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平成29年 3月定例会(第5号 3月24日)

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  1. 田辺市議会 2017-03-24
    平成29年 3月定例会(第5号 3月24日)


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    平成29年 3月定例会(第5号 3月24日)              田辺市議会3月定例会会議録             平成29年3月24日(金曜日)           ―――――――――――――――――――    平成29年3月24日(金)午後1時開会  第 1 市庁舎整備調査特別委員会委員補充選任について  第 2 1定議案第 9号 名誉市民の称号を贈ることについて  第 3 1定議案第10号 田辺市個人情報保護条例の一部改正について  第 4 1定議案第11号 田辺市税条例等の一部改正について  第 5 1定議案第12号 田辺市保育所条例の一部改正について  第 6 1定議案第13号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改               正について  第 7 1定議案第14号 田辺市短期滞在施設条例の一部改正について  第 8 1定議案第15号 田辺市アトリエ龍神家住宅条例の一部改正について  第 9 1定議案第16号 田辺市企業立地促進条例の一部改正について  第10 1定議案第17号 田辺市営住宅条例の一部改正について  第11 1定議案第18号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における               住居表示の方法について  第12 1定議案第19号 字及び町の区域の変更について  第13 1定議案第20号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における
                  住居表示の方法について  第14 1定議案第21号 字及び町の区域の変更について  第15 1定議案第22号 市道路線の認定について  第16 1定議案第23号 市道路線の変更について  第17 1定議案第24号 田辺市辺地総合整備計画の変更について  第18 1定議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算  第19 1定議案第26号 平成29年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算  第20 1定議案第27号 平成29年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算  第21 1定議案第28号 平成29年度田辺市介護保険特別会計予算  第22 1定議案第29号 平成29年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算  第23 1定議案第30号 平成29年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               予算  第24 1定議案第31号 平成29年度田辺市簡易水道事業特別会計予算  第25 1定議案第32号 平成29年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算  第26 1定議案第33号 平成29年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算  第27 1定議案第34号 平成29年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算  第28 1定議案第35号 平成29年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計               予算  第29 1定議案第36号 平成29年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算  第30 1定議案第37号 田辺市診療所条例の一部改正について  第31 1定議案第38号 平成29年度田辺市診療所事業特別会計予算  第32 1定議案第39号 平成29年度田辺市駐車場事業特別会計予算  第33 1定議案第40号 平成29年度田辺市木材加工事業特別会計予算  第34 1定議案第41号 平成29年度田辺市四村川財産特別会計予算  第35 1定議案第42号 平成29年度田辺市水道事業会計予算  第36 1定報告第 2号 平成29年度田辺市土地開発公社の事業の計画について  第37 1定報告第 3号 平成29年度一般財団法人龍神村開発公社の事業の計画に               ついて  第38 1定報告第 4号 平成29年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について  第39 第2次田辺市総合計画策定に関する調査について  第40 市庁舎整備に関する調査について  第41 議員派遣の件について  第42 委員会の継続審査について           ――――――――――――――――――― 〇会議に付した事件  日程第1から日程第42まで           ―――――――――――――――――― 〇議員定数 22名 〇欠  員  1名           ――――――――――――――――――― 〇出席議員              議席番号   氏   名               1番  真 砂 みよ子 君               2番  川 﨑 五 一 君               3番  久 保 浩 二 君               4番  北 田 健 治 君               5番  橘   智 史 君               6番  湯 口 好 章 君               7番  尾 花   功 君               8番  二 葉 昌 彦 君               9番  市 橋 宗 行 君              10番  安 達 幸 治 君              11番  安 達 克 典 君              12番  小 川 浩 樹 君              13番  塚   寿 雄 君              14番  松 下 泰 子 君              15番  佐 井 昭 子 君              16番  中 本 賢 治 君              17番  出 水 豊 数 君              18番  宮 本 正 信 君              20番  陸 平 輝 昭 君              21番  山 口   進 君           ――――――――――――――――――― 〇欠席議員        22番  吉 田 克 己 君           ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       福 田 安 雄 君             副市長       池 田 正 弘 君             教育長       中 村 久仁生 君             企画部長      松 川 靖 弘 君             企画広報課長    千 品 繁 俊 君             総務部長      田 上 豊 和 君             総務部理事     早 田   斉 君             総務課長      山 﨑 和 典 君             税務課長      糸 川 一 彦 君             市民環境部長    小 川   鏡 君             保健福祉部長    木 村 晃 和 君             やすらぎ対策課長  梶 垣 吉 良 君             産業部長      那 須 久 男 君             建設部長      林   誠 一 君             本宮行政局長    桶 本 伊知郎 君             消防長       濱 中 延 元 君             消防次長      安 田 浩 二 君             教育次長      弓 場 和 夫 君             水道部長      田 中 久 雄 君             工務課長      下 中 哲 也 君           ―――――――――――――――――――出席事務局職員             議会事務局長    大 門 義 昭             議会事務局次長   前 溝 浩 志             議会事務局主任   松 本 誠 啓             議会事務局主査   岡 本 友 子  開 議 ○議長(副議長 安達克典君)    地方自治法第106条第1項の規定により、議長の職務を行います。  定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成29年第1回田辺市議会定例会5日目の会議を開きます。              (午後 1時00分)
             ――――――――――――――――――― ◎報告 ○議長(副議長 安達克典君)    22番、吉田克己君から欠席の届け出があります。  それでは、日程に入ります。 ◎日程第1 市庁舎整備調査特別委員会委員補充選任について ○議長(副議長 安達克典君)    日程第1 市庁舎整備調査特別委員会委員補充選任について報告します。  本件は、市庁舎整備調査特別委員会委員補充選任について報告します。  本件は、川﨑五一君の委員辞職に伴い、委員1名が欠員となりましたので、補充選任を行うものであります。  委員会条例第7条第1項の規定により、議長はお手元に配付しております氏名表のとおり、3月21日付で市庁舎整備調査特別委員会委員真砂みよ子君を指名いたしました。 ◎日程第 2 1定議案第 9号 名誉市民の称号を贈ることについてから  日程第35 1定議案第42号 平成29年度田辺市水道事業会計予算まで一括上程 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、日程第2 1定議案第9号 名誉市民の称号を贈ることについてから、日程第35 1定議案第42号 平成29年度田辺市水道事業会計予算まで、以上34件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました34件については、過日の本会議において、それぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。  この場合、ただいま議題となっています34件について、各常任委員会委員長の報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  12番、小川浩樹君。            (12番 小川浩樹君 登壇) ○12番(小川浩樹君)    総務企画委員会委員長報告を行います。  本委員会は、去る3月13日の本会議において付託を受けた議案11件について、16日、17日及び24日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第9号 名誉市民の称号を贈ることについて、同議案第10号 田辺市個人情報保護条例の一部改正について、同議案第11号 田辺市税条例等の一部改正について、同議案第18号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について、同議案第19号 字及び町の区域の変更について、同議案第20号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について、同議案第21号 字及び町の区域の変更について、同議案第24号 田辺市辺地総合整備計画の変更について、同議案第30号 平成29年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算、同議案第41号 平成29年度田辺市四村川財産特別会計予算についての以上10件については、全会一致により、同議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算所管部分については、賛成多数により、いずれも原案のとおり同意及び可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、財産管理費の積立金にかかわって、現在本市の財政状況が比較的良好な中、基金残高が多いことについての考え方、使途についてただしたのに対し、「本市の特徴として、積立金が多い一方、市債残高も多いということがあり、有利な地方債を活用しながら事業を実施し、その償還財源を考慮し基金として積み立てている」との答弁がありました。さらに委員から、県内の同規模の団体と比較しても、市債残高に対する積立金残高の割合が大きいことから、市民のために必要な事業をもっと実施すべきではないかとただしたのに対し、「市民一人当たりの市債残高は本市が65万円、全国の類似団体平均が40万円である。また、今後の大規模事業や将来の償還に備えることを含め、長期的な視野に立った財政運営に努めているところである」との答弁がありました。  次に、企画費の地域振興基金積立金にかかわって、平成27年度決算時の基金残高が36億円となっているが、その運用についての考え方をただしたのに対し、「地域振興基金については、原資を取り崩さず、運用利息を地域づくりに関する事業、農業後継者等の育成その他農業振興事業、水産業の安定及び振興に関する事業、教育及び文化の振興に関する事業等九つの事業の財源として充当している」との答弁がありました。さらに委員から、各部署において利息分で財源が不足し、かつ、必要な時期に実施すべき事業があった場合には、基金原資から充当することができるのかただしたのに対し、「基本的には、必要な経費に対し、利息分で不足する場合は一般財源、その他の財源での対応とするが、将来的に必要な事業の経費が多額で、一般財源等で対応できない場合には、財政運営の中でそうした対応もあるのではないかと考える」との答弁がありました。  次に、常備消防費にかかわって、消防用車両購入費救助工作車)の更新基準、出動状況の説明及び購入費が高額となっている理由をただしたのに対し、「耐用年数等の国の基準がないため、消防ポンプ車と同様の16年程度という基準を設定している。出動状況は、主に交通事故、部屋や車内への閉じ込め、畑や側溝への転落、熊野古道を含む山岳事故、水難事故の救助等のため、平成26年度は92件、27年度及び28年度はそれぞれ105件出動している。購入費の内訳は車両が8,000万円、資機材が4,000万円で、高額となっている理由は、平成12年度の前回更新時と比較し、ベースとなるシャシが高額になったこと、全ての資機材において災害の特殊化に対応するため、機能の高度化及びそれに伴う艤装費が高額になったことなどである。機能の高度化により操作効率は向上している」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成29年3月24日、総務企画委員会委員長小川浩樹。            (12番 小川浩樹君 降壇) ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、産業建設委員会委員長の報告を求めます。  2番、川﨑五一君。             (2番 川﨑五一君 登壇) ○2番(川﨑五一君)    産業建設委員会委員長報告を行います。  本委員会は、去る3月13日の本会議において付託を受けた議案12件について、14日、15日及び24日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第14号 田辺市短期滞在施設条例の一部改正について、同議案第15号 田辺市アトリエ龍神家住宅条例の一部改正について、同議案第16号 田辺市企業立地促進条例の一部改正について、同議案第17号 田辺市営住宅条例の一部改正について、同議案第22号 市道路線の認定について、同議案第23号 市道路線の変更について、同議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第29号 平成29年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算、同議案第31号 平成29年度田辺市簡易水道事業特別会計予算、同議案第39号 平成29年度田辺市駐車場事業特別会計予算、同議案第40号 平成29年度田辺市木材加工事業特別会計予算及び同議案第42号 平成29年度田辺市水道事業会計予算について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、農業振興費野生鳥獣有効活用推進事業費補助金にかかわって、処理施設整備に係る市の考え方と、ジビエの学校給食への活用についてただしたのに対し、「施設整備に係る補助制度を設けているため、民間事業者等が整備し運営していただきたいと考えている。ジビエの学校給食への活用については、教育委員会と連携し検討してきたが、捕獲時期及び個体差により食味が不安定であることや保護者の理解を得なければならないことなど課題が多く、全市的に実施するのは難しい状況である」との答弁がありました。  次に、みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会負担金にかかわって、世界農業遺産の保全と活用及び海外研修受け入れ事業の内容についてただしたのに対し、「世界農業遺産は国内で8地域、世界でも37地域しかなく、当地域では400年前から受け継がれてきた梅システムであり、非常に重要な農業遺産であることから、この農業システムを次世代に継承していくことが保全であり、地域外や海外からさまざまな方々を受け入れながら地域振興につなげていくことが活用であると考えている。海外研修受け入れ事業については、FAO(国際連合食糧農業機関)やJICA(国際協力機構)と連携し、海外から研修のために本市に来られる方々を支援する事業である」との答弁がありました。  次に、林業振興費にかかわって、木質ペレットストーブの稼働及び燃料となる木質ペレットの供給の状況についてただしたのに対し、「既に導入したストーブについては順調に稼働しており、平成29年度は咲楽小学校に4台、中山路小学校に6台、龍神中学校に1台導入する予定である。木質ペレットについては安定的に供給できているので、個人の住宅にも木質ペレットストーブを導入していただければ、地元の木材を有効活用できると考えている」との答弁がありました。  次に、移住推進空き家改修支援事業費補助金にかかわって、平成28年度に比して増額した理由についてただしたのに対し、「平成28年度は、県の関係事業予算が不足したことから市が県補助金分を支出した。平成29年度もそのような状況を想定し増額した。県に対しては、予算の確保を要望している」との答弁がありました。  次に、水産振興費漁場環境改善事業費補助金にかかわって、会津川及び芳養川の河口付近の海底や水質の状況についてただしたのに対し、「ヘドロが多く堆積し、川から流れ込んだり釣り人が捨てたと思われるナイロン袋やその他のごみが沈んでおり、海底環境は決してよくないと考えている。また、生活排水処理が進んだことで、見た目はきれいな水質になっているが豊かな海ではなくなったという声がある」との答弁がありました。  次に、観光費にかかわって、清掃作業員賃金の詳細説明を求めたのに対し、「市内45カ所の公衆トイレを清掃いただく方に支払う賃金であり、公募ではなく付近に在住の方々に依頼し必要に応じて清掃していただいている」との答弁がありました。これに対し委員から、「特定の方が継続して行うことによる不都合も考えられるため、作業員の募集方法等について検討されたい」との要望がありました。  次に、観光地域づくり支援事業費補助金の詳細説明を求めたのに対し、「大手の月刊誌等に本市の魅力を情報発信していただいたり、本市に来ていただいたお客様に本市の魅力的な商品を記念品として提供するなどのソフト事業に対し支援するものである。また、長期間本市に滞在し熊野古道を歩く海外からのお客様のために、荷物を一時的に預かったり宿に搬送するサービスを実施するため空き店舗を改修するハード事業に対し支援するものである。事業主体はいずれも田辺市熊野ツーリズムビューローである」との答弁がありました。  次に、日本クアオルト協議会負担金にかかわって、持続可能な観光施策の一つである滞在型の健康保養地づくりに係る市の取り組みについてただしたのに対し、「本宮地域の特色を生かして、熊野古道や温泉をヘルスツーリズムという観光資源と捉えて取り組んできた。本市には本宮地域以外にも温泉地があるので、いろいろなところを周遊していただき、できるだけ長く滞在していただけるよう取り組んでいきたい」との答弁がありました。  次に、河床整備事業費にかかわって、土砂運搬委託料が平成28年度に比して倍増した理由と堆積土砂の残量についてただしたのに対し、「平成28年度までの2カ年は本宮町小津荷地区で採石を行ったため採石処分場までの運搬距離が短く、採石量は14万立方メートルであったが、平成29年度以降の2カ年は本宮町本宮地区で採石するため運搬距離が長くなり、採石量も17万立方メートルにふえるためである。平成23年の台風12号災害により216万立方メートルの土砂が堆積したが、平成27年度までに94万立方メートルの採石を行い、残量は122万立方メートルとなった」との答弁がありました。  次に、議案第31号 平成29年度田辺市簡易水道事業特別会計予算にかかわって、おおとう簡易水道に係る事業が増加している理由をただしたのに対し、「おおとう簡易水道は統合に向け抜本的な改修の必要があり、平成30年度以降は簡易水道事業に係る国庫補助事業や地方債の活用ができなくなることから、平成29年度の事業量を多く計画している」との答弁がありました。  次に、議案第40号 平成29年度田辺市木材加工事業特別会計予算にかかわって、木材加工事業の現状と販売網の拡大等を見据えた営業担当者の増員についてただしたのに対し、「平成28年度で操業31年目になり、売上高は過去最高の2億円以上となる予定である。工場の生産能力を勘案すると現状の生産量と販売量が限界であり、当面は現状維持で継続していきたい」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成29年3月24日、産業建設委員会委員長川﨑五一。             (2番 川﨑五一君 降壇) ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、文教厚生委員会委員長の報告を求めます。  17番、出水豊数君。            (17番 出水豊数君 登壇) ○17番(出水豊数君)    文教厚生委員会委員長報告をさせていただきます。  本委員会は、去る3月13日の本会議において付託を受けた議案13件について、14日、15日及び24日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第12号 田辺市保育所条例の一部改正について、同議案第13号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について、同議案第26号 平成29年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算、同議案第32号 平成29年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算、同議案第33号 平成29年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算、同議案第34号 平成29年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算、同議案第35号 平成29年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算、同議案第36号 平成29年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算、同議案第37号 田辺市診療所条例の一部改正について、同議案第38号 平成29年度田辺市診療所事業特別会計予算の以上10件について全会一致により、同議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第27号 平成29年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算、同議案第28号 平成29年度田辺市介護保険特別会計予算の以上3件については、賛成多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑の主なものは、次のとおりであります。  議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、社会福祉総務費民生児童委員協議会補助金にかかわって、本市における民生委員児童委員の定数及び欠員の状況についてただしたのに対し、「本市における民生委員児童委員の定数は270名で、欠員は6名である。定数に対する委嘱数の充足率は、全国平均を若干上回っているが、引き続き、欠員の解消に向けて、町内会、自治会及び各地区民生児童委員協議会と協議していく」との答弁がありました。  次に、三里小学校建築費にかかわって、施設の木質化についてただしたのに対し、「敷地が土砂災害警戒区域内にあるため、建物は鉄筋コンクリート造としているが、内装については紀州材を活用した木質化を図る」との答弁がありました。  次に、中学校費のうち、教育振興費のシステム利用料にかかわって、校務支援システムについて詳細説明を求めたのに対し、「校務支援システムについては、平成30年4月の本稼働を目指しており、平成29年度は、業者選定を行い、試用期間を設ける予定である。システムの機能としては、学籍情報管理及び成績管理等を検討している」との答弁がありました。さらに委員から、同システムの小学校への導入についてただしたのに対し、「まず、教科担任制でシステム導入効果の大きい中学校において導入し、ノウハウを得た上で検討する」との答弁がありました。  次に、南方熊楠翁顕彰事業費にかかわって、南方熊楠翁生誕150周年記念イベントについて詳細説明を求めたのに対し、「本年、南方熊楠翁生誕150周年を迎えることに伴い、7月に田辺市熊野短歌大会・俳句大会、8月に第9回国際変形菌類分類学・生態学会議、10月に記念式典及びフォーラムを開催し、12月から翌年3月までの期間で国立科学博物館との共催で南方熊楠展を開催する」との答弁がありました。  次に、議案第38号 平成29年度田辺市診療所事業特別会計予算にかかわって、医師確保の長期的な見通しをただしたのに対し、「各診療所の医師について、当分の間は引き続き勤務いただけるものと考えている」との答弁がありました。これに対し委員から、医師の確保を含め、長期的視点に立った診療所運営を要望しました。  以上、委員長報告といたします。  平成29年3月24日、文教厚生委員会委員長出水豊数。            (17番 出水豊数君 降壇) ○議長(副議長 安達克典君)    以上で、各常任委員会委員長の報告が終了しました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論は一括して行います。  討論はありませんか。             (「討論あり」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  2番、川﨑五一君。             (2番 川﨑五一君 登壇) ○2番(川﨑五一君)    反対討論を行います。  1定議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算、1定議案第27号 平成29年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算、1定議案第28号 平成29年度田辺市介護保険特別会計予算の3議案について反対討論を行います。  今回の予算は、改選期を控え骨格予算となっています。しかし、骨格予算といえども、住民の願いに背を向けた状態が放置され、継続する予算を認めるわけにはいかないという思いから、反対します。  具体的には、1点は高校生のバス通学の保障についてであります。中辺路町の栗栖川より以遠の高校生のバス通学が平成26年10月のダイヤ改正より下校時のバスがなくなるという状況が起こりました。しかし、これが2年半にわたってまだ放置され続けています。住民からの嘆願書、陳情等も行われておりますが、その状態が改善されないまま新年度予算が組まれております。このことについては認めるわけにはいかないというのが1点、そして同じく子ども医療費の助成制度、中学校卒業までの無料化ということにつきましても、県下30市町村で現在実施されていないのは3市町のみ、そして新宮市では新年度予算に計上されまして、既に2市町のみということになっています。こうした住民の願いに背く予算という点から反対いたします。  また、旧町村部の最も身近な存在である行政局ですが、住民バスの運行等でも要求をくみ上げる窓口であるなど、多くの役割が期待されていますが、実際的にはその役割に見合う体制が保障されていません。こうした中、年々行政局職員が削減されるという状況の中で、役割に見合う体制を保障すべきであるという観点から、この一般会計予算には反対いたします。  また、介護保険制度については、介護の社会化というキャッチフレーズでスタートしましたが、年々、保険の負担はあるがサービスがないとの様相が濃くなってきています。  後期高齢者医療制度については、年齢によって受けられる医療サービスを限定するという人権を踏みにじるものであり、また年代間の対立をつくり出す制度であり、一日も早い制度の廃止を求めて反対の討論とします。             (2番 川﨑五一君 降壇) ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。             (「討論あり」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    13番、塚 寿雄君。            (13番 塚 寿雄君 登壇) ○13番(塚 寿雄君)    それでは、議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算について賛成の立場から討論を行います。  御承知のように、ことしは市長、市議の改選期に当たりますので、平成29年度当初予算については経常経費を中心とした、いわゆる骨格予算であります。そういった中で、昨年10月、鬪鶏神社と市内4カ所の古道が世界文化遺産に登録されました。真砂市長も施策と予算の大綱説明でも触れられておりましたが、市街地にある鬪鶏神社と熊野本宮大社がある終着地の本宮が同じ世界遺産につながったことは、新たな人の流れの創出や地域経済の活性化の観点からも大変意義深いことであります。  また、今後10年間のまちづくりの指針となる第2次田辺市総合計画がスタートする重要な年でもありますが、懸案でもある市庁舎の整備を初め、新武道館の建設などまさに今後のまちづくりの重要な施策がメジロ押しとなっております。  また、先ほど子ども医療費について御意見を述べられておりましたが、さきの12月議会での私の質問に対する答弁でも、真砂市長には重要な課題であるとの認識もいただいております。次の6月定例会には、新規事業の予算案も提出されることと思いますが、本当初予算については観光振興など、切れ目のない予算編成がなされていると理解をしているところであります。  以上、私の見解を申し述べ、賛成討論とさせていただきます。            (13番 塚 寿雄君 降壇)
    ○議長(副議長 安達克典君)    他に討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより、ただいま議題となっております34件について、順次採決に入ります。 ◎日程第2 1定議案第9号 名誉市民の称号を贈ることについて ○議長(副議長 安達克典君)    それでは、1定議案第9号 名誉市民の称号を贈ることについてお諮りいたします。  議案第9号は、委員長の報告のとおり同意することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第9号は同意することに決しました。 ◎日程第3 1定議案第10号 田辺市個人情報保護条例の一部改正について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第10号 田辺市個人情報保護条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第10号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第10号は可決いたしました。 ◎日程第4 1定議案第11号 田辺市税条例等の一部改正について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第11号 田辺市税条例等の一部改正についてお諮りいたします。  議案第11号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第11号は可決いたしました。 ◎日程第5 1定議案第12号 田辺市保育所条例の一部改正について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第12号 田辺市保育所条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第12号は可決いたしました。 ◎日程第6 1定議案第13号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第13号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第13号は可決いたしました。 ◎日程第7 1定議案第14号 田辺市短期滞在施設条例の一部改正について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第14号 田辺市短期滞在施設条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第14号は可決いたしました。 ◎日程第8 1定議案第15号 田辺市アトリエ龍神家住宅条例の一部改正について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第15号 田辺市アトリエ龍神家住宅条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第15号は可決いたしました。 ◎日程第9 1定議案第16号 田辺市企業立地促進条例の一部改正について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第16号 田辺市企業立地促進条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第16号は可決いたしました。 ◎日程第10 1定議案第17号 田辺市営住宅条例の一部改正について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第17号 田辺市営住宅条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第17号は可決いたしました。 ◎日程第11 1定議案第18号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域にお                 ける住居表示の方法について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第18号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についてお諮りいたします。  議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第18号は可決いたしました。 ◎日程第12 1定議案第19号 字及び町の区域の変更について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第19号 字及び町の区域の変更についてお諮りいたします。  議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第19号は可決いたしました。 ◎日程第13 1定議案第20号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域にお                 ける住居表示の方法について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第20号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についてお諮りいたします。  議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり)
    ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第20号は可決いたしました。 ◎日程第14 1定議案第21号 字及び町の区域の変更について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第21号 字及び町の区域の変更についてお諮りいたします。  議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第21号は可決いたしました。 ◎日程第15 1定議案第22号 市道路線の認定について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第22号 市道路線の認定についてお諮りいたします。  議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第22号は可決いたしました。 ◎日程第16 1定議案第23号 市道路線の変更について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第23号 市道路線の変更についてお諮りいたします。  議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第23号は可決いたしました。 ◎日程第17 1定議案第24号 田辺市辺地総合整備計画の変更について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第24号 田辺市辺地総合整備計画の変更についてお諮りいたします。  議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第24号は可決いたしました。 ◎日程第18 1定議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第25号 平成29年度田辺市一般会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(副議長 安達克典君)    起立多数であります。  よって、1定議案第25号は可決いたしました。 ◎日程第19 1定議案第26号 平成29年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第26号 平成29年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第26号は可決いたしました。 ◎日程第20 1定議案第27号 平成29年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第27号 平成29年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(副議長 安達克典君)    起立多数であります。  よって、1定議案第27号は可決いたしました。 ◎日程第21 1定議案第28号 平成29年度田辺市介護保険特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第28号 平成29年度田辺市介護保険特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(副議長 安達克典君)    起立多数であります。  よって、1定議案第28号は可決いたしました。 ◎日程第22 1定議案第29号 平成29年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第29号 平成29年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第29号は可決いたしました。 ◎日程第23 1定議案第30号 平成29年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第30号 平成29年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第30号は可決いたしました。 ◎日程第24 1定議案第31号 平成29年度田辺市簡易水道事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第31号 平成29年度田辺市簡易水道事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第31号は可決いたしました。 ◎日程第25 1定議案第32号 平成29年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第32号 平成29年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。
     よって、1定議案第32号は可決いたしました。 ◎日程第26 1定議案第33号 平成29年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第33号 平成29年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第33号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第33号は可決いたしました。 ◎日程第27 1定議案第34号 平成29年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第34号 平成29年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第34号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第34号は可決いたしました。 ◎日程第28 1定議案第35号 平成29年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第35号 平成29年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第35号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第35号は可決いたしました。 ◎日程第29 1定議案第36号 平成29年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第36号 平成29年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第36号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第36号は可決いたしました。 ◎日程第30 1定議案第37号 田辺市診療所条例の一部改正について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第37号 田辺市診療所条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第37号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第37号は可決いたしました。 ◎日程第31 1定議案第38号 平成29年度田辺市診療所事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第38号 平成29年度田辺市診療所事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第38号は可決いたしました。 ◎日程第32 1定議案第39号 平成29年度田辺市駐車場事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第39号 平成29年度田辺市駐車場事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第39号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第39号は可決いたしました。 ◎日程33 1定議案第40号 平成29年度田辺市木材加工事業特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第40号 平成29年度田辺市木材加工事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第40号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第40号は可決いたしました。 ◎日程第34 1定議案第41号 平成29年度田辺市四村川財産特別会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第41号 平成29年度田辺市四村川財産特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第41号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第41号は可決いたしました。 ◎日程第35 1定議案第42号 平成29年度田辺市水道事業会計予算 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定議案第42号 平成29年度田辺市水道事業会計予算についてお諮りいたします。  議案第42号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第42号は可決いたしました。 ◎日程第36 1定報告第2号 平成29年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから  日程第38 1定報告第4号 平成29年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで一括上程 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、日程第36 1定報告第2号 平成29年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから、日程第38 1定報告第4号 平成29年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上3件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました報告案件3件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。 ◎日程第36 1定報告第2号 平成29年度田辺市土地開発公社の事業の計画について ○議長(副議長 安達克典君)    それでは、1定報告第2号 平成29年度田辺市土地開発公社の事業の計画について質疑に入ります。  議案書149ページから161ページまでです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第2号は以上で終わります。 ◎日程第37 1定報告第3号 平成29年度一般財団法人龍神村開発公社の事業の計画ついて ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定報告第3号 平成29年度一般財団法人龍神村開発公社の事業の計画について質疑に入ります。
     議案書162ページから165ページまでです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第3号は以上で終わります。 ◎日程第38 1定報告第4号 平成29年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、1定報告第4号 平成29年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について質疑に入ります。  議案書166ページから169ページまでです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第4号は以上で終わります。 ◎日程第39 第2次田辺市総合計画策定に関する調査について上程 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、日程第39 第2次田辺市総合計画策定に関する調査について上程いたします。  第2次田辺市総合計画調査特別委員会委員長の報告を求めます。  15番、佐井昭子君。            (15番 佐井昭子君 登壇) ○15番(佐井昭子君)    第2次田辺市総合計画調査特別委員会の委員長報告を行います。  平成28年6月15日の本会議において設置されました第2次田辺市総合計画調査特別委員会は、平成29年度を初年度とした今後10年間のまちづくりの基本指針となる第2次田辺市総合計画の策定の重要性を鑑み、これまで7回にわたり委員会を開催し、第1次田辺市総合計画の評価報告を受けるとともに、本市の現状と課題を踏まえ、第2次田辺市総合計画(案)が、まちの将来目標やまちづくりの基本方向の考え方として適正であるか、今後本市が目指すべきまちづくりにふさわしい計画であるか等、当局から説明を聴取しつつ、さまざまな観点から鋭意議論を重ねてまいりました。  その主要な点については、以下のとおりであります。  平成19年度を初年度とする第1次田辺市総合計画では、「自然と歴史を生かした新地方都市田辺」の確立を目指したまちづくりが進められ、市町村建設計画に登載されている事業の着実な実施を初め、産業力の強化、文化力の向上、地域力の充実による新たな価値の創造や地震・津波・集中豪雨等への対策の強化が図られてきました。  今回、当委員会が説明を聴取してきた第2次田辺市総合計画(案)は、これまでに築き上げたまちの基盤の上に立って、地方創生に向けた施策の推進、また南海トラフ地震等に備えた強靱な地域づくりなど、攻めと守りのまちづくりを中心として、今後10年で田辺市がさらに飛躍するための基本指針となっています。  基本構想において、まず、まちづくりを進める上での取り組みの基本姿勢となる「まちづくりの理念」では、第1次田辺市総合計画の理念を継承し、「一人一人が大切にされ、幸せを実感できるまちづくり」に取り組むとされています。  次に、「まちの将来像」では、一人一人が豊かな自然や歴史・文化、そして、その中で育まれてきた田辺らしさを大切にしつつ、一人一人の活動を地域の高まりにつなげ、世界と価値を共有し、未来へとつながる持続可能なまちづくりを進めることとし、「人と地域が輝き、未来へつながるまち田辺」と示しています。  また、「まちの将来像」の実現に向け、「人」「活力」「安全」「希望」「安心」「快適」の六つの政策をまちづくりの基本方向とし、基本計画においては、具体的な施策の方針や展開等を総合的かつ体系的に示し、その中で、「将来あるべき姿」「指標とその目標」などを掲げています。  こうした体系的な政策・施策のもと取り組む基本計画とともに、各政策にわたる横断的な施策の連携を強め、戦略的にまちづくりを進めるものとして重点プロジェクトを位置づけ、未来へつながる持続可能なまちづくりの担い手を育む「人材育成プロジェクト」を基本とし、これまでに築き上げてきた地域の質をさらに高める「価値向上プロジェクト」、その魅力を世界に発信し、交流を推進する「発信・交流プロジェクト」、また、南海トラフ地震等に備える「強靭化プロジェクト」と市民の生活を支える「暮らし充実プロジェクト」の着実な推進を掲げています。  当委員会では、本市の基幹産業である農林水産業や商業等の衰退傾向、また山村地域のみならず中心市街地においても高齢化の進展が顕著になるなど、日々の生活における市民共助が厳しい状況等を踏まえ、基本計画における「指標とその目標」の設定に際しては、前回からの市民満足度等の上昇率のみを判断材料とせず、それぞれの施策分野ごとに実態を十分考慮した上でより高い目標数値の設定等を行うよう提言するとともに、各部署の十分な連携のもと計画実現を目指し、人口の激減に歯どめをかけるため、定住促進等、課題解決に向けた抜本的な取り組みがより必要であることを提言いたしました。  あわせて、第2次田辺市総合計画が、本市の10年後をしっかりと見据え、市民一人一人が大切にされ、幸せを実感できる実態に即したまちづくりの指針として、そしてまた市民にも広く共有される田辺市総合計画となるよう強く要望いたしました。  最後に、当委員会において、これまで説明を聴取してきた第2次田辺市総合計画(案)は、この後、田辺市総合計画審議会における最終審議、審議会からの答申を経て、基本構想部分は議案として、基本計画及び重点プロジェクトは議案参考資料として次期定例会に提案される予定であります。  以上、委員長報告といたします。  平成29年3月24日、第2次田辺市総合計画調査特別委員会委員長、佐井昭子。            (15番 佐井昭子君 降壇) ○議長(副議長 安達克典君)    委員長の報告が終了しました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  ただいまの第2次田辺市総合計画調査特別委員会委員長の報告については、これを了承することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、第2次田辺市総合計画策定に関する調査についての委員長報告は、これを承認することに決しました。 ◎日程第40 市庁舎整備に関する調査について上程 ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、日程第40 市庁舎整備に関する調査について上程いたします。  市庁舎整備調査特別委員会委員長の報告を求めます。  20番、陸平輝昭君。            (20番 陸平輝昭君 登壇) ○20番(陸平輝昭君)    委員長報告を行います。  平成28年7月6日の本会議において設置されました市庁舎整備調査特別委員会は、築45年を迎える本庁舎の老朽化と耐震性の問題及び津波の想定浸水域にある現状から、市庁舎として災害時においても機能を維持し、防災・災害復旧の拠点としての役割を果たすべき必要性を鑑み、当局から新庁舎整備に向けた考え方及び取り組み状況等について説明を聴取するとともに、南海トラフ巨大地震の発生も視野に入れた新庁舎整備に関する調査を行ってまいりました。  当局による市庁舎整備の検討については、平成18年度及び19年度に市役所本庁舎及び市民総合センターで実施した耐震診断において、いずれも必要な耐震基準を満たしていないことが判明したことに端を発し、さらには東日本大震災の発生を受けて公表されたマグニチュード9クラスの南海トラフ巨大地震を想定した津波の新想定において、両庁舎が想定浸水域に含まれたことから、耐震改修促進計画を一部改正し、平成32年度末までに重点的に耐震化を図る建築物と位置づけられました。  その後、平成28年1月には、「田辺市庁舎整備方針検討委員会」が設置され、7回にわたり整備方針について検討した中で、8月10日に同検討委員会から市長に対し答申され、同日その内容について、当局から当委員会に報告があったところであります。  その答申内容は、市役所本庁舎と市民総合センターの整備方針の検討結果について、津波・洪水の想定浸水域外で、かつ中心市街地から近い場所に両庁舎機能を統合した新庁舎を早期に整備することを結論とし、また、庁舎移転後の利活用について、新庁舎の整備と平行して検討する必要があるとの意見が付記されたものでありました。  これを受け、委員から、市街地での建てかえ要望があった一方、仮に庁舎を移転するのであれば中心市街地に縛られることなく、市全体を見た中で大きなまちづくりの視点から考えるべきではないかといった意見がありました。  次に、9月15日「市庁舎の整備方針について」委員会を開催し、市長から新庁舎整備に係る施政方針説明がなされました。  市長からは、「これまでの庁内検討では、結論を導くことができなかった庁舎整備について、庁舎整備方針検討委員会による市民アンケート結果や調査資料、学識経験者の見解など、幅広い観点から検討されている答申内容を重く受けとめるとともに、市役所本庁舎と市民総合センターの両庁舎が、建築後45年を超え、老朽化が進む中、耐震基準を満たしておらず、しかも南海トラフ巨大地震の津波想定浸水区域にあり、この場所で浸水被害等を受けた場合には、災害対応拠点としての機能が失われるばかりでなく、来庁者や職員が救助の必要な被災者となること、また両庁舎に行政機能が分散していることによる効率面や来庁者の利便性等、これらのことを踏まえ、市として移転新築する結論に至った」との説明がありました。  また「庁舎移転候補地を複数選定するための調査委託料を計上しており、市民の安全・安心に寄与することはもちろんのこと、中心市街地に配慮をしながら、庁舎を利用される方々の利便性が向上するような場所を求めたいと考えている。新庁舎の整備は、解決すべき課題が大変多く、長期にわたるプロジェクトになるが、スピード感を持って取り組んでまいりたい」と説明がありました。  これに対し、委員から、「具体的な庁舎建設のスケジュール及び予算規模について説明を求めたのに対し、市長から「移転新築の方向性を示したばかりで、スケジュール等の詳細についてはこれからとなる」また、総務課長からは、「建設事業費については、候補地を想定せず87億円から88億円と検討委員会に報告している」との答弁がありました。また、委員から、「中心市街地を経済的にも成り立たせ存続させるためにも、跡地ににぎわいを創出できるものを考えてほしい」といった要望がありました。  その後、当委員会では、平成29年1月25日、26日に南あわじ市及び洲本市の庁舎視察を実施いたしました。  南あわじ市では、平成27年4月に新庁舎が開庁されております。前庁舎の問題点である「老朽化による安全面・維持管理の問題」「分庁舎方式採用に伴う課題」等を解消し、総事業費を抑えながら大規模災害に対して、災害対策・復旧復興拠点としての役割も担うため免震構造による高い耐震性の実現、市民サービスの向上と市政運営の効率化を目指した新庁舎のコンパクト化の実現に成功していました。  続いて、洲本市では、現庁舎は昭和38年建築であることから、耐震性の問題や設備の老朽化、バリアフリー化といったさまざまな問題を抱えていました。新庁舎は、地上6階地下1階、延べ床面積は1万675平方メートルとし、機能移転後に現庁舎を解体し跡地に2階建ての立体駐車場を建設するとして進められていました。新庁舎の建てかえについては、「歴史的な観点」「中心市街地活性化の観点」「公共インフラの充実の観点」「防災拠点・津波避難ビルの観点」の以上4点から、現洲本市役所の周辺敷地での建てかえに至ったとのことでありました。  また防災面では、南海トラフ巨大地震を想定して地盤をかさ上げし、地下に免震層を設け震度7に耐えられる構造とし、2階から6階は約2,000人収容可能な一時避難所としての活用を見込み、5階の防災倉庫には一時避難者3日分の物資を備蓄。非常用発電機・太陽光発電設備で3日から7日間稼働でき、飲料水・雑用水は7日分貯水できるとのことでありました。  次に、3月22日に委員会を開催し、当局から「新庁舎候補地選定調査の報告」を聴取しました。  まず、担当課長から、田辺市新庁舎候補地調査報告書(案)に基づき、候補地選定調査結果の説明があり、候補地の抽出に当たっては、「必要な敷地面積を確保できること」「津波・洪水の想定浸水域外であること」「中心市街地から近い場所であること」とし、JR紀伊田辺駅から最大徒歩圏域1,280メートル円内を基本としたA・B・Cの3カ所の候補地を抽出した上で、整備計画案を検討し評価したものでありました。  続いて、市長から「総合的に『安全性』『連係性』『利便性』の3点から、東山の候補地がすぐれている結果となった。津波・洪水からの安全性の確保だけでなく、市民の安全・安心を支える災害対策拠点として、より一層の安全性を確保できること、中心市街地区域との人や車の流れによる連係性が高く、にぎわいの創出につながること。また、徒歩や車でのアクセスはもちろん、移動手段を持たない方、高齢等の理由により運転免許を返納される方など、公共交通を必要とされる方にとって、各方面と路線バスでつながっているという大きな利点があることから、東山の候補地において、新庁舎整備に向けた取り組みを進めてまいりたい」との説明がありました。  これに対し委員から、報告では、候補地Cの東山の評価が最も高く、新庁舎整備に向け取り組むとの説明があったが、当候補地は、現在営業中の商業施設等の店舗敷地であり、通常は候補地としては考えにくい。どういった理由により候補地として抽出するに至ったのかただしたのに対し、「候補地の抽出に当たっては、必要な用地面積の確保が第一条件となり、市有地だけでは確保できないことから、店舗の営業等にかかわらず民有地での抽出を行った。当候補地は、現在、営業中の店舗敷地であることから、今後、建設予定地として進めていく上で大きな課題であると認識している」との答弁がありました。  これまで当委員会では、当局から、今後の市庁舎整備について説明を聴取してきた中で、庁舎移転の方向性が示されましたが、委員から、新庁舎整備を本市の今後のまちづくりにおけるグランドデザインとしての最重要課題に位置づけ、現庁舎の跡地利用についても周辺住民の理解を得ながら、中心市街地のまちづくりの観点からも、新庁舎整備と一体的に取り組まれるよう意見がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成29年3月24日、市庁舎整備調査特別委員会委員長、陸平輝昭。            (20番 陸平輝昭君 降壇) ○議長(副議長 安達克典君)    委員長の報告が終了しました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。             (「質疑あり」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    3番、久保浩二君。             (3番 久保浩二君 登壇) ○3番(久保浩二君)    今、報告にありましたように、市庁舎整備調査特別委員会で1月25日、26日に、南あわじ市と洲本市の庁舎視察が行われました。一つ目として、視察の目的は何であったのかについてお聞きします。  次に、今回の視察後、3月22日の新庁舎候補地選定調査の報告のための委員会まで委員会の開催はされておりません。視察の結果、委員会の調査、審査でどのように生かされたのか、以上2点についてお聞きします。             (3番 久保浩二君 降壇) ○議長(副議長 安達克典君)    3番、久保浩二君の質疑に対する答弁を求めます。  20番、陸平輝昭君。            (20番 陸平輝昭君 登壇) ○20番(陸平輝昭君)    久保議員の質問にお答えいたします。  まず、現地視察の目的であります。まさに南海トラフ巨大地震、津波が想定される我々の地域と紀伊水道を挟んで同じような条件のところでもまさに開庁された施設、またもう1施設は工事中も含め、おおよそできておりましたけれども、建築中の施設でありました。このことが我々、今後、新庁舎の建築を進めていく上の検討材料、、洲本市、南あわじ市の経過等も含め一番の研究の材料になるのではないかという目的で伺いました。  次に、視察後、22日までにその結果がどのように生かされたかということでしたがまさに、この現地視察については現状を確認するというような意味もありましたし、今後の市庁舎の建築については、視察を生かすために、まさにこれからのことだと考えております。            (20番 陸平輝昭君 降壇) ○議長(副議長 安達克典君)    他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    それでは、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。
                 (「なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  ただいまの市庁舎整備調査特別委員会委員長の報告については、これを了承することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、市庁舎整備に関する調査についての委員長報告は、これを了承することに決しました。 ◎日程第41 議員派遣の件について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、日程第41 議員派遣の件についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第168条の規定により、お手元に配付の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  なお、この際、お諮りいたします。  ただいま議決されました派遣期間等議決事項について、諸般の事情により変更がある場合は、議長に一任願いたいと思います。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 ◎日程第42 委員会の継続審査について ○議長(副議長 安達克典君)    続いて、日程第42 委員会の継続審査についてを議題といたします。  この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。  各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の委員長から、目下、委員会において審査または調査中であります、お手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申し出があります。  それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査についてお諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    異議なしと認めます。  よって、各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに決しました。  以上をもって、本定例会に付議されました議案は、全て議了いたしました。  他に、発言、その他ありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 安達克典君)    この場合、総務部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  総務部長、田上豊和君。            (総務部長 田上豊和君 登壇) ◎専決処分予定の報告 ○総務部長(田上豊和君)    条例の改正3件につきましての専決処分のお願いでございますが、お手元にお配りしております資料を御参照いただきたいと存じます。  まず、平成29年度税制改正に係る地方税法等の一部改正に伴う田辺市税条例の主な改正内容でございますが、地方税法及び航空機燃料、譲与税法の一部を改正する法律等により、個人市民税につきまして平成31年度から配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しに伴い、控除対象配偶者の名称変更が行われるほか、軽自動車税につきましては、燃費性能がよりすぐれた自動車の普及を促進する観点から、平成29年4月1日から平成31年3月31日までの間に、初回車両番号指定を受けた軽自動車に係る軽自動車税グリーン化特例について、対象となる燃費基準を見直し、適用期限を2年間延長するなど、所要の改正を行うものでございます。  また、田辺市国民健康保険税条例の主な改正内容でございますが、平成29年度税制改正に係る地方税法施行令の一部改正により、低所得者世帯に対する軽減措置の対象を拡大するものでございます。  次に、田辺市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてでございますが、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部が改正されることに伴い、改正するもので、その主な改正内容でございますが、非常勤消防団員等に係る損害補償の算定の基礎となる額の加算額は一般職の職員の給与に関する法律で定められている扶養手当の支給額及び支給対象をもとに定められており、今般、当該給与法が平成28年11月に改正され、来年度以降は扶養手当の支給額が段階的に変更されることから、当該給与法の改正に準じて、損害補償額を改定するものでございます。  これらの条例改正につきましては、地方税法等の改正法令及び非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正政令が交付され次第、遅滞なく専決処分させていただきたいと存じますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。            (総務部長 田上豊和君 降壇) ◎市長閉会の挨拶 ○議長(副議長 安達克典君)    それでは、市長から閉会に当たっての挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    平成29年第1回田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る2月27日に開会した本定例会も、議員各位の御理解と御協力をいただくなか、本日、無事最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、間もなくスタートする平成29年度の各種会計予算案を初め、条例の制定、一部改正案などさまざまな議案を提出させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり慎重なる御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御賛同を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。  本定例会の開会のころには、清らかな花を咲かせていた梅にかわり、間もなく桜の季節を迎えようとしています。関東から西の地域では、2月から3月の気温が低目に推移したことから、ことしは平年よりもやや遅いお花見になりそうです。  さて、このほど総務省が公表した昨年平成28年の人口移動報告によると、転入者が転出者を上回る「転入超過」は、都道府県別では東京圏を中心に7都府県にとどまり、残りの40道府県が「転出超過」でありました。東京圏への転入超過は実に21年連続で、一極集中に歯どめがかかっていない現状が浮き彫りになりました。安倍政権は、「まち・ひと・しごと総合戦略」において、東京オリンピックが開催される2020年には東京圏の転入、転出者数を均衡させる目標を掲げておりますが、地方から大都市へ流出する人口の大半は若者であり、首都圏1都3県の大学に全国の大学生の4割以上が在籍しているというのが現状でもあります。  しかし、一方で価値観の変遷により、豊かな自然や心豊かに暮らすことを求めて、地方へ移住する人がふえていることも事実であり、本市におきましても、世界遺産熊野古道に代表される、多彩な地域資源に恵まれた地の利を生かし、引き続きU・I・Jターン者を迎え入れる施策を初めとする積極的な移住、定住促進の取り組みを進めてまいりたいと考えております。  早いもので3月も残すところわずかとなりました。そしてまた、議員の皆様方も同じですが、私に残された任期もあと2カ月となり、来月23日には、市長選挙、市議会議員選挙が行われます。先の12月議会で、塚議員の一般質問にお答えする形で、市政に対する考え方や方向性、そして4期目に向けての決意をお示ししたところですが、引き続き市民の皆様の信託を得て、本市の特性を生かしたまちづくりを推進するとともに、さらなる地域の発展、市民福祉の向上に全力を傾注してまいりたいと存じます。  今回の市議会議員選挙に臨まれる皆様方におかれましても、行政に関する深い見識とこれまでの経験、実績をもって、見事当選の栄誉を勝ち取られ、そして市民の代表として、本市のさらなる振興・発展のために、より一層御活躍されますことを心から祈念申し上げる次第でございます。  また、少し早い話になりますが、今期限りで勇退される皆様方には、長年にわたり市政発展のため御尽力賜りましたことに深く敬意を表し、心から感謝を申し上げます。どうか今後ともお体には十分御留意いただき、退任後はそれぞれのお立場から本市の発展のために同様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。  この定例会が終了しますと、間もなく平成29年度が始まります。本定例会の冒頭、「施策と予算の大綱」の中で、今後の市政運営に対する所信を申し述べましたが、まずは残りの任期を、最後まで誠心誠意努めてまいりたいと存じますので、議員各位におかれましても、今後とも変わらぬ御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。             (市長 真砂充敏君 降壇) ◎議長閉会の挨拶 ○議長(副議長 安達克典君)    私からも一言御挨拶を申し上げます。  去る2月27日に開会されました本定例会ですが、平成29年度当初予算など多くの重要議案について、終始熱心に御審議を賜り、本日全ての議案を議了し、閉会の運びとなりました。  議員各位の議会運営に対する御協力に厚くお礼を申し上げます。  また、真砂市長を初め当局の皆さんにおかれましても、誠実に対応していただき、深く感謝申し上げます。  さて、新市が発足して12年が過ぎようとしております。昨年10月、鬪鶏神社などが世界文化遺産に追加登録され、熊野古道の中辺路や大辺路の玄関口である鬪鶏神社がにぎわいを見せていますが、田辺市のさらなる活性化には、世界文化遺産と世界農業遺産の二つの世界遺産を中心に、海・山・川の自然を活かし、人と地域と産業を結びつけた取り組みが大切です。  今年の仕事始め式における、真砂市長の年頭の御挨拶の中で、今年は「未来へつながる 新たな第一歩の年」と位置づけられ、これまで取り組んできたことを基本に、さらにグレードアップさせ、地域の経済と結びつけていけるような、次なる新たな第一歩につなげていきたいと、お話をされたと伺っております。  ぜひ、世界遺産と観光振興、そして地域の活性化を有機的に結びつけていけるような取り組みをお願いします。  真砂市長におかれましては、次期市長選への出馬の意思を表明されていますが、健康には特に御留意いただき、今後とも市政発展のため、御活躍されますことをご祈念申し上げます。  私たち市議会議員も、この5月21日で任期満了を迎えます。4月23日は、市長と市議会議員の同日選挙が行われる運びとなっております。今期をもって勇退される議員各位におかれましては、きょうまで当市議会の発展と市政の進展に、並々ならぬ御尽力を賜りましたことに、深甚なる敬意を表しますとともに、心から厚くお礼を申し上げます。  引き続き、出馬される議員各位におかれましては、厳しい選挙戦になると思われますが、どうかくれぐれも御自愛の上、当選の栄誉を勝ち取られることを心から念願いたしております。  また、今月末をもって退職される職員の皆さん、長い間、本市の行政推進に多大なる御貢献を賜り、深く敬意を表しお礼を申し上げます。  今後とも、市政発展のため、御協力をお願い申し上げるとともに御多幸を心からお祈りいたします。  さて、私は、平成27年6月に当市議会の副議長として、御推挙を賜り、短い期間ではありましたが、議員各位はもとより、市長を初め当局の皆さんの御支援、御協力のおかげで、大過なく職責を果たすことができました。  あともう少し、任期が残されておりますが、この場をおかりしまして、皆様方に厚くお礼を申し上げます。  日増しに暖かさも増し、春はもうすぐそこまで来ています。  皆様方の今後ますますの御健勝と御活躍をお祈り申し上げますとともに、最後になりましたが、報道関係各位にお礼を申し上げ、今定例会閉会に当たっての御挨拶といたします。  ありがとうございました。  閉 会 ○議長(副議長 安達克典君)    それでは、これをもって平成29年2月27日招集の平成29年第1回田辺市議会定例会を閉会いたします。              (午後 2時21分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成29年3月24日                    議長    吉 田 克 己                    副議長   安 達 克 典                    議  員  宮 本 正 信                    議  員  陸 平 輝 昭                    議  員  山 口   進...