新宮市議会 2012-03-07
03月07日-02号
○議長(松本哲也君) 浜前所長。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 今議員おっしゃいましたとおり、避難所、特に台風等の雨のときには避難所開設の今までもメーンの会場というような形で使用をしてきてございます。特に夜間等に関しましては、宿直、当直の方を委託してございますので、そういう方も通常どおり当直していただくとかいう形で対応はしてございます。
◆5番(並河哲次君) 市の職員の方は、特にその避難所には行かれずに、
社会福祉協議会の方に避難に関してもお任せしているという形ですか。
○議長(松本哲也君) 西税務課長。
◎税務課長(西寛君) 避難所の担当は私のほうでやっていますので、私のほうから答えさせていただきますけども、
福祉センターにつきましては、避難所になっておりまして、職員を必ず配置しております。職員が避難所の運営をしておりまして、そのときに
社会福祉協議会のほうでお手伝いはしていただくことはありますけども、メーンは一応職員でやっております。
○議長(松本哲也君) ほかに。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第36号は、これを可決することに決定いたしました。
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△日程2 議案第37号 中央児童館の指定管理者の指定について
○議長(松本哲也君) 日程2、議案第37号、中央児童館の指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。
葛原子育て推進課長。
◎
子育て推進課長(葛原勇君) (登壇) ただいま議題となりました議案第37号、中央児童館の指定管理者の指定について御説明申し上げます。 本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、公の施設に係る指定管理者の指定に関し議会の議決を求めるというものでございます。 中央児童館は、前議案で御審議いただきました
老人福祉センターの2階部分にあり、指定管理者となる団体の名称も、同じく
社会福祉法人新宮市
社会福祉協議会会長、向井一雄、住所は新宮市野田1番1号で、指定の期間につきましては、平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間で、現在の指定管理者に引き続きの指定でございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしく願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) 今、児童館の指定管理の案件なんですけど、ほかにも児童館、浮島と橋本もそうかな、下田も、これらを指定管理なぜしないんですか。中央児童館だけ指定管理にして、ほかの児童館をなぜ。
○議長(松本哲也君) 前田課長。
◎生涯学習課長(前田圭史郎君) 3館の児童館につきましては、隣保館と併設となっておりまして、職員を配置しており、指定管理はしておりません。
◆11番(田花操君) そうしたら、直営でその3館はしているということですね。
◎生涯学習課長(前田圭史郎君) そのとおりです。
○議長(松本哲也君) 4番、榎本議員。
◆4番(榎本鉄也君) 基本的なところで疑問があったんですけど、さっきの
老人福祉センターも中央児童館も
社会福祉協議会が指定管理者になって、指定管理料を払ってるというか、もらってやっているということですよね。
社会福祉協議会自体も、市から補助金出ているんですよね。これは、どんなんなんですかね。中央児童館の年間の指定管理料というのは幾らなんですか。
○議長(松本哲也君) 葛原課長。
◎
子育て推進課長(葛原勇君) 23年度までは1,990万円でございます。新年度につきましては2,030万円の予定でございます。
◆4番(榎本鉄也君) そしたら、
社会福祉協議会に出している年間の補助金というのはお幾らですか。
○議長(松本哲也君) 浜前所長。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)
社会福祉協議会に対する補助金、今議員おっしゃられてますのは、いわゆる
社会福祉協議会補助金というもので、人件費に該当するものだと思うんですけども、4,800万円でございます。
◆4番(榎本鉄也君)
社会福祉協議会としたら、人件費云々とかいろんな立て分けはあるんですけど、総合した額が市から出てるということになるんですよね。これが多いか少ないかというのはわからないんですけども、この辺ちょっと見直す必要があるんじゃないですか。実際、本当にダブってないか。 それと、
社会福祉協議会という組織そのものに対する市からの支出が、こういう形で分散されてるとわからないんですけども、今聞いたらこれだけ固まってるわけですよね。固まって見たらかなりの額ですわね。それを、例えば、これはテクニック的にできるかどうかわかりませんけども、指定管理という形をわざわざとって
社会福祉協議会を指定管理者という形にするんであれば、補助金という形で一本化して、ちゃんと
社会福祉協議会のそれなりの経営体制というか、そういう形をとらせるという形にすれば、支出が減る可能性もあるかもわかりませんでしょう。そういうことも、やっぱり模索すべきではないのでしょうか。もう毎年毎年指定管理者決めて、指定管理料をこれだけ払いますという形できてますけども、そこら辺の見解はいかがでしょうか。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 今回の指定管理料につきましては、あくまで新宮市
老人福祉センター、要するに
福祉センターの管理運営、例えば水道光熱費でございますとか、あるいは維持をしていく上で必要な経費でございます。平成17年までは
福祉センター管理業務委託料ということで、これを
社会福祉協議会のほうに委託をしてございました。その分を平成18年度から指定管理という形で、これは国のほうの制度の問題もございますけども、形で見直しをしてきたという流れでございます。 補助金につきましては、あくまでこれは人件費分という形でございますので、そういう維持管理分に関しては含まれてございません。
◆4番(榎本鉄也君) 役所の論理はそうなんですけど、これ以上するとちょっと。
○議長(松本哲也君)
向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君)
社会福祉協議会につきましては、今議論いただいております指定管理料、あるいは他の事業委託、もしくは人件費の補助金等が市のほうから支出はさせていただいております。総合的な中で、
社会福祉協議会をそれぞれ
社会福祉協議会独自の事業も行ってございますので、その辺も加味しながら、うちの事業分に見合う補助金が一体幾らなのかということは、福祉課と協議をさせていただきながら今の額が決まってきたというふうに判断してございます。したがいまして、当初からはある程度補助金も下がってございますし、その辺は御理解いただきたいというふうに思います。
◆4番(榎本鉄也君) わかりました。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) 指定管理者についてお聞きしたいんですが、私は
教育民生委員じゃないんですけど、児童館ですか、今お聞きした、そこにありますね。
福祉センターの2階ということなんです。ここでどのような行政というんですか、行われてるか。と申しますのは、さつきとかグリーンランドは経営せなあかんのですね。お客が来て、そして収支を合わす。ここは一応そういうことじゃなしに、子供たちの健やかな成長を願うという形でやってるんですけど、ここの経費というのは大体どのぐらいかかってるかということなんですけど。
○議長(松本哲也君) 葛原課長。
◎
子育て推進課長(葛原勇君) 児童館とは、児童福祉法第40条に基づきまして、児童遊園と同じく児童に健全な遊びを与え、その健康を増進したり、情操を豊かにするための
厚生労働省所管の
児童厚生施設でございます。 指定管理料の内訳でございますが、年間の費用につきましては、平成24年度新たに指定管理者となります、お願いする金額につきましては2,030万円でございます。支出につきましては、人件費が1,600万円余りでございます。指定管理料の約80%でございます。これは、児童厚生員ということで4名ほど、職員、嘱託含めて4名で運営していただいております。あと、事業費といたしまして、行事とか、あとクラブ、年間、卓球クラブとかいろいろなクラブを行っています。それに要ります料金が300万円ほどございます。人件費が指定管理料の主なものでございます。
◆13番(福田讓君) ややこしいことを質疑しているわけじゃないんですが、先ほどの議員のいろいろな質疑があった中で、
社会福祉協議会に指定するんですが、市内にいろんな福祉法人もあります。そして、いろんな社会福祉に携わっているところもあるんですが、その方も結局入札関係でこれをやりたいという方もいらっしゃるんでしょうか。もうほとんどこれ
社会福祉協議会ばっかしで、4番議員も今質疑されていたことに関連するんですが、
社会福祉協議会がだんだん大きくなっている。そして、一般の
社会福祉法人、個人的にやってる方もいらっしゃるんで、そのあたりの兼ね合いというのをちょっとお聞きしたいんで。私、
教育民生委員じゃありませんので、ちょっと教えていただきたい。この指定管理者についての、なぜ向井さんになったかということについて。
◎
子育て推進課長(葛原勇君) 中央児童館につきましては、事業開始が昭和56年4月1日からでございます。そのとき以来、
社会福祉協議会に開設以来運営を委託してございます。今回、前年18年の第1回目、3年間の指定管理も
社会福祉協議会でございます。21年4月から24年3月31日までの3年間も
社会福祉協議会で行ってきております。この施設につきましては収益事業ではございません。児童館の運営につきましては、長年の実績があります
社会福祉協議会にお願いするというような格好でございます。
◆13番(福田讓君) それは私も確認するところなんですけれど、ややこしいことを質疑しているんじゃないんですが、一般の
社会福祉法人とか、そこでも市内に約40カ所も、いろんなそういうヘルパー関係とかいろんなことをやっている事業所がありますから、民間の方。そのあたりの兼ね合い、
社会福祉協議会にしかできないということじゃなしに、仮にAという
社会福祉法人がこれをやりたいと、別に経営、これに運営をできないことはないんですね。そのあたり、私も初めての質疑なんですが、お聞きしたいわけなんです。
社会福祉協議会ばっかりがこれやっていきやると。ほかの
社会福祉法人、いわゆる別の方も、一般の方もこれを運営したいという入札はできるんですかということを聞いているんです。
◎
子育て推進課長(葛原勇君) 今回も、指定管理者につきましては非公募という格好で特命指定をさせていただきました。
社会福祉協議会におきましては、長年地域福祉の推進とかボランティア活動とか、各種の福祉サービス等々をしてございます。そのような中で、児童の健全な育成を図るために同法人が適当であるということで、引き続きの指定管理をお願いしたところでございます。
◆13番(福田讓君) その趣旨はわかるんですけど、これほどやはり行政改革、いわゆる市長を初め皆さんがやられていることに対して敬意を表しているところなんですが、やっぱりいつまでもそこばっかりしかできなくても、民間とかそういう別の方の
社会福祉法人がこれをやりたいという希望があれば、入札でするような考えはないということなんですか。それともできるんですかということなんですよ。
○議長(松本哲也君) 浜前所長。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 指定管理者制度自体は、例えば保育所でありますとか幼稚園でありますとか、そういうような施設、運営管理も指定管理の対象にはなってございます。だから、議員がおっしゃるとおり、制度上はできるということでございます。
社会福祉協議会以外のところに指定管理、実際、他市町村では保育所を民間の保育所の方が指定管理を受けているという事例はございますので、それは可能でございます。
◆13番(福田讓君) 今浜前氏が答えていただいたように、できるということなんですね。だから、これに対して公募というんですか、今何回も申し上げますが、これをやりたいという方は、執行者のほうでも、そういう声はあるわけなんでしょうか。というのは、何回も申し上げますけど、さつき温泉とか高田グリーンランドは同じ指定管理者においても、これは経営しなけりゃならない。お客が来なければ赤字が出る。児童館といえば、一定の指定管理が入ったら、見込まれる4名の人件費をきちっとそろえて、あとは諸経費、いろんな事業をする。これに対する赤字というんじゃないんですが、出ないと思うんですよね。だから、やりたい方が出てくるんじゃないかと、こういう時世ですから、やはり少しでも雇用を広めるためには、いかがかなという質疑をさせていただいているだけで、当局がやっていることに対して異議を申してるんじゃないですよ。こういう考えはございませんかという質疑なんです。話はないんでしょうか、一般の方から、そういう
社会福祉法人関係の方からも、これをやらせていただきたいという、管理をさせていただきたいという声はないんでしょうか。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 児童館の指定管理につきましては、平成18年当初から
社会福祉協議会のほうへお願いしてきておるいう経過は実際ございます。今議員言われますように、
社会福祉協議会以外のところに指定管理をお願いするということは、これは制度上は可能でございます。ただ、先ほどから課長も答弁させていただいてますように、
社会福祉協議会というものは、やっぱり地域福祉の推進を図るということを目的として設置された団体ということでございまして、昭和56年当時から継続して安定して児童館の運営を行ってきているという実績がございます。 もう一つは、先ほど議員もおっしゃいましたように、児童館の運営自体はもともと市が直営で行って、直営といいますか、事業でございます。当然これは収益事業等ではございませんので、実際要る経費のみを指定管理料でお願いしているという形でございます。そういう中では、なかなか民間の方が手がけていただくということは難しいのかなというふうな認識もございます。
◆13番(福田讓君) 再度質疑しますが、認識があるということなんですけど、そういう声はやはり市の一般の方からは出てきてないわけなんでしょうかということを聞いてるわけなんです。浜前所長言われていること、私は理解できるんですが、以前私も熊野川町で
社会福祉協議会しかなかったと、設立しましたね。そのときはヘルパー事業もやってきたんですよね、訪問介護。しかし、正直申しまして、今新宮市に40カ所ほどのそういう福祉の訪問ヘルパーとかいろんなのがありますね。以前は、
社会福祉協議会しかないから、ヘルパー派遣で、いろんな苦情があっても、そこしかヘルパー事業やってなかったから、私は熊野川町時代いろんな町民からも批判を受けました。しかし、今は競争の社会なんですよね。一つしかない
社会福祉協議会、以前でしたらなかったから、そこからヘルパー派遣されていたら、受けている福祉の方は、そこしかサービスができなかった。今は40カ所もあるわけなんでしょう。そういうサービスの取り合い合戦っていうんでしょうか、同じサービスをしても、やはりここがいいとかいう声も出てくるわけなんです。そのあたり、今回こんなにして
社会福祉協議会だけに指定管理をするのはいかがなものかという私の疑義があるわけなんです。だから、今浜前所長がお答えしていただいたように、一般の方でもできるというんでしたら、やっぱり公募にすべきじゃないかという私の考えがあるんです。これは質疑ですからね。それに対して、今浜前所長が、できますということをいただいたんで、今後一般にしたら、そのような形で指定管理者を広く募ると、開かれた市政であるという形でされたらいかがですかという質疑をしているわけなんです。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 今議員おっしゃいましたように、
社会福祉協議会以外の方からそういうふうなお話をいただいたということは、今のところはございません。
社会福祉協議会自体は、先ほどから何回も説明はさせていただいてますが、児童館という当初の設置目的を達成するためには、
社会福祉協議会自体は弾力性、あるいは柔軟性のあるような管理運営を今までも行ってきていただいていますし、今後も可能であると考えてございます。そういう点からも、今回も引き続いて
社会福祉協議会のほうにお願いをするということで判断をさせていただいてございますので、御理解のほうをお願いしたいと思います。
○議長(松本哲也君) 深瀬総務部参事。
◎総務部参事兼行政改革室長兼
被災者支援対策室長(深瀬康高君) 行財政改革の観点からいたしますと、福田議員のおっしゃるとおりだと思います。その中で、公募できるもの、先ほどから説明ございますが、収益事業等につきましては公募という形で現在もグリーンランドやさつき等は行っているところでございます。 それで、
福祉センター等につきましては、現在、当該施設の性格として、新宮市
社会福祉協議会が最も適当であり、公募に適さないという判断のもとに今回特命でお願いしているところでございまして、全体としての指定管理の考えとしては、そういった形で競争等を促して指定管理料そのもの、財政支出等の抑制に努めるとともに、より高いサービスを提供していくということが指定管理の考えでございますので、その辺、議員の御意見も踏まえながら指定管理全体についてそういったことは随時見直していく必要があると認識しております。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第37号は、これを可決することに決定いたしました。
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△日程3 議案第38号 新宮市徐福公園の指定管理者の指定について
○議長(松本哲也君) 日程3、議案第38号、新宮市徐福公園の指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡商工観光課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第38号、新宮市徐福公園の指定管理者の指定について御説明申し上げます。 本議案は、新宮市徐福公園の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるというものでございます。 この施設につきましては、前回の指定管理の公募の際には新宮徐福協会1社のみが応募し、指定管理者に指定されたところでありますが、徐福に関する顕彰事業や研究事業などを推進し、また、長年の蓄積と国内外の徐福関係の交流団体とのつながりなどが深い新宮徐福協会に特殊な技能を必要とするなど専門性が高い団体という理由を見出せるものと考えられることから、今回、非公募が適当と判断されたところでございます。 指定管理者となる団体の名称につきましては、財団法人新宮徐福協会理事長、田岡実千年、住所は新宮市春日1番1号、指定の期間につきましては、平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間でございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 2番、前田賢一議員。
◆2番(前田賢一君) 徐福公園の指定管理について、民間の方から参画したいんやというような申し入れはありませんでしたか。
○議長(松本哲也君) 岡課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 現在のところ、私どものほうにその声は届いてございません。
◆2番(前田賢一君) 私のところには個人的に2、3件、2、3人の方からあったんですけど、これ以前は新宮市で管理運営しとったんですね、指定管理に移行する前は。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 議員おっしゃいますとおり、平成17年までは直営といいますか、徐福協会のほうに委託という形でお願いしておりまして、18年から指定管理をさせていただいてるところでございます。
◆2番(前田賢一君) この徐福協会は、評議員、あるいは理事と数名で運営してると思うんですけども、理事長は市長になってますが、事務局は商工観光課なんですか。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 議員おっしゃられるとおりでございます。
◆2番(前田賢一君) これ、ちょっとマンネリ化してるんじゃないですか。入園者、もう年々減ってるでしょう。それと売店の売り上げ、これも年々減ってるんじゃないですか。だから、非公募いうんじゃなしに、やはり民間の知恵というんですかね、そういうのも活用していかんと、何か充て職ばっかりの協会では、なかなか商売人的な発想もできないんじゃないですか。だから、今まで売店での商品構成も変えたらどうなという指摘もかなりあったと思うんですよ。でも、依然として旧態依然としてるということなんで、せっかくの新宮市の宝が、これでは持ち腐れになると思うんですけど、いかがですか。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 議員おっしゃいますとおり、これまでにつきましても、徐福公園の売店につきまして商品構成の再検討等々種々御意見をいただいているところでございます。事務局におきましても、これまでいろいろ検討はしてきておるところでございますが、周辺の店舗等々も考えましたところ、なかなか新たな展開というのが難しいのが現状でございまして、その中で現状に至っているというところでございます。
◆2番(前田賢一君) 当局はいつも、周辺の店舗等々勘案してということをおっしゃるんですけども、競合するようなところありますか、近くに、実際に。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 御意見の中で、以前には来客が多く求める果物とかそういうものも扱ってはどうかとかいう御意見なんかもいただいておるんですが、すぐ近接地にもございますし、公園の前にも店舗がございます関係で、なかなか新たな展開というのは難しいというふうに考えておるところでございます。
◆2番(前田賢一君) これ毎年の年次計画を見ても、前年同様ですよ、書いてる文言は。天台烏薬の商品開発いうて、独自で徐福協会が主になって開発したことありますか。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 商品開発につきましては、民間企業の皆さん方に御協力いただく中で商品開発、天台烏薬を材料に使っていただいた中での商品開発というのを種々手がけていただいておるところでございます。
◆2番(前田賢一君) だから、今後誘客も含めて、天台烏薬の商品開発、あるいは売店の見直し、こういうのをやるために、やはり民間のそういう新しい知恵を入れる必要があるんではないかと思いますんで、慣例かどうかわかりませんけども、徐福協会にずっと徐福公園の管理を任すというのは問題があると思うんですよ。市長いかがですか。
○議長(松本哲也君) 田岡市長。
◎市長(田岡実千年君) 議員のおっしゃること、本当になるほどなと今思っております。考えてみれば、マンネリ化というのは事実だとも思っております。そんな中で、今回徐福協会のほう指定管理認めていただいた後に、しっかりと民間の声、民間の協力もいただきながら、活性化に努めていきたいなと、そういうふうに思っております。
◆2番(前田賢一君) 今回の議案を見てますと、指定管理者、今受けてるところは純然たる民間というたら、これNPO熊野、角口さんところだけなんですよね。あとは全部市の外郭団体が指定管理を受けてると。あくまでも基本は外部委託、競争の原理、それからいうと、ちょっとおかしいんじゃないですか、こういうやり方は。それも5年も、1期延長するということで、もうほとんど民間から参画の機会がないんじゃないですか。これは大いに見直す必要あると思うんですけどね。
○議長(松本哲也君) 深瀬参事。
◎総務部参事兼行政改革室長兼
被災者支援対策室長(深瀬康高君) 指定管理の性格からしまして、競争原理の働くところはそういった形で適正に公募していくことが望ましいというふうに私も考えております。ただ、一方で、今指定管理につきましても平成17年当時から全国的に導入されておりますが、競争を進めるが余り、サービスの低下や市民へのサービス提供が低下するというようなことも問題になっている事例もあると聞いております。その中で、やはり必要なものについてはそういう競争原理を働かせるということを導入していくことは当然でございますし、徐福等につきましては、そのほか諸外国といいますか外国等とのおつき合いもありますし、顕彰事業、研究事業ということで非常に特殊な形での位置づけがあるということがあろうかと思います。そういった事業としては、徐福協会をおいてないということになろうかと思いますが、議員おっしゃられるとおり、そういう売店業務等のところにつきましては、その中で民間等のノウハウを取り入れながら、さらに改善していくところがあると考えております。
◆2番(前田賢一君) だから、先ほどから話題になっております
社会福祉協議会にしても、これにしても、もう既得権化しているんじゃないですか、指定管理者。 今後、改善の方向を目指して検討してください。 以上。
○議長(松本哲也君) 14番、大西議員。
◆14番(大西強君) そもそも、この徐福公園、楼門を建設して整備したのは、徐福を顕彰するために多額の予算を投入したのか、観光行政に寄与するためにやった事業なんですか。
○議長(松本哲也君) 鈴木経済観光部長。
◎経済観光部長(鈴木俊朗君) ただいまの議員の御質問につきましては、もちろん現在もそうでありますが、一つには徐福協会の仕事の内容としては顕彰、それと、それに付随したような形の中で交流人口、お客様を迎える、すなわち観光という二つの側面があるというふうに思っております。そういった面では、あれはたしか平成6年でございましたですかね、新しい楼門が建ったときには、そういった二つの目的を持って、そういうふうな建設に至ったというふうに理解しております。
◆14番(大西強君) いや、質疑しているのは、私は別のもくろみがあるからしてるんですよ。徐福を顕彰するためにつくったものであれば、赤字になってもそれは当然です。そうでしょう。しかし、部長がおっしゃるように、観光をもくろんで、それで多額の予算を投入して建設したと、そういうことであれば、それで赤字が、要するに経済的デメリットのほうが多かったということは失敗だったということでしょう。それを聞きたかったんですよ。いいです。
○議長(松本哲也君) 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 徐福協会に市が指定管理料や補助金を支払わなかった場合の収支、どのくらいになるんですか。
○議長(松本哲也君) 岡課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 徐福協会の中でございますと、基本財産の運用収入でありますとか、それから会費の収入、それから市からの補助金、それから売店収入等々ございますが、ざっと売店の収入のほうで600万円程度、補助金が200万円、900万円程度になってこようかなというふうに思います。
◆5番(並河哲次君) 補助金は200万円程度で、どのぐらい市から徐福協会のほうに支払っているという形なんでしょうか。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 市から徐福協会のほうには、指定管理料、それから徐福友好推進補助金ということで200万円ということで、大体指定管理料658万円でございますんで、両方合わせますと860万円程度になろうかと思います。
◆5番(並河哲次君) 先ほど市長もマンネリ化しているということと、あと深瀬参事も競争原理が必要だと考えていらっしゃるという部分をとっても、公募にせずに非公募にするという部分と少し矛盾するような感じがするんですけども、例えば、指定の期間を5年ではなくて、もうちょっと短くして短期で見ていくというようなことは考えられないんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 深瀬参事。
◎総務部参事兼行政改革室長兼
被災者支援対策室長(深瀬康高君) 先ほど、私も競争原理につきましては全体としてそういうことで指定管理は考えていく必要があるということを申し上げました。徐福に関する徐福協会につきましては、最も大きな特命の理由といたしましては、徐福に関する顕彰事業、研究事業等を推進する目的で設立したのが、この徐福協会でございます。長年の蓄積と、また、最も重要なこととして、国内外の徐福関係の交流団体とのつながりということで、中国や、他の国内の都市との徐福に関する研究、意見交換等が行われているということでございまして、そういった中で、やはりこの徐福協会ということを活用していくのが最も適切な形ではということで判断しております。その中で、売店業務についてはその中の努力の中で改善していくところは改善していく必要があるという認識でございます。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第38号は、これを可決することに決定いたしました。
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△日程4 議案第39号 新宮市小口自然の家の指定管理者の指定について
○議長(松本哲也君) 日程4、議案第39号、新宮市小口自然の家の指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡
商工観光課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第39号、新宮市小口自然の家の指定管理者の指定について御説明申し上げます。 本議案は、新宮市小口自然の家の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるというものでございます。 この施設につきましては、紀伊半島大水害の影響によりまして、公募実施のための十分な準備が困難な状況であることをかんがみ、本年度は公募による募集は実施せず、特命指定とするものでございます。 指定管理者となる団体の名称は、特定非営利活動法人SPORTS PRODUCE熊野さん、理事長、角口賀敏、住所は新宮市浮島1番25号、キナンビル2階、指定の期間につきましては、平成24年4月1日から平成25年3月31日までの1年間というもので、次期の選定方法につきましては公募とする予定でございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 2点ありまして、1点目は、次期の公募はいつごろから開始する予定ですかということと、もう1点は、初めに、SPORTS PRODUCE熊野さんが指定管理になるときに、さつきと一緒に指定管理を受けるということで受けられたと思うんですけども、さつきが今回被災して、ちょっとしばらくはやらないという中で、SPORTS PRODUCE熊野さんのほうから何か問題というか、投げかけというのは、もしあったらお願いします。
○議長(松本哲也君) 岡課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) まず1点目、次期の公募の関係のスケジュールについてでございますが、前回の公募につきましては、12月議会のほうで御承認いただいたというふうに思っております。その中では、それに逆算してまいりますと、秋ごろにはそういう作業の開始を行わなければならないというふうには思っておるところでございます。 2点目、SPORTS PRODUCE熊野さんからの御意見ということでございますが、現状SPORTS PRODUCE熊野の中でも、自然の家の支配人をしていただいている方につきましては地元の方、なおかつ従業員として勤めていただいている方々につきましても地元の方がほとんどでございますので、そういう中で今後も引き続き、1年間の特命でございますけれども、やっていただけるということになりました。
◆5番(並河哲次君) 例えばさつきのほうで、災害のときにSPORTS PRODUCE熊野さんのボイラーでおふろを一時的にやっていただいたと思うんですが、そのあたり、例えばさつきを市のほうは少し再開するという、おふろだけでもというような考え方の中で、例えばボイラーとおふろなどはどういうふうに調整というか、お話は特にしていないでしょうか、何かしてますでしょうか。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 現在、話を進めさせていただいておりますのは、SPORTS PRODUCEさんとの話の中では自然の家とキャンプ場という形で指定管理のほうのお願い、この後説明させていただくキャンプ場ということの2点の施設につきましてはお願いしているところでございまして、さつきにつきましては、現在休館状況ということで、今後どのような形に再開していくかという具体的な話にまだ至っておりませんので、その点についてはまだまだ話はできておりません。
○議長(松本哲也君) 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) 質疑をさせていただきます。 自然の家のは指定管理者なんですが、1年ということです。そして、管理料はまずお幾らでしょうか。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 指定管理料につきましては、自然の家とキャンプ場と一つの契約ということでさせていただいておりまして、年間300万円という額でございます。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第39号は、これを可決することに決定いたしました。 10分間程度休憩いたします。
△休憩 午前10時56分
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△再開 午前11時09分
○議長(松本哲也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程5 議案第40号 新宮市
小口キャンプ場の指定管理者の指定について
○議長(松本哲也君) 日程5、議案第40号、新宮市
小口キャンプ場の指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡
商工観光課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第40号、新宮市
小口キャンプ場の指定管理者の指定について御説明申し上げます。 本議案は、新宮市
小口キャンプ場の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるというものでございます。 この施設につきましては、紀伊半島大水害の影響によりまして、公募実施のための十分な準備が困難な状況であることをかんがみまして、本年度は公募による募集は実施せず、特命指定とするものでございます。 指定管理者となる団体の名称は、特定非営利活動法人SPORT PRODUCE熊野、理事長、角口賀敏、住所は新宮市浮島1番25号、キナンビル2階、指定の期間につきましては、平成24年4月1日から平成25年3月31日までの1年間というもので、次期の選定方法につきましては公募とする予定であります。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 先ほどと同じSPORT PRODUCE熊野さんなんですけども、昨年、災害でボランティアさんの受け入れであったり、かなりキャンプ場に宿泊していただいたり、また自然の家のほうもあったと思うんですけども、そのあたりで市から追加の補助というか、何かそういうものはあったりということはあったんですか。
○議長(松本哲也君) 岡課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 先ほど議案となりました自然の家、キャンプ場ともに追加の補助というものについては特にございません。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第40号は、これを可決することに決定いたしました。
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△日程6 議案第41号 新宮市港湾施設の指定管理者の指定について
○議長(松本哲也君) 日程6、議案第41号、新宮市港湾施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡
商工観光課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第41号、新宮市港湾施設の指定管理者の指定について御説明申し上げます。 本議案は、新宮市の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるというものでございます。 新宮港の港湾施設につきましては、港湾管理者である県の管理箇所と市の管理箇所が混在しているのが現状でございます。これまで31年間にわたり新宮港埠頭株式会社、財団法人新宮港湾財団の協力によりまして、港湾施設の維持管理業務を円滑に行っており、他業者の参入につきましては業務の専門性からサービスの低下が考えられ、また港湾管理者である県の動きに合わせて管理体制をしくことが望ましいため、引き続き財団法人新宮港湾財団が指定管理者となることが適当と思われることから、公募による募集は実施せず、特命指定とするものでございます。 指定管理者となる団体の名称につきましては、財団法人新宮港湾財団理事長、田岡実千年、住所は新宮市三輪崎3006番地、指定の期間につきましては、平成24年4月1日から平成25年3月31日までの1年間であります。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 性格上、公募とかじゃなく、もうここに指定ということなんですけども、では1年間というのはなぜだったでしょうか。
○議長(松本哲也君) 岡課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 現在指定管理者になっていただいております新宮港湾財団につきましては、公益法人改革の一環によりまして平成25年11月までに改革を行わなければならないということで、24年度におきまして、現在解散を目指して業務を整理しているところでございます。その中で指定期間を1年間ということで定めさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。
◆5番(並河哲次君) 解散の後は市として管理するということでしょうか。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 港湾財団の後の指定管理者につきましては、今後解散までの間につきまして内部協議を行って、どういう形にしていきたいかを検討していきたいというふうに考えておりまして、現在のところはまだ未定でございます。
◆5番(並河哲次君) 指定管理なり、何らかの形で次の管理者は、またいつごろ決定しますでしょうか。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 先ほどの議案の中でも、スケジュールについて若干触れさせていただいたところでございますが、本年12月の議案として上程する場合につきましては、秋ごろまでには募集、また申請を行っていただく必要があるというふうに思っております。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第41号は、これを可決することに決定いたしました。
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△日程7 議案第42号 新宮市
農林漁業体験実習館の指定管理者の指定について
○議長(松本哲也君) 日程7、議案第42号、新宮市
農林漁業体験実習館の指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 津呂建設農林部次長兼
農林水産課長。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) (登壇) ただいま議題となりました議案第42号、新宮市
農林漁業体験実習館の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、公の施設に係る指定管理者の指定に関し、議会の議決を求めるものでございます。 新宮市
農林漁業体験実習館の施設につきましては、台風12号による指定管理施設等の被災状況をかんがみ、本年度は公募による募集はせず、特命指定により現管理者である財団法人新熊野体験研修協会、理事長、長山広重、住所は新宮市高田1810番地を候補者として選定をいたしました。 指定の期間につきましては、平成24年4月1日から平成25年3月31日までの1年間であります。 以上、大変簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) また、再公募をする時期は、先ほどの秋ごろというのと同じころでしょうか。
○議長(松本哲也君) 津呂次長。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) そのとおりでございます。同じ時期に合わせまして公募するということになっております。
◆5番(並河哲次君) その際に、例えば前回の公募のときの例でいいんですけども、こういう例えば地域的な特性とか、ある程度応募される方に制限をかけたりするんでしょうか。それとも、そういう制限は特になく公募するんでしょうか。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) まず前回のときと同様になると思いますけれども、指定というんですか、一応ホームページ等で公募しますんで、地域の限定ではございませんが、前回については2団体から公募がございました。
◆5番(並河哲次君) 前回、もう1団体はどういった団体の方が公募されたんでしょうか。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) 名前はちょっと、NPO関係やと思います。
◆5番(並河哲次君) 新宮市内の方ですか。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) そのとおり、新宮市内でございます。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第42号は、これを可決することに決定いたしました。
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△日程8 議案第43号 新宮市
高田健康保養館の指定管理者の指定について
○議長(松本哲也君) 日程8、議案第43号、新宮市
高田健康保養館の指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 津呂建設農林部次長兼
農林水産課長。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) (登壇) ただいま議題となりました議案第43号、新宮市
高田健康保養館の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、公の施設に係る指定管理者の指定に関し、議会の議決を求めるものでございます。 新宮市
高田健康保養館の施設につきましては、台風12号による指定管理者施設の被災状況をかんがみ、今年度は公募による募集はせず、特命指定により現管理者である財団法人新熊野体験研修協会、理事長、長山広重、住所は新宮市高田1810番地を候補者として選定をいたしました。 指定の期間につきましては、平成24年4月1日から平成25年3月31日までの1年間でございます。 以上、大変簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 15番、前田 治議員。
◆15番(前田治君) ここは、高田グリーンランドで一括やと思うんですね。体験館とか研修センター、スポーツ施設、これ今度公募したとき、ばらばらにされるんですか。
○議長(松本哲也君) 津呂次長。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) 公募につきましては、一括で公募する予定でございますし、前回もそうでした。また、この施設については、一体的に管理運営せないけませんので、そのときは一括して公募したいと思います。
◆15番(前田治君) いやいや、別々に出てきているんで、高田グリーンランド、一括で出てきたんやったら、そうかなと思ったんだけども、わかりました。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第43号は、これを可決することに決定いたしました。
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△日程9 議案第44号
新宮市新熊野体験研修センターの指定管理者の指定について
○議長(松本哲也君) 日程9、議案第44号、
新宮市新熊野体験研修センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 津呂建設農林部次長兼
農林水産課長。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) (登壇) ただいま議題となりました議案第44号、
新宮市新熊野体験研修センターの指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、公の施設に係る指定管理者の指定に関し、議会の議決を求めるものでございます。
新宮市新熊野体験研修センターの施設につきましても、台風12号による指定管理者施設等の被災状況をかんがみ、今年度は公募による募集はせず、特命指定により現管理者である財団法人新熊野体験研修協会、理事長、長山広重、住所は新宮市高田1810番地を候補者として選定をいたしました。 指定の期間につきましては、平成24年4月1日から平成25年3月31日までの1年間であります。 以上、大変簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 17番、屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) 指定管理の件でいろんなお話、先ほどあったんですけど、最後になったんで、ちょっと僕聞きたいんですけども、高田のグリーンランド、さつきですね、先ほど福田議員がおっしゃったように収益性のあるところと。それで、先ほどの
児童厚生施設、収益性の要らない、そういう求めないという二つに分かれると思うんですよね。今後、先ほど並河議員もおっしゃっておるんですけども、地域性とか、高田の場合、こういうことが大前提であったと。これ僕議員になったとき、高田のグリーンランド非常に新宮市からも金を回さんことには、やっていけんと。それで、デイサービスの事業でしたか、あれがたしか非常にお年寄りに喜んでもらって、やっておられたんですけども、それのほうも、小泉総理の行政改革の一端で金がなくなり、デイサロンに変わったんでしたかね。そういうこともあって、非常に僕が入った十何年前、非常に苦しい時代でありました。 たまたま白鴎大学がこちらのほうでキャンプ張られるようになりまして、その後、屋内練習場が皆さんの御協力のもとできまして、その後近畿大学も榎本監督以下、あのときは近畿大学の合宿は福山のほうでやっておられたと思うんですけども、どうしても来られないよとおっしゃっておったんですが、こちらに来られ、王子製紙、春日井、三菱重工並びに福祉大学ですか、いろんな方がお使いになったんですね。先ほども白鴎大学の監督と助監督が帰って、僕見送りに行ってるんですけども、非常に喜んでおられまして、僕も屋内練習場ができたとき、現市長の田岡市長と白鴎大学のほうへお伺いして、理事長さんに、うち3億円ぐらいかかりますと。もし、これで白鴎大学がうちのほうへ来られないようになりますと非常に困りますと、そういう旨のことをお話ししまして、今現理事長になっておられる理事長が、いやぜひともこれだけのものつくっていただきましたら、協力させていただきますというお話でずっと続いておるんですけども、非常に皆さんに喜んでいただいているのが何よりであると思うとるんですけど、高田のグリーンランドは、非常に僕は、見ていったら、実績として非常に大きな、頑張ってくれたと思っております。確かに、競争原理が働かんなん場合もありますけども、やっぱり実績として、こういう業績を上げた施設に対しては、ある程度の考慮は考えていただいて、確かにこれやったら間違いないとあれば、5年であろうが10年であろうが、僕はやっていただくべきやと思いますよ。 ただ、先ほど前田賢一議員がおっしゃったように、実績の伴えへんようなところは、もちろん変えていただいて、いい方向に持っていっていただくと、そういうような、結局僕は、お役に立ってるんかと。そういうようなことから考えていけば、もうはっきりと僕は、判定基準がわかると思うんですよね。そういうことは、やっぱり今後うちとしても、そういうことを、一応大きな役に立っている、ユーザーの方が喜んでおられると、そういう施設は、ぜひともそういうところへお願いして、問題があるところは、やはりどうしても。ことしの秋になったら、またいろんな方、高田のグリーンランド、うちも指名させてくれという応募絶対ありますよ、こんなもん当たり前の話ですよね。ですから、そういうことは、これまでの実績並びに、相手のユーザーがどういう考えを持ってるかいうことは、ぜひとも皆さん調べていただいて、そういうふうに使っていただきたいと思いますんで、よろしくお願いします。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第44号は、これを可決することに決定いたしました。
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△日程10 議案第45号 新宮市多目的軽スポーツ施設の指定管理者の指定について
○議長(松本哲也君) 日程10、議案第45号、新宮市多目的軽スポーツ施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 津呂建設農林部次長兼
農林水産課長。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) (登壇) ただいま議題となりました議案第45号、新宮市多目的軽スポーツ施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、公の施設に係る指定管理者の指定に関し、議会の議決を求めるものでございます。 新宮市多目的軽スポーツ施設につきましては、先ほども御説明しましたが、台風12号による指定管理施設等の被災状況をかんがみ、本年度は公募による募集はせず、特命指定により現管理者である財団法人新熊野体験研修協会、理事長、長山広重、住所は新宮市高田1810番地を候補者として選定をいたしました。 指定の期間につきましては、平成24年4月1日から平成25年3月31日までの1年間であります。 以上、大変簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 1番、東原議員。
◆1番(東原伸也君) この施設の屋根の部分というか、あれはもう完成されてますか。
○議長(松本哲也君) 津呂次長。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) おかげさんで3月末でもう工事はすべて終わりますんで、使用できるような状態、4月以降できるようになります。
◆1番(東原伸也君) この施設は、テニスコートとか、あっちのほうは入ってなかったですか。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) 以前はテニスもあったんですけども、今回多目的いうことで、テニス以外も区の行事とか、野球の室内練習用のかわりみたいなのもできるようにしております。だから、今回テニスじゃなくて、ほかの競技もできるようなグラウンドにしております。
◆1番(東原伸也君) そうじゃなしに、屋根つきのところじゃなしに奥のほうの若者広場とか、あっちのほうは、この施設ではないんやね、どうですか。
◎建設農林部次長兼
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(津呂建二君) 違います。
◆1番(東原伸也君) 違うね、いいです。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第45号は、これを可決することに決定いたしました。
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△日程11 議案第46号 新宮市立
佐藤春夫記念館の指定管理者の指定について
○議長(松本哲也君) 日程11、議案第46号、新宮市立
佐藤春夫記念館の指定管理者の指定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 中岡教育部参事兼文化振興課長。
◎教育部参事[
文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) (登壇) ただいま議題となりました議案第46号、新宮市立
佐藤春夫記念館の指定管理者の指定について御説明申し上げます。 本議案は、
佐藤春夫記念館につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づきまして、議会の議決を求めるというものでございます。 指定管理者となる団体は非公募としまして、現在の財団法人佐藤春夫記念会理事長、舩上光次、住所は新宮市新宮1番地。 指定の期間としましては、平成24年4月1日から平成29年3月31日の5年間でございます。 以上、簡単ではございますが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 市のほうからの指定管理料なんですけども、指定管理料及び何らかの補助なんですけども、指定管理料は、22年度が801万1,000円なんですけど、それ以外にも何か市からの補助というのはあるんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 中岡参事。
◎教育部参事[
文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 指定管理料につきましては、おっしゃるとおり801万1,000円でございまして、そのほかに、例えば企画的なもの、催し物を私どもが事業計画した場合、そこに委託する場合もございます。そうしたもの、そのときに100万円とか50万円とか、そういった事業として委託料としてお願いすることもございます。
◆5番(並河哲次君) 先ほどの徐福協会とちょっと似ているような感じを受けるんですけども、公募を行わない、そして、さらに指定の期間5年間というところの理由を教えていただけますでしょうか。
◎教育部参事[
文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) この財団法人
佐藤春夫記念館につきましては、この事業内容が公益事業としまして文化振興事業に特化してございます。佐藤春夫の顕彰、それから研究事業、それから資料の収集、整理、保存ということで、なかなか一般的な公募にはなじまないというふうに私ども考えてございます。そういった意味で、向こう5年間の非公募として今回お願いしたいと考えてございます。
◆5番(並河哲次君) 先ほど徐福協会の場合は、前田議員が少しほかにもやってみたい方を御存じのようだったんですけども、例えばこちらの
佐藤春夫記念館のほうは民間の方でやってみたいというような声というのはあるんでしょうか。
◎教育部参事[
文化複合施設担当]兼文化振興課長(中岡保仁君) 今のところ、私どもの耳には届いてございません。
○議長(松本哲也君) ほかよろしいですか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第46号は、これを可決することに決定いたしました。
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△日程12 議案第47号 財産の取得について
○議長(松本哲也君) 日程12、議案第47号、財産の取得についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡
商工観光課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第47号、財産の取得について御説明申し上げます。 本議案は、新宮広域圏公設地方卸売市場用地の取得について、新宮市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、予定価格が2,000万円以上、土地面積が5,000平方メートル以上の不動産の買い入れとなるため、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づき議会の議決を求めるというものでございます。 土地の所在は、新宮市佐野字上地2117番1、地目は宅地、地積は8,143.22平方メートルでございます。取得予定価格につきましては2億8,636万9,317円で、今回の補正予算に計上させていただいておるところでございます。契約の相手方につきましては、新宮市土地開発公社でございます。 現在、この用地につきましては、土地開発公社が新宮周辺広域市町村圏事務組合に貸し付けしておりますが、公社の解散事務を進めるに当たりまして、保有地を早期に解消する必要があるため、今回用地を取得するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 6番、辻本議員。
◆6番(辻本宏君) この2億8,600幾らということで、新宮市が開発公社から買われるということなんですけど、この取得予定価格の算出基準というのは何なんでしょうかね。
○議長(松本哲也君) 岡
商工観光課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) こちらにつきましては、これまでの第一期造成工事の総事業費から原価を算出していただいてるわけなんでございますが、平成23年3月31日現在の原価、その中から計算していただきまして2億8,636万9,000円という価格を算出していただいたわけでございます。
◆6番(辻本宏君) そうしたら、これは事業を着手して、その工事費、工事原価、当時のやつをもとにその金額を出したということなんですかね。
○議長(松本哲也君) 浮田課長。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) 現在の価格ですけども、現在公社で持ってございます保有原価の価格でございます。これは当時の新宮港の工事約40億2,200万円ほどかかっておりますけども、これの面積案分で、原価は引き継がれてきてございます。
◆6番(辻本宏君) その金額の出し入れのところで、ちょっと気になるところなんですけど、当時は、仮に5億円かかったと。この金額が5億円かかったと仮定しますね。その半分か幾らか公社から公設市場のほうへ、広域圏事務組合のほうへ貸して地代をもらったと、半分もらったということですね。なおかつ、今度は公社が解散するという大きな事情が出てきて、これを市が買い取ると。どっちにしても税金を投入するわけなんですけれども、そうすると、総額、私の計算間違いかもわからないですけど、原価計算からして、今回これ2億8,000幾ら、大体3億円ですね。金額は私仮定しているだけでわからないですよ。だから、合計8億円ぐらいかかってるというような計算にならないですかね、相殺も含めて。一応2億幾らはもらっているけれどもというふうな原価計算もできはしないですか。その点行政サイドの経費コストとしてどういうふうな考え方をされてますか。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) これまで私ども28年間賃貸してきた経過がございますけども、28年間の賃貸料、約1億6,900万円ほど収入として計上しております。ですから、今回2億8,636万円の契約になりますと、この合わせた額、これが総額収益としていただくというようなことになろうかなと思います。
◆6番(辻本宏君) その差し引き、差し引きという、もうその計算方法なんですけど、一応事業費から私計算していくと、要するに上乗せした金額で買い取るんじゃないかと、そこら辺ちょっと気になるような気がするんですけどね。先ほど、一つの算式を申し上げたんですけれども、どうですか。コストのかかり過ぎではないですか。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) 当時、先ほど言いましたように総事業費が約40億2,200万円、当時の工業用地の面積が10万9,300平方メートルございます。これを割りますと平米当たり3万6,700円、この単価が原価となってございます。今回の売り渡し価格、これは平米当たり3万5,166円ほどになりますもので、まだ原価を下回った価格で売り渡すということになります。
◆6番(辻本宏君) それ以上問いません。 以上です。
○議長(松本哲也君) 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) 公設市場は、これで全部になるのか、面積。
○議長(松本哲也君) 岡課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 開設当初に半分を広域圏で購入していただいておりますので、残りの部分が今回の購入ということになります。
◆11番(田花操君) 今の議論の、一期のときに埋め立てが終わっている土地の取り扱い、これは公社の経理のやり方がどうであったかいうのが私も、本来一期は一期で精算できてるところ、だから、そういう精算しておる土地の資産について、三十数年たてば、本来は類似土地の実勢価格で買い取るいうのが一般的やろうと思うし、ここの類似土地の単価いうのは幾らですか。
○議長(松本哲也君) 浮田
企業誘致対策課長。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) この保有原価、公社の保有原価につきましては、平成2年にこの面積が載った保有簿価、これで今日まで資産の価格として評価をしてございます。私どもの公社のほうの経理の要綱でいきますと、当然今議員がおっしゃったように、時価評価とどう整理するのかと、こういったことございます。その中で、経理要綱の中で、保有原価と実勢価格と著しい差が生じた場合は評価を見直せという基準がございます。その取り扱いの著しいというところ、これは市場価格と倍以上違った場合には評価を見直しなさいというような規定がございます。今のところ、まだ倍にはなってないというところで、これまでの評価を引き継いできてございます。
◆11番(田花操君) とにかく、一期のとき造成自体が借入金ですべて造成して、それがすべて当時一期のときに借金をして埋め立てて、それを返していると。今残っている土地は、簿価云々よりも、資産としてもうそれだけ公社の財産として残ってきたんであろうと私は理解するけど、それいつまでも簿価簿価いうのはどういう位置から、そうした一期の精算いうのはできてないということか。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) 今申しましたように、当然一期の簿価、これを現在引き継いでいるわけですけども、簿価の見直しについては、先ほど申し上げましたように、実勢価格と著しい差が生じた場合には評価をしなさいという基準がございます。今のところ、まだその著しい価格差がないということで、これまでの資産、これを引き継いだ価格になってございます。
◆11番(田花操君) 私が尋ねているのは、要するに簿価というよりも資産として、だから、負債として残ってるんじゃなしに、資産価値として残ってるから、それは当然その時代の実勢価格で売却せんと、一般やったら実勢価格でしか買うてくれらんやろ。だから、そういうところを三十数年たって、いまだにそういう話をしてる公社の経理に疑問を私は感じるし、だから、一期のときは借り入れすべて相当の借入金をして埋め立て造成して、それで返済して、その土地は、私は純資産として公社の、残っていると理解するし、この土地に対しては負債は一切あり得んのではないかというふうに思ったと。それが今言えば、簿価やどうのこうの言うて、まだこれに対して負債が公社の経理の中に残っているようなことを言いやるけど、そこは私はそうじゃないんじゃないかと。だから、この土地自体は、もう幾らであっても、売れさえすれば公社の純然たる資産であって、これに対する負債は当時はもう精算できとると理解してきた。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) ただいま議員おっしゃったように、この資産に対する借入金はございません。ただ、資産価値としては、これまでの保有原価のままでも資産価値はあるという判断を私どもしてます。
◆11番(田花操君) だから、公社の経営の中で資産としての評価は、それは公社なりにしてあげればええと思うけど、ただ、それを今度はそのときのその時代の売る価格を決めるときには、やっぱり基本は自由経済の中では実勢価格、今幾ら評価が出たあるかいうことに対して買う。そういうことをすると、親方日の丸で、結局は市にその分のツケを回すいうことになってくる。だから、私はこの11万円、これは坪で割ると11万6,000円何がしになる。あそこは坪11万6,000円になったあるんかどうか、今実勢、そこを私は言ってるんであって、結局はこういう公社のツケを少しでも市のほうへ肩がわりさせようとするようにしか見えんから。本来だったら、これ民間へ売るんだったら、今の基準の実勢でなかったら買うてくれんと思うで。競売にかけてもそれは、鑑定評価がそのときの、その土地の価格。それはもうそれで売っても、仮に赤字が出ても、それは赤字として、これはもう公社の中で認めていかざるを得ん問題、これだけの話やと私は思う。
○議長(松本哲也君) 亀井副市長。
◎副市長(亀井寿一郎君) 私のほうからお答えをさせてもらいます。 基本的には、公社の財産、資産として、これまで土地として保有してきたということです。今おっしゃっております、ここで現在の評価額で売却したというたときには、確かに赤字としては出るかもわかりません。その赤字の出た分というのは、今後公社が解散する中で新宮市が負担していかなければ、仮に赤字が出たとしても、それは新宮市が負担していく責任を負うということですので、結果的には、今安く市が買うたとしても、最終的には赤字額いうのは市が負担せんなんということになってこようかと思います。したがって、土地そのものの値段というのは、民間との売買の上では、そういうことというのは当然出てくるとは思いますが、公社の解散という大前提の前では、市がその責任を負うていくというのは当然のことというふうには思っております。
◆11番(田花操君) 私の言ってるのは、この土地造成に係る原価は、もう一期の時点で精算できてるから、その後三十数年管理する管理費用は当然、それは要ったであろうと思うけど、現実はもう公設市場いう施設が張りついて、そういうようになってきてる以上は、管理費も当然要らなんだであろうと思うし、そこを私は言っている。だから、50年に造成したときの単価が、これよりも逆転いやしくもしたとしても、今のこういう実勢の、経済の流れの中では、もうそういう話は通る時代ではないんではないかというふうに思うし、私はそういうように公社の土地の売り方についても、最終的にもうここまできて細かなことは言いたないけど、結局は大きな、すべて市民の負担に返っていくという、そこをやはり我々もっと重く受けとめて、市長以下我々も含めて、やっぱり市民に説明できるように今後努力していくべきやし、ただ、解散整理ばっかりを言うていくんじゃなしに、その前にやるべきことが私はたくさんあるであろうと思うし、やっぱり、そういうことを私はいつも自分自身肝に銘じておりますし、そういうことを、市長に、特に考えていただきたいという形で私は細かいことをあえて言わしていただきます。 以上です。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時57分
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△再開 午後1時00分
○議長(松本哲也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程13 議案第2号 平成24年度新宮市
一般会計予算
○議長(松本哲也君) 日程13、議案第2号、平成24年度新宮市
一般会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。
向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) (登壇) 長時間になるかと思いますが、よろしくお願いいたします。 ただいま議題となりました議案第2号、平成24年度新宮市
一般会計予算について御説明申し上げます。 それでは、予算書の1ページをお願いします。 平成24年度の新宮市
一般会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を153億2,844万2,000円に定めるものであります。予算の総額は、平成23年度の当初予算と比較して12億8,349万7,000円の減、率にして7.7%の減であります。 なお、台風12号災害に関連する予算は約10億円で、平成23年度から合計いたしますと約45億5,000万円となります。また、防災対策に関連する予算は、約4億8,900万円を計上いたしております。 次の第2条は、債務を負担できる事項、期間及び限度額の定めは第2表債務負担行為によるというものであります。 第3条は、起こすことができる地方債の内容は第3表地方債によるというものであります。 第4条は、一時借入金の最高額を10億円と定めるものであります。 また、第5条では、歳出予算の各項の金額を流用できる場合は、給料、職員手当等及び共済費のいわゆる人件費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用を定めるものであります。 それでは、内容について御説明申し上げます。 まず、初めに全款に係る給与費について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、244ページをお願いします。 給与費明細書のうち、1の特別職でありますが、長など2人の給料、期末手当及び共済費を含めて、合計で2,421万2,000円であります。 議員については、定数17名で、その報酬、期末手当並びに共済費を合わせて1億4,149万5,000円であります。 その他の特別職については、選挙の立会人、基幹統計調査員、消防団員など655名分の報酬で2,912万8,000円であります。 次に、2の一般職でありますが、(1)の総括で、職員数は315名で、特別会計からの受け入れにより、前年度より2名増となったものであります。 給料、職員手当の給与費と共済費を合わせて、総額で26億5,925万3,000円で、前年度より1億5,301万円の増であります。これは、主には定年退職予定者の増によるものであります。なお、職員手当の内訳は下段に記載のとおりであります。 また、245ページ以降、給料及び職員手当の増減額の明細、給料及び職員手当の状況について明細を記載しておりますので、御参照のほどお願いいたします。 以上が給与費の内訳であります。 続きまして、事項別明細書の歳出について、給与費関係を除きまして説明欄記載の主な事業について御説明申し上げます。 恐れ入りますが40ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目議会費でありますが、職員の人件費、議員報酬並びに常任委員会・特別委員会などの活動費と事務的な経費であります。 44ページをお願いします。 2款総務費、1項1目一般管理費では、主に庁舎管理経費や公用車の買いかえ、職員研修経費など経常的な経費であります。 49ページをお願いします。 本年度は、説明欄22の行政改革一般経費で、職員の人事評価制度導入のための経費を計上しております。 次の2目文書広報費は、例年「広報しんぐう」の発行を中心とする広報活動に要する経常的な経費であります。 50ページをお願いします。 3目財産管理費は、予算編成などの財務事務に係る経常的な経費であります。4目会計管理費は、財務会計システムのリース料及び保守管理経費が主なものであります。5目財産管理費は、庁舎の維持管理と普通財産の管理経費が主なもので、説明欄3の庁舎建設事業では、東日本大震災を受け、今後発生が予測される大規模地震に対し、防災拠点としての機能を備えた新庁舎建設に向けて、本年度は基本計画及び基本設計の策定を実施するものであります。また、2の庁舎建設基金積立金では、2億円の積み立てを予定しており、積み立て額は9億円となるものであります。 52ページをお願いします。 6目企画費、説明欄5の新宮市まちづくり市民活動補助金では、新宮らしいまちづくりにつながる事業などを実施する団体に対し助成しようとするものであります。6の新しい公共の場づくりのためのモデル事業補助金では、県の交付決定を受け、災害救助犬を活用した防災・減災のための啓発活動などに対し、NPO法人和歌山災害救助犬協会に助成するものであります。 55ページをお願いします。 9の総合計画策定関連経費では、総合計画の前期基本計画期間が本年度末であるため、平成25年度から5年間の後期基本計画を策定するものであります。11の災害復興計画策定関連経費では、台風12号災害からの早期復興と災害に強く安心して暮らせるまちづくりを推進するため、災害復興計画を策定するものであります。 次の7目自治振興費は、町内会の防犯灯設置・電気料補助金など自治会組織への助成、市の会館の維持管理費などに係る経常的な経費であります。説明欄1のバップアップ機能付LED防犯灯設置工事は、防災対策の一環として、市内の防犯灯を停電時バックアップ機能つきに取りかえるもので、本年度は300カ所を予定しております。 57ページをお願いします。 11の熊野川町集会所耐震精密診断では、本年度は、東・椋井・音川集会所の3カ所の耐震補強設計を行うものであります。 次の8目緑化推進事業費は、生け垣づくり、花壇づくりに対する緑化奨励補助金など、緑豊かなまちづくりを推進するための経費であります。 9目交通安全対策費は、交通指導員の活動経費や市民団体などの交通安全活動の支援に要する経常的な経費であります。 58ページをお願いします。 10目住居表示費は、丹鶴地区の住居表示に向けての準備経費であります。 11目電子計算費は、住民基本台帳や税務業務など基幹的な住民情報を扱う行政システム運用のための経常的な経費であります。 12目情報推進費は、国並びにすべての地方公共団体とのネットワークシステムの運用に係る経費やケーブルテレビの行政情報チャンネル使用料などが主な経費であります。 なお、説明欄1の総合行政ネットワーク構築事業では、防災対策として、災害時においても情報収集や情報提供できるよう、衛星を利用したインターネット回線を熊野川行政局へ整備する経費を計上しております。 60ページをお願いします。 13目行政局費は、主には熊野川行政局、熊野川開発センター、熊野川町定住促進住宅の維持管理などに係る経常的な経費であります。説明欄1の熊野川地域
医療センタータクシー運行事業では、熊野川町から
医療センターまでの利便性を図るため送迎を行うものであります。2の移住・交流推進事業では、熊野川町地域の振興と活性化のため、特産物などによる体験交流及び移住・定住促進、空き家・空き農地バンク制度の充実を図るものであります。 62ページをお願いします。 14目支所費は、主には三輪崎支所並びに高田支所の職員の人件費及び経常的な経費であります。説明欄1の高田地域
医療センター等患者送迎事業では、高田地域在住の予約のある患者を
医療センターもしくは熊野川診療所への送迎を行うものであります。 64ページをお願いします。 15目公平委員会費は、各種団体の負担金と委員3名に対する報酬など経常的な経費であります。 16目人権啓発費は、人権啓発推進事業として、教育及び啓発に係る研修会の開催並びに資料作成などの経費が主なものでありまして、67ページをお願いします。説明欄7の人権課題現況調査事業及び9の支え合いのふるさとづくり事業では、県の補助金を活用し、本年度から2カ年で人権課題の現況調査を実施するほか、地域の就労相談などニーズに合った活動を実践しようとするものであります。 次の17目恩給及び退職年金は、1名分の扶助料であります。 18目諸費は、説明欄記載の経常的な経費であります。 19目総務管理費台風12号災害対応経費は、熊野川行政局2階の事務用備品の購入や、熊野川町日足の応急仮設住宅18戸の維持管理などに要する経費であります。なお、説明欄3の熊野川行政局災害対応雇用創出事業では、県の緊急雇用創出事業を活用し、被災者支援関係の事務補助として臨時職員1名を雇用するものであります。 68ページをお願いします。 2項1目税務総務費は、各種団体等負担金や税務業務に係る職員の人件費など経常的な経費であります。 2目賦課徴収費は、市税の課税及び徴収に係る経費で、説明欄1の固定資産評価関連業務では、固定資産の評価更新業務を行うとともに、賦課計算、帳票印刷などを行うものであります。9の和歌山地方税回収機構負担金では、市町村単独では処理困難な大口滞納などの整理を共同事務処理するための負担金で、本年度は50件をお願いする予定であります。 72ページをお願いします。 3項1目戸籍住民基本台帳費は、主には戸籍・住民基本台帳並びに外国人登録事務などに要する電算機器の借上料や人件費などの経常的な経費であります。説明欄1の戸籍・住民基本台帳・外国人登録事務では、住民基本台帳法の改正に伴い、外国人登録事務が住基システムに組み込まれることからシステム改修に要する経費を計上しております。 74ページをお願いします。 4項1目選挙管理委員会費は、委員4人の報酬と職員の人件費など経常的な経費であります。 2目海区漁業調整委員会委員一般選挙費は、平成24年8月の任期満了に伴う和歌山海区漁業調整委員会委員一般選挙に要する費用であります。 78ページをお願いします。 5項1目防災費、説明欄3の防災行政無線デジタル化整備事業については、既存の防災行政無線のデジタル化整備を行うもので、平成25年度の工事着工を目指し、本年度は実施設計を予定しております。4の防災行政無線難聴対策事業は、防災行政無線放送の難聴対策として、音声配信サービスを新たに行うというものであります。5の自主防災活動支援事業補助金は、さらなる自主防災組織の設立促進や活動支援を図るため、予算を増額し、防災資機材の購入補助、また、防災士資格取得のための助成を行うものであります。7の防災訓練事業、8の防災講演会は、津波避難訓練を7月に、防災講演会を11月に予定するものであります。9の木造住宅耐震診断事業は、国県の補助制度を活用し、個人負担なしで耐震診断を実施するもので、本年度は20件増の50件の見込み計上であります。また、12の木造住宅耐震改修事業補助金では、耐震診断を実施した民間住宅のうち、耐震改修が必要となった住宅改修に対し、事業費の3分の2以内で、本年度は1棟当たりの限度額を30万円引き上げ、90万円を限度に県と市で助成するもので、5件分の計上であります。10の家具転倒防止器具取付事業は、予算を増額し、高齢者などへの被害軽減に努めるものであります。13の防災啓発事業は、広川町稲むらの火の館などへの見学による市民の防災意識の向上と住民参加型事業の展開を図るものであります。14の防災備蓄事業は、本年度は台風12号災害時に放出した備蓄米の補充及びトイレ関連の備蓄品を整備するものであります。 80ページをお願いします。 6項1目統計調査総務費は、統計事業実施に係る職員の人件費と経常的な事務費であります。 2目基幹統計調査費は、説明欄記載の六つの統計調査に係る経費の計上であります。 82ページをお願いします。 7項1目監査委員費は、委員2人の報酬と職員の人件費など経常的な経費であります。 84ページをお願いします。 3款民生費、1項1目社会福祉総務費は、主には
福祉センターの運営に係る指定管理などに要する経費や、
社会福祉協議会の人件費に対する補助金であります。説明欄9のボランティア市民活動センター補助金は、ボランティアと市民活動の情報ネットワークの確立や協働事業の促進などを支援するものであります。 86ページをお願いします。 2目障害者福祉費は、主には重度心身障害児者医療費の給付、そして、障害者自立支援法に基づく自立支援給付並びに地域生活支援事業、また、児童福祉法に基づく障害児通所支援事業であります。自立支援給付の事業としては、説明欄12の補装具給付事業、居宅介護として、訪問ヘルプサービスの支援などを行う、次の89ページの22の介護給付事業、グループホームや就労移行支援事業などを行う23の訓練等給付事業、医療費の扶助を行う、さらに次のページの91ページの37の自立支援医療であります。地域生活支援の事業としては、手話通訳者などの派遣を行う、戻っていただきまして89ページの18のコミュニケーション支援事業、相談や権利擁護の援助を行う25の相談支援事業、外出のための支援を行う26の移動支援事業、創作活動や生産活動の機会提供を行う27の地域活動支援センター事業、生活用具の給付や貸与を行う32の日常生活用具給付事業であります。障害児通所支援の事業といたしましては、本年度より児童発達支援や放課後デイサービスなどを支援する33の障害児通所支援事業などがあります。 90ページをお願いいたします。 3目老人福祉費は、高齢者の生きがい対策や生活支援などを実施するもので、説明欄10の緊急通報システム事業は、24時間体制の緊急通報装置を必要とする方への設置に係る経費であります。 要介護への予防策を行う事業として、恐れ入ります93ページの16の健康増進型デイサービス事業で、ピーアップ新宮へ、また、17の生きがい対応型デイサロン事業では、新熊野体験研修協会と熊野川園へ委託するものであります。22の在宅ねたきり高齢者訪問理髪サービス事業では、65歳以上の在宅の市民税非課税者で、要介護4及び5の寝たきり高齢者に対し、訪問理髪サービスを実施するものであります。25の老人措置費等では、南紀園ほか2施設に19名の入所措置を行うものであります。27の養護老人ホーム寿楽荘では、施設の耐震補強及びエレベーター設置工事を実施するものであります。 92ページ、4目老人医療費は、県2分の1補助事業として、67歳から69歳までの低所得者に対する医療費の助成であります。 94ページをお願いします。 5目老人ホーム費は、養護老人ホーム寿楽荘の運営に係る指定管理などに要する経費であります。 6目国民年金事務費は、国民年金の事務事業推進に係る経常的な経費であります。 7目隣保館費は、主には七つの隣保館の各種教室の開催と施設運営に係る経常的な経費であります。 96ページをお願いします。 8目国民健康保険事業費は、保険基盤の安定、出産育児一時金、人件費などに対する特別会計への繰出金であります。 9目老人保健医療事業費は、特別会計廃止前の医療費などに対する支払い分を計上するものであります。 10目後期高齢者医療費は、保険基盤安定制度及び療養給付費に対する一般会計負担分を特別会計に繰り出すものと、和歌山県後期高齢者医療広域連合への事務費負担金であります。 98ページをお願いします。 11目介護保険事業費は、特別会計の標準給付費見込み額の12.5%と、地域支援事業に係る繰り出し並びに職員給与費と事務経費分を繰り出すものであります。 100ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費は、主には児童の扶助に要する経費と子育て支援に係る事業費であります。児童の扶助に要する事業としては、小学校入学前の児童が対象の説明欄1の乳幼児医療費、中学校終了までの児童が対象の5の子ども手当で、子ども手当の対象者は3,495人を想定しております。6の児童扶養手当は、母子及び父子家庭の児童が対象で、受給者は平均474人を見込んでおります。子育て支援事業としては、8の放課後児童健全育成事業で、井の沢放課後児童クラブ及び子育てクラブパンダハウスで90名の学童保育を実施し、11の学童保育運営費補助金では、学童クラブ虹に対する補助金となっております。13の熊野川地域児童健全育成事業は、引き続き熊野川保健センターを利用して、子供たちの健全育成を図るものであります。9の家庭児童相談員関係経費、14の子育て支援センター運営費では、臨床心理士や保育士を配置し、子供の養育に関する相談など子育てに関する支援強化を図るものであります。 102ページをお願いします。 2目児童措置費は、主には私立保育所7園に対する児童措置運営費負担金・補助金と近隣町村への広域入所委託経費などであります。 3目母子福祉費は、主にはひとり親家庭に対する医療費扶助や母子家庭のお母さんに対し、就業支援として高等技能訓練促進費などを支給するものであります。 104ページをお願いします。 4目保育所費は、市立保育所5園の運営経費で、職員給与と臨時・嘱託の保育士賃金や賄い材料費などが主な経費であります。説明欄3の三津ノ保育所運営費は、保育所運営に対する保護者会への委託料であります。4の統合保育所建設事業は、大浜及び熊野地保育所の統合園を新設するための設計業務を委託するものであります。 106ページをお願いします。 5目児童館費は、中央児童館を含む5館の運営経費で、料理教室など各種教室の開催及びハイキングやクリスマス会など四季の行事の開催などを予定するものであります。 108ページをお願いします。 6目児童福祉費台風12号災害対応経費は、被災した高田保育所の砂場修繕や施設用備品などを購入する経費であります。 110ページをお願いします。 3項1目生活保護総務費は、適正な保護の実施を図るため、療養状況・扶養義務調査など現状把握に要する経常的な事務費であります。説明欄5のその他生活保護関連事業では、就労を再開できる環境を整えるため、就労支援嘱託職員を配置するものであります。 2目扶助費は、生活扶助費や医療扶助費など生活保護見込み額の計上であります。 114ページをお願いします。 4項1目災害救助費は、災害発生時の見舞金などの見込み計上であります。 2目災害救助費台風12号災害対応経費は、家屋が半壊または床上浸水し、住宅の確保ができない方を対象に、月額3万円を限度に最長12カ月間の家賃補助をするもので、50世帯の355月分の計上であります。 116ページをお願いします。 4款衛生費、1項1目保健衛生総務費は、主には母子保健、妊婦、乳幼児などの保健相談、健康診査事業などの推進で、本年度は助産師による新生児訪問などを予定しております。説明欄7の妊婦保健指導事業では、妊婦の健康診査費や一般不妊治療費の助成などを実施するもので、不妊に悩む御夫婦を支援するため、年額5万円の14組に対する助成を計上しております。 118ページをお願いします。 2目予防費は、予防接種法に基づく定期予防接種や、高齢者を対象としたインフルエンザワクチン、13歳から16歳を対象とした子宮頸がんワクチン、5歳未満を対象としたヒブワクチンや肺炎球菌ワクチン、また、水痘及びおたふく風邪ワクチン接種などの助成を行うものであります。 120ページをお願いします。 3目健康増進費は、健康増進法に基づく健康教育・健康相談や健康診査、また訪問指導による生活習慣病の予防と改善を行うものであります。説明欄4の健康診査事業では、各種がん検診などを実施するもので、本年度より20歳以上が対象の子宮がん検診及び40歳以上が対象の乳がん検診を毎年実施するものであります。 122ページをお願いします。 4目環境衛生費は、畜犬登録・狂犬病予防事務と環境保全対策に要する経費で、犬、猫の避妊・去勢手術費用に対する助成なども計上しております。 5目公害対策費は、水質検査などの公害対策と合併処理浄化槽設置整備事業補助金として、専用住宅浄化槽135基分を予定するものであります。 124ページをお願いします。 6目火葬場費は、紀南環境衛生施設事務組合清浄苑の運営費に係る負担金であります。 7目墓地管理費は、南谷墓地ほか市営墓地の維持管理に係る経費であります。 8目と畜場費は、特別会計の運営に係る収支不足見込み額を繰り出しするものであります。 9目簡易水道費は、特別会計の建設改良費や運営費などの収支不足見込み額を繰り出しするものであります。 10目上水道費は、水道庁舎建設の際に要した起債の元利償還金の2分の1を水道事業会計へ補助するものであります。 11目
医療センター費は、病院建設事業に係る起債の元利償還金などに対し、その一定割合を補助するものであります。 12目保健衛生費台風12号災害対応経費は、被災した熊野川歯科診療所を熊野川行政局4階に移設して開設するため、改修経費や医療機器の購入などを計上するものであります。 127ページをお願いします。 説明欄2の熊野川保健センター整備事業では、復旧に係る施設用備品などを購入する経費であります。 128ページをお願いします。 2項1目清掃総務費、説明欄2のアダプト・プログラムは、公共施設の美化里親制度で、提供する道具の購入やボランティア保険への加入、サインボードの設置などに要する経費であります。5の財団法人紀南環境整備公社運営費補助金は、県が主体となって広域最終処分場の整備を進める公社への運営費助成金であります。 2目塵芥処理費は、ごみの収集及び処理に要する経費で、説明欄1のごみ収集経費は、家庭ごみの戸別収集と不法投棄ごみの撤収に要する経費であります。2のクリーンセンター維持管理費は、クリーンセンターの炉の運転管理と施設の維持運営に要する経費で、本年度は例年の点検補修費とは別に、バグフィルター及び空気圧縮機を更新する予定であります。また、災害時の対応として、非常用発電機の予備燃料タンクの設置も予定しております。 131ページをお願いします。 説明欄3の資源物等処理経費は、不燃物の処理経費と焼却灰処理や粗大ごみの運搬経費が主なものであります。 3目し尿処理費は、紀南環境衛生施設事務組合南清園に対する維持運営費などの負担金であります。 132ページをお願いします。 4目産業廃棄物処理事業費は、産業廃棄物処理場休止に伴い、廃止までの間の水質検査など維持管理に要する経費であります。 5目ごみ減量推進費は、市内160カ所のエコ広場の維持運営に係る経費及びエコ広場で分別された資源物の収集などに要する経費と、指定ごみ袋購入経費などが主なものであります。また、引き続きごみ分別や排出ができない高齢者の方などを対象としたふれ愛収集を実施するものであります。 134ページをお願いします。 5款労働費、1項1目労働諸費は、労働者対策に対する経費で、主には中小企業勤労者生活資金の貸し付け及び職業訓練センターの指定管理などに要する経費であります。 136ページをお願いします。 6款農林水産業費、1項1目農業委員会費は、農用地の確保や有効利用を図るための農業委員会の活動に要する経常的な経費であります。 2目農業総務費は、各種団体などの負担金と職員の人件費並びに経常的な経費であります。 138ページをお願いします。 3目農業振興費は、主に説明欄4の野生鳥獣被害防止事業で、野生鳥獣の捕獲手数料として猿220頭、イノシシ40頭、シカ140頭分を見込み計上しております。 4目農地費は、主には農業用の用水路、排水路、農地などを維持改良するための経費で、説明欄3の山村地域生活関連道路設置補助金は、山村地域の私道整備に対し補助するもので、3件分の計上であります。 5目地籍調査費は、説明欄3の地籍調査事業費で、佐野字市梨・山田の0.52キロ平方メートル、西敷屋字坊田・垣内の0.33キロ平方メートルについて地籍調査実施のための調査測量を行うものであります。 140ページをお願いします。 6目中山間地域施設費、説明欄2のグリーンランド施設管理費は、高田グリーンランド施設の維持修繕と指定管理などに要する経費であります。4の飲料水施設管理費は、高田地区4施設と熊野川地区8施設の飲料水供給に係る給水戸数319戸の管理経費であります。 144ページをお願いします。 2項1目林業総務費は、各種団体の負担金や事務的経費の計上であります。 2目林業振興費は、林業従事者の就労改善を目的とする助成や森林作業道の開設に対する助成を行うもので、本年度は熊野川地区2路線、総延長5,000メートルの森林作業道の整備に対し補助するものであります。 3目天台烏薬推進事業費は、天台烏薬の苗木育成や圃場の管理、摘み取り作業と徐福茶パック作成に要する経費であります。なお、試験的に進めていました茶畑仕様の最終段階として、機械葉摘みを実施するものであります。 4目林道管理費は、林道の維持修繕経費であります。 146ページをお願いします。 5目林道新設改良費、説明欄1の林道上地平瀬線開設事業は、熊野川町能城山本から赤木をつなぐ林道で、平成23年度から工事着工し、本年度は延長225メートルの区間を開設するものであります。 6目市有林管理費は、下刈りや枝打ち、支障木伐採などの市有林管理に係る経費であります。 148ページをお願いします。 3項1目水産業総務費は、職員の人件費と経常的な事務費であります。 2目水産業振興費は、主に三輪崎漁業協同組合が実施するイセエビ、アワビなどの放流事業に対する補助や熊野川漁業協同組合が実施する稚鮎などの放流事業への補助金であります。3目漁港管理費は、漁港施設や交流施設の維持管理費及び海水浴場管理に要する経費が中心であります。 150ページをお願いします。 4目漁港建設費は、漁港の整備や海岸保全施設の維持管理に要する経費であります。 152ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費、説明欄4の新宮市商工業活性化資金利子補給では、中小企業者の負担軽減のための利子補給制度、5の新宮市商店街空店舗対策では、商店街の空き店舗対策補助を、7のプレミアム付共通商品券発行事業では、商工会議所が発行する10%のプレミアム付共通商品券発行への補助を、15の行政バス関係経費は、交通不便地域、交通空白地域の解消を図るため、熊野川町畝畑線、嶋津線、大山東線及び口高田線において行政バスを運行するものであります。 155ページをお願いします。 16の敷屋地区送迎タクシー運行事業は、被災による地すべりの危険性から、市道東敷屋小津賀線が通行どめとなり、路線バスのルート変更がされたことに伴い、篠尾及び敷屋地内の住民の公共交通手段を確保するため、対象となるバス停間、発電所前から高津橋までの送迎を行うものであります。 2目企業誘致対策費は、誘致活動に必要な旅費や企業誘致パンフレットの作成などに要する経費が中心で、引き続き新宮港第二期工業用地への立地動向などの調査研究を行います。 3目観光費は、主には観光関連施設の維持管理経費であります。説明欄1の熊野川川舟運航事業補助金は、財団法人熊野川町ふれあい公社への川舟運航事業を支援するための補助金であります。 157ページをお願いします。 説明欄4の新宮市の魅力ある観光力アップ事業負担金は、地域の魅力発信のための観光プロモーションやメディア・旅行会社などへの売り込み、スポーツ合宿の誘致など、観光客の誘客促進を図るものであります。 159ページをお願いします。 説明欄16の災害復興・第50回記念新宮花火大会は、第50回という節目を迎え、予算を増額し、災害復興記念となる充実した花火大会を実施するものであります。 4目公設地方卸売市場費は、新宮広域圏公設地方卸売市場事業特別会計の運営費などに対する繰出金であります。 5目商工費台風12号災害対応経費は、被災した中小企業者の再建支援のため、国や県関連の融資制度を利用した方に対して、利子補給率1.3%以内、年間30万円を限度額として3年間の利子補給を行うものであります。 160ページをお願いします。 8款土木費、1項1目土木総務費は、職員人件費のほかは法定外公共物の管理業務などの経常的な経費であります。なお、説明欄2の津波避難施設候補地地質調査事業については、津波避難施設建設の際に必要となる地質調査を実施するもので、王子団地内3カ所、あけぼの公園1カ所、佐野地区2カ所の計6カ所のボーリング調査を行う予定であります。 162ページをお願いします。 2目用地費は、用地購入事業に係る事務的な経費であります。 164ページをお願いします。 2項1目道路橋りょう総務費は、道路の整備促進に要する経常経費であります。なお、説明欄2の私道工事補助金は、4件の見込み計上であります。 2目道路維持費は、市道全体の維持修繕費の計上であります。 3目道路新設改良費は、市道の新設改良や舗装工事、用地購入を予定するもので、説明欄1の高田三津野線道路改良工事は、口高田方面入り口付近の道路で、延長45メートルの拡幅を、2の下地船山線外1線舗装工事は、スーパーセンターから木ノ川に向けての道路で、延長360メートルの整備を、3の天王谷線排水施設整備工事は、南檜杖会館前を通る道路で、延長45メートルの排水整備を、恐れ入ります167ページをお願いします。説明欄4の南丸山2号線道路舗装工事は、市営住宅下田団地前からジャスコ前第一下田橋までの市田川沿いの道路で、延長530メートルの整備を、5の津波対策道路概略設計業務は、大浜堤防も兼ねた防災道路を計画するための基礎調査を行うもので、次の6及び7の日足地区及び王子地区避難路調査業務については、避難路整備のための事前調査を行うものであります。 4目橋りょう維持費は、維持修繕を除き第一王子橋の補強工事及び市梨橋の補強設計業務を行うものであります。 5目交通安全対策事業費は、路肩改良や道路区画線の設置、道路照明灯の設置のほか、説明欄4の松山2号線歩道設置工事では、都市計画道路広角王子ヶ浜線の開通に伴い、松山団地取りつけ道路の関係から交通量の増加が見込まれるため、視距改良及び歩道設置を実施するものであります。 169ページをお願いします。 説明欄6の田鶴原橋歩道拡幅工事及び7の池田町第一王子橋線歩道設置工事は、蓬莱・王子小学校の統合に伴い、通学路の安全対策として田鶴原橋及び池田町第一王子橋に歩道を新設するものであります。6目駐車場管理費は、放置自転車の撤去処分など新宮駅東駐輪場及び西駐輪場の維持管理に要する経費であります。 170ページをお願いします。 3項1目河川総務費は、河川の維持修繕や市田川排水機場操作業務などの管理経費が主なものであります。 172ページをお願いします。 4項1目港湾管理費、説明欄1の港湾施設管理業務については、黒潮公園と荷さばき地施設の管理、また県から移譲された岸壁、荷さばき地及び船舶給水施設の管理に要する経費で、2の新宮港保安対策事業負担金は、外航船入港時の警備及び監視に要する負担金であります。4の熊野灘沖の秘密を探るシンポジウム開催は、地球深部探査船「ちきゅう」が熊野灘沖で実施する掘削調査の研究成果及び最新情報など海洋科学についてのシンポジウムを開催するものであります。 174ページをお願いします。 5項1目都市計画総務費は、地形図の作成、都市計画審議会に要する経費など経常的な事務経費であります。 2目街路事業費、説明欄1の上本町磐盾線道路改築事業については、平成25年12月までの計画で、本年度も引き続き登坂橋かけかえ工事の委託、用地購入と物件移転補償1件を計上するものであります。2の上本町磐盾線電線共同溝事業では、国道42号から熊野速玉大社までの市道約160メートルについて、電線類の地中化に伴う測量調査を行うものであります。 176ページをお願いします。 3目都市下水路費は、都市下水路改修と維持修繕並びに12カ所の水中ポンプ運転に要する経費などであります。説明欄4の川原田排水区下水路整備工事は、光洋中学校の東側の道路で、延長33メートルの下水路にふたをするものであります。 4目公園費は、都市公園の清掃や維持修繕費が経費の主なものであります。説明欄3の松山公園整備事業は、松山公園内の自然法面50平方メートルをブロック積みにより保護するものであります。 178ページをお願いします。 6項1目住宅管理費は、市営住宅の維持修繕と管理経費が主なものであります。説明欄2の市営住宅維持修繕管理費は、南丸山団地15戸の景観改善工事を予定しております。5の市営住宅長寿命化計画策定事業は、国土交通省の指針に基づき、公営住宅の長寿命化を図る計画を策定するものであります。6の和歌山県
住宅新築資金貸付金等回収管理組合は、県下8市町村で設立した債権の管理回収を行う一部事務組合に対する分担金であります。 180ページをお願いします。 9款消防費、1項1目常備消防費、説明欄2の消防職員教育事業は、救急救命士に関する教育、また消防大学校、県の消防学校での専科教育救助課程などの受講を予定するものであります。そのほかの事業は救急活動や県の防災ヘリコプター運航に係る負担金など常備消防に係る経常的な経費であります。 182ページをお願いします。 2目非常備消防費は、消防団員347人の報酬と火災出動の際の出動報酬、消防団の運営や訓練などに係る事業であります。 184ページをお願いします。 3目消防施設費では、次の187ページをお願いします。 説明欄6の消防団ポンプ自動車更新整備事業で、平成4年度整備の佐野分団ポンプ自動車の更新を行うものであります。7の和歌山県消防救急デジタル無線整備では、県域全体を一つのシステムとして各市町村が共同で消防救急無線のデジタル化を図るもので、本年度は基本設計及び実施設計の予定であります。8の自家給油施設整備事業では、災害時における活動車両の燃料確保のため、熊野川行政局敷地内に自家用給油取扱所を整備するものであります。9の消防緊急通信指令システム更新事業では、平成10年度整備の消防緊急通信指令システムが保守部品の製造中止など経年化による保守対応が非常に困難な状況であることから、新たなシステムに更新するものであります。 4目水防費は、消防団の水防活動に要する経常経費と市田川などの各樋門操作経費であります。 5目消防費台風12号災害対応経費は、被災した熊野川消防出張所の活動車両1台を購入するものであります。
○議長(松本哲也君) 説明中でありますが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午後1時54分
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△再開 午後2時07分
○議長(松本哲也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 説明を続行願います。
向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) (登壇) それでは、188ページをお願いいたします。 10款教育費、1項1目教育委員会費は、教育委員4人の報酬と経常的な経費であります。 2目事務局費、説明欄9の教育活動支援プログラム事業では、少人数学習や習熟度別学習の推進と発達障害児童・生徒のサポート体制や保健室登校児童・生徒の支援を行うとともに、中学校における不登校、いじめの未然防止、生徒指導などの充実を図るものであります。 次の191ページをお願いします。 説明欄13の適応指導教室運営費では、平成23年度終了の問題を抱える子供たちの自立支援事業を変更して実施するものであります。17の防災講演会開催経費は、群馬大学広域首都圏防災研究センター長、片田教授を講師に迎え、地震災害時に備えた心構えなど防災講演会の開催を予定するものであります。そのほかの事業では、総合的学習の推進や、学力推進のサポート事業、熊野川小学校と中学校のスクールバスの運行などを行うものであります。 192ページをお願いします。 3目育英奨学事業費、説明欄1の育英奨学補助金では、経済的理由で高校や大学などへ進学困難な子供に対し、奨学金を支給するもので、支給対象者は69名の予定であります。2の育英奨学基金積立金では、これまで貸し付けた奨学金の24年度の返還金を原資に基金への積み立てを行うものであります。 194ページをお願いします。 2項1目学校管理費は、主には小学校6校の維持、運営に係る経費であります。説明欄1の王子小学校学童農園整備事業では、統合校建設に伴い、王子小学校内の学童農園を移設するため、用地購入費と物件移転補償金を計上するとともに、購入する用地の一部を地域の避難路拡幅用地として有効活用するものであります。 2目教育振興費は、理科教材や図書、その他教育教材の購入及び学用品費などの就学奨励援助費が主なものであります。 196ページをお願いします。 3目学校給食費は、小学校6校の給食に係る嘱託栄養士及び調理員、臨時調理員の賃金のほか、給食に係る経常的経費が中心であります。説明欄5の小学校給食費補助金は、児童の給食費を月額1,000円を上限として補助するもので、児童数は1,590人の見込みであります。 4目学校整備費は、説明欄1の千穂・丹鶴小学校統合校建設事業として、神倉側の外構工事及び運動場整備工事を予定しております。2の蓬莱・王子小学校統合校建設事業では、平成25年4月の開校に向け、校舎整備を進めるとともに、本年度は太陽光発電の整備、プール改修工事及び運動場整備工事などを予定しております。 198ページをお願いします。 3項1目学校管理費は、中学校5校の維持、運営に係る経費であります。8の外国語指導助手招致事業では、2名の賃金及び赴任旅費などの経費であります。 2目教育振興費は、理科教材や図書、その他教育教材の購入及び学用品費などの就学奨励援助費が主なものであります。 200ページをお願いします。 3目学校給食費は、熊野川中学校の学校給食配送に係る経常的な経費であります。 説明欄2の中学校給食モデル事業では、緑丘中学校で二学期から親子給食の実施に向け整備を進めるものであります。 202ページをお願いします。 4項1目幼稚園費は、いずれの事業も幼稚園3園の維持運営に要する経費で、修繕料や園児用備品と人件費などの経常的費用であります。 2目幼稚園給食費は、千穂・丹鶴統合幼稚園及び高田小学校の給食を実施するため、必要な嘱託栄養士、調理員の賃金のほか、給食に係る運営経費を計上するものであります。なお、調理場は、丹鶴小学校の給食調理場を利用するものであります。 204ページをお願いします。 3目幼稚園整備費は、平成24年6月の開園に向けて、千穂・丹鶴統合幼稚園の外構などの整備工事を予定するものであります。 206ページをお願いします。 5項1目社会教育総務費、説明欄1の土と水と緑の学校開催では、毎年度高田地域を中心に開催するもので、姉妹都市である名取市の子供たちを招待するために要する経費も計上しております。3から7までの事業については、各種生涯学習講座の開催で、6の新宮市民大学開催では、明治大学と連携し、公開講座の開催を予定するものであります。8の共育コミュニティ推進事業では、地域が連携して、地域共育コーディネーターと学校支援ボランティアの協力により、清掃活動や登下校の見守り隊など各学校が必要とする取り組みを支援するものであります。 208ページをお願いします。 2目文化振興費は、市展や県展、市民音楽祭や伝統芸能大会の開催、また説明欄5の熊野芸術文化セミナー開催では、東京の文化学院と連携して、市民などを対象としたセミナー及び小中学生の絵画作品展を開催するものであります。7の中上健次没後20年記念事業では、名誉市民で芥川賞作家の中上氏が、本年度で逝去後20年を迎えることを記念し、講演会を開催するものであります。 3目文化財保護費は、文化財の保存調査などを行うもので、2の世界文化遺産関連事業では、本年度は世界遺産登録8周年を迎える中、啓発用グッズの作成や講演会を開催するものであります。 次の211ページをお願いします。 説明欄5の熊野学研究事業及び7の熊野学推進費は、熊野学の研究と情報発信を行うもので、熊野学サミットを新宮で、熊野学フォーラムを首都圏で開催するものであります。6の新宮城跡整備事業では、文化庁の補助を受けて、新宮城跡の本丸、天守台の整備に着手し、天守台石垣の復元のための調査設計を行うものであります。 次の213ページをお願いします。 説明欄9の第3回附家老サミットは、台風12号災害により中止したもので、田辺市との共同開催により、徳川御三家であった自治体の相互交流のため開催されるものであります。14の西村記念館保存調査事業では、旧西村家住宅の保存管理を行うための保存活用計画を策定するものであります。 4目
佐藤春夫記念館費は、記念館の管理運営に係る経常的な経費であります。 5目歴史民俗資料館費では、資料館の管理運営費のほか、市指定文化財の御正体について、重要文化財を目指すための基礎調査を実施するものであります。 214ページをお願いします。 6目公民館費は、公民館の本館事業で、絵画教室などの公民館講座の開催や親善スポーツ大会を実施し、公民分館事業では、7分館の自主的な事業を支援するものであります。 7目市民会館費は、主には会館運営に必要な維持管理に要する経費であります。 説明欄1の災害復興・心の癒し芸術文化鑑賞事業では、災害復興に向け、心のいやしとなるよう、演奏会や舞台演劇などを行うものであります。 216ページをお願いします。 8目図書館費は、図書の購入や資料整理など一般的な図書館の管理運営経費の計上であります。 次の219ページお願いします。 説明欄5の読書活動推進事業では、「おはなしかい」の開催など、読書に対する啓発を行うもので、秋の読書週間行事では、文学散歩地図を作成し、配布する予定であります。 9目人権教育推進費は、子ども会活動を支援し、人権意識の高揚や自発的な学習の支援などを行うもので、5の人権教育総合推進事業、恐れ入ります、次の221ページをお願いします、また説明欄6の地域青少年自主学習活動支援事業は、地域内における児童生徒の学力向上と生活習慣の確立や支援体制を構築するとともに、地域の教育力の向上を図るものであります。 10目教育集会所費は、春日、松山教育集会所の管理運営に係る経費であります。 11目少年相談センター費は、補導協力委員の方々の協力を得て運営する相談事業などに係る経常的な経費が中心であります。 222ページをお願いします。 12目勤労青少年ホーム費は、施設の維持運営に係る経常的な経費であります。なお、本年度は、施設の耐震補強設計を実施するものであります。 13目青少年健全育成費は、スポーツ大会開催などへの助成や、指導者の育成事業を行うものであります。 224ページをお願いします。 6項1目保健体育総務費は、主に各種スポーツ団体への補助金、負担金などと経常的な経費であります。 2目体育施設費は、経常的な各体育施設などの維持管理並びに運営に係る経費であります。 飛びまして、228ページをお願いします。 3目スポーツ振興事業費は、主に市民の健康づくり教室と駅伝など各種競技大会の開催に要する経費であります。本年度は、説明欄1の新宮市歩け歩け教室が40周年を迎え、記念事業として登山旅行の実施を、2の世界少年野球大会開催では、王貞治氏とハンク・アーロン氏が提唱した大会で、本年度新宮市を初め、近隣市町村で開催される予定であります。 次の231ページをお願いします。 説明欄8の新宮市ジュニアベースボール交流大会では、台風12号災害により中止したもので、全国レベルの強豪校を新宮市に招聘し、地元中学校野球部との交流大会を開催するものであります。9の災害復興・新宮ハーフマラソン大会では、災害からの復興に向けて、市民の体力向上と健康増進及び市外からの参加者の誘致によるハーフマラソン大会を那智勝浦新宮道路で開催し、あわせて地域振興を図るものであります。 4目保健体育費台風12号災害対応経費は、被災したカヌートラック1台及びB&G海洋センター送迎用バス1台を購入するものであります。 232ページをお願いします。 11款災害復旧費、1項1目農地災害復旧費、説明欄1の農地災害関連単独事業では、国庫補助事業の採択を得られなかった農地、三輪崎地区ほか8カ所の復旧を行うもので、2の日足地区農地から7の里高田地区農地までの6地区の農地総面積19.1ヘクタールの復旧工事を実施するものであります。 2目農業用施設災害復旧費では、国庫補助事業の採択を得られなかった農道など、日足地区ほか8カ所の復旧を行うものであります。 説明欄2の営農再開緊急支援事業では、被災した農業用ハウスを復旧する農家に対し、営農再開を支援するため事業費の3分の2を助成するものであります。 3目中山間施設災害復旧費では、天台烏薬の育成畑5,000平方メートルの災害復旧を行うものであります。 4目林道施設災害復旧費では、説明欄1の林道ホイホイ坂線から、恐れ入ります次の235ページをお願いします、説明欄4の林道上檜杖線までの4路線で、路肩欠損、法面崩壊など総延長451メートルの復旧工事を、5の林道高田線は、道路崩壊など延長747メートルの復旧工事を、6の林道災害単独では、国庫補助事業の採択を得られなかった林道高田線ほか6カ所の復旧修繕を、7の作業道高森桑ノ木線では8カ所の、8の作業道高山線では1カ所の市管理作業道の復旧修繕を、9の森林管理作業路では約5,000メートルにわたり復旧修繕を行うものであります。 236ページをお願いします。 2項1目道路橋りょう災害復旧費では、1の西敷屋篠尾線道路では、総延長90メートルにわたる法面崩壊など4カ所の復旧工事を23、24年度の2カ年で実施するもので、主にモルタル吹きつけ及び落石防護網を設置するもので、2の西高田線崩土排除では、隣接する高田川の断面を阻害している土砂などを排除するものであります。3の東敷屋小津荷線道路では、延長130メートルにわたる地すべり防止対策を平成23年度から25年度の3カ年で実施するもので、主には切り土4万7,000立米、180本のアンカー工、水抜きボーリングなどを実施するものであります。 2目河川災害復旧費では、岩の谷川河川の決壊した護岸及び河床洗掘など総延長552メートルにわたる復旧工事を平成23、24年度の2カ年で実施するもので、主にブロック積み工や敷張りコンクリート工を実施するものであります。 238ページをお願いします。 3項1目その他公共施設・公用施設災害復旧費、説明欄1の防火用水タンクでは、熊野川町田長及び九重地区への10トン型タンク3基の設置と、2の熊野川地区消防分団施設では、熊野川第3分団施設木造平屋建て58平方メートルの復旧に要する経費であります。3の会館・集会所では、木ノ川及び南檜杖会館、熊野川町の神丸、山本、日足多目的、九重及び敷屋中央の集会所施設の復旧修繕に係る経費であります。4の旧九重小学校解体では、木造平屋建て校舎など延床面積360平方メートルの解体工事を、5の旧縫製工場では、ヤマト運輸に貸し付けておりますトイレや1階部分160平方メートルの復旧に要する経費であります。6の新宮市交流促進施設さつきでは、温浴施設に係る部分の再開に向けて設計管理業務の委託を、7の観光施設では、日本の滝百選の桑ノ木の滝や、内鹿野渓谷の遊歩道の復旧修繕を行うものであります。8の木ノ川字立石法定外水路では、崩壊した法定外水路延長100メートルの災害復旧を実施するものであります。 240ページをお願いします。 12款公債費でありますが、1項1目の元金は、財政融資資金・簡易保険局など、長期債の償還元金327件であります。 2目利子は、1目と同様、財政融資資金などからの長期債に係る利子382件分と一時借入金に係る支払利息の見込み計上であります。 242ページをお願いします。 13款1項1目は、予備費として500万円の計上であります。 以上が歳出であります。 続きまして、歳入でありますが、初めに戻りまして12ページをお願いいたします。 2歳入、1款市税は、総額で30億9,160万6,000円で、前年度比1.1%の減であります。 1項1目個人市民税は、台風12号災害による減少と年少扶養控除の廃止などに伴う増収により0.2%の減収に、2目法人税は、収入見込みなどを勘案し、1.5%の減収に見込み計上をしております。 2項1目固定資産税は、台風12号災害及び評価替えなどの影響を考慮し、前年度より4,220万5,000円、2.7%の減であります。 3項1目軽自動車税は、23年度の収入見込みなどを勘案し、4.1%増の見込み計上であります。 14ページをお願いします。 4項1目市たばこ税も、23年度の収入見込みなどを勘案し、7.5%増の見込み計上であります。 5項1目入湯税については、台風12号災害による熊野川温泉さつきの休業により、45.9%減の見込み計上であります。 2款地方譲与税、1項1目地方揮発油譲与税、2項1目自動車重量譲与税は前年度並み、3項1目特別とん譲与税については、実績見込みにより、100万円減の500万円の見込み計上であります。 3款利子割交付金は、地方財政計画と実績見込みにより、300万円減の1,300万円の見込み計上であります。 4款配当割交付金、恐れ入ります、次の16ページをお願いします。5款株式等譲渡所得割交付金、6款地方消費税交付金及び7款自動車取得税交付金についても、地方財政計画と実績見込みにより、それぞれ記載の金額を見込み計上しております。 8款地方特例交付金は、国の制度改正により、住宅借入金等特別税額控除による個人住民税の減収補てん分の措置となり、前年度比4,800万円減の900万円の見込み計上であります。 9款地方交付税は、地方財政計画では、地方の財源不足の状況を踏まえた別枠加算など0.5%増と、前年度規模の額が確保されてはおりますが、交付決定額の減少なども勘案し、説明欄記載のとおり、普通交付税は2.2%減の48億5,000万円を見込んでおります。一方、特別交付税は、災害などの特殊要因に対して交付されるという性格などから、台風12号災害関連経費分を見込み、1億6,000万円増と見積もり、全体では0.9%増の59億1,000万円の計上であります。 10款交通安全対策特別交付金は、前年度より3.8%減の583万4,000円の見込み計上であります。 11款分担金及び負担金は、総額でほぼ前年度並みで0.4%の減であります。 18ページをお願いします。 12款使用料及び手数料は、総額で1.0%の増を見込んでおり、その内訳は、1項1目総務使用料から、飛びまして、22ページの2項5目消防手数料まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 22ページ、13款国庫支出金は、台風12号災害復旧費関係で、国庫負担金が皆増するも、教育費関係の小学校統合校建設の完了などで大幅減となり、全体では2億3,085万6,000円、9.0%の減となっております。そのほかの内訳は、1項1目民生費国庫負担金から、飛びまして、26ページの3項3目土木費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 26ページ、14款県支出金は、総額で2億211万4,000円、18.8%の減となっており、要因は林道新設改良費に係る交付金及び商工費の緊急雇用創出事業の補助金が減となったものであります。そのほかの内訳は、1項1目民生費県負担金から、飛びまして、30ページの3項1目総務費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 30ページ、15款財産収入は、飛びまして、32ページの2項4目有価証券売り払い収入まで、その内訳については説明欄記載のとおりであります。 32ページ、16款寄附金は、いずれも目の設定であります。 17款繰入金は、総額で516万円、11.7%の減であります。 2項1目基金繰入金、説明欄1の地域振興基金繰入金は、平成22年度で受け入れた交付金を福祉相談支援事業及び図書館環境整備事業へ充当するため取り崩すもので、その下の2の育英奨学基金繰入金は、育英奨学金制度の財源の一部として繰り入れを予定するものであります。 次の18款繰越金は、目の設定であります。 19款諸収入は、総額で3,237万6,000円、25.7%の減であります。飛びまして、次の34ページの4項雑入まで、諸収入は、いずれも説明欄記載のとおりであります。 36ページをお願いします。 20款市債は、1項1目総務債から38ページの10目臨時財政対策債まで、事業債の名称並びに充当率は、説明欄記載のとおりであります。市債の総額は、20億2,320万円、このうち、各事業に充当した災害関係が、総額で4億2,050万円、過疎対策債が総額で6億5,600万円であります。合併特例債については、7目消防債の消防施設整備事業債の2億1,370万円を予定しておりまして、残りの発行可能見込み額は、52億1,770万円であります。 以上が歳入の内訳であります。 恐れ入りますが、戻っていただきまして、6ページをお願いします。 第2表債務負担行為でありますが、一つ目は上本町磐盾線道路改築事業・登坂橋架替工事委託料で、台風12号の影響などにより、橋撤去への事業着手がおくれ、工期が延長となったため、JR西日本に委託する登坂橋のかけかえ工事の設定期間を平成25年度まで1年間延長するものであります。二つ目は、新宮市土地開発公社が借り入れる事業資金の債務保証であります。期間及び限度額は記載のとおりであります。 次に、7ページをお願いします。 第3表地方債でありますが、退職手当債ほか20件で、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、記載のとおりであります。なお、限度額の合計については、20億2,320万円であります。 以上、簡単でありますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。質疑については、これを分割して行います。 まず、第1条歳入歳出予算からこれを行います。 歳出1款、議会費40ページから2款総務費83ページまでの質疑を行います。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 55ページのバックアップ機能付LED防犯灯なんですけれども、この間、大王地、避難所のほうは、このLEDにはならないという声があったんですけれども、以前まで、災害のときであったりする避難所には、バックアップつきのLEDは設置しないんですか。
○議長(松本哲也君) 中地次長。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) この事業につきましては、あくまでも、現在あります防犯灯の取りかえということでございますので、避難所に設置するというふうな事業ではございません。
◆5番(並河哲次君) 目的としては、バックアップ機能つきということで、緊急時が大きいと思うんですけども、実際に避難所であったりというところにも含めて考えるということはできないんですか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) 当然、今議員がおっしゃたようなことも考えていかなければいけないとは考えてございますけども、今回の場合は、避難所へ、まず行くための経路の確保として、このようなバックアップつきのLEDをつけさせていただくというふうなことでございます。
◆5番(並河哲次君) 次、59ページなんですけども、住居表示費、住居表示の更新に伴って、例えば、そこにその場所の標高等を表示するというようなことは考えられないでしょうか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) この事業は、あくまでも新しく住居表示をつけたり、これまでもつけております住居表示に対する経費でございますので、住居表示に標高をつけるとかそういった事業では、ここには入ってはきませんので、よろしくお願いいたします。
◆5番(並河哲次君) 73ページの戸籍住民基本台帳費のほうなんですけども、外国人の方は、新宮市にも結構おられると思うんですけども、何人ぐらいおられて、例えば、その外国人の方に災害のときに避難の情報であったりということを発信することはどのように考えておられますでしょうか。
○議長(松本哲也君) 森本市民窓口課長。
◎市民窓口課長(森本邦弘君) 外国人登録でございますけども、24年2月末現在で約177人でございます。 避難時の連絡については、特に方法等は今のところ考えておりません。
○議長(松本哲也君) 16番、杉原議員。
◆16番(杉原弘規君) 51ページの庁舎建設基金積立金2億円ということなんですが、これまでに9億円積み立てていると、こういうことを説明されたんですが、ここの庁舎、どの程度耐震性がないんですか。ちょっと、危ない、危ないという話は聞いてるんですよ。そやけど危ないというのは、どこにでも危ないということが通じるんで、その中身がわからん。
○議長(松本哲也君) 上路総務部次長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) まず、この本庁について申し上げますと、平成8年に耐震診断を実施いたしましたが、Is値といいまして、その数値で耐震性を表示するわけなんですけども、この本庁は、一番低いところでは0.21の数字でございます。 このIs値につきましては、0.3未満の数値でございますと、震度6から7の地震に対しましては、倒壊または崩壊の危険性が高いという結果になってございます。この数値が0.3以上0.6未満の場合は、倒壊または崩壊の危険性がある。0.6以上の場合は危険性が低いという区分けになるわけなんですけども、この本庁の場合は、一番下の0.3未満の数値になってございますので、危険性は高いということになってございます。
◆16番(杉原弘規君) そうすると、今ここで仮に震度6強とかいう地震が揺ったときに、0.21と言いましたか、今。0.3でも危ないということなんですね。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 防災上の拠点になる施設、例えば、この市役所の庁舎であったり、消防本部であったり、そういう施設につきましては、Is値が0.9以上が求められております。その中で、この本庁の場合、東西方向、南北方向、いろんな数値がございますけども、一番低い数値では0.21という数値です。それで、その他の方向についても0.4とかその辺の数値でございますので、倒壊の危険性は高いというふうに言えると思います。
◆16番(杉原弘規君) 仮にここでドカンと揺ったときに、危ないということやな。今、ここの場所は。 建てかえするというのはわかるけど、僕はそんなに急がんでもええんちゃうかと思うとったんですよ。そやけども、そんなに本当に今の数字で危険だということであれば、やはりこれは考えなあかんかなという思いになりますね。 この数字は、恐らくでたらめなことは言ってないと思うんで。そやけど実際ここで6強の地震揺った場合に、倒壊のおそれは十分あるということなんやろ。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) もう一度申し上げますと、Is値は0.3未満の場合は、倒壊または崩壊の危険性が高いということです。
◆16番(杉原弘規君) そうすると、やはり必要性があるということがわかったんですが、当初は、そんなに危ないんかなと思ってたんですよ。 59ページ、ケーブルテレビ地域情報化推進事業。これは、どこの地域を言ってるんですか、熊野川町は入ってると思うんですが、それ以外、相筋も入ってるんかな。
○議長(松本哲也君) 辻協働推進課長。
◎協働推進課長(辻篤樹君) 情報化の推進ということで、同じ部内ですので、情報推進課にかわりまして協働推進課が答えさせていただきます。 これは、ZTV。今、市内でもZTVが普及してるんですけども、特に熊野川町は悉皆なんですけども、そのZTVを推進するという意味で、その事業であります。
◆16番(杉原弘規君) これ地域的にいうたら熊野川町だけですか。
◎協働推進課長(辻篤樹君) 一番直近のデータでいきますと、現在、市内の加入率が23.8%ということで、やはり熊野川町は悉皆なんですけども、新宮市の加入率がまだそこまでいってないということで、市内全体ですと23.8%という数字になっております。
◆16番(杉原弘規君) はい、わかった。 それから、69ページの和歌山地方税回収機構負担金、596万円計上してるんですが、ことしは50件だと、こう言われてるんですね。この回収機構へ、前年度の実績はどないなってますか。
○議長(松本哲也君) 西税務課長。
◎税務課長(西寛君) 昨年度といいますと、22年度になると思いますが、22年度の実績でいいますと59.78%の回収率となっております。回収機構へ委託したのが40件であります。税額としましては、3,000万円ほどの金額を委託しまして納付額は1,800万円余りということで、60%弱の回収率となっております。
◆16番(杉原弘規君) ことしは560万円計上するわけですけども、どのぐらいを回収する見込みですか。
◎税務課長(西寛君) 最近、ここ2、3年の率ですけども、大体45から50%を回収しておりますので、今回も45%余り、50%近くが回収できたらなと思っております。
◆16番(杉原弘規君) 金額にしてどのぐらいですか。これは難しいか、おおよそでいいです。
◎税務課長(西寛君) 金額でいいますと、年々、その年によって変わっております。先ほど言いましたように、22年度は3,000万円ほどをお願いしました。23年度につきましては、3,700万円ほどお願いしております。24年度はこれから決定しますので、まだ具体的な数字は出ておりませんが、大体同じような金額になろうかと思っています。
◆16番(杉原弘規君) 私は、この回収機構というのは非常に厳しいところやというのはわかってるんで、ですから、その手続に入るまでは、できれば慎重な手続を経た上で進めていただきたいと思うところであります。 ひとまず、そういうところで。
○議長(松本哲也君) 質疑中でありますが、10分程度休憩します。
△休憩 午後2時53分
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△再開 午後3時07分
○議長(松本哲也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 次は、12番、上田議員。
◆12番(上田勝之君) 55ページなんですけど、災害復興計画策定関連経費というのがございますが、災害復興計画の中身については、一般質問等でお尋ねをしようと思っておったんですけれども、この災害復興計画の策定が業務委託料で発注されるわけですよね、500万円。いわゆるコンサルに委託ということで解釈してよろしいんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 中前企画調整課長。
◎企画調整課長(中前偉君) 庁内で策定委員会等を立ち上げて、現在も、それぞれの所管の課題とかを収集してる状況ですけれども、仕上げとかそういった部分を委託したいなというふうに思っていまして、手づくりの……
◆12番(上田勝之君) いやいや、手づくりじゃないでしょう、500万円払うんやから。 本来、災害復興計画、やはり職員の皆さん、各担当課で、地元の方とどういった復興がいいか種々検討しながら計画を策定していくものじゃないんでしょうかね。そういったような策定委員会等をつくられて行っていくというものが、最後には外部委託するということは必要ないんではないかと思うんですが。
◎企画調整課長(中前偉君) どうしても仕上げ、構成その他……
◆12番(上田勝之君) 課長、すみません、御答弁の最中に遮って。 同じページの総合計画策定関連経費のほうでは、これが、実は仕上げの段階と思われる印刷製本費は545万円なんですよね。こちらはもう業務委託料なんですよ。仕上げというなら印刷製本費じゃないんですか。
◎企画調整課長(中前偉君) 仕上げと言いましても、構成であるとか、文章化とか、そういった部分でやっぱりそういったノウハウを持っているコンサルさん、それから中越地震であるとか、今回の東北の震災、コンサルさんが復興計画をいろいろ立てられてますので、そういうのも参考にさせていただいて、お手伝いいただけたらなというふうに思っています。
◆12番(上田勝之君) 庁内といいますか、課長のところでまとめを担当されるんだとは思いますけれども、企画調整課ではどの辺までを担当されるということですか。
◎企画調整課長(中前偉君) 現在、もう既に各所管の持ってる課題、これからの取り組み等々を、今収集しております。そんな中で総合計画の安心・安全なまちという位置づけの中で、各所管の意見を聞きながら、どこにどういった方向に力を入れていくのか、またどういうふうに期間を定めていくのかというあたりを企画のほうで復興対策本部とも調整しながら計画を立てていきたいというふうに思ってます。
◆12番(上田勝之君) だから、計画を立てられるんですね、その仕上げを、なぜ500万円も使ってコンサルに委託しないといけないのか。
○議長(松本哲也君) 坂地企画政策部長。
◎企画政策部長(坂地伸三君) きのうの新聞でも、復興計画については熊野川町地域を中心にして重点的に行いたいということで書いてましたけども、私ども今一応考えてますのは、熊野川町地域で水没した部分がかなり面積的には広いわけでして、できれば集落を当たって高台を目指すような、そういうような復興計画も視野に入れていきたいという中で、面積というんですか、市域が拡大しますので、単にそこの部分だけの復興計画だったらいいんですけども、広範囲になるということで、事業でもちょっと大きくなるということで計上させていただきました。
◆12番(上田勝之君) なぜこの災害復興計画をコンサルに委託しないといけないかという点については、少し納得がいかないんですけれども、また一般質問等でも聞かせていただきます。 その上の総合計画策定に関して、中間見直しというか、中間の取りまとめをして、さらに見直しをかけていくということだろうと思うんですけど、こちらに関しては、これは庁内でされるわけですか。
◎企画調整課長(中前偉君) これは庁内でやっていきます。 ただ、後期計画の印刷製本費の部分については、外部にお願いしようと思ってますけれども、昨年6月の補正でいただいたアンケートの予算を、今回の災害で不用額とさせていただきまして、改めてアンケートから始めていきたいというふうに思っております。
◆12番(上田勝之君) この計画策定に当たっては、コンサルを多用し過ぎたり、この印刷製本費が545万円というのはいかがなもんかなと。非常に立派な冊子、以前の総合計画の本も全くの本になってますから費用もかさんでくるのかなとは思いますが、そういった点が少しどうなのかなとは思います。 続けて、51ページや53ページに雇用創出事業ということで、全般的にこの予算書の中で雇用創出事業というものを活用して、いろいろと働く場づくりに苦心をされてるというか、半年ないし1年とかの短期の雇用になるかと思うんですけれども、それでも働く場を広くつくっていだたけるということは非常に有効な手段だとは思うんですけど、その中で、51ページの広報写真資料保存整備というのはどういうことをするんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 辻協働推進課長。
◎協働推進課長(辻篤樹君) 広報写真の保存事業ですけども、昭和初期から現在に至るまでの広報広聴のほうでは多くの写真やポジフィルムがあるんですけども、それを読み取って、データベース化して検索しやすいようなデータ保存にしようということを考えております。
◆12番(上田勝之君) 続いて、53ページの公有財産調査整備事業というのは、どういったことをされるんでしょうか。
○議長(松本哲也君)
向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) これにつきましては、平成23年度でもお願いしてるんですが、引き続き、24年度でも予算措置をさせていただいております。 うちでお預かりしている普通財産のシステムの中の情報の充実を図りたいということで、地図情報とか、あるいは写真、登記簿謄本とか、そういうのをシステムへ取り入れるための事務補助としてお願いをしたい。また、あと今回台風12号について、施設保険の請求がかなり多くなりましたので、施設保険の請求事務の補助を兼ねてお願いをしたいというふうに思ってございます。
◆12番(上田勝之君) そうしましたら、公有財産、いわゆる普通財産の実際の現場というか、現地を確定していくというような作業ではないんでしょうか。
◎財政課長(向井雅男君) この事業については、今年度でも行っているんですが、実際にその地図と現場を見て、現場の写真等も撮りながら、その情報をシステムのほうへ載せて、システムの中ですぐにわかるような感じにしていきたいというふうに思ってございます。
◆12番(上田勝之君) 境界確定とか、正確な部分までされるんですか。
◎財政課長(向井雅男君) いえ、あくまで事務補助でしていただきますので、境界確定の部分については、その都度ということになろうかと思います。
◆12番(上田勝之君) 続いて、79ページ、防災行政無線難聴対策事業ということで、難聴対策事業というものはどういった事業なのか御説明をいただければと思います。
○議長(松本哲也君) 井上
防災対策課長。
◎
防災対策課長(井上登君) これまでも、難聴対策につきましては、フリーダイヤル、それとメール配信サービスを行ってきました。 24年度からは、電話による音声配信サービスを実施したいということで、それを加えるということで、新たにここへ事業を起こしたものであります。音声配信サービスにつきましては、あらかじめ電話番号を登録しておき、そこへ電話をかけて、防災行政無線の内容を音声で伝えるというような仕組みであります。
◆12番(上田勝之君) 防災無線でお知らせをしたのが、その登録した電話にかかってくるというような仕組みと理解していいんですか。
◎
防災対策課長(井上登君) はい、そのとおりです。
◆12番(上田勝之君) それは、これで何件分ぐらい用されるんですか。
◎
防災対策課長(井上登君) 現在、メール配信等を行っておりますので、対象をメール配信等ができないような方、主に高齢者を対象と考えておりまして、その方に事前に登録してもらうということで、現在は500件を見込んで予算化措置をさせてもらっております。 音声になりますと、どうしても電話一回線ずつを使いますので、一度に配信できる量というのは少ないんで、若干、登録が多くなればなるほど、登録した人すべてに伝わるのは時間がかかってしまうというようなデメリットもありますけども、お年寄りはそれのほうが聞き取りやすいかなということであります。
◆12番(上田勝之君) 防災無線でも、いろいろ順番に鳴らしていくわけでしょう、順番に放送していくわけですよね。一遍に、全部一斉に放送してないですよね、たしか。だから、電話の場合も一度に100回線ぐらいいくんかな、それぐらい、もっといくんですかね。
◎
防災対策課長(井上登君) これは、現在行っておりますメール配信サービスの付加機能を利用させてもらうものでありまして、一度に配信できる回線は、92回線を確保しているということなんで、まずは、92の電話番号に一斉にかけると、それで音声の内容が何十秒かかかれば、大体1回で1分ぐらいかかってしまうんかなと。それが終わりましたら、次、かけてないところへ順次かけていくというような仕組みであります。
◆12番(上田勝之君) 92回線ずつかけていくわけですか。 ちなみにそのメールの配信サービスのほうの登録というのは、かなり伸びてると伺っているんですが。どの程度伸びていますか。
◎
防災対策課長(井上登君) 2月16日現在なんですけども、4,929件、約5,000件が登録してくれております。
◆12番(上田勝之君) 被災前といいますか、水害前よりはかなり大幅な伸びといったこともあるんですか、傾向としては。
◎
防災対策課長(井上登君) 23年4月現在では1,246件というところでありまして、被災後11月には4,400件ということで、災害があってかなり増加しております。
◆12番(上田勝之君) 情報の伝達というのは、非常に重要なことでもあるかとも思うんですけど、これも、また申請主義との兼ね合いといいますか云々ですけれども、いわゆるメールを使えない方というのは高齢者とか、なかなか逆にこういうサービス自体を知らない方も、結構、登録を受け付けられるようになってからですけれども、知らなかったということも考えられるんで、以前の火災警報器のときなんかも、周知といいますか、そういったことに非常にご苦労されたと思うんですね。そういった意味では、健康長寿課や福祉等々と連携をしながら、そういった方にお知らせをして、登録を勧めるというようなことをしていただければなと。せっかくいい事業だと思いますんで、情報を早く伝えるということは、命を守るという本当にまず第一歩、大きな手段だと思いますんで、それらの点をぜひ御考慮いただければと思いますが。
○議長(松本哲也君) 上田議員、すみません。ちょっと一般質問みたいになってきているんで、質疑でお願いします。
◎
防災対策課長(井上登君) その点につきましては、十分配慮をしていろんな形でお伝えしたいと考えています。
◆12番(上田勝之君) ぜひ、よろしくお願いします。
○議長(松本哲也君) 7番、三栗議員。
◆7番(三栗章史君) 55ページの自治振興費の中で、2番の防犯灯設置・電気料金補助金ということが出ておるんですけども、これは電気料金を防犯灯を設置する場合に補助するということでよろしいんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 中地次長。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) この防犯灯の電気料金につきましては、それぞれ各地区に立ってございます防犯灯の電気料を、新宮市の方で55%を限度としまして補助するというものでございまして、設置に係るものにつきましては、その下の防犯灯設置補助金を使っていただいてございます。
◆7番(三栗章史君) 大変ありがたい補助だと思うんですけども、例えば町内会で予算がなくて、45%も出ないんやということで、現実に全然設置されてないところもあるんですけども、そういった場合の対応というのは何かお考えでしょうか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) この事業につきまして、あくまでも設置するに当たりまして、新宮市のほうがそれに対して2分の1を補助するというふうなことでございます。また、LEDにつけかえるときは、そのLEDに対しまして、1万円分の2分の1、5,000円分を補助するというもので、町内会のほうでつけていただくことが基本になってきますので、会費を取ってないからつけられないと言われますと、やはりうちのほうとしましては、今おっしゃられるように何かないかと言われましても、ちょっと無理なところがございます。ただ、今おっしゃられるようなことに関しましては、また、私どものほうでも町内会長さんとか、そういったところにお話しさせていただいて、何らかの方法がとれないかというふうなことはお話はさせていただきたいと考えてございます。
○議長(松本哲也君) 一般質問にならにように。
◆7番(三栗章史君) ありがとうございます。そう言っていただくと大変。私の聞いてるところは避難場所への通路でもありますし、300メートルほど、もう全然ない場所で、不審者情報も出るようなところなので、できましたらそういうふうにいろいろ努力していただいて設置していただけるようにしていただきたいと思います。 以上です。
○議長(松本哲也君) 17番、屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) 53ページの企画費の中で、熊野川関連経費に、熊野川水質汚濁防止連絡協議会、ダム湖下流団体協議会、熊野川流域対策連合会、近畿電源地域連絡協議会、和歌山県ダム・発電関係協議会、5団体あるんですかね。結果的にこの災害がうちのほうも熊野川のダムやということで、この前も九州も行って、いろんなところへ行って、これからいろんなことで協議並びに対策を練っていかんなんですけども。この五つの団体で、電源開発、国交省、その辺、県でも一番頼りになるというんか、現実的に取り組んでいくという団体はどこなんですか。
○議長(松本哲也君) 中前企画調整課長。
◎企画調整課長(中前偉君) 熊野川流域ダム湖下流団体については、本宮町の河床整備について議論してきたというのがあります。それから熊野川流域対策連合会は、3県で14市町村加入してまして、主にこれはJパワーに対する調整。 ということからすれば、熊野川流域対策連合会の比重が高いんかなというふうには思っています。
◆17番(屋敷満雄君) そうなると、今のダム湖もそうなんやけど、結果的に…… (発言する者あり) ここまでは一般質問と違うやろ。
○議長(松本哲也君) すみません、質疑にしてください。 説明を聞くだけにしてください、あとは一般質問になります。
◆17番(屋敷満雄君) そしたら、ちょっとだけ質疑をさせて、いいですか。 この前行ってきたところの、球磨川、よみがえれ清流というて、日本初のダムの撤去とダム建設阻止はなぜ可能だったかという本なんですけどね。やはり、これは一番問題になるのは、うちの熊野川は、5キロまでが国の直轄、それから上が県ということで、何をするにしても今のところ、砂利を取るんでも、三重県、和歌山県と話がつかないと。まして知事は、上の方まで直轄にしてくれと、国にしてくれと言うと、聞いた話やけど、地域分権に逆行すると。そやからできないというようなお話をしてるということを聞いてんねんけど、それは本当ですか。知事の御意向はどうなんですか。
○議長(松本哲也君) 坂地企画政策部長。
◎企画政策部長(坂地伸三君) ダム湖下流団体協議会で、田岡市長から知事のほうへ、河口5キロ間は直轄ですけども、その上流域については三重県と和歌山県の調整する河川、同じ管理河川ですけども、そういう中でなかなか調整がつかないので、知事のほうから国交省のほうへ直轄代行みたいな形で何とか河川整備をしてもらえないかということでお頼み申しましたけども、知事のほうは今言われましたように、分権に反するような形になっているので、なかなか言いにくいなということは申されました。
◆17番(屋敷満雄君) それが、球磨川が、熊野川と「の」があるのとないのの違いだけなんだけど、これがうまいこといったのは、国交省の直轄やったからうまいこといった。うちは、何ぼやってもこれ無理や思うぞ、国交省とけんかしてるのが。非常にここは団結して、漁業組合から始まって、そういうことみんな書いてんのやけど、それが非常に大変やった。これが県が入り、国まで行かないということになると、皆さん幾ら被害を受けておっても、また二の舞になるぞ、これ。そういうことだけお伝えしときます、これは。 次は、55ページの協働のまちづくり、この中に市職員一人一人の意識、知識、能力を高める研修、市民と行政との協働事業を促進する取り組みを行うと。この職員一人一人の意識と知識と能力を高めるという研修はどういうことをするの、これ。具体的にちょっと教えて。
○議長(松本哲也君) 辻協働推進課長。
◎協働推進課長(辻篤樹君) 平成23年度も予定してたんですけども、災害の関係で研修ができませんでしたけども、24年度も引き続いて、職員の協働の研修を行いたいと思います。内容は、外部から講師を招いて職員の研修の一環として協働の意識の高揚を図ろうかというようなことを考えております。
◆17番(屋敷満雄君) つい最近、熊野川の清掃、川舟の関係で、熊野川の掃除に出たんやけど、職員はどれぐらい出たのか。これも協働の一環と違うんか。
○議長(松本哲也君) 岡
商工観光課長。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) 今回の熊野川の清掃活動、財団法人熊野川町ふれあい公社川舟センターが中心となって実施させていただいたところなんですが、市のほうからにつきましては、職員互助会のほうを中心に、事前に把握しておりましたのは、約4、50名の方にはお越しいただけるというふうに伺っておりました。
◆17番(屋敷満雄君) 互助会やなしに、これは本来なら、市が、協働推進課が言うん違うんか。
◎
商工観光課長(岡雅弘君) ふれあい公社のほうから、関係するような各方面の皆様方への呼びかけをさせていただいた中で、市のほかにもいろんな団体に呼びかけさせていただいたところなんですが、そのときに、市のほうからは、互助会の活動の一環として参加していただけるという形で、今回は職員の皆さん方にも御参加いただいたというところでございます。
◆17番(屋敷満雄君) 今後、市長どうですかね、こういうのは、やっぱり率先して市の職員も、僕らもそうなんやけど、一応出てもらうと。それが協働のまず第一歩になるん違うかなと僕は考えるんやけど、いかがですかね。
○議長(松本哲也君) 田岡市長。
◎市長(田岡実千年君) たくさんの職員に参加していただきたいとは常々思っておりますが、ただ、こういうところへの参加というのは、職員さん本人の意思で参加していただくべきことだと思っております。そういう意識をこれから皆さんで高めていきたいというふうには思っております。
◆17番(屋敷満雄君) それが一つのバロメーターになるんちゃうか。 以上です。 次、79ページの防災費、防災備蓄事業。これ、僕の地域の米なんか、この前の災害のときに持って行ったと、そやけど補充されていないというようなことを聞いてんねんけど、それは事実なんですか。
○議長(松本哲也君) 井上課長。
◎
防災対策課長(井上登君) アルファ化米、備蓄米、備蓄の件でしょうか。
◆17番(屋敷満雄君) アルファか備蓄か知らんけど、それは三輪崎なんやけど、三輪崎にこの前行ったら、副区長さんに、おれこの前会うたら。
◎
防災対策課長(井上登君) 23年度予算の分、それと補正でいただいた分、発注はしておるんですけども、東日本の震災以降、製品、納品が追っつかないという状況でありまして、一部はこの3月に入ってくる予定です。一部については、24年度にまたがってというところで、この3月に入ってくる備蓄米については三輪崎のほうへ置くように計画はしております。
◆17番(屋敷満雄君) それは、区のほうへ言うてるの、伝えてあるの、そういう話を。
◎
防災対策課長(井上登君) 区長さんと防災担当の人には、過日、話はしております。
◆17番(屋敷満雄君) そうですか。そういうことのないように、よろしく。 以上です。
○議長(松本哲也君) 4番、榎本議員。
◆4番(榎本鉄也君) 55ページの、私、ちょっと説明を聞き逃したかわかりませんので、もう一度御説明いただきたいんですが、総合計画の策定ということで、そもそも総合計画は10カ年計画ですよね。それを、今回、何をどういうふうに策定、何のために策定するんですか。変更するんですか。
○議長(松本哲也君) 中前課長。
◎企画調整課長(中前偉君) もともと新宮市総合計画は、10カ年の基本方針と平成20年度から24年度までの前期計画、それから25年度から29年度までの後期計画というふうに分かれてますので、前期計画が24年度までになってますので、それを一たん見直して、後期計画を立てていくという作業を24年度でやらせていただくということです。
◆4番(榎本鉄也君) この間、総合計画を立てたのが、今ちょうど5年目を迎えるということですか。それで、後期の総合計画を立てるというんでしたっけ。 総合計画の基本構想は、私たち議決しましたね、その基本構想というのは、10カ年にわたる基本構想になるわけですよね。その上で、基本計画というのは、10カ年の基本計画というのを立てたんじゃないんですか。半分の5カ年を立てたわけなんですか。僕はちょっとその辺理解してなかったんで、教えていただきたい。
◎企画調整課長(中前偉君) それぞれの取り組みにつきましては、一応10カ年という計画になってますけれども、その中で前期と後期に分けて、前期5年間の取り組みの後、後期5年間を見直すという計画になっております。 基本構想については10カ年で、基本理念都市像のもとで、後期の計画も見直していくということになってます。
◆4番(榎本鉄也君) 大体理解してきました。見直しですね。もう一度振り返るというか、今できているのか、これはこの5カ年たってみて不必要だなとかいうのが出てくるかもわからないし、そういうことで見直すということの計画なんですね。その次の5カ年の計画ということですね。見直しということですね。 そしたら、当然、その下にある災害復興計画というものが出てきますので、そことの整合ということは考えられているんですよね、そういうことになるということですか。
◎企画調整課長(中前偉君) はい、そのとおりです。
◆4番(榎本鉄也君) はい、わかりました。 それともう一つ、大変基本的なことで、横に総務建設委員長がおるんで聞いたんですけど、わからんと言うんで。 そもそもなんですが、防災行政無線デジタル化なんですよね、二千何万円。今はアナログですよね。デジタル化になって、どこがどう違うんですか。
○議長(松本哲也君) 井上課長。
◎
防災対策課長(井上登君) そもそもこの事業を正確に言わせてもらえば、防災行政無線の更新事業というのが正しい事業であるかとは思います。ただ、総務省のほうは、更新をする場合にアナログの電波は廃止するよと、そうしてデジタルの電波しか与えませんというような以前からの約束がありますので、今後整備するに当たっては、もうデジタル化した装置になってくるということであります。 デジタル化して何がようなるんなというところなんですけれども、屋外のスピーカーから出る音に関してはほとんど変わらないというのが実情かと思います。ただ、整備していく中で、これまで聞こえにくかったところ等々への適正配置、それと屋内にいるときに伝えるようなものの導入の検討、そういうところでいろいろと今後はサービスは向上するものと考えております。
◆4番(榎本鉄也君) はい、よくわかりました。 最後なんですけど、防災費、一般経費の中で説明にちょっとあったんですけども、防災士という資格があったんですけども、ここには書いてなかったかな、さっきの説明の中にちゃんと言ってたんで大丈夫でしょうね。その防災士という資格はどういう資格なんですか。国家資格とか、いろいろあると思うんですけど、その資格を持ってれば、どういう仕事につくんでしょうか。ちょっと具体に教えてください。
◎
防災対策課長(井上登君) 防災士とはというところでは、自助、互助、協働を原則として、社会のさまざまな場所で減災と社会の防災力の向上が期待され、かつ、そのために十分な意識、知識、技能を有する者として認められた人のことであって、これについて、防災士を持ったからといって、何の資格なということは、特に資格として認められるようなもんではないです。ただ、地域の防災の中心的な担い手となるリーダーというところで、持ってもらって、地域防災力のアップ、職場での防災力のアップというところで働いていただきたい、そういうところを育成していくというところでの防災士資格であります。
◆4番(榎本鉄也君) 資格取得というような話があったんですけど、やっぱり取得するということになりますと何らかの認定書みたいなものがあるんじゃないんですか。そんなもんなんじゃないんですか。今の説明だと、そこら辺の人に、ちょっと頑張ってる人につけましょうみたいな話じゃないですか。 ちゃんとした試験があって、試験に合格して認定されるといったものではないということですか。
◎
防災対策課長(井上登君) そのとおりでありまして、一定の講習を受けまして、まずは防災士資格の受験の資格を取ると。それで防災士試験を受けまして、合格しましたら防災士として認定されるということであります。
◆4番(榎本鉄也君) 以上です。
○議長(松本哲也君) 2番、前田賢一議員。
◆2番(前田賢一君) この51ページ、庁舎建設事業、この予算は私もですけども、数名の議員も降ってわいたような話で、説明を受けて、帰って新聞を見たら、午前中に記者発表をしてると。議会にも何とか話しとかなあかんさかいに、その日に特別委員会が終わってから開いたというような申しわけ程度の話で、これ少し乱暴な議案の出し方じゃないですか。 この震災を受けて、災害の拠点は大事やと、一刻も早くつくるべきやと言う意見もあれば、まず、市民の命を守ることが大事やと。防災ビル、防災施設の整備、避難路の整備ということをやってからの話とちゃうかという多様な意見がある中で、議会に何の説明もなしにぱっとこうやって出してくると、イエスかノーか返事せえというようなやり方ですよね。以前の市長の南紀園のときと同じような、乱暴な議案の提出の仕方やと、非常に残念です。 それだけ指摘しておきますわ。 それと、55ページの災害復興計画策定、さっき上田議員も質疑がありましたけども、災害復興計画の策定の委託料は、コンサルか何かに委託するんですか。
○議長(松本哲也君) 中前課長。
◎企画調整課長(中前偉君) そのとおりです。
◆2番(前田賢一君) 自分のまちの復興計画とか、まちづくりというのは、自前でやりましょうよ。コンサルはお利口さんの作文なんですよ。今まで大概、新宮市もコンサルを利用してきましたけども、全然でたらめな統計が出てますよ、よく調べてください。 以上。
○議長(松本哲也君) ほかにありませんか。 (「なし」呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 以上で、1款から2款までの質疑を一応終わります。 次いで、3款民生費84ページから4款衛生費133ページまで、質疑を行います。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 101ページなんですけども、先ほど児童扶養手当の474名の方を見込みということだったんですけども、これは経年的にはふえてる、例えば昨年度、その前、3年ほどどうなってますでしょうか。
○議長(松本哲也君)
葛原子育て推進課長。
◎
子育て推進課長(葛原勇君) 児童扶養手当でございますが、世帯数ですが、ふえているのが現状でございます。その原因につきましては、昨年でしたか、父子家庭も対象になりました。その世帯数も含まれています。世帯数につきましては、平成20年度が422世帯、21年度が420世帯、22年度が440世帯となってございます。
◆5番(並河哲次君) 105ページの統合保育所建設事業なんですけども、大浜・熊野地の統合保育所の場所は、もう確定だったでしょうか。
◎
子育て推進課長(葛原勇君) 統合保育所の建設場所でございますが、一応、教育環境整備審議会からも蓬莱小学校跡地とか、一つ候補地として答申を受けてございます。今、候補地としては、蓬莱小学校が唯一の候補地として、今計画の予定でございます。
◆5番(並河哲次君) そうしますと、この建設工事設計も蓬莱跡地にということで、設計されるということでしょうか。
◎
子育て推進課長(葛原勇君) 建設に関しましては、これから24年度に入りまして、いろいろな方と協議を進めて、果たしてそこの場所がいいかどうかということも協議していかなければいけないと思ってます。 一応、保育所の施設といたしましては、現在建ててます大浜保育所が100名定員でございます。その統合保育所も予定100名定員ということで考えてますので、大体同じような大きさで今のところ考えてございます。
◆5番(並河哲次君) 次、110ページなんですけども、生活保護費の中の扶助費が結構、8,600万円ぐらいふえてるんですけども、これは要因としてはどういったことが考えられてますでしょうか。
○議長(松本哲也君) 浜前所長。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) これは、あくまで見込みの計上ということではございますけども、実際、保護世帯自体が、この平成22年度決算で452世帯でございましたけども、今既にもう472世帯、もう多分480世帯に近づいているような状況になってきてございます。 また、中身的には、生活扶助費あるいは医療扶助費の伸びが非常に大きくなってきてございます。そういうふうな要因がございますので、今回、このような数字で見込み計上させていただいてございます。
◆5番(並河哲次君) ふえている、生活保護を受けておられる世帯の、世帯主さんの年代というのは大体どのような中身になってるんですか。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 年代ごとの数字は、今手元にはございませんけども、世帯累計といたしましては、平成22年の決算でいいますと、やはり高齢者の世帯の方が非常に多い。率でいいますと、51%を超えているというような状態でございます。その次に、傷病者の方の世帯というようなことが続いてございます。ですから、最近の新規申請の方の状況を見ておりましても、高齢者の方が多いです。また、今の経済的な背景とかを反映してか、比較的若い方でも就労場所がないというふうな方も多いというふうな状況になってございます。
◆5番(並河哲次君) 例えば、生活保護を受けられて、そこからまた再就職されるなりして、生活保護をやめられた方というのは、平成20年、21年、22年ぐらいでどうなってますでしょうか。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 生活保護廃止になった方の具体的な数字は、今ちょっと申しわけございません、手元にはございませんけども、就労状況等を見てみましても、不就労の方ですね、世帯主の方あるいは世帯員の方も就労してない方が91%を超えておられるというふうな状況がございまので、全体的に見ますと、やはり何かの原因で、事情で就労されていない世帯が圧倒的に多いということでございます。
◆5番(並河哲次君) 117ページなんですけども、新宮市食生活改善推進協議会補助金というのがあるんですけども、これはどういったことをされてるんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 萩原
保健センター長。
◎
保健センター長(萩原智君) 新宮市食生活改善推進協議会のことですが、市が主催する食生活改善推進員養成講座というのがあるんですが、これを修了された方で、地域において健康増進のための啓発活動や健康づくり事業をやっていただいております。これは、新宮市食生活改善推進協議会というのを、協議会として会員を委嘱しているものでございますが、会員が40名ほどおります。
◆5番(並河哲次君) その40名ほどの方が、具体的にどういうふうに活動されているんですかね。例えば、年間に何回とか。
◎
保健センター長(萩原智君) 各幼稚園等の食育推進教室とか、それから親子食育教室、男性料理教室、それからさんまずしとかなれずしの伝承料理教室などを開いております。
◆5番(並河哲次君) 129ページなんですけども、ごみ収集経費あたりなんですけども、昨年と比べて、災害の関係もあって、ごみの量というのが、まだ多いのではないのかとは思うんですけども、そのあたりのことは見込んで計上されてるんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 中地次長。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) この経費につきましては、各家庭個々のところに週2回取りに行きますけれども、それに対する経費でございまして、先ほど言いましたように、災害ごみとかそういったものではなく、各家庭の出してる家庭ごみの収集というふうなことで出させていただいている経費で、委託料ですので、委託契約で決まってございます。
◆5番(並河哲次君) そうしますと、災害関係のごみの受け入れというのは、いつごろまでか決まってますでしょうか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) 災害ごみにつきましては、とりあえず3月31日で私どもとしては終わりたいというふうなことは考えてございますけれども、ただ、家屋解体とか、まだ残ってございますので、いましばらく集積場においての受け入れはさせていただく予定には考えてございます。
◆5番(並河哲次君) 3月31日だと、もうすぐですよね。まだ家に大工さんが入られてないところとかたくさんある中で、またそのごみも今後確実に出てくると思うんですけれども。3月31日までと一応決まっている中で、いましばらくということだとすごく不安に思われる方も多いと思うんですけども、どのような感じなんでしょうか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) 私どものほうとしましても、あとどれぐらい出るのかと言われましても、まだどれだけ出ますというふうな話はわかりません。ですので、この3月31日で大体解体の補助が終わりますので、そこの段階でどれぐらい件数が出てくるのか、またその他もろもろの、現在やっておりますそういった解体のごみがどこまでで終わるとかというふうなものを、まずは見きわめたいと考えてございますので、そういった意味で、先ほど、いましばらくというふうなお答えにさせていただいてる次第でございます。
○議長(松本哲也君) 質疑中でありますが、10分程度休憩します。
△休憩 午後4時02分
---------------------------------------
△再開 午後4時15分
○議長(松本哲也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) あと1点だけ、ふれあい収集なんですけども、熊野川町とか、山間部で特にエコ広場に持って行くのが大変だという方が今も結構ふえて、今後もふえていくと思うんですけども、何らかの広報というか、取りに行きますよというような広報というのはやっているんでしょうか。難しい方はというか、それとも難しいんですけど相談があってからふれあい収集を始めるんですか。
○議長(松本哲也君) 中地次長。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) これについては市報に載せていると思います、はい。
◆5番(並河哲次君) 以上です。
○議長(松本哲也君) 7番、三栗議員。
◆7番(三栗章史君) 111ページの、ちょっと僕聞き逃したんかもしれないんですけど、2番の扶養義務調査推進事業というのは、どういうような内容になるんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 浜前所長。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 生活保護の申請をされた方に対しまして、例えば親族の方の中に、その方を扶養できる方がおられれば、その方に要するに扶養関係をお願いするという形になってまいりますので、そういうことを調査させていただくということでございます。
◆7番(三栗章史君) はい、わかりました。 それと、5番のその他生活保護関連事業の中で、就労の環境を整えるための事業というのがあるんですけども、これは、今まででもこの事業はやってこられたんでしょうか。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) この事業は、県の事業を活用しまして、昨年度から嘱託職員を2人雇用しまして、始めさせてもらった事業でございます。この23年4月から平成24年2月までの間に50世帯、55名の方、内訳としましては、母子の方が7世帯、傷病の方が22世帯、高齢者の方が10世帯等というふうなことでございますけども、50世帯の方に対して、そういう対応をさせていただいてございます。その結果、15名の方が何がしかの就労のめどが立ったというようなことでございますけども、ただ、その15名の方に関しましても、生活保護を廃止して自立できるというふうなところまではまだ至っていないというのが現状でございます。
◆7番(三栗章史君) ということは、今までよりも、就労される方が少しでもふえてきているということでしょうか。
◎
福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君) 就労できる年代の方もおられますので、その方にはそういう意欲を喚起すると。嘱託職員の方が保護を受けておられる方に対応する中で、ハローワークとの連携も得ながら、そういう指導をしていくということを継続して行っていくことが大事なんだろうなと考えてございます。
◆7番(三栗章史君) 大変大切なことだと思いますので、しっかり頑張っていただきたいと思います。 それと125ページ、市営墓地維持管理費のほうなんですけども、南谷の墓地にしましてもかなり老朽化しておるんですけども、この予算はどの辺ぐらいまで計画した予算なんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 中地次長。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) ただいまの御質問の件ですけれども、どの辺までやるというふうなことではなく、年次的に参道整備とか、また墓地の土入れの件とか、そういったことをやっていく。またそれと、台風なんかで、斜面が崩れたりする場合が結構多うございますので、そのための費用としてやってございますので、年次的に地区を分けて、全体を整備していくというふうな経費ではないと、そのようになってございます。
◆7番(三栗章史君) ということは、総合的に、全体的にこういうような形にして直していくというんじゃなしに、都度都度、崩れたりしたところを修繕していくための予算なんでしょうか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) そうです。急を要するようなところについて、まずやっていくと。大きなところにつきましては、予算をきちんととって、次年度とか、そういった形でやっていってございます。
◆7番(三栗章史君) 今後、水道の場所とか、古いところの修繕とか、総合的に計画して修繕していく予定とかはあるんでしょうか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) そういうこともやっぱり当然考えていかなきゃならないとは考えてございます。
◆7番(三栗章史君) はい、結構です。ありがとうございます。
○議長(松本哲也君) 3番、久保議員。
◆3番(久保智敬君) 117ページ、在宅当番・救急医療情報提供実施事業、これは今までもあった事業でしたっけ。また、どういった内容でしたか。
○議長(松本哲也君) 萩原
保健センター長。
◎
保健センター長(萩原智君) 在宅当番・救急医療情報提供実施事業でございますが、これは、休日における休日当番医を新宮市医師会に委託しているものでございます。これも今までもあった事業でございます。
◆3番(久保智敬君) 情報提供だから、どこかへ電話したらここがやってますよという案内をされるところじゃなくて、その当番をお医者さんに委託してるというだけのことですか。
◎
保健センター長(萩原智君) これも市のホームページで、その月の休日の当番医を載せております。それと、この金額については、医師会への委託料でございますが、一応そういうことでございます。
◆3番(久保智敬君) なるほど、情報提供というよりも休日にやっていただくというところですね。 もう一つ、いいですか。 その下の産婦・新生児訪問委託料、この事業もずっとありましたっけ。また、どういう、新生児だけなのか、2人目、3人目はやっているのか、この辺を教えてください。
◎
保健センター長(萩原智君) 8番目の乳幼児等保健相談事業の中の新生児訪問のことだと思うんですが、これは今までも、新生児の訪問はやっておりました。24年度からは、一応、新生児、生まれてから1カ月から2カ月の家庭に対しまして、全戸訪問するということでございます。今までもやっていた事業ではございますけども、24年度からは全戸訪問ということでございます。
◆3番(久保智敬君) 2人目、3人目の子供さんのところはしないんですね。新生児だけですね。
◎
保健センター長(萩原智君) 新生児というのは、2人目の新生児、3人目の新生児も訪問するということでございます。
◆3番(久保智敬君) そうですか、わかりました。 それと、もう一つは、105ページの統合保育所建設事業ですが、隣の
教育民生委員の方が質問できんからしてくれということですので、大浜・熊野地の保育所を統合して蓬莱へ持っていくと、そこの設計業務委託ですか。
○議長(松本哲也君)
葛原子育て推進課長。
◎
子育て推進課長(葛原勇君) そのとおりでございます。
◆3番(久保智敬君) そして、これはゆくゆくは、もと認定こども園、今は総合こども園という形でなってますけど、この方向に行く形ですか。
◎
子育て推進課長(葛原勇君) 今、国が出しています総合こども園というのが、今国会で提出されてますけども、新宮市としましては、まだそこまでのことは考えてございません。
◆3番(久保智敬君) はい、わかりました。
○議長(松本哲也君) 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) まず、125ページなんですが、市営墓地維持管理費についてお聞きをいたします。現在永代供養ですか、これは市営墓地をもう永久に使うということなんですが、それが要らなくなったら返すという形になってると思うんです。間違いないですね。それについて、実は市民の方からもいろんな苦情があるわけなんですが、今回、まず1点質疑をしたいのは、みずからがお借りしてる墓地があります。それを今度、大阪とか東京へ引き上げますと。引き上げるということを市のほうへ伝えた場合、ただ、墓石というのは大変重うございます、本来は、みずからがこれを引き上げていくのが当然だとは思いますが、市から一応、その方が、墓石をもう引き上げると、ここをお借りしてる場所はもう要らなくなりましたと言うたとき、早急にこれを退去していただける形で、借りられている方に申されてると思うんですが、そのあたりいかがでしょう。
○議長(松本哲也君) 中地次長。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) まず、今おっしゃられたように、こちらから出ていかれる場合は、もう使わないというふうなことでは、当然返還というふうなことになってきますし、その後、墓を改葬していただくというふうな手続を踏んでいただくことになってきます。 そこまでしていただいて当然返していただくというふうなことになるので、私どもとしては、そこをしていただかないと、そのままというふうなことになると考えています。
◆13番(福田讓君) わかりました。 そのとき、課長、相手の都合によって時期が延びると、また今回、新宮市のほうの新たに墓地を貸し付けるとなって、ごらんになってわかりますように、かなりの方がもう借りられてます。そして、また新しく出ていった後に入る方、貸していただきたい方もいらっしゃるわけなんですが、そういったみずからが、大阪、東京、都会へ墓を持っていくという方がいらしたとき、市のほうへ届けてから、市はわかりました、どうぞ引き上げてくださいと、かなり時間がかかりますか。そのあたり市としてはどうでしょうか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) 市での手続自体は、それほどはかからないと思います。 あとは、墓石と改葬のほうの関係ですので、その辺がちょっと私もどれぐらいかかるかわからないんですけども、そちらのほうが時間がかかるんではないかなと。あと、改葬すると、大阪へ行かれたり、東京へ行かれたり、そういったところでしたら、またそちらの墓地のほうに手続が必要になってきますので、その辺の手続の時間がまた必要になってくるんかなと考えてます。
◆13番(福田讓君) わかりました。 さらに、御存じのように、南谷の墓地、大浜の墓地、ここのところ、他人様の墓地を踏んでいかなければいけないところがあるわけなんですね。そして、今回質疑をするのは、今度返していただいた墓地、そのときは歩けるほどの、30センチほどの道をつくって、そこはもう絶対借りれませんよと。隣の墓地を踏んでいくようなことじゃなしに、行ける道を必ずつけていただくという形を、今後市としては考えられてますか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) そういうふうなことに関しては、うちとしても当然、今おっしゃられたようなことを考えていかなければならないと考えてございますので、当然現場を見まして、その現場によって状況をうちのほうとしては判断しながら、今おっしゃったような参道整備とか、そういったものはやっていきたいと考えてます。
◆13番(福田讓君) わかりました。 続いて、一般廃棄物の委託の関係をお聞きします。 委託料は、これ一般の、エコ広場じゃなしに普通の、日を決めて回収されてると思いますが、今委託業者というのは何社いらっしゃるんでしょうか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) 家庭のごみにつきましては、1社でございます。今は、新宮清掃さんにやっていただいてございます。
◆13番(福田讓君) 再度質疑しますが、そのほかに業務を請け負いたいという方も、市のほうへそういう要請というのがございますでしょうか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) この家庭のごみの収集につきましては、参入したいとかというふうなことは、まだ私どものほうは聞いてはございません。 これをやるには、相当機材等、パッカー車とかも要りますので、やはりそういうふうなことの原因もあろうかと思いますけれども、私どもの方では、どうしてもやらせてくれというふうなことは聞いてございません。
◆13番(福田讓君) パッカー車とか、そういうのは自分持ちということになるんですね、今お聞きしましたら。市が購入して、それを与えて、それでやってもらうんじゃないんですね。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) 市の分もございますので、それはお貸ししてございます。
◆13番(福田讓君) 再度質疑します。 今の次長の御答弁では、市のパッカー車もあるわけなんですね、それも使って、なおかつ御本人が請け負ってる会社も自分も買ってやってるという形ですか。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) はい、そのとおりです。
◆13番(福田讓君) それでは、その使ってる台数において、仮に10台使っている、そのうちの半分とか、何分の1というのをちょっと教えていただきたいんです。
◎市民福祉部次長兼
生活環境課長(中地清剛君) 申しわけございません、ちょっと細かな数字は今記憶にございません。
◆13番(福田讓君) いいです。
○議長(松本哲也君) 以上で、3款から4款までの質疑を一応終わります。
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△延会の宣告
○議長(松本哲也君) お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。 あすは午前10時から会議を開きます。 御苦労さまでした。
△延会 午後4時33分...