和歌山市議会 > 1989-06-27 >
平成 1年  6月 臨時会-06月27日−02号

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  1. 和歌山市議会 1989-06-27
    平成 1年  6月 臨時会-06月27日−02号


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    平成 1年  6月 臨時会 − 06月27日−02号 平成 1年  6月 臨時会 − 06月27日−02号 平成 1年  6月 臨時会                平成元年         和歌山市議会6月臨時会会議録 第2号             平成元年6月27日(火曜日) 議事日程第2号 平成元年6月27日(火)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 発議第2号 小川武議長に対する不信任決議案 第3 承第1号から承第6号まで          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 発議第2号 小川武議長に対する不信任決議案 日程第3 承第1号から承第6号まで          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 出席議員(43名)   1番  井口 弘君   2番  藤井健太郎君
      3番  武内まゆみ君   4番  山田好雄君   5番  宮本廣次君   6番  森本保司君   7番  滝口直一君   8番  森田昌伸君   9番  浦 哲志君  10番  武田杢夫君  11番  波田一也君  12番  林 里美君  14番  平田 博君  15番  田上 武君  17番  鶴田至弘君  18番  柳野純夫君  19番  佛 栄次君  20番  森 正樹君  21番  南 徹治君  22番  石谷保和君  23番  山下 武君  24番  和田秀教君  25番  奥田善晴君  26番  小川 武君  27番  高垣 弼君  28番  武田典也君  29番  東山照雄君  31番  大艸主馬君  32番  小河畑喬夫君  33番  山崎 昇君  34番  辻本昌純君  35番  新田和弘君  36番  堰本 功君  37番  越渡一一君  38番  辻岡文彦君  40番  西殿香連君  41番  岡本 基君  43番  浜野喜幸君  44番  岩城 茂君  45番  内田 稔君  46番  石田日出子君  47番  中谷 悟君  48番  九鬼嘉蔵君 欠席議員(5名)  13番  小杉卓二君  16番  山口一美君  30番  堀川太一君  39番  浅井正勝君  42番  奥野亮一君     −−−−−−−−−−−−−− 説明のため出席した者の職氏名  市長         旅田卓宗君  助役         得津 勇君  助役         貴志 保君  収入役        吉田真三君  市長公室長      川端源一君  企画部長       永長道雄君  総務部長       高垣芳男君  財政部長       礒崎陽輔君  経済部長       嶋本博司君  農林水産部長     吉岡英彦君  民生部長       木村一夫君  環境事業部長     西本義秋君  保健衛生部長     谷河喜久男君  都市計画部長     中元成和君  土木部長       下津由夫君  下水道部長      岡崎忠彦君  建築部長       土井脩司君  教育委員会委員長   玉井千夫君  教育長        石垣勝二君  消防局長       畠山小太郎君  水道局長       橋口敏彦君  水道局業務部長    梶原俊篤君  水道局工務部長    坂上恒夫君  選挙管理委員会委員長 貴志久治君  代表監査委員     沖  勲君  公平委員会委員    和中百一君     −−−−−−−−−−−−−− 出席事務局職員  事務局長       東方昌彦  事務局次長      小林正空  参事補        岡本清春  議事調査課長     南方 智  議事班長       田井 晃  調査班長       山ノ井義雄  主査         池端 弘  主査         高垣正人  主任         鷲山正彦  主任         尾崎順一  主任         田畑和久  事務員        中西 太     −−−−−−−−−−−−−−     午前11時39分開議 ○副議長(和田秀教君) ただいまから本日の会議を開きます。     −−−−−−−−−−−−−− △諸般の報告 ○副議長(和田秀教君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたさせます。 ◎事務局長(東方昌彦君) 6月26日付、議員鶴田至弘君、井口弘君、藤井健太郎君、武内まゆみ君、浦哲志君、田上武君、東山照雄君、大艸主馬君、堰本功君、越渡一一君、岡本基君、九鬼嘉蔵君、以上12人の諸君から、小川武議長に対する不信任決議案が提出されました。発議第2号としてお手元に配付いたしております。以上。     −−−−−−−−−−−−−− △日程第1 会議録署名議員の指名 ○副議長(和田秀教君) これより日程に入り、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において
       奥田善晴君    山下 武君    新田和弘君  以上3人の諸君を指名いたします。     −−−−−−−−−−−−−− △日程第2 発議第2号 小川武議長に対する不信任決議案 ○副議長(和田秀教君) 次に、日程第2、発議第2号、小川武議長に対する不信任決議案を議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、小川武君の退席を求めます。   〔議長小川 武君退席〕 ○副議長(和田秀教君) 提出者から提案理由の説明を求めます。鶴田至弘君。−−17番。   〔17番鶴田至弘君登壇〕(拍手) ◆17番(鶴田至弘君) 提出者を代表いたしまして、小川武議長に対する不信任決議案を提出いたします。  案文を朗読して、提案理由とさせていただきます。   小川武議長は、職員不正採用疑惑やこれにかかわる市長の公選法違反容疑を解明するための特別調査委員会設置を求める発議の採決に際し、可否同数のもとで否決の断を下し、一年有余もの間解明を求めてきた多数市民の要望を裏切り、疑惑にフタをするという決定的な役割を果たした。また、議長就任以来今日に至るまで、市長が議場においてこれらの解明にかかわる再三の追及に対して事実上答弁拒否の態度を繰り返してきたにもかかわらず、議会の権威を守るべき長として的確な対処もなしえず、多数市民の信頼を損ねる事態をまねいてきた。   更に、去る23日の市議会臨時会においては、発議1号上程後に、自ら討論の有無を諮りながら、「討論あり」との議員の発言を無視し、更に、採決後の再三の「議事進行」の声も無視して議事を終了するという暴挙を行った。議会の民主的ルールをふみにじる極めて遺憾なことといわねばならない。   いうまでもなく、議長は議会の民主的運営につとめるとともに、議会の権威において、「市政のチェック機能」としての責務をまっとうし、40万市民の信頼と期待に応える先頭にたつべきである。   小川武君の以上の態度はかかる議長としての責務を著しくふみはずすものであり、従ってもはや議長職にとどまる資格はないといわねばならない。   よって小川武君の不信任を決議する。  以上でございます。(拍手) ○副議長(和田秀教君) これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(和田秀教君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(和田秀教君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。石谷保和君。−−22番。   〔22番石谷保和君登壇〕(拍手) ◆22番(石谷保和君) 発議第2号の議長不信任決議案について反対討論を申し上げます。  本案は、去る6月23日の本会議において、発議第1号、職員採用に係る疑惑解明のための100条調査特別委員会設置についての採決に当たって、議長が否決と決したことにより議会の権威を守るべき長として、的確な対処もなし得ず、多数市民の信頼を損ねる事態を招いたという趣旨でありますが、本件は地方自治法第116条の「地方公共団体の議事は、出席議員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。」という議長の裁決権を行使したものであり、このような場合の議長自身の可否裁決は全く議長個人の判断にゆだねられているものと考えるものであります。発議第1号は、採決において原案に賛成する者は出席者の半数であり、これは市民を代表する議会の本問題に対する態度、すなわち100条調査特別委員会設置についての賛否が全く相半ばしているということであり、これに対して議長は当然なさなければならない裁決権を行使したものであり、結果、否決したことを根拠に議会議決をもって不信任案を決議しようとすることは、まことに当を得ていないものと言わざるを得ません。  将来、可否同数の表決があり、議長裁決の結果により、万一再び不信任案が提出されるような事態が発生するならば、これまた、まことにゆゆしきことと言うべきであります。また、私自身のこの100条調査特別委員会設置についての考え方は、3月議会での発議第1号に対する反対討論でも申し上げたとおりでありますが、その後、6月に入っての新聞報道によりますと、市職員採用問題に関する事件は、既に警察から地検に書類送検なされ、司法警察から検察官に移っているとされているのであります。このような時期でありますから、既に司法権が取り扱っている事件に、議会が100条調査権を発動することはなおさら慎重にしなければならず、事態の推移を見守り、現段階での調査権の発動は差し控えるべきと考えるものであります。先日の発議に賛意を表されなかった方の中には、私と考えを同じくされる方も多数おられるものと確信するものであります。  なお、議場での発言要求に対する議長の取り扱いについては、不規則発言の多数飛び交う中でなされたものであり、そのことにより議長の議事整理権に影響を及ぼしたとすれば、今後少なからぬ問題を残したものと考えます。  以上を申し上げ、本不信任決議に反対する理由といたします。(拍手) ○副議長(和田秀教君) 次に、堰本功君。−−36番。   〔36番堰本 功君登壇〕(拍手) ◆36番(堰本功君) ただいま上程されました発議第2号について、私は賛成の立場から討論させていただきます。  提案者の一人でもありますので、賛成討論は少しおかしいとは思いますが、提案理由を敷衍する形で私の意見をこの機会に述べさせていただきたい思います。  職員の採用に係る疑惑については、昨年3月議会において取り上げられて以来、毎議会、本会議議場及び委員会において、議会の追及してきたところであります。しかしながら、この議会の追及に対して、当局は何一つ明らかにせず、議会の審議権及び調査権を無視する態度をとり続けてきました。いやしくも、疑惑が云々された場合は、進んで身の潔白を表明するのが公人のとるべき態度であると思いますが、職員のプライバシーを楯に、説明はおろか、あるのかないのか、あったのかなかったのか、事実確認すら拒否、不正は一切ないと言うのみ。この市長の独善的な態度及び人事当局の対応は、まことに重大であり、議会に対する挑戦であると言わなければならないと思います。  こうした中で、市民の告発がなされ、その結果、警察の捜査が行われ、今月初め市長及び20人の市職員と伝えられる人の書類送検という事態になったのであります。市長の送検、市職員の20人にも及ぶ送検、これは異常事態であります。本市にとってはまさに異常な出来事であります。この異常な事態に対して、市長及び市当局は、新聞報道に見る限りまことに冷静そのものであり、平静そのものであります。不正は一切ない、捜査終了の単なる手続にすぎない。さらに、これで疑惑が晴れると、むしろ喜んでいるという市長談話すらありました。どこに送検されて喜ぶ者がありましょうか。私は、この神経がわかりません。まさに異常であると思います。この異常事態、市民の重大な関心を寄せている問題について、市当局は議会及び議会を通じて市民に、事の経過を報告、説明すべきであるにかかわらず、何一つそうした対応をしようとしませんでした。和歌山市議会議員である私たちは、この市政の異常事態について、新聞報道の以外、何一つ正確なことは知りません。これでいいのでしょうか。市民に、また他市の人に、この問題について聞かれて、何一つ答えるすべはありません。これでいいのでしょうか。異常な事態を異常と感じない感覚、神経、これほど私は異常なことはないと思います。一体、市長は事情聴取を受けたのかどうか。地検の取り調べを受けたのかどうか。市の職員のだれとだれとが取り調べを受けて、送検されたのか。取り調べの過程で数名が神経性胃炎にかかって入院したと聞きます。どういう取り調べが行われたのか。その後どうなっているか。やめた職員もあると聞きます。それは本当か。行方不明と伝えられる市長秘書の名刺を持って回っている後援会幹部は取り調べを受けたのかどうか。人事担当者が事情聴取を受けたと言われるが、だれがどういう取り調べを受けたのか等々、新聞報道でしか知り得ない事態の推移、経過、内容を、その審議のほどを、当事者、市長及び市当局から私たちは聞きたい。これが当然でしょう。和歌山市長、和歌山市職員である限り、議員及び市民は当然知る権利があると思いますが、そう思いませんか。しかも、当局から何の報告もありませんでした。それで、この議会がその場をつくるためにこの臨時議会の招集をお願いしたわけであります。  そして、23日開会され、同僚議員から緊急質問という形で、事態把握及び疑惑解明について質問がありました。結果はどうでした。極めて不満足、誠意ある説明とはほど遠いものでした。これでは今までと同じ、何一つ進展しておりません。これでは、議会のチェック機能が作動しようがありません。この上は、地方自治法第100条の規定により、調査権を発動せざるを得ないということで、100条調査委員会の設置を提案されたわけであります。  そこで、この100条調査権、調査委員会の発議について考えてみますと、今回の送検は公職選挙法違反という市民の告発に対しての結果として行われたものであると。これは私は市長の言われること、当局の言うことは正しいと思います。  しかし、私たちの問題としておるのは、そのことだけではありません。つまり、公職選挙法違反の摘発は、これは私たち議会の本務ではありません。私たちの問題としておるのは、あくまでも議会としての立場から、市長の就任以来行われた市職員の採用が法令、公職選挙法はもとより、憲法、地方自治法、地方公務員法及び本市条例規則にのっとり、適法に行われたかどうか。さらには、本市従来の人事行政上の慣行から見ても、公正適正に行われたかどうか。それを調査し、論議し、判断し、もし違法、不公正、不適切な点があれば、市長の政治的、行政的責任をただしたいとするものであります。この点、警察及び検察の立場とは根本的に異なります。市長は、検察の起訴か不起訴か、それが職員採用の疑惑解明の決め手であるように考えておられますが、そして、それを待つという態度でありますが、それは私は間違っておると思います。このことは本市市職員採用疑惑問題と時を同じくして発生した中央政界のリクルート疑惑事件を見ても明らかであると思います。検察の動きとあわせて国会で論議され、その結果、前内閣の大蔵大臣、法務大臣、経済企画庁長官は辞任しました。さらには、内閣総理大臣も辞職せざるを得なくなりました。それなりの、いわゆるけじめをつけたので、これは起訴とは全然関係ありません。起訴と政治的責任とは全然別であることを明確に示している最も近い例であります。  市長は新聞をお読みにならないのですか、テレビをごらんにならないのですか。川崎市においてもリクルート事件に関連し、前助役の疑惑が問題となり、市みずから調査委員会をつくり、市議会に報告、さらには議会も100条特別委員会を設置して調査を続けています。国で行われ、他市でも行われていることが、どうして本市でできないのでありましょうか。昨年、12月、本市市議会において、発議第4号が全会一致で提案され、満場一致で可決され、意見書を政府に送付しました。これを読みます。「リクルート事件に対する国民の怒りはますます強まっており、疑惑の全容解明を求める声が高まっている。リクルート疑惑の全容解明は、今、国会が果たすべき最重要の責務であり、議会制民主主義を守る上からも、議院証言法にもとづく関係者の証人喚問はじめ、政府はリクルート等疑惑の全容を解明するよう要望する」という意見書を全会一致でこれを採択して政府に送っております。この「リクルート事件」を「職員採用事件」と改め、「国民の怒り」を「市民の怒り」と書き、「国会」を「市議会」とすれば、これはそのまま通用します。本市市議会の意思はこれを見ても明らかであると思います。それとこれとは別であるというのであれば、ことわざに言う「自屎は臭きことを覚えず」、「じし」のじはみずからの「自」、「し」は屎尿の「屎]です。その自屎は臭きことを覚えずのそしりを受けると思います。疑惑は解明されなければなりません。不正なことがなければ、それにこしたことはありません。一日も早く解明すべきです。  しかも、昨年3月以来、本市市議会の行動は100条調査委員会発動については5回、100条委設置については2回、7回にわたって否決し、疑惑解明の市民の期待を裏切ることになりました。この議会の責任はだれに問うべきでしょうか。議会を代表する議長に問うほかはありません。議員たる者すべて、議会のとるべき態度、果たすべき役割、市民の期待にこたえているかどうか、今一度静かに考え、反省する意味において、議長の責任を問うものであります。  さらに、本臨時市議会は疑惑解明のために行われた議会であります。行われた緊急質問によっても、何一つ解明されず、討論も行われず、通告していた討論を取り下げた私自身の反省を含めてでもあります。終わってしまう結果になりました。特に、病気欠席の出ていた御老体の先輩議員の出席によって、辛うじて可否同数となり、議長の裁決により否決と決しました。その間、議事進行及び討論ありの議員の発言もあったにかかわらず、議長はあえてこれを無視しました。  これら本市市議会会議規則の違反、さらにこのことをこえて、議長はこの議会の果たすべき役割を考えて運営すべきであったし、裁決すべきであった。このことを遺憾に思うものであります。こうした点、議長の責任、ひいては議会の責任を喚起する意味において、あえてこの議案の提出に加わったものであります。そして、議会がこうしたことになったのは、本当の意味の責任は私は市長にあると考えます。(発言する者あり)これは追って改めて、その責任を問いたいと思います。議会の権威、(発言する者あり)市民の信頼を取り戻すためにも、本発議に対して御賛同賜らんことをお願いして、賛成討論といたします。(拍手) ○副議長(和田秀教君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(和田秀教君) これにて討論を終結いたします。  これより、ただいま議題となっている発議第2号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○副議長(和田秀教君) 起立少数。  よって、発議第2号は否決されました。  しばらく休憩いたします。     午後0時 4分休憩     −−−−−−−−−−−−−−     午後1時33分再開 ○議長(小川武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。     −−−−−−−−−−−−−− △日程第3 承第1号から承第6号まで ○議長(小川武君) 日程第3、承第1号から承第6号までの6件を一括議題といたします。  ただいま議題となりました6件についての各委員長の報告を求めます。  総務委員長山崎昇君。−−33番。   〔総務委員会委員長山崎 昇君登壇〕(拍手) ◆33番(山崎昇君) [総務委員会委員長] 総務委員会の報告をいたします。  6月23日の本会議において当委員会に付託されました議件について、慎重審査の結果、いずれも原案どおり承認すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり議長まで報告した次第であります。  以下、審査の概要を申し上げます。  まず、審査の冒頭、過日の委員会でも種々論議が行われた「ノーリツ鋼機のその後の経緯」について、当局より、所有権を主張する相手方を訴訟する準備を進めるとともに、折衝を重ねてきたところ、相手方が市土地開発公社の主張を受け入れ、立て看板を撤去、今後は境界線の確認を行い、手続が完了次第、ノーリツ鋼機に売却したいとの報告が行われましたので、この際、申し上げておきます。  次に、職員定数オーバー問題のあおりで、退職手当債の申請を断念したことなどが主な要因で、61年度から3年連続の赤字決算となることが明らかになりましたが、委員より、63年度の退職手当債についても、年度末までに見込みがあるかのような発言であった。しかし、内実は当初から見込みのない財源であり、その努力も、また申請もせず、歳入欠陥を生じたと、これでは議会をたばかるものであると強い口調で述べたのであります。  次に、職員採用疑惑について、弁護士の告発に基づき、県警と和歌山西署が市長と運動員20名を、公選法違反の疑いで、和歌山地検に書類送検されたことが、テレビや新聞等に報道されましたが、委員より、市長は市民に、議会に、また職員に対しおわびするのが長たる者のとるべき態度であるにもかかわらず、告発に基づく書類上の云々と述べており、残念である。また、収入役は市長の事情聴取に対し、受けていないものと信じていると答えているが、収入役という立場を考慮したとき、そのような発言は軽率であると指摘するとともに、事情聴取の有無についてただしたのであります。  市長より、だれが事情聴取を受けたかという問題については、捜査の内容にかかわる問題であり、答弁しがたいとしたが、委員より、市長は、これで疑惑が晴れ、むしろ喜んでいるとの談話が掲載されていた。ならば、送検という事実に顧慮することなく、市長にとって不名誉なことでないはずである。事情聴取があったか否かかも言明しないとは非常に遺憾である。しかも、その理由に捜査の内容にかかわる問題でありと言われたが、その言葉は承服しがたく、答弁を拒否するもので、議会を無視するものである。このままで委員会を続行することはどうかとし、その取り扱いを委員長にゆだねたため、休憩に入ったのであります。  再開後、委員長から、この点については答弁できると考えるので、今後、こういうことのないよう、十分注意されたい旨の指摘がありました。  また、委員から、書類送検されたことについて、市民、議会に一言のおわびもない。これは公選法違反によるということがはっきりしている。市長が公選法違反容疑によって書類送検されたのは市制施行以来初めてであり、全国でも初めてである。今回の臨時議会での100条委員会設置に対して、各議員に反対してほしいということで回ったということである。やましさがなければ、むしろ賛成すべきでないかとの意見がありました。  また、委員から、書類送検の21名は全部市職員かとただし、当局から、県警当局の事情聴取が終わって地検に書類送検されたという点については把握しているが、何名であるのか、あるいはだれであるかについては承知していないとの答弁がありました。  さらに、人事担当関係者の出席をも求めた上、委員から、6月2日、3日の新聞に報道された市長以下21名が地検へ書類送検されたことに対して、人事担当者としてどう把握しているのかとただし、当局から、書類送検については県警が告訴によって捜査をして、調査結果を地検の方へ書類を送致したものであると思う。現在、そういう段階であるので、地検の調査の結果を待ちたいと考えているとの答弁がありました。  委員から、職員でない者が公選法違反、買収容疑で送検されることはないと思う。また、書類送検されたということについては、新聞、テレビ等で報道され、市民のみでなく、全国の人が知っている。人事担当の責任者として真っ先に関心を持つべきであり、警察、検察にも聞きに行くべきである。人事担当の最高責任者として、書類送検された職員の氏名、所属部課まで把握する必要があるが、把握していないのは職務怠慢であるとの意見があり、市長から、だれを書類送検したということを発表されていないし、私自身も告発状を見ていないので、書類送検されているという事実も、どこからも報告を受けていないのが現実であるとの答弁がありました。  また、委員から、18名の選挙運動員が不正採用されていたということについては知っているはずであるとの意見があり、当局から、不正採用は断じてしていないとの答弁がありました。  また、委員から、選挙運動員の名前等について把握しているはずであるとの意見があり、当局から、そういった点についてお答えできませんとの答弁がありました。これに対し、委員から、答弁拒否を市長が命令するということはどういうことか、市長の資格を疑うとの意見がありました。  また、委員から、63年8月1日に採用された人があると聞く。63年2月18日に職員定数問題が発覚し、3月議会、6月議会を通して、一切選考採用はしない、公募すると言明してきた。8月1日に採用された職員は何名であるのかとだたしたのに対し、当局から、8月1日に8名採用しているが、それは1年前に臨時的任用されていた人であるとの答弁がありました。  これに対して、委員から、臨時的任用をした者を採用したということは、地公法22条6項に違反しているとの意見がありました。これに対し当局から、臨時的任用は優先権がないが、仕事の内容に基づいて現場の方から欠員補充をしなければ仕事ができないということで、所属長から要望があり、採用したものであるとの答弁がありました。  また、市長から、臨時的任用している者は、市の職員の採用するのに優先権を与えるものではないということは、法律的にも明記されているが、臨時的任用していた者について選考採用したものであるとの答弁がありました。また、人事担当者からも、勤務成績等を勘案して適任者であると判断して採用したものであるとの答弁がありました。これに対し、委員から、選考採用されたのはおかしいとの意見がありました。  また、委員から、和歌山市は3年続きの赤字である。全国655市の中で赤字の市は数市である。職員数にしても、松山市は人口43万人で2,700人、和歌山市は人口40万人を割っているのに約4,200人であり、1,500人も多い。なぜ、新たに職員を採用しなければならないのかとの質問があり、当局から、職員数については行革で削減を図っているが、その中で一部の職場において、どうしても欠員補充が必要な部門については補充等しているとの答弁がありました。  また、委員から、重ねて今後の職員採用の方針についてただしたのに対し、当局から、8月1日に採用した者の職場については、現業部門がほとんどである。行革により職員の削減に取り組むのは、管理部門は比較的に職場の協力も求めやすいのが実態である。各部門のバランスを調整しながら、職員の削減に取り組んでいただきたいとの答弁がありました。  また、委員から、現業職員として採用して、すぐ一般事務職に配置がえをしているのは納得できない。また、一般職で採用されている職員を選考で入れることは試験制度を無視しており、地公法違反と言わざるを得ないとの意見がありました。  なお、審査を終わるに当たり、委員長から市長初め当局に、委員の質問を十分把握し、答弁すべきであるが、あいまいな答弁に終始している。今後は十分委員の質問を把握され、的確に答弁するよう注意をする旨の発言がありました。  以上が、審査の概要であります。同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(小川武君) 次に、教育民生委員長石谷保和君。−−22番。   〔教育民生委員会委員長石谷保和君登壇〕(拍手) ◆22番(石谷保和君) [教育民生委員会委員長] 教育民生委員会の報告をいたします。  6月23日の本会議において当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも多数をもって原案どおり承認すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。  何とぞ同僚各位におかれましては、当委員会の意とするところを了とされ、御賛同くださいますようお願いして報告を終わります。(拍手) ○議長(小川武君) 次に、経済企業委員長森 正樹君。−−20番。   〔経済企業委員会委員長森 正樹君登壇〕(拍手) ◆20番(森正樹君) [経済企業委員会委員長] 経済企業委員会の報告をいたします。  去る6月23日の本会議におきまして、当委員会に付託されました議件について、慎重審査の結果、いずれも多数をもって原案どおり承認すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり議長まで報告した次第であります。
     以下、審査の概要を申し上げます。  まず、経済部についてであります。  承第6号、市長専決処分事項の承認を求めるについて、平成元年度和歌山市競馬事業特別会計補正予算(第1号)に関連して、委員から、去る5月19日の経済企業委員会において、競馬関係者との交渉経過について報告を受けたが、対策協議会の人員の縮小、スタンドの撤去、跡地の処分等、また残された関係者との補償交渉においても、当局の姿勢に柔軟さが欠けるところから、現状の打開は難しく、交渉相手の理解を得るためにも十分な配慮が必要であり、今後の補償交渉のあり方について柔軟な態度で臨まれたいとし、これに対し、当局より、これら交渉に当たっては、既に解決を見ている団体等、補償基準に格差が生じないよう配慮しており、残された関係者の理解を得られるよう、回を重ね、今後も交渉を続けたいとの答弁がなされました。  次に、農林水産部についてであります。  委員から、前年度より繰り越されることとなった漁港修築並びに漁港関連道整備事業の進捗に関連して、ルートや工法の決定のおくれが即国の予算獲得にも障害となることから、早急に工法の決定を図り、年度内着工に努められたいし、今後とも年度内に工事を完了されたいとの要望がなされました。  続いて、水道局についてであります。  委員から、紀の川大堰建設に伴う取水口やりかえに際し、上、工水の水利権確保についてがただされ、当局より、昨年度において、上水で毎秒1.133トン、工水で毎秒4.675トンをそれぞれ申請し、現段階では上水については許可、工水についても近々許可になるものと考えているとの答弁がなされましたが、再度委員から、取水口やりかえには膨大な投資を伴い、大堰建設に際し、十分な補償がなされなければ本市財政において多大な負担となることから、水道料金への転嫁等、市民に不利益の及ばないよう慎重に対処されたいといたしたのであります。  以上が、審査の概要であります。  何とぞ同僚各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(小川武君) 次に、建設消防委員長平田博君。−−14番。   〔建設消防委員会委員長平田 博君登壇〕(拍手) ◆14番(平田博君) [建設消防委員会委員長] 建設消防委員会の報告をいたします。  6月23日の本会議において当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも多数をもって原案どおり承認すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり議長まで報告した次第であります。  以下、審査の概要を申し上げます。  土木部について申し上げます。  承第4号について、これは昭和59年度芦原改良住宅新築工事を請け負った株式会社船尾組が工事途上において倒産したことに起因する訴訟事件であり、一審、二審を経た中で、今回債権譲受金請求控訴事件の上告を提起するもので、急施を要するため専決処分に至ったものであります。  委員から、この件については、たとえ専決処分とする場合でも、当委員会の慣例からいえば、事前に相談があってしかるべきものであり、時間的にも可能であったと思われるにもかかわらず、現在まで何らの報告もなされておらず、このような当局の取り組み方では、議会との意思疎通という点で十分図られているとは思われないところから、今後においては、当局としても議会とともに進めていくという姿勢で事に当たっていくべきであるとの意見がありました。  また、関連して委員から、今回の訴訟事件の原因を考えたとき、当局としても工事入札に際しては、かかる事態が生じないよう業者の経営状況を把握すべきではないかとの指摘がなされ、当局より、現在は帝国データバンクの資料等を得てチェックを行っているが、今後は委員指摘の点を踏まえる中で、十分検討していきたいとの答弁がありました。  次に、下水道部についてであります。  委員から、都市下水路事業債の変更について、これは、調整債により限度額が増額となったとのことであるが、本市の財政状況を勘案すれば、一般財源の負担を軽減させるという観点からは好ましい形の予算措置となっているところから、今後においては当初予算の段階で計上すべく、自治省とも十分交渉に当たられたいとの意見がありました。  以上が、審査の概要であります。  同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(小川武君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。  これより、各委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小川武君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小川武君) 討論なしと認めます。  これより、ただいま議題となっている6件の採決に入ります。  承第1号から、承第6号までの6件を一括して採決いたします。  この6件に対する各委員長の報告は、いずれも承認であります。この6件はいずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(小川武君) 起立多数。  よって、承第1号から、承第6号までの6件は、いずれも各委員長の報告のとおり承認されました。  以上で、今臨時会に付議された事件はすべて終了いたしました。     −−−−−−−−−−−−−− △議長のあいさつ ○議長(小川武君) 閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。  今臨時会は去る6月23日招集以来、本日まで当面する諸議案件の御審議に連日御精励を賜りまして、ここに閉会の運びとなりました。心から厚くお礼申し上げます。  来る30日からは6月定例会が招集されております。時節柄、議員各位にはなお一層の御自愛を賜りまして、市勢発展のため、御尽力くださいますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。(拍手)  −−旅田市長。     −−−−−−−−−−−−−− △市長のあいさつ   〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。  去る23日に開会されました本6月市議会臨時会におきましては、市長専決処分事項の報告を初め、昭和63年度一般会計繰越明許費繰越計算書、事故繰越計算書並びに議員御提案による諸議案について、御審議いただいてまいりました。この間、議員諸先生方におかれましては、本会議あるいは委員会を通じで慎重かつ熱心に御審議をいただき、まことにありがとうございました。  また、本市議会臨時会に引き続きまして、30日から6月定例市議会を開催していただくことといたしております。何とぞ今後とも格段の御指導、御鞭撻、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  終わりに、議員諸先生方には健康に十分御留意され、ますます御活躍されますよう心からお祈り申し上げ、簡単でございますが、閉会のごあいさつといたします。  ありがとうございました。(拍手) ○議長(小川武君) これにて、平成元年6月23日招集の和歌山市議会臨時会を閉会いたします。     午後1時56分閉会     −−−−−−−−−−−−−−  地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。   議長   小川 武   副議長  和田秀教   議員   奥田善晴   議員   山下 武   議員   新田和弘...