入善町議会 2019-03-01
平成31年第7回(3月)定例会(第4号) 討論・採決
6:
◯産業教育常任委員長(
田中伸一君) 本
定例会におきまして、産業教育常任委員会に付託された諸案件について、審査結果を報告します。
当委員会で付託案件について慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の審査報告書のとおり、議案第1号 平成31年度入善町一般会計予算のうち当委員会付託部分につきましては、賛成多数で可決すべきものと決しました。
議案第3号 平成31年度入善町簡易水道特別会計予算、議案第4号 平成31年度入善町育英奨学資金特別会計予算、議案第5号 平成31年度入善町下水道特別会計予算、以上、議案3件につきましては、賛成全員で可決すべきものと決しました。
議案第7号 平成30年度入善町一般会計補正予算(第5号)のうち当委員会付託部分につきましては、賛成多数で可決すべきものと決しました。
議案第9号 平成30年度入善町簡易水道特別会計補正予算(第1号)、議案第10号 平成30年度入善町下水道特別会計補正予算(第2号)、議案第15号 入善町定住促進住宅条例の一部改正について、議案第16号 公の施設の指定管理者の指定について、議案第17号 町道路線の認定及び変更について、以上、議案5件につきましては、賛成全員で可決すべきものと決しました。
以上、産業教育常任委員会の審査報告といたします。
7:
◯議長(
佐藤一仁君) 以上で、各常任委員長の審査報告を終わります。
(討 論)
8:
◯議長(
佐藤一仁君) これより討論を行います。
ただいま上程中の案件全てまとめて、御意見がありましたら承ります。
4番
井田義孝君。
〔4番
井田義孝君 登壇〕
9: ◯4番(
井田義孝君) 私は日本共産党を代表して、議案第1号 平成31年度入善町一般会計予算、議案第7号 平成30年度入善町一般会計補正予算には反対の立場で、そのほかの議案には賛成する立場で意見を述べます。
町は、町長がストップ人口減に向け強調している3つの柱に向け、さまざまな努力を実際しておられます。しかし町長自身がおっしゃっているように、なかなかこれといった特効薬がないのが現状です。いろいろな取り組みをしているのになかなか成果があらわれないのはなぜだろうか。どうしたら町長が言う幸せ実感の町になっていくのだろうかと、私も真剣に考えました。
一般的に言って、取り組んでいるのに成果があらわれないのは、取り組みの方向性が間違っているか、取り組みの量が必要性に追いついていないからです。私は、入善町の場合はこの両方だと思います。これから入善町で結婚し、家を建てて子どもを産み育てようとする人は、あるいは入善町に移住して生活を始めようとする人は、まず何を求めるでしょうか。引っ越し支援制度でしょうか。私は、やはり全国へ誇れる自然風土や湧水、その風土から生まれた暮らし、なりわいとしての仕事、地区の人間関係やお祭りなどの行事、そういったものに誇りと未来への展望を感じるときに、入善に家庭を持って暮らしたいなと感じると思います。
もっと入善町そのものを自慢していく。そのためには現在生活している人たちへの生活支援と、町民の財産たる風土や文化、自然への投資こそが入善って暮らしやすいなと実感してもらえる取り組みになっていくと思います。
例えば、町が計画を進めている
フィールドミュージアムも、これを中核施設を中心とした観光の取り組みと捉えるのではなく、3億年前からの黒部川扇状地の成り立ち、立山の国内唯一である氷河から深海1,000メートルまでの壮大な水循環の中の一部に私たちの暮らしがあると捉えてこそ、日本に唯一ここにしかない入善町の暮らしが際立ってきます。
しかし、残念ながら
フィールドミュージアム構想は遅々として進まず、ジオパークの取り組み予算もほとんど計上されていません。魚津や黒部、朝日町はジオパークのパンフレットを作成していますが、なぜ入善町は取り組まないのですか。
町長は施策の1番目に子育て支援を掲げ、実際に町はさまざまな子育て支援策を行っています。中には妊産婦検診や不妊不育治療への支援など、他自治体に先駆けたすぐれた取り組みも行われています。平成31年度から始まる高校生まで所得制限なしの子ども医療費の無償化などは高く評価するものです。しかし、この4月からの各学童保育の利用見込み人数は、入善学童が75人、飯野学童が73人と、物議を醸した昨年よりさらに増え、厚生労働省が望ましいという40人の集団規模を大きく超えています。これだけ多いと希望する児童は全部受け入れるという方針に反し、利用が制限される事態も生まれてきているのではありませんか。飯野学童のように1教室に70人を詰め込んでいては、子どもたちに安心の生活の場を提供できているとは到底言えません。現場の指導員さんたちは大変な御苦労をされています。場合によっては学童施設を増築するなど、思い切った支援をするべきです。
また、町は国からの支援を利用料の軽減に充てていますが、増え続ける児童の数に対応できるよう、地域任せにせず町が責任を持って、指導員を確保するために待遇改善に予算を使うべきです。児童40人に指導員たった2人でよいとする国の配置基準より余計に加配しているとか、児童1人当たり畳1畳程度でよいとする国の面積要件を満たしているから2部屋に分けなくていいなどという答弁がどうしてできるのですか。それでは飯野学童は84人を超えるまでは1教室でよいのだということになります。子育て支援には本気で取り組んでいるのだというところを示してほしいと思います。
私は今議会の一般質問で、子育て支援として国民健康保険税の子どもの均等割り減免を求めました。これは全国幾多の市町村でやっていることです。議案第2号の平成31年度入善町国民健康保険特別会計予算は、昨年より後退しているわけではないのであえて反対はしませんが、絶対的に高すぎる国保税はもっと子育て世帯や低所得世帯への減免の拡充が必要です。
結婚サポートの取り組みも、平成29年に議員全員で視察してきた兵庫県三木市の縁結び課担当者は、お見合いイベントをするだけで後は若い人でというのが一番費用対効果がないと述べておられました。三木市では、三木で愛サポートセンターに27名のサポーターがおり、約300名の結婚希望者にどのサポーターがよいのかのマッチングから始め、結婚相談からお見合い相手の紹介、イベントの情報提供や定期的なフォローまで行い、結婚まで親族のように付き添う取り組みがされています。
町もこうした先進例に学び、入善世話やき隊の活動に抜本的な予算をつけるなど、実効性のある結婚支援を強めるべきではありませんか。
町長が掲げる健康寿命の延伸についても、認知症サポーター講座や100歳体操の推進、みそ汁の塩分測定などであり、これまでの枠を大きく超えるような取り組みは計画されていません。
一方で、運動公園の大規模改修やシーサイドロード等の大型事業には大きな予算が組まれており、従来の枠内の土木中心の予算と言わざるを得ません。新年度予算では中央公園に屋内多目的施設を建設するための設計業務委託料が上程されていますが、当局は冬場にも子どもたちが使える施設にしたいと説明するだけで、具体的なものは何も示されていません。こんな段階で、設計委託予算に賛成することはできません。
新年度予算の性質別歳出では、投資的経費の普通建設費が18億1,200万円と昨年度より5億円も増えています。こうした建設事業には借金がつきもので、町の借金残高も今年度だけで10億円増え、過去最高レベルの142億円となる見込みです。新年度でも国の補正予算で大規模事業を導入すれば、借金残高は過去最高となるでしょう。必要な事業であっても、大規模な事業が集中しないよう計画的に行うべきです。
また、住民の皆さんから多く寄せられる身近な道路の改修に充てる予算が1億円余りと、今年度より3,000万円減らされています。この予算は大幅に増やして住民要望に応えるべきです。
農業の分野ではここ数年、当初予算に農家の機械導入などへの国の補助が全く見られなくなりました。聞くところによると、国の補助採択の基準が年々厳しくなり、町農家が対象になりづらくなっているとのことです。農業は、国民の命を支える産業です。国がしっかり支援するように町は求めていくべきです。
新年度予算では、新たに町内に進出する企業や既存の町内企業の投資などに、約3億7,000万円かけて支援するとしています。町の基幹産業と位置づけられてきた農業分野での投資にも、町独自でも支援する制度を設けるべきです。
以上の理由から、議案第1号には反対をいたします。
また、議案第7号 平成30年度一般会計補正予算ですが、飯野小学校の大規模改修に約3億5,000万円という多額の予算が上程されました。本来この改修計画は、平成31年度の新年度予算で実施される計画でした。しかし、町当局によれば、国の補正予算がついたので、町も平成30年度の補正予算で対応するとのことで今回の補正に計上されました。
ところが、実際には、国の補正予算では飯野小学校の大規模改修は対象になっていないことが、議会開会日に明らかにされました。全く当局の勇み足と言うしかありません。
このようなことは、現在町が進めている中央公園の再整備でもありました。現在町は、総合体育館の横に駐車場を整備していますが、もともとの計画では、国の交付金事業でここにテニスコートと屋内多目的施設を整備するというものでした。ところが、土地を購入した後にテニスコートの整備は国の交付対象とならないことが判明し、駐車場整備に変更されたものです。
小学校の大規模改修も、テニスコートと多目的施設の整備も町にとっては大きな事業です。最近の町の姿勢を見ていると、しゃにむに大規模事業に飛びついているという感じを受けます。
新たに新年度予算に補正を組んで大規模改修に当たるとのことですが、今回の補正予算では財源見通しがない提案であり、こんな議案には賛成できません。
町長がおっしゃるストップ人口減の3つの柱、子育て支援、健康寿命の延伸、IターンUターンで地域を活性化し社会増に対しては、私は全く異を唱えるものではありません。むしろ、その言葉のとおり、幸せが実感できるまちづくりを進めていただきたいと思います。
しかし、平成31年度予算は、さまざまな取り組みはされているものの、どれも不十分であり中途半端な印象を拭い切れません。高度経済成長の時代ではないのですから、国からの交付税に頼った借金で土木中心の事業を行うのではなく、限られた財政をどう住民生活の再生産に使うのかという予算編成が必要だと申し上げ、私の討論を終わります。
10:
◯議長(
佐藤一仁君) ほかにありますか。
6番
中瀬淳哉君。
〔6番
中瀬淳哉君 登壇〕
11: ◯6番(
中瀬淳哉君) 私は本
定例会に上程されました議案17件に対し、全て賛成の立場で討論をさせていただきます。
まず、上程されました平成31年度入善町一般会計予算並びにそれぞれの特別会計予算、すなわち新年度予算は町民の笑顔と笑い声が響き合う幸せ実感の町となるよう、「『ストップ人口減少!未来へつなぐ』─新たな一歩を踏み出す予算」として編成をされております。
笹島町長就任以来、ストップ人口減少に向けてさまざまな事業に取り組んでこられました。そうした中、婚活イベントの参加者から6組目の成婚者が誕生したほか、これまで成婚された御夫婦にお子さんが誕生するなど、少しずつではありますが着実に成果があらわれております。
また、移住相談会や体験ツアーの参加者から通算6人の方が移住してきており、人口の社会減も改善されつつあるわけであります。
これは町長をはじめ町当局が婚活事業や子育て支援、移住・定住施策を一貫して着実に行ってきた結果、町民にも認識されてきた、まさしく町民ぐるみの人口減少対策に向けて徐々に意識が共有できてきたたまものではないかと私は考えております。
新年度予算では入善世話やき隊の隊員がサポートを行いながら開催する集団お見合い会などの婚活事業、国が無償化の対象外としている給食費まで無償化とする3歳以上児の保育料無償化などの子育て支援、移住希望者の視点に立ち検討・交流・居住・就業・移動の5つの支援事業を行う入善安心移住プロジェクトなどの移住・定住施策など、これまでの着実な歩みをさらに進めていこう、そして人口減少の改善につなげていこうという町当局の強い意思が見受けられました。
また、町長がよくアイデアのない自治体に未来はないと言われる言葉どおり、新年度予算では入善高校農業科に入善ジャンボ西瓜の新たな栽培方法を研究してもらうNEW農チャレンジ事業や、シーサイドロードなどの工事着手などの魅力あるまちづくり、市街地の狭隘道路の改善のための測量設計や入善漁港の機能診断、洪水ハザードマップの作成など安心して暮らせるまちづくり、教育ICTの充実やひばり野小学校を小規模特認校にするなど心豊かな人を育てるまちづくりなど、このように多岐にわたり新たな施策にチャレンジしていく姿も見受けられました。
そして、これらを実施するための財源に関しては、限られた財源を最大限活用するため経常経費の抑制や事務事業の見直しとともに、施策の
選択と集中を図りながら、さらに国や県からの交付金などでできる限りの財源を確保しようとしており、健全財政の堅持に努めておられます。
近年、近隣市町での地方自治体の財政難が見受けられる中、健全財政を堅持して将来に少しでも負担を残さないようにしている当局の姿勢を高く評価したいと思っております。町当局には、この新年度予算で提案した施策を着実に進めていっていただきたいと思っております。
平成30年度一般会計補正予算並びに各特別会計補正予算については、国の補正予算に伴い、入善小学校と飯野小学校のトイレ及び空調設備の改修工事費の予算、総合体育館の空調設備及び天井改修工事費の予算などを計上するものであります。あわせて入善中学校のブロック塀の改修の予算や農業者の機械整備補助に対する予算などを、この国補正予算で獲得するなど、財源の確保に余念がないものと見受けられ高く評価するものであります。
当局には、より一層の財源の確保、健全財政の堅持に努めていただきたいと思います。
残りの議案6件については、それぞれ条例の一部改正並びに公の施設の指定管理者の指定、町道路線の認定及び変更についてということで、特段問題ないものと見受けられます。
以上の理由で、本
定例会に上程されました全議案に対し賛成するものであります。議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。
12:
◯議長(
佐藤一仁君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
13:
◯議長(
佐藤一仁君) 御意見が尽きたものと認めます。よって、これにて討論を終結いたします。
(採 決)
14:
◯議長(
佐藤一仁君) これより採決をいたします。
まず初めに、議案第1号 平成31年度入善町一般会計予算について、それぞれの常任委員長の審査報告は可決であります。よって、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
15:
◯議長(
佐藤一仁君) 起立多数であります。よって、議案第1号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第2号 平成31年度入善町国民健康保険特別会計予算ないし議案第6号 平成31年度入善町後期高齢者医療特別会計予算の議案5件について、一括して採決をいたします。議案第2号ないし議案第6号について、それぞれの常任委員長の審査報告は可決であります。よって、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
16:
◯議長(
佐藤一仁君) 起立全員であります。よって、議案第2号ないし議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第7号 平成30年度入善町一般会計補正予算(第5号)について、それぞれの常任委員長の審査報告は可決であります。よって、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
17:
◯議長(
佐藤一仁君) 起立多数であります。よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第8号 平成30年度入善町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)ないし議案第11号 平成30年度入善町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の議案4件について、一括して採決をいたします。議案第8号ないし議案第11号について、それぞれの常任委員長の審査報告は可決であります。よって、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
18:
◯議長(
佐藤一仁君) 起立全員であります。よって、議案第8号ないし議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第12号 入善町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてないし議案第17号 町道路線の認定及び変更についての議案6件について、一括して採決をいたします。議案第12号ないし議案第17号について、それぞれの常任委員長の審査報告は可決であります。よって、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
19:
◯議長(
佐藤一仁君) 起立全員であります。よって、議案第12号ないし議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。
─────────────────────────
議案第18号及び議案第19号
20:
◯議長(
佐藤一仁君) 次に、日程第2 議案第18号 飯野統合保育所(仮称)整備事業建築主体請負契約について及び議案第19号 飯野統合保育所(仮称)整備事業給排水衛生設備工事請負契約についての議案2件を議題といたします。
(提案理由の説明)
21:
◯議長(
佐藤一仁君) ただいま上程いたしました案件につきまして、提案理由の説明を求めます。
笹島町長。
〔町長 笹島春人君 登壇〕
22: ◯町長(笹島春人君) 議案第18号 飯野統合保育所(仮称)整備事業建築主体工事請負契約及び議案第19号 飯野統合保育所(仮称)整備事業給排水衛生設備工事請負契約について、一括して御説明を申し上げます。
この事業は、町が策定いたしました入善町次世代育成支援対策施設整備計画基本構想に掲げた1小学校下1保育所の基本方針に基づき、現在の飯野、芦崎の2保育所を統合し5カ所目の統合保育所として、東狐地内に新たに整備するものであります。
新たな統合保育所は、定員160名、木造平屋建て、床面積は1,311.90平方メートルであり、平成32年4月の開所を目指しております。
この両工事につきましては制限付き一般競争入札とし、去る1月25日工事概要及び入札参加資格要件、入札方法などを提示し、公告したところ、2月3日までに建築主体工事は6業者、給排水衛生設備工事は5業者から入札参加資格確認申請書が提出されたところであります。
入善町制限付き一般競争入札実施要綱に基づき2月8日に資格審査委員会で内容を審査したところ、申請のあった両工事の業者全てにおいて入札参加資格があることを確認しております。
同日付けで入札参加資格確認の通知及び入札の通知を行い、2月27日に入札に付したところ、結果、建築主体工事は、請負金額4億9,680万円で株式会社飯作組に落札決定し、即日、仮契約を済ませております。
また、給排水衛生設備工事におきましては、全社、町の予定価格を上回ったため、3月6日に2回目の入札を行ったところであります。給排水衛生設備工事につきましては、請負金額5,022万円で西川管機株式会社に落札決定し、即日、仮契約を済ませております。
以上、契約に係る2議案について、条例の定めるところにより議会の議決を得たく提案いたしますので、御審議のほどお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
23:
◯議長(
佐藤一仁君) それでは、ここで暫時休憩をいたします。
全員協議会を開催いたしますので、議員並びに当局には全員委員会室へお集まりいただきますようにお願いをいたします。
午後 2時00分 休憩
─────────────────────────
午後 2時20分 再開
24:
◯議長(
佐藤一仁君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。
(質 疑)
25:
◯議長(
佐藤一仁君) これより議案第18号及び議案第19号の質疑を行います。
質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
26:
◯議長(
佐藤一仁君) 質疑がないものと認めます。よって、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては、入善町議会会議規則第38条第3項の規定により、常任委員会への審査付託を省略し、直ちに討論、採決の運びといたしたいが、これに御異議ございますか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
27:
◯議長(
佐藤一仁君) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号及び議案第19号は、直ちに討論、採決することに決定いたしました。
(討 論)
28:
◯議長(
佐藤一仁君) これより討論を行います。
議案第18号及び議案第19号について、御意見があれば承ります。
ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
29:
◯議長(
佐藤一仁君) 御意見がないものと認めます。よって、これにて討論を終結いたします。
(採 決)
30:
◯議長(
佐藤一仁君) これより採決をいたします。
議案第18号及び議案第19号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
31:
◯議長(
佐藤一仁君) 起立全員であります。よって、議案第18号及び議案第19号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
議 案 第 2 0 号
32:
◯議長(
佐藤一仁君) 次に、日程第3 議案第20号 飯野統合保育所(仮称)整備事業電気設備工事請負契約についてを議題といたします。
6番
中瀬淳哉君は地方自治法第117条の規定により退席をお願いいたします。
〔6番
中瀬淳哉君 除斥〕
(提案理由の説明)
33:
◯議長(
佐藤一仁君) それでは、ただいま上程中の議案第20号について、提案理由の説明を求めます。
笹島町長。
〔町長 笹島春人君 登壇〕
34: ◯町長(笹島春人君) それでは、議案第20号 飯野統合保育所(仮称)整備事業電気設備工事請負契約について、御説明を申し上げます。
事業概要につきましては、先ほど御説明いたしました飯野統合保育所(仮称)整備事業の関連工事でありますので、割愛をさせていただきます。
この工事につきましては、制限付き一般競争入札とし、去る1月25日工事概要及び入札参加資格要件、入札方法等を提示し、公告したところ、2月3日までに4業者から入札参加資格確認申請書が提出されたところであります。
入善町制限付き一般競争入札実施要綱に基づき、2月8日に資格審査委員会で内容を審査したところ、申請のあった4業者全てにおいて入札参加資格があることを確認いたしております。
同日付で入札参加資格確認の通知及び入札の通知を行い、2月27日に入札に付しましたが、全社、町の予定価格を上回ったため3月6日に2回目の入札を行ったところであります。
結果、請負金額5,680万8,000円で株式会社米澤電気商会に落札決定し、即日、仮契約を済ませております。
条例の定めるところにより議会の議決を得たく提案いたしますので、御審議のほどお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
(質 疑)
35:
◯議長(
佐藤一仁君) それでは、議案第20号について質疑があれば承ります。
質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
36:
◯議長(
佐藤一仁君) 質疑がないものと認めます。よって、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま上程中の議案第20号につきましては、入善町議会会議規則第38条第3項の規定により、常任委員会への審査付託を省略し、直ちに討論、採決の運びといたしたいが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
37:
◯議長(
佐藤一仁君) 御異議なしと認めます。よって、議案第20号は、直ちに討論、採決を行うことに決定いたしました。
(討 論)
38:
◯議長(
佐藤一仁君) これより討論を行います。
議案第20号について、御意見があれば承ります。
ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
39:
◯議長(
佐藤一仁君) 御意見がないものと認めます。よって、これにて討論を終結いたします。
(採 決)
40:
◯議長(
佐藤一仁君) これより採決をいたします。
議案第20号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
41:
◯議長(
佐藤一仁君) 起立全員であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
6番
中瀬淳哉君は入場してください。
〔6番
中瀬淳哉君 入場〕
─────────────────────────
同 意 案 第 2 号
42:
◯議長(
佐藤一仁君) 次に、日程第4 同意案第2号 入善町副町長の選任についてを議題といたします。
(提案理由の説明)
43:
◯議長(
佐藤一仁君) ただいま上程した案件につきまして、提案理由の説明を求めます。
笹島町長。
〔町長 笹島春人君 登壇〕
44: ◯町長(笹島春人君) それでは、同意案第2号 入善町副町長の選任について、御説明を申し上げます。
副町長の梅津將敬氏は、平成31年3月31日で任期満了となるため、その後任として、引き続き梅津氏を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
梅津氏は、人格、識見ともに高く、また、町政の中枢にかかわる行政経験を十分に積んでおられ、町政全般に関して豊富な知識と卓越した指導力をお持ちであることから、副町長として適任であると考えております。
任期は、平成31年4月1日から平成35年3月31日までの4年間となります。
つきましては、梅津氏を副町長に選任することについて、議会の同意を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
45:
◯議長(
佐藤一仁君) それでは、お諮りをいたします。ただいま上程中の同意案第2号につきましては、事案の性質上、質疑、討論を省略して直ちに採決といたしたいが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
46:
◯議長(
佐藤一仁君) 御異議なしと認めます。よって、同意案第2号は直ちに採決することに決定をいたしました。
(採 決)
47:
◯議長(
佐藤一仁君) これより採決をいたします。
同意案第2号について、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
48:
◯議長(
佐藤一仁君) 起立全員であります。よって、同意案第2号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。
ここで、ただいま副町長の選任の同意を受けました梅津副町長より御挨拶を賜りたいと存じます。
梅津副町長。
49: ◯副町長(梅津將敬君) 貴重な時間をいただきまして、また議長の許可を得て、簡単ではありますが、一言御挨拶をさせていただければというふうに思います。
ただいまは議員の皆様から再び推挙をいただきました。まことにありがとうございます。
今議会でも御質問のあったように、町では庁舎整備など多くの課題があるというところであります。これらを一つ一つ解決しながら笹島町長の目指す「もっといい街、住みよい入善」の実現に向けて微力ではございますが、笹島町長を支えてまいりたいというふうに思っております。
以前にも増して、議員各位には御指導と御支援をお願い申し上げまして、簡単ではありますが、挨拶とさせていただきます。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)
50:
◯議長(
佐藤一仁君) 梅津副町長には、入善町政のさらなる発展のために一層の御尽力を賜りますようにお願いを申し上げます。
─────────────────────────
選 挙 第 1 号
51:
◯議長(
佐藤一仁君) それでは次に、日程第5 選挙第1号 下山用水組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
(選挙理由の朗読)
52:
◯議長(
佐藤一仁君) 選挙理由を職員から朗読いたします。
新谷係長。
53: ◯議会事務局調査係長(新谷奈緒美君) 議案書の8ページをごらんください。
選挙第1号 下山用水組合議会議員の選挙について。
選挙理由は、平成31年1月17日付で、入善町長より下山用水組合議会議員の任期満了に伴う選挙要請があったので、選挙を求めるものであります。
規約では、議員定数18人中入善町6名と定められており、上記の選挙区分で組合の受益者のうちその町の議会議員の被選挙権を有する者の中から選挙することとされております。
任期は4年間で管理者が定めた一般選挙の日から起算いたします。以上でございます。
(選 挙)
54:
◯議長(
佐藤一仁君) これより、選挙第1号 下山用水組合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選といたしたいが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55:
◯議長(
佐藤一仁君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長から指名することといたしたいが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
56:
◯議長(
佐藤一仁君) 御異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定をいたしました。
これより指名いたします。
下山用水組合議会の議員には、入善町墓ノ木81番地 袖野伸司君、入善町下山187番地 金森 昇君、入善町下山1111番地 坪野和夫君、入善町小杉846番地 西島彰男君、入善町藤原125番地 吉原有二君、入善町古黒部3368番地 谷 正和君、以上6名を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長におきまして指名した6人の皆さんを当選人と決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
57:
◯議長(
佐藤一仁君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました6名の皆さんが下山用水組合議会議員に当選されました。
─────────────────────────
議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中継続審査について
58:
◯議長(
佐藤一仁君) 次に、日程第6 議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中継続審査についてを議題といたします。
議会運営委員長及び総務、産業教育の各常任委員長から、入善町議会会議規則第74条の規定により、お手元に配付の
一覧表のとおり閉会中継続審査の申し出がありました。この申出書のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
59:
◯議長(
佐藤一仁君) 御異議なしと認めます。よって、申出書のとおり決定いたしました。
─────────────────────────
60:
◯議長(
佐藤一仁君) 以上で本日の日程は全て終了し、本
定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
3月
定例会閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本
定例会では、議員各位には新年度予算をはじめといたしまして、本年度の補正予算など重要な議案に対し、終始熱心な御審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。
中でも、平成31年度予算の審議におきましては、予算全員協議会、各常任委員会にて真剣に御審議いただきました。心より感謝と敬意を表するものであります。
本日成立いたしました平成31年度予算は、笹島町長2期目の最初の予算であります。
町長の施政方針でありますストップ人口減少への取り組みが、大きな実を結び、実感できる施策として優先的に予算が配分されたものと理解をしているところでございます。
町には、健全財政を堅持しながらも限られた財源を最大限に活用するなど、厳しい財政状況下ではありますが、町民の負託に応えるためにその目標に向かって町政を推進されますよう期待を申し上げる次第であります。
少子高齢化に歯どめがかからない今、地方自治体を取り巻く社会・経済環境は大変厳しいものがあり、取り組むべき課題も多くあります。
町政運営の一翼を担う町議会といたしまして、議会改革を推し進めながら町民福祉の一層の充実に向けて迅速かつ効果的な施策の推進がなされるよう、今後も全力でその役割を果たしてまいる所存であります。
さて、残念なことではありますが、3月は別れの季節でもあります。
本年、3月末をもって退職をされます職員の皆様には、長年の御労苦に対し、議会を代表して心より感謝と御礼を申し上げます。
皆様には、まだまだ元気盛りで働き盛りであります。新しい生活に向かって今後も健康に留意され、地元や町の活性化に、より一層の力を発揮していただきますよう、御期待を申し上げます。
昨日は春分の日でありました。これからは春の息吹を感じる季節となります。日本人の心の花であります桜が咲き、町特産品のチューリップが色とりどりに咲きそろい、扇状地にのどかな田園風景が広がるなど、新しい季節の始まりに心を躍らせております。
そして、5月1日からは新たな元号が始まります。町当局をはじめ議員の皆様方には、新しい時代に大きな夢と希望を持って全町民の幸せのために、議員活動により一層邁進されますようお祈り申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。
ここで町長が
発言を求めておりますので、許可いたします。
笹島町長。
〔町長 笹島春人君 登壇〕
61: ◯町長(笹島春人君) 3月議会
定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
今ほどは、3月議会
定例会に提案いたしました平成31年度予算をはじめ、多くの案件に御賛同いただき、議員各位に厚くお礼を申し上げます。
各議員からいただきました町政に対する御意見や御提言を真摯に受けとめ、今後の町政運営とまちづくりに生かしてまいりたいと考えております。
また、今議会において、代表質問・一般質問では新年度に向けた取り組み、あるいは展望などについて、多くの御質問をいただいたところであります。
議会初日の提案理由やアクセス代表の松澤議員への答弁などでもお答えしたとおり、新年度予算は、私が町長に2期目の就任後、初めての予算ということであります。そのため、今回、議決をいただきました新年度予算は「もっといい街、住みよい入善」に向けた新たな幕あけとなる予算となるものと捉えております。
今議会で御審議賜りましたさまざまな施策と事業を着実に進めることで、まさしく「『ストップ人口減少!未来へつなぐ』─新たな一歩を踏み出す予算」の名のとおり、入善町とこの町に暮らす全ての人々の輝かしい未来に向けて、歩みを進めてまいりたいと考えております。
入善町が幸せ実感の町となるよう、議員各位にはさらなる御支援、御尽力を賜りますようお願い申し上げます。
さて、強烈な寒気と降雪に見舞われた昨シーズンとは打って変わり、この冬は特に西日本においては記録的な暖冬となりました。県内においても、降雪量は平年の約2割程度にとどまり、時折、寒気による強風などが発生いたしましたが、比較的過ごしやすい冬となったものと思われます。
降雪あるいは積雪による混乱や大きな被害がなかったことは喜ばしいことでありますが、一方、この暖冬の影響が後々の農業などの産業や自然環境に影響を及ぼさないか、気がかりなところでもございます。既に西日本の農家では、暖冬で冬野菜の需要が伸びず出荷価格が落ち込むなどの影響が出ているとも報じられており、今後の動向に不安の声も出ているようであります。
このことからも、この冬の暖かさを手放しに喜べないところであり、今後もさまざまな面において注視していく必要があるものと思われます。
消費動向や経済はこのような天候などさまざまな事柄が影響するわけでありますが、さらにことしは、この平成が終わり新たな元号となること、さらには消費税率の改定など、社会的にも大きな変化が予定されております。
我々行政といたしましても、これらの変化の後もさまざまな町民サービス、あるいは町民の生活に支障や混乱が生じないよう、事務あるいはシステムなどさまざまな面においてしっかりと対応してまいりたいと考えております。
結びに、先日、中学校そして小学校の卒業式に出席してまいりました。本日も午前中には終業式が行われたところであります。
町の将来を担う子どもたちの成長した姿に頼もしさを感じると同時に、彼ら彼女らのためにも入善町の未来をしっかりと守っていかなければならないと改めて今後のまちづくりに思いをはせたところであります。
議員各位並びに町民の皆様方におかれましては、引き続きまちづくりに御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、時節柄、まだ寒暖の差が激しい折、体調管理に留意され、健やかに暖かな春を迎えられますようお祈り申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
─────────────────────────
閉 会 の 宣 告
62:
◯議長(
佐藤一仁君) これをもちまして、3月5日から開会いたしました第7回入善町議会
定例会を閉会いたします。
議員並びに当局には、大変お疲れさまでございました。
午後 2時41分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成31年3月22日
入善町議会議長 佐 藤 一 仁
入善町議会副議長 野 島 浩
会議録署名議員 鍋 嶋 慎一郎
会議録署名議員 鍵 田 昭
発言が指定されていません。 © Nyuzen Town Assembly. All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...