和歌山市議会 > 2014-03-07 >
平成26年  2月 定例会-03月07日−07号

ツイート シェア
  1. 和歌山市議会 2014-03-07
    平成26年  2月 定例会-03月07日−07号


    取得元: 和歌山市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-06-23
    平成26年  2月 定例会 − 03月07日−07号 平成26年  2月 定例会 − 03月07日−07号 平成26年  2月 定例会                 平成26年          和歌山市議会2月定例会会議録 第7号            平成26年3月7日(金曜日)      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議事日程第7号 平成26年3月7日(金)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 議案第117号 和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 第3 一般質問      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第117号 和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第3 一般質問(南畑幸代君、山本忠相君、園内浩樹君)      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 出席議員(36名)   1番  姫田高宏君
      2番  松坂美知子君   3番  永野裕久君   4番  西風章世君   5番  園内浩樹君   6番  中塚 隆君   7番  浦平美博君   8番  小川孝夫君   9番  上田康二君  10番  島 幸一君  11番  丹羽直子君  12番  吉本昌純君  13番  井上直樹君  14番  芝本和己君  15番  渡辺忠広君  16番  山本忠相君  17番  薮 浩昭君  18番  奥山昭博君  19番  中尾友紀君  20番  戸田正人君  21番  松井紀博君  22番  野嶋広子君  23番  中村協二君  24番  古川祐典君  25番  尾崎方哉君  26番  山本宏一君  27番  南畑幸代君  28番  森下佐知子君  29番  岩井弘次君  30番  松本哲郎君  31番  寒川 篤君  32番  北野 均君  34番  山田好雄君  35番  宇治田清治君  37番  佐伯誠章君  38番  和田秀教君      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 説明のため出席した者の職氏名  市長         大橋建一君  副市長        松見 弘君  副市長        河瀬芳邦君  理事         森井 均君  総務公室長      坂本安廣君  危機管理局長     池永俊二君  財政局長       東 宣行君  市民環境局長     山田 丘君  健康局長       永井尚子君  福祉局長       小松孝雄君  まちづくり局長    豊田勝彦君  建設局長       川端正展君  会計管理者      前北幸夫君  教育委員会委員長   中村 裕君  教育長        原 一起君  教育局長       阿形博司君  消防局長       林 正義君  公営企業管理者    藤原庸記君  水道局長       辻 正義君  選挙管理委員会委員長 射場道雄君  代表監査委員     伊藤隆通君  人事委員会委員    森本穗積君      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 出席事務局職員  事務局長       尾崎順一  事務局副局長     中野光進  議事調査課長     佐伯正季  議事調査課副課長   中西 太  議事班長       池澤昌俊  調査班長       和田孝司  企画員        藤井一成  企画員        小野田 靖  事務主査       村井敏晃  事務主査       佐川恭士  事務副主査      北野統紀  事務副主任      松林 出      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−           午前10時00分開議 ○議長(山田好雄君) ただいまから本日の会議を開きます。    −−−−−−−−−−−−−−− △諸般の報告 ○議長(山田好雄君) 諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(尾崎順一君) 平成26年3月7日付、和財第356号をもって、市長から追加議案の提出がありました。議案はお手元に配付いたしております。  以上でございます。    −−−−−−−−−−−−−−− △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(山田好雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において    北野 均君    芝本和己君    岩井弘次君  以上3人の諸君を指名します。    −−−−−−−−−−−−−−− △日程第2 議案第117号 和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(山田好雄君) 次に、日程第2、議案第117号、和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局から提案理由の説明を求めます。−−東財政局長。  〔財政局長東 宣行君登壇〕 ◎財政局長(東宣行君) 議案第117号につきまして御説明申し上げます。  議案書(その7)をお願いいたします。  1ページをお開き願います。  議案第117号、和歌山市国民健康保険条例の一部改正は、国民健康保険法施行令の改正に伴い、保険料の軽減判定所得の基準の見直し及び保険料賦課限度額を引き上げるため、所要の改正を行うものでございます。  以上でございます。 ○議長(山田好雄君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
       −−−−−−−−−−−−−−− △日程第3 一般質問 ○議長(山田好雄君) 次に、日程第3、一般質問を行います。  順次質問を許します。  南畑幸代君。−−27番。  〔27番南畑幸代君登壇〕(拍手) ◆27番(南畑幸代君) おはようございます。  まず初めに、2月28日にお亡くなりになられた貴志議員の御冥福を心からお祈り申し上げます。大先輩の貴志議員といえば、私にとっては非常に印象に残っていることがございます。  幾つか議連などで御一緒させていただいたんですけれども、住居が近いということもありまして、お住まいされている直川にはよく出かけます。そこに北コミュニティセンターがございますので、私はよく利用をさせていただいておりますが、粉河加太線から北インターチェンジにつながる市道、ここは、最近は交通量がふえてまいりまして、貴志議員はこの市道、非常に傷んでいるということで、この道路の改修をもっとコンクリートを分厚くして傷まないように、そういうことを議場で取り上げられました。  私は、北コミュニティセンターへ行くたびに、その道路を走るたびに貴志議員の質問を思い出し、地域のことを本当によく取り上げられて、住民のために頑張ってこられた大先輩だなというふうにその道路を通るたびに思うわけです。  住民の方からも要望があったら、自転車に乗って気軽にすぐ飛んできてくれるんや、そんなこともお伺いいたしました。そのお話、私は本当に見習わなければならない、道路のこととあわせて貴志議員の自転車に乗っている姿が浮かんでまいります。私も住民の方の要求、そんなふうに気軽に、すぐに飛んでいって聞ける、そんな議員にならなければと強く思っている次第です。心から安らかにお眠りくださいとお祈りいたします。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。今回は介護施策について、それと自転車走行環境整備の取り組みについてということで質問させていただきます。  まず初めに、介護のほうの問題です。  和歌山市の高齢化率は、2011年度4月1日現在で24.9%、2012年度で25.5%、2013年度で26.5%と年々高くなっています。それに伴い、認知症の方も増加傾向にあります。2014年1月29日の毎日新聞の全国集計によりますと、認知症の方で行方不明、死亡者数は578人、また、認知症の方が2005年から8年間に115人が鉄道事故死となっているとの報道もあります。和歌山県内でも認知症の方が線路を歩いていたり、電車をとめてしまったり、そういう事例もあるように聞いております。  和歌山県警によりますと、県内の行方不明者数は、2012年580名で、そのうち認知症の方は34人、2013年は598人のうち23人とのことです。厚労省は、認知症の高齢者の増加に対応するため、2012年6月、今後の認知症の施策の方向性についてを発表いたしました。報告書は、できる限り住みなれた地域で暮らし続けられる社会を目指すとし、認知症のために5万2,000人が精神科で入院する事態を問題視し、早期退院を促し、入院した人のうち半数が退院できるまでの期間を2020年までに2カ月にすると目標を示しました。その上で認知症支援施策5カ年計画を策定しました。2013年度から始まったオレンジプランです。今後、市町村による第6期の事業計画に組み入れられる内容が明確になってくると思われます。  しかし、このオレンジプランの中で示されている認知サポーター養成講座など、市として既に取り組んでいるものがあります。また、2012年度から2014年度の和歌山市第5期高齢者福祉計画、介護保険事業計画の中で、認知症に対する施策が取り組まれており、重複する施策もあるように思われます。高齢化が進むと同様に、ひとり住まいの方や高齢者夫婦のみの世帯も増加傾向にあるのではないかと思います。そんな中、在宅での介護では限界があり、介護者の苦労は大変なものだと思います。  昨年10月に和歌山市社会保障推進協議会が取り組んだ介護シンポジウムで認知症の親御さんを介護する家族の方、また、妻を介護する92歳の男性から家族が行方不明になった体験の報告がありました。  そこでお聞きをいたします。  1、オレンジプランの主な内容と現在の認知症サポーター養成講座への取り組みはどうなっていますか。  2、認知症で介護施設入所者の行方不明の方の把握はどうでしょうか。  3、介護認定者中、認知症の方の割合はどうでしょうか。全体の認定者数とサービス利用率はどうでしょうか。また、居宅サービス利用者数とサービス利用率はどうでしょうか。  4、高齢者のひとり住まい、夫婦のみの世帯数はどうでしょうか。2008年4月1日、それと2013年4月1日現在で数字をお答えください。  次に、自転車走行環境整備の取り組みについてお伺いいたします。  自転車が身近な移動手段として、いろいろ重要な役割を担っております。健康や環境への意識の高まり等を背景に利用ニーズが高まっています。交通事故全体に占める自転車関連の事故の割合は拡大傾向にある、このような全国的な背景から国土交通省と警察庁が安全で快適な自転車利用環境創出ガイドラインを策定いたしました。  また、和歌山県としても昨年、紀の川河川敷をサイクリングロードと指定し、整備に着手しています。本市でも自転車を利用して健康増進や観光に生かす施策を実施していると思いますが、国体を控えて市民全体がスポーツや健康増進に関心を持っている時期に、他府県に恥ずかしくない施策の充実を進めてもらいたいと考えます。  そこでお聞きをいたします。  1、国土交通省と警察庁の安全で快適な自転車利用環境創出ガイドラインについての認識はどうでしょうか。市の取り組み状況はどうでしょうか。  2、県のサイクリングロード計画の認識はどうでしょうか。  以上で第1問といたします。(拍手)  〔議長退席、副議長着席〕 ○副議長(古川祐典君) 永井健康局長。  〔健康局長永井尚子君登壇〕 ◎健康局長(永井尚子君) おはようございます。27番南畑議員の一般質問にお答えします。  介護施策について3点ございます。まず初めに、オレンジプランの主な内容と現在の認知症サポーター養成講座への取り組みについての御質問です。  今後の認知症施策の方向性として、厚生労働省が平成25年度から29年度までの計画をまとめた認知症施策推進5カ年計画、オレンジプランが実施されることになりました。その主な7つの施策として、1、標準的な認知症ケアパスの作成・普及、2、早期診断・早期対応、3、地域での生活を支える医療サービスの構築、4、地域での生活を支える介護サービスの構築、5、地域での日常生活・家族の支援の強化、6、若年性認知症施策の強化、7、医療・介護サービスを担う人材の育成が掲げられています。  次に、本市では平成20年度から認知症サポーター養成講座を開催し、認知症に対する正しい知識の普及啓発とともに、地域における支援体制の構築を図っています。  実施状況については、現在までに125回開催し、延べ3,426人の認知症サポーターを養成しています。また、平成25年度の受講内訳は、小中学校9カ所、地域住民等8カ所、企業16カ所、その他7カ所となっています。  次に、認知症で介護施設入所者の行方不明の方の把握はどうかとの御質問です。  介護保険事業者は、利用者の処遇に関し、事故等が発生した場合は、速やかに市町村、家族等に連絡をするとともに、必要な措置を講じなければならないと厚生労働省令で定められています。  本市では、緊急を要する案件の場合は、電話等にてまず事故の報告を受け、関係機関にも漏れなく連絡等が行われているか、当事者に適切な対応がとれているか等を確認しています。  御質問の認知症で介護施設入所者の行方不明者の把握については、直近では、平成25年8月に介護保険事業者から認知症高齢者1人が行方不明となったが、2時間足らずで無事に保護されたという報告を受けました。  最後に、介護認定者中、認知症の方の割合はどうか、全体の認定者数とサービス利用率はどうか、また、居宅サービス利用者数とサービス利用率はどうかとの御質問です。  平成25年12月末現在、全介護認定者のうち12.9%が認知症により日常生活に支障を来す状態の方です。  次に、全認定者数は2万3,766人でサービス利用率は82.6%です。  また、居宅サービス利用者は1万7,112人で、全認定者の72%が居宅サービスを利用しています。  以上でございます。 ○副議長(古川祐典君) 小松福祉局長。  〔福祉局長小松孝雄君登壇〕 ◎福祉局長(小松孝雄君) 27番南畑議員の一般質問にお答えします。  介護施策について、平成20年4月1日と平成25年4月1日の高齢者のひとり住まい、夫婦のみの世帯数はどうかとの御質問です。  平成20年4月1日の65歳以上の高齢者のひとり住まい世帯数は2万4,503世帯、夫婦のみの世帯数は1万5,568世帯です。また、平成25年4月1日の65歳以上の高齢者のひとり住まい世帯数は3万65世帯、夫婦のみの世帯数は1万8,249世帯となっています。  以上でございます。 ○副議長(古川祐典君) 川端建設局長。  〔建設局長川端正展君登壇〕 ◎建設局長(川端正展君) 27番南畑議員の一般質問にお答えします。  自転車走行環境整備の取り組みについて、国土交通省と警察庁の安全で快適な自転車利用環境創出ガイドラインについての認識はどうか、市の取り組み状況はどうかとの御質問です。  安全で快適な自転車利用環境創出ガイドラインは、各地域において道路管理者や警察が自転車ネットワーク計画の作成やその整備、通行ルールの徹底等が進められるよう、計画や設計の留意点等を定めたもので、国土交通省と警察庁が策定し、平成24年11月に通知されました。  このガイドラインに基づき、県と市で和歌山市内の自転車ネットワーク計画の策定や自転車通行空間の整備等の検討を始めています。道路幅員や交通量の関係から、全ての道路で自転車道を設置できるものではありませんが、幹線道路等において公共公益施設を結ぶネットワークとなるよう、候補路線の選定などを県と市で調整しているところです。  以上でございます。 ○副議長(古川祐典君) 豊田まちづくり局長。  〔まちづくり局長豊田勝彦君登壇〕 ◎まちづくり局長(豊田勝彦君) 27番南畑議員の一般質問にお答えします。  自転車走行環境整備の取り組みについて、県のサイクリングロード計画の認識はどうかとの御質問です。  和歌山県のサイクリングロード計画につきましては、地域の魅力を楽しみながらの観光や健康づくりを促進するため、利便性や安全性を備えた自転車利用環境を整備することを目的とし、自転車通行帯、案内標識、総合案内板、休憩施設等の整備をするものと聞いています。現在、計画中の紀の川サイクリングロードは、紀の川河川敷道路や堤防道路を活用し、和歌山市から橋本市までルートを示すブルーのラインを引いたり、キロポストを設置するなど一部整備が進んでいます。  本市としましては、紀の川サイクリングロードを観光振興に生かすため、利活用ワーキング会議に毎回出席し、観光客誘客方法などについてさまざまな意見交換を行っているところです。  以上でございます。 ○副議長(古川祐典君) 27番。  〔27番南畑幸代君登壇〕(拍手) ◆27番(南畑幸代君) それでは、第2問をさせていただきます。  今回、認知症の徘回の問題を取り上げるわけですけれども、広辞苑には、徘回というのは、どこともなくうろうろ歩き回ることですとあります。これが広辞苑に書いている内容です。  理学療法士で「介護タブー集」など多くの著書をあらわしている三好春樹氏がある著書の中で、認知症高齢者の問題行動の代表のように思われている徘回ですが、私たちも目的もなく歩き回ることがあります。例えば、散歩がそうです。しかし、切羽詰まった表情で足早に施設から、または自宅から出て行こうとしているなら、散歩ではありません。意味があるということなんですね。家に帰る、何か仕事をする、そういう思いに駆られて徘回をしている方がある、そういう目的を持って、本人にとっては目的を持って歩いているんだ。家に帰ると言われたなら、何をしに帰るのか理由を聞いてください。女性なら育児や炊事に、男性なら仕事にと若いころに返っているのだと。これを回帰型といい、過去の最も自分らしかったころに戻ることで自己確認をしているという内容がありました。  ですから、私は今回この徘回の問題を取り上げることに当たりまして、幾つか本を読んで思うんですけれども、徘回という言葉を使うことにだんだん抵抗を持つようになりまして、しかし、ほかにいい言葉がないということで徘回というふうに言います。  2013年12月現在、認知症により日常生活に支障を来す状態の方は、全認定者2万3,766人中12.9%で、これは3,065人ぐらいになります。居宅介護サービスの利用率は72%ということでした。全体の利用率よりも低く、残念ながら認知症の方が利用している介護サービスの利用率ということでは数字が出てこないということですが、私は十分利用できているのかなというふうに疑問が残ります。そういった十分利用できていない可能性があるのではないかと気になります。  介護施設入所者の行方不明の方は、平成25年度8月に1人、2時間足らずで無事保護されたということです。早く見つかったのは幸いでした。地域の方が早くおかしいなと気づいてくださったことが早期発見となった例だと思います。居宅介護の方の行方不明になった件数の把握は、これもまた難しいようですけれども、実際は介護シンポジウムでの報告のように行方不明者がおられるわけですね。何回も戻ったりもしておられますけれども、私は可能な限り、徘回している方が危険にさらされる前に早期に発見できるよう、行政と地域等が力を合わせることがますます重要となっていると思います。  平成20年度から取り組んで現在までに125回、このサポーターの養成講座が行われた、企業や地域住民、小中学校へも行かれているということでした。小学校の子供たちもこの養成講座に参加してくれているということは本当にうれしいことです。平均で年21回、1回に約27人の参加となります。国の計画に先駆けて取り組んでいることはうれしく思います。関心も高まってきているとも思いますが、急速に高齢化が進む中、認知症の方が増加し、徘回による行方不明者もふえていくことを考えると、小学校の子供たちも含めた多くの方が認知症に関する正しい知識と徘回高齢者への気づき、そして、優しく、正しく対応ができることが望まれます。  紀の川市では、認知症高齢者が行方不明になった場合、事業所等に協力を呼びかけて早期に発見できる、その早期発見につなげるためにほっと安心ネットワークへの登録を呼びかけています。登録者の写真を持参し−−これは介護保険課の担当課ですけれども、持参をし、必要な情報を事前に登録しておきます。協力機関が行方不明者を発見した際に通知が可能となります。市の徘回高齢者早期発見ネットワーク事業の一環ということです。  紀の川市のように徘回高齢者の行方不明者を早急に探せるよう、登録を和歌山市としても呼びかけていただきたいと思います。また、認知症サポーター養成講座にも積極的に市みずから学校や地域へ働きかけ、講座開催に取り組んでいただきたいと思います。  認知症高齢者を抱える家族の苦労は、大変なものです。認知症の方は、何度も行方不明になります。その都度、警察や近所の方の通報で助かっています。徘回という言葉であらわされている行動ではあっても、無目的に移動するのではなく、本人には必ず理由や目的があると専門家が言っています。  ある家族は、認知症のお母さんが出ていくとき、とめないで跡をつけて、交代で見守りを続けてこられました。そして、とうとう限界が来て施設入所を決断されました。また、自営業で認知症のお母さんを介護し、夫も障害のある家族の事例です。認知症のお母さんは、昼間動けない状態ながら、何と夜になるとフェンスを越えて出ていきます。遠くへは行けないのですけれども、これが繰り返されると、介護する側としては本当に体がもたない。ぎりぎりまで頑張って私のところへ相談に来られ、そして、施設入所を決断されました。  昼夜逆転の生活や妻の顔が他人としてしか認識されず、その上に耳が聞こえにくくなっているために話が通じない、こんな方がおられました。ここは自分の家ではないと出ていく、徘回が始まって最初のころは、時間がかかっても必ず帰ってこられましたので、あるとき出ていく夫の姿を見ながら、そのうちに帰ってくるだろうと思って跡を追うのに疲れた、そんなとき、とうとう帰ってこなくなりました。そんな事例があります。どんなにか御自分を責めておられるかと思うと、このような事例を出してはならないと強く思います。  そこでお聞きをいたします。  1、認知症サポーター養成講座を学校などへ市から出向き、さらに拡充すべきだと思うが、どうでしょうか。  2、市の施策で認知症の家族の方を支援する事業にはどのようなものがあり、拡充の考えはどうでしょうか。  3、紀の川市では、徘回高齢者が行方不明になった場合、銀行や居宅介護事業所などの協力を得て早期発見につなげるため、ほっと安心ネットワークへの登録を呼びかけています。和歌山市としても取り組んではどうでしょうか。  4、来年は第6期高齢者福祉計画、介護保険事業計画が策定されます。その際、意向調査が行われますが、認知症の方が行方不明になった経験や家族の方の健康など、介護環境についても実態が把握できる調査となるよう取り組んでもらいたいが、どうでしょうか。  次に、自転車走行環境整備の取り組みについてです。  国のガイドラインに基づき、県、市で和歌山市内の自転車ネットワーク計画の策定や自転車通行空間の整備等の検討を始めている、公共公益施設を結ぶネットワークとなるよう、候補路線の選定など調整しているということです。今後、自転車を利用し、楽しむ方がふえることが予想されます。また、公共公益施設を結ぶ道路も充実されていくかと思います。交通ルールを守り、安全で快適な自転車の利用が進むよう取り組んでいただきたいと要望します。  サイクリングロードの整備について、県としても案内標識や休憩施設などの整備をするとのことですが、県任せにするというか、県についていくということだけではなく、ぜひ和歌山市にとっても魅力発信できるよう取り組んでもらいたいと思います。  紀の川河川敷のサイクリングロードには、テニスコートやアスレチック公園があります。他市では桜並木があったり、観光地へ誘導する看板や地域の農産物の販売所があったり、お花畑などサイクリングが楽しめる仕掛けが幾つも用意されています。和歌山県では現在、紀三井寺公園とか緑道にその道路のそばに健康遊具があったりして市民が楽しめるものの仕掛けがありますけれども、和歌山市でもそういう空間があってもいいのではないかなというふうに、もっとふやしていってもらえればなと思うんですけれども、木陰をつくり、ほっと一息つき、時には和歌山自慢の梅ジュースやジンジャーエールなど、飲み物等を販売するなど考えてもいいのではないかと思います。  サイクリングロードは幾つかありまして、高野山に向かうサイクリングロードもあります。これは少しハードというふうに聞いています。上り坂が多くて、ちょっと初級者向きではないというふうには聞いておりますが、紀の川の河川敷のサイクリングロードは平坦で走りやすいようですから、家族でのサイクリングを楽しめる仕掛けもいいかもしれません。  ふさわしい時期に市民の方からアイデアを募り、楽しく健康増進とスポーツを楽しむという観点や、また、文化的には、作家の有吉佐和子さんの没後30周年の取り組みが平成26年度あるわけですけれども、そういった有吉佐和子さんの作品で「紀ノ川」というのがありますから、その作品を切り口にした何か取り組みが考えられないかなというふうにも思います。行ってみよう、参加したい、そういう取り組みと整備を進めてもらいたいと思います。国体やその後のサイクリングロードの市独自の活用を他市の事例を参考にするなど、おもてなしの観点からも積極的に取り組んでもらいたいと思います。  そこでお聞きをいたします。  教育委員会として、文化及びスポーツの観点から完成後のサイクリングロードの活用についてどう考えるのか。まちづくり局として県のサイクリングロード整備事業を市の施策として生かす計画はどうでしょうか、それぞれお答えください。  以上で第2問といたします。(拍手) ○副議長(古川祐典君) 永井健康局長。  〔健康局長永井尚子君登壇〕 ◎健康局長(永井尚子君) 27番南畑議員の再質問にお答えします。  介護施策について4点ございます。まず初めに、認知症サポーター養成講座を学校などへ市から出向き拡充すべきだと思うがどうかとの御質問です。  認知症サポーター養成講座については、平成25年度は、新たに将来を担う子供たちが地域や家庭で認知症高齢者等の理解者、支援者となってもらえるように、小中学校9カ所で認知症キッズサポーター教室を開催したところであり、今後、さらに5年計画で市内全小学校で実施していく予定です。  2点目です。市の施策で認知症の家族の方を支援する事業にはどのようなものがあり、拡充の考えはどうかとの御質問です。
     本市における認知症高齢者の家族支援として、認知症高齢者支援相談事業や家族介護教室の開催、また、ピアカウンセリングを含む認知症高齢者見守り支援事業があります。  今後、ますます認知症高齢者の増加が見込まれる中、家族への支援は重要ですので、現在、実施している家族支援の拡充とともに、NPO法人等と連携し、認知症高齢者の家族の介護負担の軽減に取り組んでまいります。  3点目です。紀の川市では、徘回高齢者が行方不明になった場合、銀行や居宅介護事業所などの協力を得て早期発見につなげるため、ほっと安心ネットワークへの登録を呼びかけている、和歌山市としても取り組んではどうかとの御質問です。  高齢者が徘回などで行方不明になった場合、早期発見するためのネットワークづくりについては、地域包括ケアシステムを構築する上で必要であると考えますので、第6期高齢者福祉計画及び介護保険事業計画を策定する中で、他部局と連携しながら検討していきたいと思います。  最後に、第6期高齢者福祉計画、介護保険事業計画が策定されるその際、意向調査が行われるが、認知症の方が行方不明になった経験や家族の方の健康など介護環境についても実態が把握できる調査となるよう取り組んでもらいたいがどうかとの御質問です。  第6期高齢者福祉計画及び介護保険事業計画を策定する際に行う日常生活圏域ニーズ調査は、高齢者の状況を把握するため、孤立、転倒、認知症等のリスク要因や世帯状況、経済状況などを調査し、不足している施策やサービス等を分析して計画策定に活用するものです。  認知症の方が行方不明になった経験やその家族の方の健康などに特化した調査を実施することは困難ですが、介護状況等については、調査内容に含まれています。  以上でございます。 ○副議長(古川祐典君) 豊田まちづくり局長。  〔まちづくり局長豊田勝彦君登壇〕 ◎まちづくり局長(豊田勝彦君) 27番南畑議員の再質問にお答えします。  自転車走行環境整備の取り組みについて、まちづくり局として県のサイクリングロード整備事業を市の施策として生かす計画はどうかとの御質問です。  紀の川サイクリングロードの整備が平成27年度には完了する予定であると県から聞いており、ワーキング会議メンバーである和歌山県サイクリング協会や和歌山県、紀の川流域の市町と協力し、広域的な取り組みとして、議員御提案の飲み物等の販売も含め、整備後の活用方法を検討し、誘客を図ってまいりたいと考えています。  また、本市独自の施策として、四季折々にテーマを決めて観光誘客を図る四季百景キャンペーンパンフレットや本市ホームページ、和歌山市観光協会ホームページを活用し、比較的平坦で親子連れで楽しめる自然豊かな紀の川サイクリングロードの情報を掲載することにより、新たな地域の魅力として情報発信をしてまいります。  以上でございます。 ○副議長(古川祐典君) 阿形教育局長。  〔教育局長阿形博司君登壇〕 ◎教育局長(阿形博司君) 27番南畑議員の再質問にお答えします。  自転車走行環境整備の取り組みについて、教育委員会として文化及びスポーツの観点から、完成後のサイクリングロードの活用について、どう考えるかとの御質問です。  ことしは郷土が生んだ作家である有吉佐和子さんの没後30年に当たることより、本市では特別展の開催を予定しています。  紀の川沿いの町には、有吉佐和子さんの小説に関連する建物や施設が存在していることから、紀の川サイクリングロード完成後は、流域の教育委員会とも連携し、紀の川をキーワードに有吉佐和子さんが描かれた古きよき和歌山をしのんでいただけるよう努めてまいります。  また、本市でもサイクリングを愛好する方がふえていることから、体力向上や健康増進を図るため、サイクリングロードの活用を広く周知してまいります。  以上でございます。 ○副議長(古川祐典君) 27番。  〔27番南畑幸代君登壇〕(拍手) ◆27番(南畑幸代君) それでは、第3問をさせていただきます。  サイクリングロードについては、和歌山市としてぜひ積極的な取り組みをしていただきたいと要望いたします。  認知症サポーター養成講座を全小学校で実施していく予定との答弁をいただきました。ありがとうございます。できるだけ早い実施等していただくことや、中高校、それから、地域へとその講座を拡大していっていただきたいと思います。  徘回などで行方不明になった場合、早期発見のネットワークづくりは必要である、6期の事業計画策定の中で検討ということでした。ひとり住まいの高齢者がふえていくというのは先ほどもお話ししたとおりです。独居老人、それから、夫婦のみの世帯もふえていっています。  徘回、行方不明ゼロの町を目指してさまざまな地域でその土地に合った見守りSOSネットワークが構築されています。平成24年、大牟田市で中学生3人が炎天下の道に迷って歩いていた高齢者の女性を適切に保護したとして、大牟田警察署は感謝状を贈ったと有明新報の報道がありました。3人は熱中症を心配し、その高齢者が歩いている炎天下でしたから、熱中症を心配して、自動販売機でペットボトルのお茶を飲んでもらった。また、そういう方に対応したんですけれども、これは徘回模擬訓練といいまして、行方不明になった方を探す訓練を大牟田市がやっているんですね。女性の様子が気になったので、大丈夫ですかと声をかけましたら、その方は、ここはどこですか−−これ延命公園と呼んだらいいかどうかちょっとその地域の呼び方がわからないんですけれども−−その公園まで連れていっていただけたら自宅がわかりますと答えられたので、3人で一緒に同行して公園に連れていかれました。  ですけれども、公園に着いても自宅はわからなかったということで、そこで警察に行くというふうにしようとしたんですけれども、この3人の子供さんのお一方のお母さんが認知症のコーディネーターをしているということで、そのお母さんに指示を仰いだんですね。そしたら、警察に行くというと警戒されるから、警察に道を尋ねに行きましょうと言いなさいというアドバイスを受けました。それに従って女性を安心させ、警察へ連れていかれたということでした。  女性は認知症の初期症状ということで、まだ名前と住所を覚えていたために大牟田署員が自宅に送り届けることができたということです。この大牟田警察署の署員ですけれども、ここではことし1月から7月まで、ことしというのは平成24年ですけれども、認知症を原因に同署のかかわった65歳以上の高齢者の保護事案は102件ということです。前年度より38件ふえているという内容です。  大牟田市では、ほっと安心(徘回)ネットワークに取り組み、「1.認知症の人と家族を支え、見守る地域の意識を高め、認知症の理解を促進していく」、「2.徘回高齢者を隣近所、地域ぐるみ、多職種協働により可能な限り、声かけ、見守り、保護していく実効性の高い仕組みの充実」、「3.認知症になっても安心して暮らせるために『徘回=ノー』ではなく、『安心して徘回できる町』を目指していく」というふうにしています。  行方不明事案が発生したら、警察から長寿社会推進課と協力事業者に配信、長寿社会推進課から民生委員の方や介護サービス事業協議会など関連のところへメール配信かファクスが流れます。ここでは年1回、全校区内で徘回SOSネットワークの模擬訓練を実施しており、何と平成25年で10回目ということです。  このSOSネットワークというのは、海南市でも御坊市でも取り組まれているんです。ぜひ和歌山でも安心して徘回できるまちを目指して、早急に取り組んでいただくよう強く要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○副議長(古川祐典君) 次に、山本忠相君。−−16番。  〔16番山本忠相君登壇〕(拍手) ◆16番(山本忠相君) おはようございます。山本忠相でございます。  実は、この間からずっと思い出そうとしてちょっとなかなか出てこないんですが、9月の定例会やったか、12月の定例会中だったかと。日常の一こまでありましたし、まさかそれが今生の別れになるとは思っていなかったんですが、この議場の東側の廊下を貴志先生が控室のほうから歩いてこられて、私がこっちから歩いていって、貴志先生にこんにちはとお声をかけましたら、おおと答えてくださったのが最後の会話と言っていいのか、言葉を交わした最後になってしまいました。  それよりも大分前ですけれども、貴志先生と2人だけでちょっとお話しする機会がありまして、貴志先生が私のこれからの政治的な人生設計みたいなものを聞いてくださったので、自分、こんなことを考えているんですというお話をしましたら、自分ももうちょっと若かったら上へ行ったりとかいろいろ考えたのになというふうにお答えになられたので、いやいや、先生、まだ若いじゃないですか。もう一花咲かせましょうとちょっとお話をしていたんですけれども、残念ながらその花を見ることができなくなってしまいました。  貴志先生は自民党、私は民主党と党も違うし、会派も違うんですが、この歴史と伝統ある和歌山市議会の議席で、1人の後輩として扱ってくださっていたのかなというふうに私は勝手に思っております。改めまして、貴志啓一先輩の御冥福を心からお祈りをいたします。  それでは、通告に従いまして、質問に入らせていただきます。  まずは平成26年度の当初予算案についてです。  市長は、昨年11月16日土曜日、御自身の後援会の婦人部の集会において、次の市長選に出馬されないことを表明されました。たしか20日ぐらいには「平成26年度予算の対応について」というこの文書が私たち議員の間にも手元に届いていたと思います。  平成19年に初当選をさせていただいて以来、7回目の当初予算の審議に向き合うわけでありますが、このような文書を目にしたのは初めてであり、その点からもいかに今回の予算編成が通常ではない状況下で行われていたかを物語っていると思います。その中で、新規事業については、原則見送りと書かれ、目立つようにしっかり網かけまでつけられています。  その後、12月議会では種々の議論を経て、今議会に新年度予算案が提出されているわけですが、その陰で結果70項目もの事業が先送りをされています。金額ベースで14億1,425万2,000円、一般会計に照らし合わせれば1%弱の金額です。金額の多い少ないよりも、その中身について精査をしなくてはならないと思います。  先ほどのこの文書の公表後、新年度予算は事実上骨格予算でといった新聞紙面も見受けられましたが、実際どのようなお考えで予算編成をされたのか、施政方針でも述べられていらっしゃいましたが、改めて平成26年度予算案の編成方針やその理念についてお伺いをいたします。  次に、地方自治についてお伺いをします。  地方自治というだけでは本当に幅が広いのですが、今回は市当局の皆さん、また、市長が自治をどう捉えていらっしゃるかをただしたいと思います。  本年1月7日付でまちづくり局都市計画部建築指導課からお知らせ、「空家条例の改正について」という文書が届けられました。こちらがそれです。短いものですので、以下、文書を読み上げます。   1.現在の状況   平成25年4月1日に施行された「和歌山市空家等の適正管理に関する条例」に行政代執行の条文を追加する改正を平成26年2月議会に上程する予定で準備し、既にパブリックコメント(平成25年11月1日〜11月30日)を実施、終了したところです。意見はありませんでした。   今回の改正は市の意思を明確にするための確認条文であり、現行の条例でも行政処分としての命令は可能となっていますので行政代執行法の適用も可能です。   2.国の動向   自民党の空き家対策推進議員連盟は、各地で防災上問題となっている空き家について、所有者に自主撤去を促す「空家等対策の推進に関する特別措置法案」を策定し、議員立法で近々国会に提出することを目指していることが分かりました。   この法案の概要は、市町村が条例制定をする際に検討するほぼ全ての事項が含まれていると思われ、行政代執行の条文もあります。さらに、固定資産税の軽減等の措置についても定められているようです。   3.今後の進め方について   法案は今年の通常国会に提出されるとの情報もありますので、担当課としては条例改正の上程は見送り、法案の提出状況及び内容を確認した上で改めて条例改正の要否について判断したいと考えます。  これが文書の中身です。  まず、なぜこのいわゆる空き家条例が本市において平成25年に施行されたのか、本市の環境や現況、必要性について伺います。  次に、担当課としては市の意思を明確にするべく改正を準備していたのに、それを見送った経緯、その検討プロセスについて、いつどういう手続をとられたのかをお示しください。  以上で1問目といたします。(拍手)  〔副議長退席、議長着席〕 ○議長(山田好雄君) 大橋市長。  〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) おはようございます。16番山本議員の一般質問にお答えします。  平成26年度当初予算案について、どのような考えで予算編成を行ったか、平成26年度予算の編成方針とその理念についてという御質問でありました。  新年度当初予算は、議員御指摘の文書「平成26年度予算の対応について」及び12月議会での私の答弁においてお示しした方針に基づき、編成してまいりました。つまり扶助費などの義務的経費、施設管理経費などの経常的経費、これまで継続的に取り組んできた事業経費などは年間所要額を計上する、新規事業であっても、全国や県内の自治体で一斉一律に実施される事業、今、予算化しないと住民生活や地域経済に悪影響を及ぼしかねない事業などの経費についても計上する、さらに、平成27年度以降の着手が見込まれる事業などについて、スムーズな事業進行のために必要と判断した場合は、準備的経費を計上するという考え方を持って編成作業に臨みました。  各部局の予算内容を十分見きわめながらの予算編成は例年どおりでありますが、今回は市政に空白期間が生じないよう、継続性を維持しながら、次の市長にスムーズに引き継げるようにすることなど、12月議会で議員の皆様から御指摘のあった要請に応えられるよう心がけ、市長としての総仕上げを行うために、適時適切に事業内容について指示しながら、未来へのかけ橋となる予算案をまとめたところであります。  以上でございます。 ○議長(山田好雄君) 豊田まちづくり局長。  〔まちづくり局長豊田勝彦君登壇〕 ◎まちづくり局長(豊田勝彦君) 16番山本議員の一般質問にお答えします。  地方自治について、和歌山市空家等の適正管理に関する条例について、なぜ条例が施行されたのか、本市の環境や現況、必要性についてどうか、また、改正を準備していたのにそれを見送った経緯、検討プロセスについて、いつどういう手続をとったのかとの御質問です。  本市では、近年、人口減少や核家族化の影響により空き家が多くなり、管理不全となっている空き家に対して、近隣住民等から苦情や相談が数多く寄せられるようになったため、所有者等に適正管理を求める法的根拠が必要と考え、和歌山市空家等の適正管理に関する条例を平成25年4月1日から施行しました。  今回、条例改正を見送ったことにつきまして、その後、条例改正のための改正案のパブリックコメント実施期間中の平成25年11月15日に空家等対策の推進に関する特別措置法案が議員立法により国会に提出するため準備中であるとの情報が和歌山県から提供されたこと、法案には行政代執行の条文も盛り込まれるという情報があり、本市の条例とそごが生じる危険性も考えられること、また、公権力の行使について研究していましたが、極めて危険な場合は、現行法体系の中で現条例下でも行政代執行の実施適用も可能と考えられることなどから、平成25年12月13日、上程を見送り、まずは国の動向を見ることに決定いたしました。  以上でございます。 ○議長(山田好雄君) 16番。  〔16番山本忠相君登壇〕(拍手) ◆16番(山本忠相君) ちょっと先ほど水分が出てしまいましたので、失礼しました。  それでは、それぞれお答えをいただきましたので、再質問に入らせていただきます。  まずは平成26年度の当初予算案についてです。  率直に申し上げて、今回の予算案提出に至るまでの経緯が非常にややこしいのです。さきの文書では、新規事業は4つの例外を設けた上で原則見送り、11月22日市長の記者会見を受けた新聞紙上では、来年度予算は事実上の骨格予算などと書かれているわけです。  12月議会では、多くの議員が市長に退陣を求める質問に立ちました。なぜそうなったのか。骨格予算、つまり和歌山市を回していくための最低限の予算しか立てない人がなぜ8月の任期満了まで市長の座に居続けるのか、4月以降、任期満了までの間、一体何をするのか、骨格予算の管理をするためだけに居続けるのかという疑念があったからです。その問いに市長は、任期途中で市政を投げ出すようなことは全く考えておりませんとお答えになりました。  市井には、任期は4年とあるのだから4年やったらいいんだという声があるのも事実です。確かに地方自治法第140条第1項には、「普通地方公共団体の長の任期は、4年とする。」と書かれています。ただ、これは1期最大4年と書いているだけで、4年務め上げなければならないとは書いていません。  私は、首長経験者ではありませんので、実際その座に座ってみれば大橋市長のように考えるのが当たり前なのだろうかとも思いました。誰かに聞いてみたいと思って思いめぐらしました。すると、案外近くに教えてくれる人がおりました。岩國哲人先生です。私は、シカゴにいる岩國哲人先生に電話をしました。和歌山市でシカゴと言うと、ちょっとややこしいんですよね。よく誤解されます。え、四ヶ郷に住んでいらっしゃるんですかと言うんですけれども、いえいえ、アメリカのシカゴなんですというふうなお答えをするんですが、岩國先生に電話を差し上げました。大橋市長が不出馬を表明されて以降、12月議会でのやりとりが書かれた新聞の記事までをお送りして意見を求めました。  岩國先生は、安倍政権が国民の負託を受けて政権運営が安定し、経済も一定順調な中で空白をつくるべきではないし、それは市民の発想ではない。人心を一新することで市民や職員のやる気を引き出すことができる。それを認めてしまえば、市民そのものが問われると答えてくださいました。  岩國先生は、あなたがついていた人だから、あなたの意に沿うように答えてくれるでしょうと言われるかもしれませんので、もう一人、農水省のキャリア官僚から佐賀市長を2期務められた木下敏之先生にも伺いました。  当初予算を見る前に質問いたしましたので、その前提で、木下先生は、全く信じられないお話でびっくりしました。山本さんのおっしゃるとおり、やめないなら予算をきちんと組むべきです。地方までアベノミクスの好影響が波及しているわけではなく、特に4月の消費税率アップの悪影響を少しでも食いとめるためには、予算をきちんと組むべきです。ここで議会の腹がどこまで据わっているかが問われます。地方自治法第178条に基づき、不信任決議をするべきです。解散されてもいいではないですか。住民の理解は得られると思いますよとお答えくださいました。  さて、実際骨格予算かと思って予算書を見れば、どうも骨格予算ではない。しかし、70項目の事業は見送られている。施政方針演説にも骨格の文字もないかわりに、骨格でないとも書かれていない。一体私たちはどんな予算を審議しようとしているのかわかりません。  もう一つわからないことがあります。市長は、さきの12月議会の答弁の中で、「次の市長がある程度のフリーハンドを持てるような予算編成を行うことが可能となると考え」とお答えになっておられます。その後も事あるごとにこのフリーハンドというお言葉をお使いになっていらっしゃいますが、私にはこのフリーハンドという言葉が何をどう意味しているのかがよくわかりません。お示しください。  11月20日ごろに配付された文書の中にある原則見送りの方向性を決められたときのお考えをお示しください。  その上で、次の市長にきちんと市政をつなげていけるよう、未来へのかけ橋となる重要な予算として編成されたと施政方針で述べられました。施政方針には、本市のこれまでの取り組みと項目をつくって、この3期に手がけられたことをしっかりと書かれていらっしゃいます。しかし、かけ橋をかけようとする未来の姿や本市の未来の希望というものがどういうものか、この中から読み取ることはできませんでした。市長のおっしゃる未来の姿や本市の未来の希望とはどういうものでしょぅか、明らかにしてください。  次に、地方自治ということで空き家条例の改正について取り上げ、御答弁をいただきました。  もともとこの条例は、空き家対策の必要性が高まり、国の法律整備に先んじて市の考え方と対応を示すために提案されたものであったと認識をしております。また、和歌山市においては、この条例を整備する必要は現に存在をし続けております。私も1軒隣が空き家で適切な管理がされておらず、ちょうど台風のときに屋根の部材が飛ばされてくるという状態を何とかしてほしいと相談を受け、当局の皆さんに御対応をいただきました。  平成25年にこの条例ができたとき、和歌山市って結構やるなと思いました。この条例には、空き家を取り巻くいわゆる近隣住民の安全と個人の財産権に対する制限、この2つのバランスをどう捉えるかという難しい課題が含まれており、現在もなお議論のあるところです。今までの和歌山市の動きを見れば、二言目には他都市の動向を見てなどといって後塵を拝することが多かったのに、この件に関しては、全国でも指折りの速さで取り組まれました。やるときはやるなと思いましたし、同時に市内では放置家屋に悩まされる事例がかなり多いんだろうと推察もできました。  そのときの心意気が、今回見送られたという点においては見られないし、それを了とした市長の判断は、先日、坂本総務公室長が「和歌山市のことは和歌山市がやる」とプライドをかけて答弁をされたのとは真逆であります。関連づけたくはないですが、この判断をされたのも次期市長選に出られないと表明された後で判断が鈍られたのではないかと考えざるを得ません。  例えば、前年の臨時国会で法案が通過していて、4月1日から施行されるから見送ったというのであれば理解もできますし、その判断は当然のことであります。しかし、まだ法案も国会に出ていない、それどころか巨大与党とはいえ、一政党の自民党の中で法案提出を目指しているという情報だけでパブリックコメントまで実施した条例の改正の準備をやめてしまうというのは、正しい判断ではないと思います。この点、釈明があればおっしゃっていただきたいと思います。  以上、第2問といたします。(拍手) ○議長(山田好雄君) 大橋市長。
     〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) 16番山本議員の再質問にお答えします。  まず、予算編成について2点ございます。フリーハンドという意味について、新規事業原則見送りの方向性を決めたときの考えを示せということであります。  平成26年度当初予算は、私にとって最後となる当初予算であり、私の市長としての総仕上げとなる予算との思いがあります。しかしながら、私の任期は平成26年度途中で終わりとなるため、市政をよりよい形で次の市長に引き継ぐ予算とすることも今回の予算編成においては重要な命題であったと認識しております。  そこで、平成27年度以降の着手となる中長期的な事業などについては、その必要性、あり方、スケジュールなどは次の市長の最終判断に委ねられるべきであるという思いから、次の市長がある程度のフリーハンドを持てる予算編成を行うと答弁してきたところです。  例えば、まちなか再生事業に関しては、市政の空白を回避するために、次の市長の政策判断に資する調査の費用を当初予算に計上しており、次の市長は、その調査結果を踏まえて独自に政策判断ができるものと考えています。したがいまして、議員御指摘の文書においても、新規事業については原則見送りとした上で、時期を失してはならないものなどは市政運営上、当然予算措置を行うこととしたものであります。  また、市長の言う未来の姿や本市の未来の希望とはどういうものかという御質問であります。  本市は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、万葉人の時代からさまざまな歴史、文化を積み重ねてきた由緒ある町です。私は、この由緒ある町で育まれてきたふるさとを愛する心やおもてなしと助け合いの精神など、本市が持つさまざまな魅力を生かしつつ、国内外から多くの方々に訪れていただくとともに、子供たちを初め市民の誰もが住んでよかった、住み続けたいと思える町が私の考える未来の姿であります。  そして、市民と行政が協働し、英知を結集して未来の姿の実現に向け取り組むことが希望であります。  次に、地方自治に関して、法案の空き家条例の改正についての御質問が4点ございました。一括してお答えいたします。質問内容は、次期市長選への不出馬表明の後だったので、条例改正を見送ったのは判断が鈍ったのではないかというのが1点、それから、法案も国会に提出されていない段階で、自民党の中で法案提出を目指しているだけでなぜ条例改正をやめてしまったのか、それから、なぜ担当課からの報告を了としたのか、それから、地方自治のみずから治めるという考え方が欠如しているのではないかという御質問でありました。  今回の条例改正を見送ることとしたのは、法案等の内容を見きわめた上で、本市の実情に即した条例改正を行うほうが国の施策と整合性がとれ、効果的な取り組みを進めることができると判断したためです。特に行政代執行については、議員も御指摘のように財産権の制限につながる繊細な問題でありまして、慎重に判断すべきであるところから、その対象や要件において、市と国との間でそごが生じることは避けなければなりません。  また、国に合わせて周知を図っていくことで、全国的に空き家対策が喫緊の課題となっていることを市民に理解していただきやすく、より強いメッセージを発信することができると考えています。  したがって、国に法律の早期成立を働きかけるとともに、その結果を注視していく必要があるものの、見送ったのは適切な判断であったと考えています。  ただし、法案等の成立に時間を要するようであれば、独自の対応をしていかなければならないと考えております。  地方自治の考え方についての御質問ですが、空き家対策については、今の法律だけで対応するのは困難であり、多くの地方公共団体において独自に条例が制定されています。また、条例だけでは対応困難な点もあり、全国的な対応が必要であるとの認識に立って、全国市長会から法整備や財源措置について国や政党に要望しているところであります。  今回の法整備の動きは、こうした地方からの声に後押しされ、法律の制定や財源の充実などの措置が検討されているものです。本市を初めとした多くの地方公共団体が団体自身の趣旨に沿って行動した結果であり、成果でもありますので、まずはその早期実現を働きかけることが国と地方の役割と責任を明確化し、地方自治の本旨にも沿うことになると考えています。  以上でございます。 ○議長(山田好雄君) 16番  〔16番山本忠相君登壇〕(拍手) ◆16番(山本忠相君) それでは、御答弁いただきましたので、3問目に入らせていただきますが、3問目で私の考えを述べる前に、正直ぎりぎりまで迷っていたんですけども、最後、市長にやっぱり答弁をしていただきたいと思います。  職員さんには3問目の答弁を求めないと申し上げてしまったんですが、信義則上よくはないんでしょうけども、残りの任期、決して気は抜かない、もうこれ以上はできません、血を吐いて倒れるぐらいに全身全霊で職務に向かうとここで市民に向かって誓っていただきたいと思うんです。私が演台をおりる直前に言われても困るやろうなと思いますので、前もってお伝えしておきます。よろしくお願いします。  それでは、3問に入らせていただきます。  昨年、世界文化遺産に登録された富士山、富士山には吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートと4つの登山コースがあります。登山者の経験や体力に合わせてルートを選べるのですが、目指す頂点は1点です。決して道は1つではありません。  市長は、これまでも市民の誰もが住んでよかった、ずっと住み続けたいと思える町にしたいとおっしゃってこられました。その考えは市民も職員も議員も当然私も同じように持っておりますし、持っているはずです。しかし、それをどう体現するかは十人十色で、1つではありません。考え方が異なるだろうけれども、全員が納得する答えは出ないだろうけれども、しかし、理解はしてもらえるようにもっと市民と相対するべきであったというふうに思います。  目指すところは同じだけれども、その実現の道のりはそれぞれ違うことを認めながら、市民と市長、市民と行政が協働し、英知を結集して未来の姿を実現するために、市民にも役割と責任を担っていただくとともに、市民と行政が一丸となって汗を流す、地域にかかわる、現場の声を拾い上げるということに真剣になっていただきたいと思います。  次の市長に対するフリーハンドとは何かをお尋ねをしましたが、どうも次の市長に対する目線ばかりが強調されているように思えたので、あえてお伺いをしました。  市長が不出馬表明をされて以降、今議会が始まってからでも、この表舞台でも舞台袖でもいろいろなことが起こっております。それらを見ていると、どうも気が抜けているというか、たがが外れたがために起こっているような気がしてならないのです。  私は、自分が選挙に出る前に多くの選挙を支える側をしてきました。全然知らないところに援軍に出かけることもありました。その援軍先で、候補者自身が自分の優位を知ってたがが外れてしまうということがありました。そうすると、その陣営全体に雰囲気が伝播して締まらない、結果競り負けてしまいました。  自分の任期はあと何日、指折り数えてその日が来るのを待つなどという気持ちがみじんでもあれば、それは市役所全体に広がってしまうのです。残念ながら市長はさまざまな会合に出席された際、残り180日です、179日ですと言っては笑いを誘っているそうですね。酒席でのこととはいえ、これらの発言が市職員の耳に入らないと考えているなら、非常に残念でなりません。  条例については、団体自治の趣旨に沿って行動した結果というお答えをいただきました。その点については、否定はいたしません。しかし、団体自治はあくまでいわゆる共助の部分であって、自助の話ではなく、自治の一番の肝はみずからどう考え、どう行動するかという部分であると考えます。国にあわせて周知を図るほうが全国的に空き家対策を喫緊の課題だと理解してもらいやすいとお答えをいただきましたが、逆に今回、行政代執行を条例にうたうことで市としての強い取り組みの意思を示すことができ、これを機会に改めて空き家対策、そして、そこから派生するまちづくりや防災対策などを市民にも考えていただく機会になったのにというふうに思うのです。  ミクロとマクロの視点の違いなので、平行線のままで残念ながらいたし方がありません。ただ、国会といった公ではない場で論じられているらしい話をもとに判断されたことは、悪しき前例をつくったと言えます。御答弁では適切な判断だったとお答えをいただきましたが、適切な判断ではないと指摘をしておきます。予算の執行も含めて、20年先、40年先に、ああ、あのときこうしていればと言われないように願い、あとは市民が判断してくれるのを待ちたいと思います。  以上で、私の一般質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(山田好雄君) 大橋市長。  〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) 16番山本議員の再々質問にお答えいたします。  どうもあと半年というようなことを市長がいろんなところで言うから、職員の気が抜けているのではないか、そういうことを軽々しく言うべきではない、任期満了まで気を抜くことなく覚悟して全うするというなら、それはそれで理解するが、どうもその辺が中途半端ではないかというような趣旨の御指摘であったかと思います。  反省すべき点は反省し、私は任期を全うするということで、全身全霊今後も職務についてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(山田好雄君) しばらく休憩します。           午前11時23分休憩    −−−−−−−−−−−−−−−           午後1時10分再開 ○議長(山田好雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第3の議事を継続し、質問を許します。  園内浩樹君。−−5番。  〔5番園内浩樹君登壇〕(拍手) ◆5番(園内浩樹君) こんにちは。公明党議員団の園内でございます。  最初に、先月28日にお亡くなりになられました貴志啓一先輩議員の御冥福を心よりお祈り申し上げます。  貴志先輩とは昨年の11月、全国大会誘致議連で東京出張に御一緒させていただきました。晩御飯にもんじゃ焼きを一緒に食べたのが今となっては忘れられない思い出となりました。当時、まさかそのような大病であるとはつゆ知らず、御本人もおくびにも出されませんでした。いつもにこにこされている顔が印象的で、周りの方に心配をかけまいとする思いだったのだと感じます。心をお察しするに、残念で仕方がありません。貴志先輩、安らかにお休みください。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問をさせていただきます。  本来なら12月議会で質問をさせていただこうと考えておりましたが、大橋市長の急な市長選不出馬表明で見送りました。今回は見送った質問ではなく、交通政策等と市長の政治姿勢についてお伺いをします。  若干失礼な言い回しも細かい部分もあるかと思いますが、御容赦いただき、少しばかり苦言を呈させていただきますので、よろしくお願いいたします。午前中の山本議員の血を吐くほど頑張れという立場とは逆の立場になるかと思いますので、ここは市長の賢明な御判断に委ねたいと思います。  初めに、交通施策等についてですが、この3月16日の日曜日、いよいよ和歌山大学前駅の東側、藤戸台にイオンモール和歌山がオープンします。このオープンについては、和歌山市経済に一石を投じ、需要喚起を呼ぶ非常によい刺激になると考えられますが、一方では、まちなか、市街地の空洞化も懸念されるところであります。  また、地元自治会長さんを初め周辺地域の皆さんが交通渋滞等について大変心配をされております。特に通勤、通学時の朝の時間帯や夕方の時間帯、オープンセール期間や土曜日、日曜日など交通渋滞は容易に想像がつきます。これら渋滞を緩和するであろうアクセス道路となる隣接の第二阪和国道と中平井線についても、現在はまだ工事中であり、完成はまだまだ先と聞き及んでいます。  これらの道路ができれば、市内中心部からの交通量や藤戸台からの交通量はかなり緩和されると思われますが、地元藤戸台や貴志地区等の住民の方は、完成までの間、大変御苦労されると思います。  そこでお伺いします。  第二阪和国道と中平井線の工事の進捗状況と完成予定は、いつごろの予定となっておりますか。  イオンモール和歌山の1日の最大来客数と平均来客数は何人と予想されますか。また、1日の延べ従業員数は何人ですか。  予想される交通渋滞は、最大でどの程度と予想されますか。具体的な地名や交差点名でお答えください。また、その時間帯はいつごろと考えられますか。  最大の交通渋滞で影響があると思われる地区と、その世帯数はどれぐらいと考えられますか。連合地区単位でお答えください。藤戸台の現在の世帯数もお答えください。  イオンモールのオープンに際し、交通総量の増加に伴う交通渋滞及び事件、事故の発生件数の増加が危惧されますが、交通や防犯対策について連絡会議等、関係機関や事業者との協議は行っていますか。また、行っているのであれば、その内容と構成メンバーもお示しください。  イオンモール和歌山が開店することにより、ぶらくり丁を中心とするまちなか活性化に影響が出ると危惧されます。どのようにお考えですか。また、どのような対策を考えておられますか。この質問は島先輩議員の質問と重なる部分がありますが、視点を変えた答弁でお願いします。  次に、市長の政治姿勢についてお伺いします。  市長は、昨年の11月に突然、次期市長選への不出馬を表明されました。昨年の12月議会では、私も新規事業、新政策の提案、質問をさせていただこうと考えていましたが、8月に勇退される市長に提案をさせていただいても、深まる議論も深まらないし、市職員の皆さんにもそういう雰囲気を感じておりましたので、急遽質問を取りやめた次第であります。  前議会においては、先輩議員の皆さんもこの不出馬表明の件で質問されていましたが、大変勉強になる質問でありました。そうした市長の意思表明が市政や市役所全体にどういう影響があり、意味があるのか、よくよく考える機会をつくっていただきました。  ここでは釈迦に説法とはなりますが、現在の地方政治の二元代表制からお聞きしたいと思います。  言うまでもなく、この二元代表制とは、国政と違い、市長も議員も住民からの直接選挙で選ばれ、その代表として市の施策やその執行、そして、その予算の適正化を違う立場から注視して、市民、住民の福祉の向上や安全・安心の市域のまちづくりとその発展のために努力すること、そして、公共の福祉にそぐわない間違った方向に進まないよう相互の牽制、抑制と均衡を保ち、緊張関係を保ち続けながら互いの職務、職責を全うすることであります。それが市長と議会の重要な関係になるわけで、つまり市長と議員の間では、お互いへの思いとか考えは関係なく、市民のため、和歌山市のために何がよくて何が悪いのかを考慮し、重視することが互いの職務、職責であるということであります。  このことから、市長が8月まで任期を全うすることが市民にとって、また、和歌山市にとって本当によいことか、そうでないことかをここで冷静に判断していただきたいのであります。市長が8月の任期まで在職することで市民にとってどんなメリットがあるのか、今、もし即時勇退されたら市民にどんなデメリットがあるのかをお聞かせください。  これは前議会でも若干答弁もされていますが、ここでは大型補正に係ることや市長会や国への緊急要望以外でお尋ねします。  また、今議会で残念ながら各会派の代表質問がなくなりました。それも時期不適当な市長の不出馬表明が原因であります。市長と議会の対等の立場とその関係において、また、お互い市民の代表としてこのことをどう受けとめているかお聞かせください。これは戸田先輩議員も御質問されましたが、今回は答弁を求めます。  新規事業の件ですが、前議会の答弁で市長は、「新規事業であっても時期を失してはならない事業については予算化する考えであります。」とおっしゃっておりました。言いかえれば、それ以外は在任中は予算化しないということであり、議論の余地はない、議論が深まらない、議論ができないと判断できます。時期を失してはならないもの以外の新政策や新規事業の判断は新市長に委ねますという意味になり、また、幾ら大橋市長がそれらの判断や決定を下そうとしても、8月までの任期だとするならば、それについて討論、検討する期間や時間はもう既にないということで、また、それをしても無駄な時間になってしまいます。  前議会で市長は、任期途中で職務を放棄することは無責任、また、任期途中で投げ出すようなことは全く考えておりませんと答弁されていますが、議場において深い討論、議論が交わせない市長が在任することこそ市民に対して無責任であり、職務を投げ出している状態になるのではありませんか、お伺いします。  もし仮に今、市長が御勇退されても、放棄したやの、投げ出したやの言う方はそうそうおられないのではないかと思います。むしろ逆に、最後は潔い市長であったと市民の皆さんが褒めたたえると思うのであります。  「残された任期を全うすることが市民の信託に応えることになると確信しております。」とも答弁されていました。市民からの信託とは、将来にわたり市民に対してその責任と職務を全うできる人に信託があるわけで、不出馬表明をされ、後継指名もされず、市民の代表である議会からも代表質問を放棄され、長くて8月までの任期の今の市長には、はっきり申し上げますが、市民からの信託はもはやないと言わざるを得ません。  残された任期満了まで粛々と市政を行う、また、日々全力で取り組むとも述べられていましたが、今の市長の行政に取り組む姿勢を見ていると、不作為が目立ち、とても全力で取り組んでいるとは思えませんし、それは市役所職員の皆さんにも影響しているように感じます。  しかしながら、反面、市長の今までの実績は十分認識しているつもりであります。財政健全化を初め都市基盤の整備、防災対策、教育の充実、国体事業等、今議会においても平成25年度補正予算とあわせて一般会計、特別会計等を合わせて約2,900億円の新年度予算も上程されて、十分やることはやってこられました。施政方針でも「残された任期で、−−総仕上げを行う」とも言われていますが、今議会で十分その総仕上げはされています。  事ここに至っては、明年いよいよ国体が差し迫る中、新年度となる次の6月議会からは、今までにも増してさらに一つ一つが大変重要な議会になると言わざるを得ないし、さらに活発な議論を闘わせなくてはなりません。今以上の議会充実、市政充実のためにも、ここは未来に責任ある新市長に御登場いただかなくては空転議会にもなりかねないと考えます。今議会終了後、即時勇退されるのが市長にとってのベストなタイミングだと思いますが、いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。立つ鳥跡を濁さずであります。  以上で第1問とさせていただきます。(拍手) ○議長(山田好雄君) 大橋市長。  〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) 5番園内議員の一般質問にお答えいたします。  8月の任期まで在職することで、市民にとってどんなメリットがあるのか、また、即時勇退したら市民にどんなデメリットがあるのかという御質問であります。  私は、平成22年8月に市民の信託を受け、4年間の市政のかじ取り役を任され、一貫して信頼される市政を心がけてきたところです。残された任期、これまでいただいた提案の実現や山積する課題の解決を私の責任のもとに誠意をもって取り組むとともに、時間を要するものは事前準備を含め、きっちりと引き継いでまいります。そうすることで市政の空白期間をつくらず、継続性を担保することになり、私の目指している住民と市政を信頼でつなぐことができ、このことが市民のメリットであると考えています。  一方、任期の途中で辞任すれば、市長不在の期間が最大50日間も生じ、その間、市政を左右するような、また、市民の安全を左右するような重大事態が起きても責任を持って対応できる体制を整えることが困難となりかねません。このことが最大のデメリットであると考えています。  したがいまして、私は、私に託された4年間の市長としての責務を途中で放棄することなく、任期の最後まで務めることを決意している次第であります。  次に、各会派の代表質問がなくなったのが市長の不出馬表明が原因であるということをどう受けとめているかという御質問であります。  私としては、不出馬の表明時期は適切であったと考えております。今議会において代表質問がなくなったことは、残念であると思います。  3番目と4番目については一括してお答えいたしますが、深い討論、議論が交わせない市長が在任することこそ無責任であり、職務を投げ出している状態にはならないか、また、今議会終了後、即時勇退するのがベストなタイミングと思うがどうかという御質問であります。  私の任期はまだ半年近くございます。この間に課題解決できるよう努めるとともに、解決まで時間を要するものについては検討を続け、議論も深めていきたいと考えており、そのことを決して無駄にはしないよう次の市長へと引き継ぎたいと考えています。そして、そうすることが私の職務を全うすることになると考えております。  先ほども申し上げましたように、私は市政に空白期間をつくるべきではないと考えており、4年間という市政運営に対する市民の信託に応え、残された任期の満了まで精いっぱい市政運営に全力を注いでいく決意です。  以上でございます。 ○議長(山田好雄君) 川端建設局長。  〔建設局長川端正展君登壇〕 ◎建設局長(川端正展君) 5番園内議員の一般質問にお答えします。  交通政策等について、イオンモール和歌山開店に伴う交通、防犯対策に関連して3点ございます。まず1点目ですが、第二阪和国道と中平井線の工事の進捗状況と完成予定はどうかとの御質問です。  第二阪和国道和歌山岬道路の工事の進捗状況と完成予定ですが、大谷交差点付近において本体工事の高架橋上部工事を施工中であり、大谷地内では、大谷橋の橋台下部工事が進められています。その工事と並行して、和歌山市域の全区間において工事用道路にも着手しており、平井中央公園付近から西渓ノ池までの間は完成しています。また、大谷交差点以北にある平井遺跡については、発掘調査を急ピッチで実施しており、完了後速やかに改良工事を進める予定となっています。  今後とも議員の皆様の強いお力添えをいただきながら、平成27年開催の国体までの供用開始を目指し、全力で取り組んでまいります。  次に、中平井線の工事の進捗状況と完成予定です。  平成26年3月1日に国道26号の新設の交差点から170メートルの区間の供用を開始しました。この供用により国道から和歌山大学前駅東口を経由し、藤戸台が結ばれました。平成26年3月13日にはイオンモール東側まで450メートルの区間の供用を開始します。残る約1,570メートルの区間については、平成27年開催の国体までの供用開始を目指し、トンネルなどの工事を進めているところです。  次に、2点目は、交通渋滞は最大で具体的にどこでどの程度と予想されるか、その時間帯はいつごろか、3点目といたしましては、最大の交通渋滞で影響がある連合地区単位での世帯数はどれくらいか、また、藤戸台の現在の世帯数はどれくらいかといった御質問です。一括してお答えさせていただきます。  イオンモールの建設計画によると、国道26号を通り来店する台数は、平日で約6,500台、休日で約1万1,500台となっています。開業時点では、第二阪和国道和歌山岬道路、中平井線が全区間供用開始していないことから、国道26号と中平井線の新設交差点の国道右折レーンは、一部区間を2車線化し、国道敷地内で最大限確保できる長さとすることで、来店する台数と現行交通量から計算される容量以上を確保しています。
     さらに、周辺の交通に影響を及ぼさないように、事業者は公共交通の利用をPRするとともに、国道沿いに臨時駐車場を設置するなどの対策を講じることとなっています。  しかしながら、開業当初、特に休日はそれ以上の交通量となることが予測されます。現時点でその交通渋滞が具体的にどこでどの程度となるか、その時間帯がいつごろかの予測は困難な状況ですが、貴志地区を中心に木本、松江、野崎、楠見地区にまで影響が及ぶ可能性があると考えられます。  その5地区の平成26年1月末現在の世帯数は3万7,211世帯となっています。また、藤戸台の平成26年1月末現在の世帯数は1,382世帯となっています。  以上でございます。 ○議長(山田好雄君) 豊田まちづくり局長。  〔まちづくり局長豊田勝彦君登壇〕 ◎まちづくり局長(豊田勝彦君) 5番園内議員の一般質問にお答えします。  交通政策等について、イオンモール和歌山開店に伴う交通、防犯対策について2点ございます。まず、イオンモール和歌山の1日の最大来客数と平均来客数の予想はどうか、また、1日の延べ従業員の数は何人かとの御質問です。  イオンモール和歌山に確認しますと、1日の最大来客数は、土曜日、日曜日でそれぞれ約5万人、平均来客数は約2万7,000人、また、1日の延べ従業員数は約1,500人の予想となっています。  次に、イオンモール和歌山が開店することにより、ぶらくり丁を中心とするまちなか活性化に影響が出ると危惧されるが、どう考えているのか、また、どのような対策を考えているのかとの御質問です。  イオンモール和歌山が開店することにより、中心市街地の経済への影響は大きいと認識しています。本市としては、商業者の皆様の意見を聞きながら、マイナス面をできるだけ小さくできるよう、イオンに対して地元業者への発注及び地産品の販売促進など地域経済への貢献を要請しています。  また、中心市街地の商店街は、イオンのような大型施設と競合するのではなく、地域のコミュニティーの核として、個性のある商品、店づくりなどを進め、消費者のニーズにマッチした品ぞろえができるよう取り組んでいただきたいと考えています。  それゆえ対策としては、サービス等を高めるため、商店街みずからが研修会を開催したり、アドバイザーを依頼したりした場合は、経済的な支援策を用意しており、リノベーション事業とあわせてまちなかの活性化に努めてまいります。  以上でございます。 ○議長(山田好雄君) 池永危機管理局長。  〔危機管理局長池永俊二君登壇〕 ◎危機管理局長(池永俊二君) 5番園内議員の一般質問にお答えいたします。  交通政策等について、イオンモール和歌山の開業に伴い、交通渋滞や事件、事故が増加すると思われるが、交通、防犯対策について関係機関や事業者との協議は行っているのか、また、行っているのであれば、その協議の内容、会議の構成メンバーはどのようなものかとの御質問です。  平成25年11月に藤戸台の自治会と道路管理者である国や警察、本市などの関係機関で協議を行っております。その協議の内容は、国道26号の渋滞対策や中平井線の完成時期、国道26号の信号機の調整、藤戸台の地域内道路の安全対策などです。  この会議の構成メンバーですが、藤戸台の自治会は、各自治会の会長、国は国土交通省和歌山河川国道事務所の担当課長、警察は県警本部の交通規制課長、市は担当課長等で行われました。  また、平成26年2月には交通、防犯対策について和歌山北警察署が事務局となり、本市、関係事業者及び地元自治会等で協議を行っております。その内容は、藤戸台の地域内の交通規制、国道26号の渋滞に伴い、迂回路となるおそれのある生活道路の規制のあり方、店内や地域での防犯対策などで、今後ともこれらの問題について対策を講じていくために、ふじと台安全安心連絡協議会の立ち上げが行われたところです。  この会議の構成メンバーですが、地元自治会は貴志地区の連合自治会の会長と副会長、地域安全推進員会会長で、関係団体は和歌山大学の学生支援課長、南海電鉄の和歌山市駅駅長、イオンモール和歌山のゼネラルマネジャー、浅井建設株式会社の担当部長等、警察関係は和歌山北警察署の署長と担当課長で、本市は担当課長等で行われました。  以上でございます。 ○議長(山田好雄君) 5番。  〔5番園内浩樹君登壇〕(拍手) ◆5番(園内浩樹君) それぞれ御答弁をいただきましたので、再質問をさせていただきます。  まず、交通政策についてですが、中平井線は開業までに一部区間を完成させ、第二阪和国道とともに明年の国体までの完成、供用を目指すとのことであります。全力で頑張っていただき、一日も早い完成を期待します。  また、イオンモール関係では、1日の最大来客数は土日それぞれ約5万人、1日平均来客数約2万7,000人を予想、1日の延べ従業員数は1,500人、平日の車の来店数は約6,500台、休日で約1万1,500台の予想となっているそうで、それらの渋滞予想は、現時点では程度や時間帯の予想は困難であるが、その影響は貴志、木本、松江、野崎、楠見の各地区にまで及ぶ可能性があるとの見解です。そして、それら世帯数は3万7,211世帯、うち藤戸台の世帯数は1,382世帯だそうであります。  これらの対策としては、昨年11月に藤戸台自治会と関係機関が集まり協議会を実施して、また、本年2月にはふじと台安全安心連絡協議会を和歌山北警察署の主催で実施したとのことでありました。  また、中心市街地の経済への影響は大きいと認識されているとのことで、この対策については、イオンに対し、地元業者への発注や地産品の販売促進などを要請しているとのことでありました。これからもまちなかのドーナツ現象等を解消すべく、行政としてできる限りの支援、サポートをお願いしたいと思います。  そしてまた、予想とはいえ、先ほどの来客数やその車両台数を聞くに当たり、隣接の道路の渋滞や事件、事故等の増加は容易に想像でき、この交通量の藤戸台の住民の方、1,382世帯分の車両数等が加わればどうなることか、心配されるのは当然であります。  また、第二阪和国道と中平井線が全線開通するのは、早くて国体の開会式が行われる来年の9月までの約1年半の間、遅ければ平成28年3月までの約2年間、それまで地元市民、住民の方を初め泉南方面から仕事やプライベートで和歌山に来られる方やその逆の方にまで影響し、大変苦労されるのは想像かたくないと思われます。  このようなことを聞き及ぶに当たり、私の感想を述べさせていただくならば、余りにも市の立ち上がりが遅過ぎるし、今まで市が主体となって積極的に対策を講じてきたとはとても思えません。市が考えた対策案を国や事業者など関係機関に申し入れするなど、積極的に率先して対策を講じるべきであったと思いますが、いかがでしょうか。市長の考えをお聞かせください。  また、前述の2つの協議会は、1つは地元自治会、1つは警察からの提案のものです。本来なら地元から声が上がる前に市が主催すべき協議会ではないでしょうか。常日ごろから市民、住民の心に寄り添い、常に市民目線で物事を判断していくならば、このように立ち上がりが遅くなることはないでしょうし、イオン建設が決定となったときに、まず藤戸台周辺の住民の方への影響を考え、思いやるのが市長の仕事でしょう。そのような市長の不作為が市民からの信頼、信託をなくしてしまっていると言わざるを得ません。  市長はまた、交通や防犯対策を心配する地域の方々にとって非常に重要な協議会であるにもかかわらず、この協議会に1回も出席されておりません。御自身の仕事を代行していただいているとの御認識はないのでしょうか。余りにも無責任です。1回でも御自身みずから出席して、生の声を聞き、協議会のメンバーに今後のお願いや激励の一言を申し上げてくるのが我々の市長としての立場ではないですか。何もかも職員任せのような気がして仕方がありません。  この件だけではありません。一事が万事です。もっと地域住民のことを早くから考え、小さな声にでもすぐに反応できるぐらいの市長であり、行政であってもらいたいと思うのは、和歌山市民皆さんの思いだと考えますが、どうですか。なぜこの重要な会議に出席しなかったのですか、お答えください。  ここで、具体的な対策案をお聞きします。当局が予想困難とされる渋滞予想もしたいと思います。  国道26号梅原交差点より北側約600メートル先に藤戸台南側の和歌山大学入り口があります。この間、片側2車線が大阪向け北進車線のみ途中1車線になっており、すぐにまた、2車線に戻ります。もし和歌山大学方面に右折する車が約200メートル以上渋滞すれば、車でいえば約40台ぐらいとなりますが、大阪向き車線は、その1車線となるところ、いわゆるひょうたんのくびれ部分で右折待ちの車が重なった場合、渋滞を起こしてほとんど動かなくなります。  最大の交通量の場合は、梅原交差点より南に800メートル先の延時交差点を超え、最悪はそのまだ400メートル南の狐島交差点にまで及ぶ可能性があります。藤戸台南側交差点からは約2キロメートルの渋滞となるのです。そうなれば周辺県道、市道はもちろんのこと、毛細血管に多量の血液が流れ込むがごとく、周辺の抜け道や住宅内道路等は交通量が増加し、オーバーフローを起こし、大変危険な状況になると考えられます。が、実はその現実が先月の14日のバレンタインデーの日に起こりました。  その日は、皆様御存じのとおり、和歌山には珍しい大雪が降りました。その影響で国道26号、孝子峠が通行どめとなり、まさしく大渋滞、2車線の大阪向き北進車線の国道は全く動かない状況となり、まさしく梅原交差点を先頭に延時交差点までの間約800メートルです。そのときの渋滞は先ほども述べたとおりであります。このような状況に陥ると、藤戸台の住民の方はもちろんのこと、自宅に戻れない方がたくさん出て、国道周辺の住民の方や大阪方面に向かわれる方も大変な思いをされたとお聞きしています。国道上で渋滞の中に巻き込まれ、長時間待たされる状況となったのです。  このような大雪は、和歌山ではめったにないことですが、イオンモール開店時には同じ状況になる可能性が十分予想できます。そこで、渋滞の原因となる1車線の部分を何とか2車線化できないでしょうか。ぜひとも国土交通省や関係機関等に申し入れをしていただき、実現に向けて取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか、お答えください。  次に、国道26号大阪向き車線で、梅原交差点手前左側に約200世帯ほどの中団地があります。梅原交差点の南西側になりますが、ここは車の出入り口が国道側にしかなく、先ほどの大雪の日もこの国道26号線が大渋滞で動かなくなり、車では出ることも入ることもできなくなってしまいました。  藤戸台の住民の方とほぼ同じ状況になるのですが、この中団地は、平日の朝でも特に交通量が増加する通勤時間帯の雨の日、南進車線、いわゆる市内中心部向きが先ほどと同じ狐島交差点やその手前の延時交差点を先頭に渋滞を起こし、その渋滞は梅原交差点を超えることがよくあります。ひどいときは約3.5キロメートル先の紀の川大橋まで続くことがあり、中団地から右折して南進車線、市内向きに合流するのはほとんど不可能で、北向きへの左折さえも難しい状況となるのです。  私も何度もこの場所に赴き確認をさせていただきました。前々からこの場所は非常に問題となっているところであり、このような状態は考えれば考えるほど大変危険な恐ろしい状況であると言わざるを得ません。もしこのような渋滞時に火事や急病の方、事件等が発生したら、緊急自動車はどこからも入れない状態に陥り、救急車等が到着できたとしても、通常の何倍の時間がかかるかは想像できません。人命にかかわる重大な問題です。  想像してみてください。自分の家族が病気等で救急搬送が必要になったときに、また、自分の家が火事になったときに救急車も消防車も来ない状況、いら立ちと焦りと怒りの中で救急隊を待つ自分自身、もし抜け道があったらとの無念さで心が潰れそうになると思います。  実際、この大雪のバレンタインデーの日に人命には及びませんでしたが、地元自治会長さんがインフルエンザで倒れ、高熱が出て病院に行かなくてはならない状態であったそうです。言うに及ばず、この国道の渋滞で身動きがとれず、雪の中歩いて病院まで行くわけにもいかず、家でひたすら高熱にうなされて夢うつつの中、いたそうであります。わしが助かったのは、若かったからじゃと後日、私に息巻いておりましたが、大事がなくて本当によかったと思うわけであります。  このような状況は早急に対策を講じなければならない喫緊の課題であります。今までこの件に関しては、先ほどの自治会長さん等と国土交通省や警察に何度も働きかけ検討もしていただきましたが、出入り口の形状が変則で、信号機の設置等の対策もできないとの結果になっており、困難をきわめているのが現状であります。  通常の雨の日でも渋滞になるような場所が今回のイオンモール開店に伴い、さらに拍車がかかってしまいます。今、考えられるのは、この中団地南側、いわゆる裏側の大年川の北側堤防道路を拡幅し、向団地、パームシティ側に抜けられるようにする以外にないと思われます。そうすれば、国道が渋滞で出入りができない状態でも裏から回り込むことが可能となり、緊急時も対処できます。  しかしながら、これを実現するには、一部民有地を買収し、進入路用地を確保する必要がありますが、今、これ以外によい対策は考えられません。どうか全力を挙げて最優先で早急に取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか、お答えください。  次に、市長の政治姿勢についてですが、これは要望にとどめておきます。  市長が8月の任期まで在職することで市民にとってどんなメリットがあり、勇退されたら市民にどんなデメリットがあるかとの質問に市長は、メリットとしては住民と市政を信頼でつなぐことができる、また、勇退のデメリットとして、市長不在の期間が最大50日間も生じ、重大事態が起きても対応できる体制を整えることが困難となるとのことでした。  現在、レームダックとなった市長に6月議会において議論を交わすデメリットのほうが大きいと言わざるを得ないし、重大事態が起きても、地方自治法第152条で定められた職務代理者を初め議長も議会も存在するし、何にも増して優秀な職員の皆さんがたくさんいらっしゃいます。心配は御無用です。在任に何のメリットもありません。  各会派の代表質問がなくなった件では、残念の一言でした。本当に残念です。市民からの信任を受けた議会の判断をもっと深く受けとめて判断をしていただきたいと思います。  また、深い討論、議論が交わせない市長が在任することこそ無責任であり、職務を投げ出している状態になるのではないかとの問いと、即時勇退がベストなタイミングではないかとの問いには、議論は尽くすし、空白をつくらず全力を注ぐとのことでした。今が既に空白期間になっていることを市長は認識すべきです。  市長、任期満了までというような、そんな意固地なことを言わないで、和歌山市民のために、家に帰ってもう一度考え直していただくわけにはいきませんでしょうか。強く、強く要望しておきます。市長選では、大橋と投票してきた一市民としての声でもありますので、よろしくお願いいたします。  以上で第2問とさせていただきます。(拍手) ○議長(山田好雄君) 大橋市長。  〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) 5番園内議員の再質問にお答えいたします。  イオンモール開店に伴う交通、防犯対策についてということで、地域住民のことを考え、市が考えた具体的な対策案を国や事業者に申し入れるなど率先して対策を講じる必要があったと考えるがどうか。それから、交通、防犯対策についての重要な会議に市長が出席しないのはなぜか。それから、国道26号梅原交差点から和歌山大学入り口までの北向き1車線の区間を2車線化できないか。3点の御質問でありますが、一括してお答えいたします。  イオンモールの開業によって多くの雇用が生まれる半面、私も交通渋滞や事件、事故の増加について議員同様、懸念をしております。  国土交通省和歌山河川国道事務所は、国道26号の渋滞対策という意味もあって第二阪和国道和歌山岬道路を建設していることから、議員御質問の北向き車線の2車線化の計画はないというように協議会などで説明し、和歌山岬道路や市が進めている中平井線を早期に供用開始させることが現時点での最善策であるというように理解を求めてきたと聞いております。  本市としても、今後とも中平井線と第二阪和国道和歌山岬道路が一日も早く供用開始できるよう全力で取り組むとともに、事業者に対して、主要交差点に待ち時間等を示す案内板を持った交通整理員の配置の要請を行っております。  さらに、和歌山バスの和歌山大学前駅への便が大幅に増便されると聞いており、また、南海電車も県、市等での要望によってイオンモールの開業から5月の連休まで、土日、祝日の昼間時間帯の区間急行が和歌山市駅まで−−今はみさき公園までなんですが、延長運転されることになっておりまして、公共交通への利用転換を促していくということであります。  また、事件、事故の増加に対しましても、これまでと同様に警察などと連携して、現在、大型商業施設等において行っている交通安全や防犯街頭啓発活動、それから、青色回転灯つき防犯パトロール車での巡回警戒活動などを実施することを予定しており、今後ともできる限りの対応を講じてまいります。  最後に、交通、防犯対策についての重要な会議に市長が出席しないのはなぜかという御質問であります。  先ほど危機管理局長が答えた会議は、実務担当者による会議であったと認識しております。会議の結果を踏まえ、私の判断が必要な場合は、当然私が判断を行うことになります。  以上でございます。 ○議長(山田好雄君) 川端建設局長。  〔建設局長川端正展君登壇〕 ◎建設局長(川端正展君) 5番園内議員の再質問にお答えします。  交通政策等について、イオンモール和歌山開店に伴う交通、防犯対策に関して、国道26号から中団地へのアクセス道路の新設についての御質問です。  議員御提案のルートによる道路の新設は、防災上及び日常生活における利便性の向上等の観点から、その必要性があると考えています。生活道路の整備は地域からの要望として数多くいただいている現状でありますが、橋梁やトンネルなど道路ストックの老朽化対策の費用が今後増大することから、より効率的・効果的な手法で路線の優先順位を決めて整備していく必要があります。  また、新規の道路整備については、事業効果を早期に発揮できるよう、用地協力のめどを精査の上、事業着手していく必要がありますので、整備要望を受けている他の路線との優先度、事業中の路線の進捗状況、財政状況を勘案しながら整備に向けた検討をしてまいります。  以上でございます。 ○議長(山田好雄君) 5番。  〔5番園内浩樹君登壇〕(拍手) ◆5番(園内浩樹君) 最後に、交通政策について要望をさせていただきます。  国道26号の2車線化に関しては、国土交通省から2車線化の計画はないとあっさり断られた状況のようですが、ここは別案も含め、国土交通省や関係機関としっかり連携をとり、対策に取り組んでいただき、また、これからの現場の状況をつぶさに把握しながら、渋滞等で地元市民、住民の方の生活に支障を来さないよう、行政としてできるだけの努力をしていただきたいと要望します。  また、中団地に関しては、今の若者風で言うと、本当やばい状況です。人命にかかわる案件です。命にかかわる場合があるということをしっかり認識していただき、未必の故意などと言われないよう早急な対応をお願いいたします。  そして、市長に要望します。実務担当者の会議でも、各種協議会はほとんどが広い意味で和歌山市のためのものであると考えられます。ましてや主催者が他機関の場合は、市長が冒頭挨拶に行くことが礼儀でもあるように思います。また、協議会構成メンバーの方がやめられる市長であっても、中には意気に感じてくれる方、頑張ってくれる方もいらっしゃるかもしれないし、和歌山市の最高責任者としての責務であるとも言えます。  今後は積極的に担当者レベルとか実務者レベルとかいう上から目線ではなく、皆さんをやる気にさすぞというぐらいの気概で参加していただきたいと要望しまして、一般質問を終わります。  御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(山田好雄君) お諮りします。  本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明3月8日、明後3月9日の2日間は休会とし、3月10日午前10時から会議を開くことにしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山田好雄君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  本日はこれにて延会します。           午後1時55分延会    −−−−−−−−−−−−−−−  地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長    山田好雄  副議長   古川祐典  議員    北野 均  議員    芝本和己  議員    岩井弘次...