新宮市議会 2009-03-03
03月03日-01号
○議長(奥田勲君) 日程4、諸報告を議題といたします。 番号1及び番号2は、文書報告として、例月出納検査の結果について報告9件並びに定期監査の結果についてであります。御了承お願いします。 次に、番号3の新宮市土地開発公社の諸報告について、当局の説明を求めます。
浮田企業誘致対策課長。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) (登壇) おはようございます。 ただいま議題となりました新宮市土地開発公社の諸報告について、地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成20年度新宮市
土地開発公社補正予算(第1号)、資金計画の変更及び平成21年度新宮市
土地開発公社事業計画、予算、資金計画について御報告申し上げます。 なお、この報告事項につきましては、去る2月5日に公社理事会において可決され、同月9日に市長承認を得たものでございます。 恐れ入ります、前から3枚目の1ページをお開き願います。 平成20年度新宮市
土地開発公社補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 第1条、平成20年度
土地開発公社補正予算(第1号)は、次に定めるというものであります。 第2条は、収益的収入及び支出の予定額を補正するもので、支出につきましては、第3款事業外費用を107万2,000円増額し、107万4,000円とするものであります。内容は、第1項の消費税の増加によるもので、これは平成19年度の課税収益に対する消費税であります。 以上により、支出合計は5億9,120万2,000円となり、収入と支出の差し引きは5,314万4,000円を予定するものであります。 第3条は、資本的収入及び支出の予定額を補正するものであります。 収入につきましては、第1款資本的収入を1億273万円減額し、40億3,091万3,000円とするものであります。内容は、1項の長期借入金の減額であります。これは、2ページ、資金計画の変更により借入金を見直すものであります。 次の支出につきましては、第1款資本的支出を2,000万円増額し、47億9,510万円とするものであります。 内容につきましては、第3項の
長期借入金償還金の増額によるもので、期日が到来します借入金の償還であります。 第4条は、長期借入金の限度額を40億3,091万2,000円に改めるものです。 次の2ページ以降に、資金計画の変更、予定貸借対照表、予定損益計算書、
補正予算実施計画書を添付してますので、御参照のほどお願いします。 以上、簡単ですが、平成20年度新宮市
土地開発公社補正予算(第1号)の報告とさせていただきます。 続きまして、10ページをお願いします。 平成21年度新宮市
土地開発公社事業計画について御説明申し上げます。 平成21年度
土地開発公社事業計画は、次に定めるところによるというものでありまして、土地の造成事業としまして、新宮港第二期
工業用地造成事業の上部整備工事を実施してまいるものであります。 工事の種目としましては、緑地工、上水道工及び整地工の工事を行うものであります。工事内容につきましては、緑地工事については、国道42号線沿いの緑地帯約1万6,000平米の中に、遊歩道、植栽工事ほかを行うもので、上水道工事は、県が施行予定の臨港道路内に水道管を布設するものであります。また、整地工事につきましては、第2工区の工業用地の敷きならしと法面工事を予定するものであります。 続きまして、11ページをお願いします。 平成21年度新宮市
土地開発公社予算について御説明申し上げます。 第1条は、平成21年度
土地開発公社予算は、次のとおり定めるというものであります。 第2条は、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるものであり、まず収入につきましては、第1款事業収益は2,000円とし、内容については、1項の
公有地事業収益及び2項の
土地造成事業収益はいずれも1,000円とし、節の設定であります。 第2款事業外収益は3,308万円を予定し、内容につきましては、1項受取利息が1万1,000円、2項の雑収益は3,306万9,000円で、内訳につきましては、新宮港の第二期工業用地を含めた土地の5件、土地の貸し付けに伴います賃貸料3,306万8,000円と、その他雑収益の1,000円であります。 第3款引当金取崩額と第4款特定引当金取崩額はいずれも1,000円とし、節の設定となっています。 以上により、収入合計は3,308万4,000円を予定するものであります。 次に、支出について申し上げます。 第1款事業原価は2,000円を予定し、内容は、1項の公有地事業原価及び2項の
土地造成事業原価はいずれも1,000円とし、節の設定となってございます。 第2款第1項の販売費及び一般管理費は245万3,000円を予定し、内訳は、事務機器の使用料、リース料などの経費となっております。 第3款の事業外費用は2,000円と予定し、1項の消費税、2項の支払利息は、いずれも節の設定で1,000円となってございます。 次に、12ページをお願いします。 第4款特定引当金繰入額、1項地価変動等調整引当金繰入額はいずれも1,000円を予定し、節の設定であります。 第5款の予備費は10万円を計上しております。 以上により、支出合計額は255万8,000円を予定するものであります。収入及び支出の差し引きは3,052万6,000円となります。 次に、第3条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものであります。 まず収入につきましては、第1款資本的収入42億8,448万2,000円を予定し、内容は、第1項の長期借入金12億8,748万2,000円、2項の短期借入金29億9,700万円とするもので、これは14ページの資金計画により、不足となります資金を借入金により調達するものであります。 続きまして、支出につきましては、第1款資本的支出は43億1,511万1,000円を予定するもので、内容につきましては、1項の公有地事業費が1,128万1,000円で、内訳は、諸経費80万円、支払利息1,047万7,000円ほかとなっております。2項の
土地造成事業費1億5,973万円は、新宮港第二期上部整備工事の7,500万円、測量試験費150万円、諸経費が312万円、支払利息が8,011万円となってございます。第3項の
長期借入金償還金11億4,700万円、4項は
短期借入金償還金29億9,700万円で、期日に伴います借入金の償還であります。5項の予備費は10万円を計上してございます。 以上により、収入と支出の差し引き額はマイナス3,062万9,000円となってございます。 第4条は、長期借入金及び短期借入金の限度額を42億8,448万2,000円と定めるものでございます。 次の14ページ以降に、予定貸借対象表、予定損益計算書、予算実施計画書を添付してございますので、御参照のほどお願い申し上げます。 以上、まことに簡単ではございますが、新宮市土地開発公社の諸報告といたします。よろしくお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) ただいまの説明に対し、質問ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 以上で諸報告を終わります。
---------------------------------------
△日程5 市報告
○議長(奥田勲君) 日程5、市報告を議題といたします。 市報告は文書報告として、新宮港経過報告及び
公設市場経過報告であります。御了承願います。
---------------------------------------
△日程6 議案第17号 新宮市
個人情報保護条例の一部を改正する条例
△日程7 議案第18号 新宮市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
△日程8 議案第19号 新宮市
土地開発基金条例を廃止する条例
△日程9 議案第20号 新宮市税条例の一部を改正する条例
△日程10 議案第21号 新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
△日程11 議案第22号 新宮市
国民健康保険直営診療所条例の一部を改正する条例
△日程12 議案第23号 新宮市介護保険条例の一部を改正する条例
△日程13 議案第24号 新宮市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例
△日程14 議案第25号
新宮市営特定住宅管理条例の一部を改正する条例
△日程15 議案第26号 平成20年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)
△日程16 議案第27号 平成20年度新宮市
老人保健医療特別会計補正予算(第2号)
△日程17 議案第28号 平成20年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
△日程18 議案第29号 平成20年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
△日程19 議案第30号 平成20年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計補正予算(第1号)
△日程20 議案第31号 平成20年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)
△日程21 議案第32号 平成20年度新宮市
土地取得特別会計補正予算(第1号)
△日程22 議案第33号 平成20年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
△日程23 議案第34号 平成20年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)
△日程24 議案第 3号 平成21年度新宮市一般会計予算
△日程25 議案第 4号 平成21年度新宮市
国民健康保険特別会計予算
△日程26 議案第 5号 平成21年度新宮市
老人保健医療特別会計予算
△日程27 議案第 6号 平成21年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算
△日程28 議案第 7号 平成21年度新宮市
介護保険特別会計予算
△日程29 議案第 8号 平成21年度新宮市
と畜場特別会計予算
△日程30 議案第 9号 平成21年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計予算
△日程31 議案第10号 平成21年度新宮市
駐車場事業特別会計予算
△日程32 議案第11号 平成21年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算
△日程33 議案第12号 平成21年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算
△日程34 議案第13号 平成21年度新宮市
土地取得特別会計予算
△日程35 議案第14号 平成21年度新宮市
簡易水道事業特別会計予算
△日程36 議案第15号 平成21年度新宮市
水道事業会計予算
△日程37 議案第16号 平成21年度新宮市立医療センター病院事業会計予算
○議長(奥田勲君) 日程6、議案第17号、新宮市
個人情報保護条例の一部を改正する条例から日程37、議案第16号、平成21年度新宮市立医療センター病院事業会計予算までの32件を一括上程いたします。 ただいまから、慣例によりまして佐藤市長に予算大綱について説明を求めます。 佐藤市長。
◎市長(佐藤春陽君) (登壇) 本日、市議会3月定例会を開会し、平成21年度予算案の御審議を願うに当たりまして、今後の市政に臨む私の所信の一端と予算の大綱について申し述べたいと存じます。 現在の経済情勢は、昨年のサブプライム問題に端を発した米国大手金融機関の経営破綻が引き金となり、今や100年に一度と言われる世界的不況に拡大しております。我が国においても、自動車業界を初めとするさまざまな分野におきまして、営業収益が大幅な赤字見込みに下方修正を余儀なくされるなど、まことに厳しい局面にさらされている状況にあります。また、これら経済不況に起因した派遣社員の打ち切りや就職内定者の取り消しなど、日ごとに増大する雇用不安は、若い世代を中心に大きな社会問題と化し、暗たんたる雰囲気に陥っていることは、既に御承知のとおりでございます。 このように、先行きの不透明感が覆い尽くしている現状に加え、地方においては三位一体改革等、自治体に向けた分権社会への対応が待ったなしで迫っている状況であり、都市と地方の格差がこれまで以上に表面化するなど、我々地方自治体の運営そのものの厳しさがさらに増していると言っても過言ではありません。 重々しい空気が漂う現下ではございますが、私はこの閉塞感を打破するため、本市にとって平成21年度が将来に禍根を残さない英断に満ちた年であらねばならないと、勇躍心に期するものがございます。私が思い描く那智勝浦町との合併は、5万人都市の創造という数的な理想もさることながら、根本を一にする地域が手に手を取り合い、未来をともにするという、元来あらねばならなかった姿に落ちつくというものであり、単なる膨張主義でないということを改めて御理解願いたいと存じます。 旧新宮市、旧熊野川町との合併から4年、新宮市総合計画の核をなす特進プロジェクト、とりわけ各般にわたり御理解と御協力を賜りました小学校統合事業がいよいよ稼働いたします。喧々ごうごう議論いただいた市の将来への大きな布石です。私は、この特進プロジェクトを速やかに実行することにより、膠着久しい市街地に新たな人の流れを創出したいと熱望するとともに、本市百年の計に臨み、運命共同体たる那智勝浦町との合併を、大勢の御賛同を得る中、ぜひともなし遂げ、本市、ひいてはこの地域を盤石なものにしたいと切望するところでございます。 平成21年度予算におきましては、市税収入の減少や地方交付税の伸び悩みなど、一般財源の確保が非常に厳しい状況が続く中、可能な限り住民サービスの向上を図ることを基本に、市街地再生や学校再編等の積極的なまちづくりに向けての必要な予算を計上するとともに、国の緊急経済対策を活用した切れ目のない経済対策にも配慮したものでございます。 平成21年度の予算案の概要につきましては、一般会計、特別会計、企業会計の予算の総額は304億9,847万6,000円で、前年度予算と比較して3.1%の減であります。 会計別では、一般会計が138億3,250万4,000円で、前年度予算と比較して1.1%の減でございます。 特別会計につきましては、85億2,630万1,000円で、前年度予算と比較して4.1%の減であります。主な要因としましては、後期高齢者医療制度の実施に伴う老人保健医療特別会計の減額によるものであります。 企業会計につきましては、水道事業会計が14億4,212万円で、前年度予算と比較して21.1%の増額であります。病院事業会計は66億9,755万1,000円で、前年度予算と比較して9.6%の減額となっております。 続きまして、平成21年度予算案の主な事業と取り組みについて申し上げます。 まず、防災対策事業につきましては、予想される東南海・南海地震に備え、
生活対策臨時交付金を活用した給水車両の購入や、各小学校へのソーラー対応の非常灯の設置及び応急給水栓の整備を予定しており、本年度は渡月橋の落下防止工事を実施し、災害時の救援道路の寸断防止を図るとともに、自主防災支援、防災備蓄、家具転倒防止、木造住宅の耐震診断・改修費補助などの諸事業を継続実施し、災害に強いまちづくりを推進いたします。 防災関連事業では、消防本部の救助工作車及び丹鶴・蓬莱両消防分団への消防ポンプ自動車の更新配備、高田地区と熊野川地区に防火用水タンクを設置し、消火活動の円滑化に努めます。また、携帯電話の119番対応について、通報者の発信場所を把握することが可能となる位置情報受信システムを導入し、より迅速、確実な消防・救急活動を行ってまいります。 福祉関連事業では、障害を持つ方の利便性を図る日常生活用具給付事業や、生産活動の機会を提供する地域活動支援センター事業などの障害者施策を継続実施いたしてまいります。高齢者施策におきましても、健康増進や、体力、気力が充実し、生きがいの持てるサービス提供に努めるとともに、介護を要する家庭の住宅改修費補助や、ひとり暮らしの高齢者に対する支援として24時間の緊急通報システム事業等を継続実施いたします。 少子化対策事業といたしましては、妊婦の方々が健やかな妊娠期を過ごし、安心して出産を迎えていただくために、妊婦健康診査の受診助成の回数を大幅に増加いたします。不妊に悩んでいる御夫婦を支援するため、不妊治療費の一部助成につきましても引き続き実施いたします。さらに、子育て推進課、子育て支援センター等を保健センターへ移転させ、児童福祉と母子保健との連携を強化することにより、子育て支援の総合的な体制づくりを行い、子供を産み育てやすい環境づくりに取り組んでまいります。 生活環境事業では、障害を持つ方や介護を必要とする高齢者家庭等を対象としたふれ愛収集を初め、家庭で排出される粗大ごみ処理対応につきましても、地域ごとの収集を継続するなど、ごみ減量と環境美化の推進に努めます。また、木ノ川地区には、地域住民の集会や自治会活動等に利活用いただける木ノ川会館を新築するとともに、国道168号の改良工事により移転する熊野川地区の山本集会所につきましては、本年度より移転予定地の造成工事に着手いたします。 道路事業につきましては、旧NTT新宮営業所から天理教前までの上本町磐盾線を引き続き整備促進するほか、市道石ノ前線、丸山王子ヶ浜線の道路改良、市道比奈久保線、日足山本線、西敷屋小津荷線等の舗装工事を実施するなど、市民の利便性の向上と道路の保全、交通の安全確保に努めてまいります。 昨春は、那智勝浦新宮道路の開通と新宮南インターチェンジの供用開始により、交通渋滞の大幅な緩和と医療センターへの円滑な救急患者搬送が実現するなど、本地域に非常に大きな効果をもたらし、改めて道路整備の重要性を実感しているところでございます。さらに、先月末には、国道168号において新越路トンネルが開通し、道路整備は順調に進捗してございます。今後も、さらに住民生活の向上と地域の活性化を果たすため、国道42号のほか、日足道路、瀞峡道路、奥瀞道路の早期整備、さらには熊野川河口大橋と海岸道路の建設を実現すべく、国・県への要望活動を強めてまいる所存です。 農林水産業では、林道上地平瀬線の開設に向けて現地調査を本年度より実施し、林道椋呂篠尾線の開設事業及び林道田長谷線、林道ホイホイ坂線の舗装工事につきましても継続実施してまいります。また、有害鳥獣対策としての捕獲おり貸し付け事業や、熊野材で家屋を新増築した市民に補助金を出し、熊野材の需要拡大を図るなどの施策を実施し、農林業の振興を図ってまいります。また、三輪崎漁港内の足湯施設を整えた交流施設が今月竣工に至るなど、水産関係の環境整備を図っているところですが、三輪崎東防潮堤の補強工事を継続実施するなど、今後も水産振興の充実に努めてまいります。 学校教育関係では、子供たちの安全、快適な教育環境の提供と総合計画に描いたまちづくりを実施する上で、最も重要な位置づけとなる学校再編につきましては、本年度は千穂・丹鶴小学校の統合の実現に向け、校舎解体及び新校舎建設までの仮校舎の設置に着手いたします。また、引き続き、蓬莱・王子小学校統合校建設協議会におきまして、総合計画に向けて必要な調査、審議を行ってまいります。その他ソフト面では、本年度より、不登校を初めとする小学校児童についての相談や学習支援のほか、保護者・家庭への支援活動、教職員に対する相談活動や教育相談研修等を行うスクールカウンセラー事業を新たに実施いたします。 国際理解教育事業では、姉妹都市である米国サンタクルーズ市へ中学生を派遣し、ホームステイにより文化や生活様式の違いを体験し、国際理解と人的交流を深めてまいります。 文化振興関係では、総合計画において新宮市の目指すべき都市像とした「人輝き文化奏でる都市」の構築を推進する上で、その中核となる熊野学センター、図書館、文化ホールを整える文化複合施設の基本計画策定を本年度より進めてまいります。また、昨年、姉妹都市の盟約を締結した宮城県名取市において、新宮市指定文化財である御正体展示やセミナーを開催するとともに、名取市の指定文化財等の調査を実施し、両地方における歴史的な熊野との関係等を検証いたしてまいります。 商工観光につきましては、新宮市観光協会との連携により、本市の誇るべき自然、歴史、文化等の観光資源のPR強化と、観光ガイド、観光案内所等の受け入れ体制の充実、さらに、まちなか観光情報センターの利活用で観光客の市内での回遊性を高め、商店街活性化につなげてまいりたいと考えております。また、本年度は、全国の火祭りの中でも最も勇壮な祭りとして知られるお燈まつりの上り子像を設置し、地域の知名度の向上と観光客のさらなる誘客を図ってまいります。特に、総合計画による公共施設の再配置により、人の流れが変わることを大きなチャンスととらまえ、商工会議所や商業者とともに、市街地再生の動きに対応した観光振興と中心市街地の活性に向けた取り組みを行ってまいります。 本年、登録5周年を迎える世界遺産関係では、熊野にちなんだ交響曲コンサートや語りの熊野詣サミット等を開催し、世界遺産の意義及び保存活用の重要性を再認識するとともに、大雲取、小雲取、高野坂に誘導補助板を設置し、参詣道を訪れる人々の利便性の向上を図ってまいります。 熊野川地域におきましては、売却や賃貸可能な空き家や空き農地を利活用する空き家・空き農地情報バンク制度の推進や、恵まれた自然の中で地域特産品を加工するなど体験交流を継続実施し、定住促進と家屋や農地の荒廃防止を図ってまいります。 新宮港整備事業では、開港30周年を迎える新宮港は、現在、「飛鳥Ⅱ」等の大型客船や大型貨物船「フォレストキシュウ」、地球深部探査船「ちきゅう」が入港するなど、着実に特定地域振興重要港湾としての役割を果たしているところでありますが、悪天候下においても大型船が着岸できるよう、東防波堤の早期完成に努めてまいります。また、工業用地の分譲につきましても、現在の経済動向の中では大変厳しい状況ですが、産業の振興や雇用の創出など、地域の活性化に重要な施策として引き続き懸命に取り組んでまいる所存であります。 医療センターにつきましては、引き続き医師の確保や経営の効率化に取り組み、財源を十分に考慮しながら医療機器を充実させ、安心・信頼される医療の提供に努めるとともに、今後も紀南地域の中核医療機関としての役割を十分に果たすよう努めてまいります。 水道事業につきましては、老朽管の更新計画を引き続き推進し、耐震性にすぐれた管路への布設替えと、あわせて新宮浄水場内の高圧電気設備の更新等、既存施設の維持管理に努め、経営の効率化を図りながら、より一層の安全で安心な水道水の安定供給に努めてまいります。 以上のとおり、平成21年度の市政運営に臨む方針と主要重要施策について所信を申し述べました。 まちづくりの原点は、市民の皆様の一人一人のお力と地域の力であるという認識のもと、市民との協働を基本理念に、眼前に迫る課題、そして将来を見据えた取り組みに対して果敢に挑み、次なる新宮市の幕あけを何としてでも実現したいと強く心に念ずるものでございます。 議員各位を初め、市民の皆様の特段の御理解と御協力を賜り、提出議案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、予算の大綱説明といたします。 なお、私自身の市長としての任期も、本年10月29日をもって終了することになりますが、現下の合併協議には、その帰結を見るべく最大限の努力と責任を果たさねばなりません。この10月には、市民の皆様の御理解を得られれば、再度市長選に出馬し、継続し、新宮市民の皆様のために最後の御奉公に努めたいと念じております。決意いたしてございます。この上とともに、議員各位の御協力と御理解をお願い申し上げる次第でございます。ありがとうございました。
○議長(奥田勲君) 以上をもって市長の予算大綱の説明を終わります。 ただいまから、先ほど一括上程いたしました条例から新年度予算について順次議題として審議に入ります。
---------------------------------------
△日程6 議案第17号 新宮市
個人情報保護条例の一部を改正する条例
○議長(奥田勲君) 日程6、議案第17号、新宮市
個人情報保護条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 丸山総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) (登壇) ただいま議題となりました議案第17号、新宮市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 議案書の2ページをお願いいたします。 今回の一部改正は、市の公の施設の管理を行っている指定管理者について、市の実施機関と同様に
個人情報保護条例の規定を適用することを条例上に明記するというもので、第3条の2の指定管理者の責務から、5ページの第50条の罰則の適用まで、13の項目について指定管理者に関する規定を追加してございます。 なお、4ページの第45条の改正につきましては、統計法の改正に伴い、文言の整理を行うものでございます。 それでは、2ページのほうをお願いいたします。 第3条の2の指定管理者の責務から、第6条、個人情報取扱事務の登録等、第7条、収集の制限、第8条、利用及び提供の制限、そして3ページの第9条、オンライン結合による提供の制限、第10条、提供先に対する措置要求、第11条、適正管理、第12条、個人情報の消去、第13条、職員等の義務までにつきましては、指定管理者がその業務を行うに当たって当然守らなければならない事項について規定してございます。 次に、第15条の個人情報の開示請求、4ページの第32条の2の指定管理業務に係る訂正の指示、第38条の2の指定管理業務に係る利用停止等の指示につきましては、指定管理者がその業務において保有することとなる個人情報について開示や訂正等の請求があった場合、市の実施機関の指示に基づき、開示すべき情報を提供したり訂正等を行うという規定でございます。 最後に、第50条の罰則の適用につきましては、個人情報の適正な取り扱いの確保及び個人の権利、利益の侵害の防止を図るよう、より一層実効のあるものとして担保するとともに、市に対する市民からの信頼を確保するため、指定管理者についても、条例の各義務に違反した場合、罰則を適用するとしたものでございます。 なお、本改正に伴いまして、附則におきまして、新宮市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部改正を行い、同条例の第13条に「、新宮市
個人情報保護条例の規定を遵守し」の文言を追加するというものでございます。 また、附則におきまして、この条例は平成21年4月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は総務委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程7 議案第18号 新宮市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(奥田勲君) 日程7、議案第18号、新宮市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 丸山総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) (登壇) ただいま議題となりました議案第18号、新宮市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、平成20年度人事院勧告により、国家公務員の勤務時間が1日15分短縮されることに伴い、所要の改正を行うというものでございます。 改正内容ですが、第2条において、1週間の勤務時間を現行40時間から38時間45分に、第3条において、1日の勤務時間を8時間から15分短縮し、7時間45分とするものでございます。 なお、附則ですが、第1項は、この条例は平成21年4月1日から施行するというものです。 第2項は、保健センター条例において、開館時間を午後5時30分までと規定しておりますので、勤務時間との整合性を勘案し、15分短縮し、5時15分までと改めたものでございます。 以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 4番、榎本議員。
◆4番(榎本鉄也君) 単純に15分の短縮という趣旨は何なんですか、勤務時間の短縮の趣旨。国の官僚のほうの短縮に伴っての話なんですけど、その趣旨がよくわからんのですが、なぜ15分短縮になるんですか。
○議長(奥田勲君) 丸山総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 人事院のほうでは、以前から勤務時間等を調査してございまして、昨年も勧告寸前まで来ておったわけですけども、再度去年も調査した結果、民間のいわゆる人事院が調査してる企業等において勤務時間が短縮されてるということを受けて、昨年勧告されたと。それに伴いまして、当然新宮市の職員の勤務条件、給与等につきましても、基本的には議員さんも御存じのとおり、人事院勧告制度にのっとって行ってきてるところがございまして、これも、おととしに1回、15分、休息時間を廃止した関係で延ばしたんですけども、それでおととしと同じ勤務時間に今回戻させていただいたということでございます。
◆4番(榎本鉄也君) 説明は確かに説明でわからんことはないんですが、その奥にあるものというか、民間との対比によって、民間の勤務、労働時間が公務員よりも短縮されていたと、短縮というか平均が要するに15分ぐらい労働時間が短くなってたということの対比において、公務員もそうしましょうということが趣旨ですよね。ただそれだけの話なんですか。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 人事院勧告に準拠するという、基本的でございますが、その民間の労働時間の状況いいますか、もう議員も御承知のとおり、いわゆるワークライフバランスというんですかね、そういうほうから、企業においてもその辺を考慮していろいろ取り組みしてきた結果が、人事院の調査にも反映されたと、そういう国民的な要請も一つは、時代的な要請ですね、これは、そういうところもあって人事院のほうも勧告に踏み切ったと存じております。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は総務委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程8 議案第19号 新宮市
土地開発基金条例を廃止する条例
○議長(奥田勲君) 日程8、議案第19号、新宮市
土地開発基金条例を廃止する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第19号、新宮市
土地開発基金条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 本基金は、旧新宮市で公共用用地の取得の円滑化を図るため、昭和44年に設置以来、道路、公園用地などの用地先行取得財源として土地取得特別会計を設け、活用してまいりましたが、近年の土地価格の下落傾向等により、土地の先行取得の機会はほとんどなくなり、平成14年以来活用されていないのが現状であります。このようなことから、土地開発基金については一定の使命を終えたものと考えられるため、本年3月31日をもち廃止しようというものであります。 この基金には、現在、約3億6,200万円の現金と8,600万円分の用地がございますが、用地につきましては、一部は9月補正で、残りは3月補正で一般会計にて買い戻し、現金化した後、全額の約4億4,800万円を一般会計に繰り入れる予定であります。 なお、土地取得特別会計につきましては、道路事業等の少額の土地取得で補正予算が間に合わないケースに備えるため、一定予算での当面の存続を予定しております。 以上、まことに簡単ですが、提案理由とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は総務委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程9 議案第20号 新宮市税条例の一部を改正する条例
○議長(奥田勲君) 日程9、議案第20号、新宮市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 阪本税務課長。
◎税務課長(阪本殖君) (登壇) ただいま議題となりました議案第20号、新宮市税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正点は、公的年金等の所得に係る個人の住民税の特別徴収の方法についての変更であります。 議案書の2ページをお願いします。 改正前は、前年の所得に給与所得及び公的年金等に係る所得以外の所得がある場合、特別徴収の方法によって徴収すべき公的年金等の所得に係る特別徴収額に加算して徴収すると定めていましたが、社会保険庁のシステムの関係で、加算しての特別徴収ができなくなったため、「徴収する」から「徴収することができる」に改正をするものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は平成21年4月1日から施行するものでございます。 簡単ですが、以上で説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は総務委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程10 議案第21号 新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
○議長(奥田勲君) 日程10、議案第21号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 萩原市民窓口課長。
◎市民窓口課長(萩原智君) (登壇) ただいま議題となりました議案第21号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、地方税法等の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令等が昨年の4月30日に公布、施行され、国民健康保険税の医療給付に係る基礎課税額の限度額が3万円引き上げられ、47万円になっておりますので、本年4月から改正したいというものでございます。 2ページをお願いいたします。 表中の第2条第2項で、基礎課税額が47万円を超える場合には47万円とするというものでございます。 次の第26条では、基礎課税額を減額しても47万円を超える場合には47万円とするというものでございます。 附則で、この条例は平成21年4月1日から施行、適用し、平成20年度分までの国保税については従前の例によるというものでございます。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程11 議案第22号 新宮市
国民健康保険直営診療所条例の一部を改正する条例
○議長(奥田勲君) 日程11、議案第22号、新宮市
国民健康保険直営診療所条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 萩原市民窓口課長。
◎市民窓口課長(萩原智君) (登壇) ただいま議題となりました議案第22号、新宮市
国民健康保険直営診療所条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、国民健康保険直営診療所であります高田診療所が、レセプトのオンライン化など今後の制度改正に対応できないため、本年3月末をもって廃止し、4月から患者様をマイクロバスで熊野川診療所へ送迎することにいたしますので、高田診療所廃止に伴う改正が主なものでございます。 2ページをお願いいたします。 表中の第2条において高田診療所の名称及び位置を削除し、次の小口診療所の番地が間違っておりましたので、434番地を435番地に改めるものでございます。 次の第5条、使用料及び手数料について、「、手術料等」を「及び使用料又は手数料」に改めるものでございます。 附則として、この条例は平成21年4月1日から施行するというものでございます。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 8番、杉原議員。
◆8番(杉原弘規君) 高田診療所の廃止をする、その最大の理由は何ですか。患者が少ないということか。
○議長(奥田勲君) 萩原課長。
◎市民窓口課長(萩原智君) 先ほども説明させていただきましたが、レセプトのオンライン化が義務化されます。そういうことに対応できませんので、それで熊野川診療所のほうで送迎をして、熊野川診療所のほうで受診していただきたいということでございます。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。 10分間程度休憩いたします。
△休憩 午前10時58分
---------------------------------------
△再開 午前11時11分
○議長(奥田勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△日程12 議案第23号 新宮市介護保険条例の一部を改正する条例
○議長(奥田勲君) 日程12、議案第23号、新宮市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 垣本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(垣本正道君) (登壇) ただいま議題となりました議案第23号、新宮市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、介護保険制度が3カ年を単位とした中期財政運営を行うこととしており、第3期事業計画の年度が平成20年度で終了することに伴い、平成21年度から23年度までの3カ年の第4期事業計画年度の保険料を定めるものであります。 議案書2ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、第4条中、「平成18年度」を「平成21年度」に、「平成20年度」を「平成23年度」に改め、第1号から第6号までに掲げる保険料の基準額をそれぞれ改正するものでございます。 第1号、第2号に掲げる者の基準額2万6,100円を2万6,700円に、第3号に掲げる者の基準額3万9,150円を4万50円に、第4号に掲げる者の基準額5万2,200円を5万3,400円に、第5号に掲げる者の基準額6万5,250円を6万6,750円に、第6号に掲げる者の基準額7万8,300円を8万100円に改めるものであります。 附則第8項は、平成21年度から平成23年度までの保険料の特例について定めるものであり、低所得者対策として政令が改正されたことに伴い、新宮市として実施するものであります。 第4号に掲げる者のうち、公的年金等収入金額及び合計所得金額の合計が80万円以下の者について、保険料率を基準額に対し0.87と定め、4万6,458円とするものであります。 なお、この条例は平成21年4月1日から施行するというものであります。 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わります。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 4番、榎本議員。
◆4番(榎本鉄也君) ちょっとわからないのが、次に出てくる介護事業者の処遇改善に係る3%アップですね、それがあるために、国のほうから、今後この3カ年にわたっては介護保険料率はアップしないという方向ではなかったのかと思うんですが、今回のこのアップというのはどういうことなんでしょうか。僕の取り違えでしょうか。
○議長(奥田勲君) 垣本長寿課長。
◎健康長寿課長(垣本正道君) なぜ上がるかという御質問かと思いますけれども、御存じのとおりだと思いますけれども、介護保険料は、介護保険の給付の一部を保険料で充てるということになってございます。保険給付費の総額も上がっておりますので、それについての保険料も自然であれば上昇するということになりますけれども、もう一つ、第3期の平成18年度から20年度までの3年間は、第1号被保険者の保険料の割合というのが給付費の総額の19%でございました。それが21年度から23年度の第4期の計画では20%ということになりますので、1%引き上げられることになっております。そういうことからも、保険料につきましては上がるということになってきます。 この保険料とするために、準備基金の3,100万円を取り崩して保険料に充てるというふうにして、急激な上昇を抑制するということにもいたしております。
◆4番(榎本鉄也君) ということは、その基金の積み立てによって急激なアップを、その積み立てからそこに補てんされるわけですね。ということは、もともと今回のアップというのは、もっと大幅にアップするところであったんだけれども、いわゆる国の介護事業者の、従事者の処遇改善の補てんによって、そこの部分が多少なりとも緩和されたと、その結果がこのアップ率であり、もともとのアップよりは少なく済んだというふうに理解していいんでしょうか。
◎健康長寿課長(垣本正道君) はい、そのとおりでございます。
○議長(奥田勲君) 15番、松本光生議員。
◆15番(松本光生君) 今の榎本議員と同じ質問やってんけども、これは見直し、見直しで今後もこれまた負担増が高くなってくる要素もあるいうことやろの、従事者の手当がようなれば。いや、もうさっきの返事でいいんですよね。それやったら、国の施策でもっといろんな金使う道がいっぱいあると思うんやね、給付金でも何にしても。国民に負担ばかりかけてくるような政治ではおかしいと思うんですよ。市町村からこういうことに対して声上げていかなだめですよね、市長。こんだけ貧困になって、格差社会になってきて、大変な時代にやね、国民ばかりに負担かけるようなことではだめですよ、これは本当に。しっかりこれはほんまに当局も考えてやってほしいと思いますよ。 以上。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程13 議案第24号 新宮市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例
○議長(奥田勲君) 日程13、議案第24号、新宮市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 垣本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(垣本正道君) (登壇) ただいま議題となりました議案第24号、新宮市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例につきまして御説明申し上げます。 議案書2ページをお願いいたします。 設置の目的でございますが、第1条で介護従事者の処遇改善を図るという平成21年度の介護報酬の改定の趣旨等にかんがみ、当該改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するため、新宮市介護従事者処遇改善臨時特例基金を設置するというものでございます。平成21年度に3%アップの報酬改定が行われることに伴い、上昇すると考えられる保険料の約半額を国の緊急対策として交付されるもので、新宮市としては3カ年の保険料に充当することとしております。 第2条は、基金として積み立てる額、第3条は管理を、第4条は運用益の処理について、第5条は繰替運用について定めるものでございます。 第6条は処分について、第1号では第1号被保険者の保険料に充てることを、第2号で円滑な実施のための準備経費の財源に充てることを定めるものでございます。 第7条は、この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、市長が定めるというものでございます。 附則としまして、第1項は、この条例は公布の日から施行するというもので、第2項では、3カ年に限る臨時特例基金として平成24年3月31日でその効力を失うというもので、基金に残額があるときは国に返還するというものでございます。 以上、簡単ではありますが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 4番、榎本議員。
◆4番(榎本鉄也君) さっきの続きみたいになってしまうんですけども、とりあえずこうなりますと、3%の介護報酬のアップがあるということで、3カ年はこの基金によって保険料のアップは抑制されたのですね、もうここで決まりましたので。ですが、3カ年たちますと、この上にまた従前の、要するに介護サービスがふえれば、それによって従前のアップ率が加わって、3年後には大幅なアップであるというふうに理解してよろしいですね。そういうふうなことになりますね。とりあえず3%分のアップは必ず3年後には起こってくるということですね。
○議長(奥田勲君) 垣本課長。
◎健康長寿課長(垣本正道君) 国の考え方としては、介護保険料、3%アップによる上昇の分については約半額というのは、先ほど説明させていただきましたけれども、初年度の21年度は全額、22年度は半額、23年度は補助なしというもので、段階的に介護保険料が引き上げられるようなことになっておりますけれども、その中で、3年間それを平準化して、同一保険料額ということも可能ということで定められておりますので、新宮市としては3カ年間平準化した保険料でいくというふうにしております。 この3%分の報酬につきましては、新宮市としてはその分で上がる保険料というのは約60円というふうに見込んでおります。平成21年度、それをそのまま当てはめますと4,390円、22年度は4,450円、23年度は4,510円というふうになりますけれども、この3年間、同一保険料とするために、21年度は60円を上げて4,450円、そして23年度は60円を下げて4,450円ということになっておりますので、23年度の時点で既に60円低いということになります。 そして今、議員さんおっしゃられたように、24年度の保険料につきましては、この分については上がるというふうに考えられます。また、その3カ年間の給付状況、そういったもので保険料が決まってきますので、その動向にもよると思います。
◆4番(榎本鉄也君) どちらにしても、間違いなく3年後のアップは避けられないということは、もう明確にしておかないと、いろいろ3%の介護報酬アップによってそれは避けられないということは、やっぱり明言しておくべきだと思いますし、それはもう市民の皆さんに御理解をいただかなければしようがないわけでありまして、その辺のところはしっかりと公開といいますか、公にすべきだなというふうに私は思います。 それともう1点は、この介護報酬、事業者の処遇改善によりまして介護報酬がアップすることによって、介護サービスを受けた自己負担額はそのままアップするということですね。それは間違いないことですね。そこの補てん部分なんていうのはないわけですから、それも一応市民の皆さんにはきっちり説明をすべきではないかと思うんですが、その点、いかがでしょうか。
◎健康長寿課長(垣本正道君) その介護、国の臨時交付金でございますけれども、保険料の部分と、あと周知経費等という部分がございます。それによって、今回の制度改正のことをしっかりと周知していきなさいという費用もありますので、そういった費用を使って市民の方には十分説明をさせていただきたいというふうに思っております。
◆4番(榎本鉄也君) それともう1点、最後に、これの目的は、介護従事者、介護サービスの従事者の要するに報酬アップといいますか処遇改善なんで、それが、これまでのこの条例制定とか、その部分に関しますと、全くそこの部分には市として、公共機関として立ち入れないということなのかなというふうに思うんですけれども、実際、介護サービス3%上がったから、その分がきっちりヘルパーさんとかそういう方の収入に、新宮市の業者の方ですね、お勤めになってる従業員の方が新宮市じゃなくて、その介護サービスに従事されてる方が本当に処遇が改善されるのかどうかというところまで行政が責任を持つべきではないかなというふうに、責任を持つというのはおかしいですけど、携わっていかなければならないんではないかなと。 ちょっと調べた数字なんですけれども、大体平均的に福祉施設の介護は年収で315万円、大体全産業の男性の労働者の平均の年収の511万円から比べますと、本当に非常に低いわけなんですね。私どもも、新宮市の介護従事者の、携わっている方々からのお声を聞きましても、やはり非常に大変重労働にもかかわらず低賃金であるということをよくお聞きしておるんですね。そのことによってできたこの介護従事者の処遇改善策なんで、その辺の部分は、実際本当にサービス量が上がって、自己負担料も上がる、保険料も上がるという大変な事態を生じてるんだけれども、やはり一番の目的は、介護従事者の方々の報酬のアップにきっちりとつながっていくということを、何とか行政が監督というか、調査というか、どういうふうに言ったらいいのかわかりませんが、そういうところまで携わっていくべきではないかなというふうに思うんですが、その点のことに関してはどのようにお考えですか。
◎健康長寿課長(垣本正道君) 議員さんおっしゃられるように、その処遇改善が果たしてきちんと行われるのかというようなところは、私どもとしましても気になるところではございます。行政として今のところどのようにするのかというようなことは一切ありません。事業所にお任せするということしかないのかなと思いますけれども、国の制度でございますので、国が何らかの形でチェックを入れるのかなというふうには思っておりますけれども、市としてもできることがあればというふうには思っておりますけれども、今のところそういうことは、特にこうするということはありません。
○議長(奥田勲君) 1番、木戸地議員。
◆1番(木戸地郁生君) この第3条2項に、基金に属する現金云々があって、最も確実かつ有利な有価証券にかえることができるとありますが、どういう有価証券を指しているのか。どういう、国にあって、こういう項目ができたのか、ちょっと教えてほしいと思います。
○議長(奥田勲君) 垣本課長。
◎健康長寿課長(垣本正道君) 有価証券にかえることができるということですけれども、市としましては、そのようなことは一切考えてございません。どういうことがあってということは、国の準則に基づいて条例を作成いたしておりますので、ちょっとそこまでは申しわけないですけども、また。
◆1番(木戸地郁生君) いや、それやったら、有価証券だいう項目、不必要ではないかと思うんですね。私は、なぜこういう質問したかといいますと、大体この基金条例も3年が一応のめどでしょう。3年の間に有価証券を購入する必要があるんかどうかというのがあるんですね。なぜ私が質問したかといいますと、金利がずっと悪かったですから、日本人が外国債を求めたんですよ、金利がいいということで。そのグループも知ってますけどね。それで今回の大恐慌といいますか、株価の下落で大きな損失になったというのがありますから、やはり3年間しかないようなあれを、何でこんな項目、有価証券に充てるというような、これ、いわゆるマニュアルをそのまましたんじゃないか、実際にそぐわないんじゃないかというような気もするんですけど、いかがですか。
○議長(奥田勲君) 江川収入役。
◎収入役(江川忠雄君) 基金の運用につきましては、私どものほうで行っているわけですけども、安全で一番有利なということで、現在してるのは銀行の預金でございます。そういうふうな未確定な部分についての運用は現在行っておりませんので、一番安全でかつ安心できる運用を行っていきます。
◆1番(木戸地郁生君) わかるんですけど、趣旨は。今の時代で安全かつ有利な有価証券なら、例えば収入役の場合はどのような証券を指しますか。
◎収入役(江川忠雄君) 現在、市の基金の運用につきましては銀行の預金ということで行っております。そういうふうな証券的なものの運用は現在は考えておりません。
◆1番(木戸地郁生君) 収入役の答弁はよくわかりますから、それやったら有価証券だいう項目は削除といいますか、この項目はちょっと今の時代にそぐわない、しかも期間は3年いうあたりにはちょっと疑問持ちますけど、いかがでしょうか。
◎収入役(江川忠雄君) 運用の範囲は広いほうがいいかと思います。その中で、安全な有利な方法ということで、銀行預金を今活用してるところです。
◆1番(木戸地郁生君) もし、あくまでもそのようにされて損失が出た場合、市から補てんしなければならないという事態は起こる可能性ないことないですよね。ですから、あくまでも僕、今の時代で、しかも3年間で、ちょっと固執するわけではないんですが、この項目は不適当だと思うんですけども、いかがですか。
○議長(奥田勲君) 森部長。
◎市民福祉部長(森常夫君) すみません、これは国の準則で、まあまあ皆全国的に各市町村が大方こういうことでやっていると思うんですが、あくまでここに書いている有利な有価証券にかえることができるですので、それはやりなさいよというのと違って、できますよということでありますので、そこら辺、御理解お願いいたしたいと思います。
◆1番(木戸地郁生君) ここにこのような文面がありますと、今そのようにおっしゃても、いつでも変化できる、対応できるということにつながります。しかも、これは国がどうしてもやれと言ってきたにしても、新宮市介護従事者処遇改善、新宮市の条例でしょう。しかも期間は、まあ3年にこだわるわけやないんですけども、その間にこのような有価証券の項目は不必要だと思いますけど。もう今までのマニュアルから脱却しなければならないんじゃないかと思いますけどね、その点、いかがですか。
○議長(奥田勲君) 江川収入役。
◎収入役(江川忠雄君) 国の準則の中で、幅広くそのような運用をできるようにしておりますので、それは国の準用に基づいた形で、市条例もそのようにさせていただいて、実施については安全なものを選んでいくということで、幅広く条例を持ってるということで御理解願いたいと思います。
◆1番(木戸地郁生君) もうよくわかるんですよ。だけど、新宮市の条例ですから、新宮市がある程度時代に合うた、対応できるように持っていくのが新宮の条例と違うんですか。何でも国、国、まあわかるんですよ。そやけど、これも国からのこういう条例をつくれというので来たんであっても、新宮市の条例ですからね、新宮市が何でもマニュアル化どおりにやるんやなしに、やっぱり時代に合うた対応、ついこの有価証券いう一文字なんですけども、そこらあたり考えてほしいと思うんですけども、でないと自立できないと思いますよ。 以上。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程14 議案第25号
新宮市営特定住宅管理条例の一部を改正する条例
○議長(奥田勲君) 日程14、議案第25号、
新宮市営特定住宅管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 西管理課長。
◎管理課長(西寛君) (登壇) ただいま議題となりました議案第25号、
新宮市営特定住宅管理条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、入居資格の要件を追加するものと、熊野川町九重の特定住宅を老朽化により解体したので、管理対象から削除するというものでございます。 2ページをお願いいたします。 第5条の入居者の資格において、第1号の「市内に住所を有する者」というものを「市内に住所又は勤務場所を有する者」に変更するというものでございます。 また、別表の中で、九重特定住宅1を老朽化により解体したので、管理対象から削除するというものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成21年4月1日から施行するというものでございます。 以上、まことに簡単ですが、御説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は建設消防委員会へ付託いたします。 なお、昼食のため、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時41分
---------------------------------------
△再開 午後1時00分
○議長(奥田勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△日程15 議案第26号 平成20年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)
○議長(奥田勲君) 日程15、議案第26号、平成20年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第26号、平成20年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。 まず、1ページ、第1条第1項では、歳入歳出予算の総額に13億6,323万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を157億8,130万3,000円にするというものであります。 第2条では、債務負担行為の変更は「第2表債務負担行為補正」に、第3条では、地方債の変更は「第3表地方債補正」によるというもので、また、第4条では、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越しして使用することができる経費は、「第4表繰越明許費」によるというものであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、20ページをお願いいたします。 3歳出、2款総務費1項1目一般管理費、退職手当は、普通退職2名、勧奨退職11名、合計13名分の退職手当金であります。 6目財産管理費、記載の六つの基金の積み立てを行うもので、各基金の積み立て後の年度末残高は、庁舎建設基金が1億5,000万円、減債基金が4億5,000万円、財政調整基金が11億8,000万円、丹鶴城址整備基金が2億3,180万1,000円、退職手当基金が6億1,000万円、熊野川関連施設整備基金が3億8,149万2,000円であります。 7目企画費、1の広角埋立土地開発申請等業務は、用地の引き渡しが延期されたことにより事業が未執行となったため、減額補正するものであります。2から5の事業は、いずれも地域振興を目的とした基金の積み増しで、2の熊野川町区域ダム対策環境整備基金の年度末残高は1,056万3,000円で、3の熊野川町域まちおこし基金は2億3,215万3,000円、4の地域振興基金の年度末残高は2億13万円、また、5の合併市町村振興基金の年度末残高は11億9,700万5,000円であります。なお、地域振興基金の積立金の中には、地域活性化・
生活対策臨時交付金のうち21年度執行予定の3,051万2,000円が含まれております。 8目自治振興費の三輪崎会館玄関前バリアフリー化等工事は、地域活性化・
生活対策臨時交付金対象事業として、三輪崎会館玄関前の段差を解消し、手すりつきスロープを設置するとともに、タイルを滑りにくいものに取りかえるものであります。 13目情報推進費の移動通信用鉄塔施設整備事業につきましては、事業費確定に伴う減額補正であります。 14目行政局費は、人件費のみの補正であります。 20目定額給付金費は、次の23ページにかけて定額給付金給付事業を実施するための目の新設であります。この事業は、景気後退下での住民の不安に対処するため、給付金を広く給付することにより生活支援を行うとともに、地域の経済対策に資することを目的に取り組むものでありますが、本補正予算では事業に係る事務費経費のみの計上であります。給付金につきましては、関係法案の成立状況により追加提案をさせていただく予定であります。事業執行に係る経費は、職員の時間外勤務手当、臨時職員雇用経費、金融機関への振り込み手数料等であります。なお、これらの経費は全額国庫から補助されることとなってございます。 次の24ページ、2項1目税務総務費は、人件費のみの補正であります。 26ページ、6項2目指定統計調査費は、説明欄記載の統計調査事業費の確定に伴う補正であります。 28ページ、3款1項9目老人保健医療事業費は、老人保健医療特別会計の国庫負担金の減等による繰出金の補正であります。 10目後期高齢者医療費は、後期高齢者医療特別会計の保険料軽減負担分の減額に伴い、繰出金を減額するものであります。 11目介護保険事業費は、介護保険特別会計の介護給付費等の減額に伴う繰出金の減額であります。 次に30ページ、2項1目児童福祉総務費は、子育て応援特別手当に要する事務的経費の補正であります。子育て応援特別手当は、現在の厳しい経済状況において、子育て負担に対する国の緊急措置として、第2子以降の児童について1人当たり3万6,000円を支給するものですが、定額給付金と同様、子育て応援特別手当につきましては、関連法案の設立状況により追加提案をさせていただく予定としております。 32ページ、4款1項1目保健衛生総務費、妊婦保健指導事業につきましては、第3子以降の妊婦健診及び不妊治療の対象者の減等による減額であります。 2目予防費の個別予防接種事業は、麻疹、風疹、BCG、三種混合等の予防接種について、対象者単価等確定に伴う減額補正であります。 4目環境衛生費、不燃物処理場道路用地取得事業につきましては、平成14年に不燃物処理場道路用地として土地取得特別会計で取得し、保有している用地を、一般会計にて買い戻すものであります。 5目公害対策費、合併処理浄化槽設置整備事業補助金は、決算見込みによる減額補正で、予定数165基に対し、実績は136基の見込みであります。 9目簡易水道事業費は、国の地域活性化・
生活対策臨時交付金を活用して、災害時の際、活用する給水車購入に要する経費等を簡易水道事業特別会計に繰り出すものであります。 11目医療センター費は、医療センター事業会計の運営経費に対し2億2,000万円の補助を行うものであります。 34ページ、2項2目塵芥処理費のペットボトル保管倉庫増築事業については、国の地域活性化・
生活対策臨時交付金を活用して、約172平米のペットボトルの保管倉庫をクリーンセンター敷地内に増設するもので、これにより、日本容器リサイクル協会のルートに基づいた安定的なリサイクル処理が可能になります。 3目し尿処理費は、紀南環境衛生施設事務組合の運営費の減額補正に伴う補正であり、4目産業廃棄物処理事業費は、手数料収入の減額補正による繰出金の補正であります。 次に36ページ、6款1項3目農業振興費、1の野生鳥獣被害防止事業は、有害鳥獣の捕獲頭数の増加による手数料の増額であります。2の獣害防止柵設置事業は、千穂、別当屋敷、相筋地区の農地、民家等への獣害を防止する新たな取り組みとして、越路トンネル付近の山林内に侵入防止さくを設置し、相筋方面へのけものの侵入を防ごうとするものです。この事業につきましても、国の地域活性化・
生活対策臨時交付金の対象としております。 6目中山間地域施設費、高田ふるさと祭り実行委員会補助金は、地元の実行委員会がふるさと祭りの実施を見送ったため、減額補正を行うものです。 38ページ、2項2目林業振興費、1の林業労務者協会補助金交付事業につきましては、林業従事者の従事日数確定に伴う減額補正であります。2の林業高性能機械導入事業につきましても、事業費確定に伴う減額補正であります。 40ページ、3項3目漁港管理費、三輪崎漁港交流施設整備事業につきましても、事業費確定に伴う財源の振りかえと減額補正であります。 次の42ページ、7款1項1目商工総務費、1の定額給付金消費拡大セール補助金は、定額給付金の交付に合わせて、市内全域の中小小売サービス店を対象に消費拡大セール賛同店を募り、各店の具体的なセール内容を記載した大型チラシを発行し、新宮市内の経済活性化を図ろうとするもので、対象集客地域を熊野市から那智勝浦町、十津川村の間とし、4万世帯へのチラシ配布を予定しております。補助対象は事業主体の新宮商工会議所であります。2のやましろ号運行維持費補助金は、医療センターへの通院バスの維持運営費に対する補助金で、3の路線バス運行維持費補助金は、市内循環バスなど12路線のバス運行維持に対し補助するものであります。 2目企業誘致対策費、企業誘致等促進条例補助金は、新宮港第二期工業用地内において、新宮港埠頭株式会社が平成19年8月以降実施したチップヤード施設事業により、条例に定める補助金を支出するものです。補助金の内訳は、事業所設置補助が827万7,000円、雇用奨励補助が50万円、緑地整備補助が39万5,000円となっております。 3目観光費、徐福公園園路改修工事につきましては、公園内の既設園路の舗装面がはがれ、安全性に問題があるため、舗装を撤去し、改修工事を行うもので、この事業につきましても国の地域活性化・
生活対策臨時交付金の対象としております。 44ページ、8款2項3目道路新設改良費、1から4までの事業は、いずれも国の地域活性化・
生活対策臨時交付金の対象として整備するもので、1の上相筋上本町線側溝改良工事は、国の堤防強化工事に伴い、樋管を統合する必要が生じたため、側溝改良工事を行い、内水を樋門へ流下させるものであります。2の八反田横手線舗装工事は、車道の路面のでこぼこが大きく、通行に支障を来しているため、延長660メートルの舗装を行うものです。3の西境町大浜墓地線5号支線側溝改良工事は、側溝の老朽化により延長100メートルの側溝改良を行うものです。4の蓬莱王子ヶ浜線隅切り工事は、本路線と池田町第一王子橋線の右左折をスムーズに行うため、用地購入の上、隅切りを行うものです。5の公共用道路事業残地取得につきましては、平成13年から14年にかけて、道路事業用地として土地取得特別会計で取得し、保有している用地を一般会計にて買い戻すものであります。 次に46ページ、4項1目港湾管理費、1の港湾施設管理業務は、県の港湾施設管理の一部について事務移譲を受け、新宮港埠頭株式会社へ委託しているものでありますが、県からの事務交付金の決定見込みにより補正するものであります。2の新宮港保安対策事業負担金は、保安対策を必要とする外航船の入港増加に伴う負担金の増額であります。3の新宮港港湾機能整備事業補助金は、新宮港の港湾機能を維持する上で不可欠であるタグボートを新宮港埠頭株式会社が中古で購入することとなりましたため、その半額を補助するもので、財源としては国の地域活性化・
生活対策臨時交付金を予定しております。 2目港湾建設費の1の港湾環境整備事業負担金は、新宮港第二期整備事業の港湾環境整備事業の事業費確定に伴う負担金の減額補正であります。2の県単独港湾改良事業負担金は、県単独の港湾しゅんせつ工事に伴う30%の地元負担金で、3の既存施設有効活用促進事業負担金は、第一期で整備した新宮港4号岸壁に4基の防舷材を整備するための25%の地元負担金であります。 48ページ、5項2目街路事業費の県営事業地元負担金につきましては、池田から駅前に通じる県道伊佐田町王子ヶ浜線の拡幅工事が、国の2次補正により増額となったため、負担金の増加分を補正するもので、財源としては国の地域活性化・
生活対策臨時交付金を予定しております。 3目都市下水路費、1及び2の事業も地域活性化・
生活対策臨時交付金の対象事業として整備するもので、1の鴻田下水路河床整備工事は、約100メートルの下水路の河床整備を行うもので、これにより石積みの保護を行うものであります。2の佐野都市下水路支線整備工事(その2)につきましては、佐野地内における都市下水路の改修を年次的に行っておりますが、本補正予算では、2号支線、7号支線の2路線の改修を予定しております。 4目公園費の都市公園災害時対応灯設置工事では、この事業も地域活性化・
生活対策臨時交付金を活用いたしまして、丸山公園、松山公園に災害時の使用を想定した蓄電式の園内灯を設置します。 次の50ページ、6項1目住宅管理費、住宅資金貸付事業特別会計繰出金は、貸付金元利収入等の増加による減額補正であります。 次の52ページ、9款1項2目非常備消防費は、1の非常備消防費一般経費は、消防団員1名の退職報償金であります。2の消防団救助資機材強化整備事業は、地域活性化・
生活対策臨時交付金を活用して、地域の防災拠点となる消防団詰所等への救助資機材を配備するもので、配備品は、救助工具セット、コンクリート破壊用具、チェーンソー、布担架、運搬用具等を予定しております。 54ページ、10款1項2目事務局費、1及び2の事業につきましては、事業未実施により減額するものであります。3の中核避難所非常灯整備事業は、災害時に避難所となる小中学校敷地内に太陽電池の非常灯を設置するもので、小中学校合わせて14基の設置を予定しております。4の中核避難所応急給水栓設備整備事業は、大災害時の中核避難所となる小中学校で円滑な応急給水活動を行うため、あらかじめ応急給水栓を整備するもので、小中学校7カ所の整備を予定しております。なお、3及び4の事業は、地域活性化・
生活対策臨時交付金の対象事業であります。 3目育英奨学事業費は、育英奨学基金の積立金で、積み立て後の年度末残高は8,100万円であります。 次の56ページ、2項1目学校管理費では、三輪崎小学校教育環境整備事業を実施いたします。この事業も、地域活性化・
生活対策臨時交付金対象事業として実施するもので、全学級20室の黒板の取りかえ、和式女子トイレの一部洋式化、プール側壁の補強、給食室の材料検収室の増築等を行い、教育環境の整備を図るものです。 58ページの3項1目中学校費の学校管理費でも、地域活性化・
生活対策臨時交付金対象事業として光洋中学校トイレ改修工事を実施し、校舎内の全トイレの改修を行います。 60ページ、5項1目社会教育総務費は、人事異動等に伴う人件費の補正であります。 5目歴史民俗資料館費の歴史民俗資料館屋根ふきかえ工事につきましても、地域活性化・
生活対策臨時交付金対象事業として屋根のふきかえを実施いたします。 62ページの6項2目体育施設費、1から3までの事業は、いずれも国の地域活性化・
生活対策臨時交付金の対象として整備するもので、1は人工芝サッカー場にナイター設備を設置するもので、既に設置済みの8本の照明用柱に照明ランプ32基を設置するものであります。2の事業では、人工芝整備用のトラクターを購入するもので、これにより人工芝コートの衝撃吸収性、平たん性、透水性を保つことができます。また、あわせまして、くろしおスタジアムの屋内練習場、蓬莱テニス場の人工芝整備にも活用するものであります。3の事業は、現在バックネット裏に仮設で設置している本部席が観覧者の視界を遮っているため、新たに後方に本部席を設置するものであります。 次の64ページ、13款2項1目道路橋りょう災害復旧費は、国庫支出金及び地方債の金額確定に伴う財源の振りかえであります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、14ページをお願いいたします。 9款地方交付税は、普通交付税の決定額の追加補正であります。補正後の普通交付税については43億2,621万1,000円で、対前年度比0.35%の増であります。 11款の分担金及び負担金につきましては、移動通信用鉄塔施設整備事業の事業費確定に伴う事業者負担分の減額であります。 次の13款国庫支出金では、2項1目総務費国庫補助金において、説明欄1の地域活性化・緊急安心実現総合対策交付金は国の1次補正で措置されたもので、都市下水事業、災害復旧の事業委託に充当します。2の地域活性化・
生活対策臨時交付金は国の2号補正で措置されたもので、本補正予算で防災対策、自治振興、教育環境、産業振興、公共工事等24事業に充当させていただいてございます。3は定額給付金給付事業の事務費に要する経費の全額を受け入れます。 2項2目の民生費国庫補助金では、子育て応援特別手当の事務費に要する経費を受け入れるものであります。 その他の補助金の内訳等は、説明欄記載のとおりであります。 14款県支出金につきましては、補助金の内訳等、いずれも説明欄記載のとおりであります。 16ページ、15款財産収入は、1項2目利子及び配当金で、説明欄記載の各種基金に係る預金利子収入であります。 16款1項5目1節の教育費寄附金は、サッカー場のナイター設備に活用してほしいとの御意向で寄附金をいただいたもので、当該事業の財源に充当させていただくものであります。 17款繰入金は、土地開発基金の廃止に伴い、同基金から一般会計に全額繰り入れるもので、財政調整基金、庁舎建設基金に積み増しを行っております。 18款繰越金は、19年度からの繰越金の残りを補正するものであります。 19款諸収入は、4項4目雑入で、消防団員1名の退職報償金に対する収入であります。 次の18ページ、20款1項市債につきましては、1目の総務債から10目の災害復旧事業債まで、いずれも事業費の確定や決算見込みにより補正するもので、充当率は説明欄記載のとおりであります。 以上が歳入であります。 恐れ入りますが、4ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為補正でありますが、東敷屋小津荷線道路災害復旧工事につきましては、入札により総事業費に変更がありましたので、その限度額を9,530万円引き下げ、2,540万円にするというものであります。次は、新宮市土地開発公社が借り入れる事業資金について、その限度額を1億273万円引き下げ、40億3,091万2,000円にするというものであります。 次の6ページ、第3表地方債補正は6件の変更で、起債の目的、限度額等については、いずれも記載のとおりであります。 次に8ページ、第4表繰越明許費でありますが、記載のとおり27件の事業について、年度内での完成が難しく、事業の繰り越しをお願いするものであります。大きな理由といたしましては、国の2次補正予算に係る関連法案の成立のおくれにより、定額給付金交付事業、子育て応援特別手当、大部分の地域活性化・
生活対策臨時交付金対象事業については繰り越しさせていただくものであります。 27件の事業のうち、2款1項総務管理費の三輪崎会館玄関前バリアフリー化等工事から8款2項道路橋りょう費の上相筋上本町線側溝改良工事までの10事業につきましては、国の2次補正に関連した事業であります。 定額給付金事業につきましては、事務費の84.3%を、子育て応援特別手当につきましては、事務費の94.6%を、その他の事業は事業費の全額を繰り越すものであります。 次の比奈久保線外1線歩道設置工事は、歩道設置に必要な用地交渉に時間を要し、年度内契約が困難となったため、事業費の17%の599万円を繰り越すものです。なお、完成は5月末の予定であります。 都市計画費の上本町磐盾線道路改築事業は、移転契約者の移転先家屋の完成がおくれ、年度内の工事着手が困難となったため、全体事業費1億461万8,000円のうち26.6%の2,780万円を繰り越すもので、そのうち事業費につきましては、21年度事業と合わせての施行を予定しており、完成は来年3月末の予定であります。 次の鴻田下水路河床整備工事と佐野都市下水路支線整備工事(その2)の2事業は、地域活性化・
生活対策臨時交付金対象事業であり、事業費の全額を繰り越しいたします。 松山公園整備事業につきましては、国有財産の売り渡しを受け工事着手するものでありますが、売り渡しが2月末となったため、工事着手が困難となり、全体事業費1,861万1,000円の16.1%、300万円を繰り越すもので、完成は8月末の予定であります。 次の都市公園災害時対応灯設置工事から10款1項教育総務費の中核避難所応急給水栓設備整備事業までの4事業は、地域活性化・
生活対策臨時交付金対象事業であり、事業費の全額を繰り越しいたします。 千穂・丹鶴小学校統合事業につきましては、統合校建設協議会の協議が長引き、基本計画の策定がおくれましたため、全体事業費4,300万円の94.9%、4,081万6,000円を繰り越すもので、対象事業は、ボーリング調査及び実施設計の業務委託で、業務完了は22年3月を予定しております。 10款2項小学校費、三輪崎小学校教育環境整備事業から10款6項保健体育費、サッカー場トラクター購入事業までの6事業は、地域活性化・
生活対策臨時交付金対象事業であり、事業費の全部を繰り越しいたします。 13款2項公共土木施設災害復旧費、東敷屋小津荷線道路災害復旧工事につきましては、国からの補正予算が年度内で執行し得る額より多く内示されましたため、20年度事業費8,640万円のうち55.8%、4,650万円を繰り越しするものであります。 以上、簡単でありますが、
一般会計補正予算の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 質疑については、これを分割して行います。 まず、第1条歳入歳出予算の補正における歳出全款、20ページから65ページまで質疑を行います。 4番、榎本議員。
◆4番(榎本鉄也君) まず、31ページの子育て応援特別手当の件なんですが、これについての対象者というのは少ないと聞いてるんですけれども、対象が第2子からで、3歳から就学前までですか、非常に徹底がなかなか難しいと思うんですが、これはどういうふうにされるんかな。定額給付金と同じく、その対象の家庭に通知を出すと、こちらから出すという形でよろしいんでしょうか。ちょっと具体的に教えてください。
○議長(奥田勲君) 生駒子育て推進課長。
◎子育て推進課長(生駒明君) 議員のおっしゃるとおり、うちのほうで調べまして、対象者の方々に申請書を送らせてもらいまして、それに判だけついたらええような形でしたいと思っております。
◆4番(榎本鉄也君) そしたら、漏れるということはないですね。 それともう1点、定額給付金に関してですけれども、43ページの定額給付金消費拡大セール補助金ということで、チラシというふうにお伺いしたんですけども、これはチラシというのは具体的にどんなんですかね。ダイレクトメールなんですか、それともどんなんですか、ちょっと具体的に教えていただきたいんですが。
○議長(奥田勲君) 北畑商工観光課長。
◎商工観光課長(北畑直也君) ただいまのチラシにつきましては、今考えておりますのは、新聞紙を広げたぐらいのかなり大きなサイズのチラシを、先ほど説明もありました那智勝浦町から熊野市間、奈良県の十津川村の一部を含めて、朝刊に折り込む形でチラシを配布したいと考えております。
◆4番(榎本鉄也君) 新聞折り込みチラシということですか。わかりました。
○議長(奥田勲君) 8番、杉原議員。
◆8番(杉原弘規君) 妊婦保健指導事業、こういうことなんですが、この予算大綱の中で市長は、この妊婦健康診査の受診助成の回数を大幅に増加いたします、こう述べられてます。具体的に言えば、14回を指して言うんでしょうか。
○議長(奥田勲君) 更家保健センター長。
◎保健センター長(更家嘉重君) 21年度からの事業で、14回実施するということで、当初予算のほうへ上げさせてもらってます。
○議長(奥田勲君) 13番、前田賢一議員。
◆13番(前田賢一君) 36、37ページね、この野生鳥獣被害防止事業で90万円の増額になってるんですが、捕獲もふえたわけですよね。この内訳、どないなってるんでしょうか。
○議長(奥田勲君) 倉家建設農林部次長兼農林水産課長。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) この野生鳥獣被害防止事業の90万円の内訳でございますが、猿が30頭、イノシシが15頭、シカが50頭という、そういう内訳でございます。
◆13番(前田賢一君) それは昨年度の捕獲頭数やね、違うん。そうでしょう。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 今回、補正に上げさせていただいてる内訳でございます。
◆13番(前田賢一君) ああ、そんなん、そんなにふえてるのか、当初の予定より。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) はい、90万円の内訳でございます。
◆13番(前田賢一君) ふえてるんやな。その猿やイノシシやシカが。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 捕獲数というのが年度によって、それぞれ猿、イノシシの頭数が違ってます。この20年度につきましては、今12月末現在の捕獲数になるわけなんですけども、猿につきましては19年度の235頭に対して、この12月末で126頭、またイノシシにつきましては、19年度が19頭の実績になってますが、この20年度につきましては、12月末現在で49頭、またシカにつきましては、19年度の22頭が、20年度は12月末で69頭というように、猿等は減っていても、また反対にイノシシとかシカ等がふえてたりとか、そういう捕獲数の中で、ちょっと当初認めていただいてる手数料が不足するものですから、今回この補正をお願いしたところでございます。
◆13番(前田賢一君) だからあれですね、総体的にふえてるということなんやね。それに伴のうて農作物の被害というのはどんなんですか。ふえてるんでしょうか。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) そうですね、被害額でいいますと、実際に自給農家等の場合は、その農家のそういう被害の保険等に入ってない中で、被害額の算出というのは大変難しいんですけども、各地域それぞれ、もう1年中通していろんなそういう鳥獣害による被害が出てるということで、被害としてはふえてると私どもは認識しております。
◆13番(前田賢一君) じゃ、市内の地域的に見て、どの辺が一番被害が多いんかな、どの辺で一番捕獲されてるんかな、ちょっとわかりましたら教えてください。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 被害につきましては、新宮、熊野川、すべての地域で被害は出ております。詳細につきましては、今ちょっと資料がないわけなんですけども、この20年度の12月末現在の内訳につきましては、猿が旧新宮で49頭、旧熊野川町で77頭、またイノシシにつきましては、旧新宮で8頭、旧熊野川町で41頭、シカにつきましては、旧新宮で15頭、旧熊野川町では54頭というような内訳でございます。
◆13番(前田賢一君) 猿は1頭幾らですか。あれは耳持ってくるんかな、証拠に。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 猿は1頭につき2万円でございます。猿、シカ、イノシシとも、すべてしっぽを持ってきていただいております。
◆13番(前田賢一君) これは、近隣町村に比べて価格というのは、値段というのはどんなものなんですか。一時新宮は安かったんやね。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 実際に市町村でいろいろばらつきがございまして、議員さんが今おっしゃられましたように、以前、新宮の場合には極端に安くて、捕獲量もそれに伴わなかったということがあるんですけども、今は県の振興局が窓口になりまして、そういう鳥獣害の対策協議会を立ち上げてまして、その中でも、地域のそういう近隣市町村のこの捕獲に対する金額につきましては調整を図っているところでございます。
◆13番(前田賢一君) 丹精込めてつくった農作物がこういう鳥獣被害に遭うというのは本当に気の毒なことなんで、できるだけ駆除に対して奨励するように今後やっていただきたいと、そのように思います。 それと、次の高田ふるさと祭り実行委員会の補助金、これは昨年中止ということでありましたけども、これは皆楽しみにしておるんですよね、あそこ、いろんな企画がありますから。これ、いつごろから始まったんですか、このお祭りは。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) すみません、ちょっと今資料が手元にないんで、わかりにくいんですけども。
◆13番(前田賢一君) 中止の主な理由は何なんですか。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) これは、高田のふるさと祭り実行委員会という組織が、ほとんど区の役員さんが主になって行っていただいてたんですけども、高齢化の中でその体制がとりにくいということで、ここ数年は実際していただけないということで、私ども所管課としては、できるだけ、長く続けていただいてる祭りですし、議員さんがおっしゃられましたように、大変楽しみにしている方もございますんで、何か形を変えてでも続けていただきたいということで、毎年お願いをしてるわけなんですけども、昨年度も実際はようしなかったというのが現実でございます。
◆13番(前田賢一君) これ、去年だけですか、中止は。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) おととしもできてません。
◆13番(前田賢一君) 2年続けて。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 3年だと思ってますので。
◆13番(前田賢一君) 3年、そうか、そんなんになるかな。いや、きょうの説明でも、高田の診療所も閉鎖ということで、寂しいわね、こういう祭りがなくなったら。だから、やっぱり自然が残されたすばらしい場所なんで、できるだけ、今、課長の答弁にもあったように、形を変えてでも実行していけるようにいろいろとサポートしてやってほしいなと思うんですよ。いかがですか。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) ぜひそのようにしていただきたいなと思ってます。形を変えてでもと、私、先ほど申しましたですけども、高田では、えぼし寮のほうの関係で毎年盛んにそういうような祭り、イベントをしていただいてますんで、できたら共同でするとか、そういうような形も考えれるのではないかなというようなことで、私どものほうからは地元のほうへは提案させていただいてるところでございます。ただ、現実、実現には至ってないという状況でございまして、今後もそういう形で、私どものほうは、するんであればぜひお手伝いをしたいなと思っております。
◆13番(前田賢一君) 毎年は無理でも、まだ2年に1度ぐらいは開催すると。このままなくなっていくというようなことのないように、ひとつできるだけの協力をしてあげてください。 以上です。
○議長(奥田勲君) 6番、田花議員。
◆6番(田花操君) 今、前田議員言われた高田の件、私もちょっと質問したいと思ってたんですけど、3年間もやめられてると。年に1度の高田ふるさと祭りが結局はできてないということで、相当地元の人なんかの意見を聞くと、地元なりに、後継者が少なくなって、一生懸命やろうとするんやけど、なかなか世話してくれる人を集めることが難しいと。それを行政のほうで少しお手伝いしてくれということでお願いすると、行政のほうは、あくまでも地元オンリーでやってもらわんとということで、そっけない返事のやりとりでぎくしゃくしてきたということを地元の方が言ってまして、そういう感情的なもつれが相当市担当課との間にあるやに聞いております。 なら、一度市長あたりが地元へ行かれて、率直なその辺の意見交換をされたほうが、やはり地元はお年寄りがたくさんおられるんで、一生懸命やろうとしてもなかなかできないという、そういうところもありまして、一度市長のほうも、この役員さんらとぜひ会って、協議を重ねてあげていただきたいと思いますけど、いかがですか。
○議長(奥田勲君) 佐藤市長。
◎市長(佐藤春陽君) 私も、この開催が毎年見送られるということで、大変いいお祭りだったのにという思いもありまして残念に思っております。 今、倉家建設農林部の次長から、その働きかけの有無等につきまして、また詳細を御説明いたしましたが、我々も農林水産課とともに力を合わせて、私自身も、この地元に対する開催そのものがどのような事情でできないのか、そういうことも含めまして、しっかり対応いたしてまいるように今後十分注意していきたいと、このように思っております。
◆6番(田花操君) そうしますと、来年度は予算は新年度には計上されてるんですか。
○議長(奥田勲君) 倉家農林水産課長。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 来年度は今のところ予定はしておりません。
◆6番(田花操君) そしたら、来年度の話まで地元とはいってないと。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 何年か、多分私の記憶では3年はしてないと思うんですけども、そういう中で地元の区長さんとお話をしても、なかなかもう難しいという、そういう話でしたので、もしそういう、先ほど私、申しましたように違った形の開催をしていただけるんであれば、そのときにまた市のほうで応援できる部分があれば応援して、協力したいなというような形で考えております。 それともう1点、議員のほうから、先ほどそっけない所管課の対応だったというようなお話をされておりましたけども、私ども、うちの課は潮風まつりと、また品評会、いろいろなそういう組織で取り組んでいただいてる祭りやイベントがあるわけなんですけども、それらと同じく、あくまでも補助金で出してる以上は、その団体で主になってしていただくというのが基本だと考えております。そういった中で、私どものできるところで協力はしていきたいと思っております。
◆6番(田花操君) 余り反論したくはないですけど、補助金出してるから、これは地元ですべてやれという話には、私は村づくり、まちおこしの中では成り立つ話じゃないと思います。いずれにしろ、地元と担当課との間に相当なずれが出てるというのは紛れもないということなんで、市長あたりの出番やろというふうに思います。 それから、41ページの三輪崎漁港の交流施設の竣工式が21日に予定されてますけど、この三輪崎交流施設がやはり市民多くに親しく愛されていくためには、愛称とかいうことは考えておられるんですか。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 3月20日にこの交流施設の竣工式ということで行いたいと思ってますんで、またよろしくお願いしたいと思ってます。愛称というのは特に今は考えておりません。三輪崎漁港の交流施設というのが一番、いろいろ検討はしたんですけども、いいのではないかという結論に至っております。
◆6番(田花操君) あそこは市の花ハマユウの群生地もありますし、そういう愛称をつけたりして、やっぱり交流施設という話では、どこにでもある名前であって、三輪崎の漁港に特定できる、またイメージできるような愛称を、ぜひ三輪崎の皆さんと、これも行政がそういうイニシアチブをとってやっていくべきかというふうに思いますんで、ぜひ一度考えて、親しまれる愛称名をぜひつけてあげていただきたいと思います。 それから、63ページのサッカー場のナイター設備ですけど、これは先般、陳情されてることを新聞報道で聞きまして、陳情してすぐ、こういうように補正で上げられるということで、一方、くろしおスタジアムのナイター設備の考えというのは、どんな考えを持たれてるか、ちょっとお伺いいたします。
○議長(奥田勲君) 楠本教育次長。
◎教育次長(楠本秀一君) くろしおスタジアムのほうは天然芝でございまして、やはり天然は養生期間というものも必要ですし、今のところはナイター設備においては担当課としては考えてございません。
◆6番(田花操君) 今回、この
生活対策臨時交付金という国の交付金を大きく取り入れて予算化してる中で、ほとんどが、これ、繰り越ししていってるんですけど、これだったら新年度ではこの臨時交付金いうのは対象にはならんのですか。
○議長(奥田勲君) 芝
まちづくり政策部次長兼企画調整課長。
◎
まちづくり政策部次長兼企画調整課長(芝悦男君) この今回の臨時交付金につきましては、昨年の12月24日に県のほうから通知がございました。これにつきましては、早速年明けてから、どういった対応をすべきか庁内で検討して、1カ月もたたない1月20日に、第1回目、県のほうへ報告したところでございます。非常に臨時的といいましょうか、緊急的な経済対策という意味合いが強うございますので、大もとの国としましては、まずこの20年度できちっと予算化をしなさい、それは全部繰り越してもいいよという、そういうふうな内容でございましたので、できるだけうちのほうは、その提示された金額、2億300万円余りでございますが、それを全部きちっと扱えるような、そういうふうな検討をした結果、先ほど財政課長のほうから説明のありましたような事業に充当を考えておるわけでございます。
○議長(奥田勲君) 9番、東原議員。
◆9番(東原伸也君) 33ページの個別予防接種事業の減額補正の分なんですけども、これは受けに来なかった方でこういう形になったのか、もしそうでしたら何名分ぐらい受けに来なかったか、それはわかりますか。
○議長(奥田勲君) 更家保健センター長。
◎保健センター長(更家嘉重君) 予防接種の減額補正なんですけども、人数的に見直した結果、MRの予防接種が、当初予算化するときの把握した人数と4月に入って対象者を確認した関係で21人の減です。それに対して、3回を予定してましたんで、その21人の3回分と、それと診療点数の改正がありまして、この改正につきましては3月の中ぐらいにならんとはっきり決まらなかったので、旧の単価で当初予算を上げさせてもらったんですけども、4月までに単価の診療点数で見直した結果、減額になりましたんで、それで今回、このような減額補正をさせていただきました。
◆9番(東原伸也君) そうすると、受けに来なかった方が多いということではないんですね。
◎保健センター長(更家嘉重君) 一度その対象者の減だけを今回減額補正させてもらってます。まだ期間が3月までありますんで、その対象者が何人来れなかったかというのはまだわかりませんので、対象者は全部残してます。
◆9番(東原伸也君) わかりました、ありがとうございます。それと、徐福の500万円やったかな、園路工事やったかな、園路改修工事ありますけども、これは県道の拡幅等の関係で、今、徐福公園が門のところに見えておりますけども、そのあたりで何らかの形で徐福公園も改修されるということなんでしょうかね。
○議長(奥田勲君) 北畑商工観光課長。
◎商工観光課長(北畑直也君) ただいまの徐福の園路の改修工事の件なんですけども、徐福公園は平成6年6月に竣工いたしまして、もう既に14年経過してるところなんですけども、門から入って墓に向かう園路、通路ですね、のところが損傷が激しくて、舗装面がはげてきてるというようなことがありまして、歩行に当たっても危険でありますし、また、雨が降ったりしますと雨水がたまるというようなことで、景観もよくないということで、今回アスファルト舗装で整備をし直そうという事業です。
◆9番(東原伸也君) そうすると、今回の県道の拡幅等のあの幅広げた部分、徐福の公園のところがちょっと今出てるような感じになりますけども、あの辺は関係ないんですね。
◎商工観光課長(北畑直也君) 直接その工事とは関係なくて、元お店のあった部分につきましては歩道になると聞いておりますけども。歩道から徐福のエントランスへつながるというようなことになってます。
○議長(奥田勲君) 10番。上田議員。
◆10番(上田勝之君) 21ページ、総務費の財産管理費の中の庁舎建設基金積立金についてお尋ねします。 これ、20年度の当初でたしか5,000万円ほどでスタートした基金かと思うんですが、今回1億円の積み増しということで、これは長期総合計画に基づくものかどうかは別といたしまして、大体何年間でどれぐらいを積み立てるお考えなんでしょうか。
○議長(奥田勲君) 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) 20年度末では、先ほど言いましたように1億5,000万円でございます。21年度につきましては、当初では、後ほど説明しますけども5,000万円の積み増しを予定しております。ただ、21年度につきましても1億5,000万円程度はやっていきたいなと思ってますんで、こういう1億5,000万円ベースで5年ほどはやっていきたいなというふうに今のところは思っております。
◆10番(上田勝之君) そうしましたら、長期総合計画に基づいて27年度までには7億5,000万円程度を基金として積み立てて、庁舎建設にかかりたいというお考えでしょうか。
○議長(奥田勲君) 丸山総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) もう既に総合計画の中では、庁舎建設については、25年度、26年度を予定してございます。それで、財政シミュレーションの中でも、現在総合計画の中では蓬莱小学校の跡地を、用地を利用して建設するという格好で、20億円余りの財源を見込んでございます。それにつきましては、約半分が合併特例債、半分がいわゆる基金を含んだ一般財源になろうかと、このように考えてございます。
◆10番(上田勝之君) 大体3分の1程度は基金で賄っていきたい、毎年1億5,000万円は積み増していきたいというお考えでよろしいんでしょうね。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 総務課としては約10億円ぐらい希望しておるわけですけども、財政当局にしましては、まあまあちょっとそのぐらいで、そうなりますと最後の一般財源の持ち出しはふえるという格好で、ちょっと総務としては厳しいんじゃないかなと思ってますけど、財政当局には御努力いただいてるということでございます。
◆10番(上田勝之君) 続いて、3番に財政調整基金がございますが、3億8,000万円の積み増しということですが、21年度末で大体財政調整基金というのはどれぐらいの額になるんですか。
○議長(奥田勲君) 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) 現在の想定では、21年度末では9億円の予定でございます。
◆10番(上田勝之君) 21年度末で9億円で、21年度の当初を見せていただきますと2億8,000万円の取り崩しというか繰り入れですね、取り崩しというと悪いので、3億8,000万円積み増しして2億8,000万円で、まあまあ堅実な運営を心がけられておられるんか、そういう方向を目指しておられるんだとは思いますけれども、大体、以前立てられた財政シミュレーションといいますか、財政の計画、10年間の推移でしたっけ、というふうな計画と合っていますか。そういう計画どおりというか、おおむね順調、堅実な運営のところへいけているとお考えでしょうか。
◎財政課長(上路拓司君) 昨年度、6月定例会だったと思うんですけども、シミュレーションを報告させていただいたときの数字でいいますと、財政調整基金については平成29年度末で約3億7,000万円。
◆10番(上田勝之君) また減るんですね。
◎財政課長(上路拓司君) はい。それで21年度末では、昨年の想定では約10億円という想定でございましたので、それほど今の段階では違っていないんかなというふうに思っております。
◆10番(上田勝之君) 堅実に進められているようですね。それと、4番の丹鶴城址整備基金の、これも繰り入れというか、130万円があると思うんですけれども、この丹鶴城址整備基金といいますか新宮城址の整備、昨年度でしたが、いわゆる城跡の間伐事業といいますか、伐採事業をされたかと思うんですが、そういったことを、あれ1回といいますか、いわゆる登坂側の面を見しただけだと思うんですけども、少しこの整備基金等の活用ということは考えられないんでしょうかね。もう少し4面をやっていくというか、間伐、木の伐採にしても一度にはできないでしょうけど、4面、周囲全体をやりながら3カ年でやっていくとか、そういったようなことは考えられないでしょうか。
○議長(奥田勲君) 中岡
熊野文化振興室長。
◎教育委員会参事[
文化複合施設担当]兼
熊野文化振興室長(中岡保仁君) 間伐につきましては、昨年度、今年度もただいまやっておりまして、少しずつ、100万円ぐらいずつ使ってやってございます。来年度予算のほうも計上させていただいておりますが、基金の取り崩しとか繰り入れの分につきましては、本格的な整備について、もしそういうことにかかる場合、そういった場合に対応したい、対応すべきではないかと考えてございます。
◆10番(上田勝之君) 室長のお答えは、以前からそういうふうな基金の活用については非常に慎重なお考えを当局は示されておりますが、少しペースが、スピードといいますか、整備のペースが若干100万円程度ではなかなか進んでいかないんではないかと。そういった意味では、こういう低金利時代でもありますので、少しこの丹鶴城の整備基金なんかの思い切った活用といいますか、そういったことを当局としては御検討いただきたいんですが、いかがでしょうか。
◎教育委員会参事[
文化複合施設担当]兼
熊野文化振興室長(中岡保仁君) 間伐については、周りが急傾斜地の指定を受けてるところもございまして、一気にすべてばさっといくわけにもなかなかまいらないんです。それで、徐々に状況を見ながら、崩れるおそれがないか判断しながら毎年やってございます。ただ、少しスピードが遅いと言われる指摘、以前からございますので、21年度、来年度につきましては、若干計上額を上積みさせていただいてございます。そして整備のほうも、今のところ水ノ手郭のほうをずっとかかってきておりますが、全体の整備が図られるように、今後ともスピードアップが図れるように、現在検討してございます。
◆10番(上田勝之君) ぜひ努力してください。続いて、その下の定額給付金費のことについてですが、きょうのお昼、ワイドショーなんかでやってました。福島県の南会津町で早速日本で初めてそういう支給の申請の事業、受け付けが始まったということですけれども、新宮市の状況はどうでしょうか。この間の広報にもいろいろと載せられておりましたけれども。
○議長(奥田勲君) 丸山総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 法案の成立の見込み等もございますけども、一応新宮市の場合は、現在システムの改修と打ち合わせしてございます。議会終了後、まず全世帯に申請用紙を送付したいという格好で、3月中には申請用紙を全世帯に送付できるんではないかと、このように考えております。
◆10番(上田勝之君) この定額給付金事業というのは、全市民を対象にして、特に振り込みで行われ、まずメインは振り込みですよね、振り込みで行われるということと、細部にわたってはさまざまに課題といいますか、なかなか大変なことだと思うんですけれども、本人確認で免許証のない方なんてのはどうされるんですか。健康保険1枚で適用するんですか。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 現在、総務省のほうでもその辺の問い合わせが殺到してると聞いてございます。若い方ですと免許証を持っておりますんで、預金口座と免許証で確認できるわけですけども、お年寄りなんかで持ってない方は健康保険証でええんかとか、年金手帳でええんかとか、これ、最終的な、まだ総務省から正確なあれが来てございません。ですから、事業が始まるまであともう少しですけども、そこまでには総務省から正式な通知が来るというふうに考えてございます。
◆10番(上田勝之君) 今現在、本人確認というのは非常にどこも大切にされておるといいますか、そこが重要なんですけれども、なかなか顔写真つき証明書というのが免許証以外にはないもので、あるケースなんかでは、例えば健康保険証と公共料金の領収書の二つを用意させる、用意していただくといいますか、そういったような万全に万全を期していくようなこともお考えでございます。ただ、そうなっていくと、御年配の方などはやはり非常に手間、煩わしい、わかりにくいということにもなるんで、非常に難しいところかと思うんですが、その辺の工夫をぜひお願いしたいと思うのと同時に、やはりこれだけ振り込め詐欺ですとか、高齢者をねらったような悪質なことが頻繁に行われてる中では、そういったような啓発も、やはり本庁の窓口のあたりであるとか、玄関のところであるとか、もういろんなところで本当に啓発を進めていただかないといけないと思いますが、そういうことは当然お考えになっていただいてるかとは思うんですが、いかがですか。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) まず、第1点目の本人確認の件ですけども、当然そういうことを確認されまして、議員御指摘のように、写真がついてない場合は二つの証拠書類でチェックするとかいろいろあるようです。これにつきましては、現在、全国から総務省に問い合わせがいっておりますんで、間もなくそれについては、どういうことでいいのかどうかというのは正式に来ると思います。 それと啓発ですが、全国的に振り込め詐欺があるんで、未完書類、いわゆる不備な書類が来た場合でも、電話では照会しないよとはっきり明言したところもございますけども、なかなかそれでいけるのかどうかということもありますんで、啓発も含めて、その辺、どのような格好で進めていくんか、十分注意してまいりたいと思っております。
◆10番(上田勝之君) その辺、よろしくお願いします。
○議長(奥田勲君) 質疑中でありますが、10分間程度休憩します。
△休憩 午後2時11分
---------------------------------------
△再開 午後2時25分
○議長(奥田勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 10番、上田議員。
◆10番(上田勝之君) 33ページ、衛生費の中の環境衛生費で公有財産の購入費。これは、不燃物処理場の道路用地取得事業、買い戻しだとは思うんですけど、広さとか今後の用途とかはあるんでしょうか。
○議長(奥田勲君) 宇井生活環境課長。
◎生活環境課長(宇井正典君) すみません、面積とかちょっと資料持ってないんで、申しわけございません。
◆10番(上田勝之君) また、では後ほど教えていただければと思います。
◎生活環境課長(宇井正典君) 広さについては、現状のままだと思っています。
○議長(奥田勲君) 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) 手元に持っておりますんで、かわりに御報告させていただきます。7,621平米でございます。
◆10番(上田勝之君) わかりました。続いて、43ページの商工費の商工総務費で、やましろ号の運行維持補助金とか路線バスの運行維持補助金というのが、これは毎年この3月補正で出るかと思うんですが、これは私、以前から指摘をさせていただいてるんですけれども、こういったような交通弱者という言葉が適切かどうかはわかりませんが、高齢者の方々やあるいは車を持たない方々、あるいは子供たち等々にかかる費用というものが、例えば教育委員会であったり、福祉であったり、熊野川行政局であったり、ほかにもさまざまにタクシーであったりバスであったり出てるかと思うんですね。 この路線バスの運行維持というのは、国庫補助、たしかなくなってきてると思うんですけれども、そういった中では、少し一元的にやったほうが効率よく、いわゆる車を持たない方々に対して、あるいは山間部といいますか、いろんなところに対しても、もう少し充実したサービスを提供できるんではないかと思うんですが、それらについて一度全体の取りまとめというか、各課、いわゆる縦割りの各課担当所管別にそういったような交通費を出されておるわけですから、その辺を一度総合的に検討するようなことはお考えにはないでしょうか。
○議長(奥田勲君) 川嶋
まちづくり政策部長。
◎
まちづくり政策部長(川嶋潤君) このバス関係、交通関係につきましては、それぞれ目的があって、いろいろと所管課が違うというのが現実であります。特に商工観光で携わってる部分というのは、非常に大きな補助金というような形になっておりますが、こういったことも含めて、それから、全体的に新宮市として今後どう取り組んでいくんかというふうなことは、一つの検討課題としてちょっと勉強させていただきたいと思います。
◆10番(上田勝之君) ぜひその辺、検討していただいて、よりよいサービス、より低価格といいますか、お金をかけずにというような形で考えていただければと思います。 続いて、55ページの教育費なんですけど、まず中核避難所に非常灯や応急給水栓の整備をされるということですが、これは現在、小学校の、特に新宮の4校が2校に再編というような議論が進められておりますが、この中核避難所としては四つとも残されるということでしょうか、いかがでしょうか。
○議長(奥田勲君) 平見学校教育課長。
◎学校教育課長(平見善宣君) 市内の小中学校につきましては、体育館はそのまま残します。今回の非常灯につきましては、太陽光を使いまして設置するものなんですけども、体育館の近くに設置するというものでございます。
◆10番(上田勝之君) それと、この給水栓の設備なんですけれども、以前、小学校ですかね、どこかの団体で、ロータリーかライオンズだったかちょっと忘れましたけど、寄附いただいたタンク式のものがございますが、それらとはまた別のもの、どういったものなんでしょうか。
◎学校教育課長(平見善宣君) 議員言われてるのはロータリーさんからいただいたものだと思うんですけども、それは給水槽ということでタンクを設置してございます。それは、児童生徒も日常的に手洗いで使ったりさせてはいただいてるんですけども、今回のは、本管から引きまして、災害時に給水できるようにということで、別個、給水栓は学校等へ置いておくわけなんですけども、本管から設置部分までの工事等を含めてございます。
◆10番(上田勝之君) あと、その上の緑丘・城南中学校統合建設協議会のほうが減額ということで、21年度を見させていただくと計上もされていない。以前から、先議会、先々議会、いろいろな意見が、議論が交わされ、そして育友会等のアンケートもございました。そろそろ一定の結論が、どういう形になるんかというあたりは、市当局としては結論を出す時期というのはいかがなんでしょうか。
○議長(奥田勲君) 大江教育長。
◎教育長(大江清一君) 実は、この前の教育民生委員会の中でもそのお話が出まして、私ども教育委員会といたしましては、この点につきまして、中学校問題ですね、当局といいますか、市長部局のほうと十分詰めて、できるだけ早いうちに。そうでないと、王子、蓬莱の学校問題もなかなか前へ進まないと、そういう状況になってございますので、その点はできるだけ早く結論といいますか、向かっていきたいと、そう思ってます。
◆10番(上田勝之君) ぜひその点は、私も参加させていただいてます千穂、丹鶴のほうが、いよいよある一定の方向へ向けて進み出そうという具体的なところに、この今回の補正予算、21年度予算を見せていただくと進もうという段階の中で、特に蓬莱小学校の子供たちに関しては、特に老朽化した校舎ということもあって、早急にこれは、教育長、今お答えいただいたんですけれども、結論を出す時期じゃないかと思うんですが、市長、いかがですか。
○議長(奥田勲君) 佐藤市長。
◎市長(佐藤春陽君) 実は、アンケート調査しましたこのそれぞれ御父兄を主とする考え方は、我々の長計の構想とは少し異なるということが出てまいっております。これは、教育委員会ともその問題点というのは十分相互の認識を深めておりまして、これは来年度ということは21年度に早急に精力的な協議を重ねて協議をさせてもらい、そのような中で一定の結論を出すべき時期だと、このように思っております。そこらにつきましては、また次年度予算の中にはこの中学校の統合建設協議会等の予算は計上しておりませんが、もしそういうことが継続してやはり長計どおり進むということであれば、それなりのまた補正予算等の対応も考えていかなければなりません。 しかし、我々の考えとしては、やはりその地域協議会の、小学校の分野ですが、相互に市民の理解を得ていただく協働の基本というものがありますし、おのずからそのあたりのところに結論が出てくるのかなと、このように思ったりしてるんですが、これは私の考えです。また、教育委員会は教育委員会として、しっかりその辺の今までの学校協議会、小学校の分野のそういうものを受けとめて、提言もまたしていただこうと、このように思っております。できるだけ早期に結論を出させていただきたい、かように思ってございます。
◆10番(上田勝之君) いずれにしましても、この小学校、中学校の再編といいますか、旧市内の、長期総合計画にもかかわる大きな事業でもあり、地域に与える影響も非常に大きい、また、子供たちの安心・安全を守るということでも大変重要な事業でありますので、ぜひここは早急に市当局と教育委員会が一定の方向で結論を出していただいて、早く安全な校舎というものをまず確立していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(奥田勲君) 11番、三栗議員。
◆11番(三栗章史君) 33ページの医療センター費の中なんですけど、2億2,000万円補正あるんですけども、この中には、この間言われてましたシステムやったですかね、あの分なんかも、入れかえやったか新規導入やったかちょっとあれなんですけども、入っておるんでしょうか。
○議長(奥田勲君) 上野山医療センター事務局次長兼庶務課長。
◎医療センター事務局次長兼庶務課長(上野山巳喜彦君) これは、いわゆる運営補助に係るもので、3条予算でございまして、これは含まれておりません。
◆11番(三栗章史君) ちなみに、その導入されてからどのような、スムーズに進まれているのかというのはちょっと教えていただけませんでしょうか。
◎医療センター事務局次長兼庶務課長(上野山巳喜彦君) 新しい総合情報システムは2月1日から稼働しております。当初、他の病院では、外来患者等半減する中で、三、四カ月、かなり混乱をするというふうな情報を得ておりますけども、現実には比較的スムーズにいっております。当初は機器になれるために、患者、少しばかり制限をしておりました、外来患者が中心でございますが。比較的ほぼ戻っておりますので、想定したよりいい形での、別の言い方しますと、よりいい方向での想定外の方向で動いているのではないかというふうに考えております。
○議長(奥田勲君) 8番、杉原議員。
◆8番(杉原弘規君) 先ほど言うとけばよかったんですが、ちょっと抜かりました。ちょっと教えてほしいんですが、45ページの上相筋上本町線側溝改良工事、これは事業箇所図で見たら丸、点だけ打ってるんですが、上相筋から角池のあたりまでを工事するということですか。
○議長(奥田勲君) 中畑都市建設課長。
◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) これは、相筋の一番上流側のあたりでございます。
◆8番(杉原弘規君) どこら辺からどの辺までをいうんでしょうかね。
◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) これは、一番上流といいますか、上側、三差路のあたりから約195メートルの予定であります。
◆8番(杉原弘規君) それでは、一番上からずっと下へ200メートルぐらい。どこら辺までになるんですかね。わかりませんか。わからなんだらもういいです。 それで、工事はいつごろから始まって、いつごろまでの予定ですか。
◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) これも先ほどの説明のとおり、地域活性化という交付金を充当するものですから、私どもとしては、なるべく早く発注して早く終わりたいというのが思いでありますが、何せ現場も狭いところでありますから、今のところこの予算でいきますと3カ月程度は必要じゃないかなというふうに思っております。
◆8番(杉原弘規君) はい、ありがとうございます。それからもう1点、49ページの都市公園災害対応灯設置工事、こうなってますけども、先ほど松山公園と言うてたですね。これ、間違いかな、聞き間違ったんかな。
◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) 松山公園と丸山公園の2カ所を予定しております。
◆8番(杉原弘規君) それでは、松山公園で1基、丸山公園で1基と、こういう格好でよろしいんですか。
◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) そのとおりでございます。
◆8番(杉原弘規君) はい、ありがとうございます。
○議長(奥田勲君) 5番、福田議員。
◆5番(福田讓君) 1点お聞きいたします。歳出の43ページなんですが、企業誘致促進条例ということで補助金が917万2,000円ですか、これについて、企業誘致された方に対する補助金ということですが。 (「総務委員会」と呼ぶ者あり)
◆5番(福田讓君) 商工費でしょう、これ、違いますか。
○議長(奥田勲君) 総務委員会付託。
◆5番(福田讓君) そうですか、えらいすみません。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 以上で、歳出全款においての質疑を一応終わります。 次いで、歳入全款について、14ページから19ページまで質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 以上で、歳入全款の質疑を一応終わります。 次いで、第2条債務負担行為の補正、第3条地方債の補正、第4条繰越明許費、4ページから8ページまで質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 以上で、第2条から第4条までの質疑を一応終わります。 これより、第1条から第4条まで全条を一括して質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 以上をもって質疑を終わります。 本案についてはお手元に配布しています付託表のとおり、各常任委員会へ分割付託いたします。
---------------------------------------
△日程16 議案第27号 平成20年度新宮市
老人保健医療特別会計補正予算(第2号)
○議長(奥田勲君) 日程16、議案第27号、平成20年度新宮市
老人保健医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 萩原市民窓口課長。
◎市民窓口課長(萩原智君) (登壇) ただいま議題となりました議案第27号、平成20年度新宮市
老人保健医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条では、歳入歳出予算の総額からそれぞれ2億6,102万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を4億2,040万円とするものでございます。 それでは、歳出から申し上げます。 老人10ページをお願いいたします。 3歳出、2款1項医療諸費で2億6,102万7,000円の減額補正でございますが、医療費の支払い見込み額の減少による減額でございます。 次に、歳入、8ページをお願いいたします。 2歳入、1款支払基金交付金から3款県支出金までは、いずれも医療費の見込み額減少による国・県等の負担金等の減額でございます。 4款1項1目一般会計繰入金1,000万円の補正は、国・県等の負担金等が翌年度交付のため、不足する医療費を補うためのものでございます。 6款2項1目雑入は、第三者納付金として417万7,000円を補正するものでございます。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程17 議案第28号 平成20年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
○議長(奥田勲君) 日程17、議案第28号、平成20年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 萩原市民窓口課長。
◎市民窓口課長(萩原智君) (登壇) ただいま議題となりました議案第28号、平成20年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 第1条では、歳入歳出予算の総額からそれぞれ559万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億6,326万7,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書、歳出から申し上げます。 後期10ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費231万円の補正は、システムの改修委託料でございます。 12ページ、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金790万8,000円の減額は、保険料減額に伴う保険基盤安定制度負担金の減額でございます。 次に、歳入について申し上げます。 8ページをお願いいたします。 2歳入、3款1項1目一般会計繰入金において790万8,000円を減額し、6款1項1目民生費国庫補助金231万円の補正は、システム改修費に対する国庫補助金でございます。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程18 議案第29号 平成20年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
○議長(奥田勲君) 日程18、議案第29号、平成20年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 垣本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(垣本正道君) (登壇) ただいま議題となりました議案第29号、平成20年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 介護1ページをお願いいたします。 平成20年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第3号)は、第1条第1項で歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,629万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ29億3,107万4,000円とするものでございます。 今回の補正は、平成21年度の介護報酬改定に伴うシステムの改修委託料の増額と、保険給付費の給付実績に応じた各目間の増減の調整と、介護給付費に係る歳入の変更交付決定見込みに合わせた補正を行うものであります。さらに、介護従事者の処遇改善のための介護報酬改定に伴う介護保険料の上昇を抑えることを目的とした介護従事者処遇改善臨時特例交付金の交付と、その交付金の基金積み立てを計上するものでございます。 それでは、歳出から御説明申し上げます。 介護12ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費83万円の増額は、介護報酬改定に伴うシステムの改修費用でございます。 続きまして、介護22ページをお願いいたします。 4款基金積立金1項1目介護給付費準備基金積立金1,755万6,000円の増額は、介護保険料の収入見込み額が保険料の必要額を上回るため、基金に積み立てるものでございます。 2目介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金2,059万3,000円は、介護従事者の処遇改善のための介護報酬改定に伴う介護保険料の上昇を抑えることを目的とした介護従事者処遇改善臨時特例交付金の基金積み立てを行うものでございます。 介護24ページをお願いいたします。 5款地域支援事業費1項2目介護予防一般高齢者施策事業費391万6,000円の減額は、対象者が少なく事業が構築できなかったために減額するものであります。 介護14ページから23ページの保険給付費に関する補正につきましては、介護給付費の実績に応じ、各目間の増減の調整を行うもので、総額で5,135万3,000円の減額を見込んでおります。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 介護8ページをお願いいたします。 3款国庫支出金1項1目介護給付費負担金710万3,000円、4款支払基金交付金1項1目介護給付費交付金1,591万9,000円、5款県支出金1項1目介護給付費負担金958万6,000円、7款繰入金1項1目介護給付費繰入金641万9,000円のそれぞれの減額につきましては、介護給付費の給付実績に応じた減額となっております。 3款国庫支出金2項2目地域支援事業交付金97万9,000円、4款支払基金交付金1項2目地域支援事業支援交付金121万4,000円、5款県支出金2項1目地域支援事業交付金(介護予防事業)48万9,000円、10ページ、7款繰入金1項2目地域支援事業繰入金(介護予防事業)48万9,000円のそれぞれの減額は、介護予防一般高齢者施策事業の減額によるものでございます。 前後して申しわけございませんが、8ページをお願いします。 3款国庫支出金2項1目調整交付金460万5,000円の増額は、交付決定額に合わせたものでございます。 4目介護保険事業費補助金41万円、10ページの7款繰入金1項4目その他一般会計繰入金42万円はシステム改修に係る分でございます。 8ページ、5目介護従事者処遇改善臨時特例交付金2,059万3,000円は、歳出で御説明しました介護従事者処遇改善臨時特例交付金で基金として積み立てるものでございます。 介護10ページをお願いいたします。 7款繰入金2項1目介護給付費準備基金繰入金3,302万5,000円は、給付実績見込みに伴い減額するものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 15番、松本光生議員。
◆15番(松本光生君) 介護25ページ、この地域介護予防教室ですね、これ、対象者が少なかったと今発言されたと。対象者じゃなくて参加する方が少なかったということですか。ちょっとそこらがわかりにくいんですけども。対象者というのは何歳から何歳の方で、ただこの事業に参加する方が少なかったというのか、そこらちょっとわかりにくかったので、ちょっと説明よろしくお願いします。
○議長(奥田勲君) 垣本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(垣本正道君) この事業につきましては、特定高齢者に係る事業でございます。介護予防健診を受けられた方で、要支援、要介護状態ではないけれども、そのままにしておくとそういう状態に進行していくと、そのような方を特定高齢者というふうに把握しております。その方が健診によって、何名かそれでおられるわけなんですけれども、その方に、こういう事業がありますのでどうですかというお話をしたところ、私はまだまだそこまでいってないよというような形で参加される方が少なくて、事業をすることができなかったというものでございます。
◆15番(松本光生君) 本人からそういう希望がなかったということですね。
◎健康長寿課長(垣本正道君) はい、そうです。
◆15番(松本光生君) はい、ありがとうございます。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程19 議案第30号 平成20年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(奥田勲君) 日程19、議案第30号、平成20年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 宇井生活環境課長。
◎生活環境課長(宇井正典君) (登壇) ただいま議題となりました議案第30号、平成20年度新宮市
産業廃棄物処理事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。 産廃の1ページをお願いいたします。 歳入歳出予算の総額に変更はございません。 第1条では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。 産廃の10ページをお願いいたします。 1款1項1目産業廃棄物処理事業費でございますが、補正額の増減はございません。財源内訳の振りかえのみでございます。産業廃棄物処理手数料の減額に伴い、100万円を特定財源から一般財源に変更したものでございます。 次に、歳入ですが、産廃の8ページをお願いいたします。 1款1項1目の産業廃棄物手数料でございますが、補正額100万円の減額は、受け入れ廃棄物の数量の減少により、収入減に伴う補正でございます。 3款1項1目の一般会計繰入金でございますが、先ほどの手数料減額に伴い、一般会計から繰り入れを行うものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程20 議案第31号 平成20年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(奥田勲君) 日程20、議案第31号、平成20年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 西管理課長。
◎管理課長(西寛君) (登壇) ただいま議題となりました議案第31号、新宮市
住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 予算書の住宅1ページをお願いいたします。 第1条は、歳入歳出それぞれ941万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額を5,149万5,000円とするものでございます。 それでは、歳出から御説明いたします。 住宅10ページをお願いいたします。 1款2項1目公債費元金の984万9,000円の増額につきましては、借り受け人からの繰上償還等により、かんぽ生命保険及び和歌山県の起債元金を繰上償還するものであります。 2目の公債費利子の43万2,000円の減額につきましては、繰上償還による起債利子の減少によるものでございます。 続きまして、歳入について御説明いたします。 住宅8ページをお願いいたします。 1款1項1目の住宅新築資金等貸付助成費補助金につきましては、県より助成額の交付決定があり、70万6,000円を減額するものであります。 2款1項1目の一般会計繰入金につきましては、当初予算を上回る収入増があったため、556万4,000円を減額するものです。 4款1項1目の住宅資金貸付金元利収入につきましても、当初予算を上回る収入増があったため、1,568万7,000円を増額するものです。 以上、簡単ですが、御説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は建設消防委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程21 議案第32号 平成20年度新宮市
土地取得特別会計補正予算(第1号)
○議長(奥田勲君) 日程21、議案第32号、平成20年度新宮市
土地取得特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第32号、平成20年度新宮市
土地取得特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。 土地の1ページをお願いいたします。 平成20年度新宮市
土地取得特別会計補正予算(第1号)は、第1条第1項で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8,614万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億630万7,000円とするというものであります。 第2条で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるというものであります。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。 土地の10ページをお願いいたします。 2款1項1目土地開発基金費でありますが、これは先ほどの議案第19号、新宮市
土地開発基金条例を廃止する条例でも御説明申し上げましたように、土地開発基金を本年3月31日に廃止するため、保有用地を一般会計に売り払い、現金化した後、土地開発基金に8,614万1,000円を繰り出すものであります。 続きまして、歳入ですが、土地の8ページをお願いいたします。 1款1項2目利子及び配当金は、土地開発基金運用利子であります。 2項1目不動産売払収入は、土地取得特別会計の保有用地6カ所、約8,900平米を一般会計に売り渡す歳入であります。 以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 10番、上田議員。
◆10番(上田勝之君) この不動産売払収入が一般会計でということなんですが、ただいまの御説明で6カ所とあったんですが、一般会計で出てくるのは2カ所かなと思うんですが、その6カ所は一体どこなのか教えていただけますか。
○議長(奥田勲君) 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) 6カ所と申し上げましたのは、まず9月補正で1カ所予算化、既に予算化しているものがございます。これは、広角公営住宅用地でございます。それと残り5カ所につきましては、新宮市不燃物処理場の道路用地は、先ほど7,621平米と言いましたのが、これが予算的には一つ。それと、あとの4カ所につきましては道路用地でございますので、合計した金額で一般会計の予算には載ってございます。箇所で申し上げますと、鴻田広角1号線用地というのが鴻田に1カ所、橋本下熊野地線の事業用地というのが下田3丁目に1カ所、磐盾王子ヶ浜線の用地が熊野地2丁目に1カ所、それと上本町磐盾線の用地が伊佐田町に1カ所ございまして、これで4カ所でございます。 以上です。
◆10番(上田勝之君) すみません、それで合計、都合6カ所ということで、ほかにこの特別会計で、土地取得の特会で保有してる用地というのは、これでもうすべて整理といいますか、一般会計で整理できるわけですか。
◎財政課長(上路拓司君) はい、この用地がすべてでございます。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は総務委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程22 議案第33号 平成20年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(奥田勲君) 日程22、議案第33号、平成20年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 谷水道事業所工務課長。
◎水道事業所工務課長(谷昌則君) (登壇) ただいま議題となりました議案第33号、平成20年度新宮市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。 簡水の1ページをお願いいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ587万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,502万円とするものでございます。 2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、3ページの「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。 第2条は地方債の変更で、4ページの「第2表地方債補正」に記載したとおりでございます。 第3条は、繰越明許費を定めるものでありますが、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越しして使用することができる経費として、4ページの「第3表繰越明許費」に記載したとおりでございます。 それでは、事項別明細書、歳出より御説明申し上げます。 簡水の12ページをお願いいたします。 第1款事業費587万6,000円を追加補正し、補正後の額を5,561万円とするものであります。 この内訳は、1項1目新設改良費を増額するものであり、その内訳につきましては説明欄の記載のとおりでございます。給水車の購入事業として1,167万6,000円を定めておりますが、これは国の地域活性化・
生活対策臨時交付金を活用して、災害時、熊野川地域などへの応急給水に使用するものでございます。また、小口地区簡易水道新設事業費の580万円の減額は、当初計画の変更に伴うものでございます。 次に、歳入について御説明させていただきます。 簡水の10ページをお願いいたします。 第1款の使用料及び手数料52万5,000円を減額補正しまして、補正後の額を1,710万5,000円とするものであります。 この内訳は、1項1目の使用料51万5,000円及び2項1目の総務手数料1万円の減額でありまして、この内容につきましては説明欄に記載のとおりでございます。 次に、3款の繰入金1,220万1,000円を追加補正し、補正後の額を1億1,171万3,000円とするものであります。この内訳は、1項1目一般会計繰入金で、先ほど歳出で説明いたしました交付金と歳入の使用料及び手数料の減少額相当分を一般会計から繰り入れるものであります。 4款の市債580万円を減額補正し、補正後の額を220万円とするものであります。 この内訳は、1項1目の簡易水道事業債であり、この内容は説明欄に記載してますとおり、小口地区簡易水道新設工事の工事計画変更に伴う簡易水道事業債及び辺地対策事業債の減額でございます。 以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は建設消防委員会へ付託いたします。
---------------------------------------
△日程23 議案第34号 平成20年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)
○議長(奥田勲君) 日程23、議案第34号、平成20年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上野山医療センター事務局次長兼庶務課長。
◎医療センター事務局次長兼庶務課長(上野山巳喜彦君) (登壇) ただいま議題となりました議案第34号、平成20年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 病院1ページをお願いいたします。 第1条は、総則でございます。 第2条は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額に、収入で、第1款第1項医業収益を7,312万円減額補正し、54億3,640万3,000円に、第2項医業外収益を2億2,614万2,000円増額補正し、3億7,058万4,000円とし、第1款病院事業収益の総額を58億698万7,000円にするというものでございます。 支出では、第1款第1項病院事業費用を1億704万2,000円増額補正し、58億9,912万円とし、第1款病院事業費用の総額を61億5,921万1,000円にするというものでございます。 第3条は、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を、収入において、第1款第3項補助金を432万円新設補正し、資本的収入の総額を12億1,142万1,000円にするというものでございます。 支出では、第1款第1項建設改良費を654万2,000円増額補正し、9億9,439万4,000円に、第3項退職給与金を1億886万円新設補正し、資本的支出総額を15億3,620万1,000円にするというものでございます。 なお、括弧書き中、資本的収入が資本的支出額に対し不足する額を3億2,478万円に改め、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものでございます。 第4条は、予算第8条で定めた議会の議決を得なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費について、27億9,883万円を退職給与金を加味した29億269万円に改めるものでございます。 第5条は、予算第9条で定めたたな卸資産の購入限度額について、14億2,590万4,000円を15億3,210万4,000円に改めるものでございます。 続きまして、予算実施計画について御説明申し上げます。 病院の2ページをお願いいたします。 収益的収入でございますが、1款1項医業収益は、1目入院患者数が患者単価の増で3,106万3,000円増加するものの、2目外来収益で、外来患者の減少によりまして1億418万3,000円の減額となっております。 2項医業外収益の増額は、2目一般会計からの繰入金2億2,000万円、4目国庫補助金として、医師2名の臨床研修費に係る530万1,000円、5目県補助金として医療衛生の消耗品に係る84万1,000円によるものでございます。 次に、収益的支出でございますが、1款1項2目材料費の1億620万円の増額は、これまでの執行状況と需要予測による薬品費及び診療材料費の増加、3目経費の84万2,000円は、医療衛生の消耗品の購入に係る増額でございます。 3ページ、資本的収入及び支出でございますが、収入では、1款3項1目県補助金432万円は、人工呼吸器2台を購入するための補助であります。 支出では、1款1項1目資産購入費654万2,000円は、上記補助金に係る人工呼吸器の購入、3項1目退職給与金1億886万円は、地方公営企業法施行令第26条2項により、翌年度以降に繰り延べ処分する5人分の退職金であります。 なお、4ページ以降に資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表、実施計画明細書を付しておりますので、御参照をお願いいたします。 以上で説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(奥田勲君) 本案について質疑に入ります。 11番、三栗議員。
◆11番(三栗章史君) 先ほどちょっと間違いまして、ここで質問させていただきます。先ほどの続きになるんですけども、そのシステムの導入で大変スムーズになったということで、よかったんですけども、これの導入に関して業者さんの選定とか入札とかはどういうふうな形で行ったんでしょうか。
○議長(奥田勲君) 辻医療センター事務局医療業務課長。
◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) ことしの2月1日から総合情報システムを導入したわけなんですけども、システム導入に当たりましては、二、三年前から院内で導入の検討委員会を重ねてまいりまして、去年の6月にその関係する業者から見積もりをとりまして、その情報推進委員会なんですけども、そこの中で総合評点システムということで、価格と、あとは提案されたシステムの内容を点数で振り分けまして、そこで、その委員会の中で決定させていただきました。
◆11番(三栗章史君) ということは、ほかの業者はもう入れずに、そこの業者だけで採点をしたということでしょうか。
◎医療センター医療業務課長(辻篤樹君) いえ、業者ということではなしに、庁内で医者とか、あとは事務方、あとは放射線科とかいうようなメンバーで、委員会で、その中で総合評点方式で決定したわけなんですけども、そこで関係業者に見積もりをお願いして、その内容と企画書と、あと価格を提案していただいて、うちの委員会の中で点数をつけさせていただいて業者を決定したわけです。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。 10分間程度休憩いたします。
△休憩 午後3時20分
---------------------------------------
△再開 午後3時35分
○議長(奥田勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△日程24 議案第3号 平成21年度新宮市一般会計予算
○議長(奥田勲君) 日程24、議案第3号、平成21年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第3号、平成21年度新宮市一般会計予算について御説明申し上げます。 それでは、1ページをお開き願います。 平成21年度の新宮市一般会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を138億3,250万4,000円に定めるものであります。予算の総額は、平成20年度当初予算と比較して1億5,682万7,000円の減、率にして1.1%の減であります。 第2条は、地方自治法第214条の規定により債務を負担できる事項、期間及び限度額の定めは、「第2表債務負担行為」によるというものであります。 第3条は、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の内容は、「第3表地方債」によるというものであります。 第4条は、地方自治法第235条の3第2項の規定により、一時借入金の限度額を10億円と定めるものであります。 また、第5条は、地方自治法第220条第2項のただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用できる場合は、各項に計上した給料、職員手当等及び共済費のいわゆる人件費に係る予算額に過不足が生じた場合における同一款内での各項の流用を定めるものであります。 それでは、内容につきまして御説明申し上げます。 まず初めに、全款に係る給与費について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、242ページをお願いいたします。 給与費明細書のうち1特別職ですが、長等3名の給料・期末手当及び共済費を含めて合計で6,018万4,000円であります。議員につきましては、定数の19名で、その報酬、期末手当並びに共済費を合わせて1億2,928万3,000円であります。その他の特別職は、選挙の立会人や指定統計調査員、消防団員等998名分の報酬で3,519万6,000円であります。 次に、2の一般職でありますが、(1)の総括で、職員数は324名で、一般事務職の採用抑制により前年度より7名の減であります。給料、職員手当等の給与費と共済費を合わせて総額で27億8,462万2,000円、前年度より1,333万円の減であります。なお、職員手当の内訳は下段に記載のとおりで、管理職手当は引き続き20%のカットを行っております。 次に、243ページの(2)給料及び職員手当の増減額の明細は、増減額の事由別内訳などであります。 また、次の(3)給料及び職員手当の状況につきましては、ア、職員1人当たりの給与から、245ページのケ、その他の手当まで明細を記載しておりますので、御参照願います。 以上が給与費の内訳であります。 続きまして、事項別明細書の歳出について御説明申し上げます。 38ページをお開き願います。 3歳出、1款1項1目議会費ですが、主には職員の人件費、議員報酬並びに常任委員会、特別委員会等の活動費であります。 以下、各目に計上しております事業別予算で、給与費関係を除き説明欄記載の主な事業につきまして御説明申し上げます。 42ページからの2款総務費1項1目一般管理費は、主には庁舎管理経費や公用車の買いかえ、職員研修経費など経常的経費の計上でありますが、8の公用車購入につきましては、年次計画により更新を行っており、本年度は4台の車両の買いかえを予定しております。 次に、46ページ、2目文書広報費は、広報しんぐう発行を中心とする広報活動に要する経常的経費であります。 3目財政管理費は、予算編成等の財務事務に係る経常的な経費であります。 48ページ、4目会計管理費は、1の財務会計システムの保守管理経費が主なものであります。 5目財産管理費は、庁舎の維持管理と普通財産の管理経費でありますが、本年度は3の事業で、市庁舎本館の北面の屋上側壁部分が老朽化によりモルタル剥離の危険性があるため、修繕を行うものであります。また、2の事業として、庁舎建設基金の積み立てを行うものであります。 次に、6目企画費では、51ページ、6の熊野デザイン市民活動補助金については、元気なまちづくり事業補助金を組みかえまして、総合計画に基づいた熊野、新宮らしいまちづくりにつながる事業を実施する団体に対し補助金を交付するものです。また、9の市町村合併関連経費につきましては、新宮市・那智勝浦町合併協議会へ派遣する臨時職員の人件費及び同協議会運営経費に係る負担金を支出するものであります。なお、昨年度企画費で計上していた熊野学に関連する経費につきましては、所管事務が4月から熊野文化振興室に移管されることから、文化財保護費で計上しております。 7目自治振興費は、53ページ、1の事業から8の事業まで、町内会の防犯灯設置・電気料補助金など自治会組織への助成、市の会館の維持管理等の自治振興に係る経常的な経費であります。9の事業、木ノ川会館新築工事は、木ノ川地内に会館を新築するもので、木造平家建て、床面積198平米を予定してございます。10の事業、山本集会所移転新築用地造成工事は、国道168号の改良工事に伴い移転が必要となった集会所用地をあらかじめ造成するものであります。 8目緑化推進事業費は、生け垣づくり、花壇づくりに対する緑化奨励補助金等、緑豊かなまちづくりを推進するための経費であります。 54ページ、9目交通安全対策費は、交通指導員の活動経費や市民団体などの交通安全活動の支援に要する経常的な経費の計上であります。 10目住居表示費、2の事業では、平成22年2月1日に伊佐田地区約0.06平方キロメートル、140世帯の住居表示を実施するものであります 11目電子計算費は、住民基本台帳や税務業務など、基幹的な住民情報を扱う行政システムの運用を行うための経常的な経費の計上であります。 56ページ、12目情報推進費、1の事業は、国、地方公共団体をネットワークでつなぎ、相互の文書交換や情報の共有により行政事務の効率化を図るシステムの運用経費であります。また2の事業は、ケーブルテレビの行政情報チャンネル使用料であります。 13目行政局費、1の熊野川地域医療センタータクシー運行事業は、引き続き週1回、熊野川地区から医療センターへ無料の通院タクシーを運行いたします。また、3の移住・交流推進事業では、熊野川町区域の活性化のため特産品等を生かした交流体験を行うとともに、移住・定住促進のため空き家・空き農地バンク制度の充実を図ります。その他は、熊野川行政局の運営に係る人件費等の経常経費であります。 58ページ、14目支所費は、主には三輪崎支所並びに高田支所の職員の人件費及び経常的経費の計上であります。また、高田地域医療センター等患者送迎事業につきましては、高田診療所の閉鎖に伴い、高田地域の患者を医療センターもしくは熊野川診療所へ月2回の送迎に要する経費の計上であります。 60ページ、15目公平委員会費は、各種団体の負担金と委員3名に対する報酬ほか経常的経費であります。 16目人権啓発費は、人権啓発推進事業として、教育及び啓発に係る研修会の開催並びに資料作成等の経費が主なもので、63ページ、8の事業は、昨年に引き続き、県の支援を受けて就労状況を把握し、人権課題等により雇用、就労できない人を支援するため、就労相談事業などを実施するものであります。 17目恩給及び退職年金費は、2名分の扶助料であります。 18目諸費は、説明欄記載の経常的経費の計上であります。 次の64ページ、2項1目税務総務費は、各種団体等負担金や税務業務に係る職員給与等、経常的な経費であります。 2目賦課徴収費は、市税の課税及び徴収に係る経費で、1の固定資産評価関連業務では、土地図形データの更新を行うとともに、鑑定評価地点の修正等を行うものです。3の過誤納金還付金については、例年の還付に加え、法人の業績不振に伴う法人市民税の還付等を予定しているため、例年より増額となっております。また、9の事業は、市町村単独では処理困難な大口滞納等への整理を和歌山地方税回収機構に依頼するための負担金で、本年度は50件を回収機構へお願いするものであります。 次に68ページ、3項1目戸籍住民基本台帳費は、主には戸籍住民基本台帳並びに外国人登録事務等に要する電算機器の借り上げや人件費等の経常的経費であります。 70ページ、4項1目選挙管理委員会費は、委員4名の報酬と選挙人名簿の調製等に係る経費の計上であります。 2目市長選挙費は、任期満了により平成21年10月25日に実施される市長選挙の執行に要する経費、また72ページ、3目衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査費は、第45回衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の執行に要する経費を計上するものであります。 次に、74ページ、5項1目防災費、3の事業では、町内会の自主防災の支援を行います。また、4の防災費一般経費では、防災行政無線難視聴対策として、携帯電話等へのメール配信サービスに取り組みます。6の木造住宅耐震診断事業は、国2分の1と県・市で残り各4分の1を助成し、個人負担なしで耐震診断を実施するもので、本年度は30件の見込み計上であります。9の事業では、耐震診断を実施した民間住宅のうち耐震の総合評点が0.7未満の住宅改修に対し、事業費の3分の2、一棟当たり60万円を限度に県と市で助成するもので、5件分の計上であります。ただし、低所得者に対する国の助成として、工事費の11.5%以内の額を限度として加算することができますため、同様に5件分の助成を見込み計上しております。10の防災備蓄事業は、市民向けのアルファ米を中心に年次計画により備蓄しているものでありますが、本年度は、資機材につきましては熊野川地域を対象として配備するものであります。 76ページ、6項1目統計調査総務費は、職員の人件費と経常的な事務費であります。 2目指定統計調査費は、説明欄記載の六つの指定統計調査に係る経費の計上であります。 80ページ、7項1目監査委員会費は、委員2名の報酬と職員の人件費並びに経常的な経費であります。 次に、82ページからは3款民生費となります。 1項1目社会福祉総務費、5の社会福祉協議会補助金は、主に社会福祉協議会の人件費に対する助成で、9のボランティア市民活動センター運営事業は、ボランティアと市民活動の情報ネットワークの確立や協働事業の促進などを支援するものです。 84ページ、2目障害者福祉費は、主には重度心身障害児者医療費の給付、障害者自立支援法に基づく障害者の自立支援を目的とした自立支援給付並びに地域生活支援事業の推進であります。自立支援給付の事業は、11の補装具給付事業、居宅介護としてホームヘルプサービスの支援や短期入所、児童デイサービス、共同生活介護の支援などを行う87ページの20の介護給付事業、グループホームや就労移行支援事業などを行う21の訓練等給付事業、更生施設や授産施設などへの入所や通所を支援する22の施設訓練等支援事業、医療援護事業として医療費の扶助を行う34の自立支援医療であります。地域生活支援の事業は、必須事業としては手話通訳者等の派遣を行う18のコミュニケーション支援事業、保護者との相談や情報提供、権利擁護の援助を行う23の相談支援事業、外出のための支援を行う24の移動支援事業、創作活動や生産活動の機会提供を行う25の地域活動支援センター事業、生活用具の給付や貸与を行う30の日常生活用具給付等事業であります。地域生活支援のその他の事業では、9の障害者社会参加促進事業、26の障害者自立支援等推進事業、27の生活サポート事業、28の日中一時支援事業などであります。 88ページ、3目老人福祉費は、高齢者の生きがい対策や生活支援等26の事業を実施する予定であります。6の事業では、高齢者への祝い金の支給や敬老会を実施いたします。 89ページ、16と17の事業は、引き続き入浴や給食サービスの提供など要介護への予防策を行うもので、16の健康増進型デイサービス事業はピーアップ新宮へ、また17の生きがい対応型デイサロン事業は新熊野体験研修協会と熊野川園へ委託するものです。 91ページの20高齢者手すり設置事業補助金は、高齢者が玄関から道路までの間に転倒防止の手すりを設置する場合に10万円を限度に助成するもので、23の老人措置費等では、養護老人ホームへの措置委託として、南紀園、喜望園、和光院に19名の入所措置を行うものであります。 90ページ、4目老人医療費は、県2分の1の補助事業として67歳から69歳までの低所得者に対する医療費の助成であります。 5目老人ホーム費は、寿楽荘の運営に要する経費で、入所者に対する賄い費や嘱託職員の賃金、施設の維持運営費などであります。 次に、92ページ、6目国民年金事務費は、国民年金の事務事業推進に係る経常的な経費であります。 7目隣保館費は、95ページの事業で、地域コミュニティーの拠点施設として七つの隣保館での各種教室の開催と施設運営に係る経常的経費であります。 8目国民健康保険事業費は、保険基盤の安定、出産育児一時金、人件費等に対する国民健康保険事業特別会計への繰出金であります。 96ページ、9目老人保健医療事業費は、老人保健医療特別会計への医療費、事務費に対する一般会計負担分であります。 10目後期高齢者医療費は、保険基盤安定制度負担金及び療養給付費負担金に対する一般会計負担分を後期高齢者医療特別会計に繰り出すもの及び和歌山県後期高齢者医療広域連合への事務費負担金であります。 11目介護保険事業費は、介護保険特別会計の標準給付費見込み額の12.5%と地域支援事業に係る繰り出し並びに職員給与費と事務経費分を繰り出すものであります。 98ページの2項1目児童福祉総務費は、主には児童の扶助に関する経費と子育て支援に係る事業であります。1の乳幼児医療費の助成につきましては、小学校入学前児童までを対象としています。2の児童手当については、小学校6学年終了前までの児童を養育している所得が一定額未満の扶養者に対する制度でございます。6の事業、次世代育成支援行動計画策定事業は、平成17年度に策定した次世代育成支援行動計画の平成22年度からの後期5カ年の計画を昨年度に引き続き策定するものであります。7の事業、児童扶養手当は、離婚や父の死亡などにより父親と暮らしていない児童を対象に、その児童の養育者に支給される手当で、受給者は平均439名を見込んでございます。子育て支援事業では、9の放課後児童健全育成事業は、おおむね10歳未満の児童を対象に井の沢放課後児童クラブとして国・県の補助を得て30名の学童保育を実施し、12の学童保育運営費補助金は、三佐木、蜂伏地区の子育てクラブパンダハウスに対し、同じく国・県の助成を受けて支援するものであります。また、子育てセンター、子育てひろばは、本年度からその場所を保健センター内に移し、引き続き子育ての不安や虐待などへの相談事業、地域の子育てサークルの育成と支援、また情報交換や交流事業などを行うとともに、子育て講座の開催や情報収集による機関紙の発行等を行ってまいります。また、本年度は新たに臨床心理士を配置し、保健センターの保健師との連携を強化し、子育てに関する支援強化を図ってまいります。 次の100ページ、2目児童措置費は、私立保育所7園に対する児童措置運営費負担金、補助金と近隣町村への広域入所委託経費等の計上であります。 3目母子福祉費は、主には2のひとり親家庭医療費の扶助で、対象世帯は550世帯を予定しております。 102ページ、4目保育所費は、市立保育所4園の運営経費で、職員給与と臨時嘱託の保育士賃金や賄い材料費等が主な経費であります。3の三津ノ保育所運営費は、三津ノ保育所の運営に対する保護者会への委託料であります。 104ページ、5目児童館費は、中央児童館を含む5館の運営経費で、工作や料理教室等各種教室の開催及びハイキングやクリスマス会など四季の行事の開催などを予定するものであります。 次に、108ページ、3項1目生活保護総務費は、適正な保護の実施を図るため、長期入院者に係る療養状況や扶養義務者に係る調査等、現状把握に要する経常的な事務費の計上であります。 2目扶助費は、生活扶助費や医療扶助費など生活保護見込み額の計上であります。 112ページ、4項1目災害救助費は、小規模災害発生時の見舞金等の見込み計上であります。 114ページからは4款の衛生費となります。 1項1目保健衛生総務費は、次のページにかけまして、主には母子保健、妊婦、乳幼児等の保健指導、保健相談、健康診査事業等、母子の保健事業の推進であります。8の妊婦保健指導事業では、出産年齢の上昇等により、健康管理がより重要となる妊婦が増加傾向にあることから、妊婦の健康管理の充実及び経済的負担の軽減を図るため、国の補助制度を導入して、本年度より新たに14回の妊婦健康診査を公費で実施することといたしました。また、不妊に悩んでおられる御夫婦を支援するための一般不妊治療につきましては、県と連携して3万円を上限としてその治療費の一部を助成することとし、本年度は25組に対する助成を予定しております。県外で里帰り出産される市外の妊婦の方々につきましても、公費負担回数以内での妊婦健康診査費用を助成することとしております。 117ページ、12の事業は、保健センター運営に要する経費であります。また18の事業は、介護保険や障害者施策の対象外の難病患者に対する日常生活用具の支援事業で、19の事業では、特定疾患患者の通院費を月額5,000円を限度として助成するものであります。 2目予防費は、次の118ページにかけまして、予防接種法に基づく集団で実施する定期予防接種や、個別で実施する麻疹、風疹等の予防接種、65歳以上の高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種などを実施するものであります。 3目健康増進費は、健康増進法に基づき、健康教育、健康相談や健康診査、また訪問指導による生活習慣病の予防と改善を行うもので、4の健康診査事業では、個別あるいは集団での各種がん検診等を実施するものであります。7の特定健診等事業につきましては、平成20年4月から医療保険者に対して特定健康診査と特定保健指導の実施が義務づけられたことから、40歳以上75歳未満の国保被保険者を対象に実施するもので、特定健康診査は、生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的に実施し、その原因であるメタボリックシンドロームの該当者及び予備軍を把握し、特定保健指導へとつなげるために行ってまいります。なお、この事業の経費につきましては、国民健康保険特別会計より全額繰り入れられることとなります。 120ページ、4目環境衛生費は、畜犬登録、狂犬病予防事務等、環境保全対策に要する経費及び犬猫の避妊・去勢手術費用に対する助成等の計上であります。 5目公害対策費は、水質検査等の公害対策と、123ページ、2の合併処理浄化槽設置事業補助金は、専用住宅浄化槽165基分を予定するものであります。 6目火葬場費は、紀南環境衛生施設事務組合の火葬場であります清浄苑の運営費に係る負担金であります。 7目墓地管理費、1の事業では南谷墓地ほか市営墓地の維持管理に係る経費で、2の一般経費では墓地の工作物の状況など現状調査を進めるものであります。 8目と畜場費は、と畜場特別会計の運営に係る収支不足見込み額を繰り出すものであります。 9目簡易水道事業費は、簡易水道事業会計の新設改良費や運営費などの収支不足見込み額を繰り出すものであります。 10目上水道費は、水道庁舎建設の際に要した起債の元利償還金の2分の1を水道事業会計へ補助するものであります。 11目医療センター費は、病院建設事業に係る起債の元利償還金に対し、その3分の2を補助するものであります。 126ページ、2項1目清掃総務費、2の事業は公共施設の美化里親制度に対する経費で、提供する道具の購入やボランティア保険への加入、サインボードの設置などに要する経費であります。4の環境保全負担金は、焼却灰を三重県の最終処分場へ搬入するに当たり、トン当たり1,000円の負担金を支払うものであります。5の財団法人紀南環境整備公社運営事業は、みなべ以南の11市町村と産業界、和歌山県が中心となって広域の最終処分場の整備を進める公社の運営費助成金であります。 2目塵芥処理費は、ごみの収集処理に要する経費で、1のごみ収集経費は、一般廃棄物の家庭ごみの収集と不法投棄ごみの撤収に要する経費であります。2のクリーンセンター維持管理費は、クリーンセンターの炉の運転管理と施設の維持運営に要する経費で、電気設備の改修、耐火物などの修繕とプラント点検を実施するものであります。 129ページ、3の資源物等処理経費は、不燃物の処理経費と焼却灰処理や粗大ごみの運搬経費が主なものであります。4の事業では、本年度はパッカー車1台を購入するものであります。5の家庭系粗大ごみ収集運搬事業につきましては、高齢者のみの世帯や車を所有していない世帯等の負担の軽減を考えまして、エコ広場に持ち込みできない家庭系粗大ごみを、今年度は地域ごとに年2回程度収集運搬することとしております。 130ページ、3目し尿処理費は、紀南環境衛生施設事務組合のし尿処理場であります南清園に対する維持運営費等の負担金であります。 4目産業廃棄物処理事業費は、産業廃棄物処理事業特別会計の運営費及び公債費の償還等に対する収支不足見込み額を繰り出すものでありますが、産業廃棄物処理場につきましては、本年4月より休止を予定しております。 5目ごみ減量推進費は、資源物の分別収集等に要する経費ですが、1の
資源物収集業務は、市内161カ所の各エコ広場で分別された資源物の収集作業経費でございます。2のふれ愛収集業務は、ごみ分別や排出ができない障害者の方や高齢者の方などを支援するもので、現在198軒の収集を行ってございます。3の事業では、配布用と販売用の指定ごみ袋の購入経費などでございます。エコバッグにつきましては、昨年度に引き続き300個の更新を予定しております。また、5のエコ広場運営事業は、エコ広場の維持運営を各町内会や個人運営員及びシルバー人材センターなどに委託する経費であります。 132ページは労働費となります。 5款労働費1項1目労働諸費は、労働者対策に要する経費で、主には1の中小企業勤労者の生活資金貸付事業預託金と2の新宮地域職業訓練センターの管理運営費に対する補助金であります。 次の134ページからは6款の農林水産業費となります。 1項1目農業委員会費は、農用地の確保や有効利用を図るための農業委員会活動に要する経常的な経費であります。 2目農業総務費は、各種団体等の負担金と、次のページにかけまして職員の人件費並びに経常的経費であります。 136ページ、3目農業振興費、1の事業では遊休農地の再活用促進事業の実施を、2の事業では農業振興地域内の農業振興を図るものであります。5の野生鳥獣被害防止事業は、野生鳥獣の捕獲手数料として、猿150頭、イノシシ30頭、シカ30頭分を見込み計上し、また貸し出し用捕獲おりの購入、さらには、農作物被害を防止する防護さく設置事業に対し1件当たり10万円を限度に助成いたします。その他の事業は農業振興に要する経費の計上でございます。 4目農地費は、主には農業用の用水路、排水路、農地等を維持改良するための経費で、3の八反田農道新設工事は、平成16年度より継続してる工事で、本年度は延長40メートルの新設工事を予定しております。5の山村地域生活関連道路設置補助金は、山村地域の私道整備に対し事業費100万円を限度に70%を補助するもので、4件分の計上であります。 138ページ、5目地籍調査費では、3の地籍調査事業費で、三輪崎、比奈、清水口、北ノ作地区の一部12ヘクタールと、熊野川町西敷屋字宮作り地区の一部6ヘクタールについて地籍調査を実施するための調査測量を行うものであります。なお、平成20年度末の要調査面積に対する達成率は6.68平方キロメートル、2.91%となってございます。 6目中山間地域施設費、2のグリーンランド施設管理は、高田グリーンランド施設の維持修繕と指定管理等に要する経費であります。 141ページ、4の飲料水施設管理費は、主に高田地区3施設と熊野川地区8施設の飲料水供給に係る管理経費であります。 142ページ、2項1目林業総務費は、1の道の駅熊野川の管理経費と各種団体の負担金や事務的経費の計上であります。 2目の林業振興費、1から4の事業は、林業従事者の就労改善を目的とする助成で、5の作業道開設事業補助金は、森林施業の作業効果を高める作業道の開設に対し、県単独事業では、メーター当たり県が2,000円、市が1,000円の助成、また国庫補助対象事業では、メーター当たり国が1,500円、市が1,000円の助成を行うものであります。本年度は、熊野川地区7路線、新宮地区2路線の計9路線、約1万メートルの整備に対し補助するものであります。10の熊野材需要拡大事業補助金は、熊野材を使用した家を取得する市民に対し、一棟当たり20万円を限度に補助するもので、11の森林整備地域活動支援交付金事業は、森林施業計画の認定を受けた45年生以下の人工林の管理育成に対し、国と県合わせて4分の3の補助を受け、ヘクタール当たり5,000円を助成するものであります。 144ページ、3目天台烏薬推進事業費は、天台烏薬の苗木育成や圃場の管理と岐阜大学での天台烏薬の効能分析を実施するものであります。 4目林道管理費は、林道の維持修繕経費であります。 5目林道新設改良費、1の林道椋呂篠尾線開設事業は延長300メートルの開設を、2の林道田長谷線舗装工事は延長2,388メートルの舗装工事、また次の3と4の事業では林道ホイホイ坂線の舗装と改良事業として、舗装工事は延長628メートル、改良工事はのり面改良196メートルを実施するものであります。 146ページ、6目の市有林管理費は、下刈りや枝打ち、支障木伐採などの市有林管理に係る経費であります。2の市有林利用間伐事業では、熊野川町日足地内において7ヘクタールの間伐を実施し、間伐材の売り払い収入により、延長700メートルの作業道を整備いたします。 7目の国際森林研修費は、熊野地方の伝統的な森林づくりの概念や技術を森林再生に役立ててもらうため、森林の減少の著しいネパールを中心に、日本国内や現地での活動に対して補助を行ってきましたが、ことしで21回目を迎えるに当たりまして、今まで82名の研修生の中から再度2名の研修生を受け入れ、国内はもとより現地でも記念行事を開催しようとするものであります。 148ページ、3項1目水産業総務費は、職員の人件費と経常的な事務費であります。 2目水産業振興費は、1の浅海増殖事業補助金では、三輪崎漁業協同組合が実施する伊勢エビ、アワビ等の放流事業に対し2分の1を助成するもので、2の事業では、熊野川漁業協同組合が実施する稚アユ等の放流事業への補助金であります。昨年度に比べまして予算額が大きく減少しているのは、三輪崎漁港漁具作業保管施設建設事業の終了によるものであります。 3目漁港管理費は、漁港施設の維持管理経費及び海水浴場管理に要する経費が中心であり、予算額の減少につきましては、三輪崎漁港交流施設整備事業の終了によるものであります。 4目漁港建設費、1の三輪崎漁港地域水産物供給基盤整備事業負担金は、県事業で実施する物揚げ場整備費の4,000万円の10分の1の負担金であります。4の海岸保全施設整備事業は、三輪崎東海岸宇浪地区の東防潮堤400メートルの改修費で、今年度は延長100メートルの改修工事を実施するものであります。 152ページからは7款の商工費となります。 1項1目商工総務費、4の新宮市商工業活性化資金利子補給補助金は、日本政策金融公庫の中小企業等経営改善資金融資制度等を受けた中小企業者に対し、3年間1%の利子補給を行うものであります。7の個店改善推進事業は、各個店における品ぞろえや店舗環境の改善など、新たな販売方法の構築に向けて商工会議所に委託し、魅力ある個店づくりを支援するものであります。8の事業は、中心市街地の商店街活性化対策として、商工会議所が中心に実施する1店逸品運動や逸品フェアを支援するものであります。10の中心市街地活性化調査委託は、まちづくり3法の改正に伴いコンパクトシティー構想が全国的に推進されており、本市においても学校施設の統廃合に伴う公共施設の再配置が計画されていることを受け、中心市街地周辺住民意識調査を行い、新しいまちづくりに対する商店街のかかわりを探るため、新宮商工会議所に業務委託をするものであります。12の事業は、商店街が実施する人の交流とにぎわいの創出を目的としたイベントを支援するものであります。14の事業は、SOHOセンターの運営に係る経費で、インターネットを利用した起業家を支援するものであります。 154ページ、2目企業誘致対策費は、企業誘致に必要な旅費やパンフレットの作成などに要する経費の計上であります。 3目観光費、1の世界遺産5周年記念・交響楽団コンサート補助金は、世界遺産登録5周年の記念に熊野にちなんだ交響楽のコンサートを開催し、世界遺産の意義や保存と活用に対する普及活動と地域の文化振興につなげようとするものであります。2の熊野川川舟運航事業補助金は、財団法人熊野川町ふれあい公社への川船運航事業を支援するための補助金であります。また、3の事業から8の事業までは、主に観光関連施設の維持管理経費で、うち7の事業につきましては、財団法人新宮徐福協会が実施する中国徐福ゆかりの都市との友好推進事業への補助金であります。 157ページ、11の小口自然の家トイレ・浴場改修工事は、トイレのバリアフリー化及び老朽化した浴場の改修により、利用者の快適性の向上を図るものであります。12のお灯まつり像建設事業は、地域の知名度向上、観光客のさらなる誘客など、地域の活性化に大きく寄与されることを目的に、歴史あるお燈まつりの上り子像を設置するもので、建設場所は駅前の観光看板周辺を予定してございます。 159ページ、20の世界遺産登録5周年記念「語りの熊野詣サミット」開催負担金は、世界遺産登録5周年を節目として、絵解きなど熊野詣にまつわる講演会の開催や熊野三山散策体験事業等を行うものであります。 4目公設地方卸売市場費は、新宮広域圏公設地方卸売市場事業特別会計の運営費や公債費の元利償還金などに対する繰出金であります。 160ページからの8款土木費1項1目土木総務費は、職員人件費のほか、2の法定外公共物の管理業務など経常的経費の計上であります。 2目用地費は、用地購入事業に係る事務的経費であります。 164ページ、2項1目道路橋りょう総務費は、道路の整備促進に要する経常経費と、1の事業は、新たに認定供用開始等を行った市道の台帳整備を行うものであります。3の私道工事補助金は3件の見込み計上で、その他各種団体等への負担金であります。 2目道路維持費は、記載のとおり市道全体の維持修繕費の計上で、3の道路環境整備事業は、町内会が行う側溝の掃除に伴う溝ぶた上げに要する経費であります。 3目道路新設改良費、次の167ページ、2の事業から13の事業まで、市道の新設改良や舗装工事を予定するもので、2の中ノ川線道路改良工事は、県道那智勝浦熊野川線と中ノ川集落を結ぶ道路で、延長220メートルの整備を行うもので、21年度で完了の予定あります。3の小井谷線道路改良工事は、山手集落から本宮町へ通じる道路で、橋梁の部分を含めまして、その前後130メートルの道路改良を行います。4の西敷屋篠尾線道路改良工事(その1)は、本年度は橋梁のかけかえに伴う上部工及び舗装工事を予定しております。5の比奈久保線舗装工事は、那智勝浦新宮道路の新宮南インターの完成に伴いまして比奈久保線の交通量が増加しており、昨年度に引き続き、路面状況の悪い延長150メートルの舗装を行うものであります。 168ページ、4目橋りょう維持費は、維持修繕を除き、3の事業では、熊野川地域の市道西兵連線の起点に位置する渡月橋に、今後想定される地震に備え、落橋防止の工事を行うものであります。 5目交通安全対策事業費、4の比奈久保線外1線歩道設置工事は、道路舗装整備と合わせて歩道の設置を行うもので、本年度は木ノ川入り口付近40メートルののり起こし整備、荒木川にかかる第八佐野橋のかけかえに係る負担金等を予定するものであります。その他、防護さくや道路照明灯の設置並びに路肩改良や道路区画線の設置などを行うものであります。 170ページ、6目駐輪場管理費は、放置自転車の撤去処分など新宮駅東駐輪場及び西駐輪場の維持管理費に要する経費であります。 次に、172ページ、3項1目河川総務費は、河川の維持修繕や市田川排水機場作業等の管理経費が主なものであります。 174ページ、4項1目港湾管理費は、1の事業で港湾敷地内の黒潮公園荷さばき施設の管理に要する経費と、2の新宮港保安対策事業負担金は、新宮港の保安対策のため外航船入港時に施設内の警備及び監視に要する経費の負担金であります。また、3の事業では、新宮港が平成21年度に開港30周年を迎えるに当たり、広く市民に港への関心を持ってもらうため、記念シンポジウム等の事業を実施するものであります。 2目港湾建設費は、新宮港第二期整備事業費の負担金で、港湾改良事業が12億円の6分の1、港湾環境整備事業が2,000万円の4分の1の負担金であります。 176ページ、5項1目都市計画総務費は、都市計画区域の管理及び見直し、都市計画審議会に要する経費と経常的な事務経費であります。 2目街路事業費、1の上本町磐盾線道路改築事業は、179ページにかけまして、土地購入費と物件移転補償1件並びに延長40メートルの改良を行うものであります。 3目都市下水路費、4の相筋地区排水ポンプ設置工事は、相筋第1樋門付近並びに相筋第2樋門付近に、浸水対策として内水排除を目的とした工事用の水中ポンプを設置するものです。その他、都市下水路改修と維持修繕並びに水中ポンプ運転に要する経費などであります。 4目の公園費は、都市公園の清掃や維持修繕費と、3の事業では、神倉緑地を利用する市民の利便性向上のため、あずまや、ベンチ、水飲み場等の施設整備を行うものであります。 182ページ、6項1目住宅管理費は、市営住宅の維持修繕と管理経費が主なもので、3の住宅資金貸付事業特別会計繰出金は、収支不足見込み額の繰り出しであります。また、5の事業では、県下8市町村で設立した住宅新築資金債権の管理回収などを行う一部事務組合に対しまして分担金を支払うものであります。 2目住宅建設費は、1の事業では、平成元年度に建設の近大前の高田団地、木造2階建て住宅5戸のトイレの水洗化及びバリアフリー化を行うものであります。 186ページからは9款の消防費となります。 1項1目常備消防費、2の消防職員教育事業では、救急救命士に関する教育、また消防大学校、県消防学校での専科教育、救助課程等の受講を予定するものです。その他、救急活動や県の防災ヘリコプター運航に係る負担金など常備消防に係る経常的な経費であります。 188ページ、2目非常備消防費は、消防団員345名の報酬と、火災出動の際の出動報酬、消防団の運営や訓練等に係る事業であります。 190ページ、3目消防施設費の6の救助工作車更新整備事業は、平成7年度に配備し、耐用年数が経過する救助工作車を更新整備するものであります。7の消防団ポンプ自動車更新は、耐用年数を経過した消防団ポンプ自動車を年次計画により更新するもので、本年度は丹鶴分団と蓬莱分団の車両の更新を予定しております。8の防火用水タンク設置事業は、高田地区及び熊野川地区の防火水利が不足している地域に、10トン型の防火用水タンク3基を設置するものであります。 193ページ、9の携帯電話・IP電話等簡易位置情報受信システム整備事業は、近年通報件数がふえている携帯電話・IP電話からの119番通報の際、発信位置に関する情報を取得するもので、特に屋外からの通報の際に位置確認が容易となるものであります。 次の4目水防費は、消防団の水防活動に要する経常的経費と市田川等の各樋門操作経費であります。
---------------------------------------
△延会の宣告
○議長(奥田勲君) 一般会計予算の説明中でありますが、本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(奥田勲君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 あすは午前10時から会議を開きます。 本日は御苦労さまでした。
△延会 午後4時24分...