田辺市議会 2018-02-28
平成30年 3月定例会(第2号 2月28日)
市民環境部長 松 場 聡 君
保健福祉部長 木 村 晃 和 君
商工観光部長 早 田 斉 君
農林水産部長 那 須 久 男 君
森林局長 鈴 木 徳 久 君
建設部長 栗 山 卓 也 君
中辺路行政局長 虎 地 一 文 君
本宮行政局産業建設課参事
山 下 義 朗 君
消防長 安 田 浩 二 君
消防次長 梅 田 昌 宏 君
消防総務課長 戎 嶋 健 君
教育次長 弓 場 和 夫 君
水道部長 岩 本 章 君
監査委員事務局長 輪 玉 康 弘 君
――
―――――――――――――――――
〇
出席事務局職員
議会事務局長 糸 川 一 彦
議会事務局次長 前 田 敦 司
議会事務局主任 松 本 誠 啓
議会事務局主査 玉 置 大 祐
開 議
○議長(
小川浩樹君) 皆さま、おはようございます。
それでは、
地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成30年第1回
田辺市議会定例会2日目の会議を開きます。
(午前10時00分)
――
―――――――――――――――――
○議長(
小川浩樹君) それでは、日程に入ります。
◎日程第 1 1定議案第14号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償
に関する条例の一部改正についてから
日程第38 1定報告第 4号 平成30年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで一括上程
○議長(
小川浩樹君) 続いて、日程第1 1定議案第14号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてから、日程第38 1定報告第4号 平成30年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上38件を一括上程いたします。
昨日に引き続き、当局から提案の
補足説明を求めます。
建設部長、
栗山卓也君。
(
建設部長 栗山卓也君 登壇)
○
建設部長(
栗山卓也君) それでは、
建設部関係の
補足説明をさせていただきます。
議案書の124ページをお願いします。
1定議案第19号
市道路線の認定について、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件は、市道上浜田線ほか14線を認定するものです。位置図は、126ページから138ページまでを御参照願います。
次に、139ページをお願いします。
1定議案第20号
市道路線の変更について、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件は、
市道中芳養49号線ほか6線を変更するものです。位置図は、141ページから147ページまでを御参照願います。
次に、148ページをお願いします。
1定議案第21号
市道路線の廃止について、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件は、
市道神子浜40号線を廃止するものです。位置図は、149ページを御参照願います。
引き続いて、平成30年度当初予算について、順次御説明申し上げます。
予算書の145ページから147ページまでをお願いします。
土木管理費、
土木総務費1億3,665万2,000円は、職員の人件費のほか
市道街路灯の電気料金などの光熱水費や、洪水時の浸水情報や避難場所を示した
洪水ハザードマップの更新及び豪雨時の警戒・避難行動の啓発を目的とした
土砂災害警戒区域マップの配布に要する経費です。
委託料は、市道の認定・廃止・変更に係る
道路台帳補正業務に要する経費が主なものです。
146ページから147ページまでの
負担金補助及び交付金は、
国道等整備促進のための各種団体への負担金です。
次に、147ページから148ページまでをお願いします。
道路橋梁費、
道路維持費1億7,810万7,000円は、
市内各地の市道の
維持補修及び街路樹の管理等に要する経費です。
道路舗装費5,194万円は、
市道湊神子浜1号線ほか6線の
道路舗装を行うほか、
市内各地の市道の舗装修繕を行うものです。
工事明細は224ページ、
工事箇所は
別冊参考資料135ページから141ページを御参照願います。
148ページから149ページまでの
道路新設改良費4億9,001万6,000円は、
市道秋津川伏菟野線について、橋梁の拡幅、架替に係る
改良整備を行うとともに、市道堂の上線について、通学時等の安全を確保するため、道路及び橋梁の拡幅に係る
改良整備に着手するものです。
また、
市道兵生線の坂泰隧道について、点検の結果、修繕が必要と診断されたため、安全が確保できないことから、修繕に係る測量・調査・設計業務を行うとともに、
市道本宮湯の峰渡瀬線について、一部対面通行が困難な箇所の解消に向け、
改良整備に着手するものです。そのほか、
市道あけぼの17号線ほか34線の
改良整備を実施するものです。
工事明細は224ページから226ページ、
工事箇所は
別冊参考資料135ページ、140ページ及び142ページから169ページです。
道路局部改良費3,070万4,000円は、市道明洋43号線ほか6線の
法面保護等の
改良整備に要する経費です。
工事明細は226ページから227ページ、
工事箇所は
別冊参考資料155ページ、165ページ及び170ページから173ページです。
橋梁維持費6,080万円は、橋梁131橋の定期点検及び
市内各地の市道橋の橋梁補修に要する経費です。
149ページから150ページまでの
橋梁新設改良費2億4,303万円は、災害時の
緊急輸送道路を補完する重要な役割を担う
市道元町江川文里港線にかかる田辺大橋の
耐震化工事を進めるとともに、県において実施する
芳養川河川改修に伴う
市道中芳養25号線の田尻橋の架替・
拡幅工事に係る
県営事業負担金です。
工事明細は227ページ、
工事箇所は
別冊参考資料174ページです。
次に、151ページをお願いします。
交通対策費、
交通安全施設事業費1,560万円は、
カーブミラー、ガードレール、水銀灯などの
交通安全施設の設置や
維持修繕を行うとともに、私道から市道等へ至る見通しの悪い交差点の安全確保に供する
カーブミラーの
原材料支給に要する経費です。
歩道新設事業費8,862万円は、あけぼの東山1号線について、通学時の安全を確保するため、自
歩道整備に向けて
西日本旅客鉄道株式会社と協定を締結するとともに、
用地購入、
物件補償を行うものです。
また、三栖67号線についても、通学時等の安全を確保するため、
歩道整備や
用地購入、
物件補償等を行うものです。
工事明細は227ページ、
工事箇所は
別冊参考資料175ページです。
次に、152ページの河川費、
水路維持費6,250万円は、小溝清掃や
市内各地の水路の
維持補修に要する経費です。
152ページから153ページまでの
河川管理費3,817万円は、市内6カ所の
ポンプ場及び樋門等の
維持管理に要する経費です。
153ページの
水路新設改良費7,108万5,000円は、豪雨時の浸水対策として、尾の
崎排水ポンプ施設の整備を行うとともに、
上屋敷地区等において
雨水流出解析業務や
モニタリング調査を実施するものです。
工事明細は227ページ、
工事箇所は
別冊参考資料151ページです。
河床整備事業費1,660万円は、本宮町
本宮地区におきまして、平成23年に発生した台風12号により熊野川に堆積した土砂の撤去に要する経費です。
次に、154ページから156ページまでの
都市計画費、
都市計画総務費2億8,325万6,000円は、職員の人件費のほか、主なものとして、
都市計画審議会開催に要する経費、
都市計画マスタープラン策定に要する経費、
都市計画道路の整備の全体構想を再構築する
都市計画道路整備プログラム作成委託料、
空き家等の
実態調査委託料、
都市計画事業推進に伴う各種協会への
負担金等です。
156ページの
街路事業費1,038万2,000円は、
外環状線文里地区における
道路改良整備に要する経費です。
景観まちづくり刷新事業費6億1,140万7,000円は、田辺市
景観まちづくり刷新協議会を実施主体として、
鬪鶏神社を核とした
景観整備及び
JR紀伊田辺駅前空間の刷新に取り組むもので、
駅前商店街外観修景事業を初め、
駅前商店街における
市街地活性化施設整備事業、
鬪鶏神社から
南方熊楠顕彰館までを結ぶ市道等の
舗装美装化事業、
JR紀伊田辺駅舎改修外観修景整備事業及び
鬪鶏神社と深いかかわりを持つ大福院の保存及び修復に要する経費です。
工事明細は227ページ、
工事箇所は
別冊参考資料176ページです。
156ページから158ページまでの
公園管理費1億138万2,000円は、管理している市内121公園等の
維持管理に要する経費です。
工事明細は227ページ、
工事箇所は
別冊参考資料177ページから178ページです。
158ページの
扇ヶ浜公園整備事業費2億9,029万2,000円は、
扇ヶ浜公園内に植芝盛平翁の
顕彰施設を併設した武道館を整備し、
スポーツ振興や
緊急避難場所としての機能を付加するとともに、老朽化に伴う公園の再整備に要する経費です。
工事明細は227ページ、
工事箇所は
別冊参考資料179ページです。
次に、159ページから160ページまでの住宅費、
住宅管理費2億1,060万9,000円は、市営住宅の
維持管理に要する経費です。
工事明細は227ページから228ページ、
工事箇所は
別冊参考資料180ページから183ページです。
次に、205ページをお願いします。
公共土木施設災害復旧費、
過年度公共土木災害復旧事業費6,100万円は、平成23年9月の台風第12号の豪雨により被災した
三ツ又地区において、県が実施していました
治山事業の完了に伴い、
市道三ツ又谷線、中ノ谷川の
災害復旧工事を行うものです。
工事明細は230ページ、
工事箇所は
別冊参考資料209ページです。
次に、
駐車場事業特別会計について、御説明申し上げます。
363ページをお願いします。
1定議案第45号 平成30年度田辺市
駐車場事業特別会計予算は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ3,488万3,000円と定める。
同条第2項
歳入歳出予算の款項の区分及び
当該区分ごとの金額は、第1表
歳入歳出予算による。
内容につきましては、367ページから368ページまでの歳出で御説明しますが、本事業は
駐車場運営のための
特別会計であり、
紀伊田辺駅前駐車場、
紀伊田辺駅前第二駐車場、
紀伊田辺駅前自転車駐車場、
扇ヶ浜海岸駐車場を運営しています。
367ページの
駐車場事業費2,529万9,000円は、駐車場の
維持管理に要する経費です。
368ページの公債費958万4,000円は、
駐車場整備に伴う起債の償還元金と
償還金利子です。
なお、これらの歳出に対する財源は、駐車場の使用料を充当しております。
以上で、
建設部関係の
補足説明を終わらせていただきます。
よろしく御審議の上、御賛同賜わりますようお願い申し上げます。
(
建設部長 栗山卓也君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、消防長、
安田浩二君。
(消防長
安田浩二君 登壇)
○消防長(
安田浩二君) それでは、
消防本部関係の
補足説明をさせていただきます。
まず、議案書の120ページをお願いします。
1定議案第17号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、
非常勤消防団員等に係る
損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、
非常勤消防団員等に対する
損害補償に係る
補償基礎額について、
非常勤消防団員等に扶養親族がある場合における加算額の改正を行うものです。
次に、122ページをお願いします。
1定議案第18号 田辺市
手数料条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、
地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、消防法に基づく危険物の
屋外タンク貯蔵所の
設置許可等に係る審査・
検査手数料、
液化石油ガス保安法に基づく充填設備の変更許可に係る
審査手数料及び
砂利採取法に基づく砂利の
採取計画の認可等に係る
審査手数料の改正を行うものです。
続きまして、当初予算の
補足説明をさせていただきます。予算書の161ページをお願いいたします。
第9款消防費の
予算総額は、17億6,329万9,000円でございます。
まず、第1目
常備消防費15億837万3,000円の主なものは、
消防職員151人の人件費12億6,541万7,000円です。
賃金412万5,000円は、
消防総務課に配置しています臨時職員及び嘱託員の計2人分の賃金です。
旅費341万6,000円は、消防大学校や
県消防学校等での専門分野の研修に要する経費を初め、
救急救命士を新規に養成するための経費が主なものです。これらの研修を通じて、
各種災害に的確に対応し得る高度で専門的な知識、技術を有する
消防職員を養成し、
消防体制の更なる充実に努めてまいります。
需用費と162ページの役務費は、
常備消防業務全般に要する
経常的経費が主なものです。
委託料6,748万8,000円のうち
消防緊急通信指令施設保守点検委託料866万8,000円及び
消防救急デジタル無線保守点検委託料1,391万3,000円は、田辺市、上富田町、白浜町及びすさみ町が共同で
維持管理する
当該施設の
保守点検に要する経費でありまして、それぞれの町の
案分負担分を
歳入予算で計上しております。
はしご車保守点検委託料3,700万円は、
消防用車両の
安全基準に定められている機能及び安全性を確保するために行うオーバーホールに係る委託料です。
緊急度判定等電話相談業務委託料267万9,000円は、#7119の
救急安心センターサービスに係る委託料です。
163ページの使用料及び賃借料904万4,000円のうち
通信回線使用料368万4,000円は、
消防救急デジタル無線の
消防本部と各基地局を結ぶ
回線使用料です。
工事請負費1,930万円は、
消防水利を充足するため中辺路町
栗栖川地区及び本宮町切畑地区にそれぞれ40トン
耐震性貯水槽を設置するための工事費です。
なお、
工事明細につきましては228ページを、
工事箇所につきましては
別冊参考資料184ページ及び185ページを御参照ください。
備品購入費3,165万4,000円のうち
消防用車両購入費2,800万円は、本宮分署の高規格救急車の更新に要する経費です。
負担金補助及び交付金3,939万2,000円のうち研修参加負担金597万9,000円は、旅費で御説明いたしました研修などに要する負担金が主なものです。
164ページの県防災ヘリコプター運航連絡協議会負担金780万9,000円は、防災ヘリコプター運航経費のうち、航空隊員10人分の人件費を県下の市町村で負担するものです。また、消防デジタル無線
維持管理費負担金1,001万7,000円及び消防デジタル無線
維持管理協議会負担金285万9,000円は、県及び県下市町村が共同で
維持管理する
当該施設の保守費や協議会人件費等を案分負担するものです。
なお、参考までに、本市から両協議会へ計3人の職員を派遣しますが、これら派遣職員に対する人件費は、それぞれの協議会から田辺市へ交付されます。
消火栓設置工事負担金1,000万円は、上水道に対して消火栓の設置等を行う経費であります。
第2目消防団費2億4,508万6,000円のうち9,044万1,000円は、消防団員1,050人の年報酬のほか、出動加給、公務災害補償費、退職報償金などの人件費です。
165ページの需用費及び役務費は、消防団活動に要する
経常的経費が主なものです。
166ページの委託料659万2,000円のうち設計委託料440万円及び工事施工監理委託料160万円は、稲成町消防倉庫の解体撤去、栗栖川分団車庫新築及び請川分団請川車庫解体撤去に要する経費であります。
工事請負費5,550万円は、稲成町の消防倉庫解体撤去工事、栗栖川分団車庫新築工事及び請川分団請川車庫解体撤去工事に係る経費です。
なお、
工事明細につきましては228ページを、
工事箇所につきましては
別冊参考資料186ページから188ページを御参照ください。
公有財産購入費549万1,000円は、栗栖川分団車庫の
用地購入に係る経費であります。
備品購入費4,050万円のうち
消防用車両購入費3,600万円は、第3分団に配備している消防ポンプ自動車及び三川分団に配備している動力ポンプ付水槽車の更新に要する経費です。
負担金補助及び交付金2,669万4,000円のうち、消防団員等公務災害補償等共済基金負担金2,241万7,000円は、消防団員及び消防協力者の公務災害補償と消防団員の退職報償金支払いのための基金への掛金で、分団運営交付金380万円は団本部、5個支団本部及び32個分団に対する運営交付金であります。
次に、167ページの第3目上富田消防受託費939万円は、上富田町から委託されている上富田分署の運営に要する経費であります。
なお、人件費を含めた平成30年度の消防事務受託経費の総額は、1億8,159万2,000円で、委託町である上富田町が負担し、52ページの消防業務受託事業収入において
歳入予算を計上しています。
168ページの第4目水防費45万円は、草刈機や土のうなどの水防用資器材の購入に要する経費が主なものです。
以上で消防関係の
補足説明を終わります。
御審議の上、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
(消防長
安田浩二君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、教育次長、弓場和夫君。
(教育次長 弓場和夫君 登壇)
○教育次長(弓場和夫君) それでは、教育委員会関係の平成30年度
一般会計予算について、
補足説明をさせていただきます。予算書の78ページをお願いいたします。
総務費、総務管理費の国際交流事業費810万9,000円でございますが、これは国際交流活動に要する経費でございまして、主なものといたしまして、国際交流センターの国際交流員及び臨時職員の賃金のほか、国際理解推進事業や国際交流イベントにかかる経費であり、また、
負担金補助及び交付金につきましては、国際交流推進補助金等でございます。
続きまして、予算書の168ページをお願いいたします。
教育費、教育総務費の教育委員会費1,228万9,000円でございますが、これは教育委員4名といじめ問題専門委員会委員ほかの報酬及び各種の負担金が主なものでございます。
169ページの
負担金補助及び交付金のうち、独立行政法人日本
スポーツ振興センター負担金につきましては、学校管理下で発生したけがや疾病の治療費を支給する制度に対する負担金でございます。
また、積立金につきましては、教育振興基金の運用利子を積み立てるものでございます。
次に、事務局費2億2,674万4,000円でございますが、これは教育委員会事務局の運営に必要な経費でございまして、主なものといたしましては、職員の人件費等でございます。
次に、170ページの教育事務所費1億2,664万6,000円でございますが、これは龍神、中辺路、大塔、本宮の4地域に設置しております教育事務所の運営に要する経費でございまして、主なものといたしましては、職員の人件費や臨時職員の賃金等でございます。
次に、171ページの教育指導費9,871万8,000円でございますが、このうち賃金につきましては、外国人英語指導教師賃金のほか、発達障害等、配慮を要する児童生徒に対し、日常生活の介助や学習活動上のサポートを行うための特別支援教育支援員賃金が主なものでございます。
報償費につきましては、大学教授による授業研究の直接指導にかかる講師謝礼のほか、県の補助を受けて行う防災教育事業の講師謝礼、特色ある学校づくりのための講師への謝礼金等が主なものでございます。
旅費につきましては、外国人英語指導教師の帰国旅費が主なものでございます。
また、委託料につきましては、172ページの教育課程の研究充実のため、幼稚園、小中学校で継続しております授業研究委託料や児童生徒の学校生活における満足度や意欲、さらに学級集団の状態を調べるための学級集団アセスメント業務委託料が主なものでございます。
使用料及び賃借料につきましては、田辺西牟婁小中学校音楽会の会場借料ほかでございます。
次に、教育振興費2,602万9,000円でございますが、これは高校生及び大学生等の教育振興に資するための経費が主なものでございます。
負担金補助及び交付金のうち高等学校通学費等助成金につきましては、高等学校等への修学のため、多額の通学費及び寮費等を負担する世帯を対象に、その費用の一部を助成するものでございます。
貸付金につきましては、勉学に対する意欲があるにもかかわらず、経済的な理由により修学が困難な高校生及び大学生等への奨学金と、大学、短大等へ入学する際の入学準備金の貸与にかかる費用でございます。
また、積立金につきましては、教育奨学基金の運用利子を積み立てるものでございます。
続きまして、173ページからの小学校費の学校管理費2億8,908万1,000円でございますが、これは小学校25校の管理運営に要する経費でございまして、このうち賃金につきましては、小学校の事務員及び用務員14名分の費用でございます。
174ページの委託料につきましては、本年度から平成32年度までの3カ年事業として実施する小学校普通教室への空調設備の整備にかかる設計委託料が主なものでございまして、
工事請負費につきましては、稲成小学校屋外便所の増改築工事に要する費用でございます。
また、175ページの備品購入費につきましては、緊急地震速報受信装置の更新費用のほか、鮎川小学校図書室の備品等の購入に要する費用でございます。
なお、
工事明細につきましては、228ページに記載しておりますので御参照ください。
次に、教育振興費1億9,285万3,000円でございますが、このうち委託料のスクールバス臨時運行委託料及びコミュニティバス運行委託料、並びに使用料及び賃借料の車両借料につきましては、龍神、中辺路、大塔、本宮地域の小学校が校外学習等のためにバスを使用する際の費用でございます。また、車両借料を除く使用料及び賃借料につきましては、教育用パソコンと校務用パソコンのリース料が主なものでございます。
備品購入費につきましては、図書及び教材備品等の購入費であり、
負担金補助及び交付金につきましては、遠距離通学の児童に対する通学費補助金等が主なものでございます。
また、扶助費につきましては、特別支援学級に在籍する児童の保護者を対象に支給する特別支援教育就学奨励費と経済的に困窮している家庭に支給する就学援助費でございます。
次に、スクールバス運行費5,380万7,000円につきましては、児童の登下校のためのスクールバス運行に要する経費でございます。
次に、176ページの学校施設耐震改修事業費6,366万円でございますが、これは小学校体育館の吊天井等非構造部材耐震化対策ほかに要する経費でございまして、本年度は、三栖小学校、上芳養小学校、上秋津小学校、近野小学校の体育館4カ所の設計業務に加えて、田辺第三小学校体育館、新庄第二小学校体育館の
耐震化工事と、秋津川小学校校舎の耐震改修工事に要する費用を計上いたしております。
なお、
工事明細につきましては、228ページに記載しておりますので御参照ください。
次に、大坊小学校建築費3億7,846万2,000円でございますが、これは施設の老朽化により平成28年度から取り組んでおります大坊小学校の校舎建築等に要する経費でございまして、新校舎建築にかかる工事費のほか、仮設校舎の借料、校用備品の購入費等が主なものでございます。
なお、
工事明細につきましては、228ページに記載しておりますので御参照ください。
次に、三里小学校建築費7億3,691万9,000円でございますが、大坊小学校と同じく、老朽化により平成28年度から取り組んでおります三里小学校の校舎及び体育館建築等に要する経費でございまして、現三里小学校校舎の解体設計費のほか、新校舎等の建築及び周辺整備にかかる工事費、校用備品及び給食調理室の厨房機器類の購入費等が主なものでございます。
なお、
工事明細につきましては、228ページ、229ページに記載しておりますので御参照ください。
続きまして、177ページからの中学校費の学校管理費1億9,363万9,000円でございますが、これは中学校14校の管理運営に要する経費でございます。各費目につきましては、おおむね小学校費に準じており、このうち賃金につきましては、中学校の事務員及び用務員10名分の費用でございます。
178ページの委託料につきましては、本年度から平成32年度までの3カ年事業として実施する中学校普通教室への空調設備の整備にかかる設計委託料が主なものでございまして、
工事請負費につきましては、新庄中学校校舎屋根改修工事に要する費用でございます。
また、備品購入費につきましては、緊急地震速報受信装置の更新費用のほか、大塔中学校の組立
式舞台や図書室の備品等の購入に要する費用でございます。
なお、
工事明細につきましては、229ページに記載しておりますので御参照ください。
次に、179ページの教育振興費1億5,323万8,000円でございますが、各費目につきましては、おおむね小学校費と同様でございます。このうち使用料及び賃借料のシステム利用料につきましては、校務支援システムの利用料でございます。
次に、スクールバス運行費5,540万円につきましては、生徒の登下校のためのスクールバス運行に要する経費でございます。
次に、180ページの学校施設耐震改修事業費1億1万円でございますが、これは中学校体育館の吊天井等非構造部材耐震化対策に要する経費でございまして、本年度は、上芳養中学校体育館及び本宮中学校体育館の設計業務に加えて、東陽中学校、新庄中学校、衣笠中学校、中辺路中学校の体育館4カ所の
耐震化工事に要する費用を計上いたしております。
なお、
工事明細につきましては、229ページに記載しておりますので御参照ください。
次に、近野中学校建築費4,386万円でございますが、これは老朽化が著しい近野中学校校舎を近接する近野小学校の敷地内に建築し、あわせて小学校の空き教室等を活用することにより小学校と中学校の併設校とするもので、このうち
工事請負費につきましては、近野中学校旧校舎等の解体撤去に要する費用でございます。
なお、
工事明細につきましては、229ページに記載しておりますので御参照ください。
続きまして、幼稚園費の管理費1億1,464万8,000円でございますが、これは幼稚園4園の管理運営に要する経費でございまして、主なものといたしましては、職員の人件費のほか、預かり保育の拡充に伴う臨時職員賃金等でございます。
また、182ページの備品購入費につきましては、緊急地震速報受信装置の更新費用のほか、園用備品の購入に要する費用でございます。
次に、教育振興費6,627万5,000円でございますが、このうち委託料につきましては、新制度に移行した認定こども園において、現在実施している預かり保育を引き続き市の事業として実施するための一時預かり事業(幼稚園型)委託料でございます。
また、
負担金補助及び交付金につきましては、幼稚園就園奨励費補助金や県の多子世帯への支援強化施策に対応する幼稚園保育料助成事業費補助金が主なものでございます。
続きまして、社会教育費の社会教育総務費3億3,887万円でございますが、主なものといたしまして、社会教育委員13名の報酬を初め、田辺青少年センター等の嘱託職員及び臨時職員、龍神市民センター管理人等の賃金のほか、生涯学習センター、ふるさと陶芸館、龍神市民センター等の管理運営に要する経費でございます。
また、184ページの
負担金補助及び交付金につきましては、田辺市、上富田町青少年センター協議会
負担金等でございます。
次に、文化財費2,774万2,000円でございますが、これは市内に所在する文化財の調査研究、啓発・顕彰活動を初め、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」や指定文化財の
維持管理、保全に要する経費でございます。
主なものといたしまして、需用費の施設修繕料につきましては、熊野古道の修繕等に要する費用でございまして、185ページの委託料につきましては、熊野参詣道等の指定文化財の
維持管理に要する費用でございます。
また、
工事請負費につきましては、特別天然記念物カモシカ食害対策事業として実施する防護柵設置工事に要する費用でございます。
なお、
工事明細につきましては、229ページに記載しておりますので御参照ください。
次に、公民館費8,174万2,000円でございますが、主なものといたしまして、公民館長34名の報酬、公民館の各種教室や学習会などの講師謝礼のほか、市内の全ての公立幼稚園、小中学校を対象に設置する学社融合推進協議会の運営にかかる費用や施設の
維持管理等に要する費用でございます。
また、186ページからの委託料につきましては、中辺路コミュニティセンター及び大塔総合文化会館の耐震改修にかかる設計委託料が主なものでございます。
次に、188ページの図書館費1億2,079万2,000円でございますが、これは図書館及び田辺市文化交流センターの管理運営に要する経費でございます。
主なものといたしまして、189ページの使用料及び賃借料につきましては、図書館システムの運用及び貴重資料のバックアップサーバー構築に伴う電子計算機借料でございまして、備品購入費につきましては、本館、分室及び移動図書館の図書購入等に要する費用でございます。
次に、190ページの集会所運営費70万3,000円につきましては、南松原教育集会所等の管理運営に要する経費でございます。
次に、歴史民俗資料館運営費531万1,000円でございますが、これは田辺歴史民俗資料館及び大塔歴史民俗資料館の管理運営に要する経費でございます。
次に、191ページの社会教育活動費1,379万円でございますが、このうち賃金につきましては、山村地域の子供の居場所づくり事業の指導員に対する臨時職員賃金でございます。
また、報償費につきましては、地域人材の発掘や育成を行うための講座を初め、生涯学習フェスティバル、人権教育総合推進事業、青年の交流や教養の場としての各種教室の開催に伴う講師謝礼等が主なものでございます。
委託料につきましては、将来を担う青少年の育成のための田辺市子どもクラブ育成協議会への事業委託料と子ども芸術鑑賞事業委託料でございます。
負担金補助及び交付金につきましては、学校・家庭・地域の連携協力した取組を支援するための地域子ども会活動支援事業費補助金を初め、地域組織活動費補助金、田辺市青少年育成市民会議補助金等が主なものでございます。
次に、児童館費3億431万7,000円でございますが、これは児童館3館の
維持管理に要する経費と子供の健全育成及び居場所づくりを目的とした教室や事業の実施に要する経費でございます。
また、193ページの
工事請負費につきましては、末広児童館及び天神児童館の耐震改修工事に要する費用でございます。
なお、
工事明細につきましては、229ページに記載しておりますので御参照ください。
次に、文化振興費1億497万円でございますが、これはふるさと文化の普及・振興を目的とした市民の文化活動への支援や田辺市美術展覧会の開催、文化事業の実施、紀南文化会館の運営等に要する経費でございます。
主なものといたしまして、委託料につきましては、文化事業の公演委託料と紀南文化会館運営委託料でございます。
また、194ページの備品購入費につきましては、紀南文化会館の非常電源用蓄電池の更新に要する費用であり、
負担金補助及び交付金につきましては、田辺市文化協会へのふるさと文化振興補助金等でございます。
次に、
成人式典費143万3,000円につきましては、「成人の日」記念式典の開催に要する経費でございます。
次に、美術館運営費1億2,750万5,000円でございますが、これは田辺市立美術館本館及び分館である熊野古道なかへち美術館の管理運営に要する経費でございます。
主なものといたしまして、委託料のうち196ページの設計委託料、工事施工監理委託料及び
工事請負費につきましては、開館20周年を迎える分館において、老朽化している空調設備の更新や展示室の改修等を実施するための費用でございます。
また、展覧会委託料につきましては、本館では渡瀬凌雲や野長瀬晩花の記念展のほか、特別展や小企画展を、分館では凌雲・晩花に加え、雑賀清子の作品を特別公開するほか、記念特別展としてサウンドアーティストの鈴木昭男を紹介する展覧会を予定しており、これら展覧会の開催に要する費用でございます。
備品購入費につきましては、美術品の購入費が主なものでございますが、購入に際しては収集方針をもとに調査、研究を行い、美術館としてふさわしい作品の購入に努めてまいります。
なお、
工事明細につきましては、229ページに記載しておりますので御参照ください。
次に、南方熊楠翁顕彰事業費4,085万9,000円でございますが、これは南方熊楠翁の顕彰及び
南方熊楠顕彰館・南方熊楠邸の管理運営のための経費でございます。
主なものといたしまして、197ページの委託料につきましては、顕彰館所蔵資料の調査・整備や展示会、講演会等の教育啓発事業に係る南方熊楠翁顕彰事業委託料のほか、第28回南方熊楠賞授賞
式及び第29回受賞者の選考に係る南方熊楠賞運営委託料、顕彰館常設展示の展示がえにかかる展示品等制作委託料でございます。
また、
負担金補助及び交付金につきましては、南方熊楠顕彰会の運営に対する南方熊楠翁顕彰事業費補助金でございます。
続きまして、198ページからの保健体育費の保健体育総務費3,086万3,000円でございますが、これはスポーツ合宿や各種スポーツ大会の誘致に向けて営業活動を行うスポーツ・ツーリズム・コーディネーターへの謝礼金や
費用弁償のほか、夢の教室事業委託料等が主なものでございます。
また、199ページの
負担金補助及び交付金につきましては、体育連盟交付金、植芝盛平翁顕彰会補助金、関西実業団対抗駅伝競走大会補助金、市民体育祭・市民スポーツレクリエーション祭補助金のほか、平成33年に開催される「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の機運を高める目的で開催する「わかやまリレーマラソン」にかかる
負担金等が主なものでございます。
次に、体育施設管理費3億6,393万1,000円でございますが、これは田辺スポーツパークの各施設や弓道場など体育施設の
維持管理のほか、パラリンピック競技ナショナルトレーニングセンター陸上競技強化拠点施設の指定に伴う施設の運営等に要する経費でございます。
このうち賃金につきましては、施設の管理人等の賃金でございまして、200ページからの委託料につきましては、大塔体育館耐震改修にかかる設計委託料のほか、施設の
維持管理業務やパラリンピック陸上競技強化選手トレーニングサポートに係る委託料が主なものでございます。
また、201ページの
工事請負費につきましては、田辺スポーツパーク野球場の安全性向上を図るための防球ネットの整備に要する費用でございまして、備品購入費につきましては、車両及び体育施設用備品購入のための費用でございます。
なお、
工事明細につきましては、229ページに記載しておりますので御参照ください。
次に、202ページの保健管理費3,650万円でございますが、これは小中学校児童生徒、幼稚園児及び教職員の健康管理に要する費用でございます。
このうち報酬につきましては、学校医、学校歯科医、学校薬剤師への報酬でございまして、報償費につきましては、児童生徒の心臓検診判定会への謝礼及び教職員健康検査結果による産業医判定への謝礼が主なものでございます。
役務費につきましては、児童生徒、幼稚園児及び教職員の検尿検査及び教職員の健康検査に要する費用と、校医不在の小中学校及び幼稚園を対象に、紀南病院で実施する眼科及び耳鼻咽喉科検診に要する費用が主なものでございます。
次に、学校給食費4億8,319万1,000円でございますが、これは田辺市立城山台学校給食センターを初め、学校給食調理場の管理運営に要する経費でございます。
主なものといたしまして、賃金につきましては、自校
式及び共同調理場での臨時職員賃金と30名分の嘱託員賃金でございます。
また、需用費のうち203ページの賄材料費につきましては、給食の食材等の費用でございます。
204ページの給食業務委託料につきましては、田辺市立城山台学校給食センターの調理及び運搬業務等に要する費用でございます。
以上で、教育委員会関係予算の
補足説明を終わらせていただきます。
御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願いします。
(教育次長 弓場和夫君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、
水道部長、岩本 章君。
(
水道部長 岩本 章君 登壇)
○
水道部長(岩本 章君) それでは、水道部が担当しております
水道事業会計予算につきまして、予算書及び参考資料に基づき、
補足説明をさせていただきます。
平成30年度は、市内19の簡易水道事業を上水道事業に統合して初めての予算であり、業務量や予算規模は大幅な増加となっています。
収入では、旧簡易水道事業に係る水道料金、長期前受金戻入など増加となりましたが、一方で支出は、旧簡易水道事業に係る
維持管理費や
特別会計では発生しなかった減価償却費など、旧簡易水道事業に係る支出が収入を上回ることが影響し、純利益は大幅に減少した予算となっています。
今後、厳しい経営状況が予測されることから、水道事業統合を機に中長期的な事業運営の指針とするため、引き続き田辺市新水道ビジョン等の策定に取り組んでまいります。
それでは、別冊の
水道事業会計予算書をお願いします。
1定議案第48号 平成30年度田辺市
水道事業会計予算。
第1条 平成30年度田辺市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。
本年度は、給水戸数3万4,000戸、総配水量1,200万立方メートル、1日平均配水量3万2,877立方メートルを予定しております。
その他、量水器の取りかえ6,220個、消火栓新設の受託工事11件、配水設備改良費として4億6,139万5,000円を予定しております。
第3条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入合計として、水道事業収益20億1,945万6,000円、支出合計として、水道事業費用19億8,333万3,000円で、差し引き3,612万3,000円の利益を見込んでいます。
次ページをお願いします。
第4条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入合計として、資本的収入1億8,218万9,000円、支出合計は、資本的支出8億7,825万8,000円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6億9,606万9,000円は、損益勘定留保資金等で補?することにいたしております。
第5条は、打ち切り決算となる平成29年度の簡易水道事業
特別会計に係る未収金及び未払金の金額を、特例的収入及び支出として整理するものでございます。
第6条は、予定支出の各項の経費の流用範囲を、第7条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を定めるものであります。
次に、第8条では、簡易水道事業債の償還利息に対し、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額を、第9条では、棚卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものであります。
続いて、次ページからの予算に関する説明書により具体的な説明をさせていただきます。
1ページをお願いします。
平成30年度田辺市
水道事業会計予算実施計画について。
(1)収益的収入及び支出。収入の
予算総額として、水道事業収益20億1,945万6,000円を計上しております。
第1項、営業収益の内訳は、給水収益(水道料金)15億6,060万円、受託給水工事収益2,477万円、その他営業収益(口径別給水分担金等)1,537万6,000円です。
第2項、営業外収益の内訳は、受取利息395万6,000円、他会計補助金5,702万1,000円、長期前受金戻入3億4,931万7,000円、雑収益839万5,000円です。
このうち他会計補助金は、統合した簡易水道の利息償還に対する一般会計からの補助金で、長期前受金戻入につきましては、建物や構築物などの固定資産を取得した際に受け入れた補助金等について、当該固定資産の減価償却や除却を行う際に、補助率相当額を現金の伴わない収益として計上するもので、本年度の減価償却費及び固定資産除却費に対応する額を計上しています。
第3項、特別利益2万1,000円は、固定資産売却益等であります。
2ページをお願いします。
支出の予定総額として、水道事業費用19億8,333万3,000円を計上しております。
第1項、営業費用の第1目、原水及び浄水費5億3,297万5,000円は、原水の取水及び浄水施設の
維持管理等に要する経費です。主なものは、職員4名分の人件費のほか、施設の修繕費や動力費、それに上富田・白浜の両町からの受水に係る負担金及び受水費3億3,091万6,000円等であります。
また、賞与引当金繰入額として235万9,000円、法定福利費引当金繰入額として46万円を計上しております。
これは、翌年度の6月の期末・勤勉手当に係る本年度の負担に属する額(12月から3月までの4カ月分)について、本年度において引当金として計上するもので、このあとの人件費を計上している費目にも同様に計上しております。
2ページから3ページにかけての第2目、配水及び給水費3億2,842万3,000円は、配水管や給水管などの
維持管理に要する経費です。主なものは、職員12名分の人件費のほか、給配水管
維持管理業務等の委託料3,890万円、給水管切替等の修繕費9,229万1,000円、それに中継ポンプ所の動力費等であります。
第3目、受託給水工事費853万円は、消火栓新設の
工事請負費763万円と材料費であります。
なお、
工事明細につきましては23ページを、
工事箇所につきましては別冊の参考資料214ページから227ページを御参照願います。
第4目、業務費6,699万1,000円は、検針及び水道料金徴収並びに窓口業務に要する経費です。職員3名分の人件費のほか、検針業務などの委託料2,288万8,000円等であります。
4ページの第5目、総係費1億3,229万7,000円は、水道事業経営全般にわたる諸経費です。主なものは、職員5名分の人件費のほか、平成29年度から取り組んでおります新水道ビジョン等策定業務などの委託料3,273万5,000円、退職給付引当金繰入額999万4,000円、債権の不納欠損に備えるための貸倒引当金繰入額876万2,000円等であります。
5ページの第6目、減価償却費7億4,621万6,000円は、水道事業に係る有形固定資産の減価償却費です。
第7目、資産減耗費4,530万9,000円は、有形固定資産除却費が主なものであります。
第2項、営業外費用1億813万7,000円の主なものは、企業債支払利息と支払消費税であります。
第3項、特別損失のうち、第2目、過年度損益修正損642万4,000円は、過年度水道料金の調定減額分や不納欠損消費税相当分を計上したものであります。
第3目、その他特別損失732万1,000円の主なものは、簡易水道事業の統合により生じる賞与等引当金、貸倒引当金の繰入額を計上するものであります。
次に、6ページの資本的収入及び支出ですが、資本的収入として、1億8,218万9,000円を計上しています。宅地造成分担金などの負担金3,311万6,000円、配水池緊急遮断弁設置に係る県補助金500万円、統合した簡易水道事業に係る企業債元金償還に対する一般会計からの出資金1億4,406万3,000円が主なものであります。
次に7ページ、資本的支出としては、8億7,825万8,000円を計上しています。
第1項、第1目、配水設備改良費4億6,139万5,000円は、職員4名分の人件費のほか、国道及び県道の新設に伴う配水管の布設等に係る費用や年次的に実施しております老朽配水管を耐震性の高い管へ更新するための費用、それから中部配水池への緊急遮断弁の設置に係る費用等であります。
なお、
工事明細につきましては24ページから25ページを、
工事箇所につきましては別冊の参考資料212ページから230ページを御参照願います。
第3目、有形固定資産費2,402万5,000円は、中継所の送水ポンプ更新等に要する費用であります。
第2項、第1目、企業債償還金1億9,073万8,000円は、企業債元金の償還費用であります。
第3項、投資の第1目、投資有価証券2億円は、資金運用のための満期保有目的有価証券の購入費であります。
予算実施計画の概要は、以上のとおりでございます。
次に8ページをお願いします。
平成30年度田辺市水道事業予定キャッシュ・フロー計算書ですが、これは、本年度における現金及び預金の増減について、業務活動、投資活動及び財務活動の三つに区分して表示しています。
以上で水道部関係の
補足説明を終わらせていただきます。御審議の上、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
(
水道部長 岩本 章君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。
この場合、お諮りいたします。
ただいま議題となっております38件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
◎日程第39 1定議案第 1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正についてから
日程第51 1定議案第13号 平成29年度田辺市
四村川財産区
特別会計補正予算
(第1号)まで一括上程
○議長(
小川浩樹君) 続いて、日程第39 1定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正についてから、日程第51 1定議案第13号 平成29年度田辺市
四村川財産区
特別会計補正予算(第1号)まで、以上13件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました13件については、昨日、既に当局の説明が終了しておりますので、これより総括質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 質疑なしと認めます。
それでは、ただいま議題となっております13件については、会議規則第37条第1項の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
各常任委員会の付託事件は、配付いたしております議案付託表のとおりであります。
お諮りいたします。
本日の会議はこの辺にとどめ散会し、あす3月1日から8日までの8日間は休会とし、3月9日午前10時から再開いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
散 会
○議長(
小川浩樹君) それでは、本日はこれをもって散会いたします。
(午前11時06分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成30年2月28日
議 長 小 川 浩 樹
議 員 二 葉 昌 彦
議 員 安 達 幸 治
議 員 安 達 克 典...