田辺市議会 > 2019-11-28 >
令和元年第4回定例会(第1号11月28日)

ツイート シェア
  1. 田辺市議会 2019-11-28
    令和元年第4回定例会(第1号11月28日)


    取得元: 田辺市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    令和元年第4回定例会(第1号11月28日)              第4回田辺市議会定例会会議録              令和元年11月28日(木曜日)           ―――――――――――――――――――    令和元年11月28日(木)午後1時開会  第 1 会議録署名議員の指名  第 2 会期の決定  第 3 3定議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算について  第 4 3定議案第22号 平成30年度田辺国民健康保険事業特別会計歳入歳出決               算について  第 5 3定議案第23号 平成30年度田辺後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算               について  第 6 3定議案第24号 平成30年度田辺介護保険特別会計歳入歳出決算につい               て  第 7 3定議案第25号 平成30年度田辺分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決               算について  第 8 3定議案第26号 平成30年度田辺同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               歳入歳出決算について  第 9 3定議案第27号 平成30年度田辺農業集落排水事業特別会計歳入歳出決               算について
     第10 3定議案第28号 平成30年度田辺林業集落排水事業特別会計歳入歳出決               算について  第11 3定議案第29号 平成30年度田辺漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決               算について  第12 3定議案第30号 平成30年度田辺特定環境保全公共下水道事業特別会計               歳入歳出決算について  第13 3定議案第31号 平成30年度田辺戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決               算について  第14 3定議案第32号 平成30年度田辺診療所事業特別会計歳入歳出決算につ               いて  第15 3定議案第33号 平成30年度田辺駐車場事業特別会計歳入歳出決算につ               いて  第16 3定議案第34号 平成30年度田辺木材加工事業特別会計歳入歳出決算に               ついて  第17 3定議案第35号 平成30年度田辺四村川財産特別会計歳入歳出決算に               ついて  第18 3定議案第36号 平成30年度田辺水道事業会計利益の処分及び決算につ               いて  第19 4定報告第 1号 専決処分事項の報告について  第20 4定議案第 1号 田辺市営住宅条例の一部改正について  第21 4定議案第 2号 田辺市立幼稚園条例の一部改正について  第22 4定議案第 3号 田辺市特定環境保全公共下水道事業の設置等に関する条例               の制定について  第23 4定議案第 4号 工事請負変更契約の締結について  第24 4定議案第 5号 工事請負変更契約の締結について  第25 4定議案第 6号 田辺市障害福祉サービス事業所古道ヶ丘指定管理者の指               定について  第26 4定議案第 7号 田辺市熊野の郷古道ヶ丘指定管理者の指定について  第27 4定議案第 8号 田辺市熊野古道館指定管理者の指定について  第28 4定議案第 9号 令和元年度田辺市一般会計補正予算(第7号)  第29 4定議案第10号 令和元年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第               2号)  第30 4定議案第11号 令和元年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第2号)  第31 4定議案第12号 令和元年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第               1号)  第32 4定議案第13号 令和元年度田辺市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第               1号)           ――――――――――――――――――― 〇会議に付した事件  日程第1から日程第32まで            ――――――――――――――――――議員定数 22名 〇欠  員  0名           ―――――――――――――――――――出席議員              議席番号   氏   名               1番  松 上 京 子 君               2番  柳 瀬 理 孝 君               3番  浅 山 誠 一 君               4番  前 田 佳 世 君               5番  川 﨑 五 一 君               6番  久 保 浩 二 君               7番  宮 井   章 君               8番  福 榮 浩 義 君               9番  髙 田 盛 行 君              10番  北 田 健 治 君              11番  橘   智 史 君              12番  尾 花   功 君              13番  二 葉 昌 彦 君              14番  市 橋 宗 行 君              15番  安 達 幸 治 君              16番  安 達 克 典 君              17番  小 川 浩 樹 君              18番  塚   寿 雄 君              19番  佐 井 昭 子 君              20番  中 本 賢 治 君              21番  出 水 豊 数 君              22番  陸 平 輝 昭 君           ―――――――――――――――――――欠席議員  なし           ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       林   誠 一 君             副市長       木 村 晃 和 君             教育長       佐 武 正 章 君             企画部長      早 田   斉 君             総務部長      松 川 靖 弘 君             総務部理事     桐 本 達 也 君             危機管理局長    宮 脇 寛 和 君             市民環境部長    松 場   聡 君             保健福祉部長    虎 伏   務 君             商工観光部長    前 川 光 弘 君             農林水産部長    北 川 弘 泰 君             森林局長      清 水 健 次 君             建設部長      栗 山 卓 也 君             中辺路行政局長   杉 若 信 男 君             消防長       安 田 浩 二 君             警防課長      茨   善 行 君             教育次長      宮 﨑 和 人 君             教育総務課長    吹 揚 恒 夫 君             水道部長      岩 本   章 君             選挙管理委員会事務局長                       鈴 木 隆 史 君           ―――――――――――――――――――出席事務局職員             議会事務局長    千 品 繁 俊             議会事務局次長   前 田 敦 司             議会事務局主任   松 本 誠 啓
                議会事務局主査   古久保 雅 之  開 会 ○議長(安達克典君)    皆様、こんにちは。  それでは、地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまから本日招集の令和元年第4回田辺市議会定例会を開会いたします。               (午後 1時00分) ◎市長招集挨拶 ○議長(安達克典君)    日程に入るに先立ち、市長から本定例会招集の挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    皆様、こんにちは。本日、令和元年第4回田辺市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私にわたり何かと御多用の中を御参集いただき、まことにありがとうございます。  さきの9月議会において可決されました田辺市手話言語条例に基づきまして、冒頭の部分のみですが、手話とともに御挨拶させていただきました。  さて、月日のたつのは本当に早いもので、令和元年も残すところあと一月余りとなりました。当地域では11月に入ってからも、穏やかで暖かい日が続いておりましたが、先週からは気温が下がり、暦の上では雪が降り始めるころとされる小雪も過ぎ、にわかに冬の気配が濃くなってまいりました。  山畑の梅の木々も少しずつ葉を落としながら、来春に新芽を出すためにしっかりと準備を始めているようです。  去る11月9日から12日にかけて県内21の市町で実施されました第32回全国健康福祉祭和歌山大会ねんりんピック紀の国わかやま2019は、全国47の都道府県と20の政令市から約1万人の選手に参加をいただき、絶好の天候にもめぐまれて、観客を含めますと延べ56万人の来場となる大きな盛り上がりの中、幕を閉じました。  大会初日紀三井寺公園陸上競技場での総合開会式の後、田辺市におきましては弓道と合気道の種目に参加される600名余りの選手団の皆様をお招きし、合同開始式をとり行いましたが、炭琴演奏などの田辺らしいおもてなしにより、選手の皆様と会場が一体となったすばらしい式典であったと、参加者の皆様から高い評価をいただいたところです。  大会では、多くのボランティアスタッフの御協力のもと、あふれる情熱、はじける笑顔のテーマのとおり、全国各地から集まった選手同士が健康長寿の喜びをともに分かち合いながら、本市を舞台に熱戦を繰り広げられ、各世代間で笑顔の交流が図られました。加えて、同時開催した農林水産業まつりや市内各所では、ユニフォームを着た選手の方々も多数見受けられるなど、本市の持つ観光資源地域資源を御堪能いただけたのではないかと思います。  また、ねんりんピック初開催となった合気道では、植芝盛平翁顕彰事業と連動した交流会等を開催したところ、来年秋に竣工する盛平翁の顕彰施設を兼ね備えた新武道館が開館した折には必ず田辺市を再訪するといううれしいお言葉も多数お聞きしました。さらに、去る24日に開催されました和歌山県人会世界大会記念式典でも海外や県外に出られた和歌山出身の方々に合気道と植芝盛平翁の足跡等を御紹介させていただいたところですが、折しも盛平翁没後50周年となる本年、翁の生誕の地として田辺市の名を強く印象づけるとともに、合気道や新武道館を軸とした新たな来訪機会の創造にもつなげることができたのではないかと感じております。  2025年以降の我が国は、高齢者の急増から現役世代の急減という新たな局面を迎え、そうした中で社会全体の活力を維持していくためには、豊富な経験と知識を持った高齢者の方々が、生きがいを持ち、住みなれた地域において健康で活動的に暮らしていけることがますます重要となってきます。  市といたしましても、今回のねんりんピックを一つの契機としながら、市民の皆様にスポーツやレクリエーション、文化活動、社会活動などへの積極的な参加を促し、生き生きとした長寿社会づくり健康寿命の延伸により、あらゆる世代の市民の皆様が健康的で活動的な社会生活を営む活力あるまちづくりを目指してまいりますので、議員各位におかれましても、引き続き御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、本議会におきましては、専決処分の報告1件、条例に関するもの3件、予算に関するもの5件、その他8件につきまして御審議をお願いするものでございます。よろしく御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、招集に当たっての御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。             (市長 真砂充敏君 降壇)  開 議 ○議長(安達克典君)    それでは、お手元に配付の日程により、本日の会議を開きます。               (午後 1時07分)          ――――――――――――――――――― ◎諸般の報告 ○議長(安達克典君)    この場合、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。  議会事務局長千品繁俊君。           (議会事務局長 千品繁俊君 登壇) ○議会事務局長千品繁俊君)    報告申し上げます。  去る11月21日付、田総第234号をもって、市長から本定例会に提出の案件として、4定議案第1号 田辺市営住宅条例の一部改正についてなど議案16件、及び4定報告第1号 専決処分事項の報告についての報告案件1件、並びに議案参考資料の送付がありました。  いずれもお手元に配付いたしております。  以上でございます。           (議会事務局長 千品繁俊君 降壇) ○議長(安達克典君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(安達克典君)    日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第89条の規定により、本定例会の会議録署名人として、14番 市橋宗行君、15番 安達幸治君、17番 小川浩樹君、以上、3人の諸君を、また、会議録署名予備議員として、18番 塚 寿雄君、19番 佐井昭子君、以上、2人の諸君を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(安達克典君)    続いて、日程第2 会期の決定を行います。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から12月20日までの23日間といたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から12月20日までの23日間と決定いたしました。 ◎日程第 3 3定議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算についてから  日程第18 3定議案第36号 平成30年度田辺水道事業会計利益の処分及び決算についてまで一括上程 ○議長(安達克典君)    続いて、日程第3 3定議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算についてから、日程第18 3定議案第36号 平成30年度田辺水道事業会計利益の処分及び決算についてまで、以上16件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました16件については、さきの第3回定例会において、それぞれ所管の常任委員会にその審査を付託し、かつ閉会中の継続審査としていたものであります。  この場合、順を追って各常任委員会委員長から報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  11番、橘 智史君。             (11番 橘 智史君 登壇) ○11番(橘 智史君)    皆様、こんにちは。総務委員会より委員長報告をいたします。  本委員会は、去る9月18日の本会議において付託を受けた議案11件のうち、閉会中の継続審査事件でありました平成30年度各種会計歳入歳出決算3件について、10月15日、16日及び11月28日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、3定議案第26号 平成30年度田辺同和対策住宅資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算について及び同議案第35号 平成30年度田辺四村川財産特別会計歳入歳出決算についての2件は全会一致により、同議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算についての所管部分は賛成多数により、いずれも原案のとおり認定することに決しました。  各会計における予算の執行状況とあわせて行政効果等を主眼に審査を行いましたが、その中で委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算についての所管部分のうち、まちづくり推進事業費地域おこし協力隊員報酬にかかわって、地域おこし協力隊員の現状についてただしたのに対し、「龍神地域ではソバ栽培やソバ関連の商品開発、中辺路地域では滝尻茶屋の活用、大塔地域では三川夢来人の舘の運営支援や耕作放棄地の再生、田辺地域では紀州備長炭記念公園の活用など、地域協力活動に従事した」との答弁がありました。さらに委員から、地域おこし協力隊員としての活動期間満了後も引き続き地域に残って活動いただけるよう、行政としての取り組みを要望しました。  次に、市民生活費地方バス路線運行維持対策補助金にかかわって、路線バス利用者が減少し、運転手の確保も難しくなる中で、多様な輸送方法を検討する必要性がないのかただしたのに対し、「路線バス住民バス外出支援サービス等を含め、さまざまな移動手段により市民生活が維持できるよう努めていく必要がある。今後は、地域公共交通網形成計画を策定し、総合的・全体的な観点から持続可能な公共交通網の構築に向け取り組んでいきたい」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  令和元年11月28日、総務企画委員会委員長、橘 智史。             (11番 橘 智史君 降壇) ○議長(安達克典君)    続いて、産業建設委員会委員長の報告を求めます。  12番、尾花 功君。             (12番 尾花 功君 登壇) ○12番(尾花 功君)    産業建設委員会委員長報告を朗読をもって行わせていただきます。  本委員会は、去る9月18日の本会議において付託を受けた議案13件のうち、閉会中の継続審査事件でありました平成30年度各種会計歳入歳出決算5件について、10月10日、11日及び11月28日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、3定議案第25号 平成30年度田辺分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第33号 平成30年度田辺駐車場事業特別会計歳入歳出決算について及び同議案第34号 平成30年度田辺木材加工事業特別会計歳入歳出決算についての以上3件については、いずれも全会一致により、原案のとおり認定、同議案第36号 平成30年度田辺水道事業会計利益の処分及び決算については、全会一致により、原案のとおり可決及び認定することに決しました。また、同議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算についての所管部分は、全会一致により不認定とすることに決しました。  各会計における予算の執行状況とあわせて行政効果等を主眼に審査を行いましたが、その中で委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算についての所管部分のうち、農業振興費にかかわって、グリーンツーリズムモデルプラン研究事業の目指す方向性及びその成果についてただしたのに対し、「都市と農山村との交流人口の増加を目指し、秋津野ガルテンを中心にグリーンツーリズムのより一層の推進に取り組んでいる。本事業は、旅行を企画する旅行業取扱管理者の資格を有する人材を雇用し育成する事業で、その成果として大学生を対象とした農業体験やミカンの木のオーナーを対象とした収穫体験などのモニターツアーを実施した。また、今年度からは、育成した旅行業取扱管理者のノウハウを最大限に活用しながら、これまでの研究成果を踏まえた旅行プランを商品化し本格的に実施していくこととしている」との答弁がありました。さらに、グリーンツーリズム事業経済波及効果についてただしたのに対し、「秋津野ガルテンでは、グリーンツーリズム事業とあわせてIT企業の誘致や宿泊施設の増設により、団体客の受け入れ拡大を行い、地域の新たな雇用創出を図っている。また、近年は、田辺市熊野ツーリズムビューローと連携し着地型観光に取り組んでおり、その中でグリーンツーリズム分野も拡大することで、経済波及効果が期待できると考えている」との答弁がありました。  次に、水路新設改良費にかかわって、上屋敷地区雨水流出解析調査の結果について説明を求めたのに対し、「現在、上屋敷地区錦水城上流の水路で雨水が流出し、片町の一部が浸水する状況で流域が約41ヘクタール、それらを排出するには、毎分270トン、口径1,000ミリのゲートポンプ2基での強制排水が必要であるという結果であった」との答弁がありました。さらに委員から、上屋敷地区のほか、秋津地区、万呂地区で同様に行った解析調査の結果をもとにした対策についてただしたのに対し、「3地区の一部地域では冠水があり、完全な対策を行うことになれば予算と年月が必要となるため、水路の改修や小型ポンプの設置など、減災対策につながる方法を考えていく」との答弁がありました。  次に、河床整備事業費にかかわって、会津川を含めた市内の河床整備工事にかかる要望の現状と整備工事の状況について説明を求めたのに対し、「県に対して、左会津川では14カ所を要望している。地区からの要望をもとに、堆積土砂の多いところから優先的にしゅんせつ工事を行っているが、要望箇所がふえてきており、整備工事が追いついていないのが現状である。市や県で対応できない場合は、国の災害対策緊急事業費の採択要望などを行っていきたい」との答弁がありました。  次に、水産増養殖事業費及び水産振興費にかかわって、不適切な会計処理が発覚し、平成29年度決算が不認定となったにもかかわらず、議会に対し講じた措置の報告もないまま平成30年度のイセエビ放流事業等を実施していたことが、今回の決算委員会で明らかになった。適切な経過を踏まえることなく、放流事業等を実施していることから平成30年度の決算については認定することができない。また、全容解明ができていないにもかかわらず、不適切な会計処理を行った和歌山南漁協に対して補助金を交付していることは、市民の理解が得られるものではないとの意見もありました。さらに委員から、今後、水産増養殖水産振興事業補助金等の不適切な会計処理事案の早急な全容解明を求めるとともに、再発防止策を示す等、一刻も早い議会への報告と市民への公表を強く要望いたしました。  以上、委員長報告といたします。  令和元年11月28日、産業建設委員会委員長、尾花 功。             (12番 尾花 功君 降壇) ○議長(安達克典君)    続いて、文教厚生委員会委員長の報告を求めます。  6番、久保浩二君。             (6番 久保浩二君 登壇) ○6番(久保浩二君)    文教厚生委員会委員長報告を朗読をもって行います。  本委員会は、去る9月18日の本会議において付託を受けた議案17件のうち、閉会中の継続審査事件でありました平成30年度各種会計歳入歳出決算10件について、10月8日、9日及び11月28日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、3定議案第27号 平成30年度田辺農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第28号 平成30年度田辺林業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第29号 平成30年度田辺漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第30号 平成30年度田辺特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第31号 平成30年度田辺戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について及び同議案第32号 平成30年度田辺診療所事業特別会計歳入歳出決算についての以上6件については、全会一致により、3定議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算についての所管部分、同議案第22号 平成30年度田辺国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第23号 平成30年度田辺後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について及び同議案第24号 平成30年度田辺介護保険特別会計歳入歳出決算についての以上4件については、賛成多数により、いずれも原案のとおり認定することに決しました。  各会計における予算の執行状況とあわせて、行政効果等を主眼に審査を行いましたが、その中で委員からの質疑の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算についての所管部分のうち、連絡所費にかかわって、高齢化社会における住民サービス確保及び利便性向上の観点から、連絡所を新たに設置することの可能性についてただしたのに対し、「連絡所では、諸証明書等の発行業務を初め、本庁や行政局への取り次ぎが主な業務となっており、新たに設置する場合、機能的な面も含めて検討する必要がある」との答弁がありました。  次に、社会福祉総務費にかかわって、就労準備支援事業の支援内容、実施状況及び効果について説明を求めたのに対し、「就労準備支援事業は、長らく就労していない方に対し、一般就労に向けた社会的能力の習得や就労体験の場を提供する事業で、年間14名の利用者のうち1名が一般就労、10名が支援継続、3名が支援終了となっている。事業の効果として、1名の就労がかなったということは大きな成果である」との答弁がありました。  次に、障害者福祉費にかかわって、障害者相談支援事業及び就労移行支援給付費の実績について説明を求めたのに対し、「障害者相談支援事業は、相談件数8,371件、相談実人数2,985名である。最も多い相談内容は福祉サービスの利用についてであり、計画相談事業所と協議しながらサービスの利用につなげている。就労移行支援給付費は23名が利用し、そのうち4名が一般就労に移行した」との答弁がありました。  次に、塵芥処理費にかかわって、資源集団回収事業実施団体奨励補助金における登録団体の状況及び今後の集団回収事業の存続についてただしたのに対し、「登録団体は子供クラブや女性会、老人クラブなど120団体あり、子供の減少や高齢化による担い手の不足が今後予測される中で、状況を見ながら新たな取り組みについても検討していく」との答弁がありました。
     次に、教育指導費にかかわって、学校司書の配置による図書環境整備に対する効果について及び小学校費の教育振興費にかかわって、学校図書の蔵書のデータベース化についてただしたのに対し、「学校司書を配置することによって、図書が適正に分類され調べ学習等にスムーズに対応できるほか、掲示や本の紹介を行うことで貸し出し冊数の増加につながっている。一方、分類された蔵書の市内全校的なデータベース化には至っていない」との答弁がありました。  次に、社会教育活動費にかかわって、子供クラブ活動の状況及び今後の取り組みについてただしたのに対し、「加入団体数に変化はないが、児童数の減少や保護者の事情等により、加入者数及び加入率はともに減少している。子供クラブ活動は意義あるものであり、積極的な啓発を通じて加入者数の維持・増大に努めていきたい」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  令和元年11月28日、文教厚生委員会委員長久保浩二。             (6番 久保浩二君 降壇) ○議長(安達克典君)    以上で、各常任委員会委員長の報告が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論は一括して行います。討論はありませんか。              (「討論あり」の声あり) ○議長(安達克典君)    討論があるようですので、この場合、認定に対する反対討論の発言を許可いたします。  反対討論はありませんか。  12番、尾花 功君。             (12番 尾花 功君 登壇) ○12番(尾花 功君)    3定議案第21号 平成30年度一般会計歳入歳出決算を不認定とする立場で討論いたします。  昨年5月、イセエビ種苗代及び海面環境保全事業の不適切な会計処理が発覚しました。市は、この事態を受け、平成30年6月1日付で総務課内に専任調査員を配置し、市水産課が所管する補助事業等について調査を行っておりますが、本年6月に中間報告はあったものの最終報告がなされていない状況にあります。  不適切な会計処理が発覚した後も和歌山南漁協が実施する調査中の放流事業に対し補助金を支出し、昨年12月には、平成29年度一般会計歳入歳出決算を議会として不認定にした後でも、本年3月にイセエビ放流事業を実施したことが産業建設委員会の決算審査において明らかとなりました。  今申し上げた不適切な会計処理発覚後の補助金の支出については、速やかに報告し、その時点で放流事業のあり方やその対応等取り扱いの是非を議論すべきであったと考えます。加えて、イセエビ放流事業の実施についても平成29年度一般会計歳入歳出決算が不認定になったことを踏まえ、地方自治法に則して講じた対策をやはり議会に報告し、その議論を深めた上で実行するか否かを慎重に決する必要があったと考えます。  以上のことから、3定議案第21号 平成30年度一般会計歳入歳出決算は市議会として不認定にすべきであることを主張して、討論といたします。             (12番 尾花 功君 降壇) ○議長(安達克典君)    続いて、認定に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    続いて、反対討論の発言はありませんか。  4番、前田佳世君。              (4番 前田佳世 登壇) ○4番(前田佳世君)    3定議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算、同議案第22号 平成30年度田辺国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、同議案第23号 平成30年度田辺後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、同議案第24号 平成30年度田辺介護保険特別会計歳入歳出決算、以上4件につきまして、日本共産党を代表いたしまして不認定の立場で討論を行います。  一般会計については、4点において不認定の理由を述べます。  1点目は、戸籍住民基本台帳費の地方公共団体情報システム機構に支払う個人番号カード発行等の業務に要する費用についてです。政府が躍起になっているマイナンバーカード普及には、将来的には個人の収入、資産、保険証や病歴などあらゆる情報が政府に管理されることを危惧します。また、情報管理の問題でいいますと、日本年金機構における125万件に上る個人情報流出、最近では大手コンビニの電子決済システムに不正アクセスの被害が発覚しました。現代社会で電子情報が漏れる、盗まれる、不正アクセスが頻発しています。政府が管理する1枚のカードにあらゆる個人情報を入れることの危険性を住民自身が感じていることが本市におけるマイナンバーカードの発行率が1割程度にしか満たないことにも如実にあらわれています。実態とかけ離れた事業に税金を投じ続ける必要性をいま一度見直すべきです。  2点目は、漁業組合への補助金の不適切な対応についてです。この問題の主たる原因は、補助金を何に使っていいのかということが非常に恣意的な判断で使われてしまうという要綱の不備であります。そして、要綱の見直しは、水産課においても完全に至っているとは言い切れず、交付要綱で準用してもよいのではというような危機感の欠如が見受けられ、同じような不正の再発防止という観点では、ほかの部署においてもさらなる対応を求めます。  また、放流事業については、補助金の不適切さが明らかになった以降でも魚種、放流量が前年同様という形で行われ続けてきました。不祥事に対して、市民の理解が得られるよう、また、本市の漁業振興に本当に必要なものは何なのか、漁師が望む本来の放流のあり方を当局は現段階の認識以上に検証すべきです。  3点目は、武道館の移転に伴う公園整備事業費についてです。現在、目良の武道館を使用している中学校の部活動や授業での使用に対する代がえ案に対し、保護者らは依然納得しておらず、他府県団体の合宿誘致などによって市内のスポーツ団体の定期的な利用が妨げられるという懸念は、現武道館の使用においてでさえ拭われておらず、ことし1月に市民団体、市立武道館の存続を求める会が2,164人分の署名とともに届けた願いも、市は結果的に聞く耳を持たずの姿勢をとっています。  また、「市役所が高台に移転するのに武道館はなぜ海辺へ持ってきて整備するのか。そしたら市役所もここで整備すればいいのに」こうした声を数多く聞きます。この議場におられる議員方もそうではないでしょうか。こうした声が上がるのは、この事業が市民の理解を得られないままどんどん進められているということだと思います。  4点目は、市役所を東山に移転することに関してです。新庁舎整備事業費に東山周辺のアクセス道路の調査委託料が380万円支出されましたが、これは、当局が移転先を東山と決めた後での調査でした。しかし、道路改良が必要となれば、現段階の総事業費112億円は結果的にもっと高くなる可能性が出てきます。当局がよく使うさまざまな観点から総合的に判断した結果、移転先を定めたという言葉をかりるなら、億単位の費用がかかるであろう道路改良がいずれ必要となるかもしれないのであれば、地方自治法第2条の最小の経費で最大の効果を得るための検証を、本来なら候補地を選ぶ前に行うべきです。  また、平成29年3月に候補地選定調査結果が公表された際には、東山では市道整備がゼロ円と、あたかも東山への接道がたくさんあることが有利で、いずれも改良の必要がないとの調査結果となっていましたが、候補地を決めた後で交差点改良が必要との調査結果を出し、そのために設計委託料や用地購入に約1億円を超す支出がされ、事業費がここでも当初の見込み額から膨らんでいます。これらは、いずれも平成28年10月の候補地選定調査で十分な調査を行わず、わずか3カ月で、しかもたった三つの候補地しか選ばず、東山を選んだ後に事業費がふえる結果を招き、上限さえ設定がないという状況です。最終移転先への事業費を過小評価するような調査、候補地の選び方に大きな問題があると言わざるを得ません。  しかも、市民不在の移転事業だということがこれまでの一般質問でも明らかになった今、市役所の移転事業を最初からやり直すべきだと強く訴えます。  議案第22号 国民健康保険事業特別会計は、加入者の7割が年金生活者、非正規労働者で、加入世帯の平均所得は全国平均で140万円、和歌山県内は106万円と1990年代前半から減り続けています。高過ぎる保険税は市民の暮らしを苦しめているだけではなく、国民健康保険制度の根幹を揺るがしています。  全国知事会、全国市長会、全国町村会などの地方団体は、加入者の所得が低い国保がほかの医療保険より保険料が高く、負担が限界になっていることを国保の構造問題だとして、維持可能とするためには、被用者保険との格差を縮小するような抜本的な財政基盤の強化が必要と主張しています。日本医師会など医療関係者も国民皆保険制度を守るために低所得者の保険料を引き下げ、保険証の取り上げをやめるように求めています。国保財政が減退化されても改善されるものではありません。国民健康保険法第4条には、国は、国民健康保険事業の運営が健全に行われるよう努めなければならないと規定されており、構造的欠陥を持っている制度の根本問題の解決が必要です。  議案第23号 後期高齢者医療特別会計は、国において2016年から社会保障関連費の自然増分5,000億円を超える部分が抑制されるもと、2018年、平成30年度は1,300億円が削減されました。後期高齢者医療保険軽減が152億円削減されています。低所得者に実施されてきた所得割の5割軽減が2017年、平成29年に2割軽減に下げられ、翌年には廃止され、所得が低い高齢者に重い負担を強いています。高齢者を75歳で分断して、負担をふやすような制度から、もとの老人医療制度に戻すことを求めます。  議案第24号 介護保険特別会計は、改正介護保険法により保険料の基準額が月額6,037円から6,570円に上がり、年金収入などが、所得が一定以上あれば利用料負担が2割、3割と引き上げられ、年金収入がそれなりにあっても生活を直撃する事態となっています。  消費税は社会保障のためと言われ、3%で導入され、ことし10月1日には10%に引き上げられましたが、社会保障はよくなったでしょうか。実態は、国保の保険料が引き上げられ、介護保険料は制度ができた20年前に比べ約3倍近く値上げされています。利用料は全て1割負担だったものが、所得により2割、3割と引き上げられ生活を圧迫してきました。後期高齢者医療制度も保険料が大幅に引き上げられています。そして、年金は今後30年間で3割も引き下げられるということです。消費税が導入されてからことしで31年、その税収は397兆円にもなりますが、この間、法人3税は298兆円、所得税・住民税は高額所得者に有利な制度に変えられてきたことによって275兆円も減りました。消費税は社会保障のためなどではなく、大企業の法人税減税や優遇税制、一部の富裕層のために使われてきたことが明らかです。  国保、介護、後期高齢者医療制度は、生活を圧迫するような負担を利用者に押しつけるのではなく、税金は大企業や富裕層に応分の負担を求め、命と暮らしを守るために分配するべきです。  以上のことが含まれる決算に対し、不認定とすることを申し上げて討論といたします。              (4番 前田佳世 降壇) ○議長(安達克典君)    他に討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより、ただいま議題となっております16件について順次採決に入ります。 ◎日程第3 3定議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    3定議案第21号 平成30年度田辺一般会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  本件については、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、認定、不認定と分かれております。したがって、原案について採決をいたします。  議案第21号は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立なし) ○議長(安達克典君)    起立なしであります。  よって、3定議案第21号は、不認定とすることに決しました。 ◎日程第4 3定議案第22号 平成30年度田辺国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第22号 平成30年度田辺国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  本件については起立により採決をいたします。  議案第22号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(安達克典君)    起立多数であります。  よって、3定議案第22号は、認定することに決しました。 ◎日程第5 3定議案第23号 平成30年度田辺後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第23号 平成30年度田辺後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  本件については起立により採決いたします。  議案第23号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(安達克典君)    起立多数であります。  よって、3定議案第23号は、認定することに決しました。 ◎日程第6 3定議案第24号 平成30年度田辺介護保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第24号 平成30年度田辺介護保険特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  本件については起立により採決いたします。  議案第24号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(安達克典君)    起立多数であります。  よって、3定議案第24号は、認定することに決しました。 ◎日程第7 3定議案第25号 平成30年度田辺分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第25号 平成30年度田辺分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  議案第25号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第25号は、認定することに決しました。 ◎日程第8 3定議案第26号 平成30年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会                計歳入歳出決算について
    ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第26号 平成30年度田辺同和対策住宅資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算についてをお諮りいたします。  議案第26号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第26号は、認定することに決しました。 ◎日程第9 3定議案第27号 平成30年度田辺農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第27号 平成30年度田辺農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  議案第27号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第27号は、認定することに決しました。 ◎日程第10 3定議案第28号 平成30年度田辺林業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第28号 平成30年度田辺林業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  議案第28号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第28号は、認定することに決しました。 ◎日程第11 3定議案第29号 平成30年度田辺漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第29号 平成30年度田辺漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  議案第29号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第29号は、認定することに決しました。 ◎日程第12 3定議案第30号 平成30年度田辺特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第30号 平成30年度田辺特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  議案第30号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第30号は、認定することに決しました。 ◎日程第13 3定議案第31号 平成30年度田辺戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第31号 平成30年度田辺戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  議案第31号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第31号は、認定することに決しました。 ◎日程第14 3定議案第32号 平成30年度田辺診療所事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第32号 平成30年度田辺診療所事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  議案第32号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第32号は、認定することに決しました。 ◎日程第15 3定議案第33号 平成30年度田辺駐車場事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第33号 平成30年度田辺駐車場事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  議案第33号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第33号は、認定することに決しました。 ◎日程第16 3定議案第34号 平成30年度田辺木材加工事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第34号 平成30年度田辺木材加工事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  議案第34号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第34号は、認定することに決しました。 ◎日程第17 3定議案第35号 平成30年度田辺四村川財産特別会計歳入歳出決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第35号 平成30年度田辺四村川財産特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。  議案第35号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第35号は、認定することに決しました。 ◎日程第18 3定議案第36号 平成30年度田辺水道事業会計利益の処分及び決算について ○議長(安達克典君)    続いて、3定議案第36号 平成30年度田辺水道事業会計利益の処分及び決算についてお諮りいたします。  議案第36号は、委員長の報告のとおり可決及び認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第36号は、可決及び認定することに決しました。 ◎日程第19 4定報告第 1号 専決処分事項の報告についてから  日程第32 4定議案第13号 令和元年度田辺市漁業集落排水事業特別会計補正予算                 (第1号)まで一括上程 ○議長(安達克典君)    続いて、日程第19 4定報告第1号 専決処分事項の報告についてから、日程第32 4定議案第13号 令和元年度田辺市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上14件を一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま、上程されました議案は、専決処分報告1件、条例に関するもの3件、予算に関するもの5件、その他5件でございまして、その概要について御説明申し上げます。  まず、報告第1号 専決処分事項の報告については、道路管理に係る事故2件、その他の事故1件の損害賠償について専決処分したものの報告であります。  議案第1号 田辺市営住宅条例の一部改正については、龍神団地の一部を廃止するほか、所要の改正を行うもので、議案第2号 田辺市立幼稚園条例の一部改正については、預かり保育料の徴収方法を月額制から日額制に変更するため、所要の改正を行うもので、議案第3号 田辺市特定環境保全公共下水道事業の設置等に関する条例の制定については、本市の公衆衛生の向上に寄与し、あわせて公共用水域の保全に資するため、特定環境保全公共下水道事業を設置するものです。  議案第4号 工事請負変更契約の締結については、近露福定線(逢坂隧道)道路改良工事請負変更契約の締結について、議案第5号 工事請負変更契約の締結については、林道小広静川線地すべり災害復旧工事請負変更契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものです。  議案第6号 田辺市障害福祉サービス事業所古道ヶ丘指定管理者の指定についてから議案第8号 田辺市熊野古道館指定管理者の指定についてまでは、それぞれの施設の指定管理者の指定について議決をお願いするものです。  次に、議案第9号 令和元年度田辺市一般会計補正予算(第7号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。
     今回の補正額は6億695万8,000円で、歳出の主なものを申し上げますと、時間外勤務手当の増加等に伴う人件費の補正を行うほか、総務費では、国の補助採択による文里地区の津波避難施設整備工事費、住宅耐震改修事業費補助金の増額等を、民生費では、医療扶助費等の精算に伴う国庫及び県支出金返還金、障害者に係る生活介護サービス費の増額等を、衛生費では、斎場建設事業に係る建築工事費、埋め立てごみ処理委託料の増額等を、農林水産業費では、JA紀州が実施する米乾燥調製施設の整備に係る交付金等を、土木費では、駅前商店街の車道舗装を実施するため、景観まちづくり刷新事業の予算の組み替え等を、教育費では、東京2020オリンピックに向けた、ナショナルチームの合宿誘致に係る経費、聖火リレーの準備経費等を、災害復旧費では、農林施設及び公共土木施設の復旧費用を、諸支出金では、国民健康保険事業特別会計、介護保険特別会計等への繰出金を補正するほか、債務負担行為及び地方債を補正しております。  今回の補正の財源としましては、国庫支出金、県支出金、繰越金、市債等をもって充てることにしております。  議案第10号 令和元年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、職員配置の変動に伴い人件費を減額するほか、外国人被保険者の資格管理等に係るプログラム改修委託料を補正するもので、議案第11号 令和元年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、職員配置の変動に伴い人件費を補正するほか、介護予防サービス計画策定委託料、精算に伴う国庫及び県支出金返還金等を補正するもので、議案第12号 令和元年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第13号 令和元年度田辺市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、それぞれ時間外勤務手当の増加等に伴う人件費の補正を行うものです。  以上、提案いたしました議案について御説明申し上げましたが、詳細につきましては、関係部課長から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いいたします。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(安達克典君)    続いて、補足説明を求めます。  総務部長、松川靖弘君。            (総務部長 松川靖弘君 登壇) ○総務部長(松川靖弘君)    それでは、議案書に基づきまして、補足説明をさせていただきます。  1ページをお願いします。  4定報告第1号 専決処分事項の報告については、損害賠償の額を定め、和解することについて、地方自治法第180条第1項の規定による指定に基づき専決処分したもので、同条第2項の規定によりこれを御報告するものです。  まず、1件目の内容といたしましては、令和元年7月6日午前8時40分ごろ、Aさんが普通自動二輪車を運転し、新庄町7番地の2地先の市道新庄町4号線を走行中、路面の陥没箇所に当該車両の前輪が落ち込み転倒し、車両の前部及び側面が損傷したもので、この損害に対する賠償金として、本市が4万3,000円を相手方に支払うものです。  次に、2ページ、2件目の内容といたしましては、令和元年9月17日午後2時40分ごろ、Bさんが軽乗用自動車を運転し、龍神村殿原1095番地の15地先の市道殿原小森線を走行中、側溝のグレーチングがはね上がり、当該車両の右側ドアが損傷したもので、この損害に対する賠償金として、本市が10万3,496円を相手方に支払うものです。  次に、3件目の内容といたしましては、令和元年8月9日午後1時25分ごろ、本市廃棄物処理課職員が、担当業務に係る協議のため、Cさんが所有する駐車場へ進入しようと小型乗用自動車を前進させたところ、当該駐車場の擁壁に接触し、損傷させたもので、この損害に対する賠償金として、本市が11万8,800円を相手方に支払うものです。  次に、3ページをお願いします。  4定議案第1号 田辺市営住宅条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、龍神団地の一部を払い下げのため用途廃止するほか、所要の改正を行うものです。  次に、5ページをお願いします。  4定議案第2号 田辺市立幼稚園条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、国の保育料無償化制度に即した使用料となるよう、料金体系を月額制から日額制に変更するため、所要の改正を行うものです。  次に、7ページをお願いします。  4定議案第3号 田辺市特定環境保全公共下水道事業の設置等に関する条例の制定について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、令和2年4月1日から地方公営企業法を適用し、官庁会計方式から公営企業会計方式へ移行することにより、本市の公衆衛生の向上に寄与し、あわせて公共用水域の保全に資するために、特定環境保全公共下水道事業を設置する条例を制定するものです。  次に、10ページをお願いします。  4定議案第4号 工事請負変更契約の締結については、近露福定線(逢坂隧道)道路改良工事請負変更契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。  工事名は近露福定線(逢坂隧道)道路改良工事、元契約金額は4億8,192万9,480円、変更契約金額は4億9,085万4,100円で、892万4,620円の増額です。請負人は尾花・テンコーライフ特定建設工事共同企業体、代表者、株式会社尾花組代表取締役、谷口庸介氏です。  変更理由といたしましては、消費税及び地方消費税率の引き上げに伴い、契約金額の変更を行うものです。  次に、11ページをお願いします。  4定議案第5号 工事請負変更契約の締結については、林道小広静川線地すべり災害復旧工事請負変更契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。  工事名は林道小広静川線地すべり災害復旧工事、元契約金額は2億6,229万7,440円、変更契約金額は2億8,434万6,940円で、2,204万9,500円の増額です。請負人はワシン建設株式会社、代表取締役、山本晃司です。  変更理由といたしましては、工事施工中の降雨により崩落した土砂の撤去やのり面保護などの追加工事、残土の運搬経路の見直しにより契約金額の変更を行うものです。  次に、12ページの4定議案第6号から14ページの4定議案第8号までは、本市の公の施設3施設について、それぞれの指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決をお願いするものです。  まず、12ページの4定議案第6号 田辺市障害福祉サービス事業所古道ヶ丘指定管理者の指定については、現在の指定管理者である田辺市下三栖1475番地の201、社会福祉法人やおき福祉会、理事長、柳瀬敏夫氏を令和2年4月1日から令和5年3月31日までの間、当該施設の指定管理者として指定するものです。  次に、13ページの4定議案第7号 田辺市熊野の郷古道ヶ丘指定管理者の指定については、現在の指定管理者である田辺市下三栖1475番地の201、社会福祉法人やおき福祉会、理事長、柳瀬敏夫氏を令和2年4月1日から令和5年3月31日までの間、当該施設の指定管理者として指定するものです。  次に、14ページの4定議案第8号 田辺市熊野古道館指定管理者の指定については、現在の指定管理者である田辺市中辺路町栗栖川396番地の1、中辺路町観光協会、会長、上森宏雅氏を令和2年4月1日から令和5年3月31日までの間、当該施設の指定管理者として指定するものです。  次に、15ページをお願いします。  4定議案第9号 令和元年度田辺市の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億695万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ454億6,585万2,000円とするもので、債務負担行為及び地方債の補正につきましては、19ページから21ページを御参照願います。  補正予算の内容につきましては、歳出の26ページから御説明いたしますが、各費目の給料、職員手当等、共済費及び賃金のうち、職員配置の変動や時間外勤務手当の増加等に伴う人件費及び賃金の補正につきましては、個々の説明は省略させていただきますので、御了承賜りたいと存じます。  なお、人件費につきましては、給与費明細書を46ページに、工事請負費につきましては、工事明細表を47ページ及び48ページに、あわせて別冊参考資料の1ページから28ページに工事事業箇所図を掲載していますので御参照願います。  それでは、歳出の26ページをお願いします。  総務管理費、防災対策費につきましては、令和2年度に予定していた文里地区津波避難施設の整備について、本年度の国庫補助金が採択されたことから、工事施工監理委託料及び工事請負費を計上するほか、目良地区津波避難路の整備に係る用地購入費を計上するものです。  また、住宅耐震改修事業費補助金については、補助申請件数が増加していることから、補助金を増額するものです。  次に、27ページをお願いします。  地籍調査事業費につきましては、平成20年度着手の中万呂一部地区地籍調査事業に係る損害賠償請求控訴事件について、控訴棄却の判決となりましたので、当該事件に係る弁護士委託料を計上するものです。  次に、29ページをお願いします。  社会福祉費、社会福祉総務費につきましては、次のページにまいりまして、国庫及び県支出金返還金について、生活保護費国庫負担金を初め、障害者福祉、高齢者福祉、児童福祉施策等に係る各種負担金及び補助金の平成30年度の精算に伴う返還金を計上するものです。  障害者福祉費につきましては、利用件数の増加など実績状況に鑑み、生活介護サービス費及びサービス等利用計画相談支援給付費を増額するもので、プレミアム付商品券事業費につきましては、職員等の勤務実績を勘案し、臨時職員賃金を減額する一方、職員の時間外勤務手当を増額する予算の組み替えを行うものです。  31ページにまいりまして、生活保護費、生活保護総務費につきましては、生活保護業務システムについて、マイナンバー情報連携に係る項目等の追加など制度改正に対応するため、ソフトウエアを購入するものです。  次に、32ページをお願いします。  保健衛生費、保健衛生総務費につきましては、健康増進事業等に係る国庫及び県補助金の平成30年度の精算に伴う返還金を計上するもので、次の斎場建設費につきましては、消防法・電気事業法への対応や環境保全対策等による建築部材の追加など、設計内容に見直しが生じたことから建設工事費を増額するものです。  33ページにまいりまして、清掃費、塵芥処理費につきましては、台風災害に伴う廃棄物などごみ搬入量が増加していることから、埋め立てごみ処理委託料等を増額し、最終処分場の延命化を図るもので、次の農業費、農業振興費につきましては、水稲栽培農家のコスト低減と労力軽減に資するため、JA紀州が実施する米乾燥調製施設の整備に対して補助するものです。  次に、38ページをお願いします。  都市計画費、景観まちづくり刷新事業費につきましては、物件移転補償費等を減額する一方、工事請負費を増額する予算の組み替えを行い、新たに田辺駅前商店街車道の舗装工事を実施するものです。  次に、42ページをお願いします。  保健体育費、保健体育総務費につきましては、東京2020オリンピック関連予算として、ナショナルチームの合宿誘致に係る費用及び聖火リレーの実施に向けた準備費用を計上するものです。  43ページにまいりまして、農林施設災害復旧費、現年度耕地災害復旧事業費につきましては、本年8月15日から16日にかけての台風10号により被災した農業用施設4件、農地7件の復旧を行うものです。  次の現年度林業施設災害復旧事業費につきましても、台風10号により被災した林道10件の復旧を行うもので、44ページにまいりまして、公共土木施設災害復旧費、現年度公共土木災害復旧事業費につきましても、台風10号により被災した市道7件、河川1件の復旧を行うものです。  特別会計繰出金につきましては、国民健康保険事業特別会計から45ページの漁業集落排水事業特別会計における補正予算に対応し、必要となる一般会計からの繰出金です。  以上、今回の補正に伴う財源といたしましては、国庫支出金、県支出金、繰越金及び市債などをもって充てています。  次に、49ページをお願いします。  4定議案第10号 令和元年度田辺市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ362万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ98億5,301万7,000円とするもので、人件費につきましては、給与費明細書を54ページに掲載していますので御参照願います。  補正予算の内容につきましては、53ページの歳出をお願いします。  総務費、総務管理費につきましては、職員配置の変動に伴い人件費を減額するほか、外国人被保険者の在留資格等の管理に係る電子計算機プログラムを改修するもので、補正に伴う財源といたしましては、繰入金を減額する一方、国庫支出金を計上しています。  次に、55ページをお願いします。  4定議案第11号 令和元年度田辺市の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,348万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ92億4,397万円とするもので、人件費につきましては、給与費明細書を64ページに掲載していますので御参照願います。  補正予算の内容につきましては、62ページの歳出をお願いします。  総務費、総務管理費につきましては、職員配置の変動に伴い人件費を増額するほか、介護予防サービス計画及び第1号介護予防サービス計画の策定委託料については、計画の策定件数が増加したことから、それぞれ増額するもので、地域支援事業費、包括的支援事業・任意事業費につきましては、職員配置の変動に伴い人件費を増額するものです。  63ページにまいりまして、諸支出金、償還金及び還付加算金につきましては、地域支援事業費交付金及び介護給付費交付金の平成30年度の清算に伴う返還金を計上するもので、補正に伴う財源といたしましては、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰入金及び繰越金などを増額しています。  次に、65ページをお願いします。  4定議案第12号 令和元年度田辺市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ83万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億9,158万7,000円とするもので、給与費明細書を70ページに掲載していますので御参照願います。  補正予算の内容につきましては、69ページの歳出をお願いします。  農業集落排水事業費につきましては、職員配置の変動や災害対応等に伴い人件費を増額するもので、財源といたしましては、繰入金を増額しています。  次に、71ページをお願いします。  4定議案第13号 令和元年度田辺市の漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ100万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,190万3,000円とするもので、給与費明細書を76ページに掲載していますので御参照願います。  補正予算の内容につきましては、75ページの歳出をお願いします。  漁業集落排水事業費につきましては、災害対応等に伴い人件費を増額するもので、財源といたしましては、繰入金を増額しています。  以上をもちまして、補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。            (総務部長 松川靖弘君 降壇) ○議長(安達克典君)    以上をもって提出者の説明が終了いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております14件については、審議の都合上、後日審議を願うことといたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  この場合お諮りいたします。  本日の会議はこの辺にとどめ散会し、あす11月29日から12月8日までの10日間は議案調査のため休会とし、12月9日午前10時から再開いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  なお、一般質問の通告につきましては、あす11月29日午後2時までに事務局へ提出願います。締め切り後、抽せんにより質問順位を決定し、通知申し上げます。  散 会 ○議長(安達克典君)    それでは、本日はこれをもって散会いたします。ありがとうございました。               (午後 2時12分)
     地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   令和元年11月28日                    議  長  安 達 克 典                    議  員  市 橋 宗 行                    議  員  安 達 幸 治                    議  員  小 川 浩 樹...