黒部市議会 2018-03-01
平成30年第1回定例会(第1号 3月 1日)
ら見て取れる現在の財政状況を、県内他市町村と比較してどのように分析して
いるのか問う
(3)今後の財政負担への備えとして基金がある。昨今、国レベルでは積立金による
基金の増大について議論があるが、本市における現在高の推移と今後の財政運
営における基金活用の考え方について問う
(4)開かれた行政を推進するうえで、市民にわかりやすい説明が重要である。特に、
財政状況、予算、決算に関する情報は、非常に難しい内容であるが、だからこ
そ市民に寄り添った説明や報告が大切である。情報発信の現状を踏まえ、どう
対応していくのか
(5)今後の財政見通しと、平成30年度予算編成方針について伺う
(6)市債残高が増加してきているが、懸念はないのか。提案理由には、財政運営指
針に基づく財務規律の堅持と市政発展のための投資のバランスを保ちながら、
持続可能な財政運営に徹するとあったが、より具体的には、どのように財政マ
ネジメントしていくことを指すのか
(7)旧黒部市と旧宇奈月町の合併によって合併特例債が導入でき、今日的な街づく
りが進められてきたものと考える。合併に至った思い、そして第1次総合振興
計画を終えるにあたり、市長の率直な感想を伺う。また、平成30年度から第
2次
総合振興計画スタートに際し、その舵取りを担う新しいリーダーへどのよ
うにバトンタッチしていくのか
■新樹会 川本敏和議員
1 堀内市政総括と今後の黒部市について
(1)黒部の豊富な水を利用しての
再生可能エネルギー利活用事業の小水力発電を着
実に整備されたが、今後も電力の地産地消と観光資源に有効に活かしては
(2)森林は
土砂災害防止機能や水源涵養機能、
生物多様性保全機能のほか、先人が
長年整備・管理された森林の伐採時期が来ているといえる。この豊富な木材資
源を活かす必要があるのでは
(3)旧三日市小学校跡地に新庁舎が完成し、中心市街地の賑わい創出と空き店舗対
策の状況と課題は。また、中心市街地を安心して歩くための歩道整備の計画は
(4)
黒部宇奈月温泉駅が開業して3年、駅周辺施設の
東側ロータリー広場の一般利
用者の開放や駐車場の増設整備を進め、駅東側の利便性向上が必要では
(5)あいの風とやま鉄道黒部駅周辺は、民間投資によるKタウンやKホールが完成
し、新店舗等も開店し賑わい創出に繋がりつつある。駅橋上化及び自由通路や
西側改札口等の整備をスピード感を持って進めるべきでは
2 働き方改革と行政改革について
(1)企業では「選択と集中」による事業の見直し・撤退などが行われ、業務の棚卸
しの見直しによる、業務の改善、効率化が図られている。行政の事業や業務に
おいての取組は
(2)本市の行政改革大綱は、第2次
総合振興計画と連動し、本市の経営戦略の一環
として、市政運営の指針となるが、「働き方改革」の効果や影響は
(3)「一億総活躍社会」における「女性の活躍」推進施策は、大変重要である。特
に女性が多い職場に保育、看護、介護などがある。職員の応募や採用に課題が
あると考えるが、働き方や処遇の課題と対策は
(4)近年定年を迎える教職員が増え、小中学校では若手の職員の採用が増え、出産
や子育て世代の教員も増えると推測される。長時間労働が常態化していると考
える。労務管理の実態把握と対策は
(5)「国づくりは人づくり」と言われる。教育の現場は「先生と生徒」だけである。
つまり、教えるものと学ぶものである。基本的な知識を習得するだけでなく、
活き活きした教師を通して「学ぶ姿勢」や「生き方」を学ぶ場であり教養と人
間力を育てると思う。教育行政は、そのような場づくりに取り組むべきでは
3 若者が夢と希望を持てるまちについて
(1)市内の空き家と市所有の遊休地の現状と課題は。また、その利活用を促進する
対策は
(2)市は
住宅取得支援補助金や
空き家情報バンク推進事業を進めているが、その実
績と課題は。また、新年度に拡充が図られるが、特に若い世帯の定住対策は
(3)人口減少対策として本市の人口動態の社会動態で20代の転入・転出数が高く
進学や就職と推察するが、次に30代の数値が高い。若者の就職支援に商工会
議所や企業と連携し、雇用情報の提供や相談に応じ転入増と転出抑制を図って
は
■日本共産党
橋本文一議員
1 出し平ダム、宇奈月ダムの連携排砂について
(1)平成30年度の排砂は確実に行うことが重要である。出し平ダムへの流入量が
少ないとき、必要なら黒部ダムの水を使った排砂の考えは
(2)平成29年度連携排砂計画では、融雪や梅雨等に流量の大きい時期に限り出し
平ダム流入量が250立方メートル/sに達した場合においても実施するとなっ
ていたが。平成30年度の排砂計画から抜けた要因は。頻繁な排砂が必要では
(3)宇奈月ダムの湛水池内の
ボーリング調査が行われていない。宇奈月ダムの底質
ボーリング調査を行う必要があるのでは
(4)平成29年度排砂(中止)等に関する関係団体からの意見と対応について問わ
れている。特に、
海面漁業関係団体からの6項目について市として、どう受け
止めるか
2 新石田企業団地の売却について
(1)全員協議会で、新石田企業団地に入居予定であった、ソロパワー・ジャパン社
との入居協定を解除したとの報告があった。入居協定とはどのような協定だっ
たのか
(2)未売却地が長期間にわたると財政負担となる。今後の売却をどのようにしてい
くのか
■2番 成川正幸議員(一問一答方式)
1 移住定住施策について
(1)
UIJターン者の受け皿を増やし、人員不足解消のために
仕事情報サイトの富
山Uターンガイドの募集掲載をもっと増やせないのか
(2)現在の
移住体験ツアーなどの取り組み状況はどうか
(3)移住前にお試し住居としている市内の交流宿泊施設の利用状況はどうか
(4)本市と周辺自治体の
空き家バンク掲載件数は何が違って差があるのか伺う
(5)
空き家バンク掲載の課題を解決するために、荷物や仏壇を動かす事に支援でき
ないか伺う
(6)本市の
移住定住応援団の現状はどうか伺う
(7)今後、土日に開いている
移住定住相談場所。例えば、
黒部ふるさと回帰支援セ
ンターを作る考えはないか伺う
(8)移住希望者の問合せにスムーズに対応するために
市役所担当窓口を一本化に出
来ないか伺う
2 地域団体の支援について
(1)老人クラブの現状と会員数の推移はどうか伺う
(2)地域にある
ボランティア団体の把握はどこまでされているのか伺う
(3)地域の
ボランティア団体は10年後にどうなっていると考えるか伺う
(4)今後、
ボランティア団体が継続していただくために支援は出来ないか伺う
■8番 小柳勇人議員(一問一答方式)
1 市債の種類と地方交付税の特徴について
(1)地方債の種類と特徴とは。また、交付税措置とはどのようなことなのかを問う
(2)来年度当初予算ベースで市債における、交付税措置がある市債の残高と交付税
措置がない市債の残高とは。また交付税措置がない市債はどのように償還して
いくのかについて問う
(3)
臨時財政対策債の特徴とは。平成13年度より創出され、臨時と名前があるが、
現在では恒久的な制度となりつつある。制度上、起債していくことが良いと考
えるが、起債時に留意するべき内容について問う。併せて、
臨時財政対策債に
よる財源は、当年の財源なのか、後年措置される財源なのか、市当局の考え方
を問う
(4)
一般財源ベースで、投資的経費とは、歳入から、義務的経費、経常経費を差し
引いた金額と考えられるが、どのように算出するのか。また、この場合、歳入
の柱は、市税と地方交付税と考えることが妥当なのかを問う
(5)地方交付税が減少している。来年度予算では、対今年度予算案で1億4千万円、
内訳は合併特例の縮減が3200万円、特別枠が4000万円、単位見直しが
7000万円と伺ったが、この単位見直しとはなにか。また、今後も見直した
単位となるのかを問う
(6)中長期的な視点から、今後は地方交付税の減少(合併特例の縮減、単位見直し)
が見込まれる。また、
臨時財政対策債が赤字地方債の色合いが強いことから、
一般財源ベースで投資的経費を確保していくにはどのようなことが必要なのか
を問う
(7)現状の制度をふまえ、市民に分かりやすく地方財政の特徴や、投資的経費の確
保についての留意点についてどのように説明していくのか、その手法について
問う
(8)
2 来年度予算の目玉事業、その目標値について
(1)ワイズスペンディングの考え方とは。また、どのような予算査定方法だったの
かを問う
(2)「黒部に住み、働きやすい環境づくり」では、移住・定住政策について、その
事業成果目標を問う
(3)「若者が暮らし、結ばれ、産み育てる豊かさの実感」では、
子育て世代政策に
ついて、その
事業成果目標を問う
(4)「公共交通を軸としたコンパクトな都市構造の形成」では、都市・移居住機能
の誘導について、その
事業成果目標を問う
(5)「災害に強く、安全安心な社会」については、
区画線補修工事費について、ス
トックマネジメントについて、その
事業成果目標を問う
■13番
橋本文一議員(一括方式)
1
黒部川左岸若栗堤河川敷の有効活用について
(1)若栗地区では、平成12年に子供からお年寄りを含め、区民全体で黒部川左岸
河川敷の有効利用による市民生活との共生という視点に立ち議論を重ね、平成
13年7月に「仮称・
黒部川ワンダーランド建設同盟会」を立ち上げ基本構想
を作成した。基本構想の第1、には、水に親しみ、触れ合う区間としての黒部
川。第2、には、水を中心とした自然を考える空間としての黒部川。第3、に
は、先人たちが水と協調し、水を克服しようと努めてきた歴史を考える空間。
第4、には、黒部川の自然を体に感じ、共生する感覚をもつことのできる空間
と位置付け、4つの基本構想のもとに、「仮称・
黒部川ワンダーランド」の建
設に向けて長年、区民全体で取り組んできた。当局の
黒部川ワンダーランド」
の建設についての考えを伺う
2 豪雨時の
越野荘防災対策について
(1)越野荘の安全対策として、越野荘上部の山田新用水の暗渠化や流木流入防止対
策を早急に図るべきと述べてきた。これまで答弁では、
暗渠化等事業化に向け
て、関係機関及び関係団体と協議を進めてまいりたいとの答弁であった。協議
はどうなったのか。今年度の事業化への見通しは
(2)農業関係者から用水が暗渠化になれば、サル・イノシシの対策が必要となるが、
どうなのか
3 旧主要地方道・黒部宇奈月線未整備の歩道について
(1)桜井中学校前の歩道整備が長年にわたり一部未整備である。幾度となく整備を
求めてきたが、一向に整備が行われない。あらためて、いつから工事が滞って
いるのか。桜井中学校の新築までに解決したいとのことであった。どうなのか
一般質問(個人)
■9番 谷口弘義議員(一問一答方式)
1 市有地の有効利用について
(1)黒部市土地開発公社が平成23年10月に解散してから7年になろうとしてい
る。その後、都市計画道路、
区画整理事業等に利用されているが、多くの市有
地が有効利用されていない。平成27年12月議会で、29.4ヘクタールの
未利用地について、「売却できる土地等を把握し、宅地等については売却しや
すい面積の分割や価格設定を行い
条件付き一般競争入札または一般公募による
売却に努める」と答弁されていたが、その後どうなったのか。これまでの経過
と現状はどうか
(2)市の所有する利用目的が決まっていない土地の面積とおおよその土地価格はい
くらか
(3)市の所有する利用目的が決まっていない土地は、早急に売却するか、有効利用
するべきと考えるが、どうか
2
宮野運動公園の陸上競技場について
(1)
宮野運動公園内の陸上競技場について、平成28年6月議会で質問をしてきた。
市長は「当分の間は
宮野運動公園陸上競技場は修繕しながら使っていきますが、
いずれ公認の取れる
全天候型トラックに改修できればと思っている」と答弁さ
れていた。平成30年度予算では改修費等が計上されていない。市長が答弁さ
れた「いずれ公認の取れる
全天候型トラックに改修できれば」の「いずれ」は
どの時期と考えることができるのか。早期の改修が必要と考えるが、どうか
3
小学校プールの改修について
(1)平成28年9月議会で、経年劣化が目立つ
小学校プールについての質問で、市
長は改修に前向きの答弁をされていた。石田小学校のプールは平成29年度に
改修されたが、残りの
小学校プールの改修が平成30年度予算では見えてこな
い。早期の改修・改善が必要と考えるが、どうか。昭和50年代につくられ経
年劣化が目立つプールもある。今後の更新予定はどうか
4
生活困窮者対策について
(1)生活保護の受給者、受給者世帯は全国的に増えてきている。黒部市内の生活保
護の受給者世帯は、平成25年度以降大きな変化は見られないが、生活保護の
相談件数は平成26年の22件から、28年の48件と増えてきている。48
件の相談があり、一方、新規保護世帯は14件となっている。48件の相談者
は生活苦からの相談だと思うが、その生活実態をどう把握されているのか
(2)市内で市営住宅の居住費や水道・下水道料金、
国民健康保険税、後期高齢者医
療保険料、介護保険料等の払えない家庭がある。こうした家庭を把握し、支援
する必要があると考えるが、どうか
(3)平成28年12月議会で就学援助金の質問がされた。平成28年11月時点で
要保護認定者3名準要保護認定者188名と答弁された。準要保護認定世帯は、
収入が少なく
生活保護世帯に準ずる世帯とのことだが、生活実態を把握し、何
らかの対策を講ずる必要があると考える。市として何ができるのか
(4)黒部市就学援助要綱は、国の定めた方針に沿ったものとなっている。子どもの
貧困対策のひとつとして、市独自で援助金等上乗せの必要があると考えるが、
どうか
■6番 村井洋子議員(一問一答方式)
1 地域おこし協力隊の活動と実績について
(1)2年間の活動とその成果を具体的に伺う
(2)市内他の地区でも、住定夢の館のように空き家等を利用した取組みで、多くの
方に黒部市の良さを体験できるようにできないか
(3)隊員からの要望や提案などはないのか。それを施策に反映することはあるのか
(4)平成30年度予算案に2人目の採用が盛りこまれているが、現在の協力隊員の
活動をどのようにつなげていくのか
2
宮野運動公園と総合体育センターの位置づけについて
(1)
宮野運動公園と総合体育センターの位置づけはそれぞれどのような役割を担っ
ているのか
(2)
宮野運動公園の整備計画や実施に向けての取組みは
3 中心市街地の活性化に向けて
(1)休店舗が多く見受けられるが、後継者対策はどのように進めていくのか
(2)店舗と居住スペースが一体化している併用住宅が多いか。どのようにして情報
収集とマッチングを進めていくのか
■11番 辻 靖雄議員(一括方式)
1 市長在任約14年間の所感について
(1)旧黒部市と旧宇奈月町をまとめ、一体感の醸成の努力の成果は
(2)一級河川「黒部川」の土砂管理への提案は
(3)学校再編統合及び英会話教育やスクールミーティングの評価は
(4)観光振興の司令塔「観光局」への期待は
(5)財政健全化へ実質公債費比率22.9%から12.6%への執念は
(6)小水力発電事業へ更なる可能性は
(7)黒部市民病院の再整備と医師・看護婦不足の解消策は
(8)JR
黒部宇奈月温泉駅の周辺整備でロータリー駐車場の活性化策は
(9)新庁舎建設と運営の評判は
(10)新川地域消防組合の設立へのエピソードは
(11)名水マラソンの継続発展と「黒部アクアフェアリーズ」の支援は
(12)「道の駅」構想の通年物販体制と温浴施設の決意は
(13)公共交通の取り組みのポイントは
(14)仮称「くろべ市民交流センター」を核とするコンパクトシティへの思いは
(15)牧場経営は、将来的には民営移行か
(16)パッシブタウン・Kタウンへのさらなる協力支援は
(17)退任後も「まちづくり」の参加される気持ちは
2 女性消防団の展望について
(1)女性消防団結成への経過と意義は
(2)「全国女性消防操法大会」参加の結果と反響は
(3)女性消防団の活動と訓練の内容は
(4)女性消防団活動への支援策は
(5)女性消防団の自立へ、屯所の設置計画は
■3番 高野早苗議員(一問一答方式)
1 高齢者が住み慣れた地域で安全・安心して暮らしていくために
(1)今年は平成24年以来の大雪で、大変厳しい冬となった。特に一人暮らしの高
齢者の皆様は大変なご苦労をされたと思うが、市内では民生委員、見守り員、
地区の方などの多くの皆様が親身になって除雪に協力された話も聞いた。今冬
における一人暮らし高齢者等の除雪状況をどのように認識しているのかについ
て伺う
(2)本市には「一人暮らし高齢者等除雪支援事業」がある。温かい救いの手であり、
良い施策だと誇りに思っているが、福祉はとかく手をあげて申請しなければ助
成を受けることができない。この事業の今冬の申請件数について伺う
(3)今年、石田地区で2件続いた住宅火災における死亡事故は、どちらも高齢者だ
けのお宅であった。心からご冥福をお祈りいたします。この住宅火災をどのよ
うに分析し、今後対応していくのかについて伺う
(4)本市では高齢者運転免許証自主返納支援として、市長の提案理由説明にもあり
ましたが公共交通対策を推進しながらの相乗効果をめざした施策がいくつも実
施されている。一方、運転免許証を返納するということは、これまでの自由な
行動から、待ち時間、荷物運びの労力などでの大きな制約ができると予想され
る。お店の人の「よく来られましたね」の声掛けだけでも励みになる。行政の
高齢者運転免許証自主返納支援だけでなく、外に出てみようかと思ってもらえ
る社会全体で応援するシステムが作れないか。自主返納支援事業協賛店や協賛
企業を募れないかについて伺う
(5)経済産業省の平成27年度の買い物弱者に関する調査では全国700万人が買
い物弱者、買い物難民とされ増加傾向だそうである。そうした中で現在、全国
で移動販売が少しずつ浸透している。本市では、コンビニチェーン店が東布施
や宇奈月愛本地区、音沢地区で、又、ほかにも施設や昼時の会社へ販売に行っ
ておられるお店もある。2つの山間地区へ行っておられるお店の話を聞かせて
いただいたが、採算的には難しいようだ。当然単価にも影響する。しかしなが
ら、高齢者が多い地区なので重宝がられ頼りにされているようだ。買い物難民
に対する支援策について、伺う
2 猛威を振るったインフルエンザについて
(1)インフルエンザの予防策の一つとしてワクチン接種がある。現在の予防接種法
では定期接種の対象は高齢者等となっている。かつては小中学校の集団接種が
義務付けられていたが、副反応や効果の問題により昭和62年には保護者の同
意を得た希望者に接種する方式に変更、平成6年には打っても打たなくてもよ
い任意接種に変わった。小中学生のインフルエンザワクチン接種率について伺
う
(2)任意接種に変更してから20年以上もたっているし、その間医学も随分と進歩
したのではないだろうか。インフルエンザワクチンの効果、及び副反応につい
て、伺う
(3)インフルエンザにかかると、大変な負担、多くの場合苦痛が伴う。特に小中学
生にとっては、進路等を決める大切な時期に当たる。小中学生のインフルエン
ザのワクチン接種率を高める方策について伺う
(4)インフルエンザの予防策として、ワクチン接種のほかに手洗いやマスクの徹底
など日頃の予防策も大切だと思う。保育所、子ども園、小中学校が今冬取り組
まれたインフルエンザ対策、及び学級閉鎖状況について伺う
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
開 会 の 宣 告
午前10時00分
○議長(伊東景治君) おはようございます。
本日、3月定例会が招集されましたところ、出席議員は、定足数に達しましたので、これより、平成30年第1回黒部市議会3月定例会を開会いたします。
これより、諸般の報告を行います。まず、監査委員から例月出納検査の11月分、12月分、1月分及び定期監査の結果報告がありました。
お手元に配付したとおりであります。
説明は省略をさせていただきます。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
開 議
午前10時01分 開議
○議長(伊東景治君) これより、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、小柳勇人君及び谷口弘義君を指名いたします。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(伊東景治君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から3月22日までの22日間といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊東景治君) ご異議なしと認めます。
よって会期は、22日間と決定いたしました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(伊東景治君) 日程第3、「議案第1号から議案第33号まで」、以上、33件を一括議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
市長、堀内康男君。
〔市長 堀内康男君登壇〕
○市長(堀内康男君) 本日ここに、平成30年第1回黒部市議会3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、平成30年度予算をはじめとする市政上の重要諸案件につきましてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。
議案の説明に先立ちまして、諸般の状況等について申し上げます。
まず、大雪と寒波による影響等について申し上げます。
12月から先月にかけての北陸地方は、6年ぶりに発生したラニーニャ現象の影響により断続的に強烈な寒波に見舞われ、例年にも増して厳しい冬となりました。昨日までの市内の累計降雪量は、黒部消防署で昨シーズンの約3.4倍、宇奈月消防署で約1.5倍となっており、特に平野部では平成24年以来の大雪となっております。1月下旬の寒波の際には、市内全域での融雪水量の増加や水道管の凍結破損による空き家等の漏水のため、水源の供給が一部で間に合わなくなる事態が発生しました。特に、下立・浦山両地区では、中坪配水場からの緊急連絡管による送水や応急給水等を実施し、生活への影響を最小限に抑えることができました。また、先月6日には、寒波による公共交通機関への影響等から桜井高校が臨時休校となったほか、北陸自動車道においても大雪による通行止めが発生し、その迂回路となった国道8号などでは、福井県や石川県で最大約1,500台の車両が立ち往生する状況が丸3日間続き、一部で関西方面からの物流の停滞が見られました。幸い本市では、大きな混乱には至らず、胸をなで下ろしたところであります。先日、石井国土交通大臣とお目にかかる機会を得ましたが、私からは、除雪費用への対応に加えて、車両規制や除雪方法を見直し、極力通行止めを回避する手立てを検討いただくようお願い申し上げたところであります。
次にオリンピック及びスポーツについて申し上げます。
先月の9日から25日までの17日間にわたり、韓国江原道において2018平昌冬季オリンピックが開催され、日本選手団は冬季五輪史上最多となる13個のメダルを獲得するなど、その活躍に大いに盛り上がりを見せました。県内関係では、スノーボードの広野選手、大江選手、複合の山元選手、アルペンの石井選手の計4選手が出場を果たされ、それぞれの種目でベストを尽くされたものと思います。また、今月9日からは、自らの障害を乗り越え、見事世界への切符を手にしたアスリート達のもう一つの夢舞台、平昌冬季パラリンピックが開幕しますが、引き続き、限界に挑戦するアスリート達を応援してまいりたいと思います。
また、先月24日から25日にかけ、バレーボール・V・チャレンジリーグⅠ女子 黒部大会が2日間で例年の2倍以上となる4千名を超える観客を迎え、市総合体育センターで開催されました。応援席は、地元KUROBEアクアフェアリーズのチームカラーである青一色に染まり、会場が一体となってプレー一つひとつに大声援が送られました。結果、チームはホームでの最終戦を2連勝で飾り、今季の成績を12勝6敗の3位で終え、正式決定は3月24日の見通しですが、今年秋に開幕する新リーグVリーグの最高峰のV1昇格が濃厚となっております。これまで、長らくチームを支えていただきました市内外の企業、ファンクラブ、そして市民の皆様に心から感謝申し上げます。チームは結成20年の節目に次のステージへ進みますが、市としても引き続き応援してまいります。
次に、最近の経済状況について申し上げます。
内閣府が先月発表した昨年10月から12月期の実質GDP速報値は、物価変動の影響を除いた実質GDPが7月から9月期に比べて0.1%の増、年率換算では0.5%の増となり、8四半期連続のプラス成長でありました。2月の月例経済報告では、「景気は、緩やかに回復している。」とし、1月の報告で1段階引き上げられた基調判断を2か月連続で維持したところであります。また、為替相場は2月以降1ドル110円を割り込む円高基調で推移し、現在1ドル106円台から107円台となっております。日経平均株価は、1月23日に26年振りとなる2万4千円台を記録した後、値下がりに転じ、現在2万2千円前後での値動きとなっております。
一方、本市の状況に目を向けますと、平成29年1年間の宇奈月温泉宿泊人員は、先月集計した確定値で31万7,950人と、前年と比べ2.7%の減となっておりますが、新幹線開業前年の平成26年と比べますと22.5%の増となっております。複数の旅館がリニューアル工事で一時期休館し宿泊人員が伸び悩んだ側面もございますが、新幹線の開業効果は、依然高い水準で推移しているものと考えており、効果の持続に向け引き続き努力してまいります。
次に、平成30年度予算編成の基本方針について申し上げます。
地方財政の現状につきましては、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入の増加が見込まれる一方で、地方が責任をもって、地方創生・人口減少対策をはじめ、子ども・子育て支援や公共施設等の適正管理等に取り組みつつ、国土強靭化のための防災・減災事業など、地方の実情に沿ったきめ細かな行政サービスを担っていく必要があることから、依然として大幅な財源不足が生じるものと見込まれております。このような状況から、平成30年度の国の地方財政対策におきましては、地方公共団体が安定的な財政運営を行えるよう、一般財源総額について、前年度を上回る水準が確保されたところであります。
このような中、平成30年度の本市の財政状況は、歳入面では、税収は、固定資産税の評価替えにより減収し、地方交付税は、合併算定替えの段階的縮減による圧縮が予想されることから、一般財源の総額では前年度に比べ1.5%程度の減少が見込まれます。また、歳出面では、近年の大型事業債等の継続発行に伴う後年度公債費の増加が危惧されることから、中長期的な財政負担の軽減を図るため、計画的な繰上償還を進めていく必要があることに加え、特別会計への繰出金や公共施設の長寿命化に資する事業費などが年々増加いたしております。
このため、予算編成にあたりましては、本市の持続可能な財政構造の構築に向け、大きな転換期にあるという意識を持って臨みました。平成30年度は、まちづくりの総合指針となります第2次
総合振興計画がスタートする重要な節目であり、その着実な推進を基本に、『選ばれるまち・住み続けたいまち“くろべ”』を実現していく施策を重点として、財源の効率的配分に努めたところであります。
特に、「1.黒部に住み、働きやすい環境づくり」、「2.若者が暮らし、結ばれ、産み育てる豊かさの実感」、「3.公共交通を軸としたコンパクトな都市構造の形成」、「4.災害に強く、安全安心な社会」といった住み良さバロメーターのワンランク向上を目指した施策に力点を置き、『市民生活ステップアップ 新ステージ始動予算』として、若年層を中心にトータルで評価されるまちづくりに邁進することで、黒部の持つ地域力を磨き上げ、活力創出を図ってまいります。
なお、平成30年度予算は、この4月に市長選挙が行われますことから、政策判断が必要となる新規事業などは補正予算において計上する骨格予算として編成したところであります。
これら基本方針のもとに予算を編成した結果、予算規模は、一般会計につきましては206億8,200万円で、前年度と比較して額で5億200万円、率にして2.5%の増となり、また、特別会計と企業会計を加えた予算総額では439億1,679万8千円となり、前年度と比較して0.7%の減となっております。
続きまして、平成30年度主要施策の概要について、
総合振興計画における6つのまちづくり方針に沿って、その主な内容をご説明申し上げます。
まず、第1の方針「自然と共生し、安全で安心して暮らせるまちづくり」についてであります。
自然環境の保全につきましては、立山黒部ジオパーク活動を通して、黒部の自然景観の魅力を磨き上げ、地域の活性化につなげるよう推進してまいります。
河川・海岸環境の保全と整備につきましては、関係機関との連携により、災害に強く、自然生態系に配慮した河川改修、海岸整備の促進や海岸防災林の保全などに取り組んでまいります。
水の保全と活用につきましては、全国屈指の水に恵まれた生活環境を将来に渡って守り伝えるための取組と意識高揚を図るとともに、全国名水サミットの開催により、知名度やイメージを高め、「名水の里くろべ」の発信力を強化してまいります。
消防・防災体制の充実につきましては、宇奈月消防庁舎の整備により消防機能を強化するとともに、市民の防災・減災意識のさらなる高揚と事業所等との連携充実により、自助・共助・公助の調和がとれた地域防災力の向上を図ってまいります。
交通安全・防犯対策の充実につきましては、地域ぐるみの防犯活動を推進するとともに、消費者トラブルの未然防止、早期対応のため、消費生活相談の窓口体制の強化や市民への周知に努めてまいります。
第2の方針「地域の活力を生み出す産業育成のまちづくり」についてであります。
農業の振興につきましては、今後、農業をとりまく情勢の急激な変化が予想される中、売れる米づくりの推進を中心としながら、担い手の育成や生産性向上による経営改善、6次産業化の推進による地場産品の販路拡大を支援してまいります。
商工業の振興につきましては、新幹線駅のある自治体としての強みを活かした企業誘致活動を推進してまいります。また、創業・事業承継促進事業などの創設により、商店街の空き店舗の活用や新規出店促進を図り、地域経済の活性化に努めてまいります。このほか、
UIJターン者の就業やインターンシップ支援の拡充などにより、市内中小事業所のさらなる雇用創出と移住促進に取り組んでまいります。
観光の振興につきましては、北陸新幹線開業効果の持続のため、来訪者の満足度の高い魅力を創出してまいります。また、インバウンド対策、関東・関西圏等に向けた戦略的な誘客活動や受入体制の強化、おもてなし向上の取組等に対し、引き続き支援してまいります。
第3の方針「都市基盤の充実した住みやすいまちづくり」についてであります。
公共交通対策の推進につきましては、地域の実情に応じたバス交通網の最適化と利用環境の改善により利用促進を図るとともに、高齢者運転免許証自主返納支援事業や高齢者ふれあい福祉事業との相乗効果を高めてまいります。
道路の整備につきましては、幹線・生活道路の整備を引き続き計画的に進めるとともに、歩行者空間の確保やストックマネジメント手法を踏まえた適切な維持、更新により、安全・安心を支える社会インフラの形成に取り組んでまいります。
市街地・住宅の整備につきましては、コンパクトなまちづくりの方向性を示す「立地適正化計画」を踏まえ、居住誘導区域内への転居者に対する住宅取得支援や空家情報バンクの推進により、コンパクトな都市構造の形成を図ってまいります。
水道の整備につきましては、安全で安心なおいしい水を安定供給するため、漏水対策や老朽管の更新及び設備の改良工事を計画的に行い、普及率と有収率の向上を図ってまいります。また、下水道の整備につきましては、引き続き、下水道整備率の向上を目指す中で、より効率的で効果的な整備手法を検討しながら、公共下水道事業を推進してまいります。
第4の方針「健やかで笑顔あふれる、ぬくもりのあるまちづくり」についてであります。
保健・医療の充実につきましては、総合的・計画的な健康づくりを推進し、自らが自己の健康管理と増進を心がけていただけるよう、基本健診やがん検診、健康教育、健康相談を実施するとともに、産婦健診や産後ケア事業の拡充により、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援体制を整備してまいります。また、生活習慣病予防の普及啓発や心の健康づくりのための対策を講じてまいります。
新川地域の医療拠点であります市民病院につきましては、引き続き、医師など医療スタッフの確保と育成に力を注ぎ、安全安心な医療を提供してまいります。
地域・高齢者福祉の充実につきましては、要援護者やひとり暮らし世帯への対応、「ねんりんピック富山」を契機に社会参加促進や生きがいの高揚に努めるとともに、介護予防サービスや認知症高齢者及び家族の支援を充実してまいります。
障がい者福祉の充実につきましては、地域社会で障がい者が自立した生活を送れるよう、障がい者の自立支援や生活支援事業を推進してまいります。
子育て支援の充実につきましては、中学生以下のお子さんがいる家族の三世代同居・近居を奨励し、出産、子育て環境のさらなる安定を図るため、引き続き、「三世代ハッピーホームサポート事業」を実施してまいります。また、放課後児童クラブ利用料等の助成や中学生の無料学習支援等、ひとり親家庭などへの支援を新たに実施し、児童生徒の健全育成のさらなる推進を図ってまいります。
第5の方針「豊かな心と生きがいを育み、人が輝くまちづくり」についてであります。
学校教育の充実につきましては、豊かな体験活動事業のほか、市単独での少人数学級の編制やALT及び英会話講師、部活動指導員の配置を拡充するなど、心身ともに健康で、感性と創造性豊かな人材の育成に努めてまいります。
教育施設の整備といたしましては、桜井・宇奈月統合中学校体育館新築事業を実施していくほか、2か年継続事業として鷹施・高志野統合中学校校舎改修事業を進めてまいります。
生涯学習の推進につきましては、公民館や図書館をはじめとした各種公共施設を活動の場として、誰もが自主的に、自分に合ったスタイルで学ぶことができる学習機会の充実を図ってまいります。
芸術文化の振興につきましては、活動拠点となる施設の充実とともに、魅力ある企画や活動団体への支援、文化財の保護と継承に努めてまいります。
第6の方針「市民と行政がともに支えるまちづくり」についてであります。
地方創生の大命題として、都市圏からの人の呼び込みや、人口流出の抑制が求められております。そのため、市内への移住定住に関する取組につきましては、官民連携による「くろべで住もう 移住定住サポート協議会」の移住プロモーションの強化や「くろべ暮らしの魅力」を積極的に発信するとともに、独身男女の出会いの場の提供や結婚支援など、本市で出会い、住み続けるための契機づくりに努めてまいります。
市民活動支援への取組につきましては、地域の課題解決に向け、市民の自由な発想を活かした事業の提案を募集するなど、市民の参画、協力を常に念頭におきながら、協働の視点でサービス・事業の供給手法・実施方法について見直しを図ってまいります。
開かれた行政への取組につきましては、市民の皆さまと一体となったまちづくりを推進していくため、市民の立場に寄り添い、わかりやすい行政・議会情報の発信に努めてまいります。
情報・通信の整備につきましては、行政情報システムの更新期にあって、県内先行6市町村で共同利用化したクラウドシステムへの移行を進め、行政効率化とコスト縮減を図るとともに、コンビニ収納等、市民サービスの向上を目指し、電子自治体の推進に取り組んでまいります。
健全財政の推進につきましては、「職員の意識改革・働き方改革」や「時代の変化と住民ニーズに応じた行政サービスの提供」などを意識した行政改革を推進するとともに、引き続き、財政運営指針に基づく財務規律の堅持と市勢発展のための投資のバランスを保ちながら、持続可能な財政運営に徹してまいります。
以上、施策の一端について申し上げました。
次に、歳入予算のうち、主なものについてご説明申し上げます。
まず、一般会計におきましては、市税収入として78億8,500万円を計上しております。各税目の見積りにあたりましては、これまでの本市の経済動向に加え、地方財政対策などを総合的に勘案し、計上したところであります。
地方交付税につきましては、地方財政対策における国の地方交付税総額や本市の基準財政収入額及び需要額の動向などを総合的に勘案し、見込み得る額を計上いたしております。
国及び県支出金につきましては、事業の内容、採択の見通しなどの精査、把握に努め、それぞれ事業に見合った額を計上いたしております。
利子割交付金、地方消費税交付金、地方特例交付金などの各種交付金につきましては、国の地方財政対策などを基礎として積算の上、計上いたしております。
市債につきましては、公共事業などの財源として必要な額を計上したほか、国の制度による財源対策として
臨時財政対策債を発行することとしております。
以上のような歳入の状況でありますが、なお不足する額につきましては、財政調整基金及び減債基金の繰入れをもって編成したところであります。
また、特別会計、企業会計につきましても、それぞれ見込み得る財源のほか、一般会計からの繰入れをもって財源調整を行ったところであります。
次に、平成29年度補正予算について申し上げます。
まず、一般会計の補正予算についてであります。補正額は4,227万1千円の減額でありまして、補正後の予算総額を205億7,309万4千円とするものであります。
国の補正予算を積極的に活用し、総合的なTPP等関連政策大綱実現に向けた施策を追加するほか、防災・減災事業や災害復旧事業を計上しております。
そのほかの国庫負担金事業といたしましては、障害者自立支援給付事業費を追加したほか、保育委託費を追加しております。
また、篤志寄附によります基金積立金を追加したほか、県単道路改良事業負担金の追加や過年度における国庫支出金の精算返納金を計上しております。
そのほかの補正といたしましては、公共施設維持補修基金積立金の減額を計上したほか、新川広域圏事務組合分担金、新川地域介護保険・ケー
ブルテレビ事業組合分担金、漁港管理費、長期債繰上償還元金の減額や保育所給与費の財源更正を計上しております。
歳入では、市税のほか分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、寄附金、繰越金、市債を追加するほか、地方交付税の減額の計上や基金の戻入れの調整を行うものであります。
継続費は、桜井・宇奈月統合中学校屋内運動場・武道場新築事業の年割額を補正するものであります。
繰越明許費は、年度内に完了しない見込みの事業費を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。
また、特別会計においては、事業収入の実績等を勘案の上、所要額を計上しております。
専決処分は、除雪対策事業費などの補正予算の承認をお願いするものであります。
予算以外の議案等につきましては、条例関係議案として、「黒部市情報公開条例及び黒部市
個人情報保護条例の一部改正について」等13件、その他の議案が1件、報告が6件であります。
以上、本日提出いたしました議案につきまして概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、質疑、委員会でご説明申し上げます。なにとぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ提案理由といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
〔市長 堀内康男君自席に着席〕
○議長(伊東景治君) これより質疑を行います。
「議案第1号 平成30年度黒部市
一般会計予算」について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊東景治君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。「議案第1号 平成30年度黒部市
一般会計予算」については、委員会条例第6条の規定により、全議員をもって構成する「予算特別委員会」を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊東景治君) ご異議なしと認めます。
よって「議案第1号」については、全議員をもって構成する「予算特別委員会」を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
お諮りいたします。議事の都合により、3月2日及び5日から7日の4日間は、本会議を休会することにいたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊東景治君) ご異議なしと認めます。
よって、3月2日及び5日から7日の4日間は、本会議を休会することに決しました。
なお、3月3日及び4日の2日間は、市の休日でありますので休会であります。
3月8日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。
一般質問の通告書は、5日、正午まで提出願います。
本日は、これをもって散会いたします。
散会 午前10時34分...