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平成27年12月定例会(第5号12月21日)

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  1. 田辺市議会 2015-12-21
    平成27年12月定例会(第5号12月21日)


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    最終取得日: 2021-09-20
    平成27年12月定例会(第5号12月21日)              田辺市議会12月定例会会議録             平成27年12月21日(月曜日)           ―――――――――――――――――――    平成27年12月21日(月)午後1時開会  第 1 4定報告第 1号 専決処分事項の報告について  第 2 4定議案第12号 田辺市龍神丹生ヤマセミの郷の指定管理者の指定について  第 3 4定議案第 1号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条               例の制定について  第 4 4定議案第 2号 田辺市税条例等の一部改正について  第 5 4定議案第 3号 田辺市地方活力向上地域における固定資産税特別措置に               関する条例の制定について  第 6 4定議案第 4号 田辺市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  第 7 4定議案第 5号 田辺市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改               正について  第 8 4定議案第 6号 田辺市高齢者複合福祉施設たきの里の指定管理者の指定に               ついて  第 9 4定議案第 7号 田辺市立松風荘指定管理者の指定について  第10 4定議案第 8号 田辺市立やすらぎ荘の指定管理者の指定について  第11 4定議案第 9号 田辺市龍神ごまさんスカイタワー指定管理者の指定につ
                  いて  第12 4定議案第10号 田辺市熊野古道中辺路陶芸館指定管理者の指定について  第13 4定議案第11号 田辺市龍神宮代オートキャンプ場指定管理者の指定につ               いて  第14 4定議案第13号 田辺市川湯キャンプ場指定管理者の指定について  第15 4定議案第14号 田辺市龍神木族館指定管理者の指定について  第16 4定議案第15号 田辺市龍游館指定管理者の指定について  第17 4定議案第16号 田辺市熊野古道中辺路指定管理者の指定について  第18 4定議案第17号 田辺市奥熊野古道ほんぐうの指定管理者の指定について  第19 4定議案第18号 田辺市おおとう山遊館指定管理者の指定について  第20 4定議案第19号 田辺市林業開発センター深山荘の指定管理者の指定につい               て  第21 4定議案第20号 田辺市近露観光交流館指定管理者の指定について  第22 4定議案第21号 市町村建設計画の変更について  第23 4定議案第22号 田辺市過疎地域自立促進計画の策定について  第24 4定議案第23号 平成27年度田辺市一般会計補正予算(第4号)  第25 4定議案第24号 平成27年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(               第1号)  第26 4定議案第25号 平成27年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)  第27 4定議案第26号 権利の放棄について  第28 4定議案第27号 平成27年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               補正予算(第2号)  第29 4定議案第28号 平成27年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(第3               号)  第30 4定議案第29号 平成27年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(               第1号)  第31 4定議案第30号 平成27年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号)  第32 4定議案第31号 紀南地方児童福祉施設組合規約の変更について  第33 議員派遣の件について  第34 委員会継続審査について           ――――――――――――――――――― 〇会議に付した事件  日程第1から日程第34まで           ――――――――――――――――――議員定数 22名 〇欠  員  1名           ―――――――――――――――――――出席議員              議席番号   氏   名               1番  真 砂 みよ子 君               2番  川 﨑 五 一 君               3番  久 保 浩 二 君               4番  北 田 健 治 君               5番  橘   智 史 君               6番  湯 口 好 章 君               7番  尾 花   功 君               8番  二 葉 昌 彦 君               9番  市 橋 宗 行 君              10番  安 達 幸 治 君              11番  安 達 克 典 君              12番  小 川 浩 樹 君              13番  塚   寿 雄 君              14番  松 下 泰 子 君              15番  佐 井 昭 子 君              16番  中 本 賢 治 君              17番  出 水 豊 数 君              18番  宮 本 正 信 君              20番  陸 平 輝 昭 君              21番  山 口   進 君              22番  吉 田 克 己 君           ―――――――――――――――――――欠席議員  なし           ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       福 田 安 雄 君             副市長       池 田 正 弘 君             教育長       中 村 久仁生 君             企画部長      松 川 靖 弘 君             企画部理事     渡 邉 匡 通 君             南部センター館長  出 口 順 哉 君             総務部長      田 上 豊 和 君             市民環境部長    室 井 利 之 君             市民課長      那 須   肇 君             環境課長      三 栖 隆 成 君             保健福祉部長    木 村 晃 和 君             産業部長      那 須 久 男 君             商工振興課長    安 井 英 晶 君             建設部長      林   誠 一 君             中辺路行政局長   虎 地 一 文 君             中辺路行政局産業建設課長                       小 川 恒 生 君             消防長       小 山 裕 史 君             消防次長      濱 中 延 元 君             教育次長      小 川   鏡 君             水道部長      田 中 久 雄 君           ―――――――――――――――――――出席事務局職員             議会事務局長    大 門 義 昭             議会事務局次長   前 溝 浩 志             議会事務局主任   榊 原 数 仁             議会事務局主査   宇 代 夏 樹  開 議 ○議長(吉田克己君)    定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成27年第4回田辺市議会定例会5日目の会議を開きます。              (午後 1時00分)          ――――――――――――――――――― ○議長(吉田克己君)    それでは、日程に入ります。
    ◎日程第1 4定報告第1号 専決処分事項の報告について上程 ○議長(吉田克己君)    日程第1 4定報告第1号 専決処分事項の報告についてを上程いたします。  本件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。  議案書1ページから2ページまでです。質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    質疑なしと認めます。  4定報告第1号は、以上で終わります。 ◎日程第2 4定議案第12号 田辺市龍神丹生ヤマセミの郷の指定管理者の指定について上程 ○議長(吉田克己君)    日程第2 4定議案第12号 田辺市龍神丹生ヤマセミの郷の指定管理者の指定についてを上程いたします。  地方自治法第117条の規定により、11番、安達克典君の退席を求めます。            (11番 安達克典君 退席) ○議長(吉田克己君)    ただいま上程いたしました議案第12号については、過日の本会議において所管の産業建設委員会に付託していたものであります。  この場合、産業建設委員会委員長の報告を求めます。  2番、川﨑五一君。             (2番 川﨑五一君 登壇) ○2番(川﨑五一君)    産業建設委員会委員長報告を行います。  本委員会は、去る12月11日の本会議において付託を受けた4定議案第12号 田辺市龍神丹生ヤマセミの郷の指定管理者の指定について、12月14日及び21日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、全会一致により、原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等は、次のとおりであります。  龍神丹生ヤマセミの郷の運営にかかわって、経営改善取り組みについてただしたのに対し、「温泉施設は多額の燃料費がかかるため、入湯客が減少する冬季は閉鎖している。また、大雨等による道路寸断時には客数が変動するリスクもあるが、地元有志で組織する殿原ニュー泉会事業継続に対する志を持っていただいている。そうした中で、市としても、地域の発展という観点から、可能な限り情報発信を行うなど、利用客増加のために取り組みたい」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成27年12月21日、産業建設委員会委員長川﨑五一。             (2番 川﨑五一君 降壇) ○議長(吉田克己君)    以上で、産業建設委員会委員長の報告が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。             (「討論なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    討論なしと認めます。  お諮りいたします。  議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第12号は可決いたしました。            (11番 安達克典君 着席) ◎日程第 3 4定議案第 1号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関す                 る条例の制定についてから  日程第32 4定議案第31号 紀南地方児童福祉施設組合規約の変更についてまで一括上程 ○議長(吉田克己君)    続いて、日程第3 4定議案第1号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定についてから、日程第32 4定議案第31号 紀南地方児童福祉施設組合規約の変更についてまで、以上30件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました30件については、過日の本会議において、それぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。  この場合、ただいま議題となっております30件について、各常任委員会委員長の報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  12番、小川浩樹君。            (12番 小川浩樹君 登壇) ○12番(小川浩樹君)    総務企画委員会委員長報告を行います。  本委員会は、去る12月11日の本会議において付託を受けた議案14件について、14日及び21日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第2号 田辺市税条例等の一部改正について、同議案第3号 田辺市地方活力向上地域における固定資産税特別措置に関する条例の制定について、同議案第4号 田辺市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、同議案第5号 田辺市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について、同議案第21号 市町村建設計画の変更について、同議案第22号 田辺市過疎地域自立促進計画の策定について、同議案第23号 平成27年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分、同議案第25号 平成27年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)の給与費関係部分、同議案第26号 権利の放棄について、同議案第27号 平成27年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)、同議案第28号 平成27年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)、同議案第29号 平成27年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)及び同議案第30号 平成27年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号)についての以上13件は全会一致により、4定議案第1号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定については賛成多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  議案第1号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定についてにかかわって、行政における情報漏えい危険性及び住民の個人番号利用についてただしたのに対し、「情報漏えい危険性への対応については、システム面では分散管理を行い、機関間では全国同水準で暗号化した情報で取り扱う。また住民が各種申請等を行う際は、個人番号の記載がない場合であっても申請等が無効になるものではない」との答弁がありました。  次に、議案第22号 田辺市過疎地域自立促進計画の策定についてにかかわって、公共施設等総合管理計画との整合性についてただしたのに対し、「過疎計画は平成28年度から5年間の計画であり、既存の計画の事業を引き継いだものに地方創生総合戦略等新規事業を反映させている。公共施設等総合管理計画の策定は平成28年度末までとしていることから、これに基づく事業が具体化してくるのは、早くとも平成29年度以降となるが、当計画への位置づけを必要とした場合は、計画を見直していきたい」との答弁がありました。  次に、各会計の人件費にかかわって、紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会への職員動員数、時間外勤務手当額について説明を求めたのに対し、「両大会の運営に際しては、約400名の職員を動員するなど、全庁的な職員体制により対応したところであり、時間外勤務手当大会業務で1,506万5,000円、また、動員期間中に生じた所管業務事務整理分として1,397万1,000円であった」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成27年12月21日、総務企画委員会委員長小川浩樹。            (12番 小川浩樹君 降壇) ○議長(吉田克己君)    続いて、産業建設委員会委員長の報告を求めます。  2番、川﨑五一君。             (2番 川﨑五一君 登壇) ○2番(川﨑五一君)    産業建設委員会委員長報告を行います。  本委員会は、去る12月11日の本会議において付託を受けた議案12件について、12月14日及び21日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第9号 田辺市龍神ごまさんスカイタワー指定管理者の指定について、同議案第10号 田辺市熊野古道中辺路陶芸館指定管理者の指定について、同議案第11号 田辺市龍神宮代オートキャンプ場指定管理者の指定について、同議案第13号 田辺市川湯キャンプ場指定管理者の指定について、同議案第14号 田辺市龍神木族館指定管理者の指定について、同議案第15号 田辺市龍游館指定管理者の指定について、同議案第16号 田辺市熊野古道中辺路指定管理者の指定について、同議案第17号 田辺市奥熊野古道ほんぐうの指定管理者の指定について、同議案第18号 田辺市おおとう山遊館指定管理者の指定について、同議案第19号 田辺市林業開発センター深山荘の指定管理者の指定について、同議案第20号 田辺市近露観光交流館指定管理者の指定について及び同議案第23号 平成27年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、指定管理者の指定に関する議案全般にかかわって、指定期間の考え方及び選定の審査基準についてただしたのに対し、「指定期間については、公募の場合は5年間であるが、指名による指定の場合は観光客数の推移などを踏まえて受託者と協議し、5年間になる場合と3年間になる場合がある。選定については、公募、指名に限らず、田辺市指定管理者選定委員会に諮り、候補者から経営方針収支計画等を聴取し、経営能力を審査した上で指定管理者に適しているかどうか判断している」との答弁がありました。  次に、議案第10号 田辺市熊野古道中辺路陶芸館指定管理者の指定にかかわって、利用者減少傾向に対する取り組みについてただしたのに対し、「当施設は陶芸体験施設であることから、対象者が限定されるため、市や田辺市熊野ツーリズムビューローにおいて情報発信しているものの、実績にはつながっていない。今後、受託者と連携協力しながら積極的な情報発信に努めたい」との答弁がありました。  次に、議案第23号 平成27年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分のうち、農業振興費にかかわって、中山間地域等直接支払交付金の新たな加算制度について詳細説明を求めたのに対し、「本制度は平成12年度から始まり、従来は傾斜が田で20分の1以上、畑で15%以上の急傾斜農地交付金の対象となっていたが、第4期目となる今年度から田で10分の1以上、畑で20%以上の超急傾斜農地について、10アール当たり6,000円の交付金が加算される。本制度の対象農地2,170ヘクタールのうち、977ヘクタールが加算の対象となる」との答弁がありました。  次に、観光費にかかわって、観光施設修繕内容についてただしたのに対し、「おおとう山遊館ではトイレ5基を洋式トイレとして改修するほか、内壁の壁紙張りかえ、浄化槽のブロア修繕及び畳の交換等を計画し、奥熊野古道ほんぐうでは和室等の撤去及びバリアフリーに対応するための段差の解消等を計画している」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成27年12月21日、産業建設委員会委員長川﨑五一。             (2番 川﨑五一君 降壇) ○議長(吉田克己君)    続いて、文教厚生委員会委員長の報告を求めます。  17番、出水豊数君。            (17番 出水豊数君 登壇) ○17番(出水豊数君)    文教厚生委員会委員長報告をさせていただきます。  本委員会は、去る12月11日の本会議において付託を受けた議案7件について、11日及び21日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第6号 田辺市高齢者複合福祉施設たきの里の指定管理者の指定について、同議案第7号 田辺市立松風荘指定管理者の指定について、同議案第8号 田辺市立やすらぎ荘の指定管理者の指定について、同議案第23号 平成27年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分、同議案第24号 平成27年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、同議案第25号 平成27年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)の所管部分及び同議案第31号 紀南地方児童福祉施設組合規約の変更についての以上7件について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  議案第23号 平成27年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分のうち、債務負担行為補正一般廃棄物収集運搬業務委託にかかわって、委託業務の内訳及び現有施設管理体制について詳細説明を求めたのに対し、「債務負担行為については、7年間の総額が1億1,520万円で、単年度では1,645万7,040円である。その内訳の主なものは、収集職員3名の人件費が1,206万円、作業着などの物件費が14万6,000円、パッカー車減価償却費が85万2,000円、燃料費車検費用など車両維持費が105万1,460円である。また、施設管理体制については、正規職員の減少に伴い、現在は臨時職員を含め職員18名体制で、施設運営のほか場内清掃や草刈りなど多岐に渡る業務を行っている」との答弁がありました。これに対し委員から、本施設は環境衛生面に配慮すべき施設であり、場内の景観等も含め来場者に好印象を持っていただけるよう維持管理に努める必要がある。今後、委託も含め施設管理のあり方を検討してはどうかとの意見がありました。  次に、文化財費にかかわって、カシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害木の状況について詳細説明を求めたのに対し、「今回伐倒駆除の対象としている被害木は、鬪鶏神社のコジイ、アラカシ、ウバメガシで13本、稲荷神社のコジイ8本、須佐神社のコジイ、アラカシの12本である。各神社が県と市の補助制度を活用し、カシノナガキクイムシが成虫になる春先までに伐倒駆除を実施するものである」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成27年12月21日、文教厚生委員会委員長出水豊数。            (17番 出水豊数君 降壇) ○議長(吉田克己君)    以上で、各常任委員会委員長の報告が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。             (「討論あり」の声あり) ○議長(吉田克己君)    討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  2番、川﨑五一君。             (2番 川﨑五一君 登壇)
    ○2番(川﨑五一君)    4定議案第1号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について、反対の立場から討論を行います。  この条例の制定は国が定めた行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法に基づいて必要な事項を定めるための条例ですが、そもそもマイナンバー制度そのものの導入が国民に多大な危険と損失を与えるものであり、その法律に基づく条例についても当然のことながら反対です。このマイナンバー法は政府広報では、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平かつ公正な社会を実現する社会基盤であるとし、その効果を三つ挙げています。一つ目は、所得や他の行政サービスの受給状況を把握しやすくなるため負担を不当に逃れることや給付を不正に受けることを防止するとし、二つ目は添付書類の削減など行政手続の簡素化、国民の負担軽減だとしています。そして三つ目は行政機関や地方公共団体などでさまざまな情報の照合、転記、入力などに要している時間や労力が大幅に削減されると言っていますが、一般市民が行政に対する申請や手続を求められることがどれだけあるでしょうか。  10年前に多くの反対の中で導入された住基ネット及び住基カードは2,000億円以上の経費をかけたにもかかわらず、マイナンバーの導入によって事実上お払い箱となります。そもそもこうした全国民を統一した番号で一元管理しようという構想は財界からの要望です。将来的にはこの共通番号を民間でも利用できるようにし、個人の購買歴から治療歴などを企業が掌握しようとするものです。ましてやこの事業の発注が政府の検討会議委員の企業に独占されていることや厚生労働省の担当職員が収賄で逮捕されるなど、マイナンバー事業が利権と癒着まみれであることは明らかです。このまま本格運用することは国民に多大な不利益をもたらすものであり、マイナンバーは凍結、中止すべきです。  今回の条例は、法で定めた機関間での照会と市独自での利用を具体的に決めるものです。政府の説明では生活保護、児童扶養手当など福祉給付の申請や公営住宅の入居申請などにもマイナンバーを記載させ、これによって地方税関係情報の紹介を行えば、所得、資産の捕捉が容易になり支給決定の迅速化や不正受給の防止が図れるとしています。  しかし今、福祉施策で最も必要なことは、制度を必要とする全ての人がその制度にアクセスできる環境整備であり、生活保護受給者の増加を「恥の文化が失われてきた」などと言ってのける与党議員の姿勢では、幾ら所得捕捉の実務を省力化しても貧困問題の解決にはなりません。今回の条例で規定されている子ども医療費の支給や介護保険制度など現状のままマイナンバーを導入せずとも何ら支障はありません。利権にまみれた莫大な費用と多大な手間をかけわざわざ国民のプライバシーを重大な危険にさらすマイナンバーを導入するよりも現行のシステムを改善し、住民の利便性向上に労力を使うことこそ、地方自治体に求められる課題です。  マイナンバー先進国のアメリカでは、ナンバーの盗難による不正利用やなりすましなど、いわゆるID詐欺が数多く起きています。年間1,000万人が被害に遭うなど、全米で最も多い犯罪はID詐欺となっています。そうした中、米国では不正利用を防ぐため、利用範囲を狭める検討に追い込まれ、英国では導入2年で制度自体の廃止を決めました。ドイツではもともと税分野に限定することでなりすまし犯罪に利用されることを防いでいます。そもそもG7の国で、日本のように全員に強制的に番号が与えられ、しかもその番号を一生涯変えることができず、また、この番号を官だけでなく、民間事業者も利用するという番号制度を利用している国は一つもありません。  さきにマイナンバーを導入して失敗した諸外国の轍を踏むことは避けるべきです。これらの先例に学び、市民の利益を守るという視点から市当局は国に対してマイナンバー制度の凍結中止を求めるべきであり、市議会はこの制度の導入に対して反対の意思を示すべきであるという意見を表明して、条例の制定に反対の討論とします。             (2番 川﨑五一君 降壇) ○議長(吉田克己君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。賛成討論の発言はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    他に反対討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより、ただいま議題となっております30件について、順次採決に入ります。 ◎日程第3 4定議案第1号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について ○議長(吉田克己君)    それでは、4定議案第1号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定についてお諮りいたします。  本件については、起立により採決いたします。  議案第1号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(吉田克己君)    起立多数であります。  よって、4定議案第1号は可決いたしました。 ◎日程第4 4定議案第2号 田辺市税条例等の一部改正について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第2号 田辺市税条例等の一部改正についてお諮りいたします。  議案第2号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第2号は可決いたしました。 ◎日程第5 4定議案第3号 田辺市地方活力向上地域における固定資産税特別措置に               関する条例の制定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第3号 田辺市地方活力向上地域における固定資産税特別措置に関する条例の制定についてお諮りいたします。  議案第3号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第3号は可決いたしました。 ◎日程第6 4定議案第4号 田辺市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第4号 田辺市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第4号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第4号は可決いたしました。 ◎日程第7 4定議案第5号 田辺市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第5号 田辺市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第5号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第5号は可決いたしました。 ◎日程第8 4定議案第6号 田辺市高齢者複合福祉施設たきの里の指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第6号 田辺市高齢者複合福祉施設たきの里の指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第6号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第6号は可決いたしました。 ◎日程第9 4定議案第7号 田辺市立松風荘指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第7号 田辺市立松風荘指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第7号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第7号は可決いたしました。 ◎日程第10 4定議案第8号 田辺市立やすらぎ荘の指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第8号 田辺市立やすらぎ荘の指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第8号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第8号は可決いたしました。 ◎日程第11 4定議案第9号 田辺市龍神ごまさんスカイタワー指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第9号 田辺市龍神ごまさんスカイタワー指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第9号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第9号は可決いたしました。 ◎日程第12 4定議案第10号 田辺市熊野古道中辺路陶芸館指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第10号 田辺市熊野古道中辺路陶芸館指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第10号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第10号は可決いたしました。 ◎日程第13 4定議案第11号 田辺市龍神宮代オートキャンプ場指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第11号 田辺市龍神宮代オートキャンプ場指定管理者の指定についてお諮りいたします。
     議案第11号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第11号は可決いたしました。 ◎日程第14 4定議案第13号 田辺市川湯キャンプ場指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第13号 田辺市川湯キャンプ場指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第13号は可決いたしました。 ◎日程第15 4定議案第14号 田辺市龍神木族館指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第14号 田辺市龍神木族館指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第14号は可決いたしました。 ◎日程第16 4定議案第15号 田辺市龍游館指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第15号 田辺市龍游館指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第15号は可決いたしました。 ◎日程第17 4定議案第16号 田辺市熊野古道中辺路指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第16号 田辺市熊野古道中辺路指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第16号は可決いたしました。 ◎日程第18 4定議案第17号 田辺市奥熊野古道ほんぐうの指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第17号 田辺市奥熊野古道ほんぐうの指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第17号は可決いたしました。 ◎日程第19 4定議案第18号 田辺市おおとう山遊館指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第18号 田辺市おおとう山遊館指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第18号は可決いたしました。 ◎日程第20 4定議案第19号 田辺市林業開発センター深山荘の指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第19号 田辺市林業開発センター深山荘の指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第19号は可決いたしました。 ◎日程第21 4定議案第20号 田辺市近露観光交流館指定管理者の指定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第20号 田辺市近露観光交流館指定管理者の指定についてお諮りいたします。  議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第21号は可決いたしました。 ◎日程第22 4定議案第21号 市町村建設計画の変更について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第21号 市町村建設計画の変更についてお諮りいたします。  議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第21号は可決いたしました。 ◎日程第23 4定議案第22号 田辺市過疎地域自立促進計画の策定について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第22号 田辺市過疎地域自立促進計画の策定についてお諮りいたします。  議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第22号は可決いたしました。 ◎日程第24 4定議案第23号 平成27年度田辺市一般会計補正予算(第4号) ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第23号 平成27年度田辺市一般会計補正予算(第4号)についてお諮りいたします。  議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第23号は可決いたしました。 ◎日程第25 4定議案第24号 平成27年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第24号 平成27年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてお諮りいたします。  議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第24号は可決いたしました。
    ◎日程第26 4定議案第25号 平成27年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第25号 平成27年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてお諮りいたします。  議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第25号は可決いたしました。 ◎日程第27 4定議案第26号 権利の放棄について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第26号 権利の放棄についてお諮りいたします。  議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第26号は可決いたしました。 ◎日程第28 4定議案第27号 平成27年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別                 会計補正予算(第2号) ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第27号 平成27年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)についてお諮りいたします。  議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第27号は可決いたしました。 ◎日程第29 4定議案第28号 平成27年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第28号 平成27年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてお諮りいたします。  議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第28号は可決いたしました。 ◎日程第30 4定議案第29号 平成27年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第29号 平成27年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてお諮りいたします。  議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第29号は可決いたしました。 ◎日程第31 4定議案第30号 平成27年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第30号 平成27年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号)についてお諮りいたします。  議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第30号は可決いたしました。 ◎日程第32 4定議案第31号 紀南地方児童福祉施設組合規約の変更について ○議長(吉田克己君)    続いて、4定議案第31号 紀南地方児童福祉施設組合規約の変更についてお諮りいたします。  議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第31号は可決いたしました。 ◎日程第33 議員派遣の件について ○議長(吉田克己君)    続いて、日程第33 議員派遣の件についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第168条の規定により、お手元に配付の議員派遣の件のとおり議員を派遣いたしたいと思います。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  なお、この際、お諮りいたします。  ただいま議決されました派遣期間等議決事項について、諸般の事情により変更がある場合は、議長に一任願いたいと思います。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 ◎日程第34 委員会継続審査について ○議長(吉田克己君)    続いて、日程第34 委員会継続審査についてを議題といたします。  この場合、閉会中の委員会継続審査について報告いたします。  各常任委員会、議会運営委員会委員長から、目下、委員会において審査または調査中でありますお手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申し出があります。  それでは、ただいま報告いたしました委員会継続審査についてお諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(吉田克己君)    異議なしと認めます。  よって、各委員長から申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに決しました。  以上をもって、本定例会に付議されました議案は、全て議了いたしました。  他に、発言、その他ありませんか。              (「なし」の声あり) ◎市長閉会の挨拶 ○議長(吉田克己君)    それでは、市長から閉会に当たっての挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    平成27年第4回田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る11月30日に開会いたしました本定例会も、議員各位の御理解と御協力のもと、本日無事、最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、一般会計並びに各種特別会計の補正予算案を初め、条例の制定及び一部改正案など、さまざまな議案を提出させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり熱心な御審議をいただき、提出いたしました諸議案につきましても原案のとおり御賛同を賜りましたことに、この場をおかりいたしまして厚くお礼申し上げます。  いよいよことしも残すところ10日余りとなり、往く年を惜しむかのように街角を彩るイルミネーションが、年の瀬の慌ただしさを醸し出しているようです。このところ世の中の変化のスピードがますます速くなったように感じられ、年を追うごとに1年という期間が短くなってきている感がいたします。特にことしは合併10周年を迎え、5月に記念式典の開催、また、1年を通して各種記念事業の実施、さらに紀の国わかやま国体やわかやま大会の開催など、合併10周年にふさわしい行事とともに、本当にさまざまな出来事が駆け抜けていった、そのような1年であったように思います。  ことしの冬は全国的に暖冬傾向で、当地域におきましても、龍神及び中辺路地域の11月の平均気温は観測史上2番目に高い気温となる一方で、両地域の11月の日照時間は、雨や曇りの日が多かったこともあり観測史上最も少なくなりました。また、11月下旬には一時的に寒気が西日本に流れ込んだ影響で、高野龍神スカイラインは終日チェーン規制となり、和歌山市では26年ぶりに11月の初雪を記録しました。これは1887年に統計をとり始めて以来約130年間で、最も遅い初雪を観測した青森市よりも早い初雪となるなど、例年にない晩秋でありました。  さて、このほど近畿農政局が発表した農林水産統計によりますと、本年産の和歌山県内の梅の収穫量は6万3,800トンとなり2年連続で前年を下回り、この10年間では3番目に少ない収穫となりました。あわせて、1世帯当たりの梅干しの購入数量、購入金額ともに減少傾向にあります。  このような状況の中、「みなべ・田辺の梅システム」の世界農業遺産認定に向けた最終プレゼン及び認定審査がこのほどイタリアのローマで開催され、私も仁坂知事やみなべ町長とともに現地に赴き、決定の瞬間に立ち会ってまいりました。高品質な梅を生産してきた農業システムが、次世代に継承すべき世界農業遺産に認定されたことは、当地域における農業の価値が世界レベルであると認められたことになり、国内だけでなく国際的にも知名度が高まることになります。今後は登録地域間同士の交流や協力なども考えられ、さらに世界が認めた世界遺産がもう一つふえることで、ユネスコの世界遺産とも連携した新たな観光振興に結びつくものと期待しています。  本定例会が終了いたしますと、間もなく新しい年がスタートいたします。来る平成28年は、これから先の10年を見据えた新しい段階へと踏み出す第一歩の年であると考えております。多種多様で豊かな地域資源を活用し、全国から選択される田辺市を目指し、「田辺そのもの」をブランド化していく「攻めのまちづくり」と、防災対策のさらなる強化を図り、安心・安全で住みよいまちを目指す「守りのまちづくり」の両面からまちづくりを進め、市民の皆さんが誇りと愛着を持って暮らしていただける「まち」の創造を目指してまいります。議員各位におかれましても、今後とも変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
     最後になりましたが、議員並びに市民の皆様方を初め、日ごろから市民の皆様への情報提供に御尽力をいただいております報道関係各位、そしてことし1年、お力添えを賜りました多くの皆様方の御厚情に深く感謝を申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ◎議長閉会の挨拶 ○議長(吉田克己君)    私からも一言御挨拶を申し上げます。  去る11月30日に本定例会を開会して以降、議員各位におかれましては、終始熱心に御審議を賜り、本日全ての議案を議了し、閉会の運びとなりました。議員各位の御協力に対しまして、厚くお礼を申し上げます。  また、この間、市長初め当局の皆様には、誠実に対応していただき感謝申し上げる次第であります。さて、この一年間を振り返りますと、田辺市合併10周年記念事業として、5月2日に開催されました記念式典では、友好姉妹都市など、市内外から多くの皆様に御出席をいただく中、真砂市長から「田辺市価値創造戦略ビジョン」が発表され、記念曲の演奏や小学生による合唱など、会場が一体となったすばらしい式典でした。  また、市民の皆さんの投票で、田辺市のキャッチフレーズが「未来へつながる道。田辺市」に決まりました。そのほか、田辺スポーツパークの完成に合わせて行われた多くの記念事業や大相撲「紀州梅の郷場所」、さまざまな文化振興事業も年間を通して市内各地で合併10周年記念事業として開催され、多くの皆様に御参加をいただき、心より感謝申し上げます。  さらに、和歌山県で実に44年ぶりの「紀の国わかやま国体」、本県では初めての開催となる全国障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」が開催され、選手の皆さんの活躍と市民、県民の皆様の力強い応援により、紀の国わかやま国体では、和歌山県が男女総合優勝を果たし、見事、天皇杯を獲得。紀の国わかやま大会では、和歌山県として過去最多の選手が出場、活躍されたことは、まだ記憶に新しいところです。  また、10月10日の弁慶まつりでは、多くの議員に御協力をいただき、市議会として初めて弁慶ゲタ踊りに参加いたしました。重ねてお礼申し上げます。  そして、去る15日、イタリア・ローマの国連食糧農業機関の本部で開かれた世界農業遺産の認定地域を決める会議において、「みなべ・田辺の梅システム」が認定されました。およそ400年受け継がれてきた農業システムが高く評価され、これを機に、さらに地域の活性化につながるものと大いに期待いたします。  まだまだ、地域課題や問題は多く残ってはいるものの、ことしは本市にとって、交流人口をふやす飛躍のきっかけになった年ではなかったかと感じています。今後、さらに交流人口をふやす努力を続け、安心で、より住みよいまちづくりに努めることで、人口減少を抑え、定住人口の増加につながるよう、市議会といたしましても執行部と連携を密にし、これからも課題解決に取り組んでまいりたいと考えております。  さて、季節は冬本番を迎え、本年も残すところあと10日となり、何かと慌ただしく感じる日々でありますが、皆様方には、くれぐれも御自愛いただき、御多幸で明るい新年を迎えられ、さらなる御活躍を御祈念申し上げるとともに、報道関係の皆様にお礼を申し上げまして閉会の御挨拶といたします。  ありがとうございました。  閉 会 ○議長(吉田克己君)    それでは、これをもちまして平成27年11月30日招集の平成27年第4回田辺市議会定例会を閉会いたします。              (午後 1時50分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成27年12月21日                    議  長  吉 田 克 己                    議  員  川 﨑 五 一                    議  員  久 保 浩 二                    議  員  北 田 健 治...