和歌山市議会 > 2017-06-29 >
06月29日-07号

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  1. 和歌山市議会 2017-06-29
    06月29日-07号


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    平成29年  6月 定例会                平成29年          和歌山市議会6月定例会会議録 第7号            平成29年6月29日(木曜日)     -----------------------------議事日程第7号平成29年6月29日(木)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 承第1号、議案第1号から同第18号まで第3 議案第21号 固定資産評価審査委員会委員の選任について第4 議案第22号 農業委員会委員の任命について第5 議案第23号 農業委員会委員の任命について第6 議案第24号 農業委員会委員の任命について第7 議案第25号 農業委員会委員の任命について第8 議案第26号 農業委員会委員の任命について第9 議案第27号 農業委員会委員の任命について第10 議案第28号 農業委員会委員の任命について第11 議案第29号 農業委員会委員の任命について第12 議案第30号 農業委員会委員の任命について第13 議案第31号 農業委員会委員の任命について第14 議案第32号 農業委員会委員の任命について第15 議案第33号 農業委員会委員の任命について第16 議案第34号 農業委員会委員の任命について第17 議案第35号 農業委員会委員の任命について第18 議案第36号 農業委員会委員の任命について第19 議案第37号 農業委員会委員の任命について第20 議案第38号 農業委員会委員の任命について第21 議案第39号 農業委員会委員の任命について第22 議案第40号 農業委員会委員の任命について第23 発議第1号 議会への誠実な説明責任の履行と、市当局の主体的な政策形成を強く求める決議案     -----------------------------会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 承第1号、議案第1号から同第18号まで日程第3 議案第21号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第4 議案第22号 農業委員会委員の任命についてから日程第22 議案第40号 農業委員会委員の任命についてまで日程第23 発議第1号 議会への誠実な説明責任の履行と、市当局の主体的な政策形成を強く求める決議案総務委員会、厚生委員会、経済文教委員会建設企業委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び調査について     -----------------------------出席議員(38名)  1番  林 隆一君  2番  山野麻衣子君  3番  中村朝人君  4番  堀 良子君  5番  西風章世君  6番  園内浩樹君  7番  永野裕久君  8番  中村元彦君  9番  浜田真輔君 10番  中谷謙二君 11番  丹羽直子君 12番  浦平美博君 13番  上田康二君 14番  吉本昌純君 15番  松坂美知子君 16番  姫田高宏君 17番  中塚 隆君 18番  薮 浩昭君 19番  奥山昭博君 20番  山本忠相君 21番  井上直樹君 22番  芝本和己君 23番  古川祐典君 24番  戸田正人君 25番  松井紀博君 26番  尾崎方哉君 27番  南畑幸代君 28番  森下佐知子君 29番  中尾友紀君 30番  松本哲郎君 31番  北野 均君 32番  山田好雄君 33番  野嶋広子君 34番  宇治田清治君 35番  寒川 篤君 36番  山本宏一君 37番  遠藤富士雄君 38番  佐伯誠章君   ---------------説明のため出席した者の職氏名 市長         尾花正啓君 副市長        荒竹宏之君 副市長        森井 均君 市長公室長      瀬崎典男君 総務局長       森 泰之君 危機管理局長     嶋本智行君 財政局長       田又俊男君 市民環境局長     和田年晃君 健康局長       川口雅広君 福祉局長       川崎秀行君 産業まちづくり局長  有馬専至君 建設局長       巽 和祥君 会計管理者      平田謙司君 教育長        原 一起君 教育局長       津守和宏君 消防局長       大浦正男君 公営企業管理者    富松 淳君 水道局長       白井光典君 選挙管理委員会委員長 川端正展君 代表監査委員     伊藤隆通君 人事委員会委員    寺内博晴君   ---------------出席事務局職員 事務局長       中野光進 事務局副局長     幸前隆宏 議事調査課長     中西 太 議事調査課副課長   柳本真也 議事班長       藤井一成 調査班長       亀岡伸次 企画員        竹下裕威 企画員        佐川恭士 事務主査       國定正幹 事務主査       北野統紀 事務副主任      平岡直樹 事務副主任      大江健一   ---------------          午後1時10分開議 ○議長(古川祐典君) ただいまから本日の会議を開きます。   --------------- △諸般の報告 ○議長(古川祐典君) 諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(中野光進君) 平成29年6月29日付、和財第104号をもって、市長から追加議案の提出がありました。議案はお手元に配付いたしております。 次に、同日付、議員遠藤富士雄君、吉本昌純君、中尾友紀君、姫田高宏君、山本忠相君、山野麻衣子君、以上6人の諸君から、議会への誠実な説明責任の履行と、市当局の主体的な政策形成を強く求める決議案が提出されました。発議第1号としてお手元に配付いたしてございます。 以上でございます。   --------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(古川祐典君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において  遠藤富士雄君  吉本昌純君  中尾友紀君 以上3人の諸君を指名します。   --------------- △日程第2 承第1号、議案第1号から同第18号まで ○議長(古川祐典君) 次に、日程第2、承第1号、議案第1号から同第18号までの19件を一括議題とします。 ただいま議題となりました19件についての各委員長の報告を求めます。総務委員長上田康二君。--13番。 〔総務委員会委員長上田康二君登壇〕(拍手) ◆13番(上田康二君) [総務委員会委員長]総務委員会の報告をいたします。 去る6月21日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案どおり承認及び可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、財政局について申し上げます。 議案第1号、和歌山市一般会計補正予算(第1号)中、地方創生推進交付金及び地方創生拠点整備交付金に係る歳入について、委員から、当該交付金の対象として不採択となった事業については、なぜ採択に至らなかったのか追及するべきではないかと思慮される。この点、今後もあらゆる機会を受け、国の交付金事業を実施していくことを踏まえれば、でき得る限り不採択に至らぬためにも、その都度その理由を国に確認し、明確にしておくべきではないかとの意見がありました。 次に、議案第16号から同第18号までの物品購入契約について。これは、災害対応特殊ポンプ自動車CD-Ⅰ型ほか2件の消防用車両の物品購入契約をしようとするものでありますが、委員から、当該契約のうち2件は一般競争入札を実施するも、たった1回きりの入札で不調に終わり、結果として随意契約となっていることから、入札のあり方についてどのような評価をしているのか当局にただしたところ、当局より、当該契約は数年にわたり一般競争入札で実施してきたものの、参加業者も非常に少ないことから、来年以降、指名競争入札に戻す方向で検討したい旨の答弁があり、関連して委員から、消防の特殊車両は実際のところ購入元が決まっており、当該入札は形だけのものとなっていると言わざるを得ない。この点、当該車両はメーカーと直接契約するべきではないかと思慮されるため、一度他都市を調査し、公正かつ適正な価格で契約できるよう検討されたいとの要望がありました。 また、関連して委員から、落札の意思がない、または落札できる見込みがないにもかかわらず入札に呼ばれ、業者に無駄な時間を使わせている実態や、入札する手間、また、独自の技術開発などを積み重ねる業者の企業努力も踏まえれば、入札の実施が必ずしも最も公正で安価に購入できる手段ではないということから、各委員の御意見には強く賛同するものであり、世間の誤解に屈することなく、事務遂行にしかと取り組んでいる旨主張し、適切な契約ができるよう検討されたいとの要望がありました。 次に、市長公室について申し上げます。 審査過程において、まちなか3大学誘致の進捗状況について、 一、より丁寧に進捗状況を報告することについて、 一、大学設置に係る行政のまちなか形成への参画について、 意見、指摘がありました。 次に、危機管理局について申し上げます。 総合防災費中、地域防災事業に要する諸経費140万円の補正について。これは、西脇地区防災会が行う防災活動に必要な備品の整備を、コミュニティ助成事業交付金を活用し、実施しようとするものでありますが、委員から、地域の資器材の整備については、市民からの関心も高く、要望も強い項目であると思慮される。この点、当該事業を実施し、できる限り早期に全体的な整備が図られるよう鋭意取り組まれたいとの要望がありました。 最後に、総務局について申し上げます。 企画調整費中、広域行政推進事業に要する諸経費907万8,000円について。これは、連携中枢都市圏構想に関する調査、検討を、国の委託金を活用し、実施しようとするものでありますが、委員から、当局は、当該事業を進める方向性が定まっていない中、他の市町と連携を進めようとしており、何をどのように進めたいという市の意欲が感じられない。構想はコンパクト化を掲げるもので、人口減により、圏域全体の施設が集約化、統廃合に向かえば、相互利用が進むどころか、市民サービスの低下を招くものと懸念されるものであり、安易に国の方向性に従っているだけではないかと言わざるを得ないとの意見がありました。 関連して委員から、当該事業内容の説明を受けるも、ビジョンがよくわからず、この連携中枢都市圏構想は、かつて成果もよくわからぬまま国の指導のもと同様に進められ廃止された広域行政圏の事業を、名前を変えて思いつきで同様に推し進めさせられていると思えて仕方がない。国からの財政支援についても、現実的に幾ら交付されるのか不明瞭な交付税措置であり、本事業により他市町と連携して、果たしてどんな確たるメリットがあるのか理解できず、本事業を予算化するに当たり、どのように考え、本市として基本的に何が狙いなのかただしたところ、副市長より、委員がおっしゃるように、本市にとって何がメリットなのか、構想のビジョンは何かといってもなかなか出てこないというのが現時点の考え方です。しかし、例えば、かつて本市が最大人口であったときに、周辺の市町から大勢の子供たちが急患センターへ訪れたことから、ほかの市町の医師会にも応援依頼したところ、本市の急患センターだから医師は出せないと断られたことがあります。現在は、お願いに行ったことはございませんが、本事業により、こういった問題に対し、助け合いの意識の醸成も狙えるのではないかと考えています。今後、人口が減少していく中で、それを食いとめることができれば一番よいのですが、周辺自治体も巻き込んで、大きな圏域の中でコンパクト化を進め、お互いに連携し、助け合っていくということに期待し、本事業を実施していきたいと考えていますとの答弁がありました。 これに対して委員から、本事業により、何をしようかという切迫感はやはり感じられるものではなく、一方でせっぱ詰まった行政事務をしながら、一方でこのような事業を進めることは理解しがたい部分があると言わざるを得ないとの意見がありました。 また、関連して委員から、当該構想について、海南市、紀の川市、岩出市、紀美野町との県内3市1町と連携して進めることありきで事業スケジュールを示しているが、本事業は決して県内自治体のみが対象ではないとのことである。この点、本予算を効果的に活用するためにも、今や第二阪和国道が開通し、かねてより本市が生活圏であった大阪・岬町も含めて事業を形成すべきではないかとの意見がありました。 さらに、関連して委員から、本制度は、開始から既に3年が経過し、他市町とも連携する方向性で話は進み、また、他都市における成功事例もつかんでいるにもかかわらず、当局説明は本市としての目標が見えず、本事業に真摯に取り組んでいきたいという気概が感じられるものではない。本市として抱える課題や人口減少問題にどのように取り組んでいきたいかといったビジョンはないのかと強くただしたところ、当局より、人口減少と高齢化社会が懸念される中、何も連携せず、対策もとらずに放っておけば、今後、人口減少は急激なカーブを描いてしまいます。連携することで、できる限り緩やかな形で人口減少を迎えていくことを目標としており、和歌山市にとっても他市町にとってもウイン・ウインとなるような事業を検討し、実現性の高い事業を協議しながらやっていきたいと考えておりますと答弁がありました。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(古川祐典君) 次に、厚生委員長丹羽直子君。--11番。 〔厚生委員会委員長丹羽直子君登壇〕(拍手) ◆11番(丹羽直子君) [厚生委員会委員長]厚生委員会の報告をいたします。 去る6月21日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、福祉局について申し上げます。 議案第1号、平成29年度和歌山市一般会計補正予算(第1号)、社会福祉費中、障害者総合支援費433万5,000円の補正について。これは、福祉、介護職員の処遇改善加算に係る制度周知、広報及びシステム改修を行う諸経費でありますが、委員から、当該職員の処遇改善事業については平成24年度から実施されているが、加算要件を満たし、処遇改善加算が適用されている割合は全体の約7割にとどまっているとのことである。この点、本事業の実施に当たっては、働く事業所によって格差が生じることのなきよう、集団指導等で周知を図ることはもちろんのこと、加算要件を満たすための支援策の充実を図られたいとの要望がありました。 また、委員から、これまでも福祉、介護職員のための処遇改善が実施されてきたが、求人情報や現場の声を見聞きする限り、真に職員の給与等に反映されているとは思えない。この点、本事業による処遇改善が目に見える形で反映され、実感できるようにしていくためにも、いま一度、アンケート調査等により、現場の実情を把握されたいとの要望がありました。 また、審査過程において、ヘルプマークの普及啓発とヘルプカードの配布について要望がありました。 また、警報発令案内メールを送信する際、一部の保育所において、各保護者のメールアドレスを受信者に表示させる誤送信をしたことについて、当局より、このような事態を招いたことを深く反省し、再発防止に努めていく旨の陳謝がありました。 これに対して委員から、効果的な再発防止策を講じることについて意見があり、委員会を代表して、委員長より、職員の不注意により個人情報が漏えいしたことは遺憾であります。今後は、かかることのなきよう十分に注意して職務に当たるよう申し伝えた次第であります。 次に、市民環境局中、市民部について申し上げます。 審査過程において、審査冒頭、平成29年2月定例会の当委員会の審査において、旧芦原文化会館の跡地に関する人権同和施策課長の答弁の中で説明不足があった点について、当局より陳謝の後、改めて説明があり、委員会を代表して、委員長より、委員会審査に臨むに当たっては、委員の質問に対して正確な答弁を尽くされるよう厳に申し伝えた次第であります。 最後に、市民環境局中、環境部について申し上げます。 審査過程において、海水浴場の開設中における水質調査について、ごみ減量アクションプランで掲げた目標達成のための取り組みとごみ発電の効果について、ごみ発電における環境負荷への認識について、山口地区に計画されている産業廃棄物最終処分場設置に対する市民感情をしんしゃくすることについて、意見、指摘、要望がありました。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(古川祐典君) 次に、経済文教委員長浦平美博君。--12番。 〔経済文教委員会委員長浦平美博君登壇〕(拍手) ◆12番(浦平美博君) [経済文教委員会委員長経済文教委員会の報告をいたします。 去る6月21日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、産業まちづくり局中、産業部、観光国際部、農林水産部及び農業委員会について申し上げます。 農林水産物の輸出力強化事業60万円及びビジネスチャンス創出支援事業650万円に関連して、委員から、今回、海外への販路拡大に対する補助金を農林水産課及び商工振興課両課で計上しているが、当該担当課は、今までこうしたことへの経験もなく、ノウハウや知識等も乏しい中、果たして各課それぞれが事業を円滑に進めていけるのか懸念される。この点、市長も国際戦略を推進すると述べている以上、横断的な部署を新たに新設するぐらいの気概を持って、かかる事業に取り組むべきではないかとただしたところ、当局より、国際戦略につきましては、現在、局内の関連課で検討チームを設置して鋭意策定中であります。その中で、国際戦略の推進体制をどうするかということが検討課題の一つとしてあり、各課さまざまな予算要求をして、担当課が専門性を生かして実施していくことを基本としつつ、情報共有や調整のための横断的な組織が必要になってきます。また、主軸となる部門が国際交流課であると考えていますので、今後、これまで培った交流を基礎として進めていくほうが戦略上よいのではないかと考えた場合、例えば部署を新設するのか、国際交流課を再編するのか、あるいは人材を配置すればいいのか等々、検討してまいりたい旨の答弁があり、これに対して委員から、各課それぞれが海外に向けたセールスは初めての取り組みであり、国際交流課といえども、これまで人的交流が中心で、ある種未知の領域に突入してきているのではないか。この際、これを契機に、本市産業の新たな発展のために、まずは担当課が今回の予算を最大限有効活用し、それぞれの事業で必ず成果を出すことで今後の国際戦略の礎を築き、次の段階に発展していけるよう大いに期待しているとの意見がありました。 次に、わかやま就職応援プロジェクト事業805万3,000円について。これは、市内への就職を促進するため、ランチ交流会を含むわかやま就職応援プロジェクトを実施するため、都市部でのUIJターン合同企業面談会の開催等に要する経費であります。 委員から、現在、若年層における新規就業率は非常に高い状況にあるが、かつての就職氷河期に社会に出たロストジェネレーション、いわゆる失われた世代と言われている、おおむね35歳から45歳くらいまでの世代層だけが非正規雇用から脱却できていないと言われている。この点、都市部における非正規雇用よりも市内企業に正規雇用されるほうが雇用条件では勝っているはずであり、UIJターン合同企業面談会を行う際には、特にそうした世代層を対象とするなど、就職支援を行う対象者を明確に絞って事業を実施されたい。加えて、同じ局内でありながら、今般、報告された農業振興基本計画の中で、新規就農者など担い手の人材の確保をうたいながら、当該プロジェクト事業と全く連携がとれていないことから、改めて各課で必要な情報を確保した上で、局内で十分連携しながら、より一層事業効果が高められるよう鋭意取り組まれたいとの要望がありました。 次に、地場産業等PR事業141万円について。これは、市内地場産業等の歴史、現状、特産品の魅力を広く紹介するため調査を行い、市ホームページのリニューアルを行うものであります。 委員から、本市の地場産業の歴史や特産品等、ストーリー性のある内容をホームページに掲載するため、専門的な知識が必要となることから、プロポーザル方式により当該事業を民間委託するとのことであるが、市内業者の実態を把握する上でも、安易に委託するのではなく、市内業者とともに職員みずからが汗をかいて現状を把握することにこそ、事業を実施する意味合いが生まれるのではないかとの意見がありました。 次に、和歌山城天守閣前売店改修事業3,726万円について、委員から、昨年6月議会において、簡易なリニューアルを行うための予算を計上していたが、その後、シロアリの発見もあり、詳細設計の結果、今般、簡易な修繕ではなく、新たなコンセプトを持った施設に再構築するため増額補正に至ったとのことである。この点、和歌山城の魅力をさらに高めるためには、お城だけにとどまらず、さまざまな附帯施設が必要で、今回であれば、新たな売店と、そこでの飲食、魅力ある商品の販売などがお城を語るときの一つの物語となるのではないか。当該施設が、そういったことを目的に観光客に来ていただける施設となることを視野に入れ、今後、民間経営のノウハウを取り入れながら当該施設の運営業者を選定し、その結果、本市観光の一つの起爆剤の一翼を担えるものとなるよう鋭意取り組まれたい。加えて、施設の整備に当たっては、今後、運営を行う業者の意向が十分反映されるよう早急に業者選定を行い、施設の整備段階から民間の力を最大限発揮していただき、市民や観光客にとって魅力ある施設となるよう最大限の努力を傾注されたいとの強い要望がありました。 また、審査過程において、まず、農業振興計画に関連して、 一、当該計画を実行するために必要な情報の確保とその精査について、 一、当該計画をより実効性のあるものとするための基本理念等をうたった条例の策定について、 一、当該計画に市民への周知と意見聴取の機会の確保について、 意見、指摘、要望がありました。 次に、新たな中央卸売市場の整備及び余剰地活用に関連して、 一、当該市場の電気料金の目安を場内業者に早急に周知することについて、 一、当該市場における余剰地整備の進捗状況とその方向性について、 意見、指摘、要望がありました。 また、友ヶ島砲台跡における転落事故の対策と危機管理マニュアルの作成について、意見、指摘、要望がありました。 次に、産業まちづくり局中、都市計画部について申し上げます。 議案第9号、和歌山市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定について。これは、休止中の市営大新地下駐車場の再開に向け、施設の採算性と市民サービスの向上を図ることを目的として、利用料金制度の導入、その他の管理運営に係る必要な事項について所要の改正を行うものであります。 委員から、今回、利用料金制の導入とともに、昨年、実施したサウンディング型市場調査の結果から、指定管理者の公募の際に上部の公園を活用した利用者の増加を図るための提案も可能とするとのことだが、果たしてそう簡単に集客できるのか疑問である。当該駐車場は、そもそも県から押しつけられた施設であると言わざるを得ず、さまざまな事業を行う際には、本来行政が担うべきものなのか否か、また、長期的に見て、真に市民の暮らしに役立つものか十分精査しなければ、結果的に後々多大な労力を費やさなければならなくなるという一つの事例ではないかとの厳しい指摘がありました。 また、委員から、他の市営駐車場の全てが1社が管理運営する寡占状態となっており、1社で市場を独占するような状況では、他の事業者の育成がままならず、最終的には市場の競争性が失われるのではないか懸念される。この点、市場における健全な競争性を確保するためにも、このような状態を解消できるような方策を一度検討されたいとの意見がありました。 最後に、教育委員会について申し上げます。 債務負担行為の補正における青少年国際交流施設整備事業について。これは、当該施設整備に当たり、平成29年2月補正で整備工事請負費3億8,213万2,000円、債務負担行為として10億3,340万4,000円、総事業費14億1,553万6,000円を計上いたしましたが、実施設計が終了し、精査を行ったところ、整備工事請負費3億385万7,000円が不足する事態となり、今回、限度額を13億3,726万1,000円に増額し、債務負担行為を設定し直すものであります。 委員から、今回、例えば、屋外便所や炊飯場などについて、改修から新設へと事業手法自体が大きく変更した結果、約3億円もの増額となっている。そもそも、基本設計自体、どうであったのか、また、大幅な増額を伴う事業手法の変更は、行政の裁量の範囲を超えて、当然議会の議決を得なければならないことは明らかであり、議会に対して、事前に報告、説明があってしかるべきである。 また、関連して委員から、当局の説明では、実施設計を進める中で詳細に調査した結果、屋外便所、炊飯場、遊具等の老朽化がかなり進んでいるため、改修から新設に変更したとのことである。本年2月議会の最終補正に、整備工事請負費と債務負担行為の補正として予算計上してきた段階で、当然、基本設計はもとより実施設計も完成し、それに基づき総事業費の予算が計上されたのではないか。この点、当局の実施設計云々の説明は全くもって意味不明であり、2月議会の最終補正額は一体何をもって計上してきたのかとただしたところ、当局より、実施設計につきましては、本年2月28日に完成し、その時点で既に2月議会の補正予算案を提出しておりました。その予算額につきましては、基本設計の額で予算計上しておりました。本来、実施設計が終わった後に予算計上することが一番金額にぶれがない方法でありますが、国の経済対策による補正予算を活用するため、急遽2月議会に提案させていただいた旨の答弁がありました。 これに対して委員から、本事業は、平成27年12月議会において、実施設計に係る補正予算案について、基本設計が完成していない中で、国の補正予算を前提に当該事業を拙速に進めようとする当局の姿勢を厳しく指摘するとともに、当委員会に対する十分な説明責任を果たすことを厳に求める附帯決議を付したにもかかわらず、またしても同じような不手際が起こったこと自体、議会軽視も甚だしいと言わざるを得ない等々の意見、指摘があり、当局から明確な答弁が得られず、当局に対し、各委員から出された意見、指摘内容等を一旦整理した上で、改めて説明を求めるため、暫時、委員会を休憩したのであります。 再開後、教育長より、午前中の審査過程において、委員の皆様方の御質問に対し、十分かつ的確な答弁ができず、審査を中断させたことについておわび申し上げます。青少年国際交流センター事業は、基本設計及び実施設計の上程時から特に慎重審議をいただいている案件でございます。 平成29年2月補正において、債務負担行為10億3,340万4,000円と工事請負費3億8,213万2,000円を御承認いただき、今議会において債務負担行為の補正を上程するに当たり、補正審議中の2月28日に本事業の実施設計額が確定し、既に予算額を超えていることが判明していたにもかかわらず、委員の皆様に相談、報告等を怠ったことにつきまして、まことに申しわけなく思っております。約4億円もの事業費がアップしていることに対し、教育委員会としても、補正時で審査いただいた事業費に何とか縮減できないかなど鋭意努力を重ねてまいりましたが、約4億円もの超過額をもとの事業費に戻すことは到底できないことも事実で、その時点で委員長初め委員の皆様に報告をすべきでありました。今後は、このことを肝に銘じ、かかることのないよう、職員一同、常に注意等意識を高め、取り組んでまいりたい旨の答弁がありました。 委員会を代表して、委員長より、本事業は、当委員会としてもかなりの時間をかけてこれまで審査を行ってまいりました。その中で、このような状況を招いたことについて、当該議案に対して、当局はいかに考えているのかただしたところ、教育長より、本事業につきまして、委員の皆様方にこれ以上御理解いただくのが当局としても難しいと認識いたしております。つきましては、十分精査したいと思いますので、本事業における当該予算の執行については、委員会の御了解を得るまで一旦凍結をお願いしたいと申し出がありました。よって、委員会として、この申し出を認め、凍結を了といたした次第であります。 最後に、委員長より、本年2月末の段階で、実施設計が完成し、事業の変更や追加が新たに必要となり、総事業費が大幅に変更となることを把握していながら、今日に至るまで何ら当委員会に報告していなかったことは、議会軽視も甚だしいと厳しく指摘せざるを得ず、猛省を促すものであります。今後、施設整備に当たっては、本件のみならず、予算計上のあり方や事務手続、特に議会への報告については、各委員からの御意見を肝に銘じ、今後、かかることのなきよう厳重に注意いたします。最後に、(仮称)青少年国際交流センターに係る詳細な資料を準備した上で、早急に当委員会に報告する旨、当局に対し申し伝えたのであります。 次に、学校体育事業562万6,000円について、委員より、市内18校を対象に、顧問教員がスポーツの専門的知識を有していない場合や教員業務が多忙である場合において、当該運動部に対して部活指導員を派遣するとのことだが、本事業が十分に機能すれば、生徒の技能向上が図られるだけでなく、教員は本業にこれまで以上に注力することができることから、さらなる事業の拡充に向け鋭意取り組まれたいとの要望がありました。 次に、議案第11号、和歌山市民図書館条例の一部を改正する条例の制定について。これは、平成31年度に移転を予定している新しい市民図書館及び西分館につきまして、管理運営を指定管理者に行わせるため、所要の改正を行うものであります。 委員から、図書館の本来の役割は、資料の収集、選書における公平性、また、利用者に対する照会業務など、その内容は専門性を有する司書の果たす役割が非常に大きいが、指定管理者制度を導入した場合、指定期間が終了した際、事業者が変わる可能性もあり、業務の継続性、専門性の積み上げができるのか疑問である。この点、カフェなどの附帯施設を民間に委ねるとしても、図書館機能については教育委員会が責任を持って直営で行い、市民参加のもとで充実を図るべきではないかとの意見がありました。 また、委員から、新しい図書館に民間活力を導入し、開館時間の延長や休日を減らすことは評価するが、今、まちなかに3つの大学が設置されようとしていることから、にぎわいの創出を図る観点からも、公募の条件に大学と連携したイベントや講習会等を開催することを加えるよう、一度検討されたいとの要望がありました。 さらに、委員から、今回、指定管理者制度を導入し、開館時間の延長等を行うとのことであるが、たとえ直営であったとしても、開館時間の延長等はできるのではないかとの意見がありました。 関連して委員から、当局は、これまでも市民図書館の開館時間の延長や自習室の増設等々、柔軟に対応できず、市民ニーズに応えられなかった結果、今回、民間活力の導入を図るのではないか。そういった点を踏まえ、まずは当局みずからが反省すべきは反省し、今後、できる限り民間の自由な発想や新しいアイデアの提案をいただきながら、既存の発想にはない図書館となるよう鋭意努められたいとの要望がありました。 さらに、関連して委員から、かねてより本会議においても種々指摘をしてきたが、本市の市民図書館の来館者数、貸し出し冊数、蔵書数など、数字的な面を捉えても中核市の中で最下位レベルにあり、市民ニーズに応えられていなかったことから見ても、それが直営図書館の限界であると言わざるを得ない。この点、現在の図書館に求められる空間スペースの活用であるとか、情報の発信源としての多種多様な市民ニーズに対し、いま一度、教育長の答弁を求めたのであります。 教育長より、例えば、中核市を初め全国的な情報や数値を見たときに、本市の状況が下位であるという認識はありますが、これまで下位だから積極的に取り組むといった意識も足りなかったのも事実であります。今回、指定管理者制度を導入することで、そうした情報にも敏感に対応し、指定管理者からの提案も受けて、我々職員もレベルアップを図り、これまでの反省の意味も込めて、一度チャレンジしていこうと考えている旨の答弁がありました。 これに対して委員から、図書館事業を全て民間に丸投げするのではなく、予算の獲得など職員が担うべき業務もあり、例えば、今回、報告を受けた子供の読書の推進計画などは、行政職員が責任を持って行うべき業務である。この点、指定管理者制度を導入することの是非についての評価は、最終的には市民がどう評価するかであって、指定管理者制度を導入しても、教育委員会がしかとガバナンスをきかせながら、真に市民に喜ばれる市民図書館となるよう鋭意取り組まれたいとの強い要望がありました。 次に、市民会館建設事業5,834万円及び債務負担行為の補正における市民会館(仮称)市民文化交流センター実施設計業務委託について。これは、平成33年度に開館を予定している市民会館(仮称)市民文化交流センターの整備に伴う実施設計を行うための補正でありますが、審査冒頭、当局より、市民会館(仮称)市民文化交流センター基本設計案について報告があり、その中で、昨年12月に策定された当該基本計画からの主な変更点として、まず1つ目は、施設全体の延べ面積を1万2,000平米から、機能等の見直しにより、約1万3,000平米となり、約1,000平米増加となっており、そのため、当初想定していた概算工事費約78億円を6億5,000万円上回っていること、また、2つ目は、多目的ホールである小ホールを見直し、講演、展示、見本市、演劇、音楽等の用途で利用可能な平土間式の可動席である500席程度の多目的ホールから、講演、式典、小規模な演劇、ダンス、音楽等の用途で利用可能な固定席である400席の多目的ホールとした旨の報告がありました。 委員から、昨年7月に臨時に開催した当委員会における社会資本総合整備計画の審査の中で、大ホールであるメーンホールは地域交流センターとして、また、当初サブホールとされていた小ホールについてはコンベンション等も可能なまちおこしセンターとして、国の社会資本整備総合交付金を交付対象事業に計上し、それぞれ対象事業費の2分の1、10億5,000万円ずつの交付を受ける予定であるとの説明であったが、今回、当初の計画から変更となったことで当該交付金が減額されるおそれがあるとのことである。この点、軽微な変更であれば、行政の権限の範囲内で行うことも認められるが、歳入のあり方自体が変わるような行為を、事前に委員会に報告することなく拙速に進めることは裁量権を著しく逸脱していると厳しく指摘せざるを得ず、これでは議会のチェック機能が果たせないばかりか、議会と行政との信頼関係を大きく損なう結果を招くとの厳しい指摘がありました。 また、委員から、今回の基本設計案を作成した設計業者は、もともと昨年12月に策定された市民会館(仮称)市民文化交流センター基本計画を作成した業者と同じであることから、当初、当該基本計画に基づいた基本設計案も作成していたやに聞き及ぶことから、委員会にかかる図面の提出を求める旨の申し出があり、委員会として、これを了とし、関係資料の提出を求め、暫時、委員会を休憩した次第であります。 再開後、当局より、基本計画に基づく設計図面の資料提出があり、委員から、当局の説明では、建築基準法の法的確認を行った結果、非常用進入口が必要となり、延べ床面積の増加に伴い建築費が増大したため、小ホールについて、平土間としての利用が少ない等々の理由から、施設の機能面、コスト面を精査し、可動席から固定席に変更し、仕様を見直したとのことである。この点、基本計画の段階では、コンベンション機能を有する多目的ホールとして、展示や見本市にも利用可能としていたにもかかわらず、現市民会館の利用者や各団体には説明し、意見聴取を行う一方で、見本市等での利用を期待していた商工団体には一切意見聴取を行わず、小ホールからその機能をなくそうとする当局の姿勢は全くもって理解できないとの意見がありました。 また、関連して委員から、当初、議会に対して何ら説明もないまま国に提出された社会資本総合整備計画の中で市民文化交流センターと位置づけてあったことについて、昨年7月の当委員会で説明を求めた際、当局から、当初、新たに建設される市民会館は文化センターとするとの説明であったが、実は当該整備計画に基づく地場産業や地域の発展、産業性のあるまちおこしセンターという機能を持ち合わせた、いわゆる複合施設として整備し、国からも交付金を受けられる旨の説明を受けて、当委員会としても、その説明に基づき、今日まで粛々と議論、審査を重ねてきたにもかかわらず、今回、何ら報告、説明もないまま、基本設計の段階で事業内容を大きく転換しようとすることは、これまで積み重ねてきた議論を全てほごにするかのような話であり、到底納得できるものではない。加えて、今議会に実施設計に係る補正予算を計上している以上、当然さまざまな意見があったとしても、当局は確たる方向性を持って予算審議に臨むべきである。にもかかわらず、昨日、文化団体の方々から市長に署名が手渡された際、市長は、いろいろと決めていない部分も多いなど、設計見直しに含みがあるかのような発言をしたと報道されていることから、これ以上予算審議を進めることはできないとし、この際、市長の真意をただすべく、市長の出席を求め、暫時休憩した次第であります。 再開後、市長より、昨日、利用者の方の御意見をお聞きし、確かにもっともだと思う点もありました。今回、基本計画から基本設計において、小ホールの仕様を変更させていただき、基本設計案をまとめさせていただきました。その中で、利用者の方への説明の中でさまざまな意見が出てきて、昨日、御意見をお聞きしましたが、今回の基本設計案の形をできるだけ生かす中で、実施設計の中でかなりの部分は対応可能な部分があるのではないかと思っています。今、基本設計案ということでは、全体的に詳細まで決めていない点もありますので、今後、実施設計の中で意見をできる限り反映していければという思いでお答えした旨の答弁がありました。 委員から、昨年7月に開催した当委員会において、当局から、社会資本総合整備計画の中で、地域交流センターとしての機能と地場産業の育成を目的としたまちおこしセンターとしての機能を有する複合施設と位置づけ、国からの社会資本整備総合交付金を受けて整備を行うとの丁寧な説明を受けてきたにもかかわらず、主たる目的を大きく変更し、当初予定していた交付金も減額されるおそれがあるなど、基本計画自体を大きく転換したと言えるのではないかとただしたところ、市長より、市民会館全体では、交流機能は十分確保できていると考えています。ただし、小ホールに関しては、大きなものを展示することができなくなったため、従前の機能をそのまま持てないとは思いますが、国際会議などにも十分に使えますので、小ホールについても交流機能としての機能は持っています。ただし、全体的にはもとの交流機能は十分に確保されていると思いますので、交付金は十分確保できると考えている旨の答弁があり、関連して委員から、今回、小ホールの仕様を変更したことによって、市民の中からも設計の見直しを求める声が上がる状況となり、また、当初予定していた財源が確保できないおそれも出てきた以上、拙速に事業を進めるのではなく、一旦立ちどまって、改めて議会に説明した上で審査を求めることが真摯な態度ではないかとの意見があり、市長より、途中経過について、確かに変わった部分があり、主目的に文化的な機能をふやしたことで多目的ホールの交付金が使えなくなったとの説明を欠いた部分については、まことに申しわけなく思います。今回、多目的ホールの音楽機能をさらに向上させてほしいとのことで、可動席では音がするので固定席に変更していますが、その中で、今回、基本設計には、あくまでも講演、式典、小規模な演劇、ダンス、音楽等の用途で利用可能としています。今までの説明の中で誤解を与えた部分は確かにあると思いますが、実施設計の中で十分吸収できると思いますので、今後、実施設計の中で意見を反映していきたい旨の答弁がありました。 これに対して委員から、これまで当局からは、小ホールは、まず第一義的には地場産業の育成などに使用し、二次的には文化団体などに利用していただくとの説明を受け、当委員会においても、それに基づき審査を進めてきた経過がある。加えて、商工団体や市内の企業家の方々に対しても、見本市や国際的な産業フェアなどに使用できる旨、説明してきたにもかかわらず、市長の一存で用途を大きく変更するのであれば、これまでの委員会での議論が意味をなさなくなると言わざるを得ず、今、まさに当委員会で、基本計画から大きく変更されて、議論する余地があると位置づけられるならば、今回、計上されている実施設計の補正予算については、到底議論する段階にはないと厳しく指摘せざるを得ないとの意見があり、委員長から、本件について、議論を継続するのかについては、各委員の意見について、市長の考えが明確に出たのではないかと考えております。その上で、市長の真意が明らかになった以上、本件については質疑を一旦終了し、改めて時間を設けて委員会を開催し、審査を行いたい旨、各委員に意見を求めたところ、委員から、これ以上この件についてただすことはなく、討論、採決の際に我々の態度で示せばよく、議論はし尽くしたとの意見があり、委員会として、当該市民会館建設事業に係る質疑を終了いたしたのであります。 なお、日を改めて行われた討論、採決時において、当委員会に付託された議案第1号、平成29年度和歌山市一般会計補正予算(第1号)が可決された後、同議案に対する附帯決議案が提出され、採決の結果、全会一致により可決したので、議長まで報告した次第であります。 以下、附帯決議の全文を朗読します。 議案第1号、平成29年度和歌山市一般会計補正予算(第1号)に対する附帯決議。 本定例会において、市民会館(仮称)市民文化交流センター実施設計業務のための調査設計業務委託料を始めとした補正予算案が提出された。これに伴い、当委員会においても、今般、実施設計の前提となる基本設計案が報告されたものの、当該基本設計案は、昨年12月に策定された市民会館(仮称)市民文化交流センター基本計画から大きく変更されている部分があり、当委員会に対する説明も十分とは言い難いことが委員会審査で明らかになった。 特に、小ホールについては、当初のまちおこしセンターとしての計画が大きく変更されたことから、予定されていた国からの社会資本整備総合交付金が減額されるおそれがあるとのことである。また、市民の方々や各種団体からもさまざまな意見が寄せられている中で、市は、当該事業を拙速に進めようとしていると言わざるを得ない。これでは、果たして、真に芸術文化、人に出会う喜びや感動が町の元気につながるにぎわい文化交流拠点となる施設となるのか甚だ疑問であると言わざるを得ず、委員会での審査は尽くされたとは言い難いところである。 よって、当該事業を進めるに当たっては、市民や各種団体の御意見も十分聴取するとともに、今後は、当委員会に対する十分な説明責任を果たすことを厳に求めるものである。 以上決議する。 また、審査過程において、定期監査の指摘事項のうち、物品購入伺書において、適正な決裁行為を行っていなかったことに対する今後の措置について、意見、指摘がありました。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(古川祐典君) 次に、建設企業委員長中塚隆君。--17番。 〔建設企業委員会委員長中塚 隆君登壇〕(拍手) ◆17番(中塚隆君) [建設企業委員会委員長]建設企業委員会の報告をいたします。 去る6月21日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、消防局について申し上げます。 審査過程において、日ごろの活動に対する謝意に加え、今後のさらなる消防力の推進を図るべく、 一、過去の貴重な経験を生かすため、その経験をデータベース化し、消防局全職員がその経験を共有することで、さらなる消防活動の充足に努めることについて、 一、情報を迅速に共有できる組織体制を堅持することについて、 要望がありました。 次に、水道局について申し上げます。 審査過程において、水道局職員の非違行為に対する改善策に関連して、 一、同様事案の再発を防止するための一方策として、技術職員の採用枠を拡充することについて、 一、業者との健全な関係の維持及び工事監督業務の強化を図るため、工事監督業務を複数人で実施する体制の早期確立について、 意見、要望がありました。 また、和歌山市内の給水未普及地域の解消に向け、加納浄水場更新整備を早期に進めることについて要望がありました。 次に、建設局中、道路部について申し上げます。 第7款、土木費中、駅前広場管理費112万9,000円の補正について。これは、和歌山県の観光施設整備補助金を活用した和歌山駅東口広場及び和歌山大学前駅東口広場の公衆トイレの改修に伴う経費でありますが、委員から、当該事業が観光施設の整備の一環として行うおもてなし事業である以上、来和された方が公衆トイレを使用した際に清潔かつ快適だと喜ばれるよう、単に温水洗浄便座を取りつけるだけではなく、和式トイレの改修や臭気対策など、さらなる衛生環境の向上を目指すべきではないかとの指摘がありました。 次に、建設局中、住宅部について申し上げます。 審査過程において、全国的に深刻な問題となっている不良空き家対策の拡充について要望がありました。 最後に、建設局中、下水道部について申し上げます。 審査過程において、局地的な集中豪雨などの災害に備えるべく、有功用水路改修事業の早期の完遂について要望がありました。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(古川祐典君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 質疑なしと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。森下佐知子君。--28番。 〔28番森下佐知子君登壇〕(拍手) ◆28番(森下佐知子君) 日本共産党市会議員団を代表して、議案第1号、同第3号、同第9号、同第11号の4件に反対の立場から討論を行います。 議案第1号、補正予算について。 総務管理費中、広域行政推進事業に要する諸経費907万8,000円は、国が提唱する連携中枢都市圏構想に基づき、海南市、紀の川市、岩出市、紀美野町と本市の4市1町で連携するためのアンケート調査など基礎的な調査を行うというものです。この構想を進めると、普通交付税が毎年最大1億7,000万円、特別交付税が1億1,000万円措置されるという財政的な裏づけは示されたものの、連携して何をどう進めたいのかという市の主体性が全く感じられませんでした。市民のメリットとして説明されたのは、各市町村間の施設をそこの住民と同じ料金で使用できるというごくささいなものでした。何を目指すのかを明確に示せないというのでは、そもそもの姿勢が問題であるとともに、構想で挙げられているコンパクト化は、人口減と広域行政化に伴う施設の集約化、統廃合に向かうおそれも否定できません。 商工費について、幾つかの国際戦略を核とした産業振興という予算が上程されています。国の補助を有効利用することはともかく、例えば、地場産業PR事業はその歴史や魅力を調査するとしながら、委託で進めるとのことです。調査といえば委託が当たり前のようになっていますが、市民参加のもとで、みずから取り組む方法を模索するべきではないでしょうか。 教育費中、第二共同調理場の増額補正は、委託業者を変更するための再入札によるものです。この間の食中毒に係る案件などを考慮するならば、直営に戻し、自校方式に踏み出すことが食育を旨とする教育委員会の責任です。したがって、業者による委託業務のままであるこの議案には賛成できません。 債務負担行為の増額のうち、青少年国際交流センターの工事費3億円余りの増額について、労務単価や建設資材の価格上昇という理由については一定理解できるものの、施設の改修から新設への変更、建具工事の資材の変更、使う車両の変更については、当初の計画そのものがずさんであったと言わざるを得ません。建設にかかわる工事費の詳細は、積算時に精査されるのが当然であり、やむを得ない事情などの報告もないままです。国の補助を当て込み、拙速に進めた結果でもあり、当局はこのようなやり方を厳に戒めるべきです。 以上のような問題点を含む議案第1号には賛成できません。 議案第3号は、駐車場管理事業特別会計ですが、かねてより指摘しているように、リゾート法にかかわる開発関連事業として、明確な見通しもないまま進められた結果、累積赤字という大きなツケを残し、現在に至っています。したがって、この議案には賛成しかねます。 議案第9号は、県から譲り受けた大新地下駐車場の再開に当たり、条例を一部改正し、駐車場の利用料を指定管理者の収入にするとのことです。閉鎖中の駐車場の利用促進策とはいうものの、確たる見通しについては明言されませんでした。また、指定管理者の利益は確保される一方で、維持管理費など市の負担のみがふえる可能性もあるというのでは、市民の財産の活用という点で問題があり、賛成できません。 議案第11号について、新市民図書館の管理運営を指定管理者に委ねようとする条例改正です。図書館の目的は、資料の収集、選書、レファレンスなど無料の原則に基づいて行われており、その業務は専門性を有する司書の果たす役割が大きいと言えます。年次を区切って変わる可能性のある指定管理者では、業務の継続性、専門性の積み上げについての不安が残ります。本来、図書館業務は直営で行い、市民参加のもとで充実を図るべきだと考えることから、この条例改正には賛成できません。 以上を申し述べ、反対討論といたします。(拍手) ○議長(古川祐典君) 次に、林隆一君。--1番。 〔1番林 隆一君登壇〕(拍手)
    ◆1番(林隆一君) 日本維新の会を代表して、議案第11号に反対の立場から討論いたします。 議案第11号は、和歌山市民図書館条例の一部を改正する条例の制定についてであり、この条例は、新市民図書館に指定管理者制度を導入するものです。導入に当たり、市民から説明の声が上がっていたのにもかかわらず、市民に対し、納得できる十分な説明がなされておらず、また、市民サービス向上については、図書館の開館日数や開館時間の延長等を行うとのことだが、これは民間のノウハウ活用というより、市民ニーズに応えるもので、たとえ直営であったとしても対応は可能であり、賛成できません。 以上を申し述べ、反対討論といたします。(拍手) ○議長(古川祐典君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 討論を終結します。 日程第2の19件を採決します。 まず、承第1号を採決します。 本件に対する委員長の報告は、承認であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(古川祐典君) 起立全員。 よって、本件は、委員長の報告のとおり承認と決しました。 次に、議案第1号、同第3号、同第9号の3件を一括して採決します。 この3件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。 この3件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(古川祐典君) 起立多数。 よって、この3件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決と決しました。 次に、議案第2号、同第4号から同第8号まで、同第10号、同第12号から同第18号までの14件を一括して採決します。 この14件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。 この14件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(古川祐典君) 起立全員。 よって、この14件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決と決しました。 次に、議案第11号を採決します。 本件に対する委員長の報告は、可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(古川祐典君) 起立多数。 よって、本件は、委員長の報告のとおり可決と決しました。   --------------- △日程第3 議案第21号 固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(古川祐典君) 次に、日程第3、議案第21号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。--尾花市長。 〔市長尾花正啓君登壇〕 ◎市長(尾花正啓君) 議案第21号、和歌山市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明いたします。 和歌山市西坂ノ上丁3番地、田中繁夫氏は、平成29年7月29日をもって任期満了となりますが、同氏は固定資産評価審査委員会委員を歴任され、委員として適任と思われますので、引き続き委員に選任するため、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(古川祐典君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 本件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 議案第21号を採決します。 本件は、原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は、原案に同意することに決しました。   --------------- △日程第4 議案第22号 農業委員会委員の任命についてから △日程第22 議案第40号 農業委員会委員の任命についてまで ○議長(古川祐典君) 次に、日程第4、議案第22号から日程第22、議案第40号までの19件の農業委員会委員の任命についてを一括議題とします。 地方自治法第117条の規定により、宇治田清治君、山本宏一君の退席を求めます。 〔34番宇治田清治君、36番山本宏一君退席〕 ○議長(古川祐典君) 市長から提案理由の説明を求めます。--尾花市長。 〔市長尾花正啓君登壇〕 ◎市長(尾花正啓君) 議案第22号から議案第40号まで、農業委員会委員の任命について、一括して御説明いたします。 議案第22号、谷河績氏、議案第23号、大河内壽一氏、議案第24号、和田好夫氏、議案第25号、吉川松男氏、議案第26号、山本茂樹氏、議案第27号、湯川徳弘氏、議案第28号、廣井伸多氏、議案第29号、吉中雅三氏、議案第30号、岩橋章氏、議案第31号、藤井高氏、議案第32号、中村弘氏、議案第33号、曽根光彦氏、議案第34号、有本太一氏、議案第35号、宇治田清治氏、議案第36号、山本宏一氏、議案第37号、辻本傑氏、議案第38号、土橋ひさ氏、議案第39号、坂東紀好氏、議案第40号、藤井幹雄氏は、平成29年7月19日をもって全ての農業委員会委員が任期満了となるため、新たに委員として任命するものでございます。 いずれも、農業に関する識見を有し、農地等の利用の最適化の推進に関する事項、その他農業委員会に関する職務を適切に行うことができ、農業委員会委員として適任と思われますので、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(古川祐典君) これより、ただいま議題となっている19件の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 この19件は、先例により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 これより、ただいま議題となっている19件を一括して採決します。 この19件は、いずれも原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 御異議なしと認めます。 よって、この19件は、いずれも原案に同意することに決しました。 〔34番宇治田清治君、36番山本宏一君着席〕   --------------- △日程第23 発議第1号 議会への誠実な説明責任の履行と、市当局の主体的な政策形成を強く求める決議案 ○議長(古川祐典君) 次に、日程第23、発議第1号、議会への誠実な説明責任の履行と、市当局の主体的な政策形成を強く求める決議案を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。遠藤富士雄君--37番。 〔37番遠藤富士雄君登壇〕(拍手) ◆37番(遠藤富士雄君) ただいま上程されました発議第1号につきまして、提出者を代表して、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、議会への誠実な説明責任の履行と、市当局の主体的な政策形成を強く求める決議案でありまして、以下、文案を朗読して提案理由の説明にかえさせていただきます。  議会への誠実な説明責任の履行と、市当局の主体的な政策形成を強く求める決議案  今議会に、連携中枢都市圏構想に関する調査、検討のために要する経費が計上され、所管する常任委員会の審査において種々議論があったところである。  そうした中、6月26日の一般報道において、総務省が、連携中枢都市圏を目指す地域として、全国では本市を含む2市の支援を行うことを決定したとの報道がなされ、本市が連携中枢都市圏構想に対しあたかも積極的な姿勢を示し、本事業を推進するかのごとく伝えられた。  しかしながら、総務省の報道資料によれば、そうした内容の資料提供は6月23日付となっており、本件を所管する常任委員会では審議の最中であり、常任委員会として、今後、審査を深めるとしているにもかかわらず既成の事実として本構想を進めていこうとする市当局の姿勢には憤りを覚えるものである。  このような市当局の姿勢を見るにつけ、今後、想定されるであろう「連携中枢都市宣言」や、議会議決を要する「連携中枢都市圏形成に係る連携協約」を踏まえれば、議会審査に大きな混乱を来すであろうことは火を見るより明らかである。  以上のことから、いま一度、市当局に対し、議会への誠実な説明責任の履行と、市当局の主体的な政策形成を強く求めるものである。  以上、決議する。 以上のとおりであります。 何とぞ同僚各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(古川祐典君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 本件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 討論なしと認めます。 発議第1号を採決します。 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は、原案のとおり可決と決しました。 お諮りします。 ただいま議案等が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。   --------------- △総務委員会、厚生委員会、経済文教委員会建設企業委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び調査について ○議長(古川祐典君) この際、報告します。 総務委員長、厚生委員長、経済文教委員長、建設企業委員長及び議会運営委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査をしたい旨の申し出があります。 お諮りします。 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古川祐典君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 以上で本定例会の日程は全部終了しました。   --------------- △議長の挨拶 ○議長(古川祐典君) 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会は、去る6月13日開会以来、本日まで、議員各位には、諸議案の審査等に連日御精励を賜り、加えて、議会運営に当たりましても特段の御理解と御協力を賜りまして、ここに閉会の運びとなりましたことを心から厚く感謝申し上げます。 今議会におきまして辞職されました野嶋前議長、戸田前副議長におかれましては、在任中の御功労に対しまして、本席をおかりして深甚なる敬意を表する次第でございます。 さて、このたび、私は、皆様方の御支援、御厚情を賜り、議長に就任させていただき、改めてここに衷心より厚く御礼申し上げます。新たに就任されました井上副議長並びに皆様方の御協力を得まして、もとより微力ではございますが、決意を新たに、全力を傾注して大任を全うする所存でございます。今後とも、格別の御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 梅雨も半ばに入り、いよいよ暑さも増してまいりましたが、議員各位におかれましては、一層の御自愛を賜り、市政発展と市民福祉の向上のため、格段の御活躍を御祈念申し上げ、閉会の御挨拶といたします。   --------------- △市長の挨拶 ○議長(古川祐典君) 尾花市長。 〔市長尾花正啓君登壇〕 ◎市長(尾花正啓君) 閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。 議員の皆様におかれましては、去る6月13日の開会以来、熱心かつ慎重に御審議をいただき、まことにありがとうございました。 本定例会に提案いたしました一般会計補正予算、特別会計補正予算を初め、条例の改正等の諸議案につきまして御賛同いただき、厚く御礼申し上げます。 本定例会を通して議員の皆様からいただきました御意見、御提言及び決議を踏まえながら、これからも市政運営に誠心誠意取り組んでまいりますので、なお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 最後になりましたが、盛夏を迎えるに当たりまして、議員の皆様におかれましては、健康に十分留意され、ますます御活躍されますよう御祈念申し上げまして、御挨拶といたします。 ありがとうございました。 ○議長(古川祐典君) これにて平成29年6月13日招集の和歌山市議会定例会を閉会します。          午後2時39分閉会   --------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長    古川祐典 議員    遠藤富士雄 議員    吉本昌純 議員    中尾友紀...