氷見市議会 2006-09-11 平成18年 9月定例会−09月11日-02号
私も昭和22年生まれで同世代でありますが、その昭和22年から昭和24年ごろまでの、いわゆる戦後のベビーブームと言われた時代に生まれた人たちを「団塊の世代」と名づけたのは作家の堺屋太一氏であります。
私も昭和22年生まれで同世代でありますが、その昭和22年から昭和24年ごろまでの、いわゆる戦後のベビーブームと言われた時代に生まれた人たちを「団塊の世代」と名づけたのは作家の堺屋太一氏であります。
第5次計画が出発した昭和60年、つまり1985年、現経済企画庁長官の堺屋太一氏が『知価革命』という著書を世に出しました。大変な力作と評価された大著でありますが、私に言わせると論文だと思います。この本の結論を私流に紹介すると、「紀元前8000年からの歴史をひもとくと、繁栄は必ず少子化現象をつくる。これからの世界は『知価』によって進む。
堺屋太一(経企庁長官)の「知価革命」という本には、古来豊かさを求める時代には、必ず未婚、晩婚、離婚、不倫などが多くて人口の減少が起こっておると紹介しております。例えば、ローマ時代などです。つまり下部構造である経済の状況が、上部構造すなわち文化とか倫理などを形成するのでありますから、ちっちゃな自治体の手には負えない事象なのであります。