田辺市議会 2021-07-07
令和 3年第4回定例会(第5号 7月 7日)
◎日程第1 4定
議案第15号 副
市長の選任につき
同意を求めることについて上程
○
議長(
北田健治君) 日程第1 4定
議案第15号 副
市長の選任につき
同意を求めることについてを上程いたします。
(林副
市長 退席)
○
議長(
北田健治君)
提出者の説明を求めます。
市長、
真砂充敏君。
(
市長 真砂充敏君 登壇)
○
市長(
真砂充敏君) ただいま上程されました
議案は、林 誠一副
市長の任期が令和3年7月19日をもって満了いたしますので、引き続き副
市長として選任いたしたく存じ、
同意をお願いするものであります。
住所、氏名、
生年月日、職業でありますが、
田辺市文里二丁目7番16号、林 誠一、昭和29年8月19日生まれ、66歳、
田辺市副
市長でございます。
以上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(
市長 真砂充敏君 降壇)
○
議長(
北田健治君)
提出者の説明が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。
これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第15号については、
委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
それでは、お諮りいたします。
4定
議案第15号は、これに
同意することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第15号は、これに
同意することに決しました。
(林副
市長 入場)
○
議長(
北田健治君) なお、ただいま
同意されました、林 誠一君から、挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。
林 誠一君。
(副
市長 林 誠一君 登壇)
○副
市長(林 誠一君)
議長の
お許しをいただきましたので、一言御挨拶申し上げます。
ただいま、私、林 誠一の副
市長の選任につきまして、御
同意賜りましたこと誠にありがとうございます。引き続き副
市長の職務を仰せつかり、身の引き締まる思いでございます。
本市では、
防災拠点ともなる新庁舎の整備をはじめ、
災害対応力の向上、
新型コロナウイルス感染症対策や
アフターコロナ社会を見据えた
地域産業活性化施策の展開など、引き続き重要な局面を迎えます。
真砂市長の指導の下、
誠心誠意職務を全うする所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、議員の
皆様におかれましても、今後とも変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
(副
市長 林 誠一君 降壇)
◎日程第2 4定
議案第16号
教育委員会の
教育長の任命につき
同意を求めることについて上程
○
議長(
北田健治君) 続いて、日程第2 4定
議案第16号
教育委員会の
教育長の任命につき
同意を求めることについてを上程いたします。
(
佐武教育長 退席)
○
議長(
北田健治君)
提出者の説明を求めます。
市長、
真砂充敏君。
(
市長 真砂充敏君 登壇)
○
市長(
真砂充敏君) ただいま上程されました
議案は、
佐武正章教育長の任期が令和3年7月19日をもって満了いたしますので、引き続き
教育長として任命いたしたく存じ、
同意をお願いするものであります。
住所、氏名、
生年月日、職業でありますが、
田辺市秋津町418番地の4、
佐武正章、昭和33年9月29日生まれ、62歳、
田辺市
教育長でございます。
以上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(
市長 真砂充敏君 降壇)
○
議長(
北田健治君)
提出者の説明が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。
これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第16号については、
委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
それでは、お諮りいたします。
4定
議案第16号は、これに
同意することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第16号は、これに
同意することに決しました。
(
佐武教育長 入場)
○
議長(
北田健治君) なお、ただいま
同意されました、
佐武正章君から、挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。
佐武正章君。
(
教育長 佐武正章君 登壇)
○
教育長(
佐武正章君)
議長さんから発言の
お許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま、
田辺市
教育委員会教育長として
市長さんより御推薦をいただき、議会の
皆様の御
同意をいただきました
佐武正章でございます。
私は、
田辺市の
教育の大きな柱であります、人を大切にする
教育の
基本方針を根底に、一人一人が大切にされる
教育の充実に全力で取り組み、全ての
子供たちが安心して学び、楽しく
学校生活を送ることができるよう、また、市民の誰もがいつでもどこでも学ぶことができるよう努めてまいりたいと思います。
また、新
学習指導要領を踏まえた確かな学力と体力の向上、そして、
道徳教育の充実、さらに家庭や地域の
教育力の向上に全力で取り組み、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を認識し、一体となって
子供たちを育んでいける体制の確立を目指し、それぞれの地域に受け継がれております歴史や文化、そして、
ふるさと田辺を愛する人材の育成に取り組んでまいりたいと考えております。
一方、幼稚園、小・中学校、各
教育関係機関では、今日的な課題に対応するための様々な
教育改革が進められています。新しい社会に適合するために、
一つ一つの課題をしっかり見定め、未来へつながる
田辺市の
教育に全力で取り組む覚悟でございますので、議員の
皆様方に今後とも御指導、御支援のほど心よりお願い申し上げまして、御挨拶に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
(
教育長 佐武正章君 降壇)
◎日程第3 4定
議案第17号
教育委員会委員の任命につき
同意を求めることについてから
日程第4 4定
議案第18号
教育委員会委員の任命につき
同意を求めることについてまで
一括上程
○
議長(
北田健治君) 続いて、日程第3 4定
議案第17号及び日程第4 4定
議案第18号の2件の
教育委員会委員の任命につき
同意を求めることについてを
一括上程いたします。
提出者の説明を求めます。
市長、
真砂充敏君。
(
市長 真砂充敏君 登壇)
○
市長(
真砂充敏君) ただいま上程されました
議案第17号及び第18号の
教育委員会委員の任命につき
同意を求めることについての2
議案につきまして、一括して御説明申し上げます。
まず、
議案第17号につきましては、
教育委員会委員、
西川哲司氏の任期が令和3年7月19日をもって満了いたしますので、引き続き同
委員として任命いたしたく存じ、
同意をお願いするものであります。
住所、氏名、
生年月日、職業でありますが、
田辺市
朝日ヶ丘18番25号、
西川哲司、昭和35年10月30日生まれ、60歳、医師でございます。
次に、
議案第18号につきましては、
教育委員会委員、
髙橋恵美氏の任期が令和3年7月19日をもって満了いたしますので、引き続き同
委員として任命いたしたく存じ、
同意をお願いするものであります。
住所、氏名、
生年月日、職業でありますが、
田辺市上万呂140番地の1、
髙橋恵美、昭和52年3月4日生まれ、44歳、
自営業手伝いでございます。
以上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(
市長 真砂充敏君 降壇)
○
議長(
北田健治君)
提出者の説明が終了いたしました。
これより一括して質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております2件については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。
これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
住所、氏名、
生年月日、職業でありますが、
田辺市平瀬442番地の7、室谷正幸、昭和24年3月31日生まれ、72歳、団体職員でございます。
次に、
議案第22号につきましては、人権擁護
委員、岡本 勝氏の任期が令和3年12月31日をもって満了いたしますので、引き続き同
委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。
住所、氏名、
生年月日、職業でありますが、
田辺市本宮町本宮556番地、岡本 勝、昭和27年6月24日生まれ、69歳、会社員でございます。
次に、
議案第23号につきましては、人権擁護
委員、那須勝美氏の任期が令和3年12月31日をもって満了いたしますので、新たに、仲 道子氏を同
委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。
住所、氏名、
生年月日、職業でありますが、
田辺市
朝日ヶ丘22番44号、仲 道子、昭和33年7月15日生まれ、62歳、無職でございます。
以上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(
市長 真砂充敏君 降壇)
○
議長(
北田健治君)
提出者の説明が終了いたしました。
これより一括して質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております3件については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。
これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております3件については、
委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより、ただいま議題となっております3件について、順次採決に入ります。
◎日程第7 4定
議案第21号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○
議長(
北田健治君) それでは、お諮りいたします。
4定
議案第21号は、これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第21号は、これを
異議なしとすることに決しました。
◎日程第8 4定
議案第22号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○
議長(
北田健治君) 続いて、お諮りいたします。
4定
議案第22号は、これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第22号は、これを
異議なしとすることに決しました。
◎日程第9 4定
議案第23号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○
議長(
北田健治君) 続いて、お諮りいたします。
4定
議案第23号は、これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第23号は、これを
異議なしとすることに決しました。
◎日程第10 4定選第1号
選挙管理委員会委員の選挙
○
議長(
北田健治君) 続いて、日程第10 4定選第1号
選挙管理委員会委員の選挙を行います。
本件は、地方自治法第182条第1項の規定により選挙するものであります。
この場合、お諮りいたします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行います。
これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
さらにお諮りいたします。
指名の方法については、
議長において指名いたします。
これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
それでは指名いたします。
氏名表をお手元に配付いたします。
(氏名表配付)
○
議長(
北田健治君) それでは、氏名、住所を順次申し上げます。
生年月日、職業、政党別は、お手元の氏名表に記載のとおりであります。
なお、敬称は省略させていただきます。
藤井容子、
田辺市新屋敷町64番地。新谷育生、
田辺市中芳養2394番地。萩原伸志、
田辺市あけぼの53番11号。小山裕史、
田辺市新庄町2744番地の39。
以上のとおりであります。
お諮りいたします。
ただいま
議長において指名いたしました4人を
選挙管理委員会委員の当選人と定めることに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました4人につきましては、
選挙管理委員会委員に当選されました。
◎日程第11 4定選第2号
選挙管理委員会委員補充員の選挙
○
議長(
北田健治君) 続いて、日程第11 4定選第2号
選挙管理委員会委員補充員の選挙を行います。
本件は、地方自治法第182条第2項の規定により選挙するものであります。
この場合、お諮りいたします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行います。
これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
さらにお諮りいたします。
指名の方法については、
議長において指名いたします。
これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
それでは指名いたします。
氏名表をお手元に配付いたします。
(氏名表配付)
○
議長(
北田健治君) それでは、氏名、住所を順次申し上げます。
生年月日、職業、政党別は、お手元の氏名表に記載のとおりであります。
なお、敬称は省略させていただきます。
順位1番、後藤 宏、
田辺市龍神村福井2559番地。順位2番、石橋富子、
田辺市神子浜二丁目8番1号。順位3番、垣本悦二、
田辺市本宮町小津荷208番地の1。順位4番、能城美子、
田辺市中辺路町西谷631番地。
以上のとおりであります。
お諮りいたします。
ただいま
議長において指名いたしました4人を
選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました4人につきましては、
選挙管理委員会委員補充員に当選されました。
◎日程第12 4定報告第1号
専決処分事項について上程
○
議長(
北田健治君) 続いて、日程第12 4定報告第1号
専決処分事項についてを上程いたします。
本件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。
議案書の1ページから11ページまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 討論なしと認めます。
それでは、お諮りいたします。
4定報告第1号は、原案のとおり承認することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定報告第1号は原案のとおり承認することに決しました。
◎日程第13 4定報告第2号
専決処分事項の報告についてから
日程第16 4定報告第5号
田辺市
水道事業会計予算の繰越しについてまで
一括上程
○
議長(
北田健治君) 続いて、日程第13 4定報告第2号
専決処分事項の報告についてから、日程第16 4定報告第5号
田辺市
水道事業会計予算の繰越しについてまで、以上4件を
一括上程いたします。
ただいま上程いたしました報告案件4件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。
それでは、まず4定報告第2号
専決処分事項の報告について、質疑に入ります。
議案書の12ページから13ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
よって、4定報告第2号は、以上で終わります。
続いて、4定報告第3号
繰越明許費について、質疑に入ります。
議案書の14ページから17ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
よって、4定報告第3号は、以上で終わります。
続いて、4定報告第4号 事故繰越しについて、質疑に入ります。
議案書の18ページから19ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
よって、4定報告第4号は、以上で終わります。
続いて、4定報告第5号
田辺市
水道事業会計予算の繰越しについて、質疑に入ります。
議案書の20ページから21ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
よって、4定報告第5号は、以上で終わります。
◎日程第17 4定
議案第 1号
田辺市
個人情報保護条例の一部改正についてから
日程第31 4定
議案第24号 訴えの提起についてまで
一括上程
○
議長(
北田健治君) 続いて、日程第17 4定
議案第1号
田辺市
個人情報保護条例の一部改正についてから、日程第31 4定
議案第24号 訴えの提起についてまで、以上15件を
一括上程いたします。
ただいま上程いたしました15件は、過日の本会議においてそれぞれ所管の常任
委員会に付託していたものであります。
この場合、ただいま議題となっております15件について、各常任
委員会委員長の報告を求めます。
まず初めに、総務企画
委員会委員長の報告を求めます。
10番、福榮浩義君。
(10番 福榮浩義君 登壇)
○10番(福榮浩義君) それでは、総務企画
委員会より
委員長報告いたします。
本
委員会は、去る6月29日の本会議において付託を受けた
議案8件について、7月1日及び7日に
委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定
議案第4号
工事請負契約の締結について、同
議案第5号
工事請負契約の締結について、同
議案第7号
物品購入契約の締結について、同
議案第9号
損害賠償の額の決定及び和解について、同
議案第11号
田辺市
辺地総合整備計画の変更について及び同
議案第12号 令和3年度
田辺市
一般会計補正予算(第3号)の所管部分の以上6件については、全会一致により、同
議案第1号
田辺市
個人情報保護条例の一部改正について及び同
議案第24号 訴えの提起についての以上2件については、賛成多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における
委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
まず、
議案第7号
物品購入契約の締結についてに関わって、防災行政無線戸別受信機の貸与状況及び今後の方針について説明を求めたのに対し、「龍神、中辺路、大塔地域では、令和2年度の防災行政無線のデジタル化に伴い希望者への貸与を終えており、今回は本宮地域で行うものである。残るは
田辺地域であるが、メールやSNSなど情報伝達手段の多重化に努めながら、整備に向けて十分検討していきたい」との答弁がありました。
次に、
議案第12号 令和3年度
田辺市
一般会計補正予算(第3号)の所管部分のうち、まちづくり推進事業費に関わって、
田辺らしい自治の在り方研究事業の背景と、住民自治の具体像及び事業内容について説明を求めたのに対し、「人口減少や少子高齢化が進行する中で、年々多様化・複雑化する地域の課題をその地域に住む人々が主体的に考え、自ら解決していこうとする小規模多機能自治といわれる取組を念頭に、本市にふさわしい手法を見いだすべく研究していくもので、まずは、町内会等の役員を対象とした講演会や職員向けの研修会の開催をはじめ、庁内で組織する研究会での情報収集と大学の専門的知見を生かした研究を進めていくこととしている」との答弁がありました。これに対し
委員から、人口が減少している地域もあれば増加している地域もあり、それぞれの地域が抱える状況には違いがある中で、それらを踏まえた事業の考え方について説明を求めたのに対し、「実情が異なるいろいろな地域があることは認識しており、一律の制度を設けるのではなく、多様な地域性に応じて何がふさわしいのか、行政だけではなく住民と一緒になって考えていきたい」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
令和3年7月7日、総務企画
委員会委員長、福榮浩義。
(10番 福榮浩義君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 続いて、産業建設
委員会委員長の報告を求めます。
7番、柳瀬理孝君。
(7番 柳瀬理孝君 登壇)
○7番(柳瀬理孝君) それでは報告いたします。
本
委員会は、去る6月29日の本会議において付託を受けた
議案5件について、30日及び7月7日に
委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定
議案第3号
田辺市
水道事業の
設置等に関する条例の一部改正について、同
議案第6号
工事請負契約の締結について、同
議案第8号 訴えの提起について、同
議案第10号
損害賠償の額の決定及び和解について及び同
議案第12号 令和3年度
田辺市
一般会計補正予算(第3号)の所管部分について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における
委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第12号 令和3年度
田辺市
一般会計補正予算(第3号)の所管部分のうち、農業土木総務費に関わって、防災重点農業用ため池調査事業について詳細説明を求めたのに対し、「防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法が令和2年10月に施行されたことに伴い、市内にある70か所の防災重点農業用ため池のうち、既に調査済みの10か所及び廃止予定の8か所を除いた52か所を調査対象として、令和3年度から令和6年度の4年間で劣化状況調査と豪雨耐性評価を行い、その結果を基に優先順位を判断し、ため池の廃止も含めた防災対策工事を検討していく予定である」との答弁がありました。
次に、水産振興費に関わって、ブルーツーリズム推進事業費補助金の事業内容と今後の取組について説明を求めたのに対し、「平成28年度に県で制度化されたブルーツーリズム推進事業費補助金を活用し、以前から要望のあった老朽化している新庄漁業協同組合の作業場を建て直し、ブルーツーリズムの取組が行えるよう再整備を行う。今後の取組としては、漁業体験やマリンレジャーをはじめとした様々な観光資源を生かす拠点施設として、新たな価値創造に取り組んでいきたい」との答弁がありました。
次に、都市計画総務費の謝礼金及び鑑定評価手数料に関わって、市有地活用検討事業について詳細説明を求めたのに対し、「以前から課題となっていた旧国鉄
田辺駅宿舎の跡地利用について、今年度は事業実施をする意思のある方等から活用提案の募集を行い、来年度以降に実施事業者を選定し中心市街地の活性化につなげるとともに、街なかのにぎわいの創出に活用できるような形で進めていきたい。また、活用計画については地元の町内会等と協議しながら進めていきたい」との答弁がありました。
同じく、都市計画総務費に関わって、浸水実績図作成事業について詳細説明を求めたのに対し、「近年、内水の冠水被害が多発している中で、浸水実績図を作成し、住民の防災意識の向上を図っていきたいと考えている。調査範囲は、過去10年程度の浸水実績を基本とし、平成21年の七夕水害と平成23年の紀伊半島大水害の浸水実績も対象に加え、現地での聞き取り調査も行いながら作成する。作成した浸水実績図は、市として排水対策等の災害対策につなげていきたいと考えている」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
令和3年7月7日、産業建設
委員会委員長、柳瀬理孝。
(7番 柳瀬理孝君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 続いて、文教厚生
委員会委員長の報告を求めます。
9番、宮井 章君。
(9番 宮井 章君 登壇)
○9番(宮井 章君) それでは、文教厚生
委員会より報告いたします。
本
委員会は、去る6月29日の本会議において付託を受けた
議案4件について、同日及び7月7日に
委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定
議案第2号
田辺市
手数料条例の一部改正について、同
議案第12号 令和3年度
田辺市
一般会計補正予算(第3号)の所管部分、同
議案第13号 令和3年度
田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び同
議案第14号 令和3年度
田辺市
診療所事業特別会計補正予算(第1号)について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における
委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第12号 令和3年度
田辺市
一般会計補正予算(第3号)の所管部分のうち、社会福祉総務費に関わって、生活困窮者自立支援金の事業内容や今後の見通しについて説明を求めたのに対し、「この事業は、
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、社会福祉協議会による生活福祉資金の特例貸付を利用した上で、再貸付まで終了した世帯のうち、収入等による要件を満たす生活困窮世帯を対象として、世帯構成に応じて3か月間支援金を給付する事業である。本年8月末までの受付期間を設け、対象者には個別に案内を送付し、申請の受付は予約制とする予定で、400世帯分の予算を計上している」との答弁がありました。
次に、児童措置費に関わって、子育て世帯生活支援特別給付金の実施方法及び対象者への情報発信の方法について説明を求めたのに対し、「子育て世帯生活支援特別給付金については、本年4月分の児童手当または特別児童扶養手当の受給者で、令和3年度分の住民税均等割が非課税の方、または
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、家計が急変し、住民税非課税相当の収入となった方が対象である。児童手当または特別児童扶養手当の受給者で、住民税均等割が非課税の方は申請の必要はないが、家計が急変した等の要件に該当する方は申請が必要となる。申請については電話による事前予約制とし、給付の対象となるかについてもその中でお問合せいただけると考えている。また、情報発信については、市広報をはじめ、SNS等の活用を検討している」との答弁がありました。
次に、予防費に関わって、
新型コロナウイルスワクチン接種について、接種完了までの今後の見通しについて説明を求めたのに対し、「現在の接種状況については、65歳以上の方で62.3%と県内平均に近い数値となっており、7月上旬に予定している59歳以下の方への接種券発送の準備についても整っている。ワクチンの供給も現時点においては順調であることに加え、医師・医療機関の方々からの協力をいただいていることもあり、本年10月末の完了を目指して取り組んでいるところである」との答弁がありました。これに対し
委員から、本年10月末の完了見込みの考え方についてただしたのに対し、「完了の時期については、
ワクチン接種を希望する割合がどの程度あるかで若干変わってくるが、現時点で65歳以上の方の約7割が
ワクチン接種を希望している現状から、この割合を参考に10月末を見込んでいる」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
令和3年7月7日、文教厚生
委員会委員長、宮井 章。
(9番 宮井 章君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 以上で、各常任
委員会委員長の報告が終了しました。
これより質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。
3番、久保浩二君。
(3番 久保浩二君 登壇)
○3番(久保浩二君) 4定
議案第1号
個人情報保護条例の一部改正について、反対の立場で討論を行います。
今回の
田辺市
個人情報保護条例の一部改正する条例では、第32条中総務大臣を内閣総理大臣に以下改めるとあります。しかし、この提案理由の中に、デジタル庁設置法の制定及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うものであるとあります。
個人情報保護法制は、2015年、2016年の法改悪で、匿名加工すれば個人情報を本人の
同意なく第三者に情報提供できる制度が設けられています。
今回の国会でのデジタル関連法案には、個人情報のビッグデータ化、顔認証などAI、人工知能の普及の下での個人情報保護、個人の基本的人権尊重のための新たな規定もその考え方さえも欠落しています。行政機関が特定の目的のために集めた個人情報をもうけの種として、本人
同意もないままに目的外利用、外部提供し、成長戦略へ企業の利益につなげようとするものです。
反対理由の第1は、個人情報保護をないがしろにし、プライバシーを侵害するおそれがあるからです。デジタル技術が国民生活に利便性をもたらすには、個人情報をどう管理、利活用されているかを知り、意思に反する利活用を拒否する権利やプライバシー権の保障が必要です。
しかし、既に国や独立行政法人は、大量の個人情報ファイルを非識別加工し、民間利活用の提案募集をかけています。横田基地騒音訴訟の原告の方々の情報や国立大学の学生の家庭事情、受験生の入試の点数まで、データ利用したい民間事業者からの提案募集の対象としてきました。プライバシーに関わる情報を本人が知らぬ間に行政から民間へデータ提供するのがこの制度です。菅首相は、自己情報コントロール権等を権利として規定はしていないと認めています。
さらに、デジタル関連法案は、個人情報保護制の一元化により、地方自治体が独自に制定する個人情報保護の条例にも縛りをかけているものです。匿名加工した個人情報を外部提供するオープンデータ化を都道府県や政令市に義務化し、条例による個人情報のオンライン結合の禁止を認めないとしています。個人情報保護の仕組みを切り捨て、市民が築き上げてきた保護のための制度を壊すことは許されません。
第2は、地方自治に対する侵害です。デジタル関連法案では、国と自治体の情報システムの共同化・集約を掲げており、地方自治体は、国がつくる鋳型に収まる範囲の施策しか行えないことになりかねません。
また、強力な権限を持つデジタル庁は、国の省庁にとどまらず、地方自治体や準公共部門に対しても予算配分やシステムの運用について口を挟むことができるようになります。
第3に、国民にマイナンバー制度を押しつけようとしていることです。デジタル関連法案では、個人の預貯金口座のマイナンバーひもづけなどを盛り込んでいます。マイナンバー制度は、国民の所得、資産、社会保障給付を把握し、国民への徴収強化と社会保障費の削減を進めるものです。そもそもマイナンバー制度は廃止すべきです。
以上、反対討論とします。
(3番 久保浩二君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 他に討論はありませんか。
2番、前田かよ君。
(2番 前田かよ君 登壇)
○2番(前田かよ君) 4定
議案第24号 訴えの提起について、賛成の立場で討論いたします。
今回の提起は、故野﨑幸助氏から遺贈された中の貸付債権の回収のため出されたもので、
田辺市の財産となった債権を回収することは、法的に
田辺市として行わなければならない行為について反対するべきではないと考えております。
しかし、個人から自治体に対して遺贈または相続を受けるに当たっては、全国各地の自治体の例を見ますと、遺言書は、公正証書遺言において作成を求めたり、自治体が提携している金融機関を通じて遺贈や相続の寄附を受けているところがほとんどです。
また、千葉県習志野市では、負担付遺贈や係争の原因となるおそれがある遺贈は受付することはできませんと明確に決められています。
今回、野﨑氏からの遺贈は、現在、遺言書の無効を求める裁判が遺族から起こされ係争中であります。また、野﨑氏の死亡は殺人事件として捜査中であるなど、習志野市が明記している係争の原因となる遺贈に当たります。
そして、貸付債権の総額が1億8,000万円余りと、今後も今回のように裁判所への訴えの提起が何度となく起こることも想定されます。そのたびに議会の議決や裁判費用、弁護士費用がかかってくることもあり得ます。そのことを考えれば、今後の遺贈、相続の寄附については、
田辺市として明確なルールをつくるべきだということを申し上げて、討論といたします。
(2番 前田かよ君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより、ただいま議題となっております15件について、順次採決に入ります。
◎日程第17 4定
議案第1号
田辺市
個人情報保護条例の一部改正について
○
議長(
北田健治君) それでは、4定
議案第1号
田辺市
個人情報保護条例の一部改正について、お諮りいたします。
本件については
異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第1号は、
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○
議長(
北田健治君) 起立多数であります。
よって、4定
議案第1号は、可決いたしました。
◎日程第18 4定
議案第2号
田辺市
手数料条例の一部改正について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第2号
田辺市
手数料条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第2号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第2号は可決いたしました。
◎日程第19 4定
議案第3号
田辺市
水道事業の
設置等に関する条例の一部改正について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第3号
田辺市
水道事業の
設置等に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第3号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第3号は可決いたしました。
◎日程第20 4定
議案第4号
工事請負契約の締結について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第4号
工事請負契約の締結について、お諮りいたします。
議案第4号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第4号は可決いたしました。
◎日程第21 4定
議案第5号
工事請負契約の締結について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第5号
工事請負契約の締結について、お諮りいたします。
議案第5号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第5号は可決いたしました。
◎日程第22 4定
議案第6号
工事請負契約の締結について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第6号
工事請負契約の締結について、お諮りいたします。
議案第6号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第6号は可決いたしました。
◎日程第23 4定
議案第7号
物品購入契約の締結について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第7号
物品購入契約の締結について、お諮りいたします。
議案第7号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第7号は可決いたしました。
◎日程第24 4定
議案第8号 訴えの提起について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第8号 訴えの提起について、お諮りいたします。
議案第8号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第8号は可決いたしました。
◎日程第25 4定
議案第9号
損害賠償の額の決定及び和解について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第9号
損害賠償の額の決定及び和解について、お諮りいたします。
議案第9号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第9号は可決いたしました。
◎日程第26 4定
議案第10号
損害賠償の額の決定及び和解について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第10号
損害賠償の額の決定及び和解について、お諮りいたします。
議案第10号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第10号は可決いたしました。
◎日程第27 4定
議案第11号
田辺市
辺地総合整備計画の変更について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第11号
田辺市
辺地総合整備計画の変更について、お諮りいたします。
議案第11号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第11号は可決いたしました。
◎日程第28 4定
議案第12号 令和3年度
田辺市
一般会計補正予算(第3号)
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第12号 令和3年度
田辺市
一般会計補正予算(第3号)について、お諮りいたします。
議案第12号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第12号は可決いたしました。
◎日程第29 4定
議案第13号 令和3年度
田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第13号 令和3年度
田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、お諮りいたします。
議案第13号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第13号は可決いたしました。
◎日程第30 4定
議案第14号 令和3年度
田辺市
診療所事業特別会計補正予算(第1号)
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第14号 令和3年度
田辺市
診療所事業特別会計補正予算(第1号)について、お諮りいたします。
議案第14号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第14号は可決いたしました。
◎日程第31 4定
議案第24号 訴えの提起について
○
議長(
北田健治君) 続いて、4定
議案第24号 訴えの提起について、お諮りいたします。
議案第24号は、
委員長の報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第24号は可決いたしました。
◎日程第32 4定報告第6号 令和2年度
田辺市
土地開発公社の
事業報告及び
決算報告について上程
○
議長(
北田健治君) 続いて、日程第32 4定報告第6号 令和2年度
田辺市
土地開発公社の
事業報告及び
決算報告についてを上程いたします。
本件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。
議案書82ページから94ページまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 質疑なしと認めます。
4定報告第6号は、以上で終わります。
◎日程第33 4定発議第1号
日本政府に
核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書の提出について上程
○
議長(
北田健治君) 続いて、日程第33 4定発議第1号
日本政府に
核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書の提出についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
2番、前田かよ君。
(2番 前田かよ君 登壇)
○2番(前田かよ君) 4定発議第1号
日本政府に
核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書の提出について。
標記について、
田辺市
会議規則第14条第1項の規定により、次のように提出する。
令和3年7月7日、
提出者は、
田辺市議会議員、私、前田かよ、賛成者は、同議員、久保浩二、いずれも日本共産党の議員です。
まず、提案理由を述べさせていただきます。
今
定例会で、非核の政府を求める和歌山県民の会、核戦争防止和歌山県医師の会及び原水爆禁止和歌山県協議会より意見書提出の要請があり、本発議はその趣旨に賛同するものです。
アメリカが1945年7月核兵器を開発し、その1か月後の8月に広島と長崎に原子力爆弾が投下され、それ以来2019年までに約50万人の人が原爆によって亡くなっています。この間、一部の国が核実験を行う中、1954年に原子力の軍事的利用への転用を防止することを目的とする国際原子力機関が発足しました。1970年には核兵器の拡散を防止する核兵器不拡散条約が発効、1996年には核兵器の実験的爆発及びほかの核爆発を禁止する包括的核実験禁止条約が採択、2011年にはアメリカとロシアの2国間で新戦略兵器削減条約が発効されるなど、核兵器のない平和な世界を目指す取組が行われてきました。しかし、採択されながらも未発効であったり、核軍縮の期限延期があったりと、順風満帆ではありませんでした。
核兵器は、必要悪として、核保有国によって核不拡散条約など持っている国は核兵器を減らす義務などが定められましたが、一向になくなりません。核を持っている国に任せても何も変わらないと感じた核を持たない国々がもっとトータルで禁止の枠組みをつくろうと努力した結果が
核兵器禁止条約です。
こうした経過の中、4年前の今日、7月7日、
核兵器禁止条約が採択されました。そして2020年10月24日に
核兵器禁止条約の批准国が50か国に達し、今年1月22日に条約が発効されました。これは人類史上に銘記されることです。条約発効に至る経緯で忘れてならないのは、核兵器の災禍を国際社会に訴えてきた被爆者の活動です。後世の人々が生き地獄を体験しないように、生きているうちに何としても核兵器のない世界を実現したいという思いで、被爆者たちがヒバクシャ国際署名をはじめ、2016年から2020年末までに国内外で1,370万2,345人分の署名が国連に提出されました。
この被爆者の思いに寄り添うなら、唯一の戦争被爆国である
日本政府は、核廃絶の先頭に立ち世界をリードすべきところ、核の傘に依存する安全保障政策を理由に条約に反対しています。しかし、日米安保条約には核兵器に関する記述がなく、条約への参加に何ら制限はありません。日本が核保有国と非保有国の橋渡し役を自任するなら、批准は難しくても、せめてオブザーバーとして参加し、議論の場に入るような具体的な行動に移すべきです。
また、核抑止論については、これは、いざとなれば広島や長崎で行われた大量虐殺を行い、放射線被害ももたらすということであり、国際社会が違法としたことを正当化することになります。これを合理化する理由を見いだそうとすれば矛盾と葛藤がつきまといます。核を防御するための核を持つことには際限がなく、人類の願いである核兵器のない世界の実現を遠ざける考えであることを認識するべきです。核抑止に頼らず、粘り強い対話によって安全保障のための政策提言をする努力をし、平和の取組の賛同者を増やし、核兵器のない平和な世界の実現に向けて取り組むことが必要ではないでしょうか。そして、それが市民の代表として政治を牽引する地方議会の役目であると考えます。
以上が提案理由です。
それでは、本文を朗読させていただきます。
お手元の
議案紙面の裏面を御覧ください。朗読いたします。
日本政府に
核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書。
広島と長崎に原子爆弾が投下されてから72年を経た2017年7月7日、核兵器を違法なものとした
核兵器禁止条約が採択された。
条約は、核兵器について破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり、国連憲章、国際法、国際人道法、国際人権法に反するものであるとし、歴史上初めて明文上違法なものとなった。
条約は第1条において、核兵器の開発、生産、実験、製造及び取得、保有、貯蔵、さらに使用とその威嚇を禁止している。また、核保有国の条約への参加の道を規定するなど核兵器完全廃絶への枠組みを示している。同時に、被爆者や核実験被害者への援助を行う責任も明記され、私たち日本国民が長年にわたり熱望してきた核兵器廃絶につながる画期的なものである。
2017年9月20日、
核兵器禁止条約への調印・批准・参加が開始されて以降、国際政治でも各国でも、前向きな変化が生まれている。条約調印国はアジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカ、太平洋諸国の86か国。批准国は54か国である。同条約は2020年10月24日、国連軍縮週間の初日に批准国が50か国となったことにより、本年、2021年1月22日に発効した。
条約発効年の今こそ、核兵器のない世界を望む国内外の広範な世論に応えて、唯一の戦争被爆国である日本は、率先して核兵器廃絶に向けて取り組むべきである。
よって下記の事項を強く要望する。
1、
日本政府が
核兵器禁止条約に参加・調印・批准することを求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年7月7日、
田辺市議会
議長、
北田健治。
意見書提出先は、衆議院
議長、参議院
議長、内閣総理大臣、外務大臣です。
以上、御賛同賜りますよう御審議のほどよろしくお願いいたします。
(2番 前田かよ君 降壇)
○
議長(
北田健治君)
提出者の説明が終了いたしました。
これより、質疑に入ります。
質疑はありませんか。
7番、柳瀬理孝君。
(7番 柳瀬理孝君 登壇)
○7番(柳瀬理孝君) それでは、質疑を行います。
まず申し上げたいのは、将来的に核兵器を廃絶していきたいという条約の指針については、私も賛同するところでありますし、そこに議論の余地はないと考えております。
また、条約については、国家間で交わされるものであり、単純に
田辺市にとってどうかという観点だけで考えるのではなく、本条約への参加が日本の外交や安全保障にどのような影響を与えるのかといった点にも留意しなければなりません。その前提の下、質疑を行います。
先ほどの提案説明の中で日米安保条約に直接的な核兵器についての明記はないとの提案説明がございましたが、現在の日本の安全保障の柱の一つは、広義での日本とアメリカでの安全保障であります。仮に、日本が
核兵器禁止条約に参加した場合、日本とアメリカの広義での安全保障を否定するおそれはやはりあります。その場合の安全保障について、日本の近隣の核兵器保有国の情勢を踏まえて、具体的にどのように考えられているのかお答えください。
(7番 柳瀬理孝君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 7番、柳瀬理孝君の質問に対する答弁を求めます。
2番、前田かよ君。
(2番 前田かよ君 登壇)
○2番(前田かよ君) このような公式の場で議論ができることを非常に有意義なことと思っております。質疑に感謝いたします。
条約に参加しない理由に、議員がおっしゃっていた日本の近隣諸国、具体的には北朝鮮や中国の威嚇を挙げる人が多いことは事実です。かといって、核抑止のために核で威嚇すればよいのかといえば、核兵器の威嚇そのものを考慮すれば、そうでは決してないと私は基本的に考えております。
ちょっと話は長くなりますが、核抑止論の中では、アメリカは、かつてより核弾頭の数は減ったとはいえ、今でも約7,000発の核弾頭を保有しており、米軍はかつて沖縄にも配備していました。それで、北朝鮮に関していえば、核開発を阻止できたかといえば全くそうではありませんでした。むしろ、じゃあ自分たちも持たなければという危機感を逆に呼び起こしてしまいました。そして、持った核を使わせないようにできるのか。これは、アメリカは、通常兵器においても今世界最強の軍事大国です。日米同盟もその軍事大国であるアメリカとの同盟であります。その意味では、北東アジアの小国である北朝鮮、日本の国内の自治体に例えますとGDPは四国のある自治体に相当すると言われているほどの規模です。そういう国に対する抑止力はもう十分に保持しています。核がなければ成り立たないという関係ではないと考えています。
そして、最悪の事態を想定するなら、北朝鮮の政権は圧力で追い詰められれば、最終的には核の発射ボタンを押す可能性があることも、これは誰も否定できないと思います。現実的に考えると、米国が幾ら核を持ってもそれが北朝鮮の核を止めることにはつながりません。こういう意味では、日米同盟も同じ枠組みで考えられることと思っております。
では、どうすればよいのかという話ですが、北朝鮮や中国を孤立化させず、周辺諸国やアメリカも交えた外交交渉です。例えば、1993年、1994年に北朝鮮の核開発が深刻な問題となった際、アメリカと北朝鮮が交渉しました。核を放棄する見返りにエネルギー協力と経済支援を行うという合意に達しています。その後、アメリカの議会において予算執行が認められなかったなど、ほかに様々な理由がありまして、結局はうまくいっていませんが、こういう外交交渉をすることによって、今後核を保有する日本の周辺の国は、核保有を放棄する可能性はなくはないと思っております。こうした話合いの枠組みを北東アジアで持つことで日本の安全保障を確保していけると考えております。
さらに、大事だと思うことは、北朝鮮や中国の個別の威嚇というだけで捉えるのでなく、これは核そのものの威嚇だということを併せて考えることが大変重要だと思っております。
補足になりますが、核保有国や核の傘下にある国の中から、もし参加や署名する国が1国だけでも出てくれれば流れは大きく変わってくると思います。全ての国際条約においては、できた時点で完成するというものではありませんが、これからこの
核兵器禁止条約につきましては、議定書などを盛り込みながら、そして、もしオブザーバー参加の国の意見とかが上がれば、そういう意見も考慮しながら議論を発展させていければ、今後核兵器のない平和な世界に確実に近づくことと考えております。
以上です。
(2番 前田かよ君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 他に質疑はありませんか。
7番、柳瀬理孝君。
(7番 柳瀬理孝君 登壇)
○7番(柳瀬理孝君) 答弁ありがとうございます。外交交渉によってこの近隣諸国の関係をつくることで核兵器が廃絶される可能性があるというようなお答えだったと思うのですけれども、それであれば、その状況が整った上でこの意見書を提出するのが適切なのかなというふうに感じたのですけれども、いかがでしょうか。
(7番 柳瀬理孝君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 2番、前田かよ君。
(2番 前田かよ君 登壇)
○2番(前田かよ君) 地方から意見書を上げるに当たっては、じゃあ外交交渉が整った上でしていければよいのではないかという質疑ですね。
卵が先か鶏が先かというお話かと思うのですけれども、もちろんそれもありだと思いますが、私が地方議会からぜひ意見書を上げようと提案させていただいたのは、これは、ヒバクシャ国際署名にも多くの方々が署名され、また、国内の被爆者の方々の切実な願いである。一刻も早く彼らの、こういう方たちが自分の命のあるうちに実現させたいというこの願いを受けて、こういう、言ってみれば
田辺の市民の方ではないですけれども、日本国内における市民の方の御意見、これを市民を代表する市議会、地方議会として政治を牽引する役目として、こういう議論を提案していくということの効果を考えて、意見書の提出を提案させていただきました。
(2番 前田かよ君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) それでは、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略することにいたします。
これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、4定発議第1号については、
委員会の付託を省略することに決しました。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。
19番、塚 寿雄君。
(19番 塚 寿雄君 登壇)
○19番(塚 寿雄君) この件につきまして、我々の会派でもいろいろ協議をしたわけでありますが、現段階におきましては、意見書提出につきましては反対の立場で意見を述べさせていただきます。
まず、前提として、将来的な核兵器廃絶という条約の理念には、柳瀬議員も申し上げましたとおり、私も賛成であります。
しかしながら、核兵器廃絶という目標は同じでも、その手段としての本条約への参加が適切かどうかを考えなければなりません。
今回、本意見書に反対する理由は大きく2点あります。
まず1点目は、安全保障の問題です。現状、日本の安全保障は日米の安全保障を一つの柱として行われております。そうした中での本条約への参加は、日米安保を否定する可能性があり、日本の安全保障及び外交に大きく影響するものであると考えます。
また、2点目として、本条約への参加国についてであります。本条約に関しては、核保有国やその同盟国が不参加となっております。核軍縮をめぐる歴史としては、これまで核兵器不拡散条約をはじめとして、2011年に発効し、本年2月にその期間延長が発表されたアメリカとロシアの間で締結されている新戦略兵器削減条約など、核保有国を中心とした核軍縮の動きが本流であり、日本の本条約への参加は、そうした核保有国と非保有国の緊張をあおるおそれがあります。
日本は、唯一の戦争被爆国として核兵器のない世界を目指す上で大きな役割を担っております。核保有国と非保有国の対立軸をつくるのではなく、双方の橋渡しとして機能するためにも、現時点では本条約への参加を求める意見書を提出するのは、適切ではないと考えます。
条約は、国家間で交わされるものであり、安全保障や国際情勢といった幅広い視点で考えなければなりません。
よって、現時点で本意見書を提出することについては、慎重な立場を取らざるを得ないという意見を表明をいたしまして、反対討論といたします。
(19番 塚 寿雄君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
18番、小川浩樹君。
(18番 小川浩樹君 登壇)
○18番(小川浩樹君) この意見書に賛成の立場での討論をさせていただきます。
多くの議員が議論をしているように、この意見書に今の時点で賛同すべきか、否定をすべきかということは、私自身も本当に長い時間をかけて悩みましたが、私たちの立場といたしますと、唯一の被爆国として、オブザーバーとしてこの条約に参加をして、対立を生んでいる核保有国と非保有国の間に入り、対話を、協調をして参加を促し、将来的には日本もこの条約に参加をするというのが私たちの立場であり、それは、政府与党の中にも将来的にそれを目指すのは当然だという意見があるというふうに承知をしております。
核をなくす世界をつくるという議論、それをつくっていく過程には、いろいろな問題や様々な議論があって、総論的に一概に答えは言えないという状況にあるということは認識をしておりますが、もうシンプルに考えて、この条約に将来的に参加を促すという可能性を望むのであれば、今回はこの意見書に賛成をさせていただこうというふうに思っております。
以上、賛成討論といたします。
(18番 小川浩樹君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 続いて、反対討論の発言はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) 他に討論はありませんか。
1番、松上京子君。
(1番 松上京子君 登壇)
○1番(松上京子君) 4定発議第1号に対し、賛成の立場で討論を行います。
本発議に関しては、非常に悩んで、会派の中でもたくさん議論を重ねたのですけれども、一つ私の考えとしては賛成ということで考えを述べさせていただきます。
本年1月に発効した
核兵器禁止条約は、核兵器が違法であり、人道的な観点から許されないということが明確に示されています。一瞬にして多くの人の命を奪い、壊滅的な被害をもたらす核兵器は、いかなる理由があっても肯定されるべきでないというのは、当然のことです。しかし、この条約には、核保有国が入っていないためにまだ実効性はありません。また、安全保障上、アメリカの核の傘下にある日本として批准は難しい。日本は批准ではなくオブザーバーとして核を持つ国と持たない国の橋渡しをするのがよいなど様々な意見があります。けれど、抑止力として日本が核兵器容認の立場を取れば、道理と説得力をもって国際社会に対し核兵器廃絶を訴えることはできないのではないでしょうか。安全保障に対し、各国それぞれの考えがあることも、また、今すぐに世界から核がなくなることがないというのも理解をしています。けれども、進むべき方向に向け外交努力を重ねていくべきです。
核兵器のない平和で安全な世界は、人類共通の願いです。その実現のため、唯一の被爆国である日本こそ条約に参加、調印、批准をしてほしい。ごく平凡な市民の良心はそれを望みます。地方議会からそのような声を上げることに私は意義があると思っています。
以上のような理由から、本発議には賛成であることを述べ、討論といたします。
(1番 松上京子君 降壇)
○
議長(
北田健治君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより、採決に入ります。
4定発議第1号
日本政府に
核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書の提出について、お諮りいたします。
本件については、
異議がありますので、起立により採決いたします。
発議第1号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立少数)
○
議長(
北田健治君) 起立少数であります。
よって、4定発議第1号は、否決いたしました。
◎日程第34
委員会の
継続審査について
○
議長(
北田健治君) 続いて、日程第34
委員会の
継続審査についてを議題といたします。
この場合、閉会中の
委員会の
継続審査について報告いたします。
各常任
委員会、議会運営
委員会及び特別
委員会の
委員長から、目下
委員会において審査または調査中であります、お手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、
会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続をいたしたい旨の申出があります。
それでは、ただいま報告いたしました
委員会の
継続審査についてお諮りいたします。
各
委員長から申出のとおり、それぞれの
委員会において閉会中も審査または調査を継続することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
北田健治君)
異議なしと認めます。
よって、各
委員長から申出のとおり、それぞれの
委員会において閉会中も審査または調査を継続することに決しました。
以上をもって、本
定例会に付議されました
議案は全て議了いたしました。
他に発言、その他ありませんか。
(「なし」の声あり)
◎
市長閉会の挨拶
○
議長(
北田健治君) それでは、
市長から閉会に当たっての挨拶のため、発言を求められておりますのでこれを許可いたします。
市長、
真砂充敏君。
(
市長 真砂充敏君 登壇)
○
市長(
真砂充敏君) 令和3年第4回
田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
去る6月16日に開会した本
定例会も、議員各位の御理解と御協力をいただく中、本日、無事最終日を迎えることができました。本
定例会におきましては、条例の一部改正をはじめ、一般会計の補正予算案など、様々な
議案を提出させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり慎重なる御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御賛同を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。
初めに、去る7月3日、静岡県熱海市で発生した大規模な土石流により、亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された
皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、安否不明者の方々の御無事と、被災地域の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
さて、紀南地方の長年の念願でありました紀南広域廃棄物最終処分場が完成し、7月1日から供用が開始されました。顧みますと、平成14年11月に前身となる紀南地域廃棄物処理促進協議会が設立され、以降、候補地抽出、現地調査、最終候補地選定、建設
同意協定書の締結等という手順を踏みながら、平成30年11月の工事着手から本年3月末の完成へと実に長い年月を経て、ようやく先日の供用開始に至ったわけでありますが、改めまして、地元稲成町の
皆様をはじめ関係の
皆様に深く感謝申し上げます。
埋立地は10市町の一般廃棄物と11市町村の産業廃棄物を15年間埋め立てできる計画となっておりますが、一日でも長く同施設を利用することができるよう、引き続き、ごみの分別の徹底について啓発に努めるとともに、同施設の管理者として地域環境と調和した施設の維持管理に万全の体制で取り組んでまいりたいと考えております。
翻って、先月25日に公表されました昨年実施した国勢調査の速報値によりますと、2020年10月1日現在の和歌山県の人口は、戦後最少となる92万3,033人で、減少数と減少率はともに調査開始以来、過去最大となりました。本市におきましても、同様に人口減少が進んでおり、これに伴う高齢化の進行や地域内の交流の希薄化等により、地域で培われてきた支え合いや助け合い、また、私たちに身近な自治会や町内会などの維持・運営や担い手の確保が困難となりつつあります。今議会において
田辺らしい自治の在り方研究事業の予算を計上したところでございますが、新しい時代に対応した
田辺らしい自治の仕組みづくりに向け、市民の
皆様と膝を交えて話し合ってまいりたいと考えております。簡単な話ではありませんが、時間がかかっても正面から向き合っていくべき課題だと思っております。
一方、
新型コロナウイルス感染症につきましては、和歌山県内においては、幸いにも、現在も低く抑え込まれております。
ワクチン接種につきましては、一般質問においてもお答えいたしましたとおり、医師会をはじめとする医療関係者の御尽力により集団接種のほか市内の多くの病院や診療所において、日々の診療の中での個別接種に御協力をいただいておりますことから、現在実施しております65歳以上の高齢者優先接種も計画的に進んでおります。一部報道等において、ワクチンの供給不足が懸念される話も出ておりますが、これから、65歳未満の市民の
皆様にも接種対象を広げていくに当たり、先月23日には60歳から64歳の
皆様に
ワクチン接種の御案内を発送しており、また、16歳から59歳の
皆様には明日8日に御案内を発送する予定であります。
市民の
皆様には、ワクチンの副反応についての御不安もあるかと思いますが、今後も安心・安全に接種いただけるよう万全の体制を整えて
ワクチン接種を進めてまいります。
さらにこの後、地域経済応援商品券事業や観光キャンペーン事業もスタートいたします。ぜひ、多くの
皆様にこのお得な商品券や食事券を御利用いただき、大切な地元のお店や飲食店、宿泊施設など、市民一丸となって応援していきたいと思っております。
今後におきましても、人口減少やポスト・コロナにおける社会環境の変化も見据えながら、未来へつながるまちづくりを推進してまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましても、なお一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。
(
市長 真砂充敏君 降壇)
◎
議長閉会の挨拶
○
議長(
北田健治君) 令和3年第4回
田辺市議会定例会の閉会に当たり、私からも一言御挨拶を申し上げます。
まず初めに、長期化するコロナ禍において、
ワクチン接種をはじめ日夜人命を守るために御尽力を賜っております医療関係者の
皆様、そして、介護や福祉現場など様々な場面で市民生活を支えていただいている全ての
皆様に心より敬意を表し、厚くお礼申し上げます。
田辺保健所管内では、5月21日以来、
新型コロナウイルスの新規感染者は発生しておりませんが、依然として収束は見えず、決して楽観できない状況にあります。一日も早い市民の
皆様の安寧と地域経済活動再開のため、引き続き
感染症対策に御尽力賜りますようお願いいたします。
さて、第5期
田辺市議会がスタートし、新体制の下6月16日に開会いたしました本
定例会は、提出のあった全ての
議案を議了し、閉会の運びとなりました。議員各位におかれましては、質問、意見等、活発な議論を展開され、市政全般にわたる課題解決に御尽力いただき、加えて、議会運営に特段の御理解と御協力を賜りましたことに深く感謝申し上げます。
また、
真砂市長をはじめ当局各位には、真摯に対応していただきましたこと厚くお礼を申し上げます。
時代の大きな転換期にある今、真砂市政5期目の4年間は、希望ある市の将来像を市民の
皆様に示し、実現していく重要な時期となります。
市当局には、第2次
田辺市総合計画の折り返し時期に差しかかるに当たり、これまでの取組を検証し、その結果やコロナ禍後の社会変化、議員各位からの意見、提言等を踏まえ、戦略的なまちづくりを強く望む次第であります。
引き続き任に就かれます林副
市長、
佐武教育長におかれましては、
真砂市長、木村副
市長、そして、職員とともに、今後とも政策課題の解決に全力を尽くしていただきますようお願いいたします。
市議会としましても、
新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、人口減などで大きく変化する社会情勢を見極めつつ、
市当局と議論を重ねながら、市政発展と
市民福祉増進のため奮励努力してまいります。
今年は、西日本の各地で平年より大幅に早い梅雨入りとなりました。静岡県熱海市では、記録的な大雨により大規模な土石流が発生し、尊い人命が失われ、今なお多くの方が安否不明となっております。犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた
皆様に心よりお見舞い申し上げます。これ以上、大雨などによる災害が起こらないことを切に願うばかりであります。
また、これからの季節は、
新型コロナウイルス感染症に加え熱中症への対策も必要となってまいります。議員及び当局各位には御自愛くださいますようお願いし、報道関係各位の御協力にお礼を申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
閉 会
○
議長(
北田健治君) それでは、これをもって、令和3年6月16日招集の令和3年第4回
田辺市議会定例会を閉会いたします。
(午後 2時49分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和3年7月7日
議 長 北 田 健 治
議 員 加 藤 喜 則
議 員 尾 﨑 博 文
議 員 谷 貞 見...