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平成24年 3月定例会(第7号 3月27日)

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  1. 田辺市議会 2012-03-27
    平成24年 3月定例会(第7号 3月27日)


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    平成24年 3月定例会(第7号 3月27日)              田辺市議会3月定例会会議録              平成24年3月27日(火曜日)           ―――――――――――――――――――    平成24年3月27日(火)午後1時開議  第 1 1定議案第12号 田辺市庁舎整備基金条例の制定について  第 2 1定議案第13号 田辺市税条例の一部改正について  第 3 1定議案第14号 田辺市古道ヶ丘障害者施設条例の一部改正について  第 4 1定議案第15号 田辺市学童保育所条例の一部改正について  第 5 1定議案第16号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改               正について  第 6 1定議案第17号 田辺市企業立地促進条例の一部改正について  第 7 1定議案第18号 田辺市営住宅条例の一部改正について  第 8 1定議案第19号 田辺市手数料条例の一部改正について  第 9 1定議案第20号 田辺市火災予防条例の一部改正について  第10 1定議案第21号 田辺市歴史文化的景観保全条例の一部改正について  第11 1定議案第22号 紀南文化会館管理条例の一部改正について  第12 1定議案第23号 田辺市立図書館条例の一部改正について  第13 1定議案第24号 田辺市立美術館条例の一部改正について  第14 1定議案第25号 田辺市立小学校及び中学校条例の一部改正について
     第15 1定議案第26号 田辺市体育施設条例の一部改正について  第16 1定議案第27号 市道路線の認定について  第17 1定議案第28号 市道路線の変更について  第18 1定議案第29号 市道路線の廃止について  第19 1定議案第30号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における               住居表示の方法について  第20 1定議案第31号 字及び町の区域の変更について  第21 1定議案第32号 平成24年度田辺市一般会計予算  第22 1定議案第33号 平成24年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算  第23 1定議案第34号 平成24年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算  第24 1定議案第35号 田辺市介護保険条例の一部改正について  第25 1定議案第36号 平成24年度田辺市介護保険特別会計予算  第26 1定議案第37号 平成24年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算  第27 1定議案第38号 平成24年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算  第28 1定議案第39号 平成24年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               予算  第29 1定議案第40号 平成24年度田辺市簡易水道事業特別会計予算  第30 1定議案第41号 平成24年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算  第31 1定議案第42号 平成24年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算  第32 1定議案第43号 平成24年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算  第33 1定議案第44号 平成24年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計               予算  第34 1定議案第45号 平成24年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算  第35 1定議案第46号 平成24年度田辺市診療所事業特別会計予算  第36 1定議案第47号 平成24年度田辺市駐車場事業特別会計予算  第37 1定議案第48号 平成24年度田辺市木材加工事業特別会計予算  第38 1定議案第49号 平成24年度田辺市四村川財産特別会計予算  第39 1定議案第50号 平成24年度田辺市水道事業会計予算  第40 1定議案第53号 工事請負契約の締結について  第41 1定議案第54号 損害賠償の額の決定及び和解について  第42 1定議案第55号 平成23年度田辺市一般会計補正予算(第10号)  第43 1定議案第56号 損害賠償の額の決定について  第44 1定議案第57号 平成23年度田辺市水道事業会計補正予算(第2号)  第45 1定報告第 3号 平成24年度田辺市土地開発公社の事業の計画について  第46 1定報告第 4号 平成24年度財団法人龍神村開発公社の事業の計画につい               て  第47 1定報告第 5号 平成24年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について  第48 1定議案第51号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第49 1定議案第52号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第50 1定発議第 1号 「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の制定を               求める意見書の提出について  第51 1定発議第 2号 田辺市議会会議規則の一部改正について  第52 委員会の継続審査について           ――――――――――――――――――― 〇会議に付した事件  日程第1から日程第52           ――――――――――――――――――― 〇議員定数 26名 〇欠  員  2名           ――――――――――――――――――― 〇出席議員              議席番号   氏   名               1番  川 﨑 五 一 君               2番  真 砂 みよ子 君               3番  久 保 浩 二 君               4番  市 橋 宗 行 君               5番  安 達 幸 治 君               6番  安 達 克 典 君               9番  小 川 浩 樹 君              10番  塚   寿 雄 君              11番  山 本 紳 次 君              12番  松 下 泰 子 君              13番  佐 井 昭 子 君              14番  中 本 賢 治 君              15番  棒 引 昭 治 君              16番  出 水 豊 数 君              17番  宮 本 正 信 君              18番  高 垣 幸 司 君              19番  陸 平 輝 昭 君              20番  山 口   進 君              21番  宮 田 政 敏 君              22番  吉 田 克 己 君              23番  久 保 隆 一 君              24番  天 野 正 一 君              25番  森   哲 男 君              26番  吉 本 忠 義 君           ――――――――――――――――――― 〇欠席議員  なし           ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       福 田 安 雄 君             副市長       庄 堂 琢 磨 君             教育長       中 村 久仁生 君             企画部長      山 崎 清 弘 君             人権推進課参事   葉 糸 真 一 君             男女共同参画推進室長                       谷 村 憲 一 君             総務部長      岡 本 美 彦 君             総務部理事     田 上 豊 和 君             総務課長      小 川   鏡 君             市民環境部長    池 田 正 弘 君             保健福祉部長    田 中   敦 君             産業部長      福 井 量 規 君             建設部長      長 嶝 義 雄 君             都市整備課長    尾 花 健 治 君             龍神行政局長    手 谷 新 一 君
                消防長       岩 本 徳 三 君             消防総務課長    小 山 裕 史 君             教育次長      濵 田 和 男 君             教育委員会理事   松 原   淳 君             水道部長      中 村 全 文 君           ―――――――――――――――――――出席事務局職員             議会事務局長    中 瀬 政 男             議会事務局次長   杉 若 美津子             議会事務局主任   前 溝 浩 志             議会事務局主査   松 本 誠 啓             議会事務局主査   宇 代 夏 樹  開 議 ○議長(高垣幸司君)    皆さんこんにちは。定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成24年第1回田辺市議会定例会7日目の会議を開きます。               (午後 1時01分)          ――――――――――――――――――― ○議長(高垣幸司君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第 1 1定議案第12号 田辺市庁舎整備基金条例の制定についてから  日程第44 1定議案第57号 平成23年度田辺市水道事業会計補正予算(第2号)                 まで一括上程 ○議長(高垣幸司君)    日程第1 1定議案第12号 田辺市庁舎整備基金条例の制定についてから、日程第44 1定議案第57号 平成23年度田辺市水道事業会計補正予算(第2号)についてまで、以上44件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました44件については、過日の本会議においてそれぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。  この場合、ただいま議題となっております44件について、各常任委員会委員長の報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  16番、出水豊数君。             (16番 出水豊数君 登壇) ○16番(出水豊数君)    総務企画委員会から委員長報告をさせていただきます。  本委員会は、去る3月14日の本会議において付託を受けた議案10件について、16日、19日及び27日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第12号 田辺市庁舎整備基金条例の制定について、同議案第13号 田辺市税条例の一部改正について、同議案第19号 田辺市手数料条例の一部改正について、同議案第20号 田辺市火災予防条例の一部改正について、同議案第30号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について、同議案第31号 字及び町の区域の変更について、同議案第39号 平成24年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算、同議案第49号 平成24年度田辺市四村川財産特別会計予算及び同議案第55号 平成23年度田辺市一般会計補正予算(第10号)の所管部分の以上9件については、全会一致により、同議案第32号 平成24年度田辺市一般会計予算所管部分については、起立多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第32号 平成24年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、広聴広報費のラジオによる広報費について増額理由をただしたのに対し、「本件については、従来和歌山放送に依頼していたものであるが、平成24年度からは、新たにFM TANABEにおいても同様に市の広報を依頼することから、前年度に比較し予算を増額している」との答弁がありました。さらに委員から、山間部等、聴取地域の拡大についてただしたのに対し、「聴取地域を拡大するためには、電波中継局の設置等が必要となるが、その事業主体や費用負担の問題もあり、今後の検討課題である」との答弁がありました。  次に、市民生活費バス運行委託料にかかわって、入札方法等詳細説明を求めたのに対し、「当該委託料は龍神、中辺路、大塔、本宮の4地域における住民バスの運行に係るもので、その委託期間は3年としている。平成24年度は4月1日からの運行開始を予定しており、変動型最低制限価格制度を用いた見積もり合わせを実施している」との答弁がありました。これに対し委員から、変動型最低制限価格制度では、最低制限価格が著しく低下する場合があること、また地域の雇用を守る観点から入札方法について今後さらなる検討をするよう要望がありました。  次に、徴税費のコンビニ収納代行業務手数料にかかわって、コンビニ収納の実績についてただしたのに対し、「コンビニ収納は本年度から実施しており、現在のところ納付書による納付のうち、コンビニ利用率は約22%、3億7,100万円の取り扱いとなっている。この状況から現代社会における生活スタイルの多様化の中、市民にとって納税しやすい環境を提供できたのではないかと考えている」との答弁がありました。  次に、行政局費の宿直業務委託料にかかわって、入札方法についてただしたのに対し、「入札に当たっては、変動型最低制限価格制度を採用しているが、応札価格に加えて、各事業所から雇用等についての資料提出を求めており、最低賃金法労働基準法を満たした内容となっているかも審査した上で落札業者を決定している」との答弁がありました。  次に、消防団費にかかわって、津波発生時における消防団員の避難及び誘導についてただしたのに対し、「注意報、警報、大津波警報など津波の高さにより、その状況は異なるが、原則はまず避難することとしており、津波到達予想時刻までに時間がある場合には、救助活動や避難広報等を行うものとしている」との答弁がありました。さらに委員から、東日本大震災では、多くの消防団員が救助活動等で犠牲となっていることから、震災時における活動をマニュアル化し、消防団活動の安全確保を確立し、またその内容について市民に周知することが必要ではないかただしたのに対し、「津波災害時における消防団員の安全対策として、退避ルールの確立及び消防団活動の明確化など国の指針を受け、消防団員の行動について計画を策定する必要があると考えている」との答弁がありました。  次に、消防庁舎建設事業費にかかわって、新庁舎建設後における現庁舎での救急業務体制についてただしたのに対し、「現在の計画では、本部機能及び田辺消防署の位置並びにその機能を新庁舎に移転し、現庁舎については市街地に対する消防救急需要等を考慮し、救急車及び消防車の配置など、消防署としての機能を一部残す予定である」との答弁がありました。  次に、市税にかかわって、東日本大震災津波被害に伴う海岸沿いの地価下落などの固定資産税への影響についてただしたのに対し、「平成24年度は、3年に1度の評価がえの年であるが、東日本大震災の影響を受け、前回に比べ海岸沿いなどにおいて地価の下落が見受けられ、それを反映した鑑定結果となっている。その影響から固定資産税及び都市計画税では今後減収が予想されるが、歳入全体から見ると固定資産税普通交付税の算定において基準財政収入額に含まれることから、その減収分については75%が普通交付税で補てんされることとなる」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成24年3月27日、総務企画委員会委員長出水豊数。             (16番 出水豊数君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    続いて、産業建設委員会委員長の報告を求めます。  19番、陸平輝昭君。             (19番 陸平輝昭君 登壇) ○19番(陸平輝昭君)    産業建設委員会委員長報告を行います。  本委員会は、去る3月14日の本会議において付託を受けた議案17件について、15日、16日及び27日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第17号 田辺市企業立地促進条例の一部改正について、同議案第18号 田辺市営住宅条例の一部改正について、同議案第27号 市道路線の認定について、同議案第28号 市道路線の変更について、同議案第29号 市道路線の廃止について、同議案第37号 平成24年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算、同議案第40号 平成24年度田辺市簡易水道事業特別会計予算、同議案第44号 平成24年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算、同議案第47号 平成24年度田辺市駐車場事業特別会計予算、同議案第48号 平成24年度田辺市木材加工事業特別会計予算、同議案第50号 平成24年度田辺市水道事業会計予算、同議案第53号 工事請負契約の締結について、同議案第54号 損害賠償の額の決定及び和解について、同議案第55号 平成23年度田辺市一般会計補正予算(第10号)の所管部分、同議案第56号 損害賠償の額の決定について、同議案第57号 平成23年度田辺市水道事業会計補正予算(第2号)の以上16件については全会一致により、同議案第32号 平成24年度田辺市一般会計予算所管部分については起立多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第32号 平成24年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、農業振興費にかかわって、関西電力が所有する原子力発電所の稼働停止に伴い、御坊火力発電所稼働率上昇が懸念される中、梅枯れ被害に対する農家の不安対策についてただしたのに対し、「田辺うめ対策協議会においては、雨水の分析等大気汚染の監視活動と関西電力との意見交換会を実施しているところであり、火力発電所稼働率上昇対策についても要望しているところである。今後もこのような活動を継続し、恒常的に要望していきたいと考えている」との答弁があり、これに対し委員から、引き続き監視体制を強化し要望活動を継続されるよう強く要望しました。  さらに委員から、発電所3号機に設置されている硫黄酸化物を除去する脱硫装置を1、2号機への設置についても要望するよう求めたのに対し、「公害設備のさらなる改善策として、昨年11月に脱硫装置の増設と集じん装置の機能改善について要望しており、さらに窒素酸化物やばい煙が排出されない天然ガス等クリーンエネルギー発電への転換も要望しているところである」との答弁があり、これに対し委員から、脱硫装置増設の要望については原子力発電所停止後実施されていないため、再度積極的に実施するよう要望しました。  次に、水産業費全般にかかわって、限られた予算の中で可能な限り効果的な対策を継続実施したいとの考え方に対し、イサキやヒロメ、ヒオウギ貝等の水産物について、今後とも積極的に販路拡大を模索し、本市の水産業のさらなる発展に努めるよう要望しました。  次に、水路新設改良費にかかわって、尾の崎ポンプ整備事業に係る詳細説明を求めたのに対し、「尾の崎地区の浸水対策として、平成26年度までに排水ポンプを6基設置する予定であり、平成24年度においては直径900ミリ、毎秒排出量1.75トンの排水ポンプ2基と除じん機等を設置するものである」との答弁がありました。  次に、三四六総合運動公園整備事業費及び目良公園整備事業費にかかわって、工事の進捗状況について説明を求めたのに対し、「両事業については用地交渉も終了し、平成24年度から本工事に着工する。非常に過密な工事スケジュールではあるが、平成27年に開催される紀の国わかやま国体に向け、現在のところ当初の工程どおり順調に進んでいる」との答弁がありました。  次に、災害復旧費にかかわって、世界遺産熊野本宮館災害復旧事業について詳細説明を求めたのに対し、「総事業費3億8,590万円により本体復旧工事建築内装工事電気設備工事給排水工事空調設備工事、外溝工事、展示物復旧工事、浸水対策及びジャッキアップ工事等を実施するものである。財源は施設保険1億8,395万円、災害復旧事業債1億9,190万円及び一般財源1,005万円である。なお、今回の災害を教訓として床高設定を1.5メートル程度かさ上げし、その上に設備関係を配置する。またピットについては、密閉式ではなく通水口を設けるなどの対策を講じることで、浸水しても建物の重力が浮力にまさるような状態としたい」との答弁がありました。これに対し委員から、建物が傾いた原因についてただしたのに対し、「建築基準法上浮力の規定はないが、想定設計水位の設定に当たり、ピット部分を密閉式にしたことから結果的に建物が浮き上がった」との答弁がありました。  さらに委員から、設計時、明治22年及び昭和28年の大水害の際の降雨量について分析していなかったことが原因ではないか指摘したのに対し、「明治22年の水害はせきとめ湖が発生したことによるものであること、また昭和28年の水害は熊野川上流にダムが建設される以前の水害であるため、ダム建設後とは河川の状況も異なり参考とはなりにくいことから、当時としては平成2年の台風19号の浸水高を想定水位として設定することが合理的であったと考えている。ただし、結果的に被害が発生したことに変わりはなく、このことを真筆に受けとめて今後の防災対策に生かしていかなければならないと考えている」との答弁がありました。  さらに委員から、基礎を1.5メートル程度かさ上げすることが今回の水害の教訓を生かしたことになるのかただしたのに対し、「災害復旧においては現状復旧が基本であるが、基礎のかさ上げをせずに施工して万が一浸水した場合、今後の閉館期間や費用等を勘案すると、今回提案した工法が最善の方法であると考えている」との答弁がありました。  さらに委員から、現在地以外での本宮館のあり方についてただしたのに対し、「熊野本宮館は、世界遺産熊野古道の玄関口としての機能や周辺への交通の利便性、またミシュラングリーンガイドで1つ星の認定を受けている世界的な施設であることから、国内外からの来訪客からも広く期待を寄せられている建築物でもあり、周辺には地域の商工関連の店舗等も数多くあることから、観光導線的にも現在の位置が重要であると考えている」との答弁がありました。  さらに委員から、熊野本宮館の復旧だけでなく河川の整備や消防署、近隣の被災された方々を含め、今後広く住民に理解していただける対策が必要ではないか指摘したのに対し、「市としては、世界遺産の玄関口に位置する施設として一日も早く復興に取り組みたいと考えており、河川の整備についても県及び熊野川下流域との協議を進めながら、地域住民の理解が得られるよう取り組んでいきたい」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成24年3月27日、産業建設委員会委員長陸平輝昭。             (19番 陸平輝昭君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    続いて、文教厚生委員会委員長の報告を求めます。  13番、佐井昭子君。             (13番 佐井昭子君 登壇) ○13番(佐井昭子君)    文教厚生委員会委員長報告をいたします。  本委員会は、去る3月14日の本会議において付託を受けた議案20件について、14日、15日及び27日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第14号 田辺市古道ヶ丘障害者施設条例の一部改正について、同議案第15号 田辺市学童保育所条例の一部改正について、同議案第16号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について、同議案第21号 田辺市歴史文化的景観保全条例の一部改正について、同議案第22号 紀南文化会館管理条例の一部改正について、同議案第23号 田辺市立図書館条例の一部改正について、同議案第24号 田辺市立美術館条例の一部改正について、同議案第25号 田辺市立小学校及び中学校条例の一部改正について、同議案第26号 田辺市体育館施設条例の一部改正について、同議案第38号 平成24年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算、同議案第41号 平成24年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算、同議案第42号 平成24年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算、同議案第43号 平成24年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算、同議案第45号 平成24年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算及び同議案第46号 平成24年度田辺市診療所事業特別会計予算の以上15件については全会一致により、同議案第32号 平成24年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第33号 平成24年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算、同議案第34号 平成24年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算、同議案第35号 田辺市介護保険条例の一部改正について及び同議案第36号 平成24年度田辺市介護保険特別会計予算の以上5件については起立多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第32号 平成24年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、障害者福祉費にかかわって、平成23年度と比較して障害者福祉費が2億9,000万円増加した要因についてただしたのに対し、「平成22年12月の障害者自立支援法改正により、平成24年4月から新規事業として実施するサービス等利用計画相談支援給付費、地域相談支援給付費、児童発達支援給付費、放課後等デイサービス費、医療型児童発達支援給付費、保育所等訪問支援給付費、障害児相談支援給付費及び療養介護費創設に伴う扶助費の増加によるものである」との答弁がありました。  次に、保育所費にかかわって、子供に対する保育を保障するため、保育に携わる臨時職員の待遇改善が必要ではないかただしたのに対し、「臨時職員は、正職員と同じ業務を行いながらも待遇面で改善が進まない状況であったが、平成24年4月から長年勤務した臨時職員を対象に手当を加算する方向で進めている。今後とも、モチベーションを持続できるよう取り組んでまいりたい」との答弁があり、さらに委員から、年齢層の高い職員が多いと思われるが、そうした職員が退職した後、保育所を運営する上で適正な年齢構成になるのかただしたのに対し、「保育所の新築等により、昭和50年代に職員を大量に採用した時期があり、保育所職員の年齢構成は偏ったところがある。退職に対する補充は新規採用により行っているものの、次期の保育所運営を担う職員の年齢バランスが危倶されることもあり、できるだけ緩和できるよう計画的な雇用が必要だと考えているが、現実は難しい状況にある」との答弁がありました。  次に、生活保護費にかかわって、ケースワーカーの担当世帯数と今後の対応についてただしたのに対し、「被保護世帯は年々増加傾向にあり、現在741世帯である。そのためケースワーカー1名で92世帯を担当するなど、厚生労働省の基準世帯数の80世帯を大幅に上回る大変厳しい状況にある。被保護世帯が急増している自治体では、臨時職員としてホームヘルパーを雇用し、高齢者世帯を受け持つといった対応を行っている。市においても社会福祉主事の資格を持つケースワーカーを増員できない場合は、同様の対応をしていきたいと考えている」との答弁がありました。  次に、塵芥処理費のうち、調査委託料について詳細説明を求めたのに対し、「本市の焼却施設は、稼働後15年を経過し大規模改修が必要な時期を迎えている。環境問題の大きな課題であるCO2削減及びダイオキシン生成抑制のため、焼却炉の24時間稼働を前提とした大規模改修に伴う環境影響調査を行うものである。この調査は、平成24年度と25年度の2年間で2,000万円を予定している」との答弁があり、さらに委員から、ごみの焼却だけでなく、焼却時に発生する熱エネルギーの有効活用の可能性についてただしたのに対し、「発電施設の導入も検討したが、初期投資及び維持管理に多額の費用がかかることや発電に係る水道料金を賄うだけの効果も見込めないことから、既存施設の改良にとどめている。焼却熱を利用した温水利用については、今後施設能力向上により対応が可能か検討していきたい」との答弁がありました。  次に、小学校費及び中学校費のスクールバス運行委託料にかかわって、子供たちの安全を担保できる業者選定ができているかただしたのに対し、「スクールバスの安全で安心な運行のため、旅客自動車運送業の登録業者から5社を指名し、その落札業者から提出された運転手名簿や業務経歴書等により、適正な業者であるか判定しているところである」との答弁があり、さらに委員から、過当な価格競争により業者の経営が圧迫されることで子供たちの安全が懸念されるのではないかただしたのに対し、「今回の入札は、変動型最低制限価格制度を採用しており、有効札における平均額の8割を最低制限価格としている。委託料のダンピングによる業者の経営圧迫を防ぐため、適正な価格の中で最も効率よく入札を行える方法を模索しているところである」との答弁がありました。  次に、学校給食費にかかわって、給食費滞納に係る一連の経過と現状についてただしたのに対し、「9月議会において滞納している学校給食費の支払いを求める民事調停の議決を受け、12月に2件の調停を行い、順調に納付されている状況である。それに伴い他の滞納事案についても鋭意取り組みを進めており、納付率は98.16%となっている」との答弁がありました。  次に、議案第35号 田辺市介護保険条例の一部改正について、介護保険料が引き上げられる要因についてただしたのに対し、「介護保険料は平成24年から26年までの3年間のサービス量を推計し算定している。基金投入により介護保険料上昇の抑制も図ったが、今回、月額1,008円を引き上げるに至った大きな要因は、自然増も含めサービス提供基盤の整備によるものである」との答弁がありました。  次に、議案第36号 平成24年度田辺市介護保険特別会計予算にかかわって、施設入所待機者の動向についてただしたのに対し、「緊急を要する待機者について精査したところ、現時点で134名の待機者がいるものと考えている。平成24年3月に介護老人保健施設100床、6月に特別養護老人ホーム50床、合わせて150床が開所する。田辺市の被保険者がすべて入所できるわけではないが、これを機に早期入所の必要性が高い介護度3以上の待機者は、一定の解消が図られるものと考えている」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成24年3月27日、文教厚生委員会委員長、佐井昭子。             (13番 佐井昭子君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    以上で、各常任委員会委員長の報告が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。  21番、宮田政敏君。             (21番 宮田政敏君 登壇) ○21番(宮田政敏君)    産業建設委員長の報告にあります2ページ目の下から11行目、また、昭和28年の水害は熊野川上流にダムが建設される以前の水害であるため、ダム建設後とは河川の状況も異なり参考とはなりにくいという説明があったということなんですが、我々が聞いている熊野川水系のダムは、治水ダムではなくてすべて利水ダムとこの前も説明を受けたわけですけれども、この利水ダムというのは洪水の調整をしない、つまり雨が降ったらそのまま下流に流すと、そういうダムであるというふうに聞いておるんですが、この表現、こういう説明というものは、ダムが治水に利用されているという当局の判断があるのか。あるがゆえに昭和28年の水害の雨量はダムによって治水効果があったという判断を当局はされているというふうに私は受けておるんですが、それでいいのか、そういう議論があったのかなかったのか、そのあたりを委員長にお尋ねしたいと思います。             (21番 宮田政敏君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    質疑に対する答弁を求めます。  19番、陸平輝昭君。             (19番 陸平輝昭君 登壇) ○19番(陸平輝昭君)    宮田議員の質問にお答えいたします。  産業建設委員会のこの質疑の中において、今議員から質問がありましたこのダムについて治水であるか利水であるか、そういうところまでの突っ込んだ議論はしておりません。よって、議員から質問いただいたようなことについての当局の答弁もいただいておりません。その点で御理解いただきたいと思います。             (19番 陸平輝昭君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    他に、質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    それでは、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論は一括して行います。  討論はありませんか。
     討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  3番、久保浩二君。             (3番 久保浩二君 登壇) ○3番(久保浩二君)    3番、日本共産党、久保浩二です。反対討論を行います。  1定議案第32号 平成24年度田辺市一般会計予算、同議案第33号 平成24年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算、同議案第34号 平成24年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算、同議案第35号 田辺市介護保険条例の一部改正について、同議案第36号 平成24年度田辺市介護保険特別会計予算の以上の5件について反対討論を行います。  まず、一般会計予算ですが、厳しい生活を強いられている市民の生活を応援する予算になっていないと言わざるを得ません。保育所費でも、いつも問題になっている正職員と臨時職員の比率で年々臨時職員のほうが多くなってきており、子供たちの保育に責任を持つ体制がとられていませんし、臨時職員に対して何年もの間、身分が不安定な状態を続けさせることは、雇用情勢に責任を持たなければならない行政として解消されるべき問題です。  生活保護費では、ケースワーカー1人当たり厚労省の基準を10件以上も上回っています。現状ではケースワーカーが1名不足の状態が続けられており、貧困と格差が広がり、全国で貧困による孤独死や孤立死が伝えられる中、支援が必要な方たちに十分な対応ができないばかりか、ケースワーカーにも過重な負担を押しつけています。住民福祉に責任を持たなければならない行政として早急に解消しなければならない問題です。  市道の維持管理や溝清掃など、高齢化する市民生活に直結する予算の配分が不足していますし、漁業のまち田辺が厳しい状況に見舞われているのに水産関係の予算が少なく、危機的な状態にある漁業関係に積極的な支援策をするべきです。  次に、業務委託についてですが、入札制度で低価格の落札になる仕組みがあります。業務委託はほとんどが人件費であり、基本的には市民の方や隣接の住民の方の雇用です。雇用や地域経済を守るためにも業務委託は安ければよいという考えではなく、雇用されている人たちの賃金や待遇が保障されなければならないと思います。現状のままでは、田辺市がワーキングプア、働く貧困層を生み出していることになり賛成できません。  行政局費について、昨年の台風12号による災害では災害時の対応から復旧・復興に向けて関係する職員の不眠不休、獅子奮迅の頑張りには敬意をあらわします。本当によく頑張ってくれました。合併前の出身職員をそこに戻し対応したことで急場はしのげましたが、これからもこのような対応ができる保証がありません。そこの地域を地図も見ないで人の名前や迂回路をすぐに頭の中で描ける職員がいつまでもいるわけではないのです。地域に根差した職員を育てていかないと、まちづくりの核としての行政局は機能しませんし、災害時は特に役に立ちません。二、三年サイクルの人事異動では、職員に地域の隅々まで理解しろというのは無理ですから。防災を最優先というのであれば、その地域に密接な関係を保てる職員をつくっていく、配置することが不可欠です。ハード面だけではなく、人的なソフト面の充実も大事な部分です。今回はその部分が不十分と言わなければなりません。  次に、国保特別会計について。国保加入者の生活状況は年々厳しくなっています。国保加入者のうち非正規労働者、失業者、年金生活者が7割を超えています。年間所得も平均150万円ほどで、20年前に比較して100万円近く減少しています。1人平均9万円の保険料は高くて払うことが困難な状況です。国庫負担率は年々減少し、25%を切っていて、国庫負担が減った分、加入者や市の負担が大きくなり厳しい状況になっています。国に責任ある負担を求め、加入者や市の負担を減らし、応能に応じた保険料や窓口負担にするべきです。  次に、後期高齢者医療特別会計について。後期高齢者医療制度は民主党政権が政権公約で廃止を国民に約束しましたが、法案を先送りにしていまだに廃止に至っていません。高齢者を年齢で差別する医療制度は一刻も早く廃止するべきです。  介護保険条例と特別会計について。条例は第5期介護保険事業計画で介護保険料が月額5,790円となり1,000円以上の値上げになり、到底認めるわけにはいきません。介護保険は本来社会で高齢者の介護、生活を支援すると始まったはずですが、施設での利用を抑え、在宅での介護を中心とする制度になっており、家族に精神的にも経済的にも大きな負担になっています。現在の介護保険制度はサービスを充実すれば保険料が上がる仕組みになっています。厚労省は介護保険制度で軽度とされる要支援1、2の方々のサービスを介護保険から切り離し、市町村に責任を押しつける考えに進んでいます。新年度予算も大幅な保険料引き上げがなされます。ほとんどが年金生活者の高齢者にとって月6,000円近くの負担は限度額を超えたもので賛成できません。  以上、反対討論とします。             (3番 久保浩二君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    ほかに反対討論の発言はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    ほかに討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これよりただいま議題となっております44件について順次採決に入ります。 ◎日程第1 1定議案第12号 田辺市庁舎整備基金条例の制定について ○議長(高垣幸司君)    それでは、1定議案第12号 田辺市庁舎整備基金条例の制定についてお諮りいたします。  議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第12号は可決いたしました。 ◎日程第2 1定議案第13号 田辺市税条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第13号 田辺市税条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第13号は可決いたしました。 ◎日程第3 1定議案第14号 田辺市古道ヶ丘障害者施設条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案14号 田辺市古道ヶ丘障害者施設条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第14号は可決いたしました。 ◎日程第4 1定議案第15号 田辺市学童保育所条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第15号 田辺市学童保育所条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第15号は可決いたしました。 ◎日程第5 1定議案第16号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第16号 田辺市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第16号は可決いたしました。 ◎日程第6 1定議案第17号 田辺市企業立地促進条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第17号 田辺市企業立地促進条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第17号は可決いたしました。 ◎日程第7 1定議案第18号 田辺市営住宅条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第18号 田辺市営住宅条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第18号は可決いたしました。 ◎日程第8 1定議案第19号 田辺市手数料条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第19号 田辺市手数料条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第19号は可決いたしました。 ◎日程第9 1定議案第20号 田辺市火災予防条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第20号 田辺市火災予防条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第20号は可決いたしました。 ◎日程第10 1定議案第21号 田辺市歴史文化的景観保全条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第21号 田辺市歴史文化的景観保全条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり)
    ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第21号は可決いたしました。 ◎日程第11 1定議案第22号 紀南文化会館管理条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第22号 紀南文化会館管理条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第22号は可決いたしました。 ◎日程第12 1定議案第23号 田辺市立図書館条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第23号 田辺市立図書館条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第23号は可決いたしました。 ◎日程第13 1定議案第24号 田辺市立美術館条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第24号 田辺市立美術館条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第24号は可決いたしました。 ◎日程第14 1定議案第25号 田辺市立小学校及び中学校条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第25号 田辺市立小学校及び中学校条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第25号は可決いたしました。 ◎日程第15 1定議案第26号 田辺市体育施設条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第26号 田辺市体育施設条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第26号は可決いたしました。 ◎日程第16 1定議案第27号 市道路線の認定について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第27号 市道路線の認定についてお諮りいたします。  議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第27号は可決いたしました。 ◎日程第17 1定議案第28号 市道路線の変更について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第28号 市道路線の変更についてお諮りいたします。  議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第28号は可決いたしました。 ◎日程第18 1定議案第29号 市道路線の廃止について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第29号 市道路線の廃止についてお諮りいたします。  議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第29号は可決いたしました。 ◎日程第19 1定議案第30号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域にお                ける住居表示の方法について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第30号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についてお諮りいたします。  議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第30号は可決いたしました。 ◎日程第20 1定議案第31号 字及び町の区域の変更について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第31号 字及び町の区域の変更についてお諮りいたします。  議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第31号は可決いたしました。 ◎日程第21 1定議案第32号 平成24年度田辺市一般会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第32号 平成24年度田辺市一般会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(高垣幸司君)    起立多数であります。  よって、1定議案第32号は可決いたしました。 ◎日程第22 1定議案第33号 平成24年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第33号 平成24年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第33号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(高垣幸司君)    起立多数であります。
     よって、1定議案第33号は可決いたしました。 ◎日程第23 1定議案第34号 平成24年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第34号 平成24年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第34号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(高垣幸司君)    起立多数であります。  よって、1定議案第34号は可決いたしました。 ◎日程第24 1定議案第35号 田辺市介護保険条例の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第35号 田辺市介護保険条例の一部改正についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第35号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(高垣幸司君)    起立多数であります。  よって、1定議案第35号は可決いたしました。 ◎日程第25 1定議案第36号 平成24年度田辺市介護保険特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第36号 平成24年度田辺市介護保険特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第36号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(高垣幸司君)    起立多数であります。  よって、1定議案第36号は可決いたしました。 ◎日程第26 1定議案第37号 平成24年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第37号 平成24年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第37号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第37号は可決いたしました。 ◎日程第27 1定議案第38号 平成24年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第38号 平成24年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第38号は可決いたしました。 ◎日程第28 1定議案第39号 平成24年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第39号 平成24年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第39号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第39号は可決いたしました。 ◎日程第29 1定議案第40号 平成24年度田辺市簡易水道事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第40号 平成24年度田辺市簡易水道事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第40号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第40号は可決いたしました。 ◎日程第30 1定議案第41号 平成24年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第41号 平成24年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第41号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第41号は可決いたしました。 ◎日程第31 1定議案第42号 平成24年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第42号 平成24年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第42号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第42号は可決いたしました。 ◎日程第32 1定議案第43号 平成24年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第43号 平成24年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第43号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第43号は可決いたしました。 ◎日程第33 1定議案第44号 平成24年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第44号 平成24年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第44号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第44号は可決いたしました。 ◎日程第34 1定議案第45号 平成24年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第45号 平成24年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第45号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第45号は可決いたしました。
    ◎日程第35 1定議案第46号 平成24年度田辺市診療所事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第46号 平成24年度田辺市診療所事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第46号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第46号は可決いたしました。 ◎日程第36 1定議案第47号 平成24年度田辺市駐車場事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第47号 平成24年度田辺市駐車場事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第47号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第47号は可決いたしました。 ◎日程第37 1定議案第48号 平成24年度田辺市木材加工事業特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第48号 平成24年度田辺市木材加工事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第48号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第48号は可決いたしました。 ◎日程第38 1定議案第49号 平成24年度田辺市四村川財産特別会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第49号 平成24年度田辺市四村川財産特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第49号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第49号は可決いたしました。 ◎日程第39 1定議案第50号 平成24年度田辺市水道事業会計予算 ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第50号 平成24年度田辺市水道事業会計予算についてお諮りいたします。  議案第50号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第50号は可決いたしました。 ◎日程第40 1定議案第53号 工事請負契約の締結について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第53号 工事請負契約の締結についてお諮りいたします。  議案第53号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第53号は可決いたしました。 ◎日程第41 1定議案第54号 損害賠償の額の決定及び和解について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第54号 損害賠償の額の決定及び和解についてお諮りいたします。  議案第54号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第54号は可決いたしました。 ◎日程第42 1定議案第55号 平成23年度田辺市一般会計補正予算(第10号) ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第55号 平成23年度田辺市一般会計補正予算(第10号)についてお諮りいたします。  議案第55号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第55号は可決いたしました。 ◎日程第43 1定議案第56号 損害賠償の額の決定について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第56号 損害賠償の額の決定についてお諮りいたします。  議案第56号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第56号は可決いたしました。 ◎日程第44 1定議案第57号 平成23年度田辺市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定議案第57号 平成23年度田辺市水道事業会計補正予算(第2号)についてお諮りいたします。  議案第57号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第57号は可決いたしました。 ◎日程第45 1定報告第3号 平成24年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから  日程第47 1定報告第5号 平成24年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで一括上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第45 1定報告第3号 平成24年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから、日程第47 1定報告第5号 平成24年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上3件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました報告案件3件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。 ◎日程第45 1定報告第3号 平成24年度田辺市土地開発公社の事業の計画について ○議長(高垣幸司君)    それでは、まず1定報告第3号 平成24年度田辺市土地開発公社の事業の計画について質疑に入ります。  議案書178ページから190ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第3号は以上で終わります。 ◎日程第46 1定報告第4号 平成24年度財団法人龍神村開発公社の事業の計画について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定報告第4号 平成24年度財団法人龍神村開発公社の事業の計画について質疑に入ります。  議案書191ページから194ページまでです。
     質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第4号は以上で終わります。 ◎日程第47 1定報告第5号 平成24年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について ○議長(高垣幸司君)    続いて、1定報告第5号 平成24年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について質疑に入ります。  議案書195ページから198ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第5号は以上で終わります。 ◎日程第48 1定議案第51号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて及び  日程第49 1定議案第52号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて一括上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第48 1定議案第51号及び日程第49 1定議案第52号の2件の人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案第51号及び第52号の人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての2議案につきまして一括して御説明申し上げます。  まず、議案第51号につきましては、人権擁護委員、前田司枝氏の任期が平成24年6月30日をもって満了いたしますので、引き続き同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市天神崎6番40号、前田司枝、昭和23年1月12日生まれ、64歳、無職でございます。  次に、議案第52号につきましては、人権擁護委員、中田智津子氏の任期が平成24年6月30日をもって満了いたしますので、引き続き同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市秋津町1418番地の1、中田智津子、昭和22年7月15日生まれ、64歳、無職でございます。  以上、どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより一括して質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  この場合、お諮りいたします。ただいま議題となっております2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております2件については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。 ◎日程第48 1定議案第51号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    それでは、お諮りいたします。  1定議案第51号は、これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第51号は、これを異議なしとすることに決しました。 ◎日程第49 1定議案第52号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りします。  1定議案第52号は、これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第52号は、これを異議なしとすることに決しました。 ◎日程第50 1定発議第1号 「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の制定               を求める意見書の提出について ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第50 1定発議第1号 「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の制定を求める意見書の提出についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  17番、宮本正信君。             (17番 宮本正信君 登壇) ○17番(宮本正信君)    1定発議第1号「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の制定を求める意見書。表記について、田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。  平成24年3月27日。  提出者は私、宮本正信。賛成者は真砂みよ子議員、安達幸治議員、安達克典議員、小川浩樹議員、山本紳次議員、棒引昭治議員、陸平輝昭議員、吉田克己議員、天野正一議員、いずれも会派代表者の皆さんであります。  それでは、意見書を朗読いたします。  「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の制定を求める意見書。  今の日本は「国民のこころの健康の危機」と言える状況にある。それは、平成23年7月6日に厚生労働省が4大疾病(がん、脳卒中、心臓病、糖尿病)に新たに精神疾患を加えて5大疾病とする方針を決めたことにもあらわれている。この背景には平成20年の患者調査で、糖尿病患者数237万人、がん患者数152万人などに対し、精神疾患の患者数は323万人と最も多く、国民に広くかかわる疾患となっていること、また、毎年3万人を超える自殺者の約9割には何らかの精神疾患に罹患していた可能性があるとされているためである。  平成20年度から21年度にかけて厚生労働省は、「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」を設け、現状を網羅的に明らかにし、今後の望まれる施策を報告した。この報告をもとに、平成22年4月に当事者・家族、医療福祉の専門家及び学識経験者による「こころの健康政策構想会議」が設立された。この会議では、当事者・家族のニーズにこたえることを軸にとらえて会議を重ね、現在の危機を早く根本的に改革する提言をまとめ、平成22年5月末に「こころの健康政策についての提言書」を厚生労働大臣に提出した。この提言書の中で、精神医療改革、精神保健改革、家族支援を軸として、国民すべてを対象としたこころの健康についての総合的、長期的な政策を保障する「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の制定を強く求めている。  よって、政府及び国会におかれては、国民のこころの健康の増進を図るため、「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」を早急に制定するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成24年3月27日、田辺市議会。  提出先は内閣総理大臣、厚生労働大臣、社会保障・税一体改革担当大臣、衆議院議長、参議院議長。  以上であります。  御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。             (17番 宮本正信君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  それでは、1定発議第1号 「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の制定を求める意見書の提出についてお諮りいたします。  発議第1号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第1号は、原案のとおり可決いたしました。 ◎日程第51 1定発議第2号 田辺市議会会議規則の一部改正について ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第51 1定発議第2号 田辺市議会会議規則の一部改正についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。
     議会運営委員長、6番、安達克典君。             (6番 安達克典君 登壇) ○6番(安達克典君)    それでは、ただいま上程されました1定発議第2号につきまして、議会運営委員会を代表して私から提案説明をさせていただきます。  1定発議第2号 田辺市議会会議規則の一部改正について、田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により提出する。  平成24年3月27日。  提出者は、田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により議会運営委員会の提案とさせていただいております。  提案理由につきましては、一般質問の質問方式選択制の試行導入に伴い、所要の改正を行うものであります。内容は従来の質問方式である一括質問・一括答弁方式に加え、分割質問方式及び一問一答方式の選択制の試行導入に当たり、質問回数を2回までと限定する会議規則第56条の規定を一般質問について準用することが相当でないため、同規則第64条に規定する当該準用部分を削るものであります。  以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。             (6番 安達克典君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第2号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  発議第2号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第2号は原案のとおり可決いたしました。 ◎日程第52 委員会の継続審査について ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第52 委員会の継続審査についてを議題といたします。  この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。  各常任委員会、議会運営委員会、各特別委員会の委員長から、目下委員会において審査または調査中でありますお手元に配付の申し出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第105条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申し出があります。  それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査についてお諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに決しました。  以上をもって、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。  他に、発言ありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    この場合、総務部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  総務部長、岡本美彦君。            (総務部長 岡本美彦君 登壇) ○総務部長(岡本美彦君)    条例改正2件につきまして、専決処分のお願いでございます。  まず、田辺市税条例の一部改正についてでございますが、今国会に平成24年度税制改正に伴う地方税法の一部を改正する法律案が提出されております。その主な内容でございますが、固定資産税の負担調整措置及び住宅用地に係る特例措置を平成26年度まで3年間延長するとともに、住宅用地に係る負担調整の据置措置につきまして、経過的な措置を講じた上で平成26年度に廃止を行うものでございます。  この負担調整措置は、急激な税負担を緩和する措置として、また税負担のばらつきを解消して均衡を図る措置として昭和39年度から導入されているものであり、評価がえに合わせて3年間の時限措置として規定されているものでございます。  また、住宅用地の特例につきましては、200平方メートル以下の住宅用地に係る固定資産税を6分の1に、それ以外の住宅用地の固定資産税を3分の1に軽減する措置であり、昭和49年度に導入され、これも3年ごとの時限措置として規定されているものでございます。この法律が公布され次第、遅滞なく田辺市税条例の一部改正について専決処分させていただきたいと存じます。  次に、田辺市国民健康保険税条例の一部改正についてでございますが、地方税法の一部改正により居住用財産を譲渡した場合の特例について、東日本大震災により居住用家屋が滅失した場合において、その敷地に係る譲渡期間を延長する措置が講じられたことに伴い、国民健康保険の課税の特例について所要の改正を図るため、田辺市国民健康保険税条例の一部改正について専決処分をさせていただきたいと存じます。  以上、条例改正の専決処分に関するお願いでございます。御了承賜りますようよろしくお願い申し上げます。            (総務部長 岡本美彦君 降壇) ◎市長閉会のあいさつ ○議長(高垣幸司君)    それでは、市長から閉会に当たってのあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    平成24年第1回田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  去る2月27日に開会した本定例会も議員各位の御理解と御協力をいただく中、本日、無事最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、間もなくスタートする平成24年度の各種会計予算案を初め57件の議案、5件の報告を上程させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり慎重なる御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御賛同を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。  時のたつのは本当に早いもので、3月も残すところわずかとなってまいりました。ことしの冬は厳しい寒さが長引き、今月に入ってからは比較的暖かい日もありましたが、日によって寒暖の変動が大きく、桜の開花も平年より少しおくれぎみのようです。  さて、今月11日、東日本大震災発生から1年が経過する中、各地で追悼式典が開催されるなど日本中で哀悼の祈りがささげられました。東京都内で行われた政府主催の追悼式には、先月、心臓の手術を受けたばかりで療養中の天皇陛下が御臨席され、被災地での支援活動や原発事故への対応に尽力された人々を深くねぎらい、世界各地から寄せられた厚情に感謝の意を表されました。そして、被災者や被災地を思い、その状況の改善とこの大震災の記憶を忘れることなく、安全な国土を目指し進んでいくことを願われた、そうしたお言葉にだれもが励まされるとともに、同じ思いを持たれたことと思います。  また、野田首相は式辞の中で、被災地の苦難の日々に寄り添いながら、ともに手を携えて復興を通じた日本の再生という歴史的な使命を果たしていくことを誓われています。今月初め、復興交付金の初回分の交付が決まり、復興に向けて少しずつ進んでいるわけですが、いまだ多くの課題が残されておりますので、政府においては、今後もより一層、復興に向けた取り組みを推進していただきたいと思います。  一方、本市におきましては、台風12号による被災からの復旧・復興に努める中、熊野古道では、滝尻王子から本宮大社までの区間で一部迂回路の設置により半年ぶりに全面通行が可能になるなど少しずつ復旧が進んできています。また、都市部等からボランティアを初めさまざまな団体や個人の方々が当地を訪れ、熊野古道の保全活動のほか当地域を元気づけようとさまざまな支援活動を行っていただいています。今議会におきましても、復旧・復興のための予算を計上させていただきましたが、完全復旧・復興には、まだまだ時間がかかる見通しとなっておりますので、市といたしましては、こうした温かい支援を励みとしながら引き続き取り組みを進めてまいりたいと考えています。  そうした中、先般、世界旅行ツーリズム協議会が主催する「明日へのツーリズム賞」の最終選考者に田辺市熊野ツーリズムビューローが選抜されました。この世界旅行ツーリズム協議会は、世界のツーリズム関連企業の主要100社で構成され、国連の世界観光機関と連携しながらツーリズム関連業界の発展を支える活動を行っている団体で、「明日へのツーリズム賞」は4つの部門において持続可能なツーリズムの発展に貢献している組織、団体が表彰されるものですが、部門ごとに3団体ずつが最終選考者として選抜された後、現地審査により優勝者が決定し、4月に同協議会が主催する第12回グローバルサミット期間中に表彰式が行われることとなっています。最終選考者に日本の団体が選抜されたのは今回が初めてのことであり、また本年のサミットは初めて日本で開催されますが、国際機関、各国の政府、国内外の経済団体やメディア等が集う大規模な国際会議となっています。今回、ビューローによる外国人旅行者を誘致する取り組みや受け入れのレベルアップ事業、熊野古道の保護・保全、観光施策などが評価されたことと思われますが、こうした大きな賞にノミネートされたことは本当に喜ばしいことであります。  加えて、特に東日本大震災により停滞している観光産業並びに関連産業におきまして、日本でのサミット開催を通して復興状況を世界に発信できることは大変意義深いものがあり、本市におきましても国内外に向けて情報発信ができ、あわせて台風12号災害によるマイナスイメージを払拭できる機会になろうかとも思います。優勝という最終的な結果がついてくればそれにこしたことはありませんが、このことも1つの契機としながら、より一層の取り組みを推進し地域振興につなげていければと考えています。  さて、この定例会が終了いたしますと、間もなく平成24年度が始まります。本定例会の冒頭、施策と予算の大綱の中で今後の市政運営に対する所信を申し述べましたが、議員各位におかれましては、新年度におきましても変わらぬ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。             (市長 真砂充敏君 降壇) ◎議長閉会のあいさつ ○議長(高垣幸司君)    高い席からではございますが、私からも一言ごあいさつを申し上げます。  去る2月27日の開会以来、平成24年度当初予算並びに関連議案等多くの重要案件を審議してまいりました本定例会も、本日をもってすべてを議了し無事閉会の運びとなりました。御同慶にたえなく議会運営に対する議員各位の御協力に議長として厚くお礼申し上げます。また、市長以下当局の皆さんにおかれましても、よく研さんを積まれ的確に対応いただきました。議長として深く感謝申し上げます。  新田辺市として出発してはや7年、いよいよ私ども市議会も2期目の最後の1年を迎えることになりました。また、真砂市政としても2期8年の総仕上げの年度を迎えることとなります。市長が掲げる産業力の強化、文化力の向上、地域力の充実はもとより、昨年の台風12号災害の復旧・復興、さらには総合的な災害対策の充実を盛り込んだ平成24年度一般会計予算を初め関係議案が本日議決されました。これらに基づく新年度事業が適切に執行され、当初の目的を達成するとともに市民生活の向上に大きく寄与することを強く念願するものであります。  さて、近年の地方自治法の改正の動向は、議員定数法定上限数の撤廃や議決事件の範囲の拡大など、地方の主体性にその権限をゆだねる傾向にあります。まさに地域主権を具現化する改正であり、今後も今日的な課題に即応した改正が予定されております。当市議会も議会運営委員会を中心に、市民の目線に合った議会改革をこれまでも進めてまいりました。今議会においては、会議規則の改正を行い、一般質問のあり方に改善を行うこととなりました。今後も時代の変化に的確に対応するとともに、開かれた議会として機能するよう議員の皆様とともに取り組んでまいりたいと思う所存であります。  さて、3月末をもって退職される職員の皆さん方、長い間、本市行政推進のために多大の御貢献を賜りました。本当に御苦労さまでした。今後とも市政発展のため御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、御多幸を心からお祈りいたします。  4月を間近にしても寒い日が続きますが、春は確実にやってまいります。議員並びに当局各位の今後ともの御健勝と御活躍を御祈念申し上げ、最後になりましたが、報道関係の皆様にお礼を申し上げまして、今議会閉会に当たっての私からのごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。  閉 会 ○議長(高垣幸司君)    それでは、これをもって平成24年2月27日招集の平成24年第1回田辺市議会定例会を閉会いたします。               (午後 2時31分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成24年3月27日                    議  長  高 垣 幸 司                    議  員  棒 引 昭 治                    議  員  出 水 豊 数                    議  員  宮 本 正 信...