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令和 3年第4回定例会(第1号 6月16日)

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  1. 田辺市議会 2021-06-16
    令和 3年第4回定例会(第1号 6月16日)


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    令和 3年第4回定例会(第1号 6月16日)              第4回田辺市議会定例会会議録              令和3年6月16日(水曜日)           ―――――――――――――――――――    令和3年6月16日(水)午後1時開会  第 1 会議録署名議員の指名  第 2 会期の決定  第 3 4定報告第 1号 専決処分事項について  第 4 4定報告第 2号 専決処分事項の報告について  第 5 4定報告第 3号 繰越明許費について  第 6 4定報告第 4号 事故繰越しについて  第 7 4定報告第 5号 田辺市水道事業会計予算の繰越しについて  第 8 4定議案第 1号 田辺市個人情報保護条例の一部改正について  第 9 4定議案第 2号 田辺市手数料条例の一部改正について  第10 4定議案第 3号 田辺市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について  第11 4定議案第 4号 工事請負契約の締結について  第12 4定議案第 5号 工事請負契約の締結について  第13 4定議案第 6号 工事請負契約の締結について  第14 4定議案第 7号 物品購入契約の締結について  第15 4定議案第 8号 訴えの提起について
     第16 4定議案第 9号 損害賠償の額の決定及び和解について  第17 4定議案第10号 損害賠償の額の決定及び和解について  第18 4定議案第11号 田辺市辺地総合整備計画の変更について  第19 4定議案第12号 令和3年度田辺市一般会計補正予算(第3号)  第20 4定議案第13号 令和3年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第               2号)  第21 4定議案第14号 令和3年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第1号)  第22 4定報告第 6号 令和2年度田辺市土地開発公社事業報告及び決算報告に               ついて           ――――――――――――――――――― 〇会議に付した事件  日程第1から日程第22まで            ――――――――――――――――――議員定数 20名 〇欠  員  0名           ―――――――――――――――――――出席議員              議席番号   氏   名               1番  松 上 京 子 君               2番  前 田 か よ 君               3番  久 保 浩 二 君               4番  加 藤 喜 則 君               5番  尾 﨑 博 文 君               6番  谷   貞 見 君               7番  柳 瀬 理 孝 君               8番  浅 山 誠 一 君               9番  宮 井   章 君              10番  福 榮 浩 義 君              11番  髙 田 盛 行 君              12番  北 田 健 治 君              13番  橘   智 史 君              14番  尾 花   功 君              15番  市 橋 宗 行 君              16番  安 達 幸 治 君              17番  安 達 克 典 君              18番  小 川 浩 樹 君              19番  塚   寿 雄 君              20番  佐 井 昭 子 君           ―――――――――――――――――――欠席議員  なし           ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       林   誠 一 君             副市長       木 村 晃 和 君             教育長       佐 武 正 章 君             企画部長      山 﨑 和 典 君             総務部長      西   貴 弘 君             新庁舎整備室長   竹 中 孝 雄 君             財政課長      乾   善 亮 君             危機管理局長    原   雅 樹 君             市民環境部長    中 村   誠 君             市民課長      那 須   肇 君             保健福祉部長    虎 伏   務 君             商工観光部長    丸 山 勝 司 君             農林水産部長    北 川 弘 泰 君             森林局長      宮 野 恭 輔 君             建設部長      衣 田   克 君             本宮行政局長    山 下 義 朗 君             消防長       安 田 浩 二 君             消防次長      戎 嶋   健 君             水道部長      木 村 博 充 君           ―――――――――――――――――――出席事務局職員             議会事務局長    松 本 清 子             議会事務局次長   松 本 誠 啓             議会事務局主任   古久保 修 平             議会事務局主査   藤 田 祐 輔  開 会 ○議長(北田健治君)    皆様、こんにちは。  それでは、地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまから本日招集の令和3年第4回田辺市議会定例会を開会いたします。               (午後 1時00分) ◎市長招集挨拶 ○議長(北田健治君)    日程に入るに先立ち、市長から本定例会招集の挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    本日、令和3年第4回田辺市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私にわたり何かと御多用の中を御参集いただき誠にありがとうございます。  6月も中旬に差しかかりましたが、平年ですと6月6日の梅の日の頃に近畿地方が梅雨入りとなるところ、本年は、1か月前の先月16日に梅雨入りしました。平年より21日、昨年と比べると25日も早く、また、昭和26年の統計開始以来、最も早い梅雨入りとのことです。  近年、観測史上初めてという言葉をよく耳にするようになり、先月の梅雨入り後には、鹿児島県では1時間雨量が5月における観測史上最大を記録したという報道もありました。予測できない集中豪雨や大型台風による土砂災害、また、熱中症被害が相次ぐ猛暑などが毎年のように列島各地で発生しており、本市におきましても、上秋津奇絶峡付近の山腹の度重なる崩土に加え、熊野古道の捻木の杉から潮見峠へと至るルートにおいて斜面が崩れ、通行不能となるなど、大雨が影響したと見られる崩土が発生しております。  このような中、過日の災害対策基本法の改正において、災害時における円滑かつ迅速な避難の確保等を目的に、5月20日より、これまでの避難準備・高齢者等避難開始高齢者等避難に改められ、また、避難勧告が廃止され避難指示に一本化されました。また、気象庁は、顕著な大雨に関する情報を新設し、発達した積乱雲が帯状に連なり大雨による被害をもたらす線状降水帯の発生を検知した段階で発表されるとのことで、明日17日から運用が開始されます。特にこれからの時期は、梅雨に加え、台風による豪雨等への警戒が重要となりますので、市といたしましても、自然災害に対する十分な警戒に加えて、住民の皆様が災害発生の危険度を理解し、的確な避難行動に移していただけるよう、こうした情報の周知、発信に一層努めてまいりたいと思います。  日本は四季の国ではなく、春夏秋冬に梅雨の時季を加えた五季の国だという考えもあるように、もうしばらくの間、梅雨の期間が続くことになりますが、転じて世の中の平穏を意味する、雨、塊を破らずということわざのように、土の中に静かに浸透し、草木を育むような穏やかな梅雨であってほしいと願っております。  世の中の平穏という言葉に関連してですが、先月5日、龍神村殿原地区において、太平洋戦争末期に同地区内に墜落した米軍爆撃機B29搭乗兵の慰霊祭が営まれました。これは、墜落した年から今日に至るまで、毎年、地元の殿原地区の住民の皆様が主体となって営まれているもので、犠牲者の冥福と世界平和を祈願され、今年で77回目を迎えました。こうした中、御縁があって、今月5日にはジョセフ・ヤング駐日米国臨時代理大使が現地を訪問され、慰霊碑に献花いただくとともに、クマノザクラの記念植樹が行われました。今回の大使訪問は、ひとえに地域住民の皆様のひたむきな活動のたまものであり、今後の日米間の関係強化や世界平和への貢献に帰結するものと信じてやみません。  さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、幸いにも現在、和歌山県内感染者数は低く抑えられ、また65歳以上の高齢者へのワクチン接種も順調に進んでおりますが、国内で3月以降の感染急拡大の大きな要因となった変異株のほかにも、新たな変異株の出現も報じられており、また、他府県の感染状況を鑑みますと、いまだ安心できない状況が続いております。  こうした厳しい状況の中にあって、例えば、市内の飲食店におかれましては、複数の店舗が連携し、コロナ禍で苦境の飲食業を盛り上げるため、日替わりでキッチンカーを出店されるなど、地域を元気にしようと懸命に取り組んでいただいております。  予算の内容につきましては、後の提案説明にて申し述べたいと存じますが、市といたしましても、本定例会におきまして、田辺市独自の地域経済応援商品券事業をはじめとする補正予算を提案いたしております。本定例会に提出いたしました施策をはじめ、引き続き、市民の皆様の生活支援や事業者支援等地域経済の活性化を図るとともに、ワクチン接種の円滑な実施等、全力で新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでまいりますので、議員各位におかれましても、引き続き格段の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  本議会におきましては、専決処分の報告2件、繰越事業の報告3件、条例に関するもの3件、予算に関するもの3件、その他18件につきまして御審議をお願いするものです。よろしく御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、招集に当たっての御挨拶とさせていただきます。             (市長 真砂充敏君 降壇)  開 議 ○議長(北田健治君)    それでは、お手元に配付の日程により、本日の会議を開きます。               (午後 1時08分)          ――――――――――――――――――― ◎諸般の報告 ○議長(北田健治君)    この場合、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
     議会事務局長松本清子君。           (議会事務局長 松本清子君 登壇) ○議会事務局長松本清子君)    報告申し上げます。  去る6月9日付、田総第105号をもって、市長から本定例会に提出の案件として、4定議案第1号 田辺市個人情報保護条例の一部改正についてなど議案23件、及び4定報告第1号 専決処分事項についてなど報告案件6件、並びに議案参考資料の送付がありました。  いずれもお手元に配付いたしております。  以上でございます。           (議会事務局長 松本清子君 降壇) ○議長(北田健治君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(北田健治君)    日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第89条の規定により、本定例会の会議録署名人として、4番 加藤喜則君、5番 尾﨑博文君、6番 谷 貞見君、以上3人の諸君を、また、会議録署名予備議員として、7番 柳瀬理孝君、8番 浅山誠一君、以上2人の諸君を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(北田健治君)    続いて、日程第2 会期の決定を上程いたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から7月7日までの22日間といたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から7月7日までの22日間と決定いたしました。 ◎日程第 3 4定報告第1号 専決処分事項についてから  日程第22 4定報告第6号 令和2年度田辺市土地開発公社事業報告及び決算報告についてまで一括上程 ○議長(北田健治君)    続いて、日程第3 4定報告第1号 専決処分事項についてから、日程第22 4定報告第6号 令和2年度田辺市土地開発公社事業報告及び決算報告についてまで、以上20件を一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま、上程されました議案は、専決処分報告2件、繰越事業報告3件、条例に関するもの3件、予算に関するもの3件、その他9件でありまして、その概要について御説明申し上げます。  まず、報告第1号 専決処分事項については、令和3年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)及び令和3年度田辺市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、出納閉鎖による繰上充用額を計上したものです。  報告第2号 専決処分事項の報告については、市道管理に係る事故2件について専決処分したものの報告で、報告第3号 繰越明許費について、報告第4号 事故繰越しについて及び報告第5号 田辺市水道事業会計予算の繰越しについては、それぞれ令和3年度に予算を繰り越したものです。  議案第1号 田辺市個人情報保護条例の一部改正については、デジタル庁設置法の制定及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うもので、議案第2号 田辺市手数料条例の一部改正については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正により、個人番号カードの発行に係る事務の主体の見直しが行われたことに伴い、所要の改正を行うもので、議案第3号 田辺市水道事業の設置等に関する条例の一部改正については、水道事業の変更に係る認可申請に伴い、給水人口及び1日最大給水量の見直しを図るため改正するものです。  議案第4号 工事請負契約の締結については、江川地区津波避難施設整備工事請負契約の締結について、議案第5号 工事請負契約の締結については、田辺市庁舎新築工事請負契約の締結について、議案第6号 工事請負契約の締結については、林道桧葉曲川線開設工事請負契約の締結について、議案第7号 物品購入契約の締結については、防災行政無線戸別受信機購入契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものです。  議案第8号 訴えの提起については、土地貸付料の支払いを求める訴えの提起について、議案第9号 損害賠償の額の決定及び和解については、施設管理に係る事故の損害賠償の額を定め、和解することについて、議案第10号 損害賠償の額の決定及び和解については、市道管理に係る事故の損害賠償の額を定め、和解することについて、議案第11号 田辺市辺地総合整備計画の変更については、辺地に係る公共的施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定により、それぞれ議決をお願いするものです。  次に、議案第12号 令和3年度田辺市一般会計補正予算(第3号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。  本年度は、当初予算が骨格予算でありましたことから、今回の補正予算では新たな施策等について補正するもので、新型コロナウイルス感染症の影響やデジタル技術の革新などにより、時代が大きな転換期を迎える中、新しい社会に適合した、未来へつながるまちづくりを推進するため、これまで進めてきたまちづくりをはじめ、本市の資源、本市の価値をいま一度見詰め直すとともに、ソフト面の充実にも積極的に取り組み、人材育成、価値向上、発信・交流、強靭化及び暮らしの充実を柱に、引き続き各種施策を推進してまいります。  また、新型コロナウイルス感染症につきましては、第4波といわれる感染の拡大により、都市部を中心に緊急事態宣言が発出されており、本市におきましても、市民の皆様の暮らしをはじめ、宿泊や飲食等の様々な事業者の方々にも影響が生じていることを踏まえ、今回の補正予算では、市民の皆様の生活を守り、本市の経済を支えるため、必要な対策を講じてまいります。  こうした考え方の下、今回の補正予算の総額は12億4,480万円としており、歳出の主なものを申し上げますと、議会費では、議員定数削減に伴う議員報酬等の減額を、総務費では、地方創生アドバイザーの配置に要する経費のほか、本市が有する自然資源の活用に向けた調査研究に要する経費、新たな関係人口の創出に向けたシティプロモーション事業に係る委託料、田辺らしい自治の在り方の研究に要する経費、補助要件の拡大に伴う住宅耐震改修事業費補助金の増額等を、民生費では、生活困窮世帯に対する支援金のほか、保育所等における感染防止対策に要する経費、低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金を、衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種に要する経費の増額のほか、清掃用車両の購入費を、農林水産業費では、補助要件の拡大に伴う有害鳥獣捕獲事業費補助金の増額のほか、防災重点農業用ため池の調査に係る委託料、山村地域の振興を図る山村地域力再生事業費補助金林道新設改良費林道局部改良費、漁村地域の活性化を図るブルーツーリズム推進事業費補助金等を、商工費では、感染症の影響を受けている市内の商店及び飲食店等を支援する地域経済応援商品券事業に要する経費のほか、市街地活性化施設整備工事に伴う建物等補修補償費、感染症の影響を受けている観光関連事業者を支援し、地域経済の活性化につなげる観光キャンペーン事業委託料共同作業場長寿命化に向けた老朽化調査委託料を、土木費では、道路舗装費のほか、道路新設改良費道路局部改良費、定期点検の判定に伴う橋梁の耐震改修に要する経費、熊野川に接続する八木尾谷川のしゅんせつ委託料、市所有の旧国鉄田辺駅宿舎跡地の活用方法を検討するための経費、倒壊の危険がある特定空き家等の行政代執行よる除却に要する経費、市営住宅の長寿命化に向けた補修経費等を、消防費では、万呂分団車庫移転建築に要する経費を、教育費では、過去に浸水被害を受けている本宮小学校移転建築に要する経費のほか、幼稚園における感染防止対策に要する経費、小・中学生を対象とした図書郵送貸出し事業に要する経費、紀南文化会館の利用に係るキャンセル料補填金等を、諸支出金では、国民健康保険事業特別会計繰出金を補正するもので、今回の補正に伴う財源としましては、国庫支出金県支出金、繰入金、繰越金、市債等をもって充てることにしており、このほか地方債の補正をしております。  議案第13号 令和3年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、事業勘定では、直営診療施設勘定繰出金を、直営診療施設勘定では、医療用備品の購入費を、議案第14号 令和3年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、本宮さくら診療所において実施する通所リハビリテーション事業に要する経費を、それぞれ補正しております。  報告第6号 令和2年度田辺市土地開発公社事業報告及び決算報告については、当該法人から提出のあったものの報告であります。  以上、提案いたしました議案について御説明申し上げましたが、詳細につきましては、関係部長から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いいたします。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(北田健治君)    続いて、補足説明を求めます。  総務部長、西 貴弘君。            (総務部長 西 貴弘君 登壇) ○総務部長(西 貴弘君)    それでは、議案書に基づきまして、補足説明をさせていただきます。  1ページをお願いします。  4定報告第1号 専決処分事項については、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定によりこれを報告し、御承認をお願いするものです。  専決事項といたしましては、2ページの令和3年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)及び7ページの令和3年度田辺市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)の2件で、いずれも前年度の歳入が歳出に対して不足する額を翌年度の歳入を繰り上げて、その年度の歳入に充用する措置について、専決処分をしたものです。  次に、12ページをお願いします。  4定報告第2号 専決処分事項の報告については、損害賠償の額を定め、和解することについて、地方自治法第180条第1項の規定による指定に基づき専決処分したので、同条第2項の規定によりこれを御報告するものです。  まず、1件目の内容といたしましては、令和2年12月30日午後2時30分頃、Aさんが小型乗用自動車を運転し、下三栖1578番地の18地先の市道三栖67号線を北進中、道路沿いに設置していたバリケードが強風により転倒し、当該車両の左側面部が損傷したもので、この損害に対する賠償金として本市が14万7,257円を相手方に支払うものです。  次に、13ページ、2件目の内容といたしましては、令和3年5月23日午後9時30分頃、Bさんが軽乗用自動車を運転し、新庄町3769番地の1地先の市道新庄町92号線を南進中、当該道路の陥没箇所に当該車両の右前輪が落ち込み、損傷したもので、この損害に対する賠償金として本市が6万8,068円を相手方に支払うものです。  次に、14ページをお願いします。  4定報告第3号 繰越明許費について、令和2年度田辺市一般会計歳出予算、令和2年度田辺市農業集落排水事業特別会計歳出予算及び令和2年度田辺市四村川財産特別会計歳出予算の経費の金額を翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告するもので、内容につきましては、15ページから17ページ、併せて別冊参考資料の1ページから3ページを御参照願います。  一般会計では、津波避難施設整備事業をはじめ、地籍調査事業、新庁舎立体駐車場用建物購入事業産業経済緊急対策事業橋梁新設改良事業小学校トイレ改修事業など、合わせて48事業、27億738万1,840円を翌年度へ繰り越すものです。  農業集落排水事業特別会計では、現年度災害復旧事業で1,000万円、四村川財産特別会計では、湯峰温泉公衆浴場整備事業で4,870万円を翌年度へ繰り越すものです。  次に、18ページをお願いします。  4定報告第4号 事故繰越しについて、令和2年度田辺市一般会計歳出予算の経費の金額を翌年度に事故繰越しをしたので、地方自治法施行令第150条第3項において準用する同令第146条第2項の規定により御報告するもので、19ページ、併せて別冊参考資料の4ページを御参照願います。  内容につきましては、一般会計において、磯間岩陰遺跡調査報告書刊行事業349万8,000円を翌年度へ繰り越すものです。  次に、20ページをお願いします。  4定報告第5号 田辺市水道事業会計予算の繰越しについて、令和2年度田辺市水道事業会計予算において、建設改良費及び営業費用を翌年度に繰り越したので、地方公営企業法第26条第3項の規定により御報告するもので、内容につきましては、関連工事の工期延長等に伴い、建設改良費5,204万185円を繰り越すとともに、21ページの営業費用については、関連工事の工期延長等に伴い、配水及び給水費、並びに受託給水工事費、合わせて390万1,700円を繰り越すものです。  次に、22ページをお願いします。  4定議案第1号 田辺市個人情報保護条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律が令和3年5月19日に公布されたことにより、個人番号制度に係る情報提供ネットワークシステムの所管がデジタル庁に変更されることに伴い、担当大臣を変更するとともに、当該条例中に引用している行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の条項が移動したことに伴い、所要の規定の整備を行うものです。  次に、24ページをお願いします。  4定議案第2号 田辺市手数料条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正により、個人番号カードの発行等に関する事務の主体が市町村から地方公共団体情報システム機構に変更されたことに伴い、当該カードの再発行に係る手数料について、本市の手数料から削除するため所要の改正を行うものです。  次に、26ページをお願いします。  4定議案第3号 田辺市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、小泉浄水場浸水対策事業に伴う水道事業の変更に係る認可申請において、給水人口及び1日最大給水量の見直しを図るため、所要の改正を行うものです。  次に、28ページをお願いします。  4定議案第4号 工事請負契約の締結については、江川地区津波避難施設整備工事請負契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。  工事名は、江川地区津波避難施設整備工事。契約の方法は条件付き一般競争入札。応札者数は5社。入札年月日は令和3年5月13日。契約金額は2億3,551万3,300円。契約の相手方は、有限会社タナカ工務店、代表取締役、田中正紹氏でございます。  なお、工事概要等につきましては、別冊参考資料5ページを御参照願います。  次に、29ページをお願いします。  4定議案第5号 工事請負契約の締結については、田辺市庁舎新築工事請負契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。  工事名は、田辺市庁舎新築工事。契約の方法は総合評価方式による条件付き一般競争入札。応札者数は4社。入札年月日は令和3年3月19日。契約金額は50億6,000万円。契約の相手方は、田中・東宝・山幸特定建設工事共同企業体、代表者、株式会社田中組代表取締役、瀧川公平氏でございます。  なお、工事概要等につきましては、別冊参考資料6ページを御参照願います。  次に、30ページをお願いします。  4定議案第6号 工事請負契約の締結については、林道桧葉曲川線開設工事請負契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。  工事名は、林道桧葉曲川線開設工事。契約の方法は条件付き一般競争入札。応札者数は14社。入札年月日は令和3年5月13日。契約金額は2億5,081万5,400円。契約の相手方は、株式会社光建設、代表取締役、大﨑光登氏でございます。  なお、工事概要等につきましては、別冊参考資料7ページを御参照願います。  次に、31ページをお願いします。  4定議案第7号 物品購入契約の締結については、防災行政無線戸別受信機購入契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により議会の議決をお願いするものです。  契約名は、防災行政無線戸別受信機購入契約。契約の方法は指名競争入札。応札者数は4社。入札年月日は令和3年5月24日。契約金額は3,225万2,000円。契約の相手方は、株式会社クレスコエンジニア、代表取締役、仲川昌寿氏でございます。  なお、購入物品の概要等につきましては、別冊参考資料8ページを御参照願います。  次に、32ページをお願いします。  4定議案第8号 訴えの提起について、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、中辺路町小皆560番地全17筆の土地貸付料について、納付誓約を交わしたもののこれを履行せず、これまで度々滞納を繰り返し、再三にわたる督促及び催促にも応じなかったばかりか、市が発行した納付書の金額を無断で書き換えるなど、今後、誠実な契約の履行が期待できないと判断される木の国酒造株式会社、代表取締役、服部明行氏に対して、田辺簡易裁判所に支払い督促の申立てを行うにつき、相手方から督促異議の申立てがあった場合には通常訴訟へと移行することから、あらかじめ議会の議決をお願いするものです。  なお、経過等につきましては、別冊参考資料9ページを御参照願います。  次に、33ページをお願いします。  4定議案第9号 損害賠償の額の決定及び和解については、損害賠償の額を定め、和解することについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、令和3年1月18日午後3時30分頃、Cさんが、中辺路行政局の駐車場に普通乗用自動車を駐車しようとしたところ、当該駐車場内の横断溝のグレーチングがはね上がり、同人並びに同乗していたDさん及びEさんが腰部挫傷等の負傷をするとともに、当該車両の底部等が損傷したもので、これらの損害に対する賠償金として、本市がCさんに70万3,187円を、Dさんに17万7,915円を、Eさんに10万6,363円をそれぞれ支払うものです。  次に、34ページをお願いします。  4定議案第10号 損害賠償の額の決定及び和解については、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、令和元年9月10日午後11時20分頃、Fさんが原動機付自転車を運転し、東陽8番15号地先の市道湊66号線を北進中、路面の陥没箇所に当該車両の前輪が落ち込み転倒し、負傷したもので、この損害に対する賠償金として、本市が92万2,866円を相手方に支払うものです。
     次に、35ページをお願いします。  4定議案第11号 田辺市辺地総合整備計画の変更については、辺地に係る公共的施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項において準用する同条第1項の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、中辺路町中川・福定・兵生辺地における近露福定線逢坂隧道改良事業の事業年度及び事業費等を変更するものです。  次に、38ページをお願いします。  4定議案第12号 令和3年度田辺市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億4,480万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ428億8,789万6,000円とするもので、地方債の補正につきましては、42ページを御参照願います。  なお、補正予算の内容につきましては、歳出の49ページから御説明いたしますが、人件費につきましては、給与費明細書を63ページから65ページに、工事請負費につきましては、工事明細表を66ページ及び67ページに、併せて別冊参考資料の22ページから47ページに、工事事業箇所図を掲載していますので御参照願います。  それでは、49ページをお願いします。  議会費につきましては、3月定例会における田辺市議会議員の定数条例の一部改正に伴い、2人分の議員報酬等を減額するものです。  総務管理費、企画費につきましては、国の地方創生人材支援制度を活用し、民間企業の専門的な知見を有する人材を本市の地方創生アドバイザーとして配置するため、報酬等を計上するほか、本市が有する自然資源の価値を見直し、活用の可能性等を研究するため、自然資源の調査等に係る謝礼金や費用弁償等を計上するものです。  また、新たな関係人口を創出することを目的として、マスメディアと通信販売サイトの活用により、本市特産品の認知度向上に取り組むため、シティプロモーション業務委託料を増額するものです。  まちづくり推進事業費につきましては、地域や社会の状況の変化に対応し、住民自らが決め、自らが担う、田辺らしい自治の在り方を研究するため、謝礼金のほか、50ページにわたりますが、講師派遣委託料等を計上するものです。  50ページの市民生活費につきまして、コミュニティ助成事業費補助金については、一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業の採択を受け、長野郷明会が実施するコミュニティ活動用備品の整備及び小々森地区自治会が実施する自治会館の建築に対し補助するもので、町内会館新築及び改修等補助金については、小々森地区自治会館の建築がコミュニティ助成事業に採択されたことに伴い、予算を減額するものです。  防災対策費につきましては、住宅耐震改修事業費補助金について、新たに土砂災害特別警戒区域内に位置する住宅の除却及び移転建替等を補助対象に追加する制度の拡充を行うため、予算を増額するものです。  社会福祉費、社会福祉総務費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、生活が困窮する世帯について、国の総合支援資金等の特例貸付の貸付限度額まで達しているなどの事情により、生活再建までの生活費を確保できていない状況にあることから、こうした生活困窮世帯の生活を支援するため、生活困窮者自立支援金のほか、消耗品等の事務費を計上するものです。  51ページにまいりまして、児童福祉費につきましては、感染症への対策を図るため、市立の学童保育所等において活用する感染防止用物品を購入するほか、民間の保育所や学童保育所等が行う感染防止対策に対して補助するものです。  児童措置費につきましては、感染症の影響が長期化する中、低所得の子育て世帯の生活を支援するため、子育て世帯生活支援特別給付金のほか、会計年度任用職員報酬や職員の時間外勤務手当等の事務費を計上するもので、次の保育所費につきましては、市立保育所における感染症への対策を図るため、感染防止用物品を購入するものです。  次に、52ページをお願いします。  保健衛生費、予防費につきましては、新型コロナウイルスワクチンの接種体制の充実を図るため、コールセンターの受付体制の強化に向けた会計年度任用職員報酬のほか、集団接種の実施に係る職員の時間外勤務手当、警備委託料及び会場借料等を増額するものです。  53ページにまいりまして、清掃費、塵芥処理費につきましては、容器包装プラスチックリサイクル施設で使用する清掃用車両の更新を行うものです。  農業費、農業振興費につきましては、有害鳥獣対策を強化し、農作物被害の防止を図るため、有害鳥獣捕獲事業費補助金について、猟期中のイノシシの捕獲を新たに補助対象に追加する制度の拡充を行うため、予算を増額するものです。  次に、54ページをお願いします。  農業土木費、農業土木総務費につきましては、決壊によりその周辺区域に及ぼす影響の大きい防災重点農業用ため池について、防災工事の必要性を判断するため、劣化状況評価及び豪雨性能評価等の調査を行うものです。  土地改良施設維持管理適正化事業費につきましては、上万呂用排水路の整備を行うもので、次の小規模土地改良事業費につきましては、農道やかんがい排水5件の小規模な改良を行うものです。  林業費、山村振興費につきましては、県補助金を活用し、田辺市木炭生産者組合及びJA紀南木炭部会が実施する炭窯の整備のほか、田辺花木生産組合が実施するモノレールの整備、紀州備長炭生産者の会が実施する架線集材用ドローンの購入、小恒簡易水道組合が実施する簡易給水施設の整備に対してそれぞれ補助するものです。  55ページにまいりまして、林業土木費、林道新設改良費につきましては、林道虎ヶ峰坂泰線ののり面保護工事等に係る経費を計上するもので、次の林道局部改良費につきましては、林道高橋谷線ののり面保護工事を行うものです。  次に、56ページをお願いします。  水産業費、水産振興費につきまして、ブルーツーリズム推進事業費補助金については、県補助金を活用し、新庄漁業協同組合が実施する施設整備に対して補助するもので、県中型まき網連合会特選出荷協議会負担金については、県中型まき網連合会、関係する漁業協同組合及び関係市町で構成する協議会に参画するため負担金を計上するものです。  商工費、商工振興費につきましては、感染症の影響により落ち込んでいる市内の消費喚起を図ることにより、市内の商店及び飲食店を支援するため、商品券の配布及び食事券の販売を行うもので、地域経済応援商品券事業委託料のほか、運搬費等の経費を計上するものです。  また、建物等補修補償費については、市街地活性化施設の整備事業に伴い実施した周辺建物への影響調査を踏まえ、補修が必要となった建物に係る補償費です。  観光費につきましては、感染症の影響により落ち込んでいる市内の観光需要の回復により、観光関連事業者を支援するため、市民の方々等による市内宿泊施設の利用を促す観光キャンペーンを実施するものです。  57ページにまいりまして、共同作業場管理費につきましては、市内6か所の共同作業場について、経年等による施設の老朽化が進んでいることから、施設の長寿命化に向け劣化状況等の調査を行うものです。  道路橋梁費、道路舗装費につきましては、新庄町35号線ほか1線の舗装工事を実施するものです。  次の道路新設改良費につきましては、東山本幹線の交差点改良に係る測量・設計委託料を計上するほか、近露福定線の逢坂隧道改良工事において緊急対策が必要となったことから、工事請負費及び測量・設計委託料を増額する一方、工事施工監理委託料を減額するもので、その他、あけぼの5号線ほか12線の道路改良工事を実施するものです。  また、次の道路局部改良費につきましては、鳥ノ巣内之浦線ほか3線の道路局部改良工事を実施するものです。  次に、58ページをお願いします。  橋梁新設改良費につきましては、橋梁定期点検の結果を踏まえ、早期に措置を講ずべき状態と判定された名喜里大谷線の名喜里跨道橋及び九鬼八木尾線の三里橋について、耐震改修工事に係る調査・設計を実施するもので、次の河川費、河川管理費につきましては、本宮町切畑地内の普通河川、八木尾谷川に堆積した土砂をしゅんせつするものです。  59ページにまいりまして、都市計画費、都市計画総務費につきましては、現在、市が所有する旧国鉄田辺駅宿舎跡地の活用方法を検討するため、検討委員会の設置に係る謝礼金や、民間事業者からの事業提案の公募に係る鑑定評価手数料を計上するものです。  また、市民の防災意識を高めるため、過去の浸水実績等の調査を行い、浸水区域や避難場所を明示した浸水実績図を作成するほか、倒壊等の危険性のある特定空き家等の除却について、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく行政代執行を実施するため工事請負費等を計上するものです。  住宅費、住宅管理費につきましては、市営住宅の長寿命化を図るため、文乃里団地、東部団地、中芳養4団地及び中芳養5団地の外壁及び屋根改修工事を実施するものです。  次に、60ページをお願いします。  消防費、消防団費につきましては、耐震性の低い万呂分団車庫について、県道上万呂北新町線の拡幅工事に併せて移転建築を行うため、鑑定評価手数料のほか、設計委託料、用地購入費等を計上するものです。  小学校費、本宮小学校建築費につきましては、平成23年台風第12号豪雨等により浸水被害を受けた本宮小学校について、本宮中学校敷地内へ移転建築を行うため設計委託料等を計上するものです。  61ページにまいりまして、幼稚園費、管理費につきましては、市立幼稚園における感染症対策を図るため感染防止用物品を購入するほか、園内の消毒作業を実施するものです。  社会教育費、図書館費につきましては、本と接する機会を確保するため、小・中学生を対象に、夏休み期間中における図書の郵送貸出しを行うもので、次の文化振興費につきましては、一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業の採択を受け、万呂町内会が実施する祭礼用備品の整備に対し補助するほか、感染症の影響により、イベント等を自粛した場合の紀南文化会館の利用キャンセル料を一定要件の下、市が補填するものです。  次に、62ページをお願いします。  特別会計繰出金、国民健康保険事業特別会計繰出金につきましては、特別会計補正予算に対応し、必要となる一般会計からの繰出金です。  以上、今回の補正に伴う財源といたしましては、国庫支出金県支出金、繰入金、繰越金、市債等をもって充てています。  次に、68ページをお願いします。  4定議案第13号 令和3年度田辺市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ35万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ99億2,477万2,000円とし、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ105万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,705万4,000円とするものです。  事業勘定補正予算の内容につきまして、歳出の72ページをお願いします。  諸支出金、繰出金につきましては、直営診療施設勘定補正予算に対応し、繰り出しを行うもので、補正に伴う財源といたしましては、全額県支出金をもって充てています。  次に、直営診療施設勘定補正予算の内容につきましては、歳出の76ページをお願いします。  医業費につきましては、長野診療所の医療用備品である解析付心電計を更新するもので、補正に伴う財源といたしましては、繰入金をもって充てています。  次に、77ページをお願いします。  4定議案第14号 令和3年度田辺市の診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ33万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,336万2,000円とするもので、補正予算の内容につきましては、歳出の81ページをお願いします。  総務費、総務管理費につきましては、本宮さくら診療所において、通所リハビリテーション事業を実施するため、謝礼金等の必要となる費用を計上するもので、補正に伴う財源といたしましては、診療収入を増額しています。  次に、82ページをお願いします。  4定報告第6号 令和2年度田辺市土地開発公社事業報告及び決算報告については、次のとおりです。  なお、別冊参考資料の48ページから52ページに各種明細表を掲載していますので、併せて御参照願います。  それでは、83ページをお願いします。  令和2年度田辺市土地開発公社事業報告書です。  1、土地の処分につきましては、土地造成事業として、事業用地2,906.61平米を9,528万5,303円で処分しています。詳細につきましては、記載のとおりです。  2、手持資産の状況につきましては、特定土地、完成土地等を合わせまして、面積27万1,541.79平米、金額にしまして13億3,921万9,238円を保有しています。  84ページをお願いします。  令和2年度田辺市土地開発公社貸借対照表です。  資産の部につきましては、資産合計は13億7,167万3,025円で、負債の部につきましては、負債合計は13億2,010万3,081円です。  85ページにまいりまして、資本の部につきましては、資本合計が5,156万9,944円で、負債合計を合わせた負債資本の合計は、13億7,167万3,025円です。  86ページをお願いします。  令和2年度田辺市土地開発公社損益計算書です。  当期純損失は362万8,871円で、城山台分譲地の売却に伴い発生した簿価と売却額との差額は、田辺市からの補助金として、事業収益、補助金等収益に計上しています。  87ページの令和2年度キャッシュ・フロー計算書につきましては、現金及び現金同等物期末残高は3,170万4,687円です。  88ページをお願いします。  令和2年度田辺市土地開発公社注記事項につきましては、重要な会計方針及び追加情報の注記を記載しており、その内容につきましては、記載のとおりです。  89ページにまいりまして、令和2年度田辺市土地開発公社財産目録につきましては、貸借対照表と同じ内容ですので、説明は省略させていただきます。  90ページをお願いします。  令和2年度田辺市土地開発公社決算報告書です。  収益的収入及び支出につきましては、収入の決算額が1億4,113万9,835円で、支出の決算額は、92ページに記載のとおり合計1億4,476万8,706円です。  資本的収入及び支出につきましては、収入の決算額は27億9,000万円、93ページにまいりまして、支出の決算額は29億4,000万円です。  なお、94ページには監事の監査報告書を添付しています。  以上をもちまして、補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。            (総務部長 西 貴弘君 降壇) ○議長(北田健治君)    以上をもって提出者の説明が終了いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております20件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  この場合、お諮りいたします。  本日の会議はこの辺にとどめ散会し、明日6月17日から6月24日までの8日間は議案調査のため休会とし、6月25日金曜日午前10時から再開いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  なお、一般質問の通告につきましては、明日17日午後2時までに事務局へ提出願います。締切り後、抽せんにより質問順位を決定し、通知申し上げます。  散 会 ○議長(北田健治君)    それでは、本日はこれをもって散会いたします。
                  (午後 1時56分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   令和3年6月16日                    議  長  北 田 健 治                    議  員  加 藤 喜 則                    議  員  尾 﨑 博 文                    議  員  谷   貞 見...