新宮市議会 2011-11-29
11月29日-01号
○議長(松本哲也君) 日程4、諸報告を議題といたします。 諸報告は文書報告として、例月出納検査の結果について報告3件であります。御了承願います。
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△日程5 市報告
○議長(松本哲也君) 日程5、市報告を議題といたします。 市報告は文書報告として、新宮港経過報告及び
公設市場経過報告の2件であります。御了承願います。
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△日程6 議案第44号 平成22年度新宮市一般会計・
特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(松本哲也君) 日程6、議案第44号、平成22年度新宮市一般会計・
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 付託なった平成22年度
一般会計等決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。 16番、杉原議員。
◆16番(杉原弘規君) (登壇) 平成22年度
一般会計等決算審査特別委員会委員長報告を行います。 さきの9月定例会において、本特別委員会が設置され、付託なりました議案第44号、平成22年度新宮市一般会計・
特別会計歳入歳出決算の認定について、審査の経過及び結果を報告いたします。 本委員会は、10月31日及び11月1日の2日間開催し、当局からの説明を聴取後、一般会計の歳出及び歳入について、また
国民健康保険特別会計決算(事業勘定)、他の10件の特別会計決算について、各項目にわたり慎重審査を行いました。 なお、一般会計の実質収支状況ですが、歳入総額169億5,033万8,000円に対し、歳出総額160億7,329万9,000円で、差引残高は8億7,703万9,000円となりますが、翌年度へ繰り越しすべき財源1億2,727万8,000円を除き、実質収支額は7億4,976万1,000円であります。 それでは、審査に当たって出されました質疑等について、その主な内容を抜粋し、以下のとおり申し述べます。 まず、一般会計の歳出では、2款総務費の
自主防災活動支援事業補助に関し、委員中より「補助金はどのような活動に活用されているのか。また、予算額は不足していないのか」との質疑があり、当局より「主に資機材等の整備や消火器の更新に補助金が活用されています。予算額については、組織によって活動に対する温度差がかなりありますが、平成22年度から倍増させていただいた予算額で落ちついています。今後、各組織が積極的に資機材等の整備をした場合に、予算額が不足する可能性がありますので、その際は追加補正にて対応させていただきたいと考えています」との答弁がありました。また、委員中より「自主防災組織の進捗状況」について質疑があり、当局より「現在においては、102の自主防災組織が組織され、世帯の組織率で67.6%となっています。未組織の町内会に対しては、積極的に出前講座等を実施し、組織化をお願いするとともに、講演会等も開催し、さらなる自主防災意識の高揚を図っていきたい」との答弁がありました。 次に、3款民生費の生活保護費に関し、委員中より「国民年金だけで生活するには厳しい状況の中、今後も生活保護受給者の増加が予想されるが、受給者における65歳以上の内訳及び
シルバー人材センター等の働く場を提供すれば高齢者の受給は減少させられるのではないか」との意見があり、当局より「高齢者世帯は231世帯で、率にすると51.2%となっています。高齢者にとっては就労の場が特に少なく、
シルバー人材センターで働いている方も相当数ありますが、金額的に見ますと生活保護を廃止するまでには至らないのが現状です」との答弁がありました。 続いて、委員中より「民生委員・児童委員の役割」について詳細説明を求めたところ、当局より「現在の民生委員・児童委員は93名で、厚生労働大臣の委嘱を受けています。基本的には住民の立場に立って行政と市民とのパイプ役を担い、生活困窮者、障害のある方、児童及び高齢者等で援護を必要とする方々に対する援護活動、相談や助言活動等、社会奉仕の精神をもって地域社会の福祉向上に向けたさまざまな取り組みを行っていただいています。なお、民生委員は民生委員法に基づいて委嘱されると同時に、児童福祉法における児童委員をその民生委員が担うこととされています」との答弁がありました。 次に、7款商工費の
新宮SOHOセンター事業に関し、委員中より「現在の入居者は4部屋中2部屋とのことだが、残り2部屋への
入居申し込み状況は」との質疑があり、当局より「年に何回か新聞広告及び広報誌等で募集しましたが、残念ながら応募がありませんでした。
SOHOセンターはZTVのLAN関係設備を整備していますが、一般家庭における
ネットワーク関係の急速な普及により、自宅で起業できる環境が整ってきたことが原因かと思われます」との答弁がありました。 続いて、委員中より「
企業立地動向等調査の結果」について質疑があり、当局より「資本金2,000万円以上、従業員20人以上の製造業を中心とした企業を対象に、約1万4,700社に対してアンケート調査を実施し、約1割の企業から回答をいただきました。その結果、企業が立地するに当たり求められる条件は、交通アクセスのよさ、労働力の確保、取引市場の近さ、用地の価格が挙げられ、この中でも特に交通アクセスが重要と思われますので、平成25年の高速道熊野市延長に期待したいと思います。また、他の自治体で専門家を雇用し、企業誘致に取り組んでいるところもありますので、こうした方法についても研究していきたいと思います」との答弁がありました。 次に、10款教育費の姉妹都市等児童・
生徒交流事業委託料に関し、委員中より「
サンタクルーズ市への派遣が隔年となっているのはなぜか」との質疑があり、当局より「以前は毎年派遣していましたが、中国への派遣事業が実施されることとなった関係で、
サンタクルーズ市への派遣が隔年となっています」との答弁がありました。また、委員中より「隔年になったことで、希望しても選考で漏れ、全員が参加できない状態であることから、毎年派遣に戻すことも検討していただきたい」との意見がありました。 次に、一般会計の歳入では、12款使用料及び手数料について、委員中より「住宅使用料収入の徴収状況」について質疑があり、当局より「徴収率は現年度分が88.4%、滞納繰り越し分が7.2%となっています。現年度分の徴収を重視し、戸別訪問や調査の早期実施、電話による督促を強化し、対応しています。また、未納が発生すればすぐに催告書を送付することで、現年度分についてはある程度徴収率が上昇してきています」との答弁がありました。 続いて、一般・特別会計の未収金に関し、委員中より「未収金の解消には当局も努力していると思うが、どのように取り組んでいるのか」との質疑があり、当局より「滞納の主なものは市税であり、監査委員からも滞納者への対応に銀行との差があることを指摘されますが、銀行は貸すときに担保をとるのに対し、課税は担保をとれない中で行います。差し押さえしても抵当に入っている銀行が優先されるため、滞納分の収納率が上がらないのが実態です。今の方針としては、現年度課税分をしっかりと徴収したいと考えています。また、もう一つ大きなものが住宅資金貸付金でありますが、こちらも回収管理組合を立ち上げ、そこで粘り強く回収に向け頑張っているところです」との答弁がありました。 続いて、委員中より「20年度より一般会計の収支が黒字に転換しているが、黒字となっている要因は」との質疑があり、当局より「市町村合併に伴う交付税の算定替え等により交付税が想定以上に増加したことによるものと考えます。これは、平成16年以降交付税の大幅な削減により、地方が疲弊してしまったという反省の中、交付税を復元したものだと思われます。厳しい交付税の配分となった平成16年以降、地方自治体はそれぞれ経費の節減を行い、新宮市も合併を経る中で人件費の削減等を実施してきました。このような経過があって決算が黒字になっていると思います。しかし、将来にわたりこうした状況が続くとは考えにくく、また景気が後退しており、地方の財源を地方財政計画の中で今後も確保してくれるかどうかとの不安もありますので、現状としては非常に厳しい見込みを持って財政運営をせざるを得ないと考えています」との答弁がありました。 次に、総括質疑では、委員中より「里山再生対策事業について、新宮市森林組合の無断伐採は、事業が適正に執行されたとは言いがたく、この支出部分に係る事業費は返還させるべき。また、森林組合長に対し責任の所在を明らかにさせ、責任者を処分するよう申し入れるように」との意見があり、当局より「当該部分の事業費については森林組合に返還請求しています。また、今の意見も組合長に対して申し入れたいと思います」との答弁がありました。 続いて、委員中より「学校教育の分野で、スクールカウンセラーや教育活動支援プログラムを導入し、人員を配置して取り組まれているにもかかわらず、県内でも新宮市の学力が一番低いと聞いている。これからの新宮市にとっては一番大事なことであるので、さらに力を入れ取り組んでいただきたい」との意見があり、当局より「教育の中身が非常に大事なことであり、特に学力の件に関しては、小学校の国語と算数の教員を増員し、きめの細かい指導を教育委員会に指示しているところです」との答弁がありました。 質疑終了後、本案に対する討論では、「幼稚園の3年保育に関し、説明会が平成22年度は1度しか開催されず、また未就園児の保護者に対して説明会開催の周知も実施していないなど、保護者に対して十分な説明がなされないまま現在に至っていることから、この決算は認定しがたい」との反対討論がありました。また、「農林水産業費における里山再生対策事業に関して、不適正な支出があったことからこの決算は認定しがたいが、当局において当該事業に係る損害金の回収と加害者に対する毅然たる処分をすることを期待し、条件つきで賛成とする」との賛成討論があり、採決の結果、賛成多数により議案第44号については認定すべきものと決定いたしました。 以上で平成22年度
一般会計等決算審査特別委員会委員長報告を終わります。
○議長(松本哲也君) 委員長の報告について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案について討論ありませんか。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 委員会中でも答弁させていただいたとおり、平成22年度新幼稚園の園舎建設に向けて事業に着手していますが、幼稚園を実施に当たっての調査であったり、保護者の皆さんに対する説明であったりというところが不足していたと考えられます。 よって、この決算は認定しがたいと、私は考えます。 以上です。
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案について委員長の報告に賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(松本哲也君) 起立多数であります。 よって、議案第44号は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
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△日程7 議案第45号 平成22年度新宮市
水道事業会計決算の認定について
△日程8 議案第46号 平成22年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定について
○議長(松本哲也君) 日程7、議案第45号、平成22年度新宮市
水道事業会計決算の認定について及び日程8、議案第46号、平成22年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定についての2件を一括議題といたします。 付託なった平成22年度企業会計決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。 15番、前田 治議員。
◆15番(前田治君) (登壇) 平成22年度
企業会計決算審査特別委員会委員長報告を行います。 さきの9月定例会において、決算審査特別委員会に付託されました議案第45号、平成22年度新宮市
水道事業会計決算の認定について、議案第46号、平成22年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定についての決算案件について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 平成22年度新宮市
水道事業会計決算の認定に係る本特別委員会につきましては10月31日、委員全員の出席のもと開催し、事業報告書、総括事項について、業務内容及び経営状況の報告、事業概要、建設改良事業、財政概況等の説明を受け、審議に入りました。 まず、本決算の概況ですが、昨年に引き続き一般家庭の使用水量が減少しており、収入総額は6億881万4,628円となり、そのうち、給水収益は6億598万3,453円で、前年度と比較して215万595円、率にして0.35%の減少、支出総額は5億1,336万5,657円で前年度と比較して1,444万3,375円、率にして2.74%の減少となっており、収支差し引きでは9,544万8,971円の純利益が生じております。 委員会審査における質疑の主なものについて、以下その概要を申し上げます。 まず、委員中より「平成22年度の収益的収支が、前年度と比較して良好ですが、水道料金改定の考えは」との質疑があり、当局より「経費節減等に努めていますが、これ以上支出を抑えることは難しく、使用水量も毎年減少傾向にあり、厳しい経営状況等であります。水道料金の改定については、災害に対応できる水道施設の改良工事を計画し、その必要費用を示した上で議会に相談したいと思っています」との答弁でした。 次に、委員中より「水道管の耐震化と今回の取水口の問題等、防災対策上の観点からの設備投資が相当な負担になると思うが」との質疑があり、当局より「水道事業の企業会計で賄えるか不安になるほどの費用が必要になると考えています。防災に要する費用については、市民の生命を守る部分につながるので、一般会計からの繰り入れについても協議させていただきながら、防災対策の充実を図りたいと思っています」との答弁でした。 次に、委員中より「決算書では、積立金4億数千万円、企業債が約35億円、平成22年度に1億8,700万円ほど借り入れている。将来的な水道事業の見直しは」との質疑があり、当局より「積立金以外の基金的なものはなく、工事については、ほとんどが企業債の借り入れで実施し、多い年では5億円ほど借り入れて必要な工事を行っています。すなわち、企業債に頼らなければ工事ができない状況となっています。今後は経年管の交換等について、優先順位をより明確にして進めていかなければならないと考えています」との答弁でした。 次に、委員中より「委託費約1億1,000万円のうち、浄水場運転監視委託が約4,000万円で市外業者へ委託しているとの説明がありましたが、市内業者では対応は無理なのですか。また、地元業者の育成、技術力の向上を図るためにも、大手企業とのJV等により市内業者が参加できるような検討をお願いしたい」との質疑及び意見があり、当局より「浄水場の運転監視については、以前は直営で職員が行っていました。その後、市内の組合等にお願いしていましたが、より専門的な技術を持った業者への委託が必要との結論となり、再検討の結果、雇用については地元へお願いする形で現在の市外業者に決まった経過があります。ただ、委託を始めて10年経過しますので、今後入札方法等考えていきたいと思っています。工事等についても、地元でできることは地元へ発注したいと思っています。浄水場内電気及び送水ポンプ設備工事については、受注生産の部分が多く、メーカーでないと対応できない部分があり、市外業者への発注となりました」との答弁でした。 以上、審査の結果、本委員会は議案第45号については、当局の説明を了とし、全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。 続きまして、平成22年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定に係る本特別委員会につきましては、11月1日、委員全員の出席のもと開催し、事業報告書、総括事項について、診療状況及び経営状況の報告、事業概要、財政概況等の説明を受け、審議に入りました。 まず、本決算の概況ですが、医療センターの利用状況については、入院患者数は延べ8万9,218人で、昨年度に比べ1.46%の減少となり、病床利用率は、昨年度より1.2%少ない80.4%となっております。外来患者数は延べ14万1,359人で、昨年度に比べ0.2%の増加となっております。 収益的収支については、病院事業収益は60億4,395万8,493円、前年度と比較して1億3,707万6,270円、率にして2.32%の増加、病院事業費用は61億3,398円、前年度と比較して1,417万1,597円、率にして0.23%の減少、収支差し引きでは、前年度に比べて改善されたものの5,604万4,905円純損失となっております。 委員会審査における質疑の主なものについて、以下その概要を申し上げます。 まず、委員中より「未収金約7億5,000万円の内訳と回収方法について」の質疑があり、当局より「この未収金の主なものは、3月までの診療に対する保険請求で、4月に病院に支払われるものと、県からの補助金2億円で、それらについては時期が来れば入ってきます。患者からの診療に対する未収金は平成14年度からの累計で約3,100万円で、電話や文書による催促等を行っているところです」との答弁でした。 次に、委員中より「目標病床利用率と、達成のための努力はどのようにされていますか」との質疑があり、当局より「平成22年度の病床利用率は80.4%です。病院経営上85%前後が採算ラインと考えますが、新宮医療圏人口が13万人から14万人で、1年間に2,000人程度減少しています。今後10年で2万人程度減ると想定しており、採算ラインの病床利用率85%を維持することは難しくなると考えられます。よって、患者数での収益確保は難しくなると予想されますので、今後は、医療の質を上げ、高度医療を提供することで、収支を合わせていく傾向になると考えています」との答弁でした。 さらに、委員中より「高齢化が進めば、治療が必要とされる人口構成としてはふえてくるのでは」との質疑があり、当局より「10年後には、高齢化率は45%前後と予想され、我々も65歳以上の人がふえて、医療を受ける人がふえるのではないかと考えたことがあります。ただ、全体的なシミュレーションの中では総人口は減るものの、高齢者数は現在と余り変わらず、高齢化率だけが高くなり、現実的には収益の増加にはつながらないだろうと予想しています」との答弁でした。 次に、委員中より「くしもと町立病院の開院、那智勝浦町でも病院計画が進んでいるが、13万人余りの医療圏内に大きな病院が三つも必要なのかどうか、病院経営に厳しさが増すのではないか、病院間の役割分担や競争等についての考えは」との質疑があり、当局より「御指摘のとおり、くしもと町立病院は本日開院、那智勝浦町も移転新築を計画しています。我々とすれば、両病院から頼られる病院となることが、医療センターの生き残りにつながると考えています。新宮医療圏では、日本人が死亡する三大要因であるがん、脳疾患、心臓疾患に対応できるのは基本的に医療センターだけです。そういう意味では、さらに努力を続け、より質の高い、腕もよく、親切な病院を目指し、医療センターとしての役割を担い、競争力を高めていきたいと思います」との答弁でした。 次に、委員中より「一般会計から、建設改良費も含め6億数千万円、医業経営分では約3億円が補助金として繰り出されている。このように民間病院とは違う後ろ盾があり、医療センターが経営されている。公営企業会計決算審査意見書のくくりにも、市外からの患者数が、外来、入院ともに半数以上になっていると書かれています。言いかえると、新宮市の財源を6億数千万ほど投入し、新宮市以外の患者さんを半数以上診ているということです。新宮市全体として、医療センターの今後について、しっかりと考えるべきではないか」との質疑があり、当局より「補助金として、6億数千万円を繰り入れがあるのは事実で、多くの市民の方は、市税をそのまま支出しているととらえられていると思います。ただ、6億数千万円のうち、5億数千万円は、高額な医療機器を購入する場合の起債を活用した際に国から交付税措置されたお金です。残りの1億数千万円は、新宮市単独の持ち出し分でありますが、平成13年に医療センターを開院する際、新宮市民だけではなく、広域全体を引き受け、高度医療も行い、本病院でほとんどの病気を完結させ、そのための不採算部門は新宮市が補てんするという高い志のもとでスタートしたと思っています。このままで推移すれば来年ぐらいで収支を合わせられ、病院経営上希望が持てるところまで来ています」との答弁でした。 次に、委員中より「固定資産購入器械備品費が、31種類2億8,585万円ほどあり、大変高額な機器がリストに並んでいますが、医師の研究のために安易に機器を購入しているのではないかとの感じを受けます。機器購入に当たっては、十分調査し、購入しているのですか、また機器を購入する業者の選定方法は」との質疑があり、当局より「現在は医師の希望を、院長を含めた選定委員会にて協議、選定し、機器の購入を決めています。医師の希望をすべて認めているように受けとめられがちですが、8割ぐらいは辛抱していただいています。平成22年度は、新宮医療圏で救急のため、2億円の補助金があり、高額となっていますが、例年は1億円前後です。業者選定については、約10業者より見積りを実施し、最低見積り業者とさらに交渉し、決定しています」との答弁でした。 次に、委員中より「今回の災害時の水確保の状況及び今後については」との質疑があり、当局より「今回は、国道42号は通行可能で、自衛隊や他の自治体の給水車の応援により、乗り切ることができました。ただ、地震の場合、国道等の寸断が予想され、今後は敷地内に井戸を設置し、自前の水源を持ちたいと考えています」との答弁でした。 以上、審査の結果、本委員会は議案第46号についても当局の説明を了とし、全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、決算特別委員長の報告を終わります。
○議長(松本哲也君) 委員長の報告について質疑に入ります。 まず、議案第45号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 次いで、議案第46号について質疑を行います。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 報告の3ページの「今後10年で2万人程度患者さんが減ると想定しており、採算ラインの病床利用率85%を維持することは難しくなる」という報告と、4ページの下のほう、「このままで推移すれば、来年ぐらいで収支を合わせられ、病院経営上希望が持てるところまで来ています」という報告が少し矛盾するように感じたんですが、この辺はどういったことでしょうか。
◆15番(前田治君) 2千人は、これ毎年減ってるんで、なかなか難しいやろなということですが、「高度医療等で、患者数、患者の受診率を上げて収支を合わせていきたい」ということと、「経営上希望が持てるところまで来ています」という答弁はこのままのとおりであります。このままで推移すればということですね。細かいことは、聞いてないです。
◆5番(並河哲次君) わかりました。状況は厳しくなるけども、希望が持てる状態ということですね。わかりました。
○議長(松本哲也君) 以上をもって質疑を終わります。 これより、各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 議案第45号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 討論を終わります。 お諮りいたします。委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第45号は、委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次いで、議案第46号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 討論を終わります。 お諮りいたします。委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第46号は、委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
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△日程9 議案第53号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
○議長(松本哲也君) 日程9、議案第53号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第53号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、本年9月30日の人事院勧告に基づき、本市においても所要の改正を行うというものであります。 改正内容でございますが、2ページの第1条では、本年12月1日からの給料表の引き下げを規定してございます。3ページから14ページまでの給料表につきましては、別表第1から第3まで医療職1を除き、月齢給の引き下げ改定を行うもので、平均マイナス0.2%の引き下げ率となってございます。 15ページの第2条では、第1条において給料表が引き下げ改定されることを踏まえ、平成18年4月の給与構造改革による給与水準引き下げに伴う経過措置の基礎額となる額についても官民較差相当の引き下げを行うというものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日の属する月の翌月の初日から施行するというものでございます。また、今回の人事院勧告につきましては、給料表の引き下げが平成23年12月からとなりますことから、年間給与の官民較差を実質的に均衡させる観点から、平成23年12月期の期末手当で所要の調整を行うよう附則第2項において特例措置を規定してございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 13番。
◆13番(福田讓君) 今、この給与表を見せていただいてます。昨年もお聞きしたんですが、昨年は、たしか質疑の中で、新宮市の職員の中で最高給が46万3,000円とお聞きしたんで、今回は4ページの中で45万8,000円、これになったということでしょうか。1点、お聞きします。
○議長(松本哲也君) 上路総務部次長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 議員さん、今おっしゃってるのは、給料表の中の額のことだと思います。現実的に、その最高額を支給されてる職員は今のところないと考えられます。条例上の額にはそうなっているということだと思います。
○議長(松本哲也君) 13番。
◆13番(福田讓君) そうしますと、新宮市では、高卒から勤められて、今、最高で基本給はお幾らですか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 43万円台が最高額だと把握してございます。
◆13番(福田讓君) そうしますと、これは一応号給、昇給のこれですね。今、お聞きしますと、この7級の、4ページでは、45万8,000円が事実上は新宮市の職員の方で最高は43万円台ということですか。昨年聞いたら46万円と聞いたんですけどね。間違ってますか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 46万円台の職員はいないということで把握してございます。
◆13番(福田讓君) そうしますと、今、御答弁いただいたように、最高は43万円ですね。そして、医療職はお幾らですか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 後ほど調べまして答弁させていただきます。
○議長(松本哲也君) 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 人事院勧告の0.2%の引き下げですかね、その根拠というのは、どういったものになるんですか。
○議長(松本哲也君) 上路総務部次長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 今回の人事院勧告につきましては、大きく言いますと、月例給は引き下げ改定、それでボーナスは見送り、それの平均の年間給与で、マイナスの1万5,000円の引き下げということになってございますが、これは民間と公務員の給与較差を調査した結果、そのような率となったということでございまして、この引き下げを主に40歳代から50歳代を中心に改定をしていこうということになってございまして、50歳代ではマイナスの0.5%の引き下げとなってございます。それを平均しまして、マイナスの0.23%ということになってございます。
◆5番(並河哲次君) 民間と公務員の給与較差の是正のためということでいいですか。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) そうでございます。
◆5番(並河哲次君) 政府のほうで、国家公務員の給与を平均7.8%引き下げる法案というのが出ていると思うんですけども、まだ成立していないと思うんですけども、これと人事院勧告で、もしこちらの7.8%引き下げの法案が、国家公務員の件ですけども、成立した場合には、どのようにしていくお考えでしょうか。
○議長(松本哲也君) 田岡市長。
◎市長(田岡実千年君) もし、国会でそういう国家公務員の給与の引き下げが成立されれば、それからまた職員の給与についても考えていきたいと考えております。
◆5番(並河哲次君) わかりました。
○議長(松本哲也君) 11番、田花議員。
◆11番(田花操君) 今、並河議員がちょっと質問しかけた、その国家公務員は、今の民主党は7.8、東日本大震災を受けて、さらに下げると。人事院勧告は、今の0.23マイナスで勧告してるけど、国家公務員は人事院勧告、まだ実施されてないんかな。
○議長(松本哲也君) 小山総務部長。
◎総務部長(小山壽行君) 今、政府が出している法案は、人事院勧告の引き下げ分を包括した形で7.8%引き下げようかという法案を出しているようで、人事院勧告を独立して引き下げる法案についてはまだ出されてないというふうに聞いております。
◆11番(田花操君) 微妙な時期なんで、国家公務員がさらに7.8下げて、踏み込んで下げるとなったら、なかなか今市長はその流れを見て、国がそういう方向になれば、うちも見習うというお考えですか。
○議長(松本哲也君) 田岡市長。
◎市長(田岡実千年君) 見習うというより、うちはうちで、また職員の給与をどうするか考えると、考えたいと思っております。
◆11番(田花操君) うちだけで考えるいうのは、今まで人事院勧告、国の国家公務員の給与の流れを基本にずっと来てる中で、うちはその時点でどういう判断をするいうのは、なかなか微妙な感じで。できたら、国の流れをもう少し見た上で、今回こういうような条例改正しても遅いということはなかったんじゃないかなと思うけど。 県も、この間勧告して、県は人事院勧告どおり実施するいうことで、県は今回変えるいうことは決まったんかな。
◎総務部長(小山壽行君) 県は、独自の人事委員会を持っておりますので、そこで独自の調査を行って判断をしております。我々のところはそういった組織ありませんので、これまでも国の人事院の勧告に基づいた給与の改定を行ってきました。 国にあっては、ことし異例な形で、現在7.8%の国家公務員の給与の引き下げを行うという法案が出されております。ただ、いろんな状況の中で、片方でまた、今、野党が別の対案を出そうとしておりますので、そこら辺の状況については、今、議員さんおっしゃられるようにいろんな状況を見ていきたいとは思っております。
◆11番(田花操君) 国は、国家公務員の給与を大幅に引き下げようと、それは東日本の大震災にかんがみていうこと。うちも、先般の台風12号のこの大災害を踏まえたら、なかなかちょっと微妙な感じもしますし、ぜひ、市長、判断適正なところでやはりしていただきたいというふうに思います。 以上です。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第53号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 質疑中でありますが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午前10時58分
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△再開 午前11時12分
○議長(松本哲也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど、福田議員の議案第53号に関する質疑に対しての答弁について当局から説明をしたい旨の申し出がありますので、発言を許可いたします。 上路次長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 先ほど、福田議員さんから御質問いただきました医師を除く医療関係事務の給料の最高額につきましても、先ほどの答弁と同様の43万円台でございますので、報告いたします。
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△日程10 議案第54号 新宮市税条例の一部を改正する条例
○議長(松本哲也君) 日程10、議案第54号、新宮市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 西税務課長。
◎税務課長(西寛君) (登壇) ただいま議題となりました議案第54号、新宮市税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、地方税法の一部改正により寄附金控除の対象が拡大されましたので、新宮市税条例の一部を改正するというものであります。 議案書の2ページをお願いいたします。 内容につきましては、第34条の7におきまして、今まで都道府県または市町村に対する寄附金及び共同募金または日本赤十字社に対する寄附金のみが市税の寄附金控除の対象でありました。今回の改正では、国税において寄附金控除が認められている所得税法第78条第2項第2号における公益財団法人、公益社団法人、同第3号の学校法人及び租税特別措置法第41条の18の2第2項において国税庁が認定している認定特定非営利活動法人を市税の寄附金控除の対象として追加するというものであります。 以下、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、平成23年1月1日以降の寄附金について適用するというものであります。 以上、まことに簡単でございますが、説明とさせていただきます。御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
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△日程11 議案第55号 新宮市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
○議長(松本哲也君) 日程11、議案第55号、新宮市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 海野消防本部庶務課長。
◎消防本部庶務課長(海野裕二君) (登壇) ただいま議題となりました議案第55号、新宮市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の改正は、障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて、障害保健福祉施策を見直すまでの間において、障がい者等の地域生活を支援するための関係法律の一部施行に伴う関係政令の整備に関する政令、平成23年政令第296号が平成23年10月1日から施行され、同令以来8条の規定により、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令、昭和31年11月8日政令第335号の一部改正が同日から施行されたことに伴いまして、本市におきましても、関係条例であります新宮市
消防団員等公務災害補償条例について所要の改正を行うものでございます。 内容といたしましては、障害者自立支援法第5条の条項ずれに伴いまして、条例の整備を行うものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、政令の施行日であります平成23年10月1日から適用するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
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△日程12 議案第56号 新宮市立小学校及び中学校条例の一部を改正する条例
○議長(松本哲也君) 日程12、議案第56号、新宮市立小学校及び中学校条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 伊藤学校教育課長。
◎学校教育課長(伊藤順司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第56号、新宮市立小学校及び中学校条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、新宮市立千穂小学校と丹鶴小学校の統合に伴い設置する統合小学校の校名を神倉小学校とするため、別表第1について所要の改正を行うものであります。 なお、附則につきましては、改正条例の施行日を当該統合小学校の開校に合わせ、平成24年4月1日とするものでございます。 以上、簡単ではございますが、議案第56号、新宮市立小学校及び中学校条例の一部を改正する条例の説明とさせていただきます。 御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 神倉小学校という、神倉という名前が出てきた流れ、経緯を教えていただいてもよろしいでしょうか。
◎学校教育課長(伊藤順司君) 約1年以上協議しました結果、最終的には神倉小学校になりました。
◆5番(並河哲次君) 協議の行われた会の名前は。
◎学校教育課長(伊藤順司君) 千穂・丹鶴小学校統合校建設協議会でございます。
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程13 議案第57号 平成23年度新宮市
一般会計補正予算(第5号)
○議長(松本哲也君) 日程13、議案第57号、平成23年度新宮市
一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) (登壇) ただいま議題となりました議案第57号、平成23年度新宮市
一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 まず、1ページの第1条では、予算の総額に8億3,009万5,000円を追加し、補正後の予算額を196億9,114万5,000円にするというものであります。 なお、追加する補正予算のうち、台風12号災害に係る経費は5億9,495万6,000円であります。したがいまして、9月議会における4号補正が台風12号に係る緊急対策経費でありましたので、4号補正額17億5,914万4,000円と合わせまして、合計23億5,410万円となるものであります。 次の第2条では、地方債の追加及び変更は第2表の地方債補正によるというものであります。 それでは、歳出の内訳でありますが、本補正予算につきましては、本年4月以降の人事異動及び給与に関する条例改正などにより、歳出全款に係る人件費の増減を調整させていただいております。 したがいまして、最初に、人件費の総額につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、最後の88ページをお願いいたします。 給与費明細書の1の特別職の表中、比較の欄でありますが、長等の共済費24万5,000円の減額につきましては、基礎年金部分の負担金掛け率の改定に伴う減額補正であります。 その下のその他の特別職の他の手当1,241万7,000円につきましては、台風12号により被災された消防団員3名に対する条例に基づく損害補償費であります。 次に、下段の2の一般職でありますが、当初予算編成後の職員の異動及び給与に関する条例改正などに伴う補正でありまして、比較の欄でありますが、職員数につきましては、当初予算から3名増の316名であります。 給与の内訳につきましては、給料が293万4,000円の減、職員手当が3,315万9,000円の増となっており、これにつきましては、下段に職員手当の内訳を記載しておりまして、増額の大きな要因は退職手当でありまして、8月1日付の退職者1名分を補正するもので、退職者の合計は、定年6名と合わせて合計7名ということであります。 次に、共済費2,989万3,000円の減額につきましては、長等の共済費と同様に基礎年金部分の負担金掛け率の改定によるものであります。 なお、次の89ページには増減額の明細を記載しておりますので、御参照のほどよろしくお願い申し上げます。 それでは、各費目ごとに、人件費を除き、経費の内訳につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、18ページをお願いいたします。 1款1項1目議会費については、人件費のみの補正であります。 次の20ページをお願いいたします。 2款総務費1項1目一般管理費、説明欄1の公用車管理経費については、災害時等の広報対応のため、公用車7台にスピーカーを取りつけるものであります。 2及び3については、特別職及び職員人件費の補正であります。 次の13目行政局費、次の14目支所費については、人件費のみの補正であります。 18目諸費については、平成22年度に収入された県補助金への一部返還金であります。 次の20目総務管理費台風12号災害対応経費でありますが、説明欄1の公用車購入については、浸水した公用車、軽1台・普通4台の計5台の乗用車を買いかえるものであります。 次の23ページをお願いいたします。 2の災害対応リース関連については、災害調査用に借り上げておりました乗用車10台のうち4台を引き続き借り上げるものであります。 3の熊野川行政局につきましては、県の緊急雇用補助金を活用し、仮設住宅関連等の事務補助として、臨時職員2名を雇用するものであります。 4の熊野川行政局情報システムについては、被災した情報系、また基幹系のネットワークシステムを復旧するために要する経費であります。 5の紀伊半島大水害新宮市合同慰霊祭については、このたびの災害により、御逝去されました方々の合同慰霊祭をとり行うために要する経費であります。 次の24ページをお願いいたします。 2項1目税務総務費については、人件費のみの補正であります。 3目徴税費台風12号災害対応経費については、災害後の現状把握のため、航空写真撮影を委託するものであります。 次の26ページをお願いいたします。 3項1目戸籍住民基本台帳費については、人件費のみの補正であります。 2目戸籍住民基本台帳費台風12号災害対応経費については、県の緊急雇用補助金を活用し、各種証明書発行手数料の還付手続等の事務補助として、臨時職員1名を雇用するものであります。 次の28ページをお願いいたします。 4項1目選挙管理委員会費。 恐れ入ります、次の30ページをお願いいたします。 6項1目統計調査総務費。 恐れ入ります、次の32ページをお願いいたします。 7項1目監査委員費、いずれも人件費のみの補正であります。 次の34ページをお願いいたします。 3款民生費1項1目社会福祉総務費については、人件費のみの補正であります。 2目障害者福祉費、説明欄1の介護給付事業、2の訓練等給付事業につきましては、いずれも利用者が増加したことに伴う増額補正であります。 3の生活サポート事業については、障害福祉サービスへの移行による利用者の減少に伴う扶助費を減額補正するものであります。 6目国民年金事務費、次の7目隣保館費については、いずれも人件費のみの補正であります。 10目後期高齢者医療費については、人事交流等に伴う人件費分を減額補正するものであります。 11目介護保険事業費については、介護サービス受給者の増加に伴い、事業費の増額が見込まれるため、その所要額の繰り出しを補正するものであります。 次の36ページをお願いいたします。 2項1目児童福祉総務費、説明欄1の乳幼児医療費については、医療費の増加に伴う補正であります。 2の子ども手当システム改修については、県の地域子育て補助金を活用し、特別措置法成立に伴うシステム改修を委託するものであります。 3の放課後児童健全育成事業については、対象児童の増加に伴う補正であります。 その下の4については、人件費の補正であります。 次の2目児童措置費、説明欄1の私立保育所運営費負担金及び2の補助金については、いずれも保育児童の増加に伴う補正であります。 3の保育対策等促進事業費補助金については、一時的な保育サービスに対する補助金でありまして、補助基準額の引き上げや、また新たに1園が事業開始するなど、増額補正するものであります。 3目母子福祉費、説明欄1のひとり親家庭医療費については、医療費の増加に伴う扶助費を増額補正するものであります。 2の母子家庭自立支援給付金については、8月から1名の方が新たに追加となったため、増額補正するものであります。 4目保育所費は、人件費のみの補正であります。 5目児童館費、説明欄1の地域子育て創生事業については、県の地域子育て補助金を活用し、食育活動支援、また人権教育、また子育て相談などの取り組みを行うものであります。 その下の2については、人件費の補正であります。 次の38ページをお願いいたします。 3項1目生活保護総務費は、人件費のみの補正であります。 2目扶助費については、傷病のため、生活保護を受給することとなった世帯の増加に伴う医療扶助費の増額補正であります。 次の40ページをお願いいたします。 4項2目災害救助費台風12号災害対応経費、説明欄1の被災者支援対策については、被災者支援対策室における事務費でありまして、主には、被害調査の結果通知、支援策の広報活動などに要する経費を補正するものであります。 2の災害弔慰金につきましては、災害弔慰金の支給額確定に伴う減額補正であります。 3の災害救助物資関連については、避難所における生活用品など、救助物資に係る経費の増額補正であります。 4の遺体収容経費については、遺体の一時保存用ドライアイスに係る経費を補正するものであります。 5の住宅応急修理については、9月補正で、被害を受けた住家に対し、応急的に補修するための経費30件分を計上いたしましたが、不足予定92件分を増額補正するものであります。 6の民間賃貸住宅家賃助成金事業については、家屋の半壊または床上浸水の被災により、居住が困難となり、かつみずからの資力では住宅の確保ができない者を対象に、月額3万円を限度として、最長12カ月間の家賃補助を行うというものであります。 次の42ページをお願いいたします。 4款衛生費1項1目保健衛生総務費は、人件費のみの補正であります。 4目環境衛生費、説明欄1の環境保全対策費については、放射能測定機器2台の購入費などを補正するものであります。 その下の2は、人件費の補正であります。 9目簡易水道費については、給与改定に伴う人件費分を減額補正するものであります。 12目保健衛生費台風12号災害対応経費、説明欄1の簡易水道事業については、9月補正で、三津ノ及び宮井簡易水道の復旧に係る経費を繰り出しさせていただきましたが、特別会計で災害復旧事業債への充当に伴い、繰出金を減額するものであります。 2の災害ごみ対策経費につきましては、災害ごみ入れコンテナパックの追加購入、また災害ごみ置き場3カ所の警備に要する経費を補正するものであります。 3のごみ減量推進費については、災害ごみ収集及びエコ広場関係の広告料を補正するものであります。 4の災害廃棄物処理事業については、災害ごみ仮置き場3カ所における整備作業及び家屋廃材などの処分手数料に係る経費であります。 5の熊野川歯科診療所については、被災した診療所にかえて、熊野川行政局4階において診療所を開設するため、設計業務を委託するものであります。 次の44ページをお願いいたします。 2項1目清掃総務費は、人件費の補正であります。 次の46ページをお願いいたします。 6款農林水産業費1項1目農業委員会費、次の2目農業総務費は、いずれも人件費のみの補正であります。 3目農業振興費については、農地が被災したことに伴う3カ所への防護柵設置補助金などを減額するものであります。 5目地籍調査費は、人件費のみの補正であります。 次の48ページをお願いいたします。 2項1目林業総務費は、人件費のみの補正であります。 2目林業振興費、説明欄1の林業総合センター及び2の木質パウダーボイラー設置については、各施設が被災したことに伴う事業費の全額を減額補正するものであります。 3の森林整備地域活動支援については、法改正に伴い、森林整備の対象が45年生以下からすべての人工林に拡張されたため、増額分を補正するものであります。 4の里山再生対策事業については、台風12号の影響に伴い、事業実施が困難となったため、減額補正するものであります。 5目林道新設改良費については、人件費のみの補正であります。 次の50ページをお願いいたします。 3項1目水産業総務費、次の4目漁港建設費については、いずれも人件費のみの補正であります。 次の52ページをお願いいたします。 7款商工費1項1目商工総務費は、人件費のみの補正であります。 5目商工費台風12号災害対応経費、説明欄1の熊野川町シャトルバスについては、当初は年末までの運行計画でありましたが、国道168号及び路線バスの早期復旧に伴い、減額補正するものであります。 2の新宮市商工業災害復旧資金利子につきましては、国や県における融資制度の利用者に対して利子補給を行うもので、年間30万円を限度とし、3年間の支援策を講じるというものであります。 3の川舟下り送迎車については、県の補助を受け、水没した送迎用の乗用車2台を購入するものであります。 4の熊野川川舟運航については、川舟の修繕や装備品など、川舟運航の再開に要する経費を補正するものであります。 次の54ページをお願いいたします。 8款土木費1項1目土木総務費は、人件費のみの補正であります。 次の56ページをお願いいたします。 2項3目道路新設改良費、説明欄1の相筋堤防線道路については、国土交通省が実施している相筋地区堤防強化工事の完了区間について市施工分延長400メートルの舗装に要する経費を補正するものであります。 2の高田三津野線道路につきましては、幅員3メートルで延長85メートルの区間について幅員を3メートルから5メートルに拡幅するため、測量設計を行うものであります。 3の県営事業につきましては、明神山及び三輪崎の2カ所の急傾斜地崩壊対策事業に係る地元負担金であります。 4の県営事業につきましては、尾頭、能城山本ほか2カ所の小規模がけ崩れ対策事業に係る地元負担金であります。 その下の5は、人件費の補正であります。 5目交通安全対策事業費は、人件費のみの補正であります。 次の58ページをお願いいたします。 4項1目港湾管理費、説明欄1の新宮港環境整備事業については、県の緊急雇用補助金を活用した緑地整備に係る委託料でありまして、毎月の就労日数の実績見込みにより、減額補正するものであります。 その下の2は、人件費の補正であります。 次の60ページをお願いいたします。 5項1目都市計画総務費、次の2目街路事業費は、それぞれ人件費のみの補正であります。 3目都市下水路費、説明欄1の都市下水路維持修繕については、市道王子ヶ浜線の5カ所のマンホールなどを修繕するものであります。 2の相筋地区排水ポンプ設置については、相筋第一、第二、及び第三樋門に、内水排除のための工事用水中ポンプを設置するものであります。 3の野田救急排水ポンプについては、平成15年度に設置したポンプでありまして、経年劣化に伴う電気抵抗値の低下から電動機のオーバーホールを実施するものであります。 次の62ページをお願いいたします。 6項1目住宅管理費は、人件費のみの補正であります。 恐れ入ります。次の64ページをお願いいたします。 9款消防費1項1目常備消防費は、人件費のみの補正であります。 2目非常備消防費、説明欄1の各種団体等負担金については、当初予算で計上の消防団員福祉共済負担金の支払いが翌年度になったことに伴う減額補正であります。 2の非常備消防費一般経費については、消防団員3名分の退職報償金であります。 5目消防費台風12号災害対応経費、説明欄1の熊野川消防出張所については、被災した事務用備品などの購入に要する経費であります。 2の消防団については、被災した熊野川地区消防分団への火災関係、また救助関係の資機材などの補充を行うものであります。 3の消防賞じゅつ金支給については、
殉職された消防団員2名に対する賞じゅつ金であります。 4の公務災害等補償金については、
殉職された消防団員2名、災害活動中に負傷された消防団員1名に対し、条例に基づく損害補償を行うものであります。 次の66ページをお願いいたします。 10款教育費1項2目事務局費につきましては、教育長及び職員人件費の補正であります。 次の68ページをお願いいたします。 2項4目学校整備費については、蓬莱・王子小学校統合校建設事業におきまして、台風12号の大雨に伴う雨漏りと外壁モルタルの損傷が見つかったため、雨漏り対策や外壁補修工事の追加を、また国の補助を活用し、教室内の木質化を実施するというものであります。 次の70ページをお願いいたします。 4項1目幼稚園費は、人件費のみの補正であります。 2目幼稚園整備費については、千穂・丹鶴統合幼稚園建設事業におきまして、台風12号の大雨に伴う敷地内の排水容量不足が確認されたため、排水計画を見直し、排水溝の再整備を行うというものであります。 次の72ページをお願いいたします。 5項1目社会教育総務費は、人件費のみの補正であります。 3目文化財保護費につきましては、台風12号により崩落した新宮城跡の民家裏の斜面復旧事業を優先させるため、本丸・天守石垣整備を延期することに伴う減額補正であります。 8目図書館費は、人件費のみの補正であります。 次の74ページをお願いいたします。 6項1目保健体育総務費は、人件費のみの補正であります。 次の76ページをお願いいたします。 13款災害復旧費1項1目河川災害復旧費につきましては、土ノ河川ほか13河川におけるしゅんせつ、倒木処理、護岸補修などに要する経費であります。 2目道路橋りょう災害復旧費については、1の横手船山線道路その1では崩壊した路肩、延長25メートルの、2のその2では延長30メートルの、それぞれ復旧工事を行うものであります。 3の西敷屋小津荷線道路では、路側擁壁の崩落を防止するため、法面336平方メートルのモルタル吹きつけ工事を実施するものであります。 4の土砂・流木除去等仮復旧については、流出土砂や流木などが約251カ所という広範囲にわたり、当初予想を上回る量の搬出でありましたので、処分に要する経費を増額補正するものであります。 5の下地船山線道路では崩壊した路肩、延長60メートルの、6の広角高森線道路では崩壊した法面60平方メートルの、7の宮ノ前清水谷線道路では崩壊した路肩、延長7メートルの、8の川原田岡線道路では崩壊した路肩、延長11メートルの、9の源ヶ林高線道路では崩壊した法面70平方メートルの、10の九重峯線道路では崩壊した法面187平方メートルの、それぞれ復旧工事を行うものであります。 11の相筋堤防線舗装については崩壊した路面240メートルの、12の高田三津野線舗装は路面3カ所で総延長130メートルの、それぞれ舗装工事を行うものであります。 13の県営事業地元負担金については、県事業である西敷屋及び桧杖地区2カ所の災害緊急砂防事業に伴う地元負担金であります。 14の災害関連については、佐野高津気線外19線における法面、舗装、路肩などの補修や土のう設置などに要する経費であります。 3目都市計画関連災害復旧費については、落雷による野田救急排水ポンプの水位計及びユニット交換に要する経費であります。 次の78ページをお願いいたします。 2項1目農地災害復旧費については、熊野川町日足地区など合計17カ所の農地復旧を行うものであります。 2目農業用施設災害復旧費については、1の木ノ川地区では用水路6カ所で総延長730メートルの、2の佐野地区では用水路9路線で総延長3,000メートルの、3の三輪崎地区では用水路2カ所で総延長400メートルの、4の高田地区では用水路3カ所で総延長600メートルの、5の広角地区では用水路1カ所の、6の熊野川地区では用排水路10カ所で総延長1,700メートルの、それぞれ用水路のしゅんせつ及び修繕などに要する経費であります。 7の畜産施設については、木ノ川地区の牛舎に流入した土砂の撤去及び処分に要する経費であります。 3目中山間施設災害復旧費については、1の飲料水供給施設については、口高田地区施設の取水堰や管理道の修繕のほか、大野地区施設の導水管2,000メートルの布設に要する経費であります。 2の高田小水力発電所については、発電復旧に係る蓄電池及び水位計ケーブル、また点検用モノレールなど修繕に要する経費であります。 3の高田温泉橋流木撤去については、温泉橋の橋台補強及び護岸の仮復旧などに係る経費であります。 4の高田グリーンランドについては、研修センター、実習館、保養館の復旧に係る経費でありまして、主には施設の床や壁の修繕、客室などの調度品の買いかえ、また源泉に係るポンプ、給湯管やボイラー修繕などに要する経費であります。 4目林業施設災害復旧費については、1の林道小井谷山在線外12線については、主には小井谷山在線外4路線で路面修繕を、四滝線外7路線で崩土撤去などを行う経費であります。 2の林道田長谷線では、延長500メートルの林道復旧工事を行うものであります。 3の林業センター等解体事業については、基礎部分の解体が終わり、浄化槽の撤去に要する費用を補正するものであります。 次の81ページをお願いいたします。 4の林道小井谷山在線では延長20メートルの、5の林道北谷線では延長60メートルの林道復旧工事を行うものであります。 次の82ページをお願いいたします。 3項1目社会教育施設災害復旧費でありますが、1の高田公民館については被災した床や壁の修繕などを、2の文化財等については熊野参詣道大雲取越えの倒木処理に要する経費であります。 2目公立学校施設災害復旧費でありますが、熊野川中学校の校舎改修工事及び教材など設備復旧に要する経費であります。 次の84ページをお願いいたします。 4項1目その他公共施設・公用施設災害復旧費でありますが、1の熊野川行政局については行政局2階の復旧工事及び電話交換機システムの修繕を、2の開発センターについては消防設備の取りかえ修繕やエアコン改修を、3の定住促進住宅については集会所の復旧修繕を、4の観光施設についてはさつき温泉の電気設備の復旧工事、また瀞の郷のトイレ修繕などを、5の会館・集会所については木ノ川会館外7カ所の浄化槽ブロワーなどの応急復旧を、6の熊野川消防出張所については行政局2階部分の復旧工事を、7の熊野川地区消防分団については熊野川第2分団及び第4分団の施設復旧修繕に要する経費であります。 次の86ページをお願いいたします。 5項2目衛生施設災害復旧費については、被災した熊野川保健センターの復旧工事に係る設計監理及び復旧工事費を補正するものであります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、12ページをお願いいたします。 2歳入、11款分担金及び負担金、1項負担金については、保育児童の増加に伴う保護者負担金であります。 2項分担金については、農地及び水路の災害復旧費に係る受益者負担金の免除に伴う減額であります。 13款国庫支出金については、負担金、補助金の名称、補助率等、その内訳につきましては、いずれも説明欄記載のとおりであります。 次の14ページをお願いいたします。 14款県支出金については、負担金、補助金の名称、補助率等、その内訳につきましては、いずれも説明欄記載のとおりであります。 次に、18款の繰越金については、本補正予算に必要な一般財源として、平成22年度からの繰越金を充当するものであります。 なお、充当後の繰越金の残高は104万3,000円であります。 次に、19款の諸収入については、消防団員の退職報償金及び公務災害に伴う損害補償金を共済基金より、また里山再生対策事業に係る業務委託料の一部返還金を新宮市森林組合より受け入れるものであります。 次の16ページをお願いいたします。 次に、20款の市債につきましては、事業の名称、充当率、いずれも説明欄記載のとおりであります。 以上が歳入であります。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、6ページをお願いいたします。 第2表、地方債の補正でありますが、上段が6件の追加、下段が6件の変更で、起債の目的、限度額、借り入れや償還の方法につきましては、いずれも記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 暫時休憩いたします。 なお、この後の本会議は午後2時より再開いたします。 以上です。
△休憩 午前11時56分
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△再開 午後1時58分
○議長(松本哲也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの議案第57号について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 41ページの民間賃貸住宅家賃助成金事業で、もしかしたら聞き逃してしまったかもしれないんですけども、月額3万円で、12カ月の家賃ということなんですけども、今、何件申し込みが実際に実施されてるんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 勢古口管理課長。
◎管理課長(勢古口博司君) 先週末時点で、これを利用されてる方が31世帯、58人の方が御利用していただいてます。
◆5番(並河哲次君) ありがとうございます。
○議長(松本哲也君) 11番。
◆11番(田花操君) 例の時間外手当のいろいろ波紋を呼んだ件なんやけど、今回時間外手当入ってない。その後、災害に伴う超過勤務いうのが続いたあるやろ。
○議長(松本哲也君) 上路総務部次長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) 9月議会のとき、補正予算1億1,915万4,000円お認めいただいてございます。その中で、現在、9月分の時間外と10月分の時間外を支出してございまして、まだ残もございます。 ただ、職員につきましては、10月からは土曜日・日曜日・休日については振りかえをしていただくような状況も実施してございます。
◆11番(田花操君) 大概、ピーク過ぎて疲労も限界を超えたあるやろと思うんで、ぜひその辺の十分なフォローをしてやっていただきたいと思うし、時間外については、職員それなりの仕事をしてきた以上、支給をしてあげてほしいなというふうに思います。 それと、この53ページの下の商工費台風12号災害対応経費の中で、川舟のこの件なんやけど、川舟は、これ再開しようということで、こういうように上げて、実際できるん。
○議長(松本哲也君) 岡商工観光課長。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 川舟でございますが、川舟センターのほう、船頭さんとともに現況確認を行っておるところでございますが、私どもといたしましては、春のシーズンに向けて準備を進めていきたいというふうに考えておるところでございます。
◆11番(田花操君) 川のその様子いうか、川が水もああいうように濁り切ったまま、それから河川の状況も相当荒々しく一変してしもた。もう少し時間をかけて考えるべきじゃないんかなと。 それと、その航路、危険じゃないんかなと、私は思うんやけども。流木が河原の中へ刺さったりね。それから、瀬にしても、何本も瀬ができたとこがある、どっちの瀬が。これ、渇水期、増水期、どうまだ河床が変わるかわからん状況の中で、ちょっと拙速過ぎるんじゃないかなというふうに思うけど、当局はこれで安全に運航できるというふうに理解したんやの。
◎商工観光課長(岡雅弘君) まず、運航に際しましては、乗客の方々の安全確保が第一というふうに考えておるところでございます。 その中で、現在確認できておりますのは、田長から速玉大社前の部分までの中で瀬が10カ所程度確認してございます。10カ所につきまして、ある程度の航路確保、安全な部分での運航を目指して航路確保を目指していきたいというふうに考えておるところでございます。
◆11番(田花操君) これもう1回あんたら下ってみたん。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 私の方は、実際まだ乗船してございません。川舟センターの船頭、それからセンター職員が乗船した上で確認しておるところでございます。
◆11番(田花操君) やろうとする意欲はわかるけど、なかなかあの河川の状況を見ると、何か川舟で下ると恐怖感がね。それいうのは、山から土砂、大きな転石がもう本当に水際まで流れてきたある。そういうとこを、幾ら観光やいうて、私は、ちょっともう少し時間をかけても遅くはないんじゃないかなというふうに思うし、十分、くれぐれも安全第一で。かえって苦言を呈しられないように、ぜひしていただきたいと思う。 それから、最後の77ページの災害復旧費の中で、先ほど市長は被害総額78億円いう冒頭のあいさつの中で。私は、これはちょっと過小評価過ぎはせんかなと。78億円ぐらいいうような被害総額じゃないと思うんやけど。それは、市長が冒頭で積み上げて、現時点で出されてるから、それはそれ。そういう中で、今回補正含めて23億円補正措置とったと。そしたら、この78億円から23億円を引くと、残り55億円の残の復旧費が残ってくるというふうに理解してええんですかね。
○議長(松本哲也君) 向井財政課長。
◎財政課長(向井雅男君) このたびの台風12号災害につきましては、災害の復旧費としてどれぐらいかかるであろうかということで、各所管のほうにお尋ねをし、その調査等をしていただきました。その結果、先ほど市長のほうからもありましたが、特別会計あるいは企業会計分が総額2億6,300万円ほど、一般会計が71億9,400万円ほど、あと台風6号の関係もございましたので、それらを含めて総額78億円という事業費が出てまいります。 その中で、今回4号補正と5号補正で12号関係のせさせていただいておりますので、それにこれから補助査定の関係も事業費が出てまいります。ですから、3月補正で約16から17億円程度ほど、また補正をさせていただいて、残り一般会計につきましては、三十数億円の関係を24年度以降に持っていきたいというふうに考えてございます。
◆11番(田花操君) 私なんか一番気になるのは、被害総額がどれだけの、今回12号によって被害を受けたか。これらについては、また一般質問の中でお聞きしたいと思いますけど。 いずれは、優先順位をどうしていくのかと。今回、上がってるのは、急ぐから当然緊急順位Aで上げられてると思う。そやけど、全体の被害の中で、本当にこの順位が、地域の人が求めている順位かどうかいうたら、なかなかこれから見たら、もっと急ぐとこ、現実に佐野、三輪崎方面行ってもあるのに、いっこも上げていただいてないいうのがありますし。それは、全体の被害がどうだったかいうのが出てないから、こういう形で補正として上げられてるんじゃないかということを強く感じます。 そういう思いを持ってますんで、またぜひ災害復旧については、一遍にはすべてできんから、優先順位を、どう行政が地域の生活実態に絡んでつけていくかいうことになろうかと思いますんで、その辺含めて、また一般質問で聞きますんで、以上です。
○議長(松本哲也君) 12番、上田議員。
◆12番(上田勝之君) 53ページの新宮市商工業災害復旧利子補給についてなんですが、これはどの融資に対して行われるものなんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 岡商工観光課長。
◎商工観光課長(岡雅弘君) 現在、私のほうで考えおります中小企業向けの支援策といたしましての利子補給につきましては、対象といたします融資制度につきましては、和歌山県が今回の災害に対して創設いたしました災害復旧対策資金、それから日本政策金融公庫が実施しております災害復旧貸付、それともう一つ商工組合中央金庫が実施しております災害復旧資金、以上三つの制度につきまして対応してまいりたいというふうに考えております。
◆12番(上田勝之君) そうしましたら、一番最初に言われました和歌山県がされている8,000万円以内の10年の固定金利の分に対しての利子補給ですか。利子補給は含まれるということですか。
◎商工観光課長(岡雅弘君) そのとおりでございます。
◆12番(上田勝之君) そうしましたら、その据え置き期間が2年ございますよね。それで、当然そこには利子がついてくるわけですけど、それと返済が始まって1年間、1年間、都合3年間の、ということですかね。
◎商工観光課長(岡雅弘君) そのとおりでございます。
◆12番(上田勝之君) 続いて、77ページか、すみません、ちょっと前です。ごめんなさい、61ページです。すみません、77ページも関係ありますけども。61ページの相筋地区の排水ポンプの設置、一号、二号、三号の樋門ところに設置というんですが、今回9月3、4日の、台風12号の際の山からの内水の排水には、かなり国土交通省あるいは消防署、消防本部、それで消防団、それに最終的には建設業組合、土建組合でしたっけ、なんかの応援を借りて排水をやってたかと思うんですね。それで、このポンプを設置されるということなんですが、容量についてはどの程度お考えなんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 渕上都市建設課長。
◎都市建設課長(渕上崇君) 1基につき毎分8トンの排水能力があります。
◆12番(上田勝之君) 8トンですか。 ちなみに、今回消防本部や消防団がされてたので、どれぐらいの容量といいますか、能力があったんでしょうか。
◎都市建設課長(渕上崇君) 国土交通省でちょっと応援も、排水ポンプ車していただいたんですけども、国土交通省の排水ポンプ車は1分で60トンの能力がありました。
◆12番(上田勝之君) 1分で60トン。それで、今度設置されるのが、すみません。
◎都市建設課長(渕上崇君) 新宮市が、私どもが設置するのは、1分につき8トンです。
◆12番(上田勝之君) それでは全然足らない。あれでも追いつかなかったぐらいですから、全然足らないということになるんじゃないんでしょうか。
◎都市建設課長(渕上崇君) この毎分8トンというポンプを据えるのは、この9月4日の台風が来る以前の相筋の堤防を改修するという計画が、平成16年度ぐらいから一応計画が出されまして、地元にも説明会を開き、その中で、あの当時に地元の皆さんと話する中で、水がつかってきて、道路が冠水するぐらいのときに、少しでも、今、王子本通りのほう熊野地のほうに設置してるんですけども、あのようなポンプを据えられないかという、そういうふうな提案が地元からいただきました。その中で、そういうもんを設置しようということがありまして、それを計画として、現場にはもう釜場いうか、ポンプを据える場所もつくってますし、一応当初計画してたような毎分8トンの一応ポンプを据えるという状況であります。
◆12番(上田勝之君) 課長の御説明は、その9月の大水害以前の計画で、以前に堤防改修の際に相筋地区からの要望を受けて、そういったようなポンプの設置を計画していたものと思われますが、9月の3日、4日、台風12号の大水害を受けて、やはりここは計画の変更が必要ではないかと思うんですね。 国土交通省のあのポンプ車ですら、とてもとても追いつかずというような状況であったのに、それを毎分8トン程度の、いわゆる簡易型と言っては失礼かもしれないですけども、ポンプ設置を、それ以前の計画をそのまま遂行していくというのはいかがなもんかとは思うんですが、計画の見直しをお願いしたいと思うんですけれどもね。いかがお考えですか。
◎都市建設課長(渕上崇君) 上田議員さん言われるのは、確かに私ども9月3日から4日にかけてのあの大雨、あのときは大変な水の量、そして相筋の皆さんも大変な目されたいうのは、私どもも現場へ行って確認しております。 ただ、相筋区域の水というのは、山から来て、結構水の量とかが大変な量です。そして、あの水、内水たまった水を排除するとなると、相当の能力のあるポンプじゃないとはけないというのは私も考えております。そうなりますと、排水機場、大規模な排水機場といいますか、スペース的にも大変要りますし、そして費用の面でも莫大な費用がかかるだろうと考えておりますんで、今の段階で、そういうようなものができるんかどうかいうのは、ちょっとここではなかなか明言できない状況であります。
◆12番(上田勝之君) すぐに御回答をというわけではないですけれども、やはり9月の大水害以前の計画のまま、毎分8トンというような小規模なポンプでは、通常の豪雨時でも非常に能力的に疑問が残るところではないかと。やはり、ここは以前からの計画は少し見直されることを考えられるべきではないかと。これを設置したからといって、逆に相筋の方たちの安心・安全といいますか、住民の皆さんの安心・安全が保たれる、小規模の、これまでの想定であればよかったのかもしれませんが、9月を受けて、今後あそこまで大規模ではないかもしれんけども、起こり得る可能性もありますよね、当然地球温暖化に伴う気候の変化に伴って。当然、山からの内水ですんで、どうしてもかなりの水量になるとは思うんですけどね。そういった形で、以前からの計画をそのまま推し進めていくのはいかがなもんかなと。これを設置したからといって、じゃ地域の市民の皆さんが決して喜ばれるかといえば、非常に逆に不安を持たれるんではないかと思うんですが、いま一度御一考願えませんかね。
◎都市建設課長(渕上崇君) 確かに、上田議員さんおっしゃられる件は、本当にそういう姿になるのが一番ベストだと思いますけども、先ほど申し上げましたように、やはりいろんな要素がかかわってきますんで、きょうの段階としては、上田議員さんからの御意見ということでお聞きして、そして私どもが聞いた中でどのようなことができるんか、研究課題とさせていただきます。
◆12番(上田勝之君) ぜひ、このまま、以前からの計画をここの補正予算に計上されてますが、このままの計画で推し進めるんではなくて、いま一度見詰め直していただければと思うんですが、例えば先ほど課長も御答弁されたように、熊野地や王子本通りでしたっけ、あちらのほうですとか、例えばここに野田、野田というと多分下田のあたりなんだと思いますけども、点検修理業務や復旧業務委託料というのが災害の欄や、この土木費でも上がってますよね。こちらのほうの容量なんかはいかがですか。やはり、あそこらへんも毎回、この間の台風12号の際ではなくても、非常に冠水する確率の高い地域でありますよね、特に下田なんていうのは。市内には、取手や浮島や、まだまだ冠水が早いと、冠水浸水する地域もございますけれども、ポンプをそのままというのは、この大水害を受けていかがなもんかと、ちょっとその辺のポンプの容量といいますか、能力といいますか、そういったもの、御説明いただけませんでしょうか。
◎都市建設課長(渕上崇君) 今、王子本通り、そして野田区域のポンプのことを申されますけど、確かに現場、やはり王子本通りなんかでも、毎分8トンのポンプ、毎秒にしますと0.133立米です。なかなか現場を見ますと、道路が冠水しかけたところでしたら引くんですけども。当時、これは平成9年ごろから設置した関係あるんですけども、今の段階としては、我々、今やってるポンプ設置が精いっぱいじゃないかと、私どもは、現場としては考えております。
◆12番(上田勝之君) これ、市長にお尋ねしてもいいですかね。ぜひ、この相筋地区の計画、以前からの計画をそのまま続けていかれるとか、あるいは野田、下田、あるいは王子本通りのあたりとか、そういったような、あれほどの豪雨といいますか、大水害でなくても冠水、浸水するような地域とか、相筋なんかに至っては、非常に60トンのポンプ車でもなかなか厳しかったような状況ですんで、8トンのポンプを設置するというような計画は、ぜひ、60トンまでいくか、先ほど渕上課長答弁いただいたような大規模施設ということになると、費用のこともありますから、それは一度にはいかないかもしれないですけども、そういったような、少し計画の見直しを検討いただけないのかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(松本哲也君) 田岡市長。
◎市長(田岡実千年君) 災害に強いまちづくりを進めていく中で、そういう大規模なポンプも必要になってくるとは思っております。 ただ、そういうところ、莫大な費用もかかりますので、今後研究と検討していきたい……。
◆12番(上田勝之君) はい。ぜひ、検討を。以前からの計画をそのままで進めていくんではなくて、ぜひ検討をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(松本哲也君) 1番、東原議員。
◆1番(東原伸也君) 69ページ、学校整備の7,900万円ってあるんですけども、説明では災害復旧的な話だったと思うんですけど、これが災害復旧費じゃなしに、今回、もうこの事業でということになるんですかね、これは。
○議長(松本哲也君) 伊藤学校教育課長。
◎学校教育課長(伊藤順司君) 今回、9月4日に132.5ミリというふうな、大変降水量がございました。それで、屋上防水とか、外壁のところが、かなりそこら辺から水が入りましたんで、そこの補修、改修というふうな認識をしておりますので、今回こういうふうに上げさせていただきました。
◆1番(東原伸也君) ですんで、ここでこれやったら学校整備費で上げてますけど、災害復旧費という形にはならないもんなんかなと思いましたが。
◎学校教育課長(伊藤順司君) 国費もいただいておりますので、それを全体的な事業として、国費も含めていきたいというふうに思っております。
◆1番(東原伸也君) 率からいうたらどうやろ。災害復旧のほうが値段的に安かったんかなというあれがあるんでね。それで、ちょっとお聞きしたんやけども。ほかの中学校費とかは、復旧費の中入ったあるし、災害復旧のとこ入ったあるので。それと、一緒に1年間以上あるんで、なるんかなというふうには思うんですけど、どうですか。
◎学校教育課長(伊藤順司君) 今、事業を進めているのは改修工事及び増築工事というふうにやってますんで、その中で災害復旧費を絡ますというのは、ちょっと無理な……
◆1番(東原伸也君) 無理なんですか。
◎学校教育課長(伊藤順司君) はい。
○議長(松本哲也君) 質疑。 13番、福田議員。
◆13番(福田讓君) 37ページなんですが、先ほどの御説明で1園増加ということなんですが、これはいつから、どこへこの園ができるんでしょうか、お示し願いたいんですが。新しい園ができると御説明あったわけなんですけど。
○議長(松本哲也君) 葛原子育て推進課長。
◎子育て推進課長(葛原勇君) 今回の補正につきましては、今まで行っておりましたその一時保育事業の関係でございます。今まで、2園が新規に行っておりました。今回、新たに1園が開始をする一時保育事業でございます。
◆13番(福田讓君) お聞きしたいのは、どこへその1園ができるかということをお聞きしたい。名前何ていうんでしょうか。
◎子育て推進課長(葛原勇君) 新たにできるわけではございません。今、私立7園がございます。そのうちの、7園のうち、今まで行っていたのがマリア保育園、新木保育園、このたび新規に行うのがはまゆう保育園でございます。
◆13番(福田讓君) それで、はまゆう保育園さんが一つ増加ということですね。
◎子育て推進課長(葛原勇君) はい。今年度から一時預かりという格好でその事業を行っていただいております。
◆13番(福田讓君) それでわかりました。 さらに、43ページなんですが、先ほど課長の御説明で、環境保全対策で放射能の測定機を買われるということで計上されています。これ、インターネットなんかで見ますと、4万円から5万円という形になってるんですが、今回のはこれ2台ということで、金額にして95万3,000円ということは、1台47万円ほどですね。どういった機器かということを、また所管はどこでこれを取り扱われるのか、お聞きしたいんですが。
○議長(松本哲也君) 中地市民福祉部次長。
◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 所管は生活環境課です。 これにつきましては、今、議員おっしゃられるようなガイガーカウンター、そういったものではなくて、シンチレーションという種類のものでして、細かに計れるやつになってございまして、現物は大体60万円ほどします。それを、一応こういうふうな値段で。 これまでは、使っていたのが医療センターのほうでお借りしたものですから、やはり医療センターのほうも当然必要になりますので、うちのほうで買うようにさせていただいたものです。
◆13番(福田讓君) 再度お聞きします。 これ、用途いうんですか、どういう形の用途で使われるかということ、お聞きしたいんですけどね。空気中のを測るとか、地質を測るとか、米のとか、ありますね。これ、この値段でしたら、どの程度の用途なんでしょうか。詳しく御説明願いたいんですが。
◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 一応、空気中の、1メーター50ぐらいまでの高さをはかるわけなんですが、3カ所ぐらいはかります。 内容的には、細かく、0.01から0.3までのマイクロシーベルトまでの数値がはかれます。
◆13番(福田讓君) そうしますと、再度質疑しますが、空気中だけの、地上から1.何メーターの外気の放射能を測定する機械だけなんですね、用途としては。ほかの水の測定とかそうじゃなしに。それで結構なんです。空気中の放射能をはかるというだけですか。それで答えていただいたら結構です。
◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) 一応、そのとおりです。
◆13番(福田讓君) 同じく43ページなんですが、今回熊野川歯科診療所が洪水により水没いたしまして、お聞きしますと、小渕先生が新宮のほうへ今度新しく歯科診療所を建築されるとで。私、熊野川町に住む者にとっては、小渕先生いうたら、県下でも有名な方で、口腔外科としては、遠くは和歌山から、また三重県から、尾鷲からも来ていただいて、いろんな手術をされた方で、この辺ではめったにない技術力を持った先生でした。私も、歯周病を患いまして、この先生に助けていただきました。市内の歯科医師さんもいろんな技術持ってますが、なかなかああいう手術をするぐらいの技術持ってる小渕先生でございます。 新宮へ来まして、この熊野川が今回なくなるということで、この予算では整備事業、また委託料ということで、設計ということで、今回新たに熊野川歯科診療所を復活して、こちらに来ていただく先生というのは、大体もう決まってるわけなんでしょうか。
○議長(松本哲也君) 萩原保健センター長。
◎保健センター長(萩原智君) 今度来ていただく先生ですが、紀南歯科医師会を通じまして申し入れがございました那智勝浦町の本野智子先生に歯科診療をお願いするということでございます。
◆13番(福田讓君) 再度、質疑します。 歯科医師住宅というのがあるわけなんですが、御存じだと思うんですが、ここもつかりましたんで、これも整備して、そちらに住んでいただくようにされるのか、今課長が御答弁されましたように、勝浦の方、通勤で来られるのか、そのあたりの御予定はどういったものでしょうか。
◎保健センター長(萩原智君) 通勤していただくというふうに聞いてます。
◆13番(福田讓君) そうしますと、再度質疑します。 歯科医師住宅、これどのようにされる、利用というのはどうされるんでしょうか、今後の計画としては。
◎保健センター長(萩原智君) 歯科医師住宅は9月の補正で改修費用を認めていただきましたので、改修をして、その後またそういう住宅として、どういうふうに活用するかまだ決まってませんが、また住宅として活用していきたいというふうに考えてます。
◆13番(福田讓君) 再度、質疑します。 今回、その歯科診療所の委託料は金額的には少ないんですが、あそこのいろんな機器ありますね。今回、もうほとんど水没してましたんで、代替機器を導入して整備されたら、どのぐらいかかる予定ですか。
◎保健センター長(萩原智君) 歯科診療機器、大体3,000万円以内ぐらいでできるんではないかというふうに考えてます。
◆13番(福田讓君) レントゲン含めて、今おっしゃったように3,000万円。これは、まだ次の議会で計上されるということですね、そういう予算を。
◎保健センター長(萩原智君) 診療所の整備事業費は、新年度でお願いしたいというように考えてます。
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、お手元に配布しております分割付託表のとおり各常任委員会に分割付託いたします。
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△日程14 議案第58号 平成23年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
○議長(松本哲也君) 日程14、議案第58号、平成23年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 森本市民窓口課長。
◎市民窓口課長(森本邦弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第58号、平成23年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。 第1条では、事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,586万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ43億5,607万5,000円とし、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ15万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ1億7,556万8,000円とするものでございます。 それでは、事業勘定の事項別明細書、歳出から御説明申し上げます。 10ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費840万1,000円の減額と、次の12ページ、2項1目賦課徴収費1,412万6,000円の減額は、いずれも人事交流及び人事院勧告に伴う人件費の補正であります。 次に、14ページをお願いいたします。 2款1項療養諸費において、4,950万円の補正は、医療費の見込みの増加によるものであります。 次に、16ページをお願いいたします。 2款2項高額療養費において、1,888万9,000円の補正は、高額療養費見込みの増加によるものでございます。 次に、18ページをお願いいたします。 11款2項繰出金1目直営診療施設勘定繰出金2,000万円の補正については、台風12号において被災した熊野川診療所の災害復旧に関する国庫補助金の財政調整交付金分を直営診療施設勘定へ繰り出すものであります。 続きまして、歳入でございますけども、8ページにお戻り願います。 2歳入、3款2項国庫補助金1目財政調整交付金において2,286万2,000円を補正するものであります。 次に、8款2項1目基金繰入金において4,300万円を補正するものであります。 続きまして、直営診療施設勘定の歳出、28ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費15万9,000円の増額は、昇給及び人事院勧告に伴う人件費の補正であります。 次に、歳入でございますけども、26ページにお戻り願います。 2歳入、4款1項1目事業勘定繰入金において2,000万円を補正し、同じく2項基金繰入金1目国保熊野川診療所運営基金繰入金においては、事業勘定繰入金の補正に伴いまして、1,984万1,000円を減額するものであります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 15ページの退職被保険者等療養給付費負担金ということで、医療費見込みの増加ということなんですけども、どういう病気だったりとか、どういう人であったり、具体的にどういう見込みなのか、教えていただいてもいいですか。
○議長(松本哲也君) 森本市民窓口課長。
◎市民窓口課長(森本邦弘君) 退職被保険者の方ですけども、会社等を退職した方が年金をもらうようになりますと、退職被保険者をいうふうになります。その方々が病院に通うときの療養給付費が、4月から9月の支払い実績を見ましたところ、32%程度増加しておりますので、それに伴いまして決算見込みを補正するものでございます。
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程15 議案第59号 平成23年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
○議長(松本哲也君) 日程15、議案第59号、平成23年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 森本市民窓口課長。
◎市民窓口課長(森本邦弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第59号、平成23年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。 第1条では、歳入歳出予算の総額からそれぞれ133万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億4,677万4,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書、歳出から御説明申し上げます。 10ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費133万8,000円の減額は、人事交流及び人事院勧告に伴う人件費の補正であります。 次に歳入ですが、8ページにお戻り願います。 2歳入、3款1項1目一般会計繰入金において133万8,000円を減額するものであります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程16 議案第60号 平成23年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(松本哲也君) 日程16、議案第60号、平成23年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 垣本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(垣本正道君) (登壇) ただいま議題となりました議案第60号、平成23年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 介護1ページをお願いいたします。 平成23年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、第1条第1項で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,602万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億620万5,000円とするというものでございます。 今回の補正は、給与に関する条例改正及び人事交流による職員給与等の減額、介護サービス受給者の増加等による保険給付費の増額及び介護給付費、県負担金、過年度分償還金の増額等を計上させていただいております。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 介護12ページをお願いいたします。 1款総務費1項1目一般管理費は、人事交流による人件費のみの補正であります。 14ページをお願いします。 3項2目認定調査等事業費手数料は、主治医意見書作成手数料で、件数の増加による補正であります。 16ページから27ページまでは保険給付費ですが、今年度の上半期の実績をもとに計上しております。介護サービス受給者の増加等により、1億5,133万2,000円の増加となっております。 28ページをお願いします。 4款1項3目介護予防事業総務費は、職員人件費の増額。 30ページをお願いします。 2項5目任意事業費は、説明欄1の家族介護用品給付事業は紙おむつ給付で利用量の増加、2の配食サービス事業は利用回数の増加による補正であります。 32ページをお願いします。 6款1項1目第1号被保険者保険料還付金は保険料の過誤納付の還付金、3目償還金は県費超過交付の返還金であります。 続きまして、歳入の御説明を申し上げます。 介護8ページにお戻りください。 1款保険料1項1目第1号被保険者保険料1,106万6,000円の減額は、さきの台風12号による床上浸水以上の被害を受けられた方に対し、保険料を減免するものです。 3款国庫支出金1項1目介護給付費負担金は介護給付費に係る分、2項2目地域支援事業交付金(介護予防事業)は職員人件費に係る分、3目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は紙おむつ、配食サービスに係る分であります。 4款支払基金交付金1項1目介護給付費交付金は介護給付費に係る分、2目地域支援事業交付金は職員人件費に係る分であります。 5款県支出金1項1目介護給付費負担金は介護給付費に係る分、2項1目地域支援事業交付金(介護予防事業)は職員人件費に係る分、2目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は紙おむつ、配食サービスに係る分であります。 7款繰入金1項1目介護給付費繰入金は介護給付費に係る分、2目地域支援事業繰入金(介護予防事)は職員人件費に係る分。 10ページをお願いします。 3目地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業)は紙おむつ、配食サービスに係る分、過年度分は前年度の精算に係る分であります。 4目その他一般会計繰入金は、職員人件費及び事務費に係る分であります。 なお、各目における率は説明欄に記載のとおりでございます。 2項1目介護給付費準備基金繰入金は、保険料の減免や給付費に充当するため、基金を取り崩すものであります。 なお、34ページに給与費明細書を添付しておりますので、御参照ください。 以上、簡単ではございますが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程17 議案第61号 平成23年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(松本哲也君) 日程17、議案第61号、平成23年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 中地市民福祉部次長兼生活環境課長。
◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) (登壇) ただいま議題となりました議案第61号、平成23年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。 蜂伏1ページをお願いいたします。 第1条では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 蜂伏6ページをお願いいたします。 1款1項1目施設管理費は、48万8,000円の減額でございます。これにつきましては、人事交流による職員人件費の補正であります。 次に、蜂伏8ページをお願いします。 2款1項1目の蜂伏団地共同汚水処理事業基金積立金ですが、1款1項1目で減額した職員人件費分48万8,000円を増額するという補正でございます。 なお、蜂伏10ページに給与明細書を付しておりますので、御参照ください。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程18 議案第62号 平成23年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(松本哲也君) 日程18、議案第62号、平成23年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 垣本水道事業所工務課長。
◎水道事業所工務課長(垣本裕也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第62号、平成23年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 簡水の1ページをお願いいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ595万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,889万7,000円とするものであります。 第2条は、地方債の追加を行うもので、第2表地方債補正によるものであります。 それでは、事項別明細書の歳出より御説明申し上げます。 恐れ入りますが、簡水の12ページをお願いいたします。 1款1項2目の施設管理費1万1,000円の減額補正につきましては、給与に関する条例等の改正に伴うものであります。 続きまして、簡水の14ページをお願いいたします。 3款1項1目の災害復旧費は、台風12号によります復旧工事に必要な596万9,000円を追加補正するものであります。内容につきましては、簡水の15ページの説明欄より御説明させていただきます。 1の三津ノ簡易水道災害復旧事業と2の宮井簡易水道災害復旧事業の建設工事費につきましては、台風12号の増水で水没しました2カ所の自家発電機を応急的な修理により稼働させていましたが、その後絶縁不良によります電圧不足により正常運転ができない状態となったため、自家発電機の取りかえ工事を行うものであります。 続きまして、歳入について御説明させていただきます。 簡水の10ページから11ページをお願いいたします。 3款1項1目の一般会計繰入金は、災害復旧事業債の充当により1,224万2,000円を減額補正するもので、補正後の額を1億1,162万4,000円とするものであります。 5款1項1目の市債につきましては、11ページの説明欄より、1の三津ノ簡易水道施設災害復旧事業債、2の宮井簡易水道施設災害復旧事業債、3の簡易水道通信設備災害復旧事業債は、9月補正並びに12月補正の建設工事費、合わせて1,820万円を災害復旧事業債として充当するものであります。 なお、簡水の16ページに給与費明細書を記載しておりますので、御参照いただきますようよろしくお願いいたします。 以上、まことに簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。 質疑中でありますが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後2時54分
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△再開 午後3時07分
○議長(松本哲也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------
△日程19 議案第63号 平成23年度新宮市
水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(松本哲也君) 日程19、議案第63号、平成23年度新宮市
水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 愛須水道事業所業務課長。
◎水道事業所業務課長(愛須雅文君) (登壇) ただいま議題となりました議案第63号、平成23年度新宮市
水道事業会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。 今回の補正の主なものは、平成23年4月1日付の人事異動及び人事院勧告による給与改定並びに台風12号等に伴います人件費の見直しを行うものであります。 それでは、水道の1ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定であります。 第2条は、当初予算第3条に定めております収益的支出の予定額を補正するものであります。内容につきましては、第1款第1項営業費用を150万3,000円減額し、第1款水道事業費用の合計額を5億8,611万2,000円に改めるものであります。 第3条は、当初予算第4条に定めました資本的支出の予定額を補正するものであります。内容につきましては、第1款第1項建設改良費を309万4,000円増額し、第1款資本的支出の合計額を4億7,999万8,000円に改めるものであります。 これによりまして、当初予算第4条の括弧書きに記載しております資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を3億7,686万2,000円とし、補てん財源として定めております建設改良積立金を1億5,003万5,000円に改めるものであります。 第4条は、議決流用経費を定めました当初予算第8条中、職員給与費を159万1,000円増額し、6,949万2,000円に改めるものであります。 恐れ入ります、水道の2ページをお願いいたします。 実施計画につきまして御説明申し上げます。 まず、人事異動及び給与改定によります人件費の補正につきましては、収益的支出予算の1款1項1目原水及び浄水費を9万6,000円減額、2目配水及び給水費を23万7,000円減額、3目総係費を117万円それぞれ減額するものであります。 次に、下の表の資本的支出予算の1款1項1目改良費につきましては、台風12号等の人件費として、309万4,000円増額するものであります。 なお、3ページ以降に資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表、実施計画明細書を記載しておりますので、お目通しいただきますようお願い申し上げます。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
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△日程20 議案第64号 平成23年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)
○議長(松本哲也君) 日程20、議案第64号、平成23年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 豊田医療センター庶務課長。
◎医療センター庶務課長(豊田正志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第64号、平成23年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 病院の1ページをお願いいたします。 第2条は、当初予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額について、収入では第2項医業外収益について406万6,000円を追加補正して1億3,950万9,000円、第1款の病院事業収益の合計額を59億1,577万9,000円にするというものでございます。 続いて、支出につきましては、第1項の医業費用について4,939万9,000円増額して60億2,640万4,000円にし、第1款病院事業費用の合計額を62億4,933万6,000円にするというものでございます。 第3条は、当初予算第4条に定めた資本的収入の予定額について、第4項補助金について78万円予算計上し、第1款資本的収入の合計額を4億3,110万2,000円にするもので、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を2億2,735万2,000円から2億2,657万2,000円に改め、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものであります。 第4条は、当初予算第8条に定めた議会の議決を得なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費29億9,826万4,000円を28億8,166万3,000円に改めるというものでございます。 第5条は、予算第9条で定めたたな卸資産の購入限度額について、12億6,163万4,000円を14億2,763万4,000円に改めるというものでございます。 それでは、内容につきまして実施計画明細書により御説明申し上げます。 病院8、9ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の収入では、第1款病院事業収益で406万6,000円追加して、補正後の予定額を59億1,577万9,000円にするというものです。内訳といたしまして、2項1目受取利息配当金の271万円の追加は、定期預金の受取利息でございます。 4目県補助金135万6,000円につきましては、がん治療の充実化を図るため、交付内示のあった和歌山県地域医療再生事業補助金92万円と新人看護師の研修事業費に関する県からの補助金43万6,000円の追加補正であります。 次に、支出では、第1款病院事業費用で4,939万9,000円増額して、補正後の予定額を62億4,933万6,000円にするというものです。内訳といたしまして、1項1目の給与費は人事院勧告及び育児休業者の給与分の減額によるもので、1億1,660万1,000円を減額補正して、補正後の予定額を28億8,166万3,000円にするというものでございます。 2目材料費は、これまでの執行状況に基づいて1億6,600万円増額補正して、補正後の予定額を14億1,763万4,000円にするというものでございます。これによりまして、1項医業費用の補正後の予定額は、4,939万9,000円を増額して、60億2,640万4,000円にするというものでございます。 病院10、11ページをお開き願います。 第1款資本的収入で、78万円追加して補正後の予定額を4億3,110万2,000円にするというものです。内訳といたしましては、4項1目に県補助金として、がん治療の充実化を図るため購入した医療機器に対して交付内示のあった和歌山県地域医療再生事業補助金78万円を追加補正するものです。 なお、病院2ページから7ページに実施計画、資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表を付してございますので、お目通しいただきますようお願い申し上げます。 まことに簡単ではございますが、以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程21 議案第65号
教育委員会委員の任命について
○議長(松本哲也君) 日程21、議案第65号、
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第65号、
教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。 本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、御就任いただいております5名の委員のうち坂本憙信委員の任期が本年12月22日をもって満了となりますことから、引き続き坂本氏を再任いたしたく議会の御同意を賜りたいというものでございます。 なお、任期は4年でございます。 また、坂本氏の略歴につきましては、別記参考をもちまして説明にかえさせていただきます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらさせていただきます。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 5番、並河議員。
◆5番(並河哲次君) 議案に賛成討論を行います。 教育委員会の坂本教育長、今、幼稚園の3年制幼稚園が始まるということで、これまではっきりとした方針がない中で、少しその定員であったりで問題が起こってきているんですけども、その中で、実際に保護者さんが声を上げられてからは、部長や次長さんと一緒に、繰り返し要望であったり、対話であったりということを受け入れていただいていました。 これから、まだ今後4年の任期ということなんですけども、幼稚園の問題、それからまた小学校のほうでも工事の問題など、統合の問題が起こっています。 しかし、今の坂本教育長の姿勢で、本当に関係者の皆さんと一緒に対話を重ねながらつくっていけば、いい教育の体制ができるのではないかと思います。よろしくお願いします。
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第65号は、これを同意することに決定いたしました。
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△日程22 議案第66号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(松本哲也君) 日程22、議案第66号、
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第66号、
固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。 本議案は、地方税法第423条第3項の規定により、御就任いただいております3名の委員が任期満了となり、そのうち須川市朗委員、嶋田二郎委員のお二人につきましては議会の御同意を得まして再任いたしたいというものでございます。また、向井一雄委員が本年12月31日の任期満了をもち退職いたしたい旨の申し出がございましたので、後任といたしまして井脇武士氏を新たに選任いたしたく議会の御同意を賜りたいというものでございます。 いずれの委員も任期は3年でございます。 なお、各氏の略歴につきましては、別記参考をもちまして説明にかえさせていただきます。 以上、簡単でございますが、説明を終わらさせていただきます。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第66号は、これを同意することに決定いたしました。
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△日程23 議案第67号 公平委員会委員の選任について
○議長(松本哲也君) 日程23、議案第67号、公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第67号、
公平委員会委員の選任について御説明申し上げます。 本議案は、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、御就任いただいております3名の委員のうち鎌塚澄夫委員の任期が本年12月31日をもって満了となりますことから、引き続き鎌塚氏を再任いたしたく議会の御同意を賜りたいというものでございます。 なお、任期は4年でございます。 また、鎌塚氏の略歴につきましては、別記参考をもちまして説明にかえさせていただきます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(松本哲也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第67号は、これを同意することに決定いたしました。
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△日程24 議会発案第12号
農業委員会委員の推薦について
○議長(松本哲也君) 日程24、議会発案第12号、
農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。 本案は、お手元に配布のとおり、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、新宮市
農業委員会委員となるべき者を推薦されたいというものであります。 お諮りいたします。
農業委員会委員4名の推薦について、議長の指名とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、
農業委員会委員4名の推薦については、議長の指名とすることに決定いたしました。 お諮りいたします。
農業委員会委員4名については、お手元に配布しています氏名表のとおり、議長において、大石恵美子さん、谷口道子さん、中村 治さん、前田定秀さん、以上の方を指名推薦することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議会推薦の
農業委員会委員4名は、議長の指名のとおり、大石恵美子さん、谷口道子さん、中村 治さん、前田定秀さん、以上の方を推薦することに決定いたしました。
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△日程25 陳情書 2件
○議長(松本哲也君) 日程25、陳情書2件を議題といたします。 陳情第5号及び陳情第6号は、お手元に配布の陳情文書表のとおり、教育民生委員会へ付託いたします。
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△休会について
○議長(松本哲也君) 以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、あす11月30日より12月5日までの6日間休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松本哲也君) 御異議なしと認めます。 よって、議会運営の都合により、あす11月30日より12月5日までの6日間休会とすることに決定いたしました。
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△散会の宣告
○議長(松本哲也君) 以上により、次回の本会議は12月6日午前10時より会議を開き、一般質問を行います。 本日は、議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これをもって散会といたします。 御苦労さまでした。
△散会 午後3時26分...