田辺市議会 > 2015-03-02 >
平成27年 3月定例会(第2号 3月 2日)

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  1. 田辺市議会 2015-03-02
    平成27年 3月定例会(第2号 3月 2日)


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    平成27年 3月定例会(第2号 3月 2日)              田辺市議会3月定例会会議録              平成27年3月2日(月曜日)           ―――――――――――――――――――    平成27年3月2日(月)午前10時開議  第 1 1定議案第11号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関               係条例の整備に関する条例の制定について  第 2 1定議案第12号 田辺市行政手続条例の一部改正について  第 3 1定議案第13号 田辺市職員の給与に関する条例及び田辺市企業職員の給与               の種類及び基準に関する条例の一部改正について  第 4 1定議案第14号 田辺市保育所条例の一部改正について  第 5 1定議案第15号 田辺市学童保育所条例の一部改正について  第 6 1定議案第16号 田辺市子ども医療費の支給に関する条例の一部改正につい               て  第 7 1定議案第17号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改               正について  第 8 1定議案第18号 田辺市老人医療費の支給に関する条例及び田辺市重度障害               者等医療費の支給に関する条例の一部改正について  第 9 1定議案第19号 田辺市手数料条例の一部改正について  第10 1定議案第20号 田辺市土地改良施設条例の一部改正について
     第11 1定議案第21号 田辺市山村活性化基金条例の制定について  第12 1定議案第22号 田辺市アトリエ龍神家住宅条例の制定について  第13 1定議案第23号 田辺市特別用途地区建築条例の一部改正について  第14 1定議案第24号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に               関する条例の一部改正について  第15 1定議案第25号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正す               る法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定に               ついて  第16 1定議案第26号 田辺市就学指導委員会条例の一部改正について  第17 1定議案第27号 田辺市立幼稚園条例の一部改正について  第18 1定議案第28号 田辺市体育施設条例の一部改正について  第19 1定議案第29号 市道路線の認定について  第20 1定議案第30号 市道路線の変更について  第21 1定議案第31号 市道路線の廃止について  第22 1定議案第32号 田辺市の辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定につ               いて  第23 1定議案第33号 平成27年度田辺市一般会計予算  第24 1定議案第34号 平成27年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算  第25 1定議案第35号 平成27年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算  第26 1定議案第36号 田辺市介護保険条例の一部改正について  第27 1定議案第37号 田辺市指定地域密着型サービス等の基準等を定める条例の               一部改正について  第28 1定議案第38号 田辺市地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実               施に係る基準を定める条例の制定について  第29 1定議案第39号 田辺市指定介護予防支援等の基準等を定める条例の制定に               ついて  第30 1定議案第40号 平成27年度田辺市介護保険特別会計予算  第31 1定議案第41号 平成27年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算  第32 1定議案第42号 平成27年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               予算  第33 1定議案第43号 平成27年度田辺市簡易水道事業特別会計予算  第34 1定議案第44号 平成27年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算  第35 1定議案第45号 平成27年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算  第36 1定議案第46号 平成27年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算  第37 1定議案第47号 平成27年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計               予算  第38 1定議案第48号 平成27年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算  第39 1定議案第49号 平成27年度田辺市診療所事業特別会計予算  第40 1定議案第50号 平成27年度田辺市駐車場事業特別会計予算  第41 1定議案第51号 平成27年度田辺市木材加工事業特別会計予算  第42 1定議案第52号 平成27年度田辺市四村川財産特別会計予算  第43 1定議案第53号 平成27年度田辺市水道事業会計予算  第44 1定報告第 3号 平成27年度田辺市土地開発公社の事業の計画について  第45 1定報告第 4号 平成27年度一般財団法人龍神村開発公社の事業の計画に               ついて  第46 1定報告第 5号 平成27年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について  第47 1定議案第 1号 工事請負変更契約の締結について  第48 1定議案第 2号 工事請負変更契約の締結について  第49 1定議案第 3号 平成26年度田辺市一般会計補正予算(第8号)  第50 1定議案第 4号 平成26年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算               (第3号)  第51 1定議案第 5号 平成26年度田辺市後期高齢者医療特別会計補正予算(第               1号)  第52 1定議案第 6号 平成26年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第3号)  第53 1定議案第 7号 平成26年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(第3               号)  第54 1定議案第 8号 平成26年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第1号               )  第55 1定議案第 9号 平成26年度田辺市木材加工事業特別会計補正予算(第3               号)  第56 1定議案第10号 平成26年度田辺市四村川財産特別会計補正予算(第1               号)           ――――――――――――――――――― 〇会議に付した事件  日程第1から日程第56まで           ―――――――――――――――――― 〇議員定数 22名 〇欠  員  1名           ――――――――――――――――――― 〇出席議員              議席番号   氏   名               1番  川 ア 五 一 君               2番  真 砂 みよ子 君               3番  久 保 浩 二 君               4番  北 田 健 治 君               5番  橘   智 史 君               6番  湯 口 好 章 君               7番  尾 花   功 君               8番  二 葉 昌 彦 君               9番  市 橋 宗 行 君              10番  安 達 幸 治 君              11番  安 達 克 典 君              12番  小 川 浩 樹 君              13番  塚   寿 雄 君              14番  松 下 泰 子 君              15番  佐 井 昭 子 君              16番  中 本 賢 治 君              17番  出 水 豊 数 君              18番  宮 本 正 信 君              20番  陸 平 輝 昭 君              21番  山 口   進 君              22番  吉 田 克 己 君           ――――――――――――――――――― 〇欠席議員  なし           ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       福 田 安 雄 君             副市長       池 田 正 弘 君
                教育長       中 村 久仁生 君             企画部長      松 川 靖 弘 君             企画広報課長    早 田   斉 君             総務部長      中 瀬 政 男 君             総務部理事     松 原   淳 君             市民環境部長    室 井 利 之 君             保健福祉部長    田 中   敦 君             産業部長      那 須 久 男 君             水産課長      桶 本 伊知郎 君             建設部長      林   誠 一 君             本宮行政局長    田 中 久 雄 君             大塔行政局総務課長 落 合 康 男 君             消防長       小 山 裕 史 君             消防本部理事    濱 中 延 元 君             教育次長      小 川   鏡 君             教育総務課長    宮 ア 和 人 君             水道部長      惠 中 祥 光 君             業務課長      磯 田 和 男 君           ―――――――――――――――――――出席事務局職員             議会事務局長    大 門 義 昭             議会事務局次長   杉 若 美津子             議会事務局主任   前 溝 浩 志             議会事務局主査   宇 代 夏 樹  開 議 ○議長(塚 寿雄君)    定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成27年第1回田辺市議会定例会2日目の会議を開きます。              (午前10時00分)          ――――――――――――――――――― ○議長(塚 寿雄君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第 1 1定議案第11号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う                 関係条例の整備に関する条例の制定についてから  日程第46 1定報告第 5号 平成27年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画につい                 てまで一括上程 ○議長(塚 寿雄君)    日程第1 1定議案第11号 独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから、日程第46 1定報告第5号 平成27年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上46件を一括上程いたします。  先日に引き続き、当局から提案の補足説明を求めます。  建設部長、林 誠一君。            (建設部長 林 誠一君 登壇) ○建設部長(林 誠一君)    それでは、建設部関係補足説明をさせていただきます。  議案書118ページをお願いします。  1定議案第23号 田辺市特別用途地区建築条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件は、建築基準法施行令の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うものです。  次に、133ページをお願いします。  1定議案第29号 市道路線の認定について、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件は、市道高雄2号線ほか24線を認定するものです。位置図は、135ページから151ページまでを御参照願います。  次に、152ページをお願いします。  1定議案第30号 市道路線の変更について、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件は、市道宝来町湊2号線ほか12線を変更するものです。位置図は、154ページから161ページまでを御参照願います。  次に、162ページをお願いします。  1定議案第31号 市道路線の廃止について、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件は、市道秋津町46号線ほか6線を廃止するものです。位置図は、163ページから167ページまでを御参照願います。  引き続いて、平成27年度当初予算について、順次御説明申し上げます。  予算書の142ページをお願いします。  土木管理費土木総務費1億4,157万5,000円は、職員の人件費のほか、市道街路灯の電気料金などの光熱水費や、豪雨時の警戒・避難行動の啓発を目的とした土砂災害警戒区域マップの配布に要する経費です。  委託料は、市道の認定・廃止・変更に係る道路台帳補正業務に要する経費が主なものです。  142ページから143ページまでの負担金補助及び交付金は、国道等整備促進のための各種団体への負担金です。  次に、144ページをお願いします。  道路橋梁費道路維持費1億6,696万6,000円は、市内各地の市道の維持補修及び街路樹の管理等に要する経費です。  道路舗装費4,028万3,000円は、市道下屋敷町文里港線ほか6線の道路舗装を行うほか、市内各地の市道の舗装修繕を行うものです。  工事明細は218ページを、工事箇所別冊参考資料115ページから121ページを御参照ください。  144ページから145ページまでの道路新設改良費2億7,349万9,000円は、秋津川と伏菟野を結ぶ市道秋津川伏菟野線について、秋津川地内での大型車両の通行困難箇所の解消のための道路改良事業に係る測量調査設計を行うほか、市道あけぼの東山1号線について、JR線路と交差する幅員狭小箇所において、歩行者の安全確保を図る道路改良を検討するに当たり、JR等関係機関と協議を進めるための概略設計に要する経費です。また、市道駅裏線ほか40線の改良整備を実施するものです。  工事明細は218ページから220ページを、工事箇所別冊参考資料115ページから142ページを御参照ください。  道路局部改良費3,282万5,000円は、市道稲成町21号線ほか9線の法面保護等改良整備に要する経費です。  工事明細は220ページから221ページを、工事箇所別冊参考資料132ページから150ページを御参照ください。  橋梁維持費150万円は、市内各地の市道橋の橋梁補修に要する経費です。  145ページから146ページまでの橋梁新設改良費1億213万9,000円は、田辺大橋の橋脚1基の耐震補強工事を行うとともに、昨年の道路法改正により義務化された道路構造物の5年に一度、近接目視による定期点検について、市内125橋の橋梁の定期点検に要する経費です。  工事明細は221ページを、工事箇所別冊参考資料126ページを御参照ください。  次に、147ページをお願いします。  交通対策費交通安全施設事業費1,820万円は、カーブミラー、ガードレール、水銀灯などの交通安全施設の設置や維持修繕を行うとともに、私道から市道等へ至る見通しの悪い交差点の安全確保に供するカーブミラー原材料支給に要する経費です。  歩道新設事業費5,970万円は、明洋二丁目・青葉台方面から、広域防災拠点の三四六総合運動公園田辺スポーツパーク)へ連絡する市道明洋団地古町線歩道整備工事に要する経費です。  工事明細は221ページを、工事箇所別冊参考資料128ページを御参照ください。  次に、148ページをお願いします。  河川費、水路維持費5,054万4,000円は、小溝清掃や市内各地の水路の維持補修に要する経費です。  148ページから149ページまでの河川管理費4,840万3,000円は、市内6カ所のポンプ場及び樋門等の維持管理に要する経費です。  河床整備事業費8,706万1,000円は、本宮町小津荷地区におきまして、平成23年に発生した台風12号により熊野川に堆積した土砂の撤去に要する経費です。  次に、150ページをお願いします。  都市計画費都市計画総務費2億3,173万円は、職員の人件費のほか、都市計画審議会開催に要する経費です。  151ページの委託料は、平成21年度策定の都市計画マスタープランに示された方針に基づき用途地域の見直しに係る経費が主なものです。  151ページから152ページまでの負担金補助及び交付金は、都市計画事業推進に伴う各種協会への負担金です。  街路事業費4億7,604万2,000円は、県の文里港海岸高潮対策事業と同時施行による外環状線文里地区の整備に要する経費のほか、都市計画道路元町新庄線ほか1線の整備に係る県営事業負担金です。  工事明細は221ページを、工事箇所別冊参考資料151ページを御参照ください。  152ページから153ページまでの公園管理費9,523万6,000円につきましては、管理している市内119公園等の維持管理に要する経費です。  次に、154ページをお願いします。  高速道路整備関連事業費2億7,013万1,000円は、高速道路整備促進に要する経費です。  工事請負費は、近畿自動車道紀勢線の建設により発生する残土を処分するための建設残土処分場の整備及び関連施設である農道埴田4号線の拡幅延伸に要する経費です。  工事明細は221ページを、工事箇所別冊参考資料152ページを御参照ください。  次に、155ページをお願いします。  三四六総合運動公園整備事業費3,537万6,000円は、三四六総合運動公園完成後の境界確定に係る測量業務委託料のほか、工事請負費は、国体開催後の大学や社会人野球チーム等の合宿誘致を促進するため、投球練習場を整備し、野球場のさらなる魅力向上を図るものです。  工事明細は221ページを、工事箇所別冊参考資料153ページを御参照ください。  次に、156ページをお願いします。  住宅費、住宅管理費1億3,947万6,000円は、市営住宅維持管理に要する経費です。  工事明細は221ページを、工事箇所別冊参考資料154ページを御参照ください。  次に、157ページをお願いします。  公営住宅建設費7,375万円は、市営住宅新屋敷団地の解体撤去に係る工事請負費等です。  工事明細は221ページを、工事箇所別冊参考資料155ページを御参照ください。  次に、201ページをお願いします。  過年度公共土木災害復旧事業費1億2,304万7,000円は、平成23年に被災した本宮町大居の市道松本道林田線ほか3カ所の災害復旧工事を進めるとともに、甚大な被災により被災前の状態から復旧形状が大幅に変わる市道伏拝奥番線ほか2カ所の災害復旧事業に係る境界確定のための測量調査委託料や用地購入及び樹木補償に要する経費が主なものです。
     工事明細は223ページを、工事箇所別冊参考資料183ページから185ページを御参照ください。  次に、駐車場事業特別会計について、御説明申し上げます。  373ページをお願いします。  1定議案第50号 平成27年度田辺市の駐車場事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,964万5,000円と定める。  同条第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。  内容につきましては、377ページから378ページまでの歳出で御説明します。本事業は駐車場運営のための特別会計であり、紀伊田辺駅前駐車場紀伊田辺駅前第二駐車場、紀伊田辺駅前自転車駐車場扇ケ浜海岸駐車場を運営しています。  377ページの駐車場事業費2,472万5,000円は、駐車場の維持管理に要する経費です。  378ページの公債費1,492万円は、駐車場整備に伴う起債の償還元金と償還金利子です。なお、これらの歳出に対する財源は、駐車場の使用料を充当しております。  以上で、建設部関係補足説明を終わらせていただきます。  よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。            (建設部長 林 誠一君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    続いて、消防長、小山裕史君。            (消防長 小山裕史君 登壇) ○消防長(小山裕史君)    それでは、消防本部関係補足説明をさせていただきます。  まず、議案書の120ページをお願いします。  1定議案第24号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正ついて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律第13条の定めるところにより、消防団員の処遇の改善を目的として、出動加給及び訓練加給を1割増額し、さらに市民の安心安全を守るため出動していただいている交通指導員に対しても処遇を改善するため、同じく出動加給を1割増額するものでございます。  続きまして、当初予算の補足説明をさせていただきます。予算書の158ページをお願いいたします。  第9款消防費予算総額は、35億5,543万9,000円でございます。  まず、第1目常備消防費20億5,846万4,000円の主なものは、消防職員148人の人件費12億3,269万8,000円です。  賃金793万2,000円は、消防総務課中辺路大塔消防署にそれぞれ1人を配置しています臨時職員の賃金と予防課に配置の嘱託職員3人の賃金です。  旅費271万6,000円は、消防大学校や県消防学校等での専門分野の研修に要する経費を初め、救急救命士を新規に養成するための経費が主なものです。これらの研修を通じて、各種災害に的確に対応し得る高度で専門的な知識、技術を有する消防職員を養成し、消防体制のさらなる充実に努めてまいります。  需用費と役務費は、常備消防業務全般に要する経常的経費が主なものです。  159ページの委託料6,685万6,000円のうち消防救急デジタル無線整備事業委託料4,797万8,000円は、消防救急デジタル無線の共同設備の整備に伴う和歌山県に対する委託料です。また、緊急通報外国語通訳委託料58万4,000円は、外国人などで日本語による緊急通報ができない方に対する災害対応を円滑に行うために、三者間通話による多言語通訳サービスに係る委託料です。  160ページの使用料及び賃借料588万8,000円のうち家屋借料122万4,000円は、総務省消防庁へ職員を派遣するための借料で、146万2,000円は、救急出動に伴う緊急度判定システムの利用料です。  工事請負費5,270万円は、行政機能の強化及び効率化を目的に、中辺路大塔消防署龍神出張所龍神行政局へ移転させるための庁舎改築工事費3,300万円、さらに、消防水利を充足するため、秋津川地区、中辺路町栗栖川地区及び本宮町伏拝地区にそれぞれ40トン防火水槽1基を設置するのに要する経費1,970万円です。  なお、工事明細につきましては221ページから222ページを、工事箇所につきましては別冊参考資料156ページから159ページを御参照ください。  備品購入費5億9,354万3,000円のうち消防用備品購入費5億5,054万3,000円は、消防救急デジタル無線整備事業に係る活動波設備装置機器一式の購入費5億4,849万9,000円が主なものです。うち1億4,849万9,000円は、白浜町が負担し、53ページの雑入、消防デジタル無線整備事業負担分において歳入予算に計上しています。  消防用車両購入費4,300万円は、中辺路大塔消防署中辺路出張所の水槽付消防ポンプ自動車と救急支援車及び田辺消防署の指揮作戦車の配備に要する経費です。  負担金補助及び交付金2,421万5,000円のうち研修参加負担金427万5,000円は、旅費で御説明いたしました研修などに要する負担金が主なものです。  県防災ヘリコプター運航連絡協議会負担金659万8,000円は、防災ヘリコプター運航経費のうち、航空隊員10人分の人件費を県下の市町村で負担するもので、本市の負担分として計上しています。  なお、参考までに、県防災航空隊へは田辺市からも2人の消防職員を派遣しており、派遣職員に対する人件費は、この連絡協議会から田辺市へ交付されています。  また、消火栓設置工事負担金900万円は、上水道に対して消火栓の設置等を行う経費であります。  161ページの繰出金1,000万円につきましては、簡易水道に対して消火栓の設置等に要する経費です。  第2目消防団費2億3,160万5,000円のうち8,973万3,000円は、消防団員1,050人の年報酬のほか、出動加給、公務災害補償費、退職報償金などの人件費です。  162ページの需用費から163ページの使用料及び賃借料までは、消防団活動に要する経常的経費が主なものです。なお、委託料273万9,000円のうち設計委託料84万円は秋津分団車庫及び三里分団車庫移転建築工事に係る設計費用であり、ボーリング調査委託料130万円は、三里分団車庫移転場所に係るボーリング調査費用です。  工事請負費2,800万円及び公有財産購入費1,950万円は、秋津分団車庫移転に要する費用であります。  なお、工事明細につきましては222ページを、工事箇所につきましては別冊参考資料160ページを御参照ください。  備品購入費4,415万円のうち消防用備品購入費395万円は、消防団器具庫等の適正配置事業に伴い新たに小型動力ポンプ等を設置する経費などで、消防用車両購入費4,020万円は、新庄分団に配備している消防ポンプ自動車や上秋津分団に配備している普通ポンプ積載車などの更新に要する経費です。  負担金補助及び交付金2,653万2,000円のうち、消防団員等公務災害補償等共済基金負担金2,243万2,000円は、消防団員及び消防協力者の公務災害補償と消防団員の退職報償金支払いのための基金への掛金で、分団運営交付金370万円は団本部、5個支団本部及び31個分団に対する運営交付金であります。  次に、164ページの第3目上富田消防受託費1,131万円は、上富田町から委託されている上富田消防署の運営に要する経費であります。  なお、人件費を含めた平成27年度の消防事務受託経費の総額は、2億4,942万5,000円で、委託町である上富田町が負担し、51ページの消防業務受託事業収入において歳入予算を計上しています。  165ページの第4目水防費70万円は、土のうなどの水防用資器材の購入に要する経費が主なものです。  第5目消防庁舎建設事業費12億5,336万円は、新消防庁舎の建設に要する経費であります。  委託料1億52万2,000円のうち通信指令システム機器移設委託料9,300万円は、現在使用している通信指令システムを新消防庁舎に移設するための費用であり、うち3,103万2,000円は白浜町が負担し、53ページの雑入、通信指令システム機器移設負担分において歳入予算に計上しています。  なお、工事明細につきましては222ページを、工事箇所につきましては別冊参考資料161ページを御参照ください。  以上で消防関係の補足説明を終わります。  御審議の上、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。            (消防長 小山裕史君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    続いて、教育次長、小川 鏡君。            (教育次長 小川 鏡君 登壇) ○教育次長(小川 鏡君)    それでは、教育委員会関係の条例の制定及び一部改正、並びに平成27年度一般会計予算について、補足説明をさせていただきます。  初めに、条例の制定及び一部改正について、御説明申し上げます。  議案書の122ページをお願いいたします。  1定議案第25号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により教育委員会の委員長と教育長を一本化した新「教育長」を設置するなど、教育委員会の組織の見直しが図られることに伴い、所要の改正を行うものでございます。  次に、125ページをお願いいたします。  1定議案第26号 田辺市就学指導委員会条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、就学指導委員会の所掌事務の見直し等に伴い、条例の名称を「田辺市就学指導委員会」から「田辺市教育支援委員会」に変更するなど、所要の改正を行うものでございます。  次に、127ページをお願いいたします。  1定議案第27号 田辺市立幼稚園条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、子ども・子育て支援法の施行に伴い、新制度に移行する市立幼稚園の授業料を規則で定めるため、所要の改正を行うものでございます。  次に、129ページをお願いいたします。  1定議案第28号 田辺市体育施設条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、田辺市立衣笠中学校と田辺市立長野中学校との統合に伴い、長野中学校体育館を長野体育館として、また、田辺スポーツパーク内に新たに整備した野球場、室内練習場、テニスコート及び多目的グラウンドなどを体育施設に加えるとともに、これら体育施設の使用料の額を定めるほか、所要の改正を行うものでございます。  続きまして、当初予算について御説明申し上げます。  予算書の76ページをお願いいたします。  総務費、総務管理費の国際交流事業費784万8,000円でございますが、これは国際交流活動に要する経費でございまして、主なものといたしまして、国際交流センターの国際交流員及び臨時職員の賃金のほか、外国人と直接触れ合う体験活動等を通して、子供たちの国際感覚を深めるための国際理解推進事業の経費、負担金補助及び交付金につきましては、国際交流推進補助金等でございます。  続きまして、予算書の166ページをお願いいたします。  教育費、教育総務費の教育委員会費1,288万3,000円でございますが、これは教育委員4名といじめ問題専門委員会委員等の報酬及び各種の負担金・補助金が主なものでございます。  報酬のうち、事務事業評価委員会委員報酬につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会の事務の管理・執行状況について、点検及び評価を行うために設置する事務事業評価委員会の委員報酬でございます。  また、積立金につきましては、教育振興基金の運用利子を積み立てるものでございます。  次に、事務局費2億3,208万8,000円でございますが、これは教育委員会事務局の運営に必要な経費でございまして、主なものといたしましては、職員の人件費等でございます。  次に、167ページの教育事務所費1億294万7,000円でございますが、これは龍神、中辺路、大塔、本宮の4地域に設置しております教育事務所の運営に必要な経費でございまして、主なものといたしましては、職員の人件費と臨時職員の賃金等でございます。  次に、168ページの教育指導費8,778万4,000円でございますが、このうち賃金につきましては、嘱託員賃金と教育相談員賃金、外国人英語指導教師賃金のほか、発達障害等、配慮を要する児童生徒に対し、日常生活の介助や学習活動上のサポートを行うための特別支援教育支援員賃金が主なものでございます。  報償費につきましては、大学教授による授業研究の直接指導に係る講師謝礼と、「特色ある学校づくり」のための講師等への謝礼金や小中学校、幼稚園の学校評議員への謝礼等が主なものでございます。  旅費につきましては、外国人英語指導教師の帰国旅費が主なものでございます。  169ページの委託料につきましては、教育課程の研究充実のため、幼稚園、小中学校で継続しております授業研究委託料や、児童生徒の学校生活における満足度や意欲、さらに学級集団の状態を調べるためのアンケート調査であります学級集団アセスメント業務委託料が主なものでございます。  また、使用料及び賃借料につきましては、熊野古道語り部ジュニア事業のための車両借料や会場借料、田辺西牟婁小中学校音楽会の会場借料が主なものでございます。  次に、170ページの教育振興費2,467万5,000円でございますが、これは高校生及び大学生等の教育振興に資するための費用が主なものでございます。  負担金補助及び交付金のうち、高等学校通学費等助成金につきましては、高等学校等への修学のため、多額の通学費及び下宿費等を負担する世帯に対して、費用の一部を助成するものでございます。  貸付金につきましては、勉学に対する意欲があるにもかかわらず、経済的な理由により修学が困難な高校生・大学生等に対する奨学金や、大学、短大等へ入学するための入学準備金の貸与に係る費用でございます。  また、積立金につきましては、教育奨学基金の運用利子を積み立てるものでございます。  続きまして、小学校費の学校管理費3億5,503万1,000円でございますが、これは小学校27校の管理運営に要する経費でございまして、このうち賃金につきましては、小学校の事務員及び用務員13名分の費用でございます。  また、172ページの工事請負費につきましては、田辺第三小学校及び芳養小学校に太陽光発電設備・蓄電池システムを整備するための経費と、鮎川小学校校舎外壁改修のための経費でございます。  なお、工事明細につきましては、222ページに記載しておりますので御参照ください。  次に、教育振興費1億8,329万3,000円でございますが、このうち委託料のスクールバス臨時運行委託料及びコミュニティバス運行委託料、並びに使用料及び賃借料の車両借料につきましては、龍神、中辺路、大塔、本宮地域の小学校が校外学習等のためにバスを使用する際の費用でございます。  また、使用料及び賃借料につきましては、教育用パソコンと新たに配備いたします校務用パソコンのリース料が主なものでございます。  備品購入費につきましては、図書と教材備品の購入費であり、負担金補助及び交付金につきましては、遠距離通学の児童に対する通学費補助金が主なものでございます。  173ページの扶助費につきましては、就学困難な児童の就学を援助するための費用でございますが、そのうち給食費につきましては、本年度より実費額の80%から全額へと支給割合の拡充を図るものでございます。  次に、スクールバス運行費5,797万9,000円につきましては、児童の登下校のためのスクールバス運行に要する経費でございます。  次に、学校施設耐震改修事業費8,390万円でございますが、これは耐震2次診断の結果に基づき、耐震補強が必要な学校施設を対象に、Is値(構造耐震指標)の低いものから優先して計画的に補強工事を実施していくための経費であり、本年度は、秋津川小学校、伏菟野小学校、長野小学校の工事費等を計上いたしております。  なお、工事明細につきましては、222ページに記載しておりますので御参照ください。  次に、田辺第二小学校建築費1,640万円でございますが、これは老朽化した田辺第二小学校の校舎改築のための経費であり、これまでの工事の影響により周辺家屋に損害が発生していないかを調査するための調査委託料でございます。  次に、会津小学校建築費1億2,397万円でございますが、田辺第二小学校と同様に、老朽化した校舎を改築するための経費であり、本年度は旧校舎(C棟)の解体撤去と周辺整備に係る工事費ほかを計上いたしております。  なお、工事明細につきましては、222ページに記載しておりますので御参照ください。  次に、新庄小学校建築費2億1,396万8,000円でございますが、同じく老朽化した新庄小学校の校舎を改築するための経費であり、本年度は、新校舎の建築及び既存校舎の解体撤去に係る工事費のほか、仮設校舎の借料等を計上いたしております。  同じく、工事明細につきましては、222ページから223ページに記載しておりますので御参照ください。  続きまして、174ページの中学校費の学校管理費1億7,650万8,000円でございますが、これは中学校14校の管理運営に要する経費でございます。各費目につきましては、おおむね小学校費に準じており、そのうち賃金につきましては、中学校の用務員9名分の費用でございます。
     また、175ページの工事請負費につきましては、新庄中学校に太陽光発電設備・蓄電池システムを整備するための経費でございます。  なお、工事明細につきましては、223ページに記載しておりますので御参照ください。  次に、176ページの教育振興費1億1,916万6,000円でございますが、各費目につきましては、おおむね小学校費と同様でございます。  次に、スクールバス運行費5,439万5,000円につきましては、生徒の登下校のためのスクールバス運行に要する経費でございます。  次に、177ページの学校施設耐震改修事業費9,510万円でございますが、これは小学校と同様に、耐震2次診断の結果に基づき、耐震補強が必要な学校施設を対象に、Is値(構造耐震指標)の低い施設から優先して計画的に耐震改修工事を実施していくための経費であり、本年度は、高雄中学校旧棟解体撤去工事費等を計上いたしております。  なお、工事明細につきましては、223ページに記載しておりますので御参照ください。  続きまして、同じく177ページの幼稚園費の管理費9,372万8,000円でございますが、これは幼稚園4園の管理運営に要する経費でございます。  次に、179ページの教育振興費6,285万4,000円でございますが、新制度に移行する認定こども園において、現在実施している預かり保育を新たに市の事業として実施するための一時預かり事業(幼稚園型)委託料と幼稚園就園奨励費補助金が主なものでございます。  続きまして、社会教育費の社会教育総務費4億207万3,000円でございますが、主なものといたしまして、社会教育委員13名の報酬を初め、田辺青少年センター等の嘱託職員及び臨時職員、龍神市民センター管理人等の賃金のほか、生涯学習センター、ふるさと陶芸館、龍神市民センターの管理運営に要する経費を計上いたしております。  また、181ページの負担金補助及び交付金につきましては、田辺市、上富田町青少年センター協議会負担金等を計上いたしております。  次に、文化財費2,303万4,000円でございますが、市内に所在する文化財の調査研究、啓発・顕彰活動、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」や指定文化財の維持管理、保全に要する経費でございます。  主なものといたしまして、需用費につきましては、熊野参詣道の修繕や天誅倉のカヤぶき屋根の修繕等に要する経費であり、委託料につきましては、熊野参詣道の維持管理等に要する経費でございます。  また、182ページの工事請負費につきましては、特別天然記念物カモシカ食害対策事業として防護柵設置工事に係る経費でございます。  なお、工事明細につきましては、223ページに記載しておりますので御参照ください。  次に、公民館費1億208万4,000円でございますが、主なものといたしまして、公民館長33名の報酬、公民館の各種教室や人権を初めとする学習会などに係る講師謝礼等でございます。その他、公民館を核とした自治力向上プログラム、地域力を高める公民館活性化モデル事業、学社融合推進事業、家庭教育支援事業に係る経費や施設の維持管理費等を計上いたしております。  また、184ページの工事請負費につきましては、ひがしコミュニティセンターに太陽光発電設備・蓄電池システムを整備するための経費でございます。  なお、工事明細につきましては、223ページに記載しておりますので御参照ください。  次に、図書館費1億1,866万4,000円でございますが、これは図書館及び田辺市文化交流センターの管理運営に要する経費でございます。  人件費、施設の管理経費のほか、主なものといたしまして、186ページの備品購入費につきましては、本館、分室及び移動図書館に係る図書購入費でございます。  次に、集会所運営費67万8,000円につきましては、南松原教育集会所等の管理運営に要する経費でございます。  次に、歴史民俗資料館運営費532万2,000円につきましては、田辺歴史民俗資料館及び大塔歴史民俗資料館の管理運営に要する経費でございます。  次に、187ページの社会教育活動費989万9,000円でございますが、報償費のうち講師謝礼につきましては、地域づくりに主体的に参画できる人材の育成と情報提供や情報交換を行う場として開催する「縁」パワーメント講座を初め、生涯学習フェスティバル、人権教育総合推進事業等に係る講師謝礼でございます。また、謝礼金につきましては、放課後子ども教室推進事業に係る謝礼でございます。  委託料につきましては、将来を担う青少年の育成のための田辺市子どもクラブ育成協議会への事業委託料と子ども芸術鑑賞事業委託料でございます。  負担金補助及び交付金につきましては、学校・家庭・地域の連携協力した取り組みを支援するための地域子ども会活動支援事業費補助金を初め、地域組織活動費補助金、田辺市青少年育成市民会議補助金等が主なものでございます。  次に、188ページの勤労青少年ホーム運営費129万3,000円につきましては、市民総合センターに活動の拠点を移して実施する各教室の講師謝礼やテニスコート等の維持管理に要する経費でございます。  次に、児童館費3,561万1,000円でございますが、これは児童館3館の管理運営費及び活動費でございます。  主なものといたしましては、児童生徒の基礎学力の向上と基本的生活習慣を身につけるための教室等の開催や児童館の維持管理に要する経費でございます。  次に、189ページの文化振興費9,263万7,000円でございますが、ふるさと文化の普及・振興を図ることを目的に、市民の文化活動への支援や田辺市美術展覧会の開催、文化事業の実施、紀南文化会館の運営等に要する経費でございます。  主なものといたしまして、需用費につきましては、紀南文化会館の浄化槽水中ブロア取りかえのための修繕に要する経費等であり、190ページの委託料につきましては、文化事業の公演委託料と指定管理者への紀南文化会館運営委託料でございます。  また、備品購入費につきましては、紀南文化会館のワイヤレスマイクの購入等の費用であり、負担金補助及び交付金につきましては、田辺市文化協会へのふるさと文化振興補助金等でございます。  次に、成人式典費139万6,000円につきましては、成人の日記念式典に要する経費でございます。  次に、美術館運営費、9,868万5,000円につきましては、田辺市立美術館本館及び分館の熊野古道なかへち美術館の管理運営に要する経費でございます。  主なものといたしまして、191ページの需用費の施設修繕料につきましては、本館が平成28年度に開館20周年を迎えることから、展示室の照明や電話設備等の修繕に要する費用であり、192ページの委託料の展覧会委託料につきましては、合併10周年記念として本館・分館で同時開催する特別展ほかの開催費用でございます。  また、工事請負費につきましては、開館20周年を迎えるに当たり外壁の塗装工事を行うための費用でございます。  備品購入費につきましては、美術品の購入費が主なものでございますが、購入に際しては収集方針をもとに調査、研究を行い、美術館としてふさわしい作品の購入に努めてまいります。  なお、工事明細につきましては、223ページに記載しておりますので御参照ください。  次に、南方熊楠翁顕彰事業費2,648万円でございますが、これは南方熊楠翁の顕彰及び南方熊楠顕彰館・南方熊楠邸の管理運営のための経費でございます。  主なものといたしまして、193ページの委託料につきましては、顕彰館所蔵資料の調査・整備及び展示会、講演会等の教育啓発事業に係る南方熊楠翁顕彰事業委託料のほか、第25回南方熊楠賞授賞及び第26回受賞者の選考に係る南方熊楠賞運営委託料、顕彰館と南方熊楠邸の維持管理等に要する経費でございます。  また、負担金補助及び交付金につきましては、南方熊楠顕彰会の運営に係る事務的経費や南方熊楠記念館と隔年に共催している「第10回南方熊楠ゼミナール」に対する南方熊楠翁顕彰事業費補助金でございます。  続きまして、194ページの保健体育費の保健体育総務費2,403万8,000円でございますが、主なものといたしまして、田辺スポーツパークの完成記念イベント実施委託料や夢の教室事業委託料のほか、負担金補助及び交付金につきましては、体育連盟交付金、植芝盛平翁顕彰会補助金、市民体育祭・市民スポーツレクリエーション祭補助金や関西実業団対抗駅伝競走大会補助金等でございます。  次に、195ページの体育施設管理費1億9,830万5,000円でございますが、国体に向けて新たに整備した田辺スポーツパークの各施設及び弓道場を初め、既存の体育施設の維持管理等に要する経費でございます。  主なものといたしまして、施設の管理人等の賃金ほか、維持管理業務に係る委託経費でございます。  また、196ページの工事請負費につきましては、体育センター外壁改修工事及び文里多目的グラウンド便所設置工事に係る経費でございます。  なお、工事明細につきましては、223ページに記載しておりますので御参照ください。  次に、197ページの国民体育大会費2億8,633万8,000円でございますが、これは今秋、9月26日から開催される「紀の国わかやま国体」及び10月24日から開催される「紀の国わかやま大会」に要する経費でございます。  主なものといたしまして、臨時職員3名、嘱託職員1名の賃金、仮設設備撤去後の施設修繕料、啓発・案内看板の作成及び会場設営の委託料のほか、負担金補助及び交付金につきましては、紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会田辺市実行委員会補助金を計上してございます。  次に、保健管理費2,905万8,000円でございますが、これは小中学校児童生徒、幼稚園児及び教職員の健康管理に要する費用でございます。  このうち報酬につきましては、学校医、学校歯科医、学校薬剤師への報酬であり、報償費につきましては、児童生徒の心臓検診判定会への謝礼及び教職員健康検査結果による産業医判定への謝礼が主なものでございます。  198ページの役務費につきましては、児童生徒、幼稚園児及び教職員の検便・検尿検査手数料並びに教職員の健康検査に要する費用と、校医不在の小中学校及び幼稚園を対象に、紀南病院で実施する眼科及び耳鼻咽喉科検診に要する手数料が主なものでございます。  次に、学校給食費5億640万4,000円につきましては、田辺市立城山台学校給食センターを初め、学校給食調理場の管理運営に要する経費でございます。  主なものといたしまして、賃金につきましては、自校及び共同調理場での臨時職員賃金と32名分の嘱託員賃金でございます。また、需用費の賄材料費につきましては、給食の食材等の費用でございます。  199ページの委託料のうち、給食業務委託料につきましては、田辺市立城山台学校給食センターの調理及び運搬業務等に要するものであり、設計委託料につきましては、大塔、中辺路給食センター統合事業に要する設計委託料でございます。  以上で、教育委員会関係予算等の補足説明を終わらせていただきます。  御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願いします。            (教育次長 小川 鏡君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    続いて、水道部長、惠中祥光君。            (水道部長 惠中祥光君 登壇) ○水道部長(惠中祥光君)    それでは、水道部が担当しております予算につきまして、予算書及び参考資料に基づき、補足説明をさせていただきます。  まずは、予算書の282ページをお願いします。  1定議案第43号 平成27年度田辺市簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ12億6,397万5,000円と定める。  2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。  第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表地方債による。  内容につきましては290ページの歳出から御説明いたします。  総務費7,501万5,000円の主なものは、職員7名の人件費6,148万7,000円、量水器の検針委託料293万円、水道システムに係る器具借料148万3,000円などの一般管理経費のほか、測量・調査・設計委託料につきましては、おおとう簡易水道、合川給水区の取水地点変更を行うための変更認可申請業務委託料160万円を計上してございます。  291ページから292ページの水道施設維持費1億1,353万8,000円の主なものは、施設の稼働に係る光熱水費3,760万円、施設修繕料2,480万円、施設管理委託料1,445万円などの維持管理経費を計上してございます。  292ページの水道施設改良費2億6,854万6,000円につきましては、昨年度から実施しております福井・下柳瀬簡易水道施設の配水管更新整備のほか、新規事業として栗栖川簡易水道施設の配水池の更新及び国道311号改良に伴う配水管の更新整備並びに鮎川簡易水道施設の配水管更新整備を予定してございます。  次に、龍神中央簡易水道施設整備事業費4,443万1,000円につきましては、未普及地域である下宮代地域への区域拡張事業として今年度から2カ年で整備するもので、今年度は、主に詳細測量設計及び一部配水管の整備を予定しています。  次に、平成24年度から実施しております伏菟野地区簡易水道施設整備事業費2億8,898万9,000円につきましては、今年度を整備最終年度とし、配水池築造、浄水場整備及び送・配水管の整備を予定しています。  293ページの昨年度から実施しております本宮簡易水道施設整備事業費2億8,163万8,000円につきましては、取水施設整備、浄水施設築造、配水池築造及び配水管の整備を予定しています。  なお、工事明細につきましては300ページを、工事箇所につきましては別冊の参考資料186ページから191ページを御参照願います。  次に、公債費1億9,141万8,000円につきましては、長期債償還金1億3,063万5,000円、長期債利子6,078万3,000円でございます。  以上の経費に要する財源といたしましては、主に簡易水道使用料、国庫補助金、一般会計繰入金、市債をもって充当いたします。  続きまして、水道事業会計予算の御説明を申し上げます。別冊の水道事業会計予算書をお願いします。  1定議案第53号 平成27年度田辺市水道事業会計予算。  第1条 平成27年度田辺市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。  第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。  本年度は、給水戸数2万9,100戸、総配水量1,020万立方メートル、1日平均配水量2万7,869立方メートルを予定しております。  その他、量水器の取りかえ4,849個、消火栓新設の受託工事7件、配水設備改良費として3億7,301万4,000円を予定しております。  第3条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。  収入合計として、水道事業収益16億5,099万8,000円、支出合計として、水道事業費用15億9,766万7,000円で、差し引き5,333万1,000円の利益を見込んでいます。  次ページをお願いします。  第4条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。  収入合計として、資本的収入1,385万2,000円、支出合計は資本的支出4億4,167万5,000円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億2,782万3,000円は、損益勘定留保資金等で補填することにいたしております。  第5条は、予定支出の各項の経費の流用範囲を、第6条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を、第7条では、棚卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものであります。  続いて、次ページからの予算に関する説明書により具体的な説明をさせていただきます。  1ページをお願いします。  平成27年度田辺市水道事業会計予算実施計画について。  (1)収益的収入及び支出。収入の予算総額として、水道事業収益16億5,099万8,000円を計上しております。  第1項、営業収益の内訳は、給水収益(水道料金)13億9,125万6,000円、受託給水工事収益1,660万円、その他営業収益(口径別給水分担金等)1,832万9,000円です。  第2項、営業外収益の内訳は、受取利息338万4,000円、長期前受金戻入2億1,232万9,000円、雑収益907万9,000円です。  このうち長期前受金戻入につきましては、建物や構築物などの固定資産を取得した際に受け入れた補助金等について、当該固定資産の減価償却や除却を行う際に、補助率相当額を現金を伴わない収益として計上するもので、本年度の減価償却費及び固定資産除却費に対応する額を計上しています。  第3項、特別利益2万1,000円は、固定資産売却益等であります。  2ページをお願いします。  支出の予定総額として、水道事業費用15億9,766万7,000円を計上しております。  第1項、営業費用の第1目、原水及び浄水費4億9,327万9,000円は、原水の取水及び浄水施設の維持管理等に要する経費です。職員3名分の人件費のほか、施設の修繕費や動力費、それに上富田・白浜の両町からの受水に係る負担金及び受水費3億5,515万6,000円が主なものであります。  また、賞与引当金繰入額として161万円、法定福利費引当金繰入額として29万5,000円を計上しております。  これは、翌年度の6月の期末・勤勉手当に係る本年度の負担に属する額、12月から3月までの4カ月分について、本年度において引当金として計上するもので、この後の人件費を計上している費目にも同様に計上しております。  2ページから3ページにかけての第2目、配水及び給水費3億1,615万1,000円は、配水管や給水管などの維持管理に要する経費です。主なものは、職員10名分の人件費のほか、給配水管維持管理業務等の委託料4,304万円、給水管切替等の修繕費9,267万7,000円、それに中継ポンプ所の動力費等であります。  第3目、受託給水工事費506万5,000円は、消火栓新設の工事請負費450万円と材料費であります。
     なお、工事明細につきましては22ページを、工事箇所につきましては別冊参考資料の193ページから202ページを御参照願います。  第4目、業務費6,657万4,000円は、検針及び水道料金徴収並びに窓口業務に要する経費です。職員3名分の人件費のほか、検針業務などの委託料2,209万8,000円等であります。  4ページの第5目、総係費7,638万6,000円は、水道事業経営全般にわたる諸経費です。職員4名分の人件費のほか、会計システム保守業務などの委託料184万7,000円等であります。  また、債権の不納欠損に備えるために貸倒引当金繰入額1,082万2,000円を計上しております。  5ページの第6目、減価償却費4億3,916万円は、水道事業に係る有形及び無形固定資産の減価償却費です。  第7目、資産減耗費5,475万円は、有形固定資産除却費が主なものであります。  第2項、営業外費用5,448万8,000円の主なものは、企業債支払利息と支払消費税であります。  第3項、特別損失の第2目、過年度損益修正損600万円は、過年度水道料金の調定減分などを計上したものであります。  第3目、その他特別損失の退職給付引当金繰入額8,509万4,000円につきましては、平成26年度の会計基準見直し時における退職給付引当金計上不足額2億5,528万953円について、経過措置により平成26年度から平成28年度の3カ年にて、均等に分割して計上しているものであります。  次に6ページの資本的収入及び支出ですが、資本的収入として、1,385万2,000円を計上しています。工事負担金、宅地造成分担金が主なものであります。  次に7ページ、資本的支出としては、4億4,167万5,000円を計上しています。  第1項第1目、配水設備改良費3億7,301万4,000円は、職員3名分の人件費のほか、年次的に実施しております老朽配水管を耐震性の高い管へ更新するための費用であります。  なお、工事明細につきましては23ページから24ページを、工事箇所につきましては別冊参考資料の192ページから204ページを御参照願います。  第3目、有形固定資産費1,117万円は、中継所の送水ポンプ更新等に要する費用であります。  第2項、第1目企業債償還金5,416万1,000円は、企業債元金の償還費用であります。  第3項、第1目国庫補助金返還金169万8,000円は、消費税仕入控除に伴う消費税相当分の返還金であります。  予算実施計画の概要は、以上のとおりでございます。  次に8ページをお願いします。  平成27年度田辺市水道事業予定キャッシュ・フロー計算書ですが、これは、本年度における現金及び預金の増減について、業務活動、投資活動及び財務活動の3つに区分して表示しています。  以上で、水道部関係の補足説明を終わらせていただきます。御審議の上、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。            (水道部長 惠中祥光君 降壇) ○議長(塚 寿雄君)    以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。  この場合、お諮りいたします。  ただいま議題となっております46件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 ◎日程第47 1定議案第 1号 工事請負変更契約の締結についてから  日程第56 1定議案第10号 平成26年度田辺市四村川財産特別会計補正予算(第1号)まで一括上程 ○議長(塚 寿雄君)    続いて、日程第47 1定議案第1号 工事請負変更契約の締結についてから、日程第56 1定議案第10号 平成26年度田辺市四村川財産特別会計補正予算(第1号)まで、以上10件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました10件については、先日、既に当局の説明が終了しておりますので、これより総括質疑に入ります。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    質疑なしと認めます。  それでは、ただいま議題となっております10件については、会議規則第37条第1項の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  各常任委員会の付託事件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおりであります。  この場合、お諮りいたします。  本日の会議はこの辺にとどめ散会し、あす3月3日から3月10日までの8日間は休会とし、3月11日午後1時から再開いたします。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(塚 寿雄君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  散 会 ○議長(塚 寿雄君)    それでは、本日はこれをもって散会いたします。              (午前11時00分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成27年3月2日                    議  長  塚   寿 雄                    議  員  二 葉 昌 彦                    議  員  市 橋 宗 行                    議  員  安 達 幸 治...