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03月03日-03号

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  1. 新宮市議会 2011-03-03
    03月03日-03号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
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    平成23年  3月 定例会          平成23年3月新宮市議会定例会会議録            第3日(平成23年3月3日)---------------------------------------議員定数19名、現在員18名、出席議員18名、氏名は次のとおり。                             2番  松畑 玄君                             3番  久保智敬君                             4番  榎本鉄也君                             5番  福田 讓君                             6番  田花 操君                             7番  東 賀代子君                             8番  杉原弘規君                             9番  東原伸也君                            10番  上田勝之君                            11番  三栗章史君                            12番  松本哲也君                            13番  前田賢一君                            14番  奥田 勲君                            15番  松本光生君                            16番  辻本 宏君                            17番  屋敷満雄君                            18番  前田 治君                            19番  大西 強君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程 平成23年3月3日 午前10時開議 日程1 議案第1号 平成23年度新宮市一般会計予算 日程2 議案第2号 平成23年度新宮市国民健康保険特別会計予算 日程3 議案第3号 平成23年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 日程4 議案第4号 平成23年度新宮市介護保険特別会計予算 日程5 議案第5号 平成23年度新宮市と蓄場特別会計予算 日程6 議案第6号 平成23年度新宮市駐車場事業特別会計予算 日程7 議案第7号 平成23年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 日程8 議案第8号 平成23年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程9 議案第9号 平成23年度新宮市土地取得特別会計予算 日程10 議案第10号 平成23年度新宮市簡易水道事業特別会計予算 日程11 議案第11号 平成23年度新宮市水道事業会計予算 日程12 議案第12号 平成23年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 日程13 請願書 1件 別冊 請願文書表による---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議案第1号から 日程13 請願書1件まで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              亀井寿一郎君               企画政策部               部長               丸山修市君               企画調整課長           中前 偉君               協働推進課長           辻 篤樹君               情報推進課長           岡田清則君               総務部               部長               小山壽行君               次長兼総務課長          上路拓司君               次長兼秘書課長          鈴木俊朗君               財政課長             向井雅男君               税務課長             西  寛君               市民福祉部               部長               芝 悦男君               福祉事務所長兼福祉課長      浜前泰弘君               次長兼生活環境課長        中地清剛君               市民窓口課長           森本邦弘君               健康長寿課長           垣本正道君               経済観光部               部長               川嶋 潤君               参事(企業誘致対策担当)     和田 隆君               商工観光課長           岡 雅弘君               企業誘致対策課長         浮田和宏君               建設農林部               部長               中畑孝一君               都市建設課長           渕上 崇君               管理課長             勢古口博司君               農林水産課長農業委員会事務局長 津呂建二君               熊野川行政局               局長               平 俊孝君               住民生活課長           東 康夫君               会計管理者兼会計課長       倉家 博君               医療センター               事務長              上野山巳喜彦君               次長兼医療業務課長        北畑直也君               庶務課長             豊田正志君               水道事業所               所長               嶋田喜久一郎君               業務課長             愛須雅文君               工務課長             垣本裕也君               消防本部               消防長              大石 明君               次長               辻坂雅則君               教育委員会               教育長              坂本憙信君               教育部               部長               杉山泰生君               次長兼学校教育課長        平見善宣君               参事(文化複合施設担当)兼文化振興課長                                中岡保仁君               生涯学習課長           前田圭史郎---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               浜口恭行               次長               畑尻英雄               次長補佐兼議事調査係長      赤松勇人               議事調査係副主査         岡崎友哉               庶務係長             渡爪 薫            第3日(平成23年3月3日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(奥田勲君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は16名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配布いたしたとおりであります。御了承願います。 本日、上田議員所用のため遅刻の旨の届け出がありましたので、報告いたします。 以上です。--------------------------------------- △日程1 議案第1号 平成23年度新宮市一般会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程に入ります。 日程1、議案第1号、平成23年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 昨日に引き続き、本案について質疑に入ります。 10款教育費、192ページから12款予備費、241ページまで質疑を行います。 4番、榎本議員。 ◆4番(榎本鉄也君)  おはようございます。 文化複合施設の予算について、二、三点質疑させてもらいます。 227ページなんですが、文化複合施設サポーター育成講座パブリシティ業務委託料というんですけども、これはどこに委託をするんですか。このサポーター育成講座ということと、パブリシティ業務というのも、よく理解できていないもんですから、ちょっと説明お願いします。 ○議長(奥田勲君)  中岡文化振興課長。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  文化複合施設の施設整備は今からということで、ようやく今回設計とかの予算計上を御審議いただくんですが、開館に向けて、3年後とか2年後とか、4年後を見通しする中で、そのワーキングしていただけるような、そのワークサポーターといいましょうか、サポートスタッフを今の段階から既に人材づくりとして始めていこうというものでございまして、それがサポーター養成講座として、私ども位置づけております。 そして、2年間、3年間かけてそういった方を養成しながら、よりよい施設運営、管理運営、企画運営とか、そういったものができるように市民サポートを、できればそういった人材づくりをやっていきたいということでございます。 あと、パブリシティ業務というのは、パブリシティという部分につきましては、パブリシティという言葉の意味はいわゆる単なるPR、情報の発信ではなくて、それにとどまらず、その情報をいかに、普通に情報を発信してどうぞ、どうか乗せてくださいよと、それでとどまらず、その情報が報道機関に提供する中で、例えば大手の新聞とかテレビ等のマスコミ、マスメディアに報道されるような、語りかける広報活動もこの中でやっていきたい。そして、そのサポーター育成講座のほうを全国展開するようなことも視野に入れて、そういった業務を私どもはここで考えていきたいと考えております。 そして、この分野で実績があるような業者いうのは、全国的には限られていると思います。よって、その実績などをいろいろと、私ども、調査、研究しまして、プロデュースできる業者を何とか、私どもは選定していきたいと考えてございます。 ◆4番(榎本鉄也君)  ということは、どこかの業者に委託をして、そのサポーターとかの養成講座も開催をするというか、そういう、自分たちでやるんではなくて、その業者にそれを委託するということで理解していいんですか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  中身は専門性、伴います。サポーター養成といいましても、私どもが教えられることがほとんどないというような状態の中で、例えば、学センターで言いましたら、歴史とか文化とか、そういったものを教える部分、そして博物館的なものを、博物館学というようなものがございましたら、そういったものを教えられる方、そしていろんな展示とかそういったものに、いろいろ工夫できるようなことを学ぶ必要があると。そして、例えばホールで言いましたら、照明とか音響とか、あと舞台操作とかの基本、そういったものが一つの軸的なものとして考えられるものではないかと。そして、あともう一つ言いましたら、図書館の部分で言いましたら、同じような部分、熊野の郷土資料の文献とか、そういったものの扱いとか、収集とか、そういったものの関係。そして、文化観光交流とかいうような部分で言いましたら、先ほど申しましたけれども、熊野の歴史とか文化をまず学んでもらう。そして、熊野地域のそういった文化的なものの発掘、そういったものを掘り起こしできるような方、そういった方々の養成を図ってきて、そして市民の皆さんからこの文化複合施設を支えてもらうような仕組みづくりにしていきたいと考えております。 ◆4番(榎本鉄也君)  そうすると、そのサポーターというのは、身分はボランティアですか。この市庁舎の職員なのか、臨職なのか、どうなんですか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  サポーターにつきましては、言葉どおり、私たち文化複合施設を支えていただける人材ということで、いわゆるボランティアということになるんですが、私たちは、そのボランティアというような意識の上に、もっと意識の高い人材をそこで育成できればなと考えてございます。 ◆4番(榎本鉄也君)  すみません、しつこいようですが、もう一回だけ聞きます。 そしたら、無報酬ですか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  今後、事業活動とか関連計画の中で、無報酬とか有償とか、1回1,000円とか、よくあるのはあるんですけども、そこら辺は今後検討していかなればならないかと考えております。 ◆4番(榎本鉄也君)  そしたら、次なんですけども、僕も、よくこの辺のところが理解というか、よくわからないので教えていただきたいんですが、文化複合施設基本設計というのと実施設計というのが二つに分かれているんですけども、まずこういう建物については常に基本設計というのと実施設計というのが二つあるのかどうか。 それと、今、要するにプロポーザル方式と聞いているんですけども、そのプロポーザル方式ということも、僕も、余りよく理解できていないもんですから、その辺のところで、非常にここら辺が疑問になってくるんですが、これはプロポーザル方式だからその基本設計というのと実施設計というものがあるのか。 それで、基本設計というのはどこまでの基本の設計であって、それで実施設計というのはその基本設計の上に成り立つものなのか、どうなのか。 ほんで、そうなってきますと、ここの2億円というその設計料がどういう根拠で算定されているのかと、その点について御答弁お願いしたいんですが。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  基本設計実施設計、一つの設計業務の中で、私どもは技術スタッフではございませんから詳しいことはよう述べませんが、まずは基本設計の中で、その施設の基本的な部分が、大体骨格が見えてくる、そういった設計だと思います、漠と言えば。 それで、その実績というのが、その骨格が見えた中できちっと詳細にしていく、それが詳細設計というような言葉になろうかと思いますが、そういうことだと思います。 それと、それでありますから、基本設計実施設計に分かれるかという、そのプロポーザルの件につきましては、あくまでこれは入札方式でいくか、公募型のプロポーザルでいくかというような問題で、また別個の問題でございまして、これは、私どもは、金額で設計業務を決めるのではなくて、今、検討しておるのは、基本計画づくりの中でも言わせていただきましたが、公募型のプロポーザルで、よりよい設計に当たりましてよりよい体制が組んでいただける、そして私どもの取り組みに対して、より深い理解者となるような相手方を選んでいく、そういった形でのプロポーザルを、私ども、考えております。 そして、お金の根拠につきましては、私ども素人でございますから、いろんな私どもの今の基本計画を、策定委員会の皆様が、先日、市長に答申されましたが、その策定委員会の中で基本計画ができて、一つ固まっていく中で、例えばこういった施設づくりをするならば、どれぐらい要るだろうかということを、私ども素人ですからわかりませんから、各社にいろいろ聞いてみたりとか、あと庁内でも都市建設課に算定していただきました。 そのような数字をもとにして、この数字を出させていただいています。 ◆4番(榎本鉄也君)  ただいまの答弁ですと、若干、予算の数字的な根拠としては非常にあいまいな部分があるんじゃないかなと思うんですが、もう少し、その、都市建設課のほうの見解はどうなんですか。 というのは、よくわからんのですわ。これから、基本設計というのがあるんですけど、その基本設計というのは、今できてきている基本計画ありますね、あれにのっとった設計をされるわけですか。ほんで、そこから、プロポーザルというのはいろんな、これからまた議論始めて、いろんな手直しとか、基本計画というか基本設計をもとに積み上げていくというのか、肉づけしていくというのか、無駄なものは省くのか、そういう形になっていくんですよね。 そうなってくると、最終的な、今一人歩きしている、その建設費の40億円とか、そういうものが大幅に変わってくるんではないか、可能性もあるんではないか。 それで、議会冒頭にあった、特別委員長田花委員長との議論のやりとりを聞いていますと、非常にその議会としても、今の基本計画に対しての疑問点といいますか、このままではのめないというような意見があったかと思うんですね。それが、この中で反映されてくるのかね。 もう、設計単価が出てきて、設計の根拠がですよ、この根拠によって、それがどうなるのかというのがおのずとわかってくるんじゃないかなと思って、質問させてもらっているんですが、この辺の見解はどうなんですか。 ○議長(奥田勲君)  渕上都市建設課長。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  ただいま文化振興課長のほうから答弁させてもらいました形が、基本設計とかそういう概要であります。 具体的に、それを技術的な面といいますか、説明でいたしますと、まず基本設計とは、図面で言いますと、配置図、平面図、立面図、断面図、これが一つの骨になります。 平面図は、皆さん御存じのように間取り図であります。 立面図といったら外観でありますね。 そして、配置図は敷地との取り合いの関係とか、道路からどれだけ離すとか、隣との取り合いはどうするかとか、そういうようなことを検討した上で、一つの敷地の中で建物をこういうふうに、ここへ計画しますというのが、それが配置図でありますね。 そして、断面図になりますと、建物の高さ、これは地下室を設けるかとか、くいがいるかとか、いろんなことをした上で、建物の高さを決めるのは結構これは手間がかかります。 その中で、今言いました4つの図面が基本設計の骨組みでありますけども、それを積み上げるための基本設計というのは、結構、今申し上げましたように、平面的な寸法、それから高さというのは断面ですね、これには決めるんであってもやはり地盤がどうかとか、隣との建物との取り合いはどうか、日陰がどうかとか、結構、基本設計のこの検討項目は多いわけなんです。 その中で、やはりライフラインとの取り合い、例えば電気、水道、ガスとか、どういうふうに取り入れるかとか、そういうような諸条件をした上で、一つの基本的なまとまりいうのが、まず基本設計であります。 それをした上で、まずはそれから実施設計へ、細かい仕上げをどうするかとか、そしてそれは工事費、予算と並行しながら検討していくのが実績でありまして、図面の量になりますと、実績になったら詳細図がたくさん行われまして、労力的にも結構かかります。 ただし、基本設計も、今議員さんおっしゃられましたように基本計画ができていましても、その中でいろいろ検討していく中で、やはり検討過程というんか、結構、詳細な面も入りますし、だから基本設計実施設計というのは、結構、労力というんですか、それはかかるというふうに、私ども考えています。 そして、またその費用につきましても、国土交通省のほうで、一応設計業務委託という積算基礎が出ております。これは、平成18年、ちょうどマンションの耐震偽装問題が出てきてから、国土交通省の告示がちょっと変わりました。それは、何かといいますと、設計費用はある程度、具体的にどのぐらいかかるかいうのを、費用を積算する基礎いうのを見直して、設計が安くなれば、そういうような強度計算とか、いろんなところにしわ寄せが出ないかということで、積算基礎がちょっと変わった経過あります。それに基づきまして、私どものほうも積算をして、予算を上げさせていただいているような状況です。
    ◆4番(榎本鉄也君)  どちらにしても、その基本設計とか、それから実施設計基本設計もそれだけ一つの詳細な建物の配置というか、そういうものが決定されてくるので、基本設計ができ上がった時点では、その大幅な建物の変更というのはできないということですね。 要するに、プロポーザル方式といっても、本当に積み上げていって、それで全く今の構想とですよ、形が随分変わってきたなというようなことはあり得ないということですね、簡単に言うと。 だから、今の状況では、今の基本計画の建物、これがこの予算計上された時点で、この建物がほぼこのとおりにでき上がると、このとおりにでき上がってしまわざるを得ないというか、変な言い方ですが、認識していいんじゃないかなと、僕は思ったんですが、どうでしょうか。 ○議長(奥田勲君)  中岡課長。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  基本計画につきましては、あくまで基本計画であって、一つの段階、要は、これはステップを踏んだと、その前に基本構想があって一つのステップを踏んだと、それが一つステップアップしておるわけなんですけども、それで完成形ということには相なりません。 その中で、次の段階で、また基本設計の中でまたステップアップしていくと、そういった中で基本計画の答申については、私たちは尊重して、主として、丁寧なる対応をする中で尊重をしていかなければならないと思いますが、ただ財源的なものとか、いろいろな取り合わせの問題、周辺環境との調整とか、いろんな問題があろうかと思いますので、全くそのとおりにできるかというたら、また別の話だと思います。 ただ、私どもは、なるだけ可能な限り、その方向に近づけていきたいという気持ちは持っているということであります。 ただ、考え方、その精神は、この基本計画でうたっているのは、配置とかそういうものではなくて考え方、そして必要な諸室構成がこの程度要るのではないかと、そういったことを基本計画ではうたっているということであります。 ◆4番(榎本鉄也君)  質疑ですので、わかりました。了解です。 それで、その下の文化複合施設展示設計業務という、これの委託料だけで2,500万円かかっているんですね。計上されているんですね。この展示設計というのは、いわゆるその博物館としての展示の確保というか配置というか、そういうことを設計するだけで2,500万円かかるということですか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  これにつきましては、文化財を収蔵、そして時には展示ということで、そういった環境づくりのために、やはりまた本体工事とは別に、本体設計とは別に、そういった専門的な分野からの設計ということで、展示設計という分野がございまして、そこにこの程度の予算が必要であるということでございます。 そして、その根拠につきましては、とりあえず基本計画が、先ほど申しましたように、固まっていく中で、この場合どういった金額になるだろうかということで、私ども調査した結果でございます。 ◆4番(榎本鉄也君)  展示の設計業務だけで2,500万円ということですね。間違いないですね、そういうことですね。 2,500万円かかるという、こういうことですね。わかりました。 以上です。 ○議長(奥田勲君)  15番、松本光生議員。 ◆15番(松本光生君)  205ページの中学校給食モデル事業で、これ、モデル校はもう決まっているんですか。決まっていなければ予算できんわね。 ○議長(奥田勲君)  平見学校教育課長。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  モデル校については、具体的にどこでというのはまだ決定していないんですけども、方法については既に栄養士さん方と話しして、親子給食方式という形で、現在小学校で自校方式で調理場を設けて給食しているわけですけれども、小学校でつくった給食を中学校へ運んでいただくという形をとって、県下でもそういう方法をやっているところもあるわけなんですが、各中学校に新たに学校給食施設を設けるというのは、設備費用的にもなかなか難しいと思いますんで、こういう親子給食方式で実施できないかということで、今回モデル校を1校定めまして、研究していきたいというふうに考えております。 ◆15番(松本光生君)  今、全部、話を聞いたんやけれども、これ市長のマニフェストには給食検討委員会の設置ということあったんやけど、これ検討委員会をつくったんですか。つくった上で、こういうようなのを進めてきたんですか。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  昨年、新宮市PTA連絡協議会、小中学校の保護者の方とか学校長、教頭先生、入った中での協議で御説明もし、御意見もいただいたんですが、その中ではお弁当でいいという方もおりましたし、逆に給食をぜひやってほしいという方もおりました。 現在では、弁当を持ってこられる方もおるみたいですが、中には学校でパンを買ったりとか、家へ帰ったりという方もおるんですけれど、そちらの弁当以外のほうの保護者の方の要望が強いもんですから、一度こういう方式をやって、最初は選択式でやっていきたいなというふうに考えておるんですけども、設備関係で食器をそろえたりとか、それから中学のほうにダムウェーターということで給食を3階まで上げる小さなエレベーターみたいなものも設置することになると思うんですが、そういった設備に時間が少しかかりますんで、2学期ぐらいからの実施をめどに検討していきたいなというふうに考えております。 ◆15番(松本光生君)  これ、モデル事業なんで、大体、どこがモデルになるかいうことを設定せんと、これ予算もできんし、進めることもできんのやけども、もう全然そこまで、ある程度、学校は特定できているんやろ、どこでつくるかというのも。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  中学校については緑丘中学校、城南中学校、光洋中学校、この3校のうちのいずれかなんですけども、小学校については自炊に当たっては、千穂小学校でつくって緑丘中学校へ運ぶ方法、あるいは王子小学校でつくって城南中学校へ運ぶ方法、それから三輪崎小学校でつくって光洋中学校へ運ぶ方法ということで、どの小学校でも現在スムーズに給食を実施していますんで、あとはこれを中学校の分もそこでつくっていただくことですので、大体距離的にしましても、大体10分から15分、配食まで、それぐらいの想定で行ける範囲内ですので、予算計上に当たっては大体同じような条件でいけるかなというふうに考えております。 ◆15番(松本光生君)  それまで、もうちょっとしばらくの努力を、学校はもうちょっと特定できないと、今のところ。いや、それいいよ。課長、すみません。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  このことについては、もう校長会で方向性にはお願いしておるんですけども、実際に予算を御承認いただいてから、校長先生と協議に入っていきたいなというふうに考えております。 ◆15番(松本光生君)  はい、わかりました。 これ、そうすると当然小学校の食べる給食内容と中学校の食べる給食内容も全然違ってつくるんですね。ここ、一番基本だと思うんですけども。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  具体的に言いますと、例えば新宮市の場合、御飯食が中心なんですけども、ですから朝9時に1回、御飯の炊くスイッチを入れて、次に10時にもう一回入れるということで、小学校中学校用の給食を、御飯を確保する。おかずについては、ホテルなんかでもそうですけども、バイキングで洋風、和食どちらがいいですかという形になっていますが、同じ食材でも卵を使うにしても、調理器具を違えて、一つは洋食であればスクランブルエッグ、一つであれば目玉焼きとかいうふうに、焼き魚とフライとか、同じ食材を使って、違う調理器具を使って同時進行でやっていくという方法でいけるんじゃないかという栄養士さんの話もいただいていますので、そういう方法を試してみたいなというふうに思っております。 ◆15番(松本光生君)  続いて、207ページの一番下、千穂丹鶴幼稚園のこれ、これは何クラスぐらいを、何人ぐらいの人数を予定しているんですかね。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  これは、民間の保育園さんの入った中で協議してきているわけなんですが、旧市民病院の西別館跡地へ建設するわけですけども、やはり保護者からの要望に応じまして、3歳、4歳、5歳の3年保育をここでモデル的に実施したいというふうに考えております。 全体では、85名程度、3歳、4歳、5歳を15人、20人、それで50人という枠で考えておるんですけれども、全体枠では85名4クラスということでスタートしてみたいなというふうに考えてございます。 ◆15番(松本光生君)  それぐらいの規模の建物やの、4クラスやそこらの。 すみません、議長に許可得んと失礼します。 215ページの6番、新宮城跡と水野家の墓所ですね。これ、常々各議員からも城の建設に向けて話しがあって、文化庁からは図面がないと無理だという話になっているのやけども、やっぱり探してももうないですか、新宮城跡の図面というのは。 ○議長(奥田勲君)  中岡課長。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  私たちは、多くの機会、あらゆる機会とまでは言い過ぎですが、多くの機会をとらまえまして、そういった情報を求めています。 ただ、絵図とか、縄張り図とか、そんなのが出てくればいいんですが、今のところまだ。 ◆15番(松本光生君)  ないですか、はい。 これは、城跡をきれいにしていくと、やっぱりあとは最終目的は、お城を建つということが最終の目的やと思うんですけども、当局どうですか。 これ、市長に聞いてください。市長、どうですか、新宮城建設に向けての市長の考え。 すみません、まあ、一般質問しますけど、ちょっと1点だけ、一般質問でなくて意見としてちょっと聞いてほしいんですけども。あれはどこやったかな、弘前市、弘前ですね、弘前城に、全国の図面が、城の図面が50カ所ぐらいの城の図面があるそうなんですよ。それ、一遍聞いてみてくれたら、欲しいんですけどね。それだけでいいです、はい。 ○議長(奥田勲君)  16番、辻本議員。 ◆16番(辻本宏君)  193ページの下のほうの項目の5番ですね。問題を抱える子ども等の自立支援事業ということなんですけれども、先ごろの説明では、これ、はばたきの家とその市内小中学校との連携を強めるという御説明があったんですけれども、こちらのほう、大体一日、小中学校の不登校の生徒が主立って対象だと思うんですけど、1日当たりのその生徒の利用というのはどのぐらいあるんでしょうかね。 ○議長(奥田勲君)  平見学校教育課長。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  現在、7名の中学生が登録されております。うち1名の方は、ちょっとなかなか敷居が高いのか、来ていないようですけども、昨年もほぼ毎日のように来られるように、最終的にはなって、最後はやはり高校へ、夜間部なり、それからというか、進学されておりますんで、ここでそういう問題集なんかもやりながら、実力を蓄えて高校へ進学していくという子供さんもふえてきていますんで、地道にやっていきたいなというふうに考えています。 ◆16番(辻本宏君)  そしたら、月々、月当たり延べで7名でしたら、延べで140ということになるんですね、人数が、大体の利用度は。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  はい、先ほど言いましたように、7名なんですが、1名の方が今ちょっと出てきていませんので、実数6名になろうかと思います。 ◆16番(辻本宏君)  この施設の機能からすると、私自身感じるところ、非常に少ないかなという気もするんですよ、利用度が。 それで、それをこれからどう高めていくかということで、こういうふうな予算つけられていると思うんですけど、その中で、問題を抱える子ども等の自立支援事業運営会議委員ってありますね。これ、今年度から初めてつけられたのか。ずっとあったんですかね、その委員の報酬というの、ついているんですけど、各委員さん設けられたという、以前からありましたか。それで、どういった方で構成されているのか、差しさわりなければ、その名前は別として教えていただければなと思うんですけれど。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  学校長を中心としまして、協議会を設けておるわけなんですけども、各地域の代表の方とか、協議を重ねていまして、はばたきの家、場所的にも旧大浜会館ということもありまして、高田中学校、小学校へ行かれるという方もおるんですけども、やはり学校、自分の行くべき学校へ行くには敷居が高いというような方がここへ来ていまして、そういう情報収集ですとか、それから今後の運営について協議をしておるところでございます。 ◆16番(辻本宏君)  これは以前からあったんですね、この委員さんは、あったんですね。 ほんで、学校長さんが中心になって構成されているということなんですけど、民間の方も一部、その専門の方とか、そういうふうな方も入られているんですかね、何人か。ここの施設をどう運営していくかと、いろいろ中身を考えられているんでしょうけど。もう、学校長さんがすべてなんですか。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  申しわけございません、これお医者さんが入っていたかどうか、ちょっとわからないんですけれども、大方、後で調べさせていただきます。 ◆16番(辻本宏君)  また、後で教えていただいたらいいと思うんですけど。ただ、連携を、小中学校、不登校の子たちが出てきた、それでここで受け入れる、その連携を高めていこうということなんですけど、全体、全容を考えたら、方向性として、どういうふうに高めていくのかというのは、一つのケース、一つだけじゃなく、二、三のケースとしてあるんですよ。 これは、現場の学校の先生の考え方、取り組み方にも左右されると思うんですけど、あるところで、私、知っているところでは、担任の先生が、不登校気味の子が出てきたと。それで、そこはお父さんお母さんが外へ勤められて、両親が勤められて、どっちかというとおばあちゃん子なんですね。それで、おばあちゃんに大体面倒を見てもらっているから、そのおばあちゃんが学校のことってよくわからないわけですよ、子供の面倒見るだけで。 それで、その先生が行ったんですよね、学校へ来ないから。それで、おばあちゃんがおった。どうするかということで、私もそれ、おばあちゃんをよく知っていたんで、どうしたらいいでしょうかというふうな相談を受けて、じゃこういうふうな施設がありますというふうなことで、紹介したんです。その先生が、この印鑑、ここに印鑑を欲しい、この書類を書いてほしい、その、わからないわけですよね、そのおばあちゃんは、どうしていいか、こんな書類書いて、親権者としてどうしてええかというのが。そんなに手続ってややこしいもんですかというふうに相談されたわけですよ。 私、校長先生に話して、こうこうですよと、ある程度柔軟的に対応して、やっぱり担任の先生がそこのはばたきの家へ行って、こういう子がいますと、どうしたらいいでしょうかというふうに、まず率先して行くべきじゃないかなと、私、強く感じたんですけれども。 だから、そういうケースが結構多いんですよね。なおかつ、これ小中、そちら行政側というのは、小中学校とはばたきの家との連携を強めていこうということでしょう。 だから、これ予算だけつけて本当に強まるのかなというふうな心配があるんですけど、そこら辺どうですか、全体として。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  まず、最初に不登校気味になりますと、当然担任の先生あるいは校長等、自宅も訪問させていただいて、保護者の方々ともお話もさせていただくのが基本でございます。 それから、学校にはスクールカウンセラーもおりますんで、そういう先生に話を聞いていただく。中学校であれば、今県費のスクールカウンセラーの先生がおられますんで、その方も今小学校のほうへも余った時間を使って、うちからもお願いして、小学校でもカウンセリングしていただいてますから、そこで話を聞く機会もあるわけなんですけども、その中で、なかなか、その度合い、子供さんのそのいわゆる引きこもり的な感じなのかとか、いろんな状況があるんだろうと思うんですけれど、そこでカウンセリングのほうで判断していただいて、学校のほうでも最終的に判断して、これはまだ、はばたきの家へ行って、学力とか向上できるなということであれば、そういう登録をして、行っていただくということをやってございます。 ◆16番(辻本宏君)  担当の平見課長、御努力されているのはよくわかるんですけれども、そういうふうなケースもあって、そのカウンセラー、層は厚くなっている、学校側の層といいますか、体制層は厚くなっているのはわかるんですけれども、やはりその現場の先生の姿勢、受けとめ方、姿勢が左右すると思うんですよ。 ケースとしては、家庭もいろいろあるし、千差万別ですし、先生もいろいろある。個人的な考え方、家庭もあるし、先生もある。 それで、その不登校で出てくる、引きこもりで出てくる、これもパターンはいろいろありますよね。 まず、私なりに考えるのは学校でそういうふうなことが起きた場合、まず先生が行動して、次に学校内のカウンセラーに相談して、それでどうするかという方向づけをして、そのためのカウンセラーだと思うんです。 例えば、まだ学習する余地があるのであれば、ここのはばたきの家を利用すると。そういう方向づけを、やはり現場の担任の先生がする必要があるんじゃないかなというふうに強く思うんですけれども、そこら辺、校長会とかいろいろあって、話はされているのかどうか、まずそこらが見えないところが私らあるんですけど、その点どうですか、その校長会の中での話、ここの、この機能、施設というのは十分承知した上で、担任の先生、校長会から担任の先生へ伝えられているのか。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  議員おっしゃるように、基本はやはり担任の先生がまず動いていくことだと思いますし、養護の先生ですとか、またその情報を持って、校長会でもこれ今お話しするわけにはいきませんけども、情報として、現在不登校ぎみの子供が何人いるよというような情報は、毎月の校長会では報告されておりますし、またカウンセリングの内容につきましても、私どものほうへ報告いただいておりますんで、どういう状況にあるかというのは掌握しながら、その子にとって一番ベストな方法を学校長と一緒に考えていっているような方向でございます。 ◆16番(辻本宏君)  わかりました。あと、215ページの5番と7番の項目なんですけれども、熊野学研究事業、熊野学推進費と二つあるんですけれども、同じ熊野学にかかわる項目が。これ、熊野学研究事業と熊野学推進費というのはどう違うんですか。 ○議長(奥田勲君)  中岡課長。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  5番の熊野学研究事業につきましては、地元の先生方中心に歴史探訪スクールとか、自然探訪スクールをしていただいております。 年の10回程度でしょうか、それぞれございまして、その地元の先生方にこの熊野の自然、文化、歴史について研究いただいておる。そして、その発表の機会として、そういった講座があると、そういったその費用でございます。そして、主にそういった費用でございます。 熊野学推進費につきましては、その内容的には熊野学フォーラムと熊野学サミット、これ東京で、首都圏で情報発信しておりまして、そしてサミットにつきましては市民の皆様に、ぜひとも熊野の魅力について再認識していただくための一つの取り組みとして行わさせていただいておるというような仕分けでございます。 ◆16番(辻本宏君)  中岡課長さん言われるのは、内部的なものと外部的なものの、区別した項目だというふうに受けとめする。これ、一緒であってもいいんじゃないかなと思うんですけど、研究、推進、研究するのと推進するのと、それでテーマは熊野学というのが主題ですから、なぜ分けるのかなと。 それは、やっていることは一緒なのに、屋上屋を架すような項目じゃないかなというふうに感じるんですけれども。一緒にして、やはりその構成員の皆さんとも交流させるということであっていいのではないかなと思いますけども、どうですか。いかがでしょうか、あえて分ける必要というはありますか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  明確な分け方いうのは、今、私、申したとおりなんですけども、熊野学研究事業につきましては、熊野学の構築というような部分が主になるのではないかと。そして、あとそれと国際熊野学会というのがございまして、そことの連携という中で、熊野学研究事業というのが、私どもは想定しておると。 それで、熊野学推進については主にその成果の発信というところを重点に置きながら、その推進というような項目を使わさせていただいておるというのは前提であります。 ◆16番(辻本宏君)  以上です。 ○議長(奥田勲君)  9番、東原議員。 ◆9番(東原伸也君)  ちょっと、ダブっているんですけども、意思だけちょっと確認させてもらいます。 先ほどの新宮城跡のことなんですけども、ここに説明書きに書いてあるように、天守台の復元というふうに書いていますけども、これはもう決定というか、復元を進めていくという当局側の決定がなされたと見てよろしいんですか。 ○議長(奥田勲君)  中岡課長。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  新宮城跡の整備につきましては、水ノ手郭のほうが、ようやく一段落していつまでも整備の状況が見えないということ、随分前から指摘ございました。 そうした中、私ども、本丸のほうへ早く事業を着手したいなということの中で、まずは天守台、何とかここへの足がかりとして今回こういったものを提示させていただいたというような状況でございます。 ◆9番(東原伸也君)  天守台の復元というのは平面図でしたっけ、平面図は何かありましたっけね。見たことがあるような気がするんですけども、その設計図とは別に。それをもとにつくっていって、最終的な話として、天守の復元に結びつけばええと、そこまで考えた中でのこういう説明書きなんかどうか、そこを確認したいんですけども。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  天守の復元は、きちっとした絵図面、古写真とかなければ、なかなか国指定の文化財になった中では難しいんですが、まずその前に天守台を復元せずには、それもままならない状況でございますから、その天守台だけ、今回かからせていただくということでございます。 ◆9番(東原伸也君)  天守の復元というのは、設計図がなかったらあかんというのは、あれは現在の文科省の中で補助金を得るためには設計図が必要ということやったと思うんですけども、自力で建てるんでしたら、建てられるというのは今も変わっていないんですかね。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  その場合は、国指定の、そういった指定を外されるおそれございます。 ただ、天守台につきましては、写真がございますので、きちっとした写真ございますので、復元が可能であるということでございます。天守台です。 ◆9番(東原伸也君)  天守台ですね。それをするということは、そういう図面が例えば見つかったとしたら、天守を建てて、城の復元にというような順路に当然いくと思うんですけども、それをやるという、これ決意のあらわれなんかなと思ったんですけども、そうでもないんですか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  国指定となる中で、新宮城跡は非常に小粒であるが、非常に石垣が立派である。そして、水ノ手郭は特異な存在であると、軍港であり、経済港であったというようなことで国指定になったわけでございまして、そういった中で、石垣をよりよく見せて、復元しまして、城跡としての風格をより出して、このまち全体に何とかいい効果をもたらしたいということで、まずは天守台に、そしてその周辺の石垣も含めて整備を進めていきたいということでございます。 ◆9番(東原伸也君)  私は、もうてっきり決意表明みたいに、これ受け取ってしもたんですけど、後は教育民生委員会の皆さんにお任せします。 続きまして、先ほどの文化ホールの件ですね。 先ほど質疑にもありましたけども、お話聞くと、完成後の話ということで、そうすると、私にとって聞こえるのは、運営費にかかってくるのかなという感覚なんですけど、ほかの施設を見ても、ボランティアの方にいろいろお任せするというのはやっぱり責任が重いので、その辺は十分考えていくべきやと思うんですけども。まだ、先ほど決まっていないという答弁でしたけども、私の考えからいうたら、完成後、やはり職員がそういうものを習得して、次に伝えていくというのがベストなんじゃないかと思いますけども、そういう考え方というのはなかったんですか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  これは、あくまでもサポートスタッフ文化複合施設を支えていただける、ベースの部分で支えていただける多くの方が、人が多ければ多いほどそこはにぎわい、そして活性化すると思います。 そういった中で、そのこういった文化複合施設の取り組みへの市民意識の盛り上がりとか、あとその完成を待ち遠しく思えるような、期待感の醸成とか、そういったものを、私どもは、そういったことも視野に入れておると。そして、全国的にも注目される取り組みになるように、なるべく、そういったことも仕掛けていきたいと考えてございます。 ◆9番(東原伸也君)  そうすると、この講座等の委託料、この委託料は完成するまで委託していくという考え方ですか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  これ、前例がございまして、遷都1300年祭、昨年奈良県で開かれたんですが、そのプロデューサーの方々、多数いらっしゃると思うんですが、そういった方の中から、実はこういったことがあったと、それはまさしくこのことでございまして、遷都1300年祭がうまくいったのは、地域の皆がこの催しについて理解し、そしてそれを支える人たちがいたからであると。 その支える人はどういうふうにしてできたかといいましたら、5年ほど前からそういった人材養成、育成をしまして、そういった盛り上がりをつくっていたと、それを若干まねするような形なんですけども、私どもは、いい事例だな、いい前例だなと思いまして、できたらそれにあやかりたいと考えてございます。 ◆9番(東原伸也君)  続けるという今の話やったら、3年だか2年だかわかりませんが、そういうことですよね。 内容は、質疑ですから構わんですので、3年続けるんやったら、続けると言うてもろたらそれで結構です。 235ページのくろしおスタジアムの防球ネットなんですけども、1月だったと思うんですけども、風で、風だと思われるんですけども、何カ所か破れて、ちょっと垂れ下がっているというような感じで、私は見ているんですけども、今回の改修は大きさとか強度、強度が特に大事なんかなと思うんですけども、その辺いかがですか。 ○議長(奥田勲君)  前田課長。 ◎生涯学習課長(前田圭史郎君)  1月のくろしおスタジアムの網は、風でちょっと一部破れたんですけど、それには応急的にもう直しています。 今回のくろしおスタジアムの防球ネットの設置につきましては、現在、ガス会社のボンベが2基あります。そこの上に約8メーターの23メーターぐらいで、ネットを張っているわけなんですけども、今回、倉庫、事務所も覆えるような形で、実は合宿いいますのは平日もやっていますので、そういうときに試合とかしたら、必ずボールちょっと飛びますんで、そういう仕事をしている人たちにも安全なように、そこを守れるような形のネットを、23メーターの、全体を大きく、事務所までを大きくネットを張るような形を計画しています。 ◆9番(東原伸也君)  今までよりか大きくなるいうことですよね。大きくなるかどうかということと、強度をやっぱりあれよりか強いネットになるんですね。 ◎生涯学習課長(前田圭史郎君)  そのとおりです。コンクリ柱を建てまして、そういう強度も図っていくつもりです。 ◆9番(東原伸也君)  以上です。 ○議長(奥田勲君)  質議中でありますが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午前10時58分--------------------------------------- △再開 午前11時15分 ○議長(奥田勲君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 平見課長。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  先ほど、辻本議員さんからの質問の中で、問題を抱える子ども等の自立支援事業の運営協議会の構成メンバーのことなんですけども、12名の委員さんで構成されてございます。 小中学校の校長会の代表ですとか、それから少年相談センター長、それからPTAの連絡協議会、それから学校評議委員会の代表、それから紀南児童相談所の新宮分室の相談員さん、それから教育環境審議会の副委員長さん、それからスクールカウンセラーさん、なんかが入ってございます。 ○議長(奥田勲君)  質疑を続けます。 10番、上田議員。 ◆10番(上田勝之君)  197ページの育英奨学補助金について少しお尋ねをしたいんですが、今回23年度から66名、15人分枠をふやして66名にされるといいますか、という説明がなされておるんですけれども、現在の新宮市の経済的状況や、その中高生の進学等で経済的に非常に困難な御家庭というのはかなり増加傾向にあるんじゃないかと考えられるんですけど、その辺の実態なんていうのは把握されているんでしょうか。 ○議長(奥田勲君)  平見課長。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  ありがとうございます。実際、応募者は年々ふえてきてございますし、大体いつも決定される数字の倍ぐらいの人数の応募がございます。 ◆10番(上田勝之君)  この市の育英奨学金は、多分一番、奨学金の中ではいい形の、形態のものだと思うんですけども、その申し込まれてかなわなかった方々も他の何らかの奨学金を利用するなど、そういうような経済的な理由で進学をあきらめざるを得ないような状況になっているような子供はいるんでしょうか。それとも、何らかの手当というか、他の奨学金なりを活用できるような方策を探ってやっていただけているんでしょうか。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  なかなか、最後までフォローできているかといいますと、そこまで十分できていないんですけども、この奨学金は一番、返却しなくてもいい奨学金です。 それから、一時金でいただけるものも、新宮奨学会奨学金もありますし、それから漏れた方になりましたら、県のほうの奨学金あるいは国のほうの奨学金ということで、これは返却が必要なんですけれども、そういうところで何とか入っていけるように紹介はさせていただいております。 ◆10番(上田勝之君)  ぜひ、その辺よろしくお願いしたいと思います。 続いて、205ページの中学校の教室の空調なんですけれども、これ普通教室3校の分で、この予算の説明書を見ると、まず1点、熊野川中学校を除くというふうになっているんですけど、なぜ熊野川中学校は除かれているんでしょうか。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  熊野川中学校につきましては、合併する前から既にできておりましたんで、ついてますんで、それ以外の旧市内の学校ということでございます。 ◆10番(上田勝之君)  これは、中学校を23年度にされるということで、小学校についてはどのように考えられているんですか。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  小学校についてはまだ考えてございませんけども、まず中学校をつけて、どういうことが考えられるか、一応これの中でも検討してみたいなと思います。 当然、昨年のような猛暑というんですか、これどんどん続くと思いますし、中学校になりますと、特に3年生が夏、夏期講習といいますか、受験に向けて講習なんかもしますから非常にありがたいなというふうに感じておりますけども、小学校でどういう使い方ができるのか、それから健康面で、その辺も小学校までしてしまうのがいいのかどうか、その辺も議論が必要だろうと思いますんで、今後検討していきたいなというふうに思っています。 ◆10番(上田勝之君)  ぜひ、検討のほうをよろしくお願いします。 猛暑ということで、この地球温暖化から始まって、気候条件が非常に変わってきているんでその辺はぜひ検討をよろしくお願いします。 それと、これも先ほどの質疑であった207ページ、千穂・丹鶴統合幼稚園建設事業なんですけど、これ3歳児から幼稚園に入園できるという、3歳児、4歳児も初めてされるということで、どのようなメリットがあるんでしょうか。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  これまででしたら、5歳児だけの1年間の幼児教育だったわけですから、初めて幼稚園に入ってきて小学校へつなぐという形だったんですけども、やはり3年間の幼児教育をする中で、その子供の育ちというのを十分観察しながら幼児教育を実施していくと、だんだん3歳児から4歳、5歳と上になるにつれて、やはり上のお子さんは下の子供の面倒を見るような、そういう行為も出てきますし、自立心が養われるというんでしょうか、そういう部分で3年保育のメリットはあるんだろうというふうに考えています。 ◆10番(上田勝之君)  一般の保護者といいますか、市民の方では、こうなってくると保育園と保育所、幼稚園の違いというものが非常にわかりにくいんじゃないかと思いますが、その辺の違いというものについて少し教えていただけますか。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  幼稚園の場合は基本的に4時間の幼児教育をして、今食育の関係もありますんで、給食をとっていただいて、それで帰るということで、2時から2時半ごろ帰宅することになると思うんですけども、保育園の場合は夕方まで、昼からは今度はお昼寝したりとかいうことで、夕方まで見ていただけるということで、保育と教育の違いが、今回も国のほうでもかなり議論されましたけども、当分3本立てで、幼稚園、保育園、それからこども園という形でいくということになっていますけども、幼稚園ではそういう幼児教育中心にしていくということになろうかと思います。 ◆10番(上田勝之君)  非常に、その境目というのは難しいんだと思うんですけども、いわゆる短時間保育、幼稚園教育というのは短時間保育、午後2時ぐらいまでと、いわゆる保育時間の長短による差のみと考えて差し支えないんですかね。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  そういうふうにお答えしますと、また先生方に怒られそうなんですけれど、非常に答え方が悩ましいんですが、やっぱり先生方も今一生懸命3年保育に向けて研修をしているんですけども、幼児教育でその歳歳で学んでおくべきことはあると思いますんで、それを重点的に午前中のその保育時間の中で学んでいくということになろうかと思います。 ◆10番(上田勝之君)  それと、この3年保育の幼稚園ということで、延長保育とかということはされないんですよね。そうなってくると、ますます保育園との違いというものがなくなってきそうなんですが。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  現在のところ、延長保育等は考えてございません。 これは、本当に民間の保育園さんとも協議した中で決めてきたことですんで、本当にありがたいことに、新宮市の場合、都会と違って保育園が民間の保育園さんが7園もありますし、公立の保育園もあるということで、非常にありがたいんですけども、そういう面では幼稚園は幼稚園の役割を果たしていきたいなというふうに考えています。 ◆10番(上田勝之君)  それと、幼稚園も保育料というんですか、料金の問題ですね。 幼稚園というのは一律なんですよね。それと、保育園というのは所得応分型といいますか、所得に応じて保育料が違いますよね。 その同世代が行く、保育時間の長短の差があるんで、その辺をどのように設定されていくお考えなんでしょうか。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  この料金設定については、最終的にはまた市長とも協議させていただかないといけないんですけども、現在とりあえずはモデルで実施スタートしますんで、値上げは考えてございませんが、国の基準に合わせていくんであれば、審議会答申にもありましたように、もう少し値上げさせていただくべきものなんだろうというふうには思っております。 ◆10番(上田勝之君)  これ、千穂丹鶴というか、現在の丹鶴幼稚園の移転先ですよね、今、西別館になる。それと今後、蓬莱、王子幼稚園か、現在の、検討というのは今後進めていかれるんですか。 ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  現在、蓬莱幼稚園はもう閉鎖いたしまして、王子幼稚園のほうへ統合させていただいておるわけですが、今後庁内の中でも検討されておりますように、蓬莱小学校跡地利用、その中で、幼保の施設としていただけたら、教育にしましても、福祉にしましてもありがたいなというふうには感じてございます。 ◆10番(上田勝之君)  総合計画の見直しということもうたわれておりますし、これはまたちょっと一般質問等でお伺いさせていただきたいと思うんですが、いずれにしましても3歳から5歳の子供たちをどう育てていくかというところの中で、保育園と幼稚園、同じような年代から保育教育を始めるということでですね。ただ、それがその市内の環境と、これまでと非常に変わった形、変化があらわれる形になりますんで、その辺のことを十分勘案して、御検討をお願いできたらと思います。 続いて、215ページなんですけど、これのまず10番の熊野文化発信事業というのは、これはどういった事業なんかな。近代、現代の黎明期にスポットを当てるというふうに予算の説明書ではなっているんですが、少し具体的な説明をお願いしたいと思います。 ○議長(奥田勲君)  中岡課長。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  予算大綱にうたわれておりますとおり、新宮の近代文化の黎明期に今回スポットを当ててみようやないかということで、その時代に活躍した人たち、文化人の足跡をたどり、いろんな意味で、私たちとしては、文化的なものが新宮にはあったというのを、市民理解も深めるためにこういったものを事業として考えていきたいと思ってございます。 ◆10番(上田勝之君)  もう少し具体的にといいますか、これ、さきの12月議会、今議会の冒頭でもありました、いわゆる大石誠之助先生やそのほか関連の、いわゆる啓発事業というふうに考えてよろしいんでしょうか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  私どもは、文化振興課でやれる部分でということで、文化的な足跡、当時の人たちの足跡を一度たどってみてもよろしいのではないかということでございまして、例えば東くめ、それから大石誠之助とか、その時代時代に活躍した人たちがいました。 そして、それが佐藤春夫とか西村伊作に元気を与えたと、そういった部分での足跡をたどりたいなと。ただ、私どもは、佐藤春夫記念館とか、図書館での郷土資料とか、そういった分野の方々と相談しながら進めていきたいと考えております。 ◆10番(上田勝之君)  まさに、近代文化の啓発、市民への周知といいますか、啓発啓蒙を行っていくということでよろしいんですね。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  市民理解を深めていくということで、お答えしておきたいと思います。 ◆10番(上田勝之君)  市民全体、全般ということではそうだと思うんですが、例えば学校教育なんかではそういったことは予算化されているんですかね。 ○議長(奥田勲君)  平見課長。
    ◎教育部次長兼学校教育課長(平見善宣君)  昨年度だったと思うんですが、以前ロータリークラブさんのほうでつくられたものを、副読本をつくらせていただいて、これまでずっと配っていただいてたんですけれども、それがなくなったということで、教育委員会のほうで復刻しまして、つくっているんですが、そこで全体の市の文化とか、文化人について学んでいただくような形をとってございます。 ◆10番(上田勝之君)  ぜひ、一般の市民の方へ、子供たちにも、継続的にこういったことを啓発勉強していただく機会を設けていただけるよう、要望したいと思います。 それと、その上の新宮城跡、水野墓所の整備事業なんですけれども、先ほど東原議員のほうから天守台の復元計画についての質疑がございましたけれども、新宮城跡が大分石垣が見えるようになってきて、市民の方々の関心も非常に高まっているようには思うんですけれども、せっかく切っていただいた部分が、また竹等がかなり成長が早いと思うんです。 これ、やっぱり年次的に、一度切った部分を手を入れていかないと、なかなか、今全体的に、水ノ手側もかなり伐採をしていただいてますけれども、せっかく伐採していただいた、真正面というか、丹鶴町側から見る真正面のところが、また非常に竹等の繁殖が、成長が著しいと思うんですね。 年次的にそういったことも、毎年毎年、少しずつでもしていかなければならないのかなとは思うんですが、その辺の状況はどのように把握されていますか。 ○議長(奥田勲君)  中岡課長。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  23年度も予算計上をとりあえずさせていただいておりますとおり、この8番のところがそれでございまして、伐採剪定を全体として行っていきたいと、それも都市建設課のほうも絡めて、私どもはそれをやっていきたいと考えております。 そして、竹につきましても、私どもが実際に、去年は3回ほど竹を取りに行ってきたりしてございます。そういった中で、地道にそういったことを続けていく必要があると認識しております。 ◆10番(上田勝之君)  ぜひ、その辺もよろしくお願いします。 227ページ、文化複合施設整備推進事業の中で、重複するかもわかりませんけれども、重複したら申しわけないんですけど、文化複合施設サポーター育成講座の後にパブリシティ業務委託料というのがあるんですね。 このパブリシティ業務委託というのはどういうことなんですか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  サポーター育成を、私ども、市民の皆さん中心に呼びかけていくんですけども、なるたけ広い取り組みとしまして、周辺住民、広域の住民、そして全国の皆さんにもできたらサポーターになりませんかというような取り組みもしたいと思います。 それとともに、そのような取り組みとあわせて、そういった私どもがこういう文化複合施設をつくっているというようなことを全国発信するために、事業の情報を単に発信するのではなくて、マスメディアに取り上げてもらうような働きかけ、そういった広報活動を積極的に推進したいということでございます。 ◆10番(上田勝之君)  このパブリシティ業務の内容というのは、そういうことなんですね。 これを委託されるということなんで、その委託先はどういう業態のところへ委託されるわけですか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  先ほども申しましたとおり、そういった委託できるところというのは、なかなか限られておると思います。 そういったノウハウの蓄積とか経験値とか実績とかがある、プロデュースできるようなところを、私ども、探して、委託していきたいとは考えております。 ◆10番(上田勝之君)  実際に言うと、コンサルなんですか、それともイベント屋さんとかそういうような形態、どういったような、もう少しわかりやすいような形態を教えていただければと。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  今、まさにそれを検討しているところでございまして、単にコンサルができるかといいましたら、そうでもございませんし、いろんな各所の事例、今調査してございます。 ◆10番(上田勝之君)  先ほど来の質疑の中でも、例えば展示の設計業務委託料が2,500万円でしょう。測量や基本設計実施設計となるとイメージしやすいんですけれども、このパブリシティ業務でも930万円でしょう。これなんか、経年的にずっと必要になってくるんですかね。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  サポーター育成については1年限りで終わっていくようなことではいかない、いけないと思います。 サポーターの層を厚くしまして、何とか何十人単位というような形で、そういったサポーターづくりをして、養成をしていきたいと思います。 そのために、複合施設ができるまでにそういったことはやっていきたいと思います。 それと、パブリシティについてはまた別途の扱いになろうかと思います。 ◆10番(上田勝之君)  このパブリシティというのも経年、継続が必要なような御説明やったかと思うんですが、そうではないんですか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  それは、私ども、今のところ、サポーター育成がどういった形でうまくはかどるかによって、その状況いうのは変わってくると思います。 ◆10番(上田勝之君)  これも、維持管理費というか、維持管理費とまでは言わないけど、経年的な経費であると考えていいんですね、そしたら。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  開館までの、私どもの一つの作業だと思っています。 文化複合施設をつくりましても、その魂を入れる作業として御認識、御理解いただければと思います。 ◆10番(上田勝之君)  それと、これももう1点ですけど、その上に運営計画も作成されますよね、これも業務委託料ですけど、これが1,570万円。それと、このパブリシティの業務委託料、これは同様のところへ、同様というか、同一のところへ発注するお考えなんでしょうか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  これもこれで、技術的にテクニカルな部分もあったり、そして専門的、専門性を要する部分があったりとかしまして、同一の会社になるとかいうのは、ちょっと今のところ、私にも判断しかねます。 ◆10番(上田勝之君)  質疑で、この程度で。 それと、スポーツ振興事業費かな、スポーツ振興事業費で、237ページなんですけども、ジュニアベースボール交流大会というのが、来年3月開催とかって伺っているんですけど、少しその大会の概要とかについて御説明をいただきたいと思います。 ○議長(奥田勲君)  前田課長。 ◎生涯学習課長(前田圭史郎君)  このジュニアベースボール交流事業の補助金につきましては、来る2015年の紀の国国体和歌山を見据えて、全国レベルの中学校を招聘して、地元の5中学校の子供たちと交流試合をするということです。 ◆10番(上田勝之君)  結果、かなりの数の中学生のチームなんか、中学生のクラブチームなんかが訪れていただけるわけですか。 ◎生涯学習課長(前田圭史郎君)  内容は、全国大会に出たチームなんですけれども、まだはっきり詳細は決まっておりませんが、東海大翔洋とかいう静岡県のチーム、また石川県の星陵、またPL、報徳、天理、滋賀とか、そういった全国でも、もう何度も全国大会に出て、また何回か優勝しているようなチームを呼びまして、地元の中学生と対戦しまして、そして技術力だけではなくて、そういう精神面のことを学んでいただこうというふうなレベルアップの交流試合です。 ◆10番(上田勝之君)  非常に名立たるというか有名校の選手と新宮の地元の子供たちが交流ができるということはめったにない機会なんで、非常にこういったことはいい施策だなとは思うんですけれども。 それと、昨年は名取市のほうへ少年団のサッカーチームでしたっけ、交流訪問をさせていただいたと思うんですが、今年度はそういった交流の計画というのはあるんでしょうか。 ◎生涯学習課長(前田圭史郎君)  名取市のほうから一度御連絡がありまして、こちらのほうに、またことしは来たいという話はあるんですけれども、まだ具体的な話にはなっておりません。 ◆10番(上田勝之君)  ぜひ、交互交流を進めていただければと思いますんで、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(奥田勲君)  11番、三栗議員。 ◆11番(三栗章史君)  217ページの12番と13番、西村記念館整備事業と西村記念館保存調査事業というのがあるんですけれども、西村記念館、たしか地盤が沈下して、修復しなくてはいけないというふうに聞いたことがあるんですけども、その修復のほうはもうでき上がっているんでしょうか。 ○議長(奥田勲君)  中岡課長。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  記念館につきましては、昨年重要文化財指定されて間もない話なんですけども、国指定に重文指定される中で、私どもは、あの状態を保持するわけにはいかないという認識ではございます。 ただ、その前にいきなり修復もできないということでございまして、まずは文化庁の指導等々がございまして、保存管理計画とか整備計画を立てなければならないということでございまして、一つずつステップを踏みながら、次の工程に入っていきたいと考えております。 以上です。 ◆11番(三栗章史君)  となりますと、この予算の中にそういった部分も入っているんでしょうか。 ◎教育部参事文化複合施設担当]兼文化振興課長中岡保仁君)  13番の西村記念館保存調査事業がさようでございます。 ◆11番(三栗章史君)  はい、わかりました。結構です。 ○議長(奥田勲君)  3番、久保議員。 ◆3番(久保智敬君)  235ページのB&G海洋センター管理費のボイラーの点検料なんですが、補正でも説明いただきましたけども、そのとき聞けばよかったんですが、このボイラー、取りかえと言われていましたね、このボイラーというのは何年ごとに大体取りかえされているんでしょうか。 ○議長(奥田勲君)  前田課長。 ◎生涯学習課長(前田圭史郎君)  私ども、平成17年に熊野川町と合併しまして、このB&G海洋センターが設置されたのが平成7年と聞いております。 その後、ボイラーは1回もまだかえておりません。今回初めてかえるということです。 点検につきましてはそういったメンテの点検で、年間を通して、それをやっておるということです。 ◆3番(久保智敬君)  そしたら、平成7年に建てられてから、今回が初めてのボイラーの取りかえということですね。 ◎生涯学習課長(前田圭史郎君)  その17年まではちょっと確かではありませんが、17年の合併以降は全然かえておりませんけれど、それまでには、ちょっとかえたかどうかは、今、詳細はわかっていません。 ◆3番(久保智敬君)  大体、専門家の人もいらっしゃらないからわかりませんよね。 というのは、今、さつきでもこの木質パウダーのボイラーにかえて今回やるということで、今、グリーンランドのほうと2機になっていますよね。 今回、この、またボイラーをかえるということで、こっちのほうも検討されたんかどうかちょっと伺いたかったんですが。 ◎生涯学習課長(前田圭史郎君)  それは検討していませんが、ボイラー自体がもう老朽化になっていますんで、それをもうごっそり取りかえるということでございます。 ◆3番(久保智敬君)  そうですね、だからそういう新宮市としてこの木質パウダーを進めていくんであれば、こういうことも検討もよかったんではないかということを、ちょっと指摘したかっただけです。 また、農林課のほうでも、あと委員会のほうでも質疑させてもらいます。 ○議長(奥田勲君)  以上で、10款教育費から12款予備費までの質疑を一応終わります。 以上で、歳出各款についての質疑を一応終わります。 これより歳入について、全款12ページから37ページまで質疑を行います。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  以上をもって歳入全款について質疑を一応終わります。 次いで、第2条債務負担行為6ページ、第3条地方債7ページ、第4条一時借入金及び第5条歳出予算の流用1ページについて質疑を行います。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  以上で、第2条から第5条までの質疑を一応終わります。 これより第1条から第5条まで全条を一括して質疑を行います。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  以上をもって質疑を終わります。 本案については、お手元に配布しています付託表のとおり、各常任委員会へ分割付託いたします。 昼食のため午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時47分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○議長(奥田勲君)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程2 議案第2号 平成23年度新宮市国民健康保険特別会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程2、議案第2号、平成23年度新宮市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 森本市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(森本邦弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第2号、平成23年度新宮市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。 253ページをお願いいたします。 第1条は、事業勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億5,471万1,000円に、直営診療施設勘定ではそれぞれ1億2,758万9,000円とするものであります。 第2条は、一時借入金の限度額を事業勘定では8億円、直営診療施設勘定では3,000万円と定めるものであります。 第3条は、歳出予算各項の金額を流用することができる場合を定めたものであります。 それでは、事項別明細書、歳出270ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費3,824万円は、保険係4名分の人件費と諸経費であります。 2目医療費適正化特別対策事業費919万6,000円は、レセプト点検に係る嘱託職員の人件費及び諸経費であります。 3目連合会負担金275万9,000円は、国保連合会への負担金であります。 次に、272ページをお願いいたします。 2項1目賦課徴収費4,599万4,000円は、税務課国保税担当職員5名分の人件費と諸経費であります。 274ページ、3項1目運営協議会費44万9,000円は、国保運営協議会に関する経費を計上しております。 続きまして、276ページ、2款1項療養諸費は、1目から5目まで合計24億7,705万9,000円を見込んでおります。 278ページをお願いします。 2項高額療養費は、3億934万9,000円を見込んでおります。 続きまして、280ページ、3項移送費は、科目の設定であります。 282ページをお願いします。 4項出産育児諸費2,773万4,000円は、出産一時金として支給するもので、1件42万円で66件分を見込んでおります。 続きまして、284ページ、5項葬祭諸費288万円は、葬祭費として支給するもので、1件3万円で96件分を見込んでおります。 286ページ、3款1項後期高齢者支援金4億9,442万5,000円は、後期高齢者支援金及び事務費拠出金であります。 288ページ、4款1項前期高齢者納付金等143万9,000円は、前期高齢者納付金及び事務費拠出金であります。 続きまして、290ページ、5款1項老人保険拠出金の医療費については科目の設定、事務費拠出金は3万5,000円を見込んでおります。 292ページ、6款1項看護納付金2億2,964万6,000円は、介護保険2号被保険者に係る介護納付金であります。 続きまして、294ページ、7款1項共同事業拠出金5億7,268万5,000円は、高額医療費共同事業及び保険財政共同安定化事業に対して国保連合会へ拠出するものでございます。 続きまして、296ページをお願いします。 8款1項1目特定健康診査等事業費1,752万円は、特定健康診査及び特定保険指導を行うための事業費でありますが、市の保健センターに業務を移管しておりますので、全額一般会計へ繰り出すものでございます。 298ページ、2項1目保健事業費479万3,000円は、脳ドック検診助成事業等及び訪問指導事業等に係る費用でございます。 続きまして、300ページ、9款1項1目国民健康保険事業基金積立金は、科目の設定であります。 302ページ、10款1項1目利子300万円は、一時借入金利子であります。 続きまして、304ページ、11款1項償還金及び還付加算金につきましては430万4,000円を見込んでおります。 続きまして、306ページ、2項繰出金320万円は、事業勘定から直営診療施設勘定への繰出金であります。 続きまして、308ページ、12款1項は、予備費として1,000万円を計上しております。 次に、歳入ですが、262ページへお戻り願います。 2歳入、1款1項国民保険税は、1目から2目まで合計8億4,727万8,000円で、一般及び退職費保険者の国民健康保険税であります。 264ページ、2款1項手数料は、33万円を見込んでおります。 3款国庫支出金は、12億3,479万6,000円を見込んでおります。 4款療養給付費交付金は、1億9,246万1,000円を見込んでおります。 5款前期高齢者交付金は、8億2,728万8,000円を見込んでおります。 6款県支出金2億767万9,000円を見込んでおります。 続きまして、266ページをお願いします。 7款共同事業交付金は、5億7,267万8,000円を見込んでおります。 8款1項1目一般会計繰入金は、2億8,079万7,000円を計上しております。 268ページ、8款2項1目基金繰入金は、8,500万円を計上しております。 9款繰越金は、科目の設定であります。 10款諸収入は、640万3,000円を見込んでおります。 なお、310ページから313ページまで給与費明細書を付しておりますので、御参照願います。 以上が事業勘定でございます。 次に、直営診療施設勘定について申し上げます。 326ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費6,206万3,000円は、各診療所に係る諸経費及び人件費であります。 330ページ、2款1項医業費6,299万6,000円は、1目から3目まで薬品費及び医療用機械器具費が主なものでございます。 続きまして、332ページ、3款1項1目基金積立金は、50万円を計上しております。 334ページ、4款1項1目利子3万円は、一時借入金の利子であります。 336ページ、5款1項1目は、予備費として200万円を計上しております。 次に、歳入でございますが、320ページへお戻り願います。 2歳入、1款1項外来収入9,969万4,000円は、1目から6目まで各診療所の収入であります。 322ページをお願いします。 2款1項1目手数料46万9,000円は、診断書等の文書料であります。 3款1項1目利子及び配当金54万8,000円は、預金利子であります。 4款1項事業勘定繰入金320万円は、事業勘定からの繰入金であります。 2項基金繰入金2,324万2,000円は、国保熊野川診療所運営基金からの繰入金を計上しております。 5款1項繰越金は、科目の設定であります。 6款1項雑入は、43万3,000を見込んでおります。 なお、338ページから341ページまで直診勘定の給与費明細書を付しておりますので、御参照願います。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。 11番、三栗議員。 ◆11番(三栗章史君)  298ページの保健事業費の脳ドックなんですけども、これは何名ぐらい受けられるようになっているんですか。 ○議長(奥田勲君)  森本市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(森本邦弘君)  脳ドックにつきましては、一応50名を予定しております。 ◆11番(三栗章史君)  これは、前年に比べて何名かふえたんでしょうか、受けられる人の数が。 ◎市民窓口課長(森本邦弘君)  受診希望者は大変多くて、200人以上あるんですけれども、一応この検診を医療センターのほうにお願いしてますんで、医療センターの受け皿が一応50名ということで、例年50人、去年も50人でございます。 ◆11番(三栗章史君)  わかりました。 ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程3 議案第3号 平成23年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程3、議案第3号、平成23年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 森本市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(森本邦弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第3号、平成23年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 343ページをお願いいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億4,050万2,000円とするものであります。 第2条は、一時借入金の限度額を定めたもので3億円とするものであります。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明いたします。 354ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費2,055万1,000円は、職員2名分の人件費と諸経費であります。 356ページをお願いします。 2項1目徴収費233万6,000円は、保険料徴収に係る諸経費であります。 続きまして、358ページをお願いします。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金7億1,571万5,000円は、説明欄に記載のとおり、保険料及び療養給付費等の負担金であります。 360ページをお願いします。 3款1項1目利子50万円は、一時借入金利子であります。 362ページ、4款1項償還金及び還付加算金は、90万円を見込んでおります。 364ページ、5款予備費は、50万円を計上しております。 次に、歳入ですが、350ページへお戻り願います。 2歳入、1款1項1目後期高齢者医療保険料は、2億6,424万4,000円を見込んでおります。 2款1項手数料は、4万1,000円を見込んでおります。 3款1項1目一般会計繰入金は、4億7,621万円を計上しております。 4款諸収入は、6,000円を見込んでおります。 続きまして、352ページをお願いします。 5款繰越金は、科目の設定であります。 なお、366ページから369ページまで給与費明細書を付しておりますので、御参照願います。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程4 議案第4号 平成23年度新宮市介護保険特別会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程4、議案第4号、平成23年度新宮市介護保険特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 垣本健康長寿課長。 ◎健康長寿課長(垣本正道君) (登壇) ただいま議題となりました議案第4号、平成23年度新宮市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の371ページをお願いいたします。 平成23年度新宮市介護保険特別会計予算は、第1条第1項で歳入歳出予算の総額をそれぞれ31億2,281万5,000円と定めるものでございます。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 第2条は、一時借入金の借り入れの最高額を5億円と定めるものでございます。 第3条は、歳出予算の経費の金額を流用できる場合を定めたものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。 予算書の384ページ、385ページをお開きください。 1款総務費1項1目の一般管理費ですが、4,894万9,000円で、その主なものは職員6名の人件費と12節役務費は通信運搬費でございます。2目地域密着型サービス運営委員会費は、地域密着型サービス運営委員の報酬等でございます。3目介護保険事業計画策定事業費は、平成24年度から26年度までの3年間の第5期介護保険事業計画策定に係る費用でございます。 386ページをお願いします。 2項1目賦課徴収費ですが、574万8,000円を計上してございます。その主なものは介護保険料の賦課徴収に係る嘱託職員1名と臨時職員0.5名の賃金、介護保険料の賦課に係るシステム開発・運用支援委託料などでございます。 388ページをお願いします。 3項1目介護認定審査会費ですが、1,012万2,000円を計上しております。その主なものは、1節の介護認定審査会委員報酬でございます。次に、2目の認定調査等費ですが、3,365万4,000円を計上しております。その主なものは、7節の認定調査に従事する嘱託職員6名分の賃金と12節の役務費は主治医意見書作成手数料でございます。 390ページをお願いします。 2款保険給付費ですが、平成23年度の保険給付費の総額は29億4,491万9,000円を計上しております。1項の介護サービス等諸費ですが、要介護者が居宅において指定居宅サービス事業者の介護サービスを受けたとき、また介護保険施設において施設サービスを受けたときに対するサービス給付費を計上しております。給付費の内訳につきましては、1目から392ページ10目まで記載のとおりでございます。 394ページをお願いします。 2項介護予防サービス等諸費ですが、要支援と認定された方に対するサービス給付費でございまして、給付費の内訳につきましては1目から8目まで記載のとおりでございます。 396ページをお願いします。 3項1目の審査支払手数料は国保連合会に対する保険給付費の審査及び支払い業務に対する手数料でございます。 398ページをお願いします。 4項1目高額介護サービス費は、1カ月の介護サービス受給に係る自己負担額が所得階層ごとに設けられた所定の額を超えた場合に、その差額分を申請に基づき払い戻しを行うための費用であります。2目高額介護予防サービス費は、要支援の方に係る高額払い戻しの費用であります。 400ページをお願いします。 5項1目高額医療合算介護サービス費は、要介護者が医療保険、介護保険の両給付を受けることにより自己負担額が著しく高額になる場合に、医療、介護を通じた限度額を適用し、限度額を上回った額を医療と介護で按分し、高額医療合算介護サービス費として支給するというものです。2目高額医療合算介護予防サービス費は、要支援の方に係る費用でございます。 402ページをお願いします。 6項特定入所者介護サービス等費は、低所得者の負担を軽減するため、居住費、食費の平均的な費用、基準費用額と負担限度額の差額の減額相当分を介護保険財政から補足給付するもので、内訳につきましては1目から4目まで記載のとおりでございます。 404ページをお願いします。 3款1項1目介護給付費準備基金積立金は、介護保険が3年間の中期的財政運営を行うため、事業運営期間3年目の平成23年度に見込まれる第1号被保険者の保険料の剰余金を積み立て、次年度以降の給付費の不足に充てるという趣旨のものでありますが、1万2,000円の計上は歳入の過年度負担分でございます。 406ページをお願いします。 4款地域支援事業費ですが、総額で7,381万8,000円を計上しております。 1項1目介護予防特定高齢者施策事業費では、要介護、要支援の状態ではないが、そのおそれのある特定高齢者向けのサービスとして生活機能評価健診、介護予防健診の実施、結果説明会を行い、特定高齢者となった方に訪問療養指導を行うなどの費用でございます。2目介護予防一般高齢者施策事業費は、要介護、要支援の状態にない一般高齢者に対し、各種予防教室や啓発活動を通し要介護状態になることを予防するための施策で、元気アップ教室、バランスボール教室、リハビリ相談、介護予防教室、生きがいと創造の事業などを行うための費用でございます。3目介護予防事業総務費は、介護予防事業に係る職員2名の人件費でございます。 408ページをお願いします。 2項包括的支援事業・任意事業費でございますが、地域の高齢者の実態把握や介護以外の生活支援サービスとの調整などの総合相談事業、虐待防止などの権利擁護事業、支援困難ケースなどの対応等のケアマネジャーへの支援を行うもので、平成23年度は5,534万7,000円を計上しております。具体的な事業につきましては、1目から6目まで記載のとおりでございます。 412ページをお願いします。 5款公債費、1項1目利子は、給付費の支払いに財源不足が生じた場合における一時借入金の利子を計上しております。 414ページをお願いします。 6款諸支出金1項1目の第1号被保険者保険料還付金は、第1号被保険者介護保険料の前年度以前分に過誤納が発生した場合の還付金でございます。2目の第1号被保険者保険料還付加算金、3目の償還金は、目の設定でございます。 以上で、歳出の説明を終わります。 次に、歳入について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、378ページにお戻り願います。 1款保険料1項1目第1号被保険者保険料でございますが、現年度の特別徴収、普通徴収分及び滞納繰越分の普通徴収保険料を合わせまして4億6,193万円を計上しております。 2款使用料及び手数料1項1目の督促手数料及び2目の証明手数料は、いずれも目の設定でございます。 3款国庫支出金1項1目の介護給付費負担金は、平成23年度の居宅給付費見込み額の20%、施設分と特定入所者介護分の15%に当たる5億3,225万円を計上しております。 2項1目の調整交付金は、標準給付見込み額の8.78%に当たる2億8,532万円を計上しております。2目地域支援事業交付金(介護予防事業)でございますが、介護予防事業見込み額の25%に当たる461万8,000円を計上しております。3目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)でございますが、包括的支援事業・任意事業見込み額の40%に当たる2,213万9,000円を計上しております。 4款支払基金交付金1項1目介護給付費交付金は、第2号被保険者の介護保険料負担相当分を社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるもので、標準給付見込み額の30%に当たる8億8,347万6,000円を計上しております。2目地域支援事業支援交付金は、介護予防事業の30%に当たる554万2,000円を計上しております。 5款県支出金ですが、次の380ページをお願いいたします。 1項1目の介護給付費負担金は、現年度分として標準給付見込み額の12.5%及び施設見込み額と特定入所者介護分の17.5%に当たる4億2,484万9,000円。 2項1目地域支援事業交付金(介護予防事業)は、介護予防事業費の12.5%に当たる230万9,000円を、2目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は、包括的支援事業・任意事業費見込み額の20%に当たる1,107万円を計上しており、それぞれ過年度分として1,000円を計上しております。 3項1目の貸付金は、科目の設定でございます。 6款財産収入1項1目の利子及び配当金につきましても、目の設定でございます。 7款繰入金1項1目の介護給付費繰入金は、市の一般会計から標準給付費見込み額の12.5%相当分である3億6,811万5,000円を繰り入れるもので、2目地域支援事業繰入金(介護予防事業)は、介護予防事業費の12.5%に当たる230万9,000円を、3目の地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業)につきましては、包括的支援事業・任意事業の20%に当たる1,107万円を現年度分として計上し、過年度分として1,000円を計上しております。4目その他一般会計繰入金は、1節で介護保険事業に携わる職員6名の人件費として4,660万8,000円を、2節で事務経費等として5,682万1,000円をそれぞれ一般会計から繰り入れるものでございます。 2項1目の介護給付費準備基金繰入金につきましては、2,434万9,000円を計上してございますが、保険料の不足分を補てんするものでございます。 382ページをお願いします。 2目介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金でございますが、介護従事者の処遇改善を図る目的で平成21年度に制度が新設され、これに伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するために介護従事者処遇改善臨時特例交付金が交付されたところであります。基金を設置し、3年間の保険料に充当することとなっておりますが、23年度分として654万3,000円の繰り入れを計上しております。 8款1項1目繰越金は、科目の設定でございます。 9款諸収入1項1目第1号被保険者延滞金と2項1目預金利子は、いずれも科目の設定でございます。 3項雑入1目第三者納付金、2目返納金につきましても、目の設定でございます。3目雑入は、2号生保及び北山村の要介護認定審査判定委託料でございます。 なお、416ページ以降に給与費明細書を添付いたしておりますので、御参照のほどよろしくお願いいたします。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程5 議案第5号 平成23年度新宮市と畜場特別会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程5、議案第5号、平成23年度新宮市と畜場特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 中地市民福祉部次長兼生活環境課長。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) (登壇) ただいま議題となりました議案第5号、平成23年度新宮市と畜場特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の421ページをお願いいたします。 平成23年度新宮市と畜場特別会計予算は、次に定めるというもので、第1条第1項では歳入歳出予算の総額をそれぞれ818万1,000円と定めるというものでございます。 それでは、事項別明細書にて御説明申し上げます。 歳出より説明いたします。 430ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費ですが、818万1,000円となってございます。その主なものとしましては、431ページ記載の説明欄により嘱託職員賃金が288万2,000円、また光熱水費が322万8,000円などでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 428ページをお願いいたします。 1款1項1目と畜場使用料を、394万2,000円でございます。その内訳としまして、と畜場使用料が349万4,000円、牛800頭分を予定してございます。また、冷蔵庫使用料としまして44万8,000円を見込んで計上してございます。23年度からは、使用料を市内と市外に区分したことによりまして、昨年度より84万2,000円増となってございます。 2款1項1目一般会計繰入金ですが、423万7,000円を見込んでございます。 次に、3款1項1目財産収入は、1,000円の見込み計上をしてございます。 4款1項1目諸収入、雑入につきましては、科目の設定でございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程6 議案第6号 平成23年度新宮市駐車場事業特別会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程6、議案第6号、平成23年度新宮市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡商工観光課長。 ◎商工観光課長(岡雅弘君) (登壇) ただいま議題となりました議案第6号、平成23年度新宮市駐車場事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 433ページをお願いいたします。 歳入歳出予算は、第1条で総額を歳入歳出それぞれ2,423万7,000円と定め、第2項で歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものであります。 それでは、事項別明細書にて御説明を申し上げます。 まず、442ページをお願いいたします。 歳出でございますが、1款1項1目管理費の予算総額は261万9,000円で、その主なものは警備委託料146万2,000円と修繕料67万2,000円でございます。 続きまして、444ページをお願いいたします。 2款1項1目元金1,863万5,000円でございますが、これは公営企業債の償還元金でございます。また、2目利子298万3,000円でございますが、これは償還利子でございます。 続きまして、歳入の440ページへお戻り願います。 1款1項1目駐車場使用料でございますが、762万円で、一般駐車は1日当たり36台、月極定期駐車で25台を見込んでございます。 2款1項1目一般会計繰入金1,661万5,000円につきましては、収支不足見込みによりまして一般会計より繰り入れをいただくものでございます。 3款1項1目の繰越金、4款1項1目の雑につきましては、科目の設定でございます。 なお、446ページに地方債に関する調書を記載しておりますので、御参照のほどお願い申します。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程7 議案第7号 平成23年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程7、議案第7号、平成23年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口管理課長。 ◎管理課長(勢古口博司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第7号、平成23年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 447ページをお願いいたします。 第1条第1項は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,303万7,000円に定めるというものでございます。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 第2条は、地方自治法第235条の3第2項の規定により、一時借入金の最高額を2,000万円と定めるものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。 456ページをお願いいたします。 1款1項1目の住宅資金貸付事業費ですが、予算額が10万4,000円となっております。 2目の一般会計繰出金ですが、予算額321万円を一般会計に繰り出すというものでございます。 次に、458ページをお願いいたします。 2項の公債費についてですが、貸付金に対する起債の元利償還金であります。予算額1,972万3,000円は、本事業のため、簡易保険局、和歌山県及び銀行等から借り入れた起債の元金及び利子の償還に充てるものでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、454ページにお戻り願います。 1款1項1目の住宅新築資金等貸付助成費補助金としまして、43万5,000円を計上しております。内容につきましては、貸付金利と市の起債償還利率との差額に対しての県費補助となっております。 2款1項1目の一般会計繰入金、3款1項1目の繰越金につきましては、科目の設定でございます。 次に、4款1項1目の住宅資金貸付金元利収入ですが、現年分の元金収入としまして646万8,000円、利子収入が94万8,000円、滞納繰越分の元金収入としまして1,260万9,000円、利子収入257万5,000円の収入見込みで、合計2,260万円を計上しております。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程8 議案第8号 平成23年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程8、議案第8号、平成23年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 中地市民福祉部次長兼生活環境課長。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君) (登壇) ただいま議題となりました議案第8号、平成23年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書461ページをお願いいたします。 平成23年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算は次に定めるというもので、第1条第1項は、歳入歳出の予算の総額をそれぞれ2,529万9,000円と定めるというものでございます。 第2条では、地方自治法第235条の3第2項の規定によりまして、一時借入金の最高額を1,000万円と定めるというものでございます。 それでは、事項別明細書により、説明させていただきます。 まず、歳出より説明させていただきます。 470ページをお願いいたします。 1款1項1目施設管理費は、1,875万6,000円となってございます。その主なものは、471ページの説明欄に記載の1の施設管理費一般経費では嘱託職員賃金222万9,000円、光熱水費488万6,000円、汚泥くみ取り等の手数料が135万円、施設管理委託料としまして472万5,000円、また職員人件費としまして385万3,000円を計上してございます。 次に、472ページをお願いいたします。 2款1項1目蜂伏団地共同汚水処理事業基金積立金629万3,000円は、基金の積み立てでございます。 次に、474ページをお願いします。 3款1項1目公債費利子でございます。5万円を計上させていただいてございます。これにつきましては、一時借入金に伴う利息分でございます。 次に、476ページをお願いいたします。 4款1項1目予備費としまして、20万円を計上させていただいてございます。 続きまして、歳入について説明させていただきます。 468ページをお願いいたします。 1款1項1目施設費負担金105万円につきましては、処理施設への加入金であります。年間5件を見込んでございます。 2款1項1目施設使用料2,341万円につきましては、医療センターのほか、大口加入者8件及び県営住宅加入者44件、一般加入者243件等、合計295件の汚水処理施設の使用料でございます。 3款1項1目利子及び配当金83万8,000円につきましては、基金積み立てに伴う利子相当分でございます。 4款1項1目繰越金につきましては、科目の設定でございます。 また、478ページ以降に給与費明細書を付しておりますので、御参照のほどよろしくお願いいたします。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程9 議案第9号 平成23年度新宮市土地取得特別会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程9、議案第9号、平成23年度新宮市土地取得特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口管理課長。 ◎管理課長(勢古口博司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第9号、平成23年度新宮市土地取得特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の481ページをお願いいたします。 平成23年度新宮市土地取得特別会計予算は、次に定めるところによるというものでございます。 第1条につきましては、歳入歳出予算の総額はそれぞれ2,016万6,000円と定め、款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。 490ページをお願いいたします。 1款1項1目の用地取得費2,016万6,000円の内訳につきましては、右側のページ9節旅費が5万円、11節需用費が2万2,000円、12節役務費が9万3,000円、17節公有財産購入費が2,000万円、22節補償、補填及び賠償金が1,000円の科目計上となっております。 歳出予算合計は、2,016万6,000円とするもので、内容につきましては説明欄記載のとおりでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 488ページにお戻り願います。 1款1項1目繰越金は、前年度繰越金でございまして2,016万5,000円となっております。 2款1項1目預金利子は、科目の設定でございます。 歳入予算合計としましては、2,016万6,000円とするものでございます。 以上、まことに簡単ですが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程10 議案第10号 平成23年度新宮市簡易水道事業特別会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程10、議案第10号、平成23年度新宮市簡易水道事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 垣本水道事業所工務課長。 ◎水道事業所工務課長(垣本裕也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第10号、平成23年度新宮市簡易水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の493ページをお願いいたします。 第1条の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億3,708万9,000円に定めるというものであります。 第2条の地方自治法第235条の3第2項の規定によります一時借入金の借入れ総額は、1,000万円に定めるものであります。 それでは、歳出より御説明申し上げます。 予算書の502ページをお願いいたします。 1款1項の簡易水道費4,717万6,000円につきましては、1目の新設改良費1,315万5,000円と2目の施設管理費3,402万1,000円になっております。その主なものといたしまして、503ページの説明欄より、1目新設改良費の13節委託料32万9,000円と15節工事請負費1,282万6,000円につきましては、国道168号日足道路改良工事に伴う道の簡易水道の配給水管を移設するために必要な設計業務委託料と移設工事費であります。 2目施設管理費の3,402万1,000円につきましては、職員人件費833万4,000円と11節の需用費1,047万円、それに13節の委託料716万9,000円が主なもので、安全で安心な安定した水道水を供給するために必要な施設の管理費や維持修繕費、また簡易水道事業における料金事務や検針・集金業務等の委託料でございます。 予算書の506ページから507ページをお願いいたします。 2款1項の公債費8,991万3,000円は、平成23年度の市債への償還金で、1目の元金7,510万1,000円と2目の利子1,481万2,000円でございます。 続きまして、歳入について御説明させていただきます。 予算書の500ページから501ページにお戻り願います。 1款1項1目の使用料1,698万1,000円につきましては、水道の使用料でございます。 また、2項1目の総務手数料1万3,000円は、各家庭へ給水管を引き込むときに必要な工事検査手数料であります。 2款1項1目の財産貸付収入1,000円は、敷屋浄水場内に設置している電柱の土地貸付料であります。 3款1項1目の一般会計繰入金1億801万6,000円につきましては、歳入の不足分を一般会計から繰り入れいただくものでございます。 4款1項1目の雑入1,207万8,000円は、国道168号日足道路改良工事に伴い、配給水管を移設するための県からの補償金でございます。 なお、508ページから510ページには給与費明細書を、また511ページには地方債に関する調書を記載しておりますので、御参照いただきますようよろしくお願いいたします。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、経済建設委員会に付託いたします。 10分間程度休憩いたします。
    △休憩 午後1時55分--------------------------------------- △再開 午後2時16分 ○議長(奥田勲君)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程11 議案第11号 平成23年度新宮市水道事業会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程11、議案第11号、平成23年度新宮市水道事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 愛須水道事業所業務課長。 ◎水道事業所業務課長(愛須雅文君) (登壇) ただいま議題となりました議案第11号、平成23年度新宮市水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。 恐れ入ります、513ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定であります。 第2条は、業務の予定量を定めるものであります。(1)といたしまして給水契約件数を1万6,600件、(2)といたしまして年間総給水量を平成22年度決算見込みの約2%減421万立方メートルとし、以下記載のとおり定めるものであります。 第3条は、1年間の水道事業経営の収益的収入及び支出予算の予定額を定めるものであります。 まず、収入は、営業収益及び営業外収益を合わせまして、第1款水道事業収益の合計額を6億1,534万3,000円と見積もり計上いたしております。 次に、支出は、営業費用及び営業外費用並びに特別損失を合わせまして、第1款水道事業費用の合計額を5億8,761万5,000円と見積もり計上いたしております。 第4条は、建設改良工事等の資本的収入及び支出予算の予定額を定めるものであります。 まず、収入ですが、第1款資本的収入の合計額は、1億313万6,000円の収入を見込んでおります。この内訳につきましては、第1項企業債が1億円、第2項補助金が116万8,000円、第3項負担金が196万8,000円であります。 次に、支出につきましては、次の514ページをお願いいたします。 支出は、建設改良費及び企業債償還金、元金の支払い合わせまして、第1款資本的支出の合計額を4億1,605万4,000円と見積もり計上いたしております。したがいまして、平成23年度の資本的収支につきましては、配水管布設替え工事等及び企業債の元金支払いの結果生じました3億1,291万8,000円の不足額につきましては、内部留保資金であります当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額1,235万円、当年度分損益勘定留保資金2億1,447万7,000円、建設改良積立金6,342万1,000円、減債積立金2,267万円で補てんするものであります。 第5条は、企業債について定めるものであります。 起債の目的や限度額等につきましては、表に記載しているとおりであります。平成23年度は、1億円の借り入れを予定いたしております。 第6条は、一時借入金の限度価格を定めるもので2億円と定めております。 第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合の項目を定めたものであります。 第8条は、議会の議決を必要とする流用経費として、職員給与費を6,790万1,000円及び交際費を2万円と定めるものであります。 第9条は、旧水道庁舎建設財源の企業債借り入れに対する元利償還のため、一般会計から補助金を受け入れるものであります。 第10条は、棚卸資産の購入限度額を定めるものであります。本年度は、1,361万2,000円を限度額といたします。 以上が、予算の内容であります。 恐れ入ります、517ページをお開きください。 予算実施計画につきまして御説明申し上げます。 まず、収益的収入及び支出の予算です。 収入の1款1項1目給水収益は、平成22年度水道料金収入の決算見込みに対する3%減6億1,300万円を見積もり計上いたしております。2目その他営業収益120万7,000円は、工事検査等の手数料収入及び消火栓維持管理に要する費用を一般会計から受け入れるものであります。 2項1目受取利息は、減債積立金の定期預金利息として7万1,000円を計上いたしております。2目他会計補助金46万2,000円は、旧水道庁舎建設財源に充当した企業債支払利息の2分の1を償還表に基づき一般会計から受け入れるものであります。3目雑収益60万2,000円は、新宮浄水場内の駐車場貸付並びに地震計や電柱の設置に伴う水道用地の貸付料であります。4目消費税及び地方消費税還付金につきましては、科目の設定であります。 次に、支出の1款1項1目原水及び浄水費1億1,003万8,000円は、浄水場関係の維持管理に要する費用で、委託料、動力費、薬品費及び職員1名分の人件費が主なものであります。2目配水及び給水費7,505万6,000円は、配給水管や配水池等の維持管理に要する経費で、修繕費、委託料、職員2名分の人件費が主なものであります。3目総係費1億1,251万3,000円は、水道料金の算定や検針及び徴収関係の委託料並びに職員4名分の人件費、その他一般管理費等の経費であります。4目減価償却費2億589万7,000円は、固定資産の価値減耗分を費用化するもので、建物や構築物等の償却費用であります。5目資産減耗費358万1,000円は、配水管布設替え工事に伴う経年管の除却が主なものであります。 2項1目支払利息7,336万9,000円は、長期借入金に対する企業債償還利息及び一時借入金利息であります。2項2目消費税及び地方消費税556万1,000円は、仮受け及び仮払い消費税の差額見込みであります。 3項1目過年度損益修正損160万円は、過年度分の不納欠損の見込みであります。 恐れ入ります、518ページをお開きください。 資本的収入及び支出の予算につきまして御説明申し上げます。 収入の1款1項1目企業債1億円は、配水管布設替え工事等への充当を予定しております。 2項1目補助金116万8,000円は、旧水道庁舎建設に係る企業債償還、元金の2分の1を一般会計から受け入れるものであり、償還表に基づく金額であります。 3項1目負担金196万8,000円は、消火栓の新設費用に対する一般会計からの受け入れであります。 次に、支出の1款1項1目改良費2億5,346万3,000円は、市道丹鶴町池田町線配水管布設替え工事ほか9カ所の改良工事費並びに職員2名分の人件費等の予算であります。2目量水器費91万1,000円は、水道メーターの新設取りつけの費用であります。3目固定資産購入費2,499万1,000円は、南谷中継ポンプ場の送水ポンプ1台の更新や、軽自動車2台の購入を予定しております。 2項1目企業債償還金は、施設整備事業に充当した企業債に対する償還元金47件分で、償還表に基づく金額であります。 以上が、平成23年度予算の概要であります。 なお、519ページ以降に資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表、予定損益計算書等を記載しております。 また、建設改良工事の事業箇所表を別に添付しておりますので、あわせてお目通しいただきますようお願い申し上げます。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程12 議案第12号 平成23年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 ○議長(奥田勲君)  日程12、議案第12号、平成23年度新宮市立医療センター病院事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 豊田医療センター庶務課長。 ◎医療センター庶務課長(豊田正志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第12号、平成23年度新宮市立医療センター病院事業会計予算について御説明申し上げます。 549ページをお願いします。 第1条は、総則でございます。 第2条は、業務の予定量を定めたもので、病床数は304床、延べ患者数を入院で8万9,670人、外来で14万2,600人を見込んでいます。また、一日の平均患者数は入院で245人、外来で584人を見込んでおります。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入では第1款病院事業収益、59億1,171万3,000円、支出では第1款病院事業費用61億9,993万7,000円を見込み計上しています。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入では第1款資本的収入を4億3,032万2,000円、支出では第1款資本的支出6億5,767万4,000円を予定しております。括弧書きですが、資本的収入が資本的支出額に対し不足する額2億2,735万2,000円については、過年度分損益勘定留保資金で補てんするというものであります。 次の550ページをお願いいたします。 第5条は、起債の目的、限度額、起債の方法等を定めたもので、医療機器購入の財源として1億2,620万円の企業債を予定しております。 第6条では、一時借入金の限度額を5億円と定めるものであります。 第7条では、予定支出の各項の経費の金額で、流用できる場合の項目を定めたものであります。 第8条は、職員給与費、公債費については議会の議決を得なければ流用できない旨を定めたものであります。 第9条は、たな卸資産の購入限度額を12億6,163万4,000円と定めたものであります。 次に、551ページの予算実施計画をお願いします。 実施計画の収益的収入及び支出でありますが、1款病院事業収益は、59億1,171万3,000円を見込み計上しております。 1項1目の入院収益は、40億2,341万4,000円を計上、入院患者数8万9,670人、病床利用率80.5%を見込み計上しております。2目外来収益は、15億1,298万6,000円の見込み計上で、外来患者数14万2,600人を見込んでおります。3目その他医業収益は、2億2,814万4,000円で、主なものとして室料差額等の収入であります。 2項1目受取利息配当金は、預金利息の目設定、2目他会計負担金1億243万1,000円は、企業債の償還利息に対する一般会計からの繰入金、3目その他医業外収益3,301万1,000円は、食堂、売店等施設使用料が主なものでございます。 3項1目固定資産売却費1,172万6,000円は、現在使用されていない医師住宅売却に伴う収益的な収入でございます。 次に、支出でございますが、1款病院事業費用として61億9,993万7,000円を予定しております。 1項1目給与費は、29億9,826万4,000円で職員309人分と臨時職員等の給料、手当、賃金並びに法定福利費であります。2目材料費12億5,163万4,000円は、薬品費や診療材料費等であります。3目経費12億8,639万9,000円は、主なものとして光熱水費、修繕費、賃借料、委託料、謝金等であります。4目減価償却費4億823万8,000円は、建物、構築物、機械備品の減価償却であります。5目資産減耗費611万4,000円は、医療機器買いかえなどによる除却費等の見込み計上であります。6目研究研修費2,635万6,000円は、医学図書の購入、医師等の各種学会への参加、研修奨励並びに看護職員の研修会参加費が主なものであります。 2項1目の支払利息1億5,804万5,000円は、企業債借入利息14件と一時借入金利息の見込み計上であります。2目雑損失は、科目の設定、3目消費税及び地方消費税819万2,000円は、課税対象分の納税額の見込み計上であります。4目繰延勘定償却3,287万1,000円は、7名分の退職金の繰り延べ処理に係る償却分であります。5目補助金384万6,000円は、通院等のバスを利用する方々に対する助成で、1カ月当たり3,210人を見込み計上しております。 3項1目過年度損益修正損は、不納欠損分など550万円の見込み計上であります。2目固定資産売却損1,447万7,000円は、医師住宅売却に伴う損失額であります。 以上が、収益的収入及び支出であります。 次に、552ページの資本的収入及び支出について御説明申し上げます。 1款資本的収入の予定額として、4億3,032万2,000円を計上いたしております。 1項1目企業債は、医療機器等の購入財源として1億2,620万円を予定するものであります。 2項1目他会計出資金2億7,563万円は、企業債の償還元金に対する一般会計からの繰入金であります。 3項1目土地売却代金2,751万9,000円は、既存の医師住宅用地5件分及び2目建物売却代金97万3,000円は、旧医師住宅4件分の売却代金であります。 続いて、支出でありますが、1款資本的支出として6億5,767万4,000円を予定しております。 1項1目資産購入費1億2,980万5,000円は、主に医療機器等35点の購入にかかわるものでございます。 2項1目企業債償還金5億2,786万9,000円は、企業債の償還元金8件分であります。 以上が、資本的収入及び支出であります。 なお、553ページ以降に資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表、予定損益計算書並びに実施計画明細書を付しておりますので、御参照をお願いいたします。 以上で、説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(奥田勲君)  本案について質疑に入ります。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。 この際、御報告いたします。 この後、上程を予定しております請願書1件の請願第5号、「大石誠之助を名誉市民に」に異議についての請願書につきましては、3月1日に願人より取り下げ願いが提出されましたので、日程13は削除いたします。御了承願います。--------------------------------------- △休会について ○議長(奥田勲君)  以上で、本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 補正予算審議並びに議会運営の都合により、あす3月4日より7日までの4日間休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(奥田勲君)  御異議なしと認めます。 よって、議会運営の都合により、あす3月4日より7日までの4日間休会とすることに決定いたしました。 なお、休会中における各委員会の開会日時等につきましては、各委員会委員長より次のとおり報告がありましたのでお知らせいたします。 総務委員会は本日本会議終了後第1委員会室で、次いで教育民生委員会は本日本会議終了後第2委員会室で、次いで経済建設委員会は本日本会議終了後第3委員会室においてそれぞれ開会いたします。 この報告をもって各委員会の招集通知にかえさせていただきますので、御了承願います。 なお、市当局にお願いいたします。 各委員会の議案審査に支障なきよう関係資料の準備について配慮を要望いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(奥田勲君)  以上により、次回の本会議は3月8日午前10時より会議を開き、一般質問を行います。 本日は、議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これをもって散会といたしたいと思います。 御苦労さまでした。 △散会 午後2時36分...