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  1. 入善町議会 2019-12-01
    令和元年第12回(12月)定例会(第1号)  提案理由説明


    取得元: 入善町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和元年第12回(12月)定例会(第1号)  提案理由説明 2019-12-03 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言表示切り替え 全 23 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言一覧 選択 1 :  ◯議長野島 浩君) 選択 2 :  ◯議長野島 浩君) 選択 3 :  ◯議長野島 浩君) 選択 4 :  ◯議長野島 浩君) 選択 5 :  ◯議長野島 浩君) 選択 6 :  ◯議長野島 浩君) 選択 7 :  ◯議長野島 浩君) 選択 8 :  ◯議長野島 浩君) 選択 9 :  ◯議長野島 浩君) 選択 10 :  ◯決算特別委員長(本田 均君) 選択 11 :  ◯議長野島 浩君) 選択 12 :  ◯4番(井田義孝君) 選択 13 :  ◯議長野島 浩君) 選択 14 :  ◯3番(池原純一君) 選択 15 :  ◯議長野島 浩君) 選択 16 :  ◯議長野島 浩君) 選択 17 :  ◯議長野島 浩君) 選択 18 :  ◯議長野島 浩君) 選択 19 :  ◯議長野島 浩君) 選択 20 :  ◯議長野島 浩君) 選択 21 :  ◯議長野島 浩君) 選択 22 :  ◯町長(笹島春人君) 選択 23 :  ◯議長野島 浩君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 議事の経過  午前10時00分 開会            開   会   の   宣   告 ◯議長野島 浩君) 皆さん、おはようございます。  ただいまより、第12回入善町議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  開会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  早いもので師走となり、令和元年も残すところ一月弱となりました。北アルプスの峰々には冠雪が見られ、いよいよ本格的な冬の到来が感じられるところであります。  当局には、除雪体制に万全を期していただき、冬場の町民の足の確保に努めていただきますようお願い申し上げる次第であります。  また、町内ではインフルエンザの感染が広がりつつあります。学年閉鎖となる学校も出てきております。  改めて、皆様方には感染予防対策をお願いしますとともに、体調には十分御留意いただきますようお願い申し上げます。        ─────────────────────────            諸   般   の   報   告 2: ◯議長野島 浩君) それでは、日程に先立ち、諸般の報告をいたします。  初めに、本定例会における説明員の出席要求に対し、町長、副町長、監査委員、教育長及び関係各課長が出席する旨の報告がありました。  次に、本定例会における事務職員は、事務局長 杉田秀博君、局長代理 田中昭吾君、局長代理 新谷奈緒美君、主事 原 翔子君であります。  次に、さきに報告した以降の諸般の報告をいたします。  諸般の活動につきましては、お手元に配付いたしました資料をもって報告にかえさせていただきます。  また、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、10月分までの例月出納検査の結果が議長宛てに提出されております。  これらの資料は議会事務局に保管してありますので、御希望の方は閲覧願います。
     以上で諸報告を終わります。        ─────────────────────────           会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 3: ◯議長野島 浩君) これより本日の日程に入ります。  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  署名議員には、13番 松田俊弘君、14番 元島正隆君を指名いたします。        ─────────────────────────            会   期   の   決   定 4: ◯議長野島 浩君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から18日までの16日間といたしたいが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶあり〕 5: ◯議長野島 浩君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から18日までの16日間と決定いたしました。        ─────────────────────────            報  告  第  1  3  号 6: ◯議長野島 浩君) 次に、日程第3 報告第13号 寄附の受け入れについてを議題といたします。  内容を職員に朗読させます。  〔議会事務局調査係長(新谷奈緒美君)が資料を朗読〕 7: ◯議長野島 浩君) ただいまの報告第13号 寄附の受け入れについては、寄附の御厚志に対し深く感謝を申し上げます。  以上、朗読をもって報告を終わります。  (※当号末に寄附一覧表を掲載)        ─────────────────────────             議案第41号ないし議案第46号 8: ◯議長野島 浩君) 次に、日程第4 議案第41号ないし議案第46号 平成30年度入善町一般会計歳入歳出決算認定についてほか5件の議案6件を議題といたします。  (特別委員会審査報告) 9: ◯議長野島 浩君) ただいま上程した案件は、さきの第10回定例会において決算特別委員会に付託し、継続審査となっているものであります。  それでは、決算特別委員会の審査結果の報告を求めます。  決算特別委員長 5番 本田 均君。  〔決算特別委員長 本田 均君 登壇〕 10: ◯決算特別委員長(本田 均君) おはようございます。  それでは、決算特別委員会審査報告をいたします。  令和元年9月定例会において、決算特別委員会に付託された議案第41号ないし議案第46号、平成30年度入善町一般会計歳入歳出決算認定についてほか5件の議案6件について、審査結果を報告いたします。  本委員会では、9月19日に第1回委員会を開催し、審査方針につきましては、監査委員による決算審査との重複を避け、予算の執行が適正か、また、行政効果が上がっているかなど、政策的な面に重点を置いて行うことを確認いたしました。  その後、10月16日、21日、23日の3日間にわたり、会計管理及び担当課長の出席を求め、添付資料などに基づく説明を受け、質疑を行いました。  また、飯野小学校の大規模改造工事の状況をはじめ、学童保育における安全対策事業、移住体験住宅の整備状況などの現地視察を行い、審査の参考にいたしました。  さらに、10月25日には総括質疑、討論、採決を行い、本委員会の審査を終了したところであり、改めて当局の御協力に感謝申し上げます。  その結果につきましては、別に配付した資料のとおり、議案第41号 平成30年度入善町一般会計歳入歳出決算認定については、賛成多数で認定すべきものとし、議案第42号ないし議案第46号の5議案については、賛成全員で認定すべきものと決しました。  決算の当該年度に当たる平成30年度における国の経済状況は、企業収益が過去最高を記録する中で設備投資が増加するとともに、雇用、所得環境の改善により個人消費の持ち直しが続くなど、緩やかな回復が続いています。  その一方、地方経済や一部中小企業では、いまだに景気の回復が実感できない状況にあるように思われます。  そこで、町は町民の幸せの追求を命題とし、誰からも住みたいと思われ、幸せを実感することのできる選択されるまちとなるよう、「ストップ人口減少-未来に向けて さらなる前進」の予算とし、ストップ人口減少の3本の柱である子どもを産み育てやすい環境づくり、健康寿命の延伸、IターンやUターンの促進と地域活性化を実現するための事業に取り組まれました。  長期的には、人口減少と高齢化が進み、社会保障関係経費は一層の増加が見込まれます。自主財源の大幅な増加は厳しいところですが、町民の要望を取り入れ、事務事業の優先度や費用対効果を十分に精査し、健全財政を堅持しながら、「選択されるまち入善」として、引き続き重要施策を着実に推進、展開していただきたいと思います。  町の財政状況は、財政力指数が0.55と前年度を若干上回り、財政の弾力性を示す経常収支比率が前年度より2.1ポイント増加の85.5%となっております。決算に基づく健全化判断比率の4指標は、実質赤字比率及び連結実質赤字比率が黒字を示し、また、実質公債費比率は13.1%、将来負担比率は33.6%と算定されたものの、いずれも早期健全化基準を大きく下回っております。  当局には、これらの指標を常に念頭に置き、地方財政の動向を見据えながら、今後も健全な財政運営に当たっていただきたいと考えます。  それでは、審査の過程で出された意見について報告をいたします。  町税の収納率は全体で96.7%である。引き続き、税負担の公平性確保の観点から、収入未済額の縮減に向けた取り組みを続けていただきたい。また、税滞納の生活実態を把握し、個人の事情に合わせて必要な支援につなげるよう、各課の横断的な対応に期待をいたします。  防災対策については、自主防災組織への支援は町の防災力強化のためにも必要不可欠であります。防災意識を高めるための情報提供や訓練の実施について支援していただきたい。また、引き続き、防災士の養成、避難所運営資機材の確保に努めていただくとともに、万一の避難情報を住民に伝達するための緊急情報メールの登録数が増えるよう広報を行っていただきたい。  職員数については、これまでも個々のスキルアップや外部委託を進めながら不足補充を図っているものの、技術職や保育士等の専門職については、引き続き業務量とのバランスを考えて適正な定員管理に努めていただきたい。また、働き方改革を進め、心身の健康を保ちながら日々の業務を遂行できる環境整備に努めていただきたい。  ふるさと納税の実績が年々増えてきています。返礼品は、総務省の通知に基づき3割以内で運用しているとのことですが、今後も町をPRできる工夫を凝らし、さらなる魅力発信に努めていただきたい。  介護人材の不足は全国的な問題でありますが、町内においては各種支援金等の事業を行っており、若い人はもとより、定年後も働く意欲のある人に対しても積極的に周知を図り、新たな人材の確保に努めていただきたい。  子育て支援につきましては、保育サービスの充実、児童センターの利用促進、学童保育の充実、子宝支援金の支給等により、産み育てやすい町として多様化するニーズに対応したサービスの提供に努めていただきたい。  農業振興につきましては、新規就農への支援や農地の流動化促進に努められ、関係団体と協議、連携を図りながら、担い手不足の解消や高齢化への対応を進められたい。また、水産業を担う新規就業も大切な人材であり、担い手不足の改善を図るために継続的な支援が必要である。  道路や交通安全施設の新設、改良及び維持管理等については、年間200件を超える住民要望について緊急度を考慮しながら随時対応されています。今後も限られた予算を確保の上、適正な人員配置を行い、住民満足度の向上、安全確保に努めていただきたい。  教員の負担軽減のため中学校に導入されている部活動指導員、スポーツエキスパートの配置については、まだ数が少なく一部の部活動に限られている。引き続き指導員の確保について配慮していただきたい。  建設後30年以上が経過している飯野小学校の大規模改造事業については、図書室、トイレ、空調設備や蓄熱暖房機器の整備などが確認された。また、第3期工事として体育館やランチルームの整備が進められています。引き続き、子どもたちの学習環境の整備に努めていただきたい。  公共下水道事業は、整備の財源の償還費が事業経営に大きな負担となっています。将来にわたって安定的に事業を継続するため、国の重点支援が必要であると思います。また、下水道使用料の引き上げについて議論されていますが、さらなる接続率の向上を目指しながら、現状と今後の見通しなどについて、町民への説明責任を果たしながら理解を求めるよう努めていただきたい。  このほかにも、審査の過程で各委員からさまざまな意見、要望が出されました。当局には、これから新庁舎整備の大型プロジェクトや第7次総合計画の策定が控えており、健全財政を維持することはもとより、町の特性と資源を最大限に生かしながら、住民生活の向上のために、さらなる事業の厳選と重点化を進め、積極果敢に町政執行されることを期待して、決算特別委員会の報告といたします。  (討  論) 11: ◯議長野島 浩君) それでは、これより討論を行います。  議案第41号ないし議案第46号について、一括して御意見があれば承ります。  4番 井田義孝君。 12: ◯4番(井田義孝君) 私は、平成30年度入善町一般会計歳入歳出決算認定には反対をし、ほかの特別会計の決算認定には賛成する立場で意見を述べます。  平成30年度一般会計決算の歳出総額は113億5,222万円余りとなっています。私は、昨年3月議会での予算論議の際、歳出の中の公債費、つまり借金返済額が14億2,900万円と、平成27年度決算より1億8,000万円以上増えており、借金返済で財政が硬直すると述べました。  決算を見ると、この予算額を下回ってはいますが、借金返済は14億900万円に達しており、平成30年度歳出総額の12.4%にも上ります。これは、ここ数年、大型事業を集中して行い、借金が大きく増えてきたことによるものです。  私たち日本共産党は町の財政のあり方について、国や県の補助がつくからと、地方債という借金を重ねて大型事業を連続し、借金は過去最高水準で毎年の返済である公債費が14億を超えている一方で、県内でも有数の六十数億円もの基金をため込むというやり方を批判してきました。  中央公園の整備、多目的屋内施設やシーサイドロードなど、町民にとって急ぐ必要のない事業に、この上さらに借金を増やしてまで取り組むべきではないと考えています。人口増、高度経済成長の時代ではありません。補助金頼み、借金頼みで行う大型事業中心の財政運営を改め、道路の維持管理などの地域要望、保育士の確保や学童指導員の待遇改善など子育て環境の整備、介護予防事業や介護職員確保などに予算を充てるべきです。  平成30年度決算では、町債──町の借金の発行額が予算では20億8,000万円でしたが、結果的に10億7,000万円でした。借金をしなくて済んだのはよいことですが、その理由は入札の遅れと事業の繰り越しによるものだということでした。国や県の補助金頼み、そして借金頼みだからこういうことが起きるんではないでしょうか。本当に町民にとって必要な事業を、財源も含めて計画的に行っていくべきだと思います。  また、一方で、住民生活に密接にかかわってくる道路維持費や道路新設改良費では、予算額と支出済み額に大きな乖離が見られ、事業が進んでいないことがわかります。入札の遅れによる繰越明許も多く見られます。予算があっても、職員不足により仕事が進められていない実態が決算特別委員会で明らかになりました。町は近年、技術職を採用しておらず、さらに異動などで担当課は大変なことになっています。住民生活に直結する事業にはもっと手厚い扱いをするべきです。  4月から言い続けてきた、飯野学童保育が60人を超えているのに1部屋である問題も改善の手が打たれていません。来春からは町の条例にも違反する状態になりますが、どうするのでしょうか。町長が認めれば40人以上でもよいとする例外規定を延長して改善を先送りにするのでしょうか。1教室に60人も詰め込んでいては、子どもたちに安心の生活の場を提供できているとは到底言えません。学童保育の運営を地域任せにせず、町が責任を持って行う体制をとるべきです。  園家山の松枯れ被害は収束したとはとても言えず、新たな被害が生まれています。町は、平成29年、平成30年度限りの県の海岸林保全事業により、平成29年度予算で伐倒、薬剤散布などを行いましたが、平成29年度の大量の切り残しが平成30年度にずれ込みました。そのせいか、平成30年度の処理予算が早々に底をつき、被害木を残したまま県の事業が終了してしまいました。その結果、現在も松枯れ被害が続いているのです。町は平成29年度の反省を踏まえ、十分な対処予算を県に要望、確保するべきでした。  入善町の自然と魅力を住民自身が再認識し、町内外に発信していくフィールドミュージアム構想は、住民自身が町の財産を守り発展させ、より魅力あるまちづくりに参加していく大変よい取り組みだと期待しているのですが、町独自の予算を使ってでも推進しようという姿勢が見られないのは大変に残念に思います。  介護施設の深刻な職員不足に対し、私は何度も議会で、育成、確保のための町独自の支援を求めてきました。入善町の入所施設では、職員不足で50近いベッドが使われていない状態が4年も続いています。やはり介護職員不足の一番の理由は、仕事の大変さに対して待遇が悪いからなわけですから、介護職員の毎月の生活を支援する制度、家賃補助や夜勤手当の補填などの取り組みが必要であったと考えます。  新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合の平成30年度介護事業決算では9億円近い黒字が出ているのですから、介護職員の待遇改善と確保につながるような制度創設を組合に求めていくべきです。  町予算の執行を、より住民要望に向き合うものになるように変え、見るべき特徴を持った行政にすべきだと思います。  以上で私の討論を終わります。 13: ◯議長野島 浩君) ほかに討論はありませんか。  3番 池原純一君。 14: ◯3番(池原純一君) 私は、議案第41号 平成30年度入善町一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第46号 平成30年度入善町後期高齢医療特別会計歳入歳出決算認定についてまでの6議案について、全て賛成の立場で意見を申します。  平成30年度予算は町民の幸せの追求を命題としながら、これまで積み上げられてきたストップ人口減少に関する3つの柱、1つ目の柱、子どもを産み育てやすい環境づくりによる出生数の増、2つ目は健康寿命の延伸による人口の自然減の抑制、そして3つ目はIターンやUターンの促進と地域活性化による人口の社会増の促進、より強固なものとして、選択されるまちに向けた予算として編成されており、各課及び職員が一丸となって業務に遂行されていることと思うところであります。  まずは、保育所の運営についてでありますが、国基準による運営に加え、内容充実の追加運営とした延長保育に、居残りや一時保育、土曜休日保育、障害児の保育など、特別保育に取り組んでおられます。  また、保育料の軽減については、平成30年度、県下で一番早く取り組んだ第1子の保育料の4分の1軽減、引き続き第2子の完全半額化、第3子以降の完全無料化を実施した。そのことにより、国が基準としている保育料の約6割、1億6,900万円を町が負担し、保育料の軽減に充てています。  次に、すこやか親子推進事業で、全ての不妊治療を対象に、前年度までは治療費の2分の1助成を行っていましたが、平成30年度には治療費の自己負担額を1割とし、不妊治療に伴う経済的な負担の軽減を図り、1人でも多くの方が子どもを持つことをかなえる体制を整えたところであります。ここ2年連続、不妊治療件数は100件に迫ろうとしております。小さな命がと思うと、大切な施策であり大きく期待するものであります。  教育現場では、課外活動、スポーツ・文化の指導時間が特に長いことから、国の新規施策として、中学校に部活動指導員1人が配置され、あわせて、引き続きスポーツの専門的な技術的指導ができるスポーツエキスパートの派遣をし、教員の負担軽減を図り、教育力の向上に努めておられるところであります。円滑な学校運営を図る意味では、継続的な国の支援に期待を寄せるところであり、今後とも国への働きかけを積極的に行っていただきたい。  空き家対策につきましては、空き家バンクを核とした利活用の推進に努められており、物件登録件数は調査以来、年々増加傾向にあり、それに比例するかのように利用希望の登録件数も年々増加しております。契約件数は登録件数の4割強の累計49件、うち町外からの契約が5割強の累計25件と納得するものであり、さらなる成果に期待するところであります。  入善UIサポートセンターを核として、町外からの移住の増加、あるいは定住の促進を図るため、県外へのPR、ダイレクトメールの配信、年賀状、移住体験住宅の設置、移住体験ツアー、付加価値をつけた農業体験ツアーなど、入善町を生かした今後の事業の展開に期待するところであります。  次に、町民からの苦情や要望について年間200件以上が上がっており、維持修繕的なものから多額の予算と日数を要する改良的なものとさまざまであります。予算に限りがあり全てに対応することはできませんが、限られた職員の中で知恵を絞りながら、年間150件前後の緊急度の高いものから順次対応され、町のインフラ整備に積極的に努めておられるところであります。  あわせて、災害時の避難場所充実に向けた運営資機材の計画的な購入、また地球温暖化防止に対する啓発にこれまで同様、継続的な取り組みを願うところであります。  次に、職員数についてでありますが、平成27年度233人であったものを平成28年度は247名、平成29年度は251名、そして平成30年度は258名と計画的な増員が図られております。また、臨時職員の処遇改善も少しずつではありますが、よくなっております。  しかし、町民ニーズの多様化などにより、職員への負担が増大していることから、引き続き業務量の把握と整理、特に健康管理には十分注意を払っていただきたい。  今後、人口減少が進む中、職員の採用にはさまざまな方法で慎重に行うことになると思いますが、これからも過重な負担とならないよう、専門職を含めた計画的な人材の確保とその育成に努めていただきたい。  最後に、歳入についてでありますが、財政調整基金、減債基金を合わせて8億2,000万円取り崩す予定でありましたが、最終的には減債基金の4億円にとどめ、公共施設等整備基金に5億3,000万円を積み増すなど、これから進められる大型事業に適切に対応するため、着実な運営に努めていることを高く評価して、私の賛成討論といたします。 15: ◯議長野島 浩君) 討論、ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶあり〕 16: ◯議長野島 浩君) 御意見が尽きたものと認めます。よって、これにて討論を終結いたします。  (採  決) 17: ◯議長野島 浩君) これより採決を行います。  まず、議案第41号 平成30年度入善町一般会計歳入歳出決算認定について、決算特別委員長の審査報告は認定であります。よって、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成起立〕 18: ◯議長野島 浩君) 起立多数であります。よって、議案第41号は委員長報告のとおり認定されました。
     次に、議案第42号 平成30年度入善町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてないし議案第46号 平成30年度入善町後期高齢医療特別会計歳入歳出決算認定についてまでの議案5件について、一括して採決を行います。  これらについて、決算特別委員長の審査報告は認定であります。よって、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成起立〕 19: ◯議長野島 浩君) 起立全員であります。よって、議案第42号ないし議案第46号の議案5件については、委員長報告のとおり認定されました。        ─────────────────────────             議案第47号ないし議案第53号 20: ◯議長野島 浩君) 次に、日程第5 議案第47号ないし議案第53号 令和元年度入善町一般会計補正予算(第4号)ほか6件の議案7件を議題といたします。  (提案理由の説明) 21: ◯議長野島 浩君) ただいま上程した案件について、提案理由の説明を求めます。  笹島町長。  〔町長 笹島春人君 登壇〕 22: ◯町長(笹島春人君) 皆さん、おはようございます。  ことしも師走を迎え、気ぜわしい季節となり、議員各位には何かと御多用の中、12月定例会に御参集いただき、厚くお礼を申し上げます。  まず、今ほど、平成30年度決算について認定を賜りましたことに深く感謝を申し上げます。  本田委員長をはじめ、決算特別委員会の委員各位には、長期間にわたり審査をいただき、大変ありがとうございました。審議の過程でいただきました御意見などは、今後の町政運営に生かしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、今回提案いたしました各議案の説明に先立ちまして、一言所感を申し述べさせていただきたいと思います。  令和の時代が幕をあけたことしも、残すところ1カ月足らずとなり、初めての年末年始を迎えようといたしております。  思い起こせば、ことしも日本各地でさまざまな自然災害が発生し、多くの方々が被害に遭われたところであります。  改めまして、犠牲になられた方々に哀悼の誠をささげるとともに、被災された方々に衷心よりお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧・復興を願う次第であります。  記憶をたどりますと、近年発生する災害は、その規模も被害も過去とは比べ物にならないほど大きなものが多く、平成23年3月11日の東日本大震災をはじめ、平成26年8月豪雨による広島での大規模な土砂災害、平成28年4月には5つの市町の庁舎が大きく損壊する、最大震度7を記録した熊本地震。九州地方で平成29年7月に続き、ことしの8月に発生した豪雨災害など、毎年のように大規模な地震、水害、土砂災害が発生しております。  さらに、記憶に新しい台風15号及び19号を含んだ、ことし1年に全国で発生した土砂災害は1,640件にもなります。  これらの災害が発生するごとに被災地域では復旧作業が行われているところでありますが、一方で、罹災証明の発行事務ですら人手が足らず、一例では隣県の長野市において「被災生活再建支援金」の申請受付、支給事務のような業務においても対応する職員が不足し、職員の派遣支援を求めるなど、今なお多くの自治体がボランティアや職員の派遣支援を受けつつ、被災の支援と復旧に取り組んでおられるところであります。  まさしく、「災害は、準備に勝る予防なし」と言われているとおり、災害はいつ、どこで起こるか予見することは難しく、だからこそ日ごろの備えが、ハード・ソフトの両面において必要不可欠であると、改めて考えている次第であります。  さて、町におきましては、現在、令和2年度予算の編成時期を迎えているところであり、先日各課からの要求を取りまとめたところであります。令和2年度予算につきましては、私にとって町長就任から5年が経過し、1つの節目を迎えた、新たな決意で臨む予算編成となっております。  これまでの5年間では、「もっといい街、住みよい入善」をまちづくりの基調とし、その最大のテーマであります「ストップ人口減少」の実現に向けて、妥協することなく取り組んでまいりました。  とりわけ、子どもを産み育てやすい環境づくりによる出生数の増、健康寿命の延伸による人口の自然減の抑制、IターンやUターンの促進と地域活性化による人口の社会増の推進、ストップ人口減少を実現するための「3つの柱」に資する施策については、これまでの行政の常識や枠にとらわれることなく、大胆に予算を配分してきたところであります。  そして、これまでの取り組みにより、人口減少に対する危機感や、その克服に向けた意識が、町民の皆さんにも徐々に浸透してきているものと感じており、まさに、町民一丸となってストップ人口減少に取り組んでいく力強さも見られるようになってきたものと感じております。  もちろん、長年の構造的な課題でもある人口減少問題には、特効薬というものはなく、一朝一夕に解決できるものではありません。だからこそ、目に見えた効果や結果に一喜一憂することなく、長期的な展望に立ち、腰を据えた取り組みを継続していくことが必要であるものと考えております。  その意味では、来年度は現行の「総合計画」や「総合戦略」の最終年度となり、いわばこれまでの取り組みの集大成となる年であり、新たな計画や戦略のスタートを見据えた重要な転機となるものと捉えております。  今後、予算編成が本番を迎えていくところでありますが、職員には一人一人が目指すべき町の将来像を思い描きながら、これまでの取り組みをしっかりと検証し、新たな課題やニーズを精査し、さらなる施策の展開へとつなげる予算の要求を指示したところであります。  一方で、町の財政を取り巻く状況は、人口減少による税収の伸び悩みや地方交付税の減など、これまでにも増して厳しくなることが避けて通れない状況であります。そのため、新たなことにチャレンジするためにも、事務事業の削減はもとより、時には思い切った事業の廃止も視野に、スクラップ・アンド・ビルドの徹底もあわせて指示をしたところであります。  さらに、町内10地区で開催いたしました「まちづくり懇談会」においては、町からのテーマとさせていただいた役場庁舎の建てかえに対する御意見はもとより、地域の皆さんから、まだまだ多くの要望をいただいたところであります。  このような各地区から出された要望や課題についても、少しでも前進、改善できるよう意を用いるとともに、町民自らの力も引き出せるような、自助、共助、公助のバランスのとれた行政運営に努めてまいりたいと考えております。  新年度の予算が「令和」の時代とともに、第7次総合計画に向けた新たなスタートラインに立つ予算となるよう、また、この人口減少の難局を打開するため、議員各位とは建設的な議論を重ねてまいりたいと考えておりますので、より一層の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  それでは各議案の説明に入らせていただきます。  初めに、議案第47号 令和元年度入善町一般会計補正予算(第4号)について御説明を申し上げます。  主な歳出でありますが、まず、人件費につきましては、人事院勧告に基づく職員の給与改定に伴う給与費及び特別職・議員の期末手当の増額、人事異動や育児休業の取得等に伴う調整、下水道特別会計繰出金に係る人件費分の減額などを計上しており、一般会計の人件費全体では1,148万2,000円の減額となっております。  人件費以外の補正につきましては、総務費では、防災行政ラジオの追加購入に係る需用費の増額、通学路の安全・安心確保のための防犯カメラの設置に係る工事請負費の計上、富山県自治体クラウドシステムの更新に係る委託料及び令和2年度以降5カ年のシステム利用料に係る債務負担行為の計上、町税のスマートフォンによる納付決済の導入に係るシステム改修委託料などを計上いたしております。  民生費においては、日本年金機構との情報連携に伴う国民年金システムの改修に係る委託料、社会福祉事業指定寄附金による備品購入費など、衛生費においては、医療機関の新設に伴う固定資産の取得に係る地域医療体制整備補助金の計上、農林水産業費では、土地改良区が施工する県単土地改良事業に係る補助金の増額など、消防費では、県道拡幅に伴う消防新屋分団屯所の移転に係る委託料や用地取得費を、教育費においては、JAみな穂様から「入善ジャンボ西瓜プロジェクト」として御寄附いただいた浄財による食育教材の購入費を計上いたしております。  そのほかに、過年度における国・県支出金の確定による精算返納金などの増額、平成30年度における介護給付費の確定に伴う新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合への負担金の減額などを計上いたしております。  歳入につきましては、国・県支出金や地方債、寄附金、繰越金などを計上いたしております。  なお、今回の補正において、繰越金の一部を計上し、財政調整基金からの繰入金を2億1,800万円減額することといたしております。  以上により、一般会計につきましては、既定の予算額に5,786万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ120億4,889万7,000円としたところであります。  次に、議案第48号 令和元年度入善町下水道特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。  今回の補正では、人事院勧告に基づく給与等の改定及び人事異動等に伴う人件費の調整を行っております。  以上、御説明を申し上げました補正予算関係2議案について、慎重審議を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  次に、条例関係の議案について御説明を申し上げます。  まず、議案第49号 入善町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてであります。  令和2年4月1日から、地方公務員法及び地方自治法が改正され、地方公務員の臨時職員・非常勤職員の任用の適正を確保するため、新たに会計年度任用職員制度が創設されることとなりました。この会計年度任用職員につきましては、入善町における給与及び費用弁償の支給に関し、本条例により必要な事項を定めるものであります。  条例の内容といたしましては、主に3点について定めるものであります。  1点目は、会計年度任用職員を、地方公務員法第22条の2第1項第1号に掲げる「パートタイム」の会計年度任用職員と、同項第2号に掲げる「フルタイム」の会計年度任用職員に区分し、それぞれに支給される給与及び費用弁償を明確化するものであります。  2点目は、その支給される給与のうち、報酬の基準額及び給料につきまして、上限額を設定するものであります。  3点目は、期末手当について、その支給方法と支給対象に関する事項を定めるものであります。  なお、この条例の施行につきましては、改正法の施行日であります令和2年4月1日から施行することになります。  次に、議案第50号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  この改正は、さきの会計年度任用職員制度創設に関しまして、地方公務員法及び地方自治法が改正されたことに伴い、町の関係する条例について一括して改正を行うものであります。  改正内容につきましては、「職員の分限に関する手続及び効果に関する条例」のほか計6件の条例について、引用条項の改正や会計年度任用職員への適用について定めるものであります。  施行につきましては、改正法の施行に合わせ、令和2年4月1日から施行になります。  次に、議案第51号 入善町の職員の給与に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。  この改正は、令和元年人事院勧告及び富山県人事委員会勧告を踏まえ、民間との較差が生じた給与に関する2点の改正と、その他1点の改正を行うものであります。  まず、1点目は、人事院勧告及び富山県人事委員会勧告を踏まえての民間との較差の解消であります。給料表を改定し、平均0.12%引き上げ、本年4月1日から適用するものであります。  2点目は、勤勉手当について、民間の支給割合との均衡を図るため、年間支給月数を、現行の1.85月から0.05月分引き上げ、1.9月に改定するものであります。  今年度に関しましては、この12月の支給分から適用になります。  また、令和2年度以降の支給に関しましては、6月と12月の支給月数を平準化するものであります。  3点目は、住居手当について、手当の支給対象となる家賃額の下限を1万2,000円から4,000円を引き上げ、1万6,000円とし、住居手当額の上限を2万7,000円から1,000円引き上げ、2万8,000円とする改定を行うものであります。  この住居手当の改定につきましては、令和2年4月1日から適用となります。  次に、議案第52号 入善町長等の給料その他の給与及び旅費支給条例及び入善町議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。  この改正は、さきの職員の給与改定に合わせて、特別職並びに議員の期末手当の支給について、必要な改正を行うものであります。  改定内容につきましては、期末手当の年間支給月数を現行の3.35月から0.05月分引き上げ、3.4月に改定するものであります。  なお、引き上げ分につきましては本年12月の支給分から適用になります。  また、令和2年度以降につきましては、6月と12月の支給月数を平準化して支給するものであります。  次に、議案第53号 入善町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。  この改正は、「災害弔慰金の支給等に関する法律」及び同法施行令が、令和元年8月1日に改正され、災害援護資金の貸付制度につきまして、一部見直しがあったことに伴い改正するものであります。  改正内容につきましては、引用条項等の改正となっており、本年の8月1日から適用になります。  なお、今回の法改正により、災害援護資金の償還免除の対象が拡大され、破産等が免除事由に追加されたほか、新たに免除等のために必要な資産・収入を調査する権限が市町村に付与されております。  以上、条例関係の議案について御説明を申し上げました。  議員各位の御理解を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。  どうかよろしくお願い申し上げます。        ───────────────────────── 23: ◯議長野島 浩君) 以上で本日の日程は終了しましたので、閉議いたします。  次に、議会日程を申し上げます。  次の本会議は11日水曜日午前10時から開議し、町政一般に対する質問を行います。特に通知書は差し上げませんので、各位には定刻までに御参集をお願いいたします。  なお、この後、全員協議会を11時10分から開催しますので、議員並びに当局は全員委員会室へ御参集ください。  本日はこれにて散会いたします。  議員並びに当局には大変お疲れさまでした。御苦労さまでした。  午前10時57分 散会 ※寄附一覧表 ┌─────┬─────────┬────────┬────────────────────┐ │寄附申出 │         │        │       寄 附         │ │     │  寄附金品等  │  寄附目的  ├────────┬───────────┤ │受付年月日│         │        │  住  所  │   氏  名    │ ├─────┼─────────┼────────┼────────┼───────────┤ │     │ふんわりごはん  │米寿「お祝いパ │入善町下飯野  │(株)ウーケ      │ │R1.8.22  │富山県入善町のこ │ックごはん」と │232-5      │代表取締役社長    │ │     │しひかり 176箱  │して      │        │舩木 秀邦      │ ├─────┼─────────┼────────┼────────┼───────────┤ │     │マグネットスクリ │入善町立小学校 │入善町入膳   │入善ライオンズクラブ │
    │R1.9.19  │ーン 10本    │6校の備品とし │5232-5     │会長 米山 義隆   │ │     │         │て       │        │           │ ├─────┼─────────┼────────┼────────┼───────────┤ │     │         │        │        │           │ │     │大型児童図書   │入善町立図書館 │魚津市新角川  │国際ソロプチミスト  │ │R1.9.20  │5冊       │の備品として  │1-7-22     │富山-東        │ │     │         │        │        │代表 宮本 厚子   │ │     │         │        │        │           │ ├─────┼─────────┼────────┼────────┼───────────┤ │     │         │福祉事業資金と │魚津市本町   │一般社団法人茶道裏  │ │R1.9.24  │金110,000円    │して      │1-11-19     │千家淡交会魚津支部  │ │     │         │        │        │支部長 大澤 範洋  │ ├─────┼─────────┼────────┼────────┼───────────┤ │     │         │子どもたちへの │入善町入膳   │みな穂農業協同組合  │ │R1.11.15 │金196,200円    │食育のための資 │3489-1     │代表理事組合長    │ │     │         │金として    │        │細田 勝二      │ └─────┴─────────┴────────┴────────┴───────────┘ ┌─────────────┬────────┬──────┬───────────────┐ │  寄附申出受付期間   │  内  容  │ 件 数  │      金 額      │ ├─────────────┼────────┼──────┼───────────────┤ │  R1.8.16~R1.11.13   │ ふるさと納税 │  34  │  1,000,000円   │ └─────────────┴────────┴──────┴───────────────┘ 発言が指定されていません。 © Nyuzen Town Assembly. All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...