○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第19号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第20号、新宮市税条例の一部を改正する条例について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第20号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程5 議案第21号 新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
△日程6 議案第22号 新宮市
国民健康保険直営診療所条例の一部を改正する条例
△日程7 議案第23号 新宮市
介護保険条例の一部を改正する条例
△日程8 議案第24号 新宮市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例
○議長(奥田勲君) 日程5、議案第21号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例から日程8、議案第24号、新宮市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例までの4件、一括議題といたします。 付託になった
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 17番 屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) (登壇)
委員長報告を行います。 今期定例会において、
教育民生委員会に付託なりました議案第21号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例、議案第22号、新宮市
国民健康保険直営診療所条例の一部を改正する条例、議案第23号、新宮市
介護保険条例の一部を改正する条例、議案第24号、新宮市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の4件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 議案第21号につきましては、
地方税法施行令等の改正に伴う改正、議案第22号につきましては、
高田直営診療所の閉鎖に伴う条例の改正、議案第23号につきましては、保険料率の改正、議案第24号につきましては、平成21年度に介護従事者の処遇改善を図るため介護報酬の改定が行われますが、保険料の上昇を抑制するため、3年間特例基金を創設するものです。 本委員会は、慎重審査の結果、議案第21号から議案第24号の4件につきまして、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(奥田勲君) 委員長の報告について、まず議案第21号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第22号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第23号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第24号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 以上をもって質疑を終わります。 これより各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 議案第21号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第21号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第22号、新宮市
国民健康保険直営診療所条例の一部を改正する条例について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第22号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第23号、新宮市
介護保険条例の一部を改正する条例について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第23号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第24号、新宮市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第24号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程9 議案第25号
新宮市営特定住宅管理条例の一部を改正する条例
○議長(奥田勲君) 日程9、議案第25号、
新宮市営特定住宅管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。 付託なった
建設消防委員会委員長の報告を求めます。 9番 東原議員。
◆9番(東原伸也君) (登壇)
建設消防委員会委員長報告を行います。 今期定例会において、
建設消防委員会に付託なりました議案第25号、
新宮市営特定住宅管理条例の一部を改正する条例につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 改正内容につきましては、市外からの人口流入を図り、地域の活性化につなげていくため、入居者の資格において所要の改正を行うものです。 本委員会は、慎重審査の結果、議案第25号につきましては、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で
委員長報告を終わります。
○議長(奥田勲君) 委員長の報告に質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 議案第25号、
新宮市営特定住宅管理条例の一部を改正する条例について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第25号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程10 議案第3号 平成21年度新宮市
一般会計予算
○議長(奥田勲君) 日程10、議案第3号、平成21年度新宮市
一般会計予算を議題といたします。 分割付託なりました、総務、教育民生、建設消防の各
委員会委員長の順序に従って報告を求めます。 なお、各
委員会委員長の報告の都度、質疑を行いますので御了承願います。 まず、
総務委員会委員長の報告を求めます。 3番、久保議員。
◆3番(久保智敬君) (登壇)
委員長報告を行います。 今期定例会において、
総務委員会に分割付託なりました議案第3号、平成21年度新宮市
一般会計予算の本委員会へ付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 内容につきましては、本会議でも説明のあったとおりでありますが、審査に当たって出されました主な意見、質疑について申し述べます。 まず、歳出、2款総務費では、委員中より「公用車購入についてどのような自動車を購入予定しているのか。」との質疑があり、当局より「公用車4台買いかえるもので、箱バン、普通乗用車、10人
乗りマイクロバス、軽トラックを予定しています。」との答弁がありました。 次に、委員中より「
広角用地利用調査手数料について、どのような調査を予定しているのか。」との質疑があり、当局より「本用地については現在整備中ではありますが、広大な用地でありますので、今後どのような形で利用していくのか幾つかの課題があり、これらの課題を図面に描き、検討をするものです。」との答弁がありました。 委員より「
総務委員会において、道の駅の早期建設についての陳情を採択した経過もあり、このことも含まれるのか。」との質疑があり、当局より「先ほど答弁いたしましたように、このことも課題の一つであります。」との答弁がありました。 次に、委員中より、
熊野デザイン市民活動補助金について質疑があり、当局より「
長期総合計画の基本理念に市民との協働を挙げています。これまでは元気な
まちづくり補助制度がありましたが、これを廃止し、新たな取り組みとして、協働を意識した事業を実施していただくための補助金制度であります。」との答弁がありました。 次に、委員中より、
市町村合併関連経費について質疑があり、当局より「
市町村合併経費で、両市町同額の負担金570万円、県の
合併協議支援金500万円、利息等2,000円の合計1,640万2,000円の予算案を次回の合併協議会へ提出することになっています。」との答弁がありました。 委員より「現在、那智勝浦町の本会議では、この負担金について修正案が議員より提出されてると聞いています。仮に議会においてこの修正案が可決された場合、那智勝浦町からの負担金が見込めなくなるのでは。」との質疑があり、当局より「仮に合併協議会の負担金についての修正案が可決されましても、地方自治法第177条では、収入または支出に関し執行することができないものがあると認めるときは、長は理由を示してこれを再議に付さなければならないとされています。同条2項の一では、法令により負担する経費、
普通地方公共団体の義務に属する経費であれば、再議により、なお原案が可決されなければ修正案が可決となりますが、同条第3項では、長はその経費及びこれに伴う収入を予算に計上して、その経費を支出できる。」との答弁がありました。 次に、委員中より、防災費の
木造住宅耐震診断、
きのくに木造住宅改修事業について質疑があり、当局より「
耐震診断調査は30戸を予定しています。また
住宅改修事業につきましては、先ほどの診断結果で0.7以下と診断されました木造住宅を0.7以上にするための改修を行う場合、その改修費用の3分の2、限度額60万円まで補助をするというものであります。また国の補助限度として所得制限がありますが、改修工事費の11.5%加算されます。」との答弁がありました。 5款労働費では、委員中より、
中小企業勤労者生活資金貸付事業預託金について質疑があり、当局より「中小企業に勤労されている方の生活資金として、限度額200万円まで貸し付けを行う制度で、窓口は
近畿労働金庫にお願いしています。」との答弁がありました。委員より、
雇用促進住宅について質疑があり、当局より「市内には4カ所の住宅があります。
雇用能力開発機構では、熊野川住宅については廃止の方向が決定されており、市として熊野川住宅の譲渡を受ける交渉を同機構の
和歌山センターと協議中。」との答弁がありました。 7款商工費では、委員中より、
中心市街地活性化調査委託について質疑があり、当局より「商店街周辺にお住まいの住民の方を対象に、商店街に対する意識、商店街に何を求めているかなど調査を行うもので、今後の商店街活性化に向けた新たな取り組みです。」との答弁がありました。 次に、お燈まつり像建設事業については、多くの委員より、ブロンズ像の制作に係る金額、市民への啓発と理解、設置場所、地域での社会奉仕をしています団体とのタイアップなどについて、次のような質疑が集中しました。 (1)像制作等の金額については1,400万円の予算計上でありますが、その大部分が宝くじの助成ということであっても、現在の社会情勢の中で市民の理解が得られないのではないか。 (2)設置場所について、観光客など乗降される新宮駅とのことであるが、新宮市に訪れる多くの方は車で来られている現状から、国道42号沿いの検討はされたのか。また県指定の無形文化財でもありますお橙まつりでもあるからこそ、現在進めています複合文化施設、文化ホール施設の場所がふさわしいのではないか。 (3)ロータリークラブやライオンズクラブなど、地域の社会奉仕を毎年していただいている団体との協働した取り組みの検討はしなかったのか。 (4)ブロンズ像単体ではなく、時計や温度計などの付加価値をつけるなどすべきではないか。 (5)お燈まつりは、多くの市民の方が参加されています。そういった意味でも、観光客だけでなく市外に行った子供さんたちが、この像を見て新宮に帰ってきたという実感がわくとともに、地域の誇りを感じると思う。 当局より、これらの質疑に対して、「県からの宝くじ助成事業申請の紹介があり、申請に当たっては庁内での協議を重ね、
長期総合計画に掲げる人輝き文化奏でる都市、文化と観光を中心にしたまちづくりという中で、新宮市のシンボルとして、また新宮市を内外にPRするにも、無形文化財であるお燈まつりの上り子像の制作を決定し、宝くじ助成金申請を行いました。県においては4市町村からの申請を選定したとのことを聞いていますが、最終的に新宮市の計画についても承認されたとの内示をいただいています。 設置場所につきましては、新宮駅とも協議をしなければなりませんが、乗降客を含め多くの人が立ちどまって見ていただける場所を考えています。 また、今回の宝くじ申請に当たっては、市の提案に基づくものであるため、社会奉仕団体等との協働によるものは対象外でした。 また市民への啓発につきましては、できるだけ御理解いただけるように努力をいたす所存であります。 助成金額につきましては、宝くじ助成金申請窓口である県とも、議会での御指摘を十分踏まえて協議いたします。」との答弁がありました。 質疑終了後、討論において反対の立場から2人の委員より、(1)合併の問題はどうしても承認しがたい立場であり、したがって合併を進めるための予算が含まれていることから反対の意思表示をします。(2)12月議会において、法定協議会への補正予算が上程され、反対討論を行いました。「今回の新年度予算においても合併協議会に対する予算が計上されている。なおかつ商工費におけるブロンズ像制作予算を当局に取り下げる意志はないか。」とお聞きしたところ、「提案予算を堅持するとのことでありますので、大変遺憾ではあるが本予算について反対します。」との反対討論があり、続いて賛成の立場から、「私は合併については賛成であり、法定協議会は民主的なルールで立ち上がっています。その協議会を運営する予算であり、またブロンズ像の予算についても賛成の立場である。」との討論があり、委員長が暫時休憩を宣言し、委員間討議を行い、再開後、委員より「この予算には賛成いたします。ただしブロンズ像の件については、減額の努力をしていただきたいということを申し述べて賛成します。」との討論がありました。 委員長より「このことに関してはさまざまな質疑、意見があり、ブロンズ像に係る附帯条件を委員長に一任することを諮り、全員異議なく決定した後、お燈まつり像に係る金額は最小限に努力すること、設置場所についても慎重に行うこと」を申し述べ、議案第3号本委員会付託分については異議がありますので採決を行い、賛成多数で可決されました。 以上で報告を終わります。
○議長(奥田勲君)
総務委員会委員長の報告について質疑を行います。 10番、上田議員。
◆10番(上田勝之君)
総務委員会委員長の報告についてお尋ねをいたします。 4ページ目のブロンズ像の件に関して、最後の附帯条件を委員長に一任することを諮り、全員異議なく委員長に一任されたということかとは文面では読み取るんですが、委員長一任の事案というのはどういった事柄が協議されたのでしょうか。
◆3番(久保智敬君) まずその金額ですね。ここに書きましたように金額と場所です。金額をもっと下げてくれということと、場所をもう少し考えろということです。
◆10番(上田勝之君) それを当局に対してしっかりと申し述べるということになったわけですか。
◆3番(久保智敬君) はい。
◆10番(上田勝之君) 了解しました。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 次いで、
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 17番、屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) (登壇)
委員長報告を行います。 議案第3号、平成21年度新宮市
一般会計予算について、
教育民生委員会に分割付託なりました付託部分について、本委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 内容につきましては、本会議でも説明のあったとおりでありますが、審査に当たって出されました主な質疑、意見についてを申し述べます。 まず、3款民生費中、養護老人ホーム運営費について、委員中より「以前、同僚委員からも食事だけでも民間委託にはできないのですかとの話がありましたが、民間委託した場合との費用の比較等は行いましたか。」との質疑があり、当局より「現在、寿楽荘は職員17名で、正職員4名、嘱託職員13名で運営しています。予算上ではかなり抑制されていると思っています。今のところ、食事の部分に関しても嘱託職員で対応しているのが現状で、南紀園の関係もあり、運営の部分では見直しに手をつけない状況です。」との答弁でした。 また、児童館について、委員中より「児童館が高田、熊野川地域には今のところ設置されていませんが、今後の考えは。」との質疑があり、当局より「各地域には主任児童委員がおり、子供たちのために熊野川保健センター等でひろば事業を行っています。また子育て支援センターからも出向いて、定期的にあそびのひろばを開設している状況です。」との答弁でした。委員中より「同じようなものということではありませんが、高田、熊野川地区の子供たちが利用できないのはどうなのかと思います。あいている施設を利用するなどして行うことはできないのか。子供が少なくても同じような対応が必要で、それが教育だと思います。」との意見があり、副市長より「高田については保育所が休園になっていますので、その施設を利用するとか、熊野川では開発センター等、場所等は別として、すべて同じように行うことは無理としても、できる範囲での対応について協議いたします。」との答弁でした。 次に、10款教育費中、問題を抱える子供等の自立支援事業について、委員中より詳細説明を求めたところ、教育委員会より「大浜にあるはばたきの家による諸経費です。3名の先生を配置し、不登校ぎみ、保健室へ直接登校したりする子供たちに対応しています。学校へなかなか行けないが、はばたきの家なら行ける子供たちと、ドリルを使っての勉強や、学校へ行くための準備活動を行っており、学校へ復帰した子供たちも多くいます。」との答弁でした。 また、千穂・丹鶴小学校統合建設事業について、委員中より「校舎の外壁については工夫を凝らして、城下町の風情漂うような外壁にしてほしいと思います。」との意見があり、教育委員会より「平成21年度で実施設計にかかります。学校敷地は世界遺産のバッファゾーンになっていますので、特にデザイン、色については文化庁等との協議が必要になるかもわかりませんが、周辺の背景にマッチするように行うことになると思います。」との答弁でした。 以上、本委員会は、慎重審査の結果、議案第3号中、本委員会の付託部分につきましては、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(奥田勲君)
教育民生委員会委員長の報告について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 次いで、
建設消防委員会委員長の報告を求めます。 9番、東原議員。
◆9番(東原伸也君) (登壇)
建設消防委員会委員長報告を行います。 今期定例会において、
建設消防委員会に分割付託なりました議案第3号、平成21年度新宮市
一般会計予算の本委員会に付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 内容につきましては、本会議で説明のあったとおりでありますが、審査に当たって出されました主な質疑等について申し述べます。 まず、歳出6款農林水産業費では、委員中より「野生鳥獣被害防止事業について、21年度捕獲見込みは。」との質疑があり、当局より「猿150頭、イノシシ、シカ、それぞれ30頭の予算計上をさせてもらっています。」との答弁でした。 また、委員中より、林業振興費の間伐対策事業及び森林整備地域活動支援交付金事業内容についての質疑があり、当局より「21年度より、新宮市、熊野川町の森林組合等が実施する事業であります。間伐対策事業の667万7,000円の事業につきましては、民有林が対象で間伐するに当たって、市も5%を上乗せして補助するものです。また森林整備地域活動支援交付金事業につきましては、森林の現況調査と境界確定、山道等の整備に対して補助するもので、1ヘクタール当たり5,000円の補助になっており、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1を補助するものであります。」との答弁でした。 また、委員中より「熊野森林文化国際交流会補助金の事業内容は。」との質疑があり、当局より「木を植える風習のないネパールのバルワ村の森林再生に役立ててもらうために、旧熊野川町時代から平成元年に設立し、日本の木を植えて育てる技術を教えたいということで始められ、ことしで21回目となり、最終年度になっています。」との答弁でした。 次に、8款土木費では、委員中より、道路台帳作成業務内容についての質疑があり、当局より「新宮港に3路線、熊野川町道路の拡幅部分、12月議会で市道認定させていただいた那智勝浦道路の工事用道路が4路線、全部で12路線があります。その路線を道路台帳に載せていくものであります。」との答弁でした。 また、委員中より、相筋地区排水ポンプ設置工事内容についての質疑があり、当局より「現在、相筋堤防の工事を国土交通省が実施しております。堤防内に3カ所樋門があり、内水排除をするために、現在、配水管がところどころに入っていますが、それを統合して樋門へ持っていき、堤防に排水管を貫いたり、あるいは、ますをつくってポンプを入れる準備をするための2カ所分の工事費用であります。」との答弁でした。 また、委員中より「神倉緑地休憩施設整備事業のあずまやについての内容は。」との質疑があり、当局より「蜂伏のみつばち公園にも置いてありますが、縦横3.5メートル程度のものをつくります。軒の高さが2.5メートルくらいで、一番上まで3.2メートルの大きさになります。それとベンチとテーブルを置いて、夏場は暑くなりますから皆さんにくつろいでいただけるよう考えております。」との答弁でした。 次に、9款消防費では、委員中より「各分団への消防車の購入時期は。」との質疑があり、当局より「20年度は千穂分団の消防車を、過疎債の決定がおくれまして2月末に購入しました。また21年度の蓬莱、丹鶴分団への購入予定は11月くらいまでに考えております。」との答弁でした。 その後、総括した委員間討議を行い、委員中より「農林水産業をまちづくりに生かすためには、経済観光と結びつかなければならない。」、また「京都議定書の関係で林野庁の予算がふえていることから、この機会に森林を整備していくことと技術者の継承、山の仕事ができる人たちを育てていくことが必要である。」、また「天台烏薬の栽培事業を行い商品化している。今のところ産品というのは何かの目標があって、それを特産品にしようとし、またその結果が、ある程度コンスタントに出てきている。だから農林水産業にしても、これが新宮市の目玉というような施策を打ち出していかなければならないと思う。」、また「以前は経済建設という形であったが、農林水産業と経済観光が密接につながっていると思うから、これを含めた上で考えないと、さまざまな施策は生きてこないと思う。」との意見がありました。 以上、本委員会は、慎重審査の結果、議案第3号中、本委員会への付託部分については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(奥田勲君)
建設消防委員会委員長の報告について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 以上で、各
委員会委員長に対する質疑を終わります。 各
委員会委員長の報告は、いずれも原案を可決すべきものとの報告であります。 なお、原案に対して大西議員外1名から修正の動議が提出されましたので、提出者の説明を求めます。 19番、大西議員。
◆19番(大西強君) (登壇) 平成21年度
一般会計予算から、新宮市・那智勝浦町合併協議会関連予算783万円の削除を求める修正案を提案いたします。 提案の理由を説明いたします。 本議案の中に、新宮市・那智勝浦町合併協議会負担金等が含まれておりますが、先日、那智勝浦町の3月定例会において、合併協議会負担金を削除する修正案が可決されました。このことは、那智勝浦町議会が今回の合併に反対の意志を表明した。すなわち今回の合併は成立しないことが確定的になったということであります。合併の可能性がなくなった以上、協議会を存続させて本予算を執行することは、予算の浪費、税金の無駄遣いであります。 私は、地方自治法第96条によって、市民から適正な予算を定める権限と責任を負託された議会の一員として、無駄な予算をみすみす認めることはできないのであります。よって本案を提案するところであります。 本議会の一般質問でも申し上げましたが、私は評論家ではありません。政治家であります。我々政治家は、理論の展開や予想だけでは務まりません。我々は常に政治的判断と決断が求められるのであります。昨年12月議会の合併協議会設置案の時点では、那智勝浦町議会の態度表明が明確でなく、協議会を設置すれば合併の可能性があったのでありますから、設置議案の可決は、それはそれなりに合理性があったのであります。 しかし、今回の那智勝浦町との合併問題については、もはや合併の是非等についての理論の展開あるいは議論の段階ではなく、この合併が成立するか否かの政治的判断が迫られているのであります。市長も我々議会も、今の政治的状況あるいは情報の分析を正しく判断するならば、この合併を8月に成立させることができないのは確定的であると判断せざるを得ないのであります。 私は、合併が成立しないのがわかっていながら合併協議を続けて無駄な予算を浪費すること、すなわち市民に損害を与える予算の執行を認めるわけにはまいりません。我々議会がこれを認めるのであれば、それは予算を定める権限、責任を負託されたものとして、市民に対する背任行為であると言わざるを得ないのであります。なぜなら、那智勝浦町議会が既に合併協議会の負担金の削除を決定しています。ということは、実質的に今回の合併に反対を決定したのと同じことであります。それはすなわち那智勝浦町民が合併反対の意志を表明したということであります。 憲法の理念あるいは地方自治法において代表民主制を基本としている以上、市民、町民の意志の確認は住民の直接請求権による範囲のほかは、すべて議会の議決、決定によるしかないのであります。我々新宮市議会が那智勝浦町議会の合併反対の表明を那智勝浦町民の意志の表明であると認め、尊重しないとするならば、我々新宮市議会自体も新宮市民の代表であり、新宮市民の意思決定機関であることをみずから否定することになるのではありませんか。我々新宮市議会が那智勝浦町議会を尊重しないで、那智勝浦町議会が我々新宮市議会を尊敬してくれるわけがありません。 那智勝浦町長はその議会で、この合併協議会の予算を認められなかった後、中村町長は何と言っているか。「合併の議論は町民のアンケートで支持されたものであり、このような町民の気持ちを否定する行為には到底納得できない。」と言って議会を批判しているのであります。そもそも町民アンケートなど、町民の意志の確認あるいは認定に何ら法的根拠があるわけでもないのであって、地方自治法に基づいて執行権を委任されている町長たる者、地方自治法に何ら法的根拠がない事柄を公の場で引き合いに出して、みずからの議会の議決を批判することこそ、法の精神に背き、議会制民主主義を否定する行為であると言わざるを得ないのであります。 ならば、那智勝浦町長は国からの莫大な財政支援があり、合併の最大のチャンスであった第1次合併において、新宮市との合併について町民の意志を確認したのですか。町民アンケートや住民投票を実施したのですか。聞いたことがない。町長の独断で協議会を離脱しておいて、いや、不参加が正しいのかもしれませんが、今になってみずからの議会に新宮との合併を反対されて、議会の決定は町民の気持ちを否定することだとは、いかにもそらぞらしいではありませんか。1次合併のとき、町民が新宮市との合併協議に反対したのですか。私は、1次合併のとき那智勝浦町との合併を熱望していた者の一人として、返す返すも残念でなりません。 佐藤市長もそうであります。熊野川町との合併において、新市の議員報酬は新市の報酬審議会で決めてもらおうとして先送りした懸案を、みずから報酬審議会を設置しておきながら、その報酬審議会の答申を無視し、熊野川町出身議員の報酬を据え置いたではありませんか。市民の声を聞いたのですか。報酬審議会も、その決定の執行について強制力を持つ法的根拠はありませんが、それこそ報酬審議会は公に認められた市民の声ではありませんか。あいた口がふさがらない。 私は、この現時点での合併に反対の立場を表明しているものとして、合併反対議員は市民の声をないがしろにしているかのような批判を許すわけにはまいりません。私は那智勝浦町の内政に干渉するつもりはありませんが、この合併問題については一体のものであると認識しております。同時に中村町長と佐藤市長は、同じように市民、町民に対して、合併ありきの情報操作を行っているとの疑念がぬぐえないのであります。 我が新宮市はこの協議会の設置案には賛成をしておりますから、協議の継続は可能でしょうが、理屈と政治判断は別であります。那智勝浦町長は、合併が不成立になった場合は町長選挙に立候補しないとコメントしており、佐藤市長はみずからこの合併が成立しなかったときの政治責任に言及しておりますが、責任をとってもらっても、使ってしまった予算は戻ってきません。政治の世界は一寸先はやみだと言われますが、私は今の政治状況のもとで8月に合併が成立すると予想あるいは判断をしている市長も町長も我々議員も、だれ一人いないと確信をしております。これ以上協議を継続しても、例えば新市の名称や議員の処遇、公共料金等の問題、これらの確認が進むにつれて合併反対の議員がふえるばかりであります。それとも、まずいことは先送りするつもりですか。 いずれにしても、この合併の成立はもはや不可能であります。またそれでも我が新宮市は万難を排して何が何でも合併を成し遂げようと頑張るほど、この時期の那智勝浦町との合併は市民にとって有益な政策ではありません。この合併が絶対必要であるとの反論があるのならば、1次合併の最大のチャンスを逃した政治責任は一体だれにあるのかを明確にしていただきたい。これ以上合併協議会を継続しても、新宮市、那智勝浦町、また我が新宮市議会内部も遺恨、確執が深まるだけであります。将来に向かって悪い影響を残すばかりで、何らの成果も得られないのであります。 そもそも市長たるもの、市民あるいは議会の意見が賛否両論相半ばするような政策については、拙速を慎むことが常識であります。民主政治の要点は、最大多数の最大幸福の希求ではありませんか。予算の浪費はやめましょう。那智勝浦町議会の予算案に対する質疑の中で、町長に対し、合併が成立しないのがわかっていながら無駄な予算を執行して、返還請求訴訟など起きるのではないかなどの意見が出たと聞き及んでおりますが、この新聞にも新宮市民の読者の声が掲載されています。このように書かれています。「合併成立がしないのがわかっていながら合併協議会の予算を執行して、8月に合併が頓挫したときは監査請求を起こして責任を追及する」などと書かれております。市民は心配しているんです。 適正な予算を定める権限を負託され、我々議会がこのように市民に心配をかけていることは、我々議会の名折れではありませんか。市民は心配しなくても、我々議会は税金の無駄遣い、無駄な予算の執行を認めるわけがありません。ですね。市長には予算の提案権があるだけで、予算を決めるのはあくまでも議会でありますから、無駄な予算を認めその執行を許したとすれば、その責任は当然市長ではなく我々議会にあるわけであり、我々議会がその責任をとらなければならないのであります。市長が義務的経費であるから議会の議決などなしに執行するということであれば、それは市長が議会を軽視していることの証左であり、市長の単独責任であります。 以上、市民の議会に対する信頼を勝ち得るため、また市長に合併協議会の円満な解消について英断を促すために本案を提案した次第であります。同僚議員各位の御賛同をお願いいたします。
○議長(奥田勲君) ただいまの説明に対し、質疑を行います。 17番、屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) ただいま19番議員さんからの中で、合併協議会へ、僕、議員として審議に入れてもらっていますけども、やっぱり12月議会で合併協を立ち上げることが成立され、ただいま粛々と3回やりましたし、あと名称の委員会のほうも2回やり、アンケート調査も出てまいりました。やはり市民・住民にこの状態、やはり一番問題になるのが新市の名前で場所は新宮市と勝浦へ分庁方式でやるということが決まっておりますし、これからは私どもの身分、処遇、また設置選挙の方法、また、ただいま19番おっしゃられましたように課税の方法とか、いろんな諸問題を全部市民にお知らせして、その結果、この合併が本当にいいのか悪いのかという判断をさせていただく方法が一番問題を解決する方法であって、ここに使う予算は、ただいまおっしゃったとおり義務的経費であります。 そして、この義務的経費につきましては、本来議会は住民に金銭や労力の提供を強制的に求める権限を持つ権力者に対し、対抗する住民代表の機関として生まれたものである。そして議会は代表する住民の負担を軽減する、すなわち住民に負担を課する制限を加えないことを本来の役割とした機関であります。したがって、住民の負担軽減に関する予算の減額修正がなされるのは当然であって、法律上、規定もされております。 さらに、議会は減額修正するばかりが能ではなく、いわゆる安物買いの金失いにならないよう、市長の予算提案権も侵さない過程で減額修正もできるとしているのが、地方自治法第97条の2項の規定にあります。すなわち義務経費は一部事務組合の負担金のように、市の義務として当然負担しなければならない経費、義務にかかわる予算を削除、または軽減すると、市としては法律上の義務を果たしていないことになるので、議会が義務費を削除または軽減した場合は、市長が理由を示して再議に付さねばならない。地方自治法の第177条の第2項、第1項にあります。これに対して、議会が再び当初予算の削除、または軽減したときは、市長はこの義務費に限って議会の選択にかかわらず支出できることにもなる。これを市長の原案執行権と呼んでいる。このことは言いかえると、義務費については本来議会には執行権はありません。こういうことです。 以上です。
◆19番(大西強君) 私は先ほどから説明しておりますが、理屈と政治判断は違う。この合併というのは那智勝浦町議会、我が新宮市議会、新宮市長、那智勝浦町長、4者の一つが欠けてもこの合併は成立しないんです。それに対して住民の意思は確認できるのは何もないんです。たとえ住民投票しても、それは諮問であって、あくまでも決定するのは那智勝浦町議会、新宮市議会、市長、町長、その4者のうちで、もう那智勝浦町議会は合併をしない、合併に応じないということを明確にしているわけ。ですから、今の時点で既に合併は成立しないのがもう明らかなんです。 それで、那智勝浦町の議会が合併をしないということを表明したことが、那智勝浦町民の最高意思決定機関ですから、議会は。それは違うんだという法的根拠は何もない。これは憲法で地方自治法で、議会が住民の意思決定機関であるということが本旨である。 ただ、国と違って地方自治体は住民の直接請求権を認めてますから、この直接請求権の範囲内において、議会の決定以外、住民の意思が確認されるんですか。それ以外はない。ただこの合併問題については、市民からの直接請求権であれば、それでも市民からの直接請求されても、その直接請求権を認めるかどうかは、また議会で議決するんですけどね。それ以外は我々議会が住民の意思決定機関ですから、那智勝浦町議会が合併に反対だと決めた以上、これは那智勝浦町の町民の意志の表明だと、それを認める以外ないわけですね。 そうすると4者のうちの一つが、もう確定的に反対を表明しているんですから、8月の合併は絶対に成立しないということがわかっているので、皆さん意見はいろいろあるでしょうけれども、私は成立しない合併のための無駄な予算を使うということは許せないと。その点、皆さんの同意をしているんで、議会が使ってもいいよということで市長に決めてくれたら市長使うでしょうけども、8月に合併ができなんだら住民から監査請求を起こすなどと書かれているんです。その場合、私は議会人として合併、私は反対だったと、そのときに申し開きできないので今言っているんです。 しかし、ここで決めたら決めた以上、もし修正案が否決されれば、それは当然8月の時点で合併ができなんだときには議会は連帯責任ですよ。そのとき我々議会は市民に対して無駄な予算を使ったということで、それは我々が責任をとらざるを得ないでしょうね。そういうことを含めて提案させていただいたわけです。
○議長(奥田勲君) 16番、辻本議員。
◆16番(辻本宏君) これはいろいろな御意見、那智勝浦町の今回の議会でもああいうふうな姿勢を見せてきましたけど、議会のほうではですね。最終的に町長は民主的な判断をもとに再議に付して結論を出したわけですよ。今回これ、大西議員、19番議員が出してきていますけれども、それは議会民主主義で我々も市民に選ばれてきた議員、これも民主主義ですね。首長でも民主主義の中のリーダーの一人なんですよ。今、これ予算案を否定してくるということは、私自身は19番議員、大西議員、その民主主義すべてを否定してくるんじゃないかなというのを心配して憂慮しているんです。 これ修正すると、そしたらいろいろな議会の機構あるいは首長の権限、法定協議会、これも12月の議会で、民主主義のもとで議会の中で決定されて進んでいったわけですね。そしたらどこで議論したらいいのかということになりますよね。まずは、だからそれを私自身受けとめられるのは大西議員、今主張されているのは、非常に民主主義を否定しているんじゃないかなというのを心配しますね。 というのは、過程で確かに賛成、反対はあって、反対の姿勢のほうが多かったかもわからない。ただ首長の判断としては、いろいろなアンケート調査もあるでしょう。それは本人にも意見も入ってくるでしょう。それをもとにこのまま執行しますということで決断したわけですから。その点の見解、いかがですか。
◆19番(大西強君) 辻本議員、提案者もわざわざ説明しているんだから、提案者の説明をよく聞かなきゃ。
◆16番(辻本宏君) 提案者の説明聞いた上で言っているんですよ。
◆19番(大西強君) だから、民主主義を否定しているのは市長じゃないかと言っているんです。いいですか、市長には予算の提案権があると言うてるでしょう。提案権があるんです、市長は、民主主義で。
◆16番(辻本宏君) 提案権もあるし執行権もあるじゃないですか。
◆19番(大西強君) 提案権があるから提案してきたんでしょう。それに対して。
○議長(奥田勲君) 静粛にしてください。
◆19番(大西強君) 議会の権限は予算を定めること、地方自治法で決まっているんですよ。予算を定めるのが議会の権限なんです。市長は提案権があるから、それを審議している。中で私が一議員として、この予算は無駄になるだろうと。だから私は議員の権限で修正案をかけさせてもらったんで、どこに民主主義のルールに反するんですか。
◆16番(辻本宏君) 民主主義のルールに反するとは言っていませんけれども、この予算を削除するということ自体、これ修正というよりも全部削除ですよね。だから19番の大西議員の行為は、私自身の考えではそういうふうにも受けとめられるというんですよ。だから3月の今回の同じような議会で、市長も那智勝浦町の町長も、これは必要だというふうに判断してこの予算を執行してきたわけですよ、相手が。何を根拠にその合併は成り立たないと言うているんですか。それはあくまでも憶測、推測でしょう。那智勝浦町の議会は確かに新宮市と同じ民主主義ですよ。民主主義で成り立っているわけですよ。それは確かに姿勢は最終的には数の論理で決まるんですけれども、それは数としたら反対のほうが多いかもわからないけれども、それでなおかつ決めつけるのはいかがかなと思うんですけど、その点どうですか。
◆19番(大西強君) 辻本議員、決めつけようと決めつけまいと、さっきから言っているように政治判断でしょう、今後の。今後の議員の政治判断で、4者の一つが欠けてもこの合併は成立しない。成立しないけど勝浦の情報を政治家として分析した結果、私はこの8月の合併は不可能だと、私が判断したから私が提案させてもらっているんで、あなたは可能性があるんだった可能性があるといったら、それで判断すればいいんでしょう。
◆16番(辻本宏君) そうですよ。
◆19番(大西強君) そうでしょう。どうして私がこの合併は8月に不可能だという、私もこの新宮市議会の一メンバーですよ。私が当然、市民から負託された議員としての責務を今果たしているだけで、あなたは8月に可能性があるんだったらやればいいし、市長にやめろと言うていない。やめさせられないでしょう。市長は義務的経費だから議会に反対されても私は執行するんだと、それは市長の政治姿勢でしょう。議会を重視するのかね。それをだから言うているじゃないですか。それはそのときは使ってもいいですよと。そのかわり、そのときは市長の政治姿勢だから市長の単独責任ですよと。 しかし、この予算を議会が認めるということは、認めたということは、市長の執行権を議会が容認するんですから、当然8月にこの合併が頓挫したときは、その間に使った予算というものが不要な予算だった、無駄な予算を浪費したということに私はそのように問いますよと。そのとき市民からこういうふうに監査請求が起こったときは、この採決がどういう結果になるかわかりませんけど、例えばこの修正案を否決した場合、市長の執行権を認めるんですから、そのときは私も議会の一員として連帯責任ですから、私は反対してたということは通らないんです。議会が議決したことは、議会全部採決とった後は連帯責任ですから。そのときは私も責任負いますよ、議会のね。だけど今の時点で私はこの予算が無駄な予算になると思うから、もうやめたらどうですかと、今の間に那智勝浦町との円満な解消方法を考えたほうが、皆さん傷がつかずに済むんじゃないかということで提案させてもらったと、ちゃんと言うてるんですから、人の説明をちゃんと聞いて質問してください。
○議長(奥田勲君) ほかに質疑。 9番、東原議員。
◆9番(東原伸也君) 1点だけお願いします。 今回、この時期にその合併の予算ですね、合併を反対するという意志を貫くためのこの予算の反対だと思います。1次合併のときの大同合併という大願がありましたが、それからの経過としてはお話、今お聞きして大体わかりました。那智勝浦町の議決があって、今回この提案をしたというふうにとりましたが、ほかにその要因というのはあるんですか。この合併に対する反対の要因というか、修正の要因はありますか。
◆19番(大西強君) ありますよ。熊野川町との合併のときは在任特例で政府から莫大な支援が来る。その期限があったし、私は新宮市議会のメンバーですから、新宮市議会全員が賛成した。全会一致だった。それで当時の3月までに、どうしても合併を進めなきゃならないということで、みんな一丸となって必死になったわけですね。それで合併ができて、その特例債などをもとに10年間まちづくりをしなきゃならないときに、降ってわいたように勝浦の問題が起こった。 そのときに私が合併を反対したのは、今度の合併を急いでも、新宮市にとってそうメリットはない。それだったら、この10年間で1次合併で得た果実を確実に実らせるということのほうが大事じゃないかということで、それに反対した。しかし合併協議に入って合併を進めようというのは、12月議会でもう終わったでしょう。採決とったんですよ。10対8で合併の話し合いせよということは、議会で議決したんですから、そのことは私は何も言っていませんよ。 私は35年間の政治生命の中で、二十数年この議会に籍を置いている議会人なんです。私は新宮市議会は新宮市民の代表機関であって最高意思決定機関だということで、憲法の趣旨、地方自治法の本旨に基づいて議会人として行動してるんで、那智勝浦町の議会が合併をノーだと表明したことは、那智勝浦町民がノーだと尊重するんですよ。そうすると那智勝浦町の町民が新宮との合併をノーだと表明した以上、我々新宮市議会も相手のことを考えてやらなあかんのと違いますか。 市長と町長は親ですよ。合併せいといって我が息子と娘に言ったけど、中村家の娘はもう嫌や言うて逃げ出したんでしょう。嫌というものを無理やりに引っぱってきて政略結婚に乗る必要ないでしょう。相手のことを尊重してやれと、だから政治的判断して、もう4者のうちの一つ欠けたんだから、12月は採決したからいいけども欠けたんで、当初予算を認める中でこの中の合併協の中の分は抜けたらどうかということを提案させてもらったので。
○議長(奥田勲君) 大西議員、かいつまんで質疑に応じてもらわんと。
◆19番(大西強君) わかったかい。
○議長(奥田勲君) 東原議員。
◆9番(東原伸也君) 私は、まだ欠けたとは思っておりません。それでいいですわ。大体のあれはわかりました。
○議長(奥田勲君) 屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) 今、大西議員がおっしゃったんで、欠けていないということが僕も思うんですよ。まだまだこれから今おっしゃったように、中村おやじさんが娘さんに言うてるように、これは8月まで命かけて説得する言うとんのやから、それまでに再度臨時会か何かで採決とって、8対5いう状態になればいいですけど、今はそういう状態じゃないですか。そういうことが今やっている間に、みんな独占的にもう終わった終わった言う、それはちょっと幾ら何でも越権行為だよね。そこまで言うことはあきませんよ。
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 原案及び修正案に討論ありませんか。 8番、杉原議員。
◆8番(杉原弘規君) 修正動議の提案に対して、賛成の立場で討論します。 私の一般質問でも述べさせてもらったとおり、そもそもこの両市町の合併問題というのは、これから先の市民あるいは町民の将来を担う重大な問題だというふうに私は押さえています。そういう中で、今回の合併そのものは、一般質問でも述べたようにボタンのかけ違えの一つがあります。 もう一つは、この那智勝浦町の議決の中で、本来は法定協が立ち上がっていなかった手違いが問題で立ち上がった。こういう経過をやはり真剣に見定める必要があると思う。 私は今回の修正動議に対し、出されたから討論に賛成の立場で意見を述べているんですが、やはり修正動議が否決されれば本予算で反対せざるを得ないという考え方を持ってます。したがってこの修正動議、私は賛成します。
○議長(奥田勲君) 1番、木戸地議員。
◆1番(木戸地郁生君) 反対討論をいたします。 今回の那智勝浦町との合併は、いかなる経過があったにしろ、両議会の可決のもと法定協議会を立ち上げ、過去3回にわたって協議されています。その進行を直視しつつ、那智勝浦町議会では合併協議会負担金削除を可決しました。一方、町長は、町長権限で負担金の予算執行を行い、また一般質問では、合併は損得の問題ではなく時代の流れ、単独もやれるだろうが合併で5万人都市を目指す選択肢を考えることのほうが重要と答弁しています。 私個人の思いはありますが、法定協議会を合法的に組織した以上、予算を修正することなく、結論はあくまで法定協議会で決定すべきものと確信いたしております。 以上の理由をもって反対討論といたします。
○議長(奥田勲君) 9番、東原議員。
◆9番(東原伸也君) 修正案に対して反対の討論を行います。 広域のリーダー格である新宮市と那智勝浦町、当然人口も5万人を超える規模になります。今後も広域の運営や、また地域に及ぼす影響も考え、またその効果を考えましたら、やはり合併していくのが筋ではないかと思います。 それと合併協議でありますが、この賛否はどうなるか、先ほどの大西議員の意見も少なからずあると思いますので、そのことも考えてみても、この予算を執行しても私は損はないと思います。いずれ将来どうしても一緒になってやっていかなけりゃならない地域同士、今後もこの協議は続けていかなければならないものと考え、今回の反対討論といたします。
○議長(奥田勲君) 10番、上田議員。
◆10番(上田勝之君) 本修正案に対し、私の考えを表明させていただきます。 先ほど来、同僚議員各位の質疑や討論等がございますが、本新宮市・那智勝浦町合併法定協議会は、12月議会において両議会において確かに議決はされ、イレギュラーな形もありましたが議決はされ設置されております。その中ではありますが、議決の票数、当然、議決結果は結果ですが、決の票数が拮抗しております中で協議をスタートさせ、今3月議会において那智勝浦町議会においては、本合併法定協議会への義務的経費である予算の執行が修正されるという事態に陥り、中村町長が執行を宣言されました。 そういった経緯の中では、非常に賛否が拮抗する中、今後どういった方策をしていくか、一部には住民投票というようなことも言われておりますが、住民投票は条例によるものなのか、あるいは全住民に対する意識調査といったような形になるものか、それはまだわかりませんが、あるいは那智勝浦町だけが行うのか、私ども新宮市も行うのか、これもまだわかりません。ただこの両議会の中を見ても、意見、議論を見ても、意見相半ばするところもございます。 こういった状況下で、例えばこの修正案の予算額そのものに関しましては、義務的経費であります職員さんの給料の部分とかもございますが、法定協議会にかかわる経費というのはこれだけではなくて、私どもの職員さん方の給料やら那智勝浦町の職員さん方の給料とか、多大な労力や経費を払って協議を進めていくものでございます。そしてこういう状況下で職員さん方の合併に対するモチベーションが上がっていくのかどうか、あるいは新宮市民の皆さんや那智勝浦町民の皆さんの理解が進んでいくのか、非常に疑問を感じます。 そういった中では、この20年度内にも、もう一度法定協議会がこの両議会終了後にも予定されております。そういった中で、今後の法定協議会の存続についても十分に慎重に見きわめていただきたいと思います。その後の協議を進めていくのかどうかの判断を、今年度中に行われる法定協議会で私は決めていただきたいと思います。 以上が私の考えです。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 これより議案第3号に対する大西議員外1名から提出された修正案について、起立により採決いたします。 修正案に賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(奥田勲君) 起立少数であります。 よって、修正案は否決されました。 休憩します。
△休憩 午前11時23分
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△再開 午前11時33分
○議長(奥田勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 それでは、議案第3号について、各委員長の報告に賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(奥田勲君) 起立多数であります。 よって、議案第3号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決されました。
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△日程11 議案第10号 平成21年度新宮市
駐車場事業特別会計予算
○議長(奥田勲君) 日程11、議案第10号、平成21年度新宮市
駐車場事業特別会計予算を議題といたします。 付託となった
総務委員会委員長の報告を求めます。 3番、久保議員。
◆3番(久保智敬君) (登壇)
委員長報告を行います。 今期定例会において、
総務委員会に付託なりました議案第10号、平成21年度新宮市
駐車場事業特別会計予算につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 本委員会は、慎重審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(奥田勲君) 委員長の報告について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 これより討論を行い、採決をいたします。 議案第10号、平成21年度新宮市
駐車場事業特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第10号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程12 議案第4号 平成21年度新宮市
国民健康保険特別会計予算
△日程13 議案第5号 平成21年度新宮市
老人保健医療特別会計予算
△日程14 議案第6号 平成21年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算
△日程15 議案第7号 平成21年度新宮市
介護保険特別会計予算
△日程16 議案第8号 平成21年度新宮市
と畜場特別会計予算
△日程17 議案第9号 平成21年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計予算
△日程18 議案第12号 平成21年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算
△日程19 議案第16号 平成21年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算
○議長(奥田勲君) 日程12、議案第4号、平成21年度新宮市
国民健康保険特別会計予算から日程19、議案第16号、平成21年度新宮市
医療センター病院事業会計予算までの8件、一括議題といたします。 付託となった
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 17番屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) (登壇)
委員長報告を行います。 今期定例会において
教育民生委員会に付託なりました議案第4号、平成21年度新宮市
国民健康保険特別会計予算、議案第5号、平成21年度新宮市
老人保健医療特別会計予算、議案第6号、平成21年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算、議案第7号、平成21年度新宮市
介護保険特別会計予算、議案第8号、平成21年度新宮市
と畜場特別会計予算、議案第9号、平成21年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計予算、議案第12号、平成21年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算、議案第16号、平成21年度、
新宮市立医療センター病院事業会計予算の8件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 内容につきましては、本会議の説明のあったとおりであります。本委員会は、慎重審査の結果、議案第4号から議案第9号、議案第12号及び議案第16号の8件につきましては、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(奥田勲君) 委員長の報告について、まず議案第4号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第5号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第6号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第7号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第8号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第9号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第12号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第16号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 以上をもって質疑を終わります。 これより各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 議案第4号、平成21年度新宮市
国民健康保険特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第4号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第5号、平成21年度新宮市
老人保健医療特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第5号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第6号、平成21年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第6号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第7号、平成21年度新宮市
介護保険特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第7号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第8号、平成21年度新宮市
と畜場特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第8号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第9号、平成21年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第9号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第12号、平成21年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第12号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第16号、平成21年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第16号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程20 議案第11号 平成21年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算
△日程21 議案第13号 平成21年度新宮市
土地取得特別会計予算
△日程22 議案第14号 平成21年度新宮市
簡易水道事業特別会計予算
△日程23 議案第15号 平成21年度新宮市
水道事業会計予算
○議長(奥田勲君) 日程20、議案第11号、平成21年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算から日程23、議案第15号、平成21年度新宮市
水道事業会計予算までの4件、一括議題といたします。 付託となった
建設消防委員会委員長の報告を求めます。 9番、東原議員。
◆9番(東原伸也君) (登壇)
建設消防委員会委員長報告を行います。 今期定例会において、
建設消防委員会に付託なりました議案第11号、平成21年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算、議案第13号、平成21年度新宮市
土地取得特別会計予算、議案第14号、平成21年度新宮市
簡易水道事業特別会計予算、議案第15号、平成21年度新宮市
水道事業会計予算の4件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 内容につきましては、本会議で説明のあったとおりでありますが、審査に当たって出されました主な質疑等について申し述べます。 議案第11号に関して、委員中より「
住宅新築資金貸付金等回収管理組合分担金が計上されているが、繰出金は減っているのか。」との質疑があり、当局より「繰出金ですが、21年度は20年度と比較して1,000万円近く減らしており、分担金に充てております。」との答弁でした。 また、委員中より「回収管理組合へ預ける件数はどれぐらいあるのか。」との質疑があり、当局より「調定件数ですが133件ありまして、その債権すべてを移管します。」との答弁でした。 次に、議案第14号に関して、委員中より「三津ノ簡易水道、浄水場整備事業内容は。」との質疑があり、当局より「現在、簡易水道は、熊野川地区で4施設と西高田地区の1施設、合わせて5カ所の施設があります。このうち三津ノ簡易水道につきましては、他の施設と違いましてろ過施設がなく、原水が清澄なため塩素消毒での供給を行っておりますが、塩素で死滅しないクリプトスポリジウムの対策が必要とされ、その病原中体のクリプトスポリジウムの不活化に最も有効な紫外線殺菌装置を今回取りつけるものであります。」との答弁がありました。 本委員会は、慎重審査の結果、議案第11号、議案第13号、議案第14号、議案第15号の4件につきましては、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(奥田勲君) 委員長の報告について質疑に入ります。 13番、前田議員。
◆13番(前田賢一君) 1点お聞きします。 この簡易水道なんですけども、この報告書を見ますと、ろ過施設があればクリプトスポリジウムですか、これが不活化するわけなんですか。ほかの4カ所はろ過装置があるんで、こういう紫外線の殺菌装置を取りつける必要がないということなんでしょうか。
◆9番(東原伸也君) はい、そのように聞いております。
◆13番(前田賢一君) このろ過施設と紫外殺菌装置というのは、どっちが値段張るんですか。それは承知していない。
◆9番(東原伸也君) それはちょっと、はい、委員会では聞いておりません。
◆13番(前田賢一君) このクリプトスポリジウムというのは人体にどういう害を与えるのかというような質疑応答はなかったんですか。
◆9番(東原伸也君) これはなかったですね。
◆13番(前田賢一君) そうですか。じゃ結構です。
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第13号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第14号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 次いで、議案第15号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 以上をもって質疑を終わります。 これより各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 議案第11号、平成21年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第11号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第13号、平成21年度新宮市土地取得事業特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第13号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第14号、平成21年度新宮市
簡易水道事業特別会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第14号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第15号、平成21年度新宮市
水道事業会計予算について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第15号は、委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程24 閉会中の継続審査及び調査について
○議長(奥田勲君) 日程24、閉会中の継続審査及び調査について議題といたします。 総務委員長、教育民生委員長、建設消防委員長から、お手元に配布の申し出書のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査をいたしたい旨の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決定いたしました。 本日は、議事日程のとおり全議案を議了しました。 よって、今期定例会の日程は以上をもってすべて終了しました。
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△市長あいさつ
○議長(奥田勲君) ただいま、佐藤市長より本定例会閉会に際し、あいさつの申し出がありますので、発言を許可いたします。 佐藤市長。
◎市長(佐藤春陽君) (登壇) 3月3日開会以来、本日まで、当局提案の諸議案につきまして終始熱心に、また時には激論を交わすまでのそういう御審議をいただきまして、おかげさまで全議案ともこれを可とする当局の提案に御理解を賜り、可とする可決をいただきました。心からお礼申し上げます。これで、新しい年度の予算の執行を通じまして、事業というものは一段と進捗すると思っております。 また、この議会をもちまして、我々が補助職員として、またそれぞれのポジションを預かって御苦労いただきました方々が退職されることになります。皆さん方に後ほどごあいさつもさせていただくと思いますけれども、心からそれぞれお力を尽くしていただきました個々人に対しまして、お礼を申し上げる次第です。 御承知のように、今、経済の環境はまことに我々が経験したことがない、そのような事態を迎えております。この上はこの予算執行を通じて、市民の安全・安心のために全力を尽くし、できるだけ新しいサポートをしていただく補助職員ともども力を合わせて、執行に全力を傾けるつもりであります。また、この議会を通じましていただきました少数意見にも十分配慮した、そういう予算執行に努めたいと思っております。 本当に長い間ありがとうございました。
○議長(奥田勲君) 以上をもって市長のあいさつを終わります。
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△職員退職あいさつ
○議長(奥田勲君) この際、皆様方にお願いいたします。 この3月31日付をもって退職されます管理職を代表して、鈴木議会事務局長から議員の皆様にお礼のあいさつをいたしたい旨の申し出がありますので、これを許可いたします。
◎議会事務局長(鈴木秀君) 貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。 私たちは、この3月31日をもちまして退職することとなりました。退職者を代表いたしまして一言お礼のごあいさつを申し上げます。 私たちは、戦後のベビーブームと言われました時代に生まれ、昭和40年代に新宮市役所、熊野川町役場に奉職をいたしました。私たちにとって思い出されますのは、黒潮国体、海洋リゾート博そして速玉大社を含めた熊野三山が紀伊山地の霊場と参詣道として世界遺産に登録され、また平成17年10月に新宮市と熊野川町が合併し、新しい新宮市が誕生したことであります。私たちがこのような大きな出来事の中で仕事をさせていただきましたことは、今後も忘れることのできないことと思います。 また、この間には私どもの奉仕におきましても山もあり谷もあり、さまざまな体験や試練もありました。しかしながら大過なくきょうを迎えることができましたのも、ひとえに議員の皆様の御支援と御厚情の賜物と感謝を申し上げます。 私たちは、今後それぞれの道を歩んでいくことになりますが、健康に留意して残された人生を有意義に過ごしてまいりたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。 今後、那智勝浦町との合併協議、また新宮市の
長期総合計画の実施など多くの課題がありますが、議員並びに市当局の皆様におかれましては、新宮市のますますの発展のために、より一層の御活躍と御健勝をお祈りいたします。まことに簡単粗辞ではありますが、お礼のごあいさつといたします。 長い間、まことにありがとうございました。
○議長(奥田勲君) 長い間御苦労さまでした。
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△閉議及び閉会の宣告
○議長(奥田勲君) 去る3月3日開会以来、本日まで、議員各位におかれましては、終始御熱心に、かつ慎重なる御審議に加えて、議会運営に対する絶大なる御指導と御協力を賜り、衷心から厚くお礼申し上げます。 今期定例会に付議されました諸案件につきましては、その議了を見ましたので、これをもって平成21年3月新宮市議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。
△閉会 午前11時55分
---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 新宮市議会議長 奥田 勲 新宮市議会副議長 大西 強 署名議員 田花 操 署名議員 松本哲也...