田辺市議会 2000-03-02
平成12年 3月定例会（第2号 3月 2日）
平成12年 3月定例会（第2号 3月 2日）
田辺市議会３月
定例会会議録
平成１２年３月２日（木曜日）
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平成１２年３月２日（木）午前１０時開議
第 １ １定議案第１２号 田辺市
事務分掌条例の一部改正について
第 ２ １定議案第１３号 田辺市
職員旅費支給条例の一部改正について
第 ３ １定議案第１４号 田辺市
特別会計条例の一部改正について
第 ４ １定議案第１５号 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法
律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定につい
て
第 ５ １定議案第１６号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に
関する条例の制定について
第 ６ １定議案第１７号 住居表示の実施等に伴う
関係条例の整理に関する条例の制
定について
第 ７ １定議案第１８号 田辺市
遺児奨学金支給条例の一部改正について
第 ８ １定議案第１９号 田辺市
保育所条例の一部改正について
第 ９ １定議案第２０号 田辺市
地域子育て支援センター設置及び管理条例の制定に
ついて
第１０ １定議案第２１号 田辺市
応急小口資金貸付条例の一部改正について
議会事務局主任 福 井 量 規
議会事務局主査 前 溝 浩 志
開 議
○議長（
稲沢勝男君） 定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成１２年第１回
田辺市議会定例会２日目の会議を開きます。
（午前１０時０３分）
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◎報告
○議長（
稲沢勝男君） １５番、大倉勝行君から遅刻の届出がありますので報告いたします。
それでは日程に入ります。
◎日程第１ １定議案第１２号 田辺市
事務分掌条例の一部改正についてから
日程第３２ １定報告第６号 平成１２年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで一括上程
○議長（
稲沢勝男君） 日程第１ １定議案第１２号 田辺市
事務分掌条例の一部改正についてから、日程第３２ １定報告第６号 平成１２年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで、以上３２件を一括上程いたします。
昨日に引き続き、当局から提案の
補足説明を求めます。
消防長、
砂野啓三君。
（消防長
砂野啓三君 登壇）
○消防長（
砂野啓三君） おはようございます。
消防本部所管の予算について、
補足説明を申し上げます。
予算書の１５７ぺージをお願いいたします。
消防費の
予算総額は、１０億7,９８９万6,０００円でございます。
常備消防費は９億2,７０３万7,０００円で、その主なものは、
消防職員１１２名分の人件費です。
消防職員数は前年度に比べ、中辺路町・大塔村からの
消防事務受託により２１名の増員となります。
１５８ぺージの旅費のうち、普通旅費２８６万4,０００円は、消防大学校、
県消防学校等での専門分野の研修及び
消防業務に必要な各種資格の取得に要する旅費が主なもので、高度で専門的な知識や技術を有する
消防職員を養成し、各種災害に的確に対応し得る消防体制の更なる充実に努めてまいります。
需用費から１５９ぺージの使用料及び賃借料までは、
消防業務全般に要する
経常的経費でございます。
工事請負費5,１５０万円につきましては、
消防水利を充足するため新庄町跡の浦地内に４０トン防火水槽を１基設置する工事費５５０万円と高度な
災害活動技術を有する
消防職員の養成を目指し、教育訓練の一層の充実を図る必要から、訓練塔を新築する工事費1,０００万円、さらには、中辺路町・大塔村の
消防事務受託に伴う
広域消防通信体制の整備のための
消防無線中継局を槇山に設置する工事費3,６００万円でございます。
なお、
工事明細は２１８ぺージを、工事箇所につきましては、
別冊参考資料の９９ぺージから１０１ぺージをご参照いただきますようお願いいたします。
備品購入費5,７８９万円のうち、
自動車購入費１８０万円は、田辺市
消防本部に配備しています
予防広報車を更新するものです。
消防用備品購入費5,５８０万円のうち5,２５０万円は、中辺路町・大塔村の
消防事務受託に伴い、
田辺消防署に設置しております１１９番通報受信や通信指令のための
緊急通信指令システムの増設とソフトの
設定変更等に要する経費でございまして、このことにより受託業務が開始される平成１３年度からは中辺路町・大塔村両町村内からの１１９番通報も
田辺消防署で受信することとなります。
負担金補助及び交付金2,０４９万円のうち、
研修参加負担金２７３万1,０００円は、旅費でご説明いたしました研修等に要する負担金が主なものです。
また、
県防災ヘリコプター運行連絡協議会負担金につきましては、
防災ヘリコプター運行経費のうち、航空隊員１０名分の人件費を県下５０市町村で負担するもので、本市の負担金は５４１万円となっております。
なお、ご参考までに、
県防災航空隊へは田辺市からも２名の
消防職員を派遣していますが、派遣職員に対する人件費は、この協議会から田辺市へ交付されることになります。
１６０ぺージの和歌山県
救急医療情報システム運営費負担金につきましては、県、市町村、医師会、病院協会、
消防本部等が協力して、昭和５７年から
救急医療情報システムが構築されており、本年度もその
運営費負担金１９１万9,０００円を計上しております。
消火栓設置工事負担金の1,０００万円は、
消防水利の整備を進めるためのものでございます。
次に、
消防団費は、総額１億１４万1,０００円で、報酬から報償費までは、
消防団員４９０名の年報酬のほか、出動加給、
公務災害補償費、
退職報償金などの諸経費でございます。
１６１ぺージの旅費８５万5,０００円は、
県消防学校の
幹部教育課程へ２名の団員が入校するほか、和歌山県
消防ポンプ操法大会への参加旅費が主なものです。
需用費、役務費、使用料及び賃借料につきましては、１５分団の
消防団活動に要する
経常的経費でございます。
委託料６５万円と
工事請負費1,９７０万円及び
公有財産購入費６６７万9,０００円につきましては、昭和５０年代から実施しております消防団の
拠点施設整備事業で、本年度は
中芳養分団車庫の新築に要する経費でございます。
なお、
工事明細は２１８ぺージを、工事箇所につきましては、
別冊参考資料の１０２ぺージをご参照いただきますようお願いいたします。
１６２ぺージの
備品購入費４９０万円は、
消防団装備の充実のため、
普通積載車及び
小型動力ポンプをそれぞれ１台更新するための経費が主なものです。
負担金補助及び交付金のうち、
消防団員等公務災害補償等共済基金負担金８５９万6,０００円は、
消防団員及び
消防協力者の
公務災害補償と
消防団員の
退職報償金支払いのための基金への掛金でございます。
次に、
上富田消防受託費は、1,５４８万9,０００円で、旅費１１７万1,０００円は、
県消防学校での救急課程や、その他の専門分野の研修に要する経費が主なもので、人材の育成により、
上富田消防署における消防力の充実に努めてまいります。
需用費から１６３ぺージの使用料及び賃借料までは、
上富田消防署の業務に要する
経常的経費でございます。
備品購入費９８万円は、
救助資機材の充実を図るために、
水難救助用資機材の購入費が主なものです。
負担金補助及び交付金の
研修参加負担金３３万1,０００円は、旅費でご説明いたしました研修に要する負担金です。
次に、中辺路・
大塔消防受託費は、平成１３年度から開始する中辺路町及び大塔村の
消防事務受託経費を明確にするため、本年度から新たに目を設けたものでございます。
本年度3,６７０万4,０００円は、平成１３年度からの業務開始に向け、
救急救命士３名を養成する経費をはじめ、新採用職員２１名の
県消防学校での初任教育及び
救急資格取得のための旅費及び
研修参加負担金が主なものでございます。
なお、人件費等を含めた平成１２年度の受託経費でございますが、
上富田消防受託費総額は１億8,５６４万3,０００円、中辺路・
大塔消防受託費総額は２億2,６１９万6,０００円で、
全額委託町村が負担することになっており、５６ぺージの
消防業務受託事業収入において歳入予算を計上しております。
次に、１６４ぺージの水防費５２万5,０００円は、会津川及び芳養川合わせて４カ所の
水位観測員賃金のほか、
土のう等水防用資機材の購入に要する経費が主なものです。
以上で、
消防関係の
補足説明を終わります。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
（消防長
砂野啓三君 降壇）
○議長（
稲沢勝男君） 続いて、
教育次長、
藤畑富三郎君。
（
教育次長 藤畑富三郎君 登壇）
○
教育次長（
藤畑富三郎君） それでは、
教育委員会関係の
補足説明をさせていただきます。
まず初めに、議案書の１５１ページをお願いします。
条例からご説明いたします。
１定議案第２３号 田辺市
公民館条例の一部改正について、
地方自治法第９６条第１項第１号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
これは、住居表示の実施及びこれに基づく町の新設に伴い、
南部公民館の所在地の改正を行うとともに、
地区公民館長並びに
公民館運営審議会等に関する規定の整備を図るため改正するものでございます。
続きまして、予算書の７０ぺージをお願いいたします。
国際交流事業費でありますが、
予算総額1,１７５万5,０００円のうち、
友好都市ワイオン市との交流につきましては、来年１月に２度目の提携の期限を迎えることから、本年は、市民の方々にワイオン市との
友好都市提携のこれまでを振り返っていただき、今後のあり方について考えていただけるよう、
友好都市シンポジウムなどの事業を実施し、それらを通じて多くの皆様方のご意見をもとに、この提携を更新するかどうかをワイオン市と共に検討してまいりたいと考えており、そのための経費として印刷費、
謝礼金等で５０万9,０００円を計上しております。
役務費の手数料１９万3,０００円につきましては、市内に住む外国人に対して、
ごみカレンダーや防災情報などの生活情報を外国語で提供する資料を整えるための
翻訳手数料でございます。
また、
国際交流員の任期終了に伴う帰国旅費や、新
国際交流員来日のための渡航費、のほか、市民が主体となって国際交流を推進するために要する経費を計上しております。
国際交流推進補助金１５３万円は、
田辺国際交流協会や賛助団体に対する補助９０万円と、小学生が
ホームステイ等を通して国際感覚を身につけられるよう、友好都市であるワイオン市に派遣する
青少年交流事業に対する補助６３万円を計上しております。
積立金１４４万1,０００円は、
国際交流基金の
運用利子を積み立てるものでございます。
７２ぺージをお願いします。
南方熊楠翁顕彰事業費につきましては、
予算総額1,５８６万5,０００円を計上しております。
主なものといたしましては、委託料1,０００万円で、これは南方邸に保管されております蔵書・資料等の調査及び保存に係る委託料４５０万円と、第１０回
南方熊楠賞授賞式並びに第１１回
南方熊楠賞受賞者の選考に係る委託料５５０万円でございます。
また、
負担金補助及び交付金９０万円につきましては、
南方邸書庫等の防犯及び
南方ゆかりの地を訪ね、往時を偲ぶ「南方を訪ねて」の開催に伴う補助金でございます。
積立金４４１万7,０００円は、
南方賞運営基金へ
運用利子２４１万6,０００円、
南方熊楠顕彰事業基金へ
運用利子２００万1,０００円をそれぞれ積み立てるものでございます。
続きまして、ちょっと飛びますけど１６５ぺージをお願い申し上げます。
教育費予算についてご説明いたします。
まず、教育費全体の予算額でありますが、２７億6,１４９万5,０００円で、一般会計の
予算総額に占める比率は１０パーセントでございます。前年度予算額と比較いたしますと、２億2,６７９万円増加しておりますが、これは主に、前年度から実施しております
上芳養小学校建築事業によるものでございます。
それでは、
教育委員会費の1,５７０万4,０００円でありますが、これは教育委員４名の報酬と各種の負担金が主なものでございます。
積立金は、
教育振興基金の
運用利子を積み立てるものでございます。
次の
事務局費１億3,５９８万9,０００円は、事務局の運営に必要な経費を計上しておりまして、主なものは、職員１３名の人件費でございます。
次に、１６７ぺージの
教育指導費5,７５０万7,０００円のご説明をいたします。
学校教育課では、開かれた学校・園経営の推進、教職員の資質の向上を図るための研究・研修の充実に加えて、平成１４年度からの新
教育課程の全面実施に向けた、教育の内容と機能の一層の充実・推進を重点とし、人を大切にする教育の基本方針に則り、人権にかかわる教育の推進と福祉教育の充実、さらに
養護学校週５日制を機会として、障害を持っている子供たちとの交流活動を通して、
義務教育段階から
ノーマライゼーション社会を目指した
ボランティア意識育成の推進に取り組んでおります。
賃金2,４９０万5,０００円は、
教育研究所長と
学校保健関係の嘱託職員２名分のほか、児童・生徒の予防接種に係わる
看護婦賃金、
特殊学級介助員４名と
外国人英語指導教師２名の賃金などでございます。
次に、報償費５０７万5,０００円は、大学教授の直接指導料と昨年度より市内４中学校に配置しております心の
教室相談員の謝礼及び
学童心臓検診医師謝礼が主なものでありますが、
養護学校週５日制対応につきましての指導員や看護婦の謝礼も計上しております。
旅費３２２万7,０００円のうち、費用弁償は
中堅教職員の国内外の研修費などを計上しております。
役務費の４５６万3,０００円は、
小・中学校児童・生徒の検尿・
検便手数料と教職員の
健康検査手数料でございます。
また、委託料２８８万7,０００円は、
教育活動充実のための
研究委託料が主なものでございます。
１６８ぺージの使用料及び賃借料５０５万1,０００円は、平成１４年度からの新
教育課程の全面実施において必修となります、中学校の
技術家庭科の情報と
コンピュータ対応のため、
東陽中学校をモデル校とし、ここを拠点として授業展開と指導者の育成に取り組みますが、そのモデル校に設置いたします
コンピュータ４２台のリース料を主に計上しております。
備品購入費６３２万7,０００円は、
東陽中学校に設置いたします
コンピュータ４２台の
ソフト購入費と
小・中学校の児童・生徒のための
心臓検診用の心電図計の
買い替え費用でございます。
次の
文化高等専修学校費5,２２０万1,０００円につきましては、
文化高等専修学校の管理運営に要する経費でございます。賃金９７５万1,０００円は、
臨時職員賃金３名分と
嘱託職員賃金２名分を計上しております。報償費１５４万円は、主に講師謝礼と医師謝礼でございます。
使用料及び賃借料４３万9,０００円のうち、主なものは文化祭における
フロアショーのための会場借料及び
マネキン借料でございます。
１７０ぺージの
教育奨学事業費は、
予算総額1,２２０万1,０００円でございます。
これは、勉学に対する意欲があるにもかかわらず、経済的な理由により就学が困難な高校生及び大学生等に奨学金を支給する田辺市
教育奨学金制度による事業でございます。
奨学交付金の６６６万円につきましては、奨学生への支給額で、平成１２年度は、高校生等１０名、短大生等５名及び大学生５名の採用を予定しております。
また、積立金５５０万1,０００円は、
教育奨学基金の
運用利子を積み立てるものでございます。
１７１ぺージにまいりまして、小学校費の
学校管理費２億6,８５５万円は、小学校１８校の
管理運営費でございます。賃金の
臨時職員賃金は、主に小学校の事務員・用務員の１４名と
給食代行員の賃金であり、
嘱託員賃金は、
給食調理員１７名分でございます。
次に、報償費1,０３４万9,０００円のうち、学校医の医師謝礼には、
アレルギー性鼻炎や中耳炎等の耳鼻咽喉科の検診に伴う予算も含まれております。需用費の消耗品費5,１２０万9,０００円の中に、４年ごとに改訂されます
学習指導書が改訂の年に当たり、その購入費９７０万3,０００円を計上しております。
１７２ぺージの
工事請負費1,３００万円につきましては、２１８ぺージに
工事明細を記載しておりますが、
稲成小学校の外壁補修の実施によるものでございます。
次に、教育振興費1,９１０万円でありますが、
備品購入費1,２８５万4,０００円につきましては、図書、教材備品等の購入費でございます。
負担金補助及び交付金では、文化活動児童派遣費補助金等を計上しております。
１７３ぺージにまいりまして、上芳養小学校建築費９億6,１５６万9,０００円でありますが、本年度は、前年度の校舎建築に引き続いて、屋内運動場、共同調理場の建築に着手してまいります。
工事明細を２１８ぺージに記載しておりますが、校舎の構造は、鉄筋コンクリート造２階建て、延べ面積2,９３０平方メートルでございます。屋内運動場は鉄筋コンクリート造２階建て、延べ面積８９４平方メートル、共同調理場は鉄筋コンクリート造平屋建て、延べ面積３７２平方メートルでございます。共同調理場につきましては、ドライシステムを採用した施設で、上芳養小学校、上芳養中学校及び中芳養小学校、中芳養中学校の４校分、約５００食の調理を行います。その他周辺整備、旧校舎の撤去等を行い、平成１３年４月開校を予定しております。
続きまして、中学校費の
学校管理費１億2,９３５万9,０００円は、中学校１０校の
管理運営費でございます。予算区分は、おおむね小学校費に準じておりますが、１７４ぺージの賃金1,４６６万4,０００円のうち、
臨時職員賃金は、事務員・用務員８名分を計上しております。
なお、報償費のうち、学校医の医師謝礼については、小学校費と同様に、耳鼻咽喉科の検診の予算も含まれております。
１７５ぺージの
工事請負費９７０万円は、２１８ぺージに
工事明細を記載しておりますが、中芳養中学校の外壁補修を行うものでございます。
次に、教育振興費2,１７８万7,０００円でありますが、
備品購入費につきましては、図書、教材備品等の購入費でございます。
負担金補助及び交付金は、体育文化活動生徒派遣費補助金が主なものでございます。
続きまして、１７６ぺージの幼稚園費の管理費１億4,５０１万8,０００円は、幼稚園４園の
管理運営費でございます。
１７８ぺージの教育振興費は、幼稚園就園奨励費補助金が主なものでございます。
次の中芳養幼稚園建築費7,９８５万5,０００円につきましては、老朽化した中芳養幼稚園の改築でありまして、平成１２年度から１３年度の継続事業として全面移転改築に取り組み、本年度は測量・設計委託と用地の購入を行ってまいります。
続きまして、社会教育費にまいります。
社会教育総務費でありますが、
予算総額は、３億5,４５３万3,０００円となっております。
主なものといたしましては、社会教育委員、社会同和教育指導員、青少年問題協議会委員の報酬１８７万2,０００円、
嘱託職員賃金及び学童保育所指導員賃金等の賃金2,７９５万3,０００円でありますが、このうち本年度より、学童保育所のより一層の充実を期するため、学童保育所担当の嘱託職員１名を配置いたしますとともに、夏休み等の長期休業日の午後も学童保育所を開所するために、学童保育所指導員賃金の必要額を計上しております。
施設修繕料1,４７９万6,０００円につきましては、平成１０年度より水道未設置の小公園について、清掃活動や砂遊び等の衛生面を考慮し、年３カ所ずつ水道を設置してまいりましたが、本年度は、特に少子化対策臨時特例交付金を活用いたしまして、８カ所へ設置を行うとともに、芳養小公園等の施設修繕料として６４９万6,０００円を計上しております。また、同じく少子化対策臨時特例交付金を活用いたしまして、学童保育所の施設整備として、学校の空き教室を利用しております西部学童保育所と会津学童保育所及びプレハブ施設の芳養学童保育所の施設修繕料８３０万円を計上しております。
１８１ぺージの文化財費につきましては、市内に所在する文化財の調査・研究を進め、保護資料を作成するとともに、文化財保護や普及・顕彰に努めるための経費６８６万2,０００円を計上しております。
主なものは、委託料の文化財ビデオ作成委託料１１９万7,０００円を計上しております。これは平成５年度から、市内の無形民俗文化財を中心に映像資料化して保存を図るとともに、地域の歴史講座や学習会の教材として活用していただけるよう、資料の充実に取り組んでおります。本年度は、有形文化財の作成を計画しております。
また、県指定の古記録「御用留」の刊行事業につきましては、平成９年度から進めておりますが、本年度は第５期分の刊行を予定しており、図書購入費として２０３万2,０００円を計上しております。
１８２ぺージの公民館費でありますが、公民館では、地域における生涯学習活動の拠点としての役割を果たすため、多様化する住民の生活ニーズや現代的課題に対応した学習機会の提供に努め、住民一人ひとりの人権が大切にされ、豊かさや幸せが実感できる人づくり、まちづくりを目指した取組を進めております。
そのため、公民館長報酬をはじめとし、中央公民館を含めた１７館の活動費や運営費として、
予算総額3,９０６万円を計上しております。
特に、市民大学講座「たなべイブニングカレッジ」は、市民からの根強い人気もあり、本年度も講師謝礼等で１３１万8,０００円を計上しております。従来の文学、文化の２コースと併せ、更に身近な諸問題にかかわる講座を設けるなど、講座の内容・形態に変化をつけながら、より一層充実した講座の開設を目指してまいりたいと考えております。
また、子供の健全育成を図るため、学校週５日制に対応したボランティア事業や親子交流事業、さらに、昨年度より展開している衛星通信を含めた情報ネットワークを活用した子供放送局推進事業等、子供に視点を当てた活動を展開し、子供たちに身近にある地域の自然や社会活動を体験させる機会の提供に努めてまいります。
続きまして、図書館費7,６３５万円につきましては、図書館の管理運営に要する経費でございます。
主なものは、１８５ぺージの委託料の電子計算機保守委託料と、使用料及び賃借料の電子計算機借料など、
コンピュータ関連業務に要する経費を計上しております。
図書購入費では、生涯学習に積極的に対応するための視聴覚教材や市民の利便を考えた移動図書館・連絡所文庫など更なる充実を図るため、８００万円を計上しております。
次に、集会所運営費５７万8,０００円は、南松原教育集会所の運営に係る経費でございます。
次に、１８６ぺージをお願いします。
歴史民俗資料館運営費につきましては、収蔵資料の整理、企画展の開催経費等の維持
管理運営費として３４０万3,０００円を計上しております。
資料館では、考古資料を中心に、縄文時代から近代に至るまでの郷土の歴史を学習できるよう展示公開を行っております。さらに、常設展示とは違った角度で歴史や文化を紹介するため、企画展を開催しております。
次の社会教育活動費は、市民の皆様が取り組む学習活動を、より一層高めるための費用で、
予算総額1,１０８万2,０００円を計上しております。
報償費の１９５万円は、生涯学習フェスティバルや女性セミナーのほか、市内全小学校児童の保護者を対象に人権問題を中心に学習を進める保護者学級の講師謝礼１６５万円と家庭・学校・地域が一体となって子供の教育に取り組む学社融合事業による謝礼金３０万円を計上しております。
需用費のうち、印刷費には学習情報パンフレット作成費や人を大切にする教育の基本方針に基づき、その学習プログラム作成費を計上しております。
委託料の８４万2,０００円の主なものにつきましては、子供クラブへの委託事業に係る費用でございます。
負担金補助及び交付金では、西牟婁地方視聴覚教育協議会負担金のほか、婦人及び青少年団体への補助金、学習活動助成事業、生涯学習ボランティア育成事業及びボランティアで女性センターの運営を行っていただくための経費を計上しております。
積立金は、生涯学習推進事業基金の
運用利子１３４万8,０００円を積み立てるものでございます。
次に、勤労青少年ホーム運営費５５３万7,０００円につきましては、青少年の交流の場、学習の場としての勤労青少年ホームわかしおの管理運営に要する費用でございます。
わかしおでは、各種教室をはじめ、青年サークルやボランティア活動等、様々な活動の展開を図っております。
１８８ページの児童館費１億１７９万円は、児童館３館の
管理運営費でございます。児童館では、地域団体や地域の
小・中学校との連携を図りながら、児童・生徒の健全育成に積極的に取り組んでいるところでございます。
主なものは、１８９ぺージの委託料のうち、基礎学力向上推進事業委託料３１０万円は、地域と学校が連携を深め、地域児童・生徒の学力向上に努めるとともに、育成指導の充実を図るための経費でございます。
１９０ぺージの文化振興費でございますが、文化振興課では、ふるさと文化の普及、発展を図ることを目的に、市民の自主的、創造的な文化活動を支援し、その育成、向上に取り組んでおります。
予算総額７３９万4,０００円を計上しておりますが、主なものは、
負担金補助及び交付金３１０万円で、これは田辺市文化協会等へのふるさと文化振興補助金でございます。
そのほか第４７回田辺市美術展覧会の開催に伴う経費等を計上しております。
次に、１９１ぺージの成人式典費の９４万円につきましては、成人の日記念式典に要する経費でございます。１１年度は１月１０日に開催し、該当者８０４名のうち、６１３名が出席し、出席率７6.２パーセントでありました。
本年度も対象者の皆様がこぞって参加できる式典となるよう、内容等についても検討してまいりたいと考えております。
美術館運営費につきましては、１億4,９５７万1,０００円を計上しております。
１９２ぺージの委託料は、4,５４４万1,０００円のうち、主なものは展覧会委託料3,３９０万円で、前年度の当初予算と比較いたしますと、1,５６０万円減少しております。これは展覧会の開催回数が、本年度６回に対して、前年度は南紀熊野体験博開催に伴う特別企画展を含め７回の開催であったことによるものでございます。
今後も、地域住民をはじめ、多数の方々にご来館いただき、美術に対する関心や興味を持っていただけるよう憩いを感じる場としての美術館、芸術文化の情報発進の場としての開かれた美術館を目指し、地域文化の向上に寄与してまいりたいと考えております。
なお、本年度も4,０００万円の美術品購入費を計上しており、より一層館所蔵作品の充実に努めてまいります。
続きまして、保健体育費でございますが、今後、ますます高齢化や余暇時間の増大などが進む中、市民の皆さんが気軽にスポーツに親しみ、健全な生活を送れるよう、生涯スポーツの普及・振興に向けて、積極的に取り組んでおりますが、本年度も市民の皆さんの日常生活の中に、さらにスポーツ・レクリエーション活動が定着するよう、なお一層の努力をしてまいりますとともに、障害者スポーツの支援やスポーツ少年団の育成、さらには体育指導委員をはじめとする地域スポーツ指導者の育成等にも努めてまいりたいと考えております。
保健体育総務費1,４００万7,０００円につきましては、主なものは１９４ぺージの
負担金補助及び交付金のうち、市民体育祭及び市民スポーツ・レクリエーション祭開催のための補助金がそれぞれ６７万5,０００円、体育連盟交付金９０万円、植芝盛平翁顕彰会補助金９０万円を計上しております。なお、植芝盛平翁顕彰会補助金につきましては、翁顕彰の活動費でございますが、本年度は合気道道主の指導による特別講習会に係る経費も計上しております。
次の体育施設管理費4,１１７万9,０００円につきましては、体育施設の管理に要する賃金1,４１３万5,０００円、体育センター、弓道場及び市民球場等、市内１７カ所の体育施設の維持管理及び修繕のほか、乗用型芝刈機の購入費等でございます。
次に、野外趣味活動費８２２万3,０００円につきましては、もりいこいの広場プール及びテニスコートの管理運営に要する経費でございます。
今後とも市民の皆さんに、安全かつ快適に体育施設を使用していただけるよう、施設の整備・充実を図ってまいりたいと考えております。
最後に、議案書に戻りまして、１８７ページをお願いいたします。
１定報告第５号 平成１２年度
財団法人田辺市
社会教育振興会の事業の計画についてでございます。
１８８ページに、平成１２年度の事業計画を記載しております。
次の１８９ページでありますが、平成１２年度
財団法人田辺市
社会教育振興会会計予算。第１条 平成１２年度
財団法人田辺市
社会教育振興会会計予算は、次に定めるところによる。
第２条 収入支出予算の総額は、収入支出それぞれ２０５万円と定めるものでございます。
１８９ページと１９０ページに、当振興会の収入支出予算を計上しておりますが、
予算総額は、収入支出それぞれ２０５万円で、収入の主なものは、地方公共団体補助金収入、支出は管理運営に要する費用でございます。
以上で、
教育委員会関係の
補足説明を終わらせていただきます。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
（
教育次長 藤畑富三郎君 降壇）
○議長（
稲沢勝男君） 続いて、
水道事業管理者、弘末勉君。
（
水道事業管理者 弘末 勉君 登壇）
○
水道事業管理者（弘末 勉君） それでは、水道部が担当しております予算について、
補足説明をいたします。
予算書の２３１ぺージをお願いします。
１定議案第２７号 平成１２年度田辺市簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第１条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,３５８万7,０００円と定めるものでございます。
２ 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第１表、歳入歳出予算による。
内容につきましては、２３８ぺージの歳出からご説明いたします。
一般管理費４６１万1,０００円の主なものは、６カ所の簡易水道施設の管理人及び役員の謝礼金と水質検査手数料であります。
水道施設維持費７３２万1,０００円は、光熱水費及び施設修繕料と滅菌用薬剤費が主なものであります。
２３９ページの公債費の元金１００万6,０００円及び利子５４万9,０００円は、古屋谷と長尾の簡易水道改良事業に係る長期債の償還金と利子であります。
なお、これら経費に要する財源といたしましては、水道使用料及び一般会計からの繰入金等をもって充当いたします。
続きまして、水道事業会計の予算をご説明申し上げます。
別冊の
水道事業会計予算書をお願いします。
はじめに、平成１２年度田辺市
水道事業会計予算の総額は、２１億7,２９６万3,０００円で、前年度と比較いたしますと１4.４パーセントマイナスの３億6,６８９万9,０００円の減となります。
これは、公共事業に係る受託工事費の減が、主な理由であります。
以下、順次ご説明を申し上げます。
１定議案第４０号 平成１２年度田辺市
水道事業会計予算、第１条 平成１２年度田辺市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
第２条 業務の予定量は、次のとおりとする。
本年度は、給水戸数２万5,５００戸、総配水量は1,２２９万立方メートルでございまして、１日平均配水量は、３万3,６７０立方メートルを予定しております。
この予定量でいきますと、有収率は８4.７２パーセントになりますが、更に有収率の向上に努めてまいります。量水器の取替は6,７００個、消火栓新設の受託工事５件、配水設備改良費として１億7,２３６万8,０００円を予定しております。
第３条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入合計として、水道事業収益１７億6,８２４万3,０００円、支出合計として、水道事業費用１７億5,０８０万2,０００円で、差し引き1,７４４万1,０００円の利益を見込んでいます。
次のページをお願いします。
第４条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
資本的収入は１億6,９３５万6,０００円、資本的支出は４億2,２１６万1,０００円で、支出額に対して不足する額２億5,２８０万5,０００円は、損益勘定留保資金等で補てんすることにいたしております。
続きまして、第５条は、予定支出の各項の経費の流用範囲を、第６条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を、第７条では、棚卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものであります。
続きまして、１ページからの予算実施計画で具体的な内容をご説明いたします。
（１）としまして、収益的収入及び支出でございますが、収入の
予算総額として、水道事業収益１７億6,８２４万3,０００円を計上しております。
前年度と比較して、5,００４万6,０００円の減となります。この減額は、一般会計及び田辺市
土地開発公社からの給水管切替修繕工事に伴う受託給水工事収益及びこれら工事の監督管理費の減が主なものであります。
１項の営業収益の主なものは、給水収益、水道料金でございますが、１６億6,４２５万円と、その他は受託給水工事収益2,２０６万円及びその他営業収益の口径別給水分担金4,３６１万円であります。
２項の営業外収益の主なものは、受取利息及び配当金、3,１７７万円と、その他は、雑収益と負担金でございます。
次に、支出でございます。２ぺージをお願いします。
支出の予定総額として、水道事業費用１７億5,０８０万2,０００円を計上しております。前年度と比較して、4,８７３万5,０００円の減となります。
減額の主なものといたしましては、先に収入のところで申し上げましたように、受託給水工事収益の給水管切替修繕費が前年度に比べて大きく下回ったことによるものであります。
１項の営業費用の１目、原水及び浄水費４億6,１０５万9,０００円は、水道の原水及び浄水施設の維持管理に要する経費でございまして、６名分の人件費のほか、施設の修繕費や動力費、それに上富田・白浜の両町からの受水に係る負担金３億６５５万1,０００円及び受水費3,８０１万9,０００円が主なものでございます。
２目、配水及び給水費３億６２９万1,０００円は、配水池及び配水管等の配水施設の維持管理に要する経費でございまして、その主なものは、職員１８名分の人件費のほか、マッピングシステム導入に伴います保守委託料等2,００２万1,０００円、給水管切替修繕費等6,８０２万円、それに路面復旧費と動力費でございます。
なお、前年度と比較して3,７１０万7,０００円の減は、先に申し上げました給水管切替修繕費の減によるものであります。
３ぺージの３目、受託給水工事費2,８７２万円は、給水装置の修繕及び消火栓の新設・修繕に要する経費でございまして、２名分の人件費と給水装置資材費及び消火栓新設
工事請負費が主なものであります。
工事明細につきましては２２ページを、工事施工箇所につきましては、
別冊参考資料１１５ページをご参照ください。
４ぺージにかけての４目、業務費5,５５６万1,０００円は、検針及び水道料金徴収並びに窓口業務に要する経費でございまして、３名分の人件費と田辺市管工事事業協同組合へ委託しています検針・集金委託料2,１４７万4,０００円が主なものであります。
５目、総係費9,８４５万7,０００円は、水道事業経営全般にわたる諸経費でございまして、５名分の人件費と電算機賃借料ほか1,２９６万8,０００円、加えて退職給与金2,５７３万8,０００円が主なものであります。
５ページの６目、減価償却費３億4,０００万円は、前年度と比較して1,５００万円の増額となっております。
７目、資産減耗費1,５４６万1,０００円は、有形固定資産除却費が主なものであります。
２項、営業外費用４億3,９２３万3,０００円の主なものは、長期債の支払利息及びマッピングシステム導入に伴う開発費の繰延勘定償却と支払消費税であります。
３項特別損失のうち、２目、過年度損益修正損５２０万円は、不能欠損予定額を損益修正損として計上したものであります。
次に、６ページの資本的収入及び支出でありますが、資本的収入１億6,９３５万6,０００円は、前年度と比較して１億6,５１６万2,０００円の減となっております。主な理由といたしましては、受託事業の減に伴う工事負担金の減少によるものであります。
資本的支出の４億2,２１６万1,０００円は、前年度と比較して３億1,８１６万4,０００円の減となっております。これも資本的収入同様、受託事業が減少したことによるものであります。
１目、配水設備改良費の１億7,２３６万8,０００円は、年次計画で実施してきております老朽配水管を耐震性ダクタイル鋳鉄管への布設替えと配水管の更生事業としてのクリーニングライニング工事、加えて公共事業に伴う水道管の布設替えを実施するものでありまして、
工事明細につきましては、２３ページを、工事施工箇所につきましては、別紙参考資料１１５ページをご参照ください。
３目、有形固定資産費７２５万円は、耐用年数がまいりました軽四貨物車２台の買替えと機械器具購入費であります。
２項１目、企業債償還金２億4,０１７万3,０００円は、長期債の償還元金であります。
予算実施計画の概要は、以上のとおりであります。
なお、１５ぺージから１７ぺージにかけては、平成１２年度田辺市水道事業予定貸借対照表を、１８ぺージには、平成１１年度田辺市水道事業予定損益計算書を、１９ぺージから２１ぺージにかけては、平成１１年度田辺市水道事業予定貸借対照表を記載しておりますので、ご参照ください。
以上、簡単でありますが、
補足説明を終わらせていただきます。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
（
水道事業管理者 弘末 勉君 降壇）
○議長（
稲沢勝男君） 続いて、理事、矢倉靖彦君。
（理事 矢倉靖彦君 登壇）
○理事（矢倉靖彦君） 平成１２年度田辺市
土地開発公社の事業計画について、ご説明申し上げます。
議案書の１７０ページをお願いいたします。
１定報告第４号 平成１２年度田辺市
土地開発公社の事業計画につきましては、１７１ページからご説明いたします。
土地の取得事業につきましては、当初での取得の予定はありませんが、需用費等５０万円を計上いたしております。
土地造成事業につきましては、１２億5,２０１万5,０００円で造成をいたします。
下三栖岩屋谷地区開発事業につきましては、平成９年７月から３か年計画で、造成工事に着手いたしております。
当該事業の継続に係る事業費は１億2,０５１万6,０００円で、事業内容については、記載のとおりでございます。箇所につきましては、
別冊参考資料の１２９ぺージをご参照お願いいたします。
公立紀南病院組合病院関連施設整備事業につきましては、公立紀南病院組合からの病院移転用地の先行取得及び造成の要請に基づきまして、移転用地の整備、造成を行うものであります。
当該事業に係る事業費は１０億7,０００万円で、事業内容につきましては、記載のとおりでございます。箇所につきましては、
別冊参考資料１３０ぺージをご参照お願いします。
次に、１７２ぺージをお願いいたします。
土地の処分につきましては、松原川上流開発事業用地ほか６事業用地で、計７万7,８５4.２９平方メートルを２１億1,０６４万7,０００円で処分するものでございます。
箇所図につきましては、
別冊参考資料１３１ページから１３７ページをご参照お願いいたします。
次に、１７３ぺージをお願いいたします。
平成１２年度田辺市
土地開発公社資金計画について、ご説明申し上げます。
本年度予定額、受入資金１２５億6,６０１万5,０００円の主なものは、土地処分の事業収益２１億1,０６４万7,０００円と長期借入金９７億4,７５０万9,０００円で、支払資金１２５億1,１０６万8,０００円の主なものは、土地造成費２０億2,６２３万8,０００円で、長期借入金及び短期借入金償還金の１０２億２７０万7,０００円でございます。
次に、１７４ぺージをお願いいたします。
平成１２年度田辺市
土地開発公社会計予算、第１条 平成１２年度田辺市
土地開発公社会計の予算は、次に定めるところによる。
第２条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
内容につきましては、後ほど実施計画でご説明申し上げます。
１７５ページをお願いいたします。
第３条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
第４条 債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は、次のとおりと定める。記載のとおりでございます。
１７６ぺージをお願いいたします。
第５条 長期借入金の目的、限度額、方法、利率及び償還方法は、次のとおりと定める。記載のとおりでございます。
２、前項の限度額のうち、本事業年度において、借入れを行わなかった金額は、翌事業年度に繰り越して借入れすることができる。
第６条 短期借入金の限度額は、３億円とする。
第７条 次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、又はそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、理事会の議決を経なければならない。１、人件費7,３５４万7,０００円、２、交際費３０万円。
次に、１７７ページをお願いします。
平成１２年度田辺市
土地開発公社会計予算実施計画につきまして、ご説明申し上げます。
収益的収入及び支出、収入の事業収益は、２１億1,０６４万7,０００円、内訳は、公有用地売却収益１２億5,５５８万2,０００円と土地造成事業収益８億5,５０６万5,０００円でございます。内容につきましては、記載のとおりでございます。
事業外収益６３２万7,０００円、内訳は、受取利息。使用料及び手数料の主なものは、県職員住宅の土地使用料でございます。
１７８ページをお願いいたします。
支出の事業原価は２４億6,２１６万7,０００円、内訳は、公有用地売却原価１６億5,９１１万1,０００円と土地造成事業原価８億３０５万6,０００円でございます。内容につきましては、記載のとおりでございます。
販売費及び一般管理費は5,２２２万4,０００円、内訳は、人件費の報酬、給料、手当等、法定福利費、計3,２６９万3,０００円と経費1,９５３万1,０００円で、内訳は次の１７９ぺージをお願いいたします。賃金等の所要の経費でございます。
１８０ぺージをお願いいたします。
事業外費用の短期借入金利息１００万円と予備費１００万円を計上してございます。
次に、１８１ぺージをお願いいたします。
資本的収入及び支出で、収入は、長期借入金８９億4,５４１万9,０００円でございます。
支出は、１１３億1,６２７万7,０００円、内訳といたしまして、土地取得費は５０万円でございます。
次に、１８２ぺージをお願いいたします。
土地造成費１２億5,２０１万5,０００円の主なものは、
工事請負費で先ほど申し上げましたとおり、公立紀南病院組合病院関連施設整備事業と、給料、手当等、法定福利費のほか、所要の経費でございます。
１８３ぺージをお願いいたします。
負担金は、下三栖岩屋谷地区開発事業に伴う街並み・まちづくり事業の公社負担分と宅地造成分担金でございます。
借入金償還金９９億２７０万7,０００円、支払利息１億5,６０５万5,０００円並びに予備費といたしまして５００万円を計上しております。
次の１８４ぺージに、平成１１年度田辺市
土地開発公社予定貸借対照表を、１８５ぺージに、平成１１年度田辺市
土地開発公社予定損益計算書を、１８６ページに、平成１２年度田辺市
土地開発公社予定貸借対照表を添付しております。
以上で、簡単ですが、平成１２年度田辺市
土地開発公社の予算関係の
補足説明を終わらせていただきます。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
（理事 矢倉靖彦君 降壇）
○議長（
稲沢勝男君） 以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。
この場合、お諮りいたします。
ただいま議題となっております３２件については、審議の都合上、後日審議願うことといたします。
これに異議ありませんか。
（「異議なし」の声あり）
○議長（
稲沢勝男君） 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
休 憩
○議長（
稲沢勝男君） この場合、暫時休憩いたします。
（午前１０時５９分）
────────────────
再 開
○議長（
稲沢勝男君） 休憩前に引き続き会議を開きます。
（午前１１時１５分）
◎日程第３３ １定報告第１号
専決処分事項について上程
○議長（
稲沢勝男君） 続いて、日程第３３ １定報告第１号
専決処分事項についてを上程いたします。
この場合、お諮りいたします。
本件については、会議規則第３７条第２項の規定により委員会の付託を省略し、後日審議願うことにいたします。
これに異議ありませんか。
（「異議なし」の声あり）
○議長（
稲沢勝男君） 異議なしと認めます。
よって、日程第３３ １定報告第１号については、委員会の付託を省略し、後日審議願うことに決しました。
◎日程第３４ １定議案第１号 田辺市
介護保険円滑導入基金条例の制定についてから
日程第４４ １定議案第１１号 平成１１年度田辺市
水道事業会計補正予算（第２号）まで一括上程
○議長（
稲沢勝男君） 続いて、日程第３４ １定議案第１号 田辺市
介護保険円滑導入基金条例の制定についてから、日程第４４ １定議案第１１号 平成１１年度田辺市
水道事業会計補正予算（第２号）まで、以上１１件を一括上程いたします。
平成１１年度関係議案であります。
ただいま上程いたしました１１件については、昨日既に当局の説明が終了しておりますので、これより総括質疑に入ります。
質疑はありませんか。
（「なし」の声あり）
○議長（
稲沢勝男君） 質疑なしと認めます。
それでは、ただいま議題となっております１１件については、会議規則第３７条の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
議案付託表を配付いたしますので、少々お待ちください。
各常任委員会の付託事件は、ただいまお手元に配付いたしました議案付託表のとおりであります。
この場合、お諮りいたします。
本日の会議はこの辺にとどめ散会し、３月３日から３月８日までの６日間は休会とし、３月９日午後１時から再開いたします。
これに異議ありませんか。
（「異議なし」の声あり）
○議長（
稲沢勝男君） 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
散 会
○議長（
稲沢勝男君） それでは、本日はこれをもって散会いたします。
（午前１１時１８分）
地方自治法第１２３条第２項の規定により署名する。
平成１２年３月２日
議 長 稲 沢 勝 男
議 員 高 垣 幸 司
議 員 家根谷 覚
議 員 天 野 正 一...