田辺市議会 2017-09-28
平成29年 9月定例会(第5号 9月28日)
第14 4定議案第12号 和歌山県
市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及
び組合規約の変更について
第15 4定議案第16号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)
第16 4定報告第 3号 平成28年度
一般財団法人龍神村開発公社の
決算報告につ
いて
第17 4定報告第 4号 平成28年度
有限会社龍神温泉元湯の
決算報告について
第18 4定議案第13号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ
て
第19 4定議案第14号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ
て
第20 4定議案第15号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ
て
第21 4定発議第 1号 「
全国森林環境税」の創設に関する意見書の提出について
第22 議員派遣の件について
第23 委員会の継続審査について
――
―――――――――――――――――
〇会議に付した事件
日程第1から日程第23まで
―
―――――――――――――――――
〇議員定数 22名
〇欠 員 0名
――
―――――――――――――――――
〇出席議員
議席番号 氏 名
1番 松 上 京 子 君
2番 柳 瀬 理 孝 君
3番 浅 山 誠 一 君
4番 前 田 佳 世 君
5番 川 﨑 五 一 君
6番 久 保 浩 二 君
7番 宮 井 章 君
8番 福 榮 浩 義 君
9番 髙 田 盛 行 君
10番 北 田 健 治 君
11番 橘 智 史 君
12番 尾 花 功 君
13番 二 葉 昌 彦 君
14番 市 橋 宗 行 君
15番 安 達 幸 治 君
16番 安 達 克 典 君
17番 小 川 浩 樹 君
18番 塚 寿 雄 君
19番 佐 井 昭 子 君
20番 中 本 賢 治 君
21番 出 水 豊 数 君
22番 陸 平 輝 昭 君
――
―――――――――――――――――
〇欠席議員 なし
――
―――――――――――――――――
〇説明のため出席したもの
職 名 氏 名
市長 真 砂 充 敏 君
副市長 池 田 正 弘 君
副市長 林 誠 一 君
教育長 中 村 久仁生 君
企画部長 小 川 鏡 君
人権推進課長 出 口 順 哉 君
総務部長 松 川 靖 弘 君
危機管理局長 中 野 典 昭 君
市民環境部長 松 場 聡 君
保健福祉部長 木 村 晃 和 君
商工観光部長 早 田 斉 君
農林水産部長 那 須 久 男 君
森林局長 鈴 木 徳 久 君
建設部長 栗 山 卓 也 君
建築課長 平 田 光 誠 君
会計管理者 福 田 文 君
本宮行政局長 安 井 健 太 君
消防長 安 田 浩 二 君
消防次長 梅 田 昌 宏 君
教育次長 弓 場 和 夫 君
水道部長 岩 本 章 君
――
―――――――――――――――――
〇
出席事務局職員
議会事務局長 糸 川 一 彦
議会事務局次長 前 溝 浩 志
議会事務局主任 松 本 誠 啓
議会事務局主査 稲 垣 清 司
開 議
○議長(
小川浩樹君) 皆さん、こんにちは。
定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成29年第4回
田辺市議会定例会5日目の会議を開きます。
(午後 1時00分)
――
―――――――――――――――――
○議長(
小川浩樹君) それでは、日程に入ります。
◎日程第1 4定報告第1号
専決処分事項について上程
○議長(
小川浩樹君) 日程第1 4定報告第1号
専決処分事項についてを上程いたします。
本件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。
議案書の1ページから7ページまでです。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 質疑なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 討論なしと認めます。
それでは、お諮りいたします。
4定報告第1号は、原案のとおり承認することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定報告第1号は原案のとおり承認することに決しました。
◎日程第2 4定報告第2号
専決処分事項の報告について上程
○議長(
小川浩樹君) 続いて、日程第2 4定報告第2号
専決処分事項の報告についてを上程いたします。
本件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。
議案書8ページから10ページまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 質疑なしと認めます。
4定報告第2号は、以上で終わります。
◎日程第 3 4定議案第 1号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正についてから
日程第15 4定議案第16号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)まで一括上程
○議長(
小川浩樹君) 続いて、日程第3 4定議案第1号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正についてから、日程第15 4定議案第16号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)まで、以上13件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました13件については、過日の本会議において、それぞれ所管の
常任委員会に付託していたものであります。
この場合、ただいま議題となっております13件について、各
常任委員会委員長の報告を求めます。
まず初めに、
総務企画委員会委員長の報告を求めます。
12番、尾花 功君。
(12番 尾花 功君 登壇)
○12番(尾花 功君)
総務企画委員会の
委員長報告を行います。
本委員会は、去る9月19日の本会議において付託を受けた議案8件のうち、平成28年度
各種会計歳入歳出決算3件を除く議案5件について、21日及び28日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第1号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正について、同議案第7号
物品購入契約の締結について、同議案第12号 和歌山県
市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及
び組合規約の変更について、同議案第16号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)の以上4件は、
全会一致により、同議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)の
所管部分については、賛成多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
まず、議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)の
所管部分のうち、
市民生活費にかかわって、
消費生活相談体制の強化に至った経過説明を求めたのに対し、「
高齢者人口の増加、
高度情報化により、高齢者を含む消費者を取り巻く環境の変化等に伴い、利便性が向上する一方で
消費者トラブルが複雑化かつ巧妙化しており、消費者の安全安心を重視する施策として、相談体制を強化するものである」との答弁がありました。これに対し委員から、周知を含めより多くの市民に利用しやすい窓口となるよう実施されたいとの要望がありました。
次に、
庁舎整備事業費にかかわって、
交通量調査、
交差点改良については広い視野での検討が必要で、現在、
オークワ店舗で交通整理のため配置されている警備員の庁舎建設後の要否等についてただしたのに対し、「今後、庁舎の位置を考慮し
警備員配置の必要の有無を検討する。また、交通量や人の流れの調査に基づき、よりよい交差点の形状となるよう努める」との答弁がありました。
さらに委員から、
基本計画策定に当たって、市民の意見を聞く手法をただしたのに対し、「広報田辺、
市ホームページ、
新聞広告等を通じ、市民全体を対象に市民意見の募集を行う。
市民アンケートは、対象者を抽出し庁舎に対するおおむねの傾向を把握するために行う。
市民検討会議で
基本計画案をまとめ、その後、
パブリックコメントの実施を計画している」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成29年9月28日、
総務企画委員会委員長、尾花 功。
(12番 尾花 功君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、
産業建設委員会委員長の報告を求めます。
13番、
二葉昌彦君。
(13番
二葉昌彦君 登壇)
○13番(
二葉昌彦君)
産業建設委員会の
委員長報告をさせていただきます。
本委員会は、去る9月19日の本会議において付託を受けた議案9件のうち、平成28年度
各種会計歳入歳出決算6件を除く議案3件について、20日及び28日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第3号
田辺市営住宅条例の一部改正について、同議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)の
所管部分、同議案第11号 平成29年度田辺市
木材加工事業特別会計補正予算(第2号)について、いずれも
全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
まず、議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)の
所管部分のうち、
林業振興費にかかわって、
林業成長産業化推進事業費補助金の詳細説明を求めたのに対し、「国の
林業成長産業化地域創出モデル事業の
林業成長産業化地域に指定されたことを受け、無垢材を主として消費につなげていくための建築士会との協定の締結や
大手建築会社への営業、木材の生産に資する高性能な
林業用機械の導入など、
ソフト事業及び
ハード事業に補助するものである。県内における木材の製材量が
原木生産量を上回っている状況の中で、地域で製材する木材は地域で生産できるよう取り組みを進めていく」との答弁がありました。
次に、観光費にかかわって、
スポーツ合宿等誘致事業費補助金の実績についてただしたのに対し、「平成27年度は1,589人泊、平成28年度は2,298人泊、平成29年度は既に3,686人泊の申請があり予算額が不足することから、今回増額するものである。なお、平成29年度は合計で約5,000人泊の実績を見込んでいる」との答弁がありました。さらに、新武道館の建設が予定されている中で、
スポーツ合宿で本市に来られる方に対する観光面でのアプローチについてただしたのに対し、「扇ヶ浜に新武道館が整備されることは、町なかの観光振興という面においても非常に大きな意味があると考えている。新武道館に来られる方々を含めて
スポーツ合宿で本市を訪れる方への観光面での働きかけを積極的に行ってまいりたい」との答弁がありました。
次に、
景観まちづくり刷新事業費に係る
ポケットパーク整備事業にかかわって、バスで鬪鶏神社を訪れる観光客を
ポケットパークに誘導するための取り組みについてただしたのに対し、「
ポケットパークの
整備予定地付近にバスを駐車するのは難しいものの、まち歩きの拠点と位置づけているので、鬪鶏神社に来られた方々のみならず、町なかに観光に来られた方々にどのようにして
ポケットパークまで来ていただくか考えてまいりたい」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成29年9月28日、
産業建設委員会委員長、
二葉昌彦。
(13番
二葉昌彦君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、
文教厚生委員会委員長の報告を求めます。
11番、橘 智史君。
(11番 橘 智史君 登壇)
○11番(橘 智史君)
文教厚生委員会の
委員長報告を行います。
本委員会は、去る9月19日の本会議において付託を受けた議案17件のうち、平成28年度
各種会計歳入歳出決算10件を除く議案7件について、20日及び28日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
なお、4定議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)の
所管部分のうち、
斎場建設費に係る
斎場建設事業並びに
保健衛生総務費に係る
母子健康包括支援センター設置事業及び産後
ケア事業については、審査に先立ち当局より補足説明を聴取しました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第2号 田辺市
保育所条例の一部改正について、同議案第4号
田辺市立幼稚園条例の一部改正について、同議案第5号
工事請負契約の締結について、同議案第6号
工事請負契約の締結について、同議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)の
所管部分、同議案第9号 平成29年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び同議案第10号 平成29年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について、いずれも
全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)の
所管部分のうち、
斎場建設費にかかわって、当局より、「現斎場を稼働させながら新斎場を整備する形になるため、斎場運営と工事の双方に支障を来たさないよう工事車両を通行させるための新道路を整備する。この道路は、現
進入用道路が
南海トラフ巨大地震の津波等で被害を受けた場合に斎場を利用できるようにする目的もある」との補足説明がありました。
これに対し委員から、新道路整備に伴う
建設発生土についてただしたのに対し、「
建設発生土は1万9,000立方メートルを見込んでいる。その搬出のため多くのトラックが往来することになるが、
田辺スポーツパークの利用者に影響がないよう対応する」との答弁がありました。
次に、
保健衛生総務費にかかわって、産後
ケア事業のこれまでの実績について説明を求めたのに対し、「現状、宿泊型のみを実施しており、昨年度の実績は3件であった。自己負担が高額であるため利用が少なかったものと考えている。今後は、
国庫補助金の活用により、
自己負担額を食事代を除いて1割程度に抑えるなど、利用促進を図っていく」との答弁がありました。
さらに委員から、利用者が増加した場合における
医療機関等の実施体制をただしたのに対し、「現状のベッド数等により対応できるものと考えている」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成29年9月28日、
文教厚生委員会委員長、橘 智史。
(11番 橘 智史君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 以上で、各
常任委員会委員長の報告が終了しました。
これより質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 質疑なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する
反対討論の発言を許可いたします。
6番、
久保浩二君。
(6番
久保浩二君 登壇)
○6番(
久保浩二君) 6番、
日本共産党の
久保浩二です。
4定議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)の
総務費総務管理費、第22目、
庁舎整備事業費の委託費にかかわって
反対討論を行います。
今回の
基本計画の中で、計画策定に当たっては報告会を開き、市民の声を聞く、意見の募集を行う、
アンケートや
パブリックコメントを行うなど民意に配慮されるという姿勢は見られますが、候補地を選定するときに、どんな場所にどんな庁舎が望ましいのか、その時点で市民の声を聞くことがなぜできなかったのか。候補地を3カ所に絞ったときも市民の意見を聞こうとしませんでした。
総務部長は一般質問の答弁で、地権者に配慮したという答弁がありましたが、市民の側に立つべきではありませんか。
庁舎整備検討委員会のときには、現地での建てかえ、耐震補強、高台への移転等については
アンケートをとり、市民の意見を取り入れていますが、この時点では場所についての意見は聞いておりません。市民との協働をうたいながら、この間、独断専行で候補地を決定したという経過については認めがたいという思いがあります。
今回の交差点の改良や
交通量調査も計画に載っていますが、
候補地周辺は交差点が変則で、現在、朝夕など渋滞が頻繁に起こっております。
交通量調査や交差点などの問題については、候補地を選定する前に調査し、その場所が移転先として本当にふさわしいのかを事前に調査されるべきです。
今回の庁舎移転は、防災拠点となるように高台に移すということで候補地を選んだということですが、先日の川﨑議員の質問で、浸水地域以外からのアクセスについて問われ、あけぼのからの1路線しかないことが明らかになりました。庁舎が浸水しなくても、
アクセス道路が1路線しかないということでは、緊急時、職員の参集にも不都合が生じ、防災拠点として十分な機能を果たすことができないのではないでしょうか。
以上、述べたように市民の意見の反映、
基礎データの収集などが行われていないなど、十分な選定業務が行われたとは考えられません。防災対策や交通渋滞の問題を抱えている東山を前提とした庁舎整備の
基本計画は拙速であると言わざるを得ません。
以上の理由をもって
反対討論といたします。
(6番
久保浩二君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 12番、尾花 功君。
(12番 尾花 功君 登壇)
○12番(尾花 功君) 4定議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)について賛成の立場で討論を行います。
今回提案されています9月
補正予算の主なものについては、JA紀南が実施する当地の主力産品である梅、ミカン等を活用した
ドライフルーツ加工施設の整備に対する補助、また森林組合及び
林業従事者等で構成する
運営協議会が実施する森林資源を活用した林業振興並びに
地域活性化に資する事業等に対する補助金であります。
いずれも
民間事業所が行う需要の拡大、課題解決に向けた事業に対して補助するもので、本市の基幹産業である一次産業の振興、発展に期待の持てるものであります。また、
スポーツ合宿等誘致事業補助金並びに
団体旅行促進事業費補助金の増額については交流人口の増大に向けた取り組みが一定評価されつつあることを示しています。
今後においては、これら補助金の創設を大々的にPRしていただき、さらなる誘客に努めていただくとともに、予算の組み替えがなされた
景観まちづくり刷新事業によって、魅力が高まるであろう町なかへの誘致策に庁舎一体となって積極的に取り組まれることを望みます。
さらにもう一点は、新
庁舎整備事業についてであります。御承知のように、去る8月3日、本市は
移転候補地を所有している
株式会社オークワと用地取得に関する基本協定を締結しました。
基本協定書には、1、用地取得は第三者の適切な評価額に基づき協議する。2、既存施設は市が解体する。3、新
庁舎整備事業の対象区域において
株式会社オークワが新しい店舗で営業継続できるように取り組むものとし、市も協力する。オークワは店舗閉店による営業補償を求めない方向で検討するといった内容が明記されています。
周辺の皆さんが
買い物場所を失うことへの不安感を払しょくする文章が盛り込まれ、さらに営業補償については求めない方向で検討されているといったこと等を勘案すると、
株式会社オークワには格別の御理解と御協力をいただいたものと認識しております。
今議会には、新
庁舎整備事業費として、敷地測量にかかわる
測量委託費を、
不動産鑑定、
交通量調査及び
交差点改良予備設計等の
調査委託料、
執務環境調査を含む
基本計画策定委託料が計上されていますが、今後、
株式会社オークワとの交渉や庁舎移転整備を遂行するに当たり、大変重要であり必要不可欠な行程であります。
庁舎整備方針検討委員会に続いて、今後はまちづくり報告会や
市民アンケートを行うとともに、
市民検討会議を設立し、市民の意見を伺うとのことでありますが、まちづくりの観点も踏まえ、市民の皆さんが利用しやすい、全ての職員さんが働きやすい環境のよい新庁舎の建設整備を目指し、敏速、迅速かつ丁寧に事業を推し進めていっていただくことを強く要望し、本議案に対する賛成の討論といたします。
(12番 尾花 功君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより、ただいま議題となっております13件について、順次採決に入ります。
◎日程第3 4定議案第1号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正について
○議長(
小川浩樹君) それでは、4定議案第1号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正についてお諮りいたします。
議案第1号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第1号は可決いたしました。
◎日程第4 4定議案第2号 田辺市
保育所条例の一部改正について
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第2号 田辺市
保育所条例の一部改正についてお諮りいたします。
議案第2号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第2号は可決いたしました。
◎日程第5 4定議案第3号
田辺市営住宅条例の一部改正について
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第3号
田辺市営住宅条例の一部改正についてお諮りいたします。
議案第3号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第3号は可決いたしました。
◎日程第6 4定議案第4号
田辺市立幼稚園条例の一部改正について
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第4号
田辺市立幼稚園条例の一部改正についてお諮りいたします。
議案第4号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第4号は可決いたしました。
◎日程第7 4定議案第5号
工事請負契約の締結について
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第5号
工事請負契約の締結についてお諮りいたします。
議案第5号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第5号は可決いたしました。
◎日程第8 4定議案第6号
工事請負契約の締結について
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第6号
工事請負契約の締結についてお諮りいたします。
議案第6号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第6号は可決いたしました。
◎日程第9 4定議案第7号
物品購入契約の締結について
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第7号
物品購入契約の締結についてお諮りいたします。
議案第7号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第7号は可決いたしました。
◎日程第10 4定議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第8号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)についてお諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第8号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(
小川浩樹君) 起立多数であります。
よって、4定議案第8号は原案のとおり可決いたしました。
◎日程第11 4定議案第9号 平成29年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第9号 平成29年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてお諮りいたします。
議案第9号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第9号は可決いたしました。
◎日程第12 4定議案第10号 平成29年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第10号 平成29年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第1号)についてお諮りいたします。
議案第10号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第10号は可決いたしました。
◎日程第13 4定議案第11号 平成29年度田辺市
木材加工事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第11号 平成29年度田辺市
木材加工事業特別会計補正予算(第2号)についてお諮りいたします。
議案第11号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第11号は可決いたしました。
◎日程第14 4定議案第12号 和歌山県
市町村総合事務組合の共同処理する事務の変
更及
び組合規約の変更について
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第12号 和歌山県
市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及
び組合規約の変更についてお諮りいたします。
議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第12号は可決いたしました。
◎日程第15 4定議案第16号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定議案第16号 平成29年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)についてお諮りいたします。
議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第16号は可決いたしました。
◎日程第16 4定報告第3号 平成28年度
一般財団法人龍神村開発公社の
決算報告についてから
日程第17 4定報告第4号 平成28年度
有限会社龍神温泉元湯の
決算報告についてまで一括上程
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定報告第3号 平成28年度
一般財団法人龍神村開発公社の
決算報告についてから、4定報告第4号 平成28年度
有限会社龍神温泉元湯の
決算報告についてまで、以上2件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました報告案件2件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。
◎日程第16 4定報告第3号 平成28年度
一般財団法人龍神村開発公社の
決算報告について
○議長(
小川浩樹君) まず、4定報告第3号 平成28年度
一般財団法人龍神村開発公社の
決算報告について、質疑に入ります。
議案書の59ページから62ページまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 質疑なしと認めます。
よって、4定報告第3号は、以上で終わります。
◎日程第17 4定報告第4号 平成28年度
有限会社龍神温泉元湯の
決算報告について
○議長(
小川浩樹君) 続いて、4定報告第4号 平成28年度
有限会社龍神温泉元湯の
決算報告について、質疑に入ります。
議案書の63ページから67ページまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 質疑なしと認めます。
よって、4定報告第4号は、以上で終わります。
◎日程第18 4定議案第13号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから
日程第20 4定議案第15号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてまで一括上程
○議長(
小川浩樹君) 続いて、日程第18 4定議案第13号から日程第20 4定議案第15号までの3件の
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを一括上程いたします。
提出者の説明を求めます。
市長、真砂充敏君。
(市長 真砂充敏君 登壇)
○市長(真砂充敏君) ただいま上程されました議案第13号から第15号までの
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての3議案につきまして、一括して御説明申し上げます。
まず、議案第13号につきましては、人権擁護委員、平谷豊子氏の任期が平成30年3月31日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。
住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市下万呂65番地の3、平谷豊子、昭和24年2月25日生まれ、68歳、無職でございます。
次に、議案第14号につきましては、人権擁護委員、森 昌子氏の任期が平成30年3月31日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。
住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市中辺路町野中1972番地、森 昌子、昭和38年11月21日生まれ、53歳、会社員でございます。
次に、議案第15号につきましては、人権擁護委員、西原正博氏の任期が平成30年3月31日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。
住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市中辺路町北郡1062番地、西原正博、昭和25年4月8日生まれ、67歳、無職でございます。
以上、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
(市長 真砂充敏君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより、一括して質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 質疑なしと認めます。
この場合、お諮りいたします。
ただいま議題となっております3件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております3件については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
◎日程第18 4定議案第13号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○議長(
小川浩樹君) それでは、お諮りいたします。
4定議案第13号は、これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第13号は、これを異議なしとすることに決しました。
◎日程第19 4定議案第14号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○議長(
小川浩樹君) 続いて、お諮りいたします。
4定議案第14号は、これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第14号は、これを異議なしとすることに決しました。
◎日程第20 4定議案第15号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○議長(
小川浩樹君) 続いて、お諮りいたします。
4定議案第15号は、これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第15号は、これを異議なしとすることに決しました。
◎日程第21 4定発議第1号 「
全国森林環境税」の創設に関する意見書の提出について上程
○議長(
小川浩樹君) 続いて、日程第21 4定発議第1号 「
全国森林環境税」の創設に関する意見書の提出についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
16番、安達克典君。
(16番 安達克典君 登壇)
○16番(安達克典君) 4定発議第1号 「
全国森林環境税」の創設に関する意見書の提出について。標記について、
田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により次のとおり提出する。
平成29年9月28日、提出者は、私、安達克典でございます。賛成者は、髙田盛行議員、橘 智史議員、尾花 功議員、安達幸治議員、
小川浩樹議員、中本賢治議員、いずれも会派代表者であります。
「
全国森林環境税」の創設に関する意見書。
我が国の地球温暖化対策については、2020年度及び2020年以降の温室効果ガス削減目標が国際的に約束されているが、その達成のためには、とりわけ森林吸収源対策の推進が不可欠となっている。
しかしながら、森林が多く所在する山村地域の市町村においては、木材価格の低迷や林業従事者の高齢化・後継者不足に加え、急速な人口減少など、厳しい情勢にあるほか、市町村が、森林吸収源対策及び担い手の育成等山村対策に主体的に取り組むための恒久的・安定的な財源が大幅に不足している。
このような中、政府・与党は、平成29年度税制改正大綱において、市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、個人住民税均等割の枠組みの活用を含め都市・地方を通じて国民に等しく負担を求めることを基本とする森林環境税(仮称)の創設に向けて、地方公共団体の意見も踏まえながら、具体的な仕組み等について総合的に検討し、平成30年度税制改正において結論を得るとの方針を示したところである。
もとより、山村地域の市町村による森林吸収源対策の推進や安定した雇用の場の確保などの取り組みは、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や地方創生等にもつながるものであり、そのための市町村の財源強化は喫緊の課題である。
よって、下記の制度創設について実現を強く求めるものである。
記。平成29年度税制改正大綱において、市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、個人住民税均等割の枠組みの活用を含め都市・地方を通じて国民に等しく負担を求めることを基本とする森林環境税(仮称)の創設に関し、平成30年度税制改正において結論を得ると明記されたことから、森林・林業・山村対策の抜本的強化を図るため「
全国森林環境税」の早期導入を強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成29年9月28日。
田辺市議会議長、
小川浩樹。
意見書提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、農林水産大臣、環境大臣、経済産業大臣、衆議院議長、参議院議長。
以上であります。よろしくお願いいたします。
(16番 安達克典君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより、質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、4定発議第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する
反対討論の発言を許可いたします。
4番、前田佳世君。
(4番 前田佳世君 登壇)
○4番(前田佳世君) 4定発議第1号の「
全国森林環境税」の創設を求める意見書に対して、
日本共産党市議団を代表して
反対討論を行います。
まず初めに、大前提として、森林保全や整備のために森林環境税は必要なことであると考えております。ですが、その財源を一律に市民への増税という形で求めることに対して賛成できません。
和歌山県では、平成19年4月に紀の国森づくり税が既に導入され、年間1人当たり500円の負担を強いています。意見書では、都市、地方を通して国民に等しく負担を求めることを基本とするとあり、市民には二重の課税となります。そして、市民生活に目を向けると、多くの市民は貧困格差で生活自体が困窮しています。また、山村地域の住民は現在も森林を守り暮らしている中、鳥獣被害対策に多大な費用負担を行っており、地域自体が大変疲弊しています。そういう状況下において、今後さらに所得の水準に関係なく一律に増税することに反対いたします。
森林林業による地球温暖化対策は既に導入されている地球温暖化対策税を拡充し、大企業による製造排出責任を求め、使途に森林吸収源対策を位置づけ、必要な財源を充てるべきであると申し上げ、意見書案に対する
反対討論といたします。
(4番 前田佳世君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 22番、陸平輝昭君。
(22番 陸平輝昭君 登壇)
○22番(陸平輝昭君) 4定発議第1号 「
全国森林環境税」の創設に関する意見書について賛成の立場で討論を行います。
今回発議されました
全国森林環境税の創設に関しては、政府与党が平成29年度税制改正大綱で示したほか、林野庁においては所有者に対する間伐の推進強化のほか、未整備森林や要間伐森林において市町村が間伐等を代行すること。また、寄附受入山林の公的な管理を強化すること。さらに、民間の林業技術者による市町村の体制支援など、具体的な施策が検討されております。
このような国の動きに対して、全国の議員連盟初め、町村会、市長会、知事会、
全国森林環境税創設促進連盟など多くの団体がその実現に関して期待を寄せ、提案、要望を行っている状況にあります。また、本市におきましても、さきの一般質問にもありましたように、非常に多くのさらに広大な面積が山地災害危険地区や土砂災害危険箇所に指定されており、これらの未整備森林への対応が喫緊の課題とされる状況です。
我々としましても、このように市町村が積極的にかかわる森林林業施策の推進は、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や地方創生などのためにもぜひ必要であると考えており、これらを実現するための恒久的、かつ安定的な財源に資するため、
全国森林環境税の早期導入をしっかりと推し進めることを強く求めまして、賛成討論といたします。
御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
(22番 陸平輝昭君 降壇)
○議長(
小川浩樹君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
それでは、お諮りいたします。
本件については、異議がありますので、起立により採決いたします。
発議第1号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(
小川浩樹君) 起立多数であります。
よって、4定発議1号は原案のとおり可決いたしました。
◎日程第22 議員派遣の件について
○議長(
小川浩樹君) 続いて、日程第22 議員派遣の件についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第168号の規定により、お手元に配付の議員派遣の件のとおり議員を派遣いたしたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
なお、この際、お諮りいたします。
ただいま議決されました派遣期間等議決事項について、諸般の事情により変更がある場合は、議長に一任願いたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
◎日程第23 委員会の継続審査について
○議長(
小川浩樹君) 続いて、日程第23 委員会の継続審査についてを議題といたします。
この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。
各
常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の委員長から、目下、委員会において審査または調査中であります、お手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申し出がありました。
それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査についてお諮りいたします。
各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
小川浩樹君) 異議なしと認めます。
よって、各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに決しました。
以上をもって、本定例会に付議されました議案は、閉会中の継続審査とされたものを除き、全て議了いたしました。
他に、発言、その他ありませんか。
(「なし」の声あり)
◎市長閉会の挨拶
○議長(
小川浩樹君) それでは、市長から閉会に当たっての挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。
市長、真砂充敏君。
(市長 真砂充敏君 登壇)
○市長(真砂充敏君) 平成29年第4回
田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
去る9月5日に開会いたしました本定例会も、議員各位の御理解と御協力をいただく中、本日、無事最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、一般会計並びに各特別会計の
補正予算案を初め、条例の一部改正案など、さまざまな議案を提出させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり慎重なる御審議をいただき、提出いたしました諸議案のうち、各委員会に付託された平成28年度各種会計の決算審査を除き、原案のとおり御賛同を賜りましたことに、この場をおかりいたしまして厚くお礼を申し上げます。
9月も下旬に差しかかり、彼岸を待ちかねていたかのように深紅の花が田畑の縁に沿って列をなした風景をあちらこちらで目にするようになり、四季の移ろいを実感できる季節となってまいりました。
一方で、ことしの夏の暑さを裏づけるように、8月の平均気温は栗栖川の観測点で26度8分を記録し、昭和54年に統計をとり始めて以来、歴代1位となり、また龍神の観測点でも25度4分で歴代2位の記録となりました。さらに、先月7日、和歌山県北部に上陸した台風5号は、発生してから消滅するまでの期間が18日と18時間に及び、台風の平均寿命が5日程度とされる中、驚異的な長寿台風となりました。この台風の影響により、龍神と栗栖川の観測点での24時間雨量はそれぞれ289ミリと261ミリを記録し、8月の1日雨量の記録を塗りかえました。しかし、市街地周辺においては8月中に雨が降った日数は、この日を含めて4日間しかない少雨となりました。こうした影響もあり、当地域の主力産品である温州ミカンの生育にも若干おくれが出ているようです。
さて、このほど総務省が発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査によりますと、国内の日本人人口は平成21年をピークに減少に転じ、本年1月1日時点では、前年より約31万人減少し、昭和43年の調査開始以来、最大の減少数となりました。出生者数が初めて100万人を割ったことに加え、死亡者数が過去最多の約131万人となったことが要因と考えられます。また、人口増加は東京、神奈川、埼玉など6都県にとどまり、首都圏への一極集中が改めて浮き彫りとなるとともに、65歳以上の老年人口は、15歳から64歳までの生産年齢人口が平成7年のピーク時から約1,100万人減少した一方で、約1,600万人増加しています。
国立社会保障・人口問題研究所がまとめた最新の日本の将来推計人口によりますと、2053年に日本の人口が1億人を割り込み、高齢化率は現在の27%から38%になるとの推計も出されています。そうした中、国では、まち・ひと・しごと創生本部を立ち上げ、東京一極集中を是正し、若い世代の結婚や子育ての希望を実現して人口減少に歯どめをかけ、2060年に1億人程度の人口を確保することを目標とした施策が進められているところです。
本市におきましても、平成27年12月に策定した田辺市まち・ひと・しごと創生総合戦略において、地方創生の推進に当たっては、新たな人の流れをつくることを最も重要なテーマであると捉え、本市が有する自然や世界遺産を初めとした魅力的な地域資源を余すことなく全国に発信することで移住を促進し、また、魅力的な仕事を創出することによって、特に若年層の地元回帰を促し、将来的には約5万4,000人の人口を維持することを目指しています。
いずれにいたしましても、全国的な人口減少社会を迎え、目標を達成しようとする取り組みには、幾多の困難があろうかと存じますが、議員各位におかれましては、今後とも未来につながる田辺市の実現に向け、変わらぬ御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
(市長 真砂充敏君 降壇)
◎議長閉会の挨拶
○議長(
小川浩樹君) 閉会に当たりまして、私からも一言、御挨拶を申し上げます。
去る9月5日に開会いたしました本定例会も、提出されました議案について、議員各位の真剣な御審議と、8月の機構改革後間もない中、真砂市長を初め、当局の皆さんの真摯な対応により継続審査とされた案件を残し、全ての議案を議了し、閉会の運びとなりました。
この間、活発な議論が展開され、議員それぞれが市政全般にわたり、課題解決のため御尽力いただき、議長として心より敬意を表し深く感謝申し上げます。
当市では、新庁舎や新武道館建設、
景観まちづくり刷新事業といった複数年にわたる大きなプロジェクトも控える中、この秋には南方熊楠翁生誕150周年記念式典の開催も予定されております。このような各事業が迅速かつ的確に執行され、市民生活の向上と市政発展に寄与することを望む次第であります。
さて、ことしの夏を振り返れば、7月・8月の扇ヶ浜海水浴場は、8月初めの台風の影響などで若干来場者の減少があったようですが、和歌山大学と関西大学の学生が、それぞれ企画運営する海の家やイルカふれあい事業もあり、家族づれが安心して訪れることができるビーチとして定着してまいりました。来年以降も、さらに創意工夫を凝らした上で、来場者の増加に努め、そして交流人口をふやす一助となる取り組みを期待するところであります。
また、台風と言えば、観測史上初めて、九州、四国、本州、北海道に上陸し、全国的に大きな被害をもたらした先日の18号台風は当地方に接近し、一時的には風雨が激しくなったものの幸いにも大きな被害を受けることなく通過いたしました。10月とはいえ、この先台風の接近も考えられる中、環太平洋火山帯に属する世界各地で発生する地震や北朝鮮のミサイル飛来への備えなど、これまで考えられなかったさまざまな災害などへの対応が必要とされているところでありますが、実際に被害が発生するような災害が起こらないことを切に願っているところであります。
また、国政に目を向けますと、本日衆議院が解散され、来る10月22日に衆議院議員総選挙が執行される運びとなります。今後の日本のあり方を決する重要な選挙ですので、市民の皆様の投票総参加を市議会としても呼びかけさせていただきたく所存であります。
最後になりますが、朝夕はめっきり涼しく感じられるようになりました。議員並びに当局各位には体調管理に十分留意されるなど御自愛くださいますようお願いし、報道関係各位の御協力にお礼を申し上げ、閉会の御挨拶といたします。
ありがとうございました。
閉 会
○議長(
小川浩樹君) それでは、これをもって平成29年9月5日招集の平成29年第4回
田辺市議会定例会を閉会いたします。
(午後 1時55分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成29年9月28日
議 長 小 川 浩 樹
議 員 久 保 浩 二
議 員 福 榮 浩 義
議 員 髙 田 盛 行...