入善町議会 2015-06-01 平成27年第10回(6月)定例会(第2号) 一般質問
さて、国土交通省の報告によれば、宇奈月ダム湖では上流に比較的大きな粗い土砂がたまり、ダム下流に排出されず、川底がダム直下で4メートル、愛本堰堤直下で2メートルも削られているそうです。このため愛本床どめ工が流出するなど深刻な被害が出ているとしています。
さて、国土交通省の報告によれば、宇奈月ダム湖では上流に比較的大きな粗い土砂がたまり、ダム下流に排出されず、川底がダム直下で4メートル、愛本堰堤直下で2メートルも削られているそうです。このため愛本床どめ工が流出するなど深刻な被害が出ているとしています。
ところで、国土交通省は、宇奈月ダム湖上流域にたまった石やれきをしゅんせつし、船でダム堰堤近くまで移動させる計画を示しています。 昨年の5月段階で国土交通省は、ことしの11月から12月にかけて実施したいとしていました。これに対し漁業者は、ブリ漁の時期と重なると猛反発しました。
国土交通省は、来年度より宇奈月ダムのダム湖の上流にたまった石やれきなどをしゅんせつして下流のダム近くに船で運んで再び沈め、排砂時にダム下流に流す計画です。住民からは、「そもそも排砂ゲートを持つダムがその機能を活用せずに、しゅんせつして船で下流に運搬するなどどうなっているのか」との声が上がっています。
4期目には、東日本大震災が発生、第6次の新総合計画がスタート、他に先駆け医療費助成の対象を中学3年生まで拡大、バーデン明日を運営する第三セクター入善里山観光開発を設立し運営開始、町のPRキャラクター「ジャンボ~ル三世」が誕生、舟川ダムの完成、そして、上野地区8号線沿いに商業施設3店舗がオープン、入善高校90周年記念式典、新川地域消防組合が発足、そして、入善町合併60周年記念式典を開催などなど、上げればまだたくさんあります
私は、この3年間に町が取り組み、そしてまた、今後取り組みをされる主な事業は、舟見や野中地区、そして横山、飯野地区の交流・防災センター建設や舟川ダムとその周辺整備、海岸防災林や新川地域消防組合の設立、消防防災センターの建設、公共下水道や浄化センターの整備、上原・青木統合保育所建設や上青小学校大規模改修、飯野小学校・黒東小学校のプール改修、さらには雇用促進住宅改修や企業立地助成の促進、病院進出への助成、
ことし6月19日から22日かけて、出し平ダム、宇奈月ダムの連携排砂が行われました。私はこれまでに、年に1回大量の土砂を排出する人為的な排砂が環境や河川に与える危険性について指摘してきました。 ことしの排砂直後に、入善沿岸の五十里沖と吉原沖に設置されている複数の定置網が泥や砂の堆積で1メートルほど沈み、そして破れるということが起こりました。漁業者は、これまでこのような経験はないと言っておられます。
私どもが、出し平ダム、宇奈月ダムの排砂の改善などを粘り強く求めてきたのもそうした考えからであります。 私は、17年前、1996年2月に、当時の建設省が開いた宇奈月ダムの建設を問う公聴会で、ヘドロがたまるようなものを2つもつくってもらっては困る。発電優先は許されないとして、ダムは中止すべきだと口述いたしました。その時点で、宇奈月ダムはまだ基礎打ちの段階でありました。
次は、黒四ダムについてであります。 黒部川には、宇奈月ダムをはじめ出し平ダム、仙人谷ダムなどのほか、日本を代表するアーチ式コンクリートダムの黒四ダムがあります。 黒四ダムの建設は20世紀の大工事と言われ、ダム工事の過酷さや困難さを語り継ぐ映画「黒部の太陽」は、今も多くの人々に感動を与えております。
先般の富山県議会でも、横山議員か誰かが同じような質問をしておられました。教育長の寺林さんは、一刀両断とまでは言いませんが、軽く流していかれました。そのようなことを考えると、市長自身はまた公約にこれを載せておられますが、その辺に関してはどのようにお考えですか。
なぜ床どめ工が崩壊したのか、国土交通省によれば、これまでのダム排砂では、細かな泥や砂しか排砂されず、川底が侵食されたからだとしています。黒部川は、宇奈月ダムの下流の10キロメートルにわたり川底が低下していることも明らかにされています。宇奈月ダム湖がほぼ安定河床に達しているのになぜ大きなれきが放出されないのか。
しかし、農業用水は冬場の減水や、出し平ダム、宇奈月ダムの連携排砂、あるいは合口用水路の点検時期などの減断水もあることから、国が定める消防水利の基準である「常時使用可能な状態」とは言えず、農業用水を消防水利として算定できないことが充足率を低くしている一つの要因と考えられます。
出し平ダム、宇奈月ダムができるまでは、出水ごとに土砂が流れていました。27年前に出し平ダムが完成しました。その後6年間ため、腐敗した土砂を大量に放出し、漁業などに大きな被害を与えました。11年前には宇奈月ダムが完成し、それから年に一度両ダムによる連携排砂が行われてきました。 一定の雨が降り出水になれば、川は土砂を下流に運んでいく。これが自然の川のあり方です。
入善町は舟川ダム完成を機に、夢膨らむ南部一帯の観光開発構想ができないのでしょうか。ダムの散策、負釣山、黒部川扇状地が一望できる舟見城址館、山の本陣、自然を満喫する谷江の堤など膨らむ観光資源であります。
それはちょうど横山保育所のすぐそばにあるんですけれども、これも8号線の上まで延びています。この道は全く除雪されないんですよね。ですから、春日の住民が山へ逃げるには、今除雪されている1本の道しかない。 それから、八幡にも数年前に拡幅された道路があります。
次に、横山地区の自主防災会で大津波警報を想定した避難訓練と、上原地区自主防災会での親子防災訓練から学んだことなどや、今後訓練される地区へ見えた課題は何であるのかを質問いたします。 町広報9月号に、横山地区、上原地区の自主防災会で行われたことが掲載されていました。
舟川ダムの完成後と交流人口の拡大についてであります。 私は今まで幾度となくこの議場で、舟川ダムに関連した質問及び提案をさせていただきました。いよいよ来年早々にダムの完成が迫り、私自身、以下の点については議員となってから初めての質問になりますが、いま一度舟川ダムの小水力発電としての可能性を探れないかということであります。
この対策は、8月を期間限定とし、前線通過を伴わないなど、出水の継続時間が短い場合で、出し平ダムの流入量が300立方メートル、または宇奈月ダムの流入量が400立方メートルを上回る洪水のときに、時間のかかるダムの水位低下作業を行わず、ダムの水位を高水位で維持したまま、ダムへ流入する細かな土砂をできるだけ放流するものであります。
なお、舟見地区から舟川ダム周辺整備に関する要望書が提出されていることから、町当局ともども現地調査をしたところであります。ダム完成まで1年余りとなり、ほぼ全体像もでき上がり、今年冬季より湛水を開始し、来年4月には満水状態に持っていくとのことでありました。
しかしながら、毎年、宇奈月ダムと出し平ダムの連携排砂や通砂に伴い、用水の断減水の時期があり、また、本年度にあっては、県営基幹水利施設ストックマネジメント事業により、黒部川合口用水路の断水が昨年は11月に15日間、さらに本年に入り、本日10日から19日までの10日間、黒東合口用水の断水が実施されます。
また、私どもの横山地区には、体育館サン・ビレッジ、テニスコート、グラウンドなどを整備していただきました。そのおかげでその利用者は後を絶たず、体育館やテニスコートは夜間の利用も多く見受けられるようになり、地区といたしまして大変喜んでおります。もちろん横山地区の住民におきましても、たくさんの人が利用して、健康づくりや地域のコミュニティーづくりに大いに施設の活用をさせていただいているところであります。