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平成12年12月定例会(第1号12月 4日)

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  1. 田辺市議会 2000-12-04
    平成12年12月定例会(第1号12月 4日)


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    平成12年12月定例会(第1号12月 4日)             田辺市議会12月定例会会議録             平成12年12月4日(月曜日)             ────────────────   平成12年12月4日(月)午後1時開会  第 1 会議録署名議員の指名  第 2 会期の決定  第 3 3定議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算について  第 4 3定議案第20号 平成11年度田辺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決               算について  第 5 3定議案第21号 平成11年度田辺市食肉処理場特別会計歳入歳出決算につ               いて  第 6 3定議案第22号 平成11年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決               算について  第 7 3定議案第23号 平成11年度田辺市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算に               ついて  第 8 3定議案第24号 平成11年度田辺市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決               算について  第 9 3定議案第25号 平成11年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               歳入歳出決算について
     第10 3定議案第26号 平成11年度田辺市老人保健特別会計歳入歳出決算につい               て  第11 3定議案第27号 平成11年度田辺市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決               算について  第12 3定議案第28号 平成11年度田辺市駐車場事業特別会計歳入歳出決算につ               いて  第13 3定議案第29号 平成11年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳               出決算について  第14 3定議案第30号 平成11年度田辺市地域振興券交付事業特別会計歳入歳出               決算について  第15 3定議案第31号 平成11年度田辺市水道事業会計の決算について  第16 4定報告第 1号 専決処分事項について  第17 4定報告第 2号 専決処分事項の報告について  第18 4定議案第 1号 中央省庁等改革基本法等の施行に伴う関係条例の整理に関               する条例の制定について  第19 4定議案第 2号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につ               いて  第20 4定議案第 3号 田辺市都市計画審議会条例の一部改正について  第21 4定議案第 4号 田辺市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改               正について  第22 4定議案第 5号 田辺市青少年問題協議会設置条例の一部改正について  第23 4定議案第 6号 物品購入契約の締結について  第24 4定議案第 7号 土地改良事業の変更について  第25 4定議案第 8号 土地改良事業の実施について  第26 4定議案第 9号 土地の取得について  第27 4定議案第10号 町の区域の変更について  第28 4定議案第11号 字及び町の区域の変更について  第29 4定議案第12号 平成12年度田辺市一般会計補正予算(第7号)  第30 4定議案第13号 平成12年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算               (第2号)  第31 4定議案第14号 平成12年度田辺市食肉処理場特別会計補正予算(第1号)  第32 4定議案第15号 平成12年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(第1               号)  第33 4定議案第16号 平成12年度田辺市交通災害共済事業特別会計補正予算               (第1号)  第34 4定議案第17号 平成12年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算               (第2号)  第35 4定議案第18号 平成12年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第2号)  第36 4定報告第 3号 平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更につ               いて             ──────────────── 〇会議に付した事件  日程第1から日程第36まで             ──────────────── 〇議員定数 20名 〇欠  員  0名             ──────────────── 〇出席議員             議席番号   氏   名              1番  田 中 康 雄 君              2番  芝 峰   進 君              3番  鈴 木 太 雄 君              4番  大久保 尚 洋 君              5番  棒 引 昭 治 君              6番  高 垣 幸 司 君              7番  家根谷   覚 君              8番  天 野 正 一 君              9番  浅 山   勉 君             10番  山 本 紳 次 君             11番  初 山 丈 夫 君             12番  山 口   進 君             13番  宮 田 政 敏 君             14番  松 本 定 市 君             15番  大 倉 勝 行 君             16番  八 山 祐 三 君             17番  森   哲 男 君             18番  青 木 伸 夫 君             19番  稲 沢 勝 男 君             20番  熊 野 芳 和 君             ──────────────── 〇欠席議員  なし             ──────────────── 〇説明のため出席したもの             職  名      氏     名            市    長    脇 中   孝 君            助    役    鈴 木 信 行 君            収入役       柴 田   修 君            教育長       角   莊 三 君            水道事業管理者   弘 末   勉 君            企画部長      杉 坂 繁 一 君            人権推進課長    福 田 安 雄 君            総務部長      室 井 修 一 君            財政課長      山 崎 清 弘 君            保健福祉部長    田 中   憲 君            理    事    山 本   守 君            やすらぎ対策課長  福 田 徳 一 君            経済部長      平 本 寿 男 君            経済課長      庄 堂 琢 磨 君            建設部長      高 橋 進 一 君            理    事    桐 本 崇 生 君            理    事    坂 口 唯 之 君            業務課長      瀬 嶋 善 一 君            消防長       砂 野 啓 三 君            教育次長      藤 畑 富三郎 君            理    事    矢 倉 靖 彦 君             ───────────── 〇出席事務局職員             議会事務局長    木 村 一 美             議会事務局次長   福 井 量 規             議会事務局主任   中 田 信 男
                議会事務局主査   岡 野 哲 士             議会事務局主査   前 溝 浩 志 開 会 ○議長(森 哲男君)    地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまから本日招集の平成12年第4回田辺市議会定例会を開会いたします。               (午後 1時02分)             ──────────────── ◎市長招集あいさつ ○議長(森 哲男君)    日程に入るに先立ち、市長から本定例会招集のあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、脇中孝君。              (市長 脇中 孝君 登壇) ○市長(脇中 孝君)    本日、12月定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては大変ご多用の中、ご出席をいただき、誠にありがとうございます。  月日の経つのは本当に早いものでございまして、今年も残すところ1カ月足らずとなってまいりました。そしてまた、いよいよ今世紀も終わりを告げようとしております。一つの時代が終わり、新たな時代が始まろうとする時代の狭間にあって、これまでの歩みを顧み、その評価と反省の上に立って、これからを展望しなければならない、まさにそうした時期に来ているのではと思います。  20世紀、特にその後半の目覚ましい発展を支えてきた重厚長大型産業と大量生産、大量消費の社会・経済システムは、物質的な豊かさとともに、開発、発展の下、様々な負の遺産を生み出してまいりました。それはそれで当時としては正しい選択であったのだと思いますし、私たちもまた、これまでそうした営みの恩恵を随分受けてきたところであります。  しかしながら、長い年月をかけて、至るところに蓄積されてきた豊かさへの代償とでも言うべき社会のひずみが、私たちの暮らしそのものを脅かしかねない状況にまでなりつつある現在、これまでのライフスタイルを改め、自然環境や社会に与える負荷の少ない循環型社会への転換、構築を図っていくことは、21世紀を迎えようとする私たちの大きなテーマであり、また本年4月、地方分権に関連する法律も施行され、実施段階に入りましたが、地方自治体が、自己決定、自己責任が求められるとともに、少子・高齢化社会の高度かつ多様な行政サービスの提供、そして厳しい財政状況の中で、効率的な財政運営を行うための自主的な合併の推進も重要な課題でございまして、これから議員各位はもとより、市民の皆様方と共に一層真剣に取り組まなければならないと考えているところでございます。  さて、本議会におきましては、専決処分等の報告事項3件、予算に関するもの7件、条例に関するもの5件、その他8件についてご審議をお願いするものでございます。  議員各位におかれましては、それぞれの議案につきまして、よろしくご審議を賜り、ご賛同いただきますようお願い申し上げ、開会に際してのごあいさつにいたします。              (市長 脇中 孝君 降壇) 開 議 ○議長(森 哲男君)    それでは、お手元に配付の日程により、本日の会議を開きます。               (午後 1時06分)             ──────────────── ◎諸般の報告 ○議長(森 哲男君)    事務局長をして諸般の報告をいたさせます。  議会事務局長木村一美君。            (議会事務局長 木村一美君 登壇) ○議会事務局長木村一美君)    報告申し上げます。  去る11月27日付、田総第514号をもって市長から本定例会に提出の案件として、4定報告第1号 専決処分事項について等、報告案件3件及び4定議案第1号 中央省庁等改革基本法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について等、議案20件並びに議案参考資料の送付がありました。いずれもお手元に配付しております。  以上であります。            (議会事務局長 木村一美君 降壇) ○議長(森 哲男君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(森 哲男君)    日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第82条の規定により、本定例会の会議録署名人として、15番 大倉勝行君、16番 八山祐三君、18番 青木伸夫君、以上3人の諸君を、また会議録署名議員の予備議員として、19番 稲沢勝男君、20番 熊野芳和君、以上2人の諸君を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(森 哲男君)    続いて、日程第2 会期の決定を上程いたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から12月21日までの18日間と決定いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から12月21日までの18日間と決定いたしました。 ◎日程第3 3定議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算についてから  日程第15 3定議案第31号 平成11年度田辺市水道事業会計の決算についてまで一括上程 ○議長(森 哲男君)    続いて、日程第3 3定議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算についてから日程第15 3定議案第31号 平成11年度田辺市水道事業会計の決算についてまで、以上13件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました13件については、9月議会においてそれぞれ所管の常任委員会にその審査を付託し、かつ閉会中の継続審査としていたものであります。この場合、順を追って各常任委員長から報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  11番、初山丈夫君             (11番 初山丈夫君 登壇) ○11番(初山丈夫君)    総務企画委員会の報告を朗読をもって報告いたします。  委員長報告、平成12年9月27日の本会議において付託を受けた平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算のうち、当委員会の所管部分及び5件の特別会計歳入歳出決算について、当委員会は10月24日、25日及び12月4日の3回にわたって会議を開き、慎重に審査をいたしました。  その結果、当委員会は、委員会審査報告書に記載のとおり、3定議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算についてのうち当委員会の所管部分について、同議案第20号 平成11年度田辺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第24号 平成11年度田辺市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第25号 平成11年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第26号 平成11年度田辺市老人保健特別会計歳入歳出決算について及び同議案第30号 平成11年度田辺市地域振興券交付事業特別会計歳入歳出決算についての以上6件を、いずれも全会一致でこれを認定することに決しました。  委員会においては、歳入の確保状況と歳出予算の執行状況の詳細について聴取しつつ、行政効果等を主眼に審査いたしました。その過程において、委員からの質疑及び要望の主なものは、次のとおりであります。  議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算に係る財政状況についてでありますが、財政構造の弾力性を示す経常収支比率が前年度より4.5ポイント減少して89.4パーセント、公債費比率は0.5ポイント減少して22パーセント、また20パーセントを超えると起債の発行が制限される起債制限比率は、0.2ポイント増加し15.2パーセントとなっているが、平成11年度単年では1.5ポイント減少の14.5パーセントと、それぞれ減少の傾向にあるが、これらの主たる要因と今後の見通しをただしたのに対し、「比率が減少したのは、各種事業の実施に伴う公債費の償還の増加はあるものの国の臨時特例措置を活用して政府資金等の繰上償還を実施したことによるものである。経常収支比率の上昇や地方債の累増傾向は、今や地方財政全体の流れとなっており、今後も大変厳しい財政状況が続くものと認識している。したがって、今後も行財政改革を積極的に推進し、職員一丸となって、さらに効率的な行財政運営に取り組んでまいりたい」との答弁がありました。  次に、田辺市行政改革推進懇話会及び行政改革の成果についてただしたのに対し、「庁内組織として行政改革の実施方法などを審議する行政改革推進本部を設置しているが、国の行革推進方針の中に市民の意見を聞いて反映していくという指針があり、本市でも民間有識者における懇話会を設置し、行革推進本部で決定した内容を審議している。具体的には、実施内容に対する実績評価等とその年度の実施項目についてなど、財政が硬直した中での財源の確保をどのように進めていくか、また市の事務事業の中で民間委託できるものにはどのようなものがあり早く委託できないのか等の意見をいただき、これらを実施計画に反映していくことになる。次に、平成11年度における経費の節減額の主なものは次のとおりである。民間委託による職員経費3,200万円、補助金・負担金の見直し3,300万円、市債の繰上償還による利息の軽減1億76万円、定員管理では5年間で定員の3パーセント削減計画により5,355万円、その他諸経費関係で1,267万5,000円などで合計約2億5,000万円の節減になっている」との答弁がありました。  依然として厳しい社会経済情勢が続く中、市税や地方交付税の増加も期待できず、反面、人件費や施設の維持管理費等の経常経費の増加、都市基盤の整備、教育施設、生活環境の整備等々、多くの課題が山積している。そのような中で、行政が真に責任を負うべき範囲、緊要度の高い事務事業の選別、受益と負担の公平確保等に十分検討を加えるなど、市行政改革大綱の推進に向けて、今後とも一層の取組を要望いたしました。  次に、企画部関係では、まちづくりがんばれ補助金の今後の方向性をただしたのに対し、「毎年、まちづくりがんばれ補助金については、250万円の予算措置をし、4月から6月の間に市民に募集しているが、事業活動費としての性格上、一定の枠をはめていく必要があるため、毎年、必ず予算執行しているわけではない。この補助金はハード事業に対する支援施策であるが、熊博後の取組の中で、市としてはさらにソフト事業を進展させていくことを目標として、市民主体の活動を支援していく制度を作っている。今後、まちづくりがんばれ補助金の募集要綱を再検討する部分もあるが、市民活動が活発になる環境を作るためにもソフト・ハードの両面で熟度の高い制度にして今後も続けていきたい」との答弁がありました。  消防本部関係では、無線簡易基地局及び消防団への消防無線機を増設し、通信指令体制の充実を図った効果及び指揮体制についてただしたのに対し、「無線簡易基地局は、広域的な災害に使用される消防無線の全国波の周波数を送受信するためのもので、専用機を設置したことにより、広域災害発生時には通信手段が確保され、他市町村の消防機関との情報伝達が円滑に行われる。また、消防無線機については、消防団の幹部に配備するため、4年計画で購入してきたものが平成11年度で完了し、災害現場において、消防団指揮本部から出動分団へ消防無線により直接指揮命令できることとなり、現場指揮体制の整備が図れ、さらに台風等の市内全域で発生した災害時には、各分団からの地域の被害状況を消防本部に連絡できるなど、より迅速・的確な情報収集が可能となった」との答弁がありました。  消防体制の充実はもとより、市民全体に対する火災をなくする運動の啓発活動など災害を防ぐ基本である予防に対しても、その取組をさらに充実、強化してほしい旨を要望いたしました。  次に、地方バス路線運行維持対策費補助金の内容と、今後の乗合バス事業の支援をどのようにしていくのかただしたのに対し、「乗合バス事業については、著しいマイカーの増加や過疎化の進行等による輸送人員の減少のため、全国的に乗合バス事業の遂行が困難となっている。このため、国及び県では地方バス路線維持費補助制度により、乗合バス事業の運行が困難になっているバス事業者に対し、経常費用と経常収益の差額を補助しているところである。加えて、市でも経費の一部を国及び県とともに補助しているところであり、平成11年度は、上芳養線、稲成線、西原線、龍神線などの路線に対して、約2,800万円の補助金を支出し、地域住民の生活交通の確保に努めてきたところである。乗合バス事業の支援については、平成13年度において国の地方バス路線維持費補助制度の見直しが予定されているので、今後とも県及びバス事業者など関係機関とより一層の連携を図るとともに、地域の実情を勘案しながら、必要不可欠な生活交通を確保するための方策を検討していきたい」との答弁がありました。  次に、選挙費について、ポスター掲示板の処理についてただしたのに対し、「ポスター掲示板は、現在、市では330カ所に設置している。材質については、風や雨に強く、設置や撤去が容易にできるベニヤ板を使用し焼却処分をしていた。しかし、ベニヤ板は焼却時にダイオキシンや窒素酸化物等の有害物質が発生するため、本年9月の県知事選挙からペットボトルを熱で溶かしたリサイクル原料の掲示板を取り扱う業者3社から見積もりを取り、入札で落札した業者のペット樹脂再生ポスター掲示板を使用している」との答弁がありました。  次に、議案第30号 平成11年度田辺市地域振興券交付事業特別会計歳入歳出決算について、地域振興券経済活性化への効果についてただしたのに対し、「市の経済活性化については、主に地元商業者の経済効果ととらえている。地域振興券を利用した方にアンケート調査をした結果、大型店の利用割合は1種・2種を合わせて約43パーセントで、それ以外は57パーセントである。商店街では26パーセントの利用があり、全体の約4分の1が商店街で買い物をしたことになり、金額的には取扱登録店からの換金請求額4億1,932万9,000円のうちの約1億円が商店街で使われたことになる。また、利用場所別の購入商品を見ると商店街地域では衣料品の購入割合が高く、大型店については衣料品の購入割合も高いが、食料品も同じ割合で購入されたという結果が出ている。若い世代については大型店の利用が非常に多く、消費意欲の旺盛な方々は大型店に流れているように思われる。また、最寄り品と買い回り品の購入の違いについてだが、買い回り品の特に衣料品や耐久消費財を購入した方は、地域振興券のほか予定外の買い物をしたと思われ、金額的には把握できないが、地域振興券を使ったことで約14パーセントの方が予定外の品物を購入し経済の活性化に貢献したと思われる」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成12年12月4日、総務企画委員会委員長初山丈夫。             (11番 初山丈夫君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、建設経済委員会委員長の報告を求めます。  9番、浅山勉君。              (9番 浅山 勉君 登壇) ○9番(浅山 勉君)    建設経済委員会委員長報告を朗読をもって報告させていただきます。  本委員会は、平成12年9月27日の本会議において付託を受けた平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算のうち、当委員会に付託された部分及び特別会計6件の歳入歳出決算について、閉会中の去る10月16日及び17日並びに12月4日にそれぞれ委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。  その結果、当委員会は、委員会審査報告書に記載のとおり、3定議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算のうち当委員会に付託された部分は起立多数によりこれを認定することに決したほか、同議案第22号 平成11年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第23号 平成11年度田辺市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第27号 平成11年度田辺市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第28号 平成11年度田辺市駐車場事業特別会計歳入歳出決算及び同議案第29号 平成11年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算について並びに同議案第31号 平成11年度田辺市水道事業会計の決算について、以上6件については、いずれも全会一致により、これを認定することに決しました。  以下、各会計における予算の執行状況と併せて、行政効果等を主眼に審査を進めてまいりましたが、その経過の要点について報告申し上げます。  まず、議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算のうち付託を受けた歳出予算についてでありますが、経済部関係では、第6款農林水産業費において、第4項水産業費における扇ケ浜海岸環境事業である簡易浄化施設基本設計策定業務委託料にかかわって、施設の詳細説明を求めたのに対し、「当施設については、現在県営事業として整備が進められている扇ケ浜総合整備事業における海水浴場の整備に伴う当該地周辺の生活排水処理施設設置である。従前からも、保健所が毎年実施している水質検査では、周辺の海水浴場同様の水質基準を確保しているものの、この整備を契機として、より高度に浄化された海水浴場としての水質をPRしていきたいと考えており、海水に含まれる浮遊物質の除去処理と併せて大腸菌類についても完全滅菌処理をしたいと考えてはいるが、抜本的な3次処理までを行うという性格のものではない。なお、最終放流水については、突堤内部に配管処理を施し、約270メートル沖合に放流したいと考えているところであり、処理施設そのものの設置費用については、現在、県営事業の一環としての整備が図られるようお願いしているところで、概算事業費として約5,000万円程度を見込んでいる」との答弁があり、委員から、まずは市民の皆さん方に海水浴場を利用していただき、扇ケ浜に親しんでもらうというのが基本ではあるが、隣接地には白良浜という全国的にも有名な海水浴場がある中での誘客を図らなければならないことをも考慮すると、訪れた皆さん方が、なるほど泳いで気持ちが良いというような魅力のある海水浴場の整備に努めるとともに、将来的には積極的な観光振興につながるような付帯設備の整備についても、この機会に併せて検討されるよう意見がありました。  また、第7款商工費について、田辺市中小企業信用保証料補助金にかかわって、委員から、当該制度については中小企業者の経営安定に資するため、県が実施する中小企業融資制度に係る県信用保証協会の信用保証料の2分の1の補助をはじめ、不況対策特別資金などに係る融資制度であり、本市においても当該融資制度を積極的に利用されているのが実情である。現在の経済情勢を斟酌すると、まだまだ先行きが不透明でもある中、市としても県当局に対して融資制度の延長も含めた制度の充実を要望されるよう意見がありました。  また、ベンチャー企業の育成ということにかかわって、市ではベンチャー企業支援セミナーの開催や産官学の交流事業及び各種支援ネットワーク事業に力を注いでいる。そういった中で、ベンチャー企業の育成という視点から、今後どのような方針で事業を展開されるのかについてただしたのに対し、「ベンチャー企業への支援については、日本経済活性化策のひとつとして平成11年度より国において取組を進めているところであり、市においては、平成11年度にはベンチャー企業支援セミナーの開催をはじめとして、県における担当部門である中小企業振興公社や工業技術センター、和歌山大学にある地域共同研究センターなどと連携を図り、地元企業を対象にした交流事業を開催した。今後の取組としては、女性の社会進出が従来に比して高まってきている状況にあることから、現実に成功を収めた女性起業家を招いての講演会の開催をはじめとして、単にこういった講演会や交流事業にとどまらず、例えば、様々な試験分析や共同研究などを関係機関に委託した際に発生する費用等について、現在、具体的な視点から、何らかの形で側面的な支援ができないかということを鋭意検討しているところでもあり、できるだけ早い時期に関連予算を計上できるよう取組を進めていきたい」との答弁があり、委員からベンチャー企業の育成という観点から最も大切なことは、対象となるのはまさにこれから事業を起こそうとする初期段階にある企業でもあることから、往々にして資金面で行き詰まり断念するというのが全国的な傾向でもある。よって、起業の初期の段階から、主に資金面でどのようにサポートしていけるのかという点に立脚したシステムの構築が何よりも必要不可欠であると思われるので、県や国に対して強く支援策の充実を図られるよう要望がありました。  また、観光費の審査の過程で、昨年の南紀熊野体験博開催にあわせてJR紀伊田辺駅前に設置された南紀田辺観光案内センターの利用状況についてただしたのに対し、「当観光案内センターについては、平成11年4月にオープンして以来、本年の3月までの1年間で約1万2,000人余りの方々にご利用いただいている。今後とも周辺市町村の観光協会など観光関係団体とも積極的に意見交換を行い、当センターを核として広域的な見地から観光振興に向けた取組を進めてまいりたい」との答弁がありました。  次に、建設部関係についてでありますが、第8款土木費において、道路維持費及び道路舗装費にかかわって、委員から、旧市街地では特に高齢化が急速に進んでいる現況にあり、町内における私道の管理という点では、たとえ市がセメントなどの原材料費を支給してくれたとしても、地元のみでの対応に非常に苦慮されている地域もあるのが実情であり、市道認定された道路のみならず、場合によっては私道であっても地域の実情に即した取組が求められるのではないかとただしたのに対し、「市として管理するのは、基本的には市道認定された道路というのが原則だが、私道と言えども公共性の強いと思われるものも見られることから、これまでも、例えば地元町内会等から市に要望をいただくなどして、地域の具体的な実情を勘案する中で対処してきている。ただ、市道管理が原則でもあり、そのすべての事例に対応するには困難があるのも事実ではあるが、今後ともそれぞれの地域における状況等を総合的に判断しながら、適切な対応を図ってまいりたい」との答弁があり、これに関連して委員から、小溝清掃についても、同様の事由によって大きな溝蓋を持ち上げるのが困難であり、その対応に苦慮しているという趣旨の相談を受けるが、市の取組についてはどうかとただしたのに対し、「指摘のとおり、市中の高齢化が急速に進展していることから、60キロ近くある溝蓋を高齢者の皆さん方が自力で持ち上げるのは困難であることは十分承知しているところである。この点についても、先ほどの事例と同様に地元対応が原則としてあるものの、市としても町内の清掃日に合わせて溝蓋を持ち上げる道具をお貸しするなど、場合によっては、職員も派遣して応援しているというのが実情であり、従前から地域の実態に即した対応を図ってきているところである」との答弁がありました。  また、道路舗装費の工事請負費における不要額が計上されていることに関し、委員から、道路の維持管理に係る市民からの要望については、年間を通じて非常に多いという現況にあって、入札差額などの様々な要因があるにせよ、市としても、道路の維持管理における市民からの様々な要望等については、当然十分承知していることと思われるので、こういった市民生活に直接かかわりの深い予算については、可能な限り予算執行に努められるよう、今後とも十分検討の上、対処されたい旨の意見がありました。  また、港湾費における各種業務委託料にかかわって、今後、どの程度の費用を市が負担するのかについてただしたのに対し、「新港湾の整備については、全体事業費は約30億円であり、そのうちで市の単独事業費については9億円程度を見込んでいる。市単独事業費を除く21億円については、県事業で施工されることとなっており、そのうち、市としては国庫補助事業の6分の1の約3億円余りの負担を見込んでいる」との答弁がありました。  次に、水道部関係についてでありますが、議案第23号 平成11年度田辺市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について、委員から、平成10年度より上芳養日向地区の給水区域を東郷地区にも拡張しているところだが、これまでの実績では水量の面で心配はないのかについてただしたのに対し、「上芳養地区の給水区域の拡張ということについては、現在、古屋谷地区において、農林事業の認可を受けた中山間地域総合整備事業の一環として鋭意整備が進められているところである。指摘されている水量の確保という点では、谷水などを浄水池において確保していることから、現在のところ水量的には何ら心配はしていない」との答弁がありました。  次に、議案第31号 平成11年度田辺市水道事業会計の決算について、有価証券の取得に当たっては、まず、公的資金の運用ということを念頭に置くべきで、総合的な見地から綿密にして十分な検討を行い、今後とも慎重に対処されたい旨の要望がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成12年12月4日、建設経済委員会委員長、浅山勉。  以上です。              (9番、浅山 勉君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、文教民生委員会委員長の報告を求めます。  13番、宮田政敏君。             (13番 宮田政敏君 登壇) ○13番(宮田政敏君)    文教民生委員会の報告を朗読をもって申し上げます。  委員長報告、平成12年9月27日の本会議において付託を受けた平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算のうち、当委員会に付託された部分及び特別会計1件の歳入歳出決算について、当委員会は、閉会中の去る10月17日及び18日並びに12月4日に委員会を開催し、当局の説明を聴取しつつ慎重に審査をいたしました。
     その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、3定議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算のうち当委員会に付託された部分は起立多数により、また、同議案第21号 平成11年度田辺市食肉処理場特別会計歳入歳出決算については全会一致により、これを認定することに決しました。  審査の過程においては、各会計における予算の執行状況と併せて行政効果等を主眼に審査を進めてまいりましたが、その中で、委員からの質疑及び要望の主なものは次のとおりであります。  まず、教育委員会関係では、不登校問題及びいじめ問題についてただしたのに対し、「不登校問題については、小中学校ともに増加傾向を示しており、子どもや保護者への対応等について、不登校問題対策委員会の助言を基に、各学校において全力で取り組んでいるところである。いじめ問題については、平成11年度は教育委員会に8件の報告があったものの、いずれも軽度なものであって既に解決済みである。また、こころの教室相談員を東陽中学校、明洋中学校、高雄中学校、衣笠中学校の4校に配置しているが、生徒が気軽に相談員と話をする中で、生徒のストレスが解消されたり、相談員と担任との連携により指導しやすい状況が作り出されるなどの効果が認められるとの報告を受けており、不登校やいじめに対する早期対応の効果も期待されることから、今後も学校の希望に応じて相談員の配置を考えていきたい」との答弁がありました。  次に、基礎学力向上推進事業について、実情とその成果をただしたのに対し、「本事業対象地区生徒の高等学校進学率は、年々上昇する傾向を示しているものの、なお市全体とは若干の格差がみられる。今後、この格差をどのように埋めていくかという課題があり、学校、町内会、児童館、子ども会等関係機関と連携を深めつつ、地域全体で教育に対する関心を高めるための取組を進めているところである」との答弁がありました。  次に、市立図書館の利用状況及び将来の展望をただしたのに対し、「管内が手狭で、収蔵図書も利用できる机も少ない状況であるが、利用者は非常に増加している。全国的にインターネットに代表される情報通信技術等を活用する構想が急速に広がる情勢でもあり、図書館協議会とも意見交流しながら、将来構想を慎重に検討していきたい」との答弁がありました。  次に、児童館の今後のあり方についてただしたのに対し、「平成13年度末に継続措置が終了した後も、引き続き校区全体を一つの活動範囲とし、児童の館として活動を推進していく。児童館のない地域については、社会教育施設等を活用して活動に取り組み、今後の国、県の動向も見定めながら、市全体で公民館と一体となった活動ができるような方向で取り組んでいきたいと考えている」との答弁がありました。  次に、保健福祉部関係では、ごみの減量対策の成果についてただしたのに対し、「ごみ減量対策として、ごみ減量及びリサイクル推進への市民意識の向上、指定袋事業の定着による分別の徹底、子どもクラブ等地域の団体による資源回収の推進、資源ごみ回収運搬事業への助成、容器包装リサイクル法に伴うペットボトルの店頭回収の実施、生ごみ処理容器購入補助金により生ごみ処理容器の普及を図った結果、ごみ総処理量は前年度比で4.3パーセント減少し、再資源化率については、全国平均より高い14パーセントとなっている」との答弁がありました。  次に、子育て支援短期利用事業の実情をただしたのに対し、「この事業は、一時的に家庭での児童の養育が困難になった場合に、その児童を児童福祉施設において養育するというものである。平成11年度においては、実際の利用者は少なかったものの、市民からの相談や要望もあることから、今後も継続していく予定である」との答弁があり、さらに委員から、利便性の向上を図るという観点から、事業の委託先を拡大するよう要望いたしました。  次に、教育委員会と保健福祉部の両方に関係して、少子化対策臨時特例交付金の活用状況をただしたのに対し、「当該交付金については、平成11年度における国の少子化対策に係る制度の一環として約8,800万円が交付され、そのうち約42パーセントを無認可保育所を含む民間保育所と民間幼稚園に配分しており、障害者対応トイレや保育室等のエアコン整備費、総合遊具やピアノ等の備品購入費として使用されたところである。残りは少子化対策基金として積み立てており、平成12年度において、交付額の約41パーセントを市立保育所と市立幼稚園に対するエアコン整備等のために活用したほか、残りの約17パーセントは学童保育の充実と児童公園の整備のために予算化している」との答弁がありました。  また、そのほかに委員から、社会的ひきこもりや障害者に対する様々な施策に対して、担当部署間の連携はもちろんのこと、できる限り各種関係機関等との連携強化を図り、効果的に実施するよう要望いたしました。  以上、委員長報告といたします。  平成12年12月4日、文教民生委員会委員長、宮田政敏。  以上であります。             (13番 宮田政敏君 降壇) ○議長(森 哲男君)    以上で、各委員長の報告が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論は一括して行います。  討論はありませんか。              (「討論あり」の声あり) ○議長(森 哲男君)    討論があるようですので、この場合、委員長の報告は、いずれも認定であります。  よって、認定に対する反対討論の発言を許可いたします。  2番、芝峰進君。              (2番 芝峰 進君 登壇) ○2番(芝峰 進君)    議案13件のうち3件について、一つは、3定議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算についてと、二つ目は、議案第20号 平成11年度田辺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、三つ目は、議案第26号 平成11年度田辺市老人保健特別会計歳入歳出決算について、以上3件について反対の立場から討論に参加したいと思います。  もうそろそろ年越しの準備とか忙しい季節になってくるわけでありますけれども、商売されている方、あるいは農業や漁業、あるいは勤め人、勤労者、こういう方々と会っても、大変明るい話というのか、こういうものはあまり聞かれず、多いのは、暗い話が多いわけであります。こういう中で、今年の年越しも大変厳しいなと、こういうことが多く聞かれます。地球は温もりあるけど、市民生活は冷えっぱなしやなと、こういう中、11年度各種決算、こういうことを考えるわけでございます。  一つは、民生費の保育所費、この中に今年も4億6,179万円の超過負担が出ております。これは言うまでもなく、国の負担責任分を当時10分の8、8割負担から半分の10分の5に切り縮められたものであって、年間4億6,179万円ですから、10年以上経ってるわけですけれども、10年だとしても、約46億円、こういうお金が地方財政を圧迫、さらにこれが市民負担の肩へ重くのしかかってきていると。これはただ、民生部の保育所と、こういう中でこれだけです。本来の政治の責任を放棄したと、こうも言えるのではなかろうかと思います。  こういう中で、最近やたらと口先で子育て支援と、こういうことを取り繕おうとしておりますけれども、所詮、少子化対策が解決するわけもないと、このことから言えるのではないでしょうか。もちろん、少子化対策は、保育所費だけがその原因だと、こう言ってるわけではないのです。こうした政治の背景ですね、なぜ住民にここまで負担を背負わせなければならないのかということですけれども、アメリカには追随していくと。大もうけのゼネコンや金融、デパート、最近ですけど、こういう応援をせないかんからね、ここの国民向け、市民向け、こういうところを削らないといけない、こういう税の配分の仕方、これがいわゆる憲法の主権在民、国民主権から逆立ちした政治姿勢の端的な一つの表れやと、こう言えるのではないでしょうか。  そういった政治のしわ寄せが、例えば、生活排水対策が全国でも遅れている部類、こういう重点地域に指定されている。繰越明許費もまだ残されておりましたけれども、こういう状況。あるいは、もう一つは、中小企業勤労者生活資金貸付の残高、不用額はゼロ。勤労者の一定の要望はかなえておるけれども、ゼロになるということは、足りないのではないかと、こう言えるのではないかと思います。こういう大変これも寂しい状況ですね。こういったことからして、生活不安に対応しきれていないなと、行政、政治が。このようにして、消費不況、買い控えとか、将来のことを思ったらとてもじゃないけれども買えんと。買わんものやから、また売れないものやから、生産縮小、あるいはリストラによって、どんどん税も減少していくと。さらに、このことが失業増大、将来不安、こういうことに追い打ちをかけていくと。これがまた、回り回って、消費不況と、この悪循環を繰り返しているわけであります。景気はもう縮み上がってきてる。先の見通しが立たないと、こう言えるのではないでしょうか。  こうした財政の硬直化の中での予算配分、一つは市民要望もない中での文里湾改良事業に3,938万円の調査や委託料、無駄としかいいようのない土改連負担金は442万円、こういうことをただしてですね、こういう方向ではなくて、先ほど建設経済委員会委員長報告にも触れられておりますけれども、小溝清掃や道路舗装、あるいは道路維持費及び道路舗装費等、こういうことで報告ありましたけれども、生活関連の道路舗装費や農道整備事業、また教育の文化活動児童派遣費など、こういうことの増額に回すのが本来あるべき姿じゃないのかなと、こう思うのです。さらに、今年度、この11年度は、約12億円の余力を残しての決算、まあ始末ということですけれども、予算の配分、あるいは予算の使い方、ここに市民不在の政治、こう指摘せざるを得ないのではないかと、このように思うわけであります。  国保事業特別会計について、これも国の負担金削減で、地方や住民に大変なしわ寄せ、負担を覆いかぶせておると。そうした中において8億3,410万円、この黒字決算ですね。ここで先の税条例改定時において、減税対象外になった方がかなりあったわけでありますけれども、こういうときにこそ、そういう世帯の対策に充当すべきではないのかと、このように思うわけであります。  老人保健特別会計については、老人を敬う、このような医療保険の実態とあまりにもかけ離れた状況、これは今さら言うわけでもないと思うのですけれども、今後、さらに医療費の定率制導入など、お年寄りの方の負担増額が予定されているところであります。こういうことからして、本当に豊かで安心して暮らせるまちにと、こう願う政治に対して、本当に決算を見ながら、そういう状況に疑問を感じざるを得ないと、こう思いまして、私はこの11年度決算の3案件について、反対をしたいと思います。              (2番 芝峰 進君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、認定に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。  13番、宮田政敏君。             (13番 宮田政敏君 登壇) ○13番(宮田政敏君)    13番議員の宮田でございます。賛成討論をさせていただきます。  2番議員の方から、三つの点において反対であるという論点がありましたけれども、まず、国の税の配分が主権在民に逆行しているのではないかと。私も、一生活者としてですね、銀行に対するもの、それから大企業に対するものをそりゃ私の方に回してほしいというのはもっともでございますが、国全体の景気、あるいは金融不安、そういうものを解消するために、いたし方なく政府もやっていることだというふうに認識をしております。田辺市において、予算配分が市民不在であるということで、文里湾など反対されているわけですけれども、文里湾の事業も、前回の議会におきまして、賛成討論をさせていただいたとおり、市民の耐震バースなどはですね、新宮、田辺、御坊、和歌山と必ずなくてはならないものであるというふうに認識しております。  国保及び老人保健につきましてはですね、2番議員のおっしゃる豊かで安心して暮らせるまちというのは、市民共通の願いであるというふうに思います。そういうところで、予算が非常にこれもたくさんあればこしたことはないわけでございますけれども、なぎさ・めばえ保育所などが建設されて、それが徐々に充実してきているのも、また事実でございます。そういうところから、この平成11年度決算についてはですね、各委員会とも認定をさせていただいたと、こういうふうに認識をしているところであります。これをもって、私はこれについては賛成であるというふうにさせていただきます。  以上であります。             (13番 宮田政敏君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、認定に対する反対討論の発言を許可いたします。  他に討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより、ただいま議題となっております13件について、順次採決に入ります。 ◎日程第3 3定議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算について ○議長(森 哲男君)    まず、3定議案第19号 平成11年度田辺市一般会計歳入歳出決算については、起立により採決いたします。  3定議案第19号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(森 哲男君)    起立多数であります。  よって、3定議案第19号は認定することに決しました。 ◎日程第4 3定議案第20号 平成11年度田辺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出                決算について ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第20号 平成11年度田辺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算については、起立により採決いたします。  3定議案第20号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(森 哲男君)    起立多数であります。  よって、3定議案第20号は認定することに決しました。 ◎日程第5 3定議案第21号 平成11年度田辺市食肉処理場特別会計歳入歳出決算に                ついて ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第21号 平成11年度田辺市食肉処理場特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  3定議案第21号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第21号は認定することに決しました。 ◎日程第6 3定議案第22号 平成11年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出                決算について ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第22号 平成11年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  3定議案第22号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第22号は認定することに決しました。 ◎日程第7 3定議案第23号 平成11年度田辺市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算               について ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第23号 平成11年度田辺市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  3定議案第23号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第23号は認定することに決しました。 ◎日程第8 3定議案第24号 平成11年度田辺市交通災害共済事業特別会計歳入歳出                決算について ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第24号 平成11年度田辺市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  3定議案第24号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
                 (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第24号は認定することに決しました。 ◎日程第9 3定議案第25号 平成11年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会                計歳入歳出決算について ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第25号 平成11年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  3定議案第25号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第25号は認定することに決しました。 ◎日程第10 3定議案第26号 平成11年度田辺市老人保健特別会計歳入歳出決算に                 ついて ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第26号 平成11年度田辺市老人保健特別会計歳入歳出決算については、起立により採決いたします。  3定議案第26号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(森 哲男君)    起立多数であります。  よって、3定議案第26号は認定することに決しました。 ◎日程第11 3定議案第27号 平成11年度田辺市農業集落排水事業特別会計歳入歳                 出決算について ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第27号 平成11年度田辺市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  3定議案第27号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第27号は認定することに決しました。 ◎日程第12 3定議案第28号 平成11年度田辺市駐車場事業特別会計歳入歳出決算                 について ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第28号 平成11年度田辺市駐車場事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  3定議案第28号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第28号は認定することに決しました。 ◎日程第13 3定議案第29号 平成11年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計歳                 入歳出決算について ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第29号 平成11年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  3定議案第29号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第29号は認定することに決しました。 ◎日程第14 3定議案第30号 平成11年度田辺市地域振興券交付事業特別会計歳入                 歳出決算について ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第30号 平成11年度田辺市地域振興券交付事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  3定議案第30号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第30号は認定することに決しました。 ◎日程第15 3定議案第31号 平成11年度田辺市水道事業会計の決算について ○議長(森 哲男君)    続いて、3定議案第31号 平成11年度田辺市水道事業会計の決算について、お諮りいたします。  3定議案第31号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、3定議案第31号は認定することに決しました。 ◎日程第16 4定報告第1号 専決処分事項についてから  日程第36 4定報告第3号 平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更についてまで一括上程 ○議長(森 哲男君)    続いて、日程第16 4定報告第1号 専決処分事項についてから、日程第36 4定報告第3号 平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更についてまで、以上21件を一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、脇中孝君。              (市長 脇中 孝君 登壇) ○市長(脇中 孝君)    提案説明を申し上げます。  ただいま上程されました議案は、専決処分報告2件、条例に関するもの5件、予算に関するもの7件、その他7件でございまして、その概要についてご説明申し上げます。  まず、報告第1号 専決処分事項についてでありますが、平成12年度田辺市一般会計補正予算(第6号)につきましては、去る9月11日から12日にかけての大雨により被災した農林施設の災害復旧費を計上するとともに、地方債を専決処分により補正したものであり、報告第2号 専決処分事項の報告については、扇ケ浜公園内での遊具による事故に係る賠償額について専決処分したものの報告であります。  議案第1号 中央省庁等改革基本法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、中央省庁等改革基本法等の制定に伴い、用語の整理等所要の規定の整備を行うものであります。  議案第2号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正については、特定家庭用機器再商品化法の制定に伴い、同法に基づく再商品化の対象となる機器を本市における処理対象物から除くほか、所要の改正を行うものであります。  議案第3号 田辺市都市計画審議会条例の一部改正については、都市計画法の一部改正により、同法で市町村都市計画審議会が法定化されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第4号 田辺市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正については、中辺路町及び大塔村の消防事務を受託することに伴い、新たに中辺路大塔消防署を設置するため改正するものであります。  議案第5号 田辺市青少年問題協議会設置条例の一部改正については、国の青少年問題審議会の廃止に伴う青少年問題審議会及び地方青少年問題協議会設置法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。  議案第6号 物品購入契約の締結については、自走式破砕機物品購入契約の締結について、議決をお願いするものであります。  議案第7号 土地改良事業の変更については、中芳養地区における基盤整備促進事業の事業内容の変更、議案第8号 土地改良事業の実施については、北西地区において経営構造対策事業として農道整備を行うため、それぞれ議決をお願いするものであります。  議案第9号 土地の取得については、経営構造対策事業による農道整備事業用地を取得することについて議決をお願いするものであります。  議案第10号 町の区域の変更については、銀座地区土地区画整理事業に基づく換地処分に伴い、今福町及び南新町に編入する区域を定めるため、議案第11号 字及び町の区域の変更については、アオイ地区土地区画整理事業に基づく換地処分に伴い、下屋敷町に編入する区域を定めるため、それぞれ議決をお願いするものであります。  次に、議案第12号 平成12年度田辺市一般会計補正予算(第7号)につきまして、その概要をご説明申し上げます。  今回の補正額は、1億3,425万4,000円で、歳出の主なものを申し上げますと、まず、総務費では臨時職員賃金、民生費では老人医療費等、衛生費では三四六最終処分場の埋立容量を拡大し、延命化を図るための最終処分場変更整備基本計画委託料等、農林水産業費では漁港建設費等、商工費では芳養共同作業場の再開に伴う改修工事の設計委託料等、土木費では市営住宅の施設修繕料等、教育費では教育振興基金積立金等、諸支出金では国民健康保険事業特別会計及び食肉処理場特別会計等への繰出金を計上しております。地方債補正は、事業実施に伴う補正であり、今回の補正に要する財源としましては、地方交付税、県支出金、市債等をもって充てることにいたしております。  次に、特別会計でありますが、議案第13号 平成12年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、高額療養費等を、議案第14号 平成12年度田辺市食肉処理場特別会計補正予算(第1号)につきましては、食肉処理場跡地の整備工事費等を補正するものであります。  次に、議案第15号 平成12年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、基金積立金を、議案第16号 平成12年度田辺市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、共済見舞金及び基金積立金を補正するものであります。  議案第17号 平成12年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、処理施設管理委託料の減額等の補正を行うものであります。  議案第18号 平成12年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、訪問介護事業委託料等を補正するものであります。  報告第3号 平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更については、当該法人から提出のあったものの報告であります。  以上、提案いたしました議案についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては、関係部課長から説明いたさせますので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたします。              (市長 脇中 孝君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、補足説明を求めます。  総務部長、室井修一君。             (総務部長 室井修一君 登壇) ○総務部長(室井修一君)    それでは、議案書に基づきまして補足説明をさせていただきます。  まず、1ぺージをお願いいたします。  4定報告第1号 専決処分事項についてでありますが、これは地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定によりこれを報告し、ご承認をお願いするものでございます。
     専決事項といたしましては、平成12年度田辺市一般会計補正予算(第6号)でございまして、2ぺージをお願いいたします。  平成12年度田辺市の一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,154万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ284億1,499万7,000円とするもので、併せて地方債の補正についてそれぞれ専決処分をいたしたものでございます。  内容につきましては、6ぺージの歳出をお願いいたしますが、去る9月11日から12日にかけての大雨により被災した農林施設の災害復旧費を専決処分により補正したものでございます。  次に、8ぺージをお願いいたします。  4定報告第2号 専決処分事項の報告については、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定による指定に基づき専決処分したので、同条第2項の規定によりこれをご報告申し上げるものでございます。  その内容といたしましては、平成12年10月5日午後4時ごろ、田辺市扇ケ浜1764番地、扇ケ浜公園内に設置の遊具ターザンロープで遊んでいた田辺市文里一丁目3番6号、濱口葵さんが、タイヤの内側から突出していた長さ約5ミリメートルのワイヤーにより左足に刺傷を負ったことに対する損害賠償額5万9,730円を専決処分いたしたものでございます。  9ぺージにまいりまして、4定議案第1号 中央省庁等改革基本法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、中央省庁等改革基本法等に基づき、平成13年1月6日から中央省庁の組織が1府22省庁から、1府12省庁体制に再編されることに伴いまして、条例中に規定されております大臣及び省令の名称を改正するものでございます。  次に、12ぺージをお願いいたします。  4定議案第2号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、特定家庭用機器再商品化法、いわゆる家電リサイクル法の制定に伴い、平成13年4月1日から、同法に基づく再商品化の対象となる冷蔵庫、洗濯機、クーラー及びテレビの4家電を本市における処理対象物から除くほか、中央省庁の再編により、条例中の省令の名称を改正するものでございます。  次に、14ぺージをお願いいたします。  4定議案第3号 田辺市都市計画審議会条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、都市計画法の一部改正により、都市計画法第77条の2に、市町村に市町村都市計画審議会を置くことができると規定され、市町村が決定する都市計画に関し、市町村都市計画審議会の審議を経れば、都道府県都市計画審議会の審議を経ることが不要となりました。本市では、現在、田辺市都市計画審議会を設置しておりますが、これは地方自治法第138条の4の規定に基づく審議会であり、都市計画法第77条の2第1項の規定に基づく審議会といたしたいため、根拠法令、所掌事務、組織構成等について改正をするものでございます。  次に、16ぺージをお願いいたします。  4定議案第4号 田辺市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、平成13年4月1日から、中辺路町及び大塔村の消防事務を田辺市が受託することに伴いまして、新たに中辺路大塔消防署を設置し、併せてその位置及び管轄区域を規定するものでございます。  次に、18ぺージをお願いいたします。  4定議案第5号 田辺市青少年問題協議会設置条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、中央省庁等改革のための国の行政組織関係法律の整理等に関する法律において、青少年問題審議会及び地方青少年問題協議会設置法が一部改正され、平成13年1月6日から施行されますが、これは中央省庁等の改革に伴う審議会等の整理、合理化により、国の青少年問題審議会が廃止されることによるもので、これに伴いまして、条例中に規定されております法律の名称等を改正するものでございます。  次に、20ぺージをお願いいたします。  4定議案第6号 物品購入契約の締結について、自走式破砕機物品購入契約の締結について、議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決をお願いするものでございまして、本件につきましては、三四六最終処分場の延命対策の一環として購入するものでございます。  具体的には、最終処分場に本破砕機を配備して、マットレス、ウレタン系の粗大ごみ、固形プラスチック及び廃材等の埋立ごみ類をこの破砕機で細かく破砕して、その容積を減少させ、減量化に努めるものでございます。  契約名は、自走式破砕機物品購入契約。契約の方法は、指名競争入札。被指名社数は5社。入札年月日は、平成12年10月4日。契約金額は2,625万円。契約の相手方は、広島市西区大芝三丁目15番24号 株式会社リョーキ 環境機器事業部 取締役 井川洋道殿でございます。  なお、併せて別冊参考資料の1ぺージをご参照願いたいと存じます。  次に、21ぺージと22ぺージを併せてお願いいたします。  21ぺージの4定議案第7号 土地改良事業の変更については、土地改良法第96条の3第1項の規定により議会の議決をお願いするものであり、事業名は、基盤整備促進事業。施行地域は、中芳養地区。施行方法は、指名競争入札による請負施行。事業内容を変更いたしまして、事業費が変更前7億1,700万円。変更後2億円。事業種類が農道整備で、変更前の延長が2,000メートル。変更後の延長が520メートル。施行予定年度は、平成12年度から平成14年度まででございます。  併せて22ぺージの4定議案第8号 土地改良事業の実施については、土地改良法第96条の2第2項の規定により議会の議決をお願いするものであり、事業名は、経営構造対策事業。施行地域は、北西地区。施行方法は、指名競争入札による請負施行。事業内容といたしましては、事業費が3億8,800万円。事業種類が農道整備で、延長840メートル。施行予定年度は、平成12年度から平成14年度まででございます。  この2件につきましては、平成12年度から施行している基盤整備促進事業について、早期の完成を目指すため、2路線の農道整備事業のうち1路線について、経営構造対策事業として国庫補助を受け施行するため、議案第7号において、基盤整備促進事業の変更について議決をお願いし、同時に議案第8号において、経営構造対策事業の実施について議決をお願いするものでございます。  なお、併せて別冊参考資料の2ぺージから4ぺージまでをご参照願いたいと存じます。  次に、23ぺージをお願いいたします。  4定議案第9号 土地の取得については、田辺市中芳養846番地ほか27筆、6,577.59平方メートルを経営構造対策事業農道整備事業用地として、5,207万5,160円で取得するものでございまして、議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  なお、土地の位置等につきましては、別冊参考資料の5ぺージと6ぺージをご参照願います。  次に、24ぺージと25ぺージを併せてお願いいたします。  4定議案第10号 町の区域の変更について及び4定議案第11号 字及び町の区域の変更について、地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  平成7年度から実施しております田辺都市計画事業銀座地区土地区画整理事業及びアオイ地区土地区画整理事業に伴い、従前の宅地の区画が大幅に変更したことにより、町界及び字界が、換地後の宅地を分断するようになるため、それぞれ町及び字の区域を変更するものでございます。  次に、26ぺージをお願いいたします。  4定議案第12号 平成12年度田辺市の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,425万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ285億4,925万1,000円とするものでございまして、地方債の補正につきましては、30ぺージをご参照いただきたいと思います。  補正予算の内容につきましては、歳出の36ぺージからご説明申し上げます。  36ぺージをお願いいたします。  総務管理費、人事管理費につきましては、年度途中の退職者補充等のために、臨時職員賃金の補正をお願いするものでございます。  次の社会福祉総務費の償還金利子及び割引料につきましては、在宅福祉事業費補助金、市町村社会参加促進事業費補助金等の精算による返還金でございます。  37ぺージにまいりまして、老人福祉費でございますが、備品購入費につきましては、緊急通報装置の新規設置希望者の増加に伴う購入費用でございます。負担金補助及び交付金につきましては、ふれあいサロン推進事業として、いきがい活動支援通所事業の補完的役割を担う団体に対して、初度設備に要する経費や小規模改修に必要な経費に対して補助するものでございます。扶助費につきましては、国による老人保健受給者に対する薬剤一部負担金臨時特例措置が延長されたことに伴い、老人医療受給者に対する臨時特例措置も延長され、老人医療費が増加するため補正をお願いするものでございます。  次の環境衛生費につきましては、建築基準法の改正により、平成12年12月1日から合併処理浄化槽の設置の義務付けが行われており、今後、合併処理浄化槽の設置が大幅に増えることが見込まれるため、合併処理浄化槽設置整備事業費補助金を補正するものでございます。  次に、38ぺージをお願いいたします。  塵芥処理費でございますが、需用費につきましては、ごみ焼却施設の維持補修に係る費用でございます。委託料につきましては、一般廃棄物最終処分場の延命を図るための埋立面積と埋立容量拡大を目的とした埋立計画の変更について、県の認可を受ける必要があることから、最終処分場変更整備基本計画、基本設計及び周辺の環境アセスメントの委託料の補正をお願いするものでございます。  次の農業振興費につきましては、中山間地域等直接支払交付金推進事業に係る経費といたしまして、臨時職員賃金の増額をお願いするものでございます。  次の農業構造改善事業費につきましては、公有財産購入費の確定に伴い、補償補填及び賠償金、需用費への組替えと土地改良事業団体連合会等への負担金をお願いするものでございます。  39ぺージにまいりまして、林業振興費の負担金補助及び交付金につきましては、人工林の持つ機能を発揮させるとともに、水資源の確保、災害の発生を防止するために、西牟婁森林組合が実施します人工林の間伐に対する補助金でございます。  次の山村振興費につきましては、上野多目的集会所の小規模集合排水処理施設へのつなぎ込みに係る経費の補正をお願いするものでございます。  40ぺージをお願いいたします。  団体営農道整備事業費につきましては、公有財産購入費、補償補填及び賠償金が確定したことに伴い、工事請負費へ組替えをお願いするものでございます。  工事明細につきましては、48ぺージをご参照願います。  次の漁港建設費につきましては、芳養漁港修築事業に係るものでございまして、国の補助内示額の増額により、委託料と工事請負費をそれぞれ増額し、事業の進捗を図るものでございます。  工事明細につきましては、48ぺージを、工事箇所につきましては、別冊参考資料7ぺージをご参照願います。  次の漁業集落環境整備事業費につきましては、芳養漁港漁業集落環境整備事業に係るものでございまして、これにつきましても、国の補助内示額が増額され、補償補填及び賠償金の減額分と併せて委託料と公有財産購入費をそれぞれ増額し、事業の進捗を図るものでございます。  41ぺージにまいりまして、商工振興費の負担金補助及び交付金につきましては、和歌山県中小企業資金融資制度に係る田辺市中小企業信用保証料補助金について、当該県融資の貸付額の増額に伴い補正をお願いするものでございます。  次の共同作業場整備事業費につきましては、本年5月に閉鎖いたしております芳養共同作業場の再開を図るための施設改修の設計委託料をお願いするものでございます。  42ぺージをお願いいたします。  土木総務費の負担金補助及び交付金につきましては、県道路協会ほか5件の協会等の負担金を。償還金利子及び割引料につきましては、御所谷地区で実施しております住環境整備事業において、既に取得した改良住宅用地を事業推進のために自力建設用地として変更することに伴い、国庫補助金を返還するものでございます。  次の道路新設改良費につきましては中屋敷町12号線電線地中化事業において、インターロッキングを再利用するなどの精査により、事業費の減額及び組替えをするもので、また新たに上芳養東郷地区の用地測量調査費をお願いするものでございます。  工事明細につきましては、48ぺージをご参照願います。  43ぺージにまいりまして、都市計画総務費につきましては、田辺市都市計画審議会の開催の増加による委員報酬の増額をお願いするものでございます。  次の街路事業費につきましては、目良線の増額と扇ケ浜秋津線の減額及び外環状線の橋梁詳細設計負担金が確定したことに伴い、工事請負費への予算の更正をお願いするものでございます。  工事明細につきましては、48ぺージをご参照願います。  次の高速道路整備関連事業費につきましては、44ぺージにわたりますが、芳養田川線の公有財産購入費等を減額し、工事請負費等へ予算の組替えをお願いするものでございます。工事明細につきましては、48ぺージをご参照願います。  次の住宅管理費につきましては、天神団地シャッター雨戸の取替えや住宅退居後の修繕など、市営住宅の施設修繕料の補正をお願いしてございます。  次のまちづくり総合支援事業費につきましては、設計委託料の確定に伴い、工事請負費への予算の組替えをお願いするものでございます。工事明細につきましては、48ぺージをご参照願います。  45ぺージにまいりまして、教育委員会費につきましては、去る11月2日に脇村孝三郎氏から、将来の図書館建設時に役立ててほしいというご意志により浄財をご寄付いただきました。図書館の建設時まで、教育振興基金に積み立てるものでございます。  次に、国民健康保険事業特別会計繰出金につきましては、保険基盤安定、財政安定化支援事業、職員給与費等の額の確定により繰出しをするものでございます。  次の食肉処理場特別会計繰出金につきましては、食肉処理場の跡地整備と用地の測量委託に対して繰り出しをするものでございます。  次の農業集落排水事業特別会計繰出金につきましては、処理施設の管理委託料の額の確定に伴い、繰出金を減額するものでございます。  以上の今回の補正に要する財源といたしましては、地方交付税、県支出金、市債等をもって充てるものでございます。  次に、49ぺージをお願いいたします。  4定議案第13号 平成12年度田辺市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,634万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ64億1,232万6,000円とするもので、内容につきましては、53ぺージをお願いいたします。  保険給付費につきましては、54ぺージにわたりますが、一般被保険者高額療養費並びに出産育児一時金及び葬祭費につきましては、これまでの医療費等の状況を考えまして、それぞれ増額するものでございます。  次に、老人保健拠出金につきましては、額が確定したことによる所要の補正をお願いいたしております。  55ぺージの償還金につきましては、国の療養給付費等負担金の精算による返還金でございます。  以上の補正に要する財源といたしましては、国庫補助金、繰入金を充ててございます。  次に、56ぺージをお願いいたします。  4定議案第14号 平成12年度田辺市の食肉処理場特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ870万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,367万1,000円とするもので、内容につきましては、58ぺージをお願いいたします。  運営費につきましては、平成12年3月31日をもちまして閉鎖し、解体いたしました食肉処理場跡地の雨水対策及び地盤改良の整備工事費を。また、当該土地につきまして、今後の財産管理上、土地の境界を確定し、公図訂正を行う必要があることから、測量・調査委託料の補正をお願いするものでございます。  工事明細につきましては59ぺージを、工事箇所につきましては、別冊参考資料8ぺージをご参照願います。  補正に要する財源といたしましては、一般会計繰入金を充ててございます。  次に、60ぺージをお願いいたします。  4定議案第15号 平成12年度田辺市の簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ250万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,609万5,000円とするもので、内容につきましては、62ぺージをごらんいただきたいと思います。  前年度繰越金を財源といたしまして、簡易水道基金積立金の補正をお願いするものでございます。  次に、63ぺージをお願いいたします。  4定議案第16号 平成12年度田辺市の交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ962万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,706万円とするもので、内容につきましては、65ぺージをごらんいただきたいと思いますが、前年度繰越金を財源といたしまして、共済見舞金と交通災害共済基金積立金の補正をお願いするものでございます。  次に、66ぺージをお願いいたします。  4定議案第17号 平成12年度田辺市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ595万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億2,973万1,000円とするものでございます。内容につきましては、68ぺージをお願いいたします。  施設維持管理費につきましては、処理場の施設修繕料の増額と処理施設管理委託料の入札による減額をお願いするものでございます。長野地区施設整備事業費につきましては、入札による委託料及び公有財産購入費の減額を周辺整備工事等を行うため、工事請負費に組替える補正をお願いするものでございます。  工事明細につきましては69ぺージを、工事箇所につきましては、別冊参考資料9ぺージをご参照願います。
     以上、補正の財源といたしましては、歳出の減額に伴い、一般会計繰入金を減額いたしてございます。  次に、70ぺージをお願いいたします。  4定議案第18号 平成12年度田辺市の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億5,311万2,000円とし、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,003万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,314万1,000円とするものでございまして、内容につきましては、72ぺージをお願いいたします。  保険事業勘定でございますが、要介護者の認定を受けた被保険者に対する保険給付であります介護サービス等諸費につきましては、4月からの介護保険事業の利用実績状況により、予算の更正をお願いするものでございます。  73ぺージにまいりまして、要支援の認定を受けた被保険者に対する保険給付であります支援サービス等諸費につきましても、利用実績により予算の更正をお願いするものでございます。  次に、介護サービス事業勘定でございますが、77ぺージをお願いいたします。  居宅サービス事業費につきましては、田辺市社会福祉協議会等に委託しております訪問介護事業及び通所介護事業に係る経費の増加による補正をお願いするものでございます。  補正の財源といたしましては、介護給付費収入、自己負担収入等を充ててございます。  次に、78ぺージをお願いいたします。  4定報告第3号 平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更について、ご説明申し上げます。  平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更(予算の変更)については、次のとおりであります。  79ぺージにまいりまして、平成12年度田辺市土地開発公社会計補正予算(第2号)  第1条 平成12年度田辺市土地開発公社会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第2条 平成12年度田辺市土地開発公社会計予算第2条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。  80ぺージにまいりまして、第3条 予算第3条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。  内容につきましては、次のぺージの補正予算実施計画にありますように、収益的支出の販売費及び一般管理費の役務費50万円は、城山台団地の分譲に伴います広告料でございます。資本的支出の土地取得費の土地購入費2,902万9,000円は、芳養漁港集落環境整備事業の代替用地及び下三栖岩屋谷地区開発事業用地の取得に伴うものであります。土地造成費の賃金120万円及び需用費200万円は、城山台団地の維持管理、分譲に伴うものであります。  以上をもちまして、補足説明を終わらせていただきます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。             (総務部長 室井修一君 降壇) ○議長(森 哲男君)    以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております21件については、審議の都合上、後日審議願います。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  この場合、お諮りいたします。  本日の会議はこの辺にとどめ散会し、明12月5日から12月11日までの7日間は議案精査のため休会とし、12月12日午前10時から再開いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  なお、一般質問の通告につきましては、明12月5日午後4時までに事務局へ提出願います。締め切り後、抽選により質問順位を決定し、通知申し上げます。 散 会 ○議長(森 哲男君)    それでは、本日はこれをもって散会いたします。               (午後 2時44分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成12年12月4日                    議  長  森   哲 男                    議  員  大 倉 勝 行                    議  員  八 山 祐 三                    議  員  青 木 伸 夫...