◎
企画政策部長(向井雅男君) 宮脇先生がなかなかお忙しい方でございますので、既に日程のほうは予定をさせていただいております。
◆1番(東原伸也君) いえ、そうやなしに、本体の整備事業のほう。モデル事業じゃなしに、整備事業の盛り土を実際にかかる時期とかいうのはまだわかっておりませんか。
○議長(辻本宏君)
垣本都市建設課長。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 本年度予算をいただきましたら、測量のほうへ、業務のほうへ移りたいと思います。その後、設計というふうな形になるんですけども、それが速くいけば、できれば平成26年度で着手はしたいとは思いますけども、ちょっと難しいんではないかなという気はしております。
◆1番(東原伸也君) はいわかりました。 続いて、197ページの消防費の
耐震性貯水槽設置なんですけども、今回のこの整備につきましては、これは1基分なんですか。
○議長(辻本宏君)
海野消防本部庶務課長。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 1基分の整備でございます。
◆1番(東原伸也君) これは、今後の計画といいますか、あと何基分やっていくという計画がありますか。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 何基というのはございませんが、地区には少ないところもありますので、今後とも整備をしていきたいと思っております。
◆1番(東原伸也君) わかりました。ぜひお願いしたいと思います。 消火栓は地震の場合に使えるかと言うたら、ちょっと疑問が多いところだと思いますので、この貯水槽、例えば今回、旧蓬莱小学校のプールを壊した下とか、そういうところへなるべく多く埋め込んでいただければなとは思います。 もう一つ、同じ197ページの
消防庁舎改修事業なんですけども、耐震改修して以来、大丈夫かなと思っていたんですけど、今度は雨漏りということで、ちょっとこの改修で終わりというふうにほんまに言えるんかなとちょっと疑問もあるんで、消防本部といったらやっぱり災害のときに一番大事な拠点になりますので、この際、建てかえとかという話は検討の中に入ってなかったんですか。
○議長(辻本宏君) 岡本消防長。
◎消防長(岡本秋久君) 耐震のほうの改修はしておりませんで、調査をしていただいた時点で、耐震性能は十分備えてるという結果でございます。今回、雨漏りがちょっとひどくなってきましたので、それを修繕させていただいて、本体自体はもう少し大丈夫なのかなという思いはございます。
◆1番(東原伸也君) もう少しですね、はいわかりました。いいです。
○議長(辻本宏君) 4番、榎本議員。
◆4番(榎本鉄也君) 1点だけなんですが、185ページの先ほどあった
王子製紙跡地整備事業と、もう一つ、
王子製紙跡地盛土モデル事業なんですけども、これは、何で公園費で予算計上するんですか。
○議長(辻本宏君)
垣本都市建設課長。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 平成25年度からの予算の継続という形にはなるんですけども、実際、ハード事業が伴いますので、一応、公園、防災的な面もあるんですけども、公園ではないんですけども、ハード事業をやる中で都市建設課のほうの事業として計上させていただいております。
◆4番(榎本鉄也君) きのうからずっと私、質疑でさせてもらってるのは、どうも事業の目的というものがやっぱり明確化されてないんですよ。だから、これは
王子製紙跡地の事業というのは、東原議員もよく知っているだろうと思うけど、周りの住民の皆さんの津波からの避難地ということで、そういうテーマというか、そういう中でああいう事業の企画が出てきたわけじゃないですか。これは、あくまで防災なんですよね。しかも、宮脇先生の指導を仰ぐということになると、副市長がこの間言われていましたように、鎮守の森構想ということですよね。そのいわゆる鎮守の森というのは、要するに3・11の津波のあの災害から、一つの導き出されたというかそういう政策じゃないんですか。木を植えて根っこを固めて、しっかりした自然の堤防、防波堤にしていくというようなそういう理論の中でのこの政策なんですよね。そしたら、これあくまで公園づくりではなくて、いわゆる目的は防災であると思うんです。だから、これの事業目的をしっかり明確化しないと責任の所在がわからなくなるんです。そこら辺。
○議長(辻本宏君) 亀井副市長。
◎副市長(亀井寿一郎君) 基本的には、ふだんは市民が憩える公園として整備する。その整備をする中で、有事の際はそこが避難場所としても活用できるということですから、基本的には、ふだん市民が親しまれる公園というのが、まずふだん使える、活用できるというふうに捉えております。 それから鎮守の森というのは、
宮脇先生そのものは、相当以前に提唱されたことです。現在では、
先ほど企画政策部長からもありましたように、いのちを守る堤防づくりというような高台づくりというようなことで現在進めておりますので、そういった観点を取り入れて自然の森づくりをしていこうということでございますので、ふだんは公園が主になるというふうに捉えております。あわせて有事の際には、そういう避難のできる場所と。有事の際というのは、いつ起こるかわからないということですから、これまでは防災公園というような、これも現在では、事業実施するとすれば正式な名称というのは当然出てくることになろうかと思いますけども、今は、
通称防災公園と両方を兼ね備えたものということで進めてきたと、これからもそういう部分では進めていく必要があるというふうには思っております。
◆4番(榎本鉄也君) 今、副市長が言われたように、やはり根底というか、いわゆる防災というものがかかわってきますので、危機管理にするか防災かというのがこの議論の中に入ってこなきゃいけないし、まず、そこの部分が一番大きな比重を占めなきゃいけないんじゃないんかなというふうに思うんです。そんなときに、やはり津波に対してどこまで高さを求めるのだとか、それから強さを求めるのだとか、それから何人ぐらい収容できるのかとかというような話になってくると、やはり専門的にやってるのは防災のはずなんです。だから、そこら辺の議論になりますと、どうしてもこの公園費という形で予算が計上されていると、どうしても責任というか、事業の目的が明確化されていないので、確かに公園だと言われればそうかもわからないですけども、そもそも王子製紙に鎮守の森のようなものをつくるというのは、一番の目的は防災ということであろうですからね。
◎副市長(亀井寿一郎君) これからのいろんな行政的な施設整備の中には、防災を抜きにした施設というのはなかなか、当然防災を念頭に置いた施設整備になってくるというふうに思います。ですから、今回の
王子製紙跡地についても、当然、防災に重点を置いておるというのももちろん必要なことやという考え方の中で、ふだんは公園として活用するという部分も含めておりますので。ただ、予算的には公園費として計上させていただいておりますが、防災対策課ももちろん、企画も含めて横の連携、建設、企画、防災、当然横の連携をとる中でこの事業は進めていく必要がありますし、今でもそういうことは協力しながら議論しておるということですので、その辺は御理解いただきたいと思います。
◆4番(榎本鉄也君) わかりました。ただ、やっぱり先ほど言ったように、公園費ということになってくると都市建設課だけが一生懸命やっているような感じになってくるんで、モデル事業にしても、これは講演会とか宮脇先生が来られて植樹して講演をされるというのは、こういうのは、これどう考えても企画費になるんじゃないんですかね。
○議長(辻本宏君)
向井企画政策部長。
◎
企画政策部長(向井雅男君) 榎本議員おっしゃるようなことも確かに予算計上の上では議論になりました。ただ、先ほども少し言いましたが、大浜と
王子製紙跡地、また蓬莱、あと広角、これにつきましては、現在関係課が集まって、それぞれ定期、あるいは不定期に協議を行ってございまして、その中で関係課とも議論を深めながら、どういった方向に進めたらいいのかということもやってございますので。あと、その中で当然、防災対策課もその中に入っていただいておりまして、防災の中で視点も協議に入れてもらいながら進めておりますので、その中で、平時はやはり、先ほど副市長のほうからもありましたとおり公園ということでございますので、予算的にはこちらに計上させてもらいましたが、定期的に関係課で協議しておりますことに御理解いただきたいというふうに思っています。
○議長(辻本宏君) 10番、
松本光生議員。
◆10番(松本光生君) 185ページの3番、
都市下水路費の一番下の6、
水中ポンプ運転費ということで、これは継続でやってる場所ですよね。それに、その下に土地購入費というのが入っているんやけども、これ、新規じゃないよね。新規なの、これ。それ説明して。
○議長(辻本宏君)
垣本都市建設課長。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) その土地購入費につきましては、現在、田鶴原の応急ポンプのホースの置き場を借地している状況でございます。その土地が、売り出されることになりましたので、そこを使用させていただく中でそれを購入させていただいて、そこを利用した排水施設をこしらえようというような計画で今回土地の購入を上げさせていただいております。
◆10番(松本光生君) 広さは。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 広さが150平米です。
◆10番(松本光生君) 新たにここでポンプのをつくるんじゃなくて、置き場だけというこということか。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 現在、置き場が通路の中に入ってますので、そこがちょっと狭くなってますので、それをそちらの土地のほうへ寄せるということで、はい。
◆10番(松本光生君) はい、わかりました。 そこにこの借り上げ料というのが入っている、これは、何かそれまでの処置として借り上げるようになってるのか。別なところになるのか、これ。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) その用地の借り上げでございます。
◆10番(松本光生君) わかりました。 191ページの消防関係で常備消防費、7番の
県防災ヘリコプター運航連絡協議会負担金の関係で、これまで新宮市から派遣隊員で行かれたのは何名ですか。
○議長(辻本宏君)
海野消防本部庶務課長。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 現在まで2名派遣しております。
◆10番(松本光生君) 最終行かれてもう大分になるんでしょうね、隊員として。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 平成21年から3年間派遣しております。
◆10番(松本光生君) 今後の予定は。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 平成30年から3年間派遣予定となってございます。
◆10番(松本光生君) はい。 それから197ページの先ほど東原議員が防火用水タンク設置事業の関係でお尋ねしましたけども、重複して悪いんですけど、これ、場所はどこになりますか。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) もとの専売公社の敷地となっております。
◆10番(松本光生君) これは、個人の敷地ですね。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 松巌院さんの土地となってございます。
◆10番(松本光生君) そこで大変結構なことなんですけど、耐震性の高い防火貯水槽(飲料水兼用含む)をできるやつをつくるということなんやけども、これ、どのような装置になりますか。何か蛇口が出てて、水も循環しているようなものを設置するんですか。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 今回、整備する耐震性貯水槽は、飲料水兼用じゃございません。
◆10番(松本光生君) 違うの。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) はい。
◆10番(松本光生君) これ、予算の概要57ページに詳細なやつの説明が書いてるけども、ちょっと判断しかねてるけども、耐震性の高い防火用水、この概略説明の中に、飲料水兼用を含む等の設備について、年次計画に基づき整備をするとまで書いてるけど。
○議長(辻本宏君) 岡本消防長。
◎消防長(岡本秋久君) 今回、松巌院さんの管理地に埋設させていただくのは、飲料水兼用ではなくて普通の60トンの防火水槽でありますけども、次年度、その次というふうなことで、計画的にこの飲料水兼用型の防火水槽の埋設というのを計画しているところでございまして、長いスパンの中で飲料水兼用を計画したり、また普通の防火水槽を計画したりというふうなことで計画的に進めていくということでございます。
◆10番(松本光生君) はい、わかりました。
○議長(辻本宏君) 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) 183ページの説明欄の5番目の都市計画道路網再整備業務という形で、これは以前から言われている市内の都市計画道路の見直し作業ということで、今、調査してるということですけど、なるたけ早く、もともとやる見込みもない都市計画道路、これは現実にできやん都市計画道路の見直しを今回整理して、本当に実現していくという形で進めてあるというふうに、これは、この平成26年度で一応、調査業務は終わると。
○議長(辻本宏君)
垣本都市建設課長。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 現在のところは2年計画で考えております。その中で、見直し等の中でやはりもう少し見直すべきという場合があることもありますので、そのときはまた延びる可能性はありますけど、今のところは2年計画で考えております。
◆11番(田花操君) この調査見直し業務をとにかく早くせんことには、次の段階へ入って行けれんわね。要するに、都市計画の見直し変更、法手続をしていかんとあかん。それを早いことしていったらんと、できもせん都市計画道路の中へ土地を持ったある人は、私権の制限がかかってあるから、
前田賢一議員が前から言いやるように、やっぱりそういうところは建物、土地利用が制約かけられてあるから、まちの活性化にはつながっていかん。そのとおりやろうと思う。だから早くやりもせん、戦後の混乱の時代にして、もうこれは50年、半世紀たったあると思うで、今ある都市計画道路は。これで結局は、そのうちできたのが何割か。3割ぐらいか。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 議員おっしゃるとおり3割程度と思っております。
◆11番(田花操君) あとの7割は、もういつできるやらわからん状態で今。だから、早くやったってほしい。 それで、2日前に和歌山市が都市計画道路の見直しを大幅にした。よそももう全国、早くこういう手続をやろうとしやる。和歌山市なんて、もう57路線あるやつのうち半分ぐらいなくしてしもうたような記事が書いてあった。和歌山市内やったら県道とか国道が多いから、県との協議が終わって、これから見直しの手続、都市計画審議会を含めて進めていくんやということを書いてあった。ぜひ、もううちも一日も早うしていただきたいというお願いをしたい。 それで、やっぱり見直すということは、長年そこの私権制限をかけてきてあるから、一気にそれをもうなくしますよという話に、住民のコンセンサスというのは要ると思うんで、この原案ができた時点で説明会を各地区でして、住民の意見、同意、やっぱり調整が私は大事やろうと思うんで、ぜひお願いします。 それと、その下の街路事業費の2番目の上本町磐盾線電線共同溝事業、今、要するに登坂のやつやの。これは本当に皆さん大変やったやろうと思うけど、ようやく用地が解決して、これでもう完成供用していくと、平成26年に。そしたら、大体平成26年度内の完成が見込めるということでいいんか。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 現在のところ、平成26年度をめどに頑張っていくつもりでおりますけども、地下埋設物とか、あと消防詰所の建築、あと信号機の設置等もございますので、そういう中で出合い丁場等もありますが、平成26年度の完成を目指して頑張って今いってるところでございます。
◆11番(田花操君) これ、もう足かけ20年ぐらいかかったあるんかな。20年かかってないか、15年。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 平成11年度ぐらいからの着手になりますので、約15年ぐらい経過しています。
◆11番(田花操君) やっぱり都市計画道路一つやるというたら、もうほんま15年前後、20年か。今からこれにかわる街路を今度はどこかやっていかなあかん。もうその次の街路いうたら、私らはおらんかわからんわ。だから、本当に都市計画街路らいうのは、すごい長期の中でのまちづくりになってくると思うんで、だから垣本課長の何代も前の先輩から、あれ、やり始めて、ようやく渕上部長の時代で完成して日の目を見る。その時間のあれは本当に大変やろうと思う。次にどこの街路をやるかということにもなろうと思うんやけど、それもやっぱりどこをやるかというのは、本当にこのまちづくりの中でみんなで議論して。あの登坂が開通すると、車の流れが私は変わると思うんやけど、それでもう、前にも言うたことあるけど、県道新宮停車場線が一方通行やから、あれを大型車を排除したったら相互交通できると思ってる。だから大型車を今度は登坂ができるから、登坂のほうへ大型車を振り向けて、県道新宮停車場線をやっぱり相互交通にしたるべきや、普通車。 ぜひ、そういう交通体系を警察も含めてそれまでに、完成までに、それと商店街の人らとも協議したらいい。丹鶴が相互交通になったら、また丹鶴のにぎわいが違うてくると思うよ、商店街も。今、ホテルもできる。見やると、大型車にあそこを通らしやるから、一方通行にせざるを得んのよ。そういう交通を長年、一方通行でなれっこになったあるけど、それはやっぱり本来の道路行政じゃないんで、ぜひ、あれは県道やから県とも協議して、そういう完成までに一つのテーマで議論したってほしいなと思う、地元の人も含めて。 それで、185ページの先ほど榎本議員、東原議員が質問されてるこの
王子製紙跡地の問題。これは、あの大きな跡地が新宮市へ寄附してもらえた、本当にありがたい話で、時価十何億円という財産をもらって、これを新宮市のまちづくりの中でしっかり全体をどうするんかということを絵を描いて、それに向けて周辺住民も納得した土地利用計画、土地利用を進めていったってほしいと思う。 そういう中でも一つは、あそこの土地というのは、新宮紀宝道路の和歌山県側の候補地の場所やろうと思う。それから、あそこには都市計画道路も入ってある。もろもろのことを市の中で知恵を出してもらって考えて、現状の中でも川崎商店なんかのあの道は行きどまりやろう。あの道も当面は、やっぱり宮井戸のほうへつけたるべきや。今はそれで生活しやるんやから、そういう土地利用計画をしっかり全体像を地域へ示していったらんと、今のように企画がかかわり、庁内であちこち皆さんかかわって、その上、それが先につくっていくことのほうが大事で、河道掘削の残土の処理の時期もあり、本当にあの土地をしっかり、私はまちづくりの中で整備していくべきやと。企画のほうの話を聞きやると、企画力がないんかなと思うね、つくづく。もっとやっぱり創意工夫、知恵を出して、それで今言いやる河道掘削の砂利を急ぐから、あそこへ持ってきて防災機能も果たしてやる云々言いやるけど、あの一角をどういう将来……
○議長(辻本宏君) 11番、田花議員、きのうも申し上げましたけれども、この一般会計の予算の項目についての質疑ですから、御自分の御意見、要望というのは控えていただきたい。もう何度も言わせないでください。
◆11番(田花操君) この項目については、この予算がええんかどうかという根本的なところの議論をしやるんやから。
○議長(辻本宏君) いえ、ですから、この項目に対しての質疑、どうですかこうですかと、それは個人差はあります。だけど、田花議員の場合は、自分の御意見、要望というのが多いようなことが見受けられますので、それは控えていただきたい。
◆11番(田花操君) そんなこと言いやると議会改革できんぞ。我々、これから議会改革を当局と一体になってやろうとしやんのにやで……
○議長(辻本宏君) いや、ルールはルールとしてあるんですから、それを守ってくださいよ。
◆11番(田花操君) 一々、質疑の中で私見が入るからあかんとかどうこう……
○議長(辻本宏君) 私も田花議員のことはよくわかった上で譲歩してますよ。
◆11番(田花操君) ここで議論をしようとする、その我々の権利をああだこうだ言うて、みずから……
○議長(辻本宏君) ただ、質疑という会議規則のルールがありますから、それを守ってください。
◆11番(田花操君) 私ばかり長時間話するのは申しわけないんで。 要するに、このモデルでやろうとしやる、それから緑地にして公園で管理すると、先ほどの答弁の中で、公園というのはもともと避難場所としての役割というのが全てある。ここだけじゃない。だから、公園というのは大きくは憩いの場であり避難場所という、この二つの大きな機能を持ったのが公園なんやよ。それが、あそこにつくろうと、山の中へつくろうと、それは火災とかいろんな面での避難場所になるんやから。
○議長(辻本宏君) 田花議員、御理解いただけてますか。
◆11番(田花操君) したあるよ。 次に、
松本光生議員が言うた防火用水タンク設置事業。これは、たばこ産業のどの辺へつくられるんですか、具体的に設置するのは。たばこ産業というか松巌院の駐車場。
○議長(辻本宏君)
海野消防本部庶務課長。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 具体的には、道路沿いから熊野川方面の端の一角に整備したいと思っております。
◆11番(田花操君) 熊野川というか、道路のほう、専売公社のほう。お寺のほうよりのどっち、道路に近いほうか。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) はい、そうです。
◆11番(田花操君) はい、わかりました。以上で終わります。
○議長(辻本宏君) 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 初めに、171ページの日足地区避難路設置工事なんですけども、この辺がたしか復興計画の中に避難路整備と何か重ねてか、記憶が曖昧なんですけども、復興記念公園というようなものを一応つくりますというふうにちょっと書いてあったような気がするんですが、その辺は、この道路とあわせてつくっていくという計画なんでしょうか。
○議長(辻本宏君)
垣本都市建設課長。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 日足地区のこの避難路を整備する中で、来年度の予算に入ってくるんですけども、その残土を生かして、そういう復興公園とする予定地を整備していきたいというふうに考えてます。あと、中身につきましては、今、関係課と協議はしているところでございます。
◆5番(並河哲次君) そうですね。避難路とかも避難場所というのは非常に大切だと思うんですけども、記念公園というところに避難関係、防災関係で避難以外、例えば情報伝達とかいうのも熊野川町はまだまだ不足しているところがあると思いますんで、その辺も考慮していただきたいと思います。 次が、175ページの池田町第1王子橋線歩道設置工事のことろなんですけども、物件移転補償で5,700万円あるんですけども、これはどういったものでしょうか。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) すみません、ちょっとお待ちください。 ここにつきましては、用地買収を行いまして、あと3軒、今、建物補償が必要になってくるところがあるんですけども、そこの3軒の物件補償を今回行うという計画になっております。
◆5番(並河哲次君) 次が、181ページの港湾管理費のところの東原議員が質疑されたザ・ワールドさんが来るときなんですけども、これは、これまで来たことがなかったやつということなんですが、どういった経緯で来ることになったんでしょうか、理由とかがあれば。
○議長(辻本宏君)
山本企業誘致対策課長。
◎
企業誘致対策課長(山本茂博君) 先ほども申し上げました世界遺産登録10周年、ここの記念事業としてこれまでも我々、今は企業誘致対策課ですが、商工観光課の港湾係、もちろん市長を筆頭にセールスを行ってきた結果だと思っております。
◆5番(並河哲次君) そのセールスを行ってきて、今回、世界遺産10周年だから来るというふうにザ・ワールドが言ってきたということですか。ザ・ワールドが言ってきた何か理由のところがもしわかるんであれば教えていただきたいと思うんですが、これまでやってきたからというのは、もちろん去年もそうだったわけで、一昨年もそうだったわけですよね。なので、今回なぜ来られることになったのかというのが、もしわかればお願いします。
○議長(辻本宏君) 鈴木経済観光部長。
◎経済観光部長(鈴木俊朗君) 要は、この地がやはり世界遺産の地であるというところがベースにございます。そういったところで国内の大型客船もそうなんですが、要は世界遺産の地であるがゆえに、いわゆるクルーズの一つの拠点として今まで御利用いただいてる。これの部分を外国のほうの客船にも何とか世界遺産の地である我がほうへ、できたら寄港いただけませんかというセールスは、今課長が申し上げましたように数年ほど前から、これは全国的にそうでございますけれども、特に和歌山県もこの外国船の誘致には力を入れているところがございまして、そういったところと共同しながら我々もセールスをやってきたと。世界遺産の地、ましてや平成26年度が10周年に当たるというようなことで、そういう名目の中で、ぜひ来ていただきたいというセールスを行った、その結果が、ことし来ていただけることになったということであります。
◆5番(並河哲次君) ありがとうございます。 次が、185ページの公園費、
王子製紙跡地のほうなんですけども、これが、僕も公園とはいえ防災が最初のメーンのこれをつくる理由なのかなと思っているんですけども、その中でちょっと気になるのが、避難タワーを建てるほうの、昨日質疑させていただいた避難タワーのほうは5,000万円が特定財源でついているんですけども、こちら同じ避難場所として一応目的としている
王子製紙跡地のほうは一般財源でついているんですが、これはどういった違いになってくるんでしょうか。防災目的でどちらの財源についても教えていただけたらと思うんですが。
○議長(辻本宏君) 小谷財政課長。
◎財政課長(小谷充君) 津波避難タワー施設につきましては、このたびは緊急防災・減災事業債を充当しております。事業の実施という形での起債ということでございます。 一方、
王子製紙跡地の整備事業につきましては、平成26年度は測量業務ということで、まだ実施設計段階ではございませんので、この部分については、まだ起債の対象にはならないという形で財源は張りついておりません。
◆5番(並河哲次君) そうすると、これはこっちの、例えば今後このまま公園ということで整備していく中でも、その実施に当たっては先ほどの緊急防災・減災の起債はできるんですか。
◎財政課長(小谷充君) その施設の整備内容にもよると思いますけれども、そういう避難的な施設になるのであれば起債の対象になってくるというふうに思っております。
◆5番(並河哲次君) わかりました。 次が、197ページの消防施設費、さっきの
耐震性貯水槽設置のところなんですけども、一応、年次計画に基づき整備をするということと、あと何基というふうには決まっていないというところがちょっとよくわからなかったんですが、その辺はどういうことでしょうか。
○議長(辻本宏君) 岡本消防長。
◎消防長(岡本秋久君) この防火水槽の設置計画につきましては、消防本部で計画をつくっておりまして、主に密集地とか、河川とか、海とかからの水利が遠い場所を優先的に整備していこうということで計画をしておるんですが、消防としては、この辺に欲しい、この辺に欲しい、この辺に必要だということを計画上、地図に描いておるんですが、その場所が、その全てのところにそういう適地があるかというと、なかなかないのが現状でありまして、今後、民有地であればそういった用地買収から始めてそういうところにつくっていくのか、あるいはいろんな方法を考えていかないと、用地の確保の課題というのが非常に残っておりまして、だから消防としては、希望の数というのは出てくるんですが、果たしてそこへ行けるのかというときに、目標数というのが、目標数は決まっていますけど、実際に事業をできる数というのはどれだけあるのかなというのはちょっと明確でないというのが、庶務課長が答弁した内容でございます。
◆5番(並河哲次君) わかりました。 さらにそこからなんですけども、水道事業所かどこかで、たしか地震対策の貯水というか、何かタンクを設置されてたと思うんですけども、災害に備えて。そのあたりで、こちらの消防のほうも飲料水兼用のものも今後設置していく可能性があるということで、台風12号のときの断水に対して、例えば飲料水がなくなったときに、この消防の部分も生きてくるのかなと思ったんですが、そのあたりの飲料水源として水道とか消防とか、似たような形の飲料水として使えるもので、この地域にはこのぐらいあるねというようなやりとりというのはされてるんですか。
○議長(辻本宏君) 川嶋水道事業所長。
◎水道事業所長(川嶋潤君) 水道事業所としては、メデタンクとか、これ商品名なんですけども、そういったものが佐野会館とかそういうところに自主防災という意味で設置をしていただいております。また、簡易水道の部分については、熊野川町のほうに緊急用のそういったタンクを備えたというものがあります。 また、貯水槽を兼ねた飲料水兼用の防火水槽、これにつきましては、まだ市内には特に設置はしておりませんが、消防本部とのそういった話は何回かさせていただいております。といいますのは、防火水槽というのはもう水をためているだけなんですが、飲料水兼用になりますと水道水が流れているというような状況であります。それが、例えば地震のときに水が一気に流れるという、また震度が、非常に揺れが大きいというようなときにいわゆるセンサーが感知して緊急遮断弁がおりるということで、そのときに水が確保できるということですので、こういったことは先進的にやられている自治体もたくさんありますので、今後、消防本部と協議して、できるだけ設置をしていきたいというふうには考えています。
◆5番(並河哲次君) ありがとうございます。 あと1点。同じく197ページの消防救急デジタル無線整備事業なんですけども、全部がデジタル化されたときに、例えば消防団の持ってはる、団員が持ってはる無線とかは、また全然別のものなんですか。その辺、御説明お願いします。
○議長(辻本宏君)
海野消防本部庶務課長。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 消防団の持ってるデジタル無線とは、また別のものでございます。
◆5番(並河哲次君) ありがとうございます。 以上です。
○議長(辻本宏君) 16番、杉原議員。
◆16番(杉原
弘規君) まず最初に、175ページの相筋堤防線ガードレール設置工事というのは、これはどこのことを指しているんですか。
○議長(辻本宏君)
垣本都市建設課長。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 相筋で一部ガードレールが抜けているところがあるんですけども、旧道上から一つ目、二つ目ぐらいの相筋地区へおりる昇降路ぐらいになるわけなんですけども、延長220メーターぐらいあるんですけども、そこのガードレールの設置ということになります。
◆16番(杉原
弘規君) そうするとこれは堤防の上なんですね。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 堤防上でございます。
◆16番(杉原
弘規君) これは、国土交通省の管轄と違うんですか。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 確かに国土交通省の道路にもなってますけども、市道として占用させていただいてる部分でもあります。
◆16番(杉原
弘規君) 了解です。 それから、183ページの上本町磐盾線道路改築事業、これはNTTのところから120メートルということになってます。これを工事で全線開通と見てよろしいんですか。これで終わるということなんですね。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 先ほども申させていただきましたけども、一応この工事で開通ということにはなります。
◆16番(杉原
弘規君) そうすると、今は一方通行ですが、それは両面通行になるんですか。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) この工事が完成すれば両面通行になります。
◆16番(杉原
弘規君) わかりました。 それから、185ページの佐野の川原田排水区下水路整備工事、光洋中学校の北側と言っているんですが、ここの工事は前回やっていますね。これで全て完了になるとは思えないんですが、あと何回ぐらいの工事になって計画していますか。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 本年度も継続的にやってるんですけども、あと2年程度事業が進まないと完了しないと思っております。
◆16番(杉原
弘規君) 今年度と来年度と、あと2回の工事で完了すると。
◎
都市建設課長(垣本裕也君) 来年、再来年という形です。
◆16番(杉原
弘規君) わかりました。 それから、197ページの樋門操作の委託、これは、内容的には浮島川の市田川へ出るそこのところを指してるんですか。
○議長(辻本宏君)
海野消防本部庶務課長。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 熊野川の相筋本川の相筋、船町、7樋門あるんですけど、それと市田川の樋門を対象にしております。
◆16番(杉原
弘規君) そうすると、市田川の樋門のところの排水については、県の管理だというふうに以前聞いたんですが、こことのかかわりはどうなりますか。
◎
消防本部庶務課長(海野裕二君) 市田川は、市の樋門と国の樋門になっております。
◆16番(杉原
弘規君) また、一般質問がありますんで、そこでやります。 以上です。
○議長(辻本宏君) 以上で、8款から9款までの質疑を終わります。 議案審議中でありますが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午前11時01分
---------------------------------------
△再開 午前11時11分
○議長(辻本宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 17番、屋敷議員、議事進行。
◆17番(屋敷満雄君) 議長、我がらの議会の関係例規集、この中に議員の発言というところがある。発言内容の制限、第54条、発言は全て簡明にするものとし、議題外にわたり、またその範囲を超えてはならない。議長は発言が前項の規定に反すると認めるときは注意し、なお従わない場合は、発言を禁止することができる。議員は、質疑に当たっては自己の意見を述べることができない。決まっとんのや、これ。ちょっと議長のほうもきっちりして、そういうときはとめてくれよ。 以上。
○議長(辻本宏君) はい。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 11番、田花議員、議事進行。
◆11番(田花操君) いろいろ当局の議案提案に対して、その予算を我々、最終的に質疑をして認めていくその過程の中で、そういう書いたもののとおりになかなか議会運営というのは行く道理がない。やっぱりある程度、その人その人がそれぞれ選ばれてきて、その人のいろんな目で当局の議案を審議していくというのが大事であって、特に3月議会というのはこれだけの量が多い、通常の議会の場合はこういうところまで議長に煩わさせるようなことはないと思う。だけど、3月議会というのは、やっぱり4回の中でも特別なんやよ。だから、そこは大目に見て、やっぱり我々いかに市政をよくしようかと、よりよい新宮市にしようという思いでみんな来たあると思う。だから、そういう中で、たかが5分、10分の中での議論が長いやとかどうのこうの言うこと自体が、時代おくれやし、ちゃんとそこはそれなりの節度を持って皆さん質疑をしやるんだし、言いやる中身が、それが後退するような話じゃない。提言して、こういうことがどうなっているのかというそういうことは、少しはその質疑の中に入ってしかるべきや。そういうことがなかったら、ここでの開かれた議論の場には絶対ならん。私はそう思う。 以上。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 17番、屋敷議員、議事進行。
◆17番(屋敷満雄君) 自分ら、議案書もきょう、きのうもらうん違うんやだ。これいつ渡されるの、局長。 (「1週間前」と呼ぶ者あり)
◆17番(屋敷満雄君) 1週間前やろう。ある程度目を通したら、担当課へ行ったら、これどんなになるんやというのを事前に教えてくれると思う。行けるやろう、教えてくれへんのか。 くれるやろう。そしたらそれ聞いてきて、それ以上に疑問があるんやったらここで何やかんやとして、せんならんなら一般質問でしたらええんと違うんか。
○議長(辻本宏君) 屋敷議員、わかりました。
◆17番(屋敷満雄君) もっとしっかりしてくれよ、議長。
○議長(辻本宏君) 17番、屋敷議員、11番、田花議員の議事進行についてですけれども、田花議員、とにかく3月議会というのは、確かに議案は多いですよ。多いですけれども、社会一般的にもルールがあるように、議会というのは会議規則があります。先ほど17番の屋敷議員が、その会議規則を提示したわけですから、それに基本的に従っていただかないと会議が滞ってばかりで、それは御理解いただきたいと。先ほども11番、田花議員、わかってるよと言ったじゃないですか。 私は私なりに判断させてもらって、田花議員に申し上げさせてもらいました。ですから、私の役割は、皆さん16人の公平平等な立場を保つことにありますので、ですから、その点を基本的に御理解いただいて、議会運営を図っていただきたい、協力いただきたいと思います。 よろしくお願いします。 (「了解」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 10款教育費、198ページから241まで質疑を行います。 7番、三栗議員。
◆7番(三栗章史君) 201ページの12番、適応指導教室運営費の中でちょっと聞き漏れたんでお聞きしたいんですけども、これは、はばたきの家等の運営費ということで、その中で三輪崎小学校にも分室を設置するというお話があったんですけど、これは新たに設置するんでしょうか。
○議長(辻本宏君) 宮本
学校教育課長。
◎
学校教育課長(宮本雅史君) 適応指導教室のはばたきの家の運営費となっておりまして、今年度から三輪崎地区のほうに分室というか、これを担当する者を配置、今は光洋中学校内にその場所を設けて配置するつもりなんですけれど、その計画で進めております。
◆7番(三栗章史君) 了解しました。
○議長(辻本宏君) 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) 質疑をさせていただきます。 まず、205ページ、学校管理費、小学校普通教室等空調設備整備事業ということで、今回9,734万円が計上されております。夏季の猛暑対策として小学校普通教室に空調設備を設置するということになるんですが、今のこの異常気象の中で、健やかに子供たちが育っていただきたいし、健康に気をつけていただくということになっております。これは、当初予算が可決されれば、夏季までには完了する予定でしょうか。
○議長(辻本宏君) 北畑
教育総務課長。
◎
教育総務課長(北畑直子君) この普通教室の空調設備設置事業ですけれども、こちらにつきましては、当初予算が通れば4月に入札を行いまして、5月契約ぐらいができましたら早期に着工いたしまして、取りつけできるように進めたいと思っております。
◆13番(福田讓君) 再度、質疑いたします。 これは9,700万円という工事費、多額なんですが、地元の市のほうに申請されている電気工事の関係の方にしていただけるんでしょうか。
◎
教育総務課長(北畑直子君) 財政課を通しまして、入札いたします。
◆13番(福田讓君) 了解いたしました。 続いて、205ページの学校管理費の中の外国語教育推進事業、これは田岡市長が選挙の公約でも、国際化に合わせて子供達の能力をアップするということで、今回予算を計上していただいたと思います。予算は138万4,000円ということで、幼稚園、小学校1年生から4年生において国際感覚を身につけながら、外国語、外国文化に親しむ活動の有益さを図るということになっております。本当にありがたいことだと思うんですが、これは、今は週休2日制でございますね、だから月曜日から金曜日の間でやっていくのか、私見が入って申しわけないんですけど、土曜日とかそうじゃなしに、その間でやっていくんでしょうか。ちょっとお聞きします。
○議長(辻本宏君) 宮本
学校教育課長。
◎
学校教育課長(宮本雅史君) 今のは、月曜日から金曜日までの学校の中で実施していくということで計画しております。
◆13番(福田讓君) 再度、質疑いたしますが、講師ですか。日本の方じゃなしに外国の方にやっていただけると私は理解しているんですが、何名ぐらい採用されてやられるわけでしょうか。
◎
学校教育課長(宮本雅史君) 議員おっしゃるように、この事業がうまくいくかどうかは人材確保というところにかかっていて、そういったネイティブな発音をする方を見つけてきて、もちろん学校の、これ今回、幼稚園から小学校1年生から4年生までということなんで、学校教育についても内容をよくわかっている者ということで、現在1名ということで、新たな人材に来ていただきたいというふうに今、計画しております。
○議長(辻本宏君) 田岡市長。
◎市長(田岡実千年君) この予算は、そういった方を雇用して英会話を指導していただくわけでありますが、実は、この選挙のとき等に英会話の大切さをお話ししたときに、いろんな市民の方々も賛同してくださいまして、ボランティアで一緒になってやっていっていただけるようなお話も伺っておりまして、今後、こういった雇用する専門の方とともに、そういう市民の皆さんも一緒になってこの英会話の普及ができたらなというふうに考えてございます。
◆13番(福田讓君) 御答弁ありがとうございます。市長の並々ならぬその熱意のもとで、今回この予算を計上していただいたということは、今後、市長が4年の間、これがずっと伸びていけば、やっぱり英語教育もかなりアップされるんじゃないかと私は思っております。 1件お聞きしたいんですが、前に秘書課におられたカナダの方ですか、この方は今、新宮市にいらっしゃるんでしょうか。
○議長(辻本宏君) 片山秘書課長。
◎秘書課長(片山道弘君) 以前、勤めておりましたウエインさんにつきましては、現在も新宮市のほうで生活されておられます。
◆13番(福田讓君) 彼は、本当に日本語もいけるし、なかなかきれいな英語というんですか、そういうしゃべる人だったんで、私もどちらへ行かれたんかなと気になっていたんですが、新宮市におられるんですね。こういう方も私としては、いい講師になるんじゃないかなと思っております。今後とも市長が目指す、新宮市が英会話の先進地だという形の夢を持って、お子様や保護者の方も喜んでいただけると私は確信しております。 また、詳しくは一般質問でもさせていただきますので、これはこの程度にとどめます。 そして、209ページの中学校太陽光発電設備等整備事業、2,350万円となっております。中核避難所である緑丘中学校へグリーンニューディールの基金活用でいろいろと書かれておりますが、この太陽光発電、今後とも小中学校へ導入する予定であると、私はそこも1件は質疑させていただきたいんですが、これによって電気の料金は、やっぱりかなり下がるわけでしょうか。そのあたりお聞きしたいと思います。
◎
教育総務課長(北畑直子君) このグリーンニューディールの事業なんですけれども、今年度も行っておりまして、三輪崎小学校、熊野川小学校のほうに取りつけしております。これの電気なんですけれども、10キロワットということで、これは売電しませんので、電気の料金に換算するのはちょっと難しいんですけれども、王子ヶ浜小学校のほうで今年度実施しました。これはニューディールではないんですけれども、その分を参考にしますと約10キロワットの電気を発電ということで、月額2,000円から3,000円ぐらいまで、それを売電した料金が入ってきておりますので、それを参考にすればその程度かなと考えております。
◆13番(福田讓君) 太陽光発電というのは、国の施策も進んでいるわけなんですが、我々、地方公共団体というのは、太陽光発電によって、その電気を売却するわけじゃないんで、そういう目的じゃないんで、その太陽光発電による電力によって今まで賄われている小中学校の電気料金が下がるということなんで、今おっしゃっていただいたように、月二、三千円ですか、1年じゃないんですね。
◎
教育総務課長(北畑直子君) 王子ヶ浜小学校のを参考にすれば、それだけ収入がありますので、その程度かなというふうに考えております。
○議長(辻本宏君) 3番、久保議員。
◆3番(久保智敬君) 文化複合施設整備事業ですが、この本会議が始まる前に当局から議会に対しての説明会を開いていただきましたが、総工費40億円でしたか、その中身たるや、熊野学センターの議論も薄いままというか、不透明なままのスタートになるように思うんですが、そこら辺どうですか。
○議長(辻本宏君) 楠本教育長。
◎教育長(楠本秀一君) 議員説明会でも御説明させていただきましたように、去年度の財政シミュレーションの40億円という数字がありますが、その40億円についても内容に伴わないもので、ただ数字を充てたという段階でございまして、当然、庁舎の建設にかかわりますけども、消費税のアップとか資材の高騰で、その事業費は恐らく40億円でおさまれば一番いいんですが、そういうことも非常に厳しい環境の中で、この間説明させていただきましたように、私どもとしては4月、5月、6月の3カ月ぐらいかけるだけでプロポーザルを発注する仕様、面積であるとか事業費なんかを庁内の組織で機関決定して公募するという段階になってますので、そういうスケジュールになっておりますので、いましばらく3カ月間ぐらいは新年度に入って時間をいただきたいと。その中で、仕様書をこういう程度のものを発注してプロポーザルにかけていくということが決まり次第、議会には報告させていただきたい、このようには考えております。
◆3番(久保智敬君) 紀伊半島大水害で中断されてた事業なんで、当局側としても早く進めたいのはわかります。しかし、その中身たるや余りにもちょっとまだ煮詰まってない中のスタートのように感じられたわけであります。今回、これについての質問内容も多いと思いますけども、もう少し明確に、議会側にもきちっとした形で説明を願いたかったなと思いました。 以上です。
○議長(辻本宏君) 17番、屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) 217ページの土と水と緑の学校、これ何回目、30年ぐらいやってるのか。
○議長(辻本宏君) 前田生涯学習課長。
◎生涯学習課長(前田圭史郎君) ことしで31回目になります。
◆17番(屋敷満雄君) これ、やはり田舎の子供と都会の子供と体験して、たしか便所もまだ水洗と違うんでしょう。
◎生涯学習課長(前田圭史郎君) 高田会館のほうは水洗じゃありません。
◆17番(屋敷満雄君) ああいう体験なんか、もう今のところ絶対できないんでね。みんな水洗になってるんで、いろんな長い人生の中で災害とかああなったら、そういう今の子供はみんな水洗ですから、ああいうことはやっぱり体験させるのが非常に僕は有意義なことやと思っております。また、名取市からも数名の方が来られて、やっぱり姉妹都市の子供も、向こうと全然気候も違いますからいい勉強場だと思うんで、ここが長いことできるように頑張ってください。 次に、227ページの図書館費の中上健次資料収集事業、たまたま彼も僕と同級で、彼は緑丘中学校やったんで、熊野大学も僕の同級の松本巌君が一生懸命頑張ってやってますけども、僕もたまたま2年、3年が男女別々に体育の授業を受けますんで、隣のクラスやったんで、2年、3年同じ体育の時間だけは彼と一緒に学んだんですけども、大変僕も残念やと思っておるんですけども、生きていてくれたら新宮市もちょっとくらいはもっともっと変わったなと思っておるんですよ。それで、ここでも僕らの願いとしましては、中上健次記念館というのをぜひとも建てていただきたいとそういう希望がありますんですが、そういう意向はないんでしょうか。
○議長(辻本宏君) 楠本教育長。
◎教育長(楠本秀一君) 非常に財政的なことも含めて、恐らく存命しておればノーベル賞はとってたと思うんですけども、一番近かったですから、そういう気持ちは私もありますが、なかなか非常に難しい状況の中で、文化複合施設の中で、やはりこれは図書館の中での位置づけをきちっとしていきたいなというふうに、今の段階では考えております。
◆17番(屋敷満雄君) 寄附金なんかも募れば、彼の全国的な規模からすれば、かなりの金額が寄附されることもできると思うんです。ぜひとも、今後とも一回考えていただくようにお願いします。 それと、241ページ、スポーツ振興事業費の天空ハーフマラソンですけど、今もう非常にマラソンの熱が高まって、僕もピーアップへ行ってるんですけども、走って来てる方がおって、何人かの方は大阪や東京や奈良やとかいろんなところへ参加してマラソンをするんやとおっしゃってますけども、今あそこの自動車道でどのぐらいの人間がどうですか、いっぱい募集しても入りませんわね。大体どのぐらいの人数がいけるんですか。
◎生涯学習課長(前田圭史郎君) 一応目標は、昨年は3,000人を超えて3千百何人のエントリーがありました。ことしもそれぐらいの3,000人超え、そういうのを目指していきたいと思っております。
◆17番(屋敷満雄君) 一応、3,000人が目標だということでよろしいでしょうか。
◎生涯学習課長(前田圭史郎君) 多いほうが多いほどいいんですけども。
◆17番(屋敷満雄君) どの辺まで入るんですか。走れるんですか。
◎生涯学習課長(前田圭史郎君) 走るといってもスタートのほうは早い順番に行くんですけれども、大体後ろがつながってくるような状況ですから、やっぱり3千少しでもういっぱいぐらいかわからないです。
◆17番(屋敷満雄君) よろしくお願いします。 次に、スポーツ振興事業費の紀の国わかやま国体準備事業で、野球と女子のサッカーをされるんですけども、この開催日はいつなんですか。
○議長(辻本宏君) 中岡教育部参事。
◎教育部参事[国体準備担当]兼国体準備室長(中岡保仁君) 開催日は、リハーサル大会としましてはことしの秋、それから国体本番は再来年の秋ということでございまして、9月並びに11月というような形でございます。
◆17番(屋敷満雄君) これに載ってる女子のサッカーの日は決まってないの、まだ。
◎教育部参事[国体準備担当]兼国体準備室長(中岡保仁君) リハーサル大会の全国社会人サッカーのほうですが、平成26年9月27日土曜日、28日日曜日、2日間が試合日であります。
◆17番(屋敷満雄君) サッカーはね。野球は。
◎教育部参事[国体準備担当]兼国体準備室長(中岡保仁君) 軟式野球、高校でございますが、ことしの11月6日木曜日から9日の日曜日にかけてでございます。
◆17番(屋敷満雄君) 以上です。ありがとうございます。
○議長(辻本宏君) 3番、久保議員。
◆3番(久保智敬君) 図書館費のことで聞こうと思って忘れてました。先ほどの複合施設とつながってくるんですけども、まずは図書館費の中で、今回、自動車文庫、今ずっと各地に車で行って本を貸し出したりしていただいてますけども、この利用率というのはどんなんか、今わかりますか。
○議長(辻本宏君) 岩崎
文化振興課長。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) データ的には平成24年度のデータでございますけども、1,607名利用をいただいております。
◆3番(久保智敬君) 何カ所ですか。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) 8地区の9ステーションでございます。
◆3番(久保智敬君) この事業は、図書館が新しく複合施設の中に入ったとしても、これはやってくと思いますけど、変わりはないですね。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) この事業は、図書館から2キロ以上離れたところを対象としておりますので、同様にやっていきたいと思っております。
◆3番(久保智敬君) それと、今の図書館の利用者数というのはどんな状況なんでしょうか。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) こちらも平成24年度のデータでございますけども、2万5,069名利用いただいております。
◆3番(久保智敬君) これ、10年前とか、わかりませんよね。どういう伸びがあるか、大体ふえてるのか減ってるのかわかりますか。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) 10年前の平成14年度ですけども、利用者が1万9,280名ですから、約6,000名ほどふえております。
◆3番(久保智敬君) そういったいろんな流れもあると思いますけども、いいです、また一般質問でさせていただきます。
○議長(辻本宏君) 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) 再度、質疑させていただきます。 199ページ、事務局費の中で、教育活動支援プログラム事業というのが4,947万7,000円となっております。この事業概要を読ませていただいたんですが、もう一度ちょっと詳しく御説明願いたいわけなんです。
○議長(辻本宏君) 宮本
学校教育課長。
◎
学校教育課長(宮本雅史君) 教育活動支援プログラム事業につきましては、市のほうで雇用している先生方についてのものなんですけれど、学校のほうで例えば学ぶことに時間がかかったり、例えば友達との関係とかつくるのが苦手であったり、例えば集中して取り組みにくい子供がいたりと、そういう子供たちに対してそういう子供たちの学びを支援するために、各学校に支援のための職員を配置しております。これ以外にも国語であったり、算数・数学であったり、そういう教科においては、できるだけなんですけれど、複数教員による対応も進めていきたいというふうに考えております。そういう取り組みのものです。
◆13番(福田讓君) これは、結局、専門の資格を持った方と予算に入ってたと思うんです。そういう方なんですか。心身の管理をする人とか、そんな人も含めて普通の教員の方じゃないということなんでしょうか。心身のあれを注意深く教えていくとかという、専門のあれを持った人を採用してやってるわけなんですか。 そして今、小中学校の中で全体に子供たちを勉強させておいて、少しでもおくれている方は専門に別の教室ですか、そういうことはやられているんでしょうか。レベルアップのための一環ですか。もうちょっと詳しく説明願いたいんですが。
◎
学校教育課長(宮本雅史君) まずは、学校支援職員と呼んでいるんですけれど、その者の資格なんですけど、教員免許を取得している者というふうなのを必要資格というふうにしております。 学校の中の扱いに関しては、それぞれ学校の様子というか、子供の実態によっても違ってくるところなんで、今おっしゃったような取り出しというか、教室の中から取り出して個別指導が有効であると判断した場合は、そのような対応を行うときもあるし、授業の中で横について対応したほうがよいと判断する場合は、そのような対応をする場合もあるということで、子供の支援に関しては、それぞれその子供さんによって一番いい方法というのか、そういうのをとればということで実施しております。
◆13番(福田讓君) 大体は理解させていただくんですが、小中学校の中で少し勉強についていけない方もいらっしゃるという話も聞くんですよ。そういった方にそういう心理の免許を持っている方とかの力もかりながら、今、課長がおっしゃったように、一応一般教員の免許を持ってる方で、それを補助するという形なんですね。特に心理士というんですか、あんなんじゃないんですね。
◎
学校教育課長(宮本雅史君) この学習支援職員に関しては、そういうような教員免許を持っている者で、もちろんそれぞれ学校の教員がいて、それを補助するというそういう役目を担っているところです。心理に関しては、別途、学校のほうに配置している者もおりますので、そちらのほうで対応しております。
◆13番(福田讓君) 以前、御父兄の方から御指摘受けたわけなんですが、学校へ小学生の方が、朝、お母さんもお父さんも2人が働いていて、校門へ送ってきて一人で中へ入っていけないことがあったらしいんですよね。そして、市内で遠いところで見つかったということで、学校のほうもそれに対して、登校のときに校門まで来ていただいたということでありがたく思っているんですけど、やはりそういうお子さんも中にはおられるということを聞きまして、学校のほうもよくやってくれたなということは聞いております。 それも含めて小中学校で勉強に少しでもついていけない方もいらっしゃった場合、そういう人が補佐しながら、また伸びる子は伸びるようにやっていくという形の指導をやってると思うんですが、そういう形のを含めて支援活動のプログラムというこの事業ということで理解したらよろしいんでしょうか。
◎
学校教育課長(宮本雅史君) 議員おっしゃったとおりでよろしいと思います。
○議長(辻本宏君) 2番、
前田賢一議員。
◆2番(前田賢一君) 221ページをお伺いします。この4番の文化財保護費一般経費の中で、新宮城跡除草清掃委託料というのがありますけど、これは委託先はどこなんですか。
○議長(辻本宏君) 岩崎
文化振興課長。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) 元新宮領主水野家顕彰会でございます。
◆2番(前田賢一君) 城のほうも。水野家墓所と違うで。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) こちらはシルバー人材センターへの委託でございます。
◆2番(前田賢一君) これは定期的にやられておるんですか。サイクルとしてはどんなんですか、毎月1回ですか。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) 3カ月に1回程度させていただいてます。
◆2番(前田賢一君) どの辺をやってるのか。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) 駐車場がございますけども、登坂のところのあの法面等を中心に清掃をしております。
◆2番(前田賢一君) 3カ月に1回で、年間30万6,000円。水野家墓所の清掃委託料は、月1回で18万円というたらえらい差があるな。何で。もう26年続いとる。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) 水野家墓所のほうは、平成15年から顕彰会のほうで御協力いただいておりますので、低価でお願い、やっていただいていると思います。
◆2番(前田賢一君) 何でこんなに差があるの、三月に1回のところと。それも駐車場のあの一体の狭いところの除草とやで、月に1回、朝7時からやってるこの委託先、顕彰会が18万円で、何でこれ30万円、ちょっと不公平やないの、これ。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) 申しわけございません。ちょっと説明が足りませんで、全体的にも新宮城、中心には駐車場の法面をやっておりますけども、全体的な清掃もやっております。申しわけございません。
◆2番(前田賢一君) ちょっと検討したって。 それと次に、6番、新宮城跡整備事業とありますけど、新宮城跡附水野家墓所保存整備検討委員、これ前も聞いたことあるんやけども、この検討委員というのは何名いらっしゃるんですか。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) 6名です。
◆2番(前田賢一君) これは、どういう活動をされているんですか、この方々は。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) 新宮城の整備の際に、これは国庫補助がついておりますけども、整備の際に会議を開かせていただいております。
◆2番(前田賢一君) これ、前に教育委員会で、平成14年か15年かに水野家墓所の保存整備計画というのを、これすばらしい計画書を立ててるんですよ。でも、いまだに一つもこれ、整備計画実行されてないんですけども、なぜなんですか、これは。この委員さんなんかは何ておっしゃってるんですか。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) これは、市長部局のほうでつくられた計画だと思うんですけれども、それをもとにしまして平成15年に新宮城国史跡指定になりまして、それで整備になりまして、その後、補助をもらいまして、この整備検討委員会で整備をいたしております。石垣の整備から今入っておるところでございます。
◆2番(前田賢一君) 新宮城跡のほうは、そういうふうに今説明を聞いたからわかるんやけども、水野家墓所のほうの整備計画は全然進んでないよと。すばらしい計画書を立ててるけど、なぜなんですか。この委員さんなんかは、どういうふうに水野家墓所のことをおっしゃってるんですか。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) すみません、墓所のほうでございますね。その計画を新宮城全体の計画のほうへ盛り込ませていただいておりますので、その中で今後検討してまいりたいと思います。
◆2番(前田賢一君) 十一、二年たつんやないの、この整備計画を市長に提出してから。それまで私も一般質問なり委員会なりで大概指摘してきましたよ、問題点を。全然解決されてないんですよ。教育長、どんなんかな。やる気ないんかな。
○議長(辻本宏君) 楠本教育長。
◎教育長(楠本秀一君) 墓所のほうも顕彰会の方に毎月清掃していただいて、保存を一生懸命やっていただいてますけど、私も会長にはお礼も申し上げたところなんですけど、整備計画については、恐らくきちっと十分に自分の頭の中に入ってないんですけども、先にお城をやって、その後というような格好になってるんじゃないかなと思ってます。国史跡になっておりますので、十分それに合った整備保存はしていかなければならない、このように私自身は思っております。
◆2番(前田賢一君) これ、そこの中岡参事が秘書におるときかな、一緒に行ったのは。 (発言する者あり)
◆2番(前田賢一君) 企画におったときか。文化庁の記念物課、あのときは国のほうから新宮城跡は日本国の一級の遺構遺跡だと、ぜひ史跡にさせてくださいと。水野家墓所はどんなんですかと言うたら、もう一緒ですからと、同等の扱いなんやと、これ。だから、もうちょっと墓所いうのはすばらしい墓所なんでね。当時、岸市長のときに、あれは水野本家からもらい受けてきた経過もあるんですよ。新宮市の宝として、御先祖として、未来永劫ちゃんとお祭りさせてもらいますという約束のもとにあれをもらってきたんで、もうちょっと真剣に保存計画、これを立ててるんですから、これを実行に移すように頑張ってほしいと思うんやけど、どうですか。
◎教育長(楠本秀一君) 十分検討していきたいと思います。
◆2番(前田賢一君) 次の熊野学推進費、これは何名で、これ報償金も入ってますよね。何名で構成されて、どういう活動をされてるんですか、これ。
○議長(辻本宏君) 岩崎
文化振興課長。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) こちらは、東京のほうの明治大学で開催しております熊野学フォーラムの費用でございます。
◆2番(前田賢一君) わかりました。 次の8の新宮城跡景観整備事業、この委託先はどこなんですか。それと、現在、どういう活動をして、どういう成果が出てるんでしょうか。
◎
文化振興課長(岩崎誠剛君) こちらの委託先は、新宮市森林組合でございます。 内容的には樹木の間伐、あと石垣が見えるように樹木の伐採等をいたしております。
◆2番(前田賢一君) わかりました。
○議長(辻本宏君) 以上で、10款教育費の質疑をおわります。 次いで、11款災害復旧費、242ページから、13款予備費、251ページまで質疑を行います。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 249ページの公債費なんですけども、20億円ということで結構大きな金額やと思うんですが、内訳で大きい返済、大きな上位の五つぐらい、教えてもらってもいいでしょうか。
○議長(辻本宏君) 小谷財政課長。
◎財政課長(小谷充君) 償還に当たりましては、事業の区分ごとにあるんですけども、目的別でいえば総務関係の起債関係、また過疎事業関係と、あと臨時財政対策債、交付税の代替措置でありますけども、そこらあたりが大きくなっております。
◆5番(並河哲次君) 例えば、ざっくりとした大枠になるとちょっとわかりにくいですが、例えば第三セクター等改革推進債の2億円とかも入ってきてると思うんですが、そういった形の個別のわかるものではないでしょうか。
◎財政課長(小谷充君) 今手元には、なかなか細かくというのは持っておりませんけれども、予算書の258ページをごらんいただきたいと思うんですけれども、こちらのほうに平成26年度中の起債を借りる見込み額と、また、その年度中の元金の償還見込み額を区分ごとに表記しておりますので、こちらを御参照していただきたいと思います。
○議長(辻本宏君) 以上で、11款から13款までの質疑を終わります。 以上をもって、歳出全款について質疑を終わります。 議案審議中でありますが、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時57分
---------------------------------------
△再開 午後1時00分
○議長(辻本宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 252ページから253ページの給与費明細書及び歳入全款、12ページから39ページまでの質疑を行います。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 252ページの給与費明細書なんですけども、一般職の方のところで、再任用職員ということで7名というふうに入ってるんですが、これは括弧になっているので、フルタイムではなくて短時間の再任用職員という理解でいいでしょうか。
○議長(辻本宏君) 岡総務課長。
◎総務課長兼行政改革室長兼高田支所長(岡雅弘君) 議員おっしゃいますように、括弧の中の7人につきましては、短時間就労の人数でございます。
◆5番(並河哲次君) これは、職員が希望されてということだと思うんで、希望の調査をして、希望があって、そこからもうお仕事の内容を提示して一応了解があったということの7名でしょうか。
◎総務課長兼行政改革室長兼高田支所長(岡雅弘君) 今回の再任用の決定に当たりましては、今年度、11名定年退職となられる方、それから早期の方含めまして18名の方を対象といたしまして、アンケートをとらせていただきました。うち12名の方が御希望ということで、その中から面接等々を行わせていただきまして、最終的に7名の方に再任用として新年度から業務についていただくということでございます。
◆5番(並河哲次君) 12月議会のときの議論の際に、嘱託職員の部分への影響はないのかという話があったと思うんですが、ここで今、正規の職員は317人から312人に減っているんですけども、再任用の短時間の方を除いた嘱託職員の数は、今年度と来年度ではどういった形になっているでしょうか。
◎総務課長兼行政改革室長兼高田支所長(岡雅弘君) 今回の再任用の業務につきましては、嘱託並びに臨時職員の方々に影響のないような形で業務を、新たな業務についていただく形でとり行ったということでございます。 新年度の嘱託等々の人数については、まだ確定してございません。
◆5番(並河哲次君) 新たな業務についていただくということ、嘱託とか臨時の方とは違うということなんですけども、そうすると、まだ人数は決まってないということなんですけども、嘱託や臨時の方の。影響がなく、新たな業務というふうに考えると、正規の職員は減りつつも、嘱託や臨時プラス再任用の短時間労働の職員の合計はふえるというふうに理解できるんですが、そういうことでしょうか。
○議長(辻本宏君) 上路総務部長。
◎総務部長(上路拓司君) 平成25年度の4月1日現在でいいましたら、嘱託職員約200名を雇用させていただいておりました。この中には、保育士であったり、学校給食の調理の方であったりも含んでおりますけども、199名です。 今回、再任用の職員として担っていただく業務というのは、長年培ってきた職員の経験を生かして勤務していただける新たな業務でございます。この業務は、一般の、いわゆる嘱託職員というよりも、職員としての経験が必要な業務でございますので、このことが嘱託職員の仕事の数に影響を及ぼすということは考えてはございません。 岡が申し上げましたように、今年度、平成26年度の4月1日現在の雇用人数というのは、現時点では確定してございませんが、ほぼ昨年度並みであろうかと思います。ただ、臨時職員につきましては、緊急雇用の関係の事業が終了しておりますので、昨年に比べては何人か減ることも考えてございますが、まだ確定ではございません。
◆5番(並河哲次君) 確かに、嘱託職員とこれまでずっとお仕事されてこられた方は全然違うと思うんですが、具体的にはどういった形のことをお願いするんでしょうか、7名の方に。
◎総務課長兼行政改革室長兼高田支所長(岡雅弘君) 今回再任用の方についていただく業務の中身でございますが、税関係でございますと、災害によって流出した台帳の複製再現作業でございますとか、そのほか今後予定されている施設等々の計画づくり業務に当たっていただくとかというものでございます。
◆5番(並河哲次君) 税関係で7名ということでしょうか。
◎総務課長兼行政改革室長兼高田支所長(岡雅弘君) 税の関係では、お二人の方に当たっていただく予定としております。そのほか、現在予定しております配属につきましては、企画でありますとか、それから三輪崎支所でありますとかというところを考えてございます。
◆5番(並河哲次君) わかりました。 再任用の職員は、長年やってきた方でないとできないというところなんですが、ちょっと今、全部細かく聞くのが難しいかもしれないんですけども、実際にそういった力が生かせるというふうにわかるような形で、また総務建設委員会のほうでしっかりと説明していただければと思います。 次が、歳入のほうで、6ページとかは違うんですか。
○議長(辻本宏君) 12ページから39ページまでです。
◆5番(並河哲次君) 12ページ以降のところなんですけども、25ページの社会資本整備総合交付金(防災・安全)というところなんですけども、これは消防のデジタル化のほうですか。それとも、さっきの津波避難タワーのやつですか。どれになるんでしょうか。津波避難タワーのやつでなければ、津波避難タワーのやつはどれになるんですか。
○議長(辻本宏君) 何ページ。
◆5番(並河哲次君) 25ページの上のほうです。
○議長(辻本宏君) 小谷財政課長。
◎財政課長(小谷充君) 津波避難タワーについては、起債のほうですので、25ページの社会資本整備交付金については充当しておりません。
◆5番(並河哲次君) これは消防のやつですか、デジタル化でしょうか。
○議長(辻本宏君) 井上総務部次長。
◎総務部次長兼
防災対策課長(井上登君) 一番上の段の2のところでしょうか。
◆5番(並河哲次君) そうです。
◎総務部次長兼
防災対策課長(井上登君) これにつきましては、防災行政無線のデジタル化整備事業と、あと広角会館の整備事業であります。
◆5番(並河哲次君) ありがとうございます。 そうすると、起債のほうが37ページになると思うんですけど、2の防災施設整備事業債(緊急防災・減災事業債)が5,000万円で、津波避難タワーということだと思うんですけども、さっき実際の実施事業であれば、これが充てられるということだったんですが、盛り土に関して質問したときに、設計なのでということだったんですけども、盛り土のモデル事業のほうは、これ充てられないんですか。あれは実際の事業だと思うんですけど。
◎財政課長(小谷充君) 盛り土モデルにつきましては、あくまでもモデル、実験的なものですので、起債の対象にはなってこないと思います。
◆5番(並河哲次君) 以上です。
○議長(辻本宏君) 以上をもって、歳入全款について質疑を終わります。 次いで、第2条債務負担行為、6ページ、第3条地方債、7ページ、第4条一時借入金及び第5条歳出予算の流用、1ページについて質疑を行います。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 6ページの文化複合施設整備事業の債務負担行為についてなんですけども……
○議長(辻本宏君) 並河議員、これは教民の担当になりますので、ここの債務負担行為は教育民生委員会のほうで質疑願います。 以上で、第2条から第5条までの質疑を終わります。 以上をもって、議案第1号についての質疑を終わります。 本案については、お手元に配付しております分割付託表のとおり、各常任委員会へ分割付託いたします。
---------------------------------------
△日程2 議案第2号 平成26年度新宮市
国民健康保険特別会計予算
○議長(辻本宏君) 日程2、議案第2号、平成26年度新宮市
国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 生駒
市民窓口課長。
◎
市民窓口課長(生駒明君) (登壇) ただいま議題となりました議案第2号、平成26年度新宮市
国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書のほう、259ページをお願いいたします。 第1条は、事業勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億9,359万5,000円に、直営診療施設勘定では、それぞれ1億1,512万9,000円とするものであります。 第2条は、一時借入金の限度額を事業勘定では8億円、直営診療施設勘定では3,000万円と定めるものであります。 第3条は、歳出予算の各項の金額を流用することができる場合を定めたものであります。 それでは、事項別明細書により事業勘定の歳出から御説明いたします。 276ページのほうをお願いいたします。 3歳出、1款総務費1項1目一般管理費3,001万6,000円は、市民窓口課保険係職員3名分の人件費と諸経費及び電算処理業務委託料、借り上げ料などでございます。 2目医療費適正化特別対策事業費672万4,000円は、レセプト点検に伴う嘱託職員の賃金、委託料、医療費通知に伴う費用でございます。 3目連合会負担金257万3,000円は、国保連合会への負担金です。 278ページをお願いします。 2項1目賦課徴収費2,826万7,000円は、税務課職員3名分の人件費と諸経費及び郵送料、機器借り上げ料等でございます。 280ページをお願いします。 3項1目運営協議会費32万7,000円は、国保運営協議会に関する経費でございます。 282ページをお願いします。 2款保険給付費1項療養諸費は、1目から5目まで24億6,766万5,000円を見込んでございます。被保険者は減少していますが、1人当たりの医療費は伸びており、前年度と比べて674万3,000円の増額でございます。 284ページ、2項高額療養費は、1目から4目まで3億3,311万9,000円を見込んでございます。 286ページの3項移送費は、科目設定でございます。 288ページ4項出産育児諸費2,521万3,000円は、出産育児一時金として支給するものでございまして、1件42万円、60件を見込んでございます。 290ページ、5項葬祭諸費240万円は、葬祭費として支給するもので、1件3万円で80件を見込んでいます。 292ページ、3款後期高齢者支援金等5億4,973万4,000円は、後期高齢者支援金及び事務費拠出金でございます。 294ページ、4款前期高齢者納付金等39万2,000円は、前期高齢者の納付金及び事務費拠出金であります。前期高齢者制度は、65歳から74歳の方を対象に被用者保険と国民健康保険の費用負担を調整する制度でございます。 296ページ、5款老人保健拠出金3万5,000円は、老人保健事務費拠出金でございます。 298ページ、6款介護納付金2億5,095万3,000円は、40歳から64歳の介護保険2号被保険者に係る介護納付金であります。 300ページ、7款共同事業拠出金5億4,351万9,000円は、高額医療費共同事業、これは80万円以上の医療費が対象でございます、及び保険財政共同安定化事業、これは30万円以上の医療費が対象になります、に対しまして国保連合会へ拠出するものでございます。 302ページ、8款保健事業費1項特定健康診査等事業費2,296万5,000円は、特定健康診査、特定保健指導を行うための事業費で保健センターで実施するため一般会計への繰出金です。 304ページ、2項保健事業費682万5,000円は、脳ドック受診助成事業及び訪問指導事業等に係る経費であります。 306ページ、9款基金積立金は科目の設定でございます。 308ページ、10款公債費300万円は一時借入金の利子でございます。 310ページ、11款諸支出金1項償還金及び還付加算金につきましては380万1,000円を見込んでおります。 312ページ、繰出金606万4,000円は、事業勘定から直営診療施設勘定への繰出金でございます。 314ページ、12款の予備費として1,000万円を計上してございます。 続きまして、歳入のほうを説明させていただきます。 恐れ入りますが、268ページへお戻りを願います。 2歳入、1款国民健康保険税は1項1目と2目で、合計8億7,159万8,000円で、一般及び退職被保険者の国民健康保険税であります。 2款使用料及び手数料は33万円を見込んでございます。 270ページをお願いいたします。 3款国庫支出金は11億754万7,000円を見込んでございます。 1項1目療養給付費負担金7億1,427万8,000円は、医療費に対して32%の定率の国庫負担金でございます。 2項1目財政調整交付金3億7,048万5,000円は、市町村間で医療費や所得水準の違いによる財政力の不均衡を調整するための国庫補助金でございます。 4款療養給付費交付金は2億5,631万5,000円を見込んでいます。退職者医療費に対して社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。 5款前期高齢者交付金は9億2,700万1,000円を見込んでいます。 6款県支出金は2億4,068万3,000円を見込んでございます。 272ページをお願いします。 7款共同事業交付金は5億4,351万2,000円を見込んでいます。 8款繰入金1項1目一般会計繰入金は3億3,020万4,000円を見込んでいます。 2項1目基金繰入金は科目設定でございます。 9款の繰越金も科目設定でございます。 274ページをお願いします。 10款諸収入は1,640万3,000円を見込んでいます。 なお、316ページから319ページまで給与費明細書を付しておりますので、御参照をお願いします。 以上が事業勘定でございます。 続きまして、直営診療施設勘定について、歳出から御説明申し上げます。 恐れ入ります、330ページをお願いいたします。 3歳出、1款総務費5,880万1,000円は、各診療所における施設管理の諸経費及び人件費でございます。職員は医師が1名、看護師2名、事務職員1名、嘱託の看護師が1名と嘱託の事務職員、レセプト事務をしておりますが2名あります。 334ページをお願いします。 2款医業費5,397万8,000円は診療所の診療に係る諸経費で医薬品費及び医療用機械器具費が主なものでございます。 336ページをお願いします。 3款基金積立金は30万円を計上してございます。 338ページをお願いします。 4款公債費5万円は、一時借入金の利子でございます。 340ページの5款予備費として200万円を計上してございます。 続きまして、歳入のほうを説明させていただきます。 326ページをお願いします。 2歳入、1款診療収入1項外来収入9,345万3,000円は、1目から6目まで各診療所の収入でございます。 328ページ、2款1項手数料43万9,000円は、診断書等の文書料でございます。 3款財産収入21万円は、基金積立金の預金利子です。 4款繰入金1項事業勘定繰入金606万4,000円は、事業勘定からの繰入金であります。 2項基金繰入金1,413万6,000円は、国保熊野川診療所運営基金からの繰入金を計上しております。 5款繰越金は科目設定でございます。 6款諸収入は52万7,000円を見込んでございます。 なお、342ページから345ページまで直営診療施設勘定の給与費明細書を付しておりますので、御参照をお願いいたします。 以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程3 議案第3号 平成26年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算
○議長(辻本宏君) 日程3、議案第3号、平成26年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 生駒
市民窓口課長。
◎
市民窓口課長(生駒明君) (登壇) ただいま議題となりました議案第3号、平成26年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書のほう347ページをお願いいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億7,488万2,000円とするものでございます。 第2条は、一時借入金の限度額を定めたもので3億円とするものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 358ページのほうをお願いいたします。 3歳出、1款総務費1項1目一般管理費1,795万7,000円は、職員2名分の人件費と諸経費でございます。 360ページをお願いします。 2項徴収費210万6,000円は、保険料徴収に係る諸経費でございます。 362ページをお願いします。 2款後期高齢者医療広域連合納付金7億5,321万9,000円は、説明欄に記載のとおり保険料、療養給付費等の負担金でございます。 364ページ、3款公債費50万円は一時借入金の利子でございます。 366ページ、4款諸支出金は60万円を見込んでございます。 368ページ、5款予備費は50万円を計上しております。 続きまして、歳入のほうをお願いいたします。 354ページのほうをよろしくお願いします。 2歳入、1款保険料は2億7,519万円を見込んでございます。 2款使用料及び手数料は2万円を見込んでおります。 3款繰入金は4億9,916万6,000円を計上してございます。 4款諸収入は50万5,000円を見込んでございます。 5款の繰越金は科目設定でございます。 なお、370ページから373ページまで給与費明細書を付しておりますので、御参照をお願いいたします。 以上、まことに簡単でございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程4 議案第4号 平成26年度新宮市
介護保険特別会計予算
○議長(辻本宏君) 日程4、議案第4号、平成26年度新宮市
介護保険特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 森本
健康長寿課長。
◎
健康長寿課長(森本邦弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第4号、平成26年度新宮市
介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の375ページをお願いいたします。 平成26年度新宮市
介護保険特別会計予算は、第1条第1項で、歳入歳出予算の総額をそれぞれ38億230万3,000円と定めるものであります。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものであります。 第2条では、一時借入金の借り入れの最高額を5億円と定めるものであります。 第3条は、歳出予算の経費の金額を流用できる場合を定めたものであります。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。 予算書の388、389ページをお開き願います。 3歳出、1款総務費1項1目一般管理費は、1の一般管理経費、2の職員6名分の人件費であります。 2目地域密着型サービス運営委員会費は、地域密着型サービス運営委員の報酬などであります。 3目介護保険事業計画策定事業費は、第6期の平成27年度から平成29年度の3年間の介護保険事業の実施目標や事業費用の推計等をまとめるものであり、策定調査研究委託料などであります。 390ページをお願いします。 2項1目賦課徴収費は、介護保険料の賦課徴収に係る嘱託職員の賃金と賦課に係るシステム開発・運用支援委託料などであります。 392ページをお願いします。 3項1目介護認定審査会費は、介護認定審査会委員報酬等であります。 2目の認定調査等費は、認定調査事業に係る分で、認定調査に従事する嘱託職員6名分の賃金と主治医意見書作成手数料等であります。 394ページをお願いします。 4項1目介護予防サービス計画費は、新予防給付ケアメネジメント事業で、地域包括支援センターの5名のケアマネジャーの賃金とケアプラン作成の委託料等であります。 4項2目地域包括支援センター運営費は、地域包括支援センターの運営経費で、地域支援事業交付金の対象外となるものを計上しております。 396ページをお願いします。 2款保険給付費でございますけども、平成26年度の保険給付費の総額は35億9,228万9,000円を計上しております。 1項の介護サービス等諸費ですが、要介護者が居宅において指定居宅サービス事業者の介護サービスを受けたとき、また介護保険施設において施設サービスを受けたときに対するサービス給付費を計上しております。給付費の内訳につきましては、1目から398ページ10目まで記載のとおりであります。 次に、400ページをお願いいたします。 2項介護予防サービス等諸費ですが、要支援と認定された方に対するサービス給付費でありまして、給付費の内訳につきましては、1目から8目まで記載のとおりでございます。 続きまして、402ページをお願いします。 3項1目の審査支払手数料は、国保連合会に対する保険給付費の審査及び支払い業務に対する手数料であります。 404ページをお願いします。 4項1目高額介護サービス費は、1カ月の介護サービス受給に係る自己負担額が所得階層ごとに設けられた所定の額を超えた場合に、その差額分を払い戻すための費用であります。 2目高額介護予防サービス費は、要支援の方に係る高額払い戻しの費用であります。 406ページをお願いします。 5項1目高額医療合算介護サービス費は、要介護者が医療保険、介護保険の両給付を受けることにより自己負担額が著しく高額になる場合に、医療・介護を通じた限度額を適用し、限度額を上回った額を医療費と介護で案分し、高額医療合算介護サービス費として支給するというものであります。 408ページをお願いします。 6項特定入所者介護サービス等費は、低所得者の負担を軽減するため居住費、食費の基準費用額と負担限度額の差額の減額相当分を介護保険財政から補足給付するもので、1目、2目が要介護者、3目、4目が要支援者に係る分であります。 続きまして、410ページをお願いします。 3款1項1目介護給付費準備基金積立金は、介護保険が平成24年度から平成26年度の3年間の財政運営を行うため、平成26年度に見込まれる第1号被保険者の保険料の剰余金を積み立て、次年度以降の給付費の不足に充てるという趣旨のものでございまして、平成26年度も保険料の剰余金は見込まれないため、前年度と同額の予算計上であります。 412ページをお願いします。 4款地域支援事業費ですが、1項1目二次予防事業費は、要介護、要支援の状態ではないがそのおそれのある高齢者に対して基本チェックリストで選び出し、結果説明会を実施し、二次予防事業対象者となった方に介護予防事業を行うなどの費用であります。 2目一次予防事業費は、要介護、要支援の状態にない一般高齢者に対し各種予防教室や啓発活動を通し要介護状態になることを予防するための事業で、説明欄1、介護予防普及啓発事業は介護予防に係る普及啓発のための講師謝礼などの費用、2の生きがいと創造の事業は、老人クラブへの委託事業で、生きがい教室、はつらつ教室などの教室運営のための費用でございます。3の地域介護予防教室事業は、元気アップ教室、バランスボール教室、リハビリ相談、介護予防教室などを行うための費用であります。 3目介護予防事業総務費は、介護予防事業に係る職員2名の人件費と熊野川地域の介護予防事業を委託するなどの費用であります。 414ページをお願いします。 2項包括的支援事業・任意事業費でありますが、地域の高齢者の実態把握や介護以外の生活支援サービスの調整などの総合相談事業、虐待防止などの権利擁護事業、支援困難ケースなどの対応等のケアマネジャーへの支援を行うもので、1目介護予防ケアマネジメント事業費は、地域包括支援センターの社会福祉士2名、看護師、主任ケアマネジャーの賃金であります。 2目総合相談事業費は、書類作成に必要な消耗品費等でございます。 3目権利擁護事業費は、成年後見制度の市町村申し立てに係る費用、4目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費は、研修費用、消耗品等、5目任意事業費は、説明欄記載の1の成年後見制度利用支援事業は、低所得高齢者の成年後見に要する経費や後見人の報酬費を助成する事業でございます。 2の家族介護用品給付事業は、要介護認定者の紙おむつ給付事業、3の配食サービス事業は、高齢者のみの世帯で自分で調理をすることが困難な方への安否確認を兼ねての給食サービス、4の家族介護慰労金支給事業は、要介護4、5と認定された方が在宅で1年間サービスを利用しなかった場合に、その家族に支給されるものでございます。5の家族介護教室は、認知症の人と家族会及び訪問歯科指導等のために要する費用であります。6介護給付費等費用適正化事業は、介護給付費が適正に提供されているか確認するためのシステム導入経費、介護給付費通知の実施の費用であります。 6目包括的支援事業・任意事業総務費は、説明欄記載の1の地域包括支援センター総務費、416ページをお願いします。地域包括支援センター運営のための費用で、地域包括支援センター運営委員会委員報酬及びシステム保守委託料などであります。2の熊野川地域包括支援センター総務費は、これまで地域包括支援センターは市直営1カ所で地域支援事業を実施しておりますが、高齢者の抱える課題も多種多様化、複雑化しており、特に高齢化率の著しい熊野川地域において、新たな高齢者支援の拠点として熊野川地域包括支援センターを設置するための経費であります。 418ページをお願いします。 5款公債費1項1目利子は、給付費等の支払いに財源不足が生じた場合における一時借入金の利子を計上しております。 420ページをお願いします。 6款諸支出金1項1目第1号被保険者保険料還付金は、第1号被保険者介護保険料の前年度以前分に過納が発生した場合の還付金であります。 2目の第1号被保険者保険料還付加算金、3目の償還金は、交付金等の過年度分清算による返還金であります。 以上で、歳出の説明を終わります。 次に、歳入について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、382ページにお戻り願います。 1款保険料1項1目第1号被保険者保険料でございますが、現年度の特別徴収保険料、普通徴収分及び滞納繰越分の普通徴収保険料を合わせて5億8,211万7,000円を計上しております。 2款使用料及び手数料1項1目督促手数料及び2目の証明手数料は、いずれも目の設定であります。 3款国庫支出金1項1目介護給付費負担金は、平成26年度の居宅給付費見込み額の20%、施設分と特定入所者介護分の15%相当分を計上しております。 2項1目調整交付金は、標準給付見込み額の8.65%相当分を計上しております。 2目地域支援事業交付金(介護予防事業)でございますけども、介護予防事業見込み額の25%相当分、3目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)でございますが、包括的支援事業・任意事業見込み額の39.5%相当分を計上しております。 4款支払基金交付金1項1目介護給付費交付金は、第2号被保険者の介護保険料負担相当分を社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるもので、標準給付見込み額の29%相当分、2目地域支援事業支援交付金は、介護予防事業の29%の相当分を計上しております。 5款県支出金ですが、次の384ページをお願いいたします。1項1目の介護給付費負担金は、現年度分として標準給付見込み額の12.5%及び施設見込み額と特定入所者介護分の17.5%相当分、2項1目地域支援事業交付金(介護予防事業)は、介護予防事業費の12.5%相当分を、2目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は、包括的支援事業・任意事業費の見込み額の19.75%相当分を計上しております。 3項1目の貸付金は、介護保険料の不足分を県の財政安定化基金から借り入れるものであります。 6款財産収入1項1目の利子及び配当金につきましては目の設定であります。 7款繰入金1項1目介護給付費繰入金は、市の一般会計から標準給付見込み額の12.5%相当分を繰り入れるもので、2目地域支援事業繰入金(介護予防事業)は、介護予防事業費の12.5%相当分、3目の地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業)につきましては、包括的支援事業・任意事業の19.75%相当分を計上しております。 4目その他一般会計繰入金は、介護保険事業に携わる職員6名の人件費及び事務経費等をそれぞれ一般会計から繰り入れるものであります。 8款1項1目繰越金は科目の設定であります。 恐れ入りますけど、386ページをお願いします。 9款諸収入1項1目第1号被保険者延滞金と2項1目預金利子は、いずれも科目の設定であります。 3項雑入1目第三者納付金2目返納金につきましても目の設定であります。 3目雑入は、説明欄記載の1は北山村の要介護認定審査判定委託料で、2は保険給付費返還金であります。 4目新予防給付ケアマネジメント手数料は、地域包括支援センターケアマネジャーによる要支援1及び2の方に係るケアプラン作成の手数料であります。 5目利用者負担金は、配食サービスの利用者負担分であります。 なお、422ページ以降に給与費明細書を添付いたしておりますので、御参照のほどお願いいたします。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) 4点ほどお聞きいたします。 413ページですが、熊野川地域介護予防事業総務費で225万2,000円ということで、介護予防事業委託料というのあります。これについて詳細を説明願いたいと思います。 そして、415ページの配食サービス事業2,562万2,000円ですか、これは配食サービスというのは1日1食400円というのがありますね。これに不足分をうちが出してやってるわけなんでしょうか。この説明をお願いいたします。 417ページなんですが、今回、新年度において熊野川地域包括支援センターが設置されるということで、熊野川町の住民の皆様にとっては、新宮市の包括支援センターしかありませんが、今回、熊野川町に拠点を一つつくってくれるということで理解しているんですが、そのあたりの人員配置、どこにこれをつくるか。たしか説明の中では、社協に対して委託するということで書かれております。この点について詳細の説明をお願いいたします。 先ほどの歳入のところですか、要介護認定審査判定委託料、北山村というの、これについてちょっと説明をお願いしたいと思います。
○議長(辻本宏君) 森本
健康長寿課長。
◎
健康長寿課長(森本邦弘君) 413ページの熊野川地域介護予防事業総務費の225万2,000円でございますけども、これにつきましても、417ページの熊野川地域包括支援センター総務費も同じでございますけども、ひとり暮らしの高齢者とか高齢者のみの世帯が大変ふえてきまして、介護予防でありますとか相談事業が大変ふえております。それで、平成26年度に熊野川地域に地域包括支援センターを設置いたしまして、業務につきましては新宮市の社会福祉協議会のほうへ委託したいと考えております。 413ページの介護予防につきましては、介護予防の啓発事業でありますとか、介護予防関係の事業を委託したいと考えております。こちらにつきましては社会福祉協議会のほうに専門職の方が結構ございますんで、介護支援ケアマネジャーと医療職の、できれば看護師を熊野川地域包括支援センターのほうへ派遣していただきたいと考えております。場所につきましては、熊野川行政局をお借りしまして、そちらのほうに常駐してお願いしたいと考えております。 介護予防につきましては、社会福祉協議会のほうが今、いきいきサロンというのを各地でやっておりますけども、それに介護予防事業を加えていただきまして、介護予防教室でありますとか、介護予防の普及・啓発に努めていきたいと考えております。 それと、417ページの熊野川地域包括支援センター総務費につきましては、こちらにつきましてはいろんな高齢者の相談事がかなり多くなっておりますので、いろんな高齢者相談でありますとか、成年後見の制度でありますとか、そういうことの相談業務とか、あと要支援1、2の方のケアプランの作成をお願いしたいと考えております。 それともう1点、第6期の平成27年度からの介護保険がいろいろ改正ございまして、介護要支援1、2の方が、今まででしたら介護予防給付費のほうで訪問介護とか通所介護を予防給付費で支給しておりましたけども、そちらが平成26年度から市のほうで独自の対応を考えて、今まででしたら全国統一した料金設定とかございましたけども、今回、市のほうで新たな訪問介護とか通所のデイサービスのことを構築していくというようなこともございますんで、その辺のことも熊野川地域に特化した介護予防給付費の方の支援を構築していっていただきたいと考えてございます。 それともう一つ、配食サービスにつきましてなんですけども、こちらにつきましては本人さんは400円の負担で、大体弁当につきましては600円のお弁当を昼か夜のどちらか1食、月曜日から毎日でもよろしいし、週に3回とか、そういうようなことでも構いませんけども、そういう配食サービスを行う事業で、今年度からちょっと2,500万円と多くてふえておりますけども、今まででしたら、600円の弁当でしたら、本人さんから400円、それで200円を市のほうから負担し、200円分だけを計上しておりましたけども、ことしは600円分全額をこちらに予算計上しておりまして、歳入のほうで利用者負担分400円分を上げるというふうな形をとっております。 北山村の認定調査ですけども、あちらのほうは審査会というのがございませんので、北山村の方の認定審査をこちらで行っていくというような状況でございます。
◆13番(福田讓君) 今1回目の質疑で大体わかったわけなんですが、今度、熊野川町のほうへしていただけるということで、これ先ほども申し上げたんですけど、熊野川町は高齢者比率が45%を超えてるんですね。新宮市は31%なんですけど。今回それをそういう高齢率が高くなるということで、新たに市のほうから、市には地域包括支援センターの職員の方いらっしゃいますけど、今度、熊野川町の出張所みたいな形となるわけなんですよね。そこへ、職員は今、社協に委託するという形で、そういうふうに理解しているわけなんです。そして、これ人数聞いてないんですけど、2名ぐらいですか。後で答弁いただいたら結構です。 そして、この方は市から社協が委託を受けて、ケアマネジャー、看護師等が熊野川行政局の中で1室を借りて熊野川町全体を網羅すると。包括支援センターとして活躍していただけるという形で理解していますので、それで結構だと思うんですけど、もう一度確認させていただきます。常時2名行くわけでしょうか、3名でしょうか、ちょっとまた御答弁願えたら結構だと思います。 そして、先ほどの配食サービスいうのは400円ということでお聞きして、本来はお弁当600円ぐらいという御答弁をいただいてるんですが、その差額を市が持っていたという形と理解させていただいてもよろしいんでしょうか。その費用として、この2,500万円ほどが要るということで理解してよろしいんでしょうか。 そして、北山村に審査する人が、ちょっと私も初めて聞いたんですけど、北山村の要介護認定審査もするということは、新宮の市民の方のことをされてるんですか。それとも委託されて、委託と書いてますけど、ちょっとわかりかねるんですけど、もう一度詳しく説明を願いたいんです。
◎
健康長寿課長(森本邦弘君) 熊野川地域包括支援センターにつきましては、あくまでも事業の委託でございまして、こちらのほうから予定しておりますのは、できればケアマネジャー1名と看護師1名を常時配備していきたいと考えております。 それと、配食サービスでございますけども、本来弁当というのは600円なんですけども、利用者400円を負担していただいて、差額200円につきましては市のほうが見守りを兼ねての負担をしているというようなこととなります。 それと、北山村につきましては、北山村の村民の方が介護認定を受けるときに、あちらには審査会というのがございませんので、新宮市のほうへ委託で、こちらが介護認定をしているというようなことでございます。
◆13番(福田讓君) 私が理解できないのか、ちょっとわかりませんけど、北山村には審査会、要介護を審査する人がいないんですか。私が質疑してるんで、質疑してることに対して説明していただきたいんで、我がの感情言っているわけでないんで。だから、何で北山村の方を新宮市が審査、新宮に住んでるんでしたら新宮市民でしょう、我々から見たら。ただ、北山村の住民登録をした住民の方が新宮へ来て、介護認定の審査を出すということですか。私は、そこがちょっと理解できんのでわかるように御説明をしていただきたいということで。まず、それだけ先やってくれませんか。
○議長(辻本宏君) 浜前市民福祉部長。
◎市民福祉部長兼
福祉事務所長(浜前泰弘君) この件は、たしか平成18年か平成19年ぐらいのことだったと思います。北山村には審査会の要するに委員さんというのは、例えばお医者さんであるとか、そういう介護等の専門家とか、専門職の方がやっぱり必要になってくるわけですけども、そういう審査会を北山村の中に置くことが難しいというお話がございました。それで、北山村の村民の方に対する審査を新宮市の審査会で行っていただけないだろうかというお願いがございました。それを受けさせていただいたという経過がございます。
◆13番(福田讓君) 結局、北山村は一つの村として自治体ですわね。そこに、それを審査する審査会の委員がないということなんですか。 それを委託を受けてるという言い方なんですか。だから、普通考えたら、自治体は自分ところでしなさいということなんやだね、普通は。何でうちが受けて、それをするということなんですかね。別にいけず言ってるわけじゃないんですよ。これはずっと平成18年からやってると今聞いたんですけど、私も初めて予算書を見て、私の意見を言うわけにいかないから、それが不思議やという質疑なんですよね。 わかりやすく御説明していただきたいわけなんです、私の理解できるように。かみ砕いて。
◎市民福祉部長兼
福祉事務所長(浜前泰弘君) 同じような答弁になってしまうかもわかりませんけども、北山村において、申し出があった当時は、審査会を構成するだけのそういう専門職的な人材がいなかった。要するに、審査会を立ち上げることが難しかったということで、新宮市のほうに、北山村にかわって新宮市のほうの審査会で北山村の村民の方の審査をお願いできないだろうかという申し出がございました。それを新宮市として受けさせていただいたと。審査をしている対象の方は、あくまで新宮市の方ではなくて北山村の村民の方を対象に審査を行っていると。それを委託で受けてるということでございます。
◆13番(福田讓君) うちの審査委員の方は北山へ行かれるということですね。こちらへ来ていただくんですか。そこらあたりをお聞きしたいんです。
◎市民福祉部長兼
福祉事務所長(浜前泰弘君) これはあくまで書類審査でございますので、書類を持ってきていただいて新宮市で審査をするということでございます。
○議長(辻本宏君) 亀井副市長。
◎副市長(亀井寿一郎君) これは、あくまでも、うちが受託したということです。ですから、それに伴う費用、本来であれば北山村が審査会を設置するということなんですが、その体制が整わないということで新宮市の審査会に審査をお願いすると。それに伴う費用は北山村で負担しますということで、歳入で受け入れをしておると。審査会では、北山村からそういう要請があったときには、新宮市の審査会で審査するということですので、歳入だけの受け入れということです。
◆13番(福田讓君) 今の副市長の御答弁で大体わかりました。この14万4,000円というのは、その費用として1件幾らという形で来るわけなんですね。そう理解してもよろしいですね。 再度、今、配食サービスも大体わかりました。600円要るところを200円をうちが負担する、その費用がここへ計上されている費用ということで理解してもよろしいですね。再度です。 そして、先ほど課長から御答弁いただいた業務委託は、熊野川の包括支援センターに対して、そこの人員は社協にお任せすると。しかし、介護士等は、うちが今までどおり熊野川の包括支援センターへ行くということでよろしいですか。全てもう熊野川町の方は、熊野川地域包括支援センターでやっていただくと。その中の事業を行っていただく方は社協の方でお任せするということなんですか。あくまでも包括支援センターの職員があって、その中の仕事だけは社協にお任せするんかということをもう一度お聞きしたいんです。
◎
健康長寿課長(森本邦弘君) 介護保険法施行規則で、高齢者人口1,000人未満でありましたら、社会福祉士とか保健師、主任介護支援専門員が1名ないし2名で地域包括支援センターを委託できるというようなことが決められております。ですので、総括的な事業委託でございますので、ある程度は完結していただいて、こちらの本体とはいろんな協議とか相談はさせてもらいますけども、ある程度完結をしていただくような事業委託でございます。
◆13番(福田讓君) わかりました。ありがとうございました。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。 議案審議中でありますが、10分間程度休憩します。
△休憩 午後2時03分
---------------------------------------
△再開 午後2時14分
○議長(辻本宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△日程5 議案第5号 平成26年度新宮市
と畜場特別会計予算
○議長(辻本宏君) 日程5、議案第5号、平成26年度新宮市
と畜場特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 貝持
生活環境課長。
◎
生活環境課長(貝持正志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第5号、平成26年度新宮市
と畜場特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書427ページをお願いします。 平成26年度新宮市
と畜場特別会計予算は次に定めるというもので、第1条第1項では、歳入歳出の予算の総額は歳入歳出それぞれ852万5,000円と定め、同条第2項では、款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものであります。 それでは、事項別明細書によって御説明を申し上げます。 歳出より御説明いたします。 436ページをお願いします。 1款1項1目一般管理費は852万5,000円となってございます。その主なものとしましては、437ページ嘱託職員賃金306万2,000円、光熱水費319万2,000円などでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 434ページをお願いします。 1款1項1目と畜場使用料349万5,000円、その内訳としまして、と畜場使用料が307万5,000円で、牛670頭分、市内業者450頭、市外業者220頭を予定してございます。また、冷蔵庫使用料といたしまして42万円を見込んで計上しております。 2款1項1目一般会計繰入金480万8,000円を見込んでございます。 3款1項1目財産貸付収入2,000円、4款1項1目雑入は22万円を見込み計上してございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程6 議案第6号 平成26年度新宮市
駐車場事業特別会計予算
○議長(辻本宏君) 日程6、議案第6号、平成26年度新宮市
駐車場事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口経済観光部次長兼
商工観光課長。
◎経済観光部次長兼
商工観光課長(勢古口博司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第6号、平成26年度新宮市
駐車場事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書439ページをお願いいたします。 新宮市駐車場事業特別会計の歳入歳出予算は、第1条第1項で歳入歳出の総額をそれぞれ2,431万6,000円と定め、第2項で歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 448ページをお願いいたします。 1款1項1目の管理費の予算総額は269万8,000円で、その主なものは修繕料56万2,000円と警備委託料174万5,000円でございます。 次の450ページをお願いいたします。 2款1項1目の元金2,098万6,000円につきましては、公営企業債の償還元金でございます。また、2目の利子63万2,000円につきましては償還利子でございます。 なお、この償還につきましては、平成26年度で終了することになっております。 恐れ入りますが、歳入の446ページへお戻りください。 1款1項1目の駐車場使用料につきましては778万3,000円で、一般駐車は1日当たり約33台、月決め定期駐車で24台を見込んでございます。 2款1項1目の一般会計繰入金1,653万1,000円につきましては、収支不足の見込みにより一般会計より繰り入れをするというものでございます。 3款1項1目の繰越金、4款1項1目の雑入につきましては、科目の設定でございます。 なお、452ページに地方債に関する調書を記載しておりますので、御参照のほどお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程7 議案第7号 平成26年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算
○議長(辻本宏君) 日程7、議案第7号、平成26年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 下浦管理課主幹。
◎管理課主幹(下浦哲弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第7号、平成26年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 453ページをお願いいたします。 第1条第1項は、歳入歳出の予算の総額をそれぞれ1,424万5,000円と定め、第2項で歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 第2条は、地方自治法第235条の3第2項の規定により、一時借入金の最高額を1,000万円と定めるものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 462ページをお願いします。 1款1項1目の住宅資金貸付事業費につきましては、説明欄の記載のとおり4万8,000円を計上しております。 2目の一般会計繰出金につきましては、科目の設定でございます。 次に、464ページをお願いします。 2項公債費1目の元金につきましては、市債の償還元金としまして1,329万1,000円を計上しております。 2目の利子につきましても、同じく償還利子として90万5,000円を計上しております。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 460ページにお戻り願います。 1款1項1目の一般会計繰入金は、科目の設定でございます。 2款1項1目の繰越金につきましては、前年度繰越金119万4,000円を計上しております。 次に、3款1項1目の住宅資金貸付金元利収入につきましては、説明欄のとおり、現年分の元金収入としまして263万8,000円、同じく利子収入として21万4,000円、滞納繰り越し分の元金収入としまして852万7,000円、同じく利子収入として167万1,000円の収入見込みで、合計1,305万円を計上しております。 なお、466ページに地方債に関する調書を記載しておりますので、御参照のほどお願いします。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程8 議案第8号 平成26年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算
○議長(辻本宏君) 日程8、議案第8号、平成26年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 貝持
生活環境課長。
◎
生活環境課長(貝持正志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第8号、平成26年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書467ページをお願いします。 平成26年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算は次に定めるというものでございます。 第1条第1項では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,683万3,000円と定め、同条第2項では、款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出の予算によるというものでございます。 第2条は、一時借入金の最高額を1,000万円と定めるというものでございます。 それでは、事項別明細書にて御説明いたします。 歳出より説明いたします。 476ページをお願いします。 1款1項1目施設管理費は2,313万1,000円となってございます。その主なものは、477ページの説明欄より、1の施設管理費一般経費では、嘱託職員賃金219万4,000円、光熱水費669万3,000円、施設等修繕料200万円、汚泥くみ取り等の手数料152万5,000円、施設管理費管理委託料500万3,000円などでございます。 次に、478ページをお願いします。 2款1項1目蜂伏団地共同汚水処理施設基金積立金345万2,000円は、基金の積立金でございます。 次に、480ページ、3款1項1目利子5万円につきましては、一時借入金に伴う利息分でございます。 次に、482ページをお願いします。 4款1項1目予備費としまして20万円を計上しております。 続きまして、歳入について説明させていただきます。 474ページをお願いします。 1款1項1目施設費負担金108万円につきましては、処理施設への加入金でありまして、年間5件を見込んでおります。 2款1項1目施設使用料2,529万4,000円につきましては、
医療センターほか大口加入8件及び県営住宅加入者、一般加入者等、計315件の汚水処理施設の使用料でございます。 3款1項1目利子及び配当金45万8,000円につきましては、基金積立金に伴う利子相当分でございます。 4款1項1目繰越金につきましては、科目の設定でございます。 なお、484ページ以降に給与費明細書を記載しておりますので、御参照ください。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程9 議案第9号 平成26年度新宮市
土地取得特別会計予算
○議長(辻本宏君) 日程9、議案第9号、平成26年度新宮市
土地取得特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 下浦管理課主幹。
◎管理課主幹(下浦哲弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第9号、平成26年度新宮市
土地取得特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 487ページをお願いいたします。 第1条第1項は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,866万6,000円と定め、第2項で歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 496ページをお願いします。 1款1項1目の用地取得費につきましては、説明欄1の用地購入費における土地購入費といたしまして2,800万円を計上しております。その他補償金につきましては科目計上となっております。その下の用地取得一般経費につきましては、測量手数料ほか説明欄記載のとおりでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 494ページにお戻り願います。 1款1項1目の一般会計繰入金は、土地購入費として850万円を、2款1項1目の繰越金は、前年度繰越金として2,016万5,000円を計上しております。 3款1項1目の預金利子は、科目の設定となっております。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) これは三輪崎の支所の分でしょうか。
○議長(辻本宏君) 岡総務課長。
◎総務課長兼行政改革室長兼高田支所長(岡雅弘君) 先般御審議いただきました一般会計の繰出金でも若干御説明させていただきましたが、三輪崎支所の建てかえ予定地を先行して購入する費用でございます。
◆5番(並河哲次君) その三輪崎の支所で質疑あったと思うんですけど、津波が30センチぐらいのところが来る、南海トラフ巨大地震の場合ということなんですが、何階建てにするとかというのは、イメージはもうあるんですか。
◎総務課長兼行政改革室長兼高田支所長(岡雅弘君) 今回につきましては、あくまで用地の先行取得ということで、建物の規模等につきましては、今後、研究検討していくことになろうかと思います。
◆5番(並河哲次君) 多分、防災のほうで第一段階、第二段階とか、
星幾つみたいなのがあったと思うんで、何階建てにするというのがある程度決まってくるのかなと思うんですが。 以上です。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程10 議案第10号 平成26年度新宮市
簡易水道事業特別会計予算
○議長(辻本宏君) 日程10、議案第10号、平成26年度新宮市
簡易水道事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 田坂水道事業所工務課長。
◎水道事業所工務課長(田坂豊君) (登壇) ただいま議題となりました議案第10号、平成26年度新宮市
簡易水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の499ページをお願いいたします。 第1条歳入歳出の総額は、歳入歳出それぞれ1億5,465万4,000円に定めるというものであります。 第2条、債務を負担することができる事項の期間及び限度額は、502ページ第2表に定めているものであります。 第3条、起こすことができる地方債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、503ページの第3表地方債によるものであります。 第4条、一時借入金の借り入れ最高額は1,000万円に定めるものであります。 それでは、歳出より御説明申し上げます。 予算書の510ページをお願いいたします。 1款1項の簡易水道費9,645万6,000円につきましては、1目の新設改良費が5,215万6,000円、2目の施設管理費が4,430万円となっております。 それでは、511ページの説明欄より、1目新設改良費でございますが、1の宮井簡易水道導配水管移設事業2,468万5,000円につきましては、熊野川にかかる宮井大橋のかけかえに伴い添架しております導配水管のかけかえを行う費用2,219万4,000円と、これに伴う設計委託料164万2,000円、また新設される橋梁への添架負担金といたしまして84万9,000円であります。2の宮井簡易水道発電機棟建設事業2,625万円につきましては、平成23年度の台風12号に伴い、災害に対して再度災害防止のため宮井簡易水道発電機棟のかさ上げ工事を行うものでございます。3の西高田簡易水道施設整備事業122万1,000円につきましては、西高田地区の簡易水道施設は平成19年6月より飲料水供給施設から引き継ぎ、簡易水道として運用しておりますが、施設については老朽化が見られております。西高田地区の水道施設については、浄水場・配水池等の再整備に伴う事前の予備調査を行うものでございます。 2目施設管理費でございますが、主なものといたしまして、1の浄水場管理費1,647万8,000円の内訳につきましては、光熱水費は浄水場5施設で使用される1年間の電気料や保守点検の業務と修繕費及び安全な飲料水を供給するための必要な水質検査の費用でございます。3の簡易水道維持修繕557万3,000円のうち施設等の修繕料356万8,000円は、配水管等の漏水修繕や減圧弁の購入等であり、また、そのほかに国県市道の舗装修繕や各浄水場の維持に必要な経費でございます。4の検針・集金業務693万5,000円につきましては、検針や集金業務に必要な経費と経営の合理化を図るための業務委託料及び料金事務委託料でございます。5の管路情報システム整備事業560万円につきましては、5地域の簡易水道を適切な維持管理をしていくため管路情報のシステムを構築していくものであり、平成26年度においては、宮井地区と敷屋地区の簡易水道を実施していくものであります。 513ページをお願いいたします。 7の職員人件費842万1,000円は職員1名分の人件費でございます。 予算書の514ページから515ページをお願いいたします。 2款1項の公債費5,819万8,000円は、1目の平成26年度の市債の償還金元金4,598万3,000円と2目の利子1,221万5,000円でございます。 続きまして、歳入について御説明させていただきます。 予算書の508ページから509ページにお戻りをお願いいたします。 主なものとしまして、1款1項1目の使用料1,548万5,000円は、現年度分の水道使用料と滞納繰り越しに係る節の設定でございます。 3款1項1目の一般会計繰入金8,916万8,000円につきましては、歳入の不足分を一般会計から繰り入れていただくものでございます。 4款1項市債5,000万円は、内訳といたしまして1節の簡易水道事業債と2節の過疎対策事業債をそれぞれ2,500万円ずつ借り入れるものでございます。 516ページから518ページには、給与費明細書を記載しております。 519ページには地方債に関する調書を記載しておりますので、御参照いただきますようよろしくお願いいたします。 続きまして、502ページをお願いいたします。 第2表の債務負担行為でございますが、宮井簡易水道導配水管移設事業につきましては、県事業で実施しております橋梁のかけかえ事業予算が平成27年度までの債務負担行為としているため、これに添架する導配水管の移設においても平成27年度までの事業となり、本年度予算計上分を除いた残りの金額を限度額といたしまして計上しているものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、御説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 16番、杉原議員。
◆16番(杉原
弘規君) 1点だけ、ちょっとお聞きしたいですが、宮井の橋を通す、この工事を改めてするんですか。
○議長(辻本宏君) 田坂水道事業所工務課長。
◎水道事業所工務課長(田坂豊君) 宮井大橋は、現在かかっている、今使っている橋に添架をしております。今新しくかけています橋梁につきましては、新しくそれに添架をして、古い橋に添架をしているものを取り除くということでございます。
◆16番(杉原
弘規君) そのときに熱湯対策はもちろん考えてくれていると思うんですが、太陽の熱。
◎水道事業所工務課長(田坂豊君) 現在でも旧橋のほうにも太陽光の対策はしてございます。ただ、なかなか熱いお水が出るということもお聞きしていますので、その辺は十分配慮して進めていきたいと考えています。
◆16番(杉原
弘規君) ぜひお願いしときます。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程11 議案第11号 平成26年度新宮市
水道事業会計予算
○議長(辻本宏君) 日程11、議案第11号、平成26年度新宮市
水道事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 葛原水道事業所業務課長。
◎水道事業所業務課長(葛原勇君) (登壇) ただいま議題となりました議案第11号、平成26年度新宮市
水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。 恐れ入ります、521ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定であります。 第2条は、業務の予定量を定めるものであります。(1)といたしまして給水契約件数を1万6,500件、(2)といたしまして年間総給水量を401万立方メートルとし、以下記載のとおり定めるものであります。 第3条は、1年間の水道事業経営の収益的収入及び支出予算の予定額を定めるものであります。 まず、収入は、営業収益及び営業外収益合わせまして、第1款水道事業収益の合計額を6億5,192万7,000円と見込み計上いたしております。 次に、支出は、営業費用及び営業外費用並びに特別損失を合わせまして、第1款水道事業費用の合計額を6億778万3,000円と見込み計上いたしております。 第4条は、建設改良工事等の資本的収入及び支出予算の予定額を定めるものであります。 まず、収入ですが、第1款資本的収入の合計額は2億4,594万円の収入を見込んでおります。その内訳につきましては、第1項企業債が2億4,000万円、第2項負担金が594万円であります。 次に、支出につきましては、次の522ページをお願いいたします。 支出は、建設改良費及び企業債償還金合わせまして、第1款資本的支出の合計額を4億9,525万2,000円と見込み計上いたしております。 したがいまして、平成26年度の資本的収支につきましては、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億4,931万2,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額2,448万9,000円、当年度分損益勘定留保資金2億1,390万5,000円、建設改良積立金1,091万8,000円で補填するというものであります。 第5条は、企業債について定めるものであります。 起債の目的や限度額等につきましては、表に記載しているとおりであります。平成26年度は2億4,000万円の借り入れを予定いたしております。 第6条は、一時借入金の限度額を定めるもので2億円と定めております。 第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合の項目を定めたものであります。 第8条は、議会の議決を必要とする流用経費として、職員給与費を7,712万5,000円及び交際費を1万円と定めるものであります。 恐れ入ります、523ページをお願いいたします。 第9条は、棚卸資産の購入限度額を定めるものであります。今年度は705万4,000円を限度額といたしております。 以上が予算の内容であります。 恐れ入ります、525ページをお開きください。 予算実施計画につきまして御説明いたします。 まず、収益的収入及び支出の予算でございます。 収入の予算総額として、水道事業費収益6億5,192万7,000円を計上いたしております。 1款1項の営業収益の内訳は、1目給水収益6億2,200万円、2目その他営業収益225万円は工事検査等の手数料収入及び消火栓維持管理に要する費用を一般会計から受け入れるものであります。 2項営業外収益の内訳は、1目受取利息41万7,000円は、減債積立金などの定期預金利息であります。 2目長期前受金戻入2,667万1,000円は、地方公営企業会計制度の見直しに伴う新規項目であります。補助金等の収入を財源として取得した固定資産については、補助金等充当部分を減価償却しないことができるというみなし償却制度の廃止により、減価償却見合い分を順次収益化するものであります。 3目雑収益58万8,000円は、新宮浄水場内の駐車場貸し付け並びに地震計や電柱の設置に伴う水道用地の貸付料であります。 4目消費税及び地方消費税還付金につきましては、科目の設定であります。 次に、支出でございます。 支出の予算総額として、水道事業費用6億778万3,000円を計上しております。 1款1項営業費用の1目原水及び浄水費1億1,659万1,000円は、浄水場関係の維持管理に要する費用で、委託料、動力費、薬品費及び職員2名分の人件費が主なものであります。 2目配水及び給水費6,248万2,000円は、配給水管や配水池等の維持管理に要する経費で、修繕費、委託料、職員1名分の人件費が主なものであります。 3目総係費1億1,098万9,000円は、水道料金の算定や検針及び徴収関係の委託料並びに職員4名分の人件費、その他一般管理費等の経費であります。 4目減価償却費2億3,385万3,000円は、固定資産の価値減耗分を費用化するもので、建物や構築物等の償却費用であります。 5目資産減耗費672万4,000円は、配水管布設がえ等の工事に伴う除却が主なものであります。 2項1目支払利息6,821万5,000円は、長期借入金に対する企業債償還利息及び一時借入金の利息であります。 2項2目消費税及び地方消費税462万4,000円は、借受け及び仮払い消費税の差額見込みであります。 3項1目過年度損益修正損10万6,000円は、不能欠損予定額等を計上したものであります。 3項2目その他特別損失419万9,000円は、地方公営企業会計制度見直しにより義務づけられた賞与引当金等でございます。 恐れ入ります、526ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の予算につきまして御説明申し上げます。 資本的収入としまして2億4,594万円を計上しております。 1款1項1目企業債2億4,000万円は、急速ろ過池第二期整備工事や導水管布設工事等への充当を予定しております。 2項1目負担金594万円は、第一荒木橋河川改修に伴います県からの負担金及び消火栓新設によるものであります。 次に、資本的支出といたしまして4億9,525万2,000円を計上しております。 1款1項1目改良費3億5,131万4,000円は、急速ろ過池第二期整備工事や南檜杖発電機移設工事ほか9カ所の改良工事費並びに職員2名分の人件費等の費用であります。 2目量水器費67万円は、水道メーターの新設取りつけの費用であります。 3目固定資産購入費100万円は、広角配水池へ接続する導水管布設予定地の購入を予定しております。 2項1目企業債償還金1億4,226万8,000円は、施設整備事業に充当した企業債に対する償還元金47件分で、償還表に基づく金額であります。 以上が、平成26年度の予算の概要であります。 次の527ページから535ページに、地方公営企業会計制度の見直しにより今回適用されるキャッシュ・フロー計算書、給与費明細書を付しております。御参照をお願いいたします。 恐れ入ります、536ページ、537ページをお願いいたします。 平成26年度の事業予定貸借対照表でございます。 地方公営企業会計制度の見直しにより、償却資産に対する補助金等が繰り延べ収益として損益の対象となるため、過去にさかのぼって再計算した結果、当年度未処分利益剰余金が6億2,210万1,000円になるというものでございます。 なお、538ページ以降に平成25年度の予定損益計算書、予定貸借対照表、地方公営企業会計制度の改定により今回適用されます注記表及び実施計画明細書を付しておりますので、御参照をお願いいたします。 また、建設改良工事の事業箇所表を別に添付しておりますので、あわせてお目通しいただきますようお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 544ページなんですけども、給水収益というのは、これは上がる予定なんですか。
○議長(辻本宏君) 葛原水道事業所業務課長。
◎水道事業所業務課長(葛原勇君) 給水収益については、この予算書につきましては税込みで表示をいたしております。6億2,200万円、前年度に比べ1,200万円ほど増額になっております。これにつきましては、平成26年度から消費税が8%になってございます。その分、差額分5%と8%の差額1,700万円ほど出てきております。その増でございます。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程12 議案第12号 平成26年度新宮市立
医療センター病院事業会計予算
○議長(辻本宏君) 日程12、議案第12号、平成26年度新宮市立
医療センター病院事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 豊田
医療センター庶務課長。
◎
医療センター庶務課長(豊田正志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第12号、平成26年度新宮市立
医療センター病院事業会計予算について御説明申し上げます。 559ページをお願いします。 第1条は、総則でございます。 第2条は、業務の予定量を定めたもので、病床数は304床、延べ患者数を入院で9万1,000人、外来で13万8,000人を見込んでいます。また、1日の平均患者数は、入院で249人、外来で566人を見込んでおります。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入では、第1款病院事業収益66億4,246万円、支出では、第1款病院事業費用69億1,898万2,000円を見込み計上しています。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入では、第1款資本的収入を8億5,079万3,000円、支出では、第1款資本的支出10億9,684万2,000円を予定しております。括弧書きですが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億4,604万9,000円については、過年度分損益勘定留保資金で補填するというものであります。 次の560ページをお願いいたします。 第5条は、起債の目的、限度額、起債の方法等を定めたもので、医療機器等購入の財源として4億3,500万円の企業債を予定しております。 第6条では、一時借入金の限度額を5億円と定めるものであります。 第7条では、予定支出の各項の経費の金額で流用できる場合の項目を定めたものであります。 第8条は、職員給与費、交際費などについては議会の議決を得なければ流用できない旨を定めたものであります。 第9条は、棚卸資産の購入限度額を13億6,497万1,000円と定めたものであります。 第10条は、重要な資産の取得として、医事会計システム及びコンピューターエックス線断層撮影装置一式を定めたものでございます。 次に、561ページの予算実施計画をお願いいたします。 実施計画の収益的収入及び支出でありますが、1款病院事業収益は66億4,246万円を見込み計上しております。 1項1目の入院収益は42億1,330万円を計上、入院患者数9万1,000人、病床利用率82%を見込み計上しております。2目外来収益は16億9,740万円の見込み計上で、外来患者数13万8,000人を見込んでおります。3目その他医業収益は2億4,791万6,000円で、主なものとして室料差額等の収入であります。 2項1目受取利息配当金は、預金利息の目設定、2目他会計負担金9,075万4,000円は、企業債の償還利息に対する一般会計からの繰入金、3目長期前受金戻入2億6,117万6,000円は、地方公営企業会計制度の見直しに伴う新規項目で、一般会計からの繰入金のうち、対象資産の減価償却に対応して充当財源を収益化し計上したものであります。その他医業外収益6,544万1,000円は、食堂・売店等施設使用料等でございます。 3項1目過年度損益修正益及び2目固定資産売却益は目設定でございます。3目その他特別利益6,646万9,000円は、長期前受金戻入のうち、過年度未収益化分が主なものです。 次に、支出でございますが、1款病院事業費用として69億1,898万2,000円を予定しております。 1項1目給与費は32億5,816万4,000円で、正職員311人分と嘱託職員等の給料、手当、賃金並びに法定福利費及び会計制度の見直しにより義務づけられた退職給付引当金、賞与引当金の繰入額であります。2目材料費13億1,497万1,000円は、薬品費や診療材料費等であります。3目経費14億2,021万円は、主に光熱水費、修繕費、賃借料、委託料、謝金等であります。4目減価償却費5億2,305万1,000円は、建物、構築物、機械備品等の減価償却費であります。5目資産減耗費2,194万1,000円は、医療機器買いかえなどによる除却費等の見込み計上であります。6目研究研修費3,353万3,000円は、医学図書の購入、医師等の各種学会への参加、看護職員の研修会参加費が主なものであります。 2項1目の支払利息1億4,001万8,000円は、企業債償還利息20件と一時借入金利息の見込み計上であります。2目雑損失は科目の設定、3目消費税及び地方消費税1,080万6,000円は、課税対象分の納税額の見込み計上であります。4目補助金312万5,000円は、通院等のバスを利用する方々に対する助成で、1カ月当たり約2,600人を見込み計上しております。 3項1目過年度損益修正損100万円は、過年度の医療費還付等の見込み計上であります。2目固定資産売却損は目設定でございます。3目その他特別損失1億9,216万円は、会計制度の見直しにより義務づけられた賞与引当金等でございます。 以上が、収益的収入及び支出であります。 次に、562ページの資本的収入及び支出について御説明申し上げます。 1款資本的収入の予定額として8億5,079万3,000円を計上いたしております。 1項1目企業債は、医療機器等の購入財源として4億3,500万円を予定するものであります。 2項1目他会計負担金3億989万1,000円は、企業債の償還元金に対する一般会計からの繰入金であります。 3項1目県補助金1億590万円は、災害対策用の自家発電機増設に対する補助金であります。 4項1目土地売却代金、2目建物売却代金は、目設定であります。 続いて、支出でありますが、1款資本的支出として10億9,684万2,000円を予定しております。 1項1目病院整備費2億2,075万2,000円は、災害時に使用できる機器等の範囲を広げるために自家発電機を1基増設するものです。2目資産購入費3億2,711万4,000円は、主にCT装置の更新など医療機器等34点の購入に係るものでございます。3目リース債務費1,244万5,000円は、医療機器等9件分の債務費用であり、会計制度見直しに伴う新規項目であります。 2項1目企業債償還金5億3,653万1,000円は、企業債の償還元金14件分であります。 以上が、資本的収入及び支出であります。 なお、563ページから574ページに地方公営企業会計制度の見直しにより今回適用されるキャッシュ・フロー計算書及び給与費明細書を付しております。御参照をお願いします。 576ページ、577ページをお願いいたします。 平成26年度の事業予定貸借対照表ですが、地方公営企業会計制度の見直しにより、償却資産に対する企業債の償還元金への繰り入れも繰り延べ収益として損益の対象となるため、過去にさかのぼって再計算した結果、利益剰余金が大幅に増加したため、これまでの累積欠損金が1億7,481万3,000円になるというものです。 578ページ以降に平成25年度の予定損益計算書、予定貸借対照表、地方公営企業会計制度の見直しにより今回適用される注記表及び実施計画明細書を付しておりますので、御参照をお願いいたします。 まことに簡単ではございますが、以上で説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) 今御説明いただいた中で、自家発電機今度設置されるということをお聞きしたんですけど、これについて御説明、詳細にお願いしたいと思います。
○議長(辻本宏君) 豊田
医療センター庶務課長。
◎
医療センター庶務課長(豊田正志君) 現在、当院では自家発電機2台ございます。医療機器の買いかえとか、システムの増加等により需要電源が増加したため、今回新たに1基増設して、災害時においての停電等に対応するため増量するものでございます。
◆13番(福田讓君) どの辺に自家発電機設置されるんでしょうか。
◎
医療センター庶務課長(豊田正志君)
医療センター建設時に、将来的な見通しを立てて1基増設するスペースを地下にこしらえておりまして、そこへ増設するような形をとってます。
◆13番(福田讓君) 地下にスペースあるわけなんですね。外じゃないんですね。もう一度お願いします。
◎
医療センター庶務課長(豊田正志君) 地下に発電機2台並んでるんですけど、その横に置くような形になります。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。 (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 11番、田花議員、議事進行。
◆11番(田花操君) 全体の予算の上程がなされ、これから委員会付託されていく。午前中の私の質疑のあり方で、いろいろ議論少しさせて。 確かに、本会議、委員会通じてやっぱり質疑のあり方いうのは一番大事やろと。私1人の問題やない。共通の全体の問題で、議長に私は確認をさせていただきたい。 その一つに、確かにうちの会議規則で、発言内容の制限第54条、議員は質疑に当たっては自己の意見を述べることができないという規定がある。これは、なぜこういう規定が設けられたか御存じですか。
○議長(辻本宏君) 私に対しての質問ですか。 ですから、質疑ですから、一般質問じゃないから、それの区分をはっきりとつけてくという意味もあって、こういうふうなルールが設けられてると思います。
◆11番(田花操君) 若干その辺が、捉まえ方が少し違う。いろいろ……
○議長(辻本宏君) 田花議員、この質疑の件と、ここにルールで決まってるんですよ。一般質問は一般質問で決まってるじゃないですか、ルールで。私に質疑等どうかと問うのはおかしいですよ。本会議というのは、当局から上がってきた予算を審議するのが主であって、それは田花議員言ってるのは、議会の運営に関する我々議員の問題でしょう。そういうのは、いろいろ全国各地ありますよ。ただ、新宮市のほうは、かなり譲歩した形でやってる。そういうもんであれば、議会運営委員会で議会議員全体の問題として審議すればいいじゃないですか。私は、そういうふうなことを諮問することを考えますよ。