諸般の活動につきましては、お手元に配付いたしました資料をもって報告に代えさせていただきます。
次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、5月分の例月出納検査の結果が議長宛てに提出されております。
資料は議会事務局に保管してありますので、御希望の方は閲覧願います。
以上で諸般の報告を終わります。
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会 議 録 署 名 議 員 の 指 名
3:
◯議長(
野島 浩君) これより本日の日程に入ります。
日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
署名議員には、11番 佐藤一仁君、12番 松澤孝浩君を指名いたします。
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会 期 の 決 定
4:
◯議長(
野島 浩君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。本
臨時会の会期は本日1日間といたしたいが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
5:
◯議長(
野島 浩君) 御異議なしと認めます。よって、会期は1日間と決定いたしました。
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議 案 第 4 2 号
6:
◯議長(
野島 浩君) 次に、日程第3 議案第42号 令和2年度入善町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
(提案理由の説明)
7:
◯議長(
野島 浩君) ただいま上程した案件について、提案理由の説明を求めます。
笹島町長。
〔町長
笹島春人君 登壇〕
8:
◯町長(
笹島春人君) 皆さん、おはようございます。
議員各位には、何かとお忙しい中、7月
臨時会に御参集いただき、誠にありがとうございます。心から感謝を申し上げます。
それでは、今回提案いたしました議案の説明に先立ち、一言所感を申し述べさせていただきます。
世界中で猛威を振るっております
新型コロナウイルス感染症につきましては、国内においては、緊急事態宣言により一旦は減少していた新規
感染者数が再び増加する傾向にあります。
本町におきましても、7月2日に
感染者が1名確認されたところであります。
幸いにして、御家族などの
濃厚接触者や学校の関係者につきましては、PCR検査の結果、全員陰性であったとの報告を受けており、今のところ町内における
感染拡大はないものと認識をしておりますが、改めて
新型コロナウイルス感染症の脅威を身近に感じたところであります。
感染された方には一日も早い回復を願うとともに、議員各位並びに町民の皆様には、
感染の予防や拡大防止のため、人と人との距離を確保する、密閉、密集、密接の3つの密を避ける、手洗いやマスクの着用を心がけるといった「新しい生活様式」の徹底に、引き続き御協力いただきますようお願いを申し上げます。
さて、梅雨に入り、大雨による災害が懸念される時期になりました。
九州地方などでは、集中豪雨により、多くの人命や財産を奪う甚大な被害が発生したばかりであります。
このたびの災害で犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に対して、心よりお見舞いを申し上げます。
町といたしましては、
新型コロナウイルス感染症対策に加え、自然災害への備えにつきましても万全を期してまいりたいと考えておりますので、議員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。
それでは、議案第42号 令和2年度入善町一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
今回の補正予算では、第2波・第3波といった
新型コロナウイルスの再流行への備えとして、
感染症対策の強化・充実を図るとともに、深刻なダメージを受けております地域経済の回復に向けて、今、速やかに行うべきである取組に必要な予算を計上いたしております。
歳出につきましては、まず、民生費及び衛生費に、
新型コロナウイルス感染症により負担が増大しております介護や障害者福祉サービスを提供する事業者及び医療機関に対し、事業の継続を支援するため、事業の内容等に応じて、1事業者当たり一律5万円・10万円・20万円の支援金を交付するに当たり必要な事業費を計上いたしております。
さらに、民生費では、コロナ禍で経済的に影響を受けておられる独り親家庭等を支援するため、児童扶養手当の対象児童1人当たり1万円分の「入善ジャンボ~ル商品券」を支給する既定の事業費に、1人当たり2万円を増額し、合計で1人当たり3万円分の支給としております。
また、商工費におきましては、地域経済への支援として、外出自粛などの影響により冷え込んでおります町内消費を喚起するため、プレミアム率60%のプレミアム商品券を発行する事業に要する費用を計上いたしております。
このほか、
感染症の影響により売上げが30%以上50%未満減少した小規模事業者の事業継続を支援するため、町独自に10万円の給付金を支給する事業の実施、
感染症予防を踏まえた新たな形式により、商工会・農協・漁協が連携して行うイベントの実施に係る補助金の計上、町民の足を支える公共交通事業者の
感染症対策に対し、一律10万円の支援金の交付に必要な事業費をそれぞれ計上いたしております。
教育費では、再度の
感染拡大に備え、臨時休校等の緊急時においても家庭において学習が継続できるよう、オンライン授業の実施に必要な機器を整備するための費用を計上しております。
具体的には、無線でのインターネット環境が整っていない御家庭の児童生徒に対して貸出し可能なモバイルルーターや、教師と児童生徒の同時双方向的なやり取りを円滑に行うためのウェブカメラ及び大型モニターを整備するものであります。
また、小中学校における夏季休業期間の短縮に伴う保護者の経済的負担を軽減するため、4月・5月及び8月の学校給食費を無償化するに当たり、必要な事業費を計上いたしております。
以上が主な歳出でありますが、そのほかにも、保育所や学童保育、小中学校などにおける
感染症対策の強化・充実を図るため、消毒液やオゾン発生器などの
感染症対策用品の購入や換気用網戸の設置について、それぞれの施設で必要な経費を計上しております。
加えて、学童保育においては、4月・5月における小学校の臨時休校に伴い、午前中からの開所に要した指導員の報酬等についても増額計上をいたしております。
これらの歳入につきましては、国庫支出金及び県支出金を計上しております。
これにより、既定の予算額に1億4,617万6,000円を増額し、歳入歳出の予算の総額をそれぞれ143億983万8,000円としたところであります。
以上、補正予算の関係議案について御審議を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
9:
◯議長(
野島 浩君) ここで暫時休憩いたします。
全員協議会を開催しますので、直ちに全員委員会室へお集まりください。
午前10時13分 休憩
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午前10時59分 再開
10:
◯議長(
野島 浩君) 休憩前に引き続き開議いたします。
(質 疑)
11:
◯議長(
野島 浩君) これより、質疑を行います。
議案第42号について、質疑があれば承ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
12:
◯議長(
野島 浩君) 質疑がないものと認めます。よって、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま上程中の議案第42号については、入善町議会会議規則第38条第3項の規定により、常任委員会への付託を省略し、直ちに討論、採決の運びといたしたいが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
13:
◯議長(
野島 浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号は、直ちに討論、採決をすることに決定いたしました。
(討 論)
14:
◯議長(
野島 浩君) これより討論を行います。
議案第42号について、御意見があれば承ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15:
◯議長(
野島 浩君) 御意見がないものと認めます。よって、これにて討論を終結いたします。
(採 決)
16:
◯議長(
野島 浩君) これより採決を行います。
議案第42号 令和2年度入善町一般会計補正予算(第4号)について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
17:
◯議長(
野島 浩君) 起立全員であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
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18:
◯議長(
野島 浩君) 以上で、本
臨時会に付議された案件は全て終了しましたので、閉議いたします。
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閉 会 の 宣 告
19:
◯議長(
野島 浩君) これをもちまして、第17回
入善町議会臨時会を閉会いたします。
議員並びに当局には大変お疲れさまでした。
午前11時00分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
令和2年7月10日
入善町議会議長 野 島 浩
会議録署名議員 佐 藤 一 仁
会議録署名議員 松 澤 孝 浩