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  1. 入善町議会 2018-12-01
    平成30年第6回(12月)定例会(第2号)  代表・一般質問


    取得元: 入善町議会公式サイト
    最終取得日: 2020-09-08
    2018年12月12日:平成30年第6回(12月)定例会(第2号)  代表・一般質問 (全 327 発言中 0 発言がヒット)(全 0 個所) ▼最初のヒット個所へ 1 議事の経過  午前10時00分 開議 ◯議長(佐藤一仁君) 皆さん、おはようございます。  ただいまより本日の会議を開きます。  これより本日の日程に入ります。        ─────────────────────────           町 政 一 般 に 対 す る 質 問 2 ◯議長(佐藤一仁君) 日程第1 町政一般に対する質問を行います。  私の手元に質問の通告が来ておりますので、順次質問を許可いたします。  初めに、アクセス代表質問、14番 元島正隆君。  〔14番 元島正隆君 登壇〕 3 ◯14番(元島正隆君) 皆さん、おはようございます。  今年もあとわずかの師走を迎えるとともに、あと数カ月で平成という時代が終わりを告げようとしております。平成という元号は天皇陛下が退位される4月30日までであり、5月1日に皇太子様が天皇に即位され、新たな元号で新たな歴史が刻まれるところであります。平成という元号を使う最後の平成30年12月議会の代表質問であります。会派、アクセスを代表しての代表質問の機会をいただきましたが、この壇上での代表質問は私にとって5年と3カ月ぶりの登壇であり、大変緊張しているとともに的を射た質問ができるのか心配をしているところであります。町長並びに当局の前向きな答弁を期待するものであります。  この1年を振り返りますと、異常気象ともいうのでしょうか、エルニーニョ現象による温暖化が根底にあるのでしょうか、過去に経験がないような災害が今も起こっているように思われます。今年2月には福井や富山をはじめとする北陸地方が37年ぶりの大雪に見舞われ、高速道路の一部通行どめや航空便の欠航など、被害の出た年明けでありました。西日本の豪雨災害、夏には全国で観測史上初の猛暑記録が発表され、気象庁は驚異なる異常気象であるとともに、災害と認識、と位置づけられたのであります。また、9月6日には北海道地震が発生し、いまだに多くの方々が避難生活をする大惨事、北海道胆振東部地震と命名されるなど、多くの災害に見舞われた年であったと思います。  基幹産業を農業と位置づける入善町においても、猛暑や刈り取り時期の長雨など、米の1等米比率の低下や減収、ここに来て気温の上昇によって野菜価格の下落など、自然との調和の難しさを感じさせる1年でもありました。  それでは、主眼たる質問をいたしたいと思います。  災害時に拠点となる役場庁舎の耐震と第6次入善町総合計画の今年度までの進捗、執行状況の検証と2020年までの実施計画についてリンクして問うものであります。  初めに、日本は世界一の地震大国であるということは言うまでもありません。御存じのように、地球には表面を覆う厚さ100キロメートルにわたる岩盤プレートが約14枚あると言われております。そのうち4枚が日本海にあるということであります。今、世界で生じる地震でマグニチュード6以上の大きな地震に限るなら2割以上が日本で発生しているということであります。  政府が公共施設耐震補強に補助制度を手厚くシフトがえしたのが平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災であります。高度な機能を有した都市部でのマグニチュード7.3の直下型地震で6,434人もの人命と約11万棟が崩壊し、焼失したのであります。経済的損失は14兆円にも上がると試算された大惨事であったからであります。
     全国的に耐震補強が進められているやさきに東北地方を震源とした東日本大震災が発生いたしました。死者、行方不明は2万5,949名であり、関東大震災に次ぐ被害でありました。被害総額は16兆円とも25兆円とも言われているが、まだまだ解決されない多くの問題が山積みであることは言うまでもないところであります。また、平成28年4月には熊本地震が発生し、5市町の庁舎が損壊し、災害対策本部の機能が皆無となり、被害情報の収集ができなくなるなど、いまだに復帰できない事態であるということであります。  いつどこで地震や自然災害が起きてもおかしくない今日、災害に強いまちにと全国的にスピード感を持って耐震化が進んでいますが、災害の多さに安全対策が追いつけないのが現状であります。しかし、住民の生命と財産を守るのが行政の大事な仕事であります。手をこまねいていても一歩も進めるものではありません。  我が入善町も県下に先駆けて耐震化に着手、子どもたちの安全を最優先にと小中学校の耐震、地域の公共コミュニティー施設、保育所の新設統合や災害時に第一線で救援、救助する消防署の新設など、町民が避難する施設の確保としては他の市町村より進んでいると思います。しかし、当町の役場庁舎は御存じのように昭和46年に建設され、有事の際の災害対策本部の機能が果たせない状態であるわけであります。  昨年12月、会派、アクセス代表の松澤議員の代表質問で庁舎問題に拍車がかかり、議会と当局がお互い議論し、よりよい庁舎にと歩き始め、庁舎整備検討特別委員会が発足し、当局とともに耐震された施設や近代的な新庁舎など、意見交換を交えての視察を多く行ってまいりました。  そこで町長にお伺いいたしますけれども、数カ月かけた特別委員会では議論が出尽くし、内容を当局に報告済みでありますけれども、当局は結論を先送りし、町全域にわたるまちづくり懇談会で町民の意見を問うとしましたが、その結果や方向性を見出されたかであります。  私なりにまちづくり懇談会の住民意見集約の結果を分析して感じたことは、町民誰しも今後の町政運営を心配しておられるということであります。  一例でありますけれども、現庁舎は駐車場が狭く、8号線拡幅によりさらに狭くなることから現庁舎の近いところで新築してほしいとの声、耐震化は安くても建設費約15億円、交付税措置を受けると町の負担は約10億円、移転建てかえの場合は約30億円で、交付税措置を含むと町負担は約22億円であり、人口減少社会における税や財源の確保に見合った庁舎の耐震化を進めてほしいとの声、事務事業の複雑化に伴う事務量の増加に対し耐震補強と増設を取り入れていくとの説明だが、ますます8号線拡幅などで現庁舎の駐車場が狭くなるのに対して、名高いコスモホールや図書館の利便性がますます悪化するとの声、町の身の丈に合う庁舎にかける費用がとても膨大で、安易に発言できないなどの声でありました。多くの意見がありましたが、ほとんどの方々は判断が難しく、当局の考えを示すべきと問いただす声が多くあったのではと感じました。  町長、このように心配される意見などを鑑みると入善町の歴史にたどり着くのであります。昭和28年に1町7カ村で合併が行われ、人口2万8,000人、町の財政収入は1億3,000万円足らずに対し支出が2億7,000万円、大きな赤字の船出でありました。翌年、昭和29年度予算総額は1億3,700万円、しかし、町財政の赤字が1億3,000万円と歯どめがきかなくなり、合併3年後の昭和31年11月に地方財政再建促進特別措置法の適用となり、いわゆる破綻した町となったわけであります。国の指導を受け、財政の健全化に努め、昭和34年1月に野中地区の分離地区と合併した舟見町が入善町と合併し人口3万1,178人となり、県下最大の町として今日に受け継がれているのであります。  町民の皆さんが庁舎建設に慎重になるのは破綻した町を経験しているから無責任なことが言えないのではということではないでしょうか。今日まで身の丈に合ったまちづくりに専念した先人に対し同じ間違いを繰り返さないためにも慎重な意見が出るのは当時を知る方々の貴重な意見だと思うのであります。  私があえて言わなくても、町長はそのことも踏まえ入善町の歴史を背中に感じながら長年にわたり行政マンとして一線に立ち、また、議会議員として、町長として町政運営に汗をかいてこられたと思います。その業績に対し信任を受け、今年8月、無競争、無投票で2期目の町政運営を町民より託されました。今日、より強いリーダーシップを発揮されていると思っているところであります。「もっといい街、住みよい入善」を目指すまちづくりを基調とした多くの施策を掲げ、一歩一歩成果を上げられているものと評価いたします。  そのことがさきの平成29年度決算審査における監査委員や決算特別委員長の報告でも、一般会計の実質収支は黒字であり、前年度に引き続き健全に維持されている。財政調整基金、減債基金を合わせて8億4,000万円を取り崩す予定だったものの、最終的には減債基金の3割にとどめたほか、公共施設等整備基金に1億8,000万円を積み増すなど、これから進められる大型事業に適切に対応するため確実な運営に努めている点を評価するとしているのであります。  庁舎に対する町民の不安を払拭するためにも庁舎問題を棚上げして新年度予算は組めるものではありません。そして、第6次総合計画の進捗状況の検証と残り2カ年の主な重点事業の施策や新年度の重要事業の位置づけとともに、事業の財源、財政計画、地方債の残高推移を明確に提示すべきであります。  町長、庁舎問題、大変厳しい判断かもしれません。しかし、議員の誰も口にはしませんが、老朽化している庁舎、電気、給排水、空調、OA機器の整備など、骨組みだけを残しての耐震と継ぎ足しの増設、将来に禍根を残すのではと誰しもが思っているのではないでしょうか。このときだからこそ町長が描く将来のグランドデザインを鑑み、強いリーダーシップを発揮され決断するべきであります。庁舎問題、どのような形になろうと議会と当局は車の両輪、一枚岩となってともにまちづくりに汗をかこうではありませんか。頑張ろうではありませんか。町長、どうですか。勇気ある決断を期待するものであります。  それでは、最後の質問になります。  きのうもきょうもテレビで大変報道されておりますし、新聞にも大きく出ておりましたけれども、さきに述べた国難を要する大地震について、重ねてでありますが、町長の考えを問うものであります。  私は数年前、沖縄国際博覧会の開催を手がけた方と話し合うことがきっかけでいろんなことに興味を持ちました。それが何かというと、いつ起きてもおかしくない東海・南海・東南海、首都直下型地震であります。それ以上に危惧するのは、それぞれ独立して起こるのではなく、同時に起きる巨大地震につながるということであります。  歴史を見ると大地震はおよそ90年から150年の間隔で発生しているということであります。現在、東海地震が起こってから150年以上が経過しており、きょう、あすにも起こるであろう南海トラフ地震が発生してもおかしくないということであり、専門の研究者から構成する中央防災会議で危機感を募らせているということであり、昨日も新たな発表をされたところであります。  国は大震災が発生した場合、数百万人を直ちに避難させる必要があり、最大で犠牲者は32万3,000人以上、被害額は112兆円、180万棟の崩壊や焼失、もとに復旧するには20年以上かかるとして、その試算は阪神・淡路大震災の復興状況を鑑みると1,000兆円を超えるとしているのであります。  国土交通省は首都直下型や南海トラフ大震災を想定し、東京など太平洋側が災害に見舞われた場合、北陸圏が代替地になると、そして、整備すると発表いたしました。また、太平洋側の港が壊滅すれば日本経済はストップします。しかし、とめるわけにはいきません。世界の貿易流通を堅持するには日本のどこかの海域で貿易港構想が不可欠であるということであります。  そこで、名古屋港や京浜、神戸、東京湾などのコンテナ貨物の代替港に伏木富山港や新潟港などの各港が示されているということであります。富山湾、あるいは新川海岸を代替港としての可能性はあると思うが、町長の考えを聞くものであります。  町長もおわかりになるように、新川海岸は数百メートルで深海になるため、大型タンカーや大型豪華客船を受け入れるのに最適であると同時に、全国に物流ができるあいの風富山鉄道があり、連結もよく、利便性が高く、太平洋側沿岸の代替地に最も適していると思うが、国、県の情報や動向を注視し、新川海岸の特徴が国難に対応する条件の整った地域だと国、県に呼びかけをする考えはないかであります。  小手先だけでのその場しのぎでの政策では新川地区の将来はないのであると思うのは私一人だけではないと思います。井戸の水を飲むとき、その井戸を掘った人をしのぶとのことわざがあるように、困難に一筋の光を与えるような政治家を目指すべきではないかと思いますが、町長、いかがですか。町長には明快にして理非に考えず、突進する勇気、いわゆる蛮勇振るう決意を求めて私の質問といたします。  御清聴ありがとうございました。 4 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、答弁を求めます。  笹島町長。  〔町長 笹島春人君 登壇〕 5 ◯町長(笹島春人君) 皆さん、おはようございます。  傍聴席並びにケーブルテレビをごらんの皆様、お疲れさまでございます。  師走に入り、何かと慌ただしい季節を迎えております。北アルプスの山々がだんだん白く染まっていくにつれ、冬の到来を日一日と感じているのは私だけではないと思います。先日、8日に夜には県内で初雪が観測され、翌9日には平野部でも積雪が見られました。これから本格的な冬が始まるわけでありますが、町民の皆様が安全・安心に過ごせるよう、町では先日、除雪対策本部を立ち上げたところであります。関係各位の御協力のもと、町民の皆様の日常生活に支障がないように除雪対策などに万全を期してまいりたいと考えております。  それでは、アクセスを代表しての元島議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、総合計画の今年度までの進捗と2020年までの実施計画についてお答えをしたいと思います。  まず、総合計画に照らし合わせた今年度予算の執行状況でありますが、おおむね計画どおりに進捗しているものと考えております。本年度予定している大型事業につきましては飯野小学校の第2期大規模改造をはじめ、庁内全小中学校におけるトイレの洋式化など、教育に係る環境整備や総合体育館の大規模改修事業などがおおむね年内に完了する見込みとなっております。  また、1小学校下1保育所の基本方針に基づき進めております、仮称でありますが、飯野統合保育所の整備につきましても、関係する地区や住民の皆さんの御理解もあって今議会において整備に係る補正予算を計上させていただいているところであります。  加えて、予算の執行とは別に県内初となる第1子の保育料の4分の1軽減や不妊治療費助成の大幅な拡充、介護人材の確保に向けた新たな支援、「減塩いいね!プロジェクト」の推進、移住・定住を促進するための体験プログラムの強化など、ストップ人口減少を実現するための3つの柱に基づくソフト事業についても順次進めることができているものと考えております。  一方で、シーサイドロードや中央公園の整備など、一部の事業においては国からの交付金が予定を下回るなどの影響もあって思うように進捗していないものもありますが、国や県に対して今後も粘り強く働きかけるなど、早期の事業実施に向けて努力しているところであります。  なお、平成23年度から今年度までの計画期間全体の進捗状況につきましては、毎年実施しております実施計画のローリングにおいて各課からの事業の進捗状況や目標の達成状況を確認するとともに、社会情勢の変化などにも留意しながらしっかりと執行管理をしており、町が目指す将来像を実現するために計画的に進捗しているものと考えております。  また、来年度からは2021年度から始まる第7次総合計画の策定に向けた準備を進めていく予定としており、その中においても現総合計画の達成状況や評価についてしっかりと検証していきたいと考えておりますので、御理解をお願い申し上げます。  次に、新年度の重点事業につきましては、総合計画の着実な推進はもとより、私の政治信条であり、まちづくりの基調でもあります「もっといい街、住みよい入善」を実現するための3つの柱に係る事業に対して引き続き予算の重点配分を行いたいと考えております。  子どもを産み育てやすい環境づくりにつきましては、学校施設の大規模改造や(仮称)飯野統合保育所の整備を進め、保育・教育環境の向上を図るとともに、不妊治療等への支援や子育て包括支援センターを中心とした子育てに対するサポート体制の強化、結婚、新婚生活、妊娠、出産、子育て、進学といったライフステージごとの切れ目のない支援、在宅保育への支援、県内市町村を牽引する保育料の軽減、さらには対象を高校生にまで拡大する子ども医療費の無料化など、経済的にもゆとりを持って子育てができる環境づくりにより出生数の増を目指してまいります。  また、健康寿命の延伸といたしましては、町民ぐるみで取り組む「減塩いいね!プロジェクト」や健康ポイント事業のさらなる推進をはじめ、介護予防や認知症予防はもとより、介護人材の確保に対するさまざまな支援など、介護体制の強化、総合体育館の大規模改修や中央公園の着実な整備促進など、子どもから高齢者まで、住民の皆さんが世代を超えて健康で生き生きと暮らすことができる環境づくりを進めてまいります。  さらに、Iターン・Uターンの促進と地域活性化につきましては、安心移住プロジェクトとして行政だけではなく町民の皆さんのネットワークも効果的に活用させていただきながら強力にU・Iターンを働きかけていくとともに、これまでの移住・定住に対する支援のあり方についても抜本的な見直しも含めて検討を進めているところであります。  また、先日報告させていただきましたカナヤママシナリー株式会社様の新規立地に対する企業用地の整備など、積極的な企業誘致と支援はもとより、既存企業の設備投資などに対してもしっかりと支援をするなど、仕事と働く場の創出に努めてまいります。  加えて、公共施設やインフラなどの老朽化対策や地域の皆さんからいただいている要望などについても少しでも前進、改善できるよう意を用いてまいりたいと考えております。  とりわけ、これまで議会特別委員会との協議を進めるとともに、まちづくり懇談会においても住民の皆様から御意見をいただいてきた役場庁舎の耐震化につきましては新年度における最重要事業と捉えており、整備に向けた事業の推進に取り組んでいかなければならないと考えております。  現在、新年度予算の要求を取りまとめたところであり、今議会での質問なども踏まえて今後予算の編成を進めていきたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。  最後に、財源計画や財政計画の今後の見通しと地方債残高の推移についてであります。  総合計画実施計画の策定に当たっては、現在の計画期間である2020年までの事業計画とあわせて各年度の財源計画及び財政計画についても推計しており、その内容については今議会最終日の全員協議会においてお示しさせていただくことといたしております。  実施計画事業をそのまま予算化すれば多くの一般財源不足が生じることとなり、財政調整基金及び減債基金の繰り入れによりその不足額を補うこととなります。今後、予算査定の中で事業内容や事業費を十分に精査するとともに、予算の執行に当たってもさらなる経費の削減に努めていく必要があるものと考えております。  また、地方債残高につきましては、これまで住民の安心や安全の確保のために進めてまいりました老朽施設の更新や長寿命化などの大型事業の実施により現在130億円余りとなり、近年は増加傾向となっているところであります。しかし、そのうち50億円余りについては臨時財政対策債に係るものであり、全額交付税により措置されるものであります。このことを考慮しますと臨時財政対策債を除く地方債残高は約80億円であり、近年は横ばい傾向になっております。  一方で将来的に見込まれる大型事業の実施や地方債の償還に対する備えであります、そういった基金を着実に積み立てており、財政調整基金と減債基金の合計額が約50億円、さらには庁舎の耐震化対応などを中心とした公共施設の老朽化対策などのために積み立てている公共施設等整備基金についても9億円程度確保しているところであります。  今後も健全財政の堅持を第一に計画的な行財政運営に努めてまいりますので、議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  次に、災害時に拠点となる役場庁舎の耐震の御質問についてお答えをいたします。  本町の役場庁舎は御存じのように昭和46年に竣工した鉄筋コンクリート造の建物であり、現在の耐震基準を満たしてはおりません。庁舎は災害発生時の拠点施設としての機能はもとより、行政サービスの提供をはじめとしたさまざまな行政機能の中核であることから、庁舎の耐震化はとりわけ重要であり、喫緊の課題であります。  町では阪神・淡路大震災、東日本大震災、さらには5市町の庁舎が大きく損壊した熊本地震を教訓に、この課題に対ししっかりとした対策を講じておくことが必要と考え、これまで平成17年度と平成29年度の2度にわたって耐震診断を行ったところであります。  この診断において庁舎の状況を把握するとともに、耐震補強に係る従来の工法をはじめ、近年の新しい耐震技術による施工事例などについても調査をしてまいりました。調査につきましては工法ごとの概算経費を算定し、業務を継続しながらの工事の可否や災害時の損壊程度の想定、完成後の庁舎のメリット、デメリットといったことなどについて比較検討してきたところであります。  また、建築後47年が経過した庁舎は構造物や設備が著しく老朽化していることをはじめ、時代の変化とともに増えていく行政需要への対応やさらに加速する事務のOA化、IT化などにより業務スペースが不足している現状についても課題の一つとして位置づけているところであります。  さらに、町の財政計画につきましても有利な財源やこれに伴う将来の償還推計について金額を明らかにするとともに、公共施設等整備基金や財政調整基金、減債基金といった財政的な備えについても意を用いてきたところであります。  これらを踏まえて、現庁舎を使用した耐震化、現在の敷地内での建てかえ、敷地を移転し建てかえの3つの整備手法案として議員の皆様にお示しをしてきたところであります。議員各位におかれましては、庁舎整備検討特別委員会を組織され、視察を含め8回に及ぶ委員会を開催していただき、活発に議論がなされたものと伺っており、よりよい方向を見出すための貴重な御意見をいただいたところであります。  また、町では本年度のまちづくり懇談会において役場庁舎の耐震化を議題に掲げ、町民の皆様からさまざまな御意見をお聞かせいただいたところであります。ここで懇談会で出た意見の一部を申し上げますと、建築後47年が経過している現庁舎は耐震化したとしても長くもたないと思うという意見、耐震改修をしても数十年後にまた建てかえという話になるという意見がございました。あるいは、高齢者や身体障害者の利便性に配慮した庁舎を新築してほしい、現在の庁舎では駐車場が少なく、コスモホールでのイベントがあると駐車できない、町に体力がある今、新築すべきであるなどといった御意見がありました。  また、一方で、人口減少社会における税や財源の確保に見合った庁舎の耐震化を進めてほしい、町の身の丈に対する費用のレベルがわからないので安易に建てかえという判断ができない、町の人口に対する適正職員数や必要面積を踏まえた上で費用対効果を検証してほしいなどといった御意見もいただいたところであります。  さて、先般、議会特別委員会から町の方針を提示するよう申し入れがあったわけでありますが、これまでの経過を踏まえるとともに、町の検討結果や議会特別委員会の御意見、まちづくり懇談会での町民の皆様の御意見などを総合的に勘案したところ、町といたしましては庁舎の耐震化の方針につきましては既存庁舎の耐震化ではなく、建てかえによる耐震化の方向で整備を進めてまいりたいと考えております。  なお、建てかえの場所につきましては、議員御質問のとおり、町の将来像や全体像における庁舎の役割などに鑑み、どの場所が適切であるか今後の課題としてさらに検討してまいりたいと考えております。  また、整備を進めるに当たり必要な経費につきましては、新年度予算編成の中で意を用いてまいりたいと考えております。  加えて、今までにお聞かせいただいた町民の皆さんの御意見につきましても、庁舎建設の場所や検討、そして、基本計画の策定など、今後の整備を進める中で十分に生かしてまいりたいと考えておるところであります。  今後も議員の皆様と御相談を申し上げながら、町民の皆様の御意見も伺いながら整備を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  次に、東日本大震災を踏まえ南海トラフ巨大地震や首都直下地震など、太平洋側の災害をどう認識しているかとの御質問にお答えをいたします。  国土交通省においては平成27年に閣議決定された国土形成計画の全国計画を踏まえ、北陸圏の計画となる広域地方計画を作成いたしております。その計画においては、三大都市圏や環日本海諸国をはじめとする東アジアに対する地理的優位性を生かして日本海側の中枢圏域を形成するための戦略を設定しているところであります。  この戦略につきましては、市場となる大都市圏や東アジアとの信頼性の高い国際物流、あるいは旅客機能の強化を図るとともに、太平洋側での首都直下地震や南海トラフ地震の発生時に太平洋側と相互に補完でき得る旅客流動や物流基盤の整備などを行うことで災害時の被災に対するセーフティーネットとしての役割を担うとするものであります。  中央防災会議が検討対象としている大規模地震につきましては、首都直下地震、東海地震、東南海・南海地震などがありますが、首都直下地震や東南海地震の今後30年以内の地震発生確率は70%程度となっており、これらの地震はいつ起きてもおかしくないものと認識をいたしております。  また、南海トラフで巨大地震が発生した場合には、議員が示されたとおり死者は32万3,000人、最悪で950万人が避難となり、建物被害や経済活動への影響などで損害は220兆円にも上るといった甚大な被害も想定されております。  いずれの地震についてもそれぞれの地域には経済中枢機能があることから、影響は全国に波及するものと思われ、その損失はまさに国家的な莫大なものになるものと大きな不安と危機感を感ずるものであります。  さて、御指摘のように、北陸地域、とりわけ富山県は三大都市圏とはほぼ等距離であることから、災害時における代替機能を果たせる地域であると考えております。県においても富山県国土強靱化地域計画を策定しておりますが、その計画においては首都直下地震など太平洋側の巨大リスクに対して日本海国土軸の中核となる富山県の果たす役割は大きいとしており、太平洋側の代替性確保を富山県独自の目標に掲げているところであります。これらのことからも太平洋側の代替性確保は重要なことであり、富山県など関係機関とともにしっかりと議論をし、適切に対応してまいりたいと思っております。  また、太平洋側で地震が起きた際には、名古屋港や京浜港、大阪港、神戸港などの代替港として日本海側の5つの港が示されております。富山県では伏木富山港が名古屋港の代替港となっており、先ほどの富山県国土強靱化地域計画では東海北陸自動車道の全線4車線化、伏木富山港の機能強化を目標として掲げているところであります。  議員御提案の代替港に係る新川エリアでの可能性については、富山湾特有の急激に深くなる特性を生かせることやこれらの先行投資によって先ほどの巨額の被害想定を軽減できる可能性があることなどを考慮すると、事業費はかさむものの代替港となり得る可能性は十分にあるとともに、挑戦する価値もあるものと考えております。  仮に入善町での整備となれば、港湾だけではなく港への輸送道路の整備をはじめ、海上輸送などに関係する企業の立地、観光に関連する企業の立地、あるいはリスク分散を図る企業の立地、そして、エネルギーの受け入れ供給拠点やネットワークの整備などが想定され、また、企業の立地などに伴う人の移住などもあり、この地域にとってははかり知れない効果があるものと捉えております。  夢のような壮大な話ではありますが、太平洋側の地震に対するリスクの分散については国全体を俯瞰した真剣な議論が必要であることから、富山県など関係機関に対して情報収集などを行い、その可能性について調査をしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げ、アクセスを代表しての元島議員の質問に対する答弁とさせていただきます。 6 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、再質問を受けます。  14番 元島正隆君。 7 ◯14番(元島正隆君) ただいまの町長の決断に敬服するとともに、新たな庁舎に向けて議会も一丸となって汗をかきながら、町民の皆さんがやはり新築してよかったなと、そして、いい場所に建てかえしていただいてよかったなと思われるような、そんな庁舎をともに汗をかいていきたいなと、このように思っています。一緒になって頑張っていきましょう。  そして、未曾有の大災害というものがもはや30年を切るだろうと言われておりますし、本日のテレビにも出ておりました。大変なる被害を受けると思います。ただ、沖縄博を手がけた方いわく、新川海岸をもしそういった一大港にするには3兆4,000億円でできるんだよと。浮上型であって、そんなに大きくかからない。そして、開発されていない海岸だからこそ開発しやすいんだと。そういったものをもはや図面に書いておられる方もおられるわけでありますから、こういったことも町長、一緒になって国、県に働きかけをしながら、新たな新川の発展のために汗をかきたいなと、こう思っています。  入善町には米澤紋三郎というすばらしい方もおられましたけれども、笹島春人というこういったすばらしい人物に上るようにひとつお互いに頑張っていければと、こう思っております。  これからもこういったことについて町長の意見なり、また、ともにまちづくりのために頑張っていきたいと思いますので、きょうの決意に対しまして再答弁を求めませんので、これからもよろしくお願いしたいと思います。議長、ありがとうございました。 8 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、以上で代表質問を終わります。  次に、日本共産党代表質問、13番 松田俊弘君。  〔13番 松田俊弘君 登壇〕 9 ◯13番(松田俊弘君) 傍聴者の皆さん、御苦労さまです。  私は日本共産党を代表して質問をするものですが、質問に先立ち、10日に閉会した臨時国会について一言述べさせていただきます。  今臨時国会では、人手不足対策として外国人労働者の拡大を図るために出入国管理法が改正されました。今回の法改正を急ぐ理由を法務大臣は改正が半年遅れれば万単位の技能実習生の方々が帰ってしまうと述べられました。つまり来年3月に実習が終わる外国技能実習生を在留資格、特定技能1に移行させ、さらに5年間働き続けさせることに狙いがあったのは明白です。  今回の議論の中で多くの外国人技能実習生が非人道的な扱いを受けていたことと同時に、政府がこの事実をねじ曲げて国会に報告していたことが明らかになりました。政府は失踪した実習生2,870人のうち最低賃金違反は22人としていましたが、野党が調査した結果1,927人、何と67%にも上りました。過労死ラインを超える人は10%に上っていたそうです。なぜデータが捏造されたのか。政府は、実習制度全体はうまくいっている。だから、修了者を特定技能1へ移行させるという法案の根本が覆るからです。まさに国会と国民を愚弄するものと言わざるを得ません。  今回の法改正は外国人労働者を対象にしたものですが、日本国内で働くのですから当然日本の労働者にも少なからぬ影響を与えるでしょう。日本では派遣など非正規労働が大幅に広がり、若者を中心に低賃金で働く人が増えています。この構造的な問題を改善しないで外国人労働者で補えばさらに困難が広がることが懸念されます。  また、臨時国会では漁業法の改正が行われました。これまでの沿岸の漁業権は地域の沿岸漁業者に優先的に与えられてきました。しかし、今度の法改正ではそれが廃止され、県知事が認めれば企業に漁業権を与えられるというものです。また、さまざまな問題を解決するための漁業者などからなる漁業調整委員会の公選制も廃止されました。これでは沿岸漁業者の声が反映されず、資本力のある企業が優良な漁場を独占しかねないと懸念されています。  今回の漁業法改正に当たっては、政府は漁業者の意見を全く聞こうとせず、密室で法案づくりが行われてきました。不都合な事実はごまかし、利害が及ぶ当事者の意見を聞こうとしない政府のやり方は目に余るものがあります。我が入善町における町当局は住民の声に耳を傾け、決してごまかすことのないことを信じて質問に入ります。  まずは役場の職員数についてであります。  町は行財政改革の名で平成17年度より町の職員数を大幅に減らしてきました。消防職員を除く一般職員の数は平成13年度がピークで278名でしたが、平成24年までにはその約4分の1の66人も削減されました。このことで職員に大きな負担がかかってきました。特に保育所の職員不足で子どもの入所が制限されるという重大な住民サービスの低下を招きました。その後、町が保育士の数や臨時職員の処遇を一定度改善してきたことで保育所の運営は改善されてきました。  ところで、平成26年度に行った職員数の調査で町は業務量に対し職員が30名不足していることを明らかにしました。そして、その不足分を補うために新たに10名を採用し、残りのうちの10名分は外部委託で、あとの残り10名分は職員の能力向上で対応するとしてきました。しかし、職員の能力がどれだけ向上したかをどうやってはかるのでしょうか。本気になって改善する気があるのか疑問です。実際に超過勤務が常態化しています。今議会初日の決算特別委員会の委員長報告でも休日出勤に対しての代休消化もできておらず、欠員の補充がされていないと指摘されました。さらに業務量と人員配置を再確認し、必要であれば職員定数条例の改正も視野に入れるべきだと述べています。決算委員会の指摘のとおり、必要な職員を確保すべきと考えますが、答えてください。  保健センターには平成28年に妊娠期から子育て期に当たる総合的な相談支援活動の拠点として子育て世代包括支援センターが設けられています。これにより幾つもの新たな事業が導入され、既存事業も拡充されています。一方で、高齢者の介護予防の活動も住民のニーズが高いのになかなかこれに応えられていません。それは保健師の数が足りないからです。  保健師の確保が進まない理由の一つは町が臨時職として募集していることにあります。高い資格の要る保健師は正規職員として募集すべきです。また、子どもたちに安心でおいしい給食を提供する調理師も正職で採用すべきと考えますが、答えてください。  次に、公共交通について伺います。  乗り合いタクシー「ウチマエくん」の予約はこれまでの前日の夕方4時までだったのをこの9月から運行システムを導入し、運行の1時間前までとして試験運行をされています。運行システムを導入し、予約の改善を図ったことは評価するものです。ところが、午前中に予約が集中し、午前は電話が話し中で通じないとか、3日間電話したが、結局午後に回されたとか、あるいは予約は1週間前にしてほしいと言われたなど、多くの苦情が寄せられています。新たな体制を導入したときはいろいろ不都合が出てくるのはよくあることですが、早急な改善が求められています。このような苦情が寄せられている原因は何なのか、また、どう解決するのか、聞かせてください。  町営バスの利用料は身体障害者と知的障害者は半額になります。また、その付添人は無料になります。しかし、精神障害者はこの対象にはなっていません。乗り合いタクシーでも同様で、精神障害者は割引の対象にはなっていません。なぜこのような差を設けているのでしょうか。近隣市町では精神障害者も対象にしており、町も割引の対象に加えるべきと考えますが、答えてください。
     これまで新幹線ライナーは高速道路を利用し、入善駅と新幹線駅を結んでいました。利用状況は当初の見込みより大幅に少なく、バス1台の平均乗車率は1人に満たないものでした。9月からはより多くの人に利用してもらうためとして高速道路を使わず、停留所を増やして町内の幹線道路を運行する試験運行を始めました。こうした運行ルートの変更などで利用状況は好転したのか、答えてください。  最後に、町営住宅について伺います。  町営住宅の入居者が退去する際は修繕費として個人負担が求められています。修繕の主なものは畳の表がえやふすまや障子の張りかえです。退去する際、次の入居者のためにこれらは原則全て修繕されますが、その負担は大きなものです。  舟見の住宅では最近の例で30年間住んでいた人が約18万円請求され、敷金を引いても16万7,000円余りの負担額になりました。また、駅南住宅では畳、ふすま、障子の全ての修繕をすると27万円を超え、敷金を引いても10万円程度請求されます。言うまでもなく、町営住宅は収入の少ない世帯や高齢者のために賃貸されるもので、退去時にこれだけ多額の負担金を求めるのはいかがなものでしょうか。  民間の賃貸住宅では退去時の原状回復に関するトラブルが急増したことから、旧建設省は平成10年に原状回復に係る契約関係、費用負担のルールのあり方を明確にするためのガイドラインを公表しました。また、その後、国土交通省は裁判例などを参考に平成16年にガイドラインを改訂しました。しかし、その後も敷金や保証金など、さまざまな問題が発生してきたことから再度見直しが行われ、平成23年に新たなガイドラインが発表されています。  その中では原状回復の費用については、借り手側の故意、あるいは過失や通常の使用を超えるような使用による摩耗などは借り手側が負担すべきものとしています。他方で、次の入居者のために行う設備の交換、化粧直しなどのリフォームは経年変化及び通常使用による摩耗であり、貸し手側が負担すべきとしています。  国のガイドラインは時代の変化に合わせて改訂され、民間で広く活用されてきています。町が畳やふすまの経年劣化の修繕も入居者の負担にするには民間とかけ離れてきています。  京都市では、畳やふすまの修繕の個人負担は入居期間に合わせて5年ごとに経年劣化の負担の減免を図っています。入居5年以下での退去の際は修繕費は100%ですが、5年を超え10年未満では75%に減額し、10年を超え15年未満では50%に、そして15年を超えての退所では個人負担はありません。町もこれを見習って制度の改善を検討すべきと考えますが、いかがでしょうか。  ところで、生活保護受給者は引っ越しをする場合、引っ越し費用や敷金は支給されます。しかし、退去に係る修繕費の負担は支給対象にはなっていません。生活保護の人が町営住宅を退去するときに20万円近い請求をされれば一体どうやって払えばいいのでしょうか。生活保護世帯やそれと同程度以下の所得世帯の修繕費負担は免除すべきと考えますが、いかがでしょうか。  以上、私の質問といたします。 10 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、答弁を受けます。  笹島町長。  〔町長 笹島春人君 登壇〕 11 ◯町長(笹島春人君) 日本共産党を代表しての松田議員の役場の職員数についての御質問にお答えをいたします。  町では職員の定員管理計画を策定し、職員数の適正化に努めているところであります。計画の作成に当たりましては、社会情勢の流れや公務員を取り巻く社会環境の変化を踏まえ、これまで3回の見直しを行い、平成27年4月からは現行の第4次入善町職員定員管理計画を運用しているところであります。  第3次の職員定員管理計画においては、地方分権の推進や三位一体改革を背景とした全国的にも職員数抑制の取り組みが行われたところであります。町においても住民サービスを低下させることなく、その維持向上のため原則として職員の配置転換によるなど、スクラップ・アンド・ビルドの徹底を基本として職員数の抑制に努めてきたところであります。  しかしながら、その後の社会経済情勢の急激な変化や住民ニーズの高度化と多様化、さらには国や県からの権限移譲による職員の事務量増加により、町が取り組む事務事業における推進力の低下が懸念されたことから、職員の業務量を把握するため平成25年度から平成26年度にかけまして行政の現状と課題などの分析を行ったところであります。  分析の結果、一般事務職においては約30人分の労働力が不足しているとの診断がなされました。この診断を受け、職員不足の全てを職員数の増員で対応することは自治体経営上困難との判断から、不足する30人のうち10人分は職員の増で補う、また、10人分は事務事業の見直しや外部委託を推進していく、さらに残りの10人分については職員のスキルアップで対応するとしたところであります。  まず、1つ目の職員数の増につきましては、計画策定時の保健師を含む一般事務職員は141名に対し本年4月では職員数152名となり、計画上の目標数値は達成したところであります。  次に、2つ目の事務事業の見直しや外部委託の推進につきましては、行財政改革のアクションプログラムを確実に実行するためさらに具体化し、また、随時項目を追加し、新たな課題へも対応しているところであります。取り組みの状況といたしましては、平成30年3月末においてはアクションプログラムに盛り込まれた254の取り組み項目のうち69.2%を達成いたしております。  次に、3つ目の職員のスキルアップによる10人分につきましては、職務に必要なスキルとして専門研修をはじめ、各階層別にリーダー養成、課題認識、問題解決などの各種研修のほか、自治大学校などへの高度研修への派遣にも取り組むなど、職員の能力アップに努めているところであります。  さて、この計画における職員採用の目標値は、さきに御説明したとおり、ことし4月において達成したところであります。しかしながら、職員の業務の特殊上、各種イベント、あるいは選挙事務、除雪業務、確定申告業務など、時期的に偏る事務への対応、あるいは年度がわりや人事異動直後の対応などで現状としては職員の超過勤務が発生しているところであります。  今後においても職員の健康状態を把握しながら事務事業の見直しや職員の育成について継続的に取り組み、各課間の応援体制、組織機構の見直しによる体制強化を図っていくとともに、必要に応じて定員管理計画を見直し、職員数の適正確保に努めてまいりたいと考えております。  次に、保健師の確保と調理師の採用についてであります。  保健師につきましては、本年4月には担当する保健センターに元気わくわく健康課を設置し、課長職1名及び保健師1名の正規職員計2名を増員し、組織体制の強化を図ったところであります。なお、臨時職員の募集につきましては、産休や育休職員の代替として募集をしたものであります。  また、調理師につきましても一昨年度1人の退職に対し本年4月には2人を正職員として採用したところであり、今後においても安全・安心に配慮した給食の調理体制の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。 12 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、次に、公共交通について、梅澤キラキラ商工観光課長。  〔キラキラ商工観光課長 梅澤武志君 登壇〕 13 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 公共交通についての御質問にお答えをいたします。  まず、デマンド交通「ウチマエくん」の運行システムに関する御質問についてお答えをいたします。  少子高齢化社会の進展に伴い公共交通の果たすべき役割はますます重要となることから、利便性の高い公共交通の運行体制について常に見直し、検討を行ってまいりました。  デマンド交通「ウチマエくん」については、利用者から前日予約や待ち時間がわからないなどといった予約面に関する意見が出ておりました。このことを受け、9月から開始しました実証実験では当日の予約受け付けを可能とし、利便性の向上を図るための予約システム「コンビニクル」を導入いたしました。これにより最短で当日1時間前の予約への対応と、より正確な送迎時間の案内が可能となったところであります。  また、運行開始を朝8時30分とし運行時間を30分拡大するなど、運行体制の改善を図るとともに、以前からの要望があった公共施設や調剤薬局、福祉施設などを目的地に追加したところであります。  この結果、実証実験開始から3カ月間のデマンド交通「ウチマエくん」の利用人数は実証実験前の本年4月から8月末までと比較して1日当たり約5人程度利用者が増加しております。このことは予約システム「コンビニクル」の導入効果が一定程度あらわれたものと思われます。  一方で、議員御指摘のとおり、予約センターには何回かけても電話がつながらない、予約方法が難しくなったといった御意見が利用者から寄せられている状況も把握をしております。その原因といたしましては、1回当たりの電話対応にかかる時間がこれまでよりも長くなっていることが挙げられます。従来は電話で利用したい日時と目的地を伝えるだけで何時台の便という枠内での予約をとることができておりました。実際の送迎時間は当日にならないとわかりませんでしたが、利用者にとって予約方法は簡単なものでありました。  しかしながら、実証実験開始後は利用者が利用したい日時と目的地を伝えると、利用したい時間に近い複数の候補時間を予約センターのオペレーターが提案し、その中から希望に近い時間の送迎予約をとるという形式になりました。この形式は高齢者の方、特に従来の形式での予約になれていた方にとっては電話で話さなければならない内容が増えたため、予約が難しくなったと感じられる方が一定数おられるものと思われます。また、このような電話対応がコンビニクル導入後、オペレーターにとっても負担増の一因となっているものと考えられます。  今ほど申し上げたとおり、当日予約の実現後、利用者数の増加に伴い予約電話件数も増え、さらに1件の電話にかかる時間も延びていることから、現状のオペレーター1人体制では電話がなかなかつながらないという状況を生み出しているものと考察しております。  この解決策として予約体制の改善を考えていく必要があるものと思われます。あわせて、新たな予約方法の周知が不足していることも事実でありますので、よりわかりやすく利用方法の周知に取り組む必要もあるものと考えております。  なお、ウチマエくんの主たる目的は交通弱者への移動手段の提供にあります。決して安価なタクシーの提供ではなく、限られた車両で運行されており、かつ乗り合い車両であることなどから通常のタクシーや福祉タクシーの趣旨とは大きく異なり、相応の制約があることは御理解いただきたいと思います。  しかしながら、今回いただいた御意見は今後の大きな課題であると捉えており、予約センターの運営体制や予約方法の問題点も踏まえて研究をしてまいりたいと考えております。  次に、利用料の減免についてであります。  町営バス「のらんマイ・カー」やデマンド交通「ウチマエくん」については、従来より利用促進策の一環として障害者手帳、または療育手帳をお持ちの方、65歳以上の免許自主返納者、さらに、ウチマエくんでは75歳以上の高齢者の方は料金を減免しております。また、就学前の乳幼児、第1種身体障害者手帳及び療育手帳の交付を受けた方の介護人は無料としているところであります。  議員御指摘のとおり、現状、どちらの交通機関も精神障害者保健福祉手帳所有者は割引の対象となっておりません。町では福祉施策として電車、バス等の公共交通機関を利用することが困難な障害者の方にタクシー・ガソリン共通利用券を交付しております。この対象は身体障害者手帳1級、2級所持者の一部、療育手帳A所持者、精神障害者保健福祉手帳1級所持者となっております。  なお、近隣市町で運行されている町営、市営バスや富山地鉄バス等の民営バスにおいて精神障害者保健福祉手帳所有者とその介護者への運賃割引や無料乗車券等の交付を実施していることも把握をしております。  しかしながら、その導入を検討する際には近隣市町の事例を踏まえながら交通網対策特別委員会はもちろんのこと、各種団体長の皆様や交通事業者などから構成される道路運送法に基づく地域公共交通会議における意見聴取も不可欠であります。  公共交通における町の負担は少なくなく、減免や無料化の枠組みを広げることはさらに際限なく支出することとなり、将来にわたって大きな負担となるものであります。ひいては、町の公共交通体制の存続だけでなく、町単独の福祉施策にも影響を及ぼしかねないことから、減免などの枠組みを広げることについては国の動向や近隣市町の対応状況を注視し、その必要性を十分に精査した上で慎重に対応していかなければならないと考えるものであります。  続きまして、新幹線ライナーの実証実験についてであります。  入善新幹線ライナーについては停留所の増設や町民利用の促進を図るべきとの御意見があったことを受け、2ルートでの運行に取り組んでおります。月曜日から金曜日ルートは入善駅を出発し、うるおい館を経由した後、県道、国道など町内主要幹線道路沿線を経由することでビジネス利用増加を図ることを主眼に置いております。土曜日、日曜日ルートは入善駅を出発し、従来のうるおい館に加え、入善高校、スマートインターチェンジ、JAみな穂南部支店周辺にも停留所を増設し、町民利用の増加を図ることが目的の路線であります。  その利用状況については、実証期間中の月曜日から金曜日ルートの利用人数は1日当たり14.6人、土曜日、日曜日ルートの利用人数は1日当たり15.3人で、2ルートの合計は1日当たり14.8人となっております。平成30年4月1日から8月31日までの1日当たり利用人数は16.8人であることから、現状では1日当たり平均2人減少しております。  実証実験開始後の各ルートにおける停留所の乗降人数を分析したところ、月曜日から金曜日ルートの黒部方面行き、入善方面行きともに従来の入善駅、うるおい館での利用がほとんどであります。土曜日、日曜日ルートの黒部方面行き、入善方面行きもほぼ全てが入善駅、うるおい館での利用となっております。  また、新幹線ライナー周辺立地企業など町内29社に対して従来での運行の利用状況と実証実験開始後の利便性についてのアンケートを実施し、御意見をいただいております。その中では実証実験について好印象はあるものの、一方で速達性を求める声やPR期間も短いこともあり、実際の利用には結びついていないのが現状であります。  実証実験の実施により各ルートにおけるメリット、デメリットがある程度明らかとなっていることからも今後は交通網対策特別委員会等においても御意見をいただき、運行事業者などの関係機関とも協議を進めていく中で、これまでにいただいた御意見や見えてきた課題を踏まえて公共交通のあり方について研究を重ねてまいりたいと考えております。 14 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、次に、町営住宅について、米田住まい・まちづくり課長。  〔住まい・まちづくり課長 米田正秀君 登壇〕 15 ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 町営住宅の退去修繕に関する御質問にお答えいたします。  町では現在5団地、町営住宅265戸、定住促進住宅80戸、合わせて345戸の公営住宅を管理、運営しております。住宅困窮者や若者世帯に向け良好な住環境を提供できるよう積極的に取り組んでいるところであります。このうち現在入居されているのが町営住宅223戸、定住促進住宅51戸、合わせて274戸であります。昨年4月からことしの3月までの1年間の入居件数は49件、退去件数は32件となっております。  議員御質問の町営住宅の退去修繕につきましては、法律では公営住宅法第21条、公営住宅法施行規則10条に、条例においては入善町営住宅条例第21条において修繕の範囲と町による負担分を定めております。以上の法律と条例に基づき、退去者には畳修繕のうち表がえ分を差し引いた費用や障子、ふすまの張りかえ、その他の小修繕を負担いただいております。  議員が御質問の中で提案された京都市が行っている入居期間に応じて経年劣化分を差し引き退去者負担分を軽減するという方式は、町営住宅入居者にとって経済的負担を軽減するという点では先進的な事例であるとは思います。  さて、町営住宅の入居者の多くは高齢者や母子家庭などであり、特に高齢者においては退去されるときには単身で介護施設への入居による転居といった例もあり、この場合は連帯保証人や親族の経済的支援を受けざるを得ないこともあります。また、議員御指摘のとおり、確かに民間の賃貸住宅では通常損耗による補修費は毎月の家賃に含まれるとの考え方もあろうかと思われます。  一方、公営住宅においては、過去の判例では公営住宅を明け渡し時の畳やふすまの修繕などの通常損耗による補修費用が賃借人の負担とされた事例もございます。この判例では修繕費用負担の範囲は条例や慣行を含めた具体的な契約内容によって決まるものであること、さらに公営住宅の家賃はその設置の目的から民間の賃貸住宅と比べて特に低廉に設定されていること、加えて建設時からの経過年数に応じて算出される係数により建物減価分の減額が家賃の算定に反映されていることから経年劣化分が毎月の家賃に含まれているとするのは相当でないとの判断例であります。  町では町営住宅に入居を希望された方には、その都度、退去修繕の範囲と入居者負担となる費用の目安をお示しし、連帯保証人にもこれを説明し、同意をいただいてから入居決定をしております。それでも退去が決まったときに退去修繕費の負担が大きくて一括では払えないと相談を受けることがあります。このような場合には町では分納による費用負担に応じるなど、退去者とも相談をさせていただきながら運用しているところです。  次に、生活保護世帯やそれと同程度以下の世帯は免除すべきとの御質問にお答えします。  退去修繕費は生活保護受給者も含め、全ての退去者に同じように負担をお願いしております。議員御提案の京都市や富山県、近隣の黒部市や朝日町にも確認したところ、いずれも同様の運用をしているところであります。  また、納付状況についてでありますが、入善町ではこれまでのところ分納や連帯保証人による納付なども実施しながら全ての方にしっかりと納めていただいております。  今後の取り組みとして、退去修繕費に減免措置を設けるには近隣自治体の動向を参考とさせていただくなど慎重に判断すべき課題であると考えております。  なお、今回は退去修繕に関する御質問でありましたが、町では入居されてから退去までの期間、設備の修繕や生活上の相談など、さまざまな相談を受けながら入居者のサポートに努めております。町営住宅の運営維持管理に今後も御理解と御協力をいただけるようお願い申し上げます。 16 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、再質問を受けます。  13番 松田俊弘君。 17 ◯13番(松田俊弘君) では、役場の職員について質問したいと思います。  今年度から計画どおり10名増やしたからということで、それで本当に改善されたのかどうかというのはなかなかすぐに出てこないのかもしれませんけれども、昨年、同僚の井田議員が12月議会で同じような質問をしました、この問題で。そのとき神子沢総務課長から答弁がありましたけれども、超過勤務の実態を詳しく教えていただきまして、これは平成29年の10月までですけれども、平均超過勤務は1人当たり12.7時間ということだったんですけれども、これは改善されていますか、今年度は。わからなければいいですけれども。 18 ◯議長(佐藤一仁君) 神子沢総務課長。 19 ◯総務課長(神子沢喜彦君) 今の数値等については今お答えできない状況でございますけれども、松田議員もおっしゃられるような残業等につきましては当然総務課のほうもございますけれども、町全体といたしまして職員の健全な心身を守っていくということは住民の皆さんに対する良質なサービスの提供、あるいは信頼関係の構築については欠かせないものだということで感じております。したがいまして、これにつきましては、先ほども町長の答弁にもありましたように、時期的なものとか、いろんなものもございますので、状況を見極めながら随時その対応をしていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただければと思います。 20 ◯議長(佐藤一仁君) 13番 松田俊弘君。 21 ◯13番(松田俊弘君) 先ほどの町長の答弁でも平成15年から16、17、このあたりに三位一体の改革がどーっとやられまして、全国的に職員を減らせという法律までつくってアクションプランまでつくらせてやられました。本当に定数削減の嵐だったなというふうに思いますけれども、これは町だけの責任ではもちろんありませんけれども、国が大きな主導をしてきたということは私も認識しています。一般職員で4分の1も減らすというのは通常の企業ではあり得ない話ですよね。勢い臨時職員に頼ってきたと、非常勤の職員に頼ってきたというのが実態だと思います。  私、計算してみましたけれども、これは一般職員だけじゃないんですよ。人件費全体で平成13年度がピークのときに比べて平成28年度までの人件費の減額累計が70億円近くになるんですよ。人件費で70億円をどーっと引き下げてきたということで、これは入善町の基金と匹敵するなというふうに私は思っていますけれども、確かにかつては義務的経費をなるべく減らせというような議論がありました。義務的経費の中には人件費もあれば、扶助費もあれば、公債費もあります。3つあるんですけれども、義務的経費の中でまず人件費を真っ先に上げるというのは私は間違っていると思います。一番大事なのは公債費、これをどう減らしていくかということが行政の手腕だと思います。扶助費は絶対にこれは簡単に削れませんから、私は公債費の削減こそ優先して、公債費は借金の返済ですけど、職員の確保をしていくべきだと思いますけれども、町長、どうでしょうか。 22 ◯議長(佐藤一仁君) 竹島企画財政課長。 23 ◯企画財政課長(竹島秀浩君) 公債費の話が出たというところで、先ほどのアクセスの代表質問のほうでもお答えをいたしましたが、地方債残高のほうの130億円のうちの50億円程度は臨時財政対策債というところでございます。実質的にはそれ以外の借り入れについては80億円ということでございます。臨時財政対策債の制度ができる前、平成11年というところは実質的公債費については110億円の残高があったというところでございます。大体現在の80億円というのはほぼ平準化しているといいますか、維持をしているという状況でございまして、これについてはしっかりとやってきているというものでございます。  以上です。 24 ◯議長(佐藤一仁君) 13番 松田俊弘君。 25 ◯13番(松田俊弘君) 臨時財政対策債を議論したらまた長くなりますから次へ行きます。  特に保健師さんのことですけれども、かなり高い資格を必要とされている方々で、確かに産休や育休、これをどうカバーするかというのは難しい問題ですけれども、まだまだやっぱり保健師さんの数は足りていないと私は思っています。業務量がものすごく多くて、先ほど言いました子育て包括支援センターができまして新規事業も増えていますから、さっきも質問で言いましたけれども、介護予防の講習なんかを、福寿会に来て話をしてほしいんだという要望が結構ありまして、それになかなか応えられないというのが実態なんですよ。ぜひまたこのことを認識していただいて改善していってもらいたいと思います。  公共交通に移りますけれども、障害者がなぜ町営バスや乗り合いタクシーの割引にならないのかよくわからなかったんですけれども、どういう答弁だったんでしょうか。慎重に対応しなければならないと長々と答弁がありましたけど、端的に答えてもらえませんか。 26 ◯議長(佐藤一仁君) ちょっともう一度、どの部分の障害者ですか。 27 ◯13番(松田俊弘君) 障害者の割引部分です。 28 ◯議長(佐藤一仁君) 精神障害者ですか。 29 ◯13番(松田俊弘君) 精神障害者の。 30 ◯議長(佐藤一仁君) 精神障害者の割引に対する答弁ですね。梅澤キラキラ商工観光課長。 31 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 先ほど答弁もいたしましたが、障害のある方々に対しての町の福祉施策としてガソリン券、タクシー券の補助などもしておるという1つの施策がございます。それに加えて公共交通というくくりの中でどこまで拡大をしていけばいいのか。できないという理由ではなくて、どこまでやればいいのかというようなところを今後調査してまいりたいというような意味合いでの答弁をさせていただいたところです。 32 ◯議長(佐藤一仁君) 13番 松田俊弘君。 33 ◯13番(松田俊弘君) あなた方が慎重に対応すると言うときは大体やらないということなんですよね。じゃ、聞きます。福祉タクシー・ガソリン券、今年度当初予算で380万円計上されているはずですけれども、一体今何人の方に支給されて1人幾ら分なんですか。 34 ◯議長(佐藤一仁君) 福祉タクシーについて、真岩保険福祉課長。 35 ◯保険福祉課長(真岩芳宣君) 福祉タクシー・ガソリン券について現在の対象者、状況でございますけれども、まず対象となる方はいわゆる視覚、聴覚、肢体不自由等の1級、2級身体障害者及び療育手帳A、精神手帳1級所持者、それと今年度からは腎臓機能障害の1級をお持ちの方等でございます。全部含めまして今現在389人でございます。その利用の範囲でございますけれども、お一人当たり1万5,000円分ということで券を発行しております。  以上です。 36 ◯議長(佐藤一仁君) 13番 松田俊弘君。 37 ◯13番(松田俊弘君) 実はこの問題で私のところに相談がありました。舟見に住んでおられる方で、実は精神障害なんだけれども、黒部の作業所に通いたいんだと。だから、町営バスを利用して列車に乗っていこうと思うんだけどと。作業所に通うというのは毎日のことですよね。1万5,000円分の福祉タクシーで何日間利用できるんですか。実態に合っていないと思いますよ。聞かせてください。なぜ精神障害者の方だけが対象から外れるんですか。この根拠は何ですか。 38 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 39 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 近隣の富山市以東の自治体をいろいろ調査させていただいた中で、この精神障害という方々に対しての減免制度がないというのが当町を含めて3カ所、これはもともと対象になかったものをほかの自治体が拡大をしてきているというような状況ですので、現状を把握しながらまたいろいろ意見交換もして調査をしていきたいと考えております。 40 ◯議長(佐藤一仁君) 13番 松田俊弘君。 41 ◯13番(松田俊弘君) 町営住宅の問題と絡めて質問しますけれども、入善町の町営住宅の条例で入居者資格とありますけれども、その中に収入の要件もあるんですけれども、入居者または同居者に次のいずれかに該当する者がある場合、3つの条件がありますけれども、Aが身体障害1級から4級、Bが精神障害1級から3級、知的障害はこの精神障害の程度に相当する程度、こうなっているんですよね。町営住宅条例ではきちんと精神障害の方も対象とされて、ところが、公共交通はその対象外になると。対象にはならないと。これは整合性がとれるんですかね。町長、どうでしょう。 42 ◯議長(佐藤一仁君) 米田住まい・まちづくり課長。
    43 ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) 町営住宅につきましては公営住宅法、そういったものでも定められております。そういったもので認められるものということで、入善町におきましてもそういった障害がおありの方については入居の対象にしていると、そういうことでもありますので、その辺については御理解いただきますようお願いします。 44 ◯議長(佐藤一仁君) 13番 松田俊弘君。 45 ◯13番(松田俊弘君) これは町長が答えるしかないんですよね。町営住宅ではきちんと精神障害者の方も対象にしなさいよとやっているのに、公共交通では除外するんだというのは私は成り立たないと思うんですよ。今すぐこの場で答えることはできないというのならば、またきちんと検討してください。  次に、町営住宅の退去の費用についてですけれども、入善町が入居されるときに申込者とちゃんと契約を交わしますから、この契約の中にはきちんと畳がえだとか、表がえだとか、ふすまの部分に関しては負担してもらいますよという契約になっていますから、今の段階ではもちろん払ってもらわなければ、裁判になれば町が勝つのは当たり前です。そのことを言っているわけじゃなくて、この制度そのものが時代に合わなくなってきているだろうと私は言っているんです。全国的に見ても、あるいは県内を見ても入善町と同じような対応をしておられますけれども、京都市がなぜこういうふうな対応をとってきたかというのもよく理解できます。なぜなら、民間では経年劣化の部分に関しては貸し手側が、大家が払うんだというのはもう当たり前になってきていますから、国土交通省もガイドラインでそのことを広く認めているし、そうしていくべきだという方向を打ち出しているわけですから、そうなっていかざるを得ません。ガイドラインが実はもう2回も書きかえられてきて時代の変化が激しいんだろうと思いますよ。町もやっぱりそれに乗り遅れないようにきちんと対応していかなくちゃいけないと思います。  京都市の場合、役場の職員にヒアリングしてもらったところ、生活保護者の人が退去するとき、一切負担はほとんどありませんと。ですわね。15年も住んでいれば畳の表がえ、修繕などはゼロになるわけですから、敷金が少なくてもそれでほとんどカバーできますということで問題にならないわけですよ。だから、このこともきちんと研究していただいて改善していってほしいと思います。  私は職員のためにも言っています。職員の方が町営住宅の利用者さんが退去されるときに請求書を持っていかなきゃいけない。ほとんどの場合、文句を言われるということで、つらい思いをしていると思います。そういったことも含めてぜひ改善の検討をお願いいたしまして私の質問といたします。これで終わります。 46 ◯議長(佐藤一仁君) よろしいですか。 47 ◯13番(松田俊弘君) はい。 48 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、ここで暫時休憩をいたします。午後は1時から開議します。  午前11時43分 休憩        ─────────────────────────  午後 1時00分 再開 49 ◯副議長(野島 浩君) 議長が都合により不在となりました。地方自治法第106条の定めにより、私が議長にかわり議事を進めます。  それでは、休憩前に引き続き開議いたします。  町政一般に対する質問を続行いたします。  これより、一般質問に移ります。  1番 鍋嶋慎一郎君。  〔1番 鍋嶋慎一郎君 登壇〕 50 ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 皆さん、こんにちは。  先月の11月頭に富山県全域で盛大に開催されたねんりんピックで、私も入善の体育館で行われたカローリングを見てきました。ルールどころかどのようなスポーツかもあまり知らず、静かな競技なので応援はちょっとと聞いていたつもりで会場に入ったんですけれども、喜ぶ声から落胆する声、対戦チームとにこやかに談笑する声で会場がすごくにぎやかなのに驚きました。ねんりんピックは、競技で競う大会ではなく競技を通して他県の方々と交流するのが目的の大会だという趣旨らしく、ほのぼのとしたいい気分で、また参加されている皆さんの若々しいことに感心しながら観戦させていただきました。  また、先日、体の健康だけではなく人々が生きがいを感じ安心して豊かな生活を送れる、健やかに幸せと書いて健幸と読むまちづくりを推進するスマートウエルネスみつけを推進している新潟県の見附市に視察に行ってきました。見附市では、スマートウエルネスみつけを推進するための計画、健康づくり推進計画をもとに、食生活、運動、スポーツ、生きがい、健診の4つの分野からなるいきいき健康づくりに加え、健康に対して関心が薄い市民でも健康になれるようなハード整備や仕組みづくりなどを通じ、住んでいるだけで自然に健康になれる町を目指している全国でも代表的なところだということで、私たち以外にも全国からいろいろな団体が視察に来られているとのことでした。  見附市役所の隣の市民の多く集ういきいき健康づくりセンターに立ち寄った際、体重計のようなものに乗り体力年齢を測定できるということで職員の方に計測してもらいました。私自身そこそこ力もあるほうだし適度な運動もしているつもりなので、3歳ほど若く40歳ほどの体力年齢になるのではと思いながら乗ってみました。結果は、筋肉量は女子中学生並み、皮下脂肪は普通の肥満並み、体力年齢は60歳ですね、還暦ですよと笑いながら職員の方に言われ愕然としました。  この先、健康で長生きすることに不安を覚えると同時にねんりんピックで活躍されていた年配の方々を思い出し、健康で長生きし、なおかつ元気にスポーツまでされているということのすごさを改めて思い知らされました。カローリングのルールを学ぶ前にまずは少しでも健康に長生きできる体をつくることが大事だと強く感じ、車ですぐのところは横着せずに歩いていくことや忘新年会、総会等が多く開催される季節ですが暴飲暴食を避け、来る3月議会にはすらっとした姿を皆さんにお見せすることをお約束し、通告に従い質問させていただきます。  まず、ことしから本格的に作付が始まった富山米の新品種「富富富」について伺います。  暑さや倒伏にも強いコシヒカリにかわる新品種として開発された富富富ですが、ことしの災害とも言えるような記録的な暑さの中、また幾度となく台風が吹き荒れた年でしたが、県全体または当町における総合的な結果はどうだったのかお聞かせください。  ことし作付された方や関係者などから聞いたところ、富富富を栽培する際に多くの書類を提出しなければならないため個人の農家には負担が大きくなっていたり、または乾燥調製を各農家で行わないといけないため、乾燥機を持っていない農家は栽培できていないというのが現状です。当初、富富富の栽培面積は、平成30年産で1,000ヘクタールを目標としていましたが、実際には530ヘクタール余りと目標の約半分という結果になりました。  栽培面積が伸びなかった背景には、価格等が決定していなかったことや募集締め切り時期が早かったため、まだ不透明な点が多かったことなども考えられますが、書類の提出や個人で乾燥調製を行わないといけないこともあると思います。富富富のブランドを高めていくために各生産者の情報が必要だとは思いますが、書類の簡素化ができないか、町から働きかけていってはどうでしょうか。  また、現在、富富富は基本的に全量JAへ出荷することが栽培の要件となっています。飯米として残せる分は家族や従業員数によって決まっています。そのため、親戚や知人に自分が栽培したお米を送りたい場合は、コシヒカリなどのほかの品種を栽培せざるを得ない状況となっています。  法人化しているような大きな農家では別品種を乾燥調製することはよく行われていますが、個人の農家で2品種の乾燥調製を行うことは大変な労力がかかります。また、中には乾燥機を持っておらず、JAのライスセンターや近隣の農家に乾燥調製だけを委託している農家もあります。そのような農家の方たちは、富富富に興味があっても栽培できないのが現状です。その中で、現在JAでは来年からの稼働に向けてライスセンターの再編工事が行われています。入善町内では現在、上原、椚山、飯野、小摺戸、舟見の5カ所あるライスセンターが上原1カ所のみになります。農地が集約され農家数が年々減少している現状を考えるとライスセンターの再編は仕方がないことだと思います。しかし、上原以外のライスセンターの中には現状で使える設備もあると聞いています。そのまま廃止してしまうよりは、有効利用として富富富専用のライスセンターの確保に協力してもらえるよう引き続き協議していっていただきたく思います。  北海道のゆめぴりかや山形県のつや姫などの他県の新品種は各県の代表のお米として全国的に名前が知られており特産品の1つにもなっています。富山県でもCMに女優の木村文乃さんを採用するなどしてPRに力を入れています。その富富富を富山県の特産品の1つとして一人でも多くの人に食べてもらえるように、農家にとって栽培しやすい環境をつくっていく必要があると思います。このような状況を踏まえ、町として今後どのようにしていく予定かお聞かせください。  次に、入善町の特産品である入善ジャンボ西瓜についてお聞きします。  ここ最近、至るところでこの入善ジャンボ西瓜を耳にするようになりました。ことしの7月に大宮駅で行われたイベント、入善町の日に行ってきましたが、ジャンボ西瓜の無料振る舞いには長蛇の列ができ、入善町のマスコットキャラクターであるジャンボ~ル三世の周りには子どもたちが大勢集まっているのを見て、今まで入善ジャンボ西瓜の躍進に携わってこられた多くの皆さんの御尽力を思うと、こんなにも多くの人に喜んでもらえるまでに有名になったのかと思うと大変うれしく思いました。  また、県外に住む友人からお中元に送りたいからと幾つもお願いされたりと、全国的にかなり知名度が上がってきたと感じております。しかし、生産者の動向で見てみると、10年ほど前には生産者で20戸余り、栽培面積で約7ヘクタールあったものがかなり減ってきていると思いますが、現在の生産の状況についてお聞かせください。  昨年、入善ジャンボ西瓜の栽培が始まって120年を迎えたと聞いています。約120年の歴史がある入善ジャンボ西瓜を今後も入善の特産品として継承していくためには、入善町として取り組みを行っていく必要があると思います。現在町では、新しく入善ジャンボ西瓜をつくろうとする人に対して支援する入善ジャンボ西瓜新規栽培促進事業や新しく特産品を栽培しようとする方を支援する入善町特産品栽培・新規就農支援事業を行っています。  入善ジャンボ西瓜を栽培する農家になるためには、規約で最低100株を栽培しなければいけないと決まっていたりと、これまでは栽培を始めるのにハードルがとても高かったように感じます。しかし、2年前から興味がある人に栽培方法を知ってもらうため、5株から栽培を始める入善ジャンボ西瓜新規栽培促進事業が始まりました。栽培方法は関係者以外には一切教えてはいけず、また種子や苗も外部には渡してはいけないこととなっていたため、後継者を確保するためにはこの取り組みは大きな前進となったと感じています。  また、昨年、ベテランの入善ジャンボ西瓜農家の方が栽培に失敗し出荷できなかったとも聞きました。このようにベテランの農家の方でも栽培が難しい入善ジャンボ西瓜を初心者がつくるのはとても大変なことです。そのため、入善町特産品栽培・新規就農支援事業のように新規栽培者を支援する事業があれば、入善ジャンボ西瓜の栽培に興味がある人の負担を和らげることができると思います。  また、昨年には入善ジャンボ西瓜は、農林水産省が実施する商品名に産地名が入った特産品を地域ブランドとして登録する地理的表示保護制度、GIに登録されました。このように入善町ではいろいろと取り組んでおられますが、特産品の振興という面でどのような成果が上がっているのかお聞かせください。  以前から入善町の特産品である入善ジャンボ西瓜の生産者や面積の減少、また生産者の高齢化により生産量が減少していると聞いています。しかし、毎年、関東でイベントを行ったりマスコミが取材に来ることで知名度は全国的に年々上がっており、購入できなかった人もいるようです。また、形や大きさに特徴があることから、海外向けに日本の農産物を輸出している会社から入善ジャンボ西瓜を取り扱いたいという話もあるそうです。  しかし、現在の生産量では海外はおろか日本全国からの注文にも対応できません。海外にも入善ジャンボ西瓜や入善町を知ってもらえる可能性が大いにあるだけに、生産量を維持することよりも、さらなる拡大を今図らなければ、有名ではあるけれども物がない幻のスイカとなり、数年後には入善の特産品が1つなくなって、入善ジャンボ西瓜ってあったよねと言われる日が来るのではないかと危機感を強く感じていますので、一刻も早い、早急な対応が必要だと思います。  次に、入善高校の存続に向けて、農業科における取り組みについてお聞きします。  現在、農業科では新聞やテレビなどにも取り上げられているほど多くの取り組みがなされています。農協青壮年部、商工会青年部、福祉施設の方々とともに行っている農商校福連携事業で栽培しているトウガラシにおいては、この年末から入高ブランドとして高校生のデザインした一味唐辛子が販売されることとなったり、来年の2月に開催される入善ラーメンまつりでは、高校生たちとともに開発した、その一味唐辛子を使った超絶辛いラーメンを販売することを予定したりと、多くの企画が予定されています。  そういった対外的な活動もさることながら、本業である農業振興に携わる研究も数多くされています。2年生、3年生で行う課題研究では、富富富とてんこもりの品種比較であったり、商品化を目指したエゴマの栽培であったり、皆さん御存じの乙女キクザクラの増殖などなど多くの研究をされています。来年には、新聞にも載っていましたが、魚津市からの依頼で鹿の子百合の増殖についての研究もされるなど、入善町はもとより近隣市町村の振興につながる研究を数多くされています。  そういった町の振興につながるものや今現在課題となっているものの研究も大事ですが、これからの農業界を見据えてICTやAIを活用したものやGPSを活用したスマート農業などの研究にも取り組んでいってもらうのも入善高校農業科だと考えています。今までのような経験や技術は見える化され、ほかの農業者や新規参入者に継承されやすくなったり、省力化ということで機械作業や収穫作業が無人化されるなど、今までとはがらっと変わった農法を研究、実験し、強いては入善町、そして富山県農業に生かしていくことで入善高校存続に向けてのアピールになるのではないかと思っています。  この入善町、そして富山県でも実用化されるようなそういった最新の農法を入善高校農業科でも研究を進めてもらうべく、そういった施設の資材なり作業機への支援をしていってはどうかと考えます。そして、そのような最新の技術を学び身につけた生徒たちは、その技術をさらに発展、実用させる夢を抱いて就農していってくれるものと願っています。  これで質問を終わります。御清聴ありがとうございました。 51 ◯副議長(野島 浩君) それでは、答弁を求めます。  富山米新品種「富富富」について、小堀がんばる農政課長。  〔がんばる農政課長 小堀 勇君 登壇〕 52 ◯がんばる農政課長(小堀 勇君) 新品種「富富富」についての御質問にお答えいたします。  新しい富山米の富富富につきましては、ことしが本格栽培の1年目であり10月11日に本格デビューを迎えたところであります。デビュー当日は各地で発売記念イベントなどが行われ、JAみな穂直売所あいさい広場におきましても富富富を買い求めるお客様で行列ができており、人気の高さがうかがえたところであります。  さて、議員御質問の平成30年産の総合的な結果でありますが、県によりますと、コシヒカリに比べ青未熟粒が多かったものの高温で発生しやすい白未熟粒は少なく、整粒ぐあいは高かったと伺っております。1等米比率につきましても県全体で10月末現在で99.0%とコシヒカリの87.4%大きく上回る結果となっております。入善町では、富富富で100%、コシヒカリで88.4%となっており、どちらも県全体の1等米比率を上回る結果となっております。  また、台風の影響などでコシヒカリでは倒伏が目立ちましたが、富富富では確認されておりません。さらに、食味に影響し低いほうがよいとされている玄米たんぱくにつきましては、5.9%と上限目標の6.4%を下回る結果となっております。ことしの気象条件は、7月の猛暑、8月の日照不足、収穫時期の長雨や台風など、水稲にとって決してよい条件とは言えませんでしたが、富富富の総合的な結果としましては、高温でも高品質、倒伏しにくいという品種特性が十分に発揮され、コシヒカリを上回る高品質、良食味が確保されたものと思っております。しかし、10アール当たり平均収量につきましては富富富で514キログラムと、コシヒカリの520キログラムと比べてやや少ない結果となり、今後の課題となっております。  次に、結果を踏まえ町としてどうしていくかとの御質問ですが、ことしの結果を見れば、収量については課題があるものの品質はコシヒカリを上回り、概算金についてもコシヒカリよりも1俵当たり1,500円高いことから、農家の所得向上に大いに期待できるものと考えております。このことから、町としましても多くの農家に生産していただき、所得の向上につなげていただくことが重要と考えております。  現在、県では今月19日を締め切りとして、平成31年産の富富富の生産者の募集を行っているところであります。JAみな穂管内におきましては、先月の28日にJAみな穂「富富富」ブランド化推進協議会を開催し、平成30年産の栽培反省と次年度対策や平成31年産の生産者募集について説明を行ったところであります。入善町管内の応募状況につきましては、まだ締め切り前で現在取りまとめ中とのことでありますが、ことし生産された方はほとんど来年も予定していると伺っており、作付面積も拡大する見込みとのことであります。  しかし、協議会の中で生産者からは、収穫時期がコシヒカリと重なるため田植え時期を早めることはできないか、乾燥機の掃除が大変なのでJAのライスセンターを専用で使えないかなどの声も聞かれたところであります。県は、これまでも生産者の意見等を聞きながら栽培基準等の見直しを図ってきているところでありますが、少しでも生産者の拡大につながるよう、引き続きJAや県に働きかけてまいりたいと考えております。  来年は本格栽培2年目であり新たな課題も出てくることも考えられますが、まずはしっかりと農家の方々に生産していただき、県をはじめ関係機関等が一丸となって富富富を富山県を代表するブランド米として成功させていくことが重要だと思っております。町といたしましても農家の皆さんの意見等を踏まえつつ、県やJAなど関係機関と連携を図りながら富富富の生産拡大やブランド化などに積極的に努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。  次に、入善ジャンボ西瓜についての御質問にお答えいたします。  まず、現在の生産状況についてであります。入善ジャンボ西瓜は言うまでもなく町を代表する特産物であります。その歴史は明治20年ごろにさかのぼり、黒部市で栽培されたのが始まりとされております。入善町では明治30年ごろから栽培が始まったとされております。大正10年には入善町の作付面積は96ヘクタールとなり、黒部市の32ヘクタールを上回り、入善町が主力産地となりました。当時は黒部西瓜と呼ばれ全国的に出荷されておりましたが、昭和40年代前半には大都市近郊で生産される丸玉のスイカに市場を奪われるなど、入善町では作付面積が8ヘクタールまで激減いたしました。  しかし、長年、先人たちが守り育ててきた特産物を後世に残すため今まで競合をしていた生産農家が団結し、昭和46年10月に32人で入善町黒部西瓜生産組合を立ち上げたと伺っております。その後、昭和58年からは名称を現在のジャンボ西瓜に変更し、組合も入善町ジャンボ西瓜生産組合に改名し現在に至っております。  作付面積につきましては、昭和45年では8ヘクタール、平成7年では9ヘクタール、平成18年では8ヘクタールと、組合設立以降は8ヘクタールを維持しておりましたが、平成19年以降は年々減少傾向にあり、ことしは半分以下の3.8ヘクタールまでに減少している状況であります。生産者数で見ましても、平成18年で22戸だったのがことしは13戸まで減少しており、大変な危機感を持っているところであります。  議員御質問の入善ジャンボ西瓜の生産振興への取り組みですが、町としましても、年々生産者や作付面積が減少していく中で後継者の育成を図ろうとJAみな穂と協働し、平成23年度に入善町特産品栽培・新規就農支援事業を創設したところであります。  この事業は同じく町の特産物であるチューリップ球根も生産者が減少しているということで、入善ジャンボ西瓜とチューリップ球根の新規生産者を対象に、種苗費や資材費、肥料費などの生産に要する経費や栽培技術指導を行う生産組合に支援を行うものであります。入善ジャンボ西瓜におきましては、この事業により平成24年度に1人が新しく生産を始められたところであります。  しかし、それ以降なかなか新規生産者があらわれなかったことから、この事業に加え平成28年度に入善ジャンボ西瓜新規栽培促進事業を創設したところであります。この事業は、入善ジャンボ西瓜が、手間がかかる、栽培が難しいというイメージから新規で取り組む農業者がいないのではないかということで、担い手農家などを対象に生産組合の指導を受けながら、まずは5株程度、栽培にチャレンジしていただくものであります。  そして、実際の栽培を通じて将来的な本格栽培へとつなげていただくものであり、本格栽培へと移行すれば、先ほどの入善町特産品栽培・新規就農支援事業を活用していただくことになります。また、本格栽培後も、最初は生産が安定しないということで所得補償的な支援も入善ジャンボ西瓜新規栽培促進事業の中で新たに追加したところであります。  事業開始以降、これまで11経営体でチャレンジしていただきました。その中から本年までで4経営体に本格栽培へと移行していただいたところであります。さらに、来年はもう1経営体で本格栽培を始めていただく予定としております。このように事業の効果があらわれ着実に新たな後継者が育ってきております。しかしながら、一方で高齢化等によりジャンボ西瓜の栽培をやめる生産者もおられることから、作付面積や生産者数の減少に歯どめがかかっていないのが実情であります。  また、高齢化や労働力不足などから1人当たりの栽培面積も減少傾向にあることから、今後は新規生産者の掘り起こしとあわせ労働力の確保などによる既存生産者の栽培面積の拡大も重要な課題だと認識しております。町としましても、これまで入善ジャンボ西瓜におきましては、後継者の育成のための事業のほか優良種子の育成に係る助成や生産組合への活動助成など、さまざまな角度から支援を行っております。また、平成19年には地域団体商標に、昨年にはGI保護制度にいずれも県内初で登録されるなど、JAや町、関係機関とが連携し積極的に地域ブランドの確立を図ってきたところであります。  入善ジャンボ西瓜は、120年以上の歴史を持つ入善町特有の特産物であります。この町が誇る特産物を確実に未来へと引き継いでいくため、JAや関係機関とより一層連携を密にし、引き続き積極的な展開を図ってまいりたいと考えておりますので御理解のほど、よろしくお願いいたします。 53 ◯副議長(野島 浩君) それでは、引き続き、入善高校の存続について、笹島町長。  〔町長 笹島春人君 登壇〕 54 ◯町長(笹島春人君) 入善高校の存続についての御質問にお答えをいたします。  県立高校の再編につきましては、少子化による中学卒業予定者の減少を踏まえ後期の高校再編の議論が進められてきたところであります。私は常々、高校は地域にとってはアイデンティティーの1つであり、地域にとって非常に重要な施設であると考えており、入善高校を存続させるため県への要望のほか知事に直接要望するなど、さまざまな機会を捉えて入善高校の存続を訴えかけてまいりました。  また、町では県立高校の前期の再編以前から同窓会や後援会と連携して魅力ある学校づくり、特色ある学校づくりに危機感を持って取り組んできたところであり、他の自治体に先駆けてさまざまな支援を行うなど、高校存続への対応をしてきたところであります。そのようなこともあり、ことし2月5日に開催された富山県総合教育会議において、2020年4月から泊高校と統合した新たな入善高校となり、泊高校においては2022年3月末で閉校することとなったところであります。  しかしながら、今回の再編統合につきましては、平成29年度時点での小学校1年生が高校に入学する2026年度を見通して行われたものであり、2027年度以降の対応については、引き続き中学校卒業予定者の推移を踏まえて別途協議するとのことであります。今後も中学卒業予定者は減少することは予想されております。今回の再編が見通した、2026年には、県立高校全体の学級数が現在よりも36も減少する見込みであります。さらに5年後の2031年には、現在よりも学級数が50近くも減少する見通しであり、その推移を踏まえれば今後においても再編統合が再び議論されることが大いにあり得るものと考えております。このことから今回の再編統合の結果に安堵することなく、引き続き特色ある魅力あふれる学校づくりに努め、また、町を挙げて応援する体制づくりに一層力を注いでいく必要があるものと考えております。  入善高校においては、これまで農業科のバイオ技術による入善乙女キクザクラの増殖研究やボランティアによる沢スギガイドツアーの実施、普通科の自然科学コースにおけるフィールドワークなどの体験型学習を取り入れた授業など、地域資源を生かした特色ある研究や授業にも積極的に取り組んでおられます。  また、町においては、これまでもJA青壮年部や商工会青年部、入善高校農業科との農商校連携による耕作放棄地の有効活用事業や6次産業推進会議との連携による商品開発事業など、特色ある取り組みに対してしっかりと支援するとともに、農業公社による農業体験研修や農業機械研修の実施、JA直売所での販売実習の受け入れ、研究などへの指導員の参加、農業教育振興会の取り組みなど、関係機関とも連携を図りながら農業を志す生徒の育成にも注力してきたところであります。  議員御提案のICTやGPSの活用あるいは無人化といった最新の農法を入善高校農業科でも研究してもらうことは大変重要な視点であると考えております。そのための支援につきましては、県立の高校である入善高校の施設に対する直接的な支援というのはなかなか難しいわけでありますが、入善高校と情報交換を行う中で研究として取り組めることがあり、支援が必要ということになれば、どのように支援できるかについて調査研究を進めてまいりたいと考えております。  町といたしましては、今後も入善高校が地域の学校として特色と魅力ある高校であり続けるためには、町ぐるみで高校の活性化に向けて後押ししていくことが重要であると考えており、そのことが入善高校の発展にとどまらず、ひいては入善町の発展にもつながるものと考えております。  また、農業を基幹産業とする入善町にとって、入善高校での取り組みを通して就農する生徒が一人でも増えることも重要なことであり、入善高校の存続に向けたアピールにもなるものと考えております。そのため、今後も同窓会や講演会など関係の皆さんのみならず地域の皆さんとも十分に連携を図りながら、入善町唯一の高等教育機関である入善高校の発展を目指し、学校の魅力づくりや活性化に対して支援をしてまいりたいと考えておりますので御理解を賜りますようお願いを申し上げ、鍋嶋議員の質問に対する答弁とさせていただきます。 55 ◯副議長(野島 浩君) それでは、再質問を受けます。  1番 鍋嶋慎一郎君。 56 ◯1番(鍋嶋慎一郎君) まず、富富富についてですけれども、富富富、今回、1等米比率、非常に高かったという結果なんですけれども、コシヒカリよりも目の粗い米選機を使って選別していることもあり、どうしても富富富は粒の大きいものということになれば、やっぱり質のいいものだけが残ってきて、結果的に1等米比率が上がったのだと思うんですけれども、ということは、やっぱりふるい下に落ちた分、目から落ちた分もかなりあったと思います。それは、実際、かなりあったんですけれども。そういったものは、ちゃんと成熟していれば、ちゃんとした米になっていれば、今回コシヒカリで反当たり平均520キロ、富富富で514キロということだったんですけれども、反当たり6キロしか変わらなくて、ふるい下が富富富のほうがたくさん出ているということは、かなり量はとれている米だと思います。町としても、概算金が1,500円、1俵当たり高いことから、所得向上に期待するどころか確実に所得向上につながっていく非常にいい品種だと思うんですけれども、そういうPRの仕方、これから働きかけていってもいいんじゃないんでしょうか。 57 ◯副議長(野島 浩君) 答弁、小堀がんばる農政課長。 58 ◯がんばる農政課長(小堀 勇君) 収量につきましては、そういうようなことで、くず米といいますか、下へ、ふるいの下というところがあります。ただ、収量だけを目的に栽培するということになりますと、どうしても過去にもコシヒカリでもありましたが、食味に影響するということがありまして、県のほうでは9俵程度を目標に栽培指針をつくっていくというところでありますので、この点よろしくお願いしたいと思っております。 59 ◯副議長(野島 浩君) 1番 鍋嶋慎一郎君。 60 ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 9俵をもとにかもしれないですけれども、やはり、まず青未熟粒がどうして多かったというのもあれなんですけれども、やっぱりそれが成熟すれば質のいい米には変わっていくと思います。やはり9俵と言わずに10俵でも11俵でもとれて、おいしい米ならそれにこしたことはないと思うので、それでなおかつ1,500円高いままいけば本当にいい米だと思っております。  私も富富富をつくっているわけですけれども、丈が短くて非常に倒伏しづらい。本当に全然倒れない米で、やっぱり何がいいというと刈るときに一番コンバインに負担がかからない。やっぱり倒れた米を刈るとどうしても機械が傷みますし、わらの長い米、稲を刈るとどうしても後ろのカッターのほうで詰まったりしてベルトが焼けたりなど、いろいろ機械を傷めることが多くある分、この富富富は非常に刈りやすいなと、我ながらそう思いながら刈っていたんですけれども。ただ、そこの田んぼの持ち主さんに、畑で使う長わら、頂戴と言われたときに、どうしても短くて1往復でいいところが2往復、とらなきゃいけないとか、もうちょっと長いわら、頂戴よとかと言われることはあるんですけれども、そういうことは別としてでも、非常に富富富はいい米だと思って私もつくっております。  やっぱり、先ほど答弁でもいただきましたけれども、普通の農家さん、普通の大規模農家は乾燥施設をたくさん持っていますので幾つも分けながらつくれるんですけれども、やっぱり問題になるのは一般の農家の方が乾燥調製、つくりたくても乾燥機がない。乾燥機があってでもコシヒカリを入れているので分けてつくれないとか、飯米の問題から、飯米がとれないということでコシヒカリをつくる。だけれども富富富をつくりたいときにはつくれないという問題が出てきていると思います。  JAが乾燥施設を富富富専用にするしないは今まだ迷っているところだと思いますけれども、その結果が出るまでライスセンター、使えるようになるまでといいますか、今までコシヒカリを大規模農家に乾燥調製、依頼している経緯というのはたくさんあると思います。やはり田んぼ1枚、2枚だけれども自分でつくって、乾燥機はないのでその分乾燥調製してほしいというのが今結構見受けられるんですけれども、富富富もそういったものでちょっとだけでもつくってみたいという方の普通の農家さんを大規模農家で乾燥調製してもらえるような働きかけを町としても、農協と協力してになると思いますけれどもしていってはどんなものでしょうか。 61 ◯副議長(野島 浩君) 小堀がんばる農政課長。 62 ◯がんばる農政課長(小堀 勇君) コシヒカリでございますけれども、コシヒカリについては主食用米の主力品種ということで作付面積も多いという中で、担い手農家の方に乾燥調製を委託しておられる小規模農家もたくさんおられるわけでございますが、この富富富はまだ今、ことし1年目、来年2年目ということで始まったばかりの部分でございまして、作付面積も主食用米の面積からすれば2.5%ぐらいの割合という小さい面積でございます。そういうこともあってのことかとも思いますが、JAのライスセンターの使用とあわせてそういったこともできるかどうか、JAみな穂の「富富富」ブランド化推進協議会の中で、また話し合っていければと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 63 ◯副議長(野島 浩君) 笹島町長、何かこの件について御意見がありましたら、笹島町長。 64 ◯町長(笹島春人君) この富富富について、鍋嶋議員、よく御存じでありましょうが、先ほど言われた幾つかの問題点も、例えば書類の問題であり、乾燥調製の問題というようなことも今後どうなるかという問題が1つありますが、本年度10月に初めて本格デビューというような形になったという点では、今後に期待をしたいというふうに思いますし、初めてデビューするということであるがゆえに、県としても慎重に対応しておるものというふうに思っております。今ほどおっしゃった米選機の問題もしかりでありましょうし、まずは好評でスタートをさせていきたいというものが本来の、ことしのまず第一歩のことであろうと思いますので、今後それよりも、それプラスより収益、あるいは収量の上がる、そういう体制づくりに向けて機会があるごとにまた私どもも提案をしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 65 ◯副議長(野島 浩君) 1番 鍋嶋慎一郎君。 66 ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 確かに富富富、ことしから本格デビューということで先がまだわからない状態なので思い切ったこともできないのは確かであります。ただ、先日、お昼のワイドショーでも取り上げられていたんですけれども、富山の富富富と、あと福井の米と2品種が非常においしいということで取り上げられて、そのアナウンサーの方も食べながら、こんなおいしい米があるのかというぐらいでした。  入善町のコシヒカリがこれだけ、どこか倉庫に入っていても先に入善町のコシヒカリばかり出ていくという状況の中で、やはり富富富についても同じだと思います。入善産の富富富は非常においしいと言われることになると思います。そういった面から見ましても、どの市町村よりも先にJAと協力して大産地の名乗りを上げていくことが入善のPRにもつながっていくのかなと思っていますので、これからも作付の増大のほうに努めていってもらえたらと思います。  次に、ジャンボ西瓜について伺いたいと思います。  10年前に生産農家は22戸で8ヘクタールだったものが、今は13戸に減って3.8ヘクタールになったと聞きましたけれども、10年で8ヘクタールが3.8ヘクタールになっていれば、もう10年したらその半分になるのか、全くなくなってしまうのか、戸数も22戸から13戸になっていれば、確実に減っていくように思います。ましてや、この10年で農業の技術というのは非常に上がっている中で、本来なら生産農家は増えていても、増えなくてでもある程度維持されていてもおかしくない状況なのに、これだけ減っているということは、やはりこのままだと確実に減っていく、もしくはなくなっていくように危機感を感じます。  2年前からですか、5株チャレンジして、大体5株チャンレンジした方、計算すればわかると思うんですけれども、1玉5,000円になるとして5株で2万5,000円、2番なりも入れれば倍の5万円になるのかなという計算をもとに考えると、本格的につくって10アール、30アールって考えれば、やはり5株の20倍で100万円だったり、100万円の、30アールになれば300万円、300万円を今度1人でできないってなれば、従業員を雇って労賃から資材費を入れれば何をしているのかわからない状況というのが簡単にその方はわかってくると思います。
     やっぱりそうなる背景には、ふだんジャンボ西瓜をつくっている方を私たちも見ているわけですけれども、ジャンボ西瓜、買う方も見ていると思います。あの生産方法というのは、GIをとっているから仕方がないというのもあるかもしれませんけど、それをやっていって所得補償をもらうってなれば、幾らほどの所得補償が出るんでしょうか。十分やっていけるぐらいもらっているのか教えてもらえますか。 67 ◯副議長(野島 浩君) 小堀がんばる農政課長。 68 ◯がんばる農政課長(小堀 勇君) チャレンジ栽培からジャンボ西瓜の本格栽培に移行した場合のことでございます。移行当初はなかなか生産も見込めないだろうということで所得補償的な支援を行っております。移行1年目、2年目までですが、1シーズン15万円ということで、JAと折半で助成しておるという状況でございます。 69 ◯副議長(野島 浩君) 1番 鍋嶋慎一郎君。 70 ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 10アール当たり15万円もらってもなかなかだとはどうしても感じてしまいます。私が思うぐらいなので、つくっている方はもっと感じていると思いますので、その辺また考えていただけたらと思うんですけれども。  120年の歴史があるジャンボ西瓜で、昭和46年でしたか、生産組合が設立されたという中で、ジャンボ西瓜のつくり方というか、肥料設計などのノウハウというのはかなり確立されていると思います。あれだけおいしいスイカなので、しっかりしたノウハウができていると思いますけれども、やはりGIがあるから、今までどおりの栽培の仕方じゃなく、今の時代に合ったつくり方というのはできないものなんですかね。 71 ◯副議長(野島 浩君) この答弁は、小堀がんばる農政課長。 72 ◯がんばる農政課長(小堀 勇君) なかなかマニュアルどおりにやっておられるということだろうと思いますが、どうしてもこの部分については、スイカ栽培の作業のほとんどが手作業ということでありますし、また、生育状況が進むにつれていろんな作業が出てくるということで、なかなかそこらあたりの部分がどうしても勘なりでやっていくところが多いところもあるのかなということを考えておりまして、一般の野菜で機械化できて省力化に結びつけていくというような品種ではないようなところが1つのネックになっておるのかなと、こういうふうに考えております。  ただ、手がかかるというところについて、どのような手当をしていけば、あるいはどのような工夫を加えればいいのかというところが課題の考えどころじゃないかと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 73 ◯副議長(野島 浩君) 1番 鍋嶋慎一郎君。 74 ◯1番(鍋嶋慎一郎君) ここから高校存続の話にもかかわってくるんですけれども、確かにジャンボ西瓜をつくるには今までどおりのつくり方じゃないとできないというところもあるかもしれないんですけれども、私なりに考えると、作業をしやすい栽培方法というのはかなりあると思います。田んぼを使うからこそ雨の日はなかなか作業ができない、水はけが悪い、水が多いと割れてしまう。畝を高くしてもたかが知れているので毎日しゃがんだ作業になる。暑い中外に出て作業をしなければいけない。そういったことを、入善高校にはたくさんハウスなどありますので、そういったものを利用して、GIでつくり方も保護されているかもしれないですけれども、また変わったつくり方を研究するには、入善高校の人たちにも問いかけてハウスの中で棚の上で栽培するなり、株が60センチって決まっているのかもしれないですけど細かく植えて点滴栽培にして、肥料分が設計されているのであればその肥料分がしっかりスイカに行くようにするとか、そういったやり方というのはどれだけでも実験でできると思います。そうすることで農薬を減らしたり、もちろん労力を減らすことにもつながっていくと思いますので、入善町としてジャンボ西瓜のこれからの存続のためにそういった資材なり支援して、町の振興のために県からの助成をもらうのではなくて、町の振興のために町からそういった資材に支援して研究してもらうというのはできないものでしょうか。 75 ◯副議長(野島 浩君) この答弁、笹島町長。 76 ◯町長(笹島春人君) 先ほどから議論されておりますが、現在の作付面積が3.8ヘクタールと、本当に少なさに驚いておるところであります。先般、台湾のほうへインバウンド関係の仕事で行ってきたわけでありますが、やはり外国からもジャンボ西瓜についての興味はすごく高いというふうに感じてまいりました。  また、いろんな方々から、今、議員のおっしゃるような栽培についてのあり方を変えてみてはどうかという意見も伺っております。例えばハウス栽培はできないだろうかというような話もございます。省力化などについても、栽培技術そのものはなかなか難しいけれども、収穫などで省力化、機械化することはできないかという話、そしてまた、何よりももっと付加価値をつけるべきではないかという話も聞いておるところでありまして、そういったことを勘案しながら、また、生産者の皆さん方とも相談をさせていただきながら、少しずつでも変えていく。あるいはもっともっと面積を増やすことも含めて新たな振興策も検討していかなければならないというふうに思っておるところでありますので、また今後も御指導いただければと思います。よろしくお願いいたします。 77 ◯副議長(野島 浩君) 鍋嶋議員、残り時間も少なくなってまいりました。  1番 鍋嶋慎一郎君。 78 ◯1番(鍋嶋慎一郎君) 今ほど、町長が言われたとおりだと思います。何かしら変えていかないことには、今あるものが本当になくなっていく、そういう危機感があるように感じます。入善高校でないにしてでも、いろいろ研究はできると思うんですけれども、特に入善高校の存続のためにはそういった研究に携わっていただいて、町のためにいろいろと研究した成果をもとに、そういった生徒たちがまたジャンボ西瓜農家になったり、または就農していく、そういったふうになかなか町のためになっていくことを期待いたしまして私の質問、終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 79 ◯副議長(野島 浩君) それでは、次に、3番 池原純一君。  〔3番 池原純一君 登壇(質問席)〕 80 ◯3番(池原純一君) それでは、この場でということで。  本日、議会傍聴にお越しの皆様、並びにケーブルテレビをごらんの皆様、御苦労さまです。会派、アクセスの池原であります。よろしくお願いいたします。  ことしも残すところ20日を切り冬支度もお済みでありましょうが、東北地方では早くも冬将軍、猛威を振るった降雪1メートル超えが相次いでおります。ことしの夏の猛暑、秋の長雨、天候に関しては何が起きても不思議ではありません、冬支度の早目の対応がよろしいかと思います。  先日まで行われていた臨時国会、最大の焦点であった外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法や自治体が水道事業の運営権を民間企業に委託するコンセッション方式の導入の促進を柱とする改正水道法など、政府提出法案全てが成立して閉議いたしました。今回の国会審議は、運営方法に不満や疑念を残しながらというふうな感じを強く受けました。また、外交に至っては、アメリカ、ソ連、中国、韓国にとアジアの平和や貿易、何々ファースト発言、領土問題、全てにおいて腰を据えて対応されんことを望むものであります。  県内では、富山市の交番で警察官が刺し殺され拳銃を奪われ、近くの小学校で警備員がその拳銃で撃たれて死亡した事件、そしてまた、先月3日の深夜に起きた一般住宅への発砲事件。けが人は出なかったので幸いではありますが、犯人は逃走したままであり、動機もわからず、いまだ不気味な感じでなりません。連続して起きており不安な年越しになりそうであります。早々に犯人逮捕に全力を挙げていただきたい。  全国的な課題ではありますが、人口減少、富山県110万人を今切り105万人を割れる目前になっております。ピークは112万人と言われておりましたが、少子高齢化が進み、ことしの6月105万1,210名となりました。40年後には65万人と、想像もつかない推計も出ております。県や市町村、同じ土俵の中で次々と対策を打ち出しているところでありますが、歯どめはかかるのか、いささか疑問であります。  入善町、「もっといい街、住みよい入善」、子どもたちから大人まで安心で安全なまちづくりを目指して笹島町政2期目がスタートしました。保育所整備は、にゅうぜん保育所をことしの4月に開所され、切れ目なく飯野地区での保育所の統合に着手され、次の世代に何をどのようにして残していくのか、人口減少は避けられないと覚悟した上での政策への取り組みをスタートされました。  次に、昨年の初登壇から潤いと活力あふれる入善を目指して、気概を持っての議員生活1年が過ぎようとしております。議会では、コミュニティ・パートナーシップへの町の支援体制について、住民の足である公共交通機関の充実について、スポーツに対しては環境整備の取り組みについて、学校教育には英語教育や共同調理方式について、国道8号の拡幅について、自然災害に備えてといった身近な課題を取り上げて論戦してきたつもりであります。地域づくりは人づくり、活動の拠点である地区公民館、施設の改善や活動の充実を目指して、関係団体や住民の代弁者として関係機関への働きかけを今一生懸命しておるところであります。  それでは、通告に従い町政一般について質問させていただきます。  質問は、今回初めて試みる分野ごとに複数質問する、分割方式で行います。初めての試みでありますので、時間の配分等がわかりませんが、ひとつよろしくお願いいたします。  まずは、伝統文化の継承と活用についてであります。  以前から郷土芸能に興味と存続について気にかかる点があります。教育委員会で町の郷土関係資料をまとめたもの、一覧表、少し見せてもらいました。少し古いものではありましたが、調査されている内容は発足年次や保存会名、祭りの由来、伝承しているさまや課題に至るまで、当時としてはしっかりした調査がされたものでありました。しかしながら、前回の調査から年月がたち、活動内容や課題について大きくさま変わりをしているのではないかと心配をしているところであります。文化財の調査研究は教育委員会として責務であり、そろそろ調査する項目の見直しを行い再調査をする時期に来ているのではないかと思います。その準備はなされているのかお聞きいたします。  また、先ごろ、ユネスコでは都道府県8県、行事件数10件の行事で構成する「来訪神:仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録すると決定しました。日本の伝統行事が世界的な評価を得た瞬間であります。しかし、地元では、過疎化や少子高齢化に伴い神に扮する担い手の確保に困難を来しており、各地で保存活動が進められておる次第であります。今回の遺産登録が今後の活動の励みになることに期待したいと新聞につづってありました。  我が地区では、伝統文化は地域、町の財産であり、町全体の活力と魅力、規律を生み出す、祭りの日は子どもたちからお年寄りまで気持ちが1つになる日、お祭りは目に見えない不思議な力を持っております。しかし、祭りを継続していくには、娯楽の多様性、少子高齢化、踊り手や担ぎ手の若年化、神への信仰心とさまざまな問題を抱えています。町としてどのように受けとめておられるのかお伺いをいたします。  次に、私の知る限り、秋祭りの練習は公民館を使って7時から9時過ぎまで子どもたちの子天狗や踊りを行い、七、八演目を約3週間かけて練習をしておると聞いております。子どもの練習終了後、大人の練習に入るわけですが、使用時間に制限があり公民館を出るしかありません。勤労青年、熱く語り踊りにかける大切な時間をどこに求めればいいのか、環境の整った練習場所の確保にいい手だてはないものかお伺いいたします。  次に、獅子舞や天狗舞の継承についてであります。  春は雪解けとともに始まる農作業での豊作を祈念して、秋は五穀豊穣に感謝を込めて獅子や天狗に扮し神様に奉納するものであります。獅子や天狗の踊り手、笛や太鼓、拍子木などのはやし方、役割分担し、それぞれの地域に受け継がれる伝承の獅子舞、天狗舞を地域の宝として今守っているところであります。  しかし、少子高齢化に伴う後継者不足は、長い間多くの団体が抱えている共通の課題であるかというふうに思っております。入善町には、休止も含め関係する団体は20団体以上あります。1つでも多くの団体が情報交換や親睦を深める文化交流を行う考えはないか、また同士が刺激し合えるような競演会を催す考えはないのかお聞きいたします。調査に対する答え、継承問題の捉え方、場所等の相談等、文化交流と競演会の開催の要請について、4点についてお伺いいたします。よろしくお願いします。 81 ◯副議長(野島 浩君) それでは、答弁を求めます。  板倉教育委員会事務局長。 82 ◯教育委員会事務局長(板倉 晴君) 伝統文化の継承と活用についてお答えさせていただきます。  長い歴史の中で世代を超えて継承されてきた伝統文化は、普遍的な価値観と精神性を持ち、また、その地域社会の特色づけ、活性化に資するものと考えているところでございます。  さて、議員御質問の地域の伝統的文化、祭りなどの再調査についてでございますが、町といたしましては、このような追跡調査は定期的に行うべきものと考えております。ただ、現在行われている行事や祭りについての調査は容易かと考えますが、休止中の祭りや特に伝統文化につきましては、なりわいや風習から生まれるというその性質上、実態を全て把握することは困難と考えております。どういった指針で調査を実施するか、また、マニュアルなどを作成した上でとりこぼしのない調査となるよう、また回答していただく方に負担がかからないよう、調査方法や調査項目の検討をしっかりと行った上で今後の実施に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  続きまして、伝統文化の継承に対する問題点を町としてどう受けとめているかでございます。  議員の御質問にもございましたが、伝統文化には町全体の活力と魅力、規律を生み出す力がございます。それは人々をつなぎ、地域の子どもたちを育み、さらには地域相互をつなげる力になり得ます。また、逆説的ではありますが、コミュニティーが活性化している地区、元気のある地区は伝統文化が盛んであるというものも周知の事実でございます。そのため、町にとっても伝統文化をいかに継承していくかは大きな課題であると考えております。  伝統文化の継承についての問題点としては、特に少子高齢化による担い手不足、後継者不足が挙げられますが、この点については一朝一夕で解決するものではございません。万が一に備えて現在行われている伝統文化や祭りの形態を記録保存しておくことも肝要かと考えております。  このほかにも価値観の多様化や資金的な問題なども継承を困難にさせる理由の1つでもあり、この点については用具の補修などに町として地域の支え合い推進事業補助金などを通じて支援をしているところでございます。  また、町側が把握していないそれぞれの団体が抱える問題点、課題点も多々あるかと思います。さきにも述べました伝統文化や祭りについての調査をする際に、その点についてもしっかりと調査し見極め、行政として解決に向けて手助けできることがないか、今後研究を進めてまいりたいと考えております。  次に、環境の整った練習場所の確保によい手だてはないかについてでございます。  現在、各地区の伝統文化、祭りの練習場所は自治公民館や地元の神社などが主であり、公民館の利用時間や周囲に対する音漏れなどを考慮しますと、練習できる時間が限られるといったこともあり、なかなか充実した練習ができないとの意見があるのも聞いております。  しかしながら、その対策として新しい施設を建設することはなかなか町としても困難と考えており、まずは現状の施設で工夫することにより周囲の方々に理解を得ていただければと考えております。なお、既存の施設といたしましては、町の郷土芸能練習場、新屋のほうにございます「ちろろ」もございますので、こちらの利用も御検討いただければと考えております。  次に、獅子舞や天狗舞について、文化交流や競演会を催す考えはあるかとの御質問についてでございます。  獅子舞や天狗舞の実施団体が競演する場があれば、それは単に舞を披露する場としてでなく、お互い切磋琢磨する場にもなり情報交換の場ともなります。また、団体同士が交流を持つことで地域と地域のつながりがさらに深まり、さらには担い手不足で獅子舞が途絶えている地域への手助け、後世へ伝えていく活動にも発展していくことが期待されます。  町といたしましては、町で行われる季節ごとのさまざまなイベントの際に獅子舞を披露する場を設けるなど、まずは多くの方に自分の地区以外の獅子舞を見ていただく機会も大切であるかと考えております。近年、町で行われた獅子舞の競演会といたしましては、平成25年に商工会が入善町合併60周年特別企画として主催された獅子舞競演会が記憶に新しいものであり、大きな盛り上がりとなっておりました。  また、先月開催されましたねんりんピックでも獅子舞の披露があり、来町された選手の方々から大変好評でございました。このような機会をさらに広めることで各団体から自主的かつ主体的に競演会を実施するような機運が醸成されることが大切だと考えております。  獅子舞はその舞はもちろん、舞を彩る笛や太鼓の音色に地域や年齢を超えて日本人の気持ちを高揚させる力がございます。町といたしましては、この音色が世代から世代へと繰り返し伝えられ、地域の元気につながっていくよう手助けができることをしっかりと見極めてまいりたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 83 ◯副議長(野島 浩君) それでは、再質問を認めます。  3番 池原純一君。 84 ◯3番(池原純一君) 町のほうでは、フィールドミュージアム構想等があると思うんですが、その中で郷土文化の位置づけというのはいかがになっているのかをお聞きしたいというふうに思います。 85 ◯副議長(野島 浩君) 答弁、竹島企画財政課長。 86 ◯企画財政課長(竹島秀浩君) フォールドミュージアムというのは、御案内のとおり水にこだわったといいますか、そこに息づく入善町の姿というのを残していく。それと、町民とともにそれについて学習をしていく。そして、また、対外的にアピールしていくという趣旨の事業でございます。  そういう中で、水とのかかわりの中、特に生活というかかわりの中では、郷土芸能というのは欠かせないものというふうに考えております。どういった整理、どういった展示になるかというのはこれからでございますが、もちろんそういった文化というものを意識して今後整備を進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 87 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 88 ◯3番(池原純一君) 大変な役割というのがお祭り等々を通して入善町自ら守っていこうということで、この祭りは大変なものであるなというふうに思っております。そういうふうな構想の中で今活動している団体等についての支援制度というのは今何があるのかお答えいただきたいなというふうに思います。支援制度。 89 ◯副議長(野島 浩君) 答弁を求めます。  板倉教育委員会事務局長。 90 ◯教育委員会事務局長(板倉 晴君) お答えさせていただきます。  先ほど答弁の中にもございましたとおり、用具の補修などについてということで地域の支え合い推進事業補助金というものがございます。町内においては、しばらく途絶えておったものを再開したいということで、着るものであったり獅子舞の頭であったりというもので、新調したいという申請をいただくものに補助させていただくというものがございます。  また、町では元気な地域づくり応援補助金というものがございまして、こちらのほうについては、各自治会において計画をされて申請をされるものであります。どのようなものが対象になるかという中に、伝統芸能の発表会であったり収穫祭であったりという項目もありますので、そういった中の事業の1つとして補助金の申請をいただいておるというところがございます。  以上でございます。 91 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 92 ◯3番(池原純一君) ありがとうございました。  確かに元気な地域づくり補助金というのはあります。ただ、それについては各地区の代表というか地区単位での補助金でありまして、そういう団体単位での補助金ではないなというふうに認識をしているわけですが、その辺の見解はそれでよろしいのでしょうか。 93 ◯副議長(野島 浩君) これについて、梅津副町長。 94 ◯副町長(梅津將敬君) 趣旨は、基本的にはその地域におけるコミュニティーの活性化ということで、そういった意味で支援をしておるところであります。個々に団体に対する活動に対しての支援というのは町としては行っていないというものであります。ただ、町登録の無形文化財等については、そういう団体としては、わずかでありますが多少なりの支援をしているということであります。 95 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 96 ◯3番(池原純一君) わかりました。  ひとつ、そういう支援制度については、もう少し手厚くやっていただきたいなというふうに思っております。これは要望でありますのでよろしくお願いいたします。  次ですが、練習場所の件についてでありますが、言われるとおりなかなか昔の環境とは違いまして、建物の時間制限、また、最終的には責任問題ということで言われておることは重々わかっておるつもりであります。ただ、そこに勤労青年、9時過ぎてから会社から帰ってくる人がたくさんいます。その中で練習場所をどう確保していいのか、これはここで質問したのも酷な質問だなと言いながらも切に思っておることでありまして、これはできればですが、そういう地区で建てる場所があって公民館も当然みんなできているわけですが、第2公民館的な、第2ホール的な建物プラストイレがあればいいだけであって、当然、灯りも要りますが、そういうふうな考えは、ここで唐突ですが、質問をしてもよろしいか、議長さん、いいですか。 97 ◯副議長(野島 浩君) よろしいですけれども、どの当局に質問されますか。手を挙げておられます。  竹島企画財政課長。 98 ◯企画財政課長(竹島秀浩君) 思いは重々わかりますが、今の公共施設の最適化の計画もつくったということで、そこでお示しをいたしましたが、後年度数百億円という維持管理費等がかかっていくという中で、どうやって公共施設を再編していけばいいのか、効率化を上げていけばいいのか、こういう視点からいたしますと、公共施設を増やしていくというのはいかがなものかというふうには思います。そういった意味で新しく施設を整備するというのは非常に慎重に対応をしていかなくちゃいけないということで、例えば、先ほど、教育委員会のほうからの答弁がございましたが、「ちろろ」を活用していただくとか、あと、例えばでございますが、私の町内も市街地にございますが獅子舞をずっと継続してやってきております。練習場所については、町内の自治公民館のほうで理解を得て、市街地ですので住宅密集地ですが、周りの理解を得て、ある程度、遅い時間までやらせていただいておるという、そういうところも多いのではないかというふうに思いますので、そういったそれぞれの自治公民館の活用ということも重々考えられて、地域と相談をいただければというふうに思います。  以上です。 99 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 100 ◯3番(池原純一君) 確かに自治公民館を使用してやっておる場面もあります。ただ、切にこういう気持ちがあるということで、また、ひとつ相談に乗っていただきたいというふうに思っております。  それでは、各団体との競争ではないんですが、競演会という言葉と文化交流ということにつきまして、昔、郷土芸能について、富山県の大会もあったし全国の大会までつながるような大会がありました。今も探してみればあるようでありますが、そこまでは行きませんけれども、入善の町で文化の日とかそういうところにそういうふうな郷土芸能を披露できるような場面をつくっていただきたいと。隔年ではなくて毎年できるような対策はできないものか、お伺いいたします。 101 ◯副議長(野島 浩君) 板倉教育委員会事務局長。 102 ◯教育委員会事務局長(板倉 晴君) お答えさせていただきます。  今具体的にどうのということはできないんですけれども、入善町においては11月3日にコスモホールのほうで芸能発表会を行っております。そういった中で1つの方法としてできるかということも、また実行委員会等にもお諮りをして、皆さんのまた参加していただける方の御意見も伺いながら検討させていただきたいというふうに思います。  また、今後は郷土芸能ということでございますので、姉妹都市の登米市の方々との交流等もございますので、そういった形の交流等も含めて考えていければ、1つでも前進できるのかなというふうに、いろんなさまざまな方法を考えさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 103 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 104 ◯3番(池原純一君) ありがとうございました。  各団体の交流の場でそういう意見が出て、その団体が何かやろうよという話になれば、また、町のほうで力になってあげていただきたいというふうに要望して、これに関する質問は終わらせていただきます。  次に移りたいと思います。  2つ目は、入善町道路網計画についてであります。町の道路整備は入善町幹線道路網計画に基づいて整備されております。朝日町と黒部市を結ぶ国道8号を軸とした東西方向に、山沿いには新幹線へのアクセスの関係で県道黒部朝日公園線の整備が進んでおります。また、JRより海側については赤川橋が完成し、県道入善朝日線にかわる道路軸が見えてきそうな感があります。東西の道路は市町村間を結ぶ交通の流れが円滑になるように国や県が事業を進めているところでありますが、それに対して海から山へ南北に走る基幹道路については、道路網計画での記載のとおり入善町スマートインターチェンジが接続された県道入善宇奈月線を基軸とした扇状地の地形に沿った形で両翼に1路線ずつ、計3本の南北方向軸を確立し、町域の一体化を図る考えで今やっておられる最中であります。南北に走る道路については、町が主体性を持って関係機関へ働きかけが絶対的な力になります。  そのような観点に立った上で質問をさせていただきます。  県道入善宇奈月線は、扇状地を人に例えれば背骨に当たります。また両腕は地形に沿った両翼の町道に当たるというふうに認識をしているところであります。背骨のこの道路は、県道入善宇奈月線は入善駅より舟見に向かって町の真ん中を走る大切な1本道であります。駅から国道までは都市計画道路として改良済みであり、インターチェンジより山側に向かっては新幹線等に準ずる道路工事の改良工事が行われている最中であります。  また、ここ数年で国道8号4車線化が完了し、このままでいくと町の玄関口であるインターチェンジより町に向かっての2.2キロメートル区間が最後まで改良工事が残ってしまうことになります。インターチェンジやスポーツ施設、その他公共的な施設との連絡道路としてますます重要度が増してくるこの区間、人や車両の出入りが激しい農協や入善高校があり、多くの危険を抱える道路と化してしまうというふうに思っております。早々の整備を求めるところであり、関係機関への働きかけが必要かと思いますが、その準備はあるのかお答えください。 105 ◯副議長(野島 浩君) それでは、答弁を求めます。
     窪野建設課長。 106 ◯建設課長(窪野 修君) 町の道路網計画についてお答えをいたします。  町では平成2年度において初めて入善町幹線道路網計画を策定したところでございますが、その後、新しい総合計画の策定にあわせて計画的な道路整備の指針とすべく平成14年度と平成23年度の2度にわたり幹線道路網計画を見直してきたところでございます。  議員御指摘の県道入善宇奈月線につきましては、町の中央部を南北方向に貫いた背骨道路でございまして、町の中心市街地から国道8号、それから入善スマートインターチェンジ、さらには新屋地区、舟見地区へ通じる重要な幹線道路でございます。  また、新幹線の黒部宇奈月温泉駅やスマートインターチェンジ、さらには入善駅という主要な交通拠点へのアクセス道路でもありまして、現状では交通量が増加傾向にあるものというふうに考えております。  その一方で沿道には人家が連なり幅員が狭い道路でもありまして、主要幹線道路としての基盤が弱いという区間もあると考えております。このような現状の改善を図るために、国道8号から主要地方道黒部朝日公園線までの区間につきまして、町では幹線道路網整備計画の中に位置づけているところでございます。  この区間の整備状況についてでありますが、町新屋地内から新屋上村地内の一部区間までは県において整備を完了しております。また、新屋上村地内の主要地方道黒部朝日公園線までの未整備区間ですとか、入善スマートインターチェンジ山側の神林地内の未整備区間につきましては、県のほうで昨年度より事業着手している状況でございます。  御指摘の国道8号から入善スマートインターチェンジまでの区間についてでありますが、県では現在新屋上村工区、それから神林工区の2つの区間で同時に拡幅事業を実施中でありまして、まずはその事業の完了を目指したいというふうに考えていると伺っております。  先ほども申し上げましたが、町としましてはこの県道が町の背骨道路でありまして最も重要な主要幹線道路として位置づけているということを御理解をお願いしたいと思います。その上で現在進められている事業の進捗状況を確認しながら県へ働きかけてまいりたいというふうに考えています。  以上です。 107 ◯副議長(野島 浩君) 再質問、3番 池原純一君。 108 ◯3番(池原純一君) 重要な道ということの認識はわかりました。ただ、神林と新屋地区、2工区で今やっておるところですが、この完了の見込みというのはいつごろか、わかる限り教えていただきたいというふうに思います。 109 ◯副議長(野島 浩君) 窪野建設課長。 110 ◯建設課長(窪野 修君) はっきりとした年度は聞かせていただいていないというのが現状であります。目標は何年後か、今事業に、始まっている国の補助事業、それから県の単独の事業などを使いながら県のほうで整理されているということで、具体的な年度までは伺っておりません。 111 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 112 ◯3番(池原純一君) 当然完了まではわからないというふうに思ってはおりますが、延長的には大変長い延長であるなというふうに認識をしております。その中で物件もたくさんあるしということで、ただ10年ぐらいはかかるだろうなというふうに思っております。その10年を待ってしまうとインターチェンジから町部に向かっての改良がその後になるのかという、その認識でおられるかまずお聞きします。 113 ◯副議長(野島 浩君) 窪野建設課長。 114 ◯建設課長(窪野 修君) 先ほども申し上げましたけれども、県のほうで同じ路線で2工区同時に事業化されているということは大変ありがたいことであります。新屋上村地内については国庫補助事業で進めていただいておりますし、神林工区につきましては県の単独事業で進めていただいているということで、県の進めておられる進捗状況を確認しながらその上でタイミングを見計らう。町としてはどうしても池原議員の思うとおり、町も一緒でありまして、背骨道路の大事な道路というふうに考えておりますので、そういう状況を御理解いただければと思います。 115 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 116 ◯3番(池原純一君) 重要道路であるということについては再三にわたって理解はさせていただいておりますが、10年を待つと多分ですがインターから8号線までの間の道路の両脇にはたくさんの物件が出てくるなというふうに思っております。ということはなかなか改良が前に進まないという悪条件が増えてくるということで1つ懸念をしているところです。  あわせてですが、あちらの腹に入るのはいいのか悪いのか、私は全く関係がないというふうに思っております。というのは、必要な道路であればそれだけの陳情というものは当然必要だというふうに思いますので、ぜひそれは一度陳情してみてはどうかなというふうに思っております。過去一度は計画に入れてほしいということを言っておられるのか、その辺をまずお伺いしたいと思います。 117 ◯副議長(野島 浩君) それでは、竹島企画財政課長。 118 ◯企画財政課長(竹島秀浩君) 県要望のところでございますが、今のその県道入善宇奈月線、これをまず重点事業として現在取りかかっていることは早期完了を目指してほしいというところでずっと要望をしてきているというところでございます。先ほど建設課長が申し上げましたが、あれもこれもということではなくその2工区同時、これが非常にその陳情によって実現したというものでございまして、あれもこれまではなくまず今のところしっかりと進捗をしていただいて、タイミングを見て要望していきたいというふうに考えております。 119 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 120 ◯3番(池原純一君) その辺の要望については、切にお願いしたいなというふうに思います。というのは、冬になるとなかなかインターチェンジから町に向かっての、あの神林区間、雪の路面の圧雪というのは大変ありますので、そういう状況も含めて要望のほうをひとつよろしくお願いしたいというふうに思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  スポーツイベントについてでありますが、先ごろ、ねんりんピックで開始式とカローリング交流大会が行われました。開始式に入善の郷土芸能である東狐の獅子舞で出迎え、交流大会当日は中学生による出場チームののぼり旗の作成での応援、地区体協での会場の盛り上げ、コーナー的にはおもてなしイベントコーナー健康づくりコーナー、カローリング体験などができるコーナーを設けて町全体がおもてなしの心で対応に当たってこられました。町のPRも兼ねた健康で生き生きと暮らせる長寿社会を目指した大会であったというふうに理解をしております。  町当局、執行部側としての総括は、まずどうであったのか、お答えいただきたいというふうに思います。あわせて、今後、カローリングの普及についていかに図っていかれるのかお答えをしていただきたいなというふうに思います。  もう1つでありますが、全国から参加する扇状地マラソン、回を重ねること26回目を迎えました。入善町特有の、こういう小さい町ですが公認コースでもあり、寒いと言われておりますがランナーには適した時期であり、コースはフラットに近い自然いっぱいな、走り終わってから豚汁がおいしいよという評判の高い大会であります。このような申し分のない条件の中で今後さらなる大会内容の充実と規模の拡大を図っていかれるのか考えをお聞かせください。 121 ◯副議長(野島 浩君) それでは、答弁を求めます。  笹島町長。 122 ◯町長(笹島春人君) 池原議員のスポーツイベントに関する御質問のうち、まず、ねんりんピックの総括についてお答えをしたいと思います。  ねんりんピック富山2018は本町を含めて県内全15市町村を会場に繰り広げられたところであります。人生100年時代を見据えた対応が求められている今日、ねんりんピックの開催は健康寿命の延伸を掲げる本町にとりましても大変意義深いものであったと捉えております。  本町においては、11月3日、4日の2日間にかけてねんりんピックでは初種目となるカローリング競技を行ったところであります。競技に関しましては、県内外から約200名の選手が参加され、また、町民の多くの方々にも応援やイベントなどにお越しをいただき、2日間で述べ2,600人の来場があったところであります。  今大会の企画や運営につきましては、昨年の6月に実行委員会を立ち上げて県カローリング協会をはじめ町の各種団体の皆様と検討を重ねてきたところであります。カローリング競技のみならず、観光や健康づくりなど各種コーナーを設けたことで大会がより盛り上がったのではないかと考えております。また、多くの町民や関係者の方々に当日のみならず大会前から各種イベントにおけるPRや会場周辺の環境整備にボランティアとして多数御協力をいただきました。  さらに、小中学生が作成した応援のぼり旗、入善高校生が育てた歓迎の花プランター、町民の温かなお出迎えや開始式での東狐獅子舞保存会による獅子舞披露、各種団体によるおもてなしコーナーの設置や大会の翌日に実施した町内観光ミニツアーなど、町民挙げて入善町ならではの温かく大きなおもてなしとなったというふうに思っております。  大会後には、県内外から参加された多くの方から応援やおもてなし、大会運営に対する感謝や御礼とともに、入善町が大好きになった、また訪れたいといったうれしい言葉をいただいたところであります。このように大会は成功裏に終えることができたものと考えております。このことは、関係の方々のおかげでありこの場をかりて運営に携わっていただいた全ての方々に改めて感謝を申し上げる次第であります。  次に、今後カローリングの普及を図っていく考えはあるかとの御質問についてお答えをいたします。  カローリングは子どもから高齢者まで年代を問わず多くの方々に楽しんでいただくことができるスポーツであります。町ではこれまでも一年中楽しめるスポーツとして推奨し各地区公民館にカローリング用具を配備いたしております。また、町福寿会連合会には毎年カローリング大会を開催していただいており、今後も引き続き高齢者スポーツとしての普及と拡大に御協力をいただきたいと考えております。  加えて、今年度は町スポーツ推進委員協議会などの御協力により夏休み親子スポーツ教室などにもカローリングを取り入れていただきました。また、ねんりんピック大会後には小学校PTAから、PTAの行事にカローリングをやってみたいとのお問い合わせもいただいているところであります。こうしたことから、今後とも高齢者のみならず世代を超えてカローリングを楽しんでいただけるよう関係団体と協力しながら普及を図ってまいりたいと考えております。  さらに、今大会で築くことができた関係団体の皆様と相互の連携を強化、発展させ、今後もカローリングだけにとどまらず生きがい対策の充実と世代間交流の推進、そして健康寿命の延伸につなげてまいりたいと考えております。  次に、扇状地マラソン大会についてお答えをいたします。  扇状地マラソン大会は、入善町合併40周年を記念して平成5年に開催されてからことしで26回目の開催となりました。例年11月第3日曜日に開催をし、小学生から高齢者まで幅広い年齢層の方々に参加をいただいております。  扇状地マラソンの大会の参加者からは、高低差が少なく走りやすい自己ベストを狙えるコースであること、陸上競技場がスタート、ゴールとなっているため、全国大会のような雰囲気で気持ちがよいこと、各部門のコースでは選手同士が接触することなくスムーズで思う存分に力を発揮することができることなどの声が聞かれて、1年の締めくくりの大会として好記録を目指していただいております。  大会参加者数につきましては、第1回の大会が970名でありました。第10回大会では1,627名、20回大会では1,906名となり、第21回大会では最高人数の2,050名の参加でありました。しかしながら、近年の状況を申し上げますと、平成28年度で1,547名、平成29年度で1,540名、そしてことしの大会では1,495名と、おおよそ1,500名前後で推移をしております。  今後、さらなる大会内容の充実と規模の拡大を図る考えはあるかとの御質問でありますが、近年は多種多様なマラソン大会が全国至るところで開催され、県内でも他の大会と開催日が重なるなど、選手の皆さんにとっても大会を選択して参加されているのが現状であります。本大会も来年で27回目となりますが、新元号で初めての開催される大会となるわけでありまして、この節目にふさわしい、参加者が走りを楽しみ、そして入善町の魅力とおもてなしを感じられる大会となるように内容を検討してまいりたいと考えております。  さらに、町内の方には競技に参加するだけでなく、見に来て応援やおいしく味わうなどいろいろな形で楽しんでいただけるよう、また町外の方には先ほど申し上げたように楽しんでいただける大会とすることで、そのよい思い出が口コミやフェイスブックのようなSNSで広く発信されることにより、リピーターや新規の参加者の増大につながればと考えております。  なお、参加人数の適数については、本大会のコースあるいは道路幅などを考慮の上、しっかりと検証してまいりたいと考えておりますので御理解を賜りますようお願い申し上げます。 123 ◯副議長(野島 浩君) それでは、再質問を受けます。  3番 池原純一君。 124 ◯3番(池原純一君) ねんりんピック等については、町長も言われたように大成功裏に終わったという、私もそのように思っております。また、関係団体には大変御苦労していただいてありがたいなというふうに思いました。  それで、ねんりんピックに関してのカローリングの競技の広がりというか、その辺についてですが、先ほども言われました年代を問わず子どもからお年寄りまで全ての方ができる競技であるなというふうに思っております。その全ての方が一堂に集まってできる大会をひとつ考えていただけんかなと、それをまたここに携わっておられた団体の方々等々にまたお願いをしなければならないわけですが、そういう企画をひとつ考えていただきたいなというふうに思いますが、御答弁のほう、よろしくお願いします。 125 ◯副議長(野島 浩君) 笹島町長。 126 ◯町長(笹島春人君) このカローリングにつきましては、なかなかルールがわかりにくいとか、今回初めて大会を見て理解できたとかという、いろんな話があるわけでありますけれども、やはり町といたしましても10地区全てにカローリング用具は配置しております。そういった関係では、今現在は福寿会連合会の方々にお願いをして、町全体の大会をやっていただいておりますけれども、高齢者だけではなくて老若男女が集って大会ができるようなことも今後検討してまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 127 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 128 ◯3番(池原純一君) ルールがわかりにくいというのは当然でありますが、やらなければわからないという。そこで審判講習会もいろいろと今までされてきたということで、ぜひそういう機会に審判講習会もされながらこのスポーツを広めていただきたいというふうに思います。  次ですが、扇状地マラソン大会等についてでありますが、記録を狙えるコースというのは間違いないというふうに思っております。記録よりも記憶にある参加しやすいという中で、一番思っているのは、町民1人1スポーツの中で町の町民の参加人数がだんだん減ってきているというところに、私は少し心配なところがあるなと。町で開催しているマラソンとしての趣旨が少し町民の気持ちから離れてきているのかなというふうに思っておりますが、その辺についてどう考えなのかお答えください。 129 ◯副議長(野島 浩君) 答弁を求めます。  板倉教育委員会事務局長。 130 ◯教育委員会事務局長(板倉 晴君) 確かに町民参加人数の参加者数につきましては、全体的な流れと同じような動きをしておるわけなんですけれども、やはり先ほども申し上げましたように同じような、県内でも全国でも大会も行われてということもありまして、選んでいただいて参加をしていただくという状態になっております。また、以前、20回ぐらいまではマラソンブームということもありましたし、どなたもいろんな層の方々が意欲を持って参加されておった状態でありました。最近につきましては、マラソンの中にもいろんな大会の参加ということで、町内の方々も、マラソンだけでなくほかのスポーツ、あるいはスポーツだけでなくいろんなことに興味、関心を持たれて、そちらの方向に行かれるということも多少なりとも影響があったのではないかなというふうに考えております。  また、先ほど答弁にもありましたとおり、町民の方にまずは足を運んでいただくという形でまた盛り上げてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 131 ◯副議長(野島 浩君) これについて、町長、答弁、ありますか。先ほど。  笹島町長。 132 ◯町長(笹島春人君) 手短に申し上げますが、特に扇状地マラソンに限ってでありますけれども、今回で26回目ということである中で、1,300人から千五、六百人で推移した回数が19回ということでありますので、大体1,500人前後が一番いい大会ではないかなというふうな思いもございます。 133 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 134 ◯3番(池原純一君) 町長に答えられると次の質問ができないので、ただ希望だけを言っておきます。私は、西暦の数ぐらいは当然ですが希望したいと、2,000なら2,000を希望したいというふうに思っております。そのためにも、ぜひ入善町の町民の皆さんが参加できるような種目を増やすことも念頭に入れてやっていただきたいというふうに考えております。  それでは、足早ですが次の質問に入らせていただきます。  まず町政一般についてであります。  町政を預かる者として町民が、町の施策や日常の諸問題についてどのような関心や期待を持っているのか把握する必要があると思います。まちづくり懇談会や意見カードなど、意見や提言を集約されていることは承知しておりますが、町政運営の基礎資料となるような件数には至っておりません。そこで県の世論調査の活用と独自の世論調査を行う準備はあるのかお聞かせください。 135 ◯副議長(野島 浩君) 答弁を求めます。  竹島企画財政課長。 136 ◯企画財政課長(竹島秀浩君) 少し時間がなくなりましたので、手短にというところでございますが、今ほどおっしゃいましたように、まちづくり懇談会等々で御意見カードをいただいていると。そこで出てくるのが100件から150件程度の御意見というところでございます。あと、若者、女性等々に意見交換というところで、ふれあいトークというのもスタートさせたというものでございます。  そういったので広聴を行っているわけでございますが、町民アンケートということにつきましては、例えば、今の第6次総合計画を策定したときにつきましては全世帯アンケートと、あと、途中の後期計画をつくったときにつきましては20代から70代というところでの抽出でのアンケート、それと30代以下のアンケート、そういったものも実施をしてきたと。あと、必要に応じてでございますが、公共交通の関係とか食育の関係とか、そういういろいろな課題が生じたときにアンケート調査等も実施をしてきているというところでございます。  県政世論調査のように毎年行えばいいというふうにも思いますが、なかなか経費、あと人手等々の関係で難しいということがございますので、適宜、実施をしていきたいというふうに思います。あと、県で行う世論調査のほうについては、重々参考にさせていただいておりますし、今後も活用をしていきたいというものでございます。  以上です。 137 ◯副議長(野島 浩君) 3番 池原純一君。 138 ◯3番(池原純一君) この調査についてでありますが、こういう大きな、来年、再来年というときに世論調査をするという、多分それだけでは町の行政というのは成り立っていかないなというふうに思っております。ぜひこれは予算を少しかけて委託をしていただいて、毎年の予算に計上をして町の町政を町民一体となって施策に取り組めるようなやり方をしていただきたいなというふうに思います。  それでは、これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 139 ◯副議長(野島 浩君) それでは、ここで暫時休憩いたします。次の再開を3時15分からの再開といたします。御苦労さまでした。  午後 2時58分 休憩        ─────────────────────────  午後 3時15分 再開 140 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、休憩前に引き続き開議いたします。  町政一般に対する質問を続行する前に、この後は入善町議会も初めて採用いたしました一問一答方式での質問となります。私も初めての体験でありますので、何かと不手際もあるかと思います。ケーブルテレビをごらんの町民の皆様方、そして、また議場の皆様方には御高配を賜りますようにお願いを申し上げまして、質問を続行いたします。  それでは、一般質問を許します。  9番 五十里国明君。  〔9番 五十里国明君 登壇(質問席)〕 141 ◯9番(五十里国明君) 午後からの5番目ということで、休憩を挟みまして15分、次の方が長くなると1時間かかりますから、私のほうが気をきかせて30分ぐらいで終わりますから、ひとつよろしくお願いいたします。  平成最後の元号の師走も残すところ20日足らず、報道では新元号についてちまたの話題になっているのも事実です。議会改革の一貫として、本議会から一般質問を一括方式、一問一答方式、分割方式から選択することが議会で決定しました。初めての質問方法にふなれと戸惑いを感じますが、その発言の機会を得たことに緊張感を持って質問させていただきたいと思います。  本県の稲作の検査結果が発表され、県が目標とする1等比率90%以上の4年連続の達成を逃し、1等比率が60%台に落ち込んだ平成10年、平成13年に匹敵する猛暑に見舞われた本県1等比率は全体で89.7%に達し、富富富の1等比率が99.0%と高温や病気に強く、倒れにくいという特性を発揮し、猛暑やたび重なる台風に見舞われながら、甘み、うまみはコシヒカリを超え、際立って高い評価を得たと報道され、15年前の2003年、温暖化から品質の低下が指摘され、コシヒカリをベースに暑さに強い新品種改良に、「うまみ。甘み。ふと香る。ほほえむうまさ、富山から。」のキャッチコピーで全国に一斉販売された富富富の10月11日は本県農業関係者が忘れることのない平成の記念すべき1日だったと思います。  通告に従い一問一答方式で質問させていただきたいと思います。  まず、町長にただしますが、笹島町政2期目のスタートの9月議会で、政治信条「もっといい街、住みよい入善」の実現と最重要課題であるストップ人口減少を出生数の増加、自然減の抑制、社会増の実現の3つの柱を掲げ、しっかりと根を張り、誰からも住みたいと思われ、幸せを実感できる真の選択される町となるように施策を進める。それが町政の発展になり、その思いと行動が間違っていなかったと発言されました。  他の市町村と同じ施策を講じても効果は薄い。町内外を問わず人や企業から選択される町となるために独自の施策を展開したいと述べられたが、それには本員も大いに期待するものでございますが、では、町長に伺いますが、今いかような施策を考えているのか答弁願いたいと思います。 142 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、答弁を求めます。  笹島町長。 143 ◯町長(笹島春人君) 五十里国明議員の私の町政2期目の施策についての御質問にお答えをいたします。  私の政治信条であります「もっといい街、住みよい入善」、これは少しずつでもいいから町を前進させていきたい、変えていきたい、よくしていきたいという意味が込められたものであり、町長就任以来、まちづくりの基調としているところであります。  また、このテーマには「皆さんの笑顔があふれるまちづくり」、「子どもたちの声が響き合う地域づくり」の2つのコンセプトを掲げております。このコンセプトは私の目指すまちづくりの指針でもありますが、これらを実現するためには入善町が抱える人口問題、すなわちストップ人口減少が最重要課題であるとするものであります。
     そのためにも、子どもを産み育てやすい環境づくりによる出生数の増加、健康寿命の延伸による人口の自然減の抑制、そしてIターンやUターンの促進と地域活性化による人口の社会増の促進という3つの柱を中心とした施策を2期目についても引き続き推し進めてまいりたいと考えております。  さて、私の2期目の施策について、2つのコンセプトに沿って御説明を申し上げます。  まずは「皆さんの笑顔があふれるまちづくり」ということでありますが、そのためには安全・安心な地域であることに加えて、健康で豊かに暮らせることが必要であると考えております。  ことしは全国で災害が頻発した年でありましたが、決して対岸の火事ではなく入善町でも起こり得る可能性はあります。そのため、現在耐震基準を満たしていない役場庁舎については災害時に拠点となることから、先ほどアクセスを代表しての元島議員の御質問にもお答えしたとおり、場所は未定ではありますが、建てかえることで防災・減災拠点として整備をしてまいりたいと考えております。  また、笑顔で過ごすには健康であることに加え、高齢になっても元気で生き生きと過ごすことができるまちづくりも重要であります。「減塩いいね!プロジェクト」や健康ポイント事業をはじめとするさまざまな健康づくりの取り組みを、行政だけではなく若い世代も含めた町民運動にまで発展させる機運の醸成を図ることを目指してまいりたいと考えております。  また、住みなれた地域でいつまでも元気で暮らし続けることができるよう、高齢者の外出支援や生きがい対策の充実、介護予防事業、認知症対策にも力を入れていかなければなりません。  さらに豊かな暮らしのためには、地域の活力は欠かすことができないものと考えております。そのためにも、企業誘致等、地域産業の活性化は必要不可欠であると思います。  つい先日には黒部市で真空機器や電子機器の製造などを行っておられるカナヤママシナリー様が新しい工場を入善町上飯野で建設することを決定され、金山社長とともに記者発表をさせていただいたところであります。  町といたしましては、この新たな工場立地に対して支援を行うとともに、引き続き豊富で清らかな水、勤勉な町民性、広大で強固な土地に加えて災害の少なさなど、この地域に立地することの優位性を生かして雇用の創出に向けたさらなる新規企業の誘致に全力を尽くしてまいりたいと考えております。  地域産業の活性化に向けては基幹産業であります農業、あるいは水産業の担い手の育成はもとより、米、ジャンボ西瓜やチューリップ球根、海洋深層水といった地域特性や特産物をしっかりと守り、育て、さらなる発展につながるよう取り組んでまいりたいと思います。  海洋深層水につきましては、深層水仕込みのカキやサクラマスのほかにも事業化を検討している動きもあり、今後さらなる利活用の可能性があれば新たな取水管の整備にも取り組んでいかなければならないのではないかと考えております。  また、中心市街地につきましては都市再生整備計画の策定を進め、入善駅周辺整備や狭い道路の解消による住環境の改善など、コンパクトなまちづくりを進めてまいります。さらにこれらの産業を支え、町の活力を維持するために、人材の確保にも努めてまいります。  Uターン、Iターンによる移住、定住の促進では、特にIターンよりも心理的な負担が少ないと思われるUターンについて、今後は行政だけではなく町民とともに強く働きかけてまいりたいと考えており、支援のあり方について抜本的な見直しも含めて現在検討を進めているところであります。  また、移住、定住の受け皿としても引き続き空き家の適正な利活用を推進してまいります。さらに呼びかけるだけではなく、実際に帰ってきたくなる魅力があふれるまちづくりを同時に進めていくことが重要であると考えております。  入善町の魅力は何といっても豊富で清らかな水資源であります。町全体を博物館とみなす黒部川扇状地フィールドミュージアム事業では、町内外に向けて水の恵みをPRするため、着実に推進していきたいと考えます。  一方で、町民が一層暮らしやすい環境の整備も進めていかなければなりません。まず、超高齢社会においては、町民の日常の足となる公共交通の役割はますます重要になることから、利用者が使いやすいよう絶えず見直しを行い、最適な公共交通としてまいりたいと思います。  また、町の中心に位置する中央公園についても、広場や屋内多目的施設の整備などで町民の憩いの場、健康づくりの場、親子で楽しめる場、あるいは有事の際の避難拠点となるようその整備を着実に進めてまいります。  次に、目指すコンセプトの2つ目、「子どもたちの声が響き合う地域づくり」についてであります。  この実現には出生数の増が必要不可欠と考え、「それ行け!結婚プロジェクト」を進めることで出会いの場、機会の創出に今後も努めてまいります。  さらに、妊娠、出産、子育てにおいても不妊治療等への支援、あるいは在宅保育への支援、多様な保育ニーズや子育てに対するサポート体制の強化充実、結婚、出産、進学といったライフステージごとの支援、保育料の軽減、予防接種費用への支援、医療費無料化などを行い、子育てしやすいまちづくりを進めてまいります。  さらには医療費無料化の対象を高校生まで拡充するなど、より一層のサービスの充実と子育て世帯の負担の軽減に努めてまいりたいと考えております。  あわせて1小学校下1保育所を基本としての保育所整備による保育環境の向上を図るとともに、小学校の大規模改造を引き続き行うことで教育環境の改善を進めてまいります。  なお、これらのさまざまな取り組みを進めるに当たっては、現在県内トップクラスである町の健全財政を今後もしっかりと堅持し、将来にわたって安定して町政運営ができるよう努めてまいります。  以上の取り組みを通じて人口減少対策の3つの柱、子どもを産み育てやすい環境づくりによる人口の自然増、健康寿命の延伸による人口の自然減の抑制、そしてUターン、Iターンの促進と地域活性化による人口の社会増の実現を目指し、入善町が町内外から選択される町となるよう、目に見える成果を出してまいりたいと考えております。  私は常々アイデアのない市町村に未来はないと考えており、今後も柔軟な発想と大胆な行動をもって「もっといい街、住みよい入善」を目指してまいりたいと考えておりますので、議員並びに町民の皆様方の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 144 ◯議長(佐藤一仁君) 再質問はありますか。  9番 五十里国明君。 145 ◯9番(五十里国明君) ただいまの町長の答弁、それと本議会の提案理由の説明の中の所感、それを鑑み、町民の方も大変力強い2期目のスタートだと思っておられると思います。これは私の再質問の中でこれをあえて言いますのは、それほど皆さんが期待しているということをお考えいただきまして、次の質問に移らせていただきたいと思います。  2番、本員が提出した資料、差しかえ入札の間違いをただす資料として認めることができるかただしたいと思いますについてですが、私が先般提出した資料は広報入善に掲載された工事発注状況を整理したものです。  本員が議会で回避件数の相違があると指摘した基準となる調査資料ですが、副町長は答弁で町がつくった資料でなければ議会で答弁とさせていただくわけにはいかない、推測ということで答弁することができないのでと答弁されていたが、この本員の資料が差しかえ入札の相違があるとした資料として認めることができたのかどうか伺いたい。 146 ◯議長(佐藤一仁君) 梅津副町長。 147 ◯副町長(梅津將敬君) それでは、お答えさせていただきます。  今までの経緯もありますけど、平成28年6月議会定例会におきまして議員からの過去の指名停止、回避の両件数はという御質問に対しまして、平成13年度の処分件数につきましてはゼロ件とお答えさせていただいたところであります。そのときに議員から平成13年9月議会定例会における町の答弁と相違があるのではという御指摘を受けたところであります。  そこで、当時の議事録を確認したところ、平成13年9月議会定例会では、指名留保につきましては3人の業者及びもう1人の業者という表現で当時の助役が答弁しており、4件の処分があったものと推測されると平成28年9月議会定例会でお答えさせていただいたところであります。  その後も平成13年度の指名回避等については資料はなく、平成13年の議事録だけとお答えさせていただいたところであります。その後平成30年3月議会定例会では、町でつくった資料であれば訂正させていただきますがとお答えしたものでありますが、議員からその後平成13年度の入札結果の資料を提出いただいたところであります。  ただし、今ほど五十里議員が──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────そういったことをまずお答えさせていただきます。(※取り消し線部は133頁に取り消しの議決あり)  また、いただいた資料につきましては事務担当の者にチェック、確認するようにということで申し伝えたところでありますが、町が現在保存している資料については、工事入札関係文書につきましては長いもので保存年限が8年というふうになっておりますので、議員からいただいた資料では確認がとれなかったところであります。  以上です。 148 ◯議長(佐藤一仁君) 再質問ですか。  9番 五十里国明君。 149 ◯9番(五十里国明君) まず、副町長に伺いますが、副町長の今の答弁の中に町がつくっていなかったということと、私は町報をもとにしてつくりましたと。後の付随する資料は、私は政務活動費というのをもらっていますから、それを、例えばインターネットを通じてやるとか、そういう補足する資料をもとにしてつくったわけですよ。あなたの言い方はまるで私の調査したやつが、例えば間違っていますよというような指摘ならわかりますよ。確認もしないでこれはいかがなものかという、そういう物の言い方はないと思いますよ。私は質問しているんですよ。それはあなた、副町長の立場で答える答弁じゃありませんよ。 150 ◯議長(佐藤一仁君) いや、どういうことなんですか。何を聞きたいんですか。何を再質問されたのですか。 151 ◯9番(五十里国明君) 初めの私のやつを認めるかどうかということをまず伺っているわけですよね。 152 ◯議長(佐藤一仁君) 簡潔にお願いいたします。  梅津副町長。 153 ◯副町長(梅津將敬君) 私の勘違いということでお許しいただきたいわけでありますが、広報の資料でつくられたという発言でありましたので、議員さんのいろんな資料を調査されたということでありますので、それについてできれば削除させていただければというふうに思います。  繰り返しになりますが、この工事の入札関係文書につきましては町の保存年限は8年となっております。そこで職員に調査を確認するようにということを伝えたところ、既に廃棄されておりまして、その当時の指名関係につきましては書類がないということで確認がとれなかったということを報告させていただきます。 154 ◯議長(佐藤一仁君) 再質問ですか。  9番 五十里国明君。 155 ◯9番(五十里国明君) 今おっしゃったことは堂々めぐりになりますから、一応次の質問に移りますけど、広報入善から提示されたものを整理したということで、副町長に渡すときに口頭で、これは建設入札日報の申し込みで、そこで調べればわかりますよというヒントもあなたに教えたと思いますけど、あなたはそこで聞いたでしょう。それは聞きませんでしたか。 156 ◯議長(佐藤一仁君) それは聞いたかどうかの話ですか。それが質問なんですか。 157 ◯9番(五十里国明君) 議長、あなたの言い方、それはおかしいよ。 158 ◯議長(佐藤一仁君) もう少しかみ合うようにやってくださいね。 159 ◯9番(五十里国明君) かみ合うって、お互いに、私も副町長がこういう答弁をすると思っておらんから。 160 ◯議長(佐藤一仁君) 私もあなたがそういうような……。 161 ◯9番(五十里国明君) そうですよ。だから、かみ合わんから話をするわけですよ。 162 ◯議長(佐藤一仁君) 通告は文書管理についてというふうに、聞いたかどうかの話まで、それを質問の中に入れますか。 163 ◯9番(五十里国明君) 入れてほしいですよね。 164 ◯議長(佐藤一仁君) 入れてほしいんですか。じゃ、そのように。じゃ、答弁。  梅津副町長。 165 ◯副町長(梅津將敬君) 確かに本会議閉会後でありましたが、五十里議員からはいただいたところであります。この資料はどこからつくられましたかというふうにお聞きしたところ、あんたらはそういって今ほど発言されたところで調べろと。調べればいいねかというようなことは言われたような記憶がございます。  しかしながら、町としては他の方々の資料ということではなくて、町が保存している資料でしっかり確認すべきものというふうに思っておりましたので、今ほどの答弁とさせていただいたところであります。 166 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 167 ◯9番(五十里国明君) 副町長に再度言いますけど、当局は資料がないから私が出しているんですよ。それを堂々めぐりしてでもないものは出てきませんよ。出てこないから私が出して、ヒントとしてこういうところを調べたら出ますよと。それだけまず教えて町がどうのこうのって、町の職員が調べればいいじゃないですか。 168 ◯議長(佐藤一仁君) 答えますか。答えは。  梅津副町長。 169 ◯副町長(梅津將敬君) すみません。答えになるかどうかわかりませんが、今ほど申し上げましたとおり、確かに五十里議員のほうからはそういったことを言われた記憶はございますが、何度も繰り返しにはなりますが、町が保存している資料で確認すべきものというふうに理解しておりますので、よろしくお願いします。 170 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 171 ◯9番(五十里国明君) 本員の再三の質問に過去のことだからとの声と当局の処分で廃業や自死した業者もいると。そのためにも質問で全容を解明してほしいとの意見も多く、あえて私は副町長にこういう話をしたわけですが、副町長に申しますが、行政の保身も大切ですが、本来それ以上に大切なのは町民の安心・安全、公平・公正が担保される行政が一番だと思いますよ。  職員の書いた答弁で、常に資料はありません、調べてもわかりませんでしたと。そのために、私も調べたものを自ら足を運んでもらったから、提出してここで調べればいいと言った経過がありますよ。それを否定されるような答弁はいかがなものかということで、次の質問に移ります。  次の私の質問の中では、副町長に提出した資料を議員各位に提出するべきだと思うがについてただしたいと思いますということで質問書を書いております。提示した資料を協議され、差しかえ入札の資料と当局が認めたとすれば、これは今認めたような形になっていませんけど、議員各位に資料を提出すべきだと思うが、また入札差しかえの間違いの資料と認めるに足りないとすればなぜなのか、どういうところが不足だったのか。副町長の答弁をお願いいたします。 172 ◯議長(佐藤一仁君) まず、議員各位に提出すべきかどうかのところだけですか。  梅津副町長。 173 ◯副町長(梅津將敬君) まず、今ほど議員の皆さんにお渡しすればどうかということでありますが、先ほどもお答えさせていただいたとおり、町で確認できない資料でございますので、町として議員の皆さんにお渡しするということはできないというふうに思っているところであります。  もう1つは、次に何だったっけ。 174 ◯議長(佐藤一仁君) もう1つは、どこが間違っているのか教えていただきたいということですね。 175 ◯副町長(梅津將敬君) もう1つ議員さんのほうからいただいた資料についてどこが間違っていたかということでありますが、どこが間違っていたとかどこが合っていたとかということが確認できないという状況でありますので、答弁は控えさせていただきます。 176 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 177 ◯9番(五十里国明君) ただいま副町長から答弁をいただきましたが、議長も先ほど言いましたけど、かみ合わないという中でこれから答弁をお願いするわけでございますけど、答弁するにしても私の場合はその資料を認めていただいた中の答弁をお願いするという形をとろうと思っていましたけど、当局のほうではそれは認めたわけでもないし、認めんわけでもないような形になりますから、私の質問する4番目は飛ばします。議長、割愛してよろしいでしょうか。 178 ◯議長(佐藤一仁君) わかりました。では、5番目に移ってください。 179 ◯9番(五十里国明君) これもまた同じような形になろうかと思いますけど、私は5番目の中で指名回避の資料は廃棄処分され、これ以上の調査ができなくなったじゃなくて、私のほうはしなかったんじゃないかという趣旨の質問をしたかったわけでございますけど、これにしてもかみ合わないと思いますので、割愛します。 180 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、6番にお移りください。 181 ◯9番(五十里国明君) 6番は文書の保存期間をただしたところでございますが、文書ファイルガイドの3年の条文ということで今まで答弁されていたと思いますけど、資料の中で先ほど副町長のほうから8年の保存ということも出ました。これを含めまして今の話の中で当局も認めるというような形をとっておりませんから、これも割愛といたします。 182 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、7番にお移りください。 183 ◯9番(五十里国明君) そうすると7番、8番、9番。 184 ◯議長(佐藤一仁君) 9番まで割愛されますか。 185 ◯9番(五十里国明君) 割愛します。 186 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、10番の質問に移ります。 187 ◯9番(五十里国明君) 平成13年7月3日、全員協議会で契約破棄し、再入札を報告されたが、3つの物件の入札をすべきと思うがということでございます。これはちょっと説明しますけど、副町長は処分等は委員会で複数の職員で協議され、決定されると答弁されている。本員は入札差しかえの処分は委員会で決定されたと思えない。  なぜならば複数の職員で協議決定されたとすれば、平成13年6月26日の入札番号101号、吉原地内第35工区、入札番号102号、下上野地内第111工区、入札番号103号、吉原地内吉原第1ポンプ場内整備工事の3物件が同日入札で執行されたところですが、入札後日7月3日に全員協議会で契約を破棄し、入札やり直しの決定を報告されているが、101号の再入札でなく本来正当な入札は102号、103号の3物件の再入札をすべきと委員会で職員のほうから意見が出るのが当然だと考えている。これについて副町長、どう思いますか。 188 ◯議長(佐藤一仁君) できますか。  梅津副町長。 189 ◯副町長(梅津將敬君) まず、入札についてでありますが、当時の資料は残っておりませんので、申しわけございませんが、私の臆測などでの不確定な答弁になりますので、答弁は差し控えさせていただきます。 190 ◯議長(佐藤一仁君) 再質問ですか。  9番 五十里国明君。 191 ◯9番(五十里国明君) あえて言いますけど、本来入札番号、工事名が間違った入札書が投函されたとき、入札書自体が即失効となることを入札の執行者は十分理解されたと思います。入札執行の指示があのような差しかえの入札の不祥事になったのは職員のミスということで後日町長も陳謝しておりますけど、つくられた入札の差しかえの事件に私らは思うわけでございます。  というのは、くどいように言いますけど、本来間違った札を入れたと業者の人が言った場合に、理由も何も執行者が確認しているわけですから。これは失格になりますよと言えば、ああいう混乱はなかったと思いますよ。副町長、どう思いますか。 192 ◯議長(佐藤一仁君) これは平成13年6月26日の入札の件ですか。  梅津副町長。 193 ◯副町長(梅津將敬君) 繰り返しになりますが、当時の資料は残っておりませんので、私自身の判断がしにくいということをまず申し上げさせていただきます。
     ただし、私が企画財政課長時代に、当時は郵便入札でありました。郵便入札のときにはいわゆる郵便の表に第何工事とか、工事番号とかを書くわけであります。私の在職中二、三回だったと思うんですが、入っている札と封筒が違っていた場合については立会人の方に了解をもらって失格しますよということはやりましたので、五十里議員のおっしゃるとおりそういうことであれば失格となるものというふうには思っております。 194 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 195 ◯9番(五十里国明君) 仮に今の副町長のお話は、失格になりましたと、それで再入札するという場合に、その日に同じ14社の業者を集めて3つの物件を同じ日にやっているわけですよね。そうすると、1番目の入札でそういう問題が起きて、後日それは再入札という形をとられたわけですよね。  というのは、本来それが101号じゃなくて103号だったらそれはある程度役場がやられたことは間違いでもないんですよ。だけど、1番目のときに後日失格という形をとった場合にそのときのメンバーが同一ですから、1番目が狂ったときに3つまで違ってくるのは当たり前なんですよ。普通の入札は。当局も入札は何度もやっていたから私の言っていることはわかると思いますけど、私の言っていることは間違っていますか。答弁をお願いします。 196 ◯議長(佐藤一仁君) それについて間違っているか、合っているかというのは判断できますか。  梅津副町長。 197 ◯副町長(梅津將敬君) 私の答弁の中で今ほど言いましたけど、当時の資料についてはしっかりしたものが残っておりませんので、私どもとすれば平成13年の議会の答弁のものでしか判断できないわけであります。したがいまして、ここで私の判断がどうのこうのという話にはならないというふうには思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 198 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 199 ◯9番(五十里国明君) 副町長、あなたは私の言ったことを理解していませんね。というのは、何年前の話じゃないんですよ。ということは普通の入札で3つの物件が出ます。1番目のやつが違っていたときに、その物件が最後の3番目の物件だったらオーケー。1番目のだったらメンバーが同じですから、成立しないということを副町長はどういうふうに思っているかと聞いたんですよ。過去の話じゃなくて現在そういう話が出たときにどうなるかと。 200 ◯議長(佐藤一仁君) 現在起きた場合ですね。じゃ、もし現在起きた場合にそれがどうなるかということを答弁いただきます。  梅津副町長。 201 ◯副町長(梅津將敬君) 現在は郵便入札ということで、郵便で入札書を送っていただく。一般、あるいは指名、特に土木関係はそうでありますが、郵便で送っていただいております。郵便で送ってそこで開封します。  当然本日の1番目の入札順番を決めていますから、そこの札とで開いていくわけですが、封筒に書いてある部分と中身の表、いわゆる入札書が違っていれば、そこで立会人にお見せしてそこは失格ですということ。それは金額がどうであろうと関係なし、1番であろうと一番下であろうと関係なしにその時点で失格にします。  したがって、失格以外の入札書で一番安い、安いと言ったらおかしいですけど、金額とそれが落札の範囲であるかどうかということを確認しながら、立会人に了解を求めて契約するという形でやっております。当時はいわゆる出場入札ということだったのかもしれませんが、私についてはそれをああだこうだ言える立場ではないので、答弁は差し控えさせていただきます。 202 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 203 ◯9番(五十里国明君) ちょっと関連で申しますけど、企画財政課長、私の言った1、2、3。101号、102号、103号、3つあって、初めの業者の101号の入札が成立しなくて後日不成立、再入札しますとなったときに、同一のメンバー、同一の入札、3カ所やったんやから、そういうときに1つの101号だけの再入札じゃなくて101号から103号まで再入札するべきじゃないかということを確認したかったんですよ。 204 ◯議長(佐藤一仁君) 企画財政課長、答える立場にありますか。  竹島企画財政課長。 205 ◯企画財政課長(竹島秀浩君) 先ほどから副町長が申していますように現在郵便入札でございます。その一つ一つの入札案件について、そこで一旦全部完結させる。2番目の入札へ行く、そこで完結をさせる。3番目の入札へ行く、そこで完結をさせる。途中で不落等が生じた場合については、例えば2つ目で不落が生じた場合は1週間、10日後ぐらいに第2回目の郵便入札を行うと。そういった方法で現在入札を進めているというものでございます。 206 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 207 ◯9番(五十里国明君) これ以上言ってもどうしようもないから、後日もう1回話をしますよ。  では、13番で、前回副町長に反問権の……。 208 ◯議長(佐藤一仁君) 失礼。13番ですか。 209 ◯9番(五十里国明君) ナンバー13番。 210 ◯議長(佐藤一仁君) 11、12は飛ばしますか。時間はたっぷりありますから、いっぱい待ちますよ。 211 ◯9番(五十里国明君) 11、12のやつは再入札の話をしますから割愛します。 212 ◯議長(佐藤一仁君) 11、12は割愛されますか。戻られませんよ。よろしいですか。 213 ◯9番(五十里国明君) よろしいです。 214 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、11番、12番は割愛いたします。それでは、13番の質問にお移りください。 215 ◯9番(五十里国明君) 前回副町長が反問権のことを言われた中でただしますが、副町長は当局側には現在反問権がないことは重々承知しておりますが、なぜ15年前の話をされるのか、ちょっと私にはわからないと答弁されているがということで、私は反問権についての副町長の考えをちょっとただしたいと思います。副町長はこれに対してどういうふうに考えているんでしょうか。当時の話はどういうふうに思われたんですか。よろしく。 216 ◯議長(佐藤一仁君) 当時の答弁の話でよろしいですか。反問権そのものについてですか。五十里議員も副町長に反問権がないのは重々承知しているというふうに以前発言をしておられます。 217 ◯9番(五十里国明君) それを言われたから、それに対して今副町長はどういう考えを持っておられるかというのを聞いておるわけ。 218 ◯議長(佐藤一仁君) そうですか。梅津副町長。 219 ◯副町長(梅津將敬君) まず、反問権につきましては議員の御質問に対して論点、あるいは争点を明確にされるということで付与しておられる議会もありますが、今現在入善町議会においては付与されていないところであります。  反問権そのものについての取り扱いにつきましては議会側のほうで御協議いただければというふうに思いますので、私からの意見は特にはございません。  以上です。 220 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 221 ◯9番(五十里国明君) 先ほどから文書管理も含めた指名の入札の回避とか停止に関しての話をしておりますけど、そもそもこれに関しましては当時行政においては恣意的な要素から町政に対する反分子的な見方をするとみなす建設会社、人物等に対して権力者、例えば議会からすると当局やね。当局が不当な制裁を加えるいわゆる魔女狩り的処分であったと私は思っているんですよ。  しかし、これに対しまして解釈の仕方がいろいろあろうかと思いますけど、今副町長は過去の話でできないというような形ですから、後日私は出した資料を再度副町長に確認、私の思いとこういうことでこれが現状ですよということをもう一度言いますから、またそのときは時間を割いてください。  それでは、最後に除雪対策について質問いたします。  ことしの冬は暖冬という予報が報道されていますが、本町では11月22日に除雪委託業者の会合が持たれたと思います。高齢化や除雪機械の老朽化などで委託業者の減少が進む現状ですが、本町では34社と担い手農家が組織する17班の協力があり、除雪対策も十分維持されていると伺っている。  当局に伺いますが、除雪に対する町民からの苦情、また除雪による物損等、被害の直近3年の件数があれば答弁願いたい。 222 ◯議長(佐藤一仁君) 答弁は、窪野建設課長。 223 ◯建設課長(窪野 修君) 五十里国明議員からの町民からの苦情、物損被害の直近の3年間の件数ということについてお答えをさせていただきます。  まず、町民からの苦情件数についてから申し上げますと、平成27年度の苦情件数が70件、平成28年度では22件、昨年の平成29年度では201件でございました。昨年度の苦情件数が多かった理由としましては、昨シーズンの降雪は近年まれに見る記録的な降雪となりまして、入善町だけではなく全国的にも多大な被害をもたらしたということは記憶に新しいところでございます。  その降雪の特徴としましては、海岸沿いに多く降る里雪型であったということですとか、一晩で多く積もって除雪作業後も降り続くなど、町内各地におきまして除雪作業が追いつかないという状況に見舞われたところでございます。さらに何日間も氷点下の状態が続いて気温が低いために、通常は日中の車の往来で解けるはずの雪が残って圧雪状態が長く続いたということなどがございました。  これらの苦情の内容につきましては、主なものでいきますと路面状況が悪いよという苦情ですとか排雪場所に関するもの、さらにはなかなか来ないよということで作業の遅れに関するものなど、大部分が除雪の作業に関するものでございました。  また、除雪作業をした後に雪の固まりが用排水路に落ちまして川水があふれて人家に影響を及ぼすということなど、溢水対策に関するものも数件含まれてございます。このほかにも吹きだまり箇所の解消に関するものですとか拡幅除雪の依頼など、多くの要望もいただいたところであります。  そこで、町ではこのような苦情や要望があった場合には、すぐにその場所へパトロール車で出向いて現地の状況確認を行うとともに、改善に向けた取り組みを実施しているところでございます。  次に、物損被害の直近3年間での件数でございますが、平成27年度の物損被害件数につきましては45件、平成28年度では42件、平成29年度では99件となっております。  その内容についてでありますが、道路上にあります防護柵ですとか道路標識など、安全施設の破損ですとか舗装の表面上にあります側溝グレーチングの破損などが大部分を占めているところであります。  このほかにも道路上から除雪車が脱輪してしまったということで、路肩のり面の崩壊ですとか水路壁の破損など、幾つかの物損被害の報告を受けております。町では降雪期の終了時期にあわせて被害箇所の修繕に対応しているというところでございます。  以上です。 224 ◯議長(佐藤一仁君) 再質問、9番 五十里国明君。 225 ◯9番(五十里国明君) 苦情に関しましては、私が直接聞いているわけではございませんから処理はされていると思いますけど、物損についてちょっと伺いますけど、45件、42件、99件と結構去年は倍ほどあったという中で、これはみんな物損に関しては解決されていますか。 226 ◯議長(佐藤一仁君) 窪野建設課長。 227 ◯建設課長(窪野 修君) 対応しております。 228 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 229 ◯9番(五十里国明君) じゃ、次に移りますけど、こういうパンフレットが各家庭に配付されたと思います。これは入善土木事務所、国土交通省黒部国道維持出張所と入善警察署、本町連名のパンフレットでございますが、「快適な道路にするために」のパンフレットの中の内容は、これは8項目にイラストレーションでわかりやすく説明されており、十分町民の方も理解される内容だと思いますが、これは委託業者のほうからの要請を盛り込んだ資料となっているのかどうか。 230 ◯議長(佐藤一仁君) その資料が委託業者の要請に基づいて出ているかということですか。わかりますか。  窪野建設課長。 231 ◯建設課長(窪野 修君) 委託業者からの要請で配られたものではなく、除雪する側、道路管理者ですね。国・県・町、それぞれ管理される道路管理者ということで、そちらの機関から出ているものでございます。 232 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 233 ◯9番(五十里国明君) 除雪業者のほうからも話を聞く中で、降雪によって樹木の倒木、あたりで除雪車が除雪するのに障害になると。例えば特に個人の庭木とか、そういう樹木が雪で倒れかかったり、倒木したりしたときにいろんな問題があるものですから、ちょっと区長さんあたりを通して各地区のそういうものがあったときに協力して早目に除雪の邪魔にならんようにしてくれんかなという、一言何かこういうパンフレットのあたりなんかに入れてほしいという話がありました。  これは私個人でもあり、個人でもありということは、私は町民の立場からするとそういうものを書くべきだなという物の考えと、業者の立場から考えますと機械も傷みますから、それを次回のときに考えてほしいなと思います。  これで一応私の質問は終わったわけですが、今まだ雪は降っていませんけど、これから雪が降るという前提の中で、昔の入善の町は基幹産業が農業といいますから、農業の立場からしますと雪がある程度降らなかったら次の春の田に虫が湧くとか、そういうことで特に今のように農薬が十分ないときには、ある立場の者の考えからするとまだ雪が降らんがかのうというような感じがあったと思いますけど、ことしの雪はほどほどに降ってほしいなということで私の質問を終わらせていただきます。 234 ◯議長(佐藤一仁君) 五十里議員、ちょっと待ってください。あなたの通告の中に委託業者から当局への要望はという質問が入っております。それについて。 235 ◯9番(五十里国明君) それはさっきの話と同じです。 236 ◯議長(佐藤一仁君) そのパンフレットの話ですか。それについての答弁は建設課長からなっておりませんが、済んだものとしてよろしいのですか。  質問が出ていないですよね。除雪委託業者から当局への要望はという質問項目で、五十里議員からその質問が発せられておりません。これについての取り扱いを今お聞きしておるわけであります。どういう要望ですか。  9番 五十里国明君。 237 ◯9番(五十里国明君) 今おっしゃったのは、私は委託業者から倒木とかそういうものを町民の人に協力してもらうということを次回のときにお願いしてほしいという要望やちゃね。 238 ◯議長(佐藤一仁君) それについて答弁を求められますか。  答弁、窪野建設課長。 239 ◯建設課長(窪野 修君) 業者さんのほうからそういう相談がございます。そういった場合はその地区の区長さんのほうに町のほうからお声がけをして、倒れにかかってちょっと危ないというような、枝がちょっと張り出しておってということで、地元の区長さんのほうにお声がけをして地元で解決していただくようにお願いしているところであります。  以上です。 240 ◯議長(佐藤一仁君) 9番 五十里国明君。 241 ◯9番(五十里国明君) 今回の質問はいろいろとカットされる場所がありましたけど、予定からするともっと早く終わると思いますけど、これで質問といたします。 242 ◯議長(佐藤一仁君) 終わられたんですね。 243 ◯9番(五十里国明君) これで質問を終わります。 244 ◯議長(佐藤一仁君) わかりました。御苦労さまでございました。  ただいまの時刻は議場の時計で午後4時10分であります。ここで時間延長についてお諮りをいたします。本日の会議時間を議事終了まで延長したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 245 ◯議長(佐藤一仁君) 御異議なしと認めます。よって、議事終了まで会議時間を延長することに決定をいたしました。  それでは、町政一般に対する質問を続行いたします。  次に、6番 中瀬淳哉君。  〔6番 中瀬淳哉君 登壇(質問席)〕 246 ◯6番(中瀬淳哉君) 皆さん、こんにちは。本日最後の質問者となりましたアクセスの中瀬でございます。  私は、今回一問一答方式による質問をさせていただきます。何分初めての質問方式でありますので、ふなれのためお聞き苦しいところもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。  今回の一般質問は、当町が直面している課題のうち公共交通について、下水道事業について、教育についての3つの点をテーマに行います。  まずは公共交通についてであります。  午前中の松田議員の質問と重複するところもあるかと思います。質問方式が違うからと答弁がよくなるとは思いませんが、どうぞよろしくお願いいたします。  当局は昨年度行った入善町公共交通最適化調査の結果を受け、今年度9月から新幹線ライナー、デマンド交通「ウチマエくん」、のらんマイ・カー、それぞれについて実証実験を行っております。  この実証実験が始まってから3カ月以上が経過し、それぞれ実験の経過がどうなっているのか、また、その現状を受けて今後どのようにしていくのかを聞いていきたいと思います。  まずは新幹線ライナーについてであります。  新幹線ライナーは北陸新幹線の運行開始に伴い北陸新幹線を利用するビジネス客、観光客を対象に、入善駅から北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅までの区間を毎日運行する二次交通としての役割を持っております。途中停留所はうるおい館で、高速道路を走行し、速達性を重視しておりました。  それが9月からの実証実験では2路線の曜日別運行を行っており、月から金は企業向けルート、土日は一般向けルートとなっております。  平日の企業向けルートでは、企業が使いやすいと考えられる停留所を増設した一方で、高速道路を使わないことで所要時間が16分から26分となり、速達性が失われました。土日一般向けルートでは、スマートインターや入善高校西を新たな停留所に加え町民の利用促進を図りました。  それでは、質問させていただきますが、新幹線ライナーの実証実験の状況はどうか。ルート変更や停留所の増設により効果はあったのか。それぞれの停留所で乗降した人数もあわせてお答えください。 247 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、答弁を求めます。
     梅澤キラキラ商工観光課長。 248 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) それでは、お答えをいたします。  町では現在町営バス「のらんマイ・カー」、デマンド交通「ウチマエくん」及び入善新幹線ライナーの3つの公共交通が直面する課題解決とさらなる利便性向上を図るため、昨年度実施いたしました入善町公共交通最適化調査の結果を踏まえ、ことしの9月から実証実験を行っております。  松田議員への答弁でもお答えをいたしましたが、入善新幹線ライナーについては交通網特別委員会などにおいて停留所の増設や町民利用の促進を図るべきとの御意見があったことを受け、当初からの目的であるビジネス利便性のさらなる強化に加え、停留所を増設することで町民にもより利用しやすくすることを目的とした2つのルートを設定しております。  月曜日から金曜日は入善駅を出発し、うるおい館を経由した後で県道、国道など、町内主要幹線道路沿線を経由することでビジネス利用増加を図るルートとしております。土曜日、日曜日は入善駅を出発し、従来のうるおい館に加えまして入善高校、スマートインターチェンジ、JAみな穂南部支店周辺にも停留所を増設し、町民利用の増加を図るルートとしております。これら2つのルートでの運行で新規需要の掘り起こしを図るとともに利用状況を検証することとしております。  実証実験を開始した平成30年9月1日から11月30日までの月曜日から金曜日ルートの利用人数は1日当たり14.6人、土曜日、日曜日ルートの利用人数は1日当たり15.3人でありまして、2つのルートの合計では1日当たり14.8人となっております。平成30年4月1日から8月31日までの実験前の1日当たり利用人数は16.8人であることから、1日当たり2人分の利用が減少しておるのが現状であります。  また、実証実験開始後3カ月間の各ルートにおける停留所の乗降人数を分析いたしますと、月曜日から金曜日ルートの黒部方面行きは従来の入善駅で326人、うるおい館で75人、新設をしました青木で13人、入善町役場前で1人の乗車がありました。入善方面行きも入善駅で401人、うるおい館で107人、新設した入善町役場前で26人、道古で1人の下車となっております。  土曜日、日曜日ルートでは、新設した停留所のうちスマートインターチェンジ前で1人の乗車があったのみで、入善駅で142人、うるおい館で55人の乗車がありました。入善方面行きでは、入善高校で5人、スマートインターチェンジ前で2人の下車があり、残りは入善駅123人、うるおい館で71人の下車となっております。  これらの結果から従来からの停留所が主に利用されておりまして、現状ではルート変更や停留所増設の効果はほぼあらわれていないものの、従来路線に準ずる路線であり、一定の周知度と需要が確保されている土曜日、日曜日ルートに優位性があるものと分析をしております。  以上です。 249 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 250 ◯6番(中瀬淳哉君) それでは、再質問ということでありますが、今ほど答弁の中にありましたが、乗降は駅、うるおい館が中心であるということから、答弁でも言われたと思いますが、再確認としてお聞きします。ルート変更、停留所の増設は効果が今のところなかったということでよろしいでしょうか。 251 ◯議長(佐藤一仁君) それでは、再確認をお願いいたします。  梅澤キラキラ商工観光課長。 252 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) なかったというより今のところ見られないといったところです。  以上です。 253 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 254 ◯6番(中瀬淳哉君) それでは、次の質問に移らせていただきます。  先ほども述べましたが、新幹線ライナーは今回の実証実験から平日は企業向けルート、答弁にもありましたが、新幹線ライナーが通るルートにある企業の前に停留所を設けているわけであります。さきの質問でもそれぞれの停留所で乗降者人数を尋ねましたが、企業の新幹線ライナーの利用状況がわかればお答えください。  また、私はこの実証実験が始まる前の全員協議会におきまして、企業に対して利用する意思はあるのか、アンケートをとった上でルート変更すべきだというふうに述べました。その後、企業に対してアンケートは行ったのか、その結果はどうなのか、お答えください。 255 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 256 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) お答えをいたします。  企業の利用状況につきましては、現在利用者の詳細な利用目的の分析は未実施でありまして、バスの事業者への聞き取りのみとなりますが、従来の駅周辺企業の関係者を中心としたビジネス利用の比率が約7割に対し観光利用は約3割であると聞き及んでおります。  次に、企業に対するアンケートについてであります。  今回の入善新幹線ライナーの実証実験について、月曜日から金曜日ルートの沿線立地企業、駅の周辺立地企業など、一定以上の規模の町内29社に対してアンケート調査を実施しております。アンケートの内容は、従来での運行の利用状況と実証実験開始後の利便性についての質問が主なものとなっております。  従来から利用のあった駅周辺立地企業からは、月曜日から金曜日の利用について従来よりも走行時間が延びたということで新幹線への接続が悪化したと。運行に合わせて社内会議を切り上げなければならなくなったなど、不便になったとの意見が幾つか見受けられました。  また、月曜日から金曜日ルートの沿線立地企業では、社屋近くにバス停が増設されたとの点を評価する声が一部見受けられる一方、多くは社用車やタクシー、レンタカーを活用している現状がうかがわれます。  また、共通して予約不要の定期定路線運行であることや速達性の面、あと500円という低廉な運賃を評価する回答が見受けられます。  月曜日から金曜日ルートの実証実験を運行するに当たり、関係企業にPRを行った際には好感触を得ておりましたが、実際にはアンケートの結果が示すとおり、今後も利用がなかなか見込まれにくいのではないかとの考えであります。  以上です。 257 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 258 ◯6番(中瀬淳哉君) この件につきましては結果ということでありますので、次の質問に移らせていただきます。  1、2と質問をさせていただいたわけでありますが、3つ目といたしましては、その結果を受けまして、じゃ、この実証実験の状況から新幹線ライナーの運行を今後どのように考えているのか。あわせて現段階で考えているルートや今後のタイムスケジュールなどがあればお答えいただければと思います。 259 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 260 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) お答えをいたします。  今回お示ししました実証実験の結果は3カ月間の短期間のものでありまして、今後の冬期間の利用やPRなどによる利用促進の効果を考慮すれば、現時点での具体的な運行体制を提示することは拙速であるというふうに考えております。  しかしながら、毎年新幹線ダイヤの改正が3月に控えているということを勘案しまして、実証実験結果の分析を引き続き行うとともに、これまで同様、一定の協議が調った段階で交通網対策特別委員会などにおいて状況を報告し、御意見いただきながら新年度に向けた新たな運行体制について検証してまいりたいと考えております。  以上です。 261 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 262 ◯6番(中瀬淳哉君) それでは、再質問をさせていただきたいと思います。  今ほどの答弁にもありましたように、新幹線のダイヤ変更が例年3月中旬に行われるというふうに思います。そのダイヤにもやはりこの新幹線ライナーを合わせていかなければいけないとなると、やはり今月いっぱいには結果と方向性を出さなければいけないんじゃないかなというふうに思っております。  これは私の考えでありますので、また当局のほうで検討していただければというふうに思いますが、そこで実証実験の結果から言いますと、ルートについては速達性や接続ということを考えまして、この3カ月で停留所はほとんど駅とうるおい館のみという話でありました。  また、企業からも不便になったという声もあったということでありますので、今やっておられます土日運行のルートにするか、もしくは以前のように高速を用いたルート、速達性を重視するかといったルートにしたほうがいいのではないかというふうに私は考えますが、いかがでしょうか。 263 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 264 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 今ほど答弁をさせていただきましたとおり、いろいろな状況を十分考慮を入れながら、今、議員のおっしゃったようなルートになるか、またそういったことも含めて絞り込みをしてまいりたいと思っております。  以上です。 265 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 266 ◯6番(中瀬淳哉君) やはり新幹線のダイヤもありますので、本当に早く絞り込みをしてほしいなというふうに思っております。  新幹線ライナーに関しましては黒部宇奈月温泉駅からの二次交通として、当町に関しましては他市町と異なりまして定時定路線で行われている。先ほどの企業のアンケート、企業からの声にもあったというふうに思いますが、定時定路線で行われていることと、また利用料金が500円であるということが他市町に比べたら非常に強みなのかなというふうに思います。  今現状で実証実験前に比べては利用者も減っているということから、今後利用者を伸ばしていく必要があるというふうに思いますが、利用者を伸ばすにはやはりこの強みを生かしていくというのが必要であります。  県が二次交通のバス路線ネット検索システムについて現在整備をしているというふうに聞いておりまして、今後県のシステムが完成すると定時定路線であれば検索システムにひっかかるというふうになってくると思います。この県の動きに対しまして町当局としてどのように考えておられるか。よろしくお願いします。 267 ◯議長(佐藤一仁君) 答弁は。梅澤キラキラ商工観光課長。 268 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 今ほど御指摘の部分に関しましては、県が今年度から中心となりまして県内の各自治体、それから県内のバスの運行会社が連携をしまして、バスロケーションシステムというようなものを構築しようという取り組みをしております。  これにつきましてはインターネットサイトでバス路線の時刻表、それからルート情報の提供をするとか、それからリアルタイムでバスの運行情報がわかると。例えば雪の状況で遅れが出ているとか、そういったところもこの検索のシステムの中で把握ができるというようなものを構築しようとし、来年度に運用をしていきたいというような考えであります。  当然町のほうもこの連携の中には入り込んでおりますので、稼働した結果、例えば入善駅から新幹線駅までのルートがこの検索システムでしっかりと検索できるようになるということになれば、またライナーの利用促進にもつながるものと考えて期待をしておるところであります。  以上です。 269 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 270 ◯6番(中瀬淳哉君) 再質問ということでありますが、新幹線ライナーの利用層というのはビジネス層が多いと。先ほど7割がビジネス層であるというふうに言っておられました。インターネットの有効活用ができる世代だというふうに思われます。そういった意味からも、この県の検索システムができ上がりますと利用促進につながることが期待できるというふうに思います。県の動向に注視をしていただき、連携をとりながら利用者増になるようにまた取り組んでいただきたいというふうに思いますし、先ほどの答弁で観光客は3割だというふうに言っておられました。3割でもおられるんだなというふうに逆に思ったぐらいでありまして、やはり黒部宇奈月温泉駅から直通の新幹線ライナーがあるということで、この入善町が陸の孤島にならずに済むというふうにも思いますので、またこの定時定路線をきっちりと運行していってほしいというふうに思いますし、利用者増につなげていってほしいというふうに思っております。新幹線ライナーについては以上とさせていただきます。  続きまして、次の質問に移ります。次、デマンド交通「ウチマエくん」についてお聞きいたします。  ウチマエくんは自宅前から町内の駅、ショッピングセンター、病院、公共施設など、停留所までタクシー車両での送迎サービスを通常500円、75歳以上の高齢者や免許返納者、障害者手帳をお持ちの方などは割り引きされ、300円と低価格で受けられるシステムであります。  今回の実証実験ではコンビニクルシステムを導入し、これまで予約は前日16時までに行う必要があったものが当日乗車1時間前までとなりました。また、停留所を39カ所から60カ所と大幅に増設をしております。  そして、運行主体は町内のタクシー事業者であることは変わりませんが、専用車両方式の1日3台で1日の利用者数を約65名に想定し、補助金予算を定額化しております。公共交通最適化調査では、これらの改良により年間延べ利用者数2万人を目指すとしております。  そこで、お聞きいたしますが、ウチマエくんの実証実験の状況はどうかお聞かせください。また、今ほど述べたように、この実証実験からコンビニクルを導入し、1時間前予約を可能にしておりますが、導入した結果どうだったのかお答えください。 271 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 272 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) それでは、お答えいたします。  デマンド交通「ウチマエくん」については特に要望の多い予約に関する見直しに対応するため、予約システム「コンビニクル」を活用することで、最短で当日1時間前の予約対応とより正確な送迎時間の案内を実現するとともに、運行開始を朝8時30分とし、運行時間を30分拡大したところであります。  また、目的地についても以前から要望があった公共施設や調剤薬局、福祉施設など28カ所を増設し、計63カ所を設けて利便性の向上を図っております。  さらに予算面の見直しとして、これまでタクシーの空き車両を活用する運行体制では、町の補助金が際限なく増大するという課題の解決を図るため、一定台数のタクシー、3台ですが、タクシーの車両をウチマエくん専用車両として運行し、補助金の定額化を図ってまいっております。  この運行体制においては、町内における高齢者をはじめとした交通弱者への外出支援を強化することを主眼とし、年間2万人超の移動を支援することを目標としております。ウチマエくんの実証実験を開始した平成30年9月1日から11月30日までの利用状況は、1日当たりの利用人数は47.3人となっております。平成30年4月1日から8月31日までの実験前の1日当たり利用人数が42.6人でありますことから、現状では1日当たり平均して約5人の利用が増加しております。  また、これまで利用者の約95%以上の方が割引利用対象者である75歳以上の高齢者等であったのに対しまして、実証実験開始後は75歳未満の方の利用割合が増えまして以前の5%程度から約10%に向上している。要は生活の中に溶け込んだといった部分が特筆すべき点だと考えております。  この結果については予約システムを導入したことで当日予約の実現や送迎時間が明確化された点に加え、運行時間の拡大などの効果によりまして改めてデマンド交通「ウチマエくん」が周知された結果、一定の効果があらわれたものと分析をしております。  その一方で、新たに増設した目的地での下車人数は全体の約7%となっていることから目的地増設の効果はまだ限定的であります。  また、交通事業者からは、予約システムにより作成された運行計画には利用者の予約要望時間を優先に設定している関係で、従来よりも非効率な運行が目立つとの見解が上げられております。  従来方式では1時間1台当たりの乗り合い数が約2.1人だったのに対しまして、実証実験では1時間当たりの乗り合い数は1.8人にとどまっております。今後は予約システム「コンビニクル」導入に伴う改善の効果がさらに大きなものとなるよう、乗り合いを前提とするデマンド交通の本旨とともに、利用者へのさらなる周知とより効率的な運行体制を交通事業者などとともに考察をしてまいりたいと考えております。  以上です。 273 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 274 ◯6番(中瀬淳哉君) ありがとうございます。それでは、次の質問に移らせていただきます。  コンビニクルを導入し、1時間前予約を可能にしているにもかかわらず、予約センターでは現在1名のみが予約対応しておるということであります。その混乱はないのか、強化を図るべきではないかというふうに思いますけど、それについてお答えください。 275 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 276 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) お答えをいたします。  予約センターは、実証実験による予約システム、コンビニクル導入後も運営経費面の問題やシステム導入による事務の省力化などの理由によりましてオペレーター1名で運営をされております。運行事業者からは、これまでよりも希望する時間が細かくなり、また説明に時間がかかるようになった。電話が殺到することがあり、オペレーターの負担が増えたとの意見を聞いております。  また、利用者からは、何回かけても電話がつながらない、予約方法が難しくなった、今まで友達と乗れていたのに一緒に乗れなくなった、早い者勝ちで予約が埋まってしまい、予約がなかなかとれないなど、不便になったと感じる声もいただいております。  デマンド交通は通常のタクシーと異なりまして決められた台数で運行しており、乗り合いであるという前提条件も利用者の皆様に御理解をいただくよう、改めて十分に周知していかなければならないものと考えております。  一方で、電話がなかなかつながらない場合、利用を諦めるという方が増えてしまうことが懸念されます。今後も継続して運行事業者とも協議を重ね、予約センター運用に係る諸課題に対する改善方法について十分考察をしてまいりたいと考えております。  以上です。 277 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 278 ◯6番(中瀬淳哉君) 今デマンド交通「ウチマエくん」についてお聞きしているわけでありますが、ちょっとここで再質問ということであります。  利用者は実証実験前に比べて増えたというふうに言われたと思いますが、その一方で予約センターに関しては苦情が出ているということで、いろんな苦情が今聞かされたわけでありますが、では、その予約センター、事業者とも話し合っていくということですが、運営方法をどのように改善していくのかというのが今の段階でありますか。お聞かせください。 279 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 280 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 根本的な部分に関しては今お一人で1回線で運用をしていることに限界があるということになります。これを複数体制にするとか、そういったところの改善をしない限りなかなかこれからの利用促進にはつながらないのではないかというふうには思っています。もちろんそれだけではなくて、利用促進に対して登録者を増やすとか、そういった我々としての努力も引き続きやっていきたいと考えております。  以上です。 281 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 282 ◯6番(中瀬淳哉君) それでは、次の質問に移りますが、このウチマエくんに対しまして実証実験の状況から今後の運行、運営に対しましてどのように考えておられるのかお答えください。 283 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 284 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) お答えをいたします。  先ほどまで答弁いたしましたウチマエくんの実証実験における状況から、システム導入による当日予約の実現をはじめとしたさまざまな改善点は今後のさらなる利便性の向上には必要なものである。一方で、今ほどの予約センター機能の課題といったものがあるということであります。  運行経費面についても、運行状況を分析しながら実情に即した適切な予算計上を行うため、運行事業者との協議を継続して行っていかなければなりません。  加えて、ウチマエくんの登録者数もまだまだ少なく、さらなる周知に取り組むことも重要であります。利用者の方々にはデマンド交通の運行形態について十分理解をいただき、いまだ利用いただいていない町民の皆様にはさらなる周知を行いながら、より効率的かつ利便性の高い運行を実現し、年間利用者2万人以上という目標達成を目指してまいります。  今後、交通網対策特別委員会や運行事業者、利用者などのさまざまな御意見を踏まえながら、本格運行に向けての準備を進めさせていただきたいと考えております。  以上です。
    285 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 286 ◯6番(中瀬淳哉君) 再質問をさせていただきたいと思います。  今の答弁をお聞きする分にはまだ具体的な方策が見つかっていないようにちょっと感じたんですけれども、このままずっと運営をしていきまして実際に利用者は増えるかもしれませんけれども、ただやはり非効率的な部分もありますし、また事業者に関しましても乗り合い率があまりよくない。また、運行経路もジグザグとなっているというふうにも聞いております。これは時間重視をするから、希望時間によって配置されるからということを聞いております。そうしていくと、やはり乗車人数を増やすというのが今後非常に難しくなっていくんじゃないかなというふうに思います。  私自身平成28年の9月議会におきましてもコンビニクルを導入すればいいんじゃないかというふうにもお伝えをさせていただきました。ただ、今このコンビニクルを導入したことによって利用者が多少は増えたかもしれないけれども、それに伴って各所に非常に負担が出てきているというのが現状ではないかなというふうに思っております。提案した私自身でさえも、やはりそれは今の段階では時期尚早だったのかなとちょっと反省するところであります。  このままコンビニクルを導入いたしまして事業者が混乱し、デマンド交通の運行がもしかしたらうまくいかないんじゃないかなと私自身危惧しておりまして、であればもう一度前のスタイルに戻して、でも、事業者にはちょっと協力してもらいまして1時間前予約とは言わず2時間、3時間前予約までは頑張ってもらう。そして、以前のように時間帯ごとに走らせるという形がいいんじゃないかなというふうに思います。  今予約が入るとまたすぐに運行経路に反映されるというスタイルですので、前のように時間帯ごとにデマンドをスタートさせるというのが、私はそのスタイルがいいんじゃないかなというふうに思うんですが、当局の考えをお聞かせ願えればと思います。 287 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 288 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 前の形に戻したらというような御意見をいただいたところでありますが、もともと空きタクシーを利用しての運行体制、利用が増えれば増えるほど各社の用意ができる車両の数に限界が来ているというようなこともシステム導入の1つの要因であったわけです。これをもとの形に戻すというようなことであれば、またその課題が目の前にやってくるということになります。  もう何よりも年間2万人を達成しようというような考えでおりますので、その点、先ほど議員もおっしゃったとおり、1日に65人をどうクリアするか。これは今までどおりの手作業での運行計画の作成では決してかないません。そのためのコンビニクルの導入であったはずです。これにつきましてはしっかりとこの導入をした効果を出せるように、また交通事業者とも一生懸命努力をしてまいりたいと考えております。  以上です。 289 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 290 ◯6番(中瀬淳哉君) もう1点再質問ということでありますが、おっしゃることはごもっともだなというふうにも思いますが、では、その65名、今47名を65名に上げるにはどうすればいいのかなと。確かに乗り合い率を上げればいいという話ですが、じゃ、コンビニクルを使ってそれが果たしてできるのかどうか。システム上の問題はないのかということだけ確認させてください。 291 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 292 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) このシステム上に関してはもう運行計画を自動設定していく、タイムリーに行っていくということで、利用に関しては3台のセダンタイプのもので1日70人以上は可能だという先行事例がございます。そういった意味からは問題ないものと考えます。 293 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 294 ◯6番(中瀬淳哉君) それでは、周知もあわせてしっかりやっていただきたいというふうに思います。  それでは、次は町営バス「のらんマイ・カー」についてお聞きをいたします。  のらんマイ・カーは平成11年度より町営で運行を開始した町内路線バスでありまして、平成27年度にデマンド交通「ウチマエくん」を導入してからそれまでの6路線を2路線に縮小しまして、小型バス2台体制での運行に移行をしております。今回の実証実験ではダイヤのみを変更したとのことですが、実証実験の状況はどうかお聞かせください。 295 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 296 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) それでは、お答えをいたします。  町営バス「のらんマイ・カー」については2路線運行を行いまして、通勤・通学や日常の買い物利用などに対する固定的需要に対応する体制はそのままに、より鉄道などとの相互乗り継ぎがしやすいようなダイヤでの運行を行っております。  また、ウチマエくんの実証実験開始に伴いまして利用客層が重複しております日中舟見線の利用者数の変動分析にも取り組んでおります。この運行体制においては年間利用者数バスで2万人以上を目標としております。  のらんマイ・カーの実証実験開始後の平成30年9月1日から11月30日までの利用状況は1日当たり利用人数は55.2人となっております。平成30年4月1日から8月31日までの1日当たりの利用人数は56.3人であることから、1日当たり約1人の利用が減少しておるということであります。  しかしながら、のらんマイ・カーは季節や月ごとの利用者数の変動も大きく、前年同月比で平成29年9月1日から11月30日までの1日当たりの利用人数は56人ということでありますことから、本年度の実証実験期間の利用者数は堅調に推移しているものと分析をしております。  また、デマンド交通「ウチマエくん」の実証実験の影響を受けると想定をしておりました日中舟見線の利用人数は1日当たり25.6人となっております。前年同月の1日当たりの利用人数は26.4人であったことから、現状では利用者はそれぞれのニーズに合った公共交通を選択しているものと思われ、デマンド交通による影響は軽微なものと分析をしております。  しかしながら、ウチマエくんの利用が拡大していった場合、その影響が大きくなる可能性もあるため、今後の利用動向を注視し続ける必要があるものと考えております。  以上です。 297 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 298 ◯6番(中瀬淳哉君) 再質問に移ります。のらんマイ・カーにつきましては朝夕便の乗車率も高くて、日中に関しては比較的人も乗っているというふうに聞いております。したがいまして、のらんマイ・カーは現状運行が私もいいのかなというふうに思いました。  ただ、先日、会派、アクセスで新潟県見附市に視察研修に行った際、コミュニティーバスにも乗車させていただいたんですが、見附市ではコミュニティーバスを、中心市街地で周遊をしておりまして、非常に使い勝手がよく感じました。  現状路線にプラスして周遊バスを導入すれば利便性の向上を図れるほか、デマンド交通で中心市街地エリアに来てからの移動が周遊バスでできることから、町民にとっては予約の必要性がなく、そして事業者にとっては予約の複雑化がデマンド交通のほうでもなくなっていくというふうに考えますが、こういったことも検討してはどうかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 299 ◯議長(佐藤一仁君) 梅澤キラキラ商工観光課長。 300 ◯キラキラ商工観光課長(梅澤武志君) 当町の場合バス運行からデマンドへというように大きくシフトをしてまいっております。これからもデマンドというものが中心になってくるものであろうというふうには考えております。ただ、今、議員のおっしゃったとおり有効なバス路線というものも当然あるわけです。ただし、当町のこの地形と見附市の地形、それから町の例えば病院が集中しているかというような都市の形成の部分も全く異なるといったところから、見附がオーケーだったら入善がオーケーかというとまた難しい部分もあります。また今後の課題として勉強させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 301 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 302 ◯6番(中瀬淳哉君) ありがとうございます。いろんな方法をまた検証していただければというふうに思っております。  公共交通について次が最後の質問ということになります。デマンド交通「ウチマエくん」の利用者の95%、先ほど90%になったというような話だったかと思いますが、75歳以上の高齢者や免許返納者、障害者手帳をお持ちの方ということであります。当町に限ったことではありませんが、この人口減少時代の中で今後65歳以上の高齢者人口も減少していくわけであります。  ということは、この公共交通を利用する人全体が減ってくるということでありまして、現状におきましても民間事業者が事業主体となっていますが、簡単に楽にこの公共交通を運営しているわけではなく、しかもさらに人口が減っていくということになると商売として成り立つかどうかということにもなってくるわけであります。そもそも商売が成り立つのであれば地鉄バスだって撤退するわけもなく、民間事業者が自然とするはずであります。  当局には釈迦に説法かもしれませんが、民間事業者がやっても商売が成り立たない。しかし、当町にとっては必要である。そういった事業を自治体は行うべきであります。それならば今後もしっかりとこの公共交通を維持していくために、事業者を運営主体とし、補助金を交付するのではなく、町が責任を持って事業主体となり、そして委託し、運営をしていくべきではないかと考えますが、当局の考えをお聞かせください。 303 ◯議長(佐藤一仁君) これについては笹島町長。 304 ◯町長(笹島春人君) それでは、中瀬議員の御質問にお答えをいたします。  デマンド交通「ウチマエくん」の開始当初はタクシー業者の空きタクシーを活用した運行という性質上、タクシー業者の裁量に任せる部分が大きく、これまで補助金として予算化をし執行してきたところであります。  しかしながら、デマンド交通「ウチマエくん」の利用が徐々に拡大していく中で、空きタクシーの活用であったものがデマンド交通に占める運行台数が増加し、本業であるタクシー営業用の車両を圧迫し始めております。また、利用者増に伴う町の補助金予算も増大していくといった課題も発生したところであります。  その対応策として、専用車両1日1台当たりの補助単価を設定し、補助金の定額化を図るとともに、予約システムを導入することによって運行計画策定を省力化し、限られた車両でも効率的に運送能力の向上を見込める方法としたものでありますが、今回の実証実験での運行体制で何とか解決を模索したところであります。  また、今後も順調に利用が拡大した場合、既存の運行会社が多く保有するセダンタイプの車両では乗車人数も限られてくるため、要望の多い時間帯での予約に対応し切れなくなることも想定されます。新たに車両の大型化や、あるいは組織体制のあり方も検討していく必要が出てくるのではなかろうかというふうにも思っております。  さらに高齢者の利用がほとんどであるため、予約方法がなかなか理解できない、予約したこと自体忘れてしまう、単独での乗降が難しい利用者が増えているというような事例もあるやに聞いております。そういった状況の方でも安心して利用していただけるものとしていく場合には、やはりこれは乗り合いではなく福祉的なサービスに頼ることが大きくなっていくのではないかと思います。  そこで、利用される方々には乗り合いとしてのデマンド交通、あるいは福祉タクシー、通常のタクシー、そういったものをそれぞれのニーズに合わせて利用していただく必要もあるのではないかと考えております。  町営バス「のらんマイ・カー」同様、重要な生活の足として維持が強く求められる公共機関を運行していく責任は大きく、交通事業者の裁量に任せた運行を続けていくことにもいずれ限界が生じる可能性もございます。町の重要な生活の足である公共交通を今後も維持していくためにも、行政としての責務とその担い手となる交通事業者の責任について、契約に基づく形での責任の明確化が必要となってくるのではないかと認識をいたしております。  公共交通全体にかかわることでありますが、さまざまな問題がある中で今後も関係者との協議を行い十分に検証し、交通網対策特別委員会にも方針を申し上げて御意見を伺いながら、町民にとっての利便性、交通施策としての費用対効果の向上に努め、本格運行への移行に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。  蛇足でありますけれども、以前から空気を運んでおるという表現でこれまでの利用者数の減を表現されてまいりました。少しでも多くの方に利用していただきたいということで、特に本町の地形、散居村の形態をどうすれば全地域に網羅した形での公共交通の運行ができるのかということも踏まえて、今大きく分けて3つの形態を運行しておるところであります。  やはり一人でも多くの方々に利用していただきたい、あればいい、でも利用しないでは我々も困ります。そういったことにならないように、多くの方々が率先して利用していただける体制づくりに議員各位とも議論を重ねながら進んでいきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 305 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 306 ◯6番(中瀬淳哉君) 今ほどは町長から丁寧な答弁をいただいたというふうに思っております。一人でも多くの方に公共交通を利用していただけるように、今ほどの答弁では契約に基づくという言葉、町が責任を持ってという言葉があったというふうに思います。それがこの実証実験に基づきしっかりとそういった公共交通の体制を整えていただけるように、またよろしくお願いをしたいというふうに思います。  時間も時間ですので、次に進みたいというふうに思います。公共交通については以上とさせていただきまして、続きまして下水道について質問をさせていただきます。  私が1期目のとき、町議会議員になってから間もなくして下水道事業会計の基金がこのままだと数年後には枯渇してしまうというふうに聞きました。その後当局が下水道事業の経費削減等を行い、何とか今日まで来ているのが現状かというふうに思います。  しかし、環境・下水道対策特別委員会におきまして、これまで当局は幾度と今後の下水道会計に対しシミュレーションを出してこられました。そのシミュレーションによると平成35年度には基金は枯渇しマイナスに転じるという話でしたが、先日12月10日に開催された特別委員会では平成34年には基金はマイナスになるというシミュレーションが提出されました。  そこで、質問させていただきますが、これまで当議会におきましても議論されてきましたが、そもそもなぜこのような事態になっているのか、改めて説明してください。 307 ◯議長(佐藤一仁君) 米田住まい・まちづくり課長。 308 ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) お答えいたします。  入善町の下水道事業は平成8年度に事業着手以来、計画に沿って着実に整備を進めてまいりました。現在は国道8号現道拡幅に係る一部の地域を除き、下水道の整備が完了し、下水道整備率は99.9%に達しております。  町の下水道整備計画につきましては、下水道事業において国の補助事業を有効に活用することが可能であったことや、低利な起債運用と償還に対する交付税措置が見込めたこと、さらに下水道の利用ができるようになる時期が地域によって差が生じることを小さくするためにも20年余りという短期間での計画とし、整備を行ってきたところであります。  議員御指摘の下水道会計の状況でありますが、御指摘のとおり厳しい状況にあります。その理由として、まず短期間で整備したことにより多額の起債償還が長く続くこと、また、急激な人口減少により使用料収入の減収が見込まれることや、更新時期を迎える下水処理施設の更新費用などの増加も見込まれることから、財政状況は非常に厳しいものとなっております。  経営改善に向けては経費縮減に努めることはもとより、高資本対策費や資本費平準化債といった支援制度や有利な財源の活用にも積極的に取り組んでまいりました。さらに区域外の黒部市から申し入れのあった愛本新地区の農業集落排水を町の下水道に受け入れたことで使用料収入の増収も図ったところであります。  しかしながら、今後も起債償還額がさらに増加することや人口減少が見込まれること、さらに資本費平準化債の償還期間の見直しなどが必要になることから、議員御指摘のとおり経営状況は依然として厳しい状況にあります。  このため、今後は町の浄化センター2カ所のうち農業集落排水事業の小摺戸浄化センターを入善浄化センターに統廃合し一本化する事業を進め、維持管理に関する経費の削減にも努めるほか、経営改善に向けて積極的に努力してまいりたいと考えております。 309 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 310 ◯6番(中瀬淳哉君) 次の質問でありますが、そうであれば下水道事業会計の基金が枯渇する前に一般会計からの繰り出し、もしくは下水道使用料の値上げをしなければならないというふうに思いますが、当局はどのように考えているのかお答えください。 311 ◯議長(佐藤一仁君) 米田住まい・まちづくり課長。 312 ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) お答えいたします。  まず、下水道事業とは、地方財政法におきまして地方公共団体が経営する地方公営企業として位置づけられているものであります。この公営企業経営に要する経費は経営に伴う収入、つまり下水道事業の場合はその使用料をもって充てる独立採算制が原則とされているものであります。  一般会計などから繰り出しを行う場合には補助金や負担金、長期貸付金などによる負担方法等がありますが、この経費区分にはルールが定められておりまして、総務省が地方公共団体に対して毎年度繰り出し基準を示しているところであります。そのため、下水道事業に対する一般会計からの繰り出しにつきましては法の規定や国が示す基準に従い適正に措置しなければならないものと考えております。  このことから、今後もさらなる経営改善策を模索しながら積極的に取り組んでいくものの、下水道使用料の改定は避けて通ることのできないものと考えております。どの程度の下水道使用料の改定が必要なのか、また、改定の時期はいつがよいのかといったことにつきまして今後十分に調査検討し、議会とも協議させていただきたいと考えております。  町としましても料金改定に頼るだけでなく、経費のより圧縮削減に努めることはもとより、経費削減の先進事例なども参考にしながら経営改善に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 313 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 314 ◯6番(中瀬淳哉君) ありがとうございます。再質問ということでありますが、下水道財政の悪化に関しましては最初の質問の答弁にあったとおり、当初の見込みが甘かったことが原因であるということは誰が見てもそうだろうというふうに思います。  しかしながら、現状を当時の計画者に責任をなすりつけたところでこの問題が解決するわけではありません。当局は事態の重さを十分に真摯にこれまで向き合ってこられまして下水道経費の圧縮に努めてきたこと、そして新たな方策はないかと汚泥を活用するいしかわモデルなどを研究してきたことというのは、私は大いに評価したいというふうに思っております。  また、当議会としても先進地視察を行ったり、同じく汚泥の活用方法を研究し、汚泥の削減についても考えてきました。しかしながら、当町の下水道事業には先進地の汚泥処理は基本的には合わないということで、採算がとれないこともわかってきました。したがいまして、下水道財政を破綻させないためには一般会計からの繰り出し、もしくは下水道使用料の値上げしか現状では方法はないということであります。  一議員として当局に言いたいわけでありますが、一般会計からの繰り出しは独立採算制の原則を崩すことになるとともに、一般会計からのその都度繰り出していくことは財政を圧迫し、問題の先送りにしかならず、将来に対して負担を残すことになるというふうに私は思います。限られている財政は将来に対して使うべきであり、人口減少、少子高齢化という課題に対して有効に使っていくべきだというふうに考えます。  以上のことから、私は段階的に下水道使用料の値上げをしていくべきだというふうに思っております。当局が環境・下水道対策特別委員会で示しましたシミュレーションの中の平成32年度に20%アップ、平成39年度に10%アップを私は取り入れるべきだというふうに思います。それぞれ議員には考えがあるというふうに思いますが、私自身の考えに対しまして当局の考えをお聞かせください。 315 ◯議長(佐藤一仁君) 米田住まい・まちづくり課長。 316 ◯住まい・まちづくり課長(米田正秀君) その辺の料金改定のシミュレーションについては幾つかのパターンを示させていただきました。幾つかのパターンの中では、例えば10%上げればこういうことになります、また15%のときはこうです、20%はこうですと。さらにその数年後にまた上げればというようなこともシミュレーションとしては出させていただきました。  ただ、20%がいいとか、15%がいいとか、これについてはまだ十分協議もなされておりません。また、議会とも相談もさせていただいてどのぐらいが適切でどうなのか。また、一旦上げてその後また定期的に決算の時期、また4年後、5年後とか適切な時期に見直しをかけていくということも必要なのかなというふうには考えております。いずれにしても、しっかり検討してまいりたいというふうに思っております。 317 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 318 ◯6番(中瀬淳哉君) 近隣市町におきましても運営は厳しいということですね。数年ごとに料金を改定しているところもありまして、10%以上上げているところももちろんあります。そのためにはまずやはり町民の理解を得なければいけないわけで、私自身そういった意見を述べさせていただきましたが、町民に対しての説明の時間もしっかりととって、今後どのようにして値上げをするのかということももう一度しっかりと検討していただきたいというふうに思っております。  下水道に関してはもう1つ質問があるんですが、議長、申しわけありませんが、ちょっと時間の都合上そちらのほうは割愛させていただきたいというふうに思いますが、よろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。  それでは、最後に教育についてお聞きいたします。  何度も聞いていることでありますが、来年度の予算編成時期ということもありましてお聞きいたします。教育長は教育ICTの導入につきまして、入善町議会6月定例会におきまして平成32年度の新学習指導要領の完全実施に向けて整備していきたいという趣旨の答弁をしておりましたが、来年度はどのような整備をしていくのか、お答えください。 319 ◯議長(佐藤一仁君) 小川教育長。 320 ◯教育長(小川 晋君) お答えします。  議員御承知のとおり、新学習指導要領が小学校では平成32年度、中学校では平成33年度から始まります。その指導要領の中に学校のICT環境整備、ICTを活用した学習活動の充実を図るということが述べられております。  これに対しまして町では無線LANの整備やタブレット導入など、教育ICT環境整備に向けてどのような対応が必要であるか早急に見極めるため、町の学校情報教育研究会とともに本年度より検証を重ねているところであります。  具体的に申し上げますと、まず無線LANの整備やタブレット導入にかかわる経費の調査を進めているほか、2つ目にはタブレットのソフトやハードに関して管理ソフトや学習支援ソフトの情報収集をはじめ、それらのソフトが円滑に動作するタブレット端末の機能などの調査。3つ目にはタブレットの活用やプログラミング教育に関して先進校での活用状況の視察をはじめ、業者を招聘してデモ体験による情報収集を、4つ目にはタブレット導入に向けてのタブレットの管理運営計画案の作成などであります。これらの内容を十分研究し尽くし、早急に活用の方向性を決定したいと考えております。  議員御質問の来年度はどのような整備をしていくかにつきましては、今ほど言いましたことをもとに、タブレット管理運営計画や小学校の各学年におけるプログラミング教育にかかわる年間指導計画の作成などを考えております。しかし、具体的な導入や環境整備の時期については決定はしておりません。  しかしながら、教育ICTの的確な活用と適期の導入が必要であり、新学習指導要領の完全実施に対応すべくしっかりとその環境を整えてまいりたいと考えております。  以上です。 321 ◯議長(佐藤一仁君) 6番 中瀬淳哉君。 322 ◯6番(中瀬淳哉君) 再質問させていただきますが、時間もあまりないので、すぐお聞きしたいというふうに思いますけれども、研究を重ねておられるというのは非常によくわかるんです。今年度から研究を重ねているというのはすごくよくわかるんですが、実際に導入していくためにはどうすればいいのかということは予算も必要になってくると思います。今、経費について少しお話しされたと思いますけれども、具体的にどれぐらいの経費がかかるかというのは今のところわかっているんですか。今経費の調査もされたというふうに聞けたので、もしわかれば教えていただければと思います。 323 ◯議長(佐藤一仁君) 経費について、これは小川教育長。 324 ◯教育長(小川 晋君) LANの整備、あるいはタブレット端末は何年間リースでどれくらいかということについては、一応頭の中に業者から聞いたような気がいたしております。
    325 ◯議長(佐藤一仁君) 明確には答えられませんか。  6番 中瀬淳哉君。 326 ◯6番(中瀬淳哉君) はっきりとは言えないのが現状かなというふうに思いますが、やはり無線LANの整備、タブレットの整備に関しましても予算というものがついて回るということであります。  国のほうでも文部科学省のほうからどういった補助金が出てくるのかというのが今のところは見えない状況なんじゃないかなというふうに思いますが、総務省のほうとかでもそういったICTに関しては力を入れているというふうに思いますので、またその辺の情報収集等もしっかりしていただきまして、そういったところから予算を引っ張って教育ICTの整備を進めていってほしいなというふうに思っております。  以上で一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。        ───────────────────────── 327 ◯議長(佐藤一仁君) 以上で本日の日程を終了し、閉議いたします。  残る町政一般に対する質問は、明日13日木曜日、午前10時から続行いたします。  本日はこれにて散会いたします。  議員並びに当局には長時間にわたり大変お疲れさまでございました。  午後 5時10分 散会 Copyright (c) Nyuzen Town Assembly. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission....