田辺市議会 > 2015-03-25 >
平成27年 3月定例会(第5号 3月25日)

ツイート シェア
  1. 田辺市議会 2015-03-25
    平成27年 3月定例会(第5号 3月25日)


    取得元: 田辺市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    平成27年 3月定例会(第5号 3月25日)              田辺市議会3月定例会会議録             平成27年3月25日(水曜日)           ―――――――――――――――――――    平成27年3月25日(水)午後1時開議  第 1 1定議案第11号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関               係条例の整備に関する条例の制定について  第 2 1定議案第12号 田辺市行政手続条例の一部改正について  第 3 1定議案第13号 田辺市職員の給与に関する条例及び田辺市企業職員の給与               の種類及び基準に関する条例の一部改正について  第 4 1定議案第14号 田辺市保育所条例の一部改正について  第 5 1定議案第15号 田辺市学童保育所条例の一部改正について  第 6 1定議案第16号 田辺市子ども医療費の支給に関する条例の一部改正につい               て  第 7 1定議案第17号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改               正について  第 8 1定議案第18号 田辺市老人医療費の支給に関する条例及び田辺市重度障害               者等医療費の支給に関する条例の一部改正について  第 9 1定議案第19号 田辺市手数料条例の一部改正について  第10 1定議案第20号 田辺市土地改良施設条例の一部改正について
     第11 1定議案第21号 田辺市山村活性化基金条例の制定について  第12 1定議案第22号 田辺市アトリエ龍神家住宅条例の制定について  第13 1定議案第23号 田辺市特別用途地区建築条例の一部改正について  第14 1定議案第24号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に               関する条例の一部改正について  第15 1定議案第25号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正す               る法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定に               ついて  第16 1定議案第26号 田辺市就学指導委員会条例の一部改正について  第17 1定議案第27号 田辺市立幼稚園条例の一部改正について  第18 1定議案第28号 田辺市体育施設条例の一部改正について  第19 1定議案第29号 市道路線の認定について  第20 1定議案第30号 市道路線の変更について  第21 1定議案第31号 市道路線の廃止について  第22 1定議案第32号 田辺市の辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定につ               いて  第23 1定議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算  第24 1定議案第34号 平成27年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算  第25 1定議案第35号 平成27年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算  第26 1定議案第36号 田辺市介護保険条例の一部改正について  第27 1定議案第37号 田辺市指定地域密着型サービス等の基準等を定める条例の               一部改正について  第28 1定議案第38号 田辺市地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実               施に係る基準を定める条例の制定について  第29 1定議案第39号 田辺市指定介護予防支援等の基準等を定める条例の制定に               ついて  第30 1定議案第40号 平成27年度田辺市介護保険特別会計予算  第31 1定議案第41号 平成27年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算  第32 1定議案第42号 平成27年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               予算  第33 1定議案第43号 平成27年度田辺市簡易水道事業特別会計予算  第34 1定議案第44号 平成27年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算  第35 1定議案第45号 平成27年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算  第36 1定議案第46号 平成27年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算  第37 1定議案第47号 平成27年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計               予算  第38 1定議案第48号 平成27年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算  第39 1定議案第49号 平成27年度田辺市診療所事業特別会計予算  第40 1定議案第50号 平成27年度田辺市駐車場事業特別会計予算  第41 1定議案第51号 平成27年度田辺市木材加工事業特別会計予算  第42 1定議案第52号 平成27年度田辺市四村川財産特別会計予算  第43 1定議案第53号 平成27年度田辺市水道事業会計予算  第44 1定議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号)  第45 1定報告第 3号 平成27年度田辺市土地開発公社の事業の計画について  第46 1定報告第 4号 平成27年度一般財団法人龍神村開発公社の事業の計画に               ついて  第47 1定報告第 5号 平成27年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について  第48 1定議案第54号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第49 1定議案第55号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第50 1定議案第56号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第51 1定発議第 1号 田辺市議会委員会条例の一部改正について  第52 国体関連施設整備に関する調査について  第53 1定選第  3号 公立紀南病院組合議会議員の選挙  第54 委員会の継続審査について           ――――――――――――――――――― 〇会議に付した事件  日程第1から日程第54まで           ―――――――――――――――――― 〇議員定数 22名 〇欠  員  1名           ――――――――――――――――――― 〇出席議員              議席番号   氏   名               1番  川 﨑 五 一 君               2番  真 砂 みよ子 君               3番  久 保 浩 二 君               4番  北 田 健 治 君               5番  橘   智 史 君               6番  湯 口 好 章 君               7番  尾 花   功 君               8番  二 葉 昌 彦 君               9番  市 橋 宗 行 君              10番  安 達 幸 治 君              11番  安 達 克 典 君              12番  小 川 浩 樹 君              13番  塚   寿 雄 君              14番  松 下 泰 子 君              15番  佐 井 昭 子 君              16番  中 本 賢 治 君              17番  出 水 豊 数 君              18番  宮 本 正 信 君              20番  陸 平 輝 昭 君              21番  山 口   進 君              22番  吉 田 克 己 君           ――――――――――――――――――― 〇欠席議員  なし           ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       福 田 安 雄 君             副市長       池 田 正 弘 君             教育長       中 村 久仁生 君             企画部長      松 川 靖 弘 君             総務部長      中 瀬 政 男 君             総務部理事     田 上 豊 和 君             納税推進室長    杉 若 信 男 君
                市民環境部長    室 井 利 之 君             市民課長      廣 井 崇 史 君             保健福祉部長    田 中   敦 君             産業部長      那 須 久 男 君             水産課参事     松 場   一 君             建設部長      林   誠 一 君             大塔行政局長    藤 若 隆 司 君             大塔行政局産業建設課長                       松 本 光 生 君             消防長       小 山 裕 史 君             消防本部理事    濱 中 延 元 君             消防総務課長    安 田 浩 二 君             教育次長      小 川   鏡 君             水道部長      惠 中 祥 光 君           ―――――――――――――――――――出席事務局職員             議会事務局長    大 門 義 昭             議会事務局次長   杉 若 美津子             議会事務局主任   前 溝 浩 志             議会事務局主査   宇 代 夏 樹  開 議 ○議長(塚 寿雄君)    定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成27年第1回田辺市議会定例会5日目の会議を開きます。              (午後 1時00分)          ――――――――――――――――――― ○議長(塚 寿雄君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第 1 1定議案第11号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う                 関係条例の整備に関する条例の制定についてから  日程第44 1定議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号)まで                 一括上程 ○議長(塚 寿雄君)    日程第1 1定議案第11号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから、日程第44 1定議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号)まで、以上44件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました44件については、過日の本会議において、それぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。  この場合、ただいま議題となっております44件について、各常任委員会委員長の報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  9番、市橋宗行君。             (9番 市橋宗行君 登壇) ○9番(市橋宗行君)    総務企画委員会より御報告を申し上げます。  本委員会は、去る3月12日の本会議において付託を受けた議案9件について、17日、18日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第11号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、同議案第12号 田辺市行政手続条例の一部改正について、同議案第24号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、同議案第32号 田辺市の辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について、同議案第42号 平成27年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算及び同議案第52号 平成27年度田辺市四村川財産特別会計予算の以上6件については、全会一致により、同議案第13号 田辺市職員の給与に関する条例及び田辺市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、同議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算の所管部分及び同議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号)の所管部分の以上3件については、起立多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算の所管部分のうち、一般管理費における調査委託料にかかわって、庁舎整備に係る今後の取り組みについてただしたのに対し、「庁舎整備については、どういった形で進めるかによって、事業量や事業経費が変わり、また市民に与える影響も非常に大きいことから、平成27年度においては、事業の方向性の検討に必要な基礎資料を得るための調査を委託する。その後、学識経験者や市民代表が参画する懇話会を組織し議論を進め、平成28年度に方向性を決定したいと考えている」との答弁がありました。  次に、財産管理費における固定資産台帳整備業務委託料にかかわって、今後の台帳整備の作業工程についてただしたのに対し、「平成28年度末までの公共施設総合管理計画策定、平成29年度末までの地方公会計導入に係る整備に向けて台帳整備を進める予定である。平成27年度は固定資産台帳に係るシステム整備及び一部の資産調査を委託し、あわせて市の各所管課において資産調査を進める」との答弁がありました。  次に、企画費における田辺市価値創造戦略プロモーション業務委託料にかかわって、それによって得たノウハウの今後の有効活用についてただしたのに対し、「これまではそれぞれの担当部署において催事等のPRをしてきたが、今後は市としてどういった形で発信していくのかについて、たなべ営業室において調整すべきであると考えており、担当部署と連携を図りながら一体的に取り組みたい」との答弁がありました。  次に、合併10周年記念事業費について、記念曲以外に合併10周年をイメージできるキャッチフレーズが必要ではないかただしたのに対し、「合併10周年というだけでなく、今後10年、20年先も見据えたキャッチフレーズを検討している」との答弁がありました。  さらに、合併10周年記念事業に係るイベントだけでなく、合併後10年間における総括・検証を行うのかただしたのに対し、「合併からこれまでの10年間における地域の実情等の検証を行うことを考えており、その結果については、今後における本市のあり方の参考としていきたい」との答弁がありました。これに対し委員から、合併後10年の歩みについて市民に還元し、それに基づいて市民が次なる10年を考えていけるような情報の提供について要望がありました。  次に、常備消防費における緊急通報外国語通訳委託料について、事業の詳細説明を求めたのに対し、「本事業は、外国人傷病者からの119番通報時において、24時間対応の多言語通訳サービスを利用し、通報者、指令室、コールセンター、または傷病者、救急隊員、コールセンターによる三者間通話によって通訳を行い、発生場所や傷病内容等を把握するためのものである。なお、本事業は平成26年度から開始しており、平成26年度実績は延べ4件である」との答弁がありました。  次に、消防団費にかかわって、消防団車庫の建てかえ方針についてただしたのに対し、「平成23年に発生した台風12号災害等を踏まえ、浸水により車庫機能を果たさないものについては、優先的に移転し建てかえ、また耐震性を満たさない車庫については、耐震補強または建てかえという二本柱での取り組みを進めていく」との答弁がありました。  次に、歳入のうち市税にかかわって、空き家・廃屋の土地に係る固定資産税課税のあり方についてただしたのに対し、「現在は、住居として利用していなくとも家屋の機能を有する建物であれば、軽減特例措置制度を適用している。しかし、空き家等対策の推進に関する特別措置法が施行されたことに伴い、今後は市が空き家・廃屋について現地調査を行い、家屋の機能を有していない特定空き家等として認定した場合は、住宅用地としての軽減特例措置を適用しない運用に切りかわる」との答弁がありました。  次に、議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号)の所管部分のうち、地域情報化推進費にかかわって、公衆無線LANの整備内容及び今後の整備計画についてただしたのに対し、「今回は観光施設等17カ所、行政局等5カ所、都市公園3カ所、指定避難施設13カ所、スポーツ施設2カ所の計40カ所について、外国人観光客への案内用等のほか、防災対策を基本として整備を進めるものである。今後は、関係部署と協議を図りながら検討を進めていきたい」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成27年3月25日、総務企画委員会委員長、市橋宗行。  以上でございます。             (9番 市橋宗行君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    続いて、産業建設委員会委員長の報告を求めます。  11番、安達克典君。            (11番 安達克典君 登壇) ○11番(安達克典君)    それでは、産業建設委員会委員長報告を朗読をもって行います。  本委員会は、去る3月12日の本会議において付託を受けた議案15件について、13日、16日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第19号 田辺市手数料条例の一部改正について、同議案第20号 田辺市土地改良施設条例の一部改正について、同議案第21号 田辺市山村活性化基金条例の制定について、同議案第22号 田辺市アトリエ龍神家住宅条例の制定について、同議案第23号 田辺市特別用途地区建築条例の一部改正について、同議案第29号 市道路線の認定について、同議案第30号 市道路線の変更について、同議案第31号 市道路線の廃止について、同議案第41号 平成27年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算、同議案第43号 平成27年度田辺市簡易水道事業特別会計予算、同議案第50号 平成27年度田辺市駐車場事業特別会計予算、同議案第51号 平成27年度田辺市木材加工事業特別会計予算及び同議案第53号 平成27年度田辺市水道事業会計予算の以上13件については、全会一致により、同議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算の所管部分及び同議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号)の所管部分については、起立多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算の所管部分のうち、農業費にかかわって、鳥獣害対策について、狩猟やわな、防護柵といった従来の対策に加えて、有害鳥獣が集落に近づかないような抜本的な環境づくりや先進事例を参考にした研究等が必要ではないかただしたのに対し、「先進地の成功事例や研修会を活用するとともに、県の果樹試験場や鳥獣害対策室から専門的な情報を入手しながら、鳥獣害対策協議会を中心として取り組んでいきたい」との答弁がありました。  次に、かんきつ類の販路拡大についてただしたのに対し、「JA紀南を通じた市場流通や個別農家の顧客、直販店など流通形態はある程度確立されている。さらに知名度を向上させていくために、温州ミカンは糖度が高く、晩柑類は多品種であるといった当地域のかんきつの特徴を生かしながら、今後とも田辺市柑橘振興協議会を中心として販売促進に取り組みたい」との答弁がありました。  次に、紀州梅おもてなし魅力発信事業費補助金を活用した国体での梅のPR方法について詳細説明を求めたのに対し、「当地で開催される紀の国わかやま国体・わかやま大会における各競技大会を通じて、来訪客等へ個別包装の減塩味つけ梅干しを提供するとともに、国体選手やチームへアスリート向けに開発したウメパワプラスの提供を行うことで、疲労回復等の機能性など梅の魅力を広くPRするものである。さらに、ポスターの掲示やチラシ等を配付するなど、今後の販路拡大につなげる取り組みもあわせて実施するものである」との答弁がありました。  次に、林業費にかかわって、市有林材の販路拡大についてただしたのに対し、「山村地域の活性化、林業振興を推進するため、現在、植樹、伐採から加工、販売に至るまで全てを網羅し、さらには木質バイオマスといった自然エネルギーの活用の推進など、市有林のあり方について積極的に議論を重ねているところである」との答弁がありました。  次に、林業土木費にかかわって、林道整備を取り巻く状況について説明を求めたのに対し、「林道の開設については、合併以前から国の補助金を活用しながら積極的に推進してきたところであるが、近年は国への要求額の増加や予算額の減少も相まって非常に厳しい状況である。森林整備事業については、今後とも優先順位を考慮しながら実施したいと考えている」との答弁がありました。  これに対し委員から、伐採や搬出に係る機械化が進んではいるものの、市有林を効率よく活用しながら山村振興を図るためには、搬出するための林道整備等が非常に重要であるとの意見がありました。  次に、水産業費にかかわって、国体等の機会を捉えて地域の海産物を広くPRすることが販路拡大を図るために必要ではないかただしたのに対し、「紀州ヒロメや紀州イサギ等パンフレット観光パンフレットとともに訪問客に配付するなど、地場産品のさらなる認知度向上のためPR活動の促進に取り組みたい」との答弁がありました。  次に、観光費にかかわって、世界遺産等を生かした魅力あるまち検討事業について、市民のさまざまなアイデアが反映された検討が行われるのかただしたのに対し、「世界遺産登録後10年の取り組みの検証と今後の追加登録を目指す中、闘鶏神社を中心とした町なかのにぎわいを創出するため、商工、観光関係者地域住民参画型の検討委員会を計画しているところである」との答弁がありました。  さらに委員から、今後長い将来にわたって本市の観光施策が進展していくためには、現状の分析や情報収集等をもとに高い判断力を養うことが非常に重要ではないかただしたのに対し、「今後の持続的な発展を目指した本市の観光地域としてのあり方について、当該検討事業地方創生総合戦略プラン、さらに観光アクションプランにおいて、さまざまな観点から総合的に判断して検討を重ねていきたい」との答弁がありました。  次に、道路橋梁費にかかわって、市道改修等の要望状況についてただしたのに対し、「例年町内会等から50件程度の要望がある中で、40件程度を予算化している。町内会等と協議しながら、危険箇所等優先順位の高い要望にはできる限り応えていくようにしている」との答弁がありました。  次に、都市計画費にかかわって、建設残土処分場整備工事終了後の土地活用について詳細説明を求めたのに対し、「基本的には農地として一括売却を検討している」との答弁があり、これに対し委員から、大規模な事業であったことからも、今後の売却について庁内協議を重ねながら円滑な事業の推進に努めることが重要であるとの意見がありました。  次に、議案第53号 平成27年度田辺市水道事業会計予算にかかわって、災害を見据えた自己水源の確保が緊急時の備えになるのではないかただしたのに対し、「今後、今ある水源に新たに求める水源も踏まえた水源に係る基本計画的なものを策定していきたい。新たな自己水源を求める中で、自己水源量を50%程度へ持っていき、不足分については、旧町村地域から求めることも選択肢に入れて計画していかなければならないと考えている」との答弁がありました。これに対し委員から、市民の安心安全を確保するためにも、災害時において自己水源が確保できていることが非常に重要であり、今後とも広い視野で水源確保に努めるよう要望がありました。  次に、議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号)の所管部分のうち、商工費にかかわって、プレミアム商品券を利用するに当たり、居住地域によっては、利用できる店舗が少ないなど利用しづらい地域もあるのではないかとの意見がありました。  今回のプレミアム商品券事業やふるさと旅行券事業など地方創生の先行的な取り組みを充実させることによって、多くの市民や商店等にその利益を還元することで、市内の消費拡大と地域経済活性化を促進することが非常に重要であり、事業実施に当たっては、関係機関と十分連携を図りながらPR活動や新商品の提案などに取り組んでいただきたいとの要望がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成27年3月25日、産業建設委員会委員長、安達克典。            (11番 安達克典君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    続いて、文教厚生委員会委員長の報告を求めます。  14番、松下泰子君。            (14番 松下泰子君 登壇) ○14番(松下泰子君)    文教厚生委員会委員長報告を行います。  本委員会は、去る3月12日の本会議において付託を受けた議案24件について、16日、17日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第14号 田辺市保育所条例の一部改正について、同議案第15号 田辺市学童保育所条例の一部改正について、同議案第16号 田辺市子ども医療費の支給に関する条例の一部改正について、同議案第18号 田辺市老人医療費の支給に関する条例及び田辺市重度障害者等医療費の支給に関する条例の一部改正について、同議案第26号 田辺市就学指導委員会条例の一部改正について、同議案第27号 田辺市立幼稚園条例の一部改正について、同議案第28号 田辺市体育施設条例の一部改正について、同議案第37号 田辺市指定地域密着型サービス等の基準等を定める条例の一部改正について、同議案第38号 田辺市地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の制定について、同議案第39号 田辺市指定介護予防支援等の基準等を定める条例の制定について、同議案第44号 平成27年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算、同議案第45号 平成27年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算、同議案第46号 平成27年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算、同議案第47号 平成27年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算、同議案第48号 平成27年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算、同議案第49号 平成27年度田辺市診療所事業特別会計予算、同議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号)の所管部分の以上17件については、全会一致により、同議案第17号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について、同議案第25号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、同議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算の所管部分、同議案第34号 平成27年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算、同議案第35号 平成27年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算、同議案第36号 田辺市介護保険条例の一部改正について、同議案第40号 平成27年度田辺市介護保険特別会計予算の以上7件については、起立多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  議案第16号 田辺市子ども医療費の支給に関する条例の一部改正についてにかかわって、拡充に至った実績の検証の経過を確認した上で、中学校卒業までの子どもの入院費無料化拡充は評価するものの、今後も精度の高い検証により市民の願いでもある対象範囲のさらなる拡充に向けた検討を要望しました。  次に、議案第17号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正についてにかかわって、本改正により、改正前の対象者が不利益をこうむることがないかただしたのに対し、「現行制度における対象者のうち、1~2%に当たる方は、改正に伴い対象外となる可能性があるが、新制度に移行する際の申請時において十分事情を聴取し適切な対応に努める」との答弁がありました。  次に、議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算の所管部分のうち、保健衛生費の予防接種事業にかかわって、助成対象外の小児のインフルエンザ予防接種に対する助成及び助成対象ではあるものの自己負担の大きい予防接種に関して市の考えをただしたのに対し、「予防接種の助成については、予防接種法に定める定期予防接種であること及び地域性による蔓延を予防する必要性の観点などから判断しており、今後も地域性及び市民や医療機関の意向なども考慮して検討していく。また、自己負担についてもできるだけ小さく抑えられるよう努力したい」との答弁がありました。  また、検診事業にかかわって、本市の受診率向上のため、平成27年度から開始する「健康推進員」の配置についてただしたのに対し、「本市では新年度に11名を委嘱し、各種検診において総じて受診率30%を目標に啓発等に取り組む」との答弁がありました。  次に、保健体育費の夢の教室事業にかかわって、詳細説明を求めたのに対し、「本事業は平成25年度から28年度までの4カ年事業であり、公益財団法人日本サッカー協会が派遣する講師が市内全小学校の5年生を対象に、授業形式で子供たちとコミュニケーションを図りながら、夢を持つことの大切さを伝えるなど、健全育成を図るものである」との答弁がありました。  次に、国民体育大会費にかかわって、紀の国わかやま国体・わかやま大会開催に対する市民への周知、関心の向上及び子供たちに競技に触れる機会の確保に向けた取り組みについてただしたのに対し、「市民への啓発については、さまざまなイベントを活用した国体マスコット等によるPR、ホームページ、地元FMラジオ、各行政局管内への横断幕や看板の設置等を行ってきたが、新年度においては、行政局単位の採火式、それに続く集火式を計画している。さらに、教育委員会において小中学生を対象に1人1回は競技観戦の機会を設けるための取り組みを進めているところである」との答弁がありました。  次に、学校給食費のうち、給食業務委託料にかかわって、内容変更の理由をただしたのに対し、「城山台学校給食センターにおける配送回収業務委託料の約1,200万円の増額は、和歌山労働局から指導のあった調理業務と配送業務に係る業務の整理による人員の配置がえ、車両運行管理上の燃料費等の負担の所在を整理し移管したことによるものである」との答弁がありました。  次に、議案第40号 平成27年度田辺市介護保険特別会計予算のうち、一般管理費にかかわって、介護予防・日常生活支援モデル事業の概要についてただしたのに対し、「制度改正により、介護予防日常生活支援総合事業として訪問介護、予防介護事業が市の事業に移行するに当たり、これまで実施できていない事業の検討、拡大も視野に入れ、本宮町四村川地区及び市街地においてモデル事業を実施し、新制度における事業の実施方法や市の事業単価設定等の検証を行うものである」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成27年3月25日、文教厚生委員会委員長、松下泰子。            (14番 松下泰子君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    以上で、各常任委員会委員長の報告が終了いたしました。  これより質疑に入ります。
     ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論は一括して行います。討論はありませんか。             (「討論あり」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  2番、真砂みよ子君。            (2番 真砂みよ子君 登壇) ○2番(真砂みよ子君)    2番、日本共産党の真砂みよ子です。1定議案第13号及び17号、25号、33号、34号、35号、36号、40号、57号の9議案に対して反対の立場で討論を行います。  まず、最初に1定議案第13号 田辺市職員の給与に関する条例及び田辺市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてですが、これは55歳以降の職員給与が平均月額7,000円、年間にしますと11万円の引き下げになります。3年間は既得権が失われることのないようにという措置はとられますが、基本的にはこの地域で回るお金がどんどん減っていく。地方創生が地方からの回復だと言いながら、地方そのものがどんどん疲弊するような流れになっている。この国の流れにそのまま沿うという予算では、やはり地方は回復できません。  次に、1定議案第17号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正についてですが、改正内容は第2条第2項中、「監護する」を「扶養する」ことに改めるものです。その結果、ひとり親家庭の子供に対する医療費の無料化が対象者のうち、1%から2%が受けられなくなるおそれがあるという当局の説明でした。たとえ少数であっても、ひとり親家庭の医療費の無料の支援を受けられないことになるおそれのあるこの条例は認められません。  次に、1定議案第25号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてですが、これは教育委員長と教育長を一本化して、教育長の権限を強化するというものです。その結果、教育委員会を首長任命の教育長の支配下に置き、教育行政への首長の介入に道を開くものです。  そもそも教育は、子供の成長・発達のための文化的な営みであり、教員と子供との人間的な触れ合いを通じて行われるものです。そこには自由や自主性が不可欠です。だからこそ、戦前の教訓も踏まえ、憲法のもとで政治権力による教育内容への介入、支配は厳しく戒められてきたのです。政府がこの法案を制定した狙いは、侵略戦争美化の安倍流愛国心教育の押しつけと異常な競争主義を教育に持ち込むものです。このような狙いの法律を田辺市で条例化することには断固反対です。  次に、1定議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算についてです。  昨年4月に消費税が5%から8%に引き上げられ、市民の暮らしはますます厳しく、財布のひももゆるむひまがありません。  地方自治法で定められた自治体の責務、本来の役割は住民の福祉の増進です。その役割を発揮するために、国の悪政から市民の暮らしを守るための予算であるべきです。しかし、残念ながらそうはなっていません。  具体例を挙げますと、子育て支援が不十分だと考えます。子供の医療費では、入院費が小学校卒業から中学校卒業まで延長され、改善されました。この点については評価するものです。しかし、多くの子育て世代の皆さんの要望は、中学校卒業までの通院費の無料化です。子供は突然病気になります。負担感の重い子供の医療費は、義務教育の間は無料にしてほしいというのが切なる願いです。しかし、その願いに応えるものにはなっていません。  また、公立保育所についても、職員の半数以上が臨時職員です。正規の職員と同じ責任と役割を果たすことを求められながら、待遇は低く抑えるという今のやり方は認められません。教育費も児童生徒一人一人に十分手が届くような予算になっていません。田辺市の将来を担う子供たちにもっとお金をかけるべきです。  建設部関係では、市民の生活に密着した市道の維持管理が不十分です。50件の要望のうち40件が実現する予算だといいますが、市への要望を出す前に、町内会に取捨選択を強いています。また、マイナンバーの導入のシステム委託料が予算化されていますが、マイナンバーは個人情報の保護の観点から認めるわけにはいきません。  今回の予算では、所得税の部分の情報について、庁内での利用のためのいわゆる通し番号をつけるということですが、一旦番号がつけられるところの番号に付与される情報が膨大な情報になっています。将来的には、企業による活用につながるもので、政府の国民を一元管理しようという思惑とマーケティングに活用するという財界から出されてきた要望であり、認められません。  次に、1定議案第34号 平成27年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算についてですが、政府は国保の都道府県一元化の流れの中で、保険給付費が減らずに、財政安定化拠出金が20億円近くもふえ、不必要に国保特別会計が膨らむだけになっています。国民健康保険は、市民の願いに応えられるように、身近な会計として機能されるべきです。  次に、1定議案第35号 平成27年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算については、高齢になれば病気がちになるにもかかわらず、75歳以上の高齢者ばかりで保険制度を構成するという根本矛盾を抱えています。この矛盾を解決しないままでの改善策はなく、廃止する以外ないというのが、私たち日本共産党の主張です。現在75歳以上の高齢者も今までは若く元気で高齢者を支えてこられた皆さんです。支え合う制度に戻すべきです。  次に、1定議案第36号 田辺市介護保険条例の一部改正について、介護保険料の段階が6階層から9階層に改正されることについては、異論はありませんが、3年ごとに見直される保険料が今回の改定でも引き上げられており、高齢者の生活をますます圧迫することになり、賛成はできません。  次に、1定議案第40号 平成27年度田辺市介護保険特別会計予算について、27年度は3年ごとの見直しの年であり、第6期が始まります。大きな改正点は、要支援1、2の方が介護保険制度から外されることです。その上、保険料も高くなり、利用料も所得により1割負担が2割負担になります。  施設入所も貯蓄があれば利用料の負担増になるなど、介護の社会化という制度発足の精神をかなぐり捨てています。保険料は納めたけれども、介護は受けられなかったということのないよう、本来の理念に立ち返るべきです。  最後に、1定議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号)についてです。  地方創生とまち・ひと・しごとの交付税を活用する補正予算です。その中では、確かに地方にお金が来る喜ばしいもの、完全に否定をすべきではないものも含まれています。しかし、地方にお金を回すと言いながら、中央のコンサルに発注せざるを得ないものもあり、東京への一極集中の是正とは相入れないものです。昨年末の閣議決定後、短期間でこの予算編成を強いられた職員の皆さんは、大変な御苦労だったと思います。年度末のこんな時期に補正予算での対応を迫ったのは、統一地方選挙への影響を考えた政府与党による税金を使った選挙買収にほかならず、許されません。  そもそも景気が悪く地方の経済が疲弊した原因は消費税の引き上げです。二度の消費税増税が日本経済を深刻な危機に陥れたのに、その苦い経験も顧みず、消費税増税と大不況の悪循環をまた繰り返しました。こんな道に未来はありません。しかも、安倍政権は社会保障のためといって、消費税を8兆円も増税しながら、社会保障費の自然増削減、再度改悪路線を復活、強化して、介護、年金、医療、生活保護など手当たり次第に切り捨てようとしています。  財政が大変と言いながら、285兆円もの内部留保がある大企業に今後2年間で1.6兆円もの大減税をばらまこうとしています。軍事費は、3年連続の増額で史上最大の約5兆円となり、その内容もステルス戦闘機やオスプレイ、水陸両用車など自衛隊を海外で戦争する軍隊に変質させるものです。  アベノミクスの破綻と行き詰まりに直面しています。日本銀行の調査でも、1年後に景気がよくなると答えたのはわずか7.3%にすぎず、悪くなるは37.8%にのぼり、アベノミクスへの幻想は急速にはがれ落ちています。大企業や大金持ちが利益をふやせば、国民にも回ってくる、このようなアベノミクスの根本にある考え方が間違っているのです。利益悪化の原因は、消費税の引き上げであり、その根本原因の改善なく、今回のような交付税のばらまきでは改善されないと指摘して反対討論といたします。  以上です。            (2番 真砂みよ子君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。             (「討論あり」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    22番、吉田克己君。            (22番 吉田克己君 登壇) ○22番(吉田克己君)    22番、吉田克己です。議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。  私は、さきの一般質問の中でもこう申し上げました。平成27年度は田辺市にとって大切な年度になると思うと申し上げました。ことしは、新しい田辺市が誕生して10周年を迎える中で、今後10年を見据えた新たなまちづくり元年とも言えるのではないでしょうか。まさに重要な平成27年度になると思います。  そういった中で、国におきましては、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保し、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくための施策として、昨年、「まち・ひと・しごと創生法」が制定されました。いわゆる地方創生であります。  田辺市では、この地方創生を先取りしたともいえる「価値創造プロジェクト」が今年度から既に始まっています。さらに新年度からは、次なる10年を展望する戦略ビジョン等の策定と連動して、地方創生に取り組むための地方人口ビジョンの策定や田辺市版の総合戦略の取りまとめに向けた取り組みが本格的に始まります。  今回の当初予算にありましては、そうした地方創生を含めたまちづくりに係る予算措置を初め、子育て支援対策としては、子ども医療費について、中学生までの入院医療費に係る自己負担分の助成など、一歩ずつではあっても施策の充実が見られます。  また、昨年は、熊野古道世界遺産登録10周年という記念すべき年でありましたが、新たに「潮見峠越」や「赤木越」、「闘鶏神社」などの世界遺産追加登録に向けた取り組みがスタートします。  中心市街地における観光振興という観点からしましても、闘鶏神社の追加登録が実現すれば、町なかへの観光客の誘客に向け大きなメリットがあるのではないかと思います。  全国的に地方を取り巻く状況は依然として厳しいものがありますが、私は、今後将来にわたって田辺市が持続発展していくためには、今が大変重要なときであると考えております。  田辺市を内外に広く情報発信し、そして田辺の持つ魅力を戦略的にアピールしながら、市長が常々言われています、いわゆる「交流人口の拡大」に向けた攻めの政策を果敢に、しかも粘り強く断行していくことが、従前にも増して求められると考えます。  この新年度予算につきましては、欲を言えば切りがありませんし、全ての課題解決が図られるわけでもありません。そのことは十分承知をしています。限られた財源の中で、市長がよく言われる選択と集中に主眼を置きながら編成された予算であると私は認識しています。  以上、賛成の立場から意見を申し上げ、私の賛成討論といたします。            (22番 吉田克己君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    他に討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより、ただいま議題となっております44件について順次採決に入ります。 ◎日程第1 1定議案第11号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う                関係条例の整備に関する条例の制定について ○議長(塚 寿雄君)    それでは、1定議案第11号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてお諮りいたします。  議案第11号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第11号は可決いたしました。 ◎日程第2 1定議案第12号 田辺市行政手続条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第12号 田辺市行政手続条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第12号は可決いたしました。 ◎日程第3 1定議案第13号 田辺市職員の給与に関する条例及び田辺市企業職員の給                与の種類及び基準に関する条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第13号 田辺市職員の給与に関する条例及び田辺市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(塚 寿雄君)    起立多数であります。  よって、1定議案第13号は可決いたしました。 ◎日程第4 1定議案第14号 田辺市保育所条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第14号 田辺市保育所条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第14号は可決いたしました。 ◎日程第5 1定議案第15号 田辺市学童保育所条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第15号 田辺市学童保育所条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第15号は可決いたしました。 ◎日程第6 1定議案第16号 田辺市子ども医療費の支給に関する条例の一部改正について
    ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第16号 田辺市子ども医療費の支給に関する条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第16号は可決いたしました。 ◎日程第7 1定議案第17号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第17号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(塚 寿雄君)    起立多数であります。  よって、1定議案第17号は可決いたしました。 ◎日程第8 1定議案第18号 田辺市老人医療費の支給に関する条例及び田辺市重度障                害者等医療費の支給に関する条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第18号 田辺市老人医療費の支給に関する条例及び田辺市重度障害者等医療費の支給に関する条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第18号は可決いたしました。 ◎日程第9 1定議案第19号 田辺市手数料条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第19号 田辺市手数料条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第19号は可決いたしました。 ◎日程第10 1定議案第20号 田辺市土地改良施設条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第20号 田辺市土地改良施設条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第20号は可決いたしました。 ◎日程第11 1定議案第21号 田辺市山村活性化基金条例の制定について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第21号 田辺市山村活性化基金条例の制定についてお諮りいたします。  議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第21号は可決いたしました。 ◎日程第12 1定議案第22号 田辺市アトリエ龍神家住宅条例の制定について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第22号 田辺市アトリエ龍神家住宅条例の制定についてお諮りいたします。  議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第22号は可決いたしました。 ◎日程第13 1定議案第23号 田辺市特別用途地区建築条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第23号 田辺市特別用途地区建築条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第23号は可決いたしました。 ◎日程第14 1定議案第24号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁                 償に関する条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第24号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第24号は可決いたしました。 ◎日程第15 1定議案第25号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改                 正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例                 の制定について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第25号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(塚 寿雄君)    起立多数であります。  よって、1定議案第25号は可決いたしました。 ◎日程第16 1定議案第26号 田辺市就学指導委員会条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第26号 田辺市就学指導委員会条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第26号は可決いたしました。 ◎日程第17 1定議案第27号 田辺市立幼稚園条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第27号 田辺市立幼稚園条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第27号は可決いたしました。
    ◎日程第18 1定議案第28号 田辺市体育施設条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第28号 田辺市体育施設条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第28号は可決いたしました。 ◎日程第19 1定議案第29号 市道路線の認定について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第29号 市道路線の認定についてお諮りいたします。  議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第29号は可決いたしました。 ◎日程第20 1定議案第30号 市道路線の変更について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第30号 市道路線の変更についてお諮りいたします。  議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第30号は可決いたしました。 ◎日程第21 1定議案第31号 市道路線の廃止について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第31号 市道路線の廃止についてお諮りいたします。  議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第31号は可決いたしました。 ◎日程第22 1定議案第32号 田辺市の辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第32号 田辺市の辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定についてお諮りいたします。  議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第32号は可決いたしました。 ◎日程第23 1定議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第33号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(塚 寿雄君)    起立多数であります。  よって、1定議案第33号は可決いたしました。 ◎日程第24 1定議案第34号 平成27年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第34号 平成27年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第34号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(塚 寿雄君)    起立多数であります。  よって、1定議案第34号は可決いたしました。 ◎日程第25 1定議案第35号 平成27年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第35号 平成27年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第35号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(塚 寿雄君)    起立多数であります。  よって、1定議案第35号は可決いたしました。 ◎日程第26 1定議案第36号 田辺市介護保険条例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第36号 田辺市介護保険条例の一部改正についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第36号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(塚 寿雄君)    起立多数であります。  よって、1定議案第36号は可決いたしました。 ◎日程第27 1定議案第37号 田辺市指定地域密着型サービス等の基準等を定める条                 例の一部改正について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第37号 田辺市指定地域密着型サービス等の基準等を定める条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第37号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第37号は可決いたしました。 ◎日程第28 1定議案第38号 田辺市地域包括支援センターにおける包括的支援事業                 の実施に係る基準を定める条例の制定について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第38号 田辺市地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の制定についてお諮りいたします。  議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第38号は可決いたしました。 ◎日程第29 1定議案第39号 田辺市指定介護予防支援等の基準等を定める条例の制定について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第39号 田辺市指定介護予防支援等の基準等を定める条例の制定についてお諮りいたします。  議案第39号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。
     よって、1定議案第39号は可決いたしました。 ◎日程第30 1定議案第40号 平成27年度田辺市介護保険特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第40号 平成27年度田辺市介護保険特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第40号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(塚 寿雄君)    起立多数であります。  よって、1定議案第40号は可決いたしました。 ◎日程第31 1定議案第41号 平成27年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第41号 平成27年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第41号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第41号は可決いたしました。 ◎日程第32 1定議案第42号 平成27年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第42号 平成27年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第42号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第42号は可決いたしました。 ◎日程第33 1定議案第43号 平成27年度田辺市簡易水道事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第43号 平成27年度田辺市簡易水道事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第43号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第43号は可決いたしました。 ◎日程第34 1定議案第44号 平成27年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第44号 平成27年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第44号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第44号は可決いたしました。 ◎日程第35 1定議案第45号 平成27年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第45号 平成27年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第45号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第45号は可決いたしました。 ◎日程第36 1定議案第46号 平成27年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第46号 平成27年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第46号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第46号は可決いたしました。 ◎日程第37 1定議案第47号 平成27年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第47号 平成27年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第47号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第47号は可決いたしました。 ◎日程第38 1定議案第48号 平成27年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第48号 平成27年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第48号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第48号は可決いたしました。 ◎日程第39 1定議案第49号 平成27年度田辺市診療所事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第49号 平成27年度田辺市診療所事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第49号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第49号は可決いたしました。 ◎日程第40 1定議案第50号 平成27年度田辺市駐車場事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第50号 平成27年度田辺市駐車場事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第50号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第50号は可決いたしました。 ◎日程第41 1定議案第51号 平成27年度田辺市木材加工事業特別会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第51号 平成27年度田辺市木材加工事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第51号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第51号は可決いたしました。 ◎日程第42 1定議案第52号 平成27年度田辺市四村川財産特別会計予算
    ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第52号 平成27年度田辺市四村川財産特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第52号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第52号は可決いたしました。 ◎日程第43 1定議案第53号 平成27年度田辺市水道事業会計予算 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第53号 平成27年度田辺市水道事業会計予算についてお諮りいたします。  議案第53号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第53号は可決いたしました。 ◎日程第44 1定議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号) ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定議案第57号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第9号)についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第57号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立多数) ○議長(塚 寿雄君)    起立多数であります。  よって、1定議案第57号は可決いたしました。  休 憩 ○議長(塚 寿雄君)    この場合、午後2時15分まで休憩いたします。              (午後 2時04分)          ―――――――――――――――――――  再 開 ○議長(塚 寿雄君)    休憩前に引き続き会議を開きます。              (午後 2時14分) ◎日程第45 1定報告第3号 平成27年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから  日程第47 1定報告第5号 平成27年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで一括上程 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、日程第45 1定報告第3号 平成27年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから、日程第47 1定報告第5号 平成27年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上3件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました報告案件3件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。 ◎日程第45 1定報告第3号 平成27年度田辺市土地開発公社の事業の計画について ○議長(塚 寿雄君)    それでは、まず1定報告第3号 平成27年度田辺市土地開発公社の事業の計画について、質疑に入ります。  議案書181ページから193ページまでです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第3号は以上で終わります。 ◎日程第46 1定報告第4号 平成27年度一般財団法人龍神村開発公社の事業の計画について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定報告第4号 平成27年度一般財団法人龍神村開発公社の事業の計画について、質疑に入ります。  議案書194ページから197ページまでです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第4号は以上で終わります。 ◎日程第47 1定報告第5号 平成27年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、1定報告第5号 平成27年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について、質疑に入ります。  議案書198ページから201ページまでです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第5号は以上で終わります。 ◎日程第48 1定議案第54号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから  日程第50 1定議案第56号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてまで一括上程 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、日程第48 1定議案第54号から日程第50 1定議案第56号までの3件の人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案第54号から第56号までの人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての3議案につきまして、一括して御説明申し上げます。  まず、議案第54号につきましては、人権擁護委員、前田司枝氏の任期が平成27年6月30日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市天神崎6番40号、前田司枝、昭和23年1月12日生まれ、67歳、無職でございます。  次に、議案第55号につきましては、人権擁護委員、中田智津子氏の任期が平成27年6月30日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市秋津町1418番地の1、中田智津子、昭和22年7月15日生まれ、67歳、無職でございます。  次に、議案第56号につきましては、人権擁護委員、坂本みや子氏の任期が平成27年6月30日をもって満了いたしますので、その後任といたしまして、新たに大倉久美子氏を同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市中三栖1544番地の5、大倉久美子、昭和32年11月24日生まれ、57歳、無職でございます。  以上、どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより一括して質疑に入ります。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    質疑なしと認めます。  この場合、お諮りいたします。  ただいま議題となっております3件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっている3件については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  これより、ただいま議題となっている3件について順次採決に入ります。 ◎日程第48 1定議案第54号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(塚 寿雄君)    それでは、お諮りいたします。  1定議案第54号は、これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第54号は、これを異議なしとすることに決しました。
    ◎日程第49 1定議案第55号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(塚 寿雄君)    続いて、お諮りいたします。  1定議案第55号は、これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第55号は、これを異議なしとすることに決しました。 ◎日程第50 1定議案第56号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(塚 寿雄君)    続いて、お諮りいたします。  1定議案第56号は、これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第56号は、これを異議なしとすることに決しました。 ◎日程第51 1定発議第1号 田辺市議会委員会条例の一部改正について上程 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、日程第51 1定発議第1号 田辺市議会委員会条例の一部改正について上程いたします。  提出者の説明を求めます。  議会運営委員会委員長、12番、小川浩樹君。            (12番 小川浩樹君 登壇) ○12番(小川浩樹君)    ただいま上程されました1定発議第1号について、議会運営委員会を代表して、私から提案説明をさせていただきます。  1定発議第1号 田辺市議会委員会条例の一部改正について。  田辺市議会委員会条例の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第109条第6項の規定により提出する。平成27年3月25日。  提出者でございますが、議会運営委員会からの提出とさせていただいております。  提案理由については、地方自治法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。  今回の田辺市議会委員会条例の一部改正は、教育委員長と教育長を一本化し、教育行政の新たな責任者である新教育長を置くことなどを内容とする「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」にあわせて、市長及び行政委員会の委員長等の出席義務を定める地方自治法第121条が改正されたことに伴い、委員会条例第20条に規定する「教育委員会の委員長」を「教育委員会の教育長」に改めるものでございます。  なお、この条例の施行日は平成27年4月1日でございますが、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」の附則については、現在の教育長と教育委員会委員長の任期についての経過措置が規定されていることから、田辺市議会委員会条例の一部を改正する条例の附則においても同様に経過措置を設けております。  以上、御審議の上、御賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。            (12番 小川浩樹君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております発議第1号については、会議規則第37条第2項本文の規定により、委員会の付託を省略いたします。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  発議第1号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第1号は原案のとおり可決いたしました。 ◎日程第52 国体関連施設整備に関する調査について上程 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、日程第52 国体関連施設整備に関する調査について上程いたします。  国体関連施設整備特別委員会委員長の報告を求めます。  18番、宮本正信君。            (18番 宮本正信君 登壇) ○18番(宮本正信君)    国体関連施設整備特別委員会の委員長報告を行います。  平成25年5月30日の本会議において設置されました国体関連施設整備特別委員会は、本年秋に開催される「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」における競技施設となる三四六総合運動公園並びに目良公園の施設整備の重要性に鑑み、これまで11回にわたり委員会を開催し、施設の整備状況等について、当局の説明を聴取するとともに、必要に応じて実地踏査を行い、国体終了後における当地方のスポーツ振興強化に取り組む拠点施設ともなる総合運動公園整備について、さまざまな観点から将来展望等も視野に鋭意議論を重ねてまいりました。  まず、国体関連施設整備事業の概要等について、以下のとおり報告申し上げます。  本県においては、平成27年に第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」及び第15回全国障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」が、各市町村において開催されます。  田辺市における開催競技についてでありますが、「紀の国わかやま国体」では、サッカー(少年男子)、ボクシング(全種別)、軟式野球(成年男子)、弓道(全種別)の四つの正式競技に加えて、合気道、インディアカ、キンボールスポーツのデモンストレーションスポーツが、また、「紀の国わかやま大会」では、バスケットボール(知的障害)、バレーボール(精神障害)の二つの正式競技の開催が決定されています。  そういった中で、既存施設の老朽化が非常に著しく、国体競技における施設基準を満たしていないことから、競技会場となる各施設の整備が平成22年度から着手されており、現時点で国体関連施設はほぼ完了し、残すところ合宿誘致に向けた野球場附帯施設の投球練習場整備のみとなっています。  本事業に係る財源については、本市が事業主体となり都市計画事業として認定を受ける中で、両事業とも国土交通省所管の社会資本整備総合交付金を活用し、これまで順調に事業が進められてまいりました。  まず、三四六総合運動公園整備事業についてでありますが、旧南紀スポーツセンター及び三四六公園を含む約31ヘクタールの区域を一体的かつ総合的な運動公園とすべく、体育館管理宿泊棟、陸上競技場、硬式野球場、室内練習場、多目的グラウンド並びにテニスコートをそれぞれ整備するもので、総事業費は約89億円を見込んでいます。なお、今般の南紀スポーツセンターのリニューアルに係る整備費並びに新たな施設の今後の維持管理に要する経費等については、一定の基準に基づき県において負担していただけることとなっています。  主な施設の整備概要については、南紀スポーツセンター跡地に建築された体育館管理宿泊棟は地下1階、地上2階建ての鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)で、延床面積7,964平方メートル、地下1階には陸上競技場関係の諸室やトレーニングルーム、倉庫等が設置されています。  地上1階部分の体育館アリーナは1,812平方メートルで、バスケットボールやバレーボールコートが2面配置可能な仕様となっており、地上2階部分には1,048席の観覧席や宿泊室が配置されています。  宿泊棟の定員は152人(8人部屋14室、4人部屋8室、障害者対応の2人部屋4室)で、最大200人収容可能な多目的ホールも設けられており、総工費約27億8,800万円、平成26年5月に竣工いたしました。  体育館に隣接する陸上競技場については、広場、緑地、駐車場を含む施工面積が約5ヘクタール、400メートルトラック全8レーン仕様となっており、全天候型フルウレタン舗装、投てき対応人工芝及びミスト噴霧装置、ナイター照明設備が設置されており、紀南地方唯一の本格的な日本陸上競技連盟公認の陸上競技場になります。  メーンスタンドは、約1,000人、芝生観覧席は約2,200人収容可能となっており、総工費約8億4,600万円、平成26年12月に竣工いたしました。  硬式野球場については、両翼100メートル、センター最深部122メートル、地下1階、地上2階建て、延床面積992平方メートル(グラウンド整備約1万3,000平方メートル)で、内野は黒土舗装、外野には人工芝が敷設され、ナイター照明設備が設置されています。  内野スタンドは約1,700人、外野芝生スタンドは約3,300人収容可能となっており、総収容人数が最大5,000人の硬式野球場となり、総工費約21億900万円、本年5月末竣工予定となっています。  硬式野球場の現場工事は間もなく完了の見込みとなっており、現在、残る野球場附帯施設の投球練習場整備事業に向け、鋭意準備が進められているところであります。  さらに、隣接地には鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)平家建て、延床面積1,992平方メートルの雨天練習場を併設するほか、大規模災害時における防災用備品等の収納施設として、新たに防災備蓄倉庫の整備を初め、多目的グラウンド、テニスコートが整備されました。  また、三四六総合運動公園の愛称について全国に公募したところ、北海道から九州までの25都道府県から81人、339点の応募があり、本市のスポーツ公園であることがわかりやすく、また市民にも愛着を持ってもらえる愛称として教育委員会や体育協会等により組織された選考委員会での審査を経て、昨年8月にはその愛称が「田辺スポーツパーク」に決定しました。  田辺スポーツパーク内には、約450台収容の駐車場と約230台収容の駐輪場、大型バス専用駐車場、公衆トイレ、多目的広場(公園)などが設置されていますが、国体開催期間中には、多目的グラウンド等を活用した上で、約650台収容可能な臨時駐車場が増設されることとなります。  一方、目良公園整備事業についてでありますが、国体において同公園が弓道競技の会場となることから、老朽化が進む市民球場を解体撤去し、その跡地を活用し新たに弓道場を整備するものであります。  まず、近的弓道場については、平成24年9月から着工し、総工費約2億6,300万円、平成25年7月に竣工いたしました。  新たな近的弓道場(28メートル)は、鉄骨平家建て、敷地面積約2,400平方メートル、12人が同時に矢を射ることが可能で、射場と的場、選手控室、審判席、更衣室、100人収容可能な観覧席が設置されています。  さらに、近的弓道場の整備とともに、平成25年7月から建設を進めていた遠的弓道場(60メートル)は、総工費約1億1,500万円、平成26年2月に竣工いたしました。  遠的弓道場は、鉄骨平家建て、敷地面積約1,900平方メートル、射場は178平方メートル、9人が同時に矢を射ることが可能となっており、近的と併設した遠的の9人立ちというのは、本市の弓道場が近畿最大規模を誇る施設となります。  また、同公園内に併設の多目的広場(約9,700平方メートル)は、少年サッカーやグラウンドゴルフ、各種イベント等での使用が見込まれ、209台収容の駐車場と108台収容の駐輪場、公衆トイレが設置されています。  三四六総合運動公園及び目良公園の整備にかかわる特別委員会は、前任期中の平成22年7月に設置された「国体に係る三四六総合運動公園等整備特別委員会」以来、今期においても新たに「国体関連施設整備特別委員会」を設置し、「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」に向けて、競技施設基準を満たした施設整備の促進という当該事業の重要性に鑑み、これまで鋭意集中的に審査を行ってまいりました。  本委員会の調査の終結に当たり、今後の課題とされる主な事項については、次の4点であります。  ①田辺スポーツパークが県の広域防災拠点として、甚大な災害時等においてその機能を十分発揮できるよう体制の整備に努めるとともに、県との連携強化を図ること。  ②日本陸上競技連盟から全天候型第4種公認陸上競技場として認定された陸上競技場の早期の第3種公認の認定に向け、今後とも関係各団体と連携を図りながら取り組むこと。  ③陸上競技場及び体育館管理宿泊棟における今後の維持管理に要する経費等については、県においても応分の負担をいただく中で、県市双方が今後とも連携を図りながら適切に対処すること。  ④当該施設が紀南地域における一大スポーツ拠点施設としての機能を遺憾なく発揮することができるよう、積極的なスポーツ観光の推進に努めるとともに、周辺自治体とのさらなる連携強化を図ること。  また、今秋の国体本番の成功はもとより、当地方の豊かな自然環境や阪和自動車道南紀田辺インターチェンジから至近距離に位置する地理的条件を最大限に生かし、さらなる交流人口の拡大を図るため、県内外からのスポーツ合宿や各種スポーツ大会の誘致等による本市のPRを初め、市民の文化、教育、スポーツ、レクリエーションなど多岐にわたる市民の交流の場として利用される身近な、地域において市民が愛着と誇りを持てる施設として、なおかつ、地方の急速な人口減少社会を見据えた重要課題でもある地方創生につながる戦略的施策を積極的に研究するよう、本委員会として強く要望いたしました。  以上、委員長報告といたします。  平成27年3月25日。国体関連施設整備特別委員会委員長、宮本正信。  以上でございます。            (18番 宮本正信君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    委員長の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。
     ただいまの国体関連施設整備特別委員会委員長の報告については、これを了承することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、国体関連施設整備事業に関する調査についての委員長報告を了承することに決しました。 ◎日程第53 1定選第3号 公立紀南病院組合議会議員の選挙 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、日程第53 1定選第3号 公立紀南病院組合議会議員の選挙を行います。  本件は、当該組合の議会議員の任期が平成27年3月31日をもって満了となるため、同組合規約第6条第1項の規定により、本市議会議員の中から8人の議員を選挙するものであります。  この場合、お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行います。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。  さらにお諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することにいたします。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  それでは、指名いたします。氏名表をお手元に配付いたします。                (氏名表配付) ○議長(塚 寿雄君)    ただいまお手元に配付いたしました氏名表に記載のとおり、川﨑五一君、安達克典君、小川浩樹君、私、塚 寿雄、宮本正信君、陸平輝昭君、山口 進君、吉田克己君、以上8人を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました8人を公立紀南病院組合議会議員の当選人と定めることに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました8人につきましては、公立紀南病院組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました8人の諸君に通告いたします。  あなたは選挙の結果、公立紀南病院組合議会議員に当選されましたので、会議規則第32条第2項の規定により、本席から告知いたします。 ◎日程第54 委員会の継続審査について ○議長(塚 寿雄君)    続いて、日程第54 委員会の継続審査についてを議題といたします。  この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。  各常任委員会、議会運営委員会の委員長から、目下委員会において審査または調査中でありますお手元に配付の申し出事件一覧表に記載の事件について、会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続したい旨の申し出があります。  それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査についてお諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに決しました。  以上をもって、本定例会に付議されました議案は、全て議了いたしました。  他に、発言、その他ありませんか。             (「発言あり」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    この場合、総務部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  総務部長、中瀬政男君。            (総務部長 中瀬政男君 登壇) ○総務部長(中瀬政男君)    国の税制改革等に伴います条例改正3件につきましての専決処分のお願いでございます。平成27年度税制改正に伴う地方税法等の一部改正に伴い、田辺市税条例等の一部改正及び田辺市国民健康保険税条例の一部改正、並びに半島振興法の一部改正に伴い、田辺市半島振興対策実施地域における固定資産税の特別措置に関する条例の一部改正が必要となるものでございます。  まず田辺市税条例の主な改正内容でございますが、地方税法等の一部改正により、軽自動車税につきまして、平成27年度分以後の年度分について、適用することとされていた原動機付自転車、及び二輪車に係る税率について、適用開始時期を1年間延長するとともに、一定の環境性能を有する四輪車等について、その燃費性能に応じた特例措置を導入するために改正を行うものでございます。  次に、田辺市国民健康保険税条例の主な改正内容でございますが、地方税法施行令の一部改正により、国民健康保険税の基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額について、課税限度額の引き上げを行うとともに、低所得世帯に対する軽減措置の対象を拡大するものでございます。  次に、田辺市半島振興対策実施地域における固定資産税の特別措置に関する条例の一部改正についてでございますが、半島振興法の一部改正により、固定資産税の不均一課税に伴う特別措置の対象事業を追加するとともに、適用期限を平成27年3月31日から平成37年3月31日までの10年間延長するものでございます。  これらの条例改正につきましては、地方税法等の関係法令、これは現在国会で審議中でございますが、交付され次第、遅滞なく専決処分させていただきたいと存じますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。            (総務部長 中瀬政男君 降壇) ◎市長閉会の挨拶 ○議長(塚 寿雄君)    それでは、市長から閉会に当たっての挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    平成27年第1回田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る2月27日に開会した本定例会も、議員各位の御理解と御協力をいただく中、本日無事、最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、間もなくスタートする平成27年度の各種会計予算案を初め、条例の制定、一部改正案などさまざまな議案を提出させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり慎重なる御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御賛同を賜りましたことに、厚くお礼を申し上げます。  季節は春の彼岸が明け、3月も残すところわずかとなりました。このところ一雨ごとに暖かくなる春の陽気に誘われて、各地から桜の開花の便りが聞かれるようになりました。  一方で、今月中旬には、3月としては観測史上最強クラスといわれる非常に強い寒気が日本上空に流れ込んだ結果、冬型の気圧配置が強まり、全国の広い範囲で春の嵐が吹き荒れました。当地域でも雪が舞い、うっすらと雪化粧した光景が見られました。  このほど、内閣府の有識者会議が公表したデータでは、出生数の減少が全国的な傾向であることが顕著にあらわれ、本市で平成25年1年間に生まれた新生児数は561人で、30年前の昭和58年の出生数1,121人と比較すると、ほぼ半減したことになり、全国平均でも31.7%、和歌山県全体では45.1%減少しております。本市の減少率は、国、県よりも高く、より少子化が進んでいる実態が浮かび上がっています。全国的な人口減少の流れの中で、飛躍的に出生数を増加させることは大変困難ではありますが、田辺市みんなで子育て応援プログラム等の拡充などにより、切れ目のない支援を総合的に進めるとともに、子ども・子育て支援新制度を円滑に推進することで、本市で子供を産み育てやすい環境づくりの構築に今後とも取り組んでまいります。  また、移住希望者と自治体のマッチングに取り組む「大阪ふるさと暮らし情報センター」によりますと、近年では、子育て世代など若年層の地方への移住志向が高まりを見せているとのことです。これは、豊かな暮らしの概念が経済的な豊かさから、こころの豊かさへと変化しているあらわれであり、こういった潜在的な需要をうまく取り込み、定住を促すことによって、少子化対策に結びつけていきたいとも考えております。  さて、昨年1年間に日本を訪れた外国人旅行者は、約1,341万人で、前年度比約30%増加し、2年連続で最高を更新しました。外国人旅行者が増加している理由につきましては、ビザ発給要件の大幅な緩和や消費税免税製品の拡充などが挙げられますが、これに円安効果も加わり、特にアジア地域からの旅行者が大幅に増加しているとのことです。  当地域におきましても、昨年本宮町内に宿泊した外国人旅行者は6,881人で、一昨年の2.4倍にのぼりました。本宮町内での宿泊者全体で見ると、ここ10年間で25%減少している中で、外国人宿泊者は増加の一途をたどっています。昨年、世界遺産登録10周年を迎え、各記念事業を実施したこと、さらに、ともに世界遺産の巡礼道を持つ縁で、サンティアゴ・デ・コンポステーラ市と観光交流協定を締結したことなども増加の要因であると思われますが、何よりも外国人旅行者に対するハード、ソフト両面にわたる受け入れ体制の充実が最大の要因ではないかと思います。今後も引き続き、本市の魅力を発信する各種事業を展開してまいりたいと考えております。  この定例会が終了いたしますと、間もなく平成27年度が始まります。本定例会の冒頭、「施策と予算の大綱」の中で、今後の市政運営に対する所信を申し述べましたが、議員各位におかれましては、新年度におきましても変わらぬ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。             (市長 真砂充敏君 降壇) ◎議長閉会の挨拶 ○議長(塚 寿雄君)    高い席からではございますが、私からも一言御挨拶を申し上げます。  去る2月27日に開会し、平成27年度当初予算並びに関連議案等、多くの重要案件を審議してまいりました本定例会も、本日をもって全て議了し、閉会の運びとなりました。  議会運営に対する議員各位の御協力に厚くお礼を申し上げます。また、市長以下当局の皆さんにおかれましても、誠実に対応いただき感謝申し上げます。  平成26年度は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野古道等が世界遺産に登録され10周年ということなどから、価値創造プロジェクトとして、田辺市の魅力を国内外に発信し、市民の皆様にも住んでいる地域の魅力を再認識いただくことで、田辺市が一体となって交流人口をふやすさまざまな取り組みを行ってまいりましたが、これからも創意工夫していくことが必要であります。  新年度は、昭和46年9月5日開会の黒潮国体から実に44年ぶりの紀の国わかやま国体が9月26日から、全国障害者スポーツ大会の紀の国わかやま大会が10月24日から開催されます。田辺市の魅力を発信する絶好の機会です。選手の皆さんや全国から来訪される皆さんに満足いただけるよう大会関係者はもちろん、市民の皆さんと一緒になって機運を盛り上げていくことが大切であります。  さらに、第一次産業の農林水産業や関連産業の振興、人口減少社会への対応など、多様な課題に即した行政運営が求められています。こうした厳しい状況を乗り越え、魅力あるまちづくりを推し進めていくためには、執行部と市議会が知恵を出し合いながら、市政運営を進めていくことがこれまでにも増して重要になります。  合併10周年という大きな節目の年を迎え、市議会としましてもその役割と責任の重さを踏まえ、さまざまな観点から政策提案に向けた取り組みを充実させてまいりますので、御理解と御協力をお願い申し上げます。  さて、今月末をもって退職される職員の皆さん、長い間、本市の行政推進に多大なる御貢献を賜り、深く敬意を表し、お礼を申し上げます。今後とも市政発展のため、御協力をお願い申し上げますとともに、御多幸を心からお祈りいたします。  最後に、議員並びに当局各位の御健勝と御活躍を御祈念申し上げ、報道関係の皆様にお礼を申し上げまして、今議会閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。  閉 会 ○議長(塚 寿雄君)    それでは、これをもって平成27年2月27日招集の平成27年第1回田辺市議会定例会を閉会いたします。  皆さん、どうも御苦労さまでございました。              (午後 2時54分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成27年3月25日                    議  長  塚   寿 雄                    議  員  二 葉 昌 彦                    議  員  市 橋 宗 行                    議  員  安 達 幸 治...