◎
日程第24 4定
議案第21号
令和元
年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
○
議長(
安達克典君) 続いて、4定
議案第21号
令和元
年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてお諮りいたします。
議案第21号は、
委員長の
報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第21号は、可決いたしました。
◎
日程第25 4定
議案第22号
令和元
年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
○
議長(
安達克典君) 続いて、4定
議案第22号
令和元
年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第3号)についてお諮りいたします。
議案第22号は、
委員長の
報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第22号は、可決いたしました。
◎
日程第26
議員派遣の件について
○
議長(
安達克典君) 続いて、
日程第26
議員派遣の件についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本件については、
地方自治法第100条第13項及び
会議規則第168条の規定により、お手元に配付の
議員派遣の件のとおり、議員を派遣したいと思います。
これに
異議ありませんか
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
なお、この際お諮りいたします。
ただいま議決されました派遣期間等議決事項について、諸般の事情により変更がある場合は、
議長に一任願いたいと思います。
これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
◎
日程第27
委員会の
継続審査について
○
議長(
安達克典君) 続いて、
日程第27
委員会の
継続審査についてを議題といたします。
この場合、閉会中の
委員会の
継続審査について
報告いたします。
各
常任委員会、議会運営
委員会及び特別
委員会の
委員長から、目下
委員会において
審査または調査中であります、お手元に配付の申し出事件一覧表に記載のとおりの事件について、
会議規則第112条の規定により、閉会中も
審査または調査を継続したい旨の申し出があります。
それでは、ただいま
報告いたしました
委員会の
継続審査についてお諮りいたします。
各
委員長の申し出のとおり、それぞれの
委員会において閉会中も
審査または調査を継続することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
異議なしと認めます。
よって、各
委員長の申し出のとおり、それぞれの
委員会において閉会中も
審査または調査を継続することに決しました。
以上をもって、本
定例会に付議されました
議案は全て議了いたしました。
他に発言、その他ありませんか。
(「
なし」の声あり)
◎
市長閉会の挨拶
○
議長(
安達克典君) それでは、
市長から閉会に当たっての挨拶のため、発言を求められておりますのでこれを許可いたします。
市長、
真砂充敏君。
(
市長 真砂充敏君 登壇)
○
市長(
真砂充敏君)
令和元年第4回
田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
去る11月28日に開会いたしました本
定例会も、本日、最終日を迎えることとなりました。
初めに、本
定例会におきましては、水産関連事業の不適切な会計処理に係る調査結果等について、先日9日の全員協議会で御
報告させていただいたところですが、今回の一連の事案につきましては、議員並びに市民の皆様に多大な御迷惑をおかけしましたことに、市政を預かる総括責任者として改めて心からおわび申し上げます。今後は、私を含め職員が一丸となって失墜した信頼を一日でも早く回復することができるよう努めてまいる所存ですので、議員各位におかれましても、何とぞより一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
さて、早いもので、本年もいよいよ残すところ10日余りとなり、クリスマスやお正月を前に年の瀬の慌ただしい雰囲気の漂う時期になってまいりました。また、今月上旬は、冬型の気圧配置の影響で朝夕の冷え込みも一段と強くなり、北海道や東北、日本海側からは早くも積雪による銀世界の映像が届けられております。明後日、12月22日は二十四節気の一つ冬至を迎え、1年で太陽が最も南に下がり、北半球では冬至を過ぎると太陽の力が少しずつ強まるということで、世界各地では春を呼ぶ祝祭なども行われますが、実際の春はまだ少し先のようです。
令和に改まったこの1年を少し振り返ってみますと、本市では、昨年の熊野本宮大社創建2050年に続き、ことしは鬪鶏神社の創建1600年、同時に、紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産登録15周年を迎え、正月のNHKでの特別番組放映を初め、年間を通じた各種記念事業の実施を通じて、熊野の歴史や精神、文化を発信することで、来訪者のさらなる増加につなげることができたと感じております。
田辺市熊野ツーリズムビューローでは、
平成22年に着地型旅行業を開始以来、毎年売上高を連続して更新しており、昨年度は約4億4,000万円の売り上げを達成しましたが、本年度は昨年をさらに上回る金額が地域に還元される見通しとなっています。
こうした実績とともに、これまでの地域ぐるみの新しい観光モデルへの取り組みが高く評価され、本年、ツーリズムEXPOジャパンの第5回ジャパン・ツーリズム・アワードにおいて、
田辺市熊野ツーリズムビューローが観光庁長官賞並びにDMO推進特別賞という二つの賞を同時に受賞したことは、当地がこれまで歩んできた道、そしてこれから歩んでいく上での大きな自信となります。
一方で、もう一つの世界遺産である世界農業遺産、みなべ・
田辺の梅システムにつきましては、
平成27年12月にFAO(国際連合食糧農業機関)の認定を受け、現在、認定から4年が経過し、ちょうど5年目に入ったところですが、さきの一般質問答弁でも少し触れましたように、国連が提唱するSDGsに代表される持続可能というキーワードが今や世界的潮流となる中にあって、まさに当地域は、梅という基幹産業から広がるさまざまな文化と景観、先人の知恵と工夫でつくられた、世界に誇るべき持続可能な梅の生産システムが確立されており、高く評価されているところです。加えて、最近では梅干しの製造過程で出る梅酢から抽出した成分、梅酢ポリフェノールの機能性が注目を浴びており、さらには、梅酒につきましてもメーカーの海外出荷が大きく伸びるとともに、本市を訪れる外国人来訪者による購入も顕著になっている状況です。
一部では、人口減少や地方衰退などといった、ともすれば危機感ばかりが強調される風潮にありますが、地域の資源に磨きをかけ、地域の皆様とともに未来をつくり開くことの大切さを改めて実感しているところです。
本
定例会が終了いたしますと、間もなく新しい年がスタートいたします。
令和2年は、新
田辺市が誕生して15周年の節目の年を迎えることとなりますが、これまでの取り組みを踏まえながら、本市は世界文化遺産と世界農業遺産に加え、吉野熊野国立公園に代表される海・山・川の大自然、多彩な温泉、紀州備長炭、南方熊楠翁、植芝盛平翁、そして全ての人々をおおらかに受け入れてきた住民風土等々、世界中の人々を魅了する世界基準の資源を多数有する魅力あふれるまちであることを、いま一度市民の皆様と共有してまいりたいと思います。
本市のキャッチフレーズ「未来へつながる道
田辺市」のとおり、輝く未来に向けて、市民の皆様とともに、さらに一歩、一歩と歩んでまいりたいと思いますので、議員各位におかれましても、今後とも変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、議員並びに市民の皆様方を初め、日ごろから市民の皆様への情報提供に御尽力をいただいております報道関係各位、そして、ことし1年お力添えを賜りました多くの皆様方の御厚情に深く感謝を申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
(
市長 真砂充敏君 降壇)
◎
議長閉会の挨拶
○
議長(
安達克典君)
令和元年12月
定例会の閉会に当たり、私からも一言、御挨拶を申し上げます。
去る11月28日に開会いたしました本
定例会は、提出されました
議案について、全ての
議案を議了し、閉会の運びとなりました。
議員各位には、開会以来本日まで、諸
議案の
審査等に御精励を賜り、加えて、議会運営に当たりましても、特段の御理解と御協力を賜りましたこと、深く感謝申し上げたいと思います。
市長初め職員の皆様には、審議の間、さまざまな対応をいただきましたことに敬意を表しますとともに、本
会議並びに
委員会において議員各位から出されました
意見、要望等を真摯に受けとめられ、市政の執行及び
令和2年度の
予算編成に当たられますようお願いします。
水産増養殖・
水産振興事業補助金等の不適切な
会計処理事案に関連して、
平成30
年度田辺市
一般会計歳入歳出決算が昨年度に引き続き不認定となりましたことは、議会としてもまことに遺憾であります。
また、調査結果の最終
報告が行われましたが、今後は再発防止策を徹底するなど、市民の皆様の信頼回復に全力で努めるとともに、いま一度、職員一人一人が気を引き締めて、事務執行に当たられますよう、強く申し伝えるものであります。
さて、1年を振り返りますと、本年5月には、
平成から
令和への改元があり、新しい時代が始まりました。市議会では、議員提案による二つ目の
田辺市手話言語
条例を制定するなど、市政の課題解決と安全で安心な住みよいまちづくりに取り組んでまいりました。
そうした中で、ことしは、鬪鶏神社が創建されて1,600年という節目に当たる大切な年で、各種記念行事の実施により、熊野古道「中辺路・大辺路」の玄関口である世界遺産鬪鶏神社を強く内外に発信できたことと思います。
さらに、ねんりんピックわかやま2019の開催、JR紀伊
田辺駅舎の完成、景観まちづくり刷新事業に伴う市街地の魅力向上など、本市への来訪者の増大に向けた取り組みが実を結びつつありますが、こうした流れを一過性のもので終わらせることのないよう、さらなる取り組みをお願いします。
新庁舎建設については、新庁舎立体駐車場用の建物取得の
議案が9月
定例会で可決。さらに11月には、新庁舎の基本設計が策定されるなど、来年は新庁舎の建設が加速していくことと思います。今後とも、慎重かつ適切な対応により取り組まれることを要望しておきます。
ことしも全国各地で台風に伴う記録的な大雨による広域的な大規模浸水及び停電、さらには、地震や集中豪雨による自然災害が各地で発生しました。
田辺市では、7月末に上秋津地区で大規模な斜面崩落があり、現在、県において仮設道路の工事が進められていますが、改めて想定を超えた大規模な自然災害への備えが必要不可欠であることを実感した1年でありました。
そのような
令和元年でしたが、12月18日、
議長室から新武道館建築の様子を見ると、ついに屋根の部材の一部である桁、はりの部分が組み込まれました。来年秋の竣工に向け、いよいよ大詰めとなってまいりました。大変うれしく思うと同時に、安全第一で残りの工程に取り組んでいただきたいと思います。
ことしも残りわずかとなりました。議員並びに当局各位には、寒い季節どうか健康には十分留意され、市政発展と市民福祉の向上のため御活躍いただきますとともに、輝かしい新年を迎えられますよう御祈念申し上げます。
最後になりましたが、報道関係各位の御協力にお礼を申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
閉 会
○
議長(
安達克典君) それでは、これをもって、
令和元年11月28日招集の
令和元年第4回
田辺市議会定例会を閉会いたします。
(午後 1時43分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和元年12月20日
議 長 安 達 克 典
議 員 市 橋 宗 行
議 員 安 達 幸 治
議 員 小 川 浩 樹...