高岡市議会 2022-12-03 令和4年12月定例会(第3日目) 本文
これは、別姓を望み、法律婚ができない事実婚のカップルにとっても利用できると聞いています。 県が策定を目指し、パブリックコメントが11月に終わりましたが、約100件以上の意見が寄せられたということを聞いています。パートナーシップ制度という多様な生き方を応援する制度は、一番身近な自治体にこそ必要ではないかと思います。パートナーシップ制度に対する本市の考えを聞かせてください。
これは、別姓を望み、法律婚ができない事実婚のカップルにとっても利用できると聞いています。 県が策定を目指し、パブリックコメントが11月に終わりましたが、約100件以上の意見が寄せられたということを聞いています。パートナーシップ制度という多様な生き方を応援する制度は、一番身近な自治体にこそ必要ではないかと思います。パートナーシップ制度に対する本市の考えを聞かせてください。
現行の民法では、夫婦別姓での婚姻が認められていないため、望まぬ改姓、事実婚、通称使用などによる不利益、不都合を強いられています。婚姻の際、実際には96%が夫の姓になっているのは間接的な女性差別であり、夫婦同姓の強制は、両性の平等と基本的人権を掲げた憲法に反します。 今年2月の朝日新聞の世論調査でも、選択的夫婦別姓に69%が賛成です。
現在、仕事や生活面で不自由を感じ、やむなく通称使用や事実婚を選択している方々、姓の継承が障害になり、結婚に踏み切れない男女など、選択的夫婦別姓制度の実現は、単に姓の問題で不利益を受けた人の人権を守るということにとどまらない、真の男女平等の社会を築くための一歩です。
現実に、ごく少数であるとは言いながら、婚姻届を出さない事実婚という形でお互いに自分の名前を持ち続けているカップルがふえるような時代になっています。女性施策に大変熱心な佐藤市長でありますが、この選択的夫婦別姓問題についての基本的な御所見をお伺いするところであります。 2番目は、福祉・保健・医療の基本問題についてであります。 老人保健福祉計画が策定されて既に3年を経過しました。