和歌山市議会 > 1989-07-20 >
07月20日-08号

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  1. 和歌山市議会 1989-07-20
    07月20日-08号


    取得元: 和歌山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    平成 1年  6月 定例会              平成元年       和歌山市議会6月定例会会議録第8号         平成元年7月20日(木曜日)議事日程第8号平成元年7月20日(木)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 議案第 1号から議案第15号まで第3 請願第26号要旨(1)、同第29号第4 議案第18号 固定資産評価員の選任について第5 諮第1号 人権擁護委員候補者の推薦について第6 諮第2号 人権擁護委員候補者の推薦について第7 諮第3号 人権擁護委員候補者の推薦について第8 諮第4号 人権擁護委員候補者の推薦について第9 諮第5号 人権擁護委員候補者の推薦について         -----------------------------会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 議案第 1号から議案第15号まで日程第3 請願第26号要旨(1)、同第29号日程第4 議案第18号 固定資産評価員の選任について日程第5 諮第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてから日程第9 諮第5号 人権擁護委員候補者の推薦についてまで総務委員会教育民生委員会経済企業委員会及び建設消防委員会の閉会中の継続審査及び調査について         -----------------------------出席議員(43名)  1番  井口 弘君  2番  藤井健太郎君  3番  武内まゆみ君  4番  山田好雄君  5番  宮本廣次君  6番  森本保司君  7番  滝口直一君  8番  森田昌伸君 10番  武田杢夫君 11番  波田一也君 12番  林 里美君 14番  平田 博君 15番  田上 武君 16番  山口一美君 17番  鶴田至弘君 18番  柳野純夫君 19番  佛 栄次君 20番  森 正樹君 21番  南 徹治君 22番  石谷保和君 23番  山下 武君 24番  和田秀教君 25番  奥田善晴君 26番  小川 武君 27番  高垣 弼君 28番  武田典也君 29番  東山照雄君 31番  大艸主馬君 32番  小河畑喬夫君 33番  山崎 昇君 34番  辻本昌純君 35番  新田和弘君 36番  堰本 功君 37番  越渡一一君 38番  辻岡文彦君 40番  西殿香連君 41番  岡本 基君 42番  奥野亮一君 43番  浜野喜幸君 44番  岩城 茂君 45番  内田 稔君 46番  石田日出子君 47番  中谷 悟君欠席議員(5名)  9番  浦 哲志君 13番  小杉卓二君 30番  堀川太一君 39番  浅井正勝君 48番  九鬼嘉蔵君    --------------説明のため出席した者の職氏名 市長         旅田卓宗君 助役         得津 勇君 助役         貴志 保君 収入役        吉田真三君 市長公室長      川端源一君 企画部長       永長道雄君 総務部長       高垣芳男君 財政部長       礒崎陽輔君 経済部長       嶋本博司君 農林水産部長     吉岡英彦君 民生部長       木村一夫君 環境事業部長     西本義秋君 保健衛生部長     谷河喜久男君 都市計画部長     中元成和君 土木部長       下津由夫君 下水道部長      岡崎忠彦君 建築部長       土井脩司君 教育委員会委員長   玉井千夫君 教育長        石垣勝二君 消防局長       畠山小太郎君 水道局長       橋口敏彦君 水道局業務部長    梶原俊篤君 水道局工務部長    坂上恒夫君 選挙管理委員会委員長 貴志久治君 代表監査委員     沖  勲君 公平委員会委員長   菅井康郎君    --------------出席事務局職員 事務局長       東方昌彦 事務局次長      小林正空 参事補        岡本清春 議事調査課長     南方 智 議事班長       田井 晃 調査班長       山ノ井義雄 主査         池端 弘 主査         谷口正幸 主査         高垣正人 主任         鷲山正彦 主任         尾崎順一 主任         田畑和久 事務員        中西 太    --------------    午後2時52分開議 ○議長(武田典也君) ただいまから本日の会議を開きます。    -------------- △諸般の報告 ○議長(武田典也君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたさせます。 ◎事務局長東方昌彦君) 7月20日付、和財第617号をもって、市長から追加議案が提出されました。議案はお手元に配付いたしております。以上。    -------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(武田典也君) これより日程に入り日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において   和田秀教君   浜野喜幸君   大艸主馬君 以上3人の諸君を指名いたします。    -------------- △日程第2 議案第1号から議案第15号まで △日程第3 請願第26号要旨(1)、請願第29号 ○議長(武田典也君) 次に、日程第2、議案第1号から議案第15号まで並びに日程第3、請願第26号要旨第1項及び請願第29号の以上17件を一括議題いたします。 ただいま議題となりました17件についての各委員長の報告を求めます。 総務委員長鶴田至弘君。--17番。 〔総務委員会委員長鶴田至弘君登壇〕(拍手) ◆17番(鶴田至弘君) [総務委員会委員長] 7月12日の本会議において、当委員会において付託されました議件についで慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決したので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長あて報告した次第であります。 まず初めに、市長公室についてであります。 消費税に係る増額補正について、委員から、当初の予算審議において当局は、消費税の転嫁に際し、節約等で対応していきたいとの説明であったが、今回の補正はそれに相反するものである。また、これらは当然当初より見込むべき予算であり、今後の歳出の増大に危惧を感ずるとの意見がありました。 また委員から、消費税に関し、市民の理解を得るという観点からは、国あるいは地方公共団体の消費税に対する対応のおくれに問題がある。この点、国でいう内閣官房の立場にある市長公室においても、その対応に問題があるのではないかとの意見がありました。 次に、議案第4号、和歌山市地区会館条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 この中で深山分館を除く5集会所については、建設後数年を経ており、地区集会所としての設置条例の制定がおくれたことについて釈明するとともに、窓口業務については従来どおり、保健衛生部下水道部等、担当する事業部課がこれに当たる予定であるとの説明がなされ、委員から、窓口業務に関し、当該事業部にかかわる事務分掌には、地区集会所に関することが何らうたわれていない。この際、すべてを整理するとの観点からも、当然自治振興課の所管とすべきであり、このような実態の伴わない不十分な改正案は上程すべきでないとし、さらに施設の管理運営についてただしたところ、当局より、地区集会所の建設に際し、地元から多大な協力を得たこと等の経過を踏まえ、本市との委託契約に基づいて地元の方たちがこれに当たるもので、管理運営に際しては維持管理に要する経費として、光熱水費等、実費に見合った形で使用料を徴収する旨の答弁に、さらに委員から、委託契約書には実費を徴収する等については何ら項目になく、管理委託を受けた者が勝手に徴収しているとの解釈も可能である。本来、公的施設の公平な利用という観点からは、市の施設を特別なところに、あるいは特定の者に委託することは地方自治法に違反するものであると強く指摘するとともに、この点をさらに研究すべきであるとしたのであります。 また委員から、 1.今後の本市の行政についても協力、御理解をいただくという観点から、条例化に際し、その趣旨を十分説明する等、地元の方たちへの配慮に努められたい。 1.地元対策の一環といえども市の施設である以上は、事務分掌条例に基づき、あるいは和歌山市という組織で運営すべきであり、場当たり的に取り組むことなく、早急に窓口の一本化を図る方向で取り組まれたい。 1.住民福祉の増資につながる施策を進めていく上で、いろんな事情が存在するものと思慮するが、その対応についてはその事情等を明確にするとともに、何よりも確たるルールづくりが肝要である。 1.今回の問題については、縦割り行政の弊害から派生する面もあると思慮するところから、これが市民サービスの低下につながることのなきよう、万全の体制で臨まれたい。 等々の意見が述べられ、これに対して助役より、各委員から出されている御意見については当然のことと考えており、今後においては過去の建設経過も踏まえた中で、条例を一本化した時点において、担当部とも十分話を詰め、市長公室で一括した管理運営が可能かどうかの検討をさせていただきたいとの答弁がなされたのであります。 次に、市長の平日ゴルフの問題に関連して、委員から、これに同行した秘書課長の談話として、新聞に掲載されたことはおかしいと思わないのかとただし、「特に問題はないはずだ]という認識自体が問題である。特に、当時の税金特別徴収体制等を考慮したとき、助役以下、むしろこれには行くべきではないと市長に進言すべきである。補佐する立場にある者の判断、考え方自体が本質的に非常に誤っている。さらにはこの日、22日は加太漁港で突発事故が発生し、両助役がこれの対応に当たるという大事なときに、「特に問題はないはずだ」ということは何ということかとし、大いに反省を求めたいとしたのであります。 次に、広報広聴課の業務に関連して、委員から、最近の新聞報道を見るとき、必ずしも真実を伝えていないと思われることもあり、記者によってはマスコミの倫理に欠けているのではないかと思う報道も見受けられる。報道、言論の自由は理解するが、最近の新聞報道等に関し、我々の本意が伝わらない場合が多々あるところから、情報化時代の中、当該課にあっては、誤報等に対する申し入れ等もなされておらないように見受けられ、マスコミに対し本市の行事等を伝えるのみの業務となることなく、マスコミ関係者とのコミュニケーションに努めるとともに、マスコミに関する研究にも取り組むなどして、行政側として報道機関に対するあり方を十分なものにされたいとの意見がありました。 次に、企画部についてであります。 統計調査費中、教育統計調査費については、県委託金決定による補正でありますが、委員より、関連する消費税についてただしたのであります。 当局から、消費税3%に係る説明が行われましたが、委員より、統計調査費は本来国の機関委任事務であり、地方公共団体が負担することなく、国において負担すべき予算でありながら、当初にも計上することなく、「後日の補正に」との答弁に終始しており、国の大悪税が地方公共団体に、また国民、市民に多大の迷惑をかけており、納得のできるものではないとの指摘がありました。 次に、本市の経済の活性化を図るべくマリーナシティ計画の推進等、大規模プロジェクトの動きが活発になっていますが、委員より、市民の方々に説明のできる具体的な資料の提出についていかにとしたところ、当局より、「野村総合研究所の資料が一部あり、現在検討している段階である」との答弁が行われましたが、委員より、マリーナシティに係る事業については既に着工され、関連する県工事負担金も計上されており、それに伴って、「市民生活がどのように向上するか」といったことも具体的にされないと、議会が追認する形になり、十分論議ができない。また、関係する数値についても本会議で発表されており、提出のできる範囲の資料を後日提出されたいとしたのであります。 また委員より、昨年4月に「空港マリーナ推進室」が発足し、はや1年3カ月経過しようとしていますが、市独自の計画、対応が示唆されず残念である。だから「松下興産あるいは県の下請け」と……、これでは行政としての主体性がなく遺憾であると指摘したのであります。 また関連して委員より関西国際空港マリーナシティと、本市にとって経済波及効果が期待される中で、本市の企画部がどういう動きをするか、世間は注目をしている、関西国際空港の開港に伴う関係者の宿泊状況、あるいは観光客のルート等を考えリードしていく立場にあり、その中間的な経過を市民に伝えることが大事である。しかし、そういう姿勢が感じられない、机上で事を済ますことなく、和歌山市のため、ひいては県全体のためにも、より積極的な行動を要望したのであります。 また委員より、企画部にあっては無から有をつくる難しさはありますが、例えば県ではマリーナシティをベースに地方博を考えているようでありますが、何一つ関係資料が提示されない。昨今のように「箱をつくりそこから何かを」という形ではなく、そうした「イベントから活性化を図る」というアイデアについては賛同したい。そのような点をも含め、市独自で考え、努力するよう求めるとともに、関係資料についても後日提出されたいと述べたのであります。 次に、財政部についてであります。 昭和63年度交通指導員連絡協議会及び交通少年団に係る交付金の支出状況についてただしたのであります。 当局より、和歌山市交通事故防止市民運動推進協議会を通じ、交通指導員連絡協議会へ交付金を支出するものでありますが、交通指導員連絡協議会から各地区へ交付する段階において、一部未払いの地域が、また交通少年団への交付金についても一部未払いとなり、事務局において保管している旨の答弁がありました。 これに対し委員より、昭和63年度の予算については、平成元年3月31日までに支払うべきものである。仮に不執行となった場合、出納閉鎖期の5月31日まで戻入すべきであるがいかにとしたところ、当局より、昨年度当該推進協議会へ交付した段階で、公金としての性格を失しており、また各団体から不執行等の報告も受けておらず、戻入等の措置はとっていないとの答弁が行われましたが、委員より、例年、交付金の支払い方法等について代表者である会長に相談あるも、本年は何一つなく、支払われた形跡が全くなく、予算上の操作に問題がある。63年度で不執行になった予算は、会計の原則に基づき当然戻入すべきであると指摘するとともに、補助金の効率化を図る意味からも、その交付の時期については年度当初とされたいと述べ、また本問題についての当局の答弁は納得できるところではないので、しかるべき場において対処いたしたいとの意見がありました。 次に東口駅舎問題について、委員からその後の状況についてただしたのであります。 助役より、現在地元の皆さんの熱意により、和歌山駅東口駅舎期成同盟会を組織し、民間からの寄附を仰ぐという形で建設の準備にかかっています。なお、建設には6,000万円を要するが、その後和歌山市清掃株式会社から3,000万円の寄附をいただく中、起工式が今月の28日に行われるとのことであるとの答弁に、さらに委員から、市が100%出資する和歌山市清掃株式会社寄附行為について、その法的な見解がただされ、当局より、国・県とも非公式ながら意見調整を図る中、例えば補助金等により運営を補助している会社、いわゆるトンネル補助金の場合は問題があるとの結論と、また、出資については出資権として留保されており、問題がないのではないか等についての調整を行っている。また、商法に照らしても合法であるとの答弁に、委員から、今の答弁からは、和歌山市独自の見解と解釈するが、当該清掃会社は本市が100%出資する会社で、純然たる民間企業ではなく、組織の上からも財政部長が取締役となっている。また当該清掃会社の剰余金は、特定した人たちへの清掃業務から得たもので、それを駅舎という不特定多数の方たちが利用する民間施設へ寄附することについては、当該清掃会社の定款等の設置目的からも、目的外の出資である。またこの行為に対して、国や県が正式な見解を示していないところからも、間接的には自治省が禁止する寄附行為との感があり、疑義が残るとの意見がありました。 さらに委員から、東口の駅舎建設には賛成するがとした上で、今回の問題は、昨年本市が地方債について自治省の許可が得られなかったという財政運営のまずさから派生したもので、本来和歌山市が独自で取り組むべき問題であるにもかかわらず、和歌山市清掃会社に財政上肩がわりさせた形で進んでいる。今後このような形の財政運営には一考願いたいと述べるとともに、民間活力を仰ぐのであれば、純粋な民間資金の協力を仰ぐべきであるとの強い指摘がなされたのであります。 次に剰余金の使途に関し、委員からただされ、当局より、剰余金の処分方法については種々議論があるものと考えますが、我々としては直接市民へ還元できること、また、市民全体の中では駅舎建設の要求が多く、優先順位の高いものと判断したものである。さらに、本市としても政策順位が高いところから、今回の処分となったものであるとの答弁に、委員から、剰余金については、当該清掃会社から市への配当を、またバキュームカーの購入等を行うべきが当然である。これを首長の判断により、勝手に寄附等、あるいは市の政策順位により、勝手に使うことについては理解できない。当該清掃会社の設立の趣旨、定款から考えても、今回の措置には疑問がある。また、優先順位云々と述べているが、寄附を行ったのは当該清掃会社であり、当該清掃会社が、なぜ市の政策の優先順位で物事を決めるのか。財政部長としての優先順位はそうかもしれないが、料金を払っている人たちにとっては、くみ取り料金の値下げである。その人たちの声を聞くことなく、当局の政策の順位で考えていること自体間違っている。会社の取締役としての部長の答弁は納得できない答弁で、混同している。市長の考え方と同じだとの指摘。 また委員から、このようなことは二度とあってはならない。剰余金については、本来からすれば、料金等の値下げによる市民への還元、あるいは財政調整基金が逼迫の折から、本市の財源とするか、いずれかであるとの意見がなされたのであります。 これに対し市長より、今回の件については、県や自治省の理解をいただく中で、所管の民生委員会にも報告を申し上げて事を進めてきました。ただ、こういう経過に至ったということについては、昨年予算を計上しながら、自治省の御理解をいただけなかったということについては、不徳のいたすところと反省している。しかし、自治省の理解をいただけなかったという状態の中で、民間資金を使って東口をつくるというならば、私たちの選択としてはこの道しかなかったということになると思います。また、建設に要する経費としてはなお3,000万円を要するが、これについては純粋な民間資金の御協力の中で進めていくものであり、その点も御理解をいただきたいとの答弁がありました。 最後に総務部についてであります。 委員より、職員福利厚生費健康管理委託料並びに戸籍住民基本台帳費中使用料及び賃借料に係る消費税分については、当初経費の節約を図る等、収支のバランスを考慮する中で執行したい旨の答弁が行われましたが、早々と関係予算が計上されているところから、その対応についてただしたところ、当局より、「今後においては本予算内で執行したく考える」との答弁が行われた次第であります。 次に、一連の職員採用についてであります。 委員より、過日の新聞紙上に、「和歌山市の不正採用疑惑、職員20人不起訴の公算、姿消した仲介役……」との記事が掲載されていましたが、書類送検された職員20名の職員番号を公表されたいとしたところ、市長より、個人を特定することになり、プライバシーの侵害にかかわる問題でもあり、差し控えたいとの答弁がありました。 また委員より、職員20名の掌握状況についてただしたところ、市長より、「私自身、書類送検されたという話すら伺っていないのが現状である、その数については把握していない」との答弁が行われました。 これに対し委員より、新聞あるいはテレビ等で報道され、周知の事実である。これをただすのが議員としての責務である。そのような答弁は常識に反する。市職員が20名と報道されており、それについて何も知らないでは無責任きわまりないとし、助役以下、総務部長人事課長に同様の質問をしたが、「承知していない」旨の答弁が行われたため、委員より、答弁拒否も甚だしく、審議権を妨害するものであるとの強い指摘があり、また委員より、「市の職員が事情聴取を」と新聞に掲載されれば、その状況を把握するのが人事担当者である。そのようなこともしないで人事管理はできるか。人事管理はないに等しいとの指摘があり、助役より、事情聴取を受けた職員については、かなり精神的な負担もあり確認しがたく、それについての調査はしていないとの答弁に、委員より、役所の業務に関することで聴取されており、そのような答弁もできないようでは職務怠慢というか、不適任者としか言いようがない。公の場で何を聞かれても知らぬ存ぜぬでは、市長以下、人事課長はその職責を果たしておらず残念であると述べたのであります。 また委員より、職員の給与台帳の提出を求めたところ、助役より、個人の給与が明示されており、秘密に属するもので差し控えたい旨の答弁が行われたため、委員より、公金を支払っており、なぜ言えないのか、給与の明示が難しいなら、個人コードと氏名の資料だけでも提出されたいとの発言がありましたが、助役から、正常でない状態のもとでの提出はお許し願いたいとの答弁があり、委員から、関係する職員の氏名については既に新聞等に掲載されており、当局が明示しなければこちらから氏名をとしたが、休憩に入ったのであります。 再開後、委員より、氏名の公表については秘密会の開催を要求するとの動議が提出され、採決の結果、否決と決したのであります。 続いて委員より、「質疑終結」の動議が提出され、採決の結果、可決と決したのであります。 以上審査の概要を申し上げ、総務委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(武田典也君) 教育民生委員長浜野喜幸君。--43番。 〔教育民生委員会委員長浜野喜幸君登壇〕(拍手) ◆43番(浜野喜幸君) [教育民生委員会委員長] 教育民生委員会の報告をいたします。 7月12日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも多数をもって、原案どおり可決すべきものと決しました。 また、請願第26号中要旨第1項及び請願29号については、不採択と決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず最初に、保健衛生部について申し上げます。 去る7月10日発生の大岩石油青岸油槽所石油タンク爆発炎上事故に関連して、当局より、事故後の本市の対応についての経過報告がありましたが、委員から、悪臭等についての苦情、また、人体への影響についても市民は非常に危惧していると仄聞するところから、悪臭については一日も早くなくなるよう、また人体への影響検査についても、実施できるものについては早急に実施されるとともに、それらの調査結果を市民に周知させ、市民が安心できるよう対応を急がれたいと望んだのであります。 次に、環境事業部について申し上げます。 し尿行政について、委員から、従前から不当料金の問題が抜本的に解決されず、市民からの苦情等があるにもかかわらず、本年4月から消費税の導入に伴う値上げということで、不当料金の上にさらに消費税分ということになると、市民にとっては大変な問題であるとし、その対応策についてただしたのであります。 当局より、苦情等については62年からの実態調査を継続的に実施する中で、業者指導をするとともに、苦情の内容等、現場を調査し、それに基づく内容を十分吟味した上で、当該業者に対し、なお一層強く指導していきたいとの答弁がありましたが。 委員から、以前からも同じような議論がされている。不当料金の問題については、条例もあり、許可制ということも勘案し、やはり行政主体という姿勢を貫いていただき、今後も十分な対応をされたいとの要望がありました。 関連して委員から、消費税導入後のくみ取り手数料とそれに係る消費税分についての調査は実施していないとのことだが、市民からの苦情等、表面化するものはほんの一握りである。今回、特に不当料金という高額な料金を取られるとすると、それに付随して不当な消費税を取られるということになる。当局の姿勢としては、どのように行政指導するのか。また、告発にまで踏み切るという考えについてはいかにとし、当局より、現行では一応口頭で注意をし、それから文書で注意をということで、その後については、さらに種々考慮して対処していきたいとの答弁に、委員から、それら従前から確約してあることである。今回の消費税導入後、和歌山市の当該部の対応策としては変更がないのかと、再度ただしたのであります。 当局より、不当料金等の対応策について、鋭意努力はしているが、やはり潜在的な苦情があり、この問題を一日も早く解決することこそが不当料金の完全解決につながっていくのではと考えており、種々御指摘の点を十分踏まえ、行政としては、やはり住民の側に立って努力していきたいとの答弁がありました。 次に委員から、和歌山市清掃株式会社がJR和歌山駅東口仮駅舎建設費の一部として3,000万円の寄附をしたとのことであるが、寄附ができるだけの利益を上げているにもかかわらず、くみ取り手数料に消費税分を転嫁することには問題があるとし、今回の寄附についての支出財源等についてただしたのであります。 これに対してなされた当局の説明は、的確を欠き、各委員の納得を得られるものではなく、結局平成2年3月31日の決算時において明確にいたしたいとしたのでありますが、委員から、支出の項目も明らかにできないような出し方というのは、自治体としても、法人としてもあり得るべきことではない。支出の趣旨については賛成であるが、このような出し方をしていることについては絶対に反対であるとし、今後、かかる支出の問題についてはよくよく検討し、支出するに当たっては明確なる説明ができるようにとの強い意見があった次第であります。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(武田典也君) 経済企業委員長山下武君。 --23番。 〔経済企業委員会委員長山下 武君登壇〕(拍手) ◆23番(山下武君) [経済企業委員会委員長] 経済企業委員会の報告をいたします。 7月12日の本会議において当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも多数をもって原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず最初に、経済部について申し上げます。 平成元年度の経済部事業概要に関連して、中央市場における諸問題についてであります。 委員より、当委員会において以前から指摘のあった中央卸売市場の正常化問題、実態調査の結果がただされ、当局より、市場の正常化問題については、その取扱品目、直荷引きが大きな問題点である。取扱品目については、取扱品目調整委員会を設置する方向で、今月中にも第1回の調整委員会を開催する運びであり、直荷引きについては、卸、仲卸及び市の三者で一定の要綱を定めるべく、鋭意話し合っており、少しずつではあるが成果が上がってきている。買荷保管所については、過去5社が不法に冷蔵庫等を設置していた問題で、現在はそのうちの4社が市の指示に従うという誓約書を提出しており、残り1社については指示に従わないため、行政処分という強い姿勢で取り組んでいきたい。 また、実態調査については昭和61年度、62年度決算において把握しているとの答弁がありました。 それに対して委員より、その実態調査の結果を資料として提出していただきたい。また、関西新国際空港開港により、他の市場における流通面について懸念されるところから、これについての方向性、計画性を持って前向きに取り組んでいただきたい旨の要望がありました。 次に、4月1日から実施された消費税について、委員から、消費税導入に伴って商店街等に与えている影響を、行政として具体的に把握しているのかとただしたところ、当局より、商店街連合会、小売市場連合会等の組織を通じて意見を拝聴しているが、大体70%ぐらい転嫁されておらず、経営面については大変厳しい影響が出ているところから、消費税に対し反対であるとの意見が聞かれるとの答弁に、委員から、もう少し具体的に把握して、問題点が起こった場合、いかなる指導や対処をするかという方向性を得るために十分な調査を行い、文書に残るような形にしていただきたいとの意見がなされ、当局より、各商店街独自で対応されている関係上、我々としては消費税に対する影響を乗り越えてもらうべく、各種振興面に努力し、消費税に対する講習会等を開催しているところであり、今後においても厳しい状況を乗り越えていただくために、各種振興施策を実施していきたいと答えたのでありますが、さらに委員から、消費税は廃止すべきであると思うが、当面この影響を乗り越えられるように力をつけさせるためには、業者の方が今何を望んでいるのか、またどういった形で対抗しようとしているかということを把握しなければ、行政として援助できないところから、ぜひとも十分話し合いをし、行政としての役割を明確にしていただきたいとの意見がありました。 次に、平成元年度の経済部事業概要に関連して、競馬事業についてであります。 委員から、先日の本会議で5人の補償が解決していないということだが、具体的に難航している問題点はとの質問に、当局より、15名のうち9名の方に契約をいただいており、5名の方が残っている。その理由としては金額的なことだと思うとの答弁があり、委員から、公正に行っていきたいということであるが、実際公正に行われているかどうかは、基準を示してもらわなければわからない。こういう基準を設けて交渉に当たっているという資料と、補償の決まった方の契約金についての資料の提出を求めたところ、当局より基準としては、内厩の中で住まれて長年経営されてきたため、住まれてからの居住年数と、居住するには維持管理をしながら住んでいたための維持費を添えた数字を基準としているが、全体に解決していないところから、早期に機会を得て詰めなければということで、現在交渉途上にある。その中身については御容赦願いたいとし、関連して委員から、競馬の補償会計で交渉してきた関係の資料を早急に整えて、閉会中の委員会に提出し、そこで審議をするということにしてはとの提案がなされ、さらに現在5人の方が残り、交渉も大詰めにきていると思慮されるところから、今後は交渉を見守り、事後報告を受けるということにしておかなければ、紛糾して遅延するのではないかとの意見がありました。 また委員から、競馬場を廃止する際には、誠心誠意、就職のあっせん初め、補償に当たりますと明言していながら、なぜおくれているのかとの指摘があり、資料についても市民に明らかにする義務がある、早急に議会としても歌り組まなければいけない問題でもあり、今まで提出した資料だからすぐ出せるはずである、議会の権威にかけても出してもらいたいと再三の要求がなされたのでありますが、当局より、確認する意味で時間をいただきたいと答えたのであります。 再度委員から、閉会中に委員会を開催するということで、早急に資料を整えていただくということにしてはどうかとの意見があり、最終的に正副委員長の判断となり、資料が整い次第、閉会中に委員会を開催することになったものであります。 次に、海水浴場整備事業費中、清掃委託料1,598万円については、市内各海水浴場に対して、ビーチクリーナーによる清掃を実施するものでありますが、委員より、海水浴場の誘客を図るための委託料としては余りにも高額であるとの指摘があり、当局より、その積算基礎が述べられたのでありますが、審査過程において一部訂正したいとの申し出が行われたため、委員長より当局に対し、委員指摘とする問題点を十分把握し、答弁をしなければ、誤解を招くおそれもあるところから、今後においてはかかることのなきよう、十分注意されたいといたしたのであります。 次に、農林水産部について申し上げます。 議案第11号、委託契約について、当局より、これは田ノ浦漁港の関連道整備事業で、同漁港における漁獲物や漁業資材の輸送を容易にすべく整備をしようとするものであり、委託に至った理由としては、技術力が豊富である点、また、本市が施工した場合には人員増の必要性等を考慮した結果、県へ委託すべきであるとの結論に連した旨の説明がありました。 これに関連して委員から、田ノ浦、雑賀崎における海岸美について、観光面も含め環境に与える影響はいかにとただし、当局より、瀬戸内海国立公園の範囲となることから、観光面も考慮し、景観には十分配慮しなければならないと考えているとの答弁があり、さらに委員から、このルート決定するに当たり、瀬戸内海国立公園としては何も問題が生じなかったのか、また国から指導等がなされたのではとの質問に、当局より、関連道路として決定する際には、学識経験者や県、市、観光関係者、さらには漁連関係者との間で十分協議し、また国からの指導としては、橋梁について景観を損なわないようにということで許可をいただき、決定したものであるとの答弁がありました。 関連して委員から、観光開発という意味からも、観光客の車両等が巡回可能な道路を今後の課題として検討していただきたい。また、駐車場の設置を考えているとのことであるが、でき得る限り早急に実現していただきたい等々の要望がなされたのであります。 次に、以前の委員会において資料要求のあったゴルフ場の使用農薬調査結果報告について、委員から、使用回数や使用料の報告がなされているが、調査方法については、ゴルフ場に対し調査表を送付し、その回答をもって調査した結果であるということは信用しがたいところから、いま一度正確な実態を把握する方法についてただしたところ、当局より、県下を対象に、和歌山県ゴルフ場農薬安全使用指導対策協議会を設置する方向で進んでおり、これが発足されれば県とも十分指導に行くことができる。また県とも協議し、農薬が適正に使用されているかどうかということなどについて、具体的な指導や調査を実施していきたいとの答弁に、委員から、的確に把握することは困難であると思慮するが、県及び関係機関等と協力し、農薬の取扱業者での販売数の確認等、総合的に調査し、適切な数量を把握してもらいたいとの要望がありました。 その他各委員から、この問題について意見、要望のあった点は、 1.基準内だから安全であるという認識をされているのは納得できない。今後資料等を整備した上で討論いたしたい。 1.県や協議会等を頼りにせず、市独自で総量規制をすべく、市全体の機構をフルに活用して取り組んでいただきたい。 1.協議会において意見を述べるためにも、市として立入検査や水質検査の調査を行い、資料を持っておくべきであり、またゴルフ場で働く従業員の健康状態を把握する等、さまざまなデータを持ち、市としての方針を持って協議会に臨んでいただきたい。 1.市民の健康を図る上で、また生命にもかかわる問題であるところから、市の行政として真剣に取り組んでいただきたい。 等々であります。 最後に、水道局について申し上げます。 水道料金に対する消費税問題について、委員から、団地及び高台等の水道料金は自治会長等に依頼して徴収しているが、消費税の実施により各団地で3%をどのような方法で割り振りをするかということで、大変苦慮している状況である。水道局から送られてきた料金と合わないという矛盾点も出てくると思う。そういうことについてどのように考えているかと指摘し、当局より、消費税については、水道局に対してもまとめて納付をしなければならないという義務を負わされている関係上、設置者で、その法の趣旨にのっとった形でお願いをしていきたいと思っているとの答弁があり、委員から、徴収を任されている方々に断られれば大変なことになるという問題点も多々ある。当局としても、いろいろな問題点が出てきた場合には、国に対しても言うべきことは言うといった立場を貫いていただきたいとの意見がなされたのであります。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(武田典也君) 建設消防委員長滝口直一君。--7番。 〔建設消防委員会委員長滝口直一君登壇〕(拍手) ◆7番(滝口直一君) [建設消防委員会委員長] 建設消防委員会の報告をいたします。 7月12日の本会議において当委員会に付託されました議件について、慎重審査の結果、いずれも多数をもって、原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず初めに、消防局についてであります。 審査の冒頭、当局より、7月10日に発生した市内湊、青岸内の大岩石油タンク火災事故について報告がなされ、タンク内に残存するアクリル酸エチルの刺激臭が今なお広範囲に及んでおり、人体には直接影響はないものの、火災現場は依然として危険な伏態にあるため、現在も引き続き警備に当たっている。安全確保の点からは、残留液の抜き取り作業が必要であり、分析結果により安全を確認の上、対処したいとの説明がありました。 関連して、委員から、付近住民からの苦情が相次ぐ中、火元の大岩石油からは地元に対して何ら陳謝もなく、今回の経験からこれら危険物施設への不満が高まっており、今後の増設並びに新設に対しては阻止の立場を取らざるを得ないとし、行政当局として厳しく対処されたいと望んだのであります。 これに対し、当局より、原因の究明並びに今後の措置については、警察、消防、大岩石油の三者により事情聴取の形で原因の究明を行うことになっており、会社側に対し早急な対応を申し入れたいとの答弁がありました。 また委員から、これら悪臭の解消方法についてがただされ、当局より、悪臭の原因となっている残留液については、現在分析を急いでいる状況であり、すべての安全が確認された後、抜き取り作業を行わせる旨、答弁がありました。 その他、委員からの要望については、 1.大岩石油からのコメントがいまだなされておらず、責任の所在を追求すべく厳しく対処されたい。 1.防災責任者並びに管理面の不備等、査察により徹底究明に当たられたい。 1.市民の苦情については、行政の窓口を一本化されたい。 等々であります。 次に、都市計画部についてであります。 委員から、公共事業の進捗という点において、63年度、都市計画部全体の総事業予算に対し、末執行となり今年度へ繰り越された金額、並びに平成元年度予算における事業執行率についてがただされ、当局より、昨年度の公共事業費の総予算額は45億余りで、そのうち今年度へ繰り越された金額は6億3,956万6,000円で、事業進捗率は89.3%。また、平成元年度予算における6月末現在の事業執行率は12%となるとの答弁に、委員から、公共事業の予算の執行は、本市将来の都市整備を担うものであり、事業のおくれは翌年度の予算獲得に支障を来し、ひいては新規事業の抑制ともなり、実質、事業費の減額に当たるとの指摘がなされたのであります。 これに対し当局より、今後の執行率向上に最善の努力をいたす旨答弁がありましたが、再度委員から、事業の進捗をより高めるためには体制の充実が必要であり、また現実には、用地買収等で事業のおくれから、計画当初の予定価格とそぐわなくなっている点もあるやに思われるため、体制の強化、また買収価格の見直し等にも十分に配慮されたいとの意見がありました。 次に、委員から、市駅前再開発事業の推進については、地権者との交渉並びに計画の徹底の不備からいまだ理解が得られていない状況で、確固たる方策もないままでは市街化整備はおぼつかないとの指摘がなされ、当局より、市街化整備は行政の働きかけを必須と考えられるところから、今後地元との話し合いを早急に詰め、市の方針を明示したいとの答弁がありました。 次に、建設部についてであります。 議案第1号第8款第6項住宅費の委員報酬の補正について、委員から、家賃是正審議会への4月10日の諮問から6月10日の答申に至る委員報酬等の補正であるとの説明であるが、既に執行されたものを補正により補うことは予算の流用にほかならなく、好ましい状況ではないことから、今後こういったことのないよう対処されたいとの指摘がなされました。 次に、議案第10号訴えの提起については、長期滞納並びに不正入居が以前より問題とされ、62月12月議会で住宅条例の改正がなされたものでありますが、委員から、長期滞納並びに長期不在等の対処方がただされ、当局より、これら現状の把握に努め、条例に適合すべく指導を行い、今後厳しく対処いたしたいとの答弁がありました。 次に、第四団地についてであります。 前回の委員会で、第1調整池のしゅんせつに伴うゴミ処理方法の見直しが示され、第四団地の総事業費に与える影響に関連して、各委員から指示のあった第四団地の全般的な見直し案が今議会の委員会に提示されなかったことに対し、委員から、第1調整池に計画中の汚水処理プラント関係予算については、売却金額への上乗せ等、また、総事業費に対しての坪単価の算出方法にも疑問があり、全般的な計画の見直しが必要であるところから、詳細な経費の内訳が示されなければ納得できないとの意見があり、関連して委員から、当事業の経過並びに今後の進捗を考えたとき、現状の打開を図らなければ工事完成の目途は立たず、仮に用途変更を考えたとき、今がタイムリミットであると思われることから、用途変更をも勘案した中で検討願いたいといたしたのであります。 なおこの件については、当委員会の総意として、閉会中の委員会において、後日現地視察の上、関係資料の提出並びに審査を行うことといたしたのであります。 次に、改良住宅並びに公営住宅建設について、委員から、これら住宅の建設戸数と国勢調査による世帯数との対比から、不正入居の実態についてがただされ、当局より、次期国勢調査による世帯数をもとに調査を行い、入居者の実態把握に努めていく旨答弁がありました。 次に、下水道部についてであります。 議案第1号第8款第5項下水道費の委託料について、委員から、今回の応急工事委託料には3%の消費税が含まれているとのことであるが、当初の計上においては消費税が見込まれていないことから、今後の対処方についてがただされ、当局より、補助事業については当初より消費税を見込んでいるが、単独事業については消費税額を見込んでいないため、今後においても節減等に努め、事業執行に新たな予算が必要となった時点において、予算計上について再度検討したい旨の答弁がありました。 次に、土木部についてであります。 議案第6号については、南海市駅前の広場に17台分の駐車場を設け、時間制限により、15分を超えて30分につき500円の料金を徴収するものでありますが、委員から、一般的な駐車料金からはかけ離れた金額であり、その根拠並びに管理体制についてがただされ、当局より、長時間駐車やはみ出し駐車により駅前の交通を阻害している現状から、歓送迎用に必要最小限の駐車にとどめ、円滑な広場管理を促す目的で金額を定めたものであり、タクシー協会に御協力をいただき、駐車場出入口の整理をお願いしているとの答弁に、委員から、収益が目的でないとのことであるが、利用者とのトラブルを防ぐためにも、看板等による料金の明示を徹底されたいとの要望がなされました。 次に、63年度の交通事故防止市民運動推進協議会への交付金の一部が松江地区交通少年団に対し支払われていない問題で、委員から、その経過についてがただされ、当局より、本市から推進協議会に交付されている348万1,000円については、協議会内において各団体への活動交付金として交付されるもので、協議会に対しては既に交付されており、松江地区交通少年団については同団長からの依頼により、担当の事務局で預かっているものであるとの説明に、委員から、会計処理上の上で、会計年度を超えて預かり置くこと自体が問題であり、速やかに引き渡すべきでないかとの指摘があり、当局より、今後は会計上適切な処置を行い、速やかに執行できるよう対処したいとの答弁がありました。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(武田典也君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 堰本功君。--36番。 〔36番堰本 功君登壇〕(拍手) ◆36番(堰本功君) 議長の御指名をいただきましたので、私は反対の立場から討論させていただきます。 今議会に提案の議案については、平成元年度一般会計補正予算において消費税関係の緊急の補正、これについては、消費税そのものについて反対の立場ですので容認できません。及び紀三井寺競馬場跡地内整理のための開発公社からの土地の購入、東署跡地内の建物等移転補償金と、またその他の議案も多分に事務的措置によるものと解される。 ただ特に、議案第4号、地区会館条例の一部改正条例については、現在の運営について、地方自治法第228条第1項及び同法第244条第3項の規定に違反し、現在の管理については、本市事務分掌条例及び事務分掌規則に違反している。よって、これを認めることはできない。開設当時のやむを得ない政治的措置であったことは理解するにやぶさかではないが、いつまでも違法状態を続けておくわけにはいかない。その管理運営について、適法状態にもっていくことが望ましいことをつけ加えておきたい。 問題は議案よりも、本会議及び委員会において論議された問題にある。すなわち、職員採用疑惑問題について及びその送検の事情についての質問については、今議会、議長から市長に対して厳重注意があったにかかわらず、本会議においても委員会においても一切答弁を拒否、しかも総務委員会において審議打ち切りにより、結果として市長の答弁拒否を黙認したことになったことは、まことに遺憾である。 また、交通指導員の委嘱の問題については質問に答えず、理由を明らかにしないで再任せずと言うのみ。市民のボランティア活動の何であるかを全然理解せず、権力者的発想に固執、唯我独尊的態度を露骨に示している。関連して地区交通指導員会及び交通少年団への交付金についても、交付されるべきものが、いまだもらっていないと言っているのに、執行されたと強弁し、問題を後に残した。 さらに、和歌山駅東口駅舎問題について、市清掃公社の寄附金は、公社本来の設立目的に照らして明らかに逸脱しており、将来公社の運営に大きな問題を残すことになろう。 等々、とにかくすべて初めに市長の意思があり、法律や監督官庁の指導に阻まれると、何とか抜け道を考え強行しようとする。まことに、もぐらたたきのもぐらのもぐら的発想であるとしか言いようがない。たたかれ、たたかれ、頭を打っているのは、市長であり、本市である。こうした市長の政治的姿勢を改めない限り、和歌山市政の混乱、停滞、地盤沈下は続くであろう。このことを強く指摘し、かかる市長によって提案された全議案に対して反対の意を表明し、討論とします。(拍手)
    ○議長(武田典也君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) これにて討論を終結いたします。 これより、ただいま議題となっている17件の採決に入ります。 まず、議案第2号、議案第4号、議案第5号及び議案第7号から議案第10号までの7件を一括して採決いたします。 この7件に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 この7件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(武田典也君) 起立多数。 よって、議案第2号、議案第4号、議案第5号及び議案第7号から議案第10号までの7件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第1号、議案第3号、議案第6号及び議案第11号から議案第15号までの8件を一括して採決いたします。 この8件に対する各委員長の報告はいずれも可決であります。 この8件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(武田典也君) 起立多数。 よって、議案第1号、議案第3号、議案第6号及び議案第11号から議案第15号までの8件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、請願第26号要旨第1項及び請願第29号の2件を一括してお諮りいたします。 この2件に対する委員長の報告は、いずれも不採択であります。 この2件は、いずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(武田典也君) 起立多数。 よって、請願第26号要旨第1項及び請願第29号の2件は、いずれも委員長の報告のとおり不採択と決しました。 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 しばらく休憩いたします。    午後3時49分休憩    --------------    午後6時43分再開 ○議長(武田典也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際報告いたします。7月20日付、和財第617号をもって提出された追加議案中、諮第3号、人権擁護委員候補者の推薦については、先ほど市長から撤回いたしたい旨の許可願いが提出されたので、議長においてこれを許可いたします。 なおこれに伴い、日程第10、諮第6号については、本日の議事日程から削除いたします。    -------------- △日程第4 議案第18号 固定資産評価員の選任について ○議長(武田典也君) 次に、日程第4、議案第18号、固定資産評価員の選任についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。--旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 議案第18号、固定資産評価員の選任について御説明いたします。 昭和60年7月以来就任しておりました廣崎栄君から、このたび一身上の都合による退職の申し出があり、これを承認することといたしましたので、後任者を選任するものであります。 和歌山市鷹匠町6丁目41番地、上山修司君は多年本市に勤務され、同君の経歴から見て、固定資産評価員に適任と思われますので、地方税法第404条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(武田典也君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっている議案第18号については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略し直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 これより、ただいま議題となっている議案第18号を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閑鎖〕 ○議長(武田典也君) ただいまの出席議員数は34人であります。 投票用紙を配付いたさせます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(武田典也君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕 ○議長(武田典也君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 議案第18号に同意することを可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。 〔小林事務局次長・氏名点呼〕 井口弘君、山田好雄君、宮本廣次君、森本保司君、滝口直一君、森田昌伸君、武田杢夫君、波田一也君、林里美君、平田博君、田上武君、山口一美君、鶴田至弘君、柳野純夫君、佛栄次君、森正樹君、南徹治君、石谷保和君、山下武君、和田秀教君、奥田善晴君、小川武君、高垣弼君、東山照雄君、大艸主馬君、小河畑喬夫君、山崎昇君、辻本昌純君、新田和弘君、西殿香連君、岡本基君、浜野喜幸君、石田日出子君、中谷悟君。 〔各議員投票〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(武田典也君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、井口弘君、山田好雄君、森田昌伸君、以上3人の諸君を指名いたします。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(武田典也君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数   34票これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち   有効投票   30票   無効投票    1票   白票      3票   有効投票中     賛成   30票 以上のとおり賛成が多数であります。 よって、議案第18号、固定資産評価員の選任については、原案に同意することに決しました。    -------------- △日程第5 諮第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてから △日程第9 諮第5号 人権擁護委員候補者の推薦についてまで ○議長(武田典也君) 次に、日程第5、諮第1号から日程第9、諮第5号までの5件の人権擁護委員候補者の推薦についてを一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。--旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 諮第1号から諮第5号まで、人権擁護委員候補者の推薦について一括御説明いたします。 平成元年7月14日で任期満了となりました人権擁護委員5人の後任として、人権擁護委員法の規定により、法務大臣に推薦するため、議会の意見を求めるものであります。 諮第1号、和歌山市吹上3丁目2番32号、月山桂君、諮第2号、和歌山市堀止西2丁目10番13号、金尾祐君、諮第3号、和歌山市弘西835番地、前田繁治君、諮第4号、和歌山市西旅篭町5番地、前田淳子君は、ともに人権擁護委員を歴任し、推薦基準にふさわしいと思われます。 諮第5号、和歌山市口須佐310番地、河嶋耕三君は、広く社会の実情に通じ、人格識見高く、人権擁護について理解があり、適任と思われますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づきお諮りするものであります。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(武田典也君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっている諮問5件については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略して直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 これより、ただいま議題となっている5件の諮問の順次採決に入ります。 この5件の採決は、いずれも無記名投票をもって行います。 諮第1号を採決いたします。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(武田典也君) ただいまの出席議員数は33人であります。 投票用紙を配付いたさせます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(武田典也君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕 ○議長(武田典也君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 諮第1号に異議のない諸君は賛成と、異議のある諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。 〔小林事務局次長・氏名点呼〕 井口弘君、山田好雄君、宮本廣次君、森本保司君、滝口直一君、森田昌伸君、武田杢夫君、波田一也君、林里美君、平田博君、田上武君、山口一美君、柳野純夫君、佛栄次君、森正樹君、南徹治君、山下武君、和田秀教君、奥田善晴君、小川武君、高垣弼君、東山照雄君、大艸主馬君、小河畑喬夫君、山崎昇君、辻本昌純君、新田和弘君、西殿香連君、岡本基君、浜野喜幸君、内田稔君、石田日出子君、中谷悟君。 〔各議員投票〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(武田典也君) 開票を行います。 会謙規則第30条第2項の規定により、立会人に、田上武君、森本保司君、武田杢夫君、以上3人の諸君を指名いたします。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(武田典也君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数   33票これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち   有効投票   27票   白票      6票   有効投票中     賛成   27票 以上のとおり、賛成が多数であります。 よって、諮第1号は異議なしと決しました。 諮第2号を採決いたします。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(武田典也君) ただいまの出席議員数は28人であります。 投票用紙を配付いたさせます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(武田典也君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕 ○議長(武田典也君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 諮第2号に異議のない諸君は賛成と、異議のある諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。 〔小林事務局次長・氏名点呼〕 井口弘君、山田好雄君、宮本廣次君、森本保司君、滝口直一君、森田昌伸君、武田杢夫君、波田一也君、林里美君、平田博君、山口一美君、森正樹君、南徹治君、和田秀教君、奥田善晴君、小川武君、高垣弼君、東山照雄君、大艸主馬君、小河畑喬夫君、山崎昇君、辻本昌純君、新田和弘君、西殿香連君、岡本基君、浜野喜幸君、内田稔君、石田日出子君。 〔各議員投票〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(武田典也君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、山口一美君、宮本廣次君、波田一也君、以上3人の諸君を指名いたします。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(武田典也君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数   28票これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち   有効投票   21票   無効投票    1票   白票      6票   有効投票中   賛成     21票 以上のとおり賛成が多数であります。 よって、諮第2号は異議なしと決しました。 諮第3号を採決いたします。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(武田典也君) ただいまの出席議員数は27人であります。 投票用紙を配付いたさせます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(武田典也君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕 ○議長(武田典也君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 諮第3号に異議のない諸君は賛成と、異議のある諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。 〔小林事務局次長・氏名点呼〕 井口弘君、山田好雄君、宮本廣次君、森本保司君、滝口直一君、森田昌伸君、武田杢夫君、波田一也君、林里美君、平田博君、山口一美君、森正樹君、南徹治君、奥田善晴君、小川武君、高垣弼君、東山照雄君、大艸主馬君、小河畑喬夫君、山崎昇君、辻本昌純君、新田和弘君、西殿香連君、岡本基君、浜野喜幸君、内田稔君、石田日出子君。 〔各議員投票〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(武田典也君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、滝口直一君、林里美君、小河畑喬夫君、以上3人の諸君を指名いたします。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(武田典也君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数   27票これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち   有効投票   22票   白票      5票   有効投票中     賛成   22票 以上のとおり、賛成が多数であります。 よって、諸第3号は異議なしと決しました。 諸第4号を採決いたします。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(武田典也君) ただいまの出席議員数は28人であります。 投票用紙を配付いたさせます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(武田典也君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕 ○議長(武田典也君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 諮第4号に異議のない諸君は賛成と、異議のある諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。 〔小林事務局次長・氏名点呼〕 井口弘君、山田好雄君、宮本廣次君、森本保司君、滝口直一君、森田昌伸君、武田杢夫君、波田一也君、林里美君、平田博君、山口一美君、柳野純夫君、森正樹君、南徹治君、奥田善晴君、小川武君、高垣弼君、東山照雄君、大艸主馬君、小河畑喬夫君、山崎昇君、辻本昌純君、新田和弘君、西殿香連君、岡本基君、浜野喜幸君、内田稔君、石田日出子君。 〔各議員投票〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(武田典也君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、、平田博君、森正樹君、柳野純夫君、以上3人の諸君を指名いたします。 よって、3君の立ち会いを願います。 もう一度、念のため申し上げます。平田博君、森正樹君、柳野純夫君。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(武田典也君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数   28票これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち   有効投票   23票   白票      5票   有効投票中     賛成   23票 以上のとおり、賛成が多数であります。 よって、諮第4号は異議なしと決しました。 次に、諮第5号を採決いたします。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(武田典也君) ただいまの出席議員数は28人であります。 投票用紙を配付いたさせます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(武田典也君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕 ○議長(武田典也君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 諮第5号に異議のない諸君は賛成と、異議のある諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。 〔小林事務局次長・氏名点呼〕 井口弘君、山田好雄君、宮本廣次君、森本保司君、滝口直一君、森田昌伸君、武田杢夫君、波田一也君、林里美君、平田博君、山口ー美君、柳野純夫君、森正樹君、南徹治君、奥田善晴君、小川武君、高垣弼君、東山照雄君、大艸主馬君、小河畑喬夫君、山崎昇君、辻本昌純君、新田和弘君、西殿香連君、岡本基君、浜野喜幸君、内田稔君、石田日出子君。 〔各議員投票〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(武田典也君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、山田好雄君、南徹治君、森田昌伸君、以上3人の諸君を指名いたします。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(武田典也君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数   28票これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち   有効投票   24票   白票      4票   有効投票中     賛成   24票 以上のとおり、賛成が多数であります。 よって、諮第5号は異議なしと決しました。    --------------総務委員会教育民生委員会経済企業委員会及び建設消防委員会の閉会中の継続審査及び調査について ○議長(武田典也君) この際報告いたします。 総務委員長、教育民生委員長、経済企業委員長及び建設消防委員長から、会議規則第103条の規定により、お手元に配付の申し出書のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査をいたしたい旨の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長の申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田典也君) 御異議なしと認めます。 よって、各委員長からの申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。 以上で今期定例会の日程は全部終了いたしました。    -------------- △議長のあいさつ ○議長(武田典也君) 閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 今期定例会は、過ぐる6月30日開会以来、本日まで21日間にわたり、議員各位の御精励を賜りまして、市政当面の諸議案の御審議に加え、各常任委員、特別委員の選任を初め、議会運営上の必須の諸要件を円滑に御決定いただき、ここにとどこおりなく閉会の運びとなりましたことは、まことに御同慶にたえません。 今議会において、歴代議長の重責を継承させていただくことになりました。改めて厚くお礼申し上げます。在任中は全力を尽くす覚悟でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。議員各位の温かい御支援、御協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。 梅雨明けとともに炎暑の季節とはなりますが、議員諸賢初め、当局の各位にはますます御自愛の上、本市飛躍発展に御活躍くださいますよう祈念いたしまして、閉会のごあいさつといたします。(拍手) --旅田市長。    -------------- △市長のあいさつ  〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 議員の諸先生方におかれましては、去る6月30日の開会以来、本会議、あるいは委員会を通じて連日、慎重かつ熱心に御審議をいただき、まことにありがとうございました。 また、本定例市議会に提案いたしました一般会計補正予算案を初め、特別会計補正予算案、条例の改正、工事請負契約、人事案件等の諸議案について、いずれも御賛同を賜りましたことを厚くお礼申し上げます。 御決定をいただきました予算の執行につきましてはもとより、効率的な行財政の運営に全力を傾注してまいる所存でございますので、何とぞ格別の御指導、御鞭捷、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 うっとおしい梅雨も明け、いよいよ猛暑に向かいます折から、議員諸先生方には健康に十分御留意され、ますます御活躍されますよう衷心より御祈念申し上げ、簡単でこさいますが、閉会のごあつさつといたします。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(武田典也君) これにて平成元年6月30日招集の和歌山市議会定例会を閉会いたします。    午後7時39分閉会    -------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長  武田典也  議員  和田秀教  議員  浜野喜幸  議員  大艸主馬...