新宮市議会 2013-03-05
03月05日-01号
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) (登壇) ただいま議題となりました新宮市土地開発公社の諸報告について、地方自治法第243条の3第2項の規定により平成25年度新宮市
土地開発公社事業計画予算及び資金計画について御報告申し上げます。 なお、本報告事項につきましては、去る2月7日に
公社理事会可決、2月13日付市長承認を得たものでございます。 それでは、前から3枚目の1ページをお開き願います。 平成25年度新宮市
土地開発公社事業計画について御説明申し上げます。 平成25年度
土地開発公社事業計画は、次に定めるというものでございます。 1、土地開発公社の清算について「平成25年度において、清算事務の実施による残余財産の確定及び結了事務を実施する」というものでございます。 続きまして、3ページをお願いします。 平成25年度新宮市
土地開発公社予算について御説明申し上げます。 第1条は、「平成25年度新宮市
土地開発公社予算は、次に定めるところによる」というものでございます。 第2条、「収益的収入及び支出の予定額」について説明申し上げます。 まず、収入につきましては、第1款事業外収益2,000円を予定するもので、内容は第1項の受取利息1,000円、第2項の雑収益1,000円とし、いずれも節の設定であります。 次に、支出につきましては、第1款販売費及び一般管理費446万2,000円を予定するもので、その主な内容としては旅費2万3,000円、消耗品等の需用費11万2,000円、司法書士等への報酬、登記手数料などの役務費が173万1,000円、広告宣伝費31万5,000円につきましては官報への解散広告を3回予定する費用でございます。また、委託料93万2,000円は、
会計システム委託料、公認会計士への委託料を見込んでおります。その他、
事務機器リース使用料9万6,000円、公租公課124万9,000円を予定するものでございます。 なお、詳細につきましては10ページの実施計画に記載してございますので、御参照をお願いします。 次に、予備費は300万円を見込み計上してございます。 以上により、支出合計は746万2,000円とし、収益的収入と支出の差し引き額はマイナス746万円となってございます。 次の5ページ以降に、公社資金計画、予定貸借対照表、予定損益計算書、予定実施計画書を添付してございますので、参照のほど、お願い申し上げます。 以上、まことに簡単ではございますが、新宮市土地開発公社の諸報告といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(辻本宏君) ただいまの説明に対し質問を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 以上で、質問を終わります。
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△日程5 市報告
○議長(辻本宏君) 日程5、市報告を議題といたします。 市報告は、文書報告として新宮港経過報告及び
公設市場経過報告の2件であります。御了承願います。
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△日程6 議案第13号 新宮市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
△日程7 議案第14号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
△日程8 議案第15号 新宮市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例
△日程9 議案第16号 新宮市
消防団員等公務災害補償条例及び新宮市介護給付費等に関する審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例
△日程10 議案第17号 新宮市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等を定める条例
△日程11 議案第18号 新宮市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例
△日程12 議案第19号 新宮市
新型インフルエンザ等対策本部条例
△日程13 議案第20号 新宮市道及び河川の構造の
技術的基準等を定める条例
△日程14 議案第21号 新宮市都市公園条例の一部を改正する条例
△日程15 議案第22号 新宮市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
△日程16 議案第23号 新宮市
熊野川物産販売所条例及び新宮市
林業総合センター条例を廃止する条例
△日程17 議案第24号 新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例
△日程18 議案第25号 新宮市公民館条例の一部を改正する条例
△日程19 議案第26号 新宮市体育施設条例の一部を改正する条例
△日程20 議案第27号 平成24年度新宮市
一般会計補正予算(第9号)
△日程21 議案第28号 平成24年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
△日程22 議案第29号 平成24年度新宮市
と畜場特別会計補正予算(第1号)
△日程23 議案第30号 平成24年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
△日程24 議案第31号 平成24年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
△日程25 議案第32号 平成24年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)
△日程26 議案第33号 権利の放棄について
△日程27 議案第34号 財産の処分について
△日程28 議案第35号 平成24年度
新宮市立医療センター病院事業会計資本剰余金の処分について
△日程29 議案第36号 新宮市港湾施設の指定管理者の指定について
△日程30 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について
△日程31 議案第1号 平成25年度新宮市一般会計予算
△日程32 議案第2号 平成25年度新宮市
国民健康保険特別会予計算
△日程33 議案第3号 平成25年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算
△日程34 議案第4号 平成25年度新宮市
介護保険特別会計予算
△日程35 議案第5号 平成25年度新宮市
と畜場特別会計予算
△日程36 議案第6号 平成25年度新宮市
駐車場事業特別会計予算
△日程37 議案第7号 平成25年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算
△日程38 議案第8号 平成25年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算
△日程39 議案第9号 平成25年度新宮市
土地取得特別会計予算
△日程40 議案第10号 平成25年度新宮市
簡易水道事業特別会計予算
△日程41 議案第11号 平成25年度新宮市
水道事業会計予算
△日程42 議案第12号 平成25年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算
○議長(辻本宏君) 日程6、議案第13号、新宮市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例から日程42、議案第12号、平成25年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算までの37件を一括上程いたします。 ただいまから、慣例によりまして、田岡市長に予算大綱について説明を求めます。 田岡市長。
◎市長(田岡実千年君) (登壇) それでは、ただいまより平成25年度予算大綱を申し上げます。 1、所信。 平成25年3月定例会を開会し、平成25年度予算案の御審議をお願いするに当たり、今後の市政に臨む私の所信の一端と予算の大綱を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 市長に就任以来、「市政は市民のために」をモットーに市勢の発展に取り組んでまいりましたが、早いもので任期満了の年となりました。 これまで、まちづくりの指針となる新宮市総合計画の着実な実現に向け、市勢発展に努めてまいりました。 総合計画策定から5年が経過し、この間、我が国の社会情勢や市を取り巻く環境は大きく変化しております。特に、平成23年に起きた東日本大震災や紀伊半島大水害といった未曾有の災害の発生により、防災・減災対策が喫緊の課題となっております。 このため、時代の変化や新たに生じてきた課題に対応した後期総合計画を策定し、台風12号の災害から一日も早く確実な復旧を図り、発展的な復興につなげるため、特別計画として、新宮市災害復興計画を策定し、全ての政策分野に防災・減災の視点を取り入れ、全庁的に推進し、災害に強いまちづくりを進めることとしました。 昨年、新たな南海トラフを震源とする地震予測が出され、巨大地震とそれに伴う津波対策が重要課題となりました。今後の防災・減災対策として、ハード面では、津波への防御として、盛り土等による大浜堤防の強化を図る緑地帯整備や、著しく耐震強度が不足している庁舎の建てかえを推進いたします。また、ソフト面では、自分で身を守るという逃げる防災を基本に、学校での防災教育などによる「犠牲者ゼロのまちづくり」に取り組んでまいります。 台風12号災害の被災者の生活再建については、仮設住宅などで不自由な生活を余儀なくされている被災者の立場に立って、引き続き住宅確保などのきめ細やかな相談や助言に努めてまいります。 総合計画の核をなす特進プロジェクトの学校再編につきましては、各般にわたる御理解、御協力により千穂・丹鶴小学校を統合した神倉小学校を開校し、本年4月には蓬莱・王子小学校を統合した王子ケ浜小学校を開校いたします。また、昨年の丹鶴幼稚園の開園をスタートとして、幼稚園や保育所のあり方については、再編も含め、適正規模化などを関係者と協議して進めてまいります。さらに、食育の視点からも、重要な中学校給食についてはモデル校として実施した緑丘中学校が順調にスタートしたことから、市内全校への取り組みとして、順次推進してまいります。 市街地再生につきましては、地域経済への波及効果が大きい観光を基幹産業として位置づけ、世界遺産と地域の文化遺産の適切な保全と整備を進めるとともに、まちなか観光や体験型観光、滞在型観光など、地域資源を生かした観光振興を推進し、中心市街地の再生につなげてまいります。 平成25年度には、近畿自動車道紀勢線が熊野市まで延伸します。また、伊勢神宮式年遷宮の年でもあり、当地域への集客が大いに期待されるところです。これらの催事を観光振興への大きな契機と捉え、誘客事業を展開していきます。 また、暮らしに直結する雇用の場の確保につきましては、現在、近畿大学と新宮港埠頭株式会社が連携協力し、輸出型凍結水産加工事業の実現に向けた取り組みが始まっております。加えて、熊野灘沖は再生エネルギーの分野でも注目のエリアとなっており、関連企業の進出が期待されることから、新宮港を利用した地域の活性化に積極的に取り組んでまいります。 市政改革につきましては、行政ニーズが複雑、多様化する中で、人材育成プログラムの実行とともに人事評価制度を導入し、職員の能力向上を図ります。 平成25年度の予算におきましては、台風12号災害の復旧と新たな復興のまち実現に向けての年であります。加えて、新たに公表される南海トラフの巨大地震による被害想定への対応を進めなければならず、災害に強いまちづくりへの取り組みを最重要課題としています。 長期的なまちづくりを展望したとき、公共施設の整備や医療、福祉といった基礎的な住民サービスの向上など、まちづくりの根幹にかかわる課題に対応するには、継続的な行財政改革への取り組みと事業の集中と選択が必要であります。 地方交付税が6年ぶりに減額となり、一般財源の確保が厳しい中での予算編成となりましたが、限られた予算の中で、可能な限り住民サービスの向上に配慮しつつ、災害復旧・復興とともに災害に強い安全で安心なまちづくりを着実に進める予算編成を行ったところであります。 2施策の大綱と市政の方向。 平成25年度の予算案の概要につきましては、一般会計、特別会計、企業会計の予算の総額は、333億3,938万3,000円で、前年度予算と比較して2.0%の増であります。 会計別では、一般会計が154億5,567万8,000円で、前年度予算と比較して0.8%の増であります。 特別会計につきましては、89億7,817万1,000円で、前年度予算と比較して2.5%の増であります。 企業会計につきましては、水道事業会計が10億8,906万6,000円で、前年度予算と比較して2.3%の減額であります。 病院事業会計では、78億1,646万8,000円で、前年度予算と比較して4.3%の増となっております。 続きまして、平成25年度予算案の主な事業と取り組みについて申し上げます。 まず、まちづくりのグランドデザインとなる総合計画につきましては、市民アンケートや前期基本計画の総括を経て、現在、後期総合計画の策定に向けた最終調整を行っております。目指すべき都市像「人輝き文化奏でる都市」の実現に向け、市民と一体となって、一層の取り組みを進めてまいります。 また、紀伊半島大水害からの復旧・復興なくして市の発展はあり得ません。昨年10月に策定した災害復興計画を着実に実行し、基本理念に掲げた「力強いふるさとの復興」を目指してまいります。 庁舎建設事業では、今後発生が予測されている巨大地震に対して、市民の安心・安全を守る防災対策の拠点はもとより、災害発生時の初期対応から復旧・復興拠点としての機能を備えた新庁舎の建設に向けて、本年度は設計の最終段階となる実施設計を行います。 市政改革(行政改革)については、頑張った職員が報われる制度として、平成25年度より、人事評価制度を本格導入し、職員のやる気、仕事へのやりがいを引き出すなど人材育成を図るとともに、市民目線に立った職員の意識改革を徹底してまいります。また、各部の主要な業務については、業務運営方針を策定し、市民へ公表することにより情報公開及び説明責任の徹底を図ってまいります。 協働推進関係につきましては、市民参加・協働によるまちづくりを目指し、講演会などを開催し、市民意識の醸成を図ります。 人権啓発事業につきましては、全ての基本的人権の基盤となる「差別されずに等しく生きる権利」を尊重するため、市民一人一人の人権が真に尊重される新宮市の実現を目指し、人権意識の高揚・啓発に努めていきます。 市税の納付につきましては、納税者の利便性向上のため、これまでの軽自動車税に加え市県民税・固定資産税・国民健康保険税のコンビニエンスストア納付を実施します。 防災対策事業では、東日本大震災及び台風12号災害を踏まえ、なお一層の防災・減災対策事業を推進いたします。地震・津波対策といたしましては、木造住宅の耐震化補助、家具転倒防止事業を引き続き実施いたします。また、今後、国・県から発表される津波浸水想定をもとに、津波ハザードマップを作成いたします。 風水害における防災対策では、熊野川町宮井・九重・西敷屋の3カ所に河川監視カメラを設置して、河川状況をリアルタイムに把握し、適正な避難準備情報や避難勧告などの発令に努めます。 防災行政無線につきましては、昨年度に引き続き再整備に向けた事業を行ってまいります。 消防関係事業では、消防本部の消防ポンプ自動車(緊急消防援助隊登録車両)を更新配備し、新宮地区に60立方メートルの耐震性貯水槽、熊野川地区に防火用水タンク1基を設置するなど消火活動の円滑化に努めます。また、消防団員の装備や安全対策に係る研修などを充実し、安全管理体制の強化を図ります。 福祉関連事業では、地域の課題に対して、取り組みの方向性や基本的な考え方を示し、地域福祉を推進していく上での基本事項をまとめた第2次地域福祉計画を策定いたします。また、本年4月から、これまでの障害者自立支援法が障害者総合支援法に移行することに伴い、障害者の定義に新たに「難病」などが追加されますが、引き続き障害者福祉サービスや地域生活支援事業などを実施する中で対応してまいります。 また、厳しい経済状況の中、増加する要保護者に対し必要な保護を行い、その最低限度の生活保障に努め、就労による自立の促進を図るため、就労支援員を配置して生活保護受給者等就労支援事業を継続してまいります。 高齢者福祉の面では、地域密着型サービスの中で施設整備を進めており、平成25年度中には地域密着型小規模特別養護老人ホームが完成する予定です。また、平成25年度中に設置、完成予定の認知症高齢者グループホームの設置に係る費用の一部を開設事業者に対して助成します。 子育て支援としましては、児童や保護者が抱える課題が多種多様化する現状を踏まえ、臨床心理士を配置し、専門的なケアを実施しているところでありますが、本年度も引き続き未来を担う子供たちへの総合的な支援とその充実を図り、児童福祉の向上に取り組んでまいります。 また、本年度は、私立保育園耐震化推進事業として補助制度を新たに創設し、防災面における私立保育施設の充実をサポートしながら、保育時における園児の安全・安心に努めてまいります。 保健事業につきましては、安心して妊娠・出産・育児ができるよう引き続き妊婦健診費助成、助産師による新生児家庭の全戸訪問、子供の発達に不安のある家庭に対して発達相談を行います。また、国が隔年実施としている乳がん・子宮がん検診を毎年受診できるよう市単独助成を継続してまいります。 生活環境事業では、台風12号で被災した熊野川町の四瀧集会所を高台へ新たに建設し、さらに山手集会所を増築し、周辺地域の避難所としての機能をさらに強化してまいります。また、エコ広場まで出られない介護を必要とする高齢者家庭や障害のある方を対象としたふれ愛収集や、家庭から排出される粗大ごみの処理についても、期間を定め戸別収集を継続実施するなど、ごみの減量と環境美化の推進に努めます。 津波対策として、大浜堤防の補完的機能を兼ね備えた大浜緑地整備事業を進めるために、測量調査設計を行います。 また、台風12号からの復興対策事業として、熊野川町日足の神丸から中学校裏を通って熊野川小学校へつながる避難道路の整備に向けて、測量設計を実施します。 道路事業としましては、都市計画道路上本町磐盾線登坂橋のかけかえ工事が完了して、NTT前から新宮駅方向への通行が、5月に復旧した後、早期に対面通行が可能となるよう努めてまいります。また、交通安全対策として、内ヶ坪踏切の拡幅工事を進めます。 橋梁につきましては、医療センターの東側にかかる市梨橋の補強工事と第一王子橋の橋脚の耐震補強工事を実施します。 広角用地につきましては、防災緑地として整備を進めてまいります。 地籍調査事業につきましては、引き続き佐野地区初め木ノ川地区の一部について調査を実施し、熊野川町地域におきましては、西敷屋地区を引き続き調査するとともに、新たに四瀧・宮井地区の一部についても調査を実施いたします。 農林水産業では、農地及び林道の災害復旧工事に引き続き取り組むとともに、林業経営の生産基盤である林道上地平瀬線の開設工事を継続して実施いたします。また、林業経営の収益性を高めるため、森林組合などが実施する林内作業道の開設事業を支援するほか、森林の公益的機能の向上のために、県が実施する森林整備事業に対し上乗せ補助を実施し、災害に強い森づくりを目指します。 木材産業の分野では、台風12号災害により昨年度中止しておりました熊野材需要拡大事業を復活し、熊野材の消費拡大に努めてまいります。 学校再編整備につきましては、昨年開校した神倉小学校の運動場芝生化や小学校の太陽光発電施設の整備を引き続き進めるとともに、情報通信技術(ICT)教育事業を推進いたします。 小学校の統合につきましては、本年4月に完了いたしますが、施設面での環境改善だけではなく、学校支援職員等の配置を小中学校へ引き続き行うなど、きめ細やかな学習指導体制や学力向上への取り組みの充実を図ります。 中学校では、英語検定試験や漢字検定試験への受検料補助制度を新設し、生徒の勉学に対する意欲向上を目指します。 中学校給食につきましては、食育環境の向上に資するため、昨年から開始した親子給食方式を他校でも実施すべく準備を進めてまいります。また、小中学校給食の公会計化を行い、教職員の事務負担軽減と給食会計の改善を図ります。 防災教育につきましては、子供たちに地震や津波などの自然災害からみずからの命を守る力を身につけさせるため、小中学校での防災学習や訓練方法を研究・実施してまいります。また、校舎や屋内運動場の非構造部材の耐震調査を行い、ハード面での安全対策の充実を図ります。 生涯学習事業といたしましては、平成27年に開催される紀の国わかやま国体に向けた施設の整備や、第2回天空ハーフマラソン大会の実施などスポーツイベントの充実により、市民の体力向上と地域の活性化を図ります。また、公民館事業とあわせ、引き続き生涯各時期のライフスタイルに対応した学習機会の提供による市民の教養の向上、人権教育・啓発の推進、さらに学校・家庭・地域の連携による共育コミュニティ事業を推進し、社会全体の教育力の向上を図ります。 文化振興関係では、先人らが築いてきた有形・無形の文化遺産を適切に次世代に継承するとともに、その積極的な活用を図るため、世界遺産や文化財保存の啓発を初め史跡新宮城跡の整備、旧西村家住宅の保存活用計画づくりを進めます。また、人々が郷土への誇りや愛着を深められるよう各種講座や展示を通して熊野学の調査研究成果を公開します。 さらに、歴史ある新宮市展、市民音楽祭に加え、伝統芸能大会や熊野芸術文化セミナーの開催、地域に根差した文化活動の支援により、個性ある豊かな新宮地域の芸術・文化の創造と次代の文化を担う人材の育成を図ります。 商工観光につきましては、台風12号の被災事業者を支援するための復旧資金利子補給を初め、新たに、経営等アドバイザーの派遣促進事業の開始、意欲的な商業者団体などの活動を支援する補助金の創設、空き店舗対策補助金の拡充など、既存の商工会議所発行のプレミアム付共通商品券事業、個店改善推進事業などと一体的に推進し、起業化、中小企業支援、商店街活性化の推進を図ります。水没により休業を余儀なくされた熊野川温泉さつきの温浴施設の再開に向けた工事を行うとともに、観光客誘致の施策として、伊勢神宮式年遷宮からの当市への誘客促進、近畿自動車道紀勢線の延伸や平成26年度の世界遺産登録10周年を契機とした和歌山デスティネーションキャンペーン開催を見据え、県観光連盟、観光協会とともに、都市圏へのキャンペーンや旅行エージェント、メディアなどへの売り込みを行うとともに、観光ガイドの会とタイアップした市内観光滞在時間の延長や大型観光バス駐車場確保問題などにも取り組みます。 さらに、当市を含めた地域が、南紀熊野ジオパーク構想地域としてジオパーク認定を目指しておりますので、観光振興としての活用を行います。 新宮港整備事業では、平成18年に第二期整備港が供用開始されて以降、飛鳥Ⅱ、ホクエツエンデバーなどの大型船舶や地球深部探査船ちきゅうが入港するなど、着実に特定地域振興重要港湾としての存在感を示しているところでありますが、悪天候下においても大型船舶が着岸できるよう防波堤の早期完成に向けた要望活動を引き続き行います。また、クルーズ客船の新宮港への寄港増加を目指して、新宮港独自のサービスなどを新たに創出し、積極的なポートセールスを実施してまいります。 工業用地の分譲につきましては、今般、2社への分譲が実現したところでありますが、引き続き産業の振興や雇用の創出など地域の活性化に資する重要な施策として企業誘致はもちろんのこと、地域資源を活用した新産業の創出についても積極的に取り組んでまいります。 特別会計としての国民健康保険事業につきましては、特定健診時の自己負担無料化の継続による受診しやすい体制づくりを初め、医療費適正化の推進やさらなる収納率向上による財源確保等を図りながら、健全運営に努めます。 医療センターにつきましては、目まぐるしく変化する保険医療制度に対応するため、医師などの医療スタッフの確保に努めるとともに、引き続き公立病院改革ガイドラインで示されている経営の効率化の取り組みや経営形態の見直しを検討してまいります。また、高度医療機器の更新など医療機器を充実させ、安心で信頼される適切な医療の提供と地域医療の連携強化や災害等に備えた防災機能の整備を図り、紀南地域の基幹病院としての役割を果たしてまいります。 水道事業につきましては、安全で安心な水道水の安定供給を図るため、経年変化の著しい急速ろ過池の大規模改修をスタートさせるとともに、老朽管の更新計画を引き続き推進いたします。また、台風12号の災害復興計画に基づき、南桧杖自家発電機棟建てかえ用地の造成工事や国道168号導水管の布設がえ、三津ノ簡易水道自家発電機棟の建築工事などを実施し、災害に強い施設づくりを進めてまいります。 水道事業は、使用水量の減少などにより、さらに厳しい経営環境が予測されますが、限られた財源を活用し、より計画的で適正な施設整備事業を推進しながら、一層の経営効率化に努めてまいります。 以上のとおり、平成25年度の市政運営に臨み、その方針と主要施策について所信を申し述べました。 行財政を取り巻く環境には依然として厳しいものがありますが、「市政は市民のために」を念頭に、災害に強いまちづくりを推進し、喫緊の課題、そして将来を展望した本市の振興策に積極果敢に挑んでいく所存でございます。 議員各位を初め市民の皆様の特段の御理解と御協力を賜り、提出議案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、予算大綱の説明とさせていただきます。 平成25年3月5日。 新宮市長、田岡実千年。 ありがとうございました。
○議長(辻本宏君) 以上をもって、市長の予算大綱の説明を終わります。 ただいまから、先ほど一括上程いたしました議案第13号から新年度予算について順次議題として審議に入ります。
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△日程6 議案第13号 新宮市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(辻本宏君) 日程6、議案第13号、新宮市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第13号、新宮市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正内容でございますが、職員が職員団体の業務または活動に従事する際に取得する組合休暇におきまして、職員団体を定義する規定の見直し、休暇取得の対象となります活動の範囲を定める規定の追加、休暇取得可能日数の1年間における上限を定める規定の追加を行うものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 16番、杉原議員。
◆16番(杉原弘規君) 今の条例の提案なんですが、これは職員が組合の専従者になることについて、要するに例えば期限を決めたのか、あるいはその給与の保障を決めたのか、そこら辺はどうなんでしょうか。
○議長(辻本宏君) 上路総務部次長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 専従の関係の規定ではございませんで、若干補足説明をいたしますと、そもそも組合休暇の規定というのは、合併前の新宮市にはございませんでした。平成17年の合併のときに、旧熊野川町の条例にあった例規をこちらのほうへ取り込んだものでございます。 その後、この規定が規定として少し不十分であるということがわかりまして、県からも時期を見て改正しなさいという御指導を賜っていたわけなんです。 それで、今年度に入りまして、国からも同様の指導がございましたことから、改正する時期を迎えたということで、今回の提案となったわけでございます。 指導を受けた点といいますのは、今回の改正部分でございますように、登録された職員団体であるということと、休暇日数は1年に30日以内ということを規定しなさいと言われたことでございます。なお、この休暇というのは無給でございますので、もしこの休暇をとった場合には給与を減額するということになります。それで、現在といいますか、実績として、この休暇を取得した実績は今までございません。あくまでも、規定上の休暇でございます。 以上です。
◆16番(杉原弘規君) はい、了解。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程7 議案第14号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
○議長(辻本宏君) 日程7、議案第14号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) (登壇) ただいま、議題となりました議案第14号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 第1条におきましては、平成25年4月1日より人事評価制度を本格導入することに伴い、勤勉手当の規定に改正を行うというものでございます。 改正内容でございますが、勤勉手当を支給する際の算定の基礎額から扶養手当を除き、平成25年12月期の支給から勤務成績に応じた支給方法へ変えていくというものでございます。 第2条におきましては、平成23年度の人事院勧告に基づき、本市においても所要の改正を行うというものでございます。 改正内容でございますが、平成18年4月の給与構造改革による給与水準引き下げに伴う経過措置額につきまして、医師を除き平成26年3月31日をもって廃止いたしたいというものでございます。 この条例の附則といたしまして、第1条の勤勉手当支給方法の改正に関し、経過措置といたしまして平成25年6月期は従前どおりの支給で行うこと、平成25年12月期は扶養手当の2分の1を算定の基礎に加える規定をしてございます。施行期日でございますが、この条例は4月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) これは、国が既に東日本の対応で7.8%下げておられる。それを地方自治体も下げよということから、うちも直すということか。
○議長(辻本宏君) 上路課長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 今回のこの条例改正は、あくまでもいわゆるボーナスの中の勤勉手当の積算基礎から扶養手当を除外していきたいと。それは、人事評価制度の本格導入に伴うものです。 これがまず1点と、もう1点は、平成18年の給与構造改革の際の経過措置がまだ残っておりましたので、それを廃止したいということでございまして、議員お尋ねのいわゆる国家公務員の7.8%の給与削減とは直接関連しているものではございません。
◆11番(田花操君) そしたら、国がされてる制度の導入を地方自治体に、そういうような形をとりなさいいうのはいつごろ、うちは実施するのか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 現在、国のほうからの要請というのは7月からということで理解してございます。 また、それにつきましては、いわゆるラスパイレス指数が100を超えている団体については100に近づける。私ども新宮市の場合は、国が7.8%のカットをした関係で、現在は105.9%という指数となってございますので、それを100に近づけるという要請を受けているところでございます。
◆11番(田花操君) そしたら、6月議会にそういう給与改定の条例案を提出していくということか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) まだ、職員団体との協議も調っておりませんので、明確なお答えはできませんが、方向性としては全国的にそういう方向になるんじゃなかろうかと考えてございます。
◆11番(田花操君) 以上です。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程8 議案第15号 新宮市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例
○議長(辻本宏君) 日程8、議案第15号、新宮市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第15号、新宮市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 まず、第1条の新宮市職員退職手当支給条例の一部改正の内容でございますが、第1点は、退職金の調整率の引き下げであります。 国家公務員退職手当法の一部改正により、国家公務員の退職手当が、官民格差の解消を図るために退職手当法上設けられている調整率を段階的に引き下げることにより、退職手当の支給水準を引き下げるという改正が行われました。 このことにより、本市でも、現在、勤続年数20年以上の調整率を100分の104から平成27年4月1日までに段階的に100分の87まで退職手当の支給水準を引き下げるものでございます。 2点目は、退職後に懲戒免職等の処分を受けるべき行為をしたと認められるに至った者の退職手当の全部又は一部を返納させることができる旨の改定を行うというものでございます。 退職から5年が過ぎるまでに懲戒免職に相当する在職中の不祥事が判明した場合、退職金の返還を求めることができることとするものでございます。 現在でも退職後に禁固刑以上の刑事罰が確定した場合には、退職金の全額返還を求めることができる規定がございますが、基準を懲戒免職に引き下げるものでございます。 大きくは、以上の2点であります。 なお、今回の改正を機に、条文の順序の入れかえを行いました関係で、改正部分が若干多くなってございます。 議案書に基づきまして御説明申し上げます。 2ページの改正後の第2条の2は、条番号の入れかえにより改正前の第15条・16条からの転記でございます。 3ページ第2条の3から13ページの第10条までは、条文の順序の入れかえに伴う参照条番号の変更及び語句の整理であります。 14ページの第11条から18ページの第14条にかけては、用語の定義、懲戒免職処分を受けた場合等の退職手当の支給制限、支払いの差しとめ、退職後禁固以上の刑に処された場合等の支給制限を規定し、20ページからの第15条では、退職した者に既に退職金が支払われた場合において、在職期間中の行為で禁固以上の刑に処せられたとき、また退職から5年を過ぎるまでに懲戒免職に相当する在職中の不祥事が判明した場合等に、全部または一部の返還を求めることができる旨を規定してございます。 21ページの第16条から第17条にかけましては、遺族及び相続人からの返還の規定、第18条から第19条にかけては、審査会及び割愛の規定でございます。 27ページ下段の附則の第5号においては、初めに御説明申し上げました退職金の調整率の引き下げを規定し、その率を100分の104から100分の87としてございます。 31ページの第2条新宮市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の一部改正については、第1条の新宮市職員退職手当支給条例の一部改正による用語の整理及び参照条番号の変更でございます。 なお、この条例の附則におきまして、経過措置として退職手当に係る調整率を平成25年度は100分の98、平成26年度は100分の92と段階的に引き下げる旨を規定してございます。 また、関連する参照条文がある新宮市長及び副市長の退職手当に関する条例及び新宮市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例並びに新宮市職員の育児休業等に関する条例についても、用語の整理及び参照条番号の変更を規定してございます。 最後に、施行期日でございますが、この条例は4月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) これも、何かことしの初め、新聞で話題になったその早期退職者が出て云々いう新聞記事が出て、これとは関係ないいうことか。
○議長(辻本宏君) 上路総務部次長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 新聞記事で話題になった国の改正でございます。
◆11番(田花操君) 県も、地方自治体も下げたことによって早期退職者が大幅に出たと。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 議員御質問の、同じ内容の条例改正でございます。
◆11番(田花操君) そうしたら、よそは早いこと条例、年度内に施行するいうことで早期退職者が出て混乱を招いたと。うちは、これ4月1日施行という形で、そういう今年度退職予定されている方の減額いうのは、これで引き下げがなくなるということになったということか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) まず、国の制度はことしの1月から1年6カ月をかけて3段階に引き下げるという制度設計でございます。 それで、新宮市の条例改正につきましては、この4月1日から1年ごとに3段階に段階的な措置をとって引き下げるというものでございまして、全国的に申し上げますと、市町村の約80%はこの3月議会で提案して、4月からの条例改正で臨むというふうに伺ってございます。
◆11番(田花操君) そうしたら、今年度の方が100とした場合に、来年度から3年にわたって、どのぐらい減っていくんかな。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 調整率で申し上げますと、100分の104から87まで下がりますので、17ポイント下がることになります。 それで、単純に支給月で申しますと、現在のいわゆる定年退職といいますか、勧奨とか定年で、最高限度額の月数というのが59.28だと思います。 それが、段階を踏んで、平成27年4月1日以降に退職される方の最高限度額ということで言いますと、それが9.7カ月減るというふうに考えていただいたら、わかろうかと思います。ちょっと、細かい数字覚えてないですけど、約49.何カ月の減でございます。
◆11番(田花操君) そうしたら、9カ月いうことになれば300万円前後、総支給額から引き下げられていくいうことか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 400万円を超える額でございます。
◆11番(田花操君) これ、やっぱり国がこういう方向で、全国、退職金も減らしなさいいう指導で、守らん自治体もあるんじゃないの。そういうのは聞いてないか。いずれにしても、大きな減額なんで、大変かというふうに思うし、やむを得ん措置かなと思うし、はい。 以上です。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。 議案審議中でありますが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午前11時03分
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△再開 午前11時14分
○議長(辻本宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程9 議案第16号 新宮市
消防団員等公務災害補償条例及び新宮市介護給付費等に関する審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例
○議長(辻本宏君) 日程9、議案第16号、新宮市
消防団員等公務災害補償条例及び新宮市介護給付費等に関する審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第16号、新宮市
消防団員等公務災害補償条例及び新宮市介護給付費等に関する審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、障害者自立支援法の改正に伴い、同法の題名が障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に変更されることに伴い、字句の改正を行うものであります。 議案書の2ページをお願いいたします。 第1条では、新宮市
消防団員等公務災害補償条例中の該当文書の改正を行うものです。 第9条の2第2号中の障害者自立支援法の名称を障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に改めるものでございます。 また、第2条中では、新宮市介護給付費等に関する審査会の委員の定数を定める条例の第1条中の該当文言の改正を行うものでございます。 なお、法律の改正にあわせまして、附則において施行日を平成25年4月1日と規定するものでございます。 以上、まことに簡単ですが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第16号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これにより討論を行い、採決をいたします。 議案第16号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 御異議なしと認めます。 議案第16号はこれを可決することに決定いたしました。
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△日程10 議案第17号 新宮市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等を定める条例
○議長(辻本宏君) 日程10、議案第17号、新宮市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等を定める条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 森本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第17号、新宮市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等を定める条例について御説明申し上げます。 この条例は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律及び介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、条例の制定が必要となるため、上程させていただくものでございます。 2ページをお願いいたします。 第1条では(趣旨)を、第2条では(定義)を、第3条では特別養護老人ホームの(入所定員)を29人以下と、第4条では(
指定地域密着型サービス事業の申請者の資格)を法人であると、それぞれ介護保険法に基づき、規定するものでございます。 第5条では、
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定めたもので、第2項はサービスの提供の記録の保存年限を省令ではその完結の日から2年間とあるのを当該サービスを提供した日から5年間とする。また、居室の定員についてユニット型でない場合は、省令で2人部屋とあるのを地域の実情等を踏まえ4人部屋以下とすると定めたものでございます。 第6条から第8条では、事業を行う者は、人権擁護推進員、災害対策推進員、衛生管理推進員を置かなければならないとするものでございます。 第9条では、この条例に定めるもののほか、条例の施行に関し必要な事項は別に定めるというものでございます。 なお、この条例は平成25年4月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 2ページの第7条の災害対策推進員なんですけども、弱者の方対象のサービスということで、すごく災害時のこういった推進員さんも大切だと思うんですけども、その災害対策推進員さんと市の災害対策のほうとでやりとりというのはあるんでしょうか。
○議長(辻本宏君) 森本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) この推進員につきましては、施設の災害対策推進員でございまして、市との関連は今のところ特にございません。
◆5番(並河哲次君) 施設のということはわかるんですけども、大規模な災害になったときなどには、その施設の方も市民の方が多いと思うので、その方をどうするかということを、そういった福祉施設とも直接やりとりして、災害時にはどういった対応をするのかということを話し合っていく必要はあると思うんですけども、そういう場はありますか。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) 今後、そういう場をつくっていきたいと思います。
○議長(辻本宏君) 以上ですか。よろしいですか。
◆5番(並河哲次君) はい。
○議長(辻本宏君) 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) お尋ねいたします。 これはあれですか、昨年の29床以下の特別養護老人ホーム、市のほうで認可できるということに関しての条例という、新たにつくる条例なんですね。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) 今までは、省令のほうでこういう基準を決められておりましたけども、権限移譲とかで、市のほうで条例をつくるということで、今回つくりました。
○議長(辻本宏君) よろしいですか。
◆13番(福田讓君) はい。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程11 議案第18号 新宮市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例
○議長(辻本宏君) 日程11、議案第18号、新宮市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 森本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第18号、新宮市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例について御説明申し上げます。 この条例は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律及び介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、条例の制定が必要となるため、上程させていただくものでございます。 2ページをお願いいたします。 第1条では(趣旨)を、第2条では(定義)を、第3条では(
指定地域密着型介護予防サービス事業の申請者の資格)を法人であると、それぞれ介護保険法に基づき、規定するものでございます。 第4条では、
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定めたもので、第2項では介護予防サービスの提供の記録の保存年限を省令ではその完結の日から2年間とあるのを当該サービスを提供した日から5年間とすると定めたものでございます。 第5条から第7条では、事業を行う者は、人権擁護推進員、災害対策推進員、衛生管理推進員を置かなければならないとするものでございます。 第8条では、この条例に定めるもののほか、条例の施行に関し必要な事項は別に定めるというものでございます。 なお、この条例は平成25年4月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) お尋ねしたいんですけど、今回の第17号とも関連するんですが、新宮市に法人格のいわゆる特別養護老人ホームがありますね。 昨年から、県の認可が、今度市のほうで認可できたということで、29人以下のいわゆる小規模特別養護老人ホームですか、その認可権は新宮市にあるということで変わってきたんですね。それに鑑みて、今回、こういう条例が出てきて、今ある法人の、100人、広角の黒潮園とか、熊野川町にあります熊野川園、そして温泉ハウスくまの。 今回、広角のほうへ新築の29のベッド数ですか、新築されるということでやっているわけなんですね。 そうしますと、そのいわゆる社会福祉法人の中で、運営する中で、また29のベッド数の小規模の特別養護老人ホームの認可権は新宮市にあると。 それの運営に関して、そこの規定は新宮市が全部持ちますよという形になるんか、ちょっとお聞きしたいんですよ。というのは、一つの大きな特別養護老人ホームの中で、新宮市の与えた認可権の29床の特別養護老人ホームの運営に関してはうちが責任を持つ条例という形で確認させていただいたらよろしいんか。そのあたりをお聞きしたいんですけど。
○議長(辻本宏君) 森本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) こちらの条例は、新宮市が指定した地域密着型の小規模特別養護老人ホームの件でございますので、その施設については、新宮市がそういう指導をしたりしていくというものでございます。 それは、30人以上の大きなところは、県のほうが指導とか、そういう基準、認可とかございますんで、県のほうが指導するというのになっています。
◆13番(福田讓君) わかりました。 これから、認知症ですか、そういう福祉型の、市としても29人以下ですか、小さな認知症のグループホームも認可できるという権限があるわけですね。ただ、法人格を持っている黒潮園、熊野川園、温泉ハウスくまのが、そこで申請書を出すと。 今ある100床ベッドと別に、新宮市が認可を出したものと別個にしてうちが条例を、その運営に関しては、そこだけはうちが責任持って、市長がいろいろな命令権があるという形で理解してもよろしいんですか、ということですね。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) そのとおりでございます。
◆13番(福田讓君) はい、了解。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程12 議案第19号 新宮市
新型インフルエンザ等対策本部条例
○議長(辻本宏君) 日程12、議案第19号、新宮市
新型インフルエンザ等対策本部条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 萩原
保健センター長。
◎
保健センター長(萩原智君) (登壇) ただいま議題となりました議案第19号、新宮市
新型インフルエンザ等対策本部条例について御説明申し上げます。 現在、東南アジア等で散発的に発生している高病原性鳥インフルエンザが、今後、人から人に感染するようになった場合や、同様に危険性の高い新しい感染症が発生した場合に備えるため、昨年5月11日、国において新型インフルエンザ等対策特別措置法が公布されました。 この特別措置法は、新型インフルエンザ等が海外で発生したときには国・県において対策本部を設置し、それが国内で感染が認められた場合には、市町村においても対策本部を設置し、対応するというものであります。 本条例は、特別措置法が公布から1年以内に施行されるまでに制定しなければならないものであります。 2ページをお願いいたします。 条例の内容でございますが、新宮市新型インフルエンザ等対策本部の組織について定めるもので、本部長については法律で市長を充てるものとなっているため、条例においては副本部長及び本部員、その他職員に関することを規定し、また対策本部の運営のための会議に関すること及び対策本部に部を設置すること等について定めるものであります。 附則において、この条例は特別措置法が施行される日から施行するものであります。 以上、誠に簡単ですが、説明といたします。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 1番、東原議員。
◆1番(東原伸也君) この条例は、今後起こるであろう新しいインフルエンザに対して、全てに対しての本部をつくるということでよろしいんでしょうか。
○議長(辻本宏君) 萩原
保健センター長。
◎
保健センター長(萩原智君) 全てのインフルエンザということではありませんで、高病原性鳥インフルエンザ等、要するに強毒性の感染症の場合でございます。
◆1番(東原伸也君) 今のところは特定されてますけど、今後、そういうもので、いたちごっこみたいに次々新しいのが出てきますよね。そういうものに対応するものではなしに、特定されたものに対応するということですか。
◎
保健センター長(萩原智君) 要するに、高病原性といいますか、強毒性のものに対応するということでございます。 ですから、そのときの、国のほうの判断ということになりますか、そういうふうになると思います。
◆1番(東原伸也君) そうすると、この本部を設置すると、医療センターとかのお医者さんとか、そういうようなところとメンバーを組んで、施行の日からというてなってますけど、これいつごろめどにしているんですか。
◎
保健センター長(萩原智君) この法律の施行については昨年の5月に公布されたんですが、それから1年以内ということになっております。それで、公布される日は省令等で告示されると思うんですけども、この条例が施行されたといって、すぐに対策本部をつくるというんではなくて、こういうその高病原性の感染症が発生した場合に、国が非常事態宣言を行います。それによって、市町村においてそういう対策本部を設置するということになります。
◆1番(東原伸也君) そうすると、災害対策本部とか、それと同様に、そういうような時期が来たときに立ち上げていくというための条例ですね。わかりました。はい、いいです。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程13 議案第20号 新宮市道及び河川の構造の
技術的基準等を定める条例
○議長(辻本宏君) 日程13、議案第20号、新宮市道及び河川の構造の
技術的基準等を定める条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 渕上都市建設課長。
◎都市建設課長(渕上崇君) (登壇) ただいま議題となりました議案第20号、新宮市道及び河川の構造の
技術的基準等を定める条例について説明させていただきます。 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、地域主権改革一括法でありますけども、これによりまして、道路構造令・標識令及び移動円滑化令が県や市に委任されました。 これによりまして、市道及び河川の新設、また改築する場合における道路・河川の構造の一般的技術基準につきまして、政令を参酌しまして条例で制定するものであります。 新宮市では、これまでも基準を踏まえまして、道路・河川の整備を行ってまいりましたが、引き続き現行基準に適合するよう努めていくために、国の基準を定める条例であります。 議案の2ページをお願いいたします。 第1条は、先ほど説明させていただきましたとおり、地域主権一括法によりまして、市が管理する市道及び河川についての構造の基準等について市が定めるというものであります。 第2条は、市道の構造の技術的基準を定めております。 第3条は、道路標識、区画線及び道路標示について定めております。 第4条は、河川管理施設等の技術的基準について定めております。 第5条につきましては、市長が必要なときに定めるというものであります。 なお、本条例の施行は、附則のとおり、平成25年4月1日となっております。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。御審議をお願いいたします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) 先般の議会からも、いろいろ都市建設課所管のいろんなこういう設計計画の技術的基準が独自の条例を設けてずっと条例化していきやる。これは、やっぱり全国こういう法を踏まえて、さらに具体的なこういう技術基準を条例で制定しなさいいう指導か何かあったんかな。
○議長(辻本宏君) 渕上都市建設課長。
◎都市建設課長(渕上崇君) そのとおりでありまして、各県内市町村、同時に、今、上げているような状況であります。
◆11番(田花操君) 今まででも、今、渕上課長からの説明の中にあったように、これまでも道路法に基づいた技術基準、河川法に基づいた技術基準にのっとって計画設計してきた。そうすると、今までは補助をもらおうと思ったら、この基準にのっとらなんだら、国は当然認めてくれなんだけど、それ以外の単独の工事の場合だったら、ケース・バイ・ケースでこれを適用したり、しなかったりしたと思うんで、そしたら、結構これに基づいて全て設計計画していくいうたら厳しいし、余分なお金も要るケースも出てくるんじゃないかと思うけど。その点、この、もう一律これで、できんとこもあるんじゃないんかなと思うけど、その点、渕上課長のちょっと感触というか、考え、もしあれば……。
◎都市建設課長(渕上崇君) 田花議員言われますとおり、道路、特に道路構造令の場合、一つの、道路の場合、基本になると思います。 ここで、私どもも、かなりいろいろと議論しました。その田花議員が危惧されているような件についてどうかということで、この条例の中では第5条に、いろんなケースが出てくるんじゃないのかということでして、それについては逐次そういうような形のものを明記していく。この条例を基本にして、そのケース・バイ・ケースも考えていけれるようにしとこうじゃないかということで、第5条でそういう条文を入れさせていただいております。
◆11番(田花操君) これが一つは抜け道いう感じで捉えてええんかな。
◎都市建設課長(渕上崇君) いろんな現場によりまして、いろんなケースが出るという考えで、そういうような……
◆11番(田花操君) 私は、この国とか県の大きな道路構造施設とか河川構造やったらいけるけど、うちらのような本当にそれを一律はめて、この技術基準でいったら結局は無駄な金いうか、投資が要ってくるんじゃないかなと思って心配するんで。 それで、一番、こういうように技術基準を定めて、より明確にしていくいうのは悪いことじゃないと思うんやけど、その中ではその市道認定基準があるわな。これも、当然そうしたら、市道認定基準、道路法でわかりにくいところを独自な条例を制定していくという、今後、考えかな。
◎都市建設課長(渕上崇君) 市道の基準につきましては、私ども、市道のそういうような要綱いうのをつくってますんで、まずは、今回、これにつきましては、一応これから新設していくとか、そういうような場合については、ケース・バイ・ケースで、この場合はどうかいうような形は一応いろんなケースに当たりながら、そして、今、田花議員言われるようなことも踏まえて、今後、考えていくべきかと考えております。
◆11番(田花操君) ぜひ、市道認定基準も、これぐらいばらばらな認定基準ないと思うし、これらの条例制定をいち早くして、市民もわかりやすい認定基準を設けていくことのほうが大事ではないかなというふうに思うんで、ぜひ頑張っていただきたい。 以上。
○議長(辻本宏君) 16番、杉原議員。
◆16番(杉原弘規君) 今、基準について、田花議員から質問されたんで、僕は、道路の標識いうのを、ここで出てるんですが、これ寸法を大きくするとか、どういう意味ですか。
○議長(辻本宏君) 渕上都市建設課長。
◎都市建設課長(渕上崇君) ただいま杉原議員申されていることは、多分いろんな標識の、そんな形とか、寸法的なことかと思います。道路構造令では、こういう場合はこういう標識にしなさいとか、こういう寸法にしなさいというのは、一つの基準がなってますんで、それをもとに、今後進めていく状況であります。
◆16番(杉原弘規君) その道路標識で、最近、外国人が多いんで、その全ての外国人がわかるようにせえいうて、そういう声が僕のところに来たりするんですよ。そういう意味のことは含んでないんですか。
○議長(辻本宏君) 勢古口課長。
◎管理課長(勢古口博司君) 所管が管理課になりますんで、私のほうから答えさせていただきます。 今回の標識令につきましては、文字の大きさ並びに標識の寸法を必要に応じて変えられるんで、条例化しなさいということになっているんですが、渕上課長説明しましたとおり、これは省令に基づいて、そのままの基準をうちのほうは適用させていただくという条例案でございます。 その中で、いろんな文字の表記なんですが、この標識令でうたわれておりますのは、和文の日本文字とローマ字という形になっております。これについての定めということですので、ほかの外国語表記については、特に、この条例に基づいてという対象にはなっていません。
◆16番(杉原弘規君) それから、河川についてなんですが、ここで言うダムいうのはどういうことを言うのか。 僕がこういうふうにダムらいうて想像するのは、二津野ダムみたいなあんなことを想像するんですか。これは、どういうことなんですか。
◎都市建設課長(渕上崇君) 市でつくっているダムというのはないんでありますけども、今回の河川法に基づく、河川の管理施設としてそういうような構造物もちょっと入ってますんで、一応この条例ではうたわせていただいております。
◆16番(杉原弘規君) 了解。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程14 議案第21号 新宮市都市公園条例の一部を改正する条例
○議長(辻本宏君) 日程14、議案第21号、新宮市都市公園条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 渕上都市建設課長。
◎都市建設課長(渕上崇君) (登壇) 続きまして、議案第21号、新宮市都市公園条例の一部を改正する条例につきまして説明させていただきます。 先ほどの議案第20号と同じように、地域主権改革一括法によりまして、都市公園法の一部改正が行われました。 この改正によりまして、これまで国が一律に定めていました都市公園の設置基準等につきまして法及び都市公園法施行令を参酌しまして条例で定めることとなりましたので、新宮市都市公園条例の一部を改正するものであります。 本条例は、法の定めのとおり、都市公園の設置等に関する基準などを定めまして、都市公園の健全な発達を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とするものであります。 議案書2ページをお願いしたします。 第1条につきましては、変更はございません。 第2条は、削除であったのを変更し、住民1人あたりの都市公園の敷地面積の標準について定めております。 第3条から第5条までにつきましては、新たに追加で定めるものであります。 追加を行ったことによりまして、現行の条例につきまして第2条以下の条文番号が3条ずつ繰り下がっております。 第3条は、配置及び規模の基準でありまして、都市公園を設置する場合の配置及び規模の基準について定めております。 第4条は、公園施設の設置基準でありまして、一つの都市公園に設ける公園施設の建築面積の基準について定めております。 第5条は、公園施設の設置基準の特別の場合でありまして、第4条のただし書きで定める特別の場合の公園施設の建築面積の基準について定めております。 第6条は、現行条例の第3条設置区域の変更及び廃止の内容がそのままでありまして、条文番号が3条繰り下がっております。 以下、第28条まで、さきに御説明させていただきましたとおり、条文番号のみの変更となっております。 なお、本条例の施行は、附則のとおり、平成25年4月1日となっております。 以上、簡単ではありますが、説明を終わらせていただきます。御審議をお願いいたします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) これも、渕上課長、住民1人当たりの公園の敷地面積いうけど、この区域内の今は、うちは何平米ぐらいあるのか。
○議長(辻本宏君) 渕上都市建設課長。
◎都市建設課長(渕上崇君) 市内全区域の都市公園に対しての人口割りしましたら、1人当たり4.1平米であります。
◆11番(田花操君) そしたら、この条例では、10平米を目途に今後進めていくというお考えなんやね。
◎都市建設課長(渕上崇君) これは、あくまで標準であります。これを目標値として今後進めていく一つの標準となります。
◆11番(田花操君) そうしたら、来年度予算でも防災緑地はどうのこうのいう曖昧な公園をつくろうというあれは、これにカウントされるんかな。していくんかな。
◎都市建設課長(渕上崇君) その都市公園として都市計画決定、そういう作業までするかいうのはまだ、今言われました箇所については、そこまではちょっと今のところ考えておりません。
◆11番(田花操君) これは、黒潮公園とか、一連のはカウントされてないんか。
◎都市建設課長(渕上崇君) 先ほど、1人当たり4.1平米というように申し上げました。これは、黒潮公園は含まれております。
◆11番(田花操君) その都市計画決定にかかわってない部分も含まれたるように思うけど、いずれにしても、防災緑地はたくさん市内に、もうあちこち出てくる。こういうのは、こういう標準にカウントされていくんかどうかいうのは、やっぱり気になるし、ぜひどうするんかいうのを、しっかりこの条例を適用されるとなれば、この基準が防災緑地にも当てはまっていく話であろうと思うし、それを当てはめていかんという防災の担当の考えならば、これには該当せん。そういう議論を内部でしっかりして、上程していってほしいなというように思う、この条例がある以上は。 はい、以上。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程15 議案第22号 新宮市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
○議長(辻本宏君) 日程15、議案第22号、新宮市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口管理課長。
◎管理課長(勢古口博司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第22号、新宮市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 本議案は、平成24年12月12日付で道路法施行令及び道路整備特別措置法施行令の一部を改正する政令が交付され、新たに太陽光発電設備及び風力発電設備並びに津波避難設備を道路占用許可対象物件として加えるとともに、これらの占用場所に関する基準が定められたことにより、道路法第39条第2項の規定に基づき、その道路占用料につきまして新たに設定するというものでございます。 改正につきましては、別表(第2条関係)の3ページをお願いします。 3ページ、表中の中ほど、道路法施行令第7条第2号に掲げる工作物として、太陽光発電設備及び風力発電設備を追加し、占用面積1㎡につき1年1,000円、またその下に、施行令第7条第3号に掲げる施設として、津波からの一時的な避難場所としての機能を有する堅固な施設を加え、占用面積1㎡につき近傍類似の土地の地価Aに0.028を乗じて得た額を年額の占用料と定めるものでございます。 また、改正前の道路法施行令第7条各号のうち第2号から第11号までが順次繰り下げられますので、表中において所要の改正を行うものです。 なお、附則におきまして、この条例は平成25年4月1日から施行するというものであります。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) これ、今、勢古口課長の説明では、太陽光発電設備とか風力発電設備を道路敷内に設ける場合の占用料の追加いうお話、説明であって、これは予定されているとこいうのはあるんかな、現実に。
○議長(辻本宏君) 勢古口管理課長。
◎管理課長(勢古口博司君) 当市においては恐らくないんではないかと思いますが、全国的な観点から見ますと、太陽光及び風力発電については道路区域内に設置したい旨の民間からの声が国のほうにも上がっているということです。 それと、もう一つ、津波避難施設につきましても、東北大震災以降、地方自治体のほうから、道路区域内に避難施設等を建てられないかというような国への要望があったということで、今回の道路法施行令の改正になっております。
◆11番(田花操君) 占用料の額は、これも全国自治体ばらばらやと思うんで、県下的にはうちは中程度か、それとも安いほうか、高いほうか、どっちですか。
◎管理課長(勢古口博司君) この占用料につきましては、施行令の基準どおり計上させていただいております。それで、今までの市の条例についても施行令に基づいて算定しております。
◆11番(田花操君) いや、この占用料、電柱、看板、標識、旗ざお、いろいろある中で、それぞれ自治体ばらばら、これは道路法で決まってあるんかな、額は。独自に自治体が額を決められるというスタンスやろと思うけど。
◎管理課長(勢古口博司君) 施行令の基準となります上限額を超える場合は、条例で定めることはできないというふうになっておりますので、それ以内でしたら条例で定額なり定率なりの額が決められるということにはなっております。
◆11番(田花操君) いや、何でこういう尋ね方するのかは、その電力が右肩上がりで上がりやる、市内の占用料の大半は電柱が占めてあると思うんでね。こういうのは、やっぱり市民に還元するいう形で、電柱の占用料を上げたってもええんじゃないかと。その電柱の占用料というのは、県下的、全国的にうちのこの占用料いうのは、どの程度かないう思いからさせてもらった。 その道路占用料の、施行令で、もうこれ以上は上限で上げられないのかどうか含めて、その点の研究いうか、そういった考えはいかがなのか。
◎管理課長(勢古口博司君) 今、議員おっしゃられました占用料につきましては、電柱等の占用料が6割以上占めてると思います。その中で、若干県内を調べてみましたところ、1本当たりの占用料も多少違ってきておりますんで、課内のほうでも、ある程度見直しをかける必要があるんではないかというような協議もしております。 今回の上程につきましては、新しく追加されたところの部分だけですので、今後、今、議員おっしゃられていただきました点は、電柱等の占用料につきましては十分検討していく必要があろうかと思います。
◆11番(田花操君) 住民感情から思うたら、電気料が上がるのに、こういう占用料いうのは何年前のままいうあれは、いかがなものかと。ぜひ、類似のとこも調査して、研究したってください。 以上です。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。 議案審議中でありますが、昼食のため午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午後零時00分
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△再開 午後1時00分
○議長(辻本宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程16 議案第23号 新宮市
熊野川物産販売所条例及び新宮市
林業総合センター条例を廃止する条例
○議長(辻本宏君) 日程16、議案第23号、新宮市
熊野川物産販売所条例及び新宮市
林業総合センター条例を廃止する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 津呂建設農林部次長兼農林水産課長。
◎建設農林部次長兼農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) (登壇) ただいま議題となりました議案第23号、新宮市
熊野川物産販売所条例及び新宮市
林業総合センター条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 平成23年、台風12号により、新宮市熊野川物産販売所及び新宮市林業総合センターが流出したため、2施設の設置条例を廃止するものであります。 以上、まことに簡単でございますが、説明とさせていただきます。 御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) そしたら、これは、結局は何年間使用したのか。
○議長(辻本宏君) 津呂建設農林部次長。
◎建設農林部次長兼農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) 林業総合センターにつきましては平成5年度から、熊野川物産販売所につきましては平成12年度からでございます。
◆11番(田花操君) そしたら、結構短命やったという感じが。もう、その市の復興計画書にもこういう計画も上がってないし、もうあそこへはこういうものの再建いうのはもうないと、考えてないいう形で理解していいんですか。
◎建設農林部次長兼農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) 林業総合センター等につきましては、私ども担当課としては現在の場所へは考えておりません。
◆11番(田花操君) そうすると、あそこ、今でも道の駅の指定受けた。それで、県がトイレを今もうほぼでき上がってきた。そしたら、道の駅の要件いうのはなくなっていくんかな。
○議長(辻本宏君) 岡課長。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 道の駅でございますが、今、議員おっしゃられましたように、トイレのほうにつきましては、県のほうで復旧をしていただいておりまして、あす、完成検査、竣工検査を受けまして、県との調整の中で3月7日より共用開始を行うことで準備を進めております。 それから、道の駅の指定の要件でございますが、駐車、休憩、それからトイレ施設、それから情報発信、この3要素を兼ね備えたところが道の駅としての要件でございます。 現在、駐車場、それからトイレにつきましては復旧して備えられたというところで、そのもう一点情報発信について、現在どのような形で行っていくかということにつきまして県と協議を進めているところでございます。
◆11番(田花操君) その道の駅として残していけるのか。
◎商工観光課長(岡雅弘君) はい。残してまいります。
◆11番(田花操君) こういう物産所とか、こういうものがやっぱり道の駅の地域活性化の一つは目玉であったし、ああいったとこの道の駅いうのは、地域振興に寄与するいうのが一つの目的でもあろうと思うし。ただ、トイレと駐車場と情報発信いうて、どういうものを考えているのか。
◎商工観光課長(岡雅弘君) まずは、お立ち寄りいただいた場合、この地域の観光でありますとか、産業でありますとか、そういうものをわかるような形でのものを考えてございまして、当面はパンフ類のケースは何とかしたいというふうに思っておりまして、その後いろいろなところでは端末での情報発信、パソコンを使っての端末を設置しての発信とか、そういうことも考えられるというふうには思っております。
◆11番(田花操君) いずれにしても我々はどこの道へ立ち寄っても、物産販売、その地域の地産地消、そういうものがあるのが道の駅やろうと思うし、ぜひそういったものをここへ、あの道の駅を将来的に熊野川町の地域の拠点にしていくんであれば、物産販売とかいうのは道の駅になくてはならん施設の一つやろうと思うし。それは、やはり地元の市がしっかりしていかんと、誰もあそこへ、国も県もそんな物品販売という地域活性化の施設なんかは考えてくれるわけないし。あれでもって道の駅いうのは全国津々浦々ある道の駅でも物産販売なり、そういう休憩施設のない道の駅いうのは今後認められていくんか心配です。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 道の駅といたしましては、県のほうでも新たな看板の設置も行っていただいておるところでございまして、道の駅の形で私どものほうで維持していきたいというふうに思っておるところでございます。 それから、物産販売等々についての附帯設備についてでございますが、今しばらくお時間をいただきまして、どういうものがいいのかということにつきましても考えていきたいというふうには思っております。
◆11番(田花操君) その道の駅の指定いうのは、これ国交省がやるんやよね。それで、あの道の駅いうのは県が申請して道の駅を設置したのか。それとも、うちが、旧熊野川町も含めて地元の自治体が申請して道の駅を設置したのか、どっち。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 道の駅の申請につきましては、旧熊野川町時代に申請をしていただいておるところでございます。
◆11番(田花操君) だから、道の駅の要件に沿った形に道の駅としての復旧・復興をするいうのは、引き継がれた新宮市に責任がある。それで、今のような曖昧な状態でその熊野川町の道の駅を置いていくとなれば、指定した国土交通省から改善の指示か何か出てくるんじゃないかと思う。いかがか。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 道の駅の関係につきましては、現在国の道の駅協議会、近畿地域の道の駅協議会、今回県単位での道の駅協議会等々も組織がされようとしてるところでございますが、先般も紀南港事務所の方が来庁された際にも現状を説明させていただいたところでございますが、災害で流出してしまった事情はよく理解していただいておるところでございまして、今後施設の充実等々もまた考えていっていただきたいというような助言をいただいているところでございます。
◆11番(田花操君) ぜひ、せっかく指定を受けて、熊野川の川の道の中であの道の駅いうのは大事かと思うし、この物産販売なんかを市営のそういう施設も、どこかよそから人が集まってきてくれる中で設置していくべきやし、いくことが道の駅本来の役割につながっていくやろうと思う。ぜひ、研究してあれを残すように頑張っていただきたい。
○議長(辻本宏君) 亀井副市長。
◎副市長(亀井寿一郎君) 物産販売等の関係でありますが、これまで林業センターあるいは物産販売所の用地そのものは個人の用地でありました。それをお借りして建物が建設されておったんですが、災害であのような状況になったということから、現在地域の人たちといろんな物産販売等についての協議というものもいたしております。それで、今回国の補正予算が可決された中で、助成金等もありますので、その辺を活用した中での地域の方たちのそういう物産販売等も含めたこというのを考えてくれてもおりますので、その辺は今後協議する中で方向をはっきりしていきたいというふうに思っております。
◆11番(田花操君) ぜひ、急いでそういう方向を見出したっていただきたい。 以上です。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程17 議案第24号 新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例
○議長(辻本宏君) 日程17、議案第24号、新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 原水道事業所業務課長。
◎水道事業所業務課長(葛原勇君) (登壇) ただいま議題となりました議案第24号、新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 本議案の改正の主なものは、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第2次地域主権改革一括法による水道法の一部改正により従来水道法及び同施行令等に規定されておりました水道の布設工事監督者の配置基準及び資格基準と水道技術管理者の資格基準について条例で定めることとされたことを受けてのもので、本市においても所要の改正を行うというものでございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 表中の改正前の下線部を改正後の下線部に改めるもので、内容につきましては、まず目次において7章に水道布設工事及び管理を追加し、第7章の雑則を第8章に、第8章の罰則を第9章に改めるものです。 次に、第7条の第3項におきましては、下線部を追加。第28条は水道料金の徴収方法について、納入の方法を納入通知書又は集金の方法から納入通知書又は口座振替払い等の方法に字句を改めるものでございます。 議案書の3ページをお願いします。 第37条の布設工事監督者を配置する工事、第38条の布設工事監督者の資格、第39条の水道技術管理者の資格につきましては、水道の布設工事監督者が監督業務を行うべき工事は、水道法第3条第10項に規定する水道施設の新設工事等とすること。また、有すべき資格は大学の土木工学科で衛生工学、水道工学を修めて卒業した後、2年以上、水道の技術上の実務経験を有する者とすることなど、個別具体的な配置基準、資格基準を従来の法令を参酌して同じ内容として制定するものであります。 次に、第7章を第8章に、第8章を第9章に、また第38条を第41条に、第39条を第42条にそれぞれ改めるものであります。 次に、別表第1につきましては、簡易水道事業の給水区域に西高田を追加するものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成25年4月1日から施行するというものであります。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程18 議案第25号 新宮市公民館条例の一部を改正する条例
○議長(辻本宏君) 日程18、議案第25号、新宮市公民館条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 前田生涯学習課長。
◎生涯学習課長(前田圭史郎君) (登壇) ただいま議題となりました議案第25号、新宮市公民館条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 今回の改正につきましては、蓬莱小学校と王子小学校が統合するに伴い公民館の位置を改めるものでございます。 2ページをお願いします。 改正の内容ですが、別表第1(第2条関係)新宮市蓬莱公民館の位置の表示のうち、蓬莱小学校内を削除し、新宮市王子公民館の位置を王子小学校内から王子ヶ浜小学校内に改めるものでございます。 附則でありますが、この条例は平成25年4月1日から施行するものでございます。 以上、簡単ですが、説明とさせていただきます。 御審議のほど、よろしくお願いします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程19 議案第26号 新宮市体育施設条例の一部を改正する条例
○議長(辻本宏君) 日程19、議案第26号、新宮市体育施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 前田生涯学習課長。
◎生涯学習課長(前田圭史郎君) (登壇) ただいま議題となりました議案第26号、新宮市体育施設条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 今回の改正につきましては、蓬莱小学校体育館が学校統廃合により、新たに体育施設として設置するものであります。 2ページをお願いします。 第2条では、蓬莱体育館を新たに体育施設と設置します。また、第3条第2項では蓬莱体育館の開場時間を午前9時から午後9時までと定めるものでございます。 別表(第7条関係)第10項では、蓬莱体育館を新たに設置し、使用料は従来と同額の1時間300円とするものであります。 附則でありますが、この条例は平成25年4月1日から施行するものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 1番、東原議員。
◆1番(東原伸也君) 体育館は一応教育財産という形になるんでしょうけども、運動場とかその他の施設というのはどうなるんでしょうか。
○議長(辻本宏君) 平見教育部次長。
◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 今後の跡地利用計画にもよるんですけれども、当面は学校教育課の管理ということで管理していくことになると思います。
○議長(辻本宏君) よろしいですか。
◆1番(東原伸也君) はい。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程20 議案第27号 平成24年度新宮市
一般会計補正予算(第9号)
○議長(辻本宏君) 日程20、議案第27号、平成24年度新宮市
一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) (登壇) ただいま議題となりました議案第27号、平成24年度新宮市
一般会計補正予算(第9号)について御説明申し上げます。 まず、1ページをお願いします。 第1条第1項では、歳入歳出予算の総額に4億3,476万円を追加し、歳入歳出予算の総額を224億2,888万2,000円にするというものであります。 第2条では、債務負担行為の追加は第2表 債務負担行為補正に。 第3条では、地方債の追加及び変更は第3表 地方債補正によるというものであります。 第4条では、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越しして使用することができる経費は第4表 繰越明許費によるというものであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、20ページをお願いいたします。 3歳出、2款総務費、1項5目財産管理費は、説明欄記載の六つの基金への積み立てを行うもので、各基金の年度末残高につきましては、庁舎建設基金が9億78万3,000円、減債基金が7億6,000万円、財政調整基金が14億5,000万円、丹鶴城址整備基金が2億4,427万6,000円、退職手当基金が9億6,000万円、熊野川関連施設整備基金が3億8,412万円になるものであります。 次の6目企画費は、説明欄記載の四つの基金への利子を積み立てるもので、各基金の年度末残高につきましては、熊野川町区域ダム対策環境整備基金が65万6,000円、熊野川町区域まちおこし基金が1億7,650万7,000円、地域振興基金が1億7,188万円、合併市町村振興基金が12億1,210万4,000円であります。 次の7目自治振興費、次の14目支所費は、いずれも県費充当に伴う財源振替であります。 22ページをお願いいたします。 5項1目防災費も、県費充当に伴う財源振替であります。 24ページをお願いいたします。 6項1目統計調査総務費、2目基幹統計調査費は、いずれも事業費の確定に伴う減額補正であります。 次の26ページをお願いいたします。 3款民生費、1項2目障害者福祉費、説明欄1の重度心身障害児者医療費については、利用者の増加に伴う増額補正で、2の自立支援医療については、心臓疾患手術に係る対象者2名に対する費用を補正するものであります。 なお、財源内訳欄の地方債3,530万円については、過疎債ソフト分充当に伴う財源振替であります。 次の3目老人福祉費、説明欄1の施設開設準備経費助成については、民間事業者が建設する小規模特別養護老人ホームの開設が平成25年11月以降となる見込みから、補助金の全額を減額するもので、次の2の老人措置費等については、入所者数の増加に伴う増額補正であります。 3の長寿社会福祉基金については、2名の方の福祉事業に対する寄附金を積み立てるもので、積み立て後の年度末残高は、2億9,795万3,000円となっております。 次の8目国民健康保険事業費は、台風12号災害の災害救助費負担金のうち熊野川診療所における医療費分を繰り出すものであります。 28ページをお願いいたします。 2項1目児童福祉総務費、3目母子福祉費については、いずれも地方債の過疎債ソフト分充当に伴う財源振替であります。 次の4目保育所費は、地方債の借り入れに係る事業目的を変更するものであります。 次の30ページをお願いいたします。 4款衛生費、1項3目健康増進費、説明欄1の健康診査事業、次の2の特定健診等事業については、いずれも受診者の増加に伴う増額補正であります。 8目と畜場費は、浄化槽の底部分が破損したため、取りかえ修繕に要する経費を繰り出すものであります。 11目医療センター費は、医療センター事業会計の運営経費に対し、病院事業に対する寄附金100万円を含めて2億8,100万円の補助を行うものであります。 32ページをお願いいたします。 2項3目し尿処理費は、紀南環境衛生施設事務組合の前年度繰越金による市負担分の減額補正を行うものであります。 5目ごみ減量推進費は、ごみ減量に対する寄附金の財源振替であります。 6目清掃費、台風12号災害対応経費は、災害ごみの収集運搬処理に要した経費で、決算見込みによる減額補正であります。 次の34ページをお願いいたします。 5款労働費、1項1目労働諸費は、人事交流に伴う人件費分を減額するものであります。 36ページをお願いいたします。 6款農林水産業費、1項6目中山間地域施設費は、グリーンランド実習館のベランダ間仕切りや露天風呂の目隠しなどの改修経費を補正するものであります。 7目農業費、台風12号災害対応経費は、被災地域における農業用機械などへの助成で、新たに相須神丸営農組合分に対する補助金を補正するものであります。 次の38ページをお願いいたします。 2項5目林道新設改良費は、地方債の借入額を増額するものであります。 8目治山事業費は、12月補正で承認をいただいた熊野川町西地区における山腹崩壊について、入札不成立による年度内執行が不可能となったため、県との協議の上、改めて平成25年度で予算計上することから、その工事費を減額するものであります。 次の40ページをお願いします。 7款商工費、1項1目商工総務費、説明欄1のやましろ号運行については、医療センターへの通院バスの維持運営経費に対する補助金であります。 2の路線バス運行については、市内循環バスなど、11路線のバス運行維持に対し補助するものであります。 なお、財源内訳欄の地方債250万円は、過疎債ソフト分充当に伴う財源振替であります。 次の3目観光費も、過疎債ソフト分充当に伴う財源振替であります。 42ページをお願いいたします。 8款土木費、1項1目土木総務費も、過疎債ソフト分充当に伴う財源振替であります。 44ページをお願いいたします。 2項2目道路維持費は、全橋梁263カ所のうち32カ所、トンネルについては西敷屋トンネルの点検・調査を実施するもので、予防保全を図るため、このたび補正計上するものであります。 3目道路新設改良費は、過疎債ソフト分充当に伴う財源振替であります。 46ページをお願いいたします。 4項1目港湾管理費は、外航船の入港数増加により警備回数がふえたため、増額補正するものであります。 次の48ページをお願いいたします。 5項2目街路事業費は、上本町磐盾線道路における用地交渉に時間を要し、年度内執行が不可能となったため、減額補正するものであります。 3目都市下水路費は、神倉堀端下水路における老朽化に伴うひび割れにより路面陥没が発生したため、修繕料を補正するものであります。 次の50ページをお願いいたします。 9款消防費、1項1目常備消防費は、県費充当に伴う財源振替であります。 2目非常備消防費は、消防団員1名分の退職報償金であります。 3目消防施設費は、地方債の起債区分を変更するものであります。 次の52ページをお願いいたします。 10款教育費、1項3目育英奨学事業費は、育英奨学基金への積立金で、奨学金に対する寄附金を含めて積み立て後の年度末残高は9,020万円であります。 次の54ページをお願いいたします。 5項2目文化振興費は、基金への利子を積み立てるもので、積み立て後の年度末残高は7,618万7,000円であります。 3目文化財保護費は、国庫補助交付決定に伴う財源振替であります。 8目図書館費については、平成22年度受け入れの交付金を財源充当しておりましたが、受け入れに伴う基金積立利子分を充当するため、財源振替するものであります。 56ページをお願いいたします。 6項1目保健体育総務費は、小学生のソフトテニス及び中学生の空手道の全国大会出場への補助金であります。 3目スポーツ振興事業費は、過疎債ソフト分充当に伴う財源振替であります。 58ページをお願いいたします。 11款災害復旧費、1項4目林業施設災害復旧費でありますが、平成24年9月の台風16号により被災した林道大平多線の法面崩壊など、延長33メートルの復旧工事を実施するものであります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、14ページをお願いいたします。 2歳入、9款地方交付税については、本補正予算に必要な一般財源として、普通交付税で不足する額を充当するものであります。 13款国庫支出金、次の14款県支出金については、負担金、補助金の名称、補助率等、その内訳については、いずれも説明欄記載のとおりであります。 16ページをお願いいたします。 15款財産収入、1項2目利子及び配当金については、説明欄記載の各種基金に係る利子収入であります。 16款寄附金については、個人などからの寄附金を受け入れたものであります。 17款繰入金については、特定健診分に係る国民健康保険特別会計からの一般会計への繰り入れ、また平成22年度受け入れの交付金に係る地域振興基金からの利子分を繰り入れるものであります。 18款繰越金については、恐れ入ります、19ページをお願いいたします。 平成23年度からの繰越金の残額を補正するものであります。 19款諸収入については、共済基金からの消防団員1名分の退職報償金を受け入れるもので、また病院会計における過疎債過充当分の返還金を受け入れるものであります。 20款市債については、1項2目の民生債から9目の災害復旧事業債まで、いずれも事業費の確定や決算見込みなどにより補正するものであります。 以上が歳入であります。 恐れ入りますが、4ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為補正でありますが、1件の追加で後ほど上程される議案第36号の公施設の指定管理者の指定に関して、指定期間が平成25年度から5カ年にまたがるため、指定管理料の上限を債務負担行為として計上するものであります。 恐れ入ります、6ページをお願いいたします。 第3表地方債補正でありますが、5件の追加、6件の変更で、起債の目的、限度額、借り入れや償還の方法についてはいずれも記載のとおりであります。 次に、8ページをお願いいたします。 第4表繰越明許費でありますが、事業執行ができなかった合計27件13億9,109万1,000円の繰り越しをお願いするものであります。 まず、2款1項庁舎建設事業では、基本計画の策定業務に時間を要したため、次の5項防災行政無線デジタル化では、実施設計業務において近畿総合通信局との調整に不測の日数を要し、いずれも年度内での完成が難しく、繰り越すものであります。 3款1項社会福祉費の介護基盤緊急整備等では、事業者の事業着手のおくれにより、次の養護・特別養護老人ホーム南紀園では、改築工事の完成予定が平成26年2月となるため、いずれも年度内の完成が困難となり、執行を繰り越すものであります。 2項統合保育所建設事業では、実施設計業務において、県の津波浸水想定や保育環境の変化から、年度内での完成が難しく、繰り越すものであります。 6款1項グリーンランド施設管理費では、本補正予算で計上の事業で年度内完成が難しく、繰り越すものであります。 2項林道上地平瀬線では、地山岩盤が強固なことから、掘削などに相当日数を要したため、全体事業費の51.7%、2,200万1,000円を繰り越すものであります。 8款2項道路橋りょう費の宇浪2号線は、新設区間の地下埋設物の移設に日数を要したため繰り越すもので、次の市道ストック総点検は、本補正予算で計上の事業で全額を繰り越すものであります。 次の第一王子橋は、通信ケーブルなどの添架物の移設に日数を要し、全体事業費の60.4%、2,022万2,000円を繰り越すものであります。 次の田鶴原橋歩道拡幅工事は、入札の不成立、また河川占用に係る工事実施期間などの関係から年度内着手が難しく、全額を繰り越すものであります。 次の池田町第1王子橋線歩道設置工事は、関係機関との調整に時間を要したため、繰り越すものであります。 5項上本町磐盾線道路は、用地交渉に時間を要し、またJR委託工事の工期短縮に伴う橋梁周辺工事発注のため、全体事業費の65.5%、7,298万9,000円を繰り越すものであります。 10款2項蓬莱・王子小学校統合校では、校舎大規模改修の工期延長に伴い、運動場及び外構整備工事は5月末、プール改修工事は6月末、太陽光発電設備設置工事は12月末に完了予定であることから、全体事業費の34.3%、1億1,402万7,000円を繰り越すものであります。 11款1項農林水産業施設災害復旧費の林道ホイホイ坂線は入札不成立により、林道高田線は今年度の台風16号による山腹崩壊で堆積土流出の危険性が高まったため、事業費の42.4%、4,622万5,000円を、林道大平多線は本補正予算で計上の事業で全額を、次の神丸地区農地及び平野地区農地は雨などの気象条件により施工の中断や残土処理場の整備に不測の日数を要し、年度内完成が困難となり、繰り越すものであります。 2項公共土木施設災害復旧費の横手船山線道路は県の災害緊急治山事業との兼ね合いから全額を繰り越すもので、次の東敷屋小津荷線は台風12号による災害復旧事業で残土処分場の変更に伴い排水計画などに時間を要し、事業費の98.7%、2億7,476万4,000円を、次の西谷口線道路、次の小井谷線道路は、いずれも平成24年9月の豪雨による被災で災害補助査定の関係から着工が1月以降となり年度内完成が見込まれないため、繰り越すものであります。 次の岩の谷川平成23年災害は台風12号による災害復旧事業で、平成24年5月の豪雨、また台風17号による河床の洗掘復旧に日数を要したため、事業費の71.3%、7,438万円を、次の岩の谷川平成24年災害は平成24年9月の豪雨による被災で災害補助査定の関係から年度内完成が見込まれないため、繰り越すものであります。 3項その他公共施設・公用施設災害復旧費の会館集会所は、台風12号による災害復旧で多数の会館、集会所が被災したため完了できなかった木ノ川会館フェンスや山本集会所の復旧事業を繰り越すものであります。 次の木ノ川字立石法定外水路は、台風12号による災害復旧事業で入札不成立の影響から工期を確保することができなくなったため、事業費の65.2%、1,403万2,000円を繰り越すものであります。 以上、簡単ではありますが、
一般会計補正予算の説明とさせていただきます。 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 繰越明許費のところの民生費の統合保育所建設事業なんですけども、県の津波の想定ということと、あと保育環境の変化ということだったんですけども、これちょっと詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか。
○議長(辻本宏君) 畑尻子育て推進課長。
◎子育て推進課長(畑尻英雄君) 一つには、財政課長が申しましたように、県の津波浸水想定が3月に示されるという点におきまして、それを見きわめたいと。もう一つは、保育環境の変化でございますけれども、文化複合施設設計事業の延期によりまして、仮移転しております大浜保育所が少なくとも平成26年度につきましては使用可能になるという保育施設の状況に変化が生じたと。そして、また建設場所、蓬莱小学校南舎の南側でございますけれども、地質調査をいたしましたところ、地盤改良に多額の費用を要することが判明したと。 このようなことから、財政面あるいはよりよい保育環境を求めまして、平成25年度におきましては、蓬莱小学校跡地の全体計画の中で、建設位置あるいは構造等も含めまして、いま一度計画を練り直し、検討したいと、このようなことから繰り越すものでございます。
◆5番(並河哲次君) 地盤のほうに問題があったということもあるということなんですけども、それは例えば蓬莱小学校の南舎のところも同じようなことと思っていいんですか。今、もう建物は建ってますけど、地盤としてはちょっと問題があるということでいいんですか。
◎子育て推進課長(畑尻英雄君) 今の南舎なんですけれども、そちらにつきましてはちょっと、私ども、理解してないんですが、今回2カ所ボーリング調査を実施いたしました。そうしましたら、16メートルまで地盤の固い支持層と呼ばれるところなんですが、16メートルまで支持層がなかったというところ、この2カ所の地盤調査、ボーリングによる地質調査をしたところで、南舎のほうにつきましては、私どもは不明であります。
◆5番(並河哲次君) その統合保育所自体を、もう地盤によっては蓬莱のところには建てられないかもしれない。かなり抜本的に考え直すというイメージでいいんですか。
◎子育て推進課長(畑尻英雄君) 先ほど申しましたように、構造等も見直す必要があるのかなというところを申しましたが、と申しましたのは、2階建てでその上に屋上避難施設を設けたときに、そういった重量の関係も相当関連してくるやもしれないというところもありますし、そして全体計画の中でもっとよりよいところ、例えば経路ができて支持層に影響を与えない、地盤改良ができるというようなところがあるのであれば、そちらに経費面も含めて考えてみたいということでございます。
◆5番(並河哲次君) 以上です。
○議長(辻本宏君) 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) 25ページのこの基幹統計調査費、このいろんな調査をされやるんやなと思うけど、この調査の結果なんか見たこともないし、ここの1番の教育統計調査いうの、これ、どんな、どこがして、本来、教育の所管の統計、教育の人はこの調査結果見たあるんかな。どんな調査をしやるんかな、教育に関して。
○議長(辻本宏君) 上路総務部次長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) まず、基幹統計調査といいますのは、国からの委託を受けて、統計法でその統計する種類が決まっておりまして、国の委託を県を通じて受けまして、私ども市としては総務課が、その調査を担っております。 その中で、少し資料古いんですけども、平成23年現在では基幹統計というのは法律上56種類定められております。その中に教育統計調査も含まれているということでございます。
◆11番(田花操君) ぜひ、いろんな統計すると新宮市の全体像がいろんな調査によって出てくるやろうと思うんで、ぜひ広報とか市報で、やっぱりこう市民の方にも調査の結果なんかを教えていっていただきたいなと思うけど、そういった市民に知っていただくような内容の調査じゃないんかな。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) この調査、当然国の施策には反映されているわけなんですけども、私どもが調べてから全国的に取りまとめて、国のほうで発表していただくのは大体2年ぐらいのタイムラグがございまして、その中でも冊子でもって国のほうから公表されるということで、新宮市が直接公表するというような内容にはちょっとなっていないのが現状です。国勢調査のように、それぞれの自治体に直接影響する統計もございますが、それ以外については全体的なことを把握するための統計のようなイメージの統計が多うございます。
◆11番(田花操君) ぜひ、国はこういう統計に基づいて国政に反映やけど、うちは市政に反映していくことが大事やろうと思うんで、せっかく金かけて調査した内容をぜひ教えていただければというふうに思う。 それと、49ページの街路事業費の上本町磐盾線道路改築工事について、これ相当時間かかって、これだけ道路とめて工事をやった経験もないし、担当課は大変えらいやろうと努力は重々伝わる。その用地交渉がうまいこといってない、今、何軒残ったか。
○議長(辻本宏君) 渕上都市建設課長。
◎都市建設課長(渕上崇君) 3軒です。
◆11番(田花操君) その中で、見通しとして来年度予算を含めて、繰り越しも入れて、いける見通しは立ったのか。
◎都市建設課長(渕上崇君) 地権者の方もいろいろとやっぱり受け入れ態勢いうか、そういう状況がありまして、今後そういうような面でのいろいろ整理いうか、権利関係とか、そこら辺で整理をしていただいて、協力態勢いうのは、していただいているもんですから、今後、新年度、また予算上げさせていただくんですけど、これから協力を求めて協議に入りたいというふうに考えています。
◆11番(田花操君) そしたら、担当課としては任意交渉でいけるという判断か。
◎都市建設課長(渕上崇君) 総括で、何としてもこれは全面対向で通るように整備したいもんですから、そういうふうにして努力を、今、用地の職員、我々事業課、みんな打ち合わせながらちょっと進めてる状況でございます。
◆11番(田花操君) ぜひ、大変やろうと思うけど、頑張ってもらいたい。 そしたら、これは5月をめどに、今の通行どめを解除するいうけど、あくまでも一方通行の制限のままで、とりあえず解除するいうことやね。
◎都市建設課長(渕上崇君) はい、そのとおりであります。一方通行が5月末、一応復旧いう方向であります。
◆11番(田花操君) そしたら、あと3戸がどの時点で合意できるかいうことによって全体の供用開始の時期が決まってくるということですか。
◎都市建設課長(渕上崇君) はい、そのとおりです。
◆11番(田花操君) それと、繰り越しの中で、8ページの中で、庁舎の件は別の議員に譲りまして、この中で農林の災害復旧工事で神丸地区農地災害復旧事業、それから平野地区農地災害復旧事業、これらの復旧について地域の人から、もともと耕作放棄地で使わん土地の復旧までしやると。つくらんのに、せっかく土を取り除いてももったいないじゃないかいう声を聞くんやけど、それいかがか。
○議長(辻本宏君) 津呂建設農林部次長。
◎建設農林部次長兼農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) 復旧につきましては、災害さておきでやったんですが、これについては改良区と、あとまた農業委員さんとか、全部調査して、耕作をするという意思を受けた上で災害復旧を受けております。
◆11番(田花操君) そしたら、耕作放棄地やけど、もう所有者はまたつくるという形で災害復旧として認められて工事やりやるということか。
◎建設農林部次長兼農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) そのとおりです。それで、災害査定送っております。
◆11番(田花操君) 以上。
○議長(辻本宏君) 4番、榎本議員。
◆4番(榎本鉄也君) 1点だけ、この歳入の、15ページの和歌山パワーアップ補助金という総務管理費補助金なんですけど、これは何の補助金なんですか。どこ見てもわからないんですけど。
○議長(辻本宏君) 井上防災対策課長。
◎防災対策課長(井上登君) 主に私どもがやってます耐震改修、耐震診断、そういう事業で防災にかかわる部分が主なものであります。
◆4番(榎本鉄也君) この防災費の中に入ってるんですか。
○議長(辻本宏君) 中地市民福祉部次長。
◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) これ、自治振興費の中にあります。昨年度もやらしていただいたんですけども、バックアップつきのLEDの防犯灯の関係ですけども、これを避難灯ということで、これを使わせていただいてます。
◆4番(榎本鉄也君) 何かわかったような、わからんような。 こっちの歳入のほうには明確にないですね。
◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 私どものほうでは補助制度がなかったものですから、一応バックアップつきLEDに取りかえるという、防犯灯取りかえる事業を、当然うちのほうも避難灯というふうなことでやってございますので、そちらのほうの補助制度が防災のほうでありましたので、それをつけていただいたわけです。
○議長(辻本宏君) よろしいですか。
◆4番(榎本鉄也君) はい。
○議長(辻本宏君) 質疑中でありますが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午後1時58分
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△再開 午後2時11分
○議長(辻本宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど、4番、榎本議員の質疑につきまして、再度答弁をお願いします。 向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) 先ほど、4番議員の榎本議員のほうから質疑のあった件なんですが、15ページの歳入の和歌山パワーアップ補助金なんですが、このたび、県の補助金が確定しましたので、その充当の振りかえ、財源を振りかえしたわけなんですが、その歳出は、まずは20ページの2款1項7目自治振興費の1,850万1,000円、これは先ほど話もあったかと思いますが、LEDの防犯灯の関係で補助申請をしてございます。それで、その下の14目支所費、これにつきましては、高田支所の自家発電の非常電源の整備をこの中で、20万5,000円で要求をさせていただいております。もう一つは、22ページの2款5項1目44万6,000円ですが、これにつきましては防災の津波避難看板の関係で申請させていただいたところ、このたびその補助金が確定しましたので、財源振替をさせていただいたというものでございます。
○議長(辻本宏君) よろしいですか。
◆4番(榎本鉄也君) はい。
○議長(辻本宏君) 1番、東原議員。
◆1番(東原伸也君) 先ほどお尋ねあったやつなんですけども、蓬莱の跡地になる統合保育所の建設なんですけれども、あのときの設計というたら、2階建ての校舎とあわせた避難場所を設置するためということやったと思うんですけど、簡単に言うと無理な高さの、あれの場合やったらボーリングであかんということ出たと思うんですけども、普通の建物やったら前にも建てたときあったんで、幼稚園。できるんじゃないかなと、ちょっと思ったんで、その辺いかがでしょうか。
○議長(辻本宏君) 畑尻子育て推進課長。
◎子育て推進課長(畑尻英雄君) もとの位置ということでしょうか。
◆1番(東原伸也君) ではなしに、基本的に、そういう、何ていうんかな、変則的な建物じゃなしに、通常の平屋で保育所にしたり幼稚園したりとかいうようなことやったら、可能なんかどうか。
◎子育て推進課長(畑尻英雄君) まず、2階建てであれば1階の面積が当然狭くなる。平屋にした場合は、南舎の南側、同じ場所であると園庭がとれなくなる可能性は十分ありますので、そうなると別のところに求めなければならないというようなところになろうかと思います。
◆1番(東原伸也君) この計画自体の目的というたらおかしいですけれども、避難場所を設置するいうことに重きを置いた、何か計画やったような気したんで、そうすると今度3月の末というてましたけれども、県のシミュレーションができ上がってくるということなんで、それ以降に、そうするともう一度考え直してやり直すという考えで、よろしいですか。
◎子育て推進課長(畑尻英雄君) 防災面におきましては、そのとおりでございます。
◆1番(東原伸也君) もう、いいです。
○議長(辻本宏君) 12番、上田議員。
◆12番(上田勝之君) 45ページの市道ストック総点検業務ということで、橋梁とかトンネルの点検を行うという説明だったんですが、具体的には老朽化等々のことですか。それとも、防災面といいますか、耐震の関係とかの点検なんでしょうか。
○議長(辻本宏君) 渕上都市建設課長。
◎都市建設課長(渕上崇君) トンネルに関してなんですけど、先ほど財政課長も申し上げましたように、西敷屋のトンネル、点検します。このトンネルは比較的新しい約10年前にできたトンネルですんで、その中で点検、我々は目視しているんですけど、もう一度、打音とか、いろんな点検方法ありますので、それで一応したいということで、それがあります。 そして、橋梁につきましては、先ほども言いました全部で263基あるんですけども、その中で約30余り、市田川とか、そして佐野川、また木ノ川にかかっている主な橋梁の今の状態がどうなんか、そしてまたどういう傷みぐあいがしてるんか、それをまずそこを中心に調べて、そして263基の全体的なカルテもちょっとつくっていく格好で、この予算の範囲内でそういうふうな点検をしていきたいと、そういう内容であります。
◆12番(上田勝之君) この800万円の予算の範囲内で、市の管理の全橋梁が可能なんですか。
◎都市建設課長(渕上崇君) 今、263基、全部を現場点検、この予算の範囲内ではちょっとできない状況であります。約30の主要な橋梁ですね、そこら辺については現場の点検をやりたいということと、それでまた残りの橋梁につきましては一応ここにこういう橋梁があると、いろいろ分散されていますんで、そういう一つのカルテいうんですか、一つ一つの管理上の台帳的なものを整備していきたいという、そういう内容であります。
◆12番(上田勝之君) こちらのほうは、この市道ストックの総点検というのは国庫補助10分の6ということで点検を行うということなんですが、もしそこで仮に何らかの対策が必要であるとかといったような場合に、国の財政上の措置とかというものは受けられるんですか。
◎都市建設課長(渕上崇君) それにつきましては、今後、今、国のほうもいろんな補助事業いいますか、政権がかわってちょっとメニューができつつありますんで、そこら辺のところができたときは、そういうようなところを県と協議しながら、国庫上のせられるものはのせていきたいというふうに、そういうように考えております。
◆12番(上田勝之君) 特に、社会資本のインフラの老朽化ということが、今、全国的に非常に課題というか、上っていますんで、その辺ぜひよろしくお願いします。 それと、8ページの繰越明許費なんですけど、その中で、まずその庁舎建設事業について、基本計画の遅れなんですか。基本計画の一体どの部分が遅くなっているんでしょうか。
○議長(辻本宏君) 上路総務部次長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 現在の進行状況では、基本計画は完了できるものだと考えてございます。基本設計をするに当たりまして、いわゆる県の津波シミュレーションを待った上で再度計算してもらわなければなりませんので、その部分を繰り越していきたいと考えてございます。
◆12番(上田勝之君) 基本設計いうのは津波シミュレーションを踏まえた上で、基本設計がされるということですか。それで、その津波シミュレーションはいろいろ話題に出るんですけれど、いつ出る予定なんですか。3月、今月なんですけど。今月のいつぐらいですか。
○議長(辻本宏君) 井上防災対策課長。
◎防災対策課長(井上登君) その情報については、何も持ち合わせておりません。
◆12番(上田勝之君) 大体3月と言われておりながら、なかなかその情報がつかめてないということなんですけれども、いわゆる防災対策上、庁舎の建設なんかも非常にその点を強調されて進められている、その中で津波シミュレーションが出てこないことには、この基本設計、いつになるかわからないということですね。
◎防災対策課長(井上登君) 県は3月末ということを言ってくれておるんですけども、具体的にまだ説明会がいつあるとかというような連絡は何も入っていない状況であります。
◆12番(上田勝之君) ですね。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 庁舎建設事業につきましては、以前も総務建設委員会等でもお話しているんですけれども、想定している地盤高というのが今ございまして、そこでの計画を立てております。ただ、その津波シミュレーションの結果によりましては、その地盤高をどう想定するかということが変わってきたら悪いので、一応その結果を待った上で再度ということを考えてございます。今は、一定の地盤高を想定して作業を進めているのが現状でございます。
◆12番(上田勝之君) そうしますと、その基本設計の完成というのは、めどがまだ立たないわけですね。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) これも、既に御報告はしているところなんですが、測量であったり、ボーリング調査も今月中に終了する予定でございまして、年度内にはある程度のものはでき上がるのではないかなと考えてございます。ただ、何回も申すようですけども、最終結論としては、津波というか、被害想定を見た上で、再度検討が必要であればまた検討していただくこともあるやに思っております。
◆12番(上田勝之君) 何度もお伺いしてあれなんですけれども、以前からその津波シミュレーションが3月に出ると、内閣府の発表以来、中央防災会議の発表以来、3月に県の詳細シミュレーションを待ってというのがさまざまな防災対策上、市のお答えとしてあったわけですけれども、そもそもその庁舎建設の基本計画と基本設計の工期といいますか、納品の日というのはいつに設定されていたんですか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 平成24年度予算をいただいたときには、年度内の基本計画・基本設計の完了を予定しておりました。ただ、プロポーザルの発注が若干おくれまして、スタートがおくれているのが現状でございます。その中で、少し作業が後ろへずれ込んでいるというのが現状でございます。
◆12番(上田勝之君) その完成というか、製本といいますか、そういった基本計画なりができ上がった場合には、私ども議会に対しても配付はいただけるんでしょうか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 配付という形になるかどうかはまだわかりませんが、当然御報告申し上げることになろうかと思います。
◆12番(上田勝之君) よろしくお願いします。 その下の田鶴原橋歩道拡幅工事についてなんですけれども、これ蓬莱・王子の小学校の統合に伴って通学路対策という面が非常に大きかった事業だとは思うんですけれども、このおくれている主要な要因というのは、どういったところにあるんでしょうか。
○議長(辻本宏君) 渕上都市建設課長。
◎都市建設課長(渕上崇君) 大きな原因は、入札を去年の夏から2回ほどさせていただいたんですけど、ちょっと橋梁の会社が来ていただけなかったという、それが、まずあります。
◆12番(上田勝之君) 今後の見通しについてはいかがですか。
◎都市建設課長(渕上崇君) この2月末で、一応入札で、工事会社さんが決まりましたんで、これからいよいよ現場かかっていくんでありますけど、ただ川をまたぐ工事ですんで、これは河川管理上、出水期はかかれないのがあります。そして、今から入って5月から6月上旬ぐらいまでは渇水期なんですけども、そこまである程度して、それを過ぎた次の渇水期、11月から来年3月に向けてのこの期間ができ上がる時期に考えております。
◆12番(上田勝之君) この3月2日、3日に王子小学校、蓬莱小学校の閉校式があって、先ほども、東原議員、いろいろ蓬莱小学校の件についてお尋ねでありましたけれども、王子ヶ浜小学校、王子小学校の校舎に子供たちが通うことになるわけですよね。その間の、そういう歩道が完成するまでの間の安全対策とかはどのようにお考えですか。
○議長(辻本宏君) 平見教育部次長。
◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 来年度の中の予算の中で、また御説明させていただこうと思うんですが、通学の指導ということでガードマンさんに立っていただくような形で考えてございます。 警備員を2人ほど立っていただくような形で、橋が完成するまで。
◆12番(上田勝之君) それが、新年度予算なわけですね。
◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) はい、新年度予算で考えてございます。
◆12番(上田勝之君) それは、新学期といいますか、4月の新学期からこの予算が、平成25年度当初予算が可決されればということですか。
◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 新年度予算で考えてございます。
◆12番(上田勝之君) それと、都市建設課に伺いたいんですけど、通学路の関係でその前後の区間、特に蓬莱のテニスコートから田鶴原橋の区間であるとか、そこから王子ヶ浜小学校の校舎へ向けての非常に交通量の、車の台数が多い、非常に、3差路、4差路のとこかな、あそこなんかも非常に交通量の多いところですよね。たしか、去年この田鶴原橋の歩道橋の予算のときも伺ったかと思うんですけど、年次的にそういった歩道の設置とか、用地買収等もかかわるんだけれども、何か今後進めていきたい旨の御答弁をされていたと思うんですが、今後の見通しをちょっと教えてください。
◎都市建設課長(渕上崇君) この繰り越しの中に、池田町第1王子橋線歩道設置工事という事業名、ちょっと繰り越しさせていただく予算上がっているんですけど、これは測量とか、調査費であります。今、上田議員言われました田鶴原歩道橋、テニス場があるんですけど、こちらの、蓬莱小学校の。この区間について、今、用地関係、測量とかいろいろとやっている状況であります。その中で、今は計画ですね、これまだ予算化まだまだなんです。これは、私どもとしては国庫補助事業にのせるための、今、県との協議とかやっていますんで、それが固まれば一応財政協議して計画的にちょっといきたいと考えている状況でございます。
◆12番(上田勝之君) 特に、小学校の統合の初年度でもありますし、今まで蓬莱小学校へ通われていた子供たちは通学の距離も長くなりますし、初めてのルートということもありますので、やはりその辺万全の体制をとって、交通量の多い田鶴原橋付近ですので、その辺はぜひよろしくお願いしたいと思います。それと、蓬莱、王子の小学校の統合校の建設事業も繰越明許になっているんですけれども、そこにソーラーパネルの設置という部分が12月末までというような説明が先ほどあったと思うんですけど、これは王子ヶ浜小学校校舎の屋上に設置するということですか。
○議長(辻本宏君) 平見教育部次長。
◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 10キロ、10キロで、一つはプールの更衣室の上に10キロ乗せまして、あとの10キロは屋上のほうに乗せるパネルなんですけど、このパネルが今なかなか手に入りにくいというような状況でして、工期がずれるということを聞いてございます。
◆12番(上田勝之君) その校舎の屋上にも設置されるわけですか。大体どれぐらい、その校舎の屋上の面積の何分の1ぐらいを占めるとかというのはあるんですか。
◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 面積については、今ちょっと手元に持ってございませんけれども、それほど、10キロ、10キロで、10キロは更衣室の上に乗せますんで、それほど広い面積はとることはないと思います。屋上のほうも避難所にしてございますので、その面積は少なくならないような手配をすることになってございます。
◆12番(上田勝之君) 実は、なぜこういうことをお尋ねするかというと、神倉小学校の屋上が結構なスペースをとりましたよね。それで、この間2月の初めでしたっけ、王子ヶ浜小学校の校舎のほうの見学会ございまして、地域の方々も、非常にその屋上に上られて、先ほどの津波避難対策なんかに非常に関心が高かったように思うんです。そういった中で、あれかなり広いスペースをとってしまうということになりますと、そういう避難スペースに関してどうなのかなと、その辺は一考の余地はないのかと思うんですが、その辺は十分検討していただけるということですか。
◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君) 神倉小学校の場合は、22.8キロだったと思うんですが、かなり電力量も大きいもんですから、それだけパネル数も倍近く貼っていますんで、面積とられてしまったということがございます。
◆12番(上田勝之君) ありがとうございます。よろしくお願いします。
○議長(辻本宏君) 3番、久保議員。
◆3番(久保智敬君) 31ページの健康診査事業で、受診者がことし増加したということで予算上げられておるんですけど、昨年度に比べて大分ふえたということですか。
○議長(辻本宏君) 萩原
保健センター長。
◎
保健センター長(萩原智君) 昨年度に比べて、人数的には約200名でございます、増加した人数が約200名。
◆3番(久保智敬君) 200名。
◎
保健センター長(萩原智君) はい。これは、胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診、各種のがん検診を含めて、合計で約200名ふえております。
◆3番(久保智敬君) 保健センターとしたら市民の皆さんにどんどん受診してくださいと呼びかけて、多分いろんな対策も打ってくれてるんかなと、その結果ふえてきたんかなという思いがあるんですけど、何か対策、こうやったからふえたというのがありましたら。
◎
保健センター長(萩原智君) 毎年、いろいろ受診勧奨といいますか、それはしているんですけども、これも特定健診と兼ね合わせてがん検診もやっているわけですけれども、特定健診も約400名近くふえておりますので、両方とも一緒にやることで少しずつふえてきたということになると思います。
◆3番(久保智敬君) 間違っていたら、ごめんなさい。健康診断行ってくださいよってはがき送りますよね。そして、行かなかった方に再度行ってくださいよという、2回送っていますか。
◎
保健センター長(萩原智君) 2回、電話と、それからはがきについては、ちょっと送ってたかどうか、今ちょっとあれなんですけども、電話かはがきかどちらかで2回目の勧奨をしております。
◆3番(久保智敬君) そういったことで、少しずつでも上がってきているのかなと思いました。また、どんどんふやしていただきたいと思います。 以上です。
○議長(辻本宏君) 2番、前田賢一議員。
◆2番(前田賢一君) 21ページ、お願いします。 この財産管理費の中で、積立金があるんですが、この丹鶴城址整備基金積立金、それと熊野川関連施設整備基金積立金、それで熊野川町区域まちおこし基金積立金、これは当初は、これは補正でこれだけの積み立てしているわけですよね。当初予算では、どれぐらい積み立てしとったんですか。
○議長(辻本宏君) 向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) 今回、基金のほうへ積み立てております利子分を基金のほうへ積み立てたというものでございます。
◆2番(前田賢一君) 当初は積み立ててないわけですね、当初予算では。
◎財政課長(向井雅男君) 現在御指摘の基金積立金については、当初から積み立ては予定してございません。
◆2番(前田賢一君) この丹鶴城跡は2億4,042万7,000何ぼやったね。それで、熊野川関連のが3億8,414万円ほど。このような区域まちおこし基金積立金というのは、現在、残高幾らですか。もう一回、教えてください。
◎財政課長(向井雅男君) 熊野川町区域まちおこし基金につきましては、1億7,650万7,000円が平成24年度末の残高になる見込みであります。
◆2番(前田賢一君) 1億7,000何ぼ……。 そうすると、先ほどの説明では、利子を積み立てたということなんですけども、熊野川関連のやつはこれ3億8,000万円からあるやつ、利子は2,000円しかないんかな。それで、このまちおこしが1億7,650万円あって、45万9,000円も、これ積み立てあるけど、どういうことですか、これ。
◎財政課長(向井雅男君) 熊野川町区域まちおこし基金積立金については、基金利子は45万8,000円となっております。基金利子については、こちら説明欄明示の45万8,000円ですね。
◆2番(前田賢一君) いや、あのね、課長。先ほどの課長の答弁では、利息分を積み立てたということだったと思うんですよ。そうすれば、この45万9,000円というのは、今の残高が1億7,650万円やのにから、他の積立金と比べて多くないですかと。それで、熊野川関連のあれが3億8,000万円もあるのにから、2,000円というのはどういうことなんですかという質疑なんですよ。
◎財政課長(向井雅男君) それぞれの基金が、それぞれの定期とかになってまして、その期限内に受け取った、要するに平成24年度の3月までに受け取れるであろう利子の分を、基金へ積み立てておりますので、そのまま継続して定期、翌年度に延ばせばそのときに利子を入れますので、その分で、ということで。
◆2番(前田賢一君) 3億8,000万円もあってから2,000円しか利子ないか、これ、年間。そんなことないでしょう。この丹鶴城跡整備基金かて34万2,000円の利子ついてるやないか、これ、2億4,000万円ほどで。わかりやすい説明してくれよ。
◎財政課長(向井雅男君) もう一度、基金のその定期の期間を確認して、再度答弁させていただきます。
◆2番(前田賢一君) それで、これ丹鶴城跡整備基金も当初1億円の寄附があって、これ指定寄附ですよ。それが、これだけになったんやけども、これ新宮城跡整備検討委員会の答申、約10年前に出てるんですけど。これに沿って、この基金を有効利用して資料収集なり何なりと、いうことをもう計画してもいいんじゃないですか。
○議長(辻本宏君) 中岡教育部参事。
◎教育部参事[
文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 新宮城の整備につきましては、整備基本計画をつくりまして、3、4年前ですね、それに基づいて整備しております。今、したがって大手の史跡指定の拡大とか、あと天守台の復元とか、そういった今作業にあたっておりまして、そういった中で、今後、丹鶴城址整備基金積立金につきましては、例えば石垣が整備した段階で隅櫓の整備とか、そういったものに復元的な整備に使うことも可能と思います。そういった中で、そういった使い方いうのは、今後検討してまいらなければならないかと考えます。
◆2番(前田賢一君) 今度、天守台の石積みも修復にかかるということなんで、最終目標は天守閣復元という委員会の答申もあるんで、そのときに文化庁の記念物課の話では、最低、写真、できたら建築指図を。それで、今まで大概公的な機関探したけどもなかなか見つからんと。この間、熊野の鉄道100年を祝い未来を考える実行委員会をやっておられる中瀬古先生から、オランダのライデン大学に写真があるんやないかいう情報を聞きまして、問い合わせしたんですけども、これなかったと、こういうようなこともあるんですよ。ですから、2億4,000万円もあるんですから、その中の1,000万円ぐらいかけて、資料のウォンテッド、懸賞金、これぐらいかけてやったらどうですか、これ。話題性も提供できると思うんですけどね。これはちょっと一般質問みたいになってきたんで、議長、僕は、一般質問、今回とってますから、ゆっくり聞かせてもらいます。
○議長(辻本宏君) よろしいですか。
◆2番(前田賢一君) まだあるよ。 それと、この熊野川関連施設整備積立金と熊野川町区域まちおこし基金積立金、これはどういうことに使用するという用途は違っているんですか。この関連施設の積立金と熊野川町区域まちおこし積立金、それぞれこういう用途に使える積立金ですよというのがあれば、教えてください。
○議長(辻本宏君) 中前企画調整課長。
◎企画調整課長(中前偉君) 熊野川町区域まちおこし基金につきましては、旧熊野川町時代にふるさと創設資金を原資に積み立てたものでございます。条例上ですが、抽象的でございますけれども、熊野川町区域の活力あるまちづくりのために積み立てられた基金ということでございます。
◆2番(前田賢一君) もう一つは。
○議長(辻本宏君) 向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) 熊野川関連施設整備基金につきましては、新宮市の文化施設あるいはスポーツ施設などの整備に資するということのための基金ということになってございます。
◆2番(前田賢一君) これ、当初の予算で1億9,000万円ほどで、さつき温泉の温浴施設、それで食堂かな、これを復興するという予算が出てますけども、これはこの基金は取り崩してないですね。
◎財政課長(向井雅男君) 基金を取り崩してはないです。
◆2番(前田賢一君) そうでしょう。
◎財政課長(向井雅男君) はい、充当してないです。
◆2番(前田賢一君) そこで、宿泊施設、これもやっていただきたいと。それで、ああいう甚大な被害を受けて、本当に火が消えたみたいにさみしいと、雇用の場所も失われたと、熊野川町の大多数の方がそういうふうに思っておられるわけですよ。これ、なぜ宿泊施設のほうはできないんですか。予算の関係ですか。
○議長(辻本宏君) 鈴木経済観光部長。
◎経済観光部長(鈴木俊朗君) 今、議員御指摘の宿泊施設の件につきましてですが、我々といたしましても、あそこのさつきの場所で再度宿泊施設を復興すべきかどうか相当悩みもしましたし、関係各課とも話をしました。そんな中で、やはり一度あそこを、現施設が屋根までつかったという状況の中で、あそこに再度また宿泊施設をつくるというのは、我々としたらやっぱり、どういったらいいんでしょうか、非常にこう少し後退的なやっぱり意思といいますか、そういったことになってしまうという状況がございます。ですので、当面は、今、議員おっしゃったように、灯を何とかともすべく、まずは温浴施設、それと前回のような食堂施設までいきませんが、軽食がとれるような喫茶的なところ、そういったものをいち早く復興させていただいて、それであとはオープンスペース、例えば地場産品等販売とか、いろんな形に使っていただけるようなオープンスペース、そこら辺でもって、とにかくまずは復興したいと。宿泊につきましては、今後、例えば場所等々も含めて、まだ時間をかけてじっくりと協議をさせていただきたいと、宿泊についてはそのように思っております。
◆2番(前田賢一君) 今、部長答弁で、あそこに再開するのは後退的な感じがするという趣旨の発言があったんですけれども、それは旧新宮市民、市役所の勝手な思いじゃないですか。この再開に当たって、熊野川町民の意思を確認しましたか。やってないでしょう。あそこ、この水害で予算は流れたけれども、観光モノレールの拠点ということで、調査費もついとったんですよ。それで、この熊野川関連施設整備基金にしても、熊野川町区域まちおこし基金にしても、こういう甚大な被害があってまちの灯が消えた、それをまた灯そうというためのこれ基金ではないですか。これ、取り崩せばいいんですよ、これ、予算的にあれでしたら。違いますか。もっとやっぱり、熊野川町の方の思い、意見、これを真剣にくみ上げてくださいよ。
○議長(辻本宏君) 亀井副市長。
◎副市長(亀井寿一郎君) 決して宿泊施設はやらないという結論には至っておりません。ただ、今御指摘のように、地域の人とのいろんな協議の中で、宿泊施設を設けるということも、当然、基本的な考え方の中では入れておりますので、もうやらないということではありませんので、その辺は十分これから地元の人と詰めていきたいというふうに思っております。
◆2番(前田賢一君) この項も一般質問でゆっくりやらせてもらいます、そうしたら。 それと、この49ページの上本町磐盾線道路改築事業、先ほど田花議員が質問されておりましたけども、新聞によると、5月に通行どめ解除、その後、対面通行に向かって迅速に進めるというような記事がありましたけども、今お聞きしますと、3カ所の用地買収がまだできてないと、これいつごろめど立つんですか。
○議長(辻本宏君) 渕上都市建設課長。
◎都市建設課長(渕上崇君) 平成25年度の当初予算で上げさせていただいてますんで、この年度で努力していきたいと考えております。
◆2番(前田賢一君) これ、3カ所とも解決のめどがついているんですか。
◎都市建設課長(渕上崇君) 用地交渉というのは、この路線だけじゃなくていろんなところ、私どもは、いろいろと行かせていただいているケースあるんですけれども、やはり相手方の方のいろいろ事情とか状況とかありますんで、そこら辺の中で私どものこの道路についての理解をいただきまして、交渉で何とか同意いただけるような形でやっていきたいと、そういうふうに考えています。
◆2番(前田賢一君) これね、道路拡幅なり、こういう工事するときに、事前にやっぱり町内とかその路線の関係住民の意向調査するでしょう。してないんですか。
◎都市建設課長(渕上崇君) 前田議員、今、御提案のそういう考え方、それ私どもも用地の関係行ったときに、確かにそういうことも現場へ入ったときに事前に、アンケートいうんですか、そこら辺のことをちょっとこうお知らせいうか、そういうことも必要かなというとこもあるんですけども、事業化がなかなか固まらないときに余りこう先走っても、ちょっとそこら辺がかえって御迷惑かけることもあるもんですから、そこら辺が今後の事前のお知らせいうか、そこら辺のとこのやり方が今後の課題かと考えています。
◆2番(前田賢一君) そうすると、その浮島本通り、これ都市計画道路に入ってますよね。これはアンケートとか、それで市役所集まって説明会とかやったんですけど、これ事業化できてるんですね、そうしたら。
◎都市建設課長(渕上崇君) まだ、事業化までは至っておりません。ただ、住民の皆さんの考え方とか、そこら辺はまずお聞きして、ここ県道になってますので、県のほうへも伝えて、そして県と市が一体となってどういう進め方するんか、それが課題となっています。
◆2番(前田賢一君) そうすると、今の登坂の3件ほどまだめどがついてないとこは、意向調査をやってなかったということなんですね。確保に関してオーケーもらえるという採算のもとに、この事業を開始したということじゃないんですね、そうすると。
◎都市建設課長(渕上崇君) この登坂の上本町磐盾線につきましては、事業が始まったのは平成11年度、平成12年3月に事業認可得ました事業であります。そのときには、私どものほう、いろいろと事前の測量とか、そういうふうなところのときには入らせてくださいとか、そういう形ではお知らせいうか、行ってますけど、具体的に用地についてはどうですとか、そういうふうなところまでは。まずは事業説明とか、測量入るとき、そういうような形で行っているという状況であります。
◆2番(前田賢一君) だから、事前の対応が、はっきり言うたらまずかったということもあるんでしょう。
◎都市建設課長(渕上崇君) それにつきましては、先ほども申し上げましたように、難しいところだと思います。まずは、私ども行くときは、今申し上げましたように、測量を入らせてくださいいうところから行きますんで、そこが一つの、では、うちの資産どうなるんですかとか、そういうやりとりありますんで、それでこういう計画しておりますぐらいから行きますんで、何平米譲ってくださいとか、具体的な、そのときはまだ入りませんので、そういうところでは地権者の方には、こういうことがあるんかないうのは伝わっていたというふうに考えています。
◆2番(前田賢一君) いや、この平成25年度で、予算上げているから解決するというふうに、課長、おっしゃったけど、わしのよう知ったるとこなんやけども、これ兄弟で訴訟問題起きてる。これ、すぐ解決するわけにはいかんと思うで、これ。だから、その見通しがちょっと甘いんやないの。それも含めて、あの通りよりか、まずこの通りやったんやないか、順番として新宮市の目指す方向として。どう思う。
◎都市建設課長(渕上崇君) 今、前田議員から、いろいろと全体的な新宮市の都市計画をちょっと指摘されてるんかと思いますけど、その当時としては、職員、我々も引き継いできてますけども、ここがまず優先だろうというふうな判断で行かれたんだというふうに考えています。
◆2番(前田賢一君) わしも、これ都市計画審議会長、長いことさせてもらったんや、これ。大浜亮也の二代目として、ね。この件も、そうしたら一般質問でゆっくりやらしてもらうわ。 以上。
○議長(辻本宏君) 皆さんにお願いがあります。今、
一般会計補正予算の質疑中であります。項目に限って、できれば難しいとこありますけれども、質疑としてとどめていただきたいと思います。よろしくお願いします。 (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 2番、前田賢一議員、議事進行。
◆2番(前田賢一君) それは、議長、今の私の発言を受けてそういう、その議長……。
○議長(辻本宏君) いえいえ、皆さんにお願いさせてもらいました。
◆2番(前田賢一君) いや、誰がそうやって一般質問的な質疑したんな。それ、はっきり言ってくださいよ。
○議長(辻本宏君) いえいえ、誰とは言いませんけれども、お願いしますということです。
◆2番(前田賢一君) お願いしますいうて……
○議長(辻本宏君) 皆さんにお願いしています。
◆2番(前田賢一君) 違う違う、お願いしますいうことは、議長から見て、質疑から逸脱していると。
○議長(辻本宏君) いえいえ、逸脱した……
◆2番(前田賢一君) だから、そうでしょう。でないと、そういう発言、出ないじゃないですか。
○議長(辻本宏君) できるだけこの項目に絞って質疑をお願いします。
◆2番(前田賢一君) まるっきし、議題以外の質疑をしているんじゃないんですよ。それに絡めて答えを引き出そうとしているわけですから。それを、その発言を制止するような議長の発言というのは、これいただけんと思うんやけどね。議運の委員長どうな。
○議長(辻本宏君) はい、よろしくお願いします。 16番、杉原議員。
◆16番(杉原弘規君) 37ページの農林にかかわる部分なんですが、地域農業支援対策事業補助金ということで、先ほどの説明では、私の聞き漏らしかもわからんのですが、相須神丸地域の方というふうに聞いたと思うんですが、それは間違いでしょうか。
○議長(辻本宏君) 津呂農林部次長。
◎建設農林部次長兼農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) はい、そのとおりです。相須神丸営農組合です。
◆16番(杉原弘規君) そうすると、ほかにもこういうこの農業機械を12号台風で水につけて、大変困っている人があると思うんです。こういう人たちへ手を差し伸べるという部分は、入っていないということですか。
◎建設農林部次長兼農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) この予算につきましては、平成24年9月補正で一部承認をいただいておりまして、その後、相須神丸営農組合から補助の要望がございまして、県と協議、またヒアリングを行いまして、補助金を確保したいうような状況でございます。この中で、補助いうんですか、これ組織のメンバーが農業機械の被害を受けているとか、60代前半までの担い手がいること、またヘクタール規模で営農地のために土地の借り受けとかいういろいろな条件がございます。その中で、県と協議して、県から補助金をいただいたいう結果になっております。
◆16番(杉原弘規君) このことを悪いということではないんで、誤解のないようにしていただきたいんですが、やはり、僕、ちょっと心配したのは、そのほかの地域での方についてはどうなっているのかなと、こういう思いがあったので、質問させていただきました。 終わります。
○議長(辻本宏君) 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) 再度、申しわけないです。先ほどのこの庁舎建設事業の進め方の状況の中で、これはもうその基本計画、基本設計をやるのに相当な金、何千万円もプロポーザルで業者に委託すると。我々に、この間、議員説明会でもらったのはつい数枚の配置図だけで、本来これだけのプロポーザルでの委託業者とその行政内部とのこの基本設計の協議いうのは、どういうように進められやるん。役所の中に全庁的に建設委員会とかプロジェクトチームいうのをつくって、そこで協議をずっとしながら、設計業者とこの基本設計、基本計画についての協議をしていきやるのか、どんな感じで進めやるん。
○議長(辻本宏君) 上路総務部次長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 庁内組織としては、庁舎建設検討委員会というのを部長級の方々を中心に組織していただいております。折あるごとにその会議は開催して、コンサルタント業者から出た課題であり資料でありについては確認もしながら進めております。また、現在まででしたら、まず庁舎の建設検討位置の確定については、この春日地区で建てるということは決まっておったんですけども、どの部分に建てるということで幾つかの素案をつくっていただき、内部でも検討し、それについては総務建設委員会のほうでも御意見を伺いながら、ある一定の方向性を導いてきたところでございます。 それで、現在のところは、この本庁の建っておる部分で新しい庁舎を建てていきたいという思いがございまして、その案を中心にコンサルタント業者と協議を進めてございます。それで、先ほどもボーリング調査のことも申し上げたわけなんですけども、ボーリング調査についても、この本庁側の敷地でボーリング調査をして、再度地質のことを確認をしていきたいと考えてございます。現実的には、そういう進め方をしてございます。
◆11番(田花操君) そうしたら、今回繰り越しも含めて、今回の委託料いうのは幾らか。4,000万円ぐらいか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 契約額は3,570万円でございます。それで、繰越額は2,570万円としてございます。
◆11番(田花操君) 全体工程の中でどれだけの部分が今年度中にできて、それでこの部分ができてないので今回繰り越しという、そこがようわからんのと、それと本来プロポーザルいう手法いうか入札方法で発注したあるわのう。そうしたら、うちから条件を提示、業者にして、これに対する業者としての市庁舎案についての幾つかの提言をしてくださいよと、この提言のA案、B案、C案について業者から出てくるその案に対して皆さんでいろんな角度から見て、それに対して業者に、いや、ここはこうしてくれ、ああしてくれという、そういった形に、具体的には進めていくんやろと思うんやけど、そのとおりかな。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 基本的には、おっしゃるとおりだと思います。まず、プロポーザルで業者選定をさせていただき、そのときには複数の業者からいろいろな案の提示があったわけなんですけれども、その中で一つの業者を市として選ばせていただいて、その業者と協議しながら、複数の案を提示していただきながら、その中でよりよいものを見出していくという作業かと思いますので、議員おっしゃるとおりだと思います。
◆11番(田花操君) そういう進め方がスタンダードいうか、一般的やろと思うの。それに、この間の説明会では、総務建設委員会での意見がああだこうだやったと、そのもともとの役所内部でその業者の案、計画、基本計画、基本設計についてのこういう、今、議論をしてきて、役所としてはこの幾つかの案の中でA案ならA案にしていきたいんやと、これのデメリット、メリットをいろいろ比較、検討して、そういうような具体的な資料いうのはいっこも見えてこんわな。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) プロポーザル選定で業者を決めたときにも、議会の方にも、事あるごとに複数案を提示してその中で御意見を伺いながらということも、こちらも申し上げましたし、お約束したことだと考えてございます。そういう意味で、まず市内部で複数案を協議して、その中で有力的な幾つかの案、この間の場合は二つなんですけれども、二つの案に絞った段階で総務建設委員会のほうでその案を提示いたしまして、メリット、デメリットもお話をさせていただいた中で、ある一定の方向性を見出したと、私どもは考えてございます。それで、その結果を受けまして、先日、総務建設委員会に所属しておられない議員に対する説明会というような形で、総務建設委員会でされた御議論を中心に、こちらのほうから報告させていただいたというのが経過でございます。
◆11番(田花操君) 相当な事業費にもなるし、今言うた委託料だけでも何千万円もかかっている、それはもう相当な業者として資料、データをつくって、新宮市の本当に将来にわたっての庁舎建設についての、業者なりのノウハウに基づいて、新宮市のこの将来に生きる庁舎計画を、本来提案してくれると、私は期待しておる中で、この間、見て、議員説明会でもらったやつは、ただその訓練センターを残すか残さんかの、つい、そんな議論と、それと5階建てにするか6階建てにするかいう議論、そんな簡単な話じゃない、もっといろんな庁舎のレイアウト、中身のレイアウトも含め、外観も含め、配置計画も含めて、もっとコンサル業者から詳しいそういったとこのメリットとデメリット、長所と短所、まちの景観、市民の利便性、もろもろを、いろんな役所の持つ機能を考えた、そういう提案があってしかるべきやろと思うし、いっこも、5階建て6階建てにしたときに1階はどういうフロアにするんかとか、そういったあれがいっこもない。だけど、業者は当然そういうものを含めて提案してきやると思うけど、そういうのはなぜもっと詳しい資料の提示いうのはしていただけないんかと。まだ、業者から出てきてないんかな、そんなとこまでの。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 各フロアの階構成とか、レイアウトについては協議はしてございます。ただ、先日の説明会のやっぱりメーンはどちら側へ建てるかということの協議が調ったということがメーンであったと考えてございます。まず、場所としては、私どもはこの本庁側の敷地のほうに建てるということがほぼ決まったと考えてございますので、そういうことで、ただ先日も御報告いたしましたが、その時点では5階建てでも6階建てでも可能であるということでございましたので、その報告をさせていただきました。ただ、現在のところ延べ面積7,000平米程度でもって、1、2階が市民向けのフロアが中心になると思いますので、そのことを中心に、今、コンサルタント業者とはいろいろ協議は進めております。ただ、まだ庁内的な協議をしていく段階でございますので、議員の皆様に御提示する段階には至っていないというのが現状でございます。
◆11番(田花操君) たまたま、これ津波想定のシミュレーションがおくれているいう形で、議会の指摘もあり、繰り越しせざるを得んという形になったけど、新年度予算ではもう詳細設計費が計上される中で、繰り越したこれが業者と履行期間の変更をせなあかんですね。だから、3月末をもって今度はいつの時点までこれを繰り越しするんかいうのが、先ほどのやりとりから見ても曖昧やし、とりあえず平成25年度に入っての繰り越しをせざるを得んやろうと思うけど。その相当な委託料にもかかわらず、我々に見せてくれる資料いうのは本当に余りにもちょっと不親切じゃないかと。だから、5階にしようと6階にしようと、議会棟がどこ行くんやら、市民が来て憩う市民ホールとか、今はやりの新しい庁舎の屋上には市民が来て歓談できるような、そういったスペースを設けたりして、市民のシンボルとして市民の使い勝手のいい庁舎にしていくべきいうのは、もうこれは誰が見ても基本。ただ、ずっと今新庁舎を進めようとしている中では、結局は、市長は市民のため、また一般質問になるな。なるけど、結局は市民の声を聞かんと進めているように思うんで、残りはまた一般質問でします。
○議長(辻本宏君) 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) 質疑をします。 質問じゃないから。 27ページなんですが、先ほど課長から御説明いただきました施設開設準備経費助成特別対策事業補助金が返還になったという御説明あったんですが、これは何か別の広報だったでしたか、認知症のグループホームを助成するという、その形でできなかったから返還って形なんでしょうか。 議長、これ質疑ですからね。議題に対してやってますから。
○議長(辻本宏君) 森本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) この減額の1,740万円につきましては、今年度募集しました小規模特養の黒潮園の分ですけども、それが建設のほうがちょっとおくれておりまして、この開設準備というのはその開設半年前に、職員とかを先に雇いまして、研修とか受けるような費用なんですけども、それができないということで、今回、これを補正減額させてもらいます。それで、当初にまた新たに同じ額を計上させていただきます。
◆13番(福田讓君) そうしますと、返すといってもまた後から補助がつくんですね、県からの。今回、御説明していただいた件でしたら返してしまうと聞いたんで、何かやっぱりできなかったからその補助金を返還しなければならないということと思ったので、質疑をさせていただきました。もう一度、御答弁お願いします。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) 小規模特養のほうの建設が、ちょっと建築確認の関係でおくれてまして、本年度中に工事完了ができませんので、一旦減額させてもらって、平成25年度に新たにまた当初予算で計上するということです。
◆13番(福田讓君) 質疑を続けます。 そうしますと、この小規模29人以下の特別養護老人ホームの完成は大体いつごろでしょうか。これ、質疑ですよ。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) 完成につきましては、平成25年11月ぐらいを予定しております。
◆13番(福田讓君) はい、了解しました。
○議長(辻本宏君) よろしいですか。
◆13番(福田讓君) 質疑を終わります。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 2番、前田賢一議員、議事進行。
◆2番(前田賢一君) 今、福田議員の質問の中でね……
○議長(辻本宏君) 質疑。
◆2番(前田賢一君) 質疑、質疑いうてえらい強調しやったけども、質疑と質問とどう違うんですか。
○議長(辻本宏君) 質疑は自分の意見を入れないと、その項目に限って、絞って、端的に質疑をすると、説明するというふうに聞いておりますが。質問は、全般的にわたって、自分の意見も含めて要望、提案をしていくと、行政のやるべきことを質すということで。
◆2番(前田賢一君) それは、大体わかっとるんやけどね。誰やったかな、皆、研修受けたやろう、中島さんいうたかな、あれ。あの人がそういう定義を言うたわけよ。質疑は自己の意見を述べてはならない。けど、質疑と質問の境目いうのは難しい。 質疑で、これ、あれどんなん、これどんなんて聞くんやったら幼稚園でも聞くぞ。
○議長(辻本宏君) はい。
◆2番(前田賢一君) そうやろ、そこが難しいんで、余り、議員の発言遮るようなこと、ちょっと議長として議会運営やめてほしいですけどね。
○議長(辻本宏君) はい。非常に判断の難しいとこがありますけれども、気をつけます。
◆2番(前田賢一君) 今、田花議員も長かったら一般質問みたいになってくるねと。じゃあ、一般質問やりますと、自分である程度のとこまで踏み込んだらいかんなというのわかってるんですから、僕らもそうですよ。その辺、ひとつよろしくお願いしたいと思います、議事運営。なかなか立派な議長ぶりなんでね。
○議長(辻本宏君) いやいや。境界線は難しいですけど、いろいろと気をつけます。よろしくお願いします、皆さん、御協力を。 本案はお手元に配付しております分割付託表のとおり、各常任委員会に分割付託いたします。 議案審議中でありますが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午後3時16分
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△再開 午後3時27分
○議長(辻本宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど、2番、前田賢一議員の質疑に対して向井財政課長から答弁がありますので、お願いします。 向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) 先ほど、2番、前田議員のほうから質疑あったことに対して答弁いたします。 熊野川関連施設整備基金につきましては、金額としては3億8,000万円ほどあるんですが、この基金に対して5本ほど定期をしてございます。そのうちの1本の117万9,000円について年内の利子がついたということで、その分が1,138円ということになってございまして、あとの4本については期間が平成25年4月になるということになりますので、御了解いただきたいと思います。
○議長(辻本宏君) よろしいですか。
◆2番(前田賢一君) はい。
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△日程21 議案第28号 平成24年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
○議長(辻本宏君) 日程21、議案第28号、平成24年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 生駒市民窓口課長。
◎市民窓口課長(生駒明君) (登壇) ただいま議題となりました議案第28号、平成24年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 1ページをお願いします。 第1条では、事業勘定において、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,841万8,000円を追加し、補正後の予算を44億716万3,000円とするもので、直営診療施設勘定につきましては、台風12号関係の歳入がありまして予算を振りかえるものでございます。 それでは、事項別明細書により、事業勘定の歳出から御説明いたします。 10ページのほうをお願いいたします。 3歳出、2款保険給付費6,000万円の増額は、医療費見込みの増加によるもので、1項1目一般被保険者療養給付費で4,000万円。 次のページの2項1目一般被保険者高額療養費で2,000万円の増額です。 14ページのほうをお願いいたします。 7款共同事業拠出金1項1目保険財政共同安定化事業拠出金2,600万円の減額は、拠出金確定に伴う補正でございます。 16ページをお願いいたします。 8款保健事業費1項1目特定健康診査等事業費314万3,000円の増額は、40歳から74歳までの被保険者を対象といたしました特定健康診査の受診者の増加に伴う増額補正です。特定健診は保健センターで実施しておりまして、経費については、28節繰出金で一般会計に繰り出します。 18ページのほうをお願いします。 11款諸支出金2項1目直営診療施設勘定繰出金127万5,000円の増額は、台風12号災害救助費負担金のうち、熊野川診療所における医療費分についての繰り出しでございます。 続きまして、歳入のほうを御説明いたします。 恐れ入ります、8ページにお戻り下さい。 2歳入、3款国庫支出金1項3目特定健康診査等負担金43万5,000円の増額、6款県支出金1項2目特定健康診査等負担金43万5,000円の増額は、ともに特定健診に伴う負担金の増額でございます。 8款繰入金1項1目一般会計繰入金127万5,000円の増額は、台風12号災害の災害救助費負担金のうち、熊野川診療所における医療費分の繰り入れでございます。 2項1目基金繰入金255万2,000円の増額は、国民健康保険事業基金からの繰り入れでございます。 10款諸収入3項1目雑入は、今回の医療費等の補正予算のうち、不足する額3,372万1,000円を計上しております。 続きまして、直営診療施設勘定について御説明いたします。 恐れ入ります、28ページをお願いいたします。 3歳出、1款総務費1項1目一般管理費は、事業勘定繰入金による財源振替でございます。 前のページ、26ページをお願いします。 2歳入、4款繰入金1項1目事業勘定繰入金127万5,000円は、熊野川診療所に係る災害復旧県費負担金分の繰り入れで、2項1目熊野川診療所運営基金繰入金について同額を減額いたします。 以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 9ページのその他雑入というのは、内訳はどうなっているんですか。
○議長(辻本宏君) 生駒市民窓口課長。
◎市民窓口課長(生駒明君) 今回の医療費の増加に伴う財源ですけど、不足いたしまして雑入で組ましていただいております。この雑入につきましては、医療費適正化とか、収納率確保に取り組みまして、なるべく減らしていきたいと考えております。よろしくお願いします。
◆5番(並河哲次君) それで、確保できなかった場合というのはどうなるんですか。
◎市民窓口課長(生駒明君) もし、財源が不足しますと赤字決算になります。
◆5番(並河哲次君) その雑入と、あとは繰入金なんですけども、これは一般会計のほうから国民健康保険のほうに幾らまで繰り入れられるとか、上限というのはあったりするんですか。
◎市民窓口課長(生駒明君) 繰り入れの限度額いうのはないんですけども、今回の補正につきましては熊野川町で台風12号の災害のときに、平成23年9月5日から13日まで9日間ですけども、被災後の診療いうことでDMATに来ていただきまして診療業務に当たっていただいております。そのときに、医薬品、熊野川診療所の分を使ったわけなんですけども、その分を災害の関係の負担金をいただいております。その分を一般会計から繰り入れいただきまして、診療所会計のほうへ繰り出しいたしました。
◆5番(並河哲次君) さっきの雑入なんですけども、去年、平成23年度も何かちょっとだけ決算で雑入が上がってたと思うんですけど、それはどういうふうにしてたんですか。
◎市民窓口課長(生駒明君) 平成23年度のときには、その他の雑入いうことで25万7,513円収入しております。これにつきましては、後期高齢者の事務費として142万5,600円、指定交付の受け入れいうことで11万4,953円を受け入れております。
◆5番(並河哲次君) 以上です。ありがとうございます。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程22 議案第29号 平成24年度新宮市
と畜場特別会計補正予算(第1号)
○議長(辻本宏君) 日程22、議案第29号、平成24年度新宮市
と畜場特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 中地市民福祉部次長兼生活環境課長。
◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) (登壇) ただいま議題となりました議案第29号、平成24年度新宮市
と畜場特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申上げます。 と場1ページをお願いいたします。 第1条では、歳入歳出の予算の総額に、歳入歳出それぞれ86万1,000円を追加しまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ867万8,000円にするというものでございます。 第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表 歳入歳出予算補正によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申上げます。 と場10ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費11節需用費としまして86万1,000円を計上させていただきました。これは、と場の管理事務所のトイレの合併浄化槽が破損したことにより、取りかえが必要となったことによりまして、その経費としまして86万1,000円を計上させていただきました。 続きまして、歳入について御説明申上げます。 と場8ページをお願いいたします。 2款1項1目一般会計繰入金としまして86万1,000円を一般会計から繰り入れるものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程23 議案第30号 平成24年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
○議長(辻本宏君) 日程23、議案第30号、平成24年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 森本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(森本邦弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第30号、平成24年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 介護1ページをお願いいたします。 平成24年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第3号)は、第1条で歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出の金額は、第1表 歳入歳出予算補正によるというもので、歳入歳出の総額に変更はございません。 介護保険制度改正に伴うシステム改修業務委託料の増額、主治医意見書作成手数料の減額、介護保険給付費の実績に応じた組みかえを補正するものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 介護10ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費の介護保険制度改正に伴うシステム改修業務委託料は、介護認定審査会のシステムを改修するものでございます。 介護12ページをお願いいたします。 1款3項2目認定調査等費は、認定申請件数の減少による主治医意見書作成手数料を減額するものでございます。 次に、介護14ページから25ページまでは2款保険給付費でございます。 各介護保険給付費の今年度の実績に応じて補正計上しております。また、国庫補助金等の内示額確定による財源内訳を組みかえるものでございます。 続きまして、歳入ですけども、介護8ページをお願いいたします。 3款国庫支出金1項1目介護給付費負担金、4款支払基金交付金1項1目介護給付交付金は、変更交付申請後の内示額の決定により減額補正するものでございます。 7款繰入金2項1目介護給付費準備基金繰入金の増額は、介護保険給付費の財源不足を補正するものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程24 議案第31号 平成24年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(辻本宏君) 日程第24、議案第31号、平成24年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 垣本水道事業所工務課長。
◎水道事業所工務課長(垣本裕也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第31号、平成24年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 簡水の1ページをお願いいたします。 第1条歳入歳出予算の補正は、款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額を第1表 歳入歳出予算補正によるものであります。 第2条地方債の変更は、第2表 地方債補正によるものであります。 それでは、事項別明細書の歳入より御説明申し上げます。 恐れ入りますが、簡水の8ページから9ページをお願いいたします。 4款1項の市債でありますが、充当する起債の種類に変更が生じたため補正するもので、金額の増減はございません。 4款1項1目2節の辺地対策事業債、説明欄1の宮井地区簡易水道施設整備事業債は、全額、3節過疎対策事業債の同事業債へ変更するものであります。 次に、2目の災害復旧事業債につきましては、全額、1目の1節簡易水道事業債と3節過疎対策事業債の各事業債に振りかえるものであります。 なお、簡水の4ページから5ページには、地方債補正に関する調書を記載しておりますので、御参照いただきますよう、よろしくお願いいたします。 以上、まことに簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程25 議案第32号 平成24年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)
○議長(辻本宏君) 日程25、議案第32号、平成24年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 豊田医療センター庶務課長。
◎医療センター庶務課長(豊田正志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第32号、平成24年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 病院の1ページをお願いします。 第2条は、当初予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額について、収入では第1項医業収益について2,860万円を増額補正して62億2,921万7,000円、第2項医業外収益について2億8,211万1,000円を追加補正して4億2,076万5,000円にし、第1款の病院事業収益の合計額を66億4,998万5,000円にするというものでございます。 続いて、支出につきましては、第1項の医業費用について1億1,860万8,000円を増額して65億2,811万1,000円にし、第1款病院事業費用の合計額を67億1,440万6,000円にするというものでございます。 第3条は、当初予算第4条に定めた資本的支出の予定額を第2項企業債償還金について80万円追加補正して5億841万6,000円にし、第1款資本的支出の合計額を12億7,985万7,000円にするというもので、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を2億3,438万9,000円から2億3,518万9,000円に改め、過年度分損益勘定留保資金で補填するというものであります。 第4条は、当初予算第8条に定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費29億5,552万2,000円を29億9,403万円に改めるというものでございます。 第5条は、当初予算第9条で定めた棚卸資産の購入限度額について、16億7,030万円を17億5,040万円に改めるというものでございます。 それでは、内容につきまして実施計画明細書により御説明申し上げます。 病院の8、9ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の収入では、第1款病院事業収益で3億1,071万1,000円追加して、補正後の予定額を66億4,998万5,000円にするというものです。 内訳といたしまして、1項1目入院収益は入院患者数の増加により940万円増加し、2目外来収益では同じく患者数の増により1,920万円増額するものでございます。 2項医業外収益では、2目他会計負担金の一般会計からの繰入金2億8,000万円、3目県補助金211万1,000円は、県におけるがん死亡率の減少を図るため、県のがん患者の状況や治療情報を集積するための県院内がん登録推進事業費補助金ほか1件分です。 次に、支出では第1款病院事業費用で1億1,860万8,000円増額して、補正後の予定額を67億1,440万6,000円にするというものです。 内訳といたしまして、1項1目の給与費は職員2名の勧奨及び定年退職に伴うもので3,850万8,000円を増額補正して、補正後の予定額を29億9,403万円にするというものでございます。 2目材料費は、これまでの執行状況に基づいて、薬品費と診療材料費合わせて8,010万円増額補正して、補正後の予定額を17億4,040万円にするというものでございます。 続きまして、病院10、11ページをお願いします。 資本的支出では、第1款資本的支出で80万円増額して、補正後の予定額を12億7,985万7,000円にするというものです。 内訳といたしまして、2項1目企業債償還金で医療機器の一部に県補助金受け入れ分を重複して借り入れしていたため、繰上償還するものであります。 なお、病院2ページから病院7ページに、実施計画、資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表を付してございますので、お目通しいただきますようお願い申し上げます。 まことに簡単ではございますが、以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 1番、東原議員。
◆1番(東原伸也君) 医療センターへの一般会計からの繰入金2億8,000万円になってますね。先ほどの補正予算の中で医療センターへの会計補助金2億8,100万円になってますね。100万円の差は何ですか。
○議長(辻本宏君) 豊田医療センター庶務課長。
◎医療センター庶務課長(豊田正志君) 医療センターの補正額として計上しておりますのは、繰り出し基準に基づく一般会計からの繰入金で、一般会計のほうは100万円寄附金が積み立てられておりますので、その100万円の寄附金分は別の科目のその他医療外収益で受け入れ予定しています。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程26 議案第33号 権利の放棄について
○議長(辻本宏君) 日程26、議案第33号、権利の放棄についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) (登壇) ただいま議題となりました議案第33号、権利の放棄について御説明申し上げます。 本議案は、次のとおり権利を放棄するため、地方自治法第96条第1項第10号の規定により議会の議決を求めるものであります。 権利放棄の内容については、記載のとおり、1の権利放棄の内容は、新宮市土地開発公社にかわり弁済する41億900万円のうち、代物弁済として受ける土地の時価評価額28億2,950万3,800円を控除した金額の求償権を放棄するものであります。 2の権利放棄の金額は、12億7,949万6,200円であります。 3の権利放棄の相手は、新宮市土地開発公社理事長鈴木俊朗であります。 4の権利放棄の理由は、新宮市土地開発公社の解散に当たり、現時点において代物弁済される土地の評価額が債権額に見合わないためであります。 なお、3月12日に第三セクター等改革推進債の借り入れを行ない、弁済を行う予定であります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程27 議案第34号 財産の処分について
○議長(辻本宏君) 日程27、議案第34号、財産の処分についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。
浮田企業誘致対策課長。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) (登壇) ただいま議題となりました議案第34号、財産の処分について御説明申し上げます。 本議案は、新宮港第二期工業用地の処分に当たり、新宮市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、予定価格が2,000万円以上、土地面積が5,000平方メートル以上の不動産の売り払いとなるため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 処分する財産、土地につきましては、財産名として新宮港第二期工業用地、土地の所在は新宮市佐野字中地2122番8、地目は雑種地、地積は35,421.99平方メートル、処分予定価格は11億6,892万5,670円、契約の相手は新宮市三輪崎3006番地新宮港埠頭株式会社代表取締役小池けん二、処分の予定時期につきましては平成29年中とするものであります。 処分の理由といたしまして、当該土地は新宮市土地開発公社解散に当たり、本市が同公社から代物弁済により取得するもので、同公社と新宮港埠頭株式会社との間に平成19年3月12日付で契約した貸付特約付土地売買契約における契約上の地位が本市に移転することにより処分を行うというものであります。 なお、貸付特約付土地売買契約の内容でございますが、当該土地について10年間の貸付期間を設け、当該貸付期間の終了後、土地の売買を約するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、議案の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 16番、杉原議員。
◆16番(杉原弘規君) ちょっとお聞きしたいわけですが、先ほどの権利の放棄の部分についても、この財産の処分についてもですが、昨年の12月議会で第三セクター等改革推進債を使って、活用して、それで土地開発公社の全ての借金ですね、それを清算をすると、こういう流れがあったと思うんですよ。それで、きょうのこの財産の処分ということについて、これはこの土地開発公社が新宮港埠頭に貸してるという土地があると聞いてるんですが、その土地の部分を、この処分をすると。例えば、土地開発公社がもうなくなるんで、新宮市に対してそれをちゃんと引き継いでもらうと、こういうことで理解していいんですか。
○議長(辻本宏君)
浮田企業誘致対策課長。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) そのとおりでございます。
◆16番(杉原弘規君) そうすると、ここにも書いてるんですが、平成29年中にという意味は要するにどういうことをいうんですか。平成29年に、前に何かこう買ってもらうと、こういう話があったと思うんですが、平成29年中にこの新宮港埠頭株式会社が今の土地を買うということで理解していいんですか。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) そのとおりでございます。 平成19年に新宮港埠頭株式会社と貸付特約付土地売買契約ということで、10年後に土地売買をするという契約になってございますので、平成19年から10年後、平成29年に買い取るということで、市としては新宮港埠頭株式会社に処分をするという契約の内容になります。
◆16番(杉原弘規君) そうすると4年後ですね。それは、新宮港埠頭株式会社は必ず買ってくれると、こういうことになるんですね。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) はい。
○議長(辻本宏君) よろしいですか。
◆16番(杉原弘規君) はい。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程28 議案第35号 平成24年度
新宮市立医療センター病院事業会計資本剰余金の処分について
○議長(辻本宏君) 日程28、議案第35号、平成24年度
新宮市立医療センター病院事業会計資本剰余金の処分についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 豊田医療センター庶務課長。
◎医療センター庶務課長(豊田正志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第35号、平成24年度
新宮市立医療センター病院事業会計資本剰余金の処分について御説明申し上げます。 地方公営企業会計の資本制度の見直しに伴い、補助金をもって取得した医療機器を処分する場合、議会の議決が必要となったため、上程するものであります。 内容としましては、平成24年度に高度医療機器の買いかえを行ったことに伴い、心臓血管撮影装置ほか1点の廃棄処分として、購入時に資本剰余金に計上された補助金を損失補填の財源として充てるものです。 内訳は、血管撮影装置に充当された県補助金6,400万円、MRI磁気共鳴断層撮影装置に充当された国庫補助金4,000万円、計1億400万円を財源として充当したものです。 まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程29 議案第36号 新宮市港湾施設の指定管理者の指定について
○議長(辻本宏君) 日程29、議案第36号、新宮市港湾施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡商工観光課長。
◎商工観光課長(岡雅弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第36号、新宮市港湾施設の指定管理者の指定について御説明申し上げます。 本議案は、新宮市の指定管理者の指定について地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるというものでございます。 新宮港の港湾施設管理につきましては、港湾管理者である県管理と市管理の箇所が存在し、複雑化しているのが現状でありますが、これまで32年間にわたり、財団法人新宮港湾財団、新宮港埠頭株式会社の協力により港湾施設の維持、管理業務を円滑に行ってまいりました。 しかしながら、新公益法人制度改革に伴い、財団法人新宮港湾財団が平成25年3月31日をもって解散することとなったため、港湾施設の維持・管理業務については、財団とともに業務の一翼を担ってきました第三セクターの新宮港埠頭株式会社が行うことによって、港湾施設の公益性、地域性が担保され、円滑な維持・管理が確保されると考えられるため、公募による募集は実施せず、特命指定とするものでございます。 指定管理者となる団体の名称といたしましては、新宮港埠頭株式会社代表取締役小池けん二、住所は新宮市三輪崎3006番地、指定の期間は平成25年4月1日から平成30年3月31日までの5年間であります。 以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) 今、課長の説明あったように、当初こういう指定管理制度が設けられたときには、原則的には公募をすると、それで当初の指定管理が今更新されようとしてるけど、ほとんど公募のスタイルをとらんと、随契いうんか、同じ業者と、団体と契約してる。こういうのは、本来この地方自治法が求めておる趣旨からいえば全国やっぱりこういうような形に、指定管理を随意契約の、任意契約のような形のスタイルになっていってるんか、うちだけがそういうやり方を、どこからも罰則規定もないし、どこからも言われることがないから安易にしてるというようなといったようなことはないですか。
○議長(辻本宏君) 深瀬総務部参事。
◎総務部参事兼行政改革室長兼
被災者支援対策室長(深瀬康高君) 議員御指摘の件でございますが、指定管理者制度につきましては、議員おっしゃるとおり、公募が原則としているところでございます。その中でも、種々その施設の形態等により、公募によらない選定方法、特命としてやっているところもあるところでございます。議員お話しのとおり、新宮市において今回この港湾施設とともに、さきの12月議会で選定されました高田グリーンランド、また小口自然の家等につきましては、これは災害時の特例という形で、自然災害等を受けたことによって、被害を受けた周辺地域の復旧作業が完了しておらず、利用者の安全を確保するためという特別の理由で高田グリーンランド及び小口自然の家につきましては、特命指定としたところでございます。 今回のこの港湾施設につきましては、特殊な技能を必要とするなど専門性が高く、特定の団体に管理、運営を行わせることが適当と認められるときというような形で、特命といたしますときには限定列挙したガイドラインに定められているものに適合したものについてのみ特命としているところでございますので、御理解のほど、よろしくお願いいたします。
◆11番(田花操君) 市民オンブズマンとか、そういうNPOとか、そういうところから法令違反じゃないかという形で指摘受けたときに、やはりこれは法令違反じゃないと、自治法違反じゃないいうことを明確にしていけば、ふだんはどこからもおとがめ、指導受けるいうことはないんでしょうか。
◎総務部参事兼行政改革室長兼
被災者支援対策室長(深瀬康高君) オンブズマンでなくても、各省庁、総務省があれになるかもしれませんが、どちらから見ていただいても何ら恥じることない、公明正大な形で取り扱っているところでございます。
◆11番(田花操君) 全国全ての自治体が法の趣旨にのっとってやってるというふうに理解するし、うちだけがそういう枠から離れてないいうことをしっかりしていってください。 それと、この指定管理をしたときには、相手方とどういった契約をしたのか。
○議長(辻本宏君) 岡商工観光課長。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 指定管理者と市との間で協定書を締結する形をとらさせていただいております。
◆11番(田花操君) これも、全国そんな協定書らいう曖昧な契約になったあるんかな、全国。最初、指定管理制度できたときに、国から標準的な、協定書もそれは契約の一種やけど、もっと民法に基づいた契約なんかの標準提示いうのはなかったんかな。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 新宮市の指定管理につきましては全て協定書を締結する中で、各年の指定管理期間、毎年度の部分につきましても契約を行っているという形をとらさせていただいておりますので、それがガイドラインといいますか、指定管理者制度にのっとった形をとっているというふうに考えております。
◆11番(田花操君) いや、そういったことじゃなしに、全国津々浦々この指定管理者制度を取り入れてやっている。そしたら、相手方と何らかの契約を当然結ぶ、うちは今協定書を。その協定書いうのは、どこの協定書を参考に。うち独自でつくったのか。弁護士に見てもらうとか、他市の契約案を参考にしたとか、要するに、この問題が起こったときに、結局は契約書で争うことになるやろうと思うから、一般的な民法にのっとって契約書いうのはつくられるべきであって、うちの協定書もそういった民法にのっとってつくられて問題ないいうんであれば、もうそれで結構です。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 議員おっしゃられましたところでございますが、協定書につきましては契約と同じ効力を発するというふうな形で、私ども、理解しております。
◆11番(田花操君) その契約書の、協定書の中身も我々見たことないし、どういう条項、条文が入って民法に耐えられる協定書になったあるんかいうのはどこかでチェックしてアドバイスをもらってきてるんですかと言うてる。
◎総務部参事兼行政改革室長兼
被災者支援対策室長(深瀬康高君) 議員おっしゃられる協定の締結につきましては、指定管理の場合は協定の締結というのが一般的になっております。それで、基本協定に規定する事項として指定期間に関する事項、事業計画に関する事項、利用料金に関する事項、その他事業報告、業務報告に関する事項、市が支払うべき管理経費に関する事項、指定の取り消し、管理業務の指定停止に関する事項、全てを網羅した上での協定になっておりますので、御心配いただくような形、対外的に十分な要件を満たしたものとなっております。
◆11番(田花操君) 問題が起こってから、ああだった、こうだったいう話にはならんので、争いのあったときには裁判になれば民法上どういった条項が入ってたかということにはなろうかと思います。 それと、この1番目の、この新宮市港湾施設いうけど、ここには地番はついてないのか。本来なら、この管理委託してる中でこの新宮市港湾施設いう、もう本当にざっくりといったあれだね、やはり地番とせめて土地面積ぐらいはここへ書いて、議会へ提示すべきやろうな。
○議長(辻本宏君) よろしいですか。
◆11番(田花操君) はい。
○議長(辻本宏君) 12番、上田議員。
◆12番(上田勝之君) この新宮市の港湾施設の指定管理者が変更になるための今回の措置ですよね。財団法人の、公益法人改革に伴う財団法人新宮港湾財団の解散に伴うということですよね。それで、先ほど田花議員が言われていた新宮市港湾施設というのは、新宮市港湾施設条例に基づく施設ですよね。それで、そうしたときに、その財団法人、新宮港湾財団が今回そういう、持っていた施設というのはどういうふうに帰属するんですか。
○議長(辻本宏君) 岡商工観光課長。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 港湾財団の財産でございますか。
◆12番(上田勝之君) はい。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 港湾財団の解散に伴います残余財産につきましては、全て市へ寄贈されるという形をとらさせていただいくことになっています。 財産につきましては港湾会館と、あとは預金等でございます。
◆12番(上田勝之君) それで、例えばその新公益法人制度改革の、新宮市の財団法人の解散なり改変というものは、商工観光課だけではないと思うんですけども、どういった形で議会に示されるんですかね。
◎商工観光課長(岡雅弘君) さきの委員会でも御報告させていただいたところでございますが、平成23年5月のときに一応の方向、財団の方向を御報告させていただいた上で、先般開かれました総務建設委員会の中で経過並びに今後の手続等について御説明申し上げましたところでございます。
◆12番(上田勝之君) つまり、本会議ではないわけですね。
○議長(辻本宏君) 深瀬総務部参事。
◎総務部参事兼行政改革室長兼
被災者支援対策室長(深瀬康高君) 繰り返しになります。総務建設委員会に報告させていただいたところでございますが、ここで、それぞれの方向性を……。
◆12番(上田勝之君) いや、それぞれの方向性といいますか、そこに公益法人の改編に伴う措置というのは、本会議では報告がないのかということをお尋ねしてるんです。
◎総務部参事兼行政改革室長兼
被災者支援対策室長(深瀬康高君) 本会議の報告、議決事項になっていないということでありまして、総務建設委員会に報告させていただいたところでございます。
◆12番(上田勝之君) だから、本会議ではないんですね。ないんですね。 はいはい、それで結構ですが、そういったときに、この例えば港湾会館が新宮市の帰属になるわけですよね。そういったときには、指定管理とかには、この港湾施設は含めないんですか。一体の施設のように思うんですが。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 港湾施設の指定管理を行う施設につきましては、現在のところ、A号岸壁ですね。
◆12番(上田勝之君) いえいえ、それはわかっています、港湾施設条例があるから。例えば、港湾施設条例を改正して、その港湾施設をふやすであるとか、例えば第二期工事の緑地の部分なんかはどうされるんかなと。そういったとこは、一緒になって見直しはされないのかなと。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 第二期港のほうの緑地につきましては、もう既に黒潮公園ということで含まれてございます。
◆12番(上田勝之君) えっ、黒潮公園なんですか、二期工事。それは、いつ決まったんですか。その第二期工事の42号沿いの緑地ありますよね、そこはもう黒潮公園なんですか。それは、いつ決まったんですか。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 黒潮公園でございます、全て。
◆12番(上田勝之君) それは、いつ決まったんですか。 なぜかというと、公社の解散に伴って緑地も新宮市に帰属したんでしょう。違うんですか。それ以前から新宮市に帰属してるの。公社の解散に伴って、先般、新宮市に帰属したんじゃないのですか。
○議長(辻本宏君)
浮田企業誘致対策課長。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) 今、議員おっしゃられてます国道沿いの緑地、これについては完成をもって、市のほうに管理の引き渡しをしてございます。
◆12番(上田勝之君) 所有はいかがですか。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) 施設そのものですね。土地については、現在は海浜地ということで、国の帰属になってますもんで、緑地の上の部分、施設そのものはもう市のほうへ移管を、既に完成が終わった次の年度にお渡ししてます。
◆12番(上田勝之君) ちょっと、よくわかりにくいんですけど、海浜地なんですか、地番がついて。埋め立てをしてるのに。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) 名義はまだ国なんですけども、土地の管理そのものについては県が管理をされてるということになってます。
◆12番(上田勝之君) えっ、いやいや、42号沿いですよ。42号沿いも県の管理なんですか。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) そうです。
◆12番(上田勝之君) その緑地に、あの法面。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) はい。
◆12番(上田勝之君) そうなんですか。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 黒潮公園として第二期分も完全に含めましたのは平成23年4月からだというふうに思います。
◆12番(上田勝之君) 平成23年4月から、ちょっとよくわからんような話ですね。 それなら、例えばこの港湾施設条例、細かくなりますけど、例えば緑地で黒潮公園というのが指定されて、先ほどの地番の話になりますけど、そういったことを明示する改正とか必要あるんじゃないですか。そうじゃないと、我々には、どこまで財産がふえたんか、市の財産なんか、公社の財産なんかということがちょっと不明じゃないですか。じゃ、第二期港側の用地も、今回、指定管理で新宮港埠頭が管理するんですか。
◎商工観光課長(岡雅弘君) そのとおりでございます。こちらのほう、第二期港のほうの緑地部分につきましても、昨年から指定管理の部分に含めて、指定管理業務をしていただいています。
◆12番(上田勝之君) ちなみに、そうしますと、その港湾施設条例の改正というのは必要ないんですか。
○議長(辻本宏君) 坂地企画政策部長。
◎理事[災害復興担当]兼企画政策部長(坂地伸三君) 新宮市の港湾施設条例は、施設条例の中にもありますけども、三輪崎側のA号岸壁と荷さばき地だけだと思います。
◆12番(上田勝之君) いえいえ、違います。
◎理事[災害復興担当]兼企画政策部長(坂地伸三君) 荷さばき地、あと、緑地の一部。
◆12番(上田勝之君) ちゃんと別表1であるんですよ、条例を見ても。
◎商工観光課長(岡雅弘君) すみません、何度も申しわけございません。議員おっしゃいますように、港湾施設条例の中では、別表の中で、第2条関係の中で、岸壁でありますとか、荷さばき地、野積場、船舶給水栓とか、緑地という形で掲げさせていただいておりまして、黒潮公園のほうにつきましては、位置ということが、筆数がかなりにわたります関係で、三輪崎3022番地ほかという形の表記とさせていただいているところでございます。
◆12番(上田勝之君) それが、要はその二期工事の緑地の部分をふやしたときに、そういった所要の改正は必要ないのか、そのまま「ほか」で含められてるのか、「ほか」で含められてるんだとは思いますけれど。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 議員おっしゃるとおり、そのとおりで、「ほか」で含めさせていただいております。
◆12番(上田勝之君) 例えば、港湾会館はこの指定管理には含めないんですか。こういう港湾施設といいますか、いわゆる一体の施設として港湾会館もこういった指定管理化することは、平成25年度の当初予算、この後といいますか、あす以降、説明は受けると思うんですが、こういったことは、検討されなかったのですか。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 港湾会館につきまして、寄贈を受けるわけでございますが、当面、直営の形で管理していきたいというふうに考えておりまして、また当初の中で御説明させていただければというふうに思っておりますが。直営で管理を、現在、考えてございます。
◆12番(上田勝之君) ですよね。その方向なんだとは思うんですけどね。例えばこの指定管理者となる団体がその港湾会館の中に存在するわけですよね。その会館自体は市が維持管理をする、商工観光課で維持管理をしていくわけでしょう。それで、中へ入っている会社はそのほかの周りの部分を、港湾の周りの部分を指定管理としてしていくわけでしょう。何か一体で行ってもいいような感もするんですが。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 指定管理を考える中で、議員おっしゃられましたように、種々検討は行ってまいりました。その中で、港湾会館、現在、新宮港埠頭だけが入居しているのがございませんので、そのほかにも入居されてるということで、等々、いろいろ種々考えまして、直営で当面管理していこうということで、新年度のほうで上げていこうという形をとらさせていただいております。
○議長(辻本宏君) 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) 今、やりとりがあった新宮市港湾施設条例、これたくさん施設がある。これらについては利用するときには使用料と、この手続は新宮港埠頭へこれも委託してるいうことか。
○議長(辻本宏君) 岡商工観光課長。
◎商工観光課長(岡雅弘君) これまで港湾財団のほうに使用料のほうの徴収業務をお願いしておりましたので、今後、指定管理者となっていただく新宮港埠頭のほうで今後続けていただくことになろうかと思います。
◆11番(田花操君) そういう、本来この部分はもう最初から、指定管理以前から新宮港埠頭でやってもらいやったんかな。それとも、指定管理制度からこっち、新宮港埠頭でこういう手数料、使用料、徴収してもらう手続一切任したんかな。どっち。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 港湾財団で徴収はやっていただく形はとらさせていただいております。しかしながら、専従となっていただいている方、現在、女性とあと専務理事という形でさせていただいておりますので、その中である程度新宮港埠頭の事務所と一緒になっておりますので、若干のサポートはいただいておるというところかなというふうに思っています。
◆11番(田花操君) こういう港湾の管理の状況いうのは、他市の港湾、ようわからんけど、こういう使用料に関してまでこういう民間に徴収窓口業務を全て任したあるんかな、よそなんかは。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 新宮市の施設につきましても、全て使用料という形で徴収業務をしていただいております。
◆11番(田花操君) そしたら、佐野のお盆にする柱松なんか、あれも使用料、徴収しやるんか。
○議長(辻本宏君) 坂地企画政策部長。
◎理事[災害復興担当]兼企画政策部長(坂地伸三君) 平成6年ぐらいからずっとやってるんですけども、柱松のほうは。使用許可の申請が来て、私のほう受理しまして、それで許可を与えてますので、使用料はとってません。
◆11番(田花操君) 要するに、全てこの新宮港埠頭へ任せている中で、うちとのやりとりいうのはどんな状況になったあるんかいうのが心配するし、今のように柱松なんかは直接市へ来て市がそれを免除して貸してる。それは、市に対する申請書なのか。
○議長(辻本宏君)
浮田企業誘致対策課長。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) 今の佐野の柱松、これについては土地開発公社の土地の中で毎年行っていただいておりましたので、その部分については無償で公社は佐野区に対して貸しつけをしてきた経過がございます。
◆11番(田花操君) いずれにしても、全てそういう管理、あらゆるもんを新宮港埠頭が全て行ういうことですね。
◎商工観光課長(岡雅弘君) これまで財団のほうで使用料等々全てやっていただいておったわけでございますが、先ほど上田議員からもおっしゃっていただきましたように、条例で定めた施設の分につきましては、指定管理者のほうで、現在、指定選定してございます新宮港埠頭のほうでその業務を担っていただきたいというふうに考えてございます。
◆11番(田花操君) 財団の業務を新宮港埠頭が引き継ぐいうことなんやろ、全て。
◎商工観光課長(岡雅弘君) そのとおりでございます。
◆11番(田花操君) だから、財産は新宮市の財産であっても、それは全て財団が今までやってたやつも、だから、多分、この新宮港埠頭の定款なんか変えていかなあかんのじゃないか。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 新宮港埠頭の定款のほうにつきましては、昨年、委託契約の項目については追加されてございます。
◆11番(田花操君) ぜひ、問題の起こらんようにしていただきたいと思うし、やっぱり港湾の運営管理は、県と市が主体となって管理していくべきであろうと思うし、何でもかんでも新宮港埠頭へ丸投げするようなことではあかんと思うんで、その辺だけ申し添えて終わります。
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程30 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について
○議長(辻本宏君) 日程30、諮問第1号、人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 平見人権啓発課長。
◎人権啓発課長(平見仁郎君) (登壇) ただいま議題となりました諮問第1号、人権擁護委員の推薦について御説明申し上げます。 本諮問は、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、人権擁護委員の推薦について議会の意見を求めるというものであります。新宮市の人権擁護委員の定数は9名でありますが、そのうち、阪本初美委員、守安美湖委員の2名の任期が平成25年6月30日で満了となりますので、再任という形で法務大臣に推薦したいというものです。 なお、委員の任期は3年であります。 委員の略歴につきましては、2ページ目に参考として記しておりますので御参照ください。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(辻本宏君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。 お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻本宏君) 御異議なしと認めます。 よって、本会はこれをもって延会することと決定いたしました。 あすは午前10時から会議を開きます。 皆さん、お疲れさまでした。
△延会 午後4時37分...