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平成23年 3月定例会(第7号 3月25日)

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  1. 田辺市議会 2011-03-25
    平成23年 3月定例会(第7号 3月25日)


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    平成23年 3月定例会(第7号 3月25日)              田辺市議会3月定例会会議録              平成23年3月25日(金曜日)            ──────────────────    平成23年3月25日(金)午後1時開議  第 1 1定議案第19号 田辺市長等の給与に関する条例等の一部改正について  第 2 1定議案第20号 田辺市乳幼児医療費の支給に関する条例等の一部改正につ               いて  第 3 1定議案第21号 田辺市生活支援ハウス条例の一部改正について  第 4 1定議案第22号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につ               いて  第 5 1定議案第23号 田辺市特別会計条例の一部改正について  第 6 1定議案第24号 市道路線の認定について  第 7 1定議案第25号 市道路線の変更について  第 8 1定議案第26号 田辺市辺地総合整備計画の変更について  第 9 1定議案第27号 平成23年度田辺市一般会計予算  第10 1定議案第28号 田辺市国民健康保険条例の一部改正について  第11 1定議案第29号 平成23年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算  第12 1定議案第30号 平成23年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算  第13 1定議案第31号 平成23年度田辺市介護保険特別会計予算
     第14 1定議案第32号 平成23年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算  第15 1定議案第33号 平成23年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算  第16 1定議案第34号 平成23年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算  第17 1定議案第35号 平成23年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               予算  第18 1定議案第36号 平成23年度田辺市簡易水道事業特別会計予算  第19 1定議案第37号 平成23年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算  第20 1定議案第38号 平成23年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算  第21 1定議案第39号 平成23年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算  第22 1定議案第40号 平成23年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計               予算  第23 1定議案第41号 平成23年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算  第24 1定議案第42号 平成23年度田辺市診療所事業特別会計予算  第25 1定議案第43号 平成23年度田辺市駐車場事業特別会計予算  第26 1定議案第44号 平成23年度田辺市木材加工事業特別会計予算  第27 1定議案第45号 平成23年度田辺市四村川財産特別会計予算  第28 1定議案第46号 平成23年度田辺市水道事業会計予算  第29 1定報告第 3号 平成23年度田辺市土地開発公社の事業の計画について  第30 1定報告第 4号 平成23年度財団法人田辺社会教育振興会の事業の計画               について  第31 1定報告第 5号 平成23年度財団法人龍神村開発公社の事業の計画につい               て  第32 1定報告第 6号 平成23年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について  第33 1定議案第47号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第34 1定発議第 1号 外国資本による森林売買等に関する法整備を求める意見書               の提出について  第35 1定選第  3号 公立紀南病院組合の議会議員の選挙  第36 委員会の継続審査について            ────────────────── 〇会議に付した事件  日程第1から日程第36まで            ────────────────── 〇議員定数 26名 〇欠  員  2名            ────────────────── 〇出席議員              議席番号   氏   名               1番  川 﨑 五 一 君               3番  久 保 浩 二 君               4番  市 橋 宗 行 君               5番  安 達 幸 治 君               6番  安 達 克 典 君               9番  小 川 浩 樹 君              10番  塚   寿 雄 君              11番  山 本 紳 次 君              12番  松 下 泰 子 君              13番  佐 井 昭 子 君              14番  中 本 賢 治 君              15番  棒 引 昭 治 君              16番  出 水 豊 数 君              17番  宮 本 正 信 君              18番  高 垣 幸 司 君              19番  陸 平 輝 昭 君              20番  山 口   進 君              21番  宮 田 政 敏 君              22番  吉 田 克 己 君              23番  久 保 隆 一 君              24番  天 野 正 一 君              25番  森   哲 男 君              26番  吉 本 忠 義 君            ────────────────── 〇欠席議員               2番  真 砂 みよ子 君            ────────────────── 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       福 田 安 雄 君             副市長       庄 堂 琢 磨 君             教育長       中 村 久仁生 君             企画部長      山 崎 清 弘 君             企画広報課参事   田 上 義 人 君             総務部長      岡 本 美 彦 君             総務課長      小 川   鏡 君             監査委員事務局長  新 谷 康 治 君             市民環境部長    池 田 正 弘 君             保健福祉部長    田 中   敦 君             産業部長      福 井 量 規 君             森林局長      原 﨑 喜 一 君             建設部長      長 嶝 義 雄 君             計画課参事     多 屋 公 雄 君             本宮行政局長    山 本 幾 生 君             消防長       岩 本 徳 三 君             教育次長      濵 田 和 男 君             教育委員会理事   松 原   淳 君             水道部長      中 村 全 文 君             工務課長      惠 中 祥 光 君            ────────────────── 〇出席事務局職員             議会事務局長    中 瀬 政 男             議会事務局次長   岩 本 さち代             議会事務局主任   前 溝 浩 志             議会事務局主査   松 本 誠 啓  開 議 ○議長(宮田政敏君)    定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成23年第1回田辺市議会定例会7日目の会議を開きます。               (午後 1時00分)           ──────────────────
    ◎報告 ○議長(宮田政敏君)    2番、真砂みよ子君から欠席の届け出があります。  それでは、日程に入ります。 ◎日程第 1 1定議案第19号 田辺市長等の給与に関する条例等の一部改正についてから  日程第28 1定議案第46号 平成23年度田辺市水道事業会計予算についてまで一括上程 ○議長(宮田政敏君)    日程第1 1定議案第19号 田辺市長等の給与に関する条例等の一部改正についてから日程第28 1定議案第46号 平成23年度田辺市水道事業会計予算についてまで、以上28件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました28件については、過日の本会議においてそれぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。  この場合、ただいま議題となっております28件について、各常任委員会委員長の報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  6番、安達克典君。             (6番 安達克典君 登壇) ○6番(安達克典君)    それでは、総務企画委員会委員長報告を行います。  本委員会は、去る3月15日の本会議において付託を受けた議案5件について、18日、22日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第19号 田辺市長等の給与に関する条例等の一部改正について、同議案第26号 田辺市辺地総合整備計画の変更について、同議案第27号 平成23年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第35号 平成23年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算及び同議案第45号 平成23年度田辺市四村川財産特別会計予算の以上5件について、全会一致により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第27号 平成23年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、企画費の田辺市総合計画審議会委員報酬にかかわって、審議会における若い世代の構成割合についてただしたのに対し、「現在、委員の選定中であるが、公募枠で3名募集したところ、2名の応募があり、うち1名は若い世代の方であった。全体的には比較的年配の方が多くなると思われるが、保育所保護者会連合会青年ネットワークといった団体からも委員を選出していただくことになっており、若い世代の参加も期待されると考えている」との答弁があり、委員から、当該審議会は、市の総合計画に関し、調査審議するものであることから、今後の市の進むべき方向性を考えていただける機会として、若い世代の方が参加しやすい審議会となるよう、日程等の環境づくりについて要望がありました。  次に、市民生活費テレビ難視聴地域解消事業費補助金において、前年度予算と比較し、600万円の減額となっていることにかかわって、本年7月のアナログ放送終了に伴う地上デジタル放送への完全移行までに本市難視地域の解消に十分対応できるのかただしたのに対し、「本年度では四つの自主共聴組合において、共同受信施設の改修が終了している。来年度においては、現在のところ共同受信施設改修予定箇所はないが、一方で本市においても地上デジタル放送への移行に伴う新たな難視地域として14カ所の地域が総務省により特定されている。これらの地域で難視対策を行う場合、国やNHKの補助金を活用できるが、新たに共同受信施設を設置するなど、改修等の費用が高額になり、地元の負担額が一定基準を超える場合には、本補助金により支援を行う、なお、地上アナログ放送終了後も、国等の支援制度は引き続き継続されるものと思われ、本市においても難視地域の解消に向け、継続して補助金等による支援を行っていきたい」との答弁がありました。  次に、防災対策費にかかわって、自主防災組織育成事業費等補助金について、詳細説明を求めたのに対し、「自主防災組織結成時における資機材等整備補助を初め、防災訓練等運営費及び資機材の修理補助並びに、津波避難路整備にかかる補助がある」との答弁があり、委員から沿岸地域における津波被害対策にかかわって、今回の東北地方太平洋沖地震被害状況を教訓に、ハザードマップの見直しや防災に対する市民へのさらなる啓発について要望がありました。  次に、行政局費にかかわって、行政局における現場出勤及び窓口対応等日常勤務体制についてただしたのに対し、「農林土木や観光行政を所管する事業担当課においては職員のほとんどが現場対応などのため、常時現場に出ており、その他の部署においても住民対応などから、現場に出ることもあり、多いときには行政局内の半数近くの職員が現場に出る場合もある」との答弁があり、さらに委員から、災害時等の対応は現体制で十分機能できるのかただしたのに対し、「通常業務における人員を考慮した職員配置を行っていることから、災害時等の対応としては本庁から行政局へ人員配置するなどの体制をとっている」との答弁がありました。  また、委員から、来庁された住民への窓口サービスの低下にならないよう、今後の行政局における職員体制について検討されるよう要望がありました。  次に、徴税費にかかわって、平成23年度からの前納報奨金制度の廃止に伴う今後の税収納状況及び歳入予算に与える影響についてどのように分析しているかただしたのに対し、「口座振替により前納されている方に意向調査を行ったところ、市民税では12%、固定資産税では14%の方から期別納付に変更する旨の回答があり、約3億円程度が前納から期別に移行すると見込んでいるが、歳入予算としては会計資金の中で十分運用できる範囲である」との答弁がありました。  次に、常備消防費緊急通信指令システム購入費にかかわって、現行システムの概要及びシステム更新による効果について詳細説明を求めたのに対し、「現行システムは平成8年に導入後、14年が経過しており、老朽化により119番通報を受ける際に支障を来す事故が発生したことから、システムの更新を行うものである。その効果としては、現行システムによる障害発生の危険性の排除、さらには合併当初からの課題でもある本宮地域からの119番通報の一元化を初め、固定電話からの通報も即座に発信位置の特定が可能になること、また平成28年度からの消防無線デジタル化に対応といった四つの大きな効果がある」との答弁がありました。  さらに、火災発生時における消防団員の招集にかかわって、近隣自治体で導入され、成果をあげている火災通報に連動した防災無線自動放送機能の導入について考えはないかただしたのに対し、「当該機能は大変すぐれていると理解しているが、新システム導入においては、その費用対効果等を熟慮の上、協議していきたい」との答弁があり、委員から、現在、本市では火災の通報を受け、署員が防災無線放送を行っているが、一刻も早い消火活動を行うためにも、当該システム更新に際しては、火災通報に連動した防災無線自動放送機能を初期の段階で導入されるよう強く要望がありました。  次に、公債費にかかわって、一時借入金利子について詳細説明を求めたのに対し、「現状では基金の繰りかえ運用により賄っており、実際には借り入れを行っていないが、予算執行に当たって、資金繰りに不足を生じた場合、予算に定められた範囲内で一時的に市中銀行からの借り入れが可能なことから、その支払利子を計上しているものである」との答弁があり、委員から、実際に市中銀行からの借り入れが必要となった場合には、交渉によりできるだけ低い利率で借り入れを行うよう要望がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成23年3月25日、総務企画委員会委員長安達克典。             (6番 安達克典君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    続いて、産業建設委員会委員長の報告を求めます。  14番、中本賢治君。             (14番 中本賢治君 登壇) ○14番(中本賢治君)    それでは、委員長報告をいたします。  本委員会は、去る3月15日の本会議において付託を受けた議案11件について、16日、17日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第23号 田辺市特別会計条例の一部改正について、同議案第24号 市道路線の認定について、同議案第25号 市道路線の変更について、同議案第27号 平成23年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第32号 平成23年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算、同議案第33号 平成23年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算、同議案第36号 平成23年度田辺市簡易水道事業特別会計予算、同議案第40号 平成23年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算、同議案第43号 平成23年度田辺市駐車場事業特別会計予算、同議案第44号 平成23年度田辺市木材加工事業特別会計予算及び同議案第46号 平成23年度田辺市水道事業会計予算の以上11件については、全会一致により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第27号 平成23年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、農業振興費にかかわって、野菜・花き等生産支援事業費補助金について詳細説明を求めたのに対し、「梅干しの価格下落及び消費低迷による販売不振等により、特に梅農家にとっては大変厳しい状況に直面している、そうしたことから、農業者が新たに野菜や花き等の栽培を行うためのビニールハウスなどの施設整備費並びに産地形成に取り組む活動費の一部を補助し、農家の複合経営化を促進することで、農業経営の安定化を支援していきたい」との答弁がありました。  また、野生鳥獣食肉処理施設整備事業費補助金について詳細説明を求めたのに対し、「農作物への鳥獣被害が深刻化する中、捕獲した有害鳥獣を食肉として有効活用に取り組む団体を対象に、有害鳥獣の解体、加工等の処理をするための施設整備費に対する5分の4、限度額320万円を補助するものである」との答弁があり、さらに委員から、公設民営方式による有害鳥獣食肉処理施設の建設に対する考え方を求めたのに対し、「公設民営方式による食肉処理施設の建設については、これまでもさまざまな角度から慎重に検討してきたが、管理運営並びに経営面等において課題点が考えられることから、まずは民間が実施する食肉処理施設整備に対して補助を行い、その状況を見きわめながら、公設民営方式による食肉処理施設の建設についても検討課題として調査を進めていきたい」との答弁がありました。  こうした新規施策に対し、委員会として新たな施策を展開するに当たっては、民間への補助施策だけではなく、さらに踏み込んだ調査研究及び議論を踏まえ、市としての将来ビジョンをしっかりと持った上で、施策を展開するよう強く要望いたしました。  次に、山村振興費にかかわって、里山生活空間保全事業費補助金について詳細説明を求めたのに対し、「里山の鳥獣害防止と立木から建物等を守ることを主眼に、建物等から30メートル以内にある立木の伐採を行う者に対して、伐採に必要な費用に対する2分の1、限度額10万円を補助するものである」との答弁がありました。  次に、商工振興費にかかわって、新たな価値創造に向けた三つの事業について詳細説明を求めたのに対し、「まず一つ目には、地域コーディネート事業として、地域コーディネーターを雇用し、その者には各種団体等との連携及び新たな地域資源の発掘など、新たな価値創造のまとめ役として、さまざまな視点からの助言、指導を期待している。二つ目には、地域プロモーション事業として、株式会社南紀みらいが計画している都市部でのアンテナショップの設置に対して補助を行い、田辺地域の物産などの販売並びに地域の魅力を積極的に発信していきたい。三つ目には、地域づくり学校事業として、株式会社秋津野に事業を委託し、市民が地域づくりの核となるための人材育成並びに都市部からの受講生を受け入れることにより、都市との交流を推進することで、定住促進を図っていきたい」との答弁がありました。  次に、公園整備事業費にかかわって、文里港公園整備事業の今後の見通しについて、詳細説明を求めたのに対し、「現在、県に対して公園への用途変更を申請中で、本年3月中には、許可がおりる予定であり、その後、単年度事業として公園整備を進める計画である。なお、公園内の夜間照明施設については、関係機関とも協議を進め、今後の公園の利用状況等も勘案しながら、設置を検討したい」との答弁がありました。  次に、議案第33号 平成23年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算にかかわって、詳細説明を求めたのに対し、「JRStationName紀伊田辺紀伊田辺駅東側にある機関区跡地に市営住宅の建設並びに調整池を整備する上で、事業計画の円滑な推進を図るために、必要な土地8,562平米を売却したことによる収入である」との答弁がありました。  次に、議案第46号 平成23年度田辺市水道事業会計予算にかかわって、水道管の耐震化率について詳細説明を求めたのに対し、「現在、口径100ミリ以上の水道管の耐震化率は約31%である。今後も老朽度などに応じて優先順位をつけ、計画的に整備を進めていきたい」との答弁がありました。  最後に、去る3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の発生による国内の情勢の変化をかんがみ、国及び県の動向等も注視しながら、積極的に情報収集を行い、予算執行に努めるよう要望いたしました。  以上、委員長報告といたします。  平成23年3月25日、産業建設委員会委員長中本賢治。             (14番 中本賢治君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    続いて、文教厚生委員会委員長の報告を求めます。  23番、久保隆一君。             (23番 久保隆一君 登壇) ○23番(久保隆一君)    それでは、委員長報告をさせていただきます。  本委員会は、去る3月15日の本会議において付託を受けた議案14件について、16日、17日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第20号 田辺市乳幼児医療費の支給に関する条例等の一部改正について、同議案第21号 田辺市生活支援ハウス条例の一部改正について、同議案第22号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、同議案第28号 田辺市国民健康保険条例の一部改正について、同議案第34号 平成23年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算、同議案第37号 平成23年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算、同議案第38号 平成23年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算、同議案第39号 平成23年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算、同議案第41号 平成23年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算及び同議案第42号 平成23年度田辺市診療所事業特別会計予算の以上10件については、全会一致により、同議案第27号 平成23年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第29号 平成23年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算、同議案第30号 平成23年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算及び同議案第31号 平成23年度田辺市介護保険特別会計予算の以上4件については、起立多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず議案第27号 平成23年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、保育所建築費にかかわって、まろみ保育所の移転改築について詳細説明を求めたのに対し、「まろみ保育所では、耐震強度が不足していることのほか、利便性向上等の観点から、移転改築が必要であるという結論に達した。保育所を一日も早く改築したいという思いから、安全性や費用面等を踏まえ、新しいまろみ保育所の建設地として城山台を選定し、予算計上したが、町内会等から地元住民の意見の反映や万呂町内での改築の要望を受け、改めて町内会に対し説明を行った。移転改築の必要性については一定の理解が得られたが、建設地については地元との協議の上で、適地を選定すべきといった意見が多く寄せられた。市としては町内会等から城山台以上の適地の提案があれば、現在の計画に固執することなく、多角的に検討して建設地の選定に取り組みたいと考えており、今後町内会等と協議する中で、十分検討したい」との答弁がありました。  これを受け、委員会として、地域の声や土地の価格、さらには児童の安全対策を図る上で早急な取り組みが必要という状況下での判断になると思うが、相互理解を得られるよう協議を重ね、懸命な判断をされたい旨要望いたしました。  次に、予防費にかかわって、子宮頸がん等ワクチン接種事業の実績についてただしたのに対し、「国のワクチン接種緊急促進事業に基づき、田辺市では2月1日から子宮頸がんとヒブ・小児用肺炎球菌の予防接種を実施しており、被接種者数は子宮頸がん80人、ヒブ200人、小児用肺炎球菌205人の合計485人が接種されている」との答弁がありました。  さらに委員から、市におけるワクチンの接種方針についてただしたのに対し、「ワクチン同時接種による死亡例が報告されたことで、国がヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチン接種の一時見合わせを発表したことを受けて、市も同様に医療機関、保護者に対して接種見合わせを通知している。接種再開については、国の方針に従い、取り組みを進めたい」との答弁がありました。  次に、塵芥処理費のうち、一般廃棄物収集業務委託料にかかわって、新体制下での収集業務の運営状況についてただしたのに対し、「定期収集については、円滑に行われており、事業系一般廃棄物収集業務についても苦情等もなく、順調に業務が行われていると聞いている」との答弁がありました。  また、中間処理施設整備構想策定委託料について説明を求めたのに対し、「本市の焼却施設は稼働後15年が経過する中で、機器設備の更新等抜本的な見直しが必要な時期となる。平成22年度に新設だけでなく、大規模な基幹的設備改良事業についても交付金の対象となったことから、市の焼却施設のあり方を根本的に見直すとともに、焼却施設の基幹的設備を改良し、循環型社会の形成を図りながら、施設の新設と延命化、双方の可能性を調査し、その方向性を見出していきたい。また、本業務委託については、広域圏組合での取り組みと連携しながら、整備構想を策定したい」との答弁がありました。  次に、文化財費のうち、闘鶏神社総合調査事業負担金について詳細説明を求めたのに対し、「世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道に関連した未指定の文化財を今後、国指定文化財とするため、参詣道や社寺、王子社跡を総合的に調査している事業の一つで、平成24年度に国指定文化財の申請を行うため、専門家による調査委員会を県と市の共同で設置し、総合的に文化財を調査するものである」との答弁がありました。  さらに、委員から文化財の保存のみにとどまらず、市民の文化意識向上を図るためにも、さらなる情報発信に取り組むようただしたのに対し、「闘鶏神社の調査は、建造物から美術工芸品と多岐にわたるものである。調査事業終了後、調査員をパネラーとしたシンポジウムを開催し、情報発信に努めたいと考えている」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成23年3月25日、文教厚生委員会委員長久保隆一。             (23番 久保隆一君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    以上で、各常任委員会委員長の報告が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  3番、久保浩二君。             (3番 久保浩二君 登壇) ○3番(久保浩二君)    3番、日本共産党、久保浩二です。1定議案第27号 平成23年度田辺市一般会計予算、29号、30号、31号、以上4件について反対討論をします。  まず、一般会計予算について、平成23年度予算は、さきの東日本大震災前に組まれていたものですが、市民の安心・安全に対する取り組み、地域経済の活性化や子育て支援、高校生への通学補助など、市民の期待にこたえる施策が十分なされているとは言えません。今回の大震災の影響が全国的にあらわれ、田辺市にも経済など各方面に影響してくることが考えられます。予算の執行にも、少なからず影響が出ると思います。  しかし、予算執行に当たっては、市民の暮らしを守るということを第一に考え、市民の命と暮らしを守る地方自治体の使命を果たさなければなりません。  次に、国保特別会計について、20年前は240万円だった国保加入世帯の平均所得は、09年には158万円にまで落ち込んでいます。自営業者や農家の経営難とともに、低賃金の非正規労働者や失業者、年金生活者などの無職者が国保加入者の7割以上になるなど、加入者の所得低下が進みました。一人当たりの国保税は6万円から9万円へとはね上がり、これでは滞納がふえるのも当然です。いまや国保は財政難、保険料高騰、滞納増という悪循環を抜け出せなくなっています。田辺市は、3年連続で保険料の引き上げは行っていませんが、国保加入者の所得に対する保険料の負担感は大きく、払い続けるのが本当に大変な状況です。田辺市には、国保の基金が19億円もたまっています。今こそ基金を使い、市民の負担を減らす取り組みが求められています。  次に、介護保険特別会計について、介護保険は3年ごとの制度見直しで次々と改悪され、介護度の引き下げや必要なサービスが受けられない利用者がふえています。政府、厚労省は、介護給付費削減のために、軽度者を介護保険給付から締め出すことをたくらんでいます。田辺市は、介護を必要とする高齢者の実態を十分把握し、高齢者が安心できる介護保険制度の充実に取り組むべきですが、できていません。  後期高齢者医療制度は政府が制度の不備を認めながら、根本的な解決を示せていません。高齢者が安心して必要な医療が受けられる医療制度に戻すべきです。田辺市は国からの制度をそのままにし、市民、高齢者の暮らしを守るべき自治体の使命を果たしていません。  以上、反対討論とします。             (3番 久保浩二君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。  17番、宮本正信君。             (17番 宮本正信君 登壇) ○17番(宮本正信君)    賛成の立場で意見を述べたいと思います。  まず、新年度の予算につきましては、一般会計が442億9,800万円ということで、合併後最高ということになっております。そしてまた特別会計は225億5,600万円、企業会計23億3,000万円、合計予算総額は691億8,000万円の予算編成ですけれども、今税収が横ばいの82億円という大変社会情勢が厳しい中にありまして、国からの財政支援ということで、地方交付税等がふえたことによるものでありますが、今田辺市としましては、文化複合施設や駅前広場の改修等の中心市街地の活性化、また2015年国体開催のための三四六総合運動公園等整備事業、また学校の耐震化等、喫緊の課題、大型事業がメジロ押しであります。そしてまた、ふえ続ける保健福祉費に、どのように対処していくか。これも課題であります。  保健福祉関係は、一般会計91億円、特別会計99億円の総計190億円、予算総額の約27%になっております。  そしてまた、今後5年間の地域福祉計画にも取りかかるようでありますが、これをどのように作成していくのか。絵にかいたもちならぬ、絵にかいたマニフェストにならないように、現実的にどう分かち合って、支え合っていくのかが大事であります。そういったことを勘案いたしまして、今回は積極的で健全な予算を組んでいただいたと判断をいたしまして、賛成といたします。  以上です。             (17番 宮本正信君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    他に、反対討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    他に、討論はありませんか。               (「なし」の声あり)
    ○議長(宮田政敏君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより、ただいま議題となっております28件について、順次採決に入ります。 ◎日程第1 1定議案第19号 田辺市長等の給与に関する条例等の一部改正について ○議長(宮田政敏君)    それでは、1定議案第19号 田辺市長等の給与に関する条例等の一部改正についてお諮りいたします。  議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第19号は可決いたしました。 ◎日程第2 1定議案第20号 田辺市乳幼児医療費の支給に関する条例等の一部改正について ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第20号 田辺市乳幼児医療費の支給に関する条例等の一部改正についてお諮りいたします。  議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第20号は可決いたしました。 ◎日程第3 1定議案第21号 田辺市生活支援ハウス条例の一部改正について ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第21号 田辺市生活支援ハウス条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第21号は可決いたしました。 ◎日程第4 1定議案第22号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第22号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第22号は可決いたしました。 ◎日程第5 1定議案第23号 田辺市特別会計条例の一部改正について ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第23号 田辺市特別会計条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第23号は可決いたしました。 ◎日程第6 1定議案第24号 市道路線の認定について ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第24号 市道路線の認定についてお諮りいたします。  議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第24号は可決いたしました。 ◎日程第7 1定議案第25号 市道路線の変更について ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第25号 市道路線の変更についてお諮りいたします。  議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第25号は可決いたしました。 ◎日程第8 1定議案第26号 田辺市辺地総合整備計画の変更について ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第26号 田辺市辺地総合整備計画の変更についてお諮りいたします。  議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第26号は可決いたしました。 ◎日程第9 1定議案第27号 平成23年度田辺市一般会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第27号 平成23年度田辺市一般会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(宮田政敏君)    起立多数であります。  よって、1定議案第27号は可決いたしました。 ◎日程第10 1定議案第28号 田辺市国民健康保険条例の一部改正について ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第28号 田辺市国民健康保険条例の一部改正についてお諮りいたします。  議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第28号は可決いたしました。 ◎日程第11 1定議案第29号 平成23年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第29号 平成23年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(宮田政敏君)    起立多数であります。  よって、1定議案第29号は可決いたしました。 ◎日程第12 1定議案第30号 平成23年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第30号 平成23年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(宮田政敏君)    起立多数であります。
     よって、1定議案第30号は可決いたしました。 ◎日程第13 1定議案第31号 平成23年度田辺市介護保険特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第31号 平成23年度田辺市介護保険特別会計予算についてお諮りいたします。  本件は、起立により採決いたします。  議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(宮田政敏君)    起立多数であります。  よって、1定議案第31号は可決いたしました。 ◎日程第14 1定議案第32号 平成23年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第32号 平成23年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第32号は可決いたしました。 ◎日程第15 1定議案第33号 平成23年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第33号 平成23年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第33号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第33号は可決いたしました。 ◎日程第16 1定議案第34号 平成23年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第34号 平成23年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第34号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第34号は可決いたしました。 ◎日程第17 1定議案第35号 平成23年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第35号 平成23年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第35号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第35号は可決いたしました。 ◎日程第18 1定議案第36号 平成23年度田辺市簡易水道事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第36号 平成23年度田辺市簡易水道事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第36号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第36号は可決いたしました。 ◎日程第19 1定議案第37号 平成23年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第37号 平成23年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第37号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第37号は可決いたしました。 ◎日程第20 1定議案第38号 平成23年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第38号 平成23年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第38号は可決いたしました。 ◎日程第21 1定議案第39号 平成23年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第39号 平成23年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第39号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第39号は可決いたしました。 ◎日程第22 1定議案第40号 平成23年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第40号 平成23年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第40号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第40号は可決いたしました。 ◎日程第23 1定議案第41号 平成23年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第41号 平成23年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第41号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第41号は可決いたしました。 ◎日程第24 1定議案第42号 平成23年度田辺市診療所事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第42号 平成23年度田辺市診療所事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第42号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第42号は可決いたしました。 ◎日程第25 1定議案第43号 平成23年度田辺市駐車場事業特別会計予算
    ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第43号 平成23年度田辺市駐車場事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第43号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第43号は可決いたしました。 ◎日程第26 1定議案第44号 平成23年度田辺市木材加工事業特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第44号 平成23年度田辺市木材加工事業特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第44号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第44号は可決いたしました。 ◎日程第27 1定議案第45号 平成23年度田辺市四村川財産特別会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第45号 平成23年度田辺市四村川財産特別会計予算についてお諮りいたします。  議案第45号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第45号は可決いたしました。 ◎日程第28 1定議案第46号 平成23年度田辺市水道事業会計予算 ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定議案第46号 平成23年度田辺市水道事業会計予算についてお諮りいたします。  議案第46号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第46号は可決いたしました。 ◎日程第29 1定報告第3号 平成23年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから  日程第32 1定報告第6号 平成23年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで一括上程 ○議長(宮田政敏君)    続いて、日程第29 1定報告第3号 平成23年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから、日程第32 1定報告第6号 平成23年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上4件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました報告案件4件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。 ◎日程第29 1定報告第3号 平成23年度田辺市土地開発公社の事業の計画について ○議長(宮田政敏君)    それでは、まず、1定報告第3号 平成23年度田辺市土地開発公社の事業の計画について質疑に入ります。  議案書151ページから163ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第3号は、以上で終わります。 ◎日程第30 1定報告第4号 平成23年度財団法人田辺社会教育振興会の事業の計画について ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定報告第4号 平成23年度財団法人田辺社会教育振興会の事業の計画について質疑に入ります。  議案書164ページから167ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第4号は、以上で終わります。 ◎日程第31 1定報告第5号 平成23年度財団法人龍神村開発公社の事業の計画について ○議長(宮田政敏君)    続いて、1定報告第5号 平成23年度財団法人龍神村開発公社の事業の計画について質疑に入ります。  議案書168ページから171ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第5号は、以上で終わります。 ◎日程第32 1定報告第6号 平成23年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について ○議長(宮田政敏君)    次に、1定報告第6号 平成23年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について質疑に入ります。  議案書172ページから175ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第6号は、以上で終わります。 ◎日程第33 1定議案第47号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて上程 ○議長(宮田政敏君)    続いて、日程第33 1定議案第47号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、人権擁護委員、中谷豊藏氏の任期が平成23年6月30日をもって満了いたしますので、引き続き同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市中辺路町大川590番地、中谷豊藏、昭和24年2月7日生まれ、62歳、農業でございます。  以上、どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    質疑なしと認めます。  この場合、お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第47号は、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定議案第47号は、これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第47号は、これを異議なしとすることに決しました。
    ◎日程第34 1定発議第1号 外国資本による森林売買等に関する法整備を求める意見書の提出について上程 ○議長(宮田政敏君)    続いて、日程第34 1定発議第1号 外国資本による森林売買等に関する法整備を求める意見書の提出についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  18番、高垣幸司君。             (18番 高垣幸司君 登壇) ○18番(高垣幸司君)    1定発議第1号 外国資本による森林売買等に関する法整備を求める意見書。  標記について田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。  平成23年3月25日。提出者は、私、高垣幸司。賛成者として、真砂みよ子議員、安達幸治議員、安達克典議員、小川浩樹議員、宮本正信議員、陸平輝昭議員、宮田政敏議員、吉田克己議員、いずれも会派の代表者であります。  内容について朗読いたします。  外国資本による森林売買等に関する法整備を求める意見書。外国資本による土地所有については、アジア諸国では一部の国を除き地域を限定したり、事前許可制とするなど、何らかの制限を課している。一方、我が国においては重要な国土資源である土地に関して、外国人や外国法人が日本人と同様に土地所有ができることとなっている。  こうした中、林野庁が昨年12月9日、外国資本による森林買収の全国調査結果を初めて公表したが、それによると2006年から2009年までの4年間に、国土利用計画法に基づく届け出が必要な1ヘクタール以上の土地の取得だけでも、北海道で29件、神戸市で1件の計30件、計574ヘクタールの森林が外国資本により買収されたことが明らかとなった。  本市においては、森林面積が全体の約9割を占め、日本一降雨量の多い大台ケ原が上流にひかえ、日高川、熊野川、富田川、日置川の4水系を抱える中で、市民の安心、安全の観点からしても、昨今の外国資本による土地所有については、大きな不安を覚えずにはいられないのが実情である。  森林は、生命の源でもある水を蓄え、国土保全などの多面的な役割を果たしており、また、古くから我が国の歴史や文化を創造してきたかけがえのない財産でもあり、今後、河川の上流域等の水源地域において、何の規制もないままに外国資本による森林売買が増加すれば、森林の適切な管理が一層困難となり、水資源の保全や良好な環境づくりに多大な影響を及ぼすことが容易に危惧される。  よって、国においては、国民の共通の財産である水資源や国土保全の観点から、外国資本による森林売買の規制を初め、適切な管理体制の構築を図るための法整備を早急に行うよう、ここに強く要請する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成23年3月25日、田辺市議会。提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣、内閣官房長官、衆議院議長、参議院議長。  以上であります。よろしくお願いいたします。             (18番 高垣幸司君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  6番、安達克典君。             (6番 安達克典君 登壇) ○6番(安達克典君)    今、この内容にもありましたとおり、日本国内でこういった動きがあるというふうにお聞きしておりますが、我が県、また市においてもそういった動きがないのか。また山の所有者が田辺市内、この地域に住む人であれば、ある程度の情報がわかりますが、不在村林家といいますか、市外に住まれている方で、田辺市に山をお持ちの方というパターンも多い、またそういう方が大山主という場合も多々ありますので、現段階でそういった話がないのかどうか。また、そういった状況になっていないのかどうかということが心配されるところでありますが、この点について質問をいたします。             (6番 安達克典君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    6番、安達克典君の質疑に対する答弁を求めます。  18番、高垣幸司君。             (18番 高垣幸司君 登壇) ○18番(高垣幸司君)    今2点について質問いただきました。今の田辺市の状況についてですが、ここ最近この紀南の地においても、外国資本が入っている云々の話、うわさとして耳にはしておりました。そういう中で、私どもの知人ですが、最近、東京に会社があって、事業家の方でありますが、ペットボトルの水を買い付けして、それを売却するという契約がある。相当な量でありましたけれども、それが1本30円幾らでという話があったのですが、その辺について後ほど聞いてみたら、まだ大きな資本が入ってきて、半値の16円ぐらいで持っていかれたという話を耳にしました。これが私どもの意見書のきっかけになったわけです。それについて、私も心配になりまして、この田辺市内の西牟婁森林組合、龍神森林組合、そして本宮森林組合、そして中辺路森林組合、奈良県の十津川村森林組合、それぞれの担当者の方に問い合わせをしてみたのですが、その結果ですが、田辺市内では、本宮森林組合において、こういう話があったと。それはどうなったのかといいますと、結局値段が合わなくて、取りやめになったという話がありました。そして、また十津川村森林組合におきましては、確かにそのような話が来ているし、県庁のほうからも注意をしてくれ、気をつけてくれという話も聞いておりますということで、身近にもこのような話があったということを確認しまして、急遽意見書を提出することに至ったわけです。今の山林の事情、本当に大変厳しい状況で、所有者においてもいい話があれば、飛びつくような状況であるので、これについては、私たちも森林組合の方々も気をつけているといって、それぞれの立場でそう構えておられましたので、少しは安心もしたわけです。  そういった中で、今回、一般質問のときも私も触れておりましたので、急遽皆さん方の深い認識と、そして何とか私たちの命の財産である水、山林を守っていけるように、そのような強い思いをもって、今回意見書を提出させていただきました。  2点目の内容について、その市外からの購入がわかるのかという質問ですが、これについても、お話を聞いたわけなんですが、会社の名前が日本の会社の名前であって、実は半分以上は某アジア系の会社の資本であることが多いという話も全国的に聞きましたので、わからない点もあるけれども、でも何となくその雰囲気はわかるので、注意しているというような声も聞きました。  今後、法制度ができるよう政府のほうも検討してくれていますが、一時も早い法整備をお願いするということ、そして深い、私たちの、皆さん方の理解を持っていただいて、これを何とかそれまでに防止できるような啓発をしていきたいという私の気持ちも込めまして、今回意見書として挙げさせていただきました。  以上ですが、御審議をいただいて、採択いただけるようにお願いします。             (18番 高垣幸司君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    他に質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    それでは、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております発議第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  それでは、1定発議第1号 外国資本による森林売買等に関する法整備を求める意見書の提出についてお諮りいたします。  発議第1号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、1発議第1号は原案のとおり可決いたしました。 ◎日程第35 1定選第3号 公立紀南病院組合の議会議員の選挙 ○議長(宮田政敏君)    続いて、日程第35 1定選第3号 公立紀南病院組合の議会議員の選挙を行います。  本件は、当該組合の議会議員の任期が、平成23年3月31日をもって満了となるため、同組合規則第6条第1項の規定により、本市議会議員の中から8人の議員を選挙するものであります。  この場合、お諮りいたします。選挙の方法については地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行います。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  さらにお諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  それでは、指名いたします。  氏名表をお手元に配付いたします。  ただいまお手元に配付いたしました氏名表に記載のとおり、塚 寿雄君、出水豊数君、高垣幸司君、山口進君、宮田政敏、吉田克己君、久保隆一君、天野正一君、以上8人を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました8人を、公立紀南病院組合の議会議員の当選人と定めることに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました8人につきましては、公立紀南病院組合の議会議員に当選されました。  ただいま当選されました8人に通告いたします。  あなたは選挙の結果、公立紀南病院組合の議会議員に当選されましたので、会議規則第32条第2項の規定により、本席から告知いたします。 ◎日程第36 委員会の継続審査について ○議長(宮田政敏君)    続いて、日程第36 委員会の継続審査についてを議題といたします。  この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。  各常任委員会、議会運営委員会、各特別委員会の委員長から、目下、委員会において審査、または調査中でありますお手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第105条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申し出があります。  それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査について、お諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに決しました。  以上をもって、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。  他に発言、その他ありませんか。               (「なし」の声あり)  この場合、総務部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  総務部長、岡本美彦君。            (総務部長 岡本美彦君 登壇) ○総務部長(岡本美彦君)    条例の改正3件につきまして、専決処分のお願いでございます。  まず、田辺市税条例の一部改正についてでございますが、今国会に平成23年度税制改正に伴う地方税法等の一部を改正する法律案が提出されております。その主な内容でございますが、個人住民税につきまして、租税特別措置法の規定により認定されていない特定非営利活動法人を市が条例において、個別に指定することによって、寄附金税額控除の対象とすることができること、及び寄附金税額控除の適用下限額を5,000円から2,000円に引き下げること、また市たばこ税につきまして、法人実効税率が引き下げられることに伴い、法人住民税の減収分を調整するため、道府県、たばこ税の一部が市町村たばこ税に移譲されることによる市たばこ税額の変更などでございます。  この法律案の成立につきましては、現在大変不透明な状況となっているところではございますが、成立しました場合は、遅滞なく田辺市税条例の一部改正について専決処分をさせていただきたいと存じます。  次に、田辺市国民健康保険税条例の一部改正についてでございますが、地方税法施行令の一部が改正されることに伴い、国民健康保険税の基礎課税額の限度額を現行の50万円から51万円に、後期高齢者支援金等課税額の限度額を現行13万円から14万円に、介護納付金課税額の限度額を10万円から12万円に引き上げを行うものでございますが、当該政令が改正され次第、田辺市国民健康保険税条例の一部改正について、専決処分させていただきたいと存じます。
     次に、田辺市半島振興対策実施地域における固定資産税の特別措置に関する条例の一部改正についてでございますが、半島振興法第17条の地方税の不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令に規定する半島振興対策実施地域における特別償却制度の適用期限が本年3月31日から延長された場合、これにあわせて田辺市半島振興対策実施地域における固定資産税の特別措置に関する条例の有効期限を延長する一部改正が必要となりますので、当該省令が改正され次第、この条例の一部改正を専決処分させていただきたいと存じます。  以上、条例改正の専決処分に関するお願いでございましたが、御了承賜りますようよろしくお願い申し上げます。            (総務部長 岡本美彦君 降壇) ◎市長閉会のあいさつ ○議長(宮田政敏君)    それでは、市長から閉会に当たってのあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    平成23年第1回田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  去る2月28日に開会した本定例会も議員各位の御理解と御協力をいただく中、本日無事最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、間もなくスタートする平成23年度の各種会計予算案を初め、47件の議案、6件の報告を上程させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり慎重なる御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御賛同を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。  また、今議会では、12人の方々が一般質問に立たれましたが、皆様方から一般質問、あるいは議案審議等を通して、市民の暮らしや地域社会にかかわる諸課題、諸問題について、さまざまな観点から、貴重な御意見や御提言をいただきました。その一つ一つはよりよい地域社会、市民生活を実現していくための市民の皆様からの声として、真摯に受けとめるとともに、現在の厳しい状況を踏まえ、少しずつではあっても、将来に向けて地域活力の創出、市民生活の向上につながる方策を探ってまいりたいと思います。  さて、早いもので3月もいよいよ終わりに近づき、平成22年度も残すところ数日となりました。ここ2~3日、まだ少し寒い日が続いていますが、今月に入ってからは、急に温かくなったり、また寒くなったりと、日によって寒暖の差が大きく、体調管理に気を使われたことと思います。  一方、今月11日に発生した東日本大震災について、今議会中、市としての対応状況等を御報告させていただきましたが、御承知のように、広範な被災地域におきましては、まさに想像を絶する甚大な被害を受け、確認された被害は日々拡大をしており、さらに被災から2週間が経過した現在においても、大勢の方が安否不明となっている状況にあります。  また、避難を余儀なくされている方々も相当な数にのぼり、まだまだ寒さが厳しい中、ライフラインの復旧の見通しが立っていない上、生活物資等も不足しており、本当に不安な日々を過ごされていることと存じます。  全国各地の自治体などでは、被災地域に対する救援、救護活動や物的支援、被災者の受け入れ等の支援策を講じており、こうした支援の輪は大きく広がってきておりますが、本市におきましても、被災地支援の対策本部を設置するなど、全庁的に連携し、でき得る支援に努めているところでございます。被災地においては、被災者が懸命に被災者を支え、また捜索活動や復旧作業などにも取り組んでおられ、交通インフラ等については少しずつ回復しているようですが、先行き不透明な中で、今後も全国の各地域、各自治体等において、それぞれができる支援を継続するとともに、さまざまな形で被災地を支える工夫も必要になってまいります。国においても、緊急の対策や復旧、復興を図るための各種対策を講じているところですが、一日も早い復興に向け、さらに全力を傾けて取り組んでいただきたいと思います。  そうした中、ことしは4年に一度の統一地方選挙の年であり、震災で甚大な被害を受けた自治体を中心として、先日成立した特例法により延期が可能となっていますが、来月には都道府県、政令指定都市の市長と議員を選出するための選挙、またこれに続いて、市区町村の市長と議員を選出するための選挙が多くの自治体で執行されることになっています。  日本の人口が減少時代に入り、少子・高齢化が一段と加速する中で、地方の多くは厳しい財政事情やなかなか歯どめのかからない過疎化、経済や産業面などさまざまな分野で多くの課題や問題を抱えているのが現状です。  なかなか明るい話題が少ない現状の中で、また防災対策や危機管理なども含め、頼れる地域社会の実現に向けて、そのかじ取り役となる市長や議員の役割、指導力、そして少しでも地域を元気にするための施策が改めて問われることになろうかと思います。  さて、この定例会が終了いたしますと、間もなく平成23年度が始まります。本定例会の冒頭、施策と予算の大綱の中で、今後の市政運営に対する所信を申し述べましたが、議員各位におかれましては、新年度におきましても変わらぬ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。             (市長 真砂充敏君 降壇) ◎議長閉会のあいさつ ○議長(宮田政敏君)    高い席からではございますが、私からも一言ごあいさつを申し上げます。  去る2月28日の開会以来、平成23年度当初予算並びに関連議案等、多くの重要案件を審議してまいりました。本定例会も本日をもってすべてを議了し、無事閉会の運びとなりました。御同慶に耐えなく、議会運営に対する議員各位の御協力に議長として厚く御礼申し上げます。  また、市長以下、当局の皆さんにおかれましても、よく研さんを積まれ、的確に対応していただきました。議長として深く感謝申し上げます。ありがとうございました。  去る3月11日当議会本会議中に発生いたしましたマグニチュード9.0という東北地方太平洋沖地震は、戦慄すべき未曾有の被害をもたらしており、いまだにその全容が把握できていません。東北から関東にかけての海岸部のまちを根こそぎ破壊し尽した地震、津波のすさまじさに、かつてないおそれを感じるものであります。  さらには、地震後、東京電力福島第一原子力発電所で起きている事故は、広範囲にわたる放射能の影響など、現在も刻々と状況が変化し、収束の予測がつかない我が国の原子力発電史上、最悪の事態となっております。この国難に対し、日本国民一人一人が全力を挙げて取り組む必要があり、当市においても全力で支援していかなければなりません。いち早く県下の消防本部が緊急援助隊を組織される中、当市の消防隊も現地で人命救助に懸命に活動されました。  また、友好都市への支援物資の提供、義援金の受け付け、被災者の受け入れなど、とれるべき対応を素早く行っております。また、この震災はこの地域に近い将来必ず発生するという南海・東南海地震に対して、私たちが備えなければならない防災対策の大幅な見直しが必要なことを痛感させられるものであります。  改めて犠牲となられた皆様方の御冥福を心よりお祈りするとともに、大きな被害を受けられた皆様にお見舞いを申し上げます。さらに国を挙げて迅速な復興対策が実施されることを祈念するものであります。  さて、3月末をもって退職される職員の皆様方、長い間、本市行政推進のために多大の貢献を賜りました。本当に御苦労さまでございました。今後とも市政発展のため、御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、御多幸を心からお祈り申し上げます。  4月を間近にしても、寒い日が続きますが、春は確実にやってまいります。最後に、報道関係各位にお礼を申し上げますとともに、皆様方の今後ともの御健勝と御活躍をお祈り申し上げまして、本議会閉会に当たってのごあいさつといたします。  ありがとうございました。  閉 会 ○議長(宮田政敏君)    それでは、これをもって平成23年2月28日招集の平成23年第1回田辺市議会定例会を閉会いたします。               (午後 2時23分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成23年3月25日                    議  長  宮 田 政 敏                    議  員  川 﨑 五 一                    議  員  市 橋 宗 行                    議  員  安 達 幸 治...