海南市議会 > 2019-10-03 >
10月03日-06号

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  1. 海南市議会 2019-10-03
    10月03日-06号


    取得元: 海南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    令和 元年  9月 定例会               令和元年           海南市議会9月定例会会議録                第6号           令和元年10月3日(木曜日)-----------------------------------議事日程第6号令和元年10月3日(木)午前9時30分開議日程第1 諸般の報告日程第2 議案第107号 令和元年度海南一般会計補正予算(第5号)日程第3 議案第81号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について日程第4 議案第82号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例について日程第5 議案第83号 海南市印鑑条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第84号 海南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第85号 海南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第86号 海南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第87号 海南市係留施設管理条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第88号 海南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第89号 令和元年度海南一般会計補正予算(第3号)日程第12 議案第90号 令和元年度海南国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第13 議案第91号 令和元年度海南介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第14 議案第92号 平成30年度海南一般会計歳入歳出決算の認定について日程第15 議案第93号 平成30年度海南国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第16 議案第94号 平成30年度海南後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第17 議案第95号 平成30年度海南介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第18 議案第96号 平成30年度海南地域排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第19 議案第97号 平成30年度海南同和対策住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第20 議案第98号 平成30年度海南港湾施設事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第21 議案第99号 平成30年度海南水道事業会計決算の認定について日程第22 議案第100号 平成30年度海南病院事業会計決算の認定について日程第23 議案第101号 海南市民交流センター空調設備整備機械設備)工事の請負契約締結について日程第24 議案第102号 (仮称)市民交流施設建設工事請負変更契約締結について日程第25 議案第103号 財産の取得について日程第26 議案第104号 財産の取得について日程第27 議案第105号 市道路線の廃止及び認定について日程第28 議案第106号 令和元年度海南一般会計補正予算(第4号)日程第29 請願第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書提出についての請願日程第30 議員派遣件-----------------------------------本日の会議に付した事件日程第1 諸般の報告から日程第30 議員派遣の件まで追加日程 発議第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書(案)-----------------------------------出席議員(18名)      1番  橋爪美惠子君      2番  瀬藤幸生君      3番  森下貴史君      4番  中家悦生君      5番  和歌真喜子君      6番  岡 義明君      7番  黒原章至君      8番  上村五美君     10番  川口政夫君     11番  東方貴子君     13番  宮本憲治君     14番  磯崎誠治君     15番  栗本量生君     16番  川端 進君     17番  川崎一樹君     18番  米原耕司君     19番  榊原徳昭君     20番  宮本勝利君欠席議員(1名)     12番  片山光生君-----------------------------------説明のため出席した者   市長            神出政巳君   副市長           伊藤明雄君   教育長           西原孝幸君   病院事業管理者       若宮茂樹君   総務部長          岡島正幸君   くらし部長         瀬野耕平君   まちづくり部長       川村英生君   会計管理者兼出納室長    森下順司君   教育次長          橋本伸木君   消防長           杖村 昇君   水道部長          塩崎貞男君   企画財政課長        中野裕文君   市民課長          河尻眞味君   建設課長          内芝壽郎君-----------------------------------事務局職員出席者   事務局長          宮井啓行君   次長            小柳卓也君   専門員           樫尾和孝君   主事            大野晃希君-----------------------------------                           午前9時30分開議 ○議長(川崎一樹君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、私のほうから申し上げます。 当局より発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。 河尻市民課長  〔市民課長 河尻眞味君登壇〕 ◎市民課長河尻眞味君) おはようございます。議長のお許しをいただき、発言させていただきます。 令和元年6月定例会の岡議員の自衛官募集に係る対象者名簿の提供についての一般質問に対し、「閲覧は令和2年度に15歳になる」「提供は令和2年度に18歳になる」と答弁いたしましたが、令和元年度を令和2年度と間違っていました。正しくは、「閲覧は令和元年度に15歳になる平成16年4月2日生まれから平成17年4月1日生まれまでの日本人住民男子211人」「提供は令和元年度に18歳になる平成13年4月2日生まれから平成14年4月1日生まれまでの日本人住民男子241人、女子232人、合計473人」でございます。おわび申し上げますとともに訂正させていただきます。 ○議長(川崎一樹君) 発言が終わりました。----------------------------------- △日程第1 諸般の報告 ○議長(川崎一樹君) これより日程に入ります。 日程第1 諸般の報告を行います。 事務局長から報告させます。 宮井事務局長事務局長宮井啓行君) 報告いたします。 令和元年10月2日付海総総第425号をもって市長から議長宛てに議案第107号 令和元年度海南一般会計補正予算(第5号)が追加提出されました。 提出された議案は、既にお手元に配付のとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 報告が終わりました。以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- △日程第2 議案第107号 令和元年度海南一般会計補正予算(第5号) ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第2 議案第107号 令和元年度海南一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 皆さん、おはようございます。 昨日、追加提出させていただきました議案第107号について御説明を申し上げます。 議案第107号の令和元年度一般会計補正予算(第5号)は、去る8月15日から16日にかけての台風10号の接近に伴う豪雨による農業用施設に係る災害復旧事業において、総額1,570万円の増額補正をお願いするものであります。 なお、これに要する財源は、国庫支出金、市債及び前年度繰越金を充当しております。 何とぞ、御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 提案理由の説明が終わりました。----------------------------------- △議事の延期 ○議長(川崎一樹君) お諮りいたします。 ただいま議題となっています議案第107号の議事は延期いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。----------------------------------- △日程第3 議案第81号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてから日程第29 請願第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書提出についての請願まで ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第3 議案第81号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてから日程第29 請願第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書提出についての請願までの27件を一括して議題といたします。 付託を受けた常任委員会の審査の経過と結果について、委員長から報告願うことといたします。 まず、総務委員会委員長にお願いいたします。 総務委員会委員長 川口政夫君  〔総務委員会委員長 川口政夫君登壇〕 ◆総務委員長川口政夫君) おはようございます。 総務委員会の報告を行います。 去る9月13日の本会議において、当委員会に付託されました当局提出議案7件について、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。 当委員会は、去る9月13日に開催し、付託議案7件について慎重に審査を行いました。 まず、審査の結果を申し上げます。 議案第82号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例について、議案第83号 海南市印鑑条例の一部を改正する条例について、議案第101号 海南市民交流センター空調設備整備機械設備)工事の請負契約締結について、議案第102号 (仮称)市民交流施設建設工事請負変更契約締結について、議案第103号 財産の取得について、議案第104号 財産の取得について、以上6件はいずれも全会一致で原案可決いたしました。 議案第81号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例については、賛成多数で原案可決いたしました。 次に、審査の概要について申し上げます。 まず、議案第81号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、委員から、参考資料に係って、例えば学校校務員は、再度の任用者、新規採用者いずれも令和2年度からずっと年収がふえ、期末手当もふえているので順調のように見える。ところが、給食調理員の再任用者については、現行の180万円の年収は3カ年据え置かれるが、その翌年度に177万円余りに減ってしまう。令和元年度と令和5年度との差を考えると、学校校務員については約52万円ふえるが、給食調理員の約36万円とは差があり、一つ一つが違う。 その辺のところについて説明願うとの質疑があり、当局から、非常勤職員月額報酬現行条例で規定しており、基本報酬を定めるに当たっては、近隣の市町村の同職種の月額報酬や地域の民間の似た労働者の賃金を参考に、本市として独自に条例に定めてきたが、このたびの会計年度任用職員制度が導入されるに当たっては、国のほうから、正規職員の初号給を基本に定めることとされたところである。 事務補助員を例にとると、現在14万6,000円の報酬を支給しており、来年度からは中表の右端縦列、事務②に該当することとなり、基本報酬は網かけをしている5号給の14万3,800円から上限は17号給の15万8,900円に位置づけることになっている。 仮に、この方が1年間1日当たり7時間30分勤務した場合は3号給昇給することとしているので、1年間の勤務の結果、令和3年度においては前年度の5号給から3号給を加えた8号給に位置づけられ、14万7,000円が支給されることになる。令和3年度においても同様に勤務した場合は、3号給を加えた11号級に位置づけられ15万700円が、令和4年度においても同様に勤務した場合は、3号給を加えた14号給に位置づけられ15万4,600円が、令和5年度においても同様に勤務した場合は、3号給を加え17号給に位置づけられ15万8,900円が支給されることになる。 この、習熟度に応じて行われる昇給については、網かけの範囲に限られることから、この事務補助員が令和7年度以降においても引き続いて再度任用された場合には、令和6年度において位置づけられた17号給が維持されることとなる。会計年度任用職員制度に移行することにより、職種によっては、年間の受給額がふえていく人と、現給保障がなくなる令和5年度から減る人があるということについては、一般行政職給料表に位置づけた結果である。年間2.6カ月の期末手当を含めると、全職種で現行の年間の収入額より減ることはないので御理解いただきたいとの答弁がありました。 次に委員から、仮にこのまま決められずにずるずるといってしまったら、法律的にどうなるのかとの質疑があり、副市長から、国会でもそのような質疑があり、国のスタンスとしては、地方公務員法及び地方自治法が改正されたわけだが、今のところ自治体が条例改正をしなくても、ペナルティーとか法律違反であるといった旨の指導についてはすべきものとは考えていないとしつつも、制度の趣旨を考え、地方自治体でも実施願うとのことである。万が一否決となれば、現行条例による処遇がそのまま継続することになるわけである。国も市も、現在の雇用形態あるいは労働条件が適正なものであると考えていないので、今回の内容で条例改正をお願いするものであるとの答弁がありました。 次に委員から、国も地方も財政的に非常に厳しい中、どのように人件費を捻出していくのかとの質疑があり、市長から、国会においては総務大臣から、会計年度任用職員制度に係る必要な財政措置については、移行準備の状況調査の結果を踏まえ、しっかり検討する旨、お答えをいただいている。現在のところ、十分な財政措置があるかどうかは不明確だが、国の動向を注視するとともに、新たな調査等があった場合には、見込まれる人件費を漏れなく回答できるよう検討しているところであるとの答弁がありました。 また当局から、数年前から時間外勤務の縮減、ノー残業デーの設定、加えて、昨年度からは専門業者に委託し、業務改善支援事業に取り組み、効率的な事務処理の方法や考え方を実地指導いただいている。あわせて、AIやOCRの性能が相当向上していることから、新たなIT技術を導入して生産性を高めていきたい。今後、意識改革と機械化を柱に取り組んでいきたいと考えているとの答弁がありました。 次に委員から、雇いどめに係っての質疑があり、当局から、現状としては、一般職非常勤職員ということで多くの人に業務にかかわっていただいているが、現在も人事評価を行っており、その評価が悪くならない限りは、毎年更新して任用を行ってきたところである。今回の会計年度任用職員に移行されることは、法律改正による雇用側、つまり市の勝手なので、不利益を与えるわけにはいかないことから、会計年度任用職員制度となる今後においても、人事評価制度による評価が極端に悪くならない限りは、本人の意思によるが、その職がなくならない限り再度の任用をする方針には変わりないとの答弁がありました。 続いて委員から、年間2.6カ月分の期末手当の支給がされるとのことだが、国の非常勤職員期末手当の支給額の変動と本市の支給の関係性はどうなるのかとの質疑があり、当局から、本市の正規職員においても同様であるが、人事院勧告などで変更された場合は連動さすべきものだと考えているとの答弁がありました。 さらに委員から、本会議の答弁では最長5年間雇用するとのことであったが、その後、その方が再度募集により応募した場合は、何か評価をして雇い入れるといった説明があった。わかりにくかったので再度説明を願うとの質疑があり、市長から、きっちり方針を決めているわけではないが、5年程度を経過した段階で公募し、客観的な能力実証をした結果で再度任用するということについて、担当部署において検討しているとの答弁がありました。 次に委員から、上限の5年は本市独自のことか。現在まで2年間の勤務実績があれば、残りは3年間ということかとの質疑があり、市長から、国の非常勤職員については、再度の任用を行うことができるのは原則2回とされていることや、民間労働法制において有期労働契約が繰り返し更新されて5年を超えるときは、無期労働契約に転換するということを踏まえ、本市としても、公募によらず任用される期間の上限は、最長5年とする取り扱いがよいのではないかと検討しているところであるとの答弁がありました。 また当局から、5年間のスタートについては、令和2年4月1日からとすることを考えているとの答弁がありました。 議案第81号にかかわる質疑応答の主なものは以上であります。 次に、議案第82号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例について、委員から、措置の適正化に係っての質疑があり、当局から、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、成年被後見人、被保佐人が、人権の尊重がされ、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう、地方公務員法で定められている成年被後見人等に係る欠格条項が削除され、成年被後見人の権利の制限が適正化されることに伴い、今回、2つの条文の改正をするものであるとの答弁がありました。 議案第82号にかかわる質疑応答の主なものは以上であります。 次に、議案第102号 (仮称)市民交流施設建設工事請負変更契約締結について、委員から、工期延長に伴う違約金の発生はないのかとの質疑があり、当局から、工事の履行遅延に対しては、「受注者の責めに帰するべき事由により工期内に完成することができない場合においては、発注者は、損害金の支払いを受注者に請求できる」という契約書の規定がある。この受注者の責めに帰する事由というのは、資材や労働力の確保の不手際、工程管理の誤り、怠慢など請負者としての当然の注意や努力を欠いていることと解釈されている。 今回の工期延長は、工事に使用する材料の納期がおくれたことが原因ではあるが、納入おくれの原因は、台風や火災といった災害に起因するものであり、受注者としての怠慢でないということから、また、工期のおくれを取り戻すための努力もしていることから、3月までの工期延長はやむを得ないものと判断し、工期延長に係るペナルティーは考えていないとの答弁がありました。 議案第102号にかかわる質疑応答の主なものは以上であります。 なお、議案第83号、議案第101号、議案第103号、議案第104号については、質疑はありませんでした。 以上、審査の結果と経過の概要を申し上げ、総務委員会の報告といたします。 ○議長(川崎一樹君) 次に、建設経済委員会委員長にお願いいたします。 建設経済委員会委員長 米原耕司君  〔建設経済委員会委員長 米原耕司君登壇〕 ◆建設経済委員長米原耕司君) それでは、建設経済委員会の報告を行います。 去る9月13日の本会議において、当委員会に付託されました議案3件及び請願1件の審査の経過と結果を御報告申し上げます。 当委員会は去る9月13日、17日及び25日に開会し、付託議案及び請願について慎重審査を行いました。 まず、審査の結果を御報告申し上げます。 議案第87号 海南市係留施設管理条例の一部を改正する条例について、議案第88号 海南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について、議案第105号 市道路線の廃止及び認定について、以上3件については、いずれも全会一致で原案可決いたしました。 また、請願第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書提出についての請願についても全会一致で採択すべきものと決しました。 次に、審査の概要について申し上げます。 議案第87号 海南市係留施設管理条例の一部を改正する条例について、まず委員から、冷水集会所のトイレの管理はどうするのか。また、トイレ周辺が汚れた場合、処理する担当課はどこであるのかとの質疑があり、当局から、トイレの管理については、生涯学習課から地域の方に委託を行い清掃している。また、係留施設内で大きなごみが漂流した場合であれば管理課で処理を行うが、道などについては、状況に応じて担当課を検討するとの答弁がありました。 次に委員から、今後、係留施設にトイレをつくる予定はないのかとの質疑があり、当局から、現在ある日方係留所築地係留所にはトイレがない状況の中で、冷水だけ特別に設置するということは考えていない。また、係留施設使用の契約時には、トイレや手洗い場がないことを説明した上で契約していただいているとの答弁がありました。 続いて委員から、近くにトイレがある場合であれば、そこで釣り道具を洗う、残った餌を捨てるなどが想定できるが、これらを防ぐためどのような対応をするのかとの質疑があり、当局から、今後、契約する方にはトイレの使用をなるべく控えていただく、ごみは持ち帰っていただくなどの説明を行い、地元の方に迷惑をかけないよう指導していくとの答弁がありました。 次に、請願第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書提出についての請願について、まず委員から、現在の他市町村に関する意見書提出の状況はどうなっているのかとの質疑があり、紹介議員から、紀美野町では平成30年3月に、有田川町は平成30年6月に県知事に対して既に意見書を提出しており、それ以降、新たな意見書の提出については聞いていないとの答弁がありました。 次に委員から、風力発電により、本市に影響が出ることが予想されるのは低周波のみであるのか。風水害の被害も予想されるのかとの質疑があり、紹介議員から、風水害の被害もあるが、地盤の弱いところへの建設あるいはゲリラ豪雨の発生により、広範囲にわたっての土砂災害の危険もある。また、機材の搬入経路として、下津港から国道370号、県道海南金屋線を通るなど、非常に大きな機材が運搬されることが予想されるので、海南市にとっても大きな影響が及ぼされるのではないかと危惧しているとの答弁がありました。 以上が質疑応答の主なものでございます。 議案第88号及び議案第105号については、質疑はありませんでした。 また、委員会での審査に先立ち、議案第105号について現地調査を行いました。 以上、審査の結果と経過の概要を申し上げ、建設経済委員会の報告といたします。 ○議長(川崎一樹君) 次に、教育厚生委員会委員長にお願いいたします。 教育厚生委員会委員長 橋爪美惠子君  〔教育厚生委員会委員長 橋爪美惠子君登壇〕
    教育厚生委員長(橋爪美惠子君) 教育厚生委員会の報告を行います。 去る9月13日の本会議において、当委員会に付託されました議案3件の審査の経過と結果を御報告申し上げます。 当委員会は去る9月17日に開会し、付託議案3件について審査を行いました。 審査の結果を申し上げます。 議案第84号 海南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第85号 海南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部を改正する条例について、議案第86号 海南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について、以上3件は全会一致で原案可決いたしました。 なお、質疑はありませんでした。 以上、審査の経過と結果を申し上げ、教育厚生委員会の報告といたします。 ○議長(川崎一樹君) 次に、予算決算委員会委員長にお願いいたします。 予算決算委員会委員長 川端 進君  〔予算決算委員会委員長 川端 進君登壇〕 ◆予算決算委員長(川端進君) 予算決算委員会の報告を行います。 去る9月13日の本会議において、当委員会に付託された議案13件の審査の結果と意見書の内容を御報告申し上げます。 当委員会は去る9月13日に開会し、質疑を省略し、付託された議案を各分科会に委託しました。分科会は、総務分科会及び建設経済分科会は9月17日に、教育厚生分科会は9月17日及び18日に開催し、慎重な審査を行いました。 分科会では、討論・採決は行わず、10月2日開催の予算決算委員会で、各分科会座長から審査の報告をいただき、座長報告に対し質疑を行い、討論、採決を行いました。 その後、平成30年度決算審査に係る意見書案を承認しました。 なお、各分科会座長から報告いただきました審査の概要につきましては、本日お手元に配付しております。 審査の結果を申し上げます。 議案第89号 令和元年度海南一般会計補正予算(第3号)、議案第90号 令和元年度海南国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第91号 令和元年度海南介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第96号平成30年度海南地域排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第97号 平成30年度海南同和対策住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第98号 平成30年度海南港湾施設事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第99号 平成30年度海南水道事業会計決算の認定について、議案第100号 平成30年度海南病院事業会計決算の認定について、議案第106号 令和元年度海南一般会計補正予算(第4号)、以上9件につきましては、いずれも全会一致で原案可決、または認定いたしました。 議案第92号 平成30年度海南一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第93号 平成30年度海南国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第94号 平成30年度海南後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第95号 平成30年度海南介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、以上、議案4件については、賛成多数で認定いたしました。 次に、決算審査の過程で各分科会委員から出された要望、意見につきましては、最終的に意見書として取りまとめましたので、その事項について報告いたします。 まず、総務分科会について報告します。 防災行政無線デジタル化事業について、防災行政無線デジタル化事業の推進に係っては、難聴地域の解消に向けた十分な取り組みを行うよう求める。 次に、建設経済分科会について報告いたします。 現在、消費者に対してのPRとして、子供を対象としてのPR活動を実施している状況であるが、大きなイベント等への積極的な参加により、消費対象者の拡大に努められたい。また、しもつ蔵出しみかんシステムについては、日本農業遺産にも認定されたことから、今後の消費拡大のためにも、加工品への対応やSNSの発信等により周知の強化を図るなど、さらなる販路の確保に取り組まれたい。 次に、教育厚生分科会について報告いたします。 国指定史跡・熊野参詣道(紀伊路)保存整備事業について、鈴木屋敷の整備が完了し、多くの観光客が訪れると、交通の混雑が予想されることから、駐車場を初めとする周辺施設の整備を求める。 歴史民俗資料館運営事業について、歴史民俗資料館は施設の老朽化が進んでおり、また、閉館した下津歴史民俗資料館の収蔵品の有効的な保管スペースの確保が必要であると考えられることから、歴史民俗資料館の建てかえを含めた整備計画の策定を求める。 意見書として取りまとめました事項は、以上であります。 なお、執行部におかれましては、私ども予算決算委員会での要望事項を真摯に受けとめられ、今後の行政運営に生かしていただきますことを切にお願いいたします。 以上、審査の結果と意見書の内容を申し上げ、予算決算委員会の報告といたします。 ○議長(川崎一樹君) 以上で各委員会委員長の報告が終わりました。 これより各委員会委員長の報告に対する質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 8番 上村五美君 ◆8番(上村五美君) それでは、議案第81号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についての反対討論をさせていただきます。 さて、今回、2017年の地方公務員法地方自治法の改定により、2020年度から、非正規公務員の方々には期末手当等の支給が可能となる会計年度任用職員の制度が導入されるという法令が施行されることとなりました。これは国の法令ではありますが、地方自治体として、現行の地方公務員法第17条に基づいて一般職非常勤職員として採用することもあわせて認められるということでありますので、私は、財政面への懸念や日本維新の会として自由主義に伴う財政規律を重要視した小さな行政機構を施行していくという観点から、こたびの議案に反対するものであります。 そもそも私たち議員の報酬や公務員の方々の給与は、市民の貴重な税金から出ております。そういう意味においても、仮に本市において、この会計年度任用職員制度への移行がなると、例えば令和3年度においては、期末手当の支給などにより約1億4,000万円もの費用が新たに発生するということは、非常に大きな問題であると考えます。もちろんこの費用がもし国から措置していただけるということであれば、ある意味ありがたいことではありますが、そもそもこれも税金でありますし、さらに国の債務も1,100兆円を超えていて、この先予断を許さない状況の中、これはこれでいかがなものなのかと思うところでもございます。 そういう中で、さきの総務委員会などでも御答弁いただいたのですが、新たに発生する費用を賄うためには、職員の方々の生産性を上げていくことで会計年度任用職員の費用を捻出していくという御言及があり、そのためには、外部のコンサルから効率的な事務処理の方法や考え方を指導してもらって、業務の生産性を上げていこうとするソフト面での改善を目指すことが一つ、もう一つは、AI、OCR、RPAなどを初めとするICT技術の徹底的な活用によって、合理化を進めることで生産性を上げていくハード面での改善を目指していくということでありました。 私も、このように職員の皆様方の生産性を上げていくスマート自治体への転換は絶対に必要であると考えますが、このような取り組みを行うことで、正職員の方々の1人頭の生産性が大きく上がっていくくらいであれば、そもそも非正規の職員や会計年度任用職員の皆様方に多くを頼らずとも、かなりの部分を正職員で担えていくのではないかという矛盾を感じるのですが、いかがなものでしょうか。 また、絶対的に人員が不足している現業部門あるいは窓口業務や公共施設の運営などにつきましては、やはり私は、PPPやPFIなどに代表される民間の活力を最大限に活用する業務の包括的民間委託など、民にできることは民に委ねていくアウトソーシングの推進を図って業務改革を進めていくほうが、大阪の例などを見ても効率的であり、人件費の削減にもつながっていくのだろうと考えるものでもあります。 そしてまた、近年、総務省が取り組まれてきた連携中枢都市圏構想に係って、今こそ近隣自治体との連携、広域化を推進し、自治体間で専門人材を共有したり、共同で業務委託していくことで、合理化された圏域単位の行政機構を形成していくことも視野に入れて、さらなる行革を進めていくべきではないのかと思っているところでもございます。 いずれにいたしましても、人口の減少化が進み、税収も大きな増加は見込めず、社会保障費も増加していくなどの状況の中、職員の人数が3分の2になっても半数になってもやっていける小さな行政機構を目指していかなければならないという思いから、今、年間1億4,000万円もの費用をかけて会計年度任用職員という新たな公務員のジャンルをつくり、現状よりも大きな行政機構をつくっていくという施策には反対させていただくものでございます。 最後に、私見でありますが、このような問題を踏まえまして、将来的に公務員の方々の雇用形態に関しては、職能給ベースのメンバーシップ雇用を廃止して、正規、非正規という区分けではなく、職務給ベースの能力給にしていくべきであると思っているということをつけ加えさせていただきまして、私の討論を終わらせていただきます。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 11番 東方貴子君 ◆11番(東方貴子君) 議案第81号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について賛成の立場で討論いたします。 この議案は、地方公務員法の改正により、特別職非常勤職員の任用及び臨時的任用の適正化が確保されること、一般職非常勤職員については任用制度を明確化すること、また、地方自治法の改正により、一般職非常勤職員には期末手当の支給が可能となるよう給付に関する規定を整備するものであり、賛成いたします。 一般職非常勤職員の処遇改善について、また特別職非常勤職員の処遇改善については、一般質問や委員会質疑の中でたびたび改善を要求してまいりました。今回、期末手当についても給付が可能となります。また、現行より月額について減額される非常勤職員については、3年間現状の報酬を保障していただけるとのことで賛成です。ただし、昨年2月定例会の一般質問での答弁の中に、正規職員一般職非常勤職員の数は、合併時4対1だったのが平成28年度では2対1にまでなってきているとのことでした。会計年度任用職員となりました場合も、その職務内容はあくまでも正規職員の補助的任務となっています。 しかし、本市においては、近い将来発生が予想される東南海・南海地震に加え、南海トラフによる大災害も念頭に市政運営を行っているところでもあります。また、近年は温暖化の影響なのか、台風や豪雨災害も頻繁に起こっています。各自治体におきましても、人件費削減がなされたために、災害時には職員の数が圧倒的に足りないことにより、現状での職員の肉体的、精神的疲労がたびたび問題視されています。そこで、会計年度任用職員にも、ある程度の災害時の役割を当初よりお願いしておかなければならないのではと考えます。その職務内容に、災害時の対応を含め、現状のまま補助的業務でいいのかなど不安を感じる点があります。 また、1年ごとの任用ですが、その期限につきましては、市長から5年をめどとするとの答弁があったものの、委員会の議事録を読ませていただくと、5年程度を経過した段階で公募し、再度任用するとの答弁や、国では再度の任用は原則2回までとなっている、また、職がなくならない限り再度の任用をする方針といった曖昧な表現が見られました。再任用について、いつまで雇ってもらえるのかといった不安はいつ払拭されるのか。できる限り早急に明確な答えが出るようお願いしたいと思います。 また、現状におきましても、保育士の不足が問題となっていますが、保育士の報酬については、現状より初年度は下がります。そこで、3年間は現状を維持するとのことですが、高松市では、月給を下げる案が出た後、非正規の保育士52人が退職し、その影響か、待機児童が昨年より15人ふえたとのことです。 本市におきましても、3年後を見据え、市民サービスに影響が出ないよう、人手不足の職種については実情に応じた賃金設定など検討いただきたいとお願いし、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(川崎一樹君) 2番 瀬藤幸生君 ◆2番(瀬藤幸生君) まず、賛成する2議案について討論いたします。 議案第81号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてです。 この条例は、現在非常勤職員として働いている方を会計年度任用職員として、その身分を明らかにするものです。本来、公務労働は正規の職員で行われるべきもので、会計年度任用職員として位置づけられても非正規であることに変わりはなく、非正規職員採用の安易な乱用につなげてはなりません。 しかし、今回の改定では、年度ごとの再任用ではあるものの、経験等を換算しての昇給や期末手当の支給など非常勤雇用の不安定な収入が改善され、生活の安全に資していることでもあり、賛成いたします。 続きまして、議案第89号 令和元年度海南一般会計補正予算(第3号)については、10月からの消費税増税による負担軽減策として幼児教育・保育の無償化が行われます。国は主食費に加え、保育料に含まれていた給食の副食費も徴収するとしていますが、海南市では、今まで徴収していた幼稚園の給食費、保育所の主食費を含め、幼稚園、保育所、こども園など全て無料にする予算を補正措置いたしました。子育て世代にとって、これは本当にありがたいことです。しかしながら、消費税増税によって、子育て世代を含め家計に負担がふえることは間違いない問題です。 また、昨年の台風による停電被害から、こじか保育所、きらら子ども園に非常電源を整備することは評価できることだと考え、賛成いたします。 次からは、反対の議案です。 議案第92号 平成30年度海南一般会計歳入歳出決算の認定について、まず、証明書コンビニ交付事業についてです。コンビニでの住民票の写し及び印鑑登録証明書発行に係る1件当たりの経費が9,400円にもなっています。そもそも国が進めているマイナンバー制度が、国民、市民の間で必要としていないことのあらわれであり、マイナンバー制度そのものに反対します。 続きまして、駅東区画整理事業についてです。平成7年12月に区画整理区域が決定されてからもうすぐ25年目に入ります。今年度の予算審議での岡議員の質疑に、あと30年以上かかるとの答弁でした。半世紀以上にわたるこの事業をこのまま継続していくことが、地域住民の利益となるでしょうか。事業の見直しを含め、早期に完成すべきです。 次に、自衛官募集事務費委託金に係って、平成30年度の自衛官募集協力について。本市では住民基本台帳から687件もの個人情報を抽出し、自衛隊に閲覧のために提供しています。今申しました687件は、この原稿を作成したときの数字でございます。従来の閲覧以上の協力をすることに反対いたします。 続きまして、第3款民生費、第9款教育費についてです。非常勤職員の割合は、幼稚園では減り、担任を持っている人もないとのことで、以前よりはよくなっています。しかし、保育所、子ども園では非常勤の割合が40対60とふえ、正規職員比率が下がっています。待機児童は4月当初はありませんでしたが、年度途中の10月には、ゼロ、1、2歳児に各3人の待機児童が発生しています。年度途中入所は必ずあります。年度途中からでも受け入れることのできる余裕のある体制を持つ必要があります。来年度から会計年度任用職員となるわけですが、正規職員の採用をさらにふやすべきです。 次に、議案第93号 平成30年度海南国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてです。 国保税が高いことが問題です。国保被保険者の44%が所得ゼロ円であり、7割を超える世帯が年収100万円以下であります。また、滞納世帯の28%が所得ゼロ円であり、滞納世帯の約6割が年収100万円以下であります。このことから、払いたくても払えない国保税となっていることがわかります。3年計画で引き下げをしても、その後、また上がるのでは意味がありません。根本的に国保税を見直し、公費の投入を行い、払える国保税とする必要があります。 最後に、議案第94号 平成30年度海南後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定及び議案第95号 平成30年度海南介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、いずれも保険料が高いことが問題です。 後期高齢者は75歳以上であり、所得ゼロ円の方が約6割近くを占めています。働いていない人がほとんどです。また、74歳までは家族の扶養者であった人が、少ない年金の中で75歳になって急に保険料の支払いを求められても無理な方が多い。そこへもともとあった介護保険料の支払いも必要となると、経済的負担ははかり知れません。高齢者の暮らしを考えると、根本的な制度の見直しが必要ですが、まずは保険料の引き下げから取り組んでいただきたい。 以上、討論といたします。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 私は、請願第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書提出についての請願に賛成の立場で討論いたします。 このたびの巨大風力発電事業に関して、紀美野町議会、有田川町議会から既に県に意見書が提出されているということです。このたび、海南市でも県に意見書を提出するということで骨を折っていただいた皆さんに敬意を表します。 持続可能な社会を構築する上で、風力発電を含め再生可能エネルギーを広げていくのは当然のことです。しかしながら、下津町においては1,300キロワット級の風力発電でも健康被害が出ています。今度の計画は4,500キロワットという途方もない大きさです。 先ごろ、台風15号によって、千葉県でゴルフ練習場の鉄柱が倒れ、民家に甚大な被害を及ぼすということが起こりました。この鉄柱が、報道によれば30メートルから40メートルということです。4,500キロワット級の風力発電設備は、1本の羽だけで65メートル、支柱の高さが85メートル、全長150メートルにも及びます。ゴルフ場の鉄柱に比べてみると、いかに巨大なものかがわかります。また、超低周波音による健康被害ははかり知れないものがあります。まさに地域住民の不安は解消できません。 この風力発電事業が断念されるためには、林地開発の許認可権を持つ県に意見書を上げるとともに、地域住民皆さんが手を結び、運動を進めていくことが大切と考えます。意見書提出に賛成し、討論といたします。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 以上で、通告による討論は終了いたしました。 他に討論ございませんか。 16番 川端 進君 ◆16番(川端進君) 議案第81号に反対の討論を行います。 議案は、各自治体の公務職場に働く非正規職員の処遇改善のために、来年度から雇用形態を会計年度任用職員と改め、ボーナスや退職金などの手当も支払うことができるようにするというお話です。しかしながら、各非正規職員のさまざまにある複雑な各人の任用方法や勤務条件を理解していくことも難しいことですし、さらに改正していくことは一層難しいことであります。それが海南市では40ケースほどあるそうですから、一々理解し、対策するのは難渋することでしょう。 過日、大阪府で行われた各人事担当者等100人出席の会議では、事前に110の質問が出され、終了後も個別に質問を受けるなど、4時間に及んだといいます。ですから、本市においては人事担当者だけでなく、必要関連職員の勉強会を入念に行うとともに、議員もオブザーバー参加で学習できるような勉強会を実施すべきだったのです。議会に上程されたら事前審議などとそしられますが、他市が行っているように、7月または8月という議会開催時期を外して事前に勉強しておいて、後の議会に臨むように進めるべきであったのです。 議案第81号の採決に当たっては、以上のことから反対いたします。反対の理由は審議不十分ということです。 ○議長(川崎一樹君) 他に討論ございませんか。 10番 川口政夫君 ◆10番(川口政夫君) 議案第87号 海南市係留施設管理条例の一部を改正する条例について賛成の立場で討論いたします。 放置艇については、他の船舶航行の支障や洪水、津波、高潮など自然災害における船体の流出による二次被害の発生、さらには景観の阻害などさまざまな問題があり、本市においては、特に近い将来発生が想定される東南海・南海地震による津波襲来時において、ボートが民家に突っ込んだり、沈んだボートから油が漏れ出したりといった被害の発生が予想されるため、係留施設整備事業の完成により、それらの問題の解消が期待されるところであります。 この議案は、当該事業を進めることにより、海南市係留施設管理条例に、既に完成している築地地区係留施設、日方地区係留施設に新たに冷水地区係留施設の名称及び位置を加えるものであり、賛成するものであります。 ただし、放置ごみの問題や係留施設利用者が使用するトイレが設置されていないことなど、使用に当たっては課題が残ります、とずっと申し上げていたにもかかわらず、6月定例会以来、9月定例会の質疑まで、たった一度も地元と協議の場を持っていただけませんでした。地区集会所のトイレの管理は生涯学習課であり管理課ではないとの理由で、当該係留施設供用を開始された場合、地区のトイレの使用がふえるとの認識がありながらです。ただの一度も協議もされておりませんでした。 この条例の第5条に、係留施設を汚損するおそれがあると認められるときは使用を許可しないとされています。この係留施設は小型船舶の係留施設です。小型船舶には、現在マリントイレといった手動や電動のトイレを設置できるようになっていますが、大半はトイレの施設がありません。 では、一体この係留施設を利用いただく方はどこでトイレをするのか。冷水地区係留施設にはトイレ施設はありません。最近の釣りブームの中、マリンレジャーを楽しむのは男性だけではありません。女性はどこでトイレをするのか。使用される方からこの施設のトイレを当局が尋ねられた場合、どのように説明されるのか。近くのトイレを尋ねられたらどのように説明するのか。地元で管理しているトイレについてはどのように説明されるのか。トイレ施設もなく、施設を汚損する者はその使用を許可しないとされていることは、甚だ疑問を感じます。使用者によりトイレが適切な使用をされなかった場合、毎日、市からトイレの管理に来ていただけるのでしょうか。地元負担がふえるのではないでしょうか。 地域にとって、また本市にとって、当該施設の供用は意義あることと考えられますので、早期に課題解消がなされることを厳しく指摘させていただき、賛成討論といたします。 もう一点、議案第100号 平成30年度海南病院事業会計決算の認定について賛成の立場で討論をさせていただきます。 平成30年度は、経常収支で黒字となっています。決算審査意見書などに具体的な取り組みも記載されていますが、これらを継続的に進めてきた一定の効果と考えます。 収支の状況としては、収益面では入院患者数が安定し、入院収益は開院後、毎年増加しています。一方、費用面では、新築の際の機器更新に伴う減価償却費が大きな負担となっていましたが、低減しています。また、たびたび取り上げられる繰入金については、確かに増額となっています。もちろん少なくて済むにこしたことはありませんが、地方公営企業に対する地方財政法や地方公営企業法に基づいたものであり、一部は地方交付税で考慮されています。また、繰入金が経常収支に占める割合は、医療センターが12.1%であるのに対し、全国の同規模病院の平均は15.9%です。全国や県内の状況と比較しても多いという状況ではないと感じますし、病床数、財政規模等を考えるとむしろ少ないとも言えます。 この繰出金、病院側からすれば繰入金となりますが、これについては、予算編成に際し、毎年、病院や水道、国保等の企業会計、特別会計を所管する部署が財政当局へ予算要求するわけですが、その内容は、基本的には法律等に基づく経費を対象に今後の見通し、国・県の動向や他市の状況などを参考にされ、担当部局として事業の安定的な運営に必要な経費を予算要求されているものと思います。 こうした予算要求を、財政当局が一般会計の見通しなども考慮の上、査定したものが予算案として提出され、議会が可決した予算を執行する流れであり、平成30年度予算案を財政当局が政策的に優先順位やバランス等を踏まえ予算査定をされ、議会が可決した繰出金の金額であり、今回決算として予算どおり執行されたと私は考えます。 今後も安定した運営が継続できるよう努力が必要と思いますが、一つは地域医療体制の確保として、国や県が進めている医療構想に関連し、和歌山市内の大病院に近いことから、病床や診療科などが海南海草から減ってしまわないか心配されますし、医療センターの経営だけでなく、地域医療全般にかかわることなので、市としての要望等が必要な時期にあると感じます。 もう一つは、医療センターの経営努力として、これまでの取り組みの継続に加え、アンケートや研修等もされていると思いますが、患者対応の一層の充実も必要と感じます。医療の分野は今後も厳しい状況には変わりなく、さまざまな変化への対応も必要になってくると考えられます。先日も厚生労働省から、再編や統合などの見直しに関連し、公立・公的病院の名前が公表されましたが、地域の個別事情が考慮されていないように見受けられます。地域の皆さんの不安を招かないか気がかりなところであります。 私たちも医療全般に対する理解を深め、考える時期に差しかかっているのではないでしょうか。医療センターの安定運営と地域医療の確保が両立できるように、病院と市当局の一層の努力を期待して私の賛成討論とさせていただきます。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 他に討論ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより当局提出議案26件について、順次採決を行います。 各議案についての委員長の報告は、いずれも原案可決または認定であります。 議案第81号については、起立により採決をいたします。 お諮りいたします。 議案第81号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は起立願います。 しばらくそのままお待ちください。  〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第82号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第83号 海南市印鑑条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第84号 海南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第85号 海南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第86号 海南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第87号 海南市係留施設管理条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第88号 海南市水道事業給水条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第89号 令和元年度海南一般会計補正予算(第3号)を委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第90号 令和元年度海南国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第91号 令和元年度海南介護保険特別会計補正予算(第2号)を委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 次に、議案第92号については起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第92号 平成30年度海南一般会計歳入歳出決算の認定についてを委員長報告どおり認定することに賛成の方は起立願います。 しばらくそのままお待ちください。  〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。よって本案は委員長報告どおり認定することに決しました。 次に、議案第93号については起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第93号 平成30年度海南国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを委員長報告どおり認定することに賛成の方は起立願います。 しばらくそのままお待ちください。  〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。よって本案は委員長報告どおり認定することに決しました。 次に、議案第94号については起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第94号 平成30年度海南後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを委員長報告どおり認定することに賛成の方は起立願います。 しばらくそのままお待ちください。  〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。よって本案は委員長報告どおり認定することに決しました。 次に、議案第95号については起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第95号 平成30年度海南介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを委員長報告どおり認定することに賛成の方は起立願います。 しばらくそのままお待ちください。  〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。よって本案は委員長報告どおり認定することに決しました。 お諮りいたします。 議案第96号 平成30年度海南地域排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを委員長報告どおり認定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり認定することに決しました。 お諮りいたします。 議案第97号 平成30年度海南同和対策住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを委員長報告どおり認定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり認定することに決しました。 お諮りいたします。 議案第98号 平成30年度海南港湾施設事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを委員長報告どおり認定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり認定することに決しました。 お諮りいたします。 議案第99号 平成30年度海南水道事業会計決算の認定についてを委員長報告どおり認定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり認定することに決しました。 お諮りいたします。 議案第100号 平成30年度海南病院事業会計決算の認定についてを委員長報告どおり認定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり認定することに決しました。 お諮りいたします。 議案第101号 海南市民交流センター空調設備整備機械設備)工事の請負契約締結についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第102号 (仮称)市民交流施設建設工事請負変更契約締結についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第103号 財産の取得についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第104号 財産の取得についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第105号 市道路線の廃止及び認定についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第106号 令和元年度海南一般会計補正予算(第4号)を委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 次に、請願第1号について採決を行います。 請願第1号についての委員長報告は採択すべきものであります。 お諮りいたします。 請願第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書提出についての請願を委員長報告どおり採択することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本請願は委員長報告どおり採択することに決しました。----------------------------------- △日程第2 議案第107号 令和元年度海南一般会計補正予算(第5号) ○議長(川崎一樹君) この際、先ほど議事延期いたしておりました日程第2 議案第107号 令和元年度海南一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 台風によって被害が出て、それに対する補正予算を組まれたということで、結構なことだとは思っていますけれども、審議がされていなくて追加議案提案があったわけですから、ちょっと内容について教えていただきたいと思います。 東畑地区についての農道だということはわかりましたけれども、工事の日程はどうなっているのか。それから、国・県の支出金があるわけですけれども、これについての説明をお願いしたいと思います。また、地区住民への説明はどうなっているでしょうか、よろしくお願いいたします。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 内芝建設課長建設課長(内芝壽郎君) 補正予算(第5号)の御質疑にお答えします。 まず、内容でございます。内容は、8月15日から16日にかけましての台風10号の豪雨で被災しました東畑地区農道海南南部線の災害復旧でございまして、8月19日に測量調査設計費の予算を専決処分させていただきまして、8月26日より現地調査のほうを着手してございます。このたび、調査結果をもとに概算事業費が固まりましたので、今回、追加議案として提出させていただきました。 現地調査の結果で申しますと、被害延長でございますけれども25.9メートル、現況の幅員が5.2メートルから5.5メートル、このうち半幅が約70センチメートル沈下してございまして、現地調査、それとボーリング調査から、小規模な地すべりが発生したことが原因というものとなってございます。 工事の日程でございますけれども、国の災害査定というものをまずは受けまして、この査定というものが11月6日、7日で実施されます。ここで復旧工法と事業費等が確定されまして、実施設計書を作成して、12月中旬の入札にかけたいと考えてございます。工事の完成につきましては3月末を予定してございまして、ただし、建設資材の納入のおくれとか、また天候不順などで工事期間が延びるおそれもございますので、この辺については御理解ください。 それと、国の支出金につきましては、農業災害復旧事業費補助金というものを活用するのと、それと農林水産施設災害復旧事業債起債のほうを活用したいと考えてございます。 地区への説明ですけれども、東畑地区の区長の御自宅の前ということで、調査に当たる前とか、こういった原因であるとか、そういったものについては区長のほうへは説明させていただいていまして、今後、また工事の請負業者が確定しましたら、どういった施工の仕方ですとか、道路の開放の仕方、そういったものを再度区長と、また地区の皆様にお話しさせてもらいたいと考えてございます。 ○議長(川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 国の認定を受けるということで11月の初めのほうに、国に見てもらってということなので、そこで工法が決まるということですが、1,570万円っていうわけですが、これは、どんなふうに査定されて出てきた数字になっているのか、わかる範囲でいいんですが、よろしくお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 内芝建設課長建設課長(内芝壽郎君) 再度の御質疑です。 1,570万円の事業費のうち、工事費につきましては1,500万円を想定してございます。この積算の根拠につきましては、現地調査、ボーリング調査で地すべりの規模というものをまずは把握しまして、その原因を突きとめて、これに対応するための擁壁を設置したいと考えてございます。 この復旧工法につきましては、国の災害査定に向けて、近畿農政局と事前の工法協議というものをさしていただきました。今回採用しました工法につきましては、施工性、経済性にすぐれた補強土壁工法というような工法を採用したいと考えてございます。これを国の災害査定のほうに協議させていただきまして、こちらで認めていただければこの工法によって復旧を行うということです。延長も出ていますので、工事に係る費用というものは、こちらのほうで設計、積算したところでございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第38条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 議案第107号 令和元年度海南一般会計補正予算(第5号)を原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案可決することに決しました。 この際、建設経済委員会において、先ほど採択されました請願第1号についての対応を協議いただくため、暫時休憩いたします。                           午前10時53分休憩-----------------------------------                           午前11時15分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(川崎一樹君) この際、諸般の報告を行います。 事務局長から報告させます。 宮井事務局長事務局長宮井啓行君) 報告いたします。 令和元年10月3日付で海南市議会建設経済委員会委員長米原耕司君から、発議第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書(案)が提出されました。 提出された発議につきましては、その写しを議席に配付いたしてございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 報告が終わりました。 以上で諸般の報告を終わります。 ただいま報告いたしました発議第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書(案)をこの際、日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって発議第1号をこの際、日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。-----------------------------------追加日程 発議第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書(案) ○議長(川崎一樹君) 発議第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書(案)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 建設経済委員会委員長 米原耕司君  〔建設経済委員会委員長 米原耕司君登壇〕 ◆建設経済委員長米原耕司君) 発議第1号(仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書(案)の朗読をもって説明させていただきます。 再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出せず、国内で生産できることから、エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源であり、エネルギーミックスにおける電源構成比率の確実な向上を目指していかなければならない。 このことから、再生エネルギーの固定価格買取制度が開始されて以来、全国各地で再生可能エネルギー発電施設の建設が進められているところである。 しかしながら、主力電源として持続的に発電事業を行うためには、地域創生につながる事業化かどうか、あるいは円滑な事業継続に向けたメンテナンス体制が構築されているかどうかといった観点を含め、地域住民の立地に対する理解と環境の整備がなされることが、最も重要であり不可欠である。 (仮称)海南・紀美野風力発電事業については、周辺地域の土石流による災害をはじめ、動植物の生態系への影響やのどかな風景を壊すのではないかといった景観への影響、あるいは風切音や低周波音の影響と言われる健康被害などが懸念されている。また、主要設備であるブレードの回転直径は約130メートルにも及ぶこれまでにない規模で、計15基、最大出力約5万4,000キロワットの計画が及ぼす環境への影響も未知数なため、地域住民の不安はさらに大きいものとなっている。 以上のことから、われわれ議会としては、地域住民の不安や課題の解消が最優先であり、知事には、地域住民不安解消と理解が得られない中では、森林法第10条の2に基づく林地開発の許可を与えないことを求めるものである。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものでございます。 なお、提出先は、和歌山県知事であります。 皆様の御理解をいただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております発議第1号については、会議規則第38条第2項の規定により委員会に付託いたしません。 これより討論を行います。 討論ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 発議第1号 (仮称)海南・紀美野風力発電事業に対する地域住民不安解消と理解が得られない中では林地開発の許可を与えないことを求める意見書(案)を原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案可決することに決しました。 この際、お諮りいたします。 ただいま可決いたしました発議第1号について、字句等整理を要するものは、その整理を議長に委任されたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。----------------------------------- △日程第30 議員派遣の件 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第30 議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第170条の規定により、お手元に配付しました議員派遣の件のとおり議員を派遣いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 お諮りいたします。 ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その扱いを議長に御一任願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。----------------------------------- △市長の挨拶 ○議長(川崎一樹君) この際、市長から挨拶の申し入れを受けておりますので、これを許可いたします。 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 閉会に際し、お許しをいただき、御挨拶を申し上げます。 本9月定例会におきまして、議員の皆様方には公私共に御多用の中、本会議並びに各委員会を通じ、慎重なる御審議を賜り、まことにありがとうございます。 おかげをもちまして、提案させていただきました諸案件につきましては、いずれも御承認、御可決、御認定を賜り、厚く御礼を申し上げます。 御審議をいただく中で、皆様方よりいただきました貴重な御意見等を真摯に受けとめ、今後のさらなる市政発展のため努力してまいる所存であります。 どうか、なお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げ、御挨拶といたします。 ありがとうございました。 ○議長(川崎一樹君) 挨拶が終わりました。 以上で今期定例会の日程は全て終了いたしました。 よって令和元年海南市議会9月定例会はこれをもって閉会いたします。 ありがとうございました。                           午前11時23分閉会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長   川崎一樹  議員   橋爪美惠子  議員   黒原章至  議員   川端 進...