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平成17年 6月定例会(第9号 7月19日)

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  1. 田辺市議会 2005-07-19
    平成17年 6月定例会(第9号 7月19日)


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    平成17年 6月定例会(第9号 7月19日)             田辺市議会6月定例会会議録             平成17年7月19日(火曜日)             ────────────────   平成17年7月19日(火)午後1時開議  第 1 1定議案第 1号 田辺市地域振興基金条例の制定について  第 2 1定議案第 2号 田辺市地域基盤整備基金条例の制定について  第 3 1定議案第 3号 田辺市地域活性化基金条例の制定について  第 4 1定議案第 4号 田辺市観光振興基金条例の制定について  第 5 1定議案第 5号 田辺市土地開発基金条例の制定について  第 6 1定議案第 6号 田辺市敬老祝金支給条例の制定について  第 7 1定議案第 7号 田辺市集落排水処理施設条例の一部改正について  第 8 1定議案第 8号 田辺市火災予防条例の一部改正について  第 9 1定議案第 9号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における               住居表示の方法について  第10 1定議案第10号 町の区域の変更及び設定について  第11 1定議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算  第12 1定議案第12号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算  第13 1定議案第13号 平成17年度田辺市老人保健特別会計予算  第14 1定議案第14号 平成17年度田辺市介護保険特別会計予算
     第15 1定議案第15号 平成17年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算  第16 1定議案第16号 平成17年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算  第17 1定議案第17号 平成17年度田辺市文里港整備事業特別会計予算  第18 1定議案第18号 平成17年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算  第19 1定議案第19号 平成17年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               予算  第20 1定議案第20号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計予算  第21 1定議案第21号 平成17年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算  第22 1定議案第22号 平成17年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算  第23 1定議案第23号 平成17年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算  第24 1定議案第24号 平成17年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計               予算  第25 1定議案第25号 平成17年度田辺市診療所事業特別会計予算  第26 1定議案第26号 平成17年度田辺市駐車場事業特別会計予算  第27 1定議案第27号 平成17年度田辺市砂利採取事業特別会計予算  第28 1定議案第28号 平成17年度田辺市木材加工事業特別会計予算  第29 1定議案第29号 平成17年度田辺市四村川財産区特別会計予算  第30 1定議案第30号 平成17年度田辺市水道事業会計予算  第31 1定議案第31号 紀南環境衛生施設事務組合を組織する地方公共団体の数の               減少及び組合規約の変更について  第32 1定報告第 1号 専決処分事項について(条例関係)  第33 1定報告第 2号 専決処分事項について(暫定予算関係)  第34 1定報告第 3号 専決処分事項について(その他の事件関係)  第35 1定報告第 4号 平成16年度田辺市土地開発公社の事業報告及び決算報告               について  第36 1定報告第 5号 平成16年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告に               ついて  第37 1定報告第 6号 平成16年度財団法人紀南文化会館の決算報告について  第38 1定報告第 7号 平成16年度財団法人龍神村開発公社の事業報告及び決算               報告について  第39 1定報告第 8号 平成16年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告について  第40 1定報告第 9号 平成16年度本宮振興株式会社の決算報告について  第41 1定報告第10号 平成16年度株式会社奥熊野本宮の決算報告について  第42 1定議案第32号 助役の選任につき同意を求めることについて  第43 1定議案第33号 収入役の選任につき同意を求めることについて  第44 1定議案第34号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  第45 1定議案第35号 監査委員の選任につき同意を求めることについて  第46 1定議案第36号 監査委員の選任につき同意を求めることについて  第47 1定議案第37号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて  第48 1定議案第38号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるこ               とについて  第49 1定議案第39号 固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて  第50 1定議案第40号 農業委員会委員のうち選任による委員の推薦について  第51 1定選 第 9号 選挙管理委員会委員の選挙  第52 1定選 第10号 選挙管理委員会委員補充員の選挙  第53 1定発議第 5号 高速道路及び国道バイパス促進特別委員会の設置に関する               決議  第54 1定請願第 1号 静ひつな教科書採択環境の確保に関する請願  第55 1定発議第 6号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出について  第56 1定発議第 7号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書の提出につい               て  第57 1定発議第 8号 地域の実績に即した道路整備の促進と財源確保を求める意               見書の提出について  第58 1定発議第 9号 「障害者自立支援法案」についての意見書の提出について  第59 1定発議第10号 郵政民営化法案の廃案を求める意見書の提出について  第60 1定発議第11号 南紀高等学校看護科移設の再考を求める意見書の提出につ               いて  第61 委員会の継続審査について             ──────────────── 〇会議に付した事件  日程第1から日程第61まで             ──────────────── 〇議員定数 30名 〇欠  員  0名             ──────────────── 〇出席議員             議席番号   氏   名              1番  川 﨑 五 一 君              2番  真 砂 みよ子 君              3番  久 保 浩 二 君              4番  小 川 浩 樹 君              5番  佐 井 昭 子 君              6番  出 水 豊 数 君              7番  安 達 克 典 君              8番  谷 口 和 樹 君              9番  鈴 木 太 雄 君             10番  塚   寿 雄 君             11番  山 本 紳 次 君             12番  松 下 泰 子 君             13番  中 本 賢 治 君             14番  棒 引 昭 治 君             15番  大 倉 勝 行 君             16番  宮 本 正 信 君             17番  高 垣 幸 司 君             18番  陸 平 輝 昭 君             19番  山 口   進 君             20番  宮 田 政 敏 君             21番  吉 田 克 己 君             22番  久 保 隆 一 君             23番  松 本 平 男 君             24番  天 野 正 一 君             25番  森   哲 男 君             26番  山 本 勝 一 君             27番  吉 本 忠 義 君             28番  白 川 公 一 君             29番  岡 﨑 宏 道 君             ──────────────── 〇欠席議員             30番  田 中 康 雅 君             ────────────────
    〇説明のため出席したもの             職  名       氏     名            市    長     真 砂 充 敏 君            教育長        愛 須 恒 藏 君            政策調整部長     森   章 二 君            政策調整課長     室 井 利 之 君            企画部長       庄 堂 琢 磨 君            企画部理事      福 田 安 雄 君            総務部長       山 崎 清 弘 君            市民部長       川 端 清 司 君            保健福祉部長     中 本 政 吉 君            環境部長       岡 本 美 彦 君            水処理対策課長    松 本 吉 弘 君            商工観光部長     福 井 量 規 君            農林水産部長     溝 口 博 一 君            建設部長       橘   長 弘 君            龍神行政局長     久 保 三七男 君            本宮行政局長     久 保 憲 和 君            消防長        津 田 正 視 君            教育総務部長     杉 原 莊 司 君            生涯学習部長     衣 田 秀 雄 君             ──────────────── 〇出席事務局職員             議会事務局長     井 口 富 夫             議会事務局次長    小 川   鏡             議会事務局主任    中 田 信 男             議会事務局主査    岡 内 伸 午             議会事務局主査    山 下 幸 恵 開 議 ○議長(吉本忠義君)    定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成17年第1回田辺市議会定例会9日目の会議を開きます。               (午後1時00分)             ──────────────── ◎報告 ○議長(吉本忠義君)    30番、田中康雅君から欠席の届出があります。 ◎諸般の報告 ○議長(吉本忠義君)    この場合、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。  議会事務局長、井口富夫君。             (議会事務局長 井口富夫君 登壇) ○議会事務局長(井口富夫君)    報告申し上げます。  本日付、田総第111号の2をもって市長から1定議案第32号 助役の選任につき同意を求めることについてなど、議案9件の送付がありました。いずれもお手元に配付いたしております。  以上であります。             (議会事務局長 井口富夫君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    それでは日程に入ります。 ◎日程第1 1定議案第1号 田辺市地域振興基金条例の制定についてから日程第31 1定議案第31号 紀南環境衛生施設事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更についてまで一括上程 ○議長(吉本忠義君)    日程第1 1定議案第1号 田辺市地域振興基金条例の制定についてから、日程第31 1定議案第31号 紀南環境衛生施設事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更についてまで、以上31件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました31件については、過日の本会議において、それぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。  この場合、ただいま議題となっております31件について、各常任委員長の報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  4番、小川浩樹君。             (4番 小川浩樹君 登壇) ○4番(小川浩樹君)    それでは、総務企画委員会委員長報告をさせていただきます。  本委員会は、去る7月8日の本会議において付託を受けた議案12件について、13日、14日及び19日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第1号 田辺市地域振興基金条例の制定について、同議案第2号 田辺市地域基盤整備基金条例の制定について、同議案第3号 田辺市地域活性化基金条例の制定について、同議案第5号 田辺市土地開発基金条例の制定について、同議案第9号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について、同議案第10号 町の区域の変更及び設定について、同議案第13号 平成17年度田辺市老人保健特別会計予算、同議案第18号  平成17年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算、同議案第19号 平成17年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算及び同議案第29号 平成17年度田辺市四村川財産区特別会計予算の以上10件は、全会一致により、同議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分及び同議案第12号 田辺市国民健康保険事業特別会計予算のうち事業勘定の以上2件は、起立多数により、すべて原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑及び要望の主なものは、次のとおりであります。  議案第1号 田辺市地域振興基金条例の制定及び議案第2号 田辺市地域基盤整備基金条例の制定について、その詳細説明を求めたのに対し、「地域振興基金については、住民の一体感の醸成や地域振興を図るため、合併特例債や各市町村からの持ち寄り基金を造成するもので、果実運用型で活用する。地域基盤整備基金については、各市町村から持ち寄った基金であり、その取り崩しに当たっては、旧田辺市以外、地域審議会への諮問事項となっている。また、合併特例債については、公共施設の整備事業等への充当だけでなく、地域振興等のために設けられる基金の積立にも活用できる」との答弁があり、これに対し委員から、基金については適正な運用に心がけるよう要望がありました。  次に、議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分についてでありますが、まず、歳入について、市税の滞納額とその徴収の努力についてただしたのに対し、「個別の納税指導により、分納等で計画的に納税していただくよう指導したり、悪質なものについては財産調査の上、差し押さえも行うなど、生活実態等の状況に応じた対応をしている」との答弁ありました。  次に、歳出についてでありますが、広聴広報費にかかわって、自治体によっては、有料で広告を掲載している広報紙もあることから、広報田辺の有料広告掲載についてただしたのに対し「市民の皆さんに市の情報や特集記事等をよりわかりやすく提供するためには、現行の32ページを必要としており、ページ数や内容の関係で有料広告を掲載するスペースを確保することは、現段階では難しいと考えている。市の負担を軽減できることから、先進地事例を参考にしながら今後検討していきたい」との答弁がありました。  次に、まちづくり推進事業費についてでありますが、市民活動支援センター運営委託料にかかわって、センター設置に関する詳細説明を求めたのに対し、「市民活動が盛んになってきたことから、センターは、公設民営方式で実施し、業務については、主に情報提供や相談業務で、その委託先については、NPO法人やその連合体等を対象としている」との答弁があり、センターの運営に当たっては、行政としての役割を明確にして取り組んでほしい旨、要望いたしました。また、まちづくり関係の補助金の申請が減少していることについてただしたのに対し、「新市になったことを機会に、ハード向けの補助金の内容を一部見直し、対象事業を拡大した」との答弁がありました。  次に、議案第12号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計のうち事業勘定についてでありますが、基金の現在高と安定した運営を行うための基準額について説明を求めたのに対し、「基金の現在高は旧市町村の約15億円と、段階的保険税引上げの緩和等の補てん額約3億円の、合わせて18億円あり、安定した運営を行うために、厚生労働省が示している算定式により算出した田辺市の基準額は約19億円である」との答弁がありました。  次に、議案第29号 平成17年度田辺市四村川財産区特別会計予算についてでありますが、財産区の実態と特別会計を設けることの必要性についてただしたのに対し、「合併の際に市町村が所有する財産に著しい不均衡があった場合に、合併を阻害する要因となる財産について、財産区を設置して財産の管理等をさせることができることとなっており、この会計については従前の財産区を継承したものである。財産区の収支については、特別会計を設けて収支を明確にすることが基本となっており、一般会計からの補てん等は行わず、財産区の収支のみで運営する」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成17年7月19日、総務企画委員会委員長、小川浩樹。             (4番 小川浩樹君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、経済環境委員会委員長の報告を求めます。  16番、宮本正信君。             (16番 宮本正信君 登壇) ○16番(宮本正信君)    朗読をもって、委員長報告とさせていただきます。  本委員会は、去る7月8日の本会議において付託を受けた議案9件について、11日、12日及び19日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第4号 田辺市観光振興基金条例の制定について、同議案第7号 田辺市集落排水処理施設条例の一部改正について、同議案第15号 平成17年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算、同議案第21号  平成17年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算、同議案第22号 平成17年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算、同議案第23号 平成17年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算、同議案第28号 平成17年度田辺市木材加工事業特別会計予算及び同議案第31号 紀南環境衛生施設事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更についての以上8件については、全会一致により、同議案第11号  平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分については、起立多数により、すべて原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑及び要望等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第4号 田辺市観光振興基金条例の制定についてでありますが、条例の設置目的及び旧市町村の基金の負担割合をただしたのに対し、「世界遺産登録を契機に、田辺市の活性化の柱となる観光の振興の為、4億5,000万円の基金を設置し、今後の世界遺産の保全・活用、観光振興のための基盤整備に充てていくものである。旧市町村における基金の負担割合については、総額4億5,000万円のうち、2億5,000万円を財政割や人口割等により、旧田辺市が1億4,065万円、旧龍神村が3,234万円、旧中辺路町が2,578万円、旧大塔村が2,371万円、旧本宮町が2,752万円を持ち寄り、残りの2億円については、特別割として旧本宮町が全額負担している」との答弁がありました。  次に、議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分についてでありますが、商工観光部関係では、商工業診断指導謝礼金の概要説明を求めたのに対し、「中小企業の経営改善を図る目的として、経営が悪化している中小企業を対象に、中小企業診断士に経営診断を依頼し、その診断にかかる費用が1件当たり10万円の委託料を支出している。また、前年度より10%以上売上が落ちているなど、経営が悪化している中小企業に対しては、より効果的な診断を行うため、1件当たり20万円の委託料を支出している」との答弁があり、診断を受けた後の対応をただしたのに対し、「商工会議所の指導や県の公的制度の活用といった関係機関との連携により対応している」との答弁がありました。  次に、「観光費」全般にかかわって、市町村合併により、新田辺市は観光が重要施策になってくる。今回の予算の中で、新たな観光施策は反映されているのかただしたのに対し、「今回の予算計上については、旧市町村で行っていたイベントや事業を踏襲したものとなっている。今後の観光施策については、今年策定予定の新田辺市観光戦略プランを基に、来年度からの予算に反映していきたい」との答弁がありました。  次に、農林水産部関係では、有害鳥獣捕獲事業費補助金の概要説明を求めたのに対し、「鳥獣が原因による農作物への被害の報告があれば、猟友会員に依頼し、捕獲していただいており、その捕獲した有害鳥獣の種類に応じて補助金を支出している。有害鳥獣捕獲事業の対象となる鳥獣については、狩猟法に定められている狩猟鳥獣のうち、サル・アライグマ・イノシシ・シカである」との答弁があり、カラスは補助対象とならないのかただしたのに対し、「カラスによる被害があれば猟友会員に依頼し、捕獲していただいているが、鳥に関しては捕獲の数が多く、現在は補助対象外としている。今後、カラスによる被害が拡大し、補助対象にしてほしいとの要望が出てきたときには検討していきたい」との答弁がありました。  次に、間伐実施事業費補助金にかかわって、委員から、今後の山づくりにおいて、間伐は非常に重要なので、より一層の間伐推進施策を講じるよう要望しました。  次に、環境部関係では、資源集団回収事業実施団体奨励補助金の概要説明及び実績を求めたのに対し、「古紙・カン・ビン等の資源を集団で回収している町内会や子どもクラブ等の各種団体に対し、資源回収ゴミ1キロに対し4円の奨励金を支出している。資源集団回収実施団体は、旧田辺市に97団体、旧中辺路町に8団体、旧大塔村に1団体、旧龍神村に3団体がある」との答弁があり、委員から、この補助金については、資源ゴミの再利用、各種団体等への経済支援、子供たちへの教育・啓発に対して大きな効果がある。今後も奨励金の増額も視野に入れ、より一層の取組を図るよう要望しました。  次に、昨今の不法投棄の状況にかかわって、自分の出したゴミは自己処理をすることが基本であるが、家電リサイクル法が施行されてから、不法投棄が増えているので、市は何らかの対策を講じるべきではないかただしたのに対し、「平成13年、家電リサイクル法が施行され、これまで処理困難物として自治体が処分してきたエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4家電について、リサイクル料金を消費者が負担することとなった。そのため不法投棄につながっていると思われるが、それらの処理を市が行うことは排出者責任の問題や莫大な処理費用が必要となるため、非常に困難である。市としては、自分の出したごみは自己処理することを基本理念に、今後の不法投棄対策について、地域の皆様のご協力を得ながら、地域ぐるみでの監視の徹底をお願いしていくとともに、啓発活動について積極的に取り組んでいきたい」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成17年7月19日、経済環境委員会委員長、宮本正信。  以上です。             (17番 宮本正信君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、建設消防委員会委員長の報告を求めます。  21番、吉田克己君。             (21番 吉田克己君 登壇) ○21番(吉田克己君)    建設消防委員会の委員長報告を朗読をもって報告します。  委員長報告。本委員会は、去る7月8日の本会議において付託を受けた議案9件について、13日及び19日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第8号 田辺市火災予防条例の一部改正について、同議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分、同議案第16号 平成17年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算、同議案第17号 平成17年度田辺市文里港整備事業特別会計予算、同議案第20号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計予算、同議案第24号 平成17年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算、同議案第26号 平成17年度田辺市駐車場事業特別会計予算、同議案第27号 平成17年度田辺市砂利採取事業特別会計予算及び同議案第30号 平成17年度田辺市水道事業会計予算の以上9件を、いずれも全会一致により、すべて原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑及び要望等の主なものは、次のとおりであります。  議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分についてでありますが、消防本部関係では、市内には携帯電話が通じない地域も多くあるが、消防無線に関してはどうかただしたのに対し、「消防無線については、槇山に中継局を設置しており、市内の住宅地についてはほとんど対応できている」との答弁がありました。  また、市域の拡大に伴い、火災発生時等における通報の際の正確な位置確認や消防のより迅速な対応を図るため、目印となる救急ポイント標識の設置などの対応策が必要ではないかただしたのに対し、「通報の際の目印となる救急ポイント標識については必要と考えており、現在、設置場所について検討しているところである。田辺ロータリークラブから、今年度から来年度にかけて約100本程度の救急ポイント標識の寄贈のお話もあり、迅速な消防救急活動のさらなる充実を図っていきたい」との答弁がありました。
     続いて、消火活動の際に着用している防火衣について、今問題となっている石綿が含まれていないのかただしたのに対し、「現在、石綿混紡の防火衣は製造販売されていないが、調査したところ、過去に使用して現在は使われていない防火衣で、石綿混紡を含んでいるかについては確認できないものの、その可能性があると思われるものが、田辺支団東部分団と龍神分団の何箇所かの車庫及び器具庫において発見されたが、回収の上、早急に廃棄処分する」との答弁がありました。  次に、建設部関係についてでありますが、建設残土処理施設費について、処理施設の概要説明と将来の利用目的をただしたのに対し、「本宮町の大日山で発生している地すべりの対策工事が県事業として行われている。その事業から出る排除土量が約50万立方メートル見込まれているが、それらに十分対応できる処理施設として計画している。また、国道311号沿いで湯の峰温泉の観光地にも隣接する場所であるため、施設での残土処理の終了後には、自然の形に戻していく考えである」との答弁があり、世界遺産の熊野古道に近い場所でもあるので、その景観を損ねないようにするなど、十分配慮して取り組むよう要望いたしました。  次に、水道部関係では、議案第20号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計予算についてでありますが、近野簡易水道の濁り水対策、料金体系について今後どう対応していくのかをただしたのに対し、「濁り水については、その解消に向けて、浄化方法等の技術面、また、財政面からも効率的な方法を検討し、早急に対処していくとともに、料金体系については、説明会も開催したところでありますが、今後も住民のご理解を得られるよう、鋭意努力していきたい」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成17年7月19日、建設消防委員会委員長、吉田克己。             (21番 吉田克己君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、文教民生委員会委員長の報告を求めます。  10番、塚寿雄君。             (10番 塚 寿雄君 登壇) ○10番(塚 寿雄君)    委員長報告を行います。  本委員会は、去る7月8日の本会議において付託を受けた議案5件について、11日、12日及び19日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第6号 田辺市敬老祝金支給条例の制定について、同議案第12号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算の直営施設診療勘定、同議案第14号 平成17年度田辺市介護保険特別会計予算及び同議案第25号 平成17年度田辺市診療所事業特別会計予算の以上4件については、全会一致により、同議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分については、起立多数により、すべて原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑及び要望の主なものは、次のとおりであります。  議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算の所管部分についてでありますが、保健福祉部関係では、地域福祉計画策定委員謝礼に関連して、その策定に関する概要説明を求めたのに対し、「当計画は平成17、18年度の2カ年で策定する予定となっている。計画実施期間は、県の支援計画と同様、市としても5年と考えている。本年度中には策定委員会の設置を予定しており、策定委員の選考については、地域福祉の分野を代表する各関係団体の方々はもとより、保健、医療、災害支援等にかかわる分野の方々にも加わっていただきたいと考えている」との答弁がありました。  また、老人福祉に関連して、委員から、配食サービス事業や生きがい活動通所支援事業あるいは軽度生活援助事業等に関しては、在宅介護センターの職員がこれら介護予防事業のプランを立てることとなるが、一歩進んで、一人ひとりの能力を開発するという視点に立ったプランを考えるよう要望がありました。  次に、教育総務部関係では、教職員住宅譲渡代金について詳細説明を求めたのに対し、「本件は、龍神村内にある学校教員住宅で、公立学校共済組合が建設したものを旧村で支払っていくことになっていた。この住宅については、平成7年度に2棟、平成12年度に1棟が建設され、それぞれ10年の債務負担となっており、平成7年度建設のものについては本年度で、また、平成12年度のものについては、平成22年度をもって完済となる見込みである」との答弁がありました。  また、小中学校評議員謝礼に関連して、この評議会での内容に関して報告を求めたのに対し、「この評議会では学校の取組を説明し評議している。その中では、地域の方々から学校への大変厳しい意見もいただくが、学校への思い入れの深さを感じ、学校の姿勢として、より地域に根ざした『開かれた学校づくり』の重要性を痛感している。また、子供たちの成長のために地域一体となって協力していこうという思いも伝わってきており、教育委員会としても心強く感じている」との答弁がありました。  また、これに関連して、予算大綱にもあった教職員の資質向上についてただしたのに対し、「本件に関しては、校長会をはじめ、教頭会、教務主任会、生徒指導や不登校問題等の各担当者会など主任クラスの研修会を定期的に開催しているが、今後、研修内容について、どのように充実させていくかが大きな課題である」との答弁がありました。  次に、生涯学習部関係ですが、国際交流事業費に関連して、その事業内容について概要説明を求めたのに対し、「本事業は、市民総合センター内に国際交流センター施設を設け実施しているが、その主な事業内容としては、田辺市在住の外国人、また、来訪されている外国人や市民の方々への国際交流に関する相談業務をはじめ、市民と外国人が自由に交流できる場所の提供や、国際交流に関するボランティア団体等に係る活動支援、また、外国人に対する日本語講座等各種講座の実施や外国人との各種交流事業の実施、国際交流員の活動支援等を行っている。国際交流員は、市内での国際交流事業を実施するため国から派遣された外国人であり、年間360万円程度の地方交付税措置がなされている。また、臨時職員については、国際交流センターの事務や国際交流員の活動支援及び国際交流協会やユネスコなど、国際交流関係団体の活動支援を行っている」との答弁でありました。  さらに、国際交流の事業内容を踏まえた上で、民間への委託を検討してはどうかをただしたのに対し、「この件に関しては、指定管理者制度の導入において、現在、条例制定を踏まえた中で、市全体としてどのような方向性で取り組んでいくかを協議している段階であり、教育委員会としてもその方向性を十分研究していきたい」との答弁があり、委員から、教育委員会として、できるだけ早い時期に指針を打ち出すよう要望がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成17年7月19日、文教民生委員会委員長、塚寿雄。             (10番 塚 寿雄君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    以上で、各常任委員長の報告が終了いたしました。  この場合、1定議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算については、2番、真砂みよ子君ほか2人から、お手元に配付しております修正動議が提出されていますので、本案と併せて提出者の説明を求めます。  2番、真砂みよ子君。             (2番 真砂みよ子君 登壇) ○2番(真砂みよ子君)    2番、真砂みよ子です。一般会計平成17年度予算の修正案について説明をさせていただきます。  お手元に配付してます修正案をご覧ください。今回の修正は、1款議会費、1項議会費、1目議会費、3節職員手当等の議員期末手当から1,363万7,000円を減額し、同額を3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉費の20節扶助費の中の乳幼児医療費に増額するものです。  詳細について説明を行います。予算書の61ページをコピーしておりますので、ご覧ください。  現在、議会費の議員期末手当は、職員の部長級について加算されている役職手当と同じ掛け率1.15と職員の勤勉手当0.7カ月の加算に準じる形になっています。議員の場合、役職手当、勤勉手当等の名目ではありませんが、この加算分を減額します。従来の冬の期末手当は、報酬額掛ける1.15掛ける2.3カ月でしたが、これを報酬額掛ける1.6となります。議長、副議長及び議員28名の期末手当にこの計算式を当てはめると、予算額4,397万2,000円に対し、1,363万7,000円の減額が可能となります。ここで生み出した財源を予算書104ページの乳幼児医療費の補助に充当するものです。  今回の予算は、合併後初の予算です。新市建設計画に基づく予算が計上され、新しいまちづくりが始まる予算です。合併直後で、多くの市民が多くの期待と不安を持って、今回の予算を見つめています。だからこそ、新しい田辺市の姿勢を明確に示す予算である必要があります。今議会で少子化の問題が、くしくも複数の議員が取り上げました。政治的な立場やものの見方、考え方が違っても、合計特殊出生率1.29を何とかしなければ、そういう思いは共通した思いでした。この問題は、結果が出るまでに長い時間を要する問題ですが、早急に取り組まなければならない問題です。  そのため、今回の修正案では、少子化対策の一つである子育て支援に力点を置きました。中辺路や大塔や本宮では、乳幼児医療費の通院について、就学前まで所得制限などなく無料になっていました。ところが、合併して所得制限がついて、約4分の3の方が無料から有料になり、子育て支援が後退しています。今回の修正案でいけば、無料対象者は、全体の4分の1から約半分にまで適用範囲を広げることができます。  先日の新聞報道で、来年度から県が主体となって、この乳幼児医療費補助制度の拡充を図るという記事が掲載されていました。これは、この制度が少子化対策に有効な施策だと認められてきた結果だと思います。合併して良かったと多くの市民の皆様に思っていただけるよう、本修正案を可決成立し、市民の皆様に大きなプレゼントをしようではありませんか。皆様のご賛同を賜りますようお願い申し上げて、修正案の説明を終わらせていただきます。             (2番 真砂みよ子君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告及び修正案の説明に対し、一括して質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論を許可いたしますが、一般会計予算については、修正案に対する賛成者といたします。  2番、真砂みよ子君。(2番 真砂みよ子君 登壇) ○2番(真砂みよ子君)    1定議案第12号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算並びに1定議案第17号 平成17年度田辺市文里港整備事業特別会計予算並びに1定議案第20号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計予算、この3件について反対討論をさせていただきます。  国民健康保険は、失業やパートの増加により、加入者が年々増加しております。多くの市民の健康を守る意味からも、社会保障の意味合いが高く、市の責任も重くなっています。にもかかわらず、本年4月から条例を改正し、市民に負担増を押しつける結果となってしまいました。長引く不況の中、短期保険証や資格証明書の発行が増え、経済的理由から医者にかかれず、病気が悪化することを危惧しております。国民健康保険は、市民の健康を守る命綱として、市民に痛みを押しつけるのではなく、行政の責任として取り組むべきものだというふうに考えます。  今回の予算を見る限り、合併前に比べて一旦保険料が下がるのは、本宮町のみで、それ以外の市町村は軒並み上昇します。そして、この計画では、上昇は一時的なものではなく、今後、数年にわたって続き、現行の保険料より大幅な引上げが予定されています。現在の保険料でも、世帯の家計を圧迫しているのに、これ以上の引上げが行われたのでは、市民の生活は成り立ちません。支出が増えるから保険料を引き上げるという単純な発想ではなく、どうすれば市民の健康を守り、医療費の支出を減少させることができるかということを真剣に考えなければならないときにきています。こうした立場から、市民に大きな負担を課す国保会計の予算には、反対を表明します。  次に、文里港整備事業ですが、今日の経済情勢を見たとき、土地開発公社が売り出している城山台や長野西原の宅地の売れ行き状況が悪いことでもわかるように、文里湾を埋め立てた土地が売れる状況にはありません。ましてや30年以内に、40%の確率で地震や津波が起こるであろうと言われているこのときに、海を埋め立てたこの土地を求めるでしょうか。売れる状況にない土地を造成していることがむだだとしか言いようがありません。事業そのものを見直すべきです。よって、本会計の予算には反対します。  次に、簡易水道についてでありますが、合併により料金が統一されたわけですが、施設により整備の格差があるにもかかわらず、同一料金体系にしたため、矛盾が起こっています。未整備の施設では、雨が降れば濁り水が出ます。そのため、基本料を税込みで420円値引きすることになっていますが、これは本質的な解決にはなっていません。施設の完成までは、実態に合わせた独自の料金体系による徴収が行われるべきであると考えますので、こうした料金設定の中で歳入を計算された本会計予算には賛成することはできません。  よって、以上の理由から議案3件については、反対を表明いたします。             (2番 真砂みよ子君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。  20番、宮田政敏君。             (20番 宮田政敏君 登壇) ○20番(宮田政敏君)    原案に対する賛成の討論をさせていただきます。  全般的に合併をいたしまして、短期間でこのような膨大な予算を立てられて、これから実行するということでありますが、この短期間に職員の皆様、市長をはじめご努力された結果だというふうに思います。そういうところから、本当に合併当初でありますのて、多少ぎくしゃくしたところが出てくるのは必然であろうというふうに思います。  そういう中で、2番議員が、国保と文里と簡易水道ということで反対をされたわけでございますけれども、医療費の質を減らしていくというのは、国民的な課題でありますし、政府もそのように努力してきたと思います。そういう中で、国保会計、今、皆様ご存じのとおり、国の財政全般にわたって非常に厳しい状況だと感じます。お互いに負担をしてやっていかなければならないと感じております。  それから、文里港の埋立てですが、おっしゃるとおり、非常に経済情勢の中で、土地の造成というのは、かなり売れ行きということに不安がありますし、大変だろうと思います。しかし文里湾の建設というのは、耐震岸壁をこの紀南地方につくるという大きな目的があって、いろんな台風とか、地震、津波、いろんな災害の中で、陸上の交通手段が途絶えたときには、やはり港湾整備、重要港湾耐震構造の港湾が必要であります。  阪神・淡路大震災のときに、天保山からハーバーランドに渡ったのですけど、そのときは、もう陸上の施設は全部やられていまして、歩いていかなければならない。そういうときに、天保山からハーバーランドに着く船が出ていまして、行った覚えがあります。ほかの岸壁はぐちゃぐちゃになっているのです。大きなクレーンは倒れているし、結構段差が、ところが、港だけは普通の状態でした。そういう耐震構造の岸壁が1カ所あるというのは、紀南地方にとっては大変重要なことであるというふうに思います上から、この事業を進めていっていただきたいと思います。  簡易水道のことについてなんですが、本当に今議会でも30番議員も質問していましたし、いろんな問題点があるなということがよくわかりました。しかし、合併のこういう過渡期の中で、平成19年までに修理をしていくということでございますので、何とか努力をしていただきたいなと。住民にも十分説明をしていただいて、予算を執行していただきたいと思います。  以上で、賛成の立場からの討論とさせていただきます。よろしくお願いします。             (20番 宮田政敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    ほかに討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  それでは、ただいま議題となっております31件について、順次採決に入ります。 ◎日程第1 1定議案第1号 田辺市地域振興基金条例の制定について ○議長(吉本忠義君)    それでは、1定議案第1号 田辺市地域振興基金条例の制定について、お諮りいたします。  議案第1号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第1号は可決いたしました。 ◎日程第2 1定議案第2号 田辺市地域基盤整備基金条例の制定について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第2号 田辺市地域基盤整備基金条例の制定について、お諮りいたします。  議案第2号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第2号は可決いたしました。 ◎日程第3 1定議案第3号 田辺市地域活性化基金条例の制定について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第3号 田辺市地域活性化基金条例の制定について、お諮りいたします。  議案第3号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第3号は可決いたしました。 ◎日程第4 1定議案第4号 田辺市観光振興基金条例の制定について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第4号 田辺市観光振興基金条例の制定について、お諮りいたします。  議案第4号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第4号は可決いたしました。
    ◎日程第5 1定議案第5号 田辺市土地開発基金条例の制定について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第5号 田辺市土地開発基金条例の制定について、お諮りいたします。  議案第5号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第5号は可決いたしました。 ◎日程第6 1定議案第6号 田辺市敬老祝金支給条例の制定について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第6号 田辺市敬老祝金支給条例の制定について、お諮りいたします。  議案第6号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第6号は可決いたしました。 ◎日程第7 1定議案第7号 田辺市集落排水処理施設条例の一部改正について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第7号 田辺市集落排水処理施設条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第7号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第7号は可決いたしました。 ◎日程第8 1定議案第8号 田辺市火災予防条例の一部改正について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第8号 田辺市火災予防条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第8号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第8号は可決いたしました。 ◎日程第9 1定議案第9号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第9号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について、お諮りいたします。  議案第9号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第9号は可決いたしました。 ◎日程第10 1定議案第10号 町の区域の変更及び設定について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第10号 町の区域の変更及び設定について、お諮りいたします。  議案第10号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第10号は可決いたしました。 ◎日程第11 1定議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算について、お諮りいたします。  まず、本件に対する2番、真砂みよ子君、ほか2人から提出された修正案について、起立により採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立少数) ○議長(吉本忠義君)    起立少数であります。  よって、修正案は否決されました。  続いて、原案についてお諮りいたします。  議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(吉本忠義君)    起立多数であります。  よって、1定議案第11号は可決いたしました。 ◎日程第12 1定議案第12号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第12号 平成17年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第12号は、起立により採決いたします。  議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(吉本忠義君)    起立多数であります。  よって、1定議案第12号は可決いたしました。 ◎日程第13 1定議案第13号 平成17年度田辺市老人保健特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第13号 平成17年度田辺市老人保健特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第13号は可決いたしました。 ◎日程第14 1定議案第14号 平成17年度田辺市介護保険特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第14号 平成17年度田辺市介護保険特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第14号は可決いたしました。 ◎日程第15 1定議案第15号 平成17年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第15号 平成17年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第15号は可決いたしました。 ◎日程第16 1定議案第16号 平成17年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第16号 平成17年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり)
    ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第16号は可決いたしました。 ◎日程第17 1定議案第17号 平成17年度田辺市文里港整備事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第17号 平成17年度田辺市文里港整備事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第17号は、起立により採決いたします。  議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(吉本忠義君)    起立多数であります。  よって、1定議案第17号は可決いたしました。 ◎日程第18 1定議案第18号 平成17年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第18号 平成17年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第18号は可決いたしました。 ◎日程第19 1定議案第19号 平成17年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第19号 平成17年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第19号は可決いたしました。 ◎日程第20 1定議案第20号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第20号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第20号は、起立により採決いたします。  議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(吉本忠義君)    起立多数であります。  よって、1定議案第20号は可決いたしました。 ◎日程第21 1定議案第21号 平成17年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第21号 平成17年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第21号は可決いたしました。 ◎日程第22 1定議案第22号 平成17年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第22号 平成17年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第22号は可決いたしました。 ◎日程第23 1定議案第23号 平成17年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第23号 平成17年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第23号は可決いたしました。 ◎日程第24 1定議案第24号 平成17年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第24号 平成17年度田辺市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第24号は可決いたしました。 ◎日程第25 1定議案第25号 平成17年度田辺市診療所事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第25号 平成17年度田辺市診療所事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第25号は可決いたしました。 ◎日程第26 1定議案第26号 平成17年度田辺市駐車場事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第26号 平成17年度田辺市駐車場事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第26号は可決いたしました。 ◎日程第27 1定議案第27号 平成17年度田辺市砂利採取事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第27号 平成17年度田辺市砂利採取事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第27号は可決いたしました。 ◎日程第28 1定議案第28号 平成17年度田辺市木材加工事業特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第28号 平成17年度田辺市木材加工事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第28号は可決いたしました。
    ◎日程第29 1定議案第29号 平成17年度田辺市四村川財産区特別会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第29号 平成17年度田辺市四村川財産区特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第29号は可決いたしました。 ◎日程第30 1定議案第30号 平成17年度田辺市水道事業会計予算 ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第30号 平成17年度田辺市水道事業会計予算について、お諮りいたします。  議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第30号は可決いたしました。 ◎日程第31 1定議案第31号 紀南環境衛生施設事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定議案第31号 紀南環境衛生施設事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更について、お諮りいたします。  議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第31号は可決いたしました。 ◎日程第32 1定報告第1号 専決処分事項について(条例関係)から日程第34 1定報告第3号 専決処分事項について(その他の事件関係)まで一括上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第32 1定報告第1号 専決処分事項について(条例関係)から、日程第34 1定報告第3号 専決処分事項について(その他の事件関係)まで、以上3件を一括上程いたします。  これら3件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、順次審議に入ります。 ◎日程第32 1定報告第1号 専決処分事項について(条例関係) ○議長(吉本忠義君)    それでは、1定報告第1号 専決処分事項について(条例関係)について、質疑を行います。  別冊です。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。 1番、川﨑五一君。             (1番 川﨑五一君 登壇) ○1番(川﨑五一君)    専決処分条例のうち条例番号7 田辺市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例、条例番号16 個人情報保護条例、条例番号93 乳幼児医療費の支給に関する条例、条例番号117 国民健康保険税条例、条例番号203 簡易水道条例の5件について反対し、討論を行います。  田辺市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例ですが、特別職や議員の報酬については、報酬審議会などでも議論されることでありますが、同条例第3条の期末手当については、合理性が不明解であります。職員に支給される期末手当や勤勉手当や扶養手当、役職手当に準じたものが議員にも支給されており、その支給の根拠そのものが不明解であります。  個人情報保護条例についてですが、個人情報の保護が行政など多くの住民の個人情報を管理する機関にとって重要な責務であることは言うまでもありません。しかし、この個人情報保護条例は、個人の情報を保護するという一方で、行政が個人の情報を収集し、保有することを容認したものとなっており、真に個人情報を保護するというものになっておりません。  乳幼児医療費の支給に関する条例、この条例は、合併前の中辺路町、大塔村、本宮町で実施されていた制度を継承されたものです。乳幼児医療費の補助制度は、高校卒業までの補助を含め、全国各地の多くの自治体で実施され、今や子育て支援の大きな柱となる制度です。しかし、今回の専決条例は、補助対象を市町村民税の課せられていない世帯に限定し、その補助対象枠は極めて狭く、実態から見るならば、福祉施策とはなっていても、子育て支援という観点からは、極めて不十分な制度となっています。少子高齢化の進む田辺市としても、また、制度が後退する町村の実態からしても、この条例を容認することはできません。  国民健康保険税条例、合併によって一元化が進められていますが、先日の納付書発送以来、多くの不満の声が上がっております。それは行政がこれまで推進してきた受益と負担の公平性から見ても矛盾するからです。中辺路町、大塔村、龍神村では、今回の合併で大幅な保険料の引上げが行われました。そして、この引上げは、今後3年間継続的に行われる予定となっています。  それは、これらいわゆる旧3町村の医療給付費の上昇によるものでしょうか。決してそうではありません。いわゆる受益とされる医療の供給量に変化はなくとも、一元化によって負担のみが増えるということになります。地域の特性や実情を考慮せず、若干の激変緩和策、軽減策だけで、本質的には一元的な負担を課すこの条例には、多くの問題があると言わざるを得ず、承認するわけにはいきません。  簡易水道条例についてですが、この条例についても、基本的に料金設定に対する考え方が納得できません。水道、すなわち水は、空気に次いで人間の生活にとって欠かせないものであります。だからこそ、その水道整備に行政が積極的に取組み、市内全域での給水体制の確立に向けて取り組んでいることに敬意を表するものです。  しかし、今回の合併によって、未整備の簡易水道までもが完成された簡易水道と同じ料金体系に組みこまれたことは、住民の理解を得られるものではありません。大雨のときなどは、濁った水が出るという未整備の簡易水道は、完成まで現行の料金体系を維持するか、もしくは使用量、すなわち従量料金において妥当な金額設定を行うべきだと考えます。今回の条例に規定されている基本料金から400円を減じた額という程度の軽減では、実態にそぐわず、住民の理解を得られるものではありません。以上の理由から、5件の専決処分条例に反対し、討論を終わります。             (1番 川﨑五一君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。  20番、宮田政敏君。             (20番 宮田政敏君 登壇) ○20番(宮田政敏君)    ただいま専決処分条例についての反対があったんですけれども、私は賛成の立場から討論させていただきます。  条例番号7番、田辺市議会議員の報酬及び費用弁償というところなんですけれども、これを乳幼児の方へということですが、田辺市の市会議員の報酬というのは、特別職の報酬等審議委員会で議論するべきことだと思うのですけれども、私は合併する前に、田辺の報酬を合併した議員にずっと、仮に本宮選出、大塔選出、それぞれの議員に田辺の報酬に合わせるということを決めたのですけれども、これから市会議員として職務を全うするのに、本宮からこちらに、龍神からこちらにと、相当な経費がかかってくるのではないかなということで、議員の報酬も少し考えなければならないなというふうに思っておりました。  この43万円ということを全国的に8万規模の議員報酬、48万円、50万円のところもありますし、43万円がこの広大な地域をカバーしていかなければならない市会議員にとって妥当かどうかということで、少し上げなければならないのじゃないかなというふうな実感は持っております。そういうところで、この議員の報酬を下げて、乳幼児の方に充てると、お気持ちはよくわかるのですけれども、これに反対するということじゃなしに、これには賛成しておきたいと。報酬審議員には、この1,026平方キロメートルをカバーしていく市会議員として妥当なのかどうか、この辺を議論していただきたいと思います。  条例番号16番、田辺市個人情報保護条例、これが適当でないと。市民の個人情報の権利、利益を保護することになっていないということなんですけど、これをつくらせていただいたときも、こういう条例が本当に必要なのかどうかという疑問を持ちながらやったのですけれども、今、個人情報ということの観点、大切さをいろいろ感じる事件がたくさんあるわけですけれども、個人情報が漏れていろいろな被害が出てくるという中で、この条例をつくってやっぱりきちんとしておくことが、国としても必要だったのだなと、もちろん田辺市にとっても必要であったと感じております。  そして、条例番号93番、田辺市乳幼児医療費支給に関する条例、これと147番、国民健康保険条例、それから203番、田辺市簡易水道条例、この三つなんですけれども、この反対の議論を聞いていまして、何で合併したのやということなんです。何で合併したのかいったら、合併せんかったら、水道も保健も何もかも膨大に上がってくるわけです。だからそれを合併して緩和していこうじゃないかと。それが各町村の議員、首長、責任者の方々が議論されて、それで合併されたわけです。  当然、その中では、地方交付税をふんだんにもらっていた時代から見ると、合併してえらい生活苦しくなったなということは、当然あると思います。合併して、こういういろんな条件が悪くなったと。これは合併しなかったらどうなったかと、これを考えていただきたいと思うのです。合併して、水道料金が高くなった、それは個々にはいろいろな矛盾点があります。それは解決していっていただきたいのですけど、その基本を忘れて、我々この議会で、これはありやないか、これもありやないかと言われたらですね、それじゃなんで合併したのやと。合併せんかったらどうなっているということの議論をしなければ、合併に努力されて、本当に頑張ってこられた皆様の真意、真心を踏みにじるというふうに思いますので、この件については賛成の討論といたします。  以上です。             (20番 宮田政敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    ほかに討論はありませんか。  原案に対する反対討論があるようですので、反対討論の発言を許可いたします。  2番、真砂みよ子君。             (2番 真砂みよ子君 登壇) ○2番(真砂みよ子君)    専決処分事項の暫定予算に関係する部分について、反対討論をさせていただきます。(「まだそこまでいっていません」の声あり)一括上程じゃなかったですか。すみません、失礼しました。             (2番 真砂みよ子君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    ほかに討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  それでは、お諮りいたします。  1定報告第1号は、起立により採決いたします。  報告第1号は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) ○議長(吉本忠義君)    起立多数であります。  よって、1定報告第1号は、原案のとおり承認することに決しました。 ◎日程第33 1定報告第2号 専決処分事項について(暫定予算関係) ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定報告第2号 専決処分事項について(暫定予算関係)について、質疑を行います。  議案書2ページから317ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  2番、真砂みよ子君。             (2番 真砂みよ子君 登壇) ○2番(真砂みよ子君)    どうも先ほどは失礼いたしました。  専決処分の中の暫定予算について、反対討論をさせていただきます。  暫定予算については、専決処分ですけれども、どうしても認めるわけにはいかないという思いで反対させていただきます。1項議会費の3節職員手当等の議員期末手当945万5,000円ですが、部長の役職手当と同じ掛け率1.15倍と職員の勤勉手当0.7カ月の加配がついています。議員には加配は不要だとの立場で、減額するべきだと思います。  2項児童福祉費、20節扶助費の乳幼児医療費2,750万2,000円は、所得制限があり、生活保護と住民税非課税の家庭のみ対象となって、この対象児童は4分の1の人数でしかありません。子育て支援の大きな柱として、対象枠を広げるべきだとの立場から増額すべきです。このことから、暫定予算には反対させていただきます。  以上です。             (2番 真砂みよ子君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  それでは、お諮りいたします。
     1定報告第2号は、起立により採決いたします。  報告第2号は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) ○議長(吉本忠義君)    起立多数であります。  よって、1定報告第2号は、原案のとおり承認することに決しました。 ◎日程第34 1定報告第3号 専決処分事項について(その他の事件関係) ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定報告第3号 専決処分事項について(その他の事件関係)について、質疑を行います。  議案書318ページから341ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  1定報告第3号は、原案のとおり承認することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定報告第3号は、原案のとおり承認することに決しました。 ◎日程第35 1定報告第4号 平成16年度田辺市土地開発公社の事業報告及び決算報告についてから日程第41 1定報告第10号 平成16年度株式会社奥熊野本宮の決算報告についてまで一括上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第35 1定報告第4号 平成16年度田辺市土地開発公社の事業報告及び決算報告についてから、日程第41 1定報告第10号 平成16年度株式会社奥熊野本宮の決算報告についてまで、以上7件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました報告案件7件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより審議を行います。 ◎日程第35 1定報告第4号 平成16年度田辺市土地開発公社の事業報告及び決算報告について ○議長(吉本忠義君)    それでは、1定報告第4号 平成16年度田辺市土地開発公社の事業報告及び決算報告について、質疑に入ります。  議案書366ページから378ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第4号は、以上で終わります。 ◎日程第36 1定報告第5号 平成16年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定報告第5号 平成16年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告について、質疑に入ります。  議案書379ページから382ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第5号は、以上で終わります。 ◎日程第37 1定報告第6号 平成16年度財団法人紀南文化会館の決算報告について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定報告第6号 平成16年度財団法人紀南文化会館の決算報告について、質疑に入ります。  議案書383ページから392ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第6号は、以上で終わります。 ◎日程第38 1定報告第7号 平成16年度財団法人龍神村開発公社の事業報告及び決算報告について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定報告第7号 平成16年度財団法人龍神村開発公社の事業報告及び決算報告について、質疑に入ります。  議案書393ページから399ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第7号は、以上で終わります。 ◎日程第39 1定報告第8号 平成16年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定報告第8号 平成16年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告について、質疑に入ります。  議案書400ページから403ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第8号は、以上で終わります。 ◎日程第40 1定報告第9号 平成16年度本宮振興株式会社の決算報告について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定報告第9号 平成16年度本宮振興株式会社の決算報告について、質疑に入ります。  議案書404ページから408ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第9号は、以上で終わります。 ◎日程第41 1定報告第10号 平成16年度株式会社奥熊野本宮の決算報告について ○議長(吉本忠義君)    続いて、1定報告第10号 平成16年度株式会社奥熊野本宮の決算報告について、質疑に入ります。  議案書409ページから412ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第10号は、以上で終わります。 休 憩 ○議長(吉本忠義君)    この場合、午後2時35分まで休憩いたします。               (午後 2時20分)             ──────────────── 再 開 ○議長(吉本忠義君)    休憩前に引き続き会議を開きます。               (午後 2時35分) ◎日程第42 1定議案第32号 助役の選任につき同意を求めることについて上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第42 1定議案第32号 助役の選任につき同意を求めることについてを上程いたします。
     提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、現在欠員となっております助役に、森章二君を選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市中万呂133番地の25 森章二。昭和26年3月11日生まれ、54歳。現在、田辺市政策調整部長でございます。  どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第32号は、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定議案第32号は、これに同意することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第32号は、これに同意することに決しました。  なお、ただいま同意されました森章二君からあいさつのため発言を求められていますので、これを許可いたします。             (政策調整部長 森 章二君 登壇) ○政策調整部長(森 章二君)    議長のお許しをいただき、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいまは、私、森章二の助役選任につきましてご同意を賜り、心から御礼を申し上げます。  さて、地方自治体をはじめ経済社会全体に激動の時代を迎えております。このときに当たり、もとより助役の任につきましては、身に余る大任と存じておりますけれども、真砂市長のご指導の下、自然と歴史を生かした新地方都市の創造に向けて、誠心誠意職務を全うする所存でございますので、どうかよろしくお願い申し上げます。  また、議員の皆様方におかれましては、今後とも変わらぬご教授とご鞭撻を心からお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。             (政策調整部長 森 章二君 降壇) ◎日程第43 1定議案第33号 収入役の選任につき同意を求めることについて上程             (企画部理事 福田安雄君 退席) ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第43 1定議案第33号 収入役の選任につき同意を求めることについてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、現在欠員となっております収入役に、福田安雄君を選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市稲成町2160番地 福田安雄。 昭和21年3月17日生まれ、59歳。現在、田辺市企画部理事でございます。  どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第33号については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定議案第33号は、これに同意することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第33号は、これに同意することに決しました。  なお、ただいま同意されました福田安雄君からあいさつのため発言を求められていますので、これを許可いたします。             (企画部理事 福田安雄君 登壇) ○企画部理事(福田安雄君)    議長からお許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  ただいま、収入役選任について、議員の皆様方の温かいご同意を賜りまして、身に余る光栄と感謝しております。もとより微力でございますが、誠心誠意努力をいたす所存でございますので、今後ともご指導とご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げまして、お礼のごあいさつといたします。  どうもありがとうございました。             (企画部理事 福田安雄君 降壇) ◎日程第44 1定議案第34号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第44 1定議案第34号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、現在、合併前の市町村の教育委員会委員のうちから選任されております委員の任期が、今議会の会期の末日をもって満了いたすもので、新たに教育委員会委員として、廣本喜亮君、愛須恒藏君、鈴木直孝君、小幡淳美君、磯崎美佐子さんを任命いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市中屋敷町20番地の20 廣本喜亮。昭和18年10月26日生まれ 61歳、会社役員。田辺市むつみ13番21号愛須恒藏。昭和4年4月5日生まれ、76歳、田辺市教育長。田辺市龍神村福井1311番地 鈴木直孝。昭和22年1月5日生まれ、58歳、農林業。田辺市中屋敷町40番地 小幡淳美。昭和7年9月29日生まれ、72歳、医師。日高郡みなべ町埴田126番地 磯崎美佐子。昭和18年1月26日生まれ、62歳、無職でございます。  どうかよろしくお願い申し上げます。  なお、教育委員会委員の任期は、本来4年でございますが、合併後、最初に地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の規定により、任命される委員の任期につきましては、同法施行令第20条の規定により、地方公共団体の長が2人は4年、1人は3年、1人は2年、1人は1年と定めることとなっておりますので、小幡淳美君及び磯崎美佐子さんを4年、廣本喜亮君を3年、鈴木直孝君を2年、愛須恒藏君を1年といたしたいと存じます。  以上です。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  1番、川﨑五一君。             (1番 川﨑五一君 登壇) ○1番(川﨑五一君)    質疑を行います。  今回の教育委員の選任に当たって、1点お聞きいたします。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律についてですが、この法律によって、第4条、任命というところで、第4項、地方公共団体の長は、第1項の規定による委員の任命に当たっては、委員の年齢、性別、職業等に著しい偏りが生じないように配慮するとともにということで、ここからなんですが、委員のうちに保護者(親権を行う者及び未成年後見人をいう)である者が含まれるよう努めなければならないとあるのですが、この点については、どのようなご考慮をされたのか、お伺いいたします。             (1番 川﨑五一君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    1番、川﨑五一君の質疑に対する当局の答弁を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    確かにご指摘のとおり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第4条第4項で、ただいまの規定がございます。前段の委員の年齢、性別、職業等に著しい偏りが生じないように配慮するというところに重きをもちろん置かしていただいたわけですけれども、現在、提案させていただいております5名には、保護者は含まれておりません。ただ、この保護者である者が含まれるように努めなければならない、このことにつきましては、今後も検討課題と、このように考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    ほかに質疑ありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。
     本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第34号については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定議案第34号は、これに同意することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第34号は、これに同意することに決しました。  なお、ただいま同意されました方々からあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。まず、廣本喜亮君。             (教育委員会委員 廣本喜亮君 登壇) ○教育委員会委員(廣本喜亮君)    ただいま教育委員としてご承認いただきました廣本喜亮でございます。5月1日に合併いたしまして2カ月と19日間、この新田辺市のあちらこちらを回らせていただきましたけれども、その広さと風土の違いに驚いている次第でございます。今後、新しい教育委員会になりましてからは、より一層この田辺市をまとめて教育委員会をやっていかなければならないと思いますけれども、子供たちの教育環境の整備のためにも、そしてまた、明るい豊かな市民生活のためにも、なお一層頑張っていかなければならないというふうに思っております。皆様のご協力をどうかよろしくお願いいたします。             (教育委員会委員 廣本喜亮君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、愛須恒藏君。             (教育委員会委員 愛須恒藏君 登壇) ○教育委員会委員(愛須恒藏君)    ただいまは、新田辺市の教育委員にご同意いただきまして、まことに光栄に存じます。教育委員会は、これから新しいまちの教育行政の人づくり、教育改革の推進、それから、学校給食の完全実施と大きな課題が山積しているところではございますけれども、微力ではありますけれども、他の教育委員と力を合わせて課題に取り組んでまいりたいと思っておりますので、皆様方のご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。  ありがとうございました。             (教育委員会委員 愛須恒藏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、鈴木直孝君。             (教育委員会委員 鈴木直孝君 登壇) ○教育委員会委員(鈴木直孝君)    ただいま田辺市の教育委員に同意いただきました鈴木直孝でございます。ただいま教育委員というその責の重大さを痛感しているところでございます。もとより浅学非才でございますけれども、学校教育におきましては、学校給食の問題、あるいは学校統合の問題等々が山積してございます。また、生涯学習におきましても、生涯教育の推進ほかスポーツの振興等、新田辺市の課題は多く山積みをしていることと存じております。今までの経験も含めまして、市長をはじめ市議会議員の皆様方、あるいは職員の皆様方、あるいは市民の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りまして、精いっぱい頑張ってまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。             (教育委員会委員 鈴木直孝君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、小幡淳美君。             (教育委員会委員 小幡淳美君 登壇) ○教育委員会委員(小幡淳美君)    このたび田辺市教育委員会委員に推薦され、ただいま議会のご同意をいただきました小幡淳美でございます。大変光栄に存じますとともに、身の引き締まる思いをしております。一生懸命に頑張りますので、何とぞよろしくお願いいたします。             (教育委員会委員 小幡淳美君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、磯崎美佐子君。(教育委員会委員 磯崎美佐子君 登壇) ○教育委員会委員(磯崎美佐子君)    磯崎美佐子と申します。ご承認いただきまして、本当にありがとうございます。力いっぱい頑張りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。どうも失礼いたします。             (教育委員会委員 磯崎美佐子君 降壇) ◎日程第45 1定議案第35号 監査委員の選任につき同意を求めることについて上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第45 1定議案第35号 監査委員の選任につき同意を求めることについてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、現在欠員となっております執権を有する者のうちから選任いたします監査委員に、竹中清雄君を選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市福路町21番地 竹中清雄。昭和12年1月26日生まれ、68歳。無職でございます。  どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第35号については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定議案第35号は、これに同意することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第35号は、これに同意することに決しました。  なお、ただいま同意されました竹中清雄君からあいさつのため発言を求められていますので、これを許可いたします。             (監査委員 竹中清雄君 登壇) ○監査委員(竹中清雄君)    竹中清雄でございます。議長さんのお許しを得まして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび市長さんのご指名をいただき、ただいまは議員の皆様方のご同意を得ましたこと、心から感謝を申し上げます。  さて、監査も二度目でございますけれども、初心の心を心として誠心誠意職務を遂行してまいりたいと思います。今後は、議員の皆様方、なお行政当局の皆様方にご指導、ご鞭撻をいただきながら進めてまいります。どうかよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。             (監査委員 竹中清雄君 降壇) ◎日程第46 1定議案第36号 監査委員の選任につき同意を求めることについて上程             (6番 出水豊数君 退席) ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第46 1定議案第36号 監査委員の選任につき同意を求めることについてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、現在欠員となっております議員のうちから選任いたします監査委員に、出水豊数君を選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。  住所、氏名、生年月日でありますが、田辺市中辺路町栗栖川768番地 出水豊数。  昭和26年11月13日生まれ、53歳でございます。  どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第36号については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定議案第36号は、これに同意することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第36号は、これに同意することに決しました。             (6番 出水豊数君 入場) ○議長(吉本忠義君)    なお、ただいま同意されました出水豊数君からあいさつのため発言を求められていますので、これを許可いたします。             (6番 出水豊数君 登壇) ○6番(出水豊数君)    このたび監査委員として市長の選任を受けるに当たって、ただいま議会の同意を賜りました。心から深く感謝申し上げる次第でございます。
    光栄に思いますと同時に、身の引き締まる思いをいたしております。もとより浅学非才でありますが、選任された以上、全身全霊を傾け、その任に当たりたいと思います。今後とも皆様方のご指導とご鞭撻をお願い申し上げ、ごあいさつといたします。  ありがとうございました。             (6番 出水豊数君 降壇) ◎日程第47 1定議案第37号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第47 1定議案第37号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、現在欠員となっております公平委員会委員に、保田義晴君、谷中義夫君、堀本盛一を選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市学園17番9号 保田義晴。昭和9年5月10日生まれ、71歳、無職。田辺市上秋津1989番地の1 谷中義夫。昭和12年2月13日生まれ、68歳、無職。田辺市神子浜一丁目4番24号 堀本盛一。昭和16年12月7日生まれ、63歳、無職でございます。  どうかよろしくお願い申し上げます。  なお、公平委員会委員の任期は、本来4年でございますが、合併後最初に選任される委員の任期につきましては、地方公務員法附則第5項の規定により、地方公共団体の長がくじで1人は4年、1人は3年、1人は2年と定めることとなっておりますので、ご同意賜りましたら、選任時に決定いたしたいと存じます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第37号については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定議案第37号は、これに同意することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第37号は、これに同意することに決しました。 ◎日程第48 1定議案第38号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第48 1定議案第38号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、現在、合併前の市町村の固定資産評価審査委員会委員のうちから選任されております委員の任期が、新委員の選任とともに満了いたしますので、新たに固定資産評価審査委員会委員として、栗山清君、武田龍三君、米澤節君を選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市上屋敷一丁目16番17号 栗山清。昭和8年11月12日生まれ、71歳、建築士。田辺市中屋敷町105番地 武田龍三。昭和9年6月6日生まれ、71歳、無職。田辺市朝日ケ丘10番4号 米澤節。昭和24年4月10日生まれ、56歳、公認会計士及び税理士でございます。  どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第38号については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定議案第38号は、これに同意することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第38号は、これに同意することに決しました。 ◎日程第49 1定議案第39号 固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第49 1定議案第39号 固定資産評価員の選任につき同意を求めることについてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、現在欠員となっております固定資産評価員に、川端清司君を選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市湊1312番地の15 川端清司。昭和22年7月29日生まれ、57歳、田辺市市民部長でございます。  どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第39号については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定議案第39号は、これに同意することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第39号は、これに同意することに決しました。 ◎日程第50 1定議案第40号 農業委員会委員のうち選任による委員の推薦について上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第50 1定議案第40号 農業委員会委員のうち選任による委員の推薦についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、農業委員会委員のうち、現在欠員となっております選任によるべき委員につきまして、議会の推薦をお願いするものであります。  どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。
     質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  この場合、お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  それでは、本件については、農業委員会委員のうち選任による委員4名を推薦するものでありますので、被推薦者を議長において指名することといたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  氏名表をお手元に配付いたします。  ただいま配付いたしました氏名表のとおり、宮本正信君、上中悠司君、赤木宏治郎君、中峯順治君、以上4名を農業委員会委員のうち選任による委員に推薦することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました4名を農業委員会委員のうち選任による委員に推薦することに決しました。 ◎日程第51 1定選第9号 選挙管理委員会委員の選挙 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第51 1定選第9号 選挙管理委員会委員の選挙を行います。  本件については、地方自治法第182条第1項の規定により選挙するものであります。 この場合、お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行います。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  さらに、お諮りします。  指名の方法については、議長を指名人として指名いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  それでは、指名いたします。  氏名表をお手元に配付いたします。  それでは、氏名、住所を順次申し上げます。職業、生年月日、政党別は、お手元の氏名表に記載のとおりであります。なお、敬称を省略させていただきます。  能城宏之 田辺市中辺路町澤230番地。洞口久善 田辺市鮎川791番地の2。木村一美 田辺市新万30番17号。近藤千惠子 田辺市今福町13番地。以上のとおりであります。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました4人を選挙管理委員会委員の当選人と定めることに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました4人につきましては、選挙管理委員会委員に当選されました。 ◎日程第52 1定選第10号 選挙管理委員会委員補充員の選挙 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第52 1定選第10号 選挙管理委員会委員補充員の選挙を行います。  本件については、地方自治法第182条第1項の規定により選挙するものであります。  この場合、お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行います。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  さらに、お諮りします。  指名の方法については、議長を指名人として指名いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  それでは、指名いたします。  氏名表をお手元に配付いたします。  それでは、氏名、住所を順次申し上げます。職業、生年月日、政党別は、お手元の氏名表に記載のとおりであります。なお、敬称を省略させていただきます。  順位1番、吉本克也 田辺市龍神村柳瀬371番地の3。順位2番、寺元章介 田辺市目良38番28号。順位3番、畠中和夫 田辺市本宮町大居149番地。順位4番、栗山瑞恵 田辺市秋津町1155番地。以上のとおりであります。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました4人を選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました4人につきましては、選挙管理委員会委員補充員に当選されました。 ◎日程第53 1定発議第5号 高速道路及び国道バイパス促進特別委員会の設置に関する決議上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第53 1定発議第5号 高速道路及び国道バイパス促進特別委員会の設置に関する決議を上程いたします。  提案理由の説明を求めます。  29番、岡﨑宏道君。             (29番 岡﨑宏道君 登壇) ○29番(岡﨑宏道君)     1定発議第5号 高速道路及び国道バイパス促進特別委員会の設置に関する決議。  田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。  平成17年7月19日。提出者、田辺市議会議員、岡﨑宏道。賛成者、田辺市議会議員、久保隆一、同川﨑五一議員、小川浩樹議員、鈴木太雄議員、中本賢治議員、大倉勝行議員、陸平輝昭議員、山口進議員、松本平男議員、白川公一議員、以上議会運営委員会のメンバーであります。  高速道路及び国道バイパス促進特別委員会の設置に関する決議。  1、高速道路及び国道バイパス促進特別委員会を設置する。2、委員の定数、11人。3、提案理由、高速道路及び国道バイパスの促進に関する事項について調査を行う必要があるため。  以上、決議する。             (29番 岡﨑宏道君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提案理由の説明が終了いたしました。  この場合、高速道路及び国道バイパス促進特別委員会の設置に関する決議については、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定発議第5号は、原案のとおり承認することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第5号は、高速道路及び国道バイパス促進特別委員会の設置に関する決議については、原案のとおり決しました。  したがって、高速道路及び国道バイパス促進特別委員会を今議会において設置することにいたします。  高速道路及び国道バイパス促進特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっておりますので、議長から指名いたします。  氏名表をお手元に配付いたします。  ただいま配付いたしました氏名表のとおり高速道路及び国道バイパス促進特別委員会委員には、久保浩二君、出水豊数君、鈴木太雄君、山本紳次君、棒引昭治君、宮本正信君、山口進君、宮田政敏君、吉田克己君、松本平男君、山本勝一君、以上11人を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました諸君を特別委員に選任することに異議ありませんか。
                 (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました諸君を高速道路及び国道バイパス促進特別委員会委員に選任することに決しました。  ただいま選任を終わりました特別委員会の正副委員長の互選を休憩中に行い、その結果を議長まで報告願います。 休 憩 ○議長(吉本忠義君)    それでは、この場合、正副委員長の互選のため、暫時休憩いたします。               (午後 3時25分)             ──────────────── 再 開 ○議長(吉本忠義君)    休憩前に引き続き会議を開きます。               (午後 4時00分) ◎特別委員会正副委員長互選結果報告 ○議長(吉本忠義君)    休憩前の会議において選任を行いました高速道路及び国道バイパス促進特別委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を事務局長から報告いたします。  議会事務局長、井口富夫君。             (議会事務局長 井口富夫君 登壇) ○議会事務局長(井口富夫君)    高速道路及び国道バイパス促進特別委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を報告申し上げます。 委員長には、棒引昭治君、同副委員長には、山本勝一君が互選されました。  以上でございます。             (議会事務局長 井口富夫君 降壇) ◎日程第54 1定請願第1号 静ひつな教科書採択環境の確保に関する請願上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第54 1定請願第1号 静ひつな教科書採択環境の確保に関する請願を上程いたします。  文教民生委員会委員長の報告を求めます。  10番、塚寿雄君。             (10番 塚 寿雄君 登壇) ○10番(塚 寿雄君)    それでは、委員長報告を行います。  平成17年7月8日、当委員会に審査を付託されました、平成17年1定請願第1号  静ひつな教科書採択環境の確保に関する請願は、その後、委員会において鋭意審査をいたしました。  その結果、委員からは、「教科書採択への違法な働きかけに対する措置については、既に文部科学省通知が教育委員会になされており、本請願を採択することによって、教育委員会に対し、新たな圧力をかけることになるのではないか」といった意見や、また一方で、「前回の教科書採択時のような異常な事態が危惧されることから採択するべきだ」といった意見などが出されました。  当委員会としては、このような意見を踏まえ、協議を重ね、採決を行った結果、本請願を不採択とすることに決しました。  以上、委員長報告といたします。  文教民生委員会委員長、塚寿雄。             (10番 塚 寿雄君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    委員長の報告が終了いたしました。  それでは、質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  20番、宮田政敏君。             (20番 宮田政敏君 登壇) ○20番(宮田政敏君)    請願の紹介議員でありますが、提出された皆様方のためにも一言だけ意見を述べさせていただきたいと思います。  4年前になりますけれども、全国で一部過激派と申しますか、そういう方々がかなりの勢いで、ある1社の採択を止めるための運動がなされました。時限爆弾といいますか、放火といいますか、それで爆発して火事になったり、あるいは脅迫電話があちこちに、全国的に見ますと栃木県下津川地区の教育委員さん、あるいは教育委員長に脅迫電話がかかる、あるいはファックスが来ると、そういう状況がありました。  そしてまた、この田辺市におきましても、田辺西牟婁採択協議会、もちろん田辺市の教育委員会に対しても全く異常と思えるような文章、ファックス、はがき、封書、そしてまた、教育委員会に対する訪問、そういうことがなされました。そういうものが300から400に近い、そういうファックス、投書、はがき類が寄せられたわけです。  そしてまた、マスコミですね、私はマスコミが非常に取材攻勢を田辺市の教育委員会、あるいは白浜、すさみ、日置、中辺路になされた。私はマスコミの人に、なぜそういうことをするんよと。「取材するのは自由や」ということで、私はその記者に、あんたが各委員会に行って取材をすること自体が圧力ではないのかというふうなことも議論したことがあります。そういうふうな異常な状況をつぶさに見られた市民の皆様が、これはおかしいという判断をなされて請願を提出したと。  例えば、教育関係の労働組合、組織があります。その組織が全体として多分やったのだと思うのですが、そこからファックスが、同じファックス用紙、反対しますというファックス用紙に書き込みをして、そして何とか分会と書いて、40通余り来ているわけです。完全に組織がこういうチラシでファックス流せと、組織ぐるみのそういう運動をされて、異常な状況です。  今回はそういうこと一切なしで、静かに教育委員の皆様が、本日選任されました5人の教育委員がその責任において、教育長が言ってましたように、学習指導要領の方向に一番適した教科書を選ぶというのが筋やと思いますので、静かな環境で、文部科学省はそういうふうに出していますし、県も出していますから、田辺市はもう必要ないというご意見もあると思いますけれども、田辺市が当事者でありました4年前のことを考えると、田辺市議会がその請願をもっともだと言うのが当たり前ではないかと考えます上から、皆様方のご賛同を賜りたいと思います。  以上であります。             (20番 宮田政敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、本請願を採択することについての反対討論を許可いたします。  反対討論はありませんか。  2番、真砂みよ子君。             (2番 真砂みよ子君 登壇) ○2番(真砂みよ子君)    委員長報告に賛成の立場で討論をします。 子供を守る親の会から出された請願の教科書採択に当たっては、静ひつな環境で適正かつ公正でなければならないという趣旨は、私も全くそのとおりだと思います。しかし、趣旨の1番に上げられている、近隣諸国関係からの働きかけや干渉に影響されることなくとありますが、アジアでの過去の戦争に関する問題については、戦後処理の外交問題であるとともに、これからの国際交流、相互理解に深くかかわる問題であって、国際的な共感を伴わなければならないものです。そのため、安易に内政干渉だとか、外国の圧力だというふうには断定できないものです。  趣旨の2番目に、脅迫まがいの不当な圧力に屈することなくとありますが、教科書採択に当たり、市民が意見書を出したり、教師が意見を述べたり意思表明することは、外部からの働きかけには当たらず、何ら問題がないと文部科学省は認識しています。  また、理由の中で、4年前の前回は、一部の活動家が教育委員の自宅まで恐怖心をあおるような電話や手紙等をもって圧力を加えるという異常な事態が起こったとしていますが、文部科学省は、4年前の採択では、警察との連携が必要であるというような事態が生じたとは確認していないと自由法曹団に対して言明しています。請願内容は、教育委員会への要望ですので、教育委員会に直接すべき内容のものです。  よって、委員長報告に賛成いたします。             (2番 真砂みよ子君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    ほかに討論はありませんか。  15番、大倉勝行君。             (15番 大倉勝行君 登壇) ○15番(大倉勝行君)    認識の違いが大変甚だしいので、いっぱいあったので、どれから言おうかなと思うのですけど、警察はそういうのは認識されていないというお話があったのですけど、とんでもない話でありまして、いわゆるつくる会の事務所が爆破されたのです、時限爆弾で、放火があったのであります。そして、現実に今、宮田議員が言われたように、教育委員会の委員が神主さんだったのです。「お宮が燃えてるぞ」と電話が来たり、その委員会のときに、「あんたの子供とかおばあさんとか年寄りおらんか、夜出ていったらあかんぞ」という脅迫が現実にあったのです。  4年前の一部の活動家がこういうことをやったって、今言われたのでありますけど、4年前に一部の活動家という形で話があったのですけど、4年前ではないのですね。今月の13日、栃木県の大田原市が一つの教科書を採択しました。そうすると、早速中国や韓国がそれに反応したのであります。どういうふうに反応したかといいますと、愛媛県に妨害工作をしたのです。それは、韓国の友好都市、愛媛県松山市に、その人たちが団体で乗り込んできました。そして、韓国の友好都市平沢市というところから訪問したのでありますけど、それを来てくださいと言ったのが、松山市選出の県会議員の阿部悦子さんという方が、来てくださいと言って大勢呼んできたのであります。それに対して、知事とか市長が言っているのは、「自らの政治目的を果たすために、外国を刺激し、国内に影響させることは本当にまっとうなことなのか。政治家として不謹慎だ」ということで、こういうことがありました。  田辺市においても、前回、4年前に外国人が来まして、そして、いろんなことを要望して帰ったわけでありますけれども、私は思うのです。やっぱり日本人の教科書を選ぶのは日本人であると、外国人ではないですね。私の晩御飯のおかずがサンマだとしたら、隣の人から、「お前サンマ食うのはおかしい」と言われる筋合いが全くないのと同じで、やはり日本人の子供たちにどういう教科書を渡すのかというのは、やっぱり日本人だと思いますし、田辺市が子供たちに与える教科書を選ぶのは、田辺の教育委員会だと私は思います。だからあんまり惑わされずに、本当に田辺市教育委員会が学習指導要領に一番遵守しているのはどの教科書かということを考えて選んでいただきたいなと思います。  そして、今もう一つ、国際交流云々、友好云々という言葉を言われましたけど、国際交流とか友好というは、相手の言うことを丸々100%聞くというのが国際交流でも友好ではないのです。お互いに相手のことを尊重して、お互いの意見をやっぱり聞きながら、相手の意見も尊重しながら、そして自分の意見を持つ。日本の友好は、全部相手のことを100%わかりましたって聞くことでは決してないということをここで重ねて言って、この意見書はやっぱり国から言ってたこともあるのでありますけれども、それを踏まえてやかましい外野がおりますから、教育委員会に本当に冷静になって考えて、自らの子供たちの教科書を自らの手で選んでいただきたいなということを添えまして、賛成の討論にかえさせていただきます。             (15番 大倉勝行君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    ほかに討論はありませんか。  12番、松下泰子君。             (12番 松下泰子君 登壇) ○12番(松下泰子君)    静ひつな教科書採択環境の確保に関する請願についての反対討論をさせていただきます。  この請願につきましては、先ほど真砂議員が理由を述べたのとも重なるところがございますが、私から別の理由から反対理由を申し上げます。  この請願の趣旨の1項目目に、近隣諸国関係からの働きかけや干渉に影響されることなくとあります。また、理由の中にも内政干渉と言える言動等が続いているとありますが、1982年に、教科書検定による侵略の事実の隠蔽に対して起こったアジア諸国からの抗議を契機に、教科書検定基準に近隣のアジア諸国との間に、近現代史の歴史的事象の扱いに、国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていることという条項が、政府によってつけ加えられました。  さらに、1996年の村山富一首相談話で、アジア諸国に与えた多大な損害と苦痛に対してお詫びと反省を表明しました。1999年の日韓共同宣言や2002年の日韓平壌宣言でも、歴史への反省は引き継がれております。これらの言明は、日本政府の明確な国際公約であり、同時に日本国民への公約でもあります。つまり、日本政府は、このような国際公約を守る責任と義務を負っているのです。  ですから、この国際公約に違反する内容を含む教科書については、諸外国から意見を述べることは当然であり、政府としても真摯な対応が求められるところです。これを内政干渉ということができないことは、2001年当時の外務省自身が、国会でも正式に答弁しております。また、次の時代の国際社会を生きる子供たちが、アジアの一員として共存していくためには、相互理解に努めることが世界平和への礎となっております。  先日、私が行いました教科書問題についての一般質問に対する教育委員会からのご答弁の中でも、学習指導要領の趣旨が教科書に反映されているかの視点の一つとして、国際社会に生きる民主的、平和的国家・社会の形成者として必要な公民資質の基礎を養う工夫がされているかということが挙げられていました。このような理由によりまして、今回の請願で意図された内容につきましては、私は反対いたします。  以上です。             (12番 松下泰子君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    ほかに討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  それでは、お諮りいたします。  1定請願第1号に対する委員長の報告は不採択であります。  この場合、本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立少数) ○議長(吉本忠義君)    起立少数であります。  よって、1定請願第1号 静ひつな教科書採択環境の確保に関する請願は、不採択とすることに決しました。 ◎日程第55 1定発議第6号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出について上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第55 1定発議第6号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  29番、岡﨑宏道君。             (29番 岡﨑宏道君 登壇) ○29番(岡﨑宏道君)    1定発議第6号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出について。  標記について、田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。
     平成17年7月19日。提出者は、田辺市議会議員、岡﨑宏道。賛成者、田辺市議会議員、久保隆一、同川﨑五一議員、同小川浩樹議員、鈴木太雄議員、中本賢治議員、大倉勝行議員、陸平輝昭議員、山口進議員、松本平男議員、白川公一議員であります。いずれも議会運営委員会委員でございます。  地方議会制度の充実強化に関する意見書。  平成5年の衆参両議院における地方分権推進決議以降、地方分権一括法の施行や市町村合併に伴う地方自治に係る地勢図の変化など、地方議会を取り巻く環境は、近時大きく変化してきている。  また、今日、三位一体の改革などが進められる中で、税財政面での自己決定権が強まれば、それに伴い議会の執行機関に対する監視機能を強化し、自ら住民のための政策を発信していかなければならないのは必然である。  このような中、二元代表制の下での地方議会の役割は一層その重要性を増していることから、住民自治の代表機関である議会の機能のさらなる充実と、その活性化を図ることが強く求められている。一方、各議会においては、自らの議会改革等を積極的に行っているところであるが、これらの環境に対応した議会の機能を十分発揮するためには、解決すべき様々な制度的課題がある。  こうした課題は、現行の地方自治法が制定後60年経過し、「議会と首長との関係」等にかかわる状況が変化しているにもかかわらず、ほとんど見直されておらず、議会に係る制度が実態にそぐわなくなっていることから、議会制度全般にわたる見直しが急務である。  21世紀における地方自治制度を考えるとき、住民自治の合議体である「議会」が自主性・自律性を発揮してはじめて「地方自治の本旨」は実現するものであり、時代の趨勢に対応した議会改革なくして地方分権改革は完結しないと考える。  よって、国におかれては、現在、第28次地方制度調査会において「議会のあり方」を審議項目として取り上げ、活発な審議が行われているところであるが、地方議会制度の規制緩和・弾力化はもとより、①議長に議会招集権を付与すること、②委員会にも議案提出権を認めること、③議会に付属機関の設置可能とすることなど、地方議会の権能強化及びその活性化のため、抜本的な制度改正が図られるよう強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成17年7月19日、田辺市議会。  なお、提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、衆議院議長、参議院議長であります。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。             (29番 岡﨑宏道君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第6号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  1定発議第6号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第6号は、可決いたしました。 ◎日程第56 1定発議第7号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書の提出について上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第56 1定発議第7号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書の提出についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  4番、小川浩樹君。             (4番 小川浩樹君 登壇) ○4番(小川浩樹君)    1定発議第7号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書の提出について。  標記について、田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。  平成17年7月19日。提出者は、私、小川浩樹です。賛成者、田辺市議会、谷口和樹議員、鈴木太雄議員、棒引昭治議員、陸平輝昭議員、森哲男議員、いずれも総務企画委員会委員の方々です。  提案の説明を本文朗読をもってさせていただきます。  地方六団体改革案の早期実現に関する意見書。  地方六団体は、「基本方針2004」に基づく政府からの要請により、昨年8月に、地方分権の理念に沿った三位一体の改革を実現すべく、地方六団体の総意として、その改革案を小泉内閣総理大臣に提出したところである。  しかしながら、昨年11月の「三位一体の改革について」の政府・与党合意の税源移譲案は、その移譲額を平成16年度分を含め、おおむね3兆円とし、その約8割を明示したものの、残りの約2割については、平成17年度中に検討を行い、結論を得るとし、多くの課題が先送りをされ、真の地方分権改革とは言えない状況にある。  よって、政府においては、平成5年の衆・参両院による地方分権推進に関する全会一致の国会決議をはじめ、地方分権一括法の施行といった国民の意思を改めて確認し、真の「三位一体の改革」の実現を図るため、残された課題等について、地方六団体の提案を十分踏まえ、改革案の実現を強く求めるものである。  記。1、地方六団体の改革案を踏まえたおおむね3兆円規模の税源移譲を確実に実現すること。  2、生活保護費負担金及び義務教育費国庫負担金等の個別事項の最終的な取り扱いは、「国と地方の協議の場」において協議・決定するとともに、国庫負担率の引き下げは絶対認められないこと。  3、政府の改革案は、地方六団体の改革案の一部しか実現されておらず、地方六団体の改革案を優先して実施すること。  4、地方六団体の改革案で示した平成19年度から21年度までの第2期改革案について政府の方針を早期に明示すること。  5、地方交付税制度については、「基本方針2004」及び「政府・与党合意」に基づき、地方公共団体の財政運営に支障が生じないよう、法定率分の引き上げを含み地方交付税総額を確実に確保するとともに、財源保証機能、財源調整機能を充実強化すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成17年7月19日、田辺市議会。  提出先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、郵政民営化経済財政政策担当大臣、衆議院議長、参議院議長、以上でございます。  ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。             (4番 小川浩樹君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第7号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  1定発議第7号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。  異議がありますので、起立により採決いたします。  発議第7号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(吉本忠義君)    起立多数であります。  よって、1定発議第7号は、可決いたしました。 ◎日程第57 1定発議第8号 地域の実績に即した道路整備の促進と財源確保を求める意見書の提出について上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第57 1定発議第8号 地域の実績に即した道路整備の促進と財源確保を求める意見書の提出についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  21番、吉田克己君。             (21番 吉田克己君 登壇) ○21番(吉田克己君)    1定発議第8号 地域の実績に即した道路整備の促進と財源確保を求める意見書の提出について。  標記について、田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。  平成17年7月19日。提出者は、私、吉田克己。賛成者、田中康雅議員、中本賢治議員、高垣幸司議員、松本平男議員、天野正一議員、山本勝一議員、いずれも建設委員会の委員でございます。  それでは、朗読をします。  地域の実情に即した道路整備の促進と財源確保を求める意見書。  道路は、地域住民が生活していく上で不可欠なものであり、また、経済・社会活動を支える最も基礎的な社会資本となっている。  しかしながら、和歌山県南部における道路整備は大きく立ち遅れており、このことが地域の活性化や地域住民の生活環境の向上を阻害しているのが現状である。  当市は、本年5月の5市町村の広域合併により、市域が1,026平方キロメートルと近畿一の面積となり、市内各地域を結ぶ幹線道路の重要性が一段と増してきているところである。  また、当地域と京阪神都市圏を結ぶ、近畿自動車道紀勢線は現在、みなべ町まで開通し、みなべ~田辺間が平成19年度中の供用開始を目指し工事が進められてはいるものの、高速道路をはじめとする高規格道路は地域の「生活向上の道」であり、また近い将来に発生が憂慮されている東南海・南海地震発生時における国道42号の代替道路や緊急輸送道路ともなる「命の道」でもある。  昨年、熊野古道が「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界文化遺産に登録され、国内外から多くの来訪者を迎えることとなったが、魅力ある地域資源を最大限に生かし、地域を活性化していくためにも道路整備の拡充が不可欠なものとなっている。  よって、政府・国会におかれては、次の事項について留意されるよう強く要望する。  記。1、地方の道路整備を促進するため、道路特定財源は一般財源化など他に転用することなく、すべて道路整備に充当すること。  2、地方の自立的発展に不可欠な、高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備をより一層強力に促進すること。
     3、特に、懸念されている東南海・南海地震に備え、「命の道」でもある高速道路をはじめ主要道路網の早急な整備を図ること。  4、地方の道路財源を確保するとともに地方財源対策を充実すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成17年7月19日、田辺市議会。  提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、経済財政政策担当大臣、行政改革担当大臣、衆議院議長、参議院議長。             (21番 吉田克己君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第8号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  3番、久保浩二君。             (3番 久保浩二君 登壇) ○3番(久保浩二君)    地域の実情に即した道路整備の促進と財源確保を求める意見書の1、道路特定財源は一般財源化など他に転用することなく、すべて道路整備に充当することに対する反対討論を行います。小泉総理が検討を求めたことをきっかけにして、議論が起こっている道路特定財源の一般財源化の議論は、本州四国連絡橋公団の累積債務処理が2006年で完了し、5,000億円近くの財源が浮く見通しが出てきたことを受けて始まったものです。本四架橋の累積債務処理のために充ててきた予算は、道路特定財源を一般財源化したものであり、道路以外には1円も使うべきではないという主張は、すでに事実から外れています。  今回の見通しには、この一般財源化した財源を財政再建に活用すべきだという意見を含んでいます。これはいわば当然の流れだと思われます。国と地方の累積債務は721兆円を超えています。この財政破綻が地方自治体に押しつけられた結果、多くの自治体が市町村合併に追い込まれ、交付税が削減され、国庫負担金も廃止ないしは縮小されるという事態に直面しています。  社会保障の分野では、負担増と給付減が現実のものとなり、社会保障によって国民を守るのではなく、社会保障制度の制度改悪によって、国民が苦しめれらるという事態さえ起こっています。以上のような財政危機を克服するためには、国の予算の使い道を根本的に見直して、国民生活を守る方向に改める必要があります。地方自治体の財政危機、社会保障の切り捨てに心が痛むのであれば、また、この問題に理解と認識を示すのであれば、道路特定財源の一般財源化を求める主張を認めざるを得ないと思うのですが、いかがでしょうか。  地方自治体の財政難を無視し、社会保障の危機を無視して、道路特定財源の堅持を主張するのは、まさに木を見て森を見ない論議ではないでしょうか。揮発油税は石油ガスで、自動車重量税などの道路特定財源は、2005年5兆7,000億円を上回る見通しです。この財源を道路だけに使っていい時代は去ったと言わなければなりません。道路特定財源に基づいて、道路特別会計を組み続けていることが、日本の政治と財政を歪めているのです。  地方自治体の立場で言えば、道路特定財源が一般財源化されれば、交付金制度もなくなりますから、税源移譲を求めるのは当然だと思います。道路特定財源が一般財源化されても、道路予算の確保は必要です。また、道路建設は国策としての太い柱でもあることは変わりないのです。必要な道路予算の確保はできると確信いたします。  今、必要なのは、地域経済の再生、高齢化社会に向けた根本的な対策と少子化の克服などです。21世紀の今日的な課題に立ち向かうためにも、地方自治体の財源を建て直すことが必要です。そのために、道路特定財源の見直しが問われているということを重ねて指摘して、私の反対討論といたします。             (3番 久保浩二君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    ほかに討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  それでは、お諮りいたします。  1定発議第8号は、起立により採決いたします。  発議第8号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数) ○議長(吉本忠義君)    起立多数であります。  よって、1定発議第8号は、可決いたしました。 ◎日程第58 1定発議第9号 「障害者自立支援法案」についての意見書の提出について上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第58 1定発議第9号 「障害者自立支援法案」についての意見書の提出についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  20番、宮田政敏君。             (20番 宮田政敏君 登壇) ○20番(宮田政敏君)    1定発議第9号 「障害者自立支援法案」についての意見書の提出について。  標記について、田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。  平成17年7月19日。提出者、宮田政敏、私であります。賛成者、久保浩二議員、小川浩樹議員、鈴木太雄議員、宮本正信議員、山口進議員、久保隆一議員、山本勝一議員、いずれも会派の代表者、あるいは準ずる方々です。  「障害者自立支援法案」についての意見書。  国は「障害者自立支援法案」において、障害者施策の抜本的な改革を行うべく準備を進めています。その中で、国の財政責任の明確化や、障害者種別にかかわらず障害者の自立支援を目的とした共通の福祉サービスは共通の制度による利用を可能とすることなどが盛り込まれた点は、障害保健福祉の向上につながるものであると評価するところであります。  今回の改革において、制度運営の効率性・安定性の確保及び障害者間の費用負担の公平の観点から、負担上限額や減免措置の設定に当たっては、制度利用の抑制につながることがないよう、負担能力を適切に反映したよりきめ細やかな対応が必要であると考えられます。  国におかれては、この法律が、障害者及び障害児が真に自立した日常生活又は社会生活を営むことができるための制度改革となるよう、政省令に委託された事項等の決定及び予算の確保については、障害者やその家族の意見に十分配慮した検討を行うよう強く要望いたします。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成17年7月19日、田辺市議会。  提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長、以上であります。  よろしくご賛同のほどお願い申し上げます。             (20番 宮田政敏君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第9号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  1定発議第9号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第9号は、可決いたしました。 ◎日程第59 1定発議第10号 郵政民営化法案の廃案を求める意見書の提出について上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第59 1定発議第10号 郵政民営化法案の廃案を求める意見書の提出についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  1番、川﨑五一君。             (1番 川﨑五一君 登壇) ○1番(川﨑五一君)    郵政民営化法案の廃案を求める意見書の提出について、説明を行います。  標記について、田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。  平成17年7月19日。提出者は私、川﨑五一。賛成者は、真砂みよ子議員、久保浩二議員、山口進議員の各位です。 郵政民営化法案の廃案を求める意見書。  去る7月5日に衆議院で郵政民営化法案が採決され、賛成233、反対228とわずか5票差で可決された。この結果は、真に民意を反映したものでも、議員の真意を反映したものでもない。選挙協力や解散をちらつかせ、恫喝や威圧が公然と行われ党議拘束をかけたにもかかわらず与党自民党から多くの退席者、反対者が出る結果となった。  政府与党は100時間を超える委員会で十分な審議をしたというが、委員会で明らかになったのは郵政民営化の道理のなさとそれでもやみくもに民営化を押し進めようとする政府の姿である。  現在の郵政事業は、税金から1円の補助も受けずに郵便・郵便貯金・簡易保険の三事業を公的サービスとして全国に「あまねく公平に」提供している。  政府は「骨格経営試算」において、完全民営化される2016年度の利益が、民営化会社では600億円の赤字となること。公社のままの場合では1383億円の黒字となる見込みであることを認めた。  公社の民営化によって、わが紀南地方などの不採算地域である過疎地では、郵便局の閉鎖などサービスの切捨てが行われることは、先に民営化された国鉄や電電公社の提供していたサービスの後退を見れば明白である。  今般、参議院に送付される郵政事業の民営化法案はその目的が不明確であり、民営化により国民サービスが著しく低下し、さらに事業の赤字まで見込まれるという欠陥法案である。  よって、参議院におかれては、郵政民営化法案を廃案にされるよう求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成17年7月19日、田辺市議会。
     提出先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、郵政民営化・経済財政政策担当大臣、衆議院議長、参議院議長です。  ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。             (1番 川﨑五一君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第10号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  1定発議第10号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議あり」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議がありますので、起立により採決いたします。  発議第10号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立少数) ○議長(吉本忠義君)    起立少数であります。  よって、1定発議第10号は、否決いたしました。 ◎日程第60 1定発議第11号 南紀高等学校看護科移設の再考を求める意見書の提出について上程 ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第60 1定発議第11号 南紀高等学校看護科移設の再考を求める意見書の提出についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  28番、白川公一君。             (28番 白川公一君 登壇) ○28番(白川公一君)    南紀高等学校看護科移設の再考を求める意見書の提出について。  標記について、田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。  平成17年7月19日。提出者は私、白川公一でございます。賛成者は、田辺市議会議員、真砂みよ子議員、小川浩樹議員、鈴木太雄議員、宮本正信議員、宮田政敏議員、久保隆一議員、山本勝一議員でございます。  提案理由を申し上げます。  和歌山県教育委員会は、昨年の8月26日に高等学校再編整備計画案を発表し、この中で南紀高校の看護科を熊野高校に移設することを示されました。生徒、保護者、育友会、同窓会等はたいそう驚き、3万人の署名をもって再考するよう和歌山県教育委員会、県知事、県議会にお願いいたしました。その後、本年5月17日に県教育委員会は、2カ年の先送りを発表いたしましたが、その姿勢は変わっておりません。よって、当議会からの意見書をお願いする次第でございます。  意見書案を朗読いたします。  南紀高等学校看護科移設の再考を求める意見書。  南紀高校看護科は昭和42年昼間定時制課程衛生看護科として出発し、その後専攻科課程の開設や全日制への移行などを経て、平成14年には5年間の一貫看護教育を行う看護教育機関として三十数年の歴史を刻んできました。この間、卒業生の多くは看護師として地元医療機関に就職し、地域医療を支える大きな役割を果たして、片や地方の高等学校の多くの卒業生が大都会に就職し、大都会のための人材育成機関となっている感の中で、南紀高校看護科は地元に貢献できる数少ない地元密着型の教育機関となっています。  高齢化社会を迎え、充実した医療と福祉を目指す田辺市の未来にとって南紀高校看護科は欠かせない存在となっています。また、南紀高校看護科にとっても地元田辺市は格好の教育環境を提供してくれており、学校と地域は固く結びついております。現在、看護科生徒は高い看護師国家試験合格率を誇っていますが、これも地域の人々の理解や協力、支援によるところが大きく、特に看護科教育は多くの医療講師先生方によって支えられており、地元医療関係者の理解と支援がなければ南紀高校看護科の今日の発展はなかったと言えます。  また、紀南の中核都市として医療保健機関や教育文化施設が集中する田辺市に学校が存在することは、郊外での実習が多い生徒にとりましてもすばらしい教育環境となっています。加えて発達した交通網は、通学や実習で病院に通う看護科生徒をしっかり支えてくれています。今や田辺市あっての南紀高校看護科となっています。 ○議長(吉本忠義君)    この場合、あらかじめ本日の会議時間を延長いたします。  続いて、お願いします。 ○28番(白川公一君)    ところが、和歌山県教育委員会は、昨年8月の「県立高等学校再編整備計画」(案)に続き、今年5月には「同第1期プログラム」を発表し、平成20年から南紀高校看護科の熊野高校への移設案を示されました。しかし、移設による通学や病院実習上交通事情の悪化を心配する声も多く、多くの生徒や保護者、学校関係者からはこれまでのような質の高い看護教育が保てるかどうか、不安と動揺が広がっています。移設案発表後、これまで募集定員を超過していた看護科募集生徒数が、初めて定員を割る事態が生まれ、新しく看護師を目指す中学生の間にも動揺が広がっています。  既に南紀高校育友会、同窓会は、3万人の署名を集め、現在地での看護科存続要望を県教育委員会に提出いたしましたが、看護科存続要望は南紀高校のみならず地域の要望でもあります。  ここに、生徒が安心して看護教育に取り組めるためにも、また、伝統の中で培った質の高い看護教育や地域の協力体制を維持するためにも、南紀高校看護科の現在地での存続を強く要望いたします。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成17年7月19日、田辺市議会。  提出先は、和歌山県知事、和歌山県教育委員会です。  以上、よろしくご審議、ご賛同をお願いいたします。             (20番 白川公一君 降壇) ○議長(吉本忠義君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第11号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  1定発議第11号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第11号は、可決いたしました。 ◎日程第61 委員会の継続審査について ○議長(吉本忠義君)    続いて、日程第61 委員会の継続審査についてを議題といたします。  この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。  各常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の委員長から、目下、委員会において審査又は調査中でありますお手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第105条の規定により、閉会中も審査又は調査を継続いたしたい旨の申し出があります。  それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査について、お諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査又は調査を継続することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(吉本忠義君)    異議なしと認めます。  よって、各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査又は調査を継続することに決しました。  以上をもって、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。  他に発言、その他ありませんか。               (「なし」の声あり) ◎市長閉会のあいさつ ○議長(吉本忠義君)    それでは、市長から閉会に当たってのあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    平成17年度第1回田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  去る6月15日に開会いたしました本定例会も、議員の皆様方のご理解とご協力をいただく中で、本日無事に最終日を迎えることができました。今議会は、新しい田辺市が誕生して最初の定例会ということで、正副議長の選出をはじめとする議会の体制づくりや新市の本予算等の審議、さらには特別職や各行政委員会委員の選任等々、新市のスタートに当たって非常に重要な案件、議案が山積する中での定例会でございましたが、議員各位におかれましては、終始にわたって熱心なご審議をいただき、提出いたしておりました諸議案につきましても原案のとおりご賛同を賜りましたことに、この場をお借りいたしまして厚くお礼を申し上げる次第でございます。  また、本定例会におきましては、一般質問や各委員会での審議等を通して、皆様方から新市のまちづくりについて、様々な切り口、角度からその手法や基本的な考え方に対するご質問、ご提言などをいただきました。その中には、合併によって広大な面積を有することになった新市における地域間格差の問題や、今後この地域の新しい産業として注目されている「観光」についての考え方やその振興策、あるいはまた、新市における地域資源の活用策など、特に合併に深く関連するものをはじめ、将来この地域を担うことになる子供たちの「子育て支援」に関する問題、さらには現在全国レベルで非常に大きな問題となっております建築物の解体に伴うアスベスト対策等々、その内容は大変多岐にわたり、また、非常に中身の濃いものでございました。  今議会の中で皆様方から提起された課題や問題は、「合併」という大きな変化の波に遭遇し、また、今日の複雑かつ不透明な社会情勢の中にあって、日々様々な不安を抱いている住民の皆さんからの生の声でもあると認識をいたしております。そして、住民の皆さんが抱えるこうした不安定材料を一つひとつ着実に取り除くための努力を重ねていくことが、私たち行政に携わる者に与えられた大きな使命ではないかと考えます。そうした意味においても、私は今回の議会の中で、これから新しい田辺市を創っていくためのたくさんの素材・材料をいただいたと思っております。  もちろん、材料があってもそれを上手に使いこなす技術や道具がなくては求める形には仕上がりませんし、また、どんなに優れた技術や道具があってもそれを使うタイミングや周りの協力がなくては成るものも成りません。  「天の時、地の利、人の和」という言葉がございます。物事をなし遂げるための三つの重要な要素ということで、いろんなところで見聞きいたしますが、その中でも特に「人の和」、すなわち人と人との信頼関係や協力関係が最も大切ではないかと思います。  新市が発足してはや2カ月余りが経過いたしますが、議会、行政当局ともその体制が整い、また、新市の本予算も成立して、ようやく最初の第一歩を踏み出すことができました。もちろん様々な課題を抱えての船出であり、今後厳しい状況に直面し、翻弄されることも多々ございましょうが、いずれの場合においても「人の和」を大切にし、議会と行政、住民と行政との信頼関係、協力関係の醸成を第一に考えながら、これからの市政運営に全力を傾けてまいる所存でございます。議員各位におかれましては、今後ともより一層のお力添え、また、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
     最後になりましたが、常日ごろから迅速かつ適正な報道を通して、市民の皆様への情報提供にご尽力いただいております報道関係各位に対しましても、この場をお借りいたしまして深く感謝を申し上げまして、閉会に当たってのお礼の言葉といたします。  ありがとうございました。             (市長 真砂充敏君 降壇) ◎議長閉会のあいさつ ○議長(吉本忠義君)    大変高いところから恐縮でございますけれども、私からも一言、ごあいさつを申し上げます。  合併後、最初の市議会として、去る6月15日に開会以来、正副議長選挙、各常任委員、議会運営委員の選任をはじめ、新市の議会構成の決定を行うとともに、合併に伴う条例等の専決処分事項、平成17年度の本予算並びに関連議案、条例等、多くの重要議案を審議してまいりました本定例会も、本日をもって、すべて議了し無事閉会の運びとなりました。議員各位ともども、ご同慶にたえない次第であり、皆様のご協力に厚くお礼を申し上げます。  とりわけ、合併により近畿で最大面積となった「新田辺市」の今後について、一般質問には16名の議員が登壇され、今後の市政運営、地域の課題、防災対策、教育問題等々の行政課題について情熱あふれる議論を展開され、当局の見解をただされました。  旧市町村を代表する議員30名の田辺市議会として、市民の期待にこたえられたものと議員各位に対し、深く敬意を表する次第であります。  また、真砂新市長をはじめ当局の皆様におかれましても、連日、積極的な対応をいただき、深く感謝申し上げます。  さて、私、このたび名誉ある新田辺市議会議長に就任させていただきました。もとより未熟な私でございますが、議員各位のご協力をいただきながら、円滑な議会運営に努め新市発展のため、全力を傾注し、大任を全うできるよう努力を重ねてまいる所存でございますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。  新田辺市は、今後、広大な市域の経済の活性化を図り、財政の健全化を進め、そして、旧町村部と旧田辺市が、地域の個性を生かしながら調和のとれたまちづくりに取り組んでいくことが、一層重要になってまいります。若く行動力のある真砂市長の今後の市政運営にご期待申し上げたいと存じます。  強い日差しの中、夏祭りでにぎあうころとなりました。猛暑の折、議員並びに当局各位にはご自愛くださいますようお願いし、最後になりましたが、報道関係各位におかれましては、適切な報道を賜り、ご協力に心からお礼を申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつといたします。  本当にありがとうございました。 閉 会 ○議長(吉本忠義君)    それでは、これをもって平成17年6月15日招集の平成17年第1回田辺市議会定例会を閉会いたします。               (午後 5時10分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成17年7月19日                    議  長  吉 本 忠 義                    議  員  川 﨑 五 一                    議  員  真 砂 みよ子                    議  員  佐 井 昭 子...