障害者等のいろんな施設ありますが、ああいう規模での事業とまではいかないだろうというふうに考えております。 もう1点、ひきこもりについてなんですが、この事業、おおむね対象者というのが大体15歳から40歳前後の方をメーンの対象者というふうな捉え方しております。もちろん、義務教育、就学中で不登校の方とかもいらっしゃると思いますが、そういう部分については、メーンは学校関係のほうと連携をとりながら、義務教育終了後どこも携わるところがないような方を、15歳以上をこういうひきこもり支援センターのほうで対応していきたいというふうに考えております。
◆15番(松本光生君) 不登校に対しては学校対応で、その15歳以上の人についてはここでやるということで、そういう理解でいいですね。 本当は、不登校の時代から積み重なった感じでずっと来るわけですよね。これ、家庭の人もよう対応できないと、そのときから。子供が15歳以上になったときに、こういう施設へその家庭の方が、どのように相談に行けるのか、その体制づくりですよね。その辺が、このNPO自身がこれまでの経験があると思うんで、その辺は大丈夫だと思うんですけども、新規事業としてやるということで、そこらちょっと心配するところがあるんですけども。その辺大丈夫ですかね。
◎学校教育課長(宮本雅史君) 新宮市内の学校には、残念ながらというか、学校行きたくても行けない子供がいるのは、俗に不登校といわれる子供がいるのは事実なんですけれど、その子供たちは全て、最終的に社会的自立ができないというわけではなくて、多くの子供は高校にも進学しますし、大人になったとき仕事について働くことはできると思っています。 ただ、中で、もしそういう状態、これまでもほとんど例としては少ないんですけれど、進学することできなくてそのまま家のほうにひきこもりという状態になれば、関係課と連携とりながらやっていきたいというふうに思っております。
◆15番(松本光生君) はい、わかりました。
○議長(榎本鉄也君) 1番、北村議員。
◆1番(北村奈七海君) まずは、91ページの3款1項の手話奉仕員養成事業という20番なんですけども、この手話奉仕員というのは、そもそもどういった方なのかをちょっとまず説明していただけたらと思います。
◎福祉課長(有本文彦君) 手話を通訳される方とか、手話のできる方とか、いろんなあるんですけども、主に国家資格お持ちの方については手話通訳士、それから都道府県単位で行われる全国統一試験というのがあります。そちらの試験に合格された方については、手話通訳者、この手話奉仕員というのが、おおむね各市町村のほうで、手話等の例えばボランティアであるとかをお願いできるレベルにある方というふうな認識で、この手話奉仕員というような名称を使っております。
◆1番(北村奈七海君) はい、ありがとうございます。 そうしたら、この手話奉仕員というのは、市町村が依頼できるレベルの方を育てる事業やというふうに理解したんですけども、そうすると、これまでどれぐらいこの養成事業を継続してきたかということと、あと何人くらい、この養成事業で手話奉仕員という方が養成されたのかというちょっと結果をお願いします。
◎福祉課長(有本文彦君) この手話奉仕員養成講座の、本格的に市のほうで取り組み始めたのは、平成27年度からという形になります。それまでは、手話教室というような形で、こちらのほうについては、かなり昔から新宮市のほうで実施しておりました。実際、この教室を通して、どれくらいの方が手話奉仕員としてできたかということになりますと、現在のところ、なかなか難しいような状況にあります。 実際、手話奉仕員の養成講座については、毎年20名前後参加者の方がいらっしゃいまして、その中から、毎年度ごと講習会を修了した方に修了証のほうを受給をするというふうな形をとらせていてただいています。 ただ、その講習を受けたからといって、すぐになかなか手話の通訳に当たるというのは、現実的にはまだ難しい状況にあるのかなというふうに考えております。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。 ちょっと聞き取れなかったんですけど、申しわけないんですけど、いつからというのは、平成24年からですか。
◎福祉課長(有本文彦君) 平成27年です。
◆1番(北村奈七海君) 平成27年から。ありがとうございます。 ちょっとこれについては、先日2月末に手話の条例を松阪市でつくった元市長がこっちに来られて講演をされたときに、手話を必要としている方が、私の感覚なんですが、結構たくさんおられるなというふうに思いましたので、この手話奉仕員という方たちが、よりふえたら、その人たちも例えば窓口に行ったときにも助かると思いますし、日常生活がより過ごしやすくなるんではないかと思ったんですが、ちょっとこれは市長に質疑したいんですけれども、そのときに会場に市長もいらしておられて、なかなか条例までは難しいということだったんですけれども、この予算の拡充という意味では、予算を拡充したらこの奉仕員の方がもう少し充実した実習を受けられて、手話奉仕員としてより活躍できるようになるのかなというふうに思うんですけれども、条例と、もしくはこちらの予算と兼ね合いというか、今後のこの手話に関しては、どのように予算配分していくかいうところをちょっとお伺いしたいんですけども。
◎福祉課長(有本文彦君) 確かに、このような手話養成講座等の充実というのは、手話の普及については、効果的であると考えております。これまでも手話教室等を通じて手話の普及には努めてきているわけですけども、現実的な問題として、なかなか広く一般的に普及するまでには至ってないというふうには認識しております。福祉課のほうとしても、今後、この手話奉仕員の養成講座について、本格的に開始をさせていただいたのは、先ほどお話させていただいたように平成27年度からということになりますので、今後、どのような形で進めていったらいいのかどうかということを中心に、ちょっと検討をしていく必要があるのかなというふうには考えております。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。ありがとうございます。 ちなみに、平成27年度に始められて、次の年度が2年目ということなので、なかなかすぐ展望というのは難しいかもしれないんですけども、予算を仮に多く配分したら、その分の充実した講習というのは受けられるというふうに、現段階ではどのようにイメージされておられますか。
◎福祉課長(有本文彦君) 確かに予算がふえたらという話になると思うんですけども、今一番、ちょっと課題になっているのが、この養成講座をしていただける講師の方をどのように確保するかということになっております。ですから、回数的にふやすということも、講師の方がなかなかいらっしゃらない現状の中では進めることができていないという問題がありますので、やはりそういうことも含めてちょっと検討していく必要があるのかなというふうに考えております。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。ありがとうございます。 これに関しては以上で、次に、同じく91ページの相談支援事業(地域生活支援)というところなんですけども、これは、予算の概要の中では、美熊野福祉会と和歌山県福祉事業団へ委託しているということなんですけども、この中で、委託料とまた別に嘱託職員の賃金ってあるんですけども、これは、この嘱託職員というのは、窓口に1人配置している方の分という理解でよろしいですか。
◎福祉課長(有本文彦君) 窓口といいますか、この嘱託職員の部分については、主に精神に障害のある方の相談とか、家庭訪問を主に受けていただいているという形で、一応予算計上させていただいています。
◆1番(北村奈七海君) はい、ありがとうございます。 そうすると、この嘱託職員と委託料との違いというのは、そういった相談とか家庭訪問を個人で行っているという違いがあるということなんですか。ちょっと違いがどういったところにあるのかなと思ったんですけども。
◎福祉課長(有本文彦君) 嘱託職員の部分については、先ほどもお話させていただいたように、主に精神障害に特化した形での相談業務という形で考えております。 委託料については、新宮市内に1カ所、それから本体は、ちょっと串本町のほうにあるんですけども、相談事業所のほうに委託をしておりまして、そこの事業所については、障害全般の相談業務というような形で、こちらのほうは区分けして考えております。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。ありがとうございます。 あともう一つ、これで聞きたいのが、この相談支援事業の中では、成年後見人の申し立ての利用支援もされているということなんですけども、これは経費とかを助成したりということなんですけども、これは実際に障害者の方が成年後見人の制度の申し立てをされたという実績というのはあるんですか。
◎福祉課長(有本文彦君) 市長申し立てというような形で、福祉課のほうでそういう業務を行いまして、申し立てした実績はございます。
◆1番(北村奈七海君) その実績を、お答えできる範囲でいいですけども、何件ぐらいかというのを、今まで、教えてもらってもいいですか。
◎福祉課長(有本文彦君) 実際あった件数については、2件だと記憶しております。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。そうすると、その経費とかが、一応この予算の中に計上されていると思いますし、後見人制度を利用してほしい、利用することが障害者の方たちの権利擁護にもなるということやと思うんですけども、それに関して、2件というのが、福祉課として、もう少しこれからも充実させていくために件数をふやしたいのか、現状のままでもいいのかというところに関しては、どういう認識でおられますか。
◎福祉課長(有本文彦君) 福祉課としても、成年後見というのは権利擁護の観点からも必要であるという認識でおります。ですから、必要な方については、この権利擁護のほうを進めていきたいなというふうに考えております。 ただ、こちらのほうで予算計上させていただいている部分というのは、あくまでも障害者の方の成年後見というような形になりますので、その辺だけ御理解いただけたらと思います。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。ありがとうございます。 相談支援事業は、これで以上でして、次に、障害児通所支援事業なんですけども、この事業に関しては、児童発達支援や放課後デイサービス等の支援を行うということで、扶助費として計上されていると思うんですけれども、この具体的な中身を教えていただけないでしょうか。
◎福祉課長(有本文彦君) この障害児の通所支援事業というのは、おおむね事業所を種類に分けて2カ所ほどあります。一つは、児童発達支援というような事業と、もう一つが、放課後等デイサービス事業というような事業所、二つの事業形態があります。 最初の児童発達支援事業については、主に療育の観点から、集団での療育とか、あるいは個別の療育を行う必要があるなと思われる未就学の障害児の方を対象に、日常生活の基本的な動作であるとか、あとは知能技能の付与とか、集団生活への適合訓練であるとか、そのような形を行う事業というふうに位置づけております。 もう1点、放課後等デイサービス事業については、就学している児童の方を対象ということで、学校の終了してから、あるいはお休みのときなどに、支援が必要な子供等を事業所のほうに通所していただいて、そこで集団を通した生活のほうの向上であるとか、そういうような訓練等を行うというように位置づけております。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。ありがとうございます。 ちなみに、この二つ目の就学児童対象というものは、虹であってるんでしょうか。
◎福祉課長(有本文彦君) そうです。虹と、それから市内でしたら第二なぎの木園も、一応入っております。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。ありがとうございます。 これに関しては以上でして、もう一つが、次、103ページの児童福祉費の中の乳幼児等医療費なんですけども、乳幼児等医療費と関連しまして、ひとり親家庭医療費も絡んでくるんですけども、これは、2分の1が県からの費用ということで県費で、それ以外の部分は過疎債と一般財源を利用して、これを運用してるという理解でよろしいんでしょうか。
◎子育て推進課長(南拓也君) そのとおりでございます。 乳幼児等医療費の起債ということで、過疎債対策事業債ということと、乳幼児医療費補助金、県の2分の1ということになっております。
◆1番(北村奈七海君) はい、ありがとうございます。 そうですね。ちょっと自分でも半額というところを計算してみたんですけども、確かに、過疎債を利用すると、市町村の負担というのは安く抑えられるのかなというのはすごくわかるんですけども、この過疎債自体は平成32年度で一旦切れるという理解をしてまして、それ以降、この乳幼児の医療費、またひとり親家庭の医療費というのは、どういった形で県費以外の部分を補っていくのかなというふうに、ちょっと疑問なんですけども。そこは、何年か先のことにはなるんですけども、現状ではどういった認識で、その過疎債が仮になくなったときには、どう財源を確保するかはイメージされてますか。
◎財政課長(小谷充君) 今議員おっしゃっていただいたように、過疎ソフトにつきましても、平成32年度までということになっております。その後につきましては、今のところ特定財源的なものはありませんので、一般財源で自前でという形になろうかと思います。 また、平成32年度の時点で、国の動向等がまた示されましたら、そのような形でいけるのであれば、また対応させていただきたいというふうには思います。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。 ちょっとやっぱりそれに関連して言うと、以前、同僚議員の方が、中学校卒業までの医療費を無償化できないのかというふうに話をしたときに、1億4,000万円ほど必要になってくるので、財源が厳しい中では、それはなかなか難しいというふうに言われたと思います。だけども、それは現状では確かに過疎債を充ててるので、財政的な負担は少なく抑えられてると思うんですけども、結局、平成32年を越えた後には一般財源にしようかということであれば、今から一般財源を使うことも含めて、1億4,000万円かかるけれども、医療費の無料化をどうするのかということは考えていかないとと思うんですけれども、ここら辺は、市長はどのように考えられますか。
◎市長(田岡実千年君) これについては、議会の教育民生委員会でも議論になっております。また、町内会長連合会からも、昨年の暮れに要望書もいただいておりまして、大変いろんな意味で関心の高い事業でございます。 県内でも、平成28年度、和歌山市も今まで就学前までだったのを拡充する方針でありまして、各地、このことについては積極的に取り組んできているところでありますので、新宮市においても、今後検討しなければならないと、そういうふうに思ってございます。
◆1番(北村奈七海君) はい、ありがとうございます。 そうですね。しっかり考えていかないといけないからこそ、私もちょっと財源の心配をしているということでありまして、現段階では過疎債を充てているけど、平成32年度以降どうなるかわからないということであれば、私はこれは必要なお金なのかなと考えてますので、過疎債を今後も平成32年まで充てていくのがいいのか、一般財源に振りかえて、それから先のことも考えていけるような財源の充て方にしたほうがいいのかということを、ちょっと市長に聞きたかったんですけども。どう思いますか。
◎市長(田岡実千年君) 過疎債も、幾らでも使えるというわけではございませんので、この過疎のソフト部分を使えるうち、法律で決まってる平成32年度までにおいても、拡充した場合全額がソフトで使えるかどうかというのも、ちょっとまだ不明なところもあります。やるとすれば、県の2分の1以外は、一般財源でやる覚悟を持っとかんとあかんとは思ってございます。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。 今から想定を持っていただきながら、医療費の無料化をどういうふうにしていくかを考えていっていただけたらと思います。 あと三つあるんですけども、そのうちの次一つが、母子家庭、107ページの3目母子福祉費の5番の母子家庭等自立支援給付金事業なんですけども、こちらなんですけども、対象になる方は新宮市ではどのくらいおられるのかということと、これを行った結果、具体的な就労にまで結びついた方は何人ほどおられるのかをお聞きできたらと思います。
◎子育て推進課長(南拓也君) 現在、高等職業訓練促進給付金というところで、平成26年度の実績で申しますと、7名ございました。中身は准看の資格を取られたということで、月額10万円を支給しております。 あわせて、自立支援
教育訓練給付金というのもございまして、これにつきましては、平成26年度の実績はございませんでした。 現在、平成27年の状況でございますけども、現在は11件受給者数がございます。そのうち、なぎ看が2名、准看が9名ということになっております。 それと、自立訓練給付金への、ニチイのヘルパーとかの関連になります。平成27年度については、お一人いまして、これは、紀伊自動車学校介護職員の関連で取られております。 実際に就職に結びついた例につきましては、ちょっと今数字を持ってないんですけれども、毎年看護師とかそういったところへ向いて就職いたしております。
◆1番(北村奈七海君) ありがとうございます。 これはちなみに、この給付金事業を受けた方は、市内で必ず就職しないといけないという縛りというか規定はないんですか。
◎子育て推進課長(南拓也君) 卒業してからの住所につきましては、もちろん個人の自由でありますので、必ず新宮市でしなければならないよということはありません。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。ありがとうございます。 この給付金事業に関しては、財源の内訳も教えてもらっていいですか。
◎子育て推進課長(南拓也君) これにつきましては、母子家庭等自立給付金事業の補助金ということになります。国庫4分の3になっております。
◆1番(北村奈七海君) はい、ありがとうございます。残りの4分の1は市の一般財源という理解でよろしいですか。
◎子育て推進課長(南拓也君) そのとおりでございます。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。 国庫補助金が4分の3ということで、多くを占めていますし、この母子家庭の方の職業の選択の自由を奪うという意味では、確かに土地に縛られないほうがいいかなとは思うんですけども、せっかく蜂伏のほうに、あれは県立ですけど、看護学校もあるわけですし、何というか、この給付金の事業がうまく市内での就職に結びつくような形になったらいいなというふうに思ったんですけども、何かそういったイメージでこの事業をされておられるかどうかというのは、どんな形でこの事業をされているんでしょうか。給付を行って、職業訓練を行って、就職まで結びつけたらそれが最終的なゴールという理解でよろしいでしょうか。
◎子育て推進課長(南拓也君) はい、そのように思っております。
◆1番(北村奈七海君) はい、ありがとうございます。 そうしたら、この母子家庭等自立支援給付金事業の質疑はこれで終わりまして、次が衛生費に移りたいと思います。 125ページの保健衛生費の中の4目の環境衛生費で、海岸漂着物地域対策推進事業というのがあるんですけども、5番に。これは、この委託をしているということなんですけども、この委託先はどこになるんでしょうか。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) 委託先は、今の時点では決まっておりません。この事業というのは、海岸に台風等で漂着、例えば流木とか流れ着いたときに委託をしているというもので、予算化はしておりますけれども、どちらへというものではございません。
◆1番(北村奈七海君) ということは、これは、例えば災害が起こったり、漂着物が着いたときに発生するために予算どりをしているということであって、毎年毎年必ず支出を行うべきものではないという理解でよろしいですか。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) はい、例えば、この辺台風通過しますから、台風等波が高い場合、流木等が漂着する場合がございます。多い年もありますし、少ない年もありますので、その金額については、これは国の補助が入っておりますけども、その状況に応じて委託をしているということであります。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。 ちなみにこの委託先というのは、その都度その都度入札を行って決めていくものなのかどうかということと、こういった委託に耐えられる事業者というか業者というのは、市内にどれくらいあるのかも教えてもらっていいですか。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) これは廃棄物になってきますので、例えば一般廃棄物の収集、運搬の許可を持っている業者とかというのが、対象になってこようかと思います。
◆1番(北村奈七海君) はい、ありがとうございます。 ちなみに市内に何件ぐらいあるのかは、今おわかりになりますか。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) 許可業者はたくさんございますけども、組合をつくっておりまして、組合に入ってるのが7社、また処理業の許可を持っているのが28社ございます。
◆1番(北村奈七海君) はい、ありがとうございます。 漂着物が来たりとか、台風が起こった後、こういったものを除去しようと思えば、その事業者の方たちにお願いしていくということですね。はい、わかりました。 以上です。 あと最後に、135ページのごみ減量推進費一般経費というものの中で、これがちょっと、この中の嘱託職員賃金分はこれは1人分かなというふうに思うんですけども、これはどういった方に払っておられるのかなと思うんですけど、どういった方に払っておられるんでしょうか。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) これは、ごみ袋等販売または配布等をしておりますので、私どもの職場で雇っておる嘱託職員1名でございます。
◆1番(北村奈七海君) 今のは、ごみ袋とかを販売するものでですか。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) 例えば、ごみ袋という話ですけども、ごみ減量等一般事務を扱っております。また、受け付け業務も私どもの職場で行っております。
◆1番(北村奈七海君) はい、わかりました。ありがとうございます。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 4番、大石議員。
◆4番(大石元則君) せっかくなのでお聞きします。5番の今の海岸漂着物地域対策推進事業とあります。この間、大きな漂着物が三輪崎海岸に漂着したと思いますけど、あの場合はどうされたんでしょうか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) あの場所が、三輪崎海岸保全区域ということで、管理者が新宮市、所管農林水産課となりますので、うちのほうと、生活環境課の方にも手伝っていただいて、処理をいたしました。
◆4番(大石元則君) こういった衛生費のほうから出されるということはなかったんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 可能性としてはあります。
◆4番(大石元則君) あと、三輪崎海岸については、かなり海開きのときに漂着物が山積している年もあると思うんですけども、その点については、漂着物扱いではなく、そちらの所管で処理されてるんでしょうか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 生活環境課と協議しながら、処理をすることになります。
◆4番(大石元則君) ケースバイケースということで対応されてるんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 基本的には、所管のうちでやりますので。
◆4番(大石元則君) 連携しながら。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 6番、前田議員。
◆6番(前田賢一君) 91ページの一番下、審査会事業なんですけど、どういう審査をされて、審査委員というのは何名おられるんですか。
◎福祉課長(有本文彦君) これについては、障害者総合支援法に基づくサービスを受給する場合に、必要となるその方の障害の状態であるとかを審査するということで、支援区分というものがあります。その区分を審査するというような形で、この審査会のほうを設けております。 審査員の方については、一応5名で開催しております。
◆6番(前田賢一君) 障害者の1級、2級、3級、4級てあるわね。それを決めるんじゃないんやね、これは。
◎福祉課長(有本文彦君) またそれとは別になります。
◆6番(前田賢一君) サービスの、どこまでやるかという、その区分を判定するわけ。
◎福祉課長(有本文彦君) おおむねそのような形になります。
◆6番(前田賢一君) どのような方が審査員になられるんですか、5名。
◎福祉課長(有本文彦君) 主に医療関係、それから3障害ありますので、身体、知的、それから精神の3障害に、これまで携わっていただいた方等を中心に、一応審査会のメンバーは構成しております。
◆6番(前田賢一君) 95ページの老人措置費、これ26番は南紀園かな。 養護老人ホーム措置委託料は南紀園ですか。これは今、入所状況というのは、どんなんでしょうか。あわせて下の、これは寿楽荘だと思うんですけども、養護老人ホーム運営費。この入所状況も教えてください。
◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君) 平成27年度におきましては、南紀園のほうは28名です。
◆6番(前田賢一君) これ、50床違うの。満床で。
◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君) 南紀園は50床ですが、新宮市の方が入所している分が。
◆6番(前田賢一君) 新宮市は28名入っている、ああそう。
◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君) 寿楽荘におきましては23名になっております。
◆6番(前田賢一君) これは、満床は何名定員なんですか、定員は。
◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君) 一応30名と、予備室が1室ということで、30名です。
◆6番(前田賢一君) 南紀園、結構、入所されてるんやね。
◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君) はい、南紀園は50床のうち28人ということになります。
◆6番(前田賢一君) はい、わかりました。 それと、衛生費、135ページのごみ減量推進費、これエコ広場開催してから何年になりますか。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) 平成14年からやっておりますので、13年ですか、になります。
◆6番(前田賢一君) これ当時、エコ、資源を大事にと、資源回収という名目でなかなか反対はしにくかったんですよ。ブームもあってね、これエコいうこと。しかし今になって、これ、まず高齢化になってきましたよ。ふれ愛収集今ありますよね。これ、しまいに皆ふれ愛収集になってくるやないの。 このエコ広場、僕も出てるんですけど、当番として。当番というかずっと当番なんやけど。もう、一番若手なんやだね。これいつまでこんなことするつもりですか。もともと、ごみいうのは戸別収集が基本でしょう。違うんかな。これ、金かかる。概算でいいけども、今までの戸別収集からこのエコ広場方式にして、どうですか、費用。そんな計算したことないですか。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) 正式な数字今手元にございませんけども、今おっしゃったように、エコ広場は約160カ所でやっていただいておりまして、あとふれ愛収集についても、確かにたくさんふえてまして、延べで今275名登録いただいてまして、昨年度の新規でも50名余りだということで、確かにふれ愛収集がエコ広場の中心になってくるかもしれません。実際に、大変たくさんの方にお願いして、議員もそうですけども、400名以上の方にエコ広場に立っていただいているという現実がございます。 また、高齢化も進んでおりますので厳しい現実もございますけども、もう少しこの状態、検討は必要ですけども、させていただきたいなというふうに思っております。
◆6番(前田賢一君) 今、ふれ愛収集の人数、課長おっしゃったけど、実際は近所の方が、エコ広場まで持っていけない人の持っていくんやね。このごみを。実態は、もっと多なると思いますよ、これ。俺だって若い衆なんやから。いつまでも続くと思いませんわ、これ。例えば、資源物収集業務、これが箱をいただいて回収していくやつやね。これエコ広場の運営事業というのは、エコ広場、シルバー人材センターとか町内会の人の報酬やな。そうでしょう、これ。これは、こうやって分かれてるけど、全部かかってくる。ふれ愛収集もそうやし。ごみ収集容器等整備事業もそうでしょう、これ。かなりの金額がかかっていると思うんですよ。その割に、資源回収してその資源を売却した金額というのは幾らですか。ほん少ないでしょう。後でわかったら個人的に教えてもろたらいいけども。 これ、やっぱり将来見据えて、今から計画しとかなあかんのちゃうんかな。後10年もたったらなかなか難しい状況になるで、これ。10年たったらわしらおらんかわからんからな。今若い衆やけど。 市長どう思う、これ。市長若いけどな、まだ。エコ広場行きやるん、当番で。行きないん。暑いとき、寒いとき、大変やで。うちは6時半からなんや。みんな年寄り、早起きやから。このままのやり方でいいと思いますか。続くと思いますか。
◎市長(田岡実千年君) 新宮市の取り組みとしてはいい取り組みだというふうには思っておりますが、議員おっしゃるように、高齢化率が年々高まっていく中、どうやっていくのかというのは今後の議論だというふうに考えます。
◆6番(前田賢一君) 課長、調べてくれるんやったらついでによ。ああ、わかったん。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) ことし予算化させていただいてますけれど、1,400万円余りでございます。
◆6番(前田賢一君) 何が。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) 収入。
◆6番(前田賢一君) それに対してどんだけかかったの。どっさりかかったやろ、これ。この収集で。7,300万円かかってんねん、これ。こんな割の悪い商売ないで。幾ら親方日の丸や言うたって、もう14年もやってみ、どれだけの赤字になるか。新宮市は特にあのとき、熱心な御婦人がおられて、いろいろやってんけども。先進市へ視察しに行って。物すごい品目に分けたんや。今またちょっと品目少なくしてるでしょう。それは厳しかったんやから。もうラベルは剥がさなあかん、洗うてこなあかん。初めはシルバー人材センターから来とったわよ。2人来とったんやけども。竹の棒で、洗うてなかったら持って帰れ言うて。男の人はようけけんかしたらしいよ。女の人は何もよう言わんやろ。うちのおふくろはあそこで前、主やろあそこの。おまえ、町内と違うやろ、持って帰れて言われたんやてよ。おふくろは、あれ根性強いさかい、泣かなんだけどね。俺にも言わなんだけどよ、ほかから聞いたよ。それでもうやめよら言うて。もう町内でやるわということで、それから俺ずっと行きやるんよ、これ。寒いときも。寒いで。もう、ちょっと考えよらよ、これ。ふれ愛、ずっと戸別収集にしたときと、これ、一遍勘定してみ、試算。どれぐらい違うか。 以上。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) ちょっと試算してみたいと思います。
◆7番(福田讓君) まず、133ページの塵芥処理費についてお聞きいたします。 今回、1,700万円で佐野にある処理場でしょうか、そこを閉鎖されてという予算になっていますが、私の想像なんですが、今、田辺市ですか、環境関係でごみの最終処分場大体決まってきましたね。それによって、今これは使われてなかったんだと思います。今同僚の議員に聞きますと、最終処分場がいっぱいになりましたので、そのまま置いとくと、その処分地の後をどうされるかという予算なんでしょうか。説明をお願いしたいと思います。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) こちらは、確かに最終処分場、今休止状態になっておりますので、適正に閉めるために今予算を組ませていただいているということでございます。 また、田辺の広域の最終処分場、こちらは平成30年から供用を開始させていただくということで、準備を進めているところであります。
◆7番(福田讓君) そうしますと、今、佐野のところで、今回処理場を今同僚議員にお聞きしますと、三輪崎の墓地から上がって奥へ入っていくところということでお聞きしたんですが、そこの場所を、今後どのような活用をされるのか、お聞きしたいんですけど。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) 今おっしゃったところは、光洋中学校の裏手のところですので、高という所在がございまして、これは産業廃棄物の処分場で、これは一般廃棄物の処分ということで、木ノ川の奥の部分でございます。
◆7番(福田讓君) 同僚議員に聞きますと、ちょっと違ってました。大変失礼いたしました。 今後、新宮市の産業廃棄物は一応田辺市が中心になって、紀南のあれでやっていくということで、よろしいんでしょうか。
◎生活環境課長(岩崎誠剛君) はい、田辺市を中心にして組合をつくっておりまして、県のほうは5%産業廃棄物を入れまして、市町村は一般廃棄物を95%入れるというふうなことで今準備をしております。
◆7番(福田讓君) さらに質疑をさせていただきます。 103ページ、児童福祉総務費の中のファミリー・サポート・センター事業ということで、昨日の紀南新聞にも載っておりました。拝見させていただきました。朝6時か7時、8時、9時、夜の10時まで、このサポートセンターが活躍していただけるということで、本当にありがたいことなんですが、これ、今回職員の方も嘱託で採用されていると思うんですが、1名で本当そういう相談を受けて、担当は保健センターだと思うんですが、預かるところというんですか、そういった夜の10時まで預かっていただけるって、紀南新聞、きのう見せていただきましたんで、いいこと、本当ありがたいんですけど、どのような形でこれやっていかれるのかなということで、申し込みの方もいらっしゃいますし、その対応でお預かりしたお子様をどのようにして安心・安全でサポートされるのかお聞きしたいんですが。
◎子育て推進課長(南拓也君) はい、紀南新聞でももちろん載ってたとおりなんですけども、まず、お預かりするのは、基本サポーターの自宅、あるいは利用者の自宅ということになります。 そのほか、新宮市内にあります児童館で、そこで一時的にちょっと場所を貸してもらって預かったりとか、そういうことも行います。 それと、新聞見てもらったらよくわかるんですけども、まず、流れにつきましては、利用したい人が、新宮市の子育て支援センターになります、事務局が子育て支援センターになります。そこへ向いて、まず利用したい人が事前登録、電話ででも直接来てくれても結構なんですけども、そこへ事前登録をして、まず、申請書を書いて行っていただきます。 そこから、今度は支援センターから既に登録をいただいておりますサポート会員、現在26名になるんですけども、そこへ向いて、こういう方が申請いただいておりますということで、まずお伺いを立てまして、サポーターと協議しながら、私見れますよということで、事前に協議しまして、オーケーということであれば、市とサポーターと利用者の3者で、また詳細な打ち合わせを行いまして、いわゆるコーディネート、事前打ち合わせということになるんですけども、これを行いまして、そこから会員が利用したいときのために、相互会員が準備を進めるという形になります。 利用に当たりましては、ここから利用会員とサポート会員とで話をしていただきまして、それが成立し、サポートが始まるということになりましたら、まず利用者会員は、まず支援センターのほうに一報入れていただくことになります。それは、まず保険に入るということになりますので、何か事故等あったときに、保険なしでやってしまいますと問題になりますので、まず、サポーターと成立したときには、まず、利用者が支援センターのほうに一報入れて、保険の加入を入れていただきます。そこから、サポートが実際に実施されるということです。 終了後につきましては、利用者会員が同時に利用料も自己負担額を授受します。それから、サポート会員は毎月10日までに援助活動報告と助成金の請求をセンターへ持ってきていただくことになります。サポーターへの支出につきましては、月に1回、10日締めということで決めておりますけども、そこで、市がサポート会員に支払うということになっております。月に1回の支払いになります。
◆7番(福田讓君) ありがとうございます。大体このサポーター支援という組織ですか、把握できてまいりました。 そして、これは市が新しくつくっていただいた形の対策ということで、本当に、お子様をお持ちの御家族の方とか保護者の方は喜ぶと思うんですよね。ただ、この方、あくまでもボランティアの形でやっていただきながら、そして、きのうの紀南新聞では1時間幾らと、800円、600円とかなってましたですね。それを支払っていただいて、御本人がそういう、市のほうがお世話してそういう保険ですか、人身事故があったときの保険を払っていただくと。今、課長が述べられたと思うんですが、それで3者でお話して、新宮市が1名今嘱託の方が採用されておると思うんですけどね。その方1人がほとんどこれをもう手続をすると。その保険算定とか、ここでこれに対するほかの職員のスタッフの応援とか、そのあたりの体制はどうなんでしょうか。
◎子育て推進課長(南拓也君) 現在、うちの支援センターの和田がこの事業に向けて取り組んで、4月1日から向かう予定になっているんですけども、そこで、当分の間は、もちろん今度採用された嘱託職員なんですけども、この方につきましては、一応現在も、週に数回来ていただいている臨時職員でありまして、この準備を進めるに当たりまして、よく周知され、一緒になって準備しておりますので、よくわかって、把握もしていただいている、幸いなことにされているということになります。 当分は、和田とその方と一緒に慣れるまでやっていくという形で、思っております。慣れてきた時点で、落ち着いたときには、もう1人でやっていただこうかなとは考えております。
◆7番(福田讓君) 本当に、小さなお子様、また共稼ぎの御家族のお母様にとりましては、本当に大変うれしいことであり、市長が言われるように、本当に子供をたくさんつくっていただいて、共稼ぎであっても、フランス式ですね。やっぱり、そこに住んでいって喜んでいただいて、子供をつくっていただく、人口がふえる、家庭がふえるということに対する、本当にいい施策だと思います。 今後、ぜひともこれを充実していただいて、私、やっていただく方がボランティアの方がほとんどだと思うんですけど、そういった収入、それはやっていただいた方に支払っていただくと。もっともっと会員の方がふえていただければ、大変うれしいことでありまして、特に子供預かるんでしたら、同僚議員もおっしゃったように、高齢者がふえていると。健康な方の65歳以上の方でしたら、余計、お仕事のこともあって、高齢者の方も自分の孫みたいな子供預からせていただくということは、大変難しいと思うんですが、生きがいを感じると私はそう思っているんです。健康老人の方にも、働く、そして生涯的に働きを求めて、健康であって、そういう介護保険も使わなくても、新宮市はそういう出費も少なくなるという、それ一石二鳥と言うんですか、本当にいいことだと思いますので、今後とも、これを早く成就できるようにやっていただきたいと思います。 市長、いかがでしょうか。
◎市長(田岡実千年君) 頑張ります。
◆7番(福田讓君) 以上。
○議長(榎本鉄也君) 質疑中ですが、15分程度休憩をいたしたいと思います。
△休憩 午後2時18分
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△再開 午後2時39分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 10番、久保議員。
◆10番(久保智敬君) ひきこもり者社会参加支援センターのことで、少し確認をさせてください。 全員協議会でも教えていただきましたが、この事業はNPO法人がやっていただくんですが、主体者は県ですか、県でよろしいですか。
◎福祉課長(有本文彦君) 事業の主体についてはNPO法人という形になります。
◆10番(久保智敬君) というのは、県の引きこもり地域支援センターが中心でこの事業を広域でやってくれということで、新宮市の木ノ川に施設を構えてするんですね。
◎福祉課長(有本文彦君) 県の事業については、県の組織内でのひきこもり支援に係る体制というふうに考えていただいたらよろしいかと思います。 ですから、今回の支援センターについては、一応、県東牟婁振興局とそれから、この圏域の市町村が話し合いをして、新宮市のほうにそういうセンターを設置しようということで、そのセンターを設置するに当たって、その事業をお願いできるところはどこかということになって、田辺市のハートツリーというNPO法人のほうに、そちらのほうに事業の実施をお願いして、そこのNPO法人のほうが実施しますというふうになったというふうな形になります。
◆10番(久保智敬君) ということは、この事業の団体、やっていただく団体が、例えば、今月こういうことをやりました、また次こうやりますというような報告義務はどこが今度、受けるんですか。
◎福祉課長(有本文彦君) このセンターの例えば運営方針であるとか、事業内容の活動とかということについては、県とそれからこの圏域の市町村、それからNPO法人との間で協議体というんですか、そういうのを開設して、そちらのほうで話し合いを行っていくというほうで、今のところ予定しております。
◆10番(久保智敬君) 話し合いの機会をきちんと設けて進めていくということですね。 本当にありがたいことなんですが、施設を考えるとこの事業の中身は相談、訪問、居場所の提供、この居場所の提供として、やはりちょっと問題があるんではないかなという気がします。一番大事なところだと思うんですね。実際に、ひきこもり者というのは障害者になる方もいらっしゃるかもわかりませんが、障害者でない方も多い。そんな方を、ひきこもりをひきこもりでないようにしよう思たら、居場所の提供というのは必要です。その居場所の提供が今の施設で大丈夫なのかと言われたら、ちょっと厳しいんかなという気がしますが、そこら辺はどう思いますか。
◎福祉課長(有本文彦君) 実際、こちらの建物は老朽化等の問題があると思います。ただ、このセンターを立ち上げるに当たって、今この圏域で必要な事業であるという認識のもとに、建物探しということも必要なんですが、それよりも、まずこういう支援センターを設置して、居場所の提供は、最終、2次的な目標にはなるとは思いますが、まず最初の段階の相談であるとか家庭の支援を、もうその事業を進めていくことに優先順位を置いた結果、県の施設のほうが利用できるということでありましたので、今回そちらの施設のほうを利用して、センターを設置するという方向で話は進めさせていただいております。
◆10番(久保智敬君) 田辺市の事業者ですので、新宮市にもこういった受け入れられるような、例えば、ゆずであろうが、民間のなぎの木園とか、わかば園ですか、こういった同じような形態の施設というか、あるように思うんですけれども、そういうとこへはお願いしなかったわけですね。
◎福祉課長(有本文彦君) 実際、この支援センターの協議が始まる以前の段階で、市のほうとしてもこういう居場所の提供が必要であるということで、そういう居場所の提供をしていただけるような事業所のほうはないかというお話は各事業所のほうに問い合わせをさせていただいておりました。なかなか見つかってなかったというところの状況もあります。 そういった中で、今回、田辺市のほうで一応やってもいいよという御返事をいただきましたので、この機会にこの支援センターを立ち上げて、支援の第一歩を始めたいとそのように考えた次第であります。
◆10番(久保智敬君) 了解です。
○議長(榎本鉄也君) 以上で3款から4款までの質疑を終わります。 次いで、歳出、5款労働費136ページから7款商工費163ページまで質疑を行います。 8番、辻本議員。
◆8番(辻本宏君) 185ページ、大丈夫ですか。土木費。
○議長(榎本鉄也君) 163ページです。
◆8番(辻本宏君) すみません。後で。
○議長(榎本鉄也君) 5款が労働費、6款が農林水産業費、7款が商工費となっております。 2番、並河議員。
◆2番(並河哲次君) まず、137ページ、労働費のとこなんですけども、地元就職促進事業負担金というところで、これが大学生とか高校生に地元の会社の説明とか、そういったことを行っていく事業ということなんですけれども、その集まったり説明会をしたときに、例えば学生とかのメールアドレスを登録してもらって、また企業の情報を配信するとか、そういったことというのは行ってきているんでしょうか。また、行っていくんでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) これまでそういったことはやっておりませんし、現時点では考えておりませんが、もし可能であればそういったことも取り入れるのであれば、取り入れていきたいというふうに思います。
◆2番(並河哲次君) そうですね。やっぱりこっちに大学生とかだと、夏休みの間来てもらってというときの説明だったりすると思うんで、なかなか勉強もしてたり、ふだんする中で、ふだん会社の情報を、さらに遠方にもいたりしたら、こっちの地域の会社の情報を自分からとりにいくというのはなかなか難しい部分もあるのかなと思うので、その辺はせっかくこういう形で開くのであれば、開いたときで終わりではなくて、今検討していただけるということだったんですけども、事後的にも、学生に情報を発信していけるようになればいいのではないかなと思いました。 もう1点なんですが、これは企業、会社、どういった会社でないとここに説明会とかに行けないというか、何か要件というのはあるんですか。商工会議所に入っていないといけないとか、何か要件はあるんでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 一番の条件としましては、地元企業ということで、県内企業を予定しております。
◆2番(並河哲次君) 地元企業ということで、例えば企業という形じゃなくても、個人事業主とかというところも可能なんですか。人が欲しいと思っていた場合には。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 熊野地方を中心とした地元企業ということなんですけれども、企業の定義がちょっと曖昧な部分もありますが、個人店主とか、現在あるのかどうかちょっとわからないですけれども、昨年お盆に開催しました企業については、やっぱり法人格を持っておられる企業、30社全て、市役所もありますけれども、法人格を持っておられる企業であります。
◆2番(並河哲次君) それは法人格を持っているというところは、開催側としては求めていくということですかね。それとも、そういったところで、学生の前で説明してみたいというところに関しては、受け入れていくということですか。どういう、どうでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 新聞広告等で募集している広告についてはそういった条件はつけておりません。
◆2番(並河哲次君) わかりました。 次に、141ページの農林水産業費のほうの遊休農地解消対策事業補助金40万円のところなんですけれども、これは毎年どういった形で活用されているんでしたでしょうか。お願いします。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 遊休農地を借り受けて耕作を開始した方に1反当たり決まった補助をしていくと、そういうことであります。
◆2番(並河哲次君) 平成27年度は何名ぐらいの方とか、何団体とかはありますか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 平成27年度につきましては、これから事務を進めてまいりますけれども、平成26年度については4件でありました。
◆2番(並河哲次君) これは、この情報とかはどっかに、広報とかに出てたりするんでしたでしょうか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) ちょっと最近はやっていないように思います。
◆2番(並河哲次君) 事業としては継続していると思うので、またその点も検討していただきたいと思います。 次が147ページの林業総務費のところで、熊野川町林業研究クラブ負担金というのがあるんですが、これはどんな研究をされているのでしょうか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 熊野川森林組合が事務局になって、林家を中心に18名ぐらいの方が参加しています。1,500円でしたかね、そういう負担金、個人負担金も取って、嶋津の森での森林学習とか、そういう林業全般にかかわる研究調査というのを行っております。
◆2番(並河哲次君) そんなに大きなお金じゃないんであれなんですけれども、何かその研究成果とかはどっかで、何ていうか、発表ていうか、見れたりするんでしょうか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 毎年実績報告が上がりますし、視察研修とかそういうことが報告されております。
◆2番(並河哲次君) それは担当課のほうで一応見られるということでよろしいですね。 もし、公開できるものであればどんどんホームページとかでも公開していただけたらと思います。 次に、天台烏薬育成事業なんですけれども、同じページの。まず、全協の中でも10万本というところの目標があって、そこまで今来てますということなんですけども、ずっと毎年続いていると思うんですが、この天台烏薬の事業としては始まってからどのぐらいの事業費が投じられているかとかっていうのはわかりますか。毎年大体このぐらいで、もうどのぐらいの年数やっているかとか、そういう計算になるんですかね。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 細かい金額の積み上げをしておりませんが、昭和58年の5月に高田に植えつけたのが最初というふうになっております。
◆2番(並河哲次君) 大体この、前年度が590万円で今年度が400万円なんですけど、400万円としても、30年を超えてやってきていると、もう1億円を超えているということになると思うんですけれども、これは逆に30年間にわたって1億円、もしかしたら超える金額を投じてきた中で、今効果としてはっきりあらわれていることっていうのは、何になるんでしょうか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 各大学とか和歌山県の工業技術センターでいろいろ研究をされております。活性酸素の関係とか肺がんの薬効であるとか、高脂血症の関係とか腎臓病の系統とかでいろいろ研究はされてございます。
◆2番(並河哲次君) 研究はされつつもはっきりとした効果というのができていないのかなと思いますが、市長、選択と集中という話の中では結構考えていかないといけない部類に入ってくるのかなと思うんですが、どうお考えですか。
◎市長(田岡実千年君) 検討してみたいと思います。
◆2番(並河哲次君) 次に、149ページの
林道上地平瀬線開設事業なんですけども、これはずっと事業されていると思うんですが、この物件移転補償金はどういったものの移転になるんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 林道開発に当たって支障になる立木への補償ということになります。
◆2番(並河哲次君) 立木ですね。それは一応この工事の間はずっとなので、毎年かかってきているということですか。どういうふうに積算されているものなんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 林道の線形というのはおおよそのところが決まっておりまして、予算をとりにいくに当たって、その線形の中で、支障木を全てはかって、ある程度の本数を出して積算している、そういうことになります。
◆2番(並河哲次君) そうしますと、この林業の製材とかの市場の中での金額に換算されているということになるんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) あくまで立木補償ということでございますので、これまで立木を育てるのにどれだけ費用がかかったかということで検討の基準に基づいて支出しております。
◆2番(並河哲次君) その補償の形というのが、そういったこれまでどれぐらいかかったというところからではないといけないというふうに決まっているんですかね。例えば、家とかの物件移転補償のときというのは、どういった形になっているんですか。同じ形ですか。家とかはそれまでどのぐらいかかったかとなると、建てた金額が幾らかとかいう話になってくると思うんですけど。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 私、所管ではないんですけども、物の場合はその家を今建てるのに幾らかというような補償になろうかと思いますけども、立木の補償の場合は通常そういう計算がされます。
◆2番(並河哲次君) なるほど、わかりました。 次が153ページの海水浴場管理費なんですけども、これ、手数料がこれまでよりもふえてると、60万円ほどふえていると思うんですけども、これは何か、海水浴場の何かの変更とかはあるんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) これまで海水浴場の関係、特に昨年度とかは台風とかそういうので、再三ごみの撤去に費用がかかったために、今まで後々で補正したり、お願いしたりして出していたものを、当初で計上させていただいたということです。
◆2番(並河哲次君) わかりました。 ちょっとまだ商工あるんですけど、続けてもいいですか。
○議長(榎本鉄也君) どうぞ。
◆2番(並河哲次君) 次に、155ページの新宮市商店街空店舗対策補助金なんですけれども、これは今、始められてから何年ぐらいたちますでしょうか。 あと、何軒ぐらいのお店はこの補助金を使って始められてるんでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 空店舗対策補助金は、平成12年から始めまして、平成25年度から改修費用も助成するということで、拡充させていただいております。現在のところ、平成26年度末でございますが、56店舗に対して助成を行っております。
◆2番(並河哲次君) 56店舗だと相当な数になると思うんですけれども、実際にこの補助金を使って各店舗の実際に継続されているかとか、やめられたかとか、その辺以前も聞いたことがあると思うんですけれども、追跡というのはされてますでしょうか。されていれば、何軒ぐらいが実際に営業されてて、何軒ぐらいはもうまたやめられているでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) こちらも平成26年度末の数字ですが、営業中24件でございます。転居が1件です。
◆2番(並河哲次君) 何年ぐらい継続されているかとか、そういったところも見られていますか。補助が入ってから何年ぐらい継続されているか、お店を。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 現在、継続中24件が、内訳、それぞれ何年度に補助したかというのは現在持ち合わせておりませんので、また後ほど調べたいと思います。
◆2番(並河哲次君) やはり、実際補助金を使ってオープンして続いているお店もあれば、また閉められているお店もあると思うんで、そのあたり、その効果をやっぱり測定するとか、また補助金としてというだけでなくて、何らかの継続していただくための仕組みの工夫とか、そういったところを考えていただけたらと思います。 次に、プレミアム付共通商品券なんですけども、これもしばらく続いていると思うんですが、これがよい側面もある半面、最近いろんな各地で行われていると思うんですけれども、問題点として聞くのが、結局お金をある程度持っている人が何口も買えて、その分得をするという仕組みにどうしてもなってしまうので、お金を、要するに経済的に弱い方よりも強い方のほうが得をするという仕組みのものであるということで、税とかを充てていくのに、それが適切なのだろうかという議論があるかと思うんですけれども、その点、このプレミアム付共通商品券、新宮市で行っていくに当たって、その当たり考え方としてはどう思っておられますでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) そういったことは、仄聞したことはございますが、実際どの程度の方がお金持ちの方でとかいうような統計はとっておりません。 これは商業の、商店の活性化という意味合いがございますので、そういう意味においては、商業活性化ということは図られているというふうには思っています。
◆2番(並河哲次君) その商業の活性化という部分については、これを発行し続ければ、もちろんその分活性化というのは、そのときに関してはあると思うんですけれども、その発行がなくなった場合にも、何か持続する可能性のある話というのはあるんでしょうか。その商業の活性化として、意味としては。 要するに、これはプレミアムをつけるからこそ、それを買いたい人がいて、使うと思うんですけども、それは持続的ではないと思うんですよね。ずっと補助をしないといけないという状態というのは持続的ではないと思うんですが、このプレミアム付商品券をやることによって、例えこれがまた今年度で終わったとしても、来年度以降何か持続する商業的なメリットというのはあるんですか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) これは、田岡市長の選挙公約の一つでもあります。商業の活性化というところが、一番大きいというふうに考えておりまして、先ほどお金持ちというお話も出たんですが、1人当たりの上限を設けてますので、そのあたりはできているのかなと思います。 消費喚起が主であって、福祉施策ではないということでございます。
◎市長(田岡実千年君) 最初のお金持ちに有利じゃないかということでありますが、今も次長から言いましたように、1人上限5万円とか制限つけておりますので、特にお金持ちに有利というふうには思ってございません。 またこれ、割と飲食店とかでもよく使われるようになってきたんですけど、来店癖というんですかね、これを使って行った場合に、飲食店を気に入ってくれて、また継続して行っていただけるという事例は少し聞いたりしておりまして、とにかく大型店ではなく、まちの小さな小売店を中心に活性化していきたいという思いで、これからもなるべく続けていきたいというふうに思ってございます。
◆2番(並河哲次君) 5万円を一括でばんと払えるかどうかというところは、やはり経済的な余裕の差というのは大きく出てくると思いますので、商業のためのということですけども、またその辺もどういったものがいいのかというのは考えていただければと思います。 次に、繁盛店づくり推進事業ということで、セミナーであったりとかの開催を委託するということだったと思うんですが、それでよろしかったでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 昨年まで個店改善推進事業ということで、本年から名前を変えさせていただきました。商工会議所への委託事業で、事業者向けのセミナーや個別相談会などを開催、実施するものでございます。
◆2番(並河哲次君) 個店改善ということだと、既に既存の業者さんだけということになると思うんですけれども、この概要のところに創業の促進なども含めてというふうに書いてあるんで、ちょっとその辺が付加されたのかなと思うんですが、ちょうど4月から旅館業の許可の法律が規制緩和されるということで、最近ちょこちょこニュースに載ってたりすると思うんですけれども、そのあたり、実際に規制緩和されると旅館業の事業を始めやすくなる状況が発生すると思うんですけれども、今観光という話をするということがやっぱり新宮市の中ではあると思うので、そういった旅館業の規制緩和に係る創業の促進みたいなお話があれば、すごくいいのではないかなと思いますが、そのあたり、市から商工会議所のほうにお話とかは可能でしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 可能です。
◆2番(並河哲次君) また、お願いしたいと思います。 次なんですけども、JR駅トイレ管理費で、去年から、新宮駅のほうのトイレも管理することになってこれが三輪崎とか、佐野とか、幾つか含んでいると思うんですけども、どういった状況でしょうか。新宮駅のトイレ、やっぱりそういうのにお金がかかるんでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 新宮駅のトイレは一昨年、昨年ですか、JRが県の補助を受けてリフォームしました。維持管理については、市で行うということになっていまして、清掃業務委託料、消耗品費、光熱水費などを計上しております。
◆2番(並河哲次君) 次に、まちなか観光情報センター管理経費、157ページなんですけれども、これは補助金の関係か交付金の関係かで、あの場所になったとちらっと聞いたことがあるんですけども、余りここに観光情報センターがあってすごくよいという場所でもない気がするんですが、いつからあの場所でやっていて、これはいつまでやらなければならないとかそういったものはあるんでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 開館は平成17年でございます。特にいつまでやらなくてはならないというようなことはございません。
○議長(榎本鉄也君) 並河議員、まだかなりありますか。
◆2番(並河哲次君) あと3項目ぐらいあります。
○議長(榎本鉄也君) そしたらちょっと、質疑中なんですが一般質問の抽せんのため暫時休憩いたします。
△休憩 午後3時13分
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△再開 午後3時42分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 2番、並河議員。
◆2番(並河哲次君) まちなか観光情報センター、157ページの続きなんですけども、平成17年からということで、もう10年超えるということなんですけども、ここは市の所有なんですかね。土地も含めて。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) そのとおりです。
◆2番(並河哲次君) わかりました。 大体1年間に、1日になりますか、どのぐらいの人がこの観光情報センターを観光客の方で使われているんでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 開館当初5,000人とか、訪問数だったのですが、平成24年度から1万人超えております。平成26年度の実績では1万197人というふうになっております。
◆2番(並河哲次君) 1日当たり30人ぐらい、それはやっぱり場所的にどう、場所がここになった理由というのは何かあるんですか。
◎副市長(亀井寿一郎君) 当時、まちなか観光情報センターをできるだけ商店街に置きたいということで計画を進めました。 最初はたしか、はっきりした記憶はないんですが、もとの郵便局の隣に、市の一部、通路等になっているんですが、その用地があって、そこへ置きたいということでいろいろ計画を進めたんですが、建築基準法の関係でその場所へは無理やというようなことから、あと仲之町あるいは駅前商店街等々、適切な場所ということで当たったんですが、なかなか適当な場所がなかったということで、現在の場所に決まったという経過があります。
◆2番(並河哲次君) そういった経過の中で、最初置きたかった場所ではないということなんですけども、やはり観光情報センターとしてやるのであれば、本当にもうちょっとそれに資する場所というのを改めて精査してやるとか、もしくはもうやらないとか、そういった形でやっぱり検討していかないと、本当にもう市長はいつも選択と集中と言っておられるんですけども、こういった形で多分たくさんの予算が積み上がってきているのかなと思いますので、また実際にこれを使う、ここで使うことが引き続きいいのかどうかというのはふえている。確かに、観光客の方はふえているのかもしれないですけれども、場所として、本当に1日30人でもっと来てもらえるところがある、役立つところがあるんであれば、そちらのほうがいいでしょうし、もう大部分は駅で対応できているんであればそこは。参考までに駅ではどのぐらいの方が利用されているんですか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) これも申しわけありません、平成26年の数字ですけれども、1万7,230人という数字になっております。
◆2番(並河哲次君) わかりました。ありがとうございます。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) それから、まちなか観光情報センターでは、ガイドのあっせんというような事務もやっております。個人の観光客、あるいは、エージェントからの問い合わせがあった場合、まちなか観光センターのほうで手続を行っているという、そういう機能も持たせてあります。
◆2番(並河哲次君) ありがとうございます。 次に、159ページの徐福公園指定管理料なんですけれども、徐福公園は指定管理、これはいつまでに今なっていますでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 平成29年度までです。
◆2番(並河哲次君) 平成29年度いっぱい、もし、また指定管理者の募集というのはそうすると、平成28年度でなくて平成29年度に入って、もしやるとしても入ってからやるということですか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 指定管理者の議決自体は、12月議会ぐらいになるのかなというふうに思っていますけれども。
◆2番(並河哲次君) そうしますと、平成28年度ではなくて平成29年度の12月にということですね。
◎企画政策部長(向井雅男君) 指定管理を行う場合、まず特命指定で必ずこれまでの指定管理者をする必要があるのかないのかということも検討しますので、その上で公募であるのか公募でないのか等々がかかわってきますので、最終的にはその指定管理が切れる前年度の3月議会で間に合うのであればそれでよろしいですし、公募等になればそれなりの期間が要りますので、あるいは9月議会、12月議会ということも考えられます。その辺は、その指定管理の協議の状況によって変わってくるかと思います。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) すみません。先ほど平成29年度と申し上げましたけれども、平成28年度です。
◆2番(並河哲次君) 平成28年度ということは、特命指定とかにするのか、そのまた公募にするのかということの検討をもうこの平成28年度入ってされて、もし公募される場合とかは、今向井部長おっしゃっていただいたように、9月とかにやっていくということでよろしいですか。そういうことでよろしいですか。
◎企画政策部長(向井雅男君) ただ、徐福の顕彰と研究を推進している中で、現在の財団法人にお願いしていますので、特命という形が強いかと思います。 ただ、その辺については十分精査した上で、どういった形がいいのか検討していくということになるかと思います。
◆2番(並河哲次君) そうですね。市の指定管理とか、財団法人のほうへいくお金はなかなかこれだけじゃなくて、これも、658万円で毎年毎年、ずっとやっているやつがあると思うんですけれども、それらもやっぱり競争性がなければそこで頑張っていこうというその自社努力といいますか、というところも、どうしても難しくなってくると思いますので、確かに、一定やっていただかなければならない、徐福公園であれば徐福のことということで、一定やっていただかなければならないことというのはあると思うんですけれども、そういったことも、例えば指定管理の中の要件に含めて、やっぱり初めから特命指定ということで決めていくんじゃなくて、そういったことは市としてしていただきたいことは、しっかりと条件の中に含めて、指定管理として出して、ちゃんと競争性を持たせて市として出していく部分が、あちこちにどんどんどんどん何百万円も出し続けるということがないように考えていただきたいと思うんですけれども、そういった指定管理費を下げていくための工夫ということは、指定管理を公募するかどうかも含めて検討していただけますでしょうか。
◎総務部長(上路拓司君) 総務の一般管理費の中で今年度、今年度というか、平成28年度なんですけれども、指定管理が終了する4つの施設、徐福公園、佐藤春夫記念館、福祉センター、中央児童館なんですけれども、この4つの施設についてどうするかという検討するための経費はとっております。それは向井部長が答弁しましたように、公募なのか特命なのかは別にして、どちらでも対応できるような予算的な体制はとっております。
◆2番(並河哲次君) わかりました。予算的な体制はとっていただいているということなんで、ぜひしっかりと公募も検討していただきたいと思います。 次、161ページ、13の新宮市交流促進施設さつき管理費についてなんですけれども、2,400万円ということで、これが2014年のたしか4月に再開で、当時は2年をめどに指定管理とかにするか直営でやっていくかを、まず市が直営でやりながら考えていくということでお話やったんですけれども、もう来月で2年ということになるんですけれども、今このさつきのほうは今後どうしていくという方針になっていますでしょうか。農協の話とかも、これまではあったと思うんですけれども、そのあたりも含めて現在の状況を教えてください。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 当初は来年度、平成28年度、早ければですけれども、平成28年度ぐらいからやっていきたいということは考えていたんですが、JAの話ありましたので、そのあたりちょっととまっていた部分があります。 もう1年程度客数等を見ながら、現時点では平成29年あたりから考えていかなあかんのかなというふうには思ってます。
◆2番(並河哲次君) JAとの話は結局なくなったということで理解していいんですか。どういった状態なんでしょうか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) そのとおりです。
◆2番(並河哲次君) その話がなくなって、改めて仕切り直しという。
◎副市長(亀井寿一郎君) なくなったというふうには理解しておりませんので、ちょっと訂正させてもらいます。 JAとはいろいろ協議をしてきました。現在、JAが解決せんなんいろんな課題が自分とこの店舗の問題であったり、新たな委託を受けて事業を始めるというような部分がありますので、すぐにというのは困難やということで、来年度からそういう方向でというお願いはこちらもしてきた経過があるんですけれども、協議をすぐに詰めるんではなしに、もう少し時間的な余裕を持って、さらに協議に応じてくださいという話はしておりますので、全てがだめになったというふうには理解は私どもはしておりません。
◆2番(並河哲次君) わかりました。 そうしますと、ただ実際、平成28年度、まあまあやってきますという予算だと思うんですけれども、来年度からまた指定管理も含めて考えますという中で、JAと引き続き話を続けていくのか、それとももう平成29年度から指定管理という形で公募して、するのかというところは一緒くたに考えていけるものなんですかね。平成28年度、実際にまた、先ほど徐福公園と佐藤春夫記念館と福祉センターと中央児童館という四つということだったんで、このさつきに関しては指定管理者選定事業としてはとってはらないんですけども、平成29年度内において、このさつきは指定管理にするかどうかも含めて検討するということなんですかね。
◎企画政策部長(向井雅男君) さつきはB&Gも近くにありますし、平成29年度には日足避難路あるいは復興祈念公園も整備ができるということになりますので、そのあたりまでには何らかの形というのは見たいというふうに思ってます。 今副市長のほうからありましたとおり、JAの問題もありますし、これからどういった形がいいのか、復興も含めて再度いろんな形で検討をさせていただきたいというふうには思っています。
◆2番(並河哲次君) できるだけ検討の中身というのも、ぜひJAの話がなくなったというのも、今初めて、なくなったというか、この間は以前まではかなりもうやっていただけそうというところまでしか知らなかったので、ちょっと今お話聞いた形ではちょっとすぐには難しいということで、状況も変わっているのかなと思うんですけれども、やはりその辺もしっかりと話を共有していただきながら、進めていっていただきたいと思います。こちらも毎年、この2,000万円以上の金額がかかってきているので、かなり財政的な影響というのは大きいと思いますので、しっかり考えていただきたいと思います。こちらとしても提案していきたいと思います。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 14番、田花議員。
◆14番(田花操君) 141ページの農地費の中で、
東高森農道橋補強事業が今、見てみると無用の長物というか、ほとんどあそこ、車走って農作業に行ったり通っている光景というのは見たことがない。何で利用もしない橋を補強してさらにお金を出すよりも、思い切って撤去したほうがという話は去年かおととしの段階で言うた。結局は市として補強をしていくという形をとった。地域の人にいろいろ聞くと、あの道路を渡ったらすぐ民有地になって、あの道路を渡ったらすぐくい打って、昔は通れたんやけど今は通れないようにしたある。そんたような状態のところを何で、そういう昔は通れたのに今は通れんように個人がくいを打ったある、そういうとこをしっかりちゃんとしてあげやんと。何か相手は弁護士まで出て、弁護士が対応しやるから、もう地元の住民、耕作者だけでは対応できん、相手が弁護士立ててるから。市へ何回か泣きついてきたけど、市も一向に対応してくれやんという話を何人かの議員も聞いた。 こういう問題を、基本的なところの問題を置いたまま、こういった多額の工事費を出してするというのは、私らから見たら少し本末転倒じゃないんかなというふうに感じます。 そんな曖昧な、利用をされんとこをなぜ耐震補強してまで残していかなあかんのかいうとこが、私ははっきりせん。 この問題は市長まで上がってきたあるんかな。市長は理解されたあるのかな。
◎市長(田岡実千年君) 担当課から、撤去という検討もしていることは伺っておりますが、撤去するほうが費用がかかるというふうなことも聞いておるところでございます。
◆14番(田花操君) 撤去するほうが費用かかる、費用対効果でその撤去するほうがかかるという話はちょっとこういうような維持管理が出てきて、さらに補強するとその分が余分な金になって、ちょっと市長の今の答弁は余りにも説得力ないいうか。もう将来使われん橋があったら、思い切って撤去すべきやろうと思うし、そうしたほうが問題が解決していくんじゃないかな。 それで今回、どういった補強をするんか知らんけど、すごい大変な、これ、この6,700万円だけで終わるんかな、これ、来年も。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 撤去の費用に関してですけれども、まず、ちょっと金額は覚えてませんけども、かなりの金額がかかるので、耐震をせざるを得ないということになっております。 この工事自体は単年度で終了というふうに計画をしてございます。
◆14番(田花操君) その撤去したら幾らかかるの。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 今、ちょっとその数字を持ち合わせておりません。
◆14番(田花操君) その辺もちょっとアバウトで曖昧で、曖昧模糊いう感じするし、1回。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) それと、当時昭和の終わりから平成の頭にかけて道路がつくられて、平成2年の竣工になってますけれども、当時の地元の方等の要望ということで、国交省があそこにもともとあった道路のつけかえということで設置されたものであります。
◆14番(田花操君) 当時はそうやって、あんな立派な、国も相当な、当時建設費用をかけてやって、もともとは農道やから市へ移管されて、市がずっと管理している。今の基準でいけば対応できんから耐震補強する。 だけど、利用実態はもうほとんど使われてない。市もあれ、渡ってすぐのとこは民地になって、くい打って通れんようにしたある。それで立て看板もしたある。私は行って見てないけど、その言われやる地元の人なんかはここを通行するな、民有地につきと。それで間に弁護士立てて、弁護士から脅しの内容証明を送りつけられて、地元の人はびびったある。 それでそれをもって、担当課へ相当何回か来たけど、農道の目的、農道の管理のあり方というのは法律的には曖昧やから、そこまで強制的に市はできんという形で市は折り合ってくれやんし、それをどうするかいう話は一向にもうないんで、もうこれももう2年から3年かかっておると。だから、一方ではそういう地元との問題を抱えておるのに、議会でこういう予算が出てきて通していくというのは、余りにもちょっと矛盾してはないかなと。そのくいを打たんと昔のとおりに通り抜けして、高野坂の中をずっと行けるんやったら、まだ、あんたら言うように、少しは理解せざるを得んかなと思うけど、その問題がもうよう市として解決せんのやったら撤去すべきやろというふうに私は思って、今そういう話をしているんであって。 ぜひこれ、私はもう撤去すべき状況ではないかいうのを強く感じるんやけど、そこら、撤去費用との、幾ら、撤去費用いうても、撤去したほうが将来維持管理要らんから、当然、今金を上積み残しておくよりも、幾ら要っても撤去するいう方向へ本来行くべき決断やろと思うんやで。1回、県とも国とも相談して、国はそういう当時つくったんやから、国に応分の負担をやっぱりさせるべきやよ。 だから、国と地元の関係であそこへああいう橋をかけたんやから、そこへたまたま農道という形で市へ来たわけで、どっちがどっちいうことは別としても、国がつくったのは紛れもないことやから、国に対してやっぱり言うべきやよ。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) この農道につきましては、うちの農道台帳に掲載されておる農道です。 歴史としましては、ここの橋の向こう側を所有されている方が、昭和30年代ぐらいでしたか、あの農地を取得して、あそこに利便性のいいように自分で農道をつくったと。あくまで私道をつくって、その後昭和40年代に火災が起きて、警察からも怒られた。昭和48年にあそこにくいを入れたと。なのでうちとしても当時から、あそこリヤカーは入りますんで、リヤカーの通れるほどの農道ということで、農道認定をしたんではないかなというふうに思ってます。 橋を越えた向こう側が国交省の土地になってまして、それがもとの里道にする事態な形になっております。 国の協議につきましては、歴代の部長が国交省のほうにその辺の話を何度もしていただいておりますけれども、なかなか国のほうではそういう話にはならないということで、現在に至っているような状況であります。
◆14番(田花操君) 担当課長の今の説明でも、ちょっと説得力がない。国に対して言えば、国もやっぱり設置した責任の中で、それは国なりの協力というか考えるやろう。これだけではない、それからしばらく来ると広角のあの掘割の上の水管橋もやで。これらもこれ、耐震性ないと思うで、あれ。あれ現実にもう使えないのに、あの水路も。もう撤去やよ。どこがするんないうことや、そういうやつは、やっぱり市としてしっかりした考え方で、やっぱり国を挟んで、あの水管橋にしても地元の水利組合と、水利組合もう現実ないわだ。 そうしたら、市がちゃんといかにするかということで、あれも大きな水路橋や当時、あれも耐震性ないと思うわ。
◎建設農林部長(垣本裕也君) この東高森の農道橋につきましても、平成2年度に設置していただきまして、その後、平成7年の阪神・淡路大震災で、その当時から橋梁の見直し、設計の見直しというのをうたわれてまして、その当時から国交省のほうからは、この橋の強度、耐震性を何とかしなさいというふうな指導は受けております。 そういう中で、何とか新宮市としましても、打音調査とか強度の管理をずっとしてきたような状況でありますけども、そういう中で、また平成23年度に東日本大震災が起こりまして、それでまた耐震的な強度の見直しというのができました。 そういう中で、どうしても、国交省のほうにもそういうお話、何回もそういう耐震の問題につきまして、県とやり直しを行いなさいというふうな指導を受けている中で、国交省にもう随分お願いはしてきたとこなんですけども、やはりつけた中での管理は市のほうで行っていただきたいという話の中で、新宮市としましては、取り壊すよりも今の耐震に補強するというところのほうが利便性というんですか、対比効果の中で有利と判断させていただきました。 あと、この農道につきましても、民民のお話なんであれなんですけども、以前まではくいが打ってた中で通していただいたような状況でしたけども、いろいろ問題が発生しまして、そういう中で、最近はちょっとそこの農道については、通ることについてちょっといろんな問題が発生してきております。
◆14番(田花操君) 現時点で、今の説明からいろいろ市長の認識をずっと感じると、本当に無駄な工事に私はなると思う。無駄な公共事業の一つや。 だから、本当によう財政課長認めてくれたと思うわ。本当やったら、財政課長嫌やろうと思うわ、こんなのに無駄な金を、ほかにやらなあかんいろんなこといっぱいあるのに。 まあだけど、もう1回立ちどまって皆さんで、私はもう早うに、去年調査費とったときから、こういう話をしやるんや。もう1年半たちやる。もう1回立ちどまって考えて、国に泣きついてみい。そしたら国は考えるわ。うちだけでやろうとするから、国は地元で好きなように当然やるのはやぶさかでない。いや、もうようやらんのやということで、泣きついていってみい、絶対やる。国は考えてくれるよ。水管橋もやっぱり同じように話して、もう1回、予算は予算でこれ通っても、本当にこれぐらい無駄な事業たくさんあるけど、これは最近の田岡市長の予算の中で一番将来につながる話がいっこもないような感じがする。 ぜひ、もう一回知恵を出して頑張って。もういいよ。 次に、143ページの地籍調査、これも、まあようやく5,000万円で頑張ってくれやるとこいうのはようわかるし、最初は400万円、500万円から10倍にして、だけど県内のほかの他市町村から見たらもうワーストのほうやから、もっともっとふやして頑張ってもらわんと、もうここにおる世代ではようせんで。 もう私らの世代ではとんでもない話で、それで、何でこの土ノ河をするいうて書いてあるわだ、南檜杖の、何で土ノ河みたいな山の中をするの。 もう、三佐木地区をやって、次はこっちへようやく市内へ来てもろて、広角をやってくれやるな、今。もっとやっぱり、字図の混乱した、本当に法務局も困ったとこへ、市街地の中を何でしたってくれらんのかなと。土ノ河へわざわざ飛んでたいうのはどういう理由。クリーンセンターの建てかえするために向こうへ飛んで行ったんか。
◎管理課長(平見良太君) 議員おっしゃるとおり、クリーンセンターの将来的な問題で、先に土地問題をしっかり、あそこも字図の混乱している地域なんで、しっかり地籍をして、整備、整理したいということで、平成28年に実施をする予定で入れました。
◆14番(田花操君) これは、生活環境課からそういうクリーンセンター計画を考えていかなあかんから、地籍調査をやってくれいう要望があって、担当課が動いたいうことやね。
◎市民生活部長(岡雅弘君) ただいま管理課長のほうからお話がございましたように、クリーンセンター周辺、あの地区につきましては字図混乱地域でございまして、幾つか整理しないといけないというところもございまして、今回、要望、お願いをしたところでございます。
◆14番(田花操君) いや、私はクリーンセンターにかかわってあそこの土地、字図見てきたけど、ようやるか、地籍調査。ようやらんと思うで、あそこは。それだけ混乱したあるんや。 それでもう、混乱した状態であそこは構わんのやよ。 クリーンセンターだけやのに。あとは山やのに。 その中で皆、クリーンセンターの今の敷地いうのは、了解の中でやってきたわけやから。それをするんやったら、それで収まったあるのを、寝た子を起こすような形になっていくと思うで。混乱した中でみんな了解したあるのに。
◎副市長(亀井寿一郎君) 非常に混乱した地域やというのは御承知いただいておると思うんですが、その当時、クリーンセンター建設当時に本来であれば解決して建設していく必要がある部分については、先送りされてきた状況になっております。 現在の土地所有者とのいろんな個人の所有者との絡み、それからクリーンセンターの下にありますガス。
◆14番(田花操君) ガス、紀勢ガスいうガス会社。
◎副市長(亀井寿一郎君) そうです。今、名称変わっているようですけれども、そことの関係とか、かなりやっぱり課題として残されてきておる。 法務局への登記等々の関係もありますので今の状況の中では、いつまでもそういう状況を放っておけれないというようなことから、登記等も含めて明確にして整理したいという意味で今回、その地域のクリーンセンター周辺地域の地籍調査を実施する。それをすることによって、法務局との登記云々も明確になるということになりますので、これはやっぱりやっておく必要があるというふうに感じて、今回平成28年度の予算の中で計上させていただいたということでございます。
◆14番(田花操君) 今、副市長言うように、根はもっと私は深い、相続に係って古い、明治時代の。そういう登記簿がたくさんある。当時でもできたらしたかったんや。少しでも、実態に合わせて。だけど、できる状態じゃないんやよ、あそこは。もう権利者がもう何代も変わってしもて、相続人がいっぱおるわだ。だから、地籍が無理やり入って、法律でやっても、未画定のところばっかりになる。わからんのやよ。山はそれでええんやよ。十津川村のほうへ行っても、明治時代のまま皆置いてあるわ。そんな相続する人がおらせんし、名義変える人がおらんやろ。山は現実はそうなんやよ。 今の私の言わんとするのは、このまちのもっとはよしたってほしいとこへ、やっぱり地籍をやってあげてほしいという形で、突然そこへ飛んでいったんで、なかなか奥深い、根深いもんがあるから、それだけあれして。 それと、155ページの
住宅リフォーム助成事業いうの、これ去年は2割のあれやって、今回、1割になったいうのは、どういうあれなん。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 平成27年度、繰り越しですけれども、これは地方創生の交付金を100%充当させていただきましたので、20%の上限20万円ということにさせていただきましたが、今回単費ということで、率を下げさせていただいております。
◆14番(田花操君) これを見て、去年2割もろて、同じ助成でことしは1割いうのは、公平性から言うたら、ちょっとおかしいんじゃないかなと、行政がやる事業として。 去年は2割で同じようなもの、内容が変わったあるいうんやったらええけど、同じ事業で去年2割もろた人と、今回は1割。これは国からはこういった率の話にはそれぞれ自治体が受け持つのか。判断するのか。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 交付金の交付要項の中で、一定の条件等はございますが、基本的には市で決めていくということでございます。
◆14番(田花操君) 市長、これ、えこひいき、その公平じゃないいうあれはないか。私はこれを見たとき、去年2割受けた人、ことし、たった半年、1年もたたん中で、この差別は。
◎企画政策部長(向井雅男君) 前回、国の交付金を受ける中でこういった形の提案をさせていただいて、補助率は平成28年度の当初とは違いますが、させていただきました。 今回、まだ交付金が受けれるかどうかということはわかりませんが、その中で前回公平性の点から言えば、本来締め切った後でも、かなりの方がこのリフォームを受けたという方もおられました。そういった方の要望を少しでも拾うためには、何とか平成28年度も実施したいという思いの中で、交付金はあるか、つくかどうかわかんないんですが、その中で何とか10%でもいいから実施をさせていただきたいということで、始めさせていただいたものですので、何とぞその辺は御理解をいただきたいというふうに思います。
◆14番(田花操君) 御理解できんの。余りにもちょっと、私は問題を残すんじゃないかと思うで、市長。 必ずこういうあれは私はすべきじゃないと、思い切ってこんなもの、10%しか出せんのやったらこの事業はやめの決断が私は要ったんではないかなと。 それと、155ページのインターネット活用販路拡大事業、これも去年、こういった事業をやられたあるわね。やってない。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) 平成26年度の繰り越しでやらせていただきました。
◆14番(田花操君) これの募集要項の中に商工会議所の会員に限ると書いたある。会員へ入ってない個人事業者たくさんあると思うで。 なぜ、商工会議所の会員でなければあかんというのを一つの資格要件に入れたんか、そこだけ聞きたい。
◎企画政策部次長兼商工観光課長(中前偉君) やはり、商工会議所の体力強化という意味合いがございますし、個人商店も商工会議所に入ることによっていろんなメリットもございます。そういった意味から推奨しているということでございます。
◆14番(田花操君) やはり広くまちを活性化していこうと思ったら、なるたけ条件をつけずに、やはりこの事業を受けて頑張りたいいうそういう人をやっぱり底上げしてあげるべきやろうと思うし、これも全国同じような事業を地方創生、再生の中でやられているから、私はなるたけ条件をなくした形でしてあげてほしいなということを要望して終わります。
○議長(榎本鉄也君) 3番、杉原議員。
◆3番(杉原弘規君) 農林水産業費で、141ページの野生鳥獣被害防止事業なんですが、これ、このかなり被害が拡大しているというふうに聞いているんですが、そこら辺はどう受けとめてますか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 被害額自体は550万円程度で高どまりというふうに認識しております。
◆3番(杉原弘規君) これは獣害が、いわゆるけものがふえつつあると、こういうふうな情報もあるんですが、そういう点については、当局はどう受けとめてます。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 鹿についてはかなり数がふえてるというふうに感じております。
◆3番(杉原弘規君) そうすると、それに対応する防止するための猟師ですか、そういう人たちとの絡みというんですか、これはかなりかみ合っているというか。そういう点では進んでいるんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 猟友会の方とはしょっちゅう連絡をとりながらやっております。
◆3番(杉原弘規君) これは予算化は大事なことなんで、私はこれを奨励する立場なんですが、もっとこの費用でこの獣害対策がもっと進むというか、前進するというのか、こういう状況をつくってほしいと、こういうふうに思うところです。 それと、147ページの間伐対策事業補助金800万円という予算があるわけですが、この間伐対策の使い道、これはどういう形で費用を捻出してますか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 林業事業体、森林組合が実施する間伐の事業に対して補助をしていく、そういうものでございます。
◆3番(杉原弘規君) 間伐する、それでその間伐をした後の措置についてはどのようにしてますか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) それは、事業主の選択になると思います。
◆3番(杉原弘規君) それじゃ後は、山林地主というんですか、所有者がそれを間伐をするだけで、これは何を根拠にして物差しをしているのか。間伐をしたという、その実績というんですか、その本来、私がもっと間伐したやつをもっと再利用して、という方向に位置づけをしたいわけですよ。そやけれども、そこの所有者から間伐をしたと、しましたと、そのことの報告をもってそれで処理をしていると、こういうふうに感じるんですが、その点いかがですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) この間伐につきましては国の間伐対策事業にのっとったものに対して、市が5%の上乗せをしております。森林振興計画の中で間伐を今年度どんだけやるという計画の中で、実際事業主がそういう交付申請を行って間伐を実施、その間伐する上ではやっぱり費用を安く抑えるために、当然搬出間伐という方法をとりますので、間伐が終われば県の職員と市の職員が一緒に現地へ行って確認をすると、それに対して補助をしていくわけですけども、事業主にとってはそこはいい木であれば、当然木材市場のほうに出しますし、よくない木はそれなりに、例えばこの間言いましたように、木質バイオマスの燃料にするとか、そんないろんな選択肢の中から選んでやっておられるということになります。
◆3番(杉原弘規君) 例えば間伐をして、林道開発をずっと今進んでますわね。その間伐したものの受け皿ですよ。間伐材。この間伐材の受け皿がない中で、これだけの費用を出して、県のほうと今調査しているという話ですが、間伐したものとして、物差しのできる、目で見てわかるそういうものなのか、どっかへ集積するとよくわかるわけですが、そこら辺のやり方ですね。今、課長が述べている方法で間伐をしたと、それ、実際職員の皆さん、そこまで行って一々チェックするんですかね。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) プロット調査で100メートルはかってきちんと何本間伐していると、そういう検査を行います。
◆3番(杉原弘規君) そこら辺、私、ちょっと疑問的に思っているんで、やはり問題は、間伐した、その間伐材をどっかへ集中して集積して、それを再利用できる、いわゆるバイオマス、そういうものに再利用できるような方向に進んでいかないと間伐したことをもって、報告をもってそれで調査するて今言うてますが、決して生易しいものとちゃうのではないかという思いをしてますので、やはりそういうところをもっと強化してほしいというふうに思うわけです。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 調査ではなくて、これは国費も絡んでおりますので、県の職員と行ってきちんと検査をすると、そういうことでございます。
◆3番(杉原弘規君) そこの部分については、また何かの折があると思うので、そのときに回します。 それから、151ページの浅海増殖事業補助金でしょうかね、言い方が間違ってないですかね、それとこの
磯根漁場再生事業、これについてもかなりの年数、年月をかけてやっていると思うんですが、これはかなり古いでしょう。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 浅海事業については以前からやっておりますけど、磯根漁場につきましては平成28年度、3年目ということでございます。
◆3番(杉原弘規君) 3年言いましたか。予算化されて、これも形となって見えにくいんですよ。確かにこの予算使っていいことなんですよ。使うなという立場とちゃいますから、誤解しないようにしてほしいんですよ。これもどれだけの成果があるかというやつが、この見える形でしないと、我々素人はさっぱりわかりませんよ。 何を物差しにして、これは成果があった、どうだというようなことがわからないので、やはりその点はもう少し見える形にならないものでしょうか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 特に磯根漁場の再生事業等につきましては、水産試験所なり県の職員の指導を仰ぎながら、そういう事業をやっております。 一番の見える形というのは、漁獲高というふうになろうかと思いますけれども、やはりいろんな要素が絡んでおりまして、事業をやったからすぐにそういう成果が出るというものではございません。ただ、今はその守り育てる漁業というふうになっておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
◆3番(杉原弘規君) 浅海増殖事業というのは、先ほど年月は3年と言いませんでしたね。磯根のほうを言ったですね。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) そのとおりです。
◆3番(杉原弘規君) 浅海増殖事業というのは、もうかなり年数かかっているんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 10年以上実施しております。
◆3番(杉原弘規君) その事業に対しては、もうかなりデータとして手に入っているのと違いますか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 特にエビ類について、平成22年当時よりずっと横並びの数字で大体来ております。
◆3番(杉原弘規君) ちょっと、はっきりお願いします。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(名古一志君) 特に、貝については、平成26年度大幅に漁獲高が上がっております。
◆3番(杉原弘規君) この事業については、大事な事業だということは申し述べておきたいんですが、やはりこの見える形で、何か我々の前に提出できるようなそういう状況をつくってほしいと思うんですよ。そうでないと、私自身潜りにもよう行かんし、そんなこともしたことないんで、だから余計にわからないですよ。 ですから、そこら辺はひとつ、成果がわかるこういう形のものを提出できるように、今後ちょっとお願いして、そういう構えをしておいていただきたいと、こういうふうにお願いしておきます。 以上。
○議長(榎本鉄也君) 以上で5款から7款までの質疑を終わります。
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△延会の宣告
○議長(榎本鉄也君) お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 あすは午前10時から会議を開きます。 御苦労さまでした。
△延会 午後4時42分...