田辺市議会 2010-03-02
平成22年 3月定例会(第2号 3月 2日)
平成22年 3月定例会(第2号 3月 2日) 田辺市議会3月
定例会会議録
平成22年3月2日(火曜日)
──────────────────
平成22年3月2日(月)午前10時開議
第 1 1定議案第17号 田辺市職員の給与に関する条例及び田辺市職員の勤務時間
、休暇等に関する条例の一部改正について
第 2 1定議案第18号 田辺市税条例の一部改正について
第 3 1定議案第19号 田辺市
乳幼児医療費の支給に関する条例等の一部改正につ
いて
第 4 1定議案第20号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につ
いて
第 5 1定議案第21号 田辺市
特別会計条例の一部を改正する等の条例の制定につ
いて
第 6 1定議案第22号 田辺市
火災予防条例の一部改正について
第 7 1定議案第23号 田辺市
歴史文化的景観保全条例の一部改正について
第 8 1定議案第24号 田辺市公民館条例の一部改正について
第 9 1定議案第25号 市道路線の認定について
第10 1定議案第26号 市道路線の変更について
第11 1定議案第27号 田辺市の辺地に係る公共的施設の
総合整備計画の策定につ
教育長 中 村 久仁生 君
企画部長 山 崎 清 弘 君
企画広報課長 松 川 靖 弘 君
総務部長 岡 本 美 彦 君
財政課長 田 上 豊 和 君
監査委員事務局長 新 谷 康 治 君
市民環境部長 池 田 正 弘 君
保健福祉部長 田 中 敦 君
産業部長 福 井 量 規 君
産業部理事 室 井 利 之 君
建設部長 中 山 泰 行 君
本宮行政局長 山 本 幾 生 君
消防長 岩 本 徳 三 君
消防総務課長 小 山 裕 史 君
教育次長 濵 田 和 男 君
教育委員会理事 松 原 淳 君
生涯学習課長 大 門 義 昭 君
水道部長 中 村 全 文 君
──────────────────
〇
出席事務局職員
議会事務局長 中 瀬 政 男
議会事務局次長 岩 本 さち代
議会事務局主任 前 溝 浩 志
議会事務局主査 松 本 誠 啓
開 議
○議長(宮田政敏君) 定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成22年第1回
田辺市議会定例会2日目の会議を開きます。
(午前10時00分)
○議長(宮田政敏君) それでは、日程に入ります。
◎日程第 1 1定議案第17号 田辺市職員の給与に関する条例及び田辺市職員の勤務
時間、休暇等に関する条例の一部改正についてから
日程第36 1定報告第 7号 平成22年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画につ
いてまで一括上程
○議長(宮田政敏君) 日程第1 1定議案第17号 田辺市職員の給与に関する条例及び田辺市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてから、日程第36 1定報告第7号 平成22年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上36件を一括上程いたします。
昨日に引き続き、当局から提案の補足説明を求めます。
産業部長、福井量規君。
(産業部長 福井量規君 登壇)
○産業部長(福井量規君) 産業部所管の平成22年度当初
予算等関連議案についてご説明申し上げます。
予算書61ページをお願いします。
総務管理費、
市有林撫育費2,322万2,000円につきましては、報償費、旅費及び需用費において、市有林の
管理運営方法等について審議をいただきます
市有林経営委員会の運営経費を計上しています。
また、役務費は
十津川等市有林の火災保険料です。委託料のうち、
市有林管理業務委託料は、支障木等の除去を行うものです。
市有林整備事業委託料は、
国庫補助事業、
森林環境保全整備事業を活用して、間伐等を行うとともに、県単独事業、森の
チカラ再生サポート事業を活用して、龍神及び
中辺路市有林で、作業道を開設するものです。
次に116ページをお願いします。
労働費、労働諸費1,665万円につきましては、勤労者の福祉や就労を奨励するために要する経費を計上しておりますが、
負担金補助及び交付金は、
職業訓練法人田辺広域圏職業訓練協会補助金や田辺市
雇用促進奨励金等で、貸付金は
中小企業勤労者生活資金貸付預託金です。
農林水産業費、農業費、
農業委員会費1,576万円につきましては、農業委員39名の報酬を初めとする
委員会活動等に要する経費です。
117ページの農業総務費1億1,450万3,000円につきましては、職員の人件費です。農業振興費3億5,657万1,000円につきましては、地域農業の担い手育成、優良農地の確保と利用促進、梅やかんきつ等の振興及び畜産振興等に要する経費です。賃金のうち、嘱託員賃金は、梅振興室の取り組みを進めるための嘱託員賃金です。
118ページの委託料のうち、
農業後継者育成事業委託料は、農業後継者の育成について、田辺市
農業教育振興委員会に委託するもので、
農業担い手雇用創出事業委託料は、耕作放棄地を活用し、新規就農者の雇用及び育成を委託するものです。
使用料及び賃借料は、高齢者就労1次
産品商品化加工場の土地使用料が主なものです。
負担金補助及び交付金のうち、119ページの
有害鳥獣捕獲事業費補助金及び
農作物鳥獣害防止対策事業費補助金は、鳥獣による農作物被害の防除を図るため、有害鳥獣の捕獲や防除柵の整備に対する補助です。
紀州田辺うめ振興協議会補助金は、都市部での
梅加工講習会や催事開催、梅もぎ体験観光客の誘致、梅体験学習の推進、梅料理の普及開発等に要する経費です。
田辺うめ対策協議会補助金は、
梅生育不良対策を初め、病害虫対策など生産現場での課題についての現地での対策試験や調査活動等に要する経費です。
梅産地支援事業費補助金は、生育不良樹や老木の
改植更新事業と
土壌改良事業に対する補助です。
梅干消費拡大緊急対策事業費補助金は、県内外での梅干の試食宣伝や販売促進の取り組み、梅の
用途研究開発や海外への
輸出試験販売等に要する経費です。
中山間地域等直接支払交付金は、急傾斜地等の生産条件が不利な地域の農用地に対し、耕作放棄の防止等、水源涵養などの多面的機能の確保を図り、
農業生産活動が継続されるよう国から交付されるものです。
農地保全対策補助金は、山村地域の農地保全及び担い手農家の育成を図るため、
農用地利用集積計画で利用権を設定した農用地の借り手に対し補助するものです。
アグリパートナーサポート事業費補助金は、田辺地域の
農業後継者育成と地域農業の活性化につなげるための補助金です。
熊野牛振興対策事業費補助金は、
熊野牛ブランドの推進と畜産振興を図るため、放牧に必要な施設整備に係る経費の一部を補助するものです。
田辺市
柑橘振興協議会補助金は、田辺地域の
かんきつ栽培技術の向上、田辺地域で栽培されるミカンの消費拡大等の活動に係る補助金です。そのほか、
各種資金融資に係る利子補給金、各種団体への負担金及び補助金を計上しております。
次に、
南紀用水事業費1億1,723万2,000円につきましては、
国営南紀用水事業に要する経費です。
国営造成施設管理費負担金は、みなべ町の島ノ瀬ダムの維持管理、
管理システム更新、
農村地域エコエネルギー導入事業等に係る経費の負担金です。また、
国営南紀用水事業費負担金は、
幹線水路工事分の償還金に係る負担金です。
次に、120ページをお願いします。
分庁舎管理費2,386万9,000円につきましては、
下屋敷分庁舎の
維持管理等に要する経費です。
次に121ページをお願いします。
農業土木費、
農業土木総務費8,698万5,000円につきましては、職員の人件費のほか、県営事業等に要する経費です。
負担金補助及び交付金のうち、
県営事業負担金は、
上芳養日向地区の中
山間地域総合整備事業に係る負担金です。
次に、122ページをお願いします。
農業施設整備事業費2,517万5,000円につきましては、
市単独事業として実施する農道や水路等の改良に要する経費です。
次に、
土地改良施設維持管理適正化事業費2,368万1,000円につきましては、
土地改良施設の機能保持と耐用年数を確保するため整備するもので、
工事請負費1,113万6,000円は、中芳養及び下三栖の用排水路等の改修工事に要する経費で、
負担金補助及び交付金658万1,000円は、本年度実施分を含む平成22年度から25年度に施工予定の
用排水路等改修工事10カ所分の事業費に係る市負担分を、
県土地改良事業団体連合会へ拠出するものです。
次に、
果樹農業再生基盤整備事業費938万3,000円につきましては、農作業の効率化を図り、生産コストを軽減し、果樹の改植や優良品種への転換のため、小規模な
園地改良整備に取り組むものです。
工事請負費は中万呂、秋津地区の
園地改良工事に要する経費です。
次に、林業費、林業総務費7,736万3,000円につきましては、職員の人件費です。
次に、123ページをお願いします。
林業振興費2億2,387万4,000円につきましては、計画的な森林施業の促進や
林業生産基盤の推進、
林業労働力確保を図るための支援を行うほか、市民参加による緑化推進等に要する経費です。
また、平成23年に本市で開催される全国植樹祭の開催準備に要する経費を計上しております。
委託料のうち、
公園管理委託料は、本宮町七越の峰公園の管理委託料で、
森林保全管理業務委託料は、
山地災害防止、
不法投棄防止及び林道施設の保全管理のため、
巡視活動等業務を森林組合に委託するものです。
植栽地整備委託料は、紀の
国森づくり基金の活用により実施する全国植樹祭の
地域植樹会場の整備に係る委託料です。
全国植樹祭会場環境整備委託料は、
緊急雇用創出事業臨時特例基金活用事業により実施する、
全国植樹祭式典会場の環境整備に係る委託料です。
森林整備委託料は、世界遺産の森林を守ろう基金の活用により実施する
熊野古道沿線の森林整備に係る委託料です。124ページの
負担金補助及び交付金のうち、
林業担い手社会保障制度等充実対策事業費補助金は、社会保障の充実等を促進することにより、林業労働力の育成確保を図るものです。
間伐実施事業費補助金は、森林の育成並びに水資源の確保、山地災害の防止のために行う間伐事業に対して、
国庫補助認定事業費の15%を上限に補助するものです。
森林整備地域活動支援交付金は、森林の有する多面的機能が発揮されるよう、適切な森林整備を図るため交付するものです。
作業道開設等奨励事業費補助金は、森林整備のために作業道の開設等を行う事業主体に対して補助するものです。森林・
木材産業構造改革事業費補助金は、森林組合の
林業機械導入に係る補助金です。ふれあいの
森緑化推進事業補助金は、ふれあいの森基金を活用し、市民団体等が緑化推進のために実施する植栽活動等に対し
苗木購入費等の一部を補助するものです。やま
づくりモデル事業費補助金は、森林組合等が行う伐採後の再造林を促進するための補助金です。
次に、山村振興費1億1,283万4,000円につきましては、過疎・高齢化が進み、集落機能の低下が深刻化する山村集落に対する取り組みとして、「元気かい!
集落応援プログラム」を推進するとともに、山村地域の活性化及び定住促進を図るために要する経費でございます。
共済費及び賃金のうち、
臨時職員賃金は、
緊急雇用創出事業臨時特例基金活用事業により、
市内山村過疎集落の
集落支援活動を行うための経費です。賃金のうち、作業員賃金及び原材料費は、同じく
市内山村過疎集落の生活空間を保全し、集落再生の推進を行政局が主体となって取り組むための経費です。
125ページの
負担金補助及び交付金のうち、
飲料水供給施設等整備事業費補助金は、地区または組合が運営している
飲料水供給施設及び
簡易給水施設に対して、施設改善等に要する経費の一部を補助するものです。
山村地域力再生事業費補助金は、山村資源を活用した地域力の再生による定住を促進し、山村地域の振興を図るための補助金です。
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金は、
林業生産体制の向上及び定住促進を推進するため、森林組合が実施する
高性能林業機械の整備等に対して補助するものです。
過疎集落支援補助金は、過疎集落の自治会が実施する給水施設及び生活道等の
維持管理等に係る経費に対する補助金です。
手づくりカヌー体験事業費補助金は、山村地域の活性化に寄与するため、
地域資源活用総合交流施設の利用向上を図るなど、地元の
地域活性化組織の取り組みに対する補助金です。
次に、
山村振興施設管理費1,044万9,000円につきましては、
紀州備長炭記念公園指定管理料及びその他の施設、設備等管理に要する経費です。
126ページの使用料及び賃借料のうち、土地借料は
菌床シイタケ生産施設及び木工館施設に係る土地の使用に要する経費です。
次に、林業土木費、
林業土木総務費360万5,000円につきましては、中辺路地域の新
高尾トンネルと大塔地域の
熊野下川トンネルの維持管理に要する経費等のほか、
負担金補助及び交付金は、和歌山県
治山林道協会負担金です。
次に、林道維持費7,360万5,000円につきましては、
緊急雇用創出事業臨時特例基金活用事業による林道周辺の環境保全及び
環境整備等に要する経費のほか、
市単独事業により実施する林道の補修や崩土除去等、維持管理に要する経費です。
次に、127ページをお願いします。
林道舗装費1,940万円につきましては、龍神村の
林道東折川線ほか2線の舗装工事に要する経費です。
次に、
林道新設改良費4億842万4,000円につきましては、林業の基盤整備として継続実施している龍神村殿原・東・柳瀬の
林道虎ヶ峰坂泰線ほか1線の開設工事、本宮町大瀬・静川の林道小広静川線ほか1線の
のり面保護工事に要する経費です。
次に、128ページをお願いします。
林道局部改良費485万円につきましては、龍神村の林道玉谷線の
のり面保護工事のほか1線の改良工事に要する経費です。
次に、
居住環境整備事業費1億9,057万7,000円につきましては、森林施業や生活環境の基盤整備として、旧大塔村下川下地区から中辺路町大内川地区を結ぶ林道竹ノ又
坂又線開設工事、中辺路町の
林道小松原大川線舗装工事に要する経費です。
次に、129ページをお願いします。
水産業費、
水産業総務費5,887万7,000円につきましては、職員の人件費のほか、需用費及び委託料において
扇ヶ浜ビーチハウス及び
簡易浄化施設等の維持管理に要する経費を計上しております。
130ページの
負担金補助及び交付金は、関係団体への負担金及び補助金です。
次に、
水産増養殖事業費772万円につきましては、
イセエビ放流事業に係る種苗代のほか、マダイ約6万尾、イサキ約25万尾を初め、クエ約2,500尾などを田辺湾内に放流するとともに、アユ約8,000キロ、アマゴ約23万尾を富田川、日置川、日高川、熊野川へ放流するための経費です。
次に、131ページをお願いします。
水産振興費723万5,000円につきましては、水産業の振興及び漁業環境の保全等に要する経費です。
負担金補助及び交付金のうち、
地域水産物加工商品開発事業費補助金は、地域の水産資源を活用した
水産物加工品の開発等に対する補助金です。
漁協経営改革支援資金利子補給補助金は、
和歌山南漁業協同組合が欠損金解消に向けた経営改善を図るために、
漁協経営改革支援資金として借り受けた資金利子を国、和歌山県、関係市町がそれぞれ利子補給するものです。
ヒロメ販売市場拡大事業費補助金は、地域内でのみ消費されているヒロメの販売市場を京阪神地域に拡大するために実施する
栄養成分等検査、集出荷体制の整備、
消費宣伝活動等に対する補助金です。
また、新たにイサキ販売市場拡大事業費補助金を創設し、ブランド化を図るための鮮度管理研究を初め、集出荷体制の整備、新たな消費市場の開拓に向けた販売促進活動を支援してまいります。
次に、漁港管理費687万5,000円につきましては、市の管理漁港である芳養・目良・内の浦漁港の維持修繕に要する経費です。
委託料の漁港施設管理委託料は、プレジャーボート急増に係る対策として、漁港内の秩序維持を図るため、関係漁港に漁港施設使用料の徴収事務等を委託するものです。
次に、漁港建設費5,769万円につきましては、職員の人件費のほか、芳養漁港における漁港施設の基盤整備を初め、防災対策を目的として取り組む芳養漁港地域水産物供給基盤整備事業に要する経費です。
132ページの
工事請負費は、北突堤直立消波ブロック製作工及び北・南突堤直立消波ブロック据付工に係る経費です。
なお、平成6年度より実施してまいりました漁港整備及び集落内の住環境整備を目的とした芳養漁港区域内集落再編整備事業につきましては、今年度をもってすべて完了となります。
次に、商工費、商工総務費1億8,809万2,000円につきましては、職員の人件費です。
次に、133ページをお願いします。
商工振興費2億2,548万5,000円につきましては、中小企業者の経営の向上を初め、市内商工業の活性化、さらには中心市街地の活性化を図るため、資金支援や関係団体との連携による商工振興に要する経費であります。
報償費のうち、講師謝礼は地域企業育成支援セミナーの開催に要する経費です。また、商工業診断指導謝礼金は、経営の近代化、合理化に積極的に取り組む中小企業者を支援するために、経営診断の専門家が実施する指導に係る謝礼金です。
委託料のうち、まちづくりプロジェクト事業委託料は、田辺市中心市街地活性化基本計画に基づき実施するまちづくりプロジェクト事業に係る委託料です。
中心市街地活性化スタートアップ事業委託料、IT活用先端地域推進事業委託料、地域資源付加価値創造事業委託料及び情報産業活性化事業委託料については、雇用失業情勢の厳しい地域における継続的な雇用機会の創出を目的とする和歌山県ふるさと雇用再生特別基金活用事業に係る委託料です。
負担金補助及び交付金のうち、田辺市中小企業信用保証料補助金は、和歌山県中小企業融資制度のうち、経営支援資金を利用した中小企業者に対して、その信用保証料の2分の1を補助するものです。
田辺市小企業資金利子補給補助金は、日本政策金融公庫の小企業事業者経営改善資金貸付制度等を利用した小企業者に対して、1.5%の利子補給を行うものです。企業立地促進奨励金は、企業の立地意欲を高めるとともに、立地後における雇用が継続されるための優遇措置です。
134ページの地域商工業活性化事業費補助金は、商工会が中心となり、山村地域で取り組む商工業振興事業に係る補助金です。
中心市街地開業支援事業費補助金及び中心市街地活性化支援事業費補助金は、田辺市中心市街地活性化基本計画に基づき実施する中心市街地開業支援事業及び中心市街地活性化支援事業に対する補助金です。
紀州田辺ブランド推進事業費補助金は、地域産品と観光情報の発信を通じて、田辺市の地域ブランドの創造と確立を図るために実施する事業に係る補助金です。
田辺市コンテンツ産業支援事業費補助金は、田辺・弁慶映画祭の開催を初め、地域資源の高付加価値化を図り、新たな話題の提供及び継続的な情報発信により、地域活性化を推進するための補助金です。
また、新たに、地域の企業等が行う特許権の出願に必要な経費を補助する田辺市特許取得奨励金制度を創設し、地域企業等の育成及び支援を行ってまいります。
商店街コミュニティ機能強化支援事業費補助金は、地域の活性化に取り組む商店街を支援するための補助金です。このほか、団体や協議会に対する補助金等です。
商工業振興基金積立金は、商工業振興基金の運用利息を積み立てるものです。
次に、観光費2億5,004万4,000円につきましては、観光案内所や物産販売施設、温泉、宿泊施設、公衆便所等の観光施設を維持管理するための経費及び観光振興に資する事業に要する経費です。
135ページの委託料のうち、施設管理委託料は、指定管理施設に係る委託料です。田辺観光戦略推進事業委託料は、広域的な観光事業や国際観光の推進、積極的なプロモーション活動等を行うため、田辺市熊野ツーリズムビューローへ委託するものです。
外国人にやさしいまちづくり事業委託料は、和歌山県ふるさと雇用再生特別基金補助事業により、田辺観光協会及び熊野本宮観光協会が英会話のできる職員を雇用し、実施する外国人のための観光案内業務及び田辺市熊野ツーリズムビューローが旅行業経験者を雇用し、実施する着地型旅行業務を推進するための委託料です。
工事請負費は、中辺路町近露地内の
熊野古道沿線に温泉足湯を備えた休憩所を設置するために要する経費及び龍神村丹生ノ川地内の丹生ヤマセミ温泉に木質バイオマスボイラーを設置するために要する経費です。
負担金補助及び交付金のうち、熊野古道キャンペーン推進連絡会負担金は、和歌山県、
熊野古道沿線市町村、JR西日本株式会社和歌山支社が連携して、新規観光客の開拓やリピーターの拡大に取り組むものです。
136ページの観光協会補助金は、市内各観光協会に対する補助金です。田辺市・十津川村観光圏整備事業費補助金は、観光庁の支援をいただき、昨年度より実施しております広域観光推進事業で、田辺市と十津川村の観光関連団体で構成した聖地熊野を核とした癒しと蘇りの観光圏協議会が実施している各種ソフト事業を推進するための補助金です。
また、弁慶まつりや清姫まつり、八咫の火祭り、その他観光イベントに対する補助金は、地域の祭りや文化を継承するとともに、田辺市のPRと観光客の誘致を図るために補助するものです。
投資及び出資金は、国内外向け着地型旅行業務を開始するべく田辺市熊野ツーリズムビューローを法人化するための出資金です。
次に、世界遺産熊野本宮館運営費1,645万3,000円につきましては、世界遺産熊野本宮館の運営に要する経費です。
次に、138ページをお願いします。
共同作業場管理費1,275万7,000円につきましては、共同作業場の使用料及び共同作業場基金の運用利息の積み立てが主なものです。
次に、共同作業場整備事業費330万円につきましては、共同作業場の整備に伴う施設修繕料です。
次に、194ページをお願いします。
災害復旧費、農林施設災害復旧費、現年度耕地災害復旧事業費1,000円につきましては、科目設定を行うものです。
以上で、一般会計の補足説明を終わりまして、特別会計の説明に入らせていただきます。
269ページをお願いします。
1定議案第33号 平成22年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ68万円と定める。
同条第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。
内容につきましては、272ページの歳出でご説明いたします。
一般管理費68万円につきましては、長野分譲宅地の販売に要する費用で、主に社団法人和歌山県宅地建物取引業協会との協定により、会員を通じて紹介のあった土地の売買契約が成立した場合に紹介手数料を支払うものです。
次に、389ページをお願いします。
1定議案第46号 平成22年度田辺市木材加工事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億3,483万2,000円と定める。
同条第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。
内容につきましては、394ページの歳出でご説明しますが、ヒノキの小径間伐材を加工し、集成材の生産及び販売を行うものです。
木材加工事業費、一般管理費1,507万2,000円につきましては、木材加工場の管理及び営業に要する経費で、管理及び営業に係る臨時職員の人件費のほか、木材加工事業運営委員の運営経費及び工場用地の土地借料などです。事業費1億1,706万8,000円につきましては、集成材の製造に要する経費で、製造工程に係る臨時職員の人件費のほか製造用機械等の維持管理に要する経費です。
395ページの委託料のうち、原木前処理業務委託料は、製造工程の一部業務を森林組合に委託するものです。また、原材料費は、木材加工用材料として原木等を購入するための経費です。
次に、議案書の195ページをお願いします。
1定報告第6号 平成22年度
財団法人龍神村開発公社の事業の計画について、ご説明します。
次ページにまいりまして、事業計画の1、法人運営につきましては、観光振興、地域振興に貢献するとともに、経営の安定、人材の育成に取り組むこととしています。
2、施設管理運営事業につきましては、季楽里龍神等、管理施設への一層の集客を図るため、地域食材を利用したオリジナル商品、新しい料理メニューなど独自ブランドの開発や観光客の動向に注目した情報の収集と分析を行い、需要に合った商品提案、営業活動に取り組むこととしています。
予算につきましては、第1条 平成22年度
財団法人龍神村開発公社会計予算は、次に定めるところによる。
第2条 収入支出予算の総額は、収入支出それぞれ4億3,921万8,000円と定める。
同条第2項 収入支出予算の勘定科目の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 収入支出予算による。
詳細につきましては、197ページから198ページをご参照願います。
次に、199ページをお願いします。
1定報告第7号 平成22年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について、ご説明します。
次ページにまいりまして、事業計画の1、会社運営につきましては、観光振興、地域振興に貢献するとともに、サービスの向上と経営の安定化に取り組むこととしています。
2、施設管理運営事業につきましては、龍神温泉センターの利用客の増加を図るため、元湯別館の有効活用、マスコミの誘致を積極的に行うとともに、周辺旅館との連携を強化し、温泉街を挙げて「龍神温泉」の宣伝に取り組むこととしています。
予算につきましては、第1条 平成22年度
有限会社龍神温泉元湯会計予算は、次に定めるところによる。
第2条 収入支出予算の総額は、収入支出それぞれ7,691万5,000円と定める。
同条第2項 収入支出予算の勘定科目の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 収入支出予算による。
詳細につきましては、201ページから202ページをご参照願います。
以上で、産業部関係の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(産業部長 福井量規君 降壇)
○議長(宮田政敏君) 続いて、建設部長、中山泰行君。
(建設部長 中山泰行君 登壇)
○建設部長(中山泰行君) 建設部所管の平成22年度当初
予算等関連議案についてご説明申し上げます。
議案書の145ページをお願いします。
1定議案第21号 田辺市
特別会計条例の一部を改正する等の条例の制定については、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
砂利採取事業は、旧中辺路町において昭和50年度から河川流域の水害予防策として堆積した河床の土砂採取を行い、それによって発生する副産物を加工・販売するために開始した事業でありますが、平成20年度には富田川の河床が下がってきたことを理由に、これ以上の砂利採取許可が出ないことを県から通告されました。
河川流域における水害予防策としての当初の目的は達成されましたので、平成21年度をもって当事業を終了するものです。
次に、153ページをお願いします。
1定議案第25号 市道路線の認定については、湊146号線ほか8路線を認定するため、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものです。位置図は154ページから161ページをご参照願います。
次に、162ページをお願いします。
1定議案第26号 市道路線の変更については、芳養町10号線ほか2路線を変更するため、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決をお願いするものです。位置図は163ページから165ページをご参照願います。
引き続いて、平成22年度当初予算について、予算書の139ページ、第1項土木管理費から順次ご説明申し上げます。
139から140ページの土木総務費1億4,520万7,000円は、人件費のほか、主に市道街路灯の電気料金などの光熱水費、市道台帳の補正業務等に要する委託料、国道及び県道など整備促進のための各種団体への負担金です。
次に、141ページからの第2項道路橋梁費について、ご説明申し上げます。
道路維持費1億4,377万8,000円及び道路舗装費6,202万4,000円は、市道の維持補修、舗装及び街路樹の管理などを行うものです。
141から142ページの道路新設改良費8億4,175万4,000円は、国庫交付金事業により小瀬小原線及び鍛治ケ谷上平線の道路改良を行うとともに、明洋団地古町線ほか市道42線の道路改良を実施するものです。道路局部改良費4,261万1,000円は、芳養町稲成町2号線ほか12線の道路局部改良に要する費用です。
143ページの橋梁維持費410万円は、主に老朽化が進んでおります市内各地の橋梁補修を行うものです。
橋梁新設改良費1,420万円は、橋梁の長寿命化修繕計画策定に要する費用です。
次に、第3項交通対策費についてご説明申し上げます。
144ページの交通安全施設事業費2,400万円は、カーブミラー、ガードレール、水銀灯などの交通安全施設の設置・維持及び修繕を行うものです。
次に、145ページからの第4項河川費についてご説明申し上げます。
水路維持費4,234万1,000円は、水路補修工事や小溝清掃に要する費用です。
河川管理費2,151万3,000円は市内6カ所のポンプ場及び樋門などの維持管理を行う費用です。
次に、146ページからの第5項都市計画費についてご説明申し上げます。
146から147ページの都市計画総務費2億9,878万3,000円は、人件費のほか、都市計画審議会に要する経費、都市計画区域・用途地域見直し業務委託料、都市計画事業推進に伴う各種協会への負担金、まちづくり整備基金の積立金などです。
147から148ページの街路事業費6,738万1,000円は、外環状線の整備に係るものとして測量設計委託料、内環状線の整備に係るものとして
工事請負費、また元町新庄線ほか1線の整備に係る
県営事業負担金です。
148から149ページの公園管理費8,723万円は、管理している市内118公園の維持管理に係るもので、主なものは新庄総合公園、扇ヶ浜公園の管理委託料と一部直営管理を行うための経費です。
149ページの海蔵寺地区沿道区画整理型街路事業費821万円は、海蔵寺地区にて実施している沿道区画整理型街路事業に係るもので、人件費のほか、土地区画整理審議会に要する経費です。
149から150ページの高速道路整備関連事業費1億8,246万3,000円は、高速道路関連施設の整備に係る
工事請負費、公有財産購入費、補償補てん及び賠償金を計上しています。
次に、151ページからの第6項住宅費についてご説明申し上げます。
151から152ページの住宅管理費1億2,510万9,000円は、市営住宅の維持管理費用です。153ページの街なみ整備事業費108万2,000円は、街なみ景観整備事業の助成金に係るものです。
次に、273から277ページの田辺市文里港整備事業特別会計ついてご説明申し上げます。
1定議案第34号 平成22年度田辺市の文里港整備事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6,898万2,000円と定めるものです。
第2条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は1億9,000万円と定めるものです。
本事業は、田辺市及び田辺圏域における経済的、社会的基盤の整備を図るため、港湾の埋め立てにより港湾施設を整備するものです。
公債費6,898万2,000円は、文里港整備事業の起債に係る償還金の元金及び利子です。なお、歳出に対する財源は、276ページの一般会計繰入金をもって充てることといたしております。
次に、342から353ページの
特定環境保全公共下水道事業特別会計についてご説明申し上げます。
1定議案第42号 平成22年度田辺市の
特定環境保全公共下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,767万円と定めるものです。これは、特定地区における水質保全を目的とする公共下水道施設の管理運営を行うために設置された会計で、川湯処理区域と龍神処理区域の2カ所で実施しております。
347ページの特定環境保全公共下水道事業費の総務費811万1,000円は、人件費及び事務経費です。
下水道施設維持費2,762万8,000円については、川湯クリーンセンター、龍神温泉浄化センターの維持管理に要する経費と土地借料です。
348ページの公債費2,173万1,000円は、特定環境保全公共下水道事業の起債に係る元利償還金です。なお、これらの財源は345から346ページの新規加入工事費分担金と下水道使用料、指定工事店及び工事責任技術者の登録手数料、一般会計からの繰入金を充当いたしております。
次に、382から388ページの駐車場事業特別会計についてご説明申し上げます。
1定議案第45号 平成22年度の田辺市の駐車場事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4,902万7,000円と定めるものです。
第2条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、4億円と定めるものです。
本事業は、駐車場運営のための特別会計であり、紀伊田辺駅前駐車場、紀伊田辺駅前第二駐車場、紀伊田辺駅前自転車駐車場、扇ヶ浜海岸駐車場を運営しています。
387ページの駐車場事業費2,510万8,000円は、駐車場の維持、管理費用です。388ページの公債費2,391万9,000円は、駐車場整備に伴う起債の償還元金と償還金利子及び駐車場運営に係る一時借入金利子です。なお、これらの歳出に対する財源は、駐車場の使用料を充当いたしております。
引き続きまして、平成22年度田辺市
土地開発公社の事業計画及び予算について、補足説明をいたします。議案書の177ページをお願いします。
1定報告第4号 平成22年度田辺市
土地開発公社の事業計画は、次に定めるところによる。
178ページの土地売却計画は、新庄総合開発事業用地、ほか3事業用地を予定額5億7,814万2,000円で売却するものです。
179ページの平成22年度田辺市
土地開発公社資金計画は、受入資金が73億8,111万2,000円で、主に土地売却の事業収益と短期借入金、支払資金は72億4,485万4,000円で、主に短期借入金償還金と支払利息です。
180ページの平成22年度田辺市
土地開発公社会計予算をご説明申し上げます。
第1条 平成22年度田辺市
土地開発公社会計の予算は、次に定めるところによる。
第2条 収益的収入及び支出、第3条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
内容につきましては、後ほど182ページからの会計予算実施計画でご説明申し上げます。
第4条並びに第5条につきましては、記載のとおりです。
182ページをお願いします。
平成22年度田辺市
土地開発公社会計予算実施計画について、ご説明申し上げます。
収益的収入及び支出のうち、収入の本年度予定額は、事業収益が完成土地売却収益の5億7,814万2,000円です。
事業外収益は487万6,000円、内訳は、受取利息、使用料、雑収益です。
183から184ページ、支出の本年度予定額は、事業原価が完成土地売却原価の5億3,867万8,000円です。販売費及び一般管理費が2,423万8,000円、内訳は人件費741万9,000円と経費1,681万9,000円です。事業外費用の支払利息が2,000万円、予備費といたしまして100万円を計上いたしております。
次に、185ページの資本的収入及び支出です。
収入の本年度予定額は、短期借入金67億円、支出の本年度予定額は72億500万円です。内訳は、借入金償還金の72億円と予備費といたしまして、500万円を計上しております。
186から190ページに、平成21年度田辺市
土地開発公社予定損益計算書、平成21年度及び平成22年度の田辺市
土地開発公社予定貸借対照表を添付しておりますので、ご参照願います。
以上で、建設部関係の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(建設部長 中山泰行君 降壇)
○議長(宮田政敏君) 続いて、消防長、岩本徳三君。
(消防長 岩本徳三君 登壇)
○消防長(岩本徳三君) 消防本部関係の議案並びに予算につきまして、補足説明をさせていただきます。
まず、議案書の147ページをお願いいたします。
1定議案第22号 田辺市
火災予防条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議決をお願いするものです。
本件につきましては、カラオケボックスなどの個室型店舗において、避難通路に面した個室の外開きの戸が避難する者の通行を妨げる場合には自動閉鎖式としなければならないとする規定を設けるものであります。
続きまして、予算書の154ページをお願いします。
第9款消防費の予算総額は、15億5,670万6,000円でございます。
まず、第1目常備消防費は、13億7,648万5,000円で、その主なものは消防職員155名の人件費です。賃金354万9,000円は、消防総務課と中辺路大塔消防署にそれぞれ1名配置しています臨時職員の賃金です。
報償費14万円は、幼年消防クラブ員の出初式参加記念品代及び救急功労者の表彰記念品代が主なものです。旅費542万円は、気管挿管や薬剤投与を行える救急救命士を養成するため、救急救命九州研修所等へ8名派遣するのを初め、消防大学校や県消防学校等での専門分野の研修のほか、消防業務に必要な資格取得のため職員を派遣する経費が主なものです。これらの研修や資格取得を通じて各種災害に的確に対応し得る高度で専門的な知識、技術を有する消防職員を養成し、消防体制のさらなる充実に努めてまいります。
需用費4,389万8,000円につきましては、業務執行に要する経常的経費が主なものですが、特に本年度は消防活動における安全対策として、消耗品費に新型インフルエンザ感染防止用資器材購入費50万円及び夜間活動用ヘッドランプ購入費71万4,000円を、また被服費では、新型防火服を3カ年計画で購入する経費551万円を計上しております。
役務費から156ページの使用料及び賃借料までは、常備消防業務全般に要する経常的経費が主なものです。
工事請負費1,700万円は、消防水利を充足するため、上秋津地区、下川下地区及び中辺路町小松原地区にそれぞれ40トン防火水槽1基を設置するのに要する経費です。工事明細は216ページを、工事箇所は別冊参考資料164から166ページをお願いします。
原材料費10万円は、セメントや消火栓標識柱などの購入に要する経費です。
備品購入費189万円は救急用電動吸引器や潜水用ウエットスーツなど、各種資器材の整備に要する経費です。
負担金補助及び交付金2,205万5,000円のうち、研修参加負担金368万6,000円は、旅費でご説明いたしました研修及び資格の取得に要する負担金が主なものです。
県総合防災情報システム維持管理費負担金60万7,000円は、このシステム全体の維持管理に要する経費のうち、田辺市消防本部に設置する設備分を負担するものです。
県防災ヘリコプター運航連絡協議会負担金は、防災ヘリコプター運航経費のうち、航空隊員10名分の人件費を県下の市町村で負担するもので、本市の負担分として661万8,000円を計上しています。なお、参考までに県防災航空隊は田辺市からも2名の消防職員を派遣しており、派遣職員に対する人件費は、この連絡協議会から田辺市へ交付されています。
和歌山県救急医療情報システム運営費負担金は、県・市町村、医師会、病院協会、消防本部等が協力して昭和57年から救急医療情報システムが構築されており、本年度もその運営費負担金169万2,000円を計上しています。
消火栓設置工事負担金900万円及び157ページの繰出金での消火栓設置工事費繰出金100万円は、消防水利を充足するための消火栓の新設や既設消火栓の維持管理に要する経費です。
次に、第2目消防団費は、1億6,418万2,000円で報酬から報償費までは消防団員1,050名の年報酬のほか、出動加給、公務災害補償費、退職報償金などの経費です。
旅費175万円は県消防学校の幹部教育課程へ6名の団員が入校するほか、2年に一度開催されます和歌山県消防ポンプ操法大会への参加や消防団活動の充実強化等を目的とした先進地視察の旅費が主なものです。
158ページの需用費については、消防団活動に要する経常的経費が主なものですが、常備消防費同様、消耗品費に夜間活動用ヘッドランプ購入費300万円を計上しております。役務費から使用料及び賃借料までは、消防団活動に要する経常的経費が主なものです。
備品購入費2,715万円のうち、消防用備品購入費75万円は、消火用ホースの購入費で、消防用車両購入費2,640万円は栗栖川分団の消防ポンプ自動車1台と三栖分団及び秋津川分団のポンプ付普通積載車各1台の更新に要する経費です。
159ページの
負担金補助及び交付金2,917万2,000円のうち、消防団員等公務災害補償等共済基金負担金2,244万4,000円は、消防団員及び消防協力者の公務災害補償と消防団員の退職報償金支払いのための基金への掛金で、分団運営交付金645万円は、団本部、5個支団本部及び31個分団に対する運営交付金です。
第3目上富田消防受託費は、1,533万9,000円で、賃金176万2,000円は上富田消防署の臨時職員1名の賃金です。旅費42万2,000円は県消防学校等での専門分野の研修や資格取得に要する経費が主なものです。
需用費728万5,000円については、業務執行に要する経常的経費が主なものですが、常備消防費同様に新型インフルエンザ感染防止用資器材購入費等の経費を計上しております。
役務費から160ページの使用料及び賃借料までは、上富田消防署の業務執行に要する経常的経費を計上しています。
備品購入費305万9,000円につきましては、現有の高規格救急自動車に搭載している自動体外式除細動器1台を更新するのに要する経費と救急資器材や消火用ホースの購入費です。
負担金補助及び交付金15万円は、旅費でご説明いたしました研修や資格取得に要する負担金が主なものです。
なお、人件費を含めた平成22年度の消防事務受託経費は、2億778万5,000円で、全額委託町である上富田町が負担することとなっており、49ページの消防業務受託事業収入において、歳入予算を計上しています。
第4目水防費70万円は、土のう等の水防用資器材の購入に要する経費が主なものです。
以上で、消防関係の補足説明を終わります。ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(消防長 岩本徳三君 降壇)
休 憩
○議長(宮田政敏君) この場合、午前11時10分まで休憩いたします。
(午前10時57分)
―――――――――――――――――――
再 開
○議長(宮田政敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前11時11分)
○議長(宮田政敏君) 続いて、補足説明を求めます。
教育次長、濵田和男君。
(教育次長 濵田和男君 登壇)
○教育次長(濵田和男君) それでは、教育委員会関係の補足説明をさせていただきます。
初めに、条例の一部改正についてご説明申し上げます。
議案書の149ページをお願いします。
1定議案第23号 田辺市
歴史文化的景観保全条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございまして、自然公園法の一部改正に伴い、同法を引用している条番号等所要の改正を行うものでございます。
続いて、151ページをお願いいたします。
1定議案第24号 田辺市公民館条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございまして、各地区公民館を中心とした地域密着型の事業展開を図り、柔軟に複数の公民館が連携できるように、拠点公民館制度を廃止するため所要の改正を行うものでございます。
続きまして、当初予算についてご説明申し上げます。
予算書の73ページをお願いいたします。
総務費、
総務管理費の国際交流事業費842万5,000円につきましては、国際交流活動に要する経費でございまして、主なものといたしまして、賃金612万3,000円は、国際交流センターの国際交流員及び臨時職員の賃金でございます。
委託料の30万円につきましては、外国人と直接触れ合う体験活動等を実施し、子供たちの国際感覚を深めるため、国際理解推進事業を委託する経費を計上したものでございます。
負担金補助及び交付金115万6,000円は、国際交流推進補助金等を形状してございます。
続きまして、161ページをお願いいたします。
教育費、教育総務費の教育委員会費1,392万8,000円でございますが、これは教育委員4名の報酬と各種の負担金が主なものでございます。報酬のうち、事務事業評価委員会委員報酬は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会の事務の管理、執行状況について、点検及び評価を行うに当たり設置する事務事業評価委員会の委員報酬でございます。
積立金6万8,000円は教育振興基金の運用利子を積み立てるものでございます。
次に、事務局費2億4,309万8,000円につきましては、事務局の運営に必要な経費を計上しておりまして、主なものは職員の人件費でございます。
次に、162ページの教育事務所費1億2,686万2,000円につきましては、龍神、中辺路、大塔、本宮の4地域に設置しております教育事務所の運営に必要な経費を計上しておりまして、主なものといたしましては職員の人件費と臨時職員の賃金でございます。
次に、163ページの教育指導費7,241万1,000円でございますが、賃金の5,975万5,000円につきましては、嘱託員賃金と教育相談員賃金、外国人英語指導教師賃金のほか、特別支援教育支援員賃金が主なものでございます。
報償費281万8,000円につきましては、大学教授による授業研究の直接指導に係る講師謝礼と、特色ある学校づくりのための講師等への謝礼金、また小・中学校、幼稚園の学校評議員への謝礼等が主なものでございます。
旅費143万1,000円は、外国人英語指導教師の帰国旅費が主なものでございます。
164ページの委託料186万2,000円は教育課程の研究充実のため、幼稚園、小・中学校で継続しております授業研究委託料が主なものでございます。
次に、教育振興費4,262万4,000円でございますが、これは高校生及び大学生等の教育振興に資するための費用が主なものでございます。
負担金補助及び交付金の高等学校通学費等助成金は、高等学校等へ修学のため多額の通学費及び下宿費等を負担する世帯に費用の一部を助成するものでございます。
貸付金の奨学貸付金3,240万円は勉学に対する意欲があるにもかかわらず、経済的な理由により修学が困難な高校生及び大学生等への奨学金の貸与に係る費用でございます。積立金33万6,000円は教育奨学基金の運用利子を積み立てるものでございます。
続きまして、165ページの小学校費の学校管理費2億3,162万5,000円につきましては、小学校29校の管理運営費でございます。
賃金の
臨時職員賃金は、小学校の事務員、用務員14名分の費用でございます。
次に、166ページの教育振興費1億2,888万5,000円でございますが、賃金の
臨時職員賃金、委託料のスクールバス臨時運行委託料及びコミュニティバス運行委託料、並びに使用料及び賃借料の車両借料につきましては、龍神、中辺路、大塔、本宮地域の小学校が校外学習等のためにバスを使用する際の費用でございます。
また、使用料及び賃借料6,634万1,000円につきましては、学校コンピューターのリース料が主なものでございます。
備品購入費1,724万8,000円は、図書と教材備品の購入費で、167ページの
負担金補助及び交付金438万5,000円につきましては、遠距離通学の児童に対する通学費補助金が主なものでございます。
次に、スクールバス運行費4,936万9,000円につきましては、児童の登下校のためのスクールバス運行に要する経費でございます。
次に学校施設耐震改修事業費4億9,186万3,000円でございますが、これは耐震二次診断の結果に基づき、耐震補強が必要な学校施設について、Is値の低い施設から優先して年次的に耐震改修工事を実施していくための経費で、本年度は2校の耐震補強設計委託料及び4校の耐震改修工事費等を計上してございます。
次に、田辺第二小学校建築費1,782万円でございますが、これは老朽化した田辺第二小学校の校舎を改築するための経費で、本年度は校舎建築に向けた基本計画調査並びに現在の校舎の解体撤去設計及び仮設校舎設計のための委託料等を計上してございます。
次に、新庄小学校体育館建築費4,760万3,000円でございますが、これは耐震二次診断の結果、Is値が0.3未満であり、早急に耐震化が必要な新庄小学校の体育館を改築するための経費で、本年度は現在の体育館及び校舎の一部等の解体撤去のための設計委託料及び工事費並びに新しい体育館建築のための設計委託料等を計上してございます。
168ページの中芳養小学校体育館建築費2,662万9,000円でございますが、これにつきましても耐震二次診断の結果、Is値が0.3未満であり、早急に耐震化が必要な中芳養小学校の体育館を改築するための経費で、本年度は現在の体育館等の解体撤去のための設計委託料及び工事費並びに新しい体育館建築のための設計委託料等を計上してございます。
続きまして、中学校費の学校管理費1億3,182万7,000円につきましては、中学校16校の管理運営費でございます。予算区分はおおむね小学校費に準じておりますが、賃金の
臨時職員賃金は、中学校の事務員、用務員10名分の費用でございます。
次に、170ページの教育振興費8,111万7,000円でございますが、賃金の
臨時職員賃金、委託料のスクールバス臨時運行委託料及びコミュニティバス運行委託料、並びに使用料及び賃借料の車両借料につきましては、龍神、中辺路、大塔、本宮地域の中学校がクラブ活動等のためにバスを使用する際の費用が主なものでございます。また使用料及び賃借料1,951万4,000円につきましては、学校コンピューターのリース料が主なものでございます。
備品購入費1,524万9,000円は、図書と教材備品の購入費でございます。また、
負担金補助及び交付金518万円の主なものは、遠距離通学の生徒に対する通学費補助金と生徒の運動部活動や音楽活動等での全国大会、県大会等への参加に対する体育文化活動生徒派遣費補助金でございます。
次に、171ページのスクールバス運行費3,794万1,000円につきましては、生徒の登下校のためのスクールバス運行に要する経費でございます。
次に、学校施設耐震改修事業費2億4,061万9,000円でございますが、これは小学校と同様に耐震二次診断の結果に基づき、耐震補強が必要な学校施設について、Is値の低い施設から優先して年次的に耐震改修工事を実施していくための経費で、本年度は1校の耐震補強設計委託料及び2校の耐震改修工事費等を計上してございます。
続きまして、幼稚園費の管理費1億827万2,000円につきましては、幼稚園4園の管理運営費でございます。
次に、173ページの教育振興費7,090万7,000円でございますが、幼稚園就園奨励費補助金が主なもので、私立幼稚園に在園する園児の保育料の減免に伴う幼稚園への補助金でございます。
続きまして、社会教育費の社会教育総務費3億4,355万3,000円でございますが、主なものといたしまして、職員の人件費でございます。
174ページの賃金1,472万6,000円は、田辺青少年センター等の嘱託職員及び臨時職員、龍神市民センターの管理人等の賃金でございます。その他、生涯学習センター、ふるさと陶芸館、龍神市民センターの管理運営に要する経費を計上してございます。
また、175ページの
負担金補助及び交付金833万円は、田辺市・上富田町青少年センター協議会負担金を初め、
財団法人田辺市
社会教育振興会補助金等を計上してございます。
次に、文化財費2,915万7,000円につきましては、市内に所在する文化財の調査研究、啓発、顕彰活動、指定文化財の維持管理や保存修理、世界遺産登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の中核となる文化財の保存及びこれらを取り巻く文化的景観の保全に努めるための経費でございます。
主なものといたしまして、報酬の85万4,000円は、文化財審議会委員及び景観保全審議会委員の報酬でございます。
176ページの委託料949万9,000円は、熊野参詣道の維持管理を初め、無形民俗文化財の映像記録のためのビデオ作成、県指定文化財山田代銅鐸の保存修理等に要する経費でございます。また、
工事請負費の1,275万1,000円は特別天然記念物カモシカ食害対策事業として防護柵設置工事に係る経費でございます。
次に、公民館費6,381万8,000円でございますが、主なものといたしまして、報酬791万4,000円は公民館長33名の報酬でございます。報償費1,046万8,000円は、全公民館の各種教室、講座などの講師謝礼等でございます。その他、施設の維持管理費等を計上してございます。
次に、178ページの図書館費1億3,192万5,000円につきましては、図書館の管理運営に要する経費でございます。
主なものといたしまして、人件費のほか、国学者・熊代繁里の古文書刊行事業に係る経費として印刷費や180ページの図書の管理システムに要する経費として、電子計算機保守委託料等を計上してございます。また、備品購入費3,478万円は本館、分室、移動図書館及び新図書館開館に向けて図書の充実を図るための図書購入費でございます。
次に、集会所運営費74万6,000円につきましては、南松原教育集会所等の管理運営に要する経費でございます。
次に、歴史民俗資料館運営費315万3,000円につきましては、田辺歴史民俗資料館及び大塔歴史民俗資料館の管理運営に要する経費でございます。
次に、181ページの社会教育活動費1,122万2,000円でございますが、報償費の241万円のうち、講師謝礼につきましては、生涯学習フェスティバル、地域コーディネーター養成講座、保護者学級及び人権教育総合推進事業等に係る講師謝礼でございます。また、謝礼金につきましては、放課後子ども教室推進事業運営委員謝礼でございます。
委託料170万円につきましては、将来を担う青少年の育成のため、田辺市子どもクラブ育成協議会への事業委託費及び子ども芸術鑑賞事業委託料でございます。
182ページの
負担金補助及び交付金558万5,000円は、学校・家庭・地域の連携、協力した取り組みを支援するための地域子ども会活動支援事業費補助金を初め、田辺市青少年育成市民会議補助金、地域組織活動費補助金等でございます。
次に、勤労青少年ホーム運営費472万4,000円につきましては、青少年の交流の場、学習の場としての「勤労青少年ホームわかしお」の管理運営に要する経費でございます。
次に、児童館費4,435万8,000円につきましては、児童館3館の管理運営費及び活動費でございます。主なものといたしましては、児童・生徒の学力の向上や基本的生活習慣を身につける教室等を開催するために要する報償費や親子ふれあい事業のための使用料及び賃借料でございます。
次に、184ページの文化振興費1億355万6,000円につきましては、ふるさと文化の普及、発展を図ることを目的に、市民の文化活動の支援や田辺市美術展覧会の開催、紀南文化会館の運営、文化事業の開催等の経費を計上してございます。
主なものといたしまして、需用費334万2,000円は紀南文化会館の舞台用所作台の修繕費用などでございます。委託料7,915万5,000円は、指定管理者への紀南文化会館運営委託料や文化事業の公演委託料であり、使用料及び賃借料301万8,000円は、第57回田辺市美術展覧会や文化事業に伴う会場借料等の経費でございます。
工事請負費975万3,000円につきましては、紀南文化会館空調用熱源設備の改修工事に伴う経費でございます。
また、185ページの
負担金補助及び交付金393万8,000円は、田辺市文化協会等へのふるさと文化振興補助金や田辺第九合唱団公演補助金等でございます。
次に、成人式典費136万9,000円につきましては、「成人の日」記念式典に要する経費でございます。
次に、美術館運営費9,534万3,000円につきましては、田辺市立美術館本館及び田辺市立美術館分館・熊野古道なかへち美術館の管理運営に要する経費でございます。
186ページの委託料2,717万2,000円のうち、主なものといたしましては、187ページの展覧会委託料でございまして、本年度の展覧会は本館が施設設備改修のため、4月から6月まで休館し、7月より特別展2回のほか、館蔵品展等を含め4回の展覧会、分館では特別展1回、館蔵品展3回の計4回の展覧会を計画してございます。また、本年度より2カ年で美術館年報を作成いたします。備品購入費980万円につきましては、軽四輪自動車購入と美術品購入費等を計上しておりまして、美術品については収集方針をもとに調査研究を行い、美術館としてふさわしい作品の購入に努めてまいります。
次に、南方熊楠翁顕彰事業費2,561万9,000円でございますが、南方熊楠翁顕彰及び南方熊楠邸・南方熊楠顕彰館の管理運営のための経費を計上してございます。
主なものといたしまして、館長、臨時職員等の賃金を326万8,000円、188ページの委託料1,473万3,000円は、顕彰館所蔵資料の管理・調査・整備及び展示会、講座・講演会等の教育啓発事業に係る経費としての南方熊楠翁顕彰事業委託料、第20回南方熊楠賞授賞式開催及び第21回受賞者の選考に係る運営委託料と、その他顕彰館と南方熊楠邸の保守、維持管理に要する経費でございます。
負担金補助及び交付金109万7,000円につきましては、南方熊楠顕彰会運営に係る事務的経費並びに情報発信等の啓発活動や「南方を訪ねて」開催等への南方熊楠翁顕彰事業費補助金でございます。積立金75万9,000円は、南方熊楠翁顕彰基金の運用利子、刊行物の物品売払収入を積み立てるものでございます。
次に、複合文化施設建築事業費3億1,707万2,000円につきましては、複合文化施設整備工事費2億9,810万円等を計上し、平成24年当初完成に向けて取り組んでまいります。
続きまして、189ページの保健体育費の保健体育総務費2,175万3,000円でございますが、主なものといたしましては、賃金459万9,000円は、臨時職員、嘱託員の賃金でございまして、190ページの
負担金補助及び交付金1,051万4,000円は、体育連盟交付金を初め、植芝盛平翁顕彰会補助金、関西実業団対抗駅伝競走大会補助金等を計上してございます。
次に、体育施設管理費8,280万3,000円でございますが、主なものといたしましては、体育施設の管理に要する管理人ほか賃金と市内38カ所の体育施設維持管理及び修繕等の経費でございます。
また、191ページの
工事請負費1,610万円は、文里テニスコート、鮎川若もの広場、旧四村川小学校体育館屋根改修のための経費を計上してございます。
次に、192ページの保健管理費3,437万3,000円につきましては、小中学校児童生徒、幼稚園児及び教職員の健康管理費用でございます。報酬の1,937万5,000円につきましては、学校医、学校歯科医、学校薬剤師への報酬でございます。報償費の謝礼金228万円は、児童生徒の心臓検診判定会への謝礼及び教職員健康検査結果による産業医判定への謝礼が主なものでございます。
役務費706万8,000円の主なものは、児童生徒、幼稚園児及び教職員の検便、検尿検査手数料並びに教職員の健康検査に要する費用と校医不在の小・中学校、及び幼稚園に対し、社会保険紀南病院で実施する眼科及び耳鼻咽喉科検診に要する手数料でございます。
次に、学校給食費5億1,553万1,000円につきましては、田辺市立城山台学校給食センターを初め、学校給食調理場の管理運営に係る経費でございます。
主なものといたしまして、賃金8,822万9,000円は、自校式及び共同調理場での
臨時職員賃金と36名分の嘱託員賃金でございます。需用費のうち193ページの賄材料費は給食の食材等の費用でございます。
また、委託料の給食業務委託料は、田辺市立城山台学校給食センターの調理及び運搬業務等の委託に係る経費でございます。
続きまして、議案書の191ページをお願いします。
1定報告第5号 平成22年度
財団法人田辺市
社会教育振興会の事業の計画についてご説明申し上げます。
192ページに平成22年度の事業計画を載せております。193ページでございますが、平成22年度
財団法人田辺市
社会教育振興会会計予算。
第1条 平成22年度
財団法人田辺市
社会教育振興会会計予算は、次に定めるところによる。
第2条 収入支出予算の総額は、収入支出それぞれ238万8,000円と定めるものでございます。
193ページと194ページに当振興会の収入支出予算を計上しておりますが、予算総額はそれぞれ238万8,000円で、収入の主なものは地方公共団体補助金収入、支出は青少年研修センターの管理運営に要する費用でございます。
以上で、教育委員会関係予算等の補足説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(教育次長 濵田和男君 降壇)
○議長(宮田政敏君) 続いて、水道部長、中村全文君。
(水道部長 中村全文君 登壇)
○水道部長(中村全文君) 補足説明も最後になりますが、水道部関係の補足説明をさせていただきます。
まず、議案書の175ページをお願いします。
1定議案第37号 田辺市
簡易水道条例及び田辺市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、平成19年2月に策定した簡易水道事業統合計画に基づき、平成22年4月から旧田辺市区域の長野・古屋谷・大坊団栗の3簡易水道事業を上水道事業へ統合するため、所要の改正を行うものでございます。
続きまして、予算書の291ページをお願いします。
1定議案第38号 平成22年度田辺市簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億6,571万3,000円と定める。
第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。
第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表 地方債による。
内容につきましては、299ページの歳出からご説明いたします。
総務費6,923万3,000円の主なものは、職員6名の人件費のほか、水道メーターの検針委託料286万円、事業量の減少に伴い本年度より加算される消費税650万円などの一般管理経費でございます。
水道施設維持費8,705万9,000円の主なものは、施設の稼働に係る光熱水費2,450万円、施設修繕料1,440万円、施設管理委託料1,480万円でございます。また、
工事請負費として、三里簡易水道・上切原地区の給水管布設工事160万円を予定しております。
次に、本年度より新たに川湯・請川簡易水道施設整備事業費を設け、6,684万4,000円を計上しており、主に実施測量設計及び管路の工事を行います。
本事業は施設の老朽化並びに管理能力不足等を解消するため、統合整備を行うものであります。
なお、工事明細につきましては、307ページを、工事箇所につきましては、別冊の参考資料181ページを参照願います。
次の公債費は、長期債償還金7,589万6,000円、長期債利子6,628万1,000円で、合計1億4,217万7,000円でございます。
以上の経費に要する財源といたしましては、主に簡易水道使用料、国庫補助金、一般会計繰入金、簡易水道施設整備事業債をもって充当いたします。
続きまして、
水道事業会計予算のご説明を申し上げます。
別冊の水道事業会計の予算書をお願いします。
1定議案第48号 平成22年度田辺市
水道事業会計予算。
第1条 平成22年度田辺市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。
本年度は、給水戸数2万8,000戸、総配水量1,031万立方メートル、1日平均配水量2万8,247立方メートルを予定しております。その他、量水器の取りかえ5,190個、消火栓新設の受託工事10件、配水設備改良費として3億8,053万1,000円を予定しております。
第3条 収益的収入及び支出の予定額は次のとおりと定める。収入合計として水道事業収益14億9,180万円、支出合計として水道事業費用14億5,298万2,000円で、差し引き3,881万8,000円の利益を見込んでいます。
次のページをお願いします。
第4条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入合計として、資本的収入6,128万円、支出合計は、資本的支出6億8,932万3,000円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6億2,804万3,000円は、損益勘定留保資金等で補てんすることにいたしております。
第5条は、予定支出の各項の経費の流用範囲を、第6条では議会の議決を経なければ流用することができない経費を、第7条では、棚卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものであります。
続いて、次ページからの予算に関する説明書により、具体的な説明をさせていただきます。
1ページ、平成22年度田辺市
水道事業会計予算実施計画について。
(1)収益的収入及び支出。収入の予算総額として、水道事業収益14億9,180万円を計上しております。
第1項、営業収益の内訳は、給水収益14億2,490万円、受託給水工事収益2,550万円、その他営業収益2,005万1,000円であります。
第2項、営業外収益2,132万8,000円の内訳は、受取利息及び配当金と雑収益です。
第3項、特別利益は、固定資産売却益等であります。
2ページをお願いします。
支出の予定総額として、水道事業費用14億5,298万2,000円を計上しております。
第1項、営業費用の第1目、原水及び浄水費4億823万8,000円は、原水の取水及び浄水施設の
維持管理等に要する経費です。職員3名分の人件費のほか施設の修繕費や動力費、それに上富田・白浜の両町からの受水に係る負担金1億8,907万7,000円及び受水費1億1,585万4,000円が主なものでございます。
2ページから3ページにかけての第2目、配水及び給水費3億2,500万8,000円は、配水管や給水管など、施設の維持管理に要する経費です。主なものは、職員15名分の人件費のほか、給配水管維持管理業務等の委託料3,930万円、給水管切替や鉛製給水管取替等の修繕費9,649万2,000円、それに中継ポンプ所の動力費等であります。
第3目、受託給水工事費866万3,000円は、消火栓新設の
工事請負費810万円と材料費であります。なお、工事明細につきましては21ページを、工事箇所につきましては別冊の参考資料182から189ページを参照願います。
第4目、業務費6,287万8,000円は、検針及び水道料金徴収並びに窓口業務に要する経費です。職員3名分の人件費のほか、検針、集金などの委託料2,450万3,000円等であります。
4ページの第5目、総係費6,845万7,000円は、水道事業経営全般にわたる諸経費です。
職員4名分の人件費のほか、パソコン等の賃借料370万6,000円等であります。
第6目、減価償却費3億5,950万円は、水道事業に係る固定資産の減価償却費です。
第7目、資産減耗費7,636万5,000円は、有形固定資産除却費が主なものであります。
5ページの第2項、営業外費用1億2,705万3,000円の主なものは、企業債支払利息と水道コンピューターシステム開発費の繰延勘定償却及び支払消費税であります。
第3項、特別損失のうち、第2目、過年度損益修正損1,600万円は不納欠損予定額等を計上したものであります。
次に、6ページの資本的収入及び支出ですが、資本的収入として6,128万円を計上しています。
工事負担金及び水道施設整備に対する国庫補助金が主なものであります。
資本的支出としては、6憶8,932万3,000を計上しています。
第1項第1目、配水設備改良費3億8,053万1,000円は、職員1名分の人件費のほか、年次的に実施しております老朽配水管を耐震性の高い管へ更新する工事や配水池に緊急遮断弁を設置するための費用であります。
なお、工事明細につきましては22ページを、工事箇所につきましては別冊の参考資料182から191ページをご参照願います。
第3目、有形固定資産費1憶2,514万5,000円は、車両の買いかえ及び自家発電機施設の更新等に要する費用であります。
第2項第1目、企業債償還金は、企業債元金の償還費用であります。
予算実施計画の概要につきましては、以上のとおりでございます。
なお、平成22年度田辺市水道事業会計資金計画は8ページ、給与費明細書は9ページから12ページ、継続費に関する調書は13ページ、平成22年度田辺市水道事業予定貸借対照表は14ページから16ページ、平成21年度田辺市水道事業予定損益計算書は17ページ、平成21年度田辺市水道事業予定貸借対照表は18ページから20ページをご参照願います。
以上で水道部関係の補足説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(水道部長 中村全文君 降壇)
○議長(宮田政敏君) 以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。
この場合、お諮りいたします。
ただいま議題となっております36件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(宮田政敏君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
◎日程第37 1定報告第1号
専決処分事項について上程
○議長(宮田政敏君) 続いて、日程第37 1定報告第1号
専決処分事項についてを上程いたします。
この場合、お諮りいたします。
本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、後日審議願うことにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(宮田政敏君) 異議なしと認めます。
よって、1定報告第1号については、委員会の付託を省略し、後日審議願うことに決しました。
◎日程第38 1定議案第 1号 田辺市駐車場条例及び田辺市
自転車等駐車場条例の一
部改正についてから
日程第53 1定議案第16号 平成21年度田辺市
水道事業会計補正予算(第5号)
まで一括上程
○議長(宮田政敏君) 続いて、日程第38 1定議案第1号 田辺市駐車場条例及び田辺市
自転車等駐車場条例の一部改正についてから、日程第53 1定議案第16号 平成21年度田辺市
水道事業会計補正予算(第5号)まで、以上16件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました16件については、昨日、既に当局の説明が終了しておりますので、これより総括質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(宮田政敏君) 質疑なしと認めます。
それでは、ただいま議題となっております16件については、会議規則第37条の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。各常任委員会の付託事件はお手元に配付いたしております議案付託表のとおりであります。
この場合、お諮りいたします。
本日の会議はこの辺にとどめ散会し、明3月3日から3月10日までの8日間は休会とし、3月11日午後1時から再開いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(宮田政敏君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
散 会
○議長(宮田政敏君) それでは、本日はこれをもって散会いたします。
(午前11時54分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成22年3月2日
議 長 宮 田 政 敏
議 員 中 本 賢 治
議 員 棒 引 昭 治
議 員 出 水 豊 数...