○議長(
井上直樹君) 質疑なしと認めます。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 討論なしと認めます。 しばらくこの場で休憩します。 午後1時32分
休憩 --------------- 午後1時35分再開
○議長(
井上直樹君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第2、日程第3の議事を継続します。 ただいま上程されている議案22件を採決します。 まず、議案第5号から同第25号までの21件を一括して採決します。 この21件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。 この21件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
井上直樹君)
起立全員。 よって、この21件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決と決しました。 次に、令和2年6
月定例市議会議案第2号を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
井上直樹君)
起立全員。 よって、本件は、委員長の報告のとおり可決と決しました。
---------------
△日程第4 議案第26号 令和2年度和歌山市
一般会計補正予算(第12号)
○議長(
井上直樹君) 次に、日程第4、議案第26号、令和2年度和歌山市
一般会計補正予算(第12号)を議題とします。 当局から
提案理由の説明を求めます。
--川嶋財政局長。 〔
財政局長川嶋正起君登壇〕
◎
財政局長(
川嶋正起君) 議案第26号について御説明申し上げます。 議案書(その5)をお願いいたします。 1ページをお開き願います。 議案第26号は、令和2年度和歌山市
一般会計補正予算(第12号)で、歳入歳出それぞれ1億6,559万円を追加し、
予算総額を1,982億1,587万円とするものでございます。 以下、その内容につきまして御説明いたします。 2ページをお開き願います。 歳入の部で、
国庫支出金1億6,559万円を増額補正するものでございます。 次に、歳出の部でございます。 第3
款民生費、第3項
児童福祉費1億6,559万円の補正は、
ひとり親世帯臨時特別給付金の
基本給付の
支給対象者に対し、1
世帯当たり5万円、第2子以降1人につき3万円の給付を、年内をめどに再支給するための経費でございます。 以上でございます。
○議長(
井上直樹君) 以上で
提案理由の説明は終わりました。 しばらく休憩します。 午後1時38分
休憩 --------------- 午後2時25分再開
○議長(
井上直樹君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第4の議事を継続します。 ただいま上程されている議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 本件は、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 討論なしと認めます。 議案第26号を採決します。 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
井上直樹君)
起立全員。 よって、本件は、原案のとおり可決と決しました。
---------------
△日程第5 議案第27号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(
井上直樹君) 次に、日程第5、議案第27号、
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 市長から
提案理由の説明を求めます。
--尾花市長。 〔
市長尾花正啓君登壇〕
◎市長(
尾花正啓君) 議案第27号、
固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明いたします。 海南市鳥居227番地、松本雅博氏は、令和2年12月26日をもって任期満了となりますが、委員として適任と思われますので、引き続き委員に選任するため、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 何とぞよろしくお願いいたします。
○議長(
井上直樹君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 本件は、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 議案第27号を採決します。 本件は、原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は、原案に同意することに決しました。
---------------
△日程第6 諮第1号
人権擁護委員候補者の推薦について
△日程第7 諮第2号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
井上直樹君) 次に、日程第6、諮第1号及び日程第7、諮第2号の2件の
人権擁護委員候補者の推薦についてを一括議題とします。 市長から
提案理由の説明を求めます。
--尾花市長。 〔
市長尾花正啓君登壇〕
◎市長(
尾花正啓君) 諮第1号及び諮第2号、
人権擁護委員候補者の推薦について、一括して御説明いたします。 諮第1号、和歌山市川辺268番地5、武内正喜氏、諮第2号、和歌山市堀止東2丁目13番15号、遠藤桂介氏は、令和3年6月30日をもって任期満了となりますが、いずれも委員として適任と思われますので、再度候補者として法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会にお諮りするものでございます。 何とぞよろしくお願いいたします。
○議長(
井上直樹君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 この2件は、先例により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 これより、諮問2件を一括して採決します。 この2件は、いずれもこれに異議なしと決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、この2件は、いずれもこれに異議なしと決しました。
---------------
△日程第8 発議第2号 台湾の
CPTPP加盟を積極的に支援するよう求める
意見書案
○議長(
井上直樹君) 次に、日程第8、発議第2号、台湾の
CPTPP加盟を積極的に支援するよう求める
意見書案を議題とします。 提出者から
提案理由の説明を求めます。
中谷謙二君。--13番。 〔13番
中谷謙二君登壇〕(拍手)
◆13番(
中谷謙二君) ただいま上程されました発議第2号につきまして、提出者を代表して
提案理由の説明を申し上げます。 本案は、台湾の
CPTPP加盟を積極的に支援するよう求める
意見書案でありまして、地方自治法第99条の規定により、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、外務大臣、経済産業大臣及び内閣官房長官宛て意見書を提出しようとするものであります。 以下、文案を朗読して
提案理由の説明に代えさせていただきます。 台湾の
CPTPP加盟を積極的に支援するよう求める
意見書案。 2018年12月、我が国が主導するCPTPP(アジア太平洋地域における経済連携協定)が発効して以来、度重なる会議・交渉を継続し、2年を経た現在、大きな曲がり角に直面している。それは、本年3月、世界保健機関が新型コロナウイルス感染症患者の爆発的な増加によるパンデミックを発表して以来、世界各地でロックダウン、いわゆる都市封鎖が起こり、8か月を経た11月現在も第2波が押し寄せ、イギリス、イタリアをはじめとした欧州各地で再びロックダウンに陥っている状況を見ても明らかである。このような中、保健衛生分野における豊富な知見と経験を有している台湾が、「台湾の奇跡」とも呼ばれる新型コロナウイルス感染症の封じ込めに見事成功したことは注目に値する。 一方、世界経済に目を転じれば、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、本年6月、世界銀行の経済見通しでは、世界の経済は今年5.2%の縮小を予測し、物流貿易の量は、2019年比で13%から32%下落すると見込まれている。 こうした世界情勢のもと、本年10月6日、日米豪印の4か国の外相が東京に集まり、ルールに基づく国際秩序を構築し、平和と繁栄を目指す「自由で開かれたインド太平洋」実現に向け、法の支配や航行の自由など、構想実現に向けた連携強化を確認し合った。また、菅義偉首相が米豪印の3か国外相会談で、国際社会が様々な課題に直面している今だからこそ、このビジョン(構想)を共有する多くの国々と一層連携を深めるよう国際的協調を訴えたことは、アジア太平洋地域圏を客観的にふかんしたとき、台湾が、我が国にとっても、
CPTPP加盟国にとっても非常に重要なパートナーであることを再認識させたと言える。 したがって、台湾の
CPTPP加盟は、今後の
コロナ禍対策においても、我が国におけるサプライチェーンの安定供給や完備性の面においても大きな意味合いを持ち、将来のアジア太平洋地域圏における安定した更なる経済成長が期待できると言っても過言ではない。 よって、本年8月に行われた第3回TPP委員会に際する協定声明でもTPPメンバーの拡大が叫ばれている折から、明年、TPP委員会の議長国を務める我が国にあって、台湾の
CPTPP加盟に向けたリーダーシップを発揮し、積極的に支援するよう強く求めるものである。 以上のとおりであります。 何とぞ
同僚各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
井上直樹君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 本件は、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。
南畑幸代君。--28番。 〔28番
南畑幸代君登壇〕(拍手)
◆28番(
南畑幸代君) 日本共産党市議団を代表いたしまして、発議第2号、台湾の
CPTPP加盟を積極的に支援するよう求める
意見書案に、反対の立場から討論いたします。
意見書案は、台湾の
CPTPP加盟は「我が国におけるサプライチェーンの安定供給や完備性の面においても大きな意味合いを持ち、将来のアジア太平洋地域圏における安定した更なる経済成長が期待できる」としています。 しかし、そもそもアジア太平洋地域における経済連携協定(CPTPP)は、多国籍企業の利益を最優先し、国民の暮らしや権利を犠牲にして、各国の経済主権、食料主権を侵害する危険なものだと日本共産党は考えています。 日本農業は、従来の規模をはるかに超えた輸入自由化が押しつけられ、甚大な打撃を受けるのは必至です。食料自給率のさらなる低下を招き、農業が守っている国土や環境の荒廃、地域経済に重大な影響が出るCPTPPへの加盟を広げようとするこの
意見書案には賛成できません。 以上で反対討論といたします。(拍手)
○議長(
井上直樹君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 討論を終結します。 発議第2号を採決します。 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
井上直樹君) 起立多数。 よって、本件は、原案のとおり可決と決しました。
---------------
△日程第9
議員派遣の件
○議長(
井上直樹君) 次に、日程第9、
議員派遣の件を議題とします。 本件については、お手元に配付の写しのとおり、派遣されたい旨の申出があります。 お諮りします。 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 お諮りします。 ただいま
議員派遣の件について議決されましたが、派遣場所、派遣期間等に変更があった場合、その決定については議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 お諮りします。 ただいま議案等が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。
---------------
△
総務委員会、
厚生委員会、
経済文教委員会、
建設企業委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続審査及び調査について
○議長(
井上直樹君) この際、報告します。 総務委員長、厚生委員長、
経済文教委員長、建設企業委員長及び議会運営委員長から
会議規則第103条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、閉会中の
継続審査及び調査をしたい旨の申出があります。 お諮りします。 各委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 以上で本定例会の日程は全部終了しました。
---------------
△議長の挨拶
○議長(
井上直樹君) 閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。 本定例会は、去る11月26日開会以来、本日まで、議員各位におかれましては諸議案等の審査等に連日御精励を賜り、加えて、議会運営に対しましても特段の御理解と御協力を賜りまして、ここに閉会の運びとなりましたことを心から厚く感謝申し上げます。 本年は、新型コロナウイルス感染症が年頭より第1波、第2波と続き、そして、今、また第3波が国内のみならず、世界を覆いました。いつ終わるともしれない状況の中、ウィズコロナといえども、
市民生活は疲弊していることとお察しします。 しかし、未来への希望を忘れてはなりません。「努力が効果をあらわすまでには時間がかかる。多くの人はそれまでに飽き、迷い、挫折する。」との箴言があるように、これまで私たちが時間をかけて積み上げてきた努力が実を結ぶことを信じ、希望を持ってこの難局に立ち向かっていきたいと思います。 これから年末を迎えるわけですが、今まで実践してきた感染防止の徹底に加え、季節性インフルエンザにも気を配り、そしてまた、感染者のみならず、医療、福祉従事者をはじめ、全市民に対する思いやりや支え合いの気持ちを忘れず、全ての人たちが希望に満ちた新年を迎えられることを切に願っております。 最後になりましたが、議員の皆様、市長をはじめとした執行部の皆様におかれましては、輝かしい新年を迎えられますことを御祈念申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。 どうもありがとうございました。
---------------
△市長の挨拶
○議長(
井上直樹君) 尾花市長。 〔
市長尾花正啓君登壇〕
◎市長(
尾花正啓君) 閉会に当たり、御挨拶申し上げます。 議員の皆様におかれましては、去る11月26日の開会以来、熱心かつ慎重に御審議いただき、誠にありがとうございます。 本定例会に提案いたしました一般会計、特別会計の補正予算をはじめ条例の改正等の諸議案につきまして御賛同いただき、厚く御礼申し上げます。 本定例会を通して議員の皆様からいただきました御意見、御提言を踏まえながら、これからも市政運営に誠心誠意取り組んでまいりますので、なお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 現在、流行の第3波となった新型コロナウイルスの感染者数は全国的に収束の気配がなく、医療機関においてもクラスターが発生するなど、ますます予断を許さない状況になっています。 本市としましては、接触者等のPCR検査体制の一層の充実や医療保健体制の強化など、
感染拡大防止に全力で取り組んでまいります。あわせて、作業が進んでいる国の3次補正などを活用しながら、市民の皆様、事業者の皆様の安全・安心の確保と地域経済の回復など、様々な課題に対応してまいりたいと考えております。 また、近隣市で高病原性鳥インフルエンザの感染事例が発生しました。本市としても、今後、県と連絡や調整を十分図りながら、本市での感染防止に万全の対応を講じてまいります。 終わりになりましたが、今年もいよいよ残り僅か、一気に冬本番の寒さとなってきました。議員の皆様におかれましては、なお一層健康に御留意の上、よき新年を迎えられますとともに、さらなる御活躍を心から祈念申し上げ、閉会の御挨拶といたします。 ありがとうございました。
○議長(
井上直樹君) これにて令和2年11月26日招集の
和歌山市議会定例会を閉会します。 午後2時45分閉会
--------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長
井上直樹 議員
中谷謙二 議員
中尾友紀 議員
松井紀博...