田辺市議会 1995-09-12
平成 7年 9月定例会(第1号 9月12日)
(
市長 脇中 孝君 降壇)
◎永年
在職議員表彰
○議長(
熊野芳和君) それでは、この場合、会議に先立ちまして
田辺市永年
在職議員表彰規程による永年
在職議員の
表彰式を行いますので、了承願います。
今回、同
表彰規程による
表彰を受けられる
議員は、同
表彰規程第2条第1号に規定する在職25年に該当の
佐武克彦君、
篠崎憲司君であります。
それでは、
表彰式を行います。
表彰を受けられる両君は、前の方にお進み願います。
○
市長(脇中 孝君)
表彰状、
佐武克彦殿。
あなたは本
市議会議員として、在職25年の長きにわたり
市政発展のために尽くされました功績は多大であります。よって、
田辺市永年
在職議員表彰規程に基づき
表彰します。
平成7年9月12日、
田辺市長 脇中孝。
おめでとうございます。
(拍 手)
○
市長(脇中 孝君)
表彰状、
篠崎憲司殿。
あなたは本
市議会議員として、在職25年の長きにわたり
市政発展のために尽くされました功績は多大であります。よって、
田辺市永年
在職議員表彰規程に基づき
表彰します。
平成7年9月12日、
田辺市長 脇中孝。
おめでとうございます。
(拍 手)
◎
市長祝辞
○議長(
熊野芳和君) それでは、
市長から祝辞のため発言を求められておりますので許可します。
市長、脇中孝君。
(
市長 脇中 孝君 登壇)
○
市長(脇中 孝君) ただいま、
佐武議員並びに
篠崎議員の25年
在職表彰をさせていただきました。心から
お祝いを申し上げます。
お二人は、昭和45年に当選されて以来、
四半世紀、実に25年の長きにわたりまして、市民の信頼と信託を受けられまして、
市議会議員としてご活躍をいただいております。この間、議長、副議長をはじめ、
常任委員会、
特別委員会など多くの場において市政の円滑な運営と
田辺市の発展のために、並み並みならぬご尽力、ご貢献を賜りました。深く感謝申し上げますとともに、そのご功績に心から敬意を表する次第であります。
また、これまでお二人のご活躍を陰で支えてこられましたご家族の方がたのご心労も一方ならぬものがあったと拝察をいたします。
議員とともにご苦労いただきましたことに、この場をお借りいたしまして、改めてお礼を申し上げる次第でございます。お二人には、どうか今後とも健康に十分ご留意いただき、
田辺市の発展のために一層のお
力添えを賜りますよう
お願いを申し上げまして、まことに簡単でございますが、
お祝いの言葉にさせていただきます。
本当におめでとうございます。
(
市長 脇中 孝君 降壇)
◎
議員代表祝辞
○議長(
熊野芳和君) 続きまして、この場合、
議員を代表して
黒田庫司君から祝辞のため発言を求められておりますので許可します。
16番、
黒田庫司君。
(16番
黒田庫司君 登壇)
○16番(
黒田庫司君) ただいま、脇中
市長から25年
在職表彰を受けられました
佐武克彦議員及び
篠崎憲司議員に対して、
議員を代表いたしまして
お祝いを申し上げたいと思います。
表彰を受けられましたお二人の
先輩議員には、
四半世紀という本当に長い間、本市政の発展と市民の幸せを願い、常に市民の声を市政に反映させていくために精進に精進を重ねられ、本日を迎えられたわけでございます。そのご労苦に対して深く敬意を表したいと思います。
そして、この25年の間において、それぞれ議会の中の役職をはじめ、多くの重要な公職を務められて参ったことは、既にご承知のとおりでございますが、今ここで改めてそのご紹介は割愛させていただくにいたしましても、いずれも輝かしい足跡を残しておられ、その人格、識見、信望から、常に深い敬愛の念を持って議会の重鎮としてわれわれお慕いを申し上げている次第でございます。
また、お二人は過去七回、選挙という洗礼を受けられたのでありますが、その度に一口では申し上げられない、
後援会の
皆さんはじめ、
支援者の
皆さんの温かいご支援と、ご家族の
皆さんの深いご理解とご協力を得てこられたのであります。ことにお二人のご家族のご労苦は、並み並みならぬものがあったと拝察し、きょうのこの喜びもご
家族ともどもの喜びと衷心から
お祝いを申し上げる次第でございます。
「人は、歳月を重ねたから老いるのではない。理想を失うとき老いるのである」という、こういう言葉がございますが、7期目を活躍中の両先輩はもちろん、まだまだ春秋に富んでおられるお二人でありますから、これからもわが
田辺市議会の先輩として、先達といたしまして、それぞれにお持ちの理想を失わずにご活躍を
お願いしたいと思います。
そして今、この25年を節に、さらにご精進をくださいまして、ふるさとわが
田辺市の発展、市民の福祉の向上に一層のご尽力を賜りますよう、この場をお借りして心から
お願いを申し上げます。
お二人のさらなるご健勝を心からお祈りを申し上げまして、
お祝いの言葉とさせていただきます。
本日はどうもおめでとうございます。
(16番
黒田庫司君 降壇)
◎謝 辞
○議長(
熊野芳和君) 続きまして、ただいま
表彰された
議員を代表されて、
佐武克彦君から謝辞のため発言を求められておりますので許可します。
22番、
佐武克彦君。
(22番
佐武克彦君 登壇)
○22番(
佐武克彦君) 年長のゆえをもちまして、私の方からひとことご
あいさつを申し上げます。
ただいま、私たち二人が永年勤続25年の
表彰を
市長さんからいただきましたが、翻って考えますと、私は、40歳のときに市政を志し、
篠崎議員は、若干30歳のときでございました。今さらながら月日の経つのは本当に早いものだと思い、またこの今日までの経過を翻ってみますときに、まことに感慨新たなものがございます。
今日まで、7回の選挙による洗礼を受けて参ったわけでございますけれども、きょうこの栄誉を受けさせていただいたのは、多くの市民の
皆さん、また、市の歴代の
市長さんや助役さんをはじめとする
市職員の方がた、また、先輩の
議員さんや同僚の
議員さん、また、
報道関係をはじめとする
各種団体の方
がた等、数多くの方がたのご指導とご鞭撻をいただいてきた結果でございまして、この機会に心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。
ただいま脇中
市長さんから、また、
議員を代表して
黒田議員さんから過分のお言葉をいただき、恐縮をいたしておるところでございますが、今後も初心に返り、微力ではございますけれども、
市政進展のために全力を尽くして参る決意でございますので、今後とも
皆さん方の温かいご指導とご鞭撻のほど
お願いを申し上げまして、まことに簡単でございますけれども、お礼のご
あいさつといたします。
ありがとうございました。
(22番
佐武克彦君 降壇)
(拍 手)
○議長(
熊野芳和君) 以上をもって、
表彰式を終了いたします。
開 議
○議長(
熊野芳和君) それでは、
地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、お手元に配付の日程により本日の会議を開きます。
(午後 1時23分)
────────────────
◎諸般の
報告
○議長(
熊野芳和君) この場合、
事務局長をして諸般の
報告をいたさせます。
議会事務局長、橘勲君。
(
議会事務局長 橘 勲君 登壇)
○
議会事務局長(橘 勲君)
報告申し上げます。
去る9月5日付、田総第429号をもって
市長から本
定例会に提案の
議案として、4定
報告第1号
専決処分事項についてほか25件及び本
定例会議案参考資料の送付がありました。また、本日付、田総第429号の2をもって
追加議案として、4定
議案第25号 第三次
田辺市
総合計画基本構想について及び
議案参考資料の送付がありました。いずれもお手元に配付してございます。
以上であります。
(
議会事務局長 橘 勲君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) それでは日程に入ります。
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
熊野芳和君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第82条の規定により、本
定例会の
会議録署名人として20番
広沢得次君、21番
篠崎憲司君、22番
佐武克彦君、以上3人の諸君を指名いたします。
◎日程第2 会期の決定
○議長(
熊野芳和君) 続いて、日程第2 会期の決定を上程いたします。
お諮りいたします。
本
定例会の会期は、本日から10月2日までの21日間といたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、本
定例会の会期は本日から10月2日までの21日間と決定いたしました。
◎日程第3 第三次
田辺市
総合計画策定に関する
調査について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、日程第3 第三次
田辺市
総合計画策定に関する
調査についてを上程いたします。
田辺市
総合計画調査特別委員会委員長の
報告を求めます。
22番、
佐武克彦君。
(22番
佐武克彦君 登壇)
○22番(
佐武克彦君)
委員長報告、昨年、9月27日の議会で設置いたしました当
田辺市
総合計画調査特別委員会は、以後9回にわたる
委員会を開会し、この9月本
定例会に提出されました第三次
田辺市
総合計画の
基本構想及び
基本計画(案)について
調査研究を行って参りました。
その間、当局から
基本構想策定に当たっての考え方、十年後の目指す
まちづくりの方向、
目標年次、
人口フレーム等々の基本的な事項及びそれに伴う具体的な施策としての
基本計画策定の参考にすべき
現行基本計画における今日までの
進捗状況等の説明を聴取しつつ、鋭意
調査研究を進めて参りました。
その過程で、
現行総合計画を総括するとともに、今回、
計画の
策定作業と並行して委員から数多くの意見が出されましたが、当
委員会として、
@市民アンケートの結果から、市民の意見が生かされた
計画づくりを進めること。A個性ある
まちづくりに視点を置いた
計画づくりをすすめること。
B計画の背景のとらえ方に問題はないか。C国・県・市の
役割分担を明確にする必要がある。
D広域行政の施策の展開を考えた
計画づくりを進めること。
E高齢化社会を見通し、人口の推移とともに所得の推移も見極めていく必要がある。以上の諸点について、
計画の中で十分配慮されるよう提言するとともに、十年後のあるべき姿を明確にとらえた
計画策定を求めて参り、去る9月6日をもって、
調査研究を終了いたしました。
以上、
委員長報告といたします。
平成7年9月12日、
田辺市
総合計画調査特別委員会委員長 佐武克彦。
以上です。
(22番
佐武克彦君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 以上で、
委員長の
報告が終了いたしました。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 討論なしと認めます。
それではお諮りいたします。
第三次
田辺市
総合計画策定に関する
調査については、
委員長報告のとおり了承することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、第三次
田辺市
総合計画の策定に関する
調査については、
委員長報告のとおり了承することに決しました。
◎日程第4 4定
報告第1号
専決処分事項についてから
日程第29 4定
議案第25号 第三次
田辺市
総合計画基本構想についてまで
一括上程
○議長(
熊野芳和君) 続いて、日程第4 4定
報告第1号
専決処分事項についてから、日程第29 4定
議案第25号 第三次
田辺市
総合計画基本構想についてまで、以上26件を
一括上程いたします。
提出者の説明を求めます。
市長、脇中孝君。
(
市長 脇中 孝君 登壇)
○
市長(脇中 孝君) ただいま上程されました
議案は、
専決処分報告1件、
条例に関するもの10件、予算に関するもの6件、その他9件でございまして、その概要についてご説明申し上げます。
まず、
報告第1号
専決処分事項についてでありますが、平成7年度
田辺市
一般会計補正予算(第2号)につきましては、急施を要する災害の
応急復旧費を、平成7年度
田辺市
一般会計補正予算(第3号)につきましては、
幹線道路網計画調査委託料等をそれぞれ
専決処分により補正したものであります。
次に、
議案第1号
政治倫理の確立のための
市長の
資産等の公開に関する
条例の制定については、
国会議員の
資産等の公開に関する法律に基づき、
市長の資産の
状況等を公開するため制定するものであります。
議案第2号
田辺市
税条例の一
部改正については、
精神保健法の一
部改正に伴い、
軽自動車税の減免に関する規定について所要の改正を行うものであります。
議案第3号 議会の
議員その他
非常勤の職員の
公務災害補償等に関する
条例の一
部改正については、
地方公務員災害補償法の一
部改正により、
介護補償制度の創設及び
遺族補償年金の
引上げ等を行うものであり、
議案第4号
田辺市
職員恩給条例等の一
部改正については、
恩給法等の一
部改正に伴い、
恩給額を引き上げるものであります。
議案第5号
特別職の職員で
非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する
条例の一
部改正については、新たに
土地区画整理審議会の委員及び
土地区画整理事業評価員の報酬の額等を定めるため改正するものであります。
次に、
議案第6号
田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一
部改正については、
非常勤消防団員等に係る
損害補償の基準を定める政令の一
部改正に伴い、
補償基礎額等を、
議案第7号
田辺市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例の一
部改正については、
賞じゅつ金を、
議案第8号
田辺市
消防団員の
退職報償金支給条例の一
部改正については、
消防団員等公務災害補償等共済基金法施行令の一
部改正に伴い、
退職報償金をそれぞれ引き上げるものであります。
議案第9号から
議案第13号までの
工事請負契約の締結については、万
呂コミュニティセンター新築工事、
芳養漁港修築(その7)工事、
上芳養地区農業集落排水事業処理施設工事、
上芳養地区管路工事及び
新庄総合公園水の
ゲート建設工事の
請負契約の締結について、それぞれ議決を
お願いするものであります。
議案第14号
物品購入契約の締結については、
北分署に新たに配備する高
規格救急自動車の
購入契約の締結について、
議案第15号
損害賠償の額を定めることについては、市道上における自転車の事故に対する賠償額について議決を
お願いするものであります。
次に、
議案第16号 平成7年度
田辺市
一般会計補正予算(第4号)につきまして、その概要をご説明申し上げます。
今回の補正につきましては、市税の伸び悩みなど厳しい状況下にありますが、懸案の
新規事業を積極的に推進するため、18億646万5,000円を計上しておりまして、歳出の主なものを申し上げますと、まず、総務費では施設修繕料等、民生費では国庫及び県支出金返還金、老人複合福祉施設整備事業費等、衛生費では焼却炉維持管理業務委託料等、農林水産業費では、梅病害虫特別対策協議会負担金、中山間地域農村活性化総合整備事業費、農業集落環境整備事業費、扇ケ浜総合整備に係る漁業補償金、漁港建設工事費等を計上しております。
続きまして、商工費では、観光施設整備工事費、共同作業場整備事業費等、土木費では、道路局部改良費、水路新設改良費、新庄総合公園建設費等、消防費では、耐震性貯水槽設置工事費等、教育費では、三栖小学校、上芳養中学校及び新庄幼稚園の建築に伴う
調査・設計委託料、小公園(ちびっこ広場)整備工事費等、災害復旧費では、災害復旧事業費、諸支出金では、普通財産取得費を計上するほか、債務負担行為補正、地方債補正を併せて計上しております。
なお、今回の補正に要する財源としては、地方
交付税、国・県支出金、繰越金等を充てることにしております。
次に、特別会計でありますが、
議案第17号 平成7年度
田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、健康チェック補助金制度の新設による組替えであります。
議案第18号
田辺市
住宅新築資金貸付条例の一
部改正については、住宅新築資金の貸付限度額を引き上げるものであり、
議案第19号 平成7年度
田辺市
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)は、
条例改正に伴う補正であります。
議案第20号 平成7年度
田辺市
老人保健特別会計補正予算(第2号)は、精算による県支出金返還金を、
議案第21号
田辺市
農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する
条例の一
部改正については、新たに中芳養地区及び上秋津川東地区に
農業集落排水処理施設を設置するものであります。
議案第22号 平成7年度
田辺市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、岩内地区及び上芳養地区農業集落排水事業費等の補正であります。
次に、
議案第23号 平成7年度
田辺市
水道事業会計補正予算(第2号)は、神子浜排水路改良に伴う配水管移設工事費等を計上しております。
次に、
報告第2号 平成7年度
田辺市
土地開発公社の事業の
計画の変更については、当該法人から提出のあったものの
報告であります。
議案第25号 第三次
田辺市
総合計画基本構想については、
地方自治法の規定に基づき、21世紀にまたがる
田辺市の
まちづくりの指針となる第三次
田辺市
総合計画基本構想を定めるため、議決を
お願いするものであります。
以上、簡単にご説明申し上げましたが、詳細につきましては、関係部課長から説明いたさせますので、ご賛同くださいますよう
お願いいたします。
平成7年9月12日
田辺市長 脇中孝
(
市長 脇中 孝君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 続いて、補足説明を求めます。
総務部長、楠本薫君。
(
総務部長 楠本 薫君 登壇)
○
総務部長(楠本 薫君) それでは、
議案書に基づきまして1ページから補足説明をいたします。
4定
報告第1号
専決処分事項について、次の事件は、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを
報告し、承認を
お願いするものでございまして、
専決処分事項といたしましては、平成7年度
田辺市
一般会計補正予算(第2号)と(第3号)でございまして、内容につきましては、次ページから順を追ってご説明申し上げます。
平成7年度
田辺市の
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ594万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ261億3,762万1,000円とするものでございまして、4ページを
お願いいたします。
災害復旧費でございまして、農林施設災害復旧費並びに公共土木施設災害復旧事業費は、いずれも去る7月3日、4日の梅雨前線豪雨による
応急復旧費について専決いたしたものでございます。
次ページの平成7年度
田辺市の
一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ790万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ261億4,552万1,000円とするものでございまして、7ページを
お願いいたします。
総務費の諸費で、負担金補助及び交付金300万円でございますが、これは全国高等学校野球選手権大会に県代表校として、県立
田辺高等学校が甲子園に出場いたしましたことに対して助成いたしたものでございます。
土木費の都市
計画総務費の委託料でございますが、本件につきましては、近畿自動車道紀勢線、それから西
田辺バイパス等の
計画決定に伴い、
田辺市域の交通の流れが大きく変化するため、県道、市道、都市
計画道路網の整備
計画の見直しを行うとともに、市街地の発展や社会情勢の変化等により、一部実態に則してない県道、市道の
役割分担について、将来の幹線道路網
計画の見直しを、県と一体で早期に行う必要があり、それぞれに専決いたしたものでございます。
次ページを
お願いいたします。
4定
議案第1号
政治倫理の確立のための
市長の
資産等の公開に関する
条例の制定について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を
お願いするものでございまして、内容につきましては、
国会議員の法律とほぼ同様の内容になっておりまして、任期開始日におけます
市長の不動産、定期預貯金、借入金等の状況を記載した
報告書を作成して、市民等の閲覧に供するものでございまして、本年12月1日をもって施行するものでございます。
11ページを
お願いいたします。
4定
議案第2号
田辺市
税条例の一
部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を
お願いするものでございまして、本件につきましては、今までは、精神障害者には患者票等により、
軽自動車税の減免をすることができることになっておりましたが、本年7月1日、
精神保健法の一
部改正によりまして、精神障害者に精神障害者保健福祉手帳が交付されることに伴い、手帳により
軽自動車税の減免ができるように、所要の改正を行うものでございます。
13ページを
お願いいたします。
4定
議案第3号 議会の
議員その他
非常勤の職員の
公務災害補償等に関する
条例の一
部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を
お願いするものでございまして、本件は、
地方公務員災害補償法の一部を改正する法律の施行により、傷病補償年金又は障害補償年金を受ける権利を有する職員が介護を受ける場合、介護補償として、その費用を支給するという制度等が設けられたことに伴いまして、
条例により補償を受けるべき
非常勤の職員も同様の措置を講じるために、改正を
お願いするものでございます。なお、
介護補償制度につきましては、平成8年4月1日施行となります。
15ページに参りまして、4定
議案第4号
田辺市
職員恩給条例等の一
部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を
お願いするものでございまして、これは平成6年度の公務員の給与改定に準じてアップされるものでございまして、対象者は、扶助料2名、アップ率は平均1.1%で、適用は本年4月1日からでございます。
18ページを
お願いいたします。
4定
議案第5号
特別職の職員で
非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する
条例の一
部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を
お願いするものでございまして、本件は、都市
計画事業のアオイ、銀座両地区の施行に当たりまして、土地区画整理法の定めにより、
土地区画整理審議会の委員及び評価員の選任が義務づけされております。この報酬額等を定めるものでございます。
次ページに参りまして、4定
議案第6号
田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一
部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を
お願いするものでございまして、内容につきましては、補償基礎額の日額が、最低額で8,700円に、最高額で1万4,000円に、15歳から22歳までの子どもに対する扶養加算額を67円に、また
遺族補償年金額の倍数を最低で201倍に、最高で245倍にそれぞれ引き上げるものでございます。
21ページに参りまして、4定
議案第7号
田辺市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例の一
部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を
お願いするものでございまして、内容につきましては、殉職者
賞じゅつ金の額を最低額で490万円、最高額を2,520万円に、障害者
賞じゅつ金の額を最低額で190万円、最高額を2,060万円に、また、殉職者特別
賞じゅつ金の額を3,000万円にそれぞれ引き上げるものでございます。
23ページを
お願いいたします。
4定
議案第8号
田辺市
消防団員の
退職報償金支給条例の一
部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を
お願いするものでございまして、内容につきましては、在職5年以上の
消防団員に対する
退職報償金の額を、最低額で11万円に、最高額で88万円に引き上げるものでございます。
25ページに参りまして、4定
議案第9号
工事請負契約の締結について、万
呂コミュニティセンター新築工事請負契約の締結について、議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する
条例第2条の規定により、議会の議決を
お願いするものでございます。
工事名は、万
呂コミュニティセンター新築工事。契約の方法は、指名競争入札。被指名者数は、7社。入札年月日は、平成7年8月24日。契約金額は、2億2,402万5,000円。請負人は、
田辺市中万呂863番地 株式会社 濱本組 代表取締役濱本恭生殿。
なお、本件から
議案第13号までの工事施行概要等につきましては、別冊参考資料の1ページから5ページをご参照願いたいと思います。
次ページに参りまして、4定
議案第10号
工事請負契約の締結について、
芳養漁港修築(その7)
工事請負契約の締結について、議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する
条例第2条の規定により、議会の議決を
お願いするものでございまして、工事名は、
芳養漁港修築(その7)工事。契約の方法は、指名競争入札。被指名者数は、14社。入札年月日は、平成7年8月24日。契約金額は、1億9,570万円。請負人は、
田辺市元町522番地の20 株式会社 廣畑組 代表取締役廣畑忠司殿。
次ページに参りまして、4定
議案第11号
工事請負契約の締結について、
上芳養地区農業集落排水事業処理施設工事請負契約の締結について、議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する
条例第2条の規定により、議会の議決を
お願いするものでございます。
工事名は、
上芳養地区農業集落排水事業処理施設工事。契約の方法は、指名競争入札。被指名者数は、12社。入札年月日は、平成7年8月25日。契約金額は、3億694万円。請負人は、大阪市淀川区西中島五丁目14番5号 ドリコ株式会社大阪支店 支店長花井純殿。
次ページに参りまして、4定
議案第12号
工事請負契約の締結について、
上芳養地区管路工事請負契約の締結について、議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する
条例第2条の規定により、議会の議決を
お願いするものでございまして、工事名は、
上芳養地区管路工事。契約の方法は、指名競争入札。被指名者数は、6社。入札年月日は、平成7年8月25日。契約金額は、5億7,680万円。請負人は、大阪市西区新町一丁目34番15号 株式会社イナックス大阪支社 取締役支社長三村康殿。
次ページに参りまして、4定
議案第13号
工事請負契約の締結について、5.5.2
新庄総合公園水の
ゲート建設工事請負契約の締結について、議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する
条例第2条の規定により、議会の議決を
お願いするものでございまして、工事名は、5.5.2
新庄総合公園水の
ゲート建設工事。契約の方法は、指名競争入札。被指名者数は、7社。入札年月日は、平成7年8月31日。契約金額は、1億5,965万円。請負人は、
田辺市宝来町8番13号 株式会社裏地工務店 代表取締役裏地崇男殿。
次ページに参りまして、4定
議案第14号
物品購入契約の締結について、高
規格救急自動車物品購入契約の締結について、議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する
条例第3条の規定により、議会の議決を
お願いするものでございまして、本車両は、消防署の
北分署に配備されるものでございます。契約名は、高
規格救急自動車物品購入契約。契約の方法は、随意契約。契約の金額は、1,979万6,600円。契約の相手方は、
田辺市東山一丁目10番33号 和歌山トヨタ自動車株式会社
田辺営業所 所長岡澤光司殿。
次ページに参りまして、4定
議案第15号
損害賠償の額を定めることについて、次のとおり
損害賠償の額を定めることについて、
地方自治法第96条第1項第13号の規定により議会の議決を
お願いするものでございまして、内容といたしましては、平成6年10月4日午後6時ごろ、
田辺市芳養町字団栗地内の市道田川大坊稲成線路上において、上屋敷町100番地の1、小倉康孝さん運転の競技用自転車が、横断溝のグレーチング上を通過しようとしたところ、長年の通行により生じた約4センチメートルのすき間に前輪を落とし込み、転倒した。この事故により、小倉さんが負傷するとともに、自転車も破損した。
これに対する損害を41万9,118円を賠償するものでございます。
次ページに参りまして、4定
議案第16号 平成7年度
田辺市の
一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ18億646万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ279億5,198万6,000円とするものでございまして、併せまして債務負担行為の補正、地方債の補正を
お願いするものでございまして、内容につきましては、45ページの歳出から順を追ってご説明申し上げます。
45ページでございます。
総務費の一般管理費につきましては、主なものは、庁舎の修繕費、それから単車の買換えの備品購入費、それから電子計算費の旅費につきましては、既にご
報告申し上げております、災害時における電算組織に係るデータの保護を図るために、大阪の羽曳野市に出張をするための追加経費を。それから、恩給及び退職年金費につきましては、さきの第4号
議案でご説明申し上げました
条例改正に伴う必要額と、退隠料受給者の1名が死亡されたことに伴います額とを相殺して減額いたしております。
次の選挙費の県議会選挙費につきましては、去る4月9日執行の和歌山県議会
議員一般選挙の執行経費の交付額が確定したことに伴います補正を
お願いしております。
次ページに参りまして、民生費でございますが、社会福祉総務費につきましては、身体障害者保護費、医療費、生活保護費等の精算によります国・県支出金の返還金を。身体障害者福祉費の減額につきましては、当初二か所の身体障害者グループホームを見込んでおりましたが、入居者全員が精神薄弱者となったために減額いたすもので、次の精神薄弱者福祉費の補正につきましては、三か所の運営費の補助金を。
それから、国民年金費につきましては、検認率85%の達成を目標に、保険料収納特別対策事業に取り組んでおりますが、当初予算に500万円、これは全額、国費でございますが、計上いたしておりましたけれども、今回、678万7,000円の追加決定がございましたので、財源更正をいたしますとともに、所要の補正を
お願いしております。市民総合センター管理費につきましては、科目更正を。
次の老人複合福祉施設整備事業費につきましては、
田辺市高齢者保健福祉
計画において、中核施設の一つに位置付けられており、新庄町滝内福祉エリア、敷地が9,564平方メートルございますが、に老人複合福祉施設を整備するもので、具体的には神子浜の養護老人ホーム千寿荘を移転改築する。これは70人の定員でございます。それから軽費老人ホームの一種でございます、ケアハウス、15人定員。それから、デイ・サービスセンター、ショートステイ施設、それぞれ15人定員。それから、在宅介護支援センター及び地域福祉交流センターを内容とした複合福祉施設を整備するものであります。基本的には、これらの施設を核として、すべての市民に開放された施設づくりを目標とし、また、高齢者、障害者にやさしい
まちづくりのモデルとなるよう整備するものであります。
構造は、鉄筋コンクリートの3階建て、一部4階でございますが、規模は、延面積で5,000平方メートルの施設を予定してございます。事業期間は、今年度から平成8年度の二か年で、総事業費は、18億7,637万円。そのうち今年度は、工事費、それから設計監理委託料のうち、今年度分及び事務費として6億3,005万円を予算計上いたしておりますとともに、併せまして債務負担行為補正を
お願いいたしております。財源といたしましては、国庫補助金及び地域総合整備事業債を活用して参りたいと考えております。施設の完成予定は、平成9年3月の予定で、同年4月の開所を目標にいたしております。別冊参考資料の6ページをご参照願いたいと思います。
次ページの同和対策総務費につきましては、昨年11月、市民の
皆さんのご協力を得て、地対財特法後のあり方を展望して、市民
報告集会を成功させることができました。ことしはその取組みをさらに発展させるために、世界的にも大きな課題となっております、基本的人権尊重の学習をみんなで深め、併せて同和問題の解決を目指したシンポジウム「今、問われている日本人の人権感覚」を10月26日に、紀南文化会館で開催を予定しております所要の補正を
お願いしております。財源は、全額、県の委託金でございます。
隣保館費につきましては、運営費補助金の増加によるものでございます。
塵芥処理費につきましての委託料では、新炉がこの11月に完成して参ります。それ以降の炉の維持管理の委託料を。それから、最終処分場の終末でございます、浸出液の処理施設の管理委託料も120万円を
お願いしておるところでございます。補助金につきましては、ゴミ減量対策としての簡易焼却炉の購入補助金を追加いたしております。
次ページに参りまして、農業振興費につきましては、梅の生育障害対策といたしまして、被害地域で樹勢維持、それから予防対策について、試験的に実施をするための梅病害虫特別対策協議会負担金を計上いたしております。
それから、農業構造改善事業費につきましては、うち委託料では市の農林産物をPRするためのビデオ作成委託料を。補助金につきましては、梅の消費拡大を図るために、梅料理のコンテストを実施するための助成を考えてございます。
それから、山村振興費につきましては、山村活性化ビジョン策定委託料60万円と、それから紀州備長炭記念公園の展示館の内容について検討する、紀州備長炭記念公園展示収集委員に対する謝礼を含む調査委託料を49万2,000円でございます。
それから、小規模治山事業費につきましては、中芳養の田尻地区で一か所の工事費の認定のあったものでございます。
農業土木総務費につきましては、賃金、旅費、需用費の総額60万円につきましては、高速交通体系に対応する広域農道網の整備を中心とした農業基盤整備を目的としております事業の黒潮フルーツライン推進の地区
調査費でございます。併せまして農用地総合整備事業地区
調査推進協議会負担金等を
お願いしてございます。
それから、農業施設整備事業費の1,500万円につきましては、市単事業費の追加を。
樹園地農道整備事業費につきましては、今年度で完成予定の新庄町長井谷地区第一期工事の追加認証に伴う事業費を。
土地改良総合整備事業費につきましては、新庄町内之浦地区の農地造成に係る測量設計委託費の追加を。
それから、中山間地域農村活性化整備事業費の追加につきましては、農地造成工事に伴います農道の法面保護工事と、上芳養東郷地区営農飲雑用水施設建設工事費の事業認証増に伴う追加を
お願いしてございます。
次ページに参りまして、農業集落環境整備事業費につきましては、稲成町谷上地区の営農飲雑用水事業の追加認証事業費増に伴う所要の補正を。
それから、小規模土地改良事業費につきましては、前年度からの継続事業でございます、中三栖広地区の農道整備工事費。それから、中芳養林地区の矢代谷水路の改良費を計上いたしております。
次の水産業総務費の2億5,420万円につきましては、まず、県営事業負担金420万円につきましては、県営事業で行います
田辺漁港海岸、これは扇ケ浜整備事業に係る市負担金。それから、補償補填及び賠償金の2億5,000万円につきましては、扇ケ浜総合整備事業に係る
田辺漁協及び湊浦漁協に対する漁業補償金でございます。
それから水産振興費の補正につきましては、今年度より県が新規で行う補助事業であります、
田辺漁協が事業主体となって実施する親子おさかな料理教室に係る補助金と、それから工事請負費につきましては、
新規事業として、水域環境クリーンアップ事業に係るものでございまして、
田辺湾内の海底廃棄物を除去することにより、漁場環境の改善を図るものであります。
漁港管理費につきましては、内之浦漁港の施設修繕費を。
それから、漁港建設費につきましては、3億円追加を
お願いしてございますが、当初に6億円計上いたしております、
芳養漁港修築事業費の追加認証に伴う補正でございます。
次ページに参りまして、商工振興費の補正につきましては、県の緊急経営資金特別融資制度の延長に伴います所要の補正を。
それから、観光費につきましては、委託料では、紀伊
田辺駅構内、これはホーム側でございますが、の改札口の上の方に観光看板を設置するための経費を。それから、工事費につきましては、上芳養石神地区の
田辺梅林内に梅公園を整備するための事業費を。
それから、共同作業場整備事業費の5,557万6,000円につきましての工事請負費は、三地区大型共同作業場の敷地の改修費を。それから、備品購入費につきましては、二件ございまして、一点は、三地区大型共同作業場の梅干し充填ラインの一式、それから、天然皮革大型共同作業場の皮革シューズ加工機の購入費でございます。
土木総務費の人件費の減額につきましては、61ページの公共土木施設災害復旧費へ振替でございます。補償補填及び賠償金につきましては、先ほどの
議案第15号に係ります賠償金でございます。
次ページに参りまして、道路維持費の200万円は、市単の追加を。
それから、道路新設改良費の減額につきましては、補助認証事業費の減額に伴います所要の補正を。
それから、道路局部改良事業費につきましては、市単の追加を。
次ページに参りまして、歩道新設改良費につきましては、事業費認証減に伴う所要の更正を。
水路維持費につきましては、市単の追加でございますが、河川管理費の補正につきましては、背戸川第一ポンプ場の除塵機、それから第二ポンプ場の雨漏れの修繕費用。
水路新設改良費につきましては、準用河川大谷川、馬谷川の認証事業費の決定によります更正と併せて市単事業費の追加を行っております。
それから、都市
計画総務費につきましては、
田辺駅周辺土地区画整理事業費、当初、900万円を予定しておりましたが、600万円に減額、交付決定によるものでございます。
それから、街路事業費につきましての補正は、事業認証に伴う補正と併せて予算の更正を
お願いしてございます。
それから、新庄総合公園建設事業費の補正につきましては、事業認可の増額決定によるものでございます。なお、ここで特定財源で80万円その他というところにございますが、これは「樹木とか、桜等の植樹をしてください」ということで、国際ソロプチミスト和歌山紀南会長三前陽子さんからご寄附をいただいた財源をもとに、予算を考えてございます。
錦水公園整備事業費につきましては、科目更正を。
次ページに参りまして、銀座地区沿道区画整理型街路事業費、それから次のアオイ地区沿道区画整理型街路事業費につきましては、それぞれ両件が共通した内容でございますので、一括して内容のご説明を申し上げます。
この両地区につきましては、沿道区画整理型街路事業と商業近代化事業の合併施行で、両地区とも減価補償地区であり、当初、公共用地の先買いを
計画いたしておりましたが、商業近代化事業との関係で、換地設計の委託を先行するために科目更正等を行うものでございます。
それから、地域汚水処理施設管理費の減額と追加補正につきましては、修繕費では、神島台地域の汚水処理施設の曝気ブロアモーターの取替えを。委託料は、入札差によるものでございます。
住宅管理費の補正につきましては、天神団地付近で進めて参りました地質
調査の解析業務の委託料を。
常備消防費の追加につきましては、飲料水兼用型の100トンの耐震性貯水槽を東陽中学校の屋体前の空き地に設置するための事業費等でございます。
それから、消防団費の補正につきまして、うち14、15、17節につきましては、県の補償金、道路拡幅に伴う補償金を財源に万呂分団庫を移転するものでございます。それから、備品購入費の100万円につきましては、
消防団員等
公務災害補償等共済基金からの助成金で購入いたします、
消防団員の安全管理対策用品の購入費等でございます。
それから、教育の事務局費で750万円の委託料でございますが、これは懸案でございました老朽校舎の改築を、今年度から上芳養中学校移転新築、それから三栖小学校新築、それから新庄幼稚園新築事業に取り組みますが、そのほとんどが敷地整備が必要でございますので、建築に関連した土木工事の事業量が膨大となって参りますので、土木工事の事前
調査及び事前
計画の立案業務等を委託するものでございます。
次ページに参りまして、小学校費、中学校費で12万円と8万円の特定財源のその他の項に入ってございますが、いずれも
田辺市中屋敷町23番地、財団法人脇村奨学会代表夛屋平夫様から、学校図書をということでいただきましたご浄財を財源に予算を考えてございます。
三栖小学校建築費の200万円につきましては、
新規事業として新築に向けての鉄筋校舎の耐力度
調査委託料でございます。
次の中学校費の上芳養中学校建築事業費の2,500万円につきましては、これも校舎の移転新築及び周辺整備工事に伴う設計委託料でございます。
幼稚園費の教育振興費につきましては、幼稚園就園奨励費補助金、これは人数増に伴う追加を。
それから、新庄幼稚園建設事業費の430万円の委託料につきましては、同園地の測量と、それから公図訂正に係る委託料でございます。
次ページに参りまして、社会教育総務費では、現在まで2名の枠でございました、社会同和教育推進指導員が県の補助との関係で1名になったことによります賃金との科目更正をいたしております。工事請負費につきましては、ちびっこ広場の整備事業費を。
それから、文化財費の補正につきましては、市の無形文化財を中心としたビデオ映像化し、学校、図書館、それから公民館、地域の学習教材として広くご活用いただき、文化財を長く後世に継承するとともに、文化財に対して深い理解と関心を促して、文化財保護の普及啓発に努めて参りたいと。
それから、公民館費につきましては、中芳養の公民館の改修費を。
図書館費につきましては、これも特財で90万円見てございますが、うち10万円は、
田辺市上屋敷町116番地、脇村孝三郎様より、図書購入費として、それから、
田辺市湊1593番地、村上有司様から80万円は、図書の巡回配本車の軽四を買うということでいただきましたご浄財を財源に、予算を考えたものでございます。
それから、社会教育活動費につきましては、負担金補助及び交付金で、県が今年度に新設した、ヤングプランアシスト補助金に市が上乗せしまして、青年団体の活動に助成する等の経費でございます。
次の現年度耕地災害復旧事業費7,572万2,000円、それから、現年度公共土木災害復旧事業費5,590万4,000円は、いずれも去る7月3日、4日の梅雨前線豪雨により被災しました施設等の災害復旧費を
お願いしてございます。
次ページに参りまして、普通財産取得費の4,079万8,000円、これは新庄町滝内の福祉ゾーン地内の
土地開発公社所有地を、同社のご配慮をいただき原価で取得し、精神障害者社会復帰施設用地として活用をする予定でございます。なお、今回の補正に要する財源といたしましては、
交付税、国・県支出金、繰越金、市債等をもって充てることにいたしてございます。
71ページを
お願いいたします。
4定
議案第17号 平成7年度
田辺市の
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ52億5,428万8,000円とし、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ50万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,322万万6,000円とするものでございまして、内容につきましては、次ページに参りまして、事業勘定では、被保険者の健康の保持増進のために、
田辺市国民健康保険
条例第10条に規定する保健事業として、健康チェック補助金制度を創設するものでございまして、被保険者が成人病検診に要する費用の85%、最高限度額3万円を助成する経費でございます。
73ページの直営診療施設勘定は、上芳養診療所の施設修繕費でございます。
次、75ページに参りまして、4定
議案第18号
田辺市
住宅新築資金貸付条例の一
部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を
お願いするものでございまして、内容といたしましては、貸付限度額を790万円から800万円に改正するものでございまして、次のページに参りまして、4定
議案第19号 平成7年度
田辺市の
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ30万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ6億3,105万円とするものでございまして、内容につきましては、さきの18号
議案でご説明申し上げました貸付限度額の改正に伴う所要の補正でございます。
それでは、80ページに参りまして、4定
議案第20号 平成7年度
田辺市の
老人保健特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ664万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ48億9,653万1,000円とするものでございまして、内容につきましては、県支出金の返還金でございます。
次に、83ページに参りまして、4定
議案第21号
田辺市
農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する
条例の一
部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を
お願いするものでございます。
新たに中芳養地区及び上秋津川東地区に
農業集落排水処理施設を設置するために改正するものでございます。
次ページに参りまして、4定
議案第22号 平成7年度
田辺市の
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4,249万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ11億5,673万7,000円とするもので、併せて地方債の補正を
お願いするものでございまして、内容につきましては、88ページを
お願いいたします。
88ページの総務費でありますが、これは平成8年度新規採択予定の長野地区の水質検査手数料でございます。
次の岩内地区施設整備事業費につきましては、上秋津岩内の佐向谷地区の管路施設工事費と、それに伴う事務費を。
それから、三栖左岸地区施設整備事業費につきましては、中三栖広ノ岡、細井地区の管路施設工事に係る費用でございます。
次の中芳養地区施設整備事業費につきましては、中芳養西野地区の管路施設工事費と、それから処理施設場内整備に伴う経費等でございます。
上芳養地区施設整備事業費につきましては、処理場用地購入による費用等、それに伴います公図訂正の委託料等を
お願いしてございます。
次に、90ページに参りまして、4定
議案第23号 平成7年度
田辺市
水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、資本的収入及び支出におきまして、水路改良事業並びに会津川地方特定河川等環境整備事業に伴う負担金と工事費を、また、耐震性貯水槽設置に伴います配水管を布設するための工事費等を補正いたしたものでございます。
次に、92ページに参りまして、4定
報告第2号 平成7年度
田辺市
土地開発公社の事業の
計画の変更につきましては、次のとおりでございます。
内容につきましては、資本的支出で、芳養町大屋地区開発事業に伴う水道造成分担金を計上いたしております。財源は、長期借入金をもって充てるものでございます。
最後に、別冊で
議案2号の方を
お願いいたします。
4定
議案第25号 第三次
田辺市
総合計画基本構想について、補足説明を申し上げます。
本
総合計画につきましては、
計画期間を平成8年から17年までの10年間としており、大きく分けて
基本構想と
基本計画の二つの部分で構成されております。
基本構想は、
まちづくりの理念、目標、施策の基本的な内容で、
基本計画につきましては、
基本構想を踏まえ、具体化した施策ごとの
基本方針、主要な事業などとなっております。
その中で、
まちづくりの目標、
まちづくりの目標を実現するための主要な視点、
人口フレーム、施策のあらましで構成いたしております
基本構想を
地方自治法第2条第5項の規定に基づき、議決を
お願いするものでございます。別冊の関係参考資料の
総合計画案で申し上げますと、7ページから19ページまでの部分でございます。したがいまして、はじめにリーディングプロジェクト及び
基本計画につきましては、議決の参考としていただきたいと考えております。
それでは、第三次
田辺市
総合計画について、全体の概略をご説明申し上げます。まず、はじめにつきましては、
計画策定の目的、それから
総合計画策定の背景となっており、
計画策定の背景につきましては、社会環境の変化と新たな課題ということで、価値観・生活意識の変化、産業構造の変化、高齢化の進行、情報化の進展、地方分散化への対応という五点にわたって押さえるとともに、本市の特色として何があるかということを、中心都市機能、それから自然資源、それから余暇活用資源、時間的ゆとりという点について押さえております。
基本構想の
まちづくりの目標につきましては、ただいま申し上げました背景と本市の特色を踏まえて、魅力ある新地方都市「
田辺」の創造としております。魅力ある新地方都市「
田辺」の創造は、今後の市行政のみならず本市全体の方向を示すテーマであると考えております。また、
まちづくりの目標を実現するための主要な視点につきましては、拠点都市機能の強化、快適な生活の実現、まちの魅力の主張、地域改善の精神の四項目で押さえております。
人口フレームにつきましては、平成17年度の人口を7万人に設定しており、それに向けて努力を重ねて参りたいと考えております。施策のあらましにつきましては、今まで申し上げました諸点を踏まえ、魅力ある新地方都市「
田辺」の創造に向けて、この10年間に何をすべきかという施策の方向を記述しており、
基本計画の施策の
基本方針と連動するものでございます。内容につきましては、一点、生活や経済活動を支える都市基盤の整備。二点、快適で住みよい生活環境づくり。三点、地域を支える産業の活性化。四点、やすらぎと生きがいをもたらす健康・福祉。五点、豊かな心を育む教育・文化の高揚。六点、市民参加と総合的な行財政運営の確立の六つの主要施策のもとに、体系的・総合的な諸施策の推進を図ることとしております。
以上が
基本構想でございます。
次に、
まちづくりの目標、魅力ある新地方都市「
田辺」の創造を実現するためのリーディング・プロジェクトといたしまして、駅周辺の都市機能拠点の整備と扇ケ浜の海浜親水拠点の整備といった二つのプロジェクトを総合的に進める
田辺の顔づくり、新庄町滝内・内之浦地区の総合保養拠点づくり、地域間道路ネットワークづくりとしての文里湾架橋、小・中学校における情報化に対応した教育機能の充実と併せ、災害時の情報受発信機能の整備を行う教育・情報拠点づくり、さらには文化のみえる
まちづくりのための南方熊楠翁顕彰の併せて五つのプロジェクトを位置付けております。
基本計画につきましては、先ほど申し上げました施策のあらましに沿って、6章25節で構成しており、都市基盤の整備、生活環境の整備、また高齢化、情報化、国際化などの様ざまな社会ニーズや地域課題に対応し、豊かで住みやすい
まちづくりを支えるための産業の活性化、健康・福祉、教育・文化の高揚、さらには、市民参加と行財政運営の各分野における現況と課題、
基本方針、施策体系、施策の展開といった点について、より具体的に記述いたしております。
以上で、補足説明を終わります。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますように
お願い申し上げます。
(
総務部長 楠本 薫君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 以上をもって、
提出者の説明が終了いたしました。
お諮りいたします。
本日の会議はこの辺にとどめ延会し、明9月13日から9月19日までの7日間は
議案精査のため休会とし、9月20日午前10時から再開いたします。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
なお、一般質問の通告につきましては、本日午後4時までに事務局へ提出願います。締め切り後、抽選により質問順位を決定いたしまして通知申し上げます。
延 会
○議長(
熊野芳和君) それでは、本日はこれをもって延会いたします。
どうもご苦労さまでございます。
(午後 2時28分)...