△日程第6 議案第1号 令和2年度海南市
一般会計補正予算(第12号)から日程第25 議案第20号
岡田排水ポンプ場整備(機械・
電気設備)工事の
請負変更契約締結についてまで
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第6 議案第1号 令和2年度海南市
一般会計補正予算(第12号)から日程第25 議案第20号
岡田排水ポンプ場整備(機械・
電気設備)工事の
請負変更契約締結についてまでの20件を一括して議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。 市長
神出政巳君 〔市長
神出政巳君登壇〕
◎市長(
神出政巳君) それでは、改めまして、今回御審議賜ります諸案件について御説明申し上げます。 まず、議案第10号の令和3年度
一般会計予算案についてでありますが、令和3年度当初予算は、4月に市長選挙を控えておりますことから、人件費や
公債費等の
義務的経費、
継続事業等を中心とした
骨格予算としつつ、
新型コロナウイルス感染症予防対策と
地域経済支援の両輪で取り組むために必要な予算を令和2年度
補正予算と合わせた13か月予算として計上しております。 それでは、主な事業について御説明申し上げます。 初めに、
都市基盤や
住環境整備に関連した事業については、小野田28号線や(仮称)下
小南連絡線、大橋架替等、
道路橋梁費の総額としまして6億6,300余万円を計上しているほか、
岡田地区浸水対策事業に1億7,700余万円、(仮称)
中央防災公園整備事業に2億3,100余万円、
海南駅東土地区画整理事業に5億200余万円等、計上しております。 次に、産業や観光に関連した事業については、道の
駅整備事業に1億5,800余万円、
地域おこし協力隊事業に2,900万円、
鈴木屋敷再生・
復元等支援事業に3,300万円、
有害鳥獣対策事業に2,200余万円、しもつ
みかんブランド推進事業に200余万円等、計上しております。 次に、教育・文化・スポーツに関連した事業については、
小中学校教育の
ICT化推進に総額4,100余万円、
熊野参詣道(紀伊路)
保存整備事業に1,700余万円、
読書活動推進事業に700余万円、
黒江公民館整備事業に600余万円等、計上しております。 次に、福祉・保健・医療に関連した事業については、保育所・
幼稚園等の給食費の
実質無償化に総額5,400余万円、
学童保育事業に1億4,800余万円、
新型コロナウイルスワクチンを含む
予防接種事業に3億5,300余万円、
がん検診事業に1億5,200余万円、
子ども医療費助成事業に1億6,600余万円、
ひとり親家庭医療費助成事業に4,900余万円等、計上しております。 次に、防災・防犯・安全に関連した事業については、
ため池等災害危機管理対策事業に6,600余万円、
住宅耐震化等促進事業に3,100余万円、
ハザードマップ作成事業に700余万円、
ブロック塀撤去等促進事業に600万円、急
傾斜地崩壊対策事業に2,300万円、
防犯灯設置等補助事業に1,600余万円等、計上しています。 最後に、効率的な
行財政運営に関連した事業については、
総合計画策定事業に400余万円、
ふるさと海南応援寄附金事業に2億6,600余万円等、計上しています。 以上が主な内容であります。 令和3年度の
予算編成に当たっては、持続可能で安定した
財政運営を念頭に、財源の確保と経常経費の抑制に努めつつ、
人口減少等の課題に対応する施策や事業に重点的な
予算配分とさせていただいておりますが、冒頭、御説明申し上げましたように
骨格予算としておりますことから、
一般会計総額で227億817万6,000円、令和2年度当初予算と比較してマイナス25億7,458万7,000円、率にして10.2%の減となっております。 なお、これらの財源といたしましては、市税や
地方交付税、
国県支出金、市債等、見込み得る額をそれぞれ計上しています。 次に、
条例議案等について御説明申し上げます。 まず、議案第1号の令和2年度
一般会計補正予算(第12号)は、先議をお願い申し上げる
新型コロナウイルス感染症予防等のための
ワクチン接種事業に関する
補正予算であり、3月中旬以降には
市内医療従事者等へ、4月以降は
高齢者等への
ワクチン接種を円滑に進めるため、総額2,427万6,000円の
増額補正をお願いするものであり、これに要する財源は
国庫支出金を充当しております。 次に、議案第2号は、事務を共同処理している
国保野上厚生病院において、
障害児者の
相談支援事業を拡充するとともに、所要の規定を整備するため、議案第3号は、
国民健康保険税の資産割を廃止するとともに、
税制改正に伴う
軽減判定所得基準の見直しを行うため、議案第4号は、令和3年度から令和5年度までの
介護保険料等を定めるとともに、
税制改正等を踏まえた
介護保険関係規定の見直しを行うため、議案第5号は、
火災予防条例において、EV(
電気自動車)の充電に利用する
急速充電設備の設置や管理等に関する規定を整備するため、それぞれ条例等の改正をお願いするものであります。 次に、議案第6号の令和2年度
一般会計補正予算(第13号)は、歳出の主なものとして、
コロナ禍において低下している消費を喚起するため、1人5,000円の
クーポン券を配布する
プレミアム付商品券事業に2億7,900余万円、
感染症対策のパーティションや換気扇の設置等を行う事業所・店舗を支援する
事業者環境整備事業に2,000余万円のほか、有原橋や
小松原橋等11橋の
橋梁補修事業をはじめ、
海南駅東土地区画整理事業や
大橋北ポンプ場の設計等を進める
雨水公共下水道整備事業等、国の
補正予算を活用した
基盤整備や
防災対策事業に合計3億700余万円、また、学校の
感染症対策のための
保健衛生用品の備えや、経済的に困窮している世帯の生徒が高校進学時に必要となる
入学準備費用の一部を支援する
就学援助事業に合計1,800余万円を計上するなど、総額7億3,308万9,000円の
増額補正をお願いするものであります。 なお、これらに要する財源といたしましては、
国県支出金、繰越金、市債等を充当しています。 そのほか、諸般の事情により年度内に完成できない事業31件について、
繰越明許をお願いするとともに、2件の
繰越明許費の変更と1件の
債務負担行為の変更をお願いするものであります。 次に、議案第7号の令和2年度
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、令和元年度の
決算剰余金を
国民健康保険基金へ積み立てるため7,000万円の
増額補正を、議案第8号の令和2年度
介護保険特別会計補正予算(第3号)は、精算に伴う
国県支出金の返還金として1億4,000円の
増額補正を、議案第9号の令和2年度
病院事業会計補正予算(第2号)は、
新型コロナウイルス感染症対策としての県の重点
医療機関指定に係る病床確保に伴い、収益的収入として県補助金3億8,498万円の
増額補正を、それぞれお願いするものであります。 次に、令和3年度各会計の当初予算案でありますが、議案第10号の
一般会計予算案については、冒頭に御説明申し上げたとおりであります。 また、議案第11号から議案第16号の6議案は、各特別会計の令和3年度当初予算案であり、総額149億9,879万6,000円となっております。 次に、議案第17号の令和3年度水道事業会計予算案は、収益的収支として、収益で11億2,438万8,000円、費用で10億3,279万3,000円を計上しています。 また、資本的収支では、収入で7億6,501万9,000円、支出で11億9,655万4,000円を計上していますが、不足する4億3,153万5,000円は、損益勘定留保資金等で補填する予定であります。 なお、主な建設改良事業として、浄水施設等改良費が4億5,300余万円、配水設備改良費が2億8,900余万円、下津水道施設改良費として1億4,500余万円を計上し、経費の節減を図る中で、安全で安定した水道水を供給するため必要な施設整備を行ってまいります。 次に、議案第18号の令和3年度病院事業会計予算案は、収益的収支として、収益で34億2,428万9,000円、費用で40億9,104万4,000円を計上しています。 また、資本的収支として、収入では、企業債等で1億4,600万1,000円、支出では、器械備品等の購入費や企業債や長期借入金償還金等で3億7,788万8,000円を計上しています。 なお、病院事業会計への繰出金については、
新型コロナウイルス感染症による病院事業への影響等をいましばらく見極めた上で判断したいと考え、肉づけ予算として6
月定例会において御審議いただきたいと考えております。 次に、議案第19号及び第20号は、
岡田排水ポンプ場整備工事の工期延長に係る変更契約の締結についてお願いするものであります。 以上が提出いたしました各議案の概要であります。詳細につきましては、議事の進行に伴い御説明申し上げますので、何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
川崎一樹君) 提案理由の説明が終わりました。 この際、当局入替えのため、暫時休憩いたします。 午前10時2分休憩
----------------------------------- 午前10時8分開議
○議長(
川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより、市長から先議いただきたい旨の申出があった議案第1号 令和2年度海南市
一般会計補正予算(第12号)の審議に入ります。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 1番
橋爪美惠子君
◆1番(
橋爪美惠子君)
ワクチン接種への
補正予算ということで、市町村で実施するんですけれども、国としてもまだ日々状況が変わるような中で、大変苦労されていると思うんですけれども、まずお聞きしたいのは、この
ワクチン接種に当たっての基本方針というか、大ざっぱな流れというものがどういうものか教えていただきたいと思います。 それから、
医療従事者及び65歳以上の高齢者についてのということだと思うんですが、
医療従事者については、私は、県が実施すると聞いていたと思うんですけれども、市で実施するということなんでしょうか。 この補正によって、対象となっている人数はどれだけでしょうか。 基本方針がどうなっているかということで答えていただけるかとは思いますけれども、実施に当たっては、集団接種方式ではなくて、協力
医療機関による個別接種かと思いますが、そういうふうにした理由も併せて教えていただきたいと思います。 それから、予算書の15ページには、システム修正委託料143万円、それからシステム処理委託料301万8,000円というのがありますが、これがそれぞれどういうものかについて説明していただけるでしょうか。 それから、コールセンターの業務委託料600万円も計上されていますが、どういう仕組みかについても、基本方針をお聞きしますので、その中で答えていただけるかとは思いますが、教えてください。
○議長(
川崎一樹君) 当局から答弁願います。 村田
健康課長
◎
健康課長兼
海南保健福祉センター長(
村田かおり君) まず、海南市の接種体制についてなんですけれども、基本的には市民の方が各自かかりつけ医などの
医療機関で接種を受ける個別接種で実施していく予定としています。 昨年末から医師会と相談しながら、年明けに病院や診療所と調整していって、今、約三十数か所の
医療機関の方に御協力いただけることになっています。 まずは、高齢者を対象としてファイザー社の
ワクチンを接種していくことになるんですけれども、ファイザー社の
ワクチンにつきましては、最小流通単位が195バイアル、約1,000人分で扱わなくてはいけません。また、マイナス75度前後の管理が必要となってきます。ということもありまして、まず市内4
医療機関におきまして、マイナス75度を維持するためのディープフリーザーを配置して、そちらの病院で接種していただきます。また、市役所の本庁にもマイナス75度を維持するディープフリーザーを設置し、
ワクチンを小分けして市内の協力していただける
医療機関、サテライトの病院ということになるんですけれども、そちらに移送して、個別に納品させていただいて、接種していただくという形にしています。 あと、
医療従事者の接種については、おっしゃっていただいたように、県のほうで調整することになっているんですけれども、委託料の支払いは、それぞれ
医療従事者が住民票を置いている市町村が支払うことになりますので、今回、補正で予算を上げさせていただいています。接種の調整は県になります。 予防接種の委託料の内訳は、年度内に
医療従事者を接種するんですけれども、国の手引において、
医療従事者の対象者については人口の3%を見込むっていうことになっておりましたので、海南市の人口の3%の対象の方が2回接種するという想定で計上しています。海南市の中で3%ってなったら1,485人なんですけれども、それを2回接種するということで、2,970回の委託料を計上しております。 個別接種にした理由なんですけれども、やはりかかりつけの先生のところで個別接種をしていただくっていうことになりましたら、接種に際して、事前に既往症とかアレルギーの状況などを把握していただいているっていうこともありますので、接種への不安感などハードルを少しでも下げられるものと考えています。 あと、システムの改修費用につきましては、市の健康管理システムの中で予防接種台帳があるんですけれども、そちらの予防接種台帳に今回の新型コロナ
ワクチンを追加するためのシステム改修です。 システム処理委託料につきましては、接種券などについて、海南市の作業指示書に基づいた基本処理とかデータ印字処理を実施していただき、海南市に納品していただくという形で、接種券の発行のための委託料になります。 コールセンターなんですけれども、コールセンターは、基本的には市民の方が滞りなく
ワクチンを接種できるように、
ワクチン接種に関する市民の方の疑問とか相談に応じる専用の電話相談窓口ということで設置する予定にしています。
○議長(
川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 1番
橋爪美惠子君
◆1番(
橋爪美惠子君) お答えいただきました。 三十数か所の
医療機関が協力いただいて、かかりつけのお医者さんで接種できるというのは安心できることだなというふうに考えております。それだけ
医療機関も協力していただけるっていうのはありがたいことだと思いますし、市の健康課も、お医者さんへの周知とかもあるかと思いますんで、それは大変な御苦労があったんではないかと思っているわけです。 人数に関してですけれども、
医療従事者については分かりましたが、今回65歳以上の方にも接種する費用が、これは入っていないんですかね。来年度ということで、当初予算になるのか、ということは、予防接種委託料に係るかと思いますけれども、これは
医療従事者の2,970回分と考えていいのかどうかをお聞きします。 それから、システム処理委託料は接種券の発行のためということですが、これは16歳以上の方に接種するというふうにお聞きしているわけですが、これは65歳以上の方への接種券の配布なのか、それとも、16歳以上の市民全員に向けての接種券の配布のための処理委託料なのかということを、どうなっているかお聞きします。 それと、コールセンターです。やはり、コールセンターが設置されて、疑問や相談に応じてくださるというのは大変安心できることだと考えますが、これは市で設置するんですか。それともどこか1か所で相談に応じてもらえるのに、その分を分担金としてなのか、そこら辺のコールセンターの仕組みというものがどうなっているかについて教えていただけるでしょうか。
○議長(
川崎一樹君) 村田
健康課長
◎
健康課長兼
海南保健福祉センター長(
村田かおり君) まず、1点目の予防接種委託料につきましては、
医療従事者の方の費用のみになっています。 2点目の接種券の発行につきましては、65歳以上の方に対する
クーポン券になっています。国の当初の計画では、年度内には
医療従事者の接種と65歳以上の方の
クーポン券を発行するという予定になっていましたので、そういう形で実施しています。 コールセンターにつきましては、外部の事業者に委託させていただいて、そちらで相談の受付をしていただく予定にしています。
○議長(
川崎一樹君) 1番
橋爪美惠子君
◆1番(
橋爪美惠子君) お答えいただいたわけですけれども、市長が先ほどの提案説明の中でも、13か月の予算として、これも当初予算と一緒になって考えるということなのかなというふうにさっきお聞きしたわけですけれども、ということは、この予防接種にしても、当初予算にも入っていますよね。となると、接種券の発行というのも、本当は一体で考えているけれども、今回の補正については割り振りをして65歳以上についての接種券の発行というふうに考えているというふうに理解していいのでしょうかね。 これは一体のものだけれども、年度で区切る必要があるので、こういうふうになっていると考えていいんでしょうかね。そこら辺がどうなっているか教えてください。 それから、コールセンターですけれども、ちょっと漠としてよく分からないんですよ。ただ、まだ定まっていないのかどうかも含めて、ちょっとどうなっているんでしょうかね。例えば県で設置するんやとか、県がどっか専門機関に委託するんやとか、いや国でやるんやよとか、ちょっとそこら辺が、一体コールセンターの予算が600万1,000円ですか、出ているわけですけれども、これをこれでいいよと言うには、ちょっと分かりにく過ぎるなというふうに思うわけです。 また、
新型コロナウイルス感染症については、
ワクチン接種は特に情報が、実は超低温でなくてもいいとか、2回じゃなくて1回でもいいとか言い出したりして本当に分かりにくい、日々開発進む中でどうなのかというのが分からないので、難しい面があるのは大変理解できるんですけれども、やっぱりそういった情報というのが新聞や報道によって知らされるだけじゃなくて、市としても責任持って知らせていくことが必要だと思うんですね。市のホームページを見ますと、
新型コロナウイルス感染症に関しては大変アップされていてよいなと思うわけです。 私は前、COVID-19だと呼ぶべきだと言っていまして、今でもその考えには変わらないんですけれども、公文書的に
新型コロナウイルス感染症と言っているのには、それに合わせなくてはいけないと思って言っていますんで、よろしくお願いします。 ほんでね、情報をどんなふうに市民の皆さんに伝えて、納得していただいて接種してもらうかということが大事だと思うんですが、その辺についての考えもお聞きしたいと思います。
○議長(
川崎一樹君) 市長
神出政巳君
◎市長(
神出政巳君) 橋爪議員からの2点の御質疑にお答えいたします。 まず1点は、切れ目のない予算ということで御説明申し上げたわけでありますが、これは、先ほど議員も言われたように、もうこの
補正予算で準備をしておいて、4月になったら、できるだけ速やかに65歳以上の高齢者の方々に対応したいということで補正を組ませていただいたところでございます。 そして、2点目のコールセンターについてでありますが、これは、それぞれ市町村によって対応が違いまして、小さい町村では、主にそれぞれの町村が対応するというのが多いように聞いておりますが、我々市のほうでは、やはり業者にコールセンターを委託をして対応するというのが多いというふうに聞いております。 本当にいろいろな疑問とか相談事が多いというふうに思いますので、我々の
ワクチン接種班とよく協議をして、きちっとできるだけ対応したいということであります。しかし、夕べも河野
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当大臣の記者会見では、高齢者の予防接種が4月12日からとかいう話を聞いているわけでありますが、今、本市でも、
医療従事者の予防接種の対応についても御協力をしているわけでありますが、なかなか
ワクチンが、ファイザー社の
ワクチンですけれども、予定どおり入ってきにくいような状況でありますので、とにかく今は
ワクチンをまず確保できるかというのが問題になっておりまして、その辺も含めて、県や国とも十分いろいろ調整をしながら、できるだけ速やかに対応できるように臨んでまいりたいと思います。
○議長(
川崎一樹君) 村田
健康課長
◎
健康課長兼
海南保健福祉センター長(
村田かおり君) コールセンターにつきまして、先ほど、国とか県の役割ということも御質疑にあったかと思うんですけれども、コールセンターにつきましては、市町村は相談窓口ということで、住民の方や
医療機関からの問合せに対応するためのコールセンターになります。 例えば、どこの
医療機関で接種できるかとか、
クーポン券を紛失したんやけれど、どうしたらいいんかとか、
医療機関から、
クーポン券を忘れて病院へ来たんですけれど、どうしたらいいかとかっていうような相談を受けるコールセンターになります。 県のほうにもコールセンターは設けられます。県のほうのコールセンターにつきましては、医学的知見が必要となる専門的な相談など市町村では対応困難な問合せへの対応ということで立ち上げていただきます。特に、接種後副反応についてでしたりとか、そういったことについての問合せをしていただくコールセンターになります。 国のほうも、新型コロナ
ワクチンコールセンターということで、もう2月15日に立ち上がっているんですけれども、こちらもコロナ
ワクチン施策の在り方に関する問合せへの対応ということでコールセンターが立ち上がっており、国、県、市町村で役割分担をしながら相談を受け付けさせていただく。で、それぞれで聞かしてもらって、それぞれの専門のところに窓口も紹介するというような形になっています。 あと、
ワクチンの情報につきましては、本当に日々いろいろ情報が変わってきまして、1回でもいいとか2回でもいいとかっていうような話も出ていたりはするんですけれども、今のところ
ワクチンを承認されているのが2回ということで、日本では承認されていますので、今のところ、私どもは2回接種ということで体制を組んでいるところです。 皆さんに周知する方法としましては、今回、市報の3月号でしたりとか、ホームページでもお知らせしているんですけれども、その後、詳細が決定次第ホームページを更新させていただいたり、4月号以外での市報も活用して周知させていただくんですけれども、接種券を送付させていただく際に、接種についてのお知らせっていったものでしたりとか、そういったものも同封させていただきまして、予約方法とか相談窓口なんかについても周知させていただく予定にしています。
○議長(
川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君
◆6番(岡義明君) 4月以降になるんですかね、65歳以上の高齢の方々の接種を開始するということでありますけれども、まず、施設へ入所されている方、その方については、どういうふうに接種されようとしているんかどうか教えてください。 そして、海南市は、基本的には個別接種ということで動きかけているということなんですけれども、この先集団接種とか考えられるわけなんですね。そうした場合に、個別と併用ということも、分かりませんけれども、もう個別でずっといくんやということを言うているんですが、変更もあるんかどうか、状況によってね、その点を教えてください。 そして、コールセンターです。県も独自で専門的なコールセンターを設置するということを、今、答弁されたんですけれども、具体的に海南市のコールセンターということですけれども、これは、委託先っていうのは全然まだ決めていないんでしょうかね。もし一定決めているんだったら、契約もせないかんのですけれども、どういうふうなところなのか。 そして、もう少しコールセンターの業務内容を教えていただきたいなと思うんですけれども、先ほど答弁あったんですけれども、その点ちょっと改めてお聞きしたいなと思います。 サラリーマン等の接種もあるんですけれど、これは、この予算ではもう問いませんけれども、以上です。
○議長(
川崎一樹君) 村田
健康課長
◎
健康課長兼
海南保健福祉センター長(
村田かおり君) 岡議員の御質疑にお答えします。 65歳以上の施設入所されている方の接種についてですが、基本的には施設で巡回させていただいて接種する予定にしています。形としたら、インフルエンザなんかでもそうなんですけれども、老人保健施設でありましたらそもそも
医療機関でありますので、サテライトという形で登録していただいて、そこの先生に接種していただく。特別養護老人ホーム等、
医療機関ではなくって施設という形のところでありましたら、嘱託医の先生がサテライトの医師ということで登録していただいて、先生に接種していただくという形で、施設で接種することを考えています。 基本的に、今、個別接種では話は進めていて、御協力いただける先生に、どれぐらいの人数とか回数を対応いただけるかということを調査させていただいて、回答をいただいているところなんですけれども、現時点では、個別接種で接種を回していけるかなということは考えているんですけれども、
ワクチンのやってくる時期でしたりとか量でしたりとか、あと期間でしたりとかということが、また国からいろんな情報が流れてきたときに体制を考えていく必要もありますので、そのときに一部やっぱり集団ということも全くないとは言えませんが、今のところ個別接種を中心に考えています。 コールセンターにつきましては、一応3月中旬からコールセンターを設置する予定にしています。というのが、
クーポン券を高齢者の方に郵送させていただくのが、もともとの計画では3月中旬ということにしています。今のところ、昨日、高齢者の接種は4月12日からということで総理大臣のほうから発表がありました。まだちょっと市のほうには正式な通知は来ていないんですけれども、それに合わせて、また接種券の発送についても、国から一定、いつから郵送しなさいという指示が来ると思うんですけれど、それに合わせてすることにはなるんですけれども、接種券が届いて、問合せがあるような頃には立ち上げていきたいと思っています。 何社か事業所が営業に来てくださっていますので、そこら辺、内容でしたりとか、今回議決後、早急に見積りを徴させていただいて、内容でしたりとか実績を見させていただいて、総合的に判断して業者のほうを決めていきたいと思っています。
○議長(
川崎一樹君) 6番 岡 義明君
◆6番(岡義明君) 先ほどの橋爪議員の質疑の中で、答弁ちょっと聞き漏らしたかなと思うんですけれども、同じようなことを聞いたらすみません。 市役所にもディープフリーザーというのを1つ置くということです。そして、そこから小分けして、開業医に取りに来てもらうと言うたんかな、持っていくって言われたんかな、その点ちょっと聞き漏らしたので、よろしくお願いします。 そして、基本的にこの注射、接種方法ですけれども、よくテレビで、海外のやつは筋肉注射て言うていますけれども、日本の場合、筋肉注射で四肢の麻痺が起きたり、いろんな事故が今まで起きていましたね。それで、今、基本的には、予防接種は、日本の場合はつかみ上げて皮下注射ということになっていると思うんですけれども、その点は、皮下注射でいくんか、ニュースなんかでもいろいろあるみたいですね、映像見ていても。その点は、海南市はどういうふうに方針を持っているんですかね。それだけでお願いします。
○議長(
川崎一樹君) 村田
健康課長
◎
健康課長兼
海南保健福祉センター長(
村田かおり君) 岡議員の再質疑にお答えします。 ディープフリーザーを市役所に置いて、
医療機関に小分けしてお配りするというのは、市のほうで小分けしてお配りさせていただく予定にしています。 あと、筋肉注射につきましては、基本的には、市の方針というよりも、薬事承認されている中でも筋肉注射でという形になっていますので、筋肉注射で実施していただくという形になります。
○議長(
川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 13番
宮本憲治君
◆13番(
宮本憲治君) 本市で入ってくる予定の1,485人2回、2,970回分、その委託料が上がっていますけれども、実際に本市で
医療従事者はどれぐらいいるんですか。この1,485人分で十分足っているのでしょうか。それとも不足しているのでしょうか。
○議長(
川崎一樹君) 村田
健康課長
◎
健康課長兼
海南保健福祉センター長(
村田かおり君) 宮本議員の御質疑にお答えします。 先ほども御説明させていただきましたように、実際、
医療従事者の
ワクチン接種に関しましては、県が調整するということになっているんですけれども、一応保健所に、実際どれだけの人数が接種されるのかっていう情報を確認しましたところ、今のところ海南市内の病院で接種される方ですので、この委託料につきましては、例えば、海南市に住んでおられて、和歌山市に勤務されておられる方でしたりとか、逆に海南市の病院でお勤めされているんですけれど、ほかから通っておられる方とかもおられるので、ちょっと実際この委託料の人数が足りるのか、足りないのかというのは、ちょっとまだ把握はできていないんですけれども、市内の
医療機関で接種する人数につきましては1,238人を予定しているっていうことで県のほうから聞いています。
○議長(
川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 13番
宮本憲治君
◆13番(
宮本憲治君) 個別接種に協力してくれるという話になっている三十数か所の
医療機関、これは病院と診療所と入っていると思うんですけれども、これは地域的に偏り、中心地ばかりであって、南野上、北野上、中野上がないであったりとか、旧下津町の東部のほうが薄いであったりとか、その辺の偏り等々の把握はできていますでしょうか。 偏りがある場合、それに対する対応等も考えていますでしょうか。
○議長(
川崎一樹君) 村田
健康課長
◎
健康課長兼
海南保健福祉センター長(
村田かおり君) 宮本議員の再質疑にお答えします。 接種に協力していただける
医療機関につきましては、一応、市内押しなべて偏りはないと思っています。基本的には、インフルエンザの予防接種に協力していただける
医療機関につきましては、ほとんど協力いただけるという形になっていますので、ふだんインフルエンザを接種に行かれるような状況と同じような形で接種いただくことができるのかなと思っています。
○議長(
川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ただいま審議しております議案第1号につきましては、予算決算委員会に付託いたします。 この際、委員会開催日程調整のため暫時休憩いたします。 午前10時41分休憩
----------------------------------- 午前10時42分開議
○議長(
川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
-----------------------------------
△諸般の報告
○議長(
川崎一樹君) この際、予算決算委員会委員長招集の委員会開催日程を
事務局長から報告させます。
小柳事務局長
◎
事務局長(
小柳卓也君) 報告いたします。 予算決算委員会、本日の本会議終了後、直ちに第1委員会室。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明日午前11時から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって延会いたします。 午前10時42分延会
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長
川崎一樹 議員
和歌真喜子 議員
上村五美 議員
米原耕司...