和歌山市議会 > 2006-12-01 >
12月01日-01号

  • 殉職(/)
ツイート シェア
  1. 和歌山市議会 2006-12-01
    12月01日-01号


    取得元: 和歌山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    平成18年 12月 定例会               平成18年          和歌山市議会12月定例会会議録 第1号               平成18年12月1日(金曜日)        -----------------------------議事日程第1号平成18年12月1日(金)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期決定について第3 報第1号 市長専決処分事項の報告について第4 報第2号 市長専決処分事項の報告について第5 報第3号 市長専決処分事項の報告について第6 報第4号 市長専決処分事項の報告について第7 承第1号 市長専決処分事項の承認を求めるについて第8 議案第1号 平成18年度和歌山市一般会計補正予算(第5号)第9 議案第2号 平成18年度和歌山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)第10 議案第3号 平成18年度和歌山市食肉処理場事業特別会計補正予算(第2号)第11 議案第4号 平成18年度和歌山市卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)第12 議案第5号 平成18年度和歌山市駐車場管理事業特別会計補正予算(第2号)第13 議案第6号 平成18年度和歌山市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第14 議案第7号 平成18年度和歌山市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第15 議案第8号 平成18年度和歌山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第16 議案第9号 平成18年度和歌山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)第17 議案第10号 平成18年度和歌山市水道事業会計補正予算(第3号)第18 議案第11号 平成18年度和歌山市工業用水道事業会計補正予算(第2号)第19 議案第12号 和歌山市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について第20 議案第13号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第21 議案第14号 市長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について第22 議案第15号 和歌山市職員給与条例の一部を改正する条例の制定について第23 議案第16号 和歌山市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について第24 議案第17号 和歌山市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第25 議案第18号 和歌山市税条例の一部を改正する条例の制定について第26 議案第19号 和歌山市難病患者等居宅生活支援条例の一部を改正する条例の制定について第27 議案第20号 和歌山市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定について第28 議案第21号 和歌山市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定について第29 議案第22号 和歌山市宅地造成等に関する条例及び和歌山市手数料条例の一部を改正する条例の制定について第30 議案第23号 和歌山市消防団員等公務災害補償条例及び和歌山市消防賞じゆつ金及び殉職者特別賞じゆつ金条例の一部を改正する条例の制定について第31 議案第24号 市道路線認定について第32 議案第25号 市道路線変更について第33 議案第26号 未払代金請求調停事件の和解について第34 議案第27号 指定管理者の指定について第35 議案第28号 和歌山県後期高齢者医療広域連合の設立について第36 議案第29号 和歌山地方税回収機構規約の変更について第37 議案第30号 工事請負契約の締結について第38 議案第31号 工事請負契約の締結について第39 議案第32号 工事請負契約の締結について第40 議案第33号 工事請負契約の締結について第41 議案第34号 監査委員の選任について第42 発議第1号 和歌山市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について第43 発議第2号 和歌山市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について第44 姉妹都市訪問団の報告第45 第23次和歌山市友好訪中団の報告        -----------------------------会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期決定について日程第3 報第1号 市長専決処分事項の報告についてから日程第6 報第4号 市長専決処分事項の報告についてまで日程第7 承第1号 市長専決処分事項の承認を求めるについてから日程第40 議案第33号 工事請負契約の締結についてまで日程第41 議案第34号 監査委員の選任について日程第42 発議第1号 和歌山市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について日程第43 発議第2号 和歌山市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について日程第44 姉妹都市訪問団の報告日程第45 第23次和歌山市友好訪中団の報告        -----------------------------出席議員(40名)  2番  松井紀博君  3番  野嶋広子君  4番  奥山昭博君  5番  中尾友紀君  6番  片桐章浩君  8番  戸田正人君  9番  東  稔君 10番  芝本和己君 11番  井上直樹君 12番  古川祐典君 13番  尾崎方哉君 14番  山本宏一君 15番  後 みつる君 16番  姫田高宏君 17番  中村協二君 18番  岩井弘次君 19番  松本哲郎君 20番  中嶋佳代君 21番  寒川 篤君 22番  メ木佳明君 23番  北野 均君 24番  遠藤富士雄君 25番  宇治田清治君 26番  貴志啓一君 27番  寺井冨士君 28番  佐伯誠章君 29番  南畑幸代君 30番  大艸主馬君 31番  森下佐知子君 32番  中橋龍太郎君 33番  中 拓哉君 34番  多田純一君 35番  東内敏幸君 36番  山田好雄君 37番  森田昌伸君 38番  和田秀教君 39番  浅井武彦君 40番  浦 哲志君 41番  井口 弘君 42番  奥田善晴君   ---------------説明のため出席した者の職氏名 市長          大橋建一君 助役          松見 弘君 助役          金崎健太郎君 収入役         岡本 弘君 理事総務部長      奥野久直君 理事市長公室長     的場俊夫君 財政部長        名越一郎君 企画部長        垣本省五君 市民部長        下中 儔君 福祉保健部長      有本正博君 生活環境部長      藤原庸記君 産業部長        木村哲文君 都市計画部長      市川一光君 建設部長        瀧 廣行君 下水道部長       堀部美智夫君 総合防災室長      静川幸生君 まちづくり推進室長   千賀祥一君 教育委員会委員長    中村 裕君 教育長         空 光昭君 教育総務部長      小門宏行君 教育文化部長      林 秀晃君 消防局長        丸山和美君 水道局長        楠本喬二君 水道局経営管理部長   植田龍彦君 水道局工務部長     武内 功君 選挙管理委員会委員長  筒井敏郎君 代表監査委員職務代理者 伊藤隆通君 人事委員会委員長    田中昭彦君   ---------------出席事務局職員 事務局長        山ノ井義雄 事務局次長       山田 良 議事調査課長      尾崎順一 議事調査課副課長    川口隆弘 議事班長        幸前隆宏 調査班長        中村文治 企画員         佐伯正季 企画員         中西 太 企画員         池澤昌俊 企画員         柳本真也 事務副主査       藤井一成 事務主任        村井敏晃 事務副主任       小林健太   ---------------          午前10時17分開会 ○議長(貴志啓一君) ただいまから平成18年12月1日招集の和歌山市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。   --------------- △市長のあいさつ ○議長(貴志啓一君) 日程に入るに先立ち、市長から招集のあいさつがあります。-大橋市長。 〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) 皆さん、おはようございます。 開会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 本日ここに12月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては大変お忙しい中、御出席をいただき、まことにありがとうございます。 秋の深まりとともに和歌山城の紅葉も見ごろとなり、復元された御橋廊下とともに、和歌山市を訪れる観光客や市民の皆様に十分堪能していただいているものと思っております。また、市議会の議員の皆様の御努力、御協力を得て進めておりますコンベンション事業は大変好評で、受付件数も年々増加しているところであり、広く県外の方々に和歌山市を訪れていただき、和歌山市の魅力を知っていただく機会がふえることにより、人の交流が地域の活性化につながるようにしていかねばと思っております。 また一方、「城より始めよ」をキャッチフレーズに昨年から取り組んでおります城フェスタ事業も、郷土和歌山の魅力を再発見する講座や体験イベントなどに続き、先日開催いたしました食祭WAKAYAMAが昨年同様に大盛況となり、また、今年度初めての試みとして、大勢のボランティアの方々に協力していただき開催いたしました「まちなかキャンドルイルミネーション・竹燈夜(たけとうや)」も、あいにくの小雨の中ではありましたが、3,000人余りの方が足を運ばれ、夜のお城の幽玄な雰囲気を味わっていただきました。 市民の方々が、日常的な自宅での近所づき合いや職場での人間関係以外に、地域イベントに積極的に参加することで新たな人間関係を築き、また交流を深め、新たな地域社会や地域づくりに発展させていただけるよう、今後も取り組んでまいります。 さて、本年、本市では台風などによる風水害は発生いたしませんでしたが、過日の報道で、北海道での竜巻被害を目にいたしました。亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々には改めてお見舞い申し上げます。また、一日も早い地域の復興をお祈りするものでございます。 また、続きまして、同じく北海道の択捉島沖で先月15日の夜に発生した地震では、東北地方の沿岸部で観測された津波の高さが、津波注意報の解除後に最大となったと報道されておりました。これに対し気象庁は、これほど長時間にわたり潮位変動が続いたのは予想外だったとしておりますが、想定外の津波や課題の残る避難など、今回の教訓を生かしながら、防災体制の整備に取り組んでいく決意を新たにしたところでございます。 市長に就任して4年余り、地道でもまじめで真っすぐな市政を心がけてまいりましたことで、市民の皆様の間にあった行政への不信感も徐々にぬぐい去られてきたという手ごたえを感じておりましたが、今般の県をめぐる不祥事により、再び地方行政全般への不信感が募ってきたようにも思われ、残念でなりません。 和歌山市といたしましても、県の事件を他山の石とし、より一層襟を正し、不法不正のない行政を進めてまいる所存であります。 さて、今定例会では、報告事項を初め一般会計補正予算案特別会計補正予算案、各種条例の制定、工事請負契約等の諸議案を上程いたしております。議案内容につきましては後ほど御説明いたしますので、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げ、招集のあいさつといたします。   --------------- △諸般の報告 ○議長(貴志啓一君) 諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(山ノ井義雄君) 平成18年11月24日付、和財第318号をもって、市長から本日招集の市議会定例会に提出する議案が送付されております。議案はお手元に配付いたしております。 次に、平成18年11月30日付、和財第325号をもって、市長から議案の訂正についての文書が参っております。写しはお手元に配付いたしております。 次に、平成18年10月3日付、和監査第178号、平成18年11月7日付、和監査第200号、平成18年11月28日付、和監査第214号をもって、監査委員から例月出納検査の結果に関する報告が参っております。写しはお手元に配付いたしております。 次に、平成18年12月1日付、議員宇治田清治君、松本哲郎君、森田昌伸君、東内敏幸君、大艸主馬君、中村協二君、井口弘君、以上7人の諸君から、和歌山市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について及び和歌山市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についての議案が提出されました。発議第1号及び同第2号としてお手元に配付いたしております。 以上でございます。   --------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(貴志啓一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において   宇治田清治君   松本哲郎君   森田昌伸君 以上3人の諸君を指名します。   --------------- △日程第2 会期決定について ○議長(貴志啓一君) 次に、日程第2、会期決定についてを議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から12月21日までの21日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から12月21日までの21日間と決しました。   --------------- △日程第3 報第1号 市長専決処分事項の報告についてから △日程第6 報第4号 市長専決処分事項の報告についてまで ○議長(貴志啓一君) 次に、日程第3、報第1号から、日程第6、報第4号までの4件の市長専決処分事項の報告を一括して行います。 当局から報告を求めます。-名越財政部長。 〔財政部長名越一郎君登壇〕 ◎財政部長名越一郎君) 報第1号から報第4号までにつきまして、一括して御説明申し上げます。 議案書の1ページをお開き願います。 報第1号は、公園内における負傷事故に対する損害賠償につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市長専決処分により措置したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 次に、2ページをお開き願います。 報第2号は、和歌山城駐車場内における自動車破損事故に対する損害賠償につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市長専決処分により措置したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 次に、3ページをお願いいたします。 報第3号は、特定公共賃貸住宅及び市営住宅に係る使用料等の支払い請求に関する和解につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市長専決処分により措置したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 次に、4ページをお開き願います。 報第4号は、市営住宅及び特定公共賃貸住宅に係る使用料等の支払い請求及び住宅明け渡しの請求に関する訴えの提起につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市長専決処分により措置したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 以上でございます。 ○議長(貴志啓一君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 質疑なしと認めます。 以上で、報第1号から同第4号までの4件の報告を終わります。   --------------- △日程第7 承第1号 市長専決処分事項の承認を求めるについてから
    △日程第40 議案第33号 工事請負契約の締結についてまで ○議長(貴志啓一君) 次に、日程第7、承第1号、市長専決処分事項の承認を求めるについてから、日程第40、議案第33号、工事請負契約の締結についてまでの34件を一括議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。-大橋市長。 〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) それでは、ただいま上程されました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、市長専決処分事項の承認を求める案件を提出いたしております。これは、12月17日執行予定の和歌山県知事選挙に伴う予算措置について市長専決処分したものでございます。 次に、予算関係では、一般会計におきまして8億9,676万7,000円の追加、特別会計におきましては5,742万7,000円の減額、公営企業会計におきましては4,881万4,000円の追加補正を行っております。 一般会計補正予算の主なものといたしましては、後期高齢者医療広域連合事業に伴う負担金、児童手当、生活保護費などの扶助費、コンベンション事業推進補助金増額補正のほか、紀の川洪水ハザードマップ作成にかかる諸経費などを計上しております。 次に、債務負担行為として、六十谷駅周辺バリアフリー基本構想策定事業の経費、学校給食第一共同調理場の調理業務などを民間に委託する経費を追加設定いたしております。 特別会計におきましては、駐車場管理事業特別会計で、新たに大新地下駐車場を加えた4駐車場の指定管理者の指定に伴う債務負担行為の設定など、8特別会計で所要の補正を行っております。 また、公営企業会計におきましては、(仮称)水道料金センター設置などに要する諸経費の計上と材料支給事業増額補正をいたしております。 次に、条例関係につきましては、和歌山市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定を初め、市長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例など12件の条例案を提出しております。 このほか、市道路線認定市道路線変更未払金請求調停事件の和解、指定管理者の指定、和歌山県後期高齢者医療広域連合の設立、和歌山地方税回収機構規約の変更、工事請負契約の締結の議案を提出いたしております。 詳細につきましては担当部長から説明させますので、議員の皆様におかれましては慎重御審議の上、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(貴志啓一君) 名越財政部長。 〔財政部長名越一郎君登壇〕 ◎財政部長名越一郎君) 承第1号から議案第9号まで、議案第12号から議案第33号までにつきまして、一括して御説明申し上げます。 議案書の5ページをお願いいたします。 承第1号は、平成18年12月17日執行予定の和歌山県知事選挙に伴う予算措置につきまして、平成18年11月9日付で市長専決処分により措置したものでございます。 議案書の18ページをお開き願います。 議案第1号は、平成18年度和歌山市一般会計補正予算(第5号)でございまして、歳入歳出それぞれ8億9,676万7,000円を追加し、予算総額を1,241億310万7,000円とするものでございます。 以下、その内容につきまして御説明いたします。 19ページをお願いいたします。 まず、歳入の部におきましては、国庫支出金1億6,628万7,000円、県支出金4,837万6,000円、繰越金9億9,393万円、諸収入5,716万7,000円をそれぞれ増額補正し、繰入金3億6,899万3,000円を減額補正いたしております。 次に、20ページをお開き願います。 歳出の部でございます。 第1款議会費347万8,000円の減額補正は、人件費の精算による補正でございます。 第2款総務費5億3,557万2,000円の補正は、第1項総務管理費におきまして、地方財政法第7条第1項の規定に基づく平成17年度実質収支の2分の1に当たる額4億9,696万6,000円を補正し、財政調整基金へ積み立てるほか、人件費の精算等による補正、第2項徴税費におきましては、入湯税の導入に伴うSE委託料及び人件費の精算等による補正、第3項市民生活費におきまして、人件費の精算等による補正、また、第4項戸籍住民基本台帳費、第5項選挙費、第6項統計調査費、第7項監査委員費、第8項人事委員会費におきまして、人件費の精算による補正をそれぞれ行っているものでございます。 第3款民生費3億9,480万8,000円の補正は、第1項社会福祉費におきまして、和歌山県後期高齢者医療広域連合負担金等2,903万9,000円を補正するほか、人件費の精算、第2項生活保護費におきまして、扶助費1億9,236万6,000円を増額するほか、人件費の精算、第3項児童福祉費におきまして、支給対象者の増加による児童手当、児童扶養手当費1億4,891万円を増額するほか、人件費の精算等による補正、第5項年金保険費におきまして、人件費及びSE委託料の補正、第6項市民福祉費におきまして、人件費の精算による補正でございます。 第4款衛生費1,077万5,000円の減額補正は、第1項保健衛生費におきまして、人件費の精算及び諸経費の補正、第2項清掃費におきまして、損害賠償金549万4,000円の増額等、諸経費の補正及び人件費の精算による補正、第3項環境保全費におきましては、人件費の精算による補正でございます。 第5款農林水産業費3,841万5,000円の補正は、第1項農業費におきまして、人件費の精算及び諸経費の補正、第3項水産業費におきましては、人件費の精算による補正でございます。 第6款商工費3,369万3,000円の補正は、第1項商工費におきまして、人件費の精算等による補正、第2項観光費におきましては、和歌山市コンベンション事業推進補助金500万円の補正、和歌山城内駐車場における事故の損害賠償金12万2,000円の補正及び人件費の精算による補正でございます。 第7款土木費9,364万3,000円の補正は--21ページをお願いいたします--第1項土木管理費におきまして、人件費の精算等による補正、第3項河川費におきまして、洪水ハザードマップ等作成委託料1,100万円等の補正及び人件費の精算による補正、第4項都市計画費におきまして、人件費の精算による補正、第5項公園費におきましては、公園における負傷事故に対する損害賠償金7万円及び人件費の精算による補正、第6項下水道費におきまして、人件費の精算及び特別会計の人件費の精算による繰出金の補正、第7項住宅費におきましては、市営住宅修繕工事費の未払代金請求調停事件に係る和解金1,977万7,000円の補正及び人件費の精算による補正でございます。 第8款消防費1億2,089万4,000円の減額補正は、自動車修繕料450万円の補正及び人件費の精算等による補正でございます。 第9款教育費6,421万7,000円の減額補正は、第1項教育総務費におきまして、人件費の精算等による補正、第2項小学校費、第3項中学校費、第4項高等学校費、第5項幼稚園費におきましては、人件費の精算による補正、第6項社会教育費におきましては、護国院多宝塔などに対する国指定文化財修理修復事業費補助金65万7,000円の補正及び人件費の精算による補正、第7項保健体育費におきましては、人件費の精算による補正でございます。 22ページをお開き願います。 債務負担行為の補正は、六十谷駅周辺バリアフリー基本構想策定事業について、平成19年度に限度額800万円、私立保育所整備借入資金利子補給事業について、平成28年度まで限度額343万7,000円、学校給食第一共同調理場調理等業務委託について、平成21年度まで限度額9,320万4,000円をそれぞれ追加するものでございます。 次に、23ページをお願いいたします。 議案第2号、平成18年度和歌山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、歳出におきまして、人件費の精算により1,098万5,000円を減額補正するとともに、歳入におきましては、一般会計繰入金により歳入の調整を行うものでございます。 次に、25ページをお開き願います。 議案第3号、平成18年度和歌山市食肉処理場事業特別会計補正予算(第2号)は、歳出におきまして、人件費の精算により49万6,000円を補正するとともに、歳入におきましては、諸収入により歳入の調整を行うものでございます。 次に、27ページをお開き願います。 議案第4号、平成18年度和歌山市卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)は、歳出におきまして、市場まつり開催補助金50万円の補正及び人件費の精算等により1,542万9,000円を補正するとともに、歳入におきましては、一般会計繰入金により歳入の調整を行うものでございます。 次に、29ページをお開き願います。 議案第5号、平成18年度和歌山市駐車場管理事業特別会計補正予算(第2号)は、債務負担行為の補正でございまして--30ページをお開き願います--駐車場管理事業につきまして、京橋駐車場管理業務で限度額1,384万4,000円、中央駐車場管理業務で限度額9,353万5,000円、本町地下駐車場管理業務で限度額4,052万円、大新地下駐車場管理業務で限度額6,156万円、また、期間はそれぞれ平成19年度から平成22年度までの債務負担行為を設定するものでございます。 次に、31ページをお願いいたします。 議案第6号、平成18年度和歌山市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、歳出におきまして、人件費の精算及び前年度繰上充用金を1億1,171万9,000円減額補正するとともに、歳入におきましては、一般会計繰入金を3,738万円増額、諸収入を1億1,171万9,000円減額するものでございます。 次に、33ページをお開き願います。 議案第7号、平成18年度和歌山市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、歳出におきまして、人件費の精算により123万2,000円を減額補正するとともに、歳入におきましては、一般会計繰入金により歳入の調整を行うものでございます。 次に、35ページをお開き願います。 議案第8号、平成18年度和歌山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、歳出におきまして、人件費の精算により19万円を増額補正するとともに、歳入におきましては、一般会計繰入金により歳入の調整を行うものでございます。 次に、37ページをお開き願います。 議案第9号、平成18年度和歌山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、歳出におきまして、人件費の精算等により1,301万4,000円を増額補正するとともに、歳入におきましては、一般会計繰入金により歳入の調整を行うものでございます。 次に、41ページをお開き願います。 議案第12号、和歌山市事務分掌条例の一部改正は、平成19年度に行う組織改革に伴うもので、市長の権限に属する事務を分掌する内部組織について、13部を7局に改組するものでございます。 44ページをお開き願います。 議案第13号、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正は、国家公務員災害補償法及び地方公務員災害補償法の一部が改正されたことに伴い、公務災害が適用される通勤の範囲を見直す等、所要の改正を行うものでございます。 46ページをお開き願います。 議案第14号、市長等の給料の特例に関する条例の一部改正は、公職選挙法違反に伴う監督責任等から、市長、助役(金崎助役を除く。)、収入役、公営企業管理者及び教育長の給料月額を、平成19年1月1日から1カ月間減額するものでございます。 47ページをお願いいたします。 議案第15号、和歌山市職員給与条例の一部改正は、和歌山市人事委員会の勧告に基づき、給料表の再編等、所要の改正を行うものでございます。 次に、77ページをお開き願います。 議案第16号、和歌山市職員の退職手当に関する条例の一部改正は、国家公務員の退職手当制度の改正に準じ、支給率の平準化、調整額の新設等、所要の改正を行うものでございます。 91ページをお開き願います。 議案第17号、和歌山市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正は、国家公務員の勤務時間制度において、休息時間が廃止され、地方公共団体においても同様の措置が求められていることから、休息時間を廃止するため関係条項を削除するものでございます。 次に、92ページをお開き願います。 議案第18号、和歌山市税条例の一部改正は、平成19年4月1日から入湯税を賦課徴収するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、95ページをお開き願います。 議案第19号、和歌山市難病患者等居宅生活支援条例の一部改正は、ホームヘルプサービス事業の対象者として、他法の適用者を除くための規定から児童福祉法を除くものでございます。 次に、96ページをお開き願います。 議案第20号、和歌山市営駐車場条例の一部改正は、利用者の減少が著しい本町地下駐車場の利用の促進を図るため、料金を改定するものでございます。 次に、98ページをお開き願います。 議案第21号、和歌山市中央卸売市場業務条例の一部改正は、新設される水産低温施設の使用料を定めるものでございます。 次に、99ページをお願いいたします。 議案第22号、和歌山市宅地造成等に関する条例及び和歌山市手数料条例の一部改正は、宅地造成等規制法等の一部を改正する法律が施行されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、101ページをお開き願います。 議案第23号、和歌山市消防団員等公務災害補償条例及び和歌山市消防賞じゆつ金及び殉職者特別賞じゆつ金条例の一部改正は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正及び非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する省令の制定により、所要の改正を行うものでございます。 次に、105ページをお開き願います。 議案第24号、市道路線認定については、道路法第8条第2項の規定により、砂山112号線初め35路線を市道に認定するものでございます。 次に、129ページをお開き願います。 議案第25号、市道路線変更については、道路法第10条第3項の規定により、西脇215号線の終点を変更するものでございます。 次に、131ページをお開き願います。 議案第26号は、株式会社新星から民事調停申し立てがありました、修繕工事に関する未払い代金請求調停事件の和解で、平成15年7月14日から平成17年3月31日までの間に行った工事代未払金として1,757万3,521円を、また、平成19年2月5日に代金を支払うまでの年5分の割合による遅延損害金を相手方に支払うことを条件として和解するものでございます。 132ページをお開き願います。 議案第27号、指定管理者の指定については、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき市営駐車場の管理に係る指定管理者の指定を行うもので、京橋駐車場及び中央駐車場につきましては、指定管理者として東洋産業株式会社を、また、本町地下駐車場及び大新地下駐車場につきましては大揚興業株式会社を指定するもので、いずれも指定期間を平成19年4月1日から平成23年3月31日までの4カ年とするものでございます。 次に、133ページをお願いいたします。 議案第28号、和歌山県後期高齢者医療広域連合の設立については、平成19年2月1日から、75歳以上の後期高齢者医療に関する事務等を共同処理するため、和歌山県内全市町村を構成団体とする和歌山県後期高齢者医療広域連合を設立するものでございます。 次に、137ページをお開き願います。 議案第29号、和歌山地方税回収機構規約の変更については、地方自治法の一部改正により、平成19年4月1日から、和歌山地方税回収機構の収入役を廃止し会計管理者を置くために、所要の変更を行うものでございます。 次に、別刷りの議案書(その2)をお願いいたします。 1ページの議案第30号から4ページの議案第33号までは、いずれも工事請負契約の締結でございます。 議案第30号は、本町28号線道路改良工事その2につきまして、木下建設株式会社と2億837万2,500円で、2ページの議案第31号は、公共下水道湊南2号雨水幹線工事その1につきまして、不動テトラ・協和・柳原特定建設工事共同企業体と23億213万5,500円で、3ページの議案第32号は、公共下水道西部11号汚水準幹線工事その2につきまして、株式会社森本組和歌山営業所と1億3,686万7,500円で、4ページの議案第33号は、楠見都市下水路流入渠工事につきまして、株式会社森本組和歌山営業所と1億2,915万円で、それぞれ契約するものでございます。 以上でございます。 ○議長(貴志啓一君) 楠本水道局長。 〔水道局長楠本喬二君登壇〕 ◎水道局長(楠本喬二君) 水道局の議案について御説明申し上げます。 議案書39ページをお開き願います。 議案第10号は、平成18年度和歌山市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。 第2条は、収益的収入及び支出の支出で855万5,000円の増額補正を計上しております。これは、(仮称)水道料金センターの設置、OA電算室の移転及び市長等の給料の特例に関する条例の一部改正に伴う補正でございます。 第3条は、資本的収入及び支出の支出で3,454万2,000円の増額補正を計上しております。これは、宅地開発等に伴う材料支給の増加による補正でございます。 第4条は、職員給与費を28億1,941万4,000円に改めるものでございます。 第5条は、今回の補正に伴い、たな卸資産購入限度額を改めるものでございます。 議案書40ページをお開き願います。 議案第11号は、平成18年度和歌山市工業用水道事業会計補正予算(第2号)でございます。 第2条は、収益的収入及び支出の補正で、収入で606万6,000円、支出で571万7,000円をそれぞれ増額するものでございます。これは、水道用地の売却、OA電算室の移転及び市長等の給料の特例に関する条例の一部改正に伴う補正でございます。 第3条は、資本的収入及び支出の収入で3万4,000円の増額補正を計上しています。これは、水道用地売却に伴う固定資産売却代金でございます。 第4条は、職員給与費を5億790万4,000円に改めるものでございます。 以上でございます。 ○議長(貴志啓一君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 この際、ただいま議題となっている34件のうち、議案第14号、市長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第17号、和歌山市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの4件について、地方公務員法第5条第2項の規定により、人事委員会の意見を求めます。-田中人事委員会委員長。 〔人事委員会委員長田中昭彦君登壇〕 ◎人事委員会委員長(田中昭彦君) ただいま議長から意見を求められました議案第14号、第15号、第16号及び第17号について、人事委員会の意見を申し述べます。 議案第14号、市長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例につきましては、一般職に属する教育長の給料に関する部分について意見を申し述べるものです。 改正の内容は、職員が公職選挙法違反により懲戒処分を受けたことに伴い、監督責任から教育長の給料を減額するもので、やむを得ないものと考えます。 議案第15号、和歌山市職員給与条例の一部を改正する条例は、給料表の職務の級を再編するとともに、従来の号級を4分割する等の改正で、本委員会が昨年10月17日に行った職員の給与等に関する報告及び勧告の趣旨を踏まえた上の、国家公務員の給与構造改革に準じた改正等であり、適当であると考えます。 議案第16号、和歌山市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例は、国家公務員の退職手当制度の改正に準じて、退職手当の額を基本額に調整額を加えた額とし、基本額の支給率を改定する等の改正を行うものであり、適当であると考えます。 議案第17号、和歌山市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例は、民間企業の実態を踏まえた国家公務員の勤務時間制度に準じて休息時間を廃止するものであり、適当であると考えます。 以上でございます。   --------------- △日程第41 議案第34号 監査委員の選任について ○議長(貴志啓一君) 次に、日程第41、議案第34号、監査委員の選任についてを議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。-大橋市長。 〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) それでは、議案第34号、和歌山市監査委員の選任について御説明いたします。 和歌山市和歌浦東3丁目2番32号、田上武君は、前監査委員伊藤松雄君が平成18年10月24日に逝去され、現在欠員となっておりますので、新たに委員として選任するものでございます。 同君は、人格が高潔で、識見を有する者のうちから選任する監査委員として適任であると思われますので、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(貴志啓一君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 ただいま議題となっている議案第34号については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 議案第34号を採決します。 この採決は、無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(貴志啓一君) ただいまの出席議員数は39人であります。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(貴志啓一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検させます。 〔投票箱点検〕 ○議長(貴志啓一君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 本件に同意することを可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じ、順次投票を願います。 点呼を命じます。 〔山田事務局次長・氏名点呼〕 松井紀博君、野嶋広子君、奥山昭博君、中尾友紀君、片桐章浩君、戸田正人君、東稔君、芝本和己君、井上直樹君、古川祐典君、尾崎方哉君、山本宏一君、後みつる君、姫田高宏君、中村協二君、岩井弘次君、松本哲郎君、中嶋佳代君、寒川篤君、メ木佳明君、北野均君、遠藤富士雄君、宇治田清治君、寺井冨士君、佐伯誠章君、南畑幸代君、大艸主馬君、森下佐知子君、中橋龍太郎君、中拓哉君、多田純一君、東内敏幸君、山田好雄君、森田昌伸君、和田秀教君、浅井武彦君、浦哲志君、井口弘君、奥田善晴君。 〔各議員投票〕 ○議長(貴志啓一君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(貴志啓一君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に奥山昭博君、片桐章浩君、尾崎方哉君、以上3人の諸君を指名します。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(貴志啓一君) 投票の結果を報告します。   投票総数   39票 これは先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち   有効投票   34票   白票      5票   有効投票中     賛成   34票 以上のとおり賛成が多数であります。 よって、本件は原案に同意することに決しました。   --------------- △日程第42 発議第1号 和歌山市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について ○議長(貴志啓一君) 次に、日程第42、発議第1号、和歌山市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。宇治田清治君。-25番。 〔25番宇治田清治君登壇〕(拍手) ◆25番(宇治田清治君) ただいま上程されました発議第1号につきまして、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 本案は、和歌山市議会会議規則の一部を改正しようとするものでありまして、文案はお手元に配付のとおりでございます。何とぞ同僚各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(貴志啓一君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 本件は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 討論なしと認めます。 発議第1号を採決します。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決と決しました。   --------------- △日程第43 発議第2号 和歌山市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(貴志啓一君) 次に、日程第43、発議第2号、和歌山市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。宇治田清治君。-25番。 〔25番宇治田清治君登壇〕(拍手) ◆25番(宇治田清治君) ただいま上程されました発議第2号につきまして、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 本案は、和歌山市議会委員会条例の一部を改正しようとするものでありまして、文案はお手元に配付のとおりでございます。何とぞ同僚各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(貴志啓一君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 本件は、先例により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 討論なしと認めます。 発議第2号を採決します。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決と決しました。   --------------- △日程第44 姉妹都市訪問団の報告 ○議長(貴志啓一君) 次に、日程第44、姉妹都市訪問団の報告を行います。戸田正人君。-8番。 〔8番戸田正人君登壇〕(拍手) ◆8番(戸田正人君) おはようございます。 議長の御指名をいただきましたので、姉妹都市訪問団の報告をさせていただきたいと思います。 姉妹都市提携45周年祝賀訪問のため、姉妹都市であるアメリカのベイカースフィールド市へ、去る10月29日から11月3日までの間、大橋市長を団長として、貴志議長、和田議員、メ木議員、寒川議員、宇治田議員、井上議員と私を初め、随行職員並びに招待を受けた大橋市長夫人が同行し、計13名で訪問してまいりましたので、その概要を報告いたします。 まず、ベイカースフィールド市における主な行事等について申し上げます。 ベイカースフィールド市到着時には、前姉妹都市委員会会長のジョージ・オグデン氏の温かい歓迎を受けました。 翌日、私たち一行は、新興住宅地であるブライトンパークホームズを訪れ、同市を訪問されている和歌山国際姉妹都市親善協会訪問団(39名)と合流し、現地視察を行いました。この住宅地は、総戸数425軒で、販売を55歳以上の方に限定しており、同世代による住みよいまちづくりをモットーに販売促進を図っているとのことでした。 次に、世界奉仕団体の一つであるキワニスクラブの例会に招かれ、明るく、まさにアメリカ的な雰囲気のホームパーティーの中で親交を深めました。 同夜、私たち一行は3組に分かれ、ハービー・ホール市長、姉妹都市委員会会長のスタンリー・クラーク氏、マニュエル・アリオラ委員宅へそれぞれ招かれました。その際には、ホームビジットでの御苦労やいろいろなエピソードなどをお聞きするなど歓談し、アットホームな楽しいひとときを過ごさせていただき、さらに親交を深めることができました。 翌日は、ベイカースフィールド市議会にて、ハービー・ホール市長を表敬訪問し、市長から、今回の訪問に対する歓迎の意が述べられるとともに、同市の近況として、ロサンゼルスがいわゆるバブルの絶頂期を迎え、土地の価格が高騰し、同市と3倍もの価格差が出てきているところから、同市に移り住む人々が増加し、ここ数年で毎年6.7%の人口が増加しており、現在、人口は32万人となっているとのことでした。 その後、市役所内に展示されている、姉妹都市提携30周年を記念して本市の姉妹都市親善協会から寄贈された御輿(みこし)や、市役所横に姉妹都市提携20周年を記念して植樹された記念樹を、夕刻には、40周年を記念してセンテニアル公園に植樹された記念樹を視察いたしました。特に提携20周年に植樹された記念樹は高さ10数メートルに、また、40周年に植樹された記念樹は既に4.5メートルの立派な樹木に成長しており、このように大切に育てていただいていることに対して、両市の姉妹都市提携の友好の輪が順調に成長していることと改めて感銘を受けた次第です。 当夜に行われました姉妹都市提携45周年祝賀式典において、ハービー・ホール市長初め市議会議員、姉妹都市委員会の方々と、今回の訪問団並びに姉妹都市親善協会の訪問団を交えた総勢約100名による祝賀式典が盛大に催されました。また、その際には、在サンフランシスコ総領事の山中誠氏も式典に駆けつけていただき、お祝いのスピーチで花を添えていただきました。 式典では、ハービー・ホール市長初めスタンリー・クラーク姉妹都市委員会会長から記念祝賀並びに歓迎のあいさつの後、食事をともにしながら、記念品の交換や姉妹都市交流の推進に御尽力された方々の表彰を行うなど、いろいろな式典が進み、団長である大橋市長から、姉妹都市提携45周年を迎えることができたことについて、両市と双方の姉妹都市委員会や関係者各位の御理解と御尽力に対して感謝の意を述べるとともに、今回の訪問に際して中心的に御尽力をいただいているリーランド・ラトレルさんが、このたび、和歌山市の文化向上発展に特に顕著な功績を残されたことに対し、文化功労賞が授与されることに決定したことをお伝えした次第です。 また、貴志議長からも、双方の関係者の方々の御努力に感謝の意を述べ、リーランド・ラトレルさんの受賞決定をお祝いするとともに、交流の中でも特に青少年の交流に力を注がれていることから、両市における次代の姉妹都市友好関係がさらに若い世代に引き継がれ、力強く発展していくよう述べた次第であります。 その後、ハービー・ホール市長を初め、ベイカースフィールド市議会議員ジャッキー・サリバン氏や両市姉妹都市委員会の方々との歓談により、両市の交流がさらに深められたことと思います。 また、同市滞在中のそのほかの現地視察につきまして、全日空が同市に開設したパイロット養成訓練所や、ことし2月に開港したウィリアム・トーマス空港等の施設を見学しました。パイロット養成訓練所では、同地が気候的に最適の地であり、同市の積極的な誘致により実現したとのことで、新空港につきましては、同市出身の国会議員の御尽力により建設されたもので、空港の名称はその方の名前にちなんで命名されたとのことでありました。 以上で、同市での日程を滞りなく終了した次第であります。 なお、経由地であるロサンゼルスでは、人工の港としては世界最大の7,000隻のヨットが係留できるヨットハーバーを有するウォーターフロント再開発地区マリーナ・デルレイを視察。また、アメリカの大恐慌時代に食糧不足に苦しむ人々が物々交換をしたのが始まりとされ、現在160以上もの店が軒を並べる青空市場ファーマーズマーケット、それに隣接する、2002年春にオープンした野外型ショッピングモールのザ・グローブを視察しましたが、特に、メーンストリートにはオールドスタイルの路面電車が走り、一昔前の風情が漂う市場と、1930年代のロサンゼルスの建築様式を再現した店舗は見事に融合し、心地よい空間となり、多くの人でにぎわっておりました。 また、サンタモニカでは、市の中心部に位置する歩行者天国の商店街サードストリート・プロムナードを視察、またハリウッドでは、再開発により再び同地に活気を取り戻したハリウッド・ハイランドの視察等を行いました。 今回の姉妹都市訪問をさせていただき、改めてアメリカ人の親切さ、おもてなしの心、ボランティア精神に敬意を表する次第です。 しかし、そのようにおもてなしをしていただき、アメリカという国にただただ脱帽するだけではなく、この短い滞在期間の中で、自分自身が日本人であるということに改めて誇りを持ち、世界をリードするアメリカという大国の中でも、日本人としての心を忘れることなくアメリカの方々と接していかなければならないと痛感いたしました。 特にホームビジットの際には、彼らは一生懸命自分たちの歴史や誇り、時には家族や友人のことなど、とても丁重に私たちに伝えてくれました。今度は私たちが日本のことを伝えなければならない場面において、英語という言葉の壁が立ちはだかり、たとえ通訳を通じても、なかなかうまく表現できたのかどうかと、少し不安を感じたところであります。 しかし、日本人として伝えなければならないこと、時には心をあらわさなければならないことなど、日本人としてはっきりと主張しなければ、このグローバルな国際社会に取り残されてしまうような気がいたしました。 自国を誇りに思うことこそがお互いの国を尊敬し、理解し合い、ひいては姉妹都市交流の発展につながるものだと、そのように感じましたことを申し添えておきます。 最後になりますが、ベイカースフィールド市滞在中、種々お世話いただきましたベイカースフィールド姉妹都市委員会会長のスタンリー・クラーク氏を初め、関係各位の心温まる心遣いに対しまして御礼を申し上げるとともに、今回の姉妹都市提携45周年を機に、べイカースフィールド市と和歌山市との姉妹都市友好親善のきずなが今後ますます深められることを御祈念申し上げまして、報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(貴志啓一君) 以上で姉妹都市訪問団の報告は終わりました。   --------------- △日程第45 第23次和歌山市友好訪中団の報告 ○議長(貴志啓一君) 次に、日程第45号、第23次和歌山市友好訪中団の報告を行います。野嶋広子君。-3番。 〔3番野嶋弘子君登壇〕(拍手) ◆3番(野嶋広子君) 議長の御指名をいただきましたので、友好訪中団の報告をさせていただきます。 第23次和歌山市友好訪中団は、去る11月8日から13日までの6日間の日程で、団長貴志議長、副団長金崎助役、団員、井口日中友好議員連盟会長、森田日中友好議員連盟副会長、浅井議員、東内議員、東議員、古川議員、そして私、野嶋を初め、随行職員として高橋国際交流課長、稲垣国際交流課事務副主査、幸前議事調査課議事班長の計12名により、本市と友好都市提携を結んでいる中国山東省済南市の鮑志強(ホウ・シキョウ)市長の招聘を受け、表敬訪問をしてまいりましたので、その概要を報告させていただきます。 まず、済南市到着時には、王旭(オウ・キョク)済南市副秘書長、李忠学(リ・チュウガク)同外事弁公室主任、劉艶秋(リュウ・エンシュウ)同副主任、パン龍(パン・ロン)同通訳の方々の温かい歓迎を受けました。 その日の夕食会では、王旭(オウ・キョク)副秘書長を初め、空港で出迎えていただいた方々と会合し、交流を深めることができました。 翌日、私たち一行は、現地に進出している日系企業への視察を行いました。 まず初めに、済南冠世(グンゼ)時装有限公司を視察いたしました。同社の建物は中国政府のものを使わせてもらっていて、工場内の機械類はすべて日本のグンゼから持ち込んだもので、和歌山市の島精機の編み機もあるということでした。また、製造過程で生地に傷がないか、針が混入していないかなど何重ものチェックを経て、でき上がった製品は100%日本へ輸出しているとの説明を受けました。なお、来年の春には、済南市の行政区の中の市--章丘(ショウキュウ)市というのですが、そこへ移転をし、島精機の編み機もさらに投入をして、生産を現在の倍にすることを目指しているとの話でした。 次に、NEC済南ソフトウェア有限公司を視察いたしました。この建物周辺一体の地域は済南ハイテク区と位置づけられ、多くのハイテク企業が集まっており、それらのビルの周りには、それらの企業に勤める人の居住用ビルも立ち並び、通勤環境も整備されていました。また、企業の要請で、山東省の大学では、ソフト専攻の授業に日本語教育を取り入れ、日本語のソフト関係のマニュアルでも理解できるよう力を入れているとのことで、NECでも就業時間後に初級、中級、IT日本語、会話クラスの日本語講座を設け、社員に対して日本語教育を行っているとのことでした。ソフト開発は多種多様にわたり、開発費用を比較しても、日本の4分の1から5分の1という安いコストで開発できると力説されていました。 市内視察では、章丘(ショウキュウ)市の中にある百脈泉(ヒャクミャクセン)公園を訪れ、到着すると竇虎(トウ・コ)章丘(ショウキュウ)市副市長、宋亦舟(ソウ・エキシュウ)同外事弁公室主任が出迎えてくれましたが、何と副市長は年齢32歳ということで、大変驚かされました。公園は大変美しく整えられ、泉では絶え間なく水がわき出しており、そのわき水は年じゅうを通じて18度であるとの説明を受けました。 その夜、舜耕山庄(シュンコウサンソウ)貴賓楼にて姜大明(キョウ・ダイメイ)中国共産党済南市委員会書記と会見が行われ、姜(キョウ)書記から「23年という長い友好関係は持続的で、成果のあるものです。靖国神社問題で困難に遭いましたが、両市の友好関係はこれらの影響を受けず、ずっと発展してまいりました。安倍首相の訪中により、両国、両市ともますます友好を深めることができるでしょう」との歓迎のお言葉をちょうだいいたしました。 これに対し貴志団長からは、「これまで両市の友好交流に御尽力された先人の皆様方に敬意を表するとともに、先人の使命を受け継ぎ、この交流を今後も拡大発展させていくには、済南市の関係各位の皆様の協力が必要です。お互いに手を取り合って、両市友好関係のさらなる発展と拡大を目指しましょう」とのお礼が述べられ、相互の友好関係がさらに深められることを確信した次第であります。 また、済南市滞在最終日には紅葉谷(コウヨウコク)景観区を視察いたしました。こちらでは、260ヘクタールもの広大な面積の中に一部昔の遺跡が残っており、その遺跡と行楽客が憩い、楽しめる遊戯施設、動物園などをうまく組み合わせていて、人気を得ていますが、観光地として工事着工から1年で完成させたということでした。上り下りが急なところで見学時間にも制約があったため、私たちは電気自動車で見学させてもらったのですが、大勢の観光客が歩いて見学しているのには大変驚かされました。 その夜、鮑志強(ホウ・シキョウ)済南市長との会見が行われ、鮑(ホウ)市長は、「和歌山市友好訪中団を迎えられたことを大変うれしく思い、熱烈歓迎します。本年6月に和歌山市を訪問させてもらったときは、美しい風景、発達した経済などに感動するとともに、温かい接待をいただきましたことについて感謝いたします。そのときにたくさんの有識者の方々にお会いして、両国の友好関係に対する思いを強く感じました」と感謝の意を表され、これからも両市の友好を促進することを約束していただきました。 これに対し貴志団長からは、「本年、済南市から多くの団が本市を訪れていただき、両市の間で相互交流が頻繁に行われ、いつにも増して盛り上がりを見せています。これも鮑(ホウ)市長を初めとする関係各位の御尽力のたまものであり、心から御礼を申し上げます」とあいさつされ、今後も両市の友好交流が発展し、拡大し続けていくことを祈念して、御協力のほどをお願いしてきたところであります。 懇親会では、東議員から、道中においてかなり長尺で立派なネギを販売していましたが、済南市でとれたものかという質問に対し、市長は、「山東省は有数のネギの産地です。その中でも、当市でとれたものは、ほかのところのものより甘くておいしいです。また、当市独自に安全基準を強化し、安全性は高いと考えています」と話されておりました。 また、今回の訪問において上海市と北京市を経由したのですが、2008年の北京オリンピック開催に向け、各地でこれに関連する工事が盛んに行われ、あちらこちらではかなりの面積の古い住居地一帯をすべて取り壊し、新しく住居用のビル群を建設中で、道路整備も急ピッチで行われており、その規模の大きさには目を見張るばかりでございました。 今回訪問させていただきましたところ以外でもそのような大規模工事が行われているとしたら、オリンピック開催の年には、中国は想像もつかないほど近代的になって発展していることでしょう。 最後になりましたが、中国共産党済南市委員会書記等の指導者らとの会見を通じて、これまでの友好都市交流の成果等が確認でき、また、今後の交流については、鮑(ホウ)市長を初め済南市の指導者との会見の中で、お互いの物産や文化等についての紹介をそれぞれの市で実施し、新たな民間交流へとつなげていくために、両市で調査、情報交換を進めていくことを確認できました。また、現地に進出している日系企業への視察も行い、中国経済の発展状況について理解を深めることができたことと確信しております。 今回の訪問に際して種々お世話いただいた鮑(ホウ)市長を初め関係各位の心温まるお心遣いに対し、心より御礼を申し上げまして、帰国報告とさせていただきます。御清聴どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(貴志啓一君) 以上で第23次和歌山市友好訪中団の報告は終わりました。 お諮りします。 ただいま議案等が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 お諮りします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明12月2日から12月4日までの3日間は議案精読のため休会とし、12月5日午前10時から会議を開くことにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貴志啓一君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 本日はこれにて延会します。          午前11時28分延会   --------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長  貴志啓一  議員  宇治田清治  議員  松本哲郎  議員  森田昌伸...