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平成14年 3月定例会(第8号 3月27日)

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  1. 田辺市議会 2002-03-27
    平成14年 3月定例会(第8号 3月27日)


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    平成14年 3月定例会(第8号 3月27日)             田辺市議会3月定例会会議録             平成14年3月27日(水曜日)             ────────────────   平成14年3月27日(水)午後1時開議  第 1 1定議案第 9号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例               の一部改正について  第 2 1定議案第10号 田辺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  第 3 1定議案第11号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について  第 4 1定議案第12号 田辺市職員給与条例及び田辺市議会議員の報酬及び費用弁               償等支給条例の一部改正について  第 5 1定議案第13号 田辺市農業用貯水池設置及び管理条例の制定について  第 6 1定議案第14号 田辺市山村振興交流施設設置及び管理条例の制定について  第 7 1定議案第15号 田辺市漁港整備事業における分担金徴収条例及び田辺市漁               港管理条例の一部改正について  第 8 1定議案第16号 田辺市営住宅設置及び管理条例の一部改正について  第 9 1定議案第17号 公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害               補償に関する条例の一部改正について  第10 1定議案第18号 田辺市立幼稚園設置及び管理条例の一部改正について  第11 1定議案第19号 平成14年度田辺市一般会計予算
     第12 1定議案第20号 平成14年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算  第13 1定議案第21号 平成14年度田辺市簡易水道事業特別会計予算  第14 1定議案第22号 平成14年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算  第15 1定議案第23号 平成14年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               予算  第16 1定議案第24号 平成14年度田辺市老人保健特別会計予算  第17 1定議案第25号 田辺市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例               の一部改正について  第18 1定議案第26号 平成14年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算  第19 1定議案第27号 平成14年度田辺市駐車場事業特別会計予算  第20 1定議案第28号 平成14年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算  第21 1定議案第29号 平成14年度田辺市介護保険特別会計予算  第22 1定議案第30号 平成14年度田辺市文里港整備事業特別会計予算  第23 1定議案第31号 平成14年度田辺市水道事業会計予算  第24 1定報告第 3号 平成14年度田辺市土地開発公社の事業の計画について  第25 1定報告第 4号 平成14年度財団法人田辺社会教育振興会の事業の計画               について  第26 1定報告第 5号 平成14年度財団法人紀南文化会館の事業の計画について  第27 委員会の継続審査について             ──────────────── 〇会議に付した事件  日程第1から日程第27まで             ──────────────── 〇議員定数 20名 〇欠  員  1名             ──────────────── 〇出席議員             議席番号   氏   名              1番  田 中 康 雄 君              2番  芝 峰   進 君              3番  鈴 木 太 雄 君              4番  大久保 尚 洋 君              5番  棒 引 昭 治 君              6番  高 垣 幸 司 君              7番  家根谷   覚 君              8番  天 野 正 一 君              9番  浅 山   勉 君             10番  山 本 紳 次 君             11番  初 山 丈 夫 君             12番  山 口   進 君             13番  宮 田 政 敏 君             14番  松 本 定 市 君             15番  大 倉 勝 行 君             16番  八 山 祐 三 君             17番  森   哲 男 君             18番  青 木 伸 夫 君             19番  稲 沢 勝 男 君             ──────────────── 〇欠席議員  なし             ──────────────── 〇説明のため出席したもの             職  名       氏     名            市    長     脇 中   孝 君            助    役     鈴 木 信 行 君            収入役        柴 田   修 君            教育長        愛 須 恒 蔵 君            水道事業管理者    室 井 修 一 君            企画部長       杉 坂 繁 一 君            理    事     高 地 勝 司 君            企画広報課長     森   章 二 君            総務部長       砂 野 啓 三 君            保健福祉部長     山 本   守 君            経済部長       平 本 寿 男 君            水産課長       森   春 一 君            建設部長       高 橋 進 一 君            理    事     桐 本 崇 生 君            土木課長       尾 崎 博 久 君            消防長        衣 田 秀 雄 君            消防本部総務課長   岩 本 徳 三 君            教育次長       杉 原 莊 司 君            教育委員会総務課長  栗 山   廣 君            監査委員事務局長   森 内   伸 君            理    事     矢 倉 靖 彦 君             ──────────────── 〇出席事務局職員             議会事務局長     藤 畑 富三郎             議会事務局次長    福 井 量 規             議会事務局主任    中 田 信 男             議会事務局主査    岡 野 哲 士 開 議 ○議長(森 哲男君)    定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成14年第1回田辺市議会定例会8日目の会議を開きます。               (午後 1時03分)             ──────────────── ○議長(森 哲男君)    それでは日程に入ります。 ◎日程第1 1定議案第9号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例の一部改正についてから  日程第23 1定議案第31号 平成14年度田辺市水道事業会計予算まで一括上程 ○議長(森 哲男君)    日程第1 1定議案第9号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例の一部改正についてから、日程第23 1定議案第31号 平成14年度田辺市水道事業会計予算まで、以上23件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました23件については、過日の本会議においてそれぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。  この場合、ただいま議題となっております23件について、各常任委員長の報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  11番、初山丈夫君。             (11番 初山丈夫君 登壇) ○11番(初山丈夫君)    総務企画委員会委員長報告をいたします。  本委員会は、去る3月18日の本会議において付託を受けた議案10件のうち、議案第32号 田辺市事務分掌条例の一部改正についてを除く議案9件について、22日及び27日にそれぞれ委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第9号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について、同議案第10号 田辺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、同議案第11号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について、同議案第12号 田辺市職員給与条例及び田辺市議会議員の報酬及び費用弁償等支給条例の一部改正について、同議案第19号 平成14年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第20号 平成14年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算、同議案第22号 平成14年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算、同議案第23号 平成14年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算及び同議案第24号 平成14年度田辺市老人保健特別会計予算の以上9件は、いずれも全会一致により、すべて原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑及び要望等の主なものは、次のとおりであります。  議案第11号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について、公益法人等の定義に関して詳細説明を求めたのに対し、「業務の全部又は一部が市の事務又は事業と密接な関連がある財団法人や特別の法律により設立された法人が対象となる。現在、派遣している団体では、財団法人紀南文化会館、田辺市社会福祉事業団、田辺市土地開発公社が該当する」との答弁があり、公共の福祉の増進のため職員を派遣することは理解できるが、派遣に当たっては、その必要性を十分検討するよう要望いたしました。
     次に、議案第19号 平成14年度田辺市一般会計予算所管部分についてでありますが、総務費における保守委託料について、委託料の積算等についての説明を求めたのに対し、「基本的には見積入札であるが、特殊な機械においては、部品の交換等そのメーカーの系列でなければ修理できない部分があるため、見積書を提出させて、それに基づき協議をして随意契約をする場合もある」との答弁があり、随意契約をすることは仕方ないとしても、契約する金額については、この厳しい財政状況を踏まえ、比較、検討、精査を十分し、経費の節減に努めるよう要望いたしました。  次に、企画費における市町村合併に関する予算について、合併協議会の設立後の住民合意に向けての広報活動についてただしたのに対し、「市独自では、講演会、懇話会、地域懇談会及び意見交換会等を今後も開催するとともに、新市建設計画事務事業の調整方針の一定の方向性が出た時期には、その情報提供などきめ細かな対応をしていきたい。また合併協議会においては、開催ごとに協議会便りの発行を予定しており、それらを中心に関係市町村へ情報提供していきたい」との答弁がありました。  さらに委員から段階補正など地方交付税の制度改正が行われてきているが、今後の地方財政と合併問題とのかかわりについてただしたのに対し、「合併すれば特別支援施策はあるが、合併しないとどうなるかについてなどまだ不透明な部分がある。今後、合併協議を進めていく中で、地方財政制度等も含めた国の施策の方向性についても十分踏まえながら合併論議をしていきたい」との答弁がありました。  次に、人権推進費について、委員から地対財特法の期限がこの3月末で切れるが、残された課題の解決に向け、今後どのように取り組んでいくのかただしたのに対し、「平成13年3月に策定した田辺市人権教育・啓発基本計画に基づき、市民の様々な学習のニーズに対応するための人権課題についての調査・研究を行うとともに学習のプログラムの開発や指導者の育成に取り組んでいきたい」との答弁があり、残された課題の解決に向け、すべての市民の基本的人権が尊重される明るい住みよいまちづくりのために取り組んでほしい旨、要望いたしました。  以上、委員長報告といたします  平成14年3月27日、総務企画委員会委員長、初山丈夫。             (11番 初山丈夫君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、建設経済委員会委員長の報告を求めます。  9番、浅山勉君。              (9番 浅山 勉君 登壇) ○9番(浅山 勉君)    建設経済委員会委員長報告を朗読をもってさせていただきます。  本委員会は、去る3月18日の本会議において付託を受けた条例の制定等5件並びに平成14年度田辺市一般会計予算をはじめ各種会計予算のうち、本委員会所管に係るもの7件について、19日、20日及び27日にそれぞれ委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。  その結果、当委員会は、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第13号 田辺市農業用貯水池設置及び管理条例の制定について、同議案第14号 田辺市山村振興交流施設設置及び管理条例の制定について、同議案第15号 田辺市漁港整備事業における分担金徴収条例及び田辺市漁港管理条例の一部改正について、同議案第16号 田辺市営住宅設置及び管理条例の一部改正について、同議案第19号 平成14年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第21号 平成14年度田辺市簡易水道事業特別会計予算、同議案第25号 田辺市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、同議案第26号 平成14年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算、同議案第27号 平成14年度田辺市駐車場事業特別会計予算、同議案第28号 平成14年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算、同議案第31号 平成14年度田辺市水道事業会計予算の以上11件については、いずれも全会一致により、同議案第30号 平成14年度田辺市文里港整備事業特別会計予算については、起立多数により、すべて原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑及び要望等の主なものは、次のとおりであります。  議案第19号 平成14年度田辺市一般会計予算所管部分についてでありますが、経済部関係では、紀州田辺うめ振興協議会補助金にかかわって、当協議会の活動内容をただしたのに対し、「当協議会は、昨年の11月21日に、田辺市・JA紀南・JA田辺市の三者が、中国梅の輸入に伴う青梅や梅干しの価格低迷、不況による需要の頭打ち等の諸課題に対応するために結成された団体であり、県や県農業協同組合連合会紀州田辺梅干組合にもオブザーバーとして参画していただいている。その主な活動内容は、販売促進活動と産地の強化に重点を置き、観光面における梅もぎ体験ツアー販売促進PR活動の展開、梅料理の創作普及開発に力を入れたいと考えている。なお、構成団体については、田辺商工会議所牟婁商工会、観光協会、飲食業組合特産品協会旅館業組合水産振興会などの様々な業界団体からなり、市全体として梅振興に積極的に取り組んでいきたい。加えて梅の振興策のみならず、ひいては当地方の地場産業の振興にも果敢に精力を注いでいきたい」との答弁があり、生産者だけではなく様々な業界団体とも知恵を出し合いながら、今後粘り強く取り組むよう要望がありました。  続いて、紀州備長炭後継者育成事業費補助金について、これまでの実績をただしたのに対し、「平成9年度の紀州備長炭記念公園のオープンと時を同じくして後継者の育成にも取り組んできたところで、木炭生産者組合が行う炭焼きの技術指導に対して、市がその指導料という趣旨で補助金を交付している。  これまでの実績としては、平成10年から11年にかけて1名が、その後平成13年2月からは二人目の方が講習を受けられており、現在そのいずれの方も独立して秋津川に定住されている」との答弁がありました。  続いて、県事業で施工している田辺漁港海岸環境整備事業扇ケ浜総合整備)に関連して、水産振興並びに観光振興策という見地から、障害のある人も安全に利用できる釣堀公園の整備を県に要望してはどうかという提言に対し、「市が駐車場として整備している前方には、県事業として交流広場が整備され、その海側には釣りなどが楽しめるような親水護岸の整備が計画されている。県においても、現在のところ具体的な検討を行っているところでもあり、県当局とも十分相談しながらよりよい整備が図られるように努めていきたい」との答弁がありました。  続いて、田辺市中小企業信用保証料補助金にかかわって、委員から、特に中小零細企業においては不況のあおりを受け、資金面でも大変苦慮されている。当補助金についても、不況対策という見地から拡充してきたが、最近では金融機関をはじめ信用保証協会の審査自体も殊に厳しくなってきている実情の中、金融機関の貸し渋り対策等も含め、市としても積極的な指導力を発揮されるよう要望がありました。  続いて、商店街空き店舗対策について、湊本通りや栄町、北新町においても空き店舗が目立ってきている。そういった中で、一例としてNPO法人の事務所として空き店舗を活用してもらうことにより、商店街のにぎわいの創出につなげるよう関係団体と協議してはどうかとただしたのに対し、「商店街における空き店舗対策については、昨年から子育て支援のNPOをはじめ商店街振興組合連合会からも市に打診があった。市としても県中小企業振興公社空き店舗対策に係る協議をしているが、地元商店街の負担を伴う問題でもあるため、実現するまでにはまだいくつかの課題を抱えている。今後、商工会議所をはじめとする関係団体とも積極的な調整を図りながら、空き店舗の解消に努めたい」との答弁がありました。  また、観光行政について委員から、本市が有している様々な観光資源や観光スポット及び既存の観光イベントとの有機的な活用を図りながら外部からの誘客に努め、観光産業として収益性に視点を置いた取組を積極的に模索するよう意見がありました。  次に、建設部関係では、市内における通学路や交通量の多い道路での交通安全対策に係る取組をただしたのに対し、「国道については、国土交通省紀南工事事務所が実施している交通安全調査に基づき、必要と認める箇所から順次整備が図られている。一方、市道については、各町内会や学校等のご意見も十分に承りながら、現地調査をした上で年次計画にのっとり計画的な整備を行っている」との答弁があり、整備に当たっては、付近の交通量や危険性等も十分念頭に置き、関係各機関とも綿密な連携を図りながら、交通安全対策に努められるよう要望がありました。  続いて、小溝清掃委託料に関連して委員から、現在、各町内会単位で対応されている小溝清掃については、高齢化が急速に進展していることともあいまって、今後、地域における対応が困難なことも容易に予測される。これまでも本委員会においてたびたび議論してきたが、地元対応という原則はあるものの、高齢社会に適合した市道等公共施設の将来的な維持管理方策の検討に着手するよう意見がありました。  次に、水道部関係では、ペイオフ解除に向けた対応をただしたのに対し、「会計課が中心となって策定した『ペイオフ凍結解除に向けた田辺市の対応方策』にのっとり、万全な対応を図りたい」との答弁があり、内部留保資金の運用に当たっては、金融情勢等をも十分見極めた上で、適切な対応を図られるよう要望がありました。  また、上富田町から受水費の改定が打診されている状況の中、これまでの取組経過をただしたのに対し、「上富田町との現受水契約は平成5年に締結され、契約期間は平成13年度までとなっている。上富田町と白浜町とでは用水供給事業と分水事業という事業認可の内容に違いが見られることから、必要経費負担率の改定案として、白浜町と同様の3分の2の負担率に見直しを図りたいという趣旨を提示しているものの、現在までのところ合意には達していない」との答弁があり、本市の水道事業の経営状況を勘案したとき、今後においても収益性が見込めないという実情でもあることから、粘り強く協議しながら両者の妥結点を見出すよう意見がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成14年3月27日、建設経済委員会委員長、浅山勉。              (9番 浅山 勉君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、文教民生委員会委員長の報告を求めます。  13番、宮田政敏君。             (13番 宮田政敏君 登壇) ○13番(宮田政敏君)    委員長報告をいたします。  本委員会は、去る3月18日の本会議において付託を受けた条例の一部改正2件並びに平成14年度田辺市一般会計予算をはじめ各種会計予算のうち、本委員会所管に係るもの2件について、19日、22日及び27日にそれぞれ委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。  その結果、当委員会は、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第17号 公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償に関する条例の一部改正について、同議案第18号 田辺市立幼稚園設置及び管理条例の一部改正について、同議案第29号 平成14年度田辺市介護保険特別会計予算の以上3件については、いずれも全会一致により、同議案第19号 平成14年度田辺市一般会計予算のうち所管部分については、起立多数により、すべて原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑及び要望等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第17号 公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償に関する条例の一部改正についてでありますが、その詳細をただしたのに対し、「法律が一部改正され、市町村立の小中学校の学校医等の公務災害に係る公務災害補償について、都道府県の条例にかえて、市町村の条例に基づき実施することに伴う条例改正で、これらの公務災害に対する経費については、国と都道府県が2分の1ずつ負担していたが、このたびの法改正により、学校の設置者で、かつ補償の実施者でもある地方公共団体において、当該経費をすべて負担することになる」との答弁がありました。  次に、議案第19号 平成14年度田辺市一般会計予算のうち所管部分についてでありますが、まず、第3款民生費においては、保育所における時間延長保育の実施状況についてただしたのに対し、「これまで、みどり、会津、扇ケ浜、あゆみの4保育所において、午前7時もしくは午前7時30分から午後7時までの延長保育に取り組んできている。さらに、新年度から、もとまち保育所牟婁保育所において、同様に時間を延長して保育を行うこととしており、また、はやざと保育所においても、予定している施設の修繕が終了した時点で実施したいと考えている。残る他の保育所についても、延長保育の需要をとらえながら、必要に応じて実施していかなければならないと考えている」との答弁があり、委員から、延長保育を希望して遠くの保育所に入所する方もいるので、実施保育所の増加に努められたいとの要望がありました。  次に、第4款衛生費においては、ペットボトルリサイクル事業について、その取扱量の今後の見通しについてただしたのに対し、「この事業は、ふたば作業所プラスチックごみ指定袋等により収集されたペットボトルを分別、洗浄し、リサイクル可能な状態にしてリサイクル業者に引き渡すことにより、年間排出量の6割をリサイクル化している。今のところ、プラスチックごみ指定袋で収集している中から、ペットボトルだけを分別する作業は、処理ラインや人員の関係から処理量の増加は難しいと考えているが、拠点回収による回収量が増加すれば、分別作業等が省けるため、リサイクルに回せる量も増えると考えている」との答弁がありました。  また、ペットボトルのリサイクル原料としての排出量に対し、再利用商品の消費量が少ない現状において、市が率先して再利用商品の購入に取り組む必要があると考えるが、どのような取組をしているのかただしたのに対し、「循環型社会形成に向けて、市としても環境物品として再利用商品の購入に積極的に取り組んでいく必要性は十分認識している。新年度から、ごみ指定袋のうち事業系ごみ袋の一部について、ペットボトルを再利用した袋を試験的に導入することにしており、また、ペットボトルを再利用した合併処理浄化槽等の再利用商品についても、グリーン購入法に基づく制度の中で、環境物品として調達していけるよう取組を進めている」との答弁がありました。  第10款教育費においては、まず教育指導費にかかわって、学校教育におけるボランティア意識育成のための取組についてただしたのに対し、「各学校での総合的な学習や特別活動において、福祉施設の訪問や地域の高齢者に対する慰労など、様々なボランティア意識を高める取組をしている。各学校の担当者を集めて実践についての協議を行い、情報を交換する中で工夫を重ねながら、ボランティア意識育成を含む福祉教育の一層の充実に取り組んでいきたい」との答弁がありました。  次に、文化高等専修学校費においては、高等課程生や一般課程の生徒の増加のための取組についてただしたのに対し、「生徒募集時及び一般課程の教室開講時に市の広報に掲載している。今後は、例えば、市民総合センターにおいて、生徒の作品を展示するなど、実物を直に見ていただける機会を多く設け、本校で学ぶことにより、どのような技術が身に付くのか、どのような資格取得の一助になるのか等について、積極的に広報活動を行うとともに、一般課程においても工夫を凝らし、広い地域から大勢の方に興味を持って入学していただけるよう努めたい」との答弁がありました。  次に、公民館費にかかわって、今後の公民館主事の配置体制と施設建設に係る方針についてただしたのに対し、「学社融合の流れの中で、学校週5日制が完全実施され、週末の子供たちを、どのように地域で受け止めていくのかという大きな課題に対応していくためにも、例えば、谷ごとの公民館区をまとめたブロック制を敷いて、複数の主事が協議する中で、子供たち向けの催しやブロック全体のイベントができないか検討していく機会を設ける必要があると考えている。そうしたことから、新年度において、土曜日に限り、谷ごとに拠点となる公民館に主事が集まる機会を設け、様々な課題の対応策を検討していく取組を始めていきたいと考えている。  また、施設の建設については、近代的な公民館施設を持たない地域から、早期の建設の要望は以前から来ているところであるが、財政的な事情もあり、これまで学校教育施設の改築を優先的に進めてきた経過がある。しかし、今後は学社融合の精神からいっても、今後の学校教育施設建設の際には、地域のコミュニティの核となる複合施設とできないか検討していきたい」との答弁がありました。  次に、児童館費においては、今後の児童館のあり方についてただしたのに対し、「児童の福祉増進と心身の健全な育成及び助長を図るという児童館の重要性は、今後も変わるものではなく、小学校区を中心とする地域を対象として事業を行っていく必要があると考えている。しかしながら、地対財特法の期限を迎え、かつ学校週5日制が完全実施されるという状況の中で、人員配置や土曜日の運営方法、隣保館、地区公民館との整合性を図るなど様々な角度から検討し、児童館の将来構想を練り上げていきたい」との答弁があり、委員から、状況の変化に遅れることなく、人件費を含めて効率的な運営について検討するよう要望いたしました。  以上、委員長報告といたします。  平成14年3月27日、文教民生委員会委員長、宮田政敏。  以上であります。             (13番 宮田政敏君 降壇) ○議長(森 哲男君)    以上で、各常任委員長の報告が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論は一括して行います。  討論はありませんか。  討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  2番、芝峰進君。              (2番 芝峰 進君 登壇) ○2番(芝峰 進君)    23議案のうち4議案について、それは1定議案第19号 平成14年度田辺市一般会計予算、同議案第20号 平成14年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算、同議案第24号 平成14年度田辺市老人保健特別会計予算、もう一つ同議案第30号 平成14年度田辺市文里港整備事業特別会計予算、この4件について、反対の立場から討論に参加したいと思います。  私どもの会派には2名しかおりませんので、総務関係の委員会には、私が所属しております文教民生委員会が終わってから出席させていただいたので、少しの時間しか入れなかったわけでありますけれども、歳入の勉強をさせていただきました。その中で、世知辛くなってきたなと思ったところであります。例えば、市民税は、個人で7.9パーセント減、法人で21パーセント減と、厳しい経済というか景気の状況、こういうことが財政にも反映されてきておるなと、このように大変厳しくとらえたところでありますけれども、そういう中で、地方交付税は一体どうなっているのやろかということでありますけれども、普通交付税は、前年の65億円に対して、本年は62億円ということで、マイナス3億円、こういうことであります。そのかわりにと言ったら何ですけど、100パーセント交付税算入の借金が7億円計上されております。これはあくまでも借金であります。  こういうことから、本当に大丈夫かいな、市の財政運営と、こういう心配をしているわけでありますけれども、一つには、100パーセント交付税算入といいましても、借金が増え、市財政から見れば硬直化が進んでいくだけと。そのことから言えることは、政策的課題、あるいは市民サービス、こういう予算が制約されてくる。  二つ目は、国も地方交付税分のお金がない、国もないと、こう言っているわけでありますけれども、そういう中で、どうして大銀行やゼネコンの応援ばっかりするのか、ここに多くの予算をつぎ込んでいくのかと。お金あるやないか、こう言えるのですね。このことが、地方、国民いじめの政治、財政運営ではないのかと、こういうことです。  3点目は、本来、地方財政が困難なとき、1年、2年、3年と、困ったときには、交付税法にはちゃんと書いております。国税の交付税枠、32パーセントを1パーセントなり、2パーセントなり引き上げていくと、これが全国民が安心して暮らせる考え方でありますよと地方交付税法には書かれているわけであります。こういうことをしないで、基本的な本来やらなければならない国と地方の関係から逸脱しているのではないかと。交付税算入の借金をさせてあげるよということをとらまえて思うわけであります。これも3年という期限付きであるそうでございますけれども、小手先の財政運営やな、政治やなと、こういうことを思うわけであります。これでは、本当に地方分権どころか、財政的には逆立ちしているのではないかと、このように思い、先は大変暗いなと、このように思っているところであります。  さて、そういう厳しい財政事情の下で、例えば市民から要望のある少子化対策や子育て支援と、こういうところも予算が組めない状況に追いやられると。もう一つは、教育問題では、学校評議員制度についてでありますけれども、評議員はまだ決まっていないようでありますけれども、開かれた学校とこういうことについては、私は反対しているわけではないのでありますけれども、評議員が学校を監視するという、こういう可能性もなきにしもあらずと、こういうことで大変疑問に思っているところであります。  また、もう一つ大切な市町村合併協議会に対しての負担金1,000万円が計上されております、委員長報告にもありましたけれども。この間の一般質問でも言わせていただきましたけれども、住民合意が熟していないと、こういう問題。二つ目は、国によるあめとむちの押しつけの合併、こういう立場から予算計上についても問題があると、こう指摘せざるを得ないと思うのであります。  次に、1定議案第20号 国民健康保険事業特別会計でありますけれども、滞納が5億6,000万円余りと、こういう状況からして言えることは、今の痛みの押しつけをされて国民健康保険税が払いたくても払えない、そのことから医者に安心してかかれる体制ができていない、こういう中で、平成12年度決算で国民健康保険基金が約9億8,000万円、約10億円あるのです。本来は、住民に国保税の値下げとかで還元すべきではないのか、このことが今の痛みを押しつける政治から、市行政が市民の生活と医療、これを守っていく立場ではないのか、こういうように思うわけであります。  続いて、1定議案第24号 老人保健特別会計は、当初からいつも言っておりますけれども、この歳入では老人保健特別会計は安定することはないと、こういうことであります。  さらに、1定議案第30号 文里港整備事業特別会計、これ1億5,000万円余りの予算化がされております。かねてから、私どもは市民要望がない、目的も定かでなかった、こういう事業であると、こう指摘してきたところであります。  以上、23議案中4議案について、反対の立場を明らかにして討論といたします。              (2番 芝峰 進君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。  4番、大久保尚洋君。             (4番 大久保尚洋君 登壇) ○4番(大久保尚洋君)    平成14年度田辺市一般会計予算について所管する文教民生委員会における事項を中心に、賛成の立場から討論させていただきます。  本予算においては、市民の要望の強い保育所の時間延長に係る充実や、かねてより早期対策を必要としていた精神障害者やひきこもり対策などが盛り込まれていると。また、環境問題においても、循環型社会の構築を目指し、今後のリサイクルされたペットボトルの再利用についても、試行的ではあるが、ごみ袋を作成して取り組もうとしている、こういった問題についての取組が盛り込まれていると考えております。  また、教育におきましては、市民の要望の強い学校給食への調査・研究に対する予算や学校評議員制度導入についての予算等地域の声や、また開かれた学校を目指したものが多く盛り込まれていると考えております。今、市民生活においては、厳しい経済情勢の中、一刻も早く取り組まなければならない課題が山積しております。こうしたことによって、私は、平成14年度田辺市一般会計予算の可決を必要とし、賛成の討論とさせていただきたいと思います。  以上です。             (4番 大久保尚洋君 降壇) ○議長(森 哲男君)    他に討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより、ただいま議題となっております23件について、順次採決に入ります。 ◎日程第1 1定議案第9号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について ○議長(森 哲男君)    それでは、1定議案第9号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第9号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第9号は可決いたしました。 ◎日程第2 1定議案第10号 田辺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第10号 田辺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第10号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第10号は可決いたしました。
    ◎日程第3 1定議案第11号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第11号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について、お諮りいたします。  議案第11号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第11号は可決いたしました。 ◎日程第4 1定議案第12号 田辺市職員給与条例及び田辺市議会議員の報酬及び費用弁償等支給条例の一部改正について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第12号 田辺市職員給与条例及び田辺市議会議員の報酬及び費用弁償等支給条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第12号は可決いたしました。 ◎日程第5 1定議案第13号 田辺市農業用貯水池設置及び管理条例の制定について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第13号 田辺市農業用貯水池設置及び管理条例の制定について、お諮りいたします。  議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第13号は可決いたしました。 ◎日程第6 1定議案第14号 田辺市山村振興交流施設設置及び管理条例の制定について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第14号 田辺市山村振興交流施設設置及び管理条例の制定について、お諮りいたします。  議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第14号は可決いたしました。 ◎日程第7 1定議案第15号 田辺市漁港整備事業における分担金徴収条例及び田辺市漁港管理条例の一部改正について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第15号 田辺市漁港整備事業における分担金徴収条例及び田辺市漁港管理条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第15号は可決いたしました。 ◎日程第8 1定議案第16号 田辺市営住宅設置及び管理条例の一部改正について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第16号 田辺市営住宅設置及び管理条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第16号は可決いたしました。 ◎日程第9 1定議案第17号 公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償に関する条例の一部改正について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第17号 公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第17号は可決いたしました。 ◎日程第10 1定議案第18号 田辺市立幼稚園設置及び管理条例の一部改正について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第18号 田辺市立幼稚園設置及び管理条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第18号は可決いたしました。 ◎日程第11 1定議案第19号 平成14年度田辺市一般会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第19号 平成14年度田辺市一般会計予算については、起立により採決いたします。  議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(森 哲男君)    起立多数であります。  よって、1定議案第19号は可決いたしました。 ◎日程第12 1定議案第20号 平成14年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第20号 平成14年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算については、起立により採決いたします。  議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(森 哲男君)    起立多数であります。  よって、1定議案第20号は可決いたしました。 ◎日程第13 1定議案第21号 平成14年度田辺市簡易水道事業特別会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第21号 平成14年度田辺市簡易水道事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第21号は可決いたしました。 ◎日程第14 1定議案第22号 平成14年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第22号 平成14年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第22号は可決いたしました。 ◎日程第15 1定議案第23号 平成14年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第23号 平成14年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算について、お諮りいたします。
     議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第23号は可決いたしました。 ◎日程第16 1定議案第24号 平成14年度田辺市老人保健特別会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第24号 平成14年度田辺市老人保健特別会計予算については、起立により採決いたします。  議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(森 哲男君)    起立多数であります。  よって、1定議案第24号は可決いたしました。 ◎日程第17 1定議案第25号 田辺市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第25号 田辺市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第25号は可決いたしました。 ◎日程第18 1定議案第26号 平成14年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第26号 平成14年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第26号は可決いたしました。 ◎日程第19 1定議案第27号 平成14年度田辺市駐車場事業特別会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第27号 平成14年度田辺市駐車場事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第27号は可決いたしました。 ◎日程第20 1定議案第28号 平成14年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第28号 平成14年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第28号は可決いたしました。 ◎日程第21 1定議案第29号 平成14年度田辺市介護保険特別会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第29号 平成14年度田辺市介護保険特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第29号は可決いたしました。 ◎日程第22 1定議案第30号 平成14年度田辺市文里港整備事業特別会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第30号 平成14年度田辺市文里港整備事業特別会計予算については、起立により採決いたします。  議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(森 哲男君)    起立多数であります。  よって、1定議案第30号は可決いたしました。 ◎日程第23 1定議案第31号 平成14年度田辺市水道事業会計予算 ○議長(森 哲男君)    続いて、1定議案第31号 平成14年度田辺市水道事業会計予算について、お諮りいたします。  議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第31号は可決いたしました。 ◎日程第24 1定報告第3号 平成14年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから  日程第26 1定報告第5号 平成14年度財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで一括上程 ○議長(森 哲男君)    続いて、日程第24 1定報告第3号 平成14年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから、日程第26 1定報告第5号 平成14年度財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで、以上3件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました報告案件3件については、過日既に当局の説明が終わっておりますので、これより質疑を行います。 ◎日程第24 1定報告第3号 平成14年度田辺市土地開発公社の事業の計画について ○議長(森 哲男君)    それでは、まず1定報告第3号 平成14年度田辺市土地開発公社の事業の計画について、質疑に入ります。  議案書127ページから144ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第3号については、以上で終わります。 ◎日程第25 1定報告第4号 平成14年度財団法人田辺社会教育振興会の事業の計画について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定報告第4号 平成14年度財団法人田辺社会教育振興会の事業の計画について、質疑に入ります。  議案書145ページから148ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    質疑なしと認めます。  それでは、1定報告第4号については、以上で終わります。 ◎日程第26 1定報告第5号 平成14年度財団法人紀南文化会館の事業の計画について ○議長(森 哲男君)    続いて、1定報告第5号 平成14年度財団法人紀南文化会館の事業の計画について、質疑に入ります。  議案書149ページから154ページまでです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    質疑なしと認めます。
     それでは、1定報告第5号については、以上で終わります。 休 憩 ○議長(森 哲男君)    この場合、暫時休憩いたします。               (午後 1時53分)             ──────────────── 再 開 ○議長(森 哲男君)    休憩前に引き続き会議を開きます。               (午後 2時10分) ◎日程第27 委員会の継続審査について ○議長(森 哲男君)    続いて、日程第27 委員会の継続審査についてを議題といたします。  この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。  各常任委員会、議会運営委員会、各特別委員会の委員長から、目下、委員会において審査又は調査中であります、お手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第104条の規定により、閉会中も審査又は調査を継続いたしたい旨の申し出があります。  それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査について、お諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査又は調査を継続することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査又は調査を継続することに決しました。  以上をもって、本定例会に付議されました議案は、閉会中の継続審査とされたものを除きすべて議了いたしました。  他に発言、その他ありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    この場合、砂野総務部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  総務部長、砂野啓三君。             (総務部長 砂野啓三君 登壇) ○総務部長(砂野啓三君)    田辺市市税条例の専決処分についてのお願いです。  今国会に、個人住民税の非課税限度額の引上げ、新築住宅に係る固定資産税の軽減措置の適用期限の延長及び固定資産税における情報開示の推進等々が盛り込まれた地方税法の一部を改正する法律案が提出されております。  主な改正内容は、個人住民税の非課税限度額の引上げにつきましては、均等割の非課税限度額の加算額を15万2,000円から19万2,000円に、所得割の非課税限度額の加算額を32万円から36万円へ引き上げるものです。  新築住宅に係る固定資産税の軽減措置の適用期限の延長につきましては、本年3月31日までに新築された住宅に対して、新築後、一定期間の固定資産税が2分の1に軽減されますが、今回の改正により、その適用期限を平成16年3月31日まで2年間延長するものでございます。  また、固定資産税における情報開示の推進につきましては、納税者が固定資産の評価額が適正かどうかを判断しやすくするため、縦覧対象範囲を拡充することや固定資産課税台帳の閲覧制度及び固定資産の評価額等の証明制度を創設するとともに、借地人、借家人等が借地借家対象資産の固定資産税額を閲覧できる措置を講ずるものでございます。これらの法案が成立いたしますと、それに関連して、市税条例の一部改正が必要となります。したがいまして、成立され次第、市税条例の一部改正の専決処分をいたしたいと存じますので、よろしくご了承賜りますようお願い申し上げます。  以上です。             (総務部長 砂野啓三君 降壇) ◎市長閉会のあいさつ ○議長(森 哲男君)    それでは、市長から閉会に当たってのあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、脇中孝君。              (市長 脇中 孝君 登壇) ○市長(脇中 孝君)    本日、3月定例市議会の閉会に当たり、一言お礼のごあいさつを申し上げます。  3月4日に開会した本定例会も、皆様方の深いご理解とご協力の下、本日、無事最終日を迎えることができました。本会議中、議員各位におかれましては、終始真剣かつ熱心なご審議を通して、田辺市の将来へとつながる様々なご意見やご提言をいただくとともに、田辺市事務分掌条例の一部改正議案を除き、提出いたしました議案についてご賛同賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。  ご承認いただきました予算案につきましては、すべての市民の皆様方からお預かりした血税であるということを職員共々しっかりと肝に銘じ、その執行に際しては、わずかなりとも無駄にすることのないよう十分心して、厳正かつ効率的な運用に努めてまいりたいと考えております。  さて、3月に入って、例年になく暖かい日が続きましたせいか、今年は全国的に桜の開花も早いようで、この近辺でも場所によっては既に満開に近いところがあるなど、季節は一気に春本番を迎えようとしておりますが、一方、世の中はデフレ不況という暗く、厳しい真冬の状態から抜け出せずにいるというのが現実であります。こうした状況が、今後、短期間のうちに好転し、明るい方向へと改善することが望みがたい昨今の状況において、もはや旧態依然の枠組みや考え方のままでは多様化する行政への需要に対応し、一定のレベルの行政サービスを維持、確保すること自体が困難になる時期がいずれ訪れるということを広く市民の皆様方にも理解し、認識していただかなければならない時期に近づいているのかもしれません。  もちろんその前に、徹底した行財政改革により、行政のスリム化、効率化をさらに推し進めることが不可欠でありますし、また、我々行政に携わる者一人ひとりが、自らの意識改革を行い、世の中の流れや変化を敏感にとらえることのできる鋭い感覚とそうした変化に即応できる柔軟性や敏捷性を養わなくてはなりません。  さらに、行政の持つ様々な情報を広く市民の皆様に公開し、提供することにより、市民の皆様の知恵や力を地域社会の中に取り込み、必要としているところに還元することのできる新しい仕組みをつくり出すことも非常に大切になってまいります。  まもなく新しい年度が始まりますが、今年は、市制施行60周年という節目の年であるとともに、私にとりましても、3期目の最初の年であり、また現在、この地域が抱えている市町村合併という新たな枠組みについて、しっかりとした将来性や方向性を決しなければならない非常に重要な年でもあります。経済的な厳しさ、山積する重要課題、そして変化への迅速な対応等々これまで以上に前途多難な年になることと思いますが、これからの数年間が将来の田辺市を築く、しっかりとした礎の年となりますよう、懸命の努力を重ねてまいる所存でございます。  議員各位におかれましては、今後ともより一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。  また、報道関係各位には、いつもながら適正かつ迅速な報道を通して、市民の皆様への情報の周知に努めていただいておりますことに深く感謝を申し上げます。  この1年、各方面から、そして大勢の方々から賜りましたご厚情に対し、改めて厚く御礼を申し上げますとともに、新しい年度におきましても、皆様方の変わらぬお力添えをお願い申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつといたします。  ありがとうございました。              (市長 脇中 孝君 降壇) ○議長(森 哲男君)    市長のあいさつが終わりました。 ◎議長閉会のあいさつ ○議長(森 哲男君)    私からも一言、ごあいさつを申し上げます。  脇中市政3期目の最初の議会として、去る3月4日の開会以来、平成14年度当初予算並びに関連議案、条例等多くの重要議案を審議してまいりました本定例会も、本日をもって継続審査とされた議案を残し、すべてを議了し、無事閉会の運びとなりました。議員各位共々ご同慶にたえなく存じます。賜りましたご協力に厚くお礼申し上げます。  とりわけ現下の厳しい社会経済情勢の中で、本定例会においては、一般質問にかつてない15名の議員が登壇され、市政運営、市町村合併、防災対策、教育問題等々の行政諸課題について情熱あふれる議論を展開、当局の見解をただされました。伝統の下に、活力ある田辺市議会として、市民の期待にこたえられたものと議員諸兄に対し深く敬意を表する次第であります。  脇中市長以下、当局の皆様におかれましても、連日積極的にして緻密な対応をいただき、深く感謝申し上げます。新しい年度の開始を数日後に控えておりますが、一般会計予算をはじめ議決案件の執行に当たっては、審議の上で開陳されました議員の意見を十分尊重され、ご努力いただきたく、ご期待申し上げる次第であります。  私たち議員の任期もあと4カ月余りを残すのみとなりました。議員各位にはさらに地域の課題解決と市民の願いにこたえるべくご奮闘をお祈りしたいと思います。  なお、この3月31日付をもって退職される職員の皆様には、市政の上に日々ご苦労を続けてこられたことに対し、議長として、この場をお借りして深く感謝申し上げます。なかでも高地理事、高橋建設部長には、これまで本市行政推進の上に多大のご貢献を賜りました。心からお礼を申し上げますとともに、今後とも市政の高揚とまちづくりの推進にご協力くださいますようお願いしつつご多幸をお祈りいたします。  最後になりましたが、報道関係各位におかれましては、いつもながら適切かつ迅速な報道を賜り、厚くお礼を申し上げます。  土に親しめる良い季節がめぐってまいります。皆様方のご健康とご発展を願って、閉会に当たってのごあいさつといたします。  ありがとうございました。 閉 会 ○議長(森 哲男君)    それでは、これをもって平成14年3月4日招集の平成14年第1回田辺市議会定例会を閉会いたします。               (午後 2時23分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成14年3月27日                    議  長  森   哲 男                    議  員  松 本 定 市                    議  員  大 倉 勝 行                    議  員  八 山 祐 三...