田辺市議会 2014-12-02
平成26年12月定例会(第1号12月 2日)
水産課参事 松 場 一 君
建設部長 林 誠 一 君
建設部理事 豊 田 晶 章 君
本宮行政局長 田 中 久 雄 君
消防長 小 山 裕 史 君
教育次長 小 川 鏡 君
水道部長 惠 中 祥 光 君
簡易水道課長 桐 本 達 也 君
――
―――――――――――――――――
〇
出席事務局職員
議会事務局長 大 門 義 昭
議会事務局次長 杉 若 美津子
議会事務局主任 前 溝 浩 志
議会事務局主査 岡 本 友 子
開 会
○議長(塚 寿雄君) それでは、
地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまから本日招集の平成26年第4回
田辺市議会定例会を開会いたします。
(午後 3時00分)
◎
市長招集挨拶
○議長(塚 寿雄君) 日程に入るに先立ち、市長から本
定例会招集の挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。
市長、真砂充敏君。
(市長 真砂充敏君 登壇)
○市長(真砂充敏君) 本日、平成26年第4回
田辺市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かと御多用の中にもかかわりませず、御参集いただき、まことにありがとうございます。
月日のたつのは本当に早いもので、ことしも残すところ1カ月足らずとなりました。一昔前までは、この時期になりますと徐々に冷え込みも厳しくなり、年末の慌ただしさも相まって、年の瀬がやってきたと実感したものですが、当地域におきましても先月、11月上旬に夏日を記録するなど、季節がおくれぎみにやってきているような感がいたします。
さて、一昨日、任期満了に伴う
和歌山県知事選挙が執行され、仁坂知事が三選を果たされました。これまでの2期8年間の中で、県政のさまざまな課題に取り組まれ、とりわけ、
社会インフラの整備におきましては、長年にわたる大きな政治課題でもある高速道路や
幹線道路網の整備を初め、防災対策、県財政の安定化などの課題解決に向け尽力されました。特に、平成23年の紀伊半島大水害から当地域が早期に復興することができたのも、仁坂知事の卓越した手腕と英断が大きな要因の一つでありました。
知事におかれましては、引き続き県勢浮揚に向けた政策課題の解決に全力で取り組まれ、活力ある和歌山の実現に向けて大いに力を発揮していただくことを期待したいと思います。
一方、国政に目を向ければ、安倍首相が消費税再増税の判断材料に挙げていた7月から9月期の国内総
生産速報値は年率換算でマイナス1.6%と事前の予想を覆し、2
四半期連続の
マイナス成長となりました。本年4月に消費税率を8%に引き上げたことによる買い控えが長引き、夏場の天候不順も影響したものとみられますが、国内総生産の約6割を占めるといわれている個人消費が
駆け込み需要の単なる反動減だけではなく、物価の上昇に賃金が追従しておらず、消費自体がかなり脆弱になっていると見られています。
これらの経済情勢を踏まえ、安倍首相は先月18日、来年10月に予定されていた消費税率10%への引き上げ時期について、1年半先送りし、その上で衆議院を解散すると表明しました。今回の総選挙では、首相みずからが掲げる経済政策「アベノミクス」の継続の是非が争点になると思われますが、次期政権においては、景気低迷が長引く地方経済に対して抜本的な対策を講じ、本格的な景気回復の実現に向けて全力を挙げて取り組まれることを期待いたします。
このほど、本市を含めた紀南地方2市8町で組織する
紀南環境広域施設組合が取り組んでいる、
広域廃棄物最終処分場整備事業につきまして、
最終候補地である稲成地区より処分場の建設を認めていただき、基本同意の協定書を締結させていただきました。私もこれまで、町内各区で開催された調査結果説明会に出席させていただく中で、住民の皆様には、大局的な見地に立って真摯にお話をお聞きくださっていることを実感する一方、厳しい御意見や調査結果へのさまざまな考え方などをお伺いいたしました。その上で、本市を含め当地域が抱える切迫した廃棄物の処理問題に正面から向き合っていただき、非常に重い決断をしていただきました。改めて稲成地区の住民の皆様の御理解に深く感謝申し上げるとともに、私は
組合管理者であると同時に、一方では市長という立場でもあることから、苦渋の選択をされた
稲成町内会の皆様と同じ気持ちであるという常日ごろの思いをより一層肝に銘じ、信頼関係を第一に本事業に取り組んでまいりたいと存じます。
さて、本定例会におきましては、専決処分の報告2件、条例に関するもの6件、予算に関するもの8件、その他10件について、それぞれ御審議をお願いするものでございます。よろしく御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、招集に当たっての御挨拶とさせていただきます。
(市長 真砂充敏君 降壇)
開 議
○議長(塚 寿雄君) それでは、お手元に配付の日程により、本日の会議を開きます。
(午後 3時06分)
――
―――――――――――――――――
◎諸般の報告
○議長(塚 寿雄君) この場合、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
議会事務局長、大門義昭君。
(
議会事務局長 大門義昭君 登壇)
○
議会事務局長(大門義昭君) 報告申し上げます。
去る11月25日付、田総第257号をもって市長から本定例会に提出の案件として、4定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正についてなど、議案24件、及び4定報告第1号、
専決処分事項についてなど、報告案件2件、並びに
議案参考資料の送付がありました。いずれもお手元に配付しております。
以上でございます。
(
議会事務局長 大門義昭君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) それでは、日程に入ります。
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(塚 寿雄君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第89条の規定により、本定例会の
会議録署名人として、5番 橘 智史君、6番 湯口好章君、7番 尾花 功君、以上3人の諸君を、また
会議録署名の予備議員として、8番 二葉昌彦君、9番
市橋宗行君、以上2人の諸君を指名いたします。
◎日程第2 会期の決定
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第2 会期の決定を上程いたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日から12月22日までの21日間といたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、本定例会の会期は、本日から12月22日までの21日間と決定いたしました。
◎日程第 3 3定議案第22号 平成25年度田辺市
一般会計歳入歳出決算についてから
日程第19 3定議案第38号 平成25年度田辺市
水道事業会計利益の処分及び決算についてまで一括上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第3 3定議案第22号 平成25年度田辺市
一般会計歳入歳出決算についてから、日程第19 3定議案第38号 平成25年度田辺市
水道事業会計利益の処分及び決算についてまで、以上17件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました17件については、9月定例会において、それぞれ所管の
常任委員会にその審査を付託し、かつ閉会中の継続審査としていたものであります。
この場合、順を追って各
常任委員会委員長から報告を求めます。
まず、初めに、
総務企画委員会委員長の報告を求めます。
9番、
市橋宗行君。
(9番
市橋宗行君 登壇)
○9番(
市橋宗行君)
総務企画委員会から
委員長報告を申し上げます。
本委員会は、去る9月16日の本会議において付託を受けた議案10件のうち、閉会中の
継続審査事件でありました平成25年度
各種会計歳入歳出決算3件について、10月16日、17日及び12月2日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、3定議案第27号 平成25年度田辺市
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算について、及び同議案第37号 平成25年度田辺市
四村川財産区
特別会計歳入歳出決算についての以上2件は全会一致により、同議案第22号 平成25年度田辺市
一般会計歳入歳出決算についての所管部分は起立多数により、いずれも原案のとおり認定することに決しました。
各会計における予算の執行状況とあわせて、
行政効果等を主眼に審査を行いましたが、その中で委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
まず、議案第22号 平成25年度田辺市
一般会計歳入歳出決算についての所管部分のうち
常備消防費にかかわって、
緊急度判定実証事業について詳細説明を求めたのに対し、「本事業は救急車を真に必要とする人に優先的に利用していただくため、
緊急度判定を用いた救急業務を推進したものである。本事業の
取り組み内容は、
傷病者自身による
緊急度判定の実施、24時間体制で対応する
救急相談窓口#7119の開設、救急搬送時における
専用タブレットを用いた
緊急度判定及びアンケートの実施、全戸訪問による本事業の周知が主なものである。こうした取り組みを進めた結果、本事業が市民に浸透してきていると考えている」との答弁がありました。
次に、
常備消防費のうち
救急救命士活動支援業務委託料の詳細説明を求めたのに対し、「
救急救命士資格取得後は継続的に再教育を受ける義務があり、その内容は、救急出場の結果をまとめ医師から評価を受ける事後検証と、2年間で128時間の病院実習などである。病院実習では院内実習や症例について検証する研修のほか、
ドクターカーに同乗する実習等を行っている」との答弁がありました。さらに委員から、今後の
救急救命士数の将来見通しについてただしたのに対し、「新
消防本部庁舎が完成する平成28年度までに、現在の45人から50人へ増員することを目指しており、その充足を進めていきたい」との答弁がありました。
次に、企画費のうち
地域基盤整備基金積立金にかかわって、
地域審議会終了後の基金残金の取り扱いについてただしたのに対し、「
地域審議会委員から市に対し、地域ごとの課題のほか、4地域の共通的なあり方の方向性として、地域住民が安心して快適な生活ができる
まちづくり、
地域拠点施設である各行政局を核とした住民主体で一体感のある
まちづくり、移住人口や
観光交流人口の増大と地場産業の推進による活力ある
まちづくりの3点が意見具申されている。基金残金については、いただいた意見をベースとして、ハード・
ソフト両面の対応に活用していきたいと考えている」との答弁がありました。
次に、広聴広報費のうち県民の
友配布委託料について詳細説明を求めたのに対し、「田辺市
自治連絡協議会に対し、
市刊行物等とともに県民の友の配布を委託しているものである」との答弁がありました。これに対し委員から、現在の委託形態によって全戸に配布されているのかただしたのに対し、「市は
町内会等への加入・未加入にかかわらず、全世帯に配布していただくよう全
町内会等に対し要請しているが、実際は未加入世帯には配布していないという
町内会等もある。未配布となっている世帯から市に連絡があった場合は、田辺市
自治連絡協議会が委託している田辺市
シルバー人材センターから配布されている。これにより、ほぼ全戸配布されていると認識しているが、未配布世帯から連絡がないことも考えられ、そうした場合には配布漏れが生じる可能性があることも認識している」との答弁がありました。
これに対し委員から、市民・県民である以上、町内会未加入世帯であっても配布が行き届くよう町内会に対し要請されたいとの意見がある一方、町内会への加入率を高めるための取り組みとあわせて今後の配布のあり方を検討すべきであるとの意見がありました。
次に、
電子計算費のうち情報発信(インターネット)
業務委託料にかかわって、
市ホームページにおける
ページごとの
アクセスデータについて、その収集目的をただしたのに対し、「
ホームページについては、各担当課において更新しており、その状況は部長会に報告している。また、
ページごとの
アクセスデータについては、
各課ホームページ担当者会議において示し、各担当課における内容の更新を促すために収集している」との答弁があり、これに対し委員から、特定のページへアクセスが集中している場合などは各担当課に対して即時にフィードバックすべき必要性があり、今後
アクセスデータの利用について一層検討されたいとの意見がありました。
次に、
防災対策費のうち
津波避難路整備工事費にかかわって、
津波避難路の整備方針についてただしたのに対し、「避難路の整備については、
東日本大震災発生後の平成23年5月に
津波浸水想定箇所となっている町内会長から聞き取りを行い、その後発表された
津波浸水想定も踏まえながら整備を進めてきた。
津波避難路は、市が直轄で整備する場合のほか、従前からの避難路に加え、さらに避難路の整備を必要とする町内会からの申し出に基づき材料費の支給によって対応する場合があり、これまで計45カ所の
津波避難路を整備した。今後も
避難困難地域の発表等、新たな動向に対応しながら整備を進めていきたい」との答弁がありました。
次に、歳入のうち、地域の
元気臨時交付金にかかわって、交付金の
地域振興基金への積み立て以外の支出内容についてただしたのに対し、「本交付金は、
対象事業費、
財政力指数等をもとに算定の上、国から交付され、平成25年1月12日以降の平成24年度・25年度予算に計上した
建設事業債の発行が可能な事業が対象となっており、
庁舎空調設備改修工事費や田辺第二
小学校建築工事費、まろみ
保育所移転用地取得・
物件補償費のほか、道路新設・
改良工事費、
水路整備工事費等に充当した」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成26年12月2日、
総務企画委員会委員長、
市橋宗行。
以上でございます。
(9番
市橋宗行君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、
産業建設委員会委員長の報告を求めます。
11番、安達克典君。
(11番 安達克典君 登壇)
○11番(安達克典君)
産業建設委員会委員長報告を朗読をもって行います。
本委員会は、去る9月16日の本会議において付託を受けた議案11件のうち、閉会中の
継続審査事件でありました、平成25年度
各種会計歳入歳出決算6件について、10月9日、10日及び12月2日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、3定議案第26号 平成25年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第28号 平成25年度田辺市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第35号 平成25年度田辺市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算について及び同議案第36号 平成25年度田辺市
木材加工事業特別会計歳入歳出決算についての以上4件については、全会一致により、同議案第22号 平成25年度田辺市
一般会計歳入歳出決算についての所管部分は、起立多数により、いずれも原案のとおり認定、また、同議案第38号 平成25年度田辺市
水道事業会計利益の処分及び決算については、全会一致により、原案のとおり可決及び認定することに決しました。
各会計における予算の執行状況とあわせて、
行政効果等を主眼に審査を行いましたが、その中で委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
まず、議案第22号 平成25年度田辺市
一般会計歳入歳出決算についての所管部分のうち、農業振興費にかかわって、際限のない鳥獣被害に対して有効的な対策を研究しているのかただしたのに対し、「平成25年度においては、シカやイノシシのわなによる捕獲効率をより向上させるため、兵庫県立大学特任講師の阿部豪氏を講師に迎え、より具体的な捕獲技術について講演会を実施した。鳥獣害対策については、継続実施が効果的であり、わなや銃での捕獲による個体数の削減、防護柵等による農地の防護、さらには減少している狩猟者を確保するための狩猟免許取得に対する助成事業などを進めており、今後も地域と協議しながら対策を推進していきたいと考えている」との答弁がありました。
次に、御坊火力発電所の稼働率上昇に伴う梅の生育への影響についてただしたのに対し、「田辺うめ対策協議会が毎年実施している梅生育障害実態アンケート調査によると、新規発生本数については、ここ3~4年は1,000本から1,500本程度で推移しており、落ちついた状況である。また、御坊火力発電所の稼働率上昇に伴う影響については、現在、広島大学との調査分析委託事業により、大気測定と風向・風量調査を行っているところである」との答弁がありました。
次に、熊野牛の産地化に係る取り組み状況についてただしたのに対し、「市場における肥育牛や繁殖牛の取引価格については、ある程度安定しているところであり、また、熊野牛については、農林水産業まつりや国体のリハーサル大会等で販売したり、振る舞ったりして積極的にPRしているところである。来年に開催される国体等各種イベントの機会も捉えながら、産地としてさらなるPRに取り組みたいと考えている」との答弁がありました。
次に、平成25年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算にかかわって、宅地の販売実績と購入者の世帯状況についてただしたのに対し「平成25年度は1区画、平成26年度は価格を10%下げ、2区画が販売済み、1区画が交渉中である。これにより造成地24区画のうち、残区画は8区画となる。また、購入者は非農家世帯と農家の後継者世帯が混在しており、小学生のいる世帯もある」との答弁がありました。これに対し委員から、販売価格を抜本的に見直すなど、さらなる販売促進に努めるよう要望がありました。
次に、市有林撫育費にかかわって、市有林からの木材の使用状況についてただしたのに対し、「平成25年度においては、正木山の市有林からの木材を三四六総合運動公園体育館のベンチや宿泊棟の家具類などに使用した。中辺路木材加工場においても営業活動に力を入れているところであり、販売実績もかなり上がってきている」との答弁がありました。これに対し委員から、今後公共施設を建設する際などは、できる限り県産材を使用するよう要望がありました。
次に、林業新設改良費にかかわって、林道虎ヶ峰坂泰線の進捗状況についてただしたのに対し、「延長21キロメートルのうち、平成25年度工事完了分を含めた17キロメートルが工事完了、81%の進捗率である」との答弁がありました。
次に、水産増養殖事業費にかかわって、イサキの放流量に対する再捕率についてただしたのに対し、「県水産試験場の市場調査によると、再捕率の高い年度で約15%である。放流事業については、資源量の下支えになることから、継続実施が効果的である」との答弁がありました。
次に、商工振興費にかかわって、消費者買物動向調査結果の分析と将来展望についてただしたのに対し、「若年世代はインターネット販売や郊外型大型店舗を利用し、高年世代は商店街を利用するケースが多い。商店街の活性化のためには、高齢者向けの品ぞろえの充実や無料駐車場の確保、遊休不動産の活用及び若者が集える場所の確保などについて、商工会議所等関係機関と連携しながら協議していきたいと考えている」との答弁がありました。
次に、紀州田辺ブランド推進事業の実績と効果についてただしたのに対し、「平成25年度においては、ふるさと回帰フェアや和歌山商工まつりなど各種物産展への出展や産品商談会でのPR活動、また、企業育成支援セミナーの実施など各種研修会を開催した。商談会などでは、梅製品や菓子類など地元産品にさらに磨きをかけるため、参加企業などからさまざまな意見を聞き、より一層ブランド価値の向上に取り組んでいる」との答弁がありました。
次に、観光費の施設管理委託料にかかわって、
龍神温泉センター及び丹生ヤマセミの郷に設置しているチップボイラーの稼働状況についてただしたのに対し、「器具の不具合等が発生したときは、随時修繕をしているところである。施設の運営に影響が及ぶようであれば、市の責任により対応する必要もあると考えている」との答弁がありました。これに対し委員から、公の施設の管理運営を委託する場合には、安定した経営が継続できるよう市が主体性をもって応分の負担をする必要があるとの意見がありました。
次に、交通安全施設事業費にかかわって、カーブミラーの設置基準についてただしたのに対し、「新規要望も含めた毎年50カ所程度の要望に対し、新設で30カ所程度実施している。設置の判断や優先順位については、担当職員が要望箇所を確認の上、緊急度を重視しながら判断している」との答弁がありました。
次に、議案第38号 平成25年度田辺市
水道事業会計利益の処分及び決算にかかわって、市独自の水源確保についてただしたのに対し、「現在、津波などの災害応急時に使用可能な水源の調査を実施しているところであるが、本調査終了後は、改めて全体的な自己水源水量の一層の確保に向けた調査を計画的に進めたい」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成26年12月2日、
産業建設委員会委員長、安達克典。
以上でございます。
(11番 安達克典君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、文教厚生委員会委員長の報告を求めます。
14番、松下泰子君。
(14番 松下泰子君 登壇)
○14番(松下泰子君) 文教厚生委員会
委員長報告を行います。
本委員会は、去る9月16日の本会議において付託を受けた議案20件のうち、閉会中の
継続審査事件でありました平成25年度
各種会計歳入歳出決算10件について、10月14日、15日及び12月2日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、3定議案第29号 平成25年度田辺市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第30号 平成25年度田辺市
林業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第31号 平成25年度田辺市
漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第32号 平成25年度田辺市
特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第33号 平成25年度田辺市
戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について及び同議案第34号 平成25年度田辺市
診療所事業特別会計歳入歳出決算についての以上6件については、全会一致により、同議案第22号 平成25年度田辺市
一般会計歳入歳出決算についての所管部分、同議案第23号 平成25年度田辺市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第24号 平成25年度田辺市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について及び同議案第25号 平成25年度田辺市
介護保険特別会計歳入歳出決算についての以上4件については、起立多数により、いずれも原案のとおり認定することに決しました。
各会計における予算の執行状況とあわせて、
行政効果等を主眼に審査を行いましたが、その中で委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
まず、議案第22号 平成25年度田辺市
一般会計歳入歳出決算についての所管部分のうち、児童福祉費の子ども・子育て支援事業利用ニーズ調査委託料について、調査結果の詳細説明を求めたのに対し、「現在、田辺市子ども・子育て支援会議において、国が示す方法にのっとり算定を進めているところであり、家庭類型等の調査結果に即して、保育のニーズ量について分析し、取り組みを進めていきたい。一方、家庭的保育事業のうち、病後児保育事業等を実施しているファミリーサポートセンターなどについては、十分に周知されていないと判断しており、これまで以上に子育て支援事業に係る周知への取り組みを進める必要があると認識している」との答弁がありました。
次に、病後児保育事業費補助金にかかわって、病後児保育事業の利用状況についてただしたのに対し、「平成24年度は登録児童64名、延べ利用119件、平成25年度は登録児童115名、延べ利用233件と、おおむね2倍の利用となっている。病後児保育事業については、今後も利用が増加することが見込まれるため、サービスの充実に努めていきたい」との答弁がありました。
次に、生活保護費にかかわって、受給対象者に対する審査体制及び就労支援等についてただしたのに対し、「平成27年4月に生活困窮者自立支援法が施行されることに伴い、現在、生活保護受給者となる前段階における相談事業の実施や支援体制の見直しを含む検討を行っており、現受給者については、生活環境の変化等の確認を随時行っている。就労支援については、平成23年度から就労支援員を配置したことにより、自立される件数がふえてきている」との答弁がありました。
次に、予防費のうち検診委託料にかかわって、各種がん検診受診率の状況と今後の啓発についてただしたのに対し、「受診率については、おおむね全国平均に近い数値である。受診啓発については、文書による通知のほか、電話等による勧奨を中心に行っているが、平成27年度からは県が施策として進めている健康推進員を本市においても委嘱することとなっており、受診啓発の役割を担っていただくこととしている」との答弁がありました。
次に、教育事務所費の嘱託員賃金にかかわって、教育事務所長が嘱託員である状況下での災害発生時等における職責と職員配置の方針についてただしたのに対し、「有事の際の招集基準については、正規職員の職務に準じるものであり、また教育事務所長を嘱託員とすることについては、正規、嘱託にかかわらず、職員人事の中で適材配置を行うものである」との答弁がありました。
次に、教育指導費の特別支援教育支援員賃金にかかわって、支援学級数、対象児童・生徒数及び支援員数等の状況をただしたのに対し、「支援学級配置校は、小学校15校24学級64名、中学校9校11学級37名、支援員は全体で29名である。支援員を配置できていない学級の一部には県から非常勤講師を配置していただいている」との答弁がありました。これに対し委員から、前年度より在籍児童・生徒数が増加している状況であり、支援員の充足に努められたいとの要望がありました。
次に、学校施設耐震改修事業費にかかわって、平成25年度末の進捗状況と今後の計画についてただしたのに対し、「非木造校舎等については、耐震化率87.7%であり、平成27年度末には全て完了の見込みであるが、木造校舎等については平成26年度から耐震診断を実施し、その結果に基づいて方向性を決定する」との答弁がありました。
次に、「学校給食費の賄材料費にかかわって、地元からの納入状況についてただしたのに対し、野菜は品目数で6割、米は全て県内産であり、月例会議等において計画的にふやす検討を行っている」との答弁がありました。
次に、議案第25号 平成25年度田辺市
介護保険特別会計歳入歳出決算にかかわって、高齢者・障害者虐待防止ネットワーク委員会の取り組みについてただしたのに対し、「虐待に関する情報については、ケアマネジャーや訪問介護事業所職員から報告を受ける体制が図られているとともに、市地域包括支援センターの役割も周知されてきている」との答弁がありました。これに対し委員から、顕在化しにくい事案であることからさらに体制の充実に努められたいとの要望がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成26年12月2日、文教厚生委員会委員長、松下泰子。
(14番 松下泰子君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 以上で、各
常任委員会委員長の報告が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論は一括して行います。
討論はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 討論があるようですので、この場合、委員長の報告はいずれも認定であります。よって、認定に対する反対討論の発言を許可いたします。
2番、真砂みよ子君。
(2番 真砂みよ子君 登壇)
○2番(真砂みよ子君) 平成25年度決算に対する反対討論をさせていただきます。
3定議案第22号 一般会計、同議案第23号 国民健康保険事業特別会計、同議案第24号 後期高齢者医療特別会計、同議案第25号 介護保険特別会計の四つの会計決算について、反対の立場から討論を行います。
反対の主な理由を申し上げます。1点目は、職員給与の点です。基本給1億1,861万円、期末手当で2,468万円、共済組合負担金が5,980万円、合わせて2億309万円の減額を行いました。
これは復興のための交付税削減によるものです。そもそも、公務員の給与は人事院勧告で決められてきました。今回は、そのルールを無視した国の一方的な押しつけです。国の言いなりになるのではなく、市の財源を充ててでも、職員給与を保障すべきです。
田辺市には、大企業はなく、全国平均の賃金をもらえる企業も非常に少なく、公務員の賃金が田辺市の経済を支えています。減額により買い控えをすれば、即田辺の景気に大きく影響してきます。また、公務員の賃下げや退職金の大幅な引き下げは、民間賃金の引き下げにつながります。田辺市の景気のためにも引き下げるべきではなかったと思います。
2点目は市民の暮らしに密着したところでの事業が不十分だという点です。具体例を挙げますと、子ども医療費や市営住宅の問題です。今、市民は不況・不景気にあえいでいます。そのため、子育て世代の皆さんは、子育て支援の充実を求めています。特に、子育て支援の柱は子ども医療費の無料化です。子供の病気は突然で、予定ができないため負担感があります。ですから、子育て支援が一番求められているのです。
また、市営住宅への入居も多くの市民が望んでいます。旧市内のみで見てみますと、平成25年度は14部屋の空き室があり、これを募集したところ、何と応募数が371件だったという驚きの数字が決算委員会の中で明らかになりました。募集ごとでこの倍率が違うでしょうが、この数字を単純に平均すると、入居の競争率は26.5倍になります。安価な住宅を求めている市民の願いに応えていないということではないでしょうか。
3点目は、それぞれの事業の費用対効果が十分ではなかったという点です。例えば、鳥獣害対策に柵の補助金があり、これは必要なものですが、それだけでは不十分です。それぞれが自己防衛しながらも、集落全体で取り組むなど、有効的な先進事例からもっと学ぶべきです。
また、一つの事業を多角的な角度から活用する工夫がもっと必要です。例えば、市の
ホームページにアクセスが多くあれば、市民が何を求めてアクセスするのかをつかみ、そこにあらわれた市民の意図を酌み取り、それぞれの所管する課へ帰していく。そういった取り組みが必要です。共通しているのは、市民の暮らしに寄り添い、痛みを共有し、それを少しでも改善していこうという姿勢に欠けているということです。
以上が、一般会計に対する反対の理由です。
次に、国保事業特別会計については、一人当たりの保険税が9万212円で、不況の中では負担が大きく、払いたくても払えないというのが実態です。後期高齢者医療特別会計については、大方の人が年金生活者で、滞納もふえているところを見ると、高齢者の厳しい生活実態をあらわしています。このような医療制度は早く改めるべきです。
介護保険特別会計についても同様で、高齢者を取り巻く制度がどんどん後退し、高齢者が軽視されていることが問題です。これらの会計は、国の制度であり、この国の悪政から田辺市が市民を守る防波堤になっていないということを指摘して、反対討論といたします。
以上です。
(2番 真砂みよ子君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、認定に対する賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 20番、陸平輝昭君。
(20番 陸平輝昭君 登壇)
○20番(陸平輝昭君) 3定議案第22号 平成25年度
一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の討論を行います。平成25年度予算としては、市税・地方交付税の減少等の予測と市長、議員の選挙もあって、市長は骨格予算として、前年度より約20億円の減で始まりました。決算を見ますと、実質収支額16億2,170万円の黒字決算となっています。
このことは、税金に対して市民の皆さんの御理解があったことと思います。また、職員の皆さんの徴収の努力、各事業の補助金等の確保についての頑張りがあって、田辺市の事業がいろいろできたことだと高く評価をしたいと思います。
平成25年度の事業として、平成27年開催予定の国体に向けて、スポーツパーク、目良公園整備の実施等ができたことが大きな事業だったと思います。また、第二小学校・会津小学校の建築事業が行われ、生徒の安全が守られることが大変大きかったのではないかと思います。防災においては、大学の先生を招いて、小・中学校での防災教育を初め、浸水マップ等の作成等災害に備えた対応の強化が認められます。
また、人権施策の推進においては、平成24年度実施の市民意識調査をもとに、第2次男女共同参画プランの策定が行われ、さまざまな分野において男女共同参画の意識改革が行われています。
農業振興については、主産業の梅の販売を市長先頭に各都市部でのセールスが行われ、官民挙げての取り組みが今後につながることを期待したいと思います。
平成23年の台風災害についても熊野川流域の河床整備を初め、各地域の復旧工事の終わりの年として、担当部署が頑張ってくれ、一部を除いてはほとんどが復旧できたと感謝をいたします。災害復旧を初め公園整備・高速道路関連工事等、土木工事・建築工事・防災対策事業等経済の活性になった年だと思います。
今後とも厳しい財政の中、市民の安心・安全な生活を守るべく対応をよろしくお願い申し上げ、平成25年度の
歳入歳出決算認定について賛成の討論といたします。
(20番 陸平輝昭君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより、ただいま議題となっております17件について、順次採決に入ります。
◎日程第3 3定議案第22号 平成25年度田辺市
一般会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 3定議案第22号 平成25年度田辺市
一般会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
本件については、起立により採決いたします。
議案第22号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(塚 寿雄君) 起立多数であります。
よって、3定議案第22号は認定することに決しました。
◎日程第4 3定議案第23号 平成25年度田辺市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第23号 平成25年度田辺市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
本件については、起立により採決いたします。
議案第23号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(塚 寿雄君) 起立多数であります。
よって、3定議案第23号は認定することに決しました。
◎日程第5 3定議案第24号 平成25年度田辺市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第24号 平成25年度田辺市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
本件については、起立により採決いたします。
議案第24号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(塚 寿雄君) 起立多数であります。
よって、3定議案第24号は認定することに決しました。
◎日程第6 3定議案第25号 平成25年度田辺市
介護保険特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第25号 平成25年度田辺市
介護保険特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
本件については、起立により採決いたします。
議案第25号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(塚 寿雄君) 起立多数であります。
よって、3定議案第25号は認定することに決しました。
◎日程第7 3定議案第26号 平成25年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第26号 平成25年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第26号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第26号は認定することに決しました。
◎日程第8 3定議案第27号 平成25年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会
計
歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第27号 平成25年度田辺市
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第27号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第27号は認定することに決しました。
◎日程第9 3定議案第28号 平成25年度田辺市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第28号 平成25年度田辺市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第28号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第28号は認定することに決しました。
◎日程第10 3定議案第29号 平成25年度田辺市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第29号 平成25年度田辺市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第29号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第29号は認定することに決しました。
◎日程第11 3定議案第30号 平成25年度田辺市
林業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第30号 平成25年度田辺市
林業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第30号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第30号は認定することに決しました。
◎日程第12 3定議案第31号 平成25年度田辺市
漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第31号 平成25年度田辺市
漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第31号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第31号は認定することに決しました。
◎日程第13 3定議案第32号 平成25年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別
会計
歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第32号 平成25年度田辺市
特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第32号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第32号は認定することに決しました。
◎日程第14 3定議案第33号 平成25年度田辺市
戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第33号 平成25年度田辺市
戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第33号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第33号は認定することに決しました。
◎日程第15 3定議案第34号 平成25年度田辺市
診療所事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第34号 平成25年度田辺市
診療所事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第34号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第34号は認定することに決しました。
◎日程第16 3定議案第35号 平成25年度田辺市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第35号 平成25年度田辺市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第35号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第35号は認定することに決しました。
◎日程第17 3定議案第36号 平成25年度田辺市
木材加工事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第36号 平成25年度田辺市
木材加工事業特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第36号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第36号は認定することに決しました。
◎日程第18 3定議案第37号 平成25年度田辺市
四村川財産区
特別会計歳入歳出決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第37号 平成25年度田辺市
四村川財産区
特別会計歳入歳出決算についてお諮りいたします。
議案第37号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第37号は認定することに決しました。
◎日程第19 3定議案第38号 平成25年度田辺市
水道事業会計利益の処分及び決算について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、3定議案第38号 平成25年度田辺市
水道事業会計利益の処分及び決算についてお諮りいたします。
議案第38号は、委員長の報告のとおり可決及び認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、3定議案第38号は可決及び認定することに決しました。
休 憩
○議長(塚 寿雄君) この場合、午後4時5分まで休憩いたします。
(午後 3時53分)
――
―――――――――――――――――
再 開
○議長(塚 寿雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 4時05分)
◎日程第20 4定報告第 1号
専決処分事項についてから
日程第41 4定議案第20号 和歌山県
市町村総合事務組合の共同処理する事務の変
更及
び組合規約の変更についてまで一括上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第20 4定報告第1号
専決処分事項についてから、日程第41 4定議案第20号 和歌山県
市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及
び組合規約の変更についてまで、以上22件を一括上程いたします。
提出者の説明を求めます。
市長、真砂充敏君。
(市長 真砂充敏君 登壇)
○市長(真砂充敏君) ただいま上程されました議案は、専決処分報告2件、条例に関するもの6件、予算に関するもの8件、その他6件でございまして、その概要について御説明申し上げます。
まず、報告第1号
専決処分事項については、平成26年度田辺市
一般会計補正予算(第6号)につきまして、去る11月21日に衆議院が解散したことに伴い、衆議院議員選挙費を専決処分したもので、報告第2号
専決処分事項の報告については、交通事故及び市道管理に係る事故の損害賠償について専決処分したものの報告であります。
議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正については、職員の給料月額及び市長、職員等の期末勤勉手当に係る支給割合等を改定するほか、所要の改正を行うもので、議案第2号
田辺市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正については、議員の期末手当に係る支給割合を改定するもので、議案第3号
田辺市営住宅条例の一部改正については、新たに宝来町10番46号に市営住宅を設置するため、所要の改正を行うもので、議案第4号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、児童扶養手当法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うもので、議案第5号
田辺市立小学校及び
中学校条例の一部改正については、鮎川小学校と三川小学校及び衣笠中学校と長野中学校を統合するため、所要の改正を行うものであります。
議案第6号
工事請負変更契約の締結については、林道武住谷線災害復旧
工事請負変更契約の締結について、議案第7号 田辺市
紀州備長炭記念公園の
指定管理者の指定について、議案第8号 田辺市
龍神総合交流拠点施設「季楽里龍神」の
指定管理者の指定について、及び議案第9号 田辺市
龍神温泉センターの
指定管理者の指定については、当該施設の
指定管理者の指定について、それぞれ議決をお願いするものであります。
次に、議案第10号 平成26年度田辺市
一般会計補正予算(第7号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。
今回の補正は4億3,558万8,000円で、歳出の主なものを申し上げますと、給与改定及び職員配置の変動に伴う人件費の補正等を行うほか、議会費では議員期末手当を、総務費ではケーブルテレビ伝送路移設
業務委託料、合併10周年記念事業費、固定資産税の評価がえに伴う電子計算機プログラム改修委託料等を、民生費では障害者医療費等の精算による国庫及び県支出金返還金、障害者に係る就労継続支援給付費及び児童発達支援給付費等を、衛生費では斎場の改修費及び広域最終処分場の建設予定地として
稲成町内会の御理解を賜り基本同意をいただいたことから、実施設計等に係る
紀南環境広域施設組合負担金等を、農林水産業費では農地や水路等の保全管理を支援する多面的機能支払交付金事業負担金及びカシノナガキクイムシによる被害防止のための森林病害虫等防除委託料等を、土木費では市道の街路灯に係る光熱水費を補正するほか都市下水路整備に伴う予算の更正を、教育費では篤志家からいただいた浄財の教育振興基金への積み立て、会津小学校建築費及び紀南文化会館便所改修工事費等を、災害復旧費では農林施設及び公共土木施設等の復旧費用を、諸支出金では農業集落排水事業特別会計繰出金等を補正するほか、債務負担行為及び地方債を補正しております。今回の補正に要する財源としましては、地方交付税、国庫支出金、繰越金、市債等をもって充てることにしております。
議案第11号 田辺市
国民健康保険条例の一部改正については、出産育児一時金の基本額を引き上げるほか、所要の規定の整備を行うため、議決をお願いするものであります。
議案第12号「平成26年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」につきましては、職員配置の変動に伴う人件費の減額等を行うほか、一般被保険者療養給付費、一般被保険者高額療養費及び療養給付費等の精算に伴う国庫支出金の返還金等を補正するもので、議案第13号 平成26年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、職員配置の変動に伴う人件費及び施設介護サービス給付費等の減額を行うほか、居宅介護サービス給付費及び介護予防サービス給付費等を補正するものです。
議案第14号 権利の放棄については、住宅新築資金貸付金及び宅地取得資金貸付金に係る債権を放棄することについて、議決をお願いするもので、議案第15号 平成26年度田辺市
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、債権放棄に伴う財源の更正をするものです。
議案第16号 平成26年度田辺市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、福井・下柳瀬簡易水道の改良事業費等の補正及び本宮簡易水道施設整備事業費の減額並びに地方債を補正するもので、議案第17号 平成26年度田辺市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、施設修繕のための原材料費等を補正するもので、議案第18号 平成26年度田辺市
林業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、給与改定及び職員配置の変動に伴う人件費を補正するもので、議案第19号 平成26年度田辺市
木材加工事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、受注の増加に伴う加工手数料等を補正するものです。
議案第20号 和歌山県
市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及
び組合規約の変更については、串本町古座川町衛生施設事務組合の常勤の職員に対する退職手当の支給に関する事務を共同処理するため、所要の改正を行うものであります。
以上、提案いたしました議案について御説明申し上げましたが、詳細につきましては、関係部課長から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いいたします。
(市長 真砂充敏君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、補足説明を求めます。
総務部長、中瀬政男君。
(総務部長 中瀬政男君 登壇)
○総務部長(中瀬政男君) それでは、議案書に基づきまして補足説明をさせていただきます。
まず、1ページをお願いします。
4定報告第1号
専決処分事項については、平成26年度田辺市
一般会計補正予算(第6号)を
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定によりこれを報告し、御承認をお願いするものです。
2ページをお願いします。
平成26年度田辺市の
一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,200万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ477億5,131万5,000円とするものです。
なお、人件費につきましては、給与費明細書を7ページに掲載していますので、御参照願います。
今回の補正は、去る11月21日に衆議院が解散されたことに伴い、12月14日を投票日として執行される第47回衆議院議員総選挙に要する経費を11月21日付で専決処分したもので、財源につきましては、県支出金を充てています。
次に、8ページをお願いします。
4定報告第2号
専決処分事項の報告については、損害賠償の額を定め、和解することについて、
地方自治法第180条第1項の規定による指定に基づき専決処分したので、同条第2項の規定によりこれを御報告するものです。
まず、1件目の内容といたしましては、平成25年11月27日午前10時35分ごろ、本市やすらぎ対策課職員が、介護保険サービス利用者宅を訪問するため、原動機付自転車を運転し、高雄二丁目34番17号地先の県道田辺龍神線を下万呂方面に走行中、左方向の脇道から進入してきた、Aさん運転の普通乗用自動車と接触して転倒し、Aさん運転の車両については右前部が、本市職員運転の車両については左側部等が損傷したもので、これらの損害に対する賠償金として、本市が1万3,163円を相手方に、相手方が5万463円を本市にそれぞれ支払うものです。
なお、本件につきましては、職員が負傷したことに伴う示談が職員とAさんとの間で成立し、事故の処理が全て終了したことに伴い、今回報告させていただくものです。
9ページ、2件目の内容といたしましては、平成26年10月21日午後2時20分ごろ、Bさんが軽貨物自動車を運転し、市道大居1号線を走行中、本宮町大居347番地の2地先の山林からの落石により、当該車両の前部が損傷したもので、この損害に対する賠償金として、本市が8万5,600円を相手方に支払うものです。
次に、10ページをお願いします。
4定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、本年8月の人事院勧告による国家公務員の給与改定等に準じて、職員の給料月額及び市長、職員等の期末勤勉手当に係る支給割合等を改定するほか、所要の改正を行うものです。
本年の人事院勧告では、公務員と民間との給与比較において、民間給与が公務員給与を、平均1,090円上回っていることから、俸給表の水準を平均0.3%引き上げるとともに、特別給につきましても、民間が公務を0.17月上回ったことから、勤勉手当を0.15月分引き上げるものです。
本市におきましても、国の人事院勧告に準じて職員の給与を改定するものでありまして、内容といたしましては、給料月額を平均約0.3%引き上げるため、給料表を12ページから18ページまでの別表第1及び別表第2のとおり改定するとともに、勤勉手当につきましても、0.15月分引き上げ、年間4.1月分とするものです。
次に、市長等の特別職の期末手当の支給割合につきましても、0.15月分引き上げ、年間4.05月分とするものです。
また、地域手当につきましては、本年4月から和歌山県が東京に設置するわかやま紀州館及び総務省消防庁へ職員を派遣することになったことから、国が地域手当を支給する地域に勤務する職員を対象に、地域手当を支給するため改正するものです。
21ページをお願いします。
4定議案第2号
田辺市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、議員の期末手当に係る支給割合を改定するもので、0.15月分を引き上げ、年間4.05月分とするものです。
次に、23ページをお願いします。
4定議案第3号
田辺市営住宅条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、新屋敷町12番地の14所在の新屋敷1団地及び新屋敷2団地の老朽化に伴い、その建てかえとして新たに宝来町10番46号に宝来団地及びその駐車場を設置するため、所要の改正を行うものです。
次に、25ページをお願いします。
4定議案第4号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律により児童扶養手当法の一部が改正され、引用する同法の条番号が移動したことに伴い、所要の規定の整備を行うものです。
27ページをお願いします。
4定議案第5号
田辺市立小学校及び
中学校条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、平成27年4月1日をもって、鮎川小学校と三川小学校及び衣笠中学校と長野中学校を統合するため、所要の改正を行うものです。
次に、29ページをお願いします。
4定議案第6号
工事請負変更契約の締結については、林道武住谷線災害復旧
工事請負変更契約の締結について、
田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。
工事名は林道武住谷線災害復旧工事、元契約金額は1億5,224万6,520円、変更契約金額は1億6,343万1,000円で、1,118万4,480円の増額です。請負人は、株式会社中垣組、代表取締役、中垣剛氏です。
変更理由といたしまして、本工事は平成23年9月の台風12号災害に係る災害復旧工事で、被災箇所を迂回して林道を新設復旧するものですが、切り取り斜面の岩盤が全般にわたり軟弱で、崩落が発生し拡大した斜面と、強固であると想定していた斜面下部の安定対策が必要となったことから、モルタル吹付工を追加施工するため、契約金額の変更を行うものです。
次に、30ページの4定議案第7号から32ページの4定議案第9号までは、本市の公の施設3施設について、それぞれの
指定管理者を指定するため、
地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決をお願いするものです。
まず、30ページの4定議案第7号 田辺市
紀州備長炭記念公園の
指定管理者の指定については、現在の
指定管理者である田辺市秋津川1491番地の1、秋津川振興会会長、大澤晃氏を平成27年4月1日から平成30年3月31日までの間、当該施設の
指定管理者として指定するものです。
次に、31ページの4定議案第8号 田辺市
龍神総合交流拠点施設「季楽里龍神」の
指定管理者の指定については、現在の
指定管理者である田辺市龍神村龍神189番地、一般財団法人龍神村開発公社、理事長、下村順司氏を平成27年4月1日から平成30年3月31日までの間、当該施設の
指定管理者として指定するものです。
32ページの4定議案第9号 田辺市
龍神温泉センターの
指定管理者の指定については、現在の
指定管理者である田辺市龍神村龍神37番地、有限会社龍神温泉元湯、代表取締役、平岡照章氏を平成27年4月1日から平成30年3月31日までの間、当該施設の
指定管理者として指定するものです。
次に、33ページをお願いします。
4定議案第10号 平成26年度田辺市の
一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億3,558万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ481億8,690万3,000円とするものです。
なお、債務負担行為及び地方債の補正につきましては、37ページ及び38ページを御参照願います。
補正予算の内容につきましては、45ページからの歳出に沿って御説明いたしますが、各費目にございます給料、職員手当等、共済費につきましては、給与条例の改正に伴う月例給及び勤勉手当の増額や職員配置の変更等に係る人件費の補正で、その説明は省略させていただきますので御了承願います。
なお、人件費につきましては、給与費明細書を64ページから66ページに、工事請負費につきましては、工事明細表を67ページ及び68ページに、あわせて別冊参考資料として工事事業箇所図を掲載しています。
それでは、45ページをお願いします。
まず、議会費につきましては、議員の期末手当に係る支給割合の改定に伴い、議員期末手当を増額するものです。
46ページにまいりまして、総務管理費、企画費につきましては、ふるさと田辺応援寄附金の申し込み件数の増加に伴い、増大する事務の補助をする臨時職員の賃金で、地域情報化推進費につきましては、県が実施する道路改良工事などによる電柱の移設に伴って発生するケーブルテレビ伝送路用光ファイバーの移設件数が、予定を上回る状況から増額するものです。
合併10周年記念事業費につきましては、来年5月に合併10周年を迎えることから、事前準備として、啓発用のぼり及び横断幕等を作成するほか、本市をイメージした管弦楽曲を記念式典において披露する予定としていることから、その作曲を委託するものです。
47ページの徴税費、賦課費につきましては、平成27年度の固定資産税の評価がえに伴い、固定資産評価額の計算根拠の変更を行う電子計算機のプログラム改修費です。
次に、50ページをお願いします。
社会福祉費、社会福祉総務費につきましては、障害者自立支援給付費負担金を初め、障害者福祉、高齢者福祉、児童福祉施策に係る各種負担金及び補助金の平成25年度の精算に伴う返還金です。
障害者福祉費につきましては、利用者数の増加等に伴い、扶助費や訪問入浴サービス事業などの委託料を増額するものです。
52ページをお願いします。
保健衛生費、保健衛生総務費につきましては、がん検診推進支援事業及び健康増進事業に係る県補助金の平成25年度の精算に伴う返還金です。
斎場費につきましては、定期点検の結果を受け、火葬炉の機器の早急な取りかえを実施するとともに、炉内の劣化が進んでいる火葬炉1基のれんがの積みかえを行うものです。
次に、清掃費、塵芥処理費につきましては、小型家電類の処理方法等の変更に対応したごみ分別辞書の改訂版を作成するほか、電気料金単価及び灯油単価の上昇の影響から焼却施設等に係る電気料及び燃料費を増額するもの、並びに
紀南環境広域施設組合が実施します広域廃棄物最終処分場の建設に係る用地測量や実施設計業務等に係る負担金です。
53ページの農業費、農業振興費につきましては、農業振興対策に係る事務を補助する臨時職員の賃金の増額と、農業の多面的機能の維持、発揮のため、農地、農道及び水路等の保全管理を共同で行う組織を支援する新たな交付金が設けられ、本年度は、和歌山県農地・水環境保全向上対策地域協議会を通じ対象組織へ交付されることから、市の負担額を当該協議会へ支出するものです。
次に、54ページをお願いします。
林業費、林業振興費につきましては、カシノナガキクイムシの被害拡大を防止するため、県の補助金を活用して、
紀州備長炭記念公園内敷地にある被害木の伐倒駆除を実施するものです。
55ページをお願いします。
土木管理費、土木総務費につきましては、電気料金単価の上昇の影響から街路灯に係る電気料を増額するものです。
57ページに参りまして、都市計画費、都市下水路費につきましては、湊若宮地区の排水路整備に伴い、営業補償費の支払いが生じることから、予算の組み替えを行うものです。
58ページをお願いします。
教育総務費、教育委員会費につきましては、篤志家の方からいただきました1,000万円の御寄附のうち800万円を教育振興基金へ積み立て、翌年度以降、図書の購入のため活用するものです。
59ページの小学校費、学校管理費及び教育振興費につきましては、来年4月から三川小学校を鮎川小学校へ統合することから、その準備に要する経費を計上するものです。
60ページに参りまして、会津小学校建築費につきましては、新校舎建築工事において、掘削した土が高含水の粘性のため処分費が増加することや校舎建設に伴う近隣住宅に係るテレビの電波障害への対応などにより工事請負費を増額するものです。
61ページをお願いします。
社会教育費、図書館費につきましては、いただいた御寄附により図書を購入するもので、文化振興費につきましては、県の補助金を活用して、紀南文化会館の便所の改修を行うものです。
次に、62ページをお願いします。
農林施設災害復旧費、現年度林業施設災害復旧事業費につきましては、8月の台風11号により被災した林道3件の復旧工事を行うもので、現年度耕地災害復旧事業費につきましては、8月の台風11号及び10月の台風18号により被災した農業用施設5件、農地5件の復旧工事を行うものです。
次の公共土木施設災害復旧費、過年度公共土木災害復旧事業費につきましては、市道松本道林田線の復旧工事において、本年7月にアンカー配置の上部に、新たなすべりが発生したため、追加の対策工事を行うものです。
現年度公共土木災害復旧事業費につきましては、8月の台風11号により被災した市道10件、河川3件の復旧工事を行うものです。
63ページの特別会計繰出金は、介護保険、簡易水道事業、農業集落排水事業の三つの特別会計についての補正予算に対応し、必要となる一般会計からの繰出金です。
以上、今回の一般会計の補正に要する財源といたしましては、地方交付税、国庫支出金、県支出金、寄附金、繰越金、市債などをもって充てています。
次に、69ページをお願いします。
4定議案第11号 田辺市
国民健康保険条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、出産育児一時金の支給額について、産科医療補償制度掛金が3万円から1万6,000円に引き下げられることに伴い、支給総額を維持するため、出産育児一時金の基本額を39万円から40万4,000円に引き上げるほか、国民健康保険法の一部改正により、引用する同法の条番号が移動したことに伴い、所要の規定の整備を行うものです。
次に、71ページをお願いします。
4定議案第12号 平成26年度田辺市の
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,574万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ114億9,987万3,000円とするものです。
なお、人件費につきましては、給与費明細書を82ページに掲載しておりますので、御参照願います。
内容につきましては、77ページをお願いします。
まず、総務管理費につきましては、給与条例の改正に伴う勤勉手当等の増額または職員配置の変更に係る人件費の減額で、次の療養諸費及び78ページの高額療養費につきましては、医療費の給付見込みに基づき、補正するものです。
79ページの後期高齢者支援金等、前期高齢者納付金等及び80ページの介護納付金につきましては、本年度の支出額が確定したため、補正するものです。
次の償還金及び還付加算金につきましては、平成25年度の療養給付費等負担金及び特定健康診査等負担金等の精算に伴う返還金です。
なお、今回の補正に要する財源といたしまして、国庫支出金、療養給付費等交付金、県支出金、繰入金及び繰越金を充てています。
83ページをお願いします。
4定議案第13号 平成26年度田辺市の
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,934万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ87億5,378万3,000円とするものです。
なお、人件費につきましては、給与費明細書を96ページに掲載しておりますので、御参照願います。
内容につきましては、91ページをお願いします。
総務管理費につきましては、給与条例の改正及び職員数の減少等に係る人件費の補正で、次の介護サービス等諸費から93ページの介護予防サービス等諸費につきましては、実績に基づき給付費をそれぞれ補正するものです。
次に、その他諸費につきましては、介護給付等の件数の増加による増額で、94ページの高額介護サービス等費及び特定入所者介護サービス等費につきましては、それぞれ実績に基づき、補正するものです。
95ページの包括的支援事業費につきましては、給与条例の改正及び会計間の異動に伴う人件費の増額です。
なお、補正の財源といたしましては、繰入金を減額し、国庫支出金、支払基金交付金、繰越金等を充てています。
次に、97ページをお願いします。
4定議案第14号 権利の放棄について、
地方自治法第96条第1項第10号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、住宅新築資金及び宅地取得資金の貸し付けを受けた1人に対する2件の債権を放棄するものです。
放棄する権利の内容は、住宅新築資金貸付金及び宅地取得資金貸付金に係る債権で、債務者はCさんです。
放棄する債権の額は、住宅新築資金貸付金286万8,213円、宅地取得資金貸付金138万9,402円で、理由といたしましては、貸付金の債務を解消するため、平成8年に貸付対象物件を任意売買によって処分し、その売却代金を貸付金の償還金の一部として充当しましたが、残債務については回収できませんでした。その後、債務者は本市に住所を置いたまま行方不明となっており、連帯保証人も和歌山市に住所を置いたまま行方不明となっているためです。
今回債権を放棄する2件の金額を合わせますと425万7,615円となりますが、国費・県費補助金で57%が交付されることとなり、残る43%、182万2,615円が実質債権放棄をする金額となります。
次に、98ページをお願いします。
4定議案第15号 平成26年度田辺市の
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億3,674万3,000とするもので、内容としましては、議案第14号に基づき、住宅新築資金貸付金及び宅地取得資金貸付金に係る債権を放棄することにより、県補助金が交付されるため、歳入の財源更正を行うものです。
101ページをお願いします。
4定議案第16号 平成26年度田辺市の
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ723万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億590万5,000円とするものです。
内容につきましては、106ページをお願いします。
簡易水道事業費につきましては、水道維持費について、電気料金単価の上昇による電気料の増額及び入札差額に係る備品購入費の減額を行うもので、福井・下柳瀬、伏菟野地区、本宮簡易水道3施設の整備事業費は、入札による減額または工事内容の変更等による予算の組み替えを行うものです。
なお、工事明細表につきましては、107ページを御参照願います。
なお、補正の財源といたしましては、起債対象額の減少に伴い、市債を減額し、国庫支出金及び繰入金を充てています。
108ページをお願いします。
4定議案第17号 平成26年度田辺市の
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,276万9,000円とするもので、内容につきましては、電気料金単価の上昇による電気料の増額及び経年劣化等により増加している施設修繕料及び修繕用原材料費に対応するため増額するもので、補正の財源といたしましては、繰入金を充てています。
次に、111ページをお願いします。
4定議案第18号 平成26年度田辺市の
林業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ23万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,637万3,000円とするもので、内容につきましては、給与条例の改正等に伴う人件費を増額するもので、補正の財源といたしましては、繰越金を充てています。
なお、114ページに給与費明細書を掲載しています。
115ページをお願いします。
4定議案第19号 平成26年度田辺市の
木材加工事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,490円(後刻、「2,490万円」と訂正あり)を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,274万4,000円とするもので、内容につきましては、木材乾燥用灯油ボイラーの故障などにより不足が見込まれる修繕料や見込みを上回る灯油単価の上昇による燃料費を増額するとともに、公共施設関係等からの新たな受注により必要となった運搬費、加工手数料及び材料費を増額するもので、補正の財源といたしましては、木材加工事業収入を充てています。
次に、118ページをお願いします。
4定議案第20号 和歌山県
市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及
び組合規約の変更については、
地方自治法第290条の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、平成27年4月1日から串本町古座川町衛生施設事務組合の常勤の職員に対する退職手当の支給に関する事務を共同処理するため、所要の改正を行うものです。
以上をもちまして、補足説明を終わらせていただきます。
よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
(総務部長 中瀬政男君 降壇)
(発言する者あり)
休 憩
○議長(塚 寿雄君) 暫時休憩いたします。
(午後 4時42分)
――
―――――――――――――――――
再 開
○議長(塚 寿雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 4時43分)
○議長(塚 寿雄君) 総務部長の発言を許可いたします。
(総務部長 中瀬政男君 登壇)
○総務部長(中瀬政男君) 大変申しわけございませんでした。2,490円と申し上げました。2,490万円を追加ということで、申しわけございません。訂正させていただきます。お手元の補足説明の資料が間違っているということで、申しわけございません。
(総務部長 中瀬政男君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。
お諮りいたします。
日程第20 4定報告第1号
専決処分事項についてから、日程第41 4定議案第20号 和歌山県
市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及
び組合規約の変更についてまでの以上22件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
この場合、お諮りいたします。
本日の会議は、この辺にとどめ散会し、あす12月3日から12月10日までの8日間は議案精査のため休会とし、12月11日午前10時から再開いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
なお、一般質問の通告につきましては、あす12月3日午後2時までに事務局へ提出願います。締め切り後、抽せんにより質問順位を決定し、通知申し上げます。
散 会
○議長(塚 寿雄君) それでは、本日はこれをもって散会いたします。
(午後 4時44分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成26年12月2日
議 長 塚 寿 雄
議 員 橘 智 史
議 員 湯 口 好 章
議 員 尾 花 功...