• ”自然環境の原点””1次産業があるがゆえに成り立っている”(/)
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  1. 入善町議会 2005-06-01
    平成17年第23回(6月)定例会(第2号)  代表・一般質問


    取得元: 入善町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    トップページ 検索結果一覧 使い方説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成17年第23回(6月)定例会(第2号)  代表・一般質問 2005-06-13 文書・発言移動 文書 前へ へ 発言 前へ ヒット発言 前へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 163 発言 / ヒット 0 発言 すべて発言・ヒット発言表示切り替え すべて発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェック一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1◯議長元島正隆君) 選択 2 :  ◯議長元島正隆君) 選択 3 :  ◯5番(廣瀬喜代志君) 選択 4 :  ◯議長元島正隆君) 選択 5 :  ◯町長米澤政明君) 選択 6 :  ◯議長元島正隆君) 選択 7 :  ◯商工水産深層水課長笹島春人君選択 8 :  ◯議長元島正隆君) 選択 9 :  ◯5番(廣瀬喜代志君) 選択 10 :  ◯議長元島正隆君) 選択 11 :  ◯町長米澤政明君) 選択 12 :  ◯議長元島正隆君) 選択 13 :  ◯5番(廣瀬喜代志君) 選択 14 :  ◯議長元島正隆君) 選択 15 :  ◯建設課長(小森九仁夫君選択 16 :  ◯議長元島正隆君) 選択 17 :  ◯5番(廣瀬喜代志君) 選択 18 :  ◯議長元島正隆君) 選択 19 :  ◯建設課長(小森九仁夫君選択 20 :  ◯議長元島正隆君) 選択 21 :  ◯5番(廣瀬喜代志君) 選択 22 :  ◯議長元島正隆君) 選択 23 :  ◯助役(本多良久君) 選択 24 :  ◯議長元島正隆君) 選択 25 :  ◯5番(廣瀬喜代志君) 選択 26 :  ◯議長元島正隆君) 選択 27 :  ◯町長米澤政明君) 選択 28 :  ◯5番(廣瀬喜代志君) 選択 29 :  ◯議長元島正隆君) 選択 30 :  ◯4番(西尾政巳君) 選択 31 :  ◯議長元島正隆君) 選択 32 :  ◯町長米澤政明君) 選択 33 :  ◯議長元島正隆君) 選択 34 :  ◯助役(本多良久君) 選択 35 :  ◯議長元島正隆君) 選択 36 :  ◯健康福祉課長(鍋谷良和君) 選択 37 :  ◯議長元島正隆君) 選択 38 :  ◯農政課長(浜田洋次君) 選択 39 :  ◯議長元島正隆君) 選択 40 :  ◯税務課長(金沢俊幸君) 選択 41 :  ◯議長元島正隆君) 選択 42 :  ◯4番(西尾政巳君) 選択 43 :  ◯議長元島正隆君) 選択 44 :  ◯総務課長(中島博之君) 選択 45 :  ◯議長元島正隆君) 選択 46 :  ◯4番(西尾政巳君) 選択 47 :  ◯議長元島正隆君) 選択 48 :  ◯税務課長(金沢俊幸君) 選択 49 :  ◯議長元島正隆君) 選択 50 :  ◯4番(西尾政巳君) 選択 51 :  ◯議長元島正隆君) 選択 52 :  ◯税務課長(金沢俊幸君) 選択 53 :  ◯議長元島正隆君) 選択 54 :  ◯4番(西尾政巳君) 選択 55 :  ◯議長元島正隆君) 選択 56 :  ◯商工水産深層水課長笹島春人君選択 57 :  ◯議長元島正隆君) 選択 58 :  ◯4番(西尾政巳君) 選択 59 :  ◯議長元島正隆君) 選択 60 :  ◯健康福祉課長(鍋谷良和君) 選択 61 :  ◯議長元島正隆君) 選択 62 :  ◯4番(西尾政巳君) 選択 63 :  ◯議長元島正隆君) 選択 64 :  ◯助役(本多良久君) 選択 65 :  ◯議長元島正隆君) 選択 66 :  ◯4番(西尾政巳君) 選択 67 :  ◯議長元島正隆君) 選択 68 :  ◯税務課長(金沢俊幸君) 選択 69 :  ◯議長元島正隆君) 選択 70 :  ◯議長元島正隆君) 選択 71 :  ◯8番(九里郁子君) 選択 72 :  ◯議長元島正隆君) 選択 73 :  ◯町長米澤政明君) 選択 74 :  ◯議長元島正隆君) 選択 75 :  ◯教育長(米島秀次君) 選択 76 :  ◯議長元島正隆君) 選択 77 :  ◯学校教育課長(小森 裕君) 選択 78 :  ◯議長元島正隆君) 選択 79 :  ◯健康福祉課長(鍋谷良和君) 選択 80 :  ◯議長元島正隆君) 選択 81 :  ◯商工水産深層水課長笹島春人君選択 82 :  ◯議長元島正隆君) 選択 83 :  ◯建設課長(小森九仁夫君選択 84 :  ◯議長元島正隆君) 選択 85 :  ◯8番(九里郁子君) 選択 86 :  ◯議長元島正隆君) 選択 87 :  ◯町長米澤政明君) 選択 88 :  ◯議長元島正隆君) 選択 89 :  ◯8番(九里郁子君) 選択 90 :  ◯議長元島正隆君) 選択 91 :  ◯町長米澤政明君) 選択 92 :  ◯議長元島正隆君) 選択 93 :  ◯8番(九里郁子君) 選択 94 :  ◯議長元島正隆君) 選択 95 :  ◯健康福祉課長(鍋谷良和君) 選択 96 :  ◯議長元島正隆君) 選択 97 :  ◯2番(東狐 和君) 選択 98 :  ◯議長元島正隆君) 選択 99 :  ◯町長米澤政明君) 選択 100 :  ◯議長元島正隆君) 選択 101 :  ◯学校教育課長(小森 裕君) 選択 102 :  ◯議長元島正隆君) 選択 103 :  ◯健康福祉課長(鍋谷良和君) 選択 104 :  ◯議長元島正隆君) 選択 105 :  ◯住民環境課長(西田義嗣君) 選択 106 :  ◯議長元島正隆君) 選択 107 :  ◯2番(東狐 和君) 選択 108 :  ◯議長元島正隆君) 選択 109 :  ◯企画財政課長(大木宏二君) 選択 110 :  ◯議長元島正隆君) 選択 111 :  ◯2番(東狐 和君) 選択 112 :  ◯議長元島正隆君) 選択 113 :  ◯教育長(米島秀次君) 選択 114 :  ◯議長元島正隆君) 選択 115 :  ◯2番(東狐 和君) 選択 116 :  ◯議長元島正隆君) 選択 117 :  ◯助役(本多良久君) 選択 118 :  ◯議長元島正隆君) 選択 119 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 120 :  ◯番(佐藤一仁君) 選択 121 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 122 :  ◯町長米澤政明君) 選択 123 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 124 :  ◯企画財政課長(大木宏二君) 選択 125 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 126 :  ◯建設課長(小森九仁夫君選択 127 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 128 :  ◯商工水産深層水課長笹島春人君選択 129 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 130 :  ◯番(佐藤一仁君) 選択 131 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 132 :  ◯助役(本多良久君) 選択 133 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 134 :  ◯番(佐藤一仁君) 選択 135 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 136 :  ◯建設課長(小森九仁夫君選択 137 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 138 :  ◯番(佐藤一仁君) 選択 139 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 140 :  ◯助役(本多良久君) 選択 141 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 142 :  ◯番(佐藤一仁君) 選択 143 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 144 :  ◯2番(中瀬範幸君) 選択 145 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 146 :  ◯町長米澤政明君) 選択 147 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 148 :  ◯農政課長(浜田洋次君) 選択 149 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 150 :  ◯2番(中瀬範幸君) 選択 151 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 152 :  ◯農政課長(浜田洋次君) 選択 153 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 154 :  ◯2番(中瀬範幸君) 選択 155 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 156 :  ◯農政課長(浜田洋次君) 選択 157 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 158 :  ◯2番(中瀬範幸君) 選択 159 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 160 :  ◯助役(本多良久君) 選択 161 :  ◯副議長(上野 等君) 選択 162 :  ◯2番(中瀬範幸君) 選択 163 :  ◯副議長(上野 等君) ↑ ページ先頭へ 本文 ▼最初ヒットへ (全 0 ヒット1: 議事経過  午前0時00分 開議 ◯議長元島正隆君) 皆さん、おはようございます。ただいまより本日会議を開きます。  日程に先立ち、先般話題となりました軽装化運動いわゆる「クール・ビズ」入善町議会として取り組み、議会運営委員会で協議され、その結果、報告を受けましたのでお知らせいたします。  まず、本会議であります。本会議については、これまでどおりネクタイを着用することとし、シャツについては、長袖、半袖及び上着着用については、皆様判断にお任せをするものであります。  また、全員協議会、委員会におきましては、すべて「ノーネクタイ、ノー上着」として取り組むものであります。  地球温暖化防止運動一環として、議員及び職員皆様には御協力をお願い申し上げたいと思います。        ─────────────────────────           町政一般に対する質問 2: ◯議長元島正隆君) それでは、これより本日日程に入ります。  町政一般に対する質問を行います。  私手元に質問通告おります。  順次質問を許可いたします。  まず初めに、2世紀会を代表し5番 廣瀬喜代志君。  〔5番 廣瀬喜代志君 登壇〕 3: ◯5番(廣瀬喜代志君) おはようございます。それでは、第23回入善町議会定例会におきまして、2世紀会を代表いたしまし質問をさせいただきます。  まず総務関係。北陸新幹線開通化見通しつき、まちづくり、在来線問題にどのような考えで取り組むか。北陸新幹線開通、今町取り組んでいる入善スマートICに何を期待し、どのようなまちづくりを行うか。平成大合併現状をどのようなとらえ方をしているか。現在方針を堅持するなら、なお一層、将来展望に取り組む必要があると思われる、町長考えは。  まず、新幹線問題から入ります。  40年近く年月をかけ取り組んでおりました北陸新幹線富山・金沢間本格着工になり、いよいよ平成26年度末に開通することとなったと聞いおります。私懸念いたします問題中に、0年間に果たしてこの少子高齢化社会進展、あるいは産業の構造変化いかなることになるかということを非常に気にしているわけでございます、特に高齢者問題はその時代になりますと3,300万人を突破するというような、いわゆる活力に問題がある時代になっていることであります。しかし、今私ども県民から、いわゆる北陸地方においては、40年前そのまま考え方を持っ、非常に夢と希望を前面に出しおります。
     今、町としても、新幹線開通口でございます黒部方面では本格的な工事始まっおります。けさ、私は、この議会に出席する前に、新幹線駅予定地でありますあの現場に9時に立ちまし、それから車で出発いたしました。小摺戸と黒部と境界に入ったは5分過ぎでございます。それからまた車で、今盛んに高速道路インターチェンジを希望しおります場所ほうに参りますと、約9分でございますね。それで、今度、役場へ到着した2分なんですね。距離にしましたら約2キロです。私は、非常に近いし、いろいろと考える問題点があるなということを痛切に感じました。  今、非常にいろいろと御苦労なさっ、いよいよ開通ということになっおります、先ほど申しましたように、一つ視点というものを考えみなければならないということでございます。  それと、開通後、現在在来線を第三セクター方式によって運営しようと、このようになっおります。いわゆる町顔なんです。今、まだ入善町は、在来線駅を中心に、都市計画であろうと、まちづくりであろうと、相当大きな力を入れていることは否めない事実でございます、現実にあのような工事現場を見実際に走っみますと、0年と言いましも非常に短こうございます。それと、前倒しをしたいという考え方でございますので7~8年なり、そういうことだと思います。そうした場合、今取り組もうしているとき、この問題については、いわゆる第三セクター方式、この町は、約2キロほどあるのではないですか。海岸線と同じくらいでございますから。そういう中、今、在来線それをいかに生かし、先ほど申し上げました高齢者方々とかそういう人たちに、交通網整備とかそういうことで町としてどのように生かすかということ、これは大きな問題になると思います。その点で、ひとつまた町長御見識をお伺いしたいと思います。  それと、今、町はインターチェンジ活性化に大きな影響があると判断し、町長以下全力投球をし、スマートインターチェンジ社会実験に取り組んでおいでになります。北陸地方整備局管内で成績は非常によろしいようでございます、お聞きしたいでございます。高速道利用者や経済的に一応メリットがあると考えられる、この実験を終えから、どのような経過をたどり建設方向へ進むかお答えを願いたいあります。ただ単なるETCを取りつけ、ひとつ協力しくれんかと。気ついみると、道路公団天下り役人ためにプラスになっているようなことになりはしないかなんていう、非常にげす勘繰りみたいなことを思いますけれども、これも重要な問題かと思います。果たして今一生懸命に町は取り組んでおって、それ、実験終わったらつ建設され、町はそのときにどういう財源を持っ取り組んで、それは要するにメリットがあるかわりにデメリットも十分に考えられると。暗い話をするわけではございませんけれども、そのように双方点から、ひとつ真剣にお考えを願いたいと思うあります。  これら問題は、新幹線開通、在来線問題、インターチェンジ設置にしも、いわゆる我が田へ水を引く発想であり、これらはやはり陰と陽を常に考え真剣に取り組んでいただきたいということをつけ加えおきます。  それと、今盛んにテレビでも、各地インターチェンジはともかくとして、新幹線第三セクター問題について放映をしおります、御承知ように日本全国に数多くもの生まれおります、ほとんど壊滅的な状態になっおることは否めない事実であります。私は、そういう点も、米澤町長以下優秀なる執行部真剣に考え、町将来像に大きなプラスになっくれるものと期待をするものであります。  続い999年4月から始まりました平成大合併は、ことし3月末に失効した旧合併法に基づき、全国市町村数は、999年3月末3,232から2006年3月に,822に再編されるそうでございます。999年4月からこれまでに発足した市町村と来年3月までに合併予定と合わせると、新たに誕生するは557でございます。我が日本地図は40年ぶりに大きく様変わりすることになります。,822市町村内訳は、市が1999年3月末670から777に増える一方、町は,994から847に、村は568から98に減少いたします。,40市町村消滅するわけでございます。減少率は43.6%とすると聞いおるわけであります。  我が富山県におきましては、999年3月末に9市8町8村35市町村でありました。富山県は現在0市9町2村市町村に再編をされおります。さらに、2006年3月末には0市4町の15市町村までに減る次第であります。  我が町は現状維持を貫徹しました。しかし、総務省、合併進まなかった地域ほか、人口万人未満市町村も約500残っていることから、行財政基盤を強化するためにも合併は必要であると、このようなことを今申しているのあります。  4月日施行新合併特例法に基づき基本方針を定め、引き続き合併を推進する考えようであります、町長、あなたや議会一大決心をした方針に、今後、政策的にいろいろと問題生じるかと思います、あなた現在決意をお聞きしたいあります。  また、旧合併特例法と新合併特例法相違点をお聞きしたいあります。  続きまし産業経済関係といたしまし、海洋深層水問題に対して御質問をさせいただきます。  入善海洋深層水。海洋深層水とは、極地で深海溝に沈み込んだ海流長い年月をかけ滞留し、それ南下し富山湾固有水を形成する「宝水」と言われるものであると聞いおります。したがって、深層水化学組成は表層水化学組成とは異なり、含有するミネラル類は生命を誕生させるに重要な役割を果たした元素とされていて、その上に資源性豊かな水と言われるものであります。  この宝水を新しい資源「海洋深層水」で町活性化を目指すとして、当局、漁協、関係者懸命努力をしているのあります、平成0年12月に漁港高度利用活性化対策事業創設以来、宝水には現実的には成果見られないあります。  今日まで、海洋深層水利活用について取り組みを見ますと、町期待と夢、希望を持っ取り組んだ海洋深層水事業も、基本計画を策定しより既に8年目を迎えおります。深層水事業全体計画、水産業振興、新規産業活動振興、町イメージアップ事業、今日まで投資額は5億3,500万円であります。  この事業を成功させるために、関連道路網整備として、平曾川国道線に既に9億3,500万円を投じおります。皆さん方も御承知ように、途中まで、すばらしい道路環境といいますか、立派な道だなという気持ちおります。しかも、それ、残念と申しますか、いわゆる原資ないために、JR、県道と横断を残した80メートル未着工区間があります。建設課ほうでJRなりと見積もりをしましたところ、やはり莫大な3億円余りを必要とするということでございます。予算上から計画変更され、苦肉の策として、途中から北陸線と並行し在来道につなぐということになっおります。  この莫大な投資に対して、この対策は、まさしく政策上もこういうことになるとは予想もしていなかったかとは思います、あのルートを決めたときに、このこと既に、まさかここでああいうふうに直角に曲げるなんていうことは考えていなかったと思うんです、これは当初からあそこへ曲げ取りつける予定であっか、それもちょっと、いかなる理由であのようにしたかということです。そしてまた、あれをどのような形でつないでいくかということをひとつお答え願いたいと思います。  この前、建設課課長とお話をさせいただいおりましたら、新幹線開通し在来線第三セクターになったら改めて交渉するんだという非常に立派な考え方を持っおられましたので、なるほど、そういう手もあるのかなということを思っおりました、何か非常に難しい問題だということを気にしおります。  海洋深層水全体に対して、今日まで数々対策をしているのあります。今、御承知ように、先進地高知においては、995年(平成7年)10月から商品開発を民間企業と提携し、深層水なりを無償提供しながら、飲料水や化粧品、食品、塩などに利用進み、商品販売額が100億を突破したとお聞きをしおります。現在、国内には、最初は非常に少のうございました、今、7カ所、海洋深層水取水施設があるそうでございます。それぞれところで懸命に努力をしおいでになるのが現実でございます。  入善町海洋深層水は、全国で第9番目施設として注目をされスタートしたわけでございます。未知なる分野へ挑戦は年や2年で成果は上がらないとしても、年月は待つことなく、多く試練を与えおります。例えば今取り組んでいるアワビ養殖であります、条件悪い海水温2度から3度ものを7度まで昇温し養殖することに、自然の法則からし極めて不経済と言えるではありませんか。それと並行し、当初計画しおりました市場状況計画段階と大きな狂いを生じた。あるいは販売価格頭打ち、販路縮小、育てる経費増大、稚貝購入価格問題、このような悪条件中にも、深層水課職員、あるいは漁協もそれなりに努力はしおります。町長も非常に頭を痛め、真剣に取り組んでおいでになることはわかっおります。  しかし、この状況から脱出しないと、これ以上町税を、海洋深層水だからといっ、特別事業だからといっつぎ込むということは、町民感情からいたしましもとても許されない。真剣に考えいかなければならない。これは、今、町にしも、それをおやりいただいている漁協にしも、そのことを肝に銘じしっかりとやっいただかなければならない。  それと、今、アワビと昆布養殖について現実ようやくわかっきたんだと。漁協人たちも、いろんなことを紆余曲折しながら考えていると、アワビ生態なり、アワビというはこういうふうになったら育っいくんだなとかということは、失敗なりその経験から、ようやく明かりを見出したような状態だと言っおります。では、そのもので事業最後まで成り立つかというと、これはまた大きな問題であると思います。だから、これから町、漁協、研究機関等とスクラムを組んで新しい道を模索するということは、避け通れないということであります。  こういう問題多いあの場所に企業進出ございました。塩とにがり製造企業であり、特に塩製法について新しい技術を持っているんだということで、いろいろと期待されているようであります、成功を祈りたいものであります。  町当局に改めて問います、町は、海洋深層水というもの資源評価と、この事業に対する位置づけをどのように考えているのか。海洋深層水というは、町長おっしゃるように「宝水」だと。富山県知事にしも、海洋深層水には非常に力を入れおいでになります。しかし、いかなる考え方で、この資源をどのような位置づけで考えおられるかということは大きな問題になりますので、お答え願いたいと思います。  企業家へ基本的方向性で企業誘致に具体的な取り組みをしていますか。何かあの水という一つ資源を有効に。ただ塩とかにがりとか、そういうものだけしかないか、そういうこともひとつお考え願いたい。  それと、新規事業成功かぎと言われる研究開発に対する助成などに、今後どのような対応をしいくか。この大事業には、何と申し上げましも、御承知ように、やっぱりトップセールス、町長顔なんです。町長姿勢があって、そして取り組めば、この大問題であります海洋深層水事業にも道開けるではないかと思います、町長はこのトップセールスということに、「よし、自らやっみようか」という、今でもおやりになっています、そういう気持ちがあるかどうかということをお聞きしたい。  現在、商品化されている入善海洋深層水ミネラルウォーターは、どのように製造され、販売額やルートはどうなっているのか、これもお聞きしたいあります。  アサヒビールさん、海洋深層水を利用し、非常に大きな宣伝をしおいでになります。では、果たしてどれくらい海洋深層水をどのような形でお使いになっているのかというは、なかなかわからない問題です。これについてもお答え願いたいと思います。  本員はこの大事業に期待をし、ぜひとも、大変苦労したけれども、よかったなという笑顔を見たいあります。それなりには、責任を明確にし、あれ悪い、これ悪いでは解決になりません。熟慮し、責任ある答弁をお願いします。  それと、現在中断をしおります入善海洋深層水体験交流施設をいつおやりになるか。やめるか、進むか、この問題もひとつはっきりとお答えを願いたいでございます。  私は、この質問をするに当たりまして、一つ提案を皆さん方に、町長にやらせいただきます。  単なるアワビ、昆布養殖では、成果は非常に難しいではないか。多角的な利用を考えないと企業家が成り立たないではないか。トップセールスによる営業展開をやりながら、そして大手と提携をぜひとも考えいただきたい。旬、いわゆる本当海洋深層水、ミネラルウォーターとしてものどういうものかということですね。ただ、水に、いわゆる地下水に、すばらしい水だからといっ、それにちょっと混ぜミネラルウォーターと言っているようでは、やっぱり力がありませんね。迫力ないものですから、そのようなことを思います。それと、官民学共同研究開発。それには期間を決め、何月何日、今年中にひとつこういうことでこうなんだからという、いわゆる期間を決め成果を上げるというやり方をしたい。それと、町民皆さん方に、入善町にはこんなすばらしい町民おいでになりますから、町民皆さん方に一緒になっ考えいただくという英知を結集するということですね。  それと、とかく海洋深層水課笹島課長以下に、何をやっているんだということで責任ばかり多く、彼いくら頭よくも、一人ではとてもではないできない。いつも私顔を見ると青くなる。これはどういうことかなというと、そういう非常にまじめな職員でございます。そういうことで、町全体課長皆さん方も、やればできるという人たちばかりですから、どうかひとつ町を挙げこの問題に取り組む、職員からも知恵をかりやるという姿勢を見せいただきたい。とりわけ官民学うち、いわゆる学分野、皆様方御承知ように、既に大学なりあるいはいろんなところ知恵をかり、一緒に製品を開発したり取り組むという手法、今一つ流れになっおります。私は、そういう点で、インターネットなりいろんなことを利用しながら、一つアイデアを集積しこの事業に取り組んでいただきたいと思います。  私は、あえてこれに誹謗をつける話をしているのではなく、米澤町長ならできるという一つ信念を持っているから、私は声を大にしやっているんです。そして、きょうこちらにおられます職員課長なり皆さん方も、すばらしい頭を持っているはずなだから、笹島ため海洋深層水ではないということを、同じ飯野出身でございますのでひいきするわけではございません、そういうことでよろしくお願いをいたしまし終わります。ありがとうございました。 4: ◯議長元島正隆君) 米澤町長。  〔町長 米澤政明君 登壇〕 5: ◯町長米澤政明君) 皆さん、おはようございます。この壇に立っワイシャツでネクタイでというは初めてでございまし、ちょっと戸惑っおります。国方針ということで環境に配慮したいと思っおりますので御了解をいただきたいと、このように思っおります。  それでは、2世紀会を代表しての廣瀬議員御質問にお答えいたします。  まず、北陸新幹線開通と新幹線開業に伴ないJR西日本から経営分離され並行在来線駅となる入善駅、さらには入善スマートインターチェンジなど、入善町を取り巻く交通基盤変化する中、どのようなまちづくりを推進しいくかであります。  なお、入善インターチェンジにつきましは、現在、恒久設置に向け、町を挙げての実験に取り組んでおります。恒久設置を仮定し答弁させいただきたいと思っおりますので御了解いただきたいと、このように思います。  さて、北陸新幹線やインターチェンジは、住民生活利便性向上や経済活動活性化などによる定住人口増や地域力向上につながるものと、大いに期待しおります。また、並行在来線は、高齢化社会などを見通した地域生活利便性向上を図るため、新たなまちづくり契機と考えおります。  町は、現在まで、都市計画や幹線道路網計画などにより、JR入善駅を中心とした市街地形成を図り、町骨格形成を順次進めまいりました。今後、町玄関口入善駅からインターチェンジ、また新幹線新黒部駅と多極化しまいります。このことにより、それぞれ玄関口有機的に結びつき相乗効果をもたらすよう、都市計画や道路網計画見直し必要ではないかと考えおります。  また、一方、多極化による新たなまちづくり計画では、入善駅と入善インターチェンジを結ぶ線を都市軸として位置づけ、町玄関口機能を強化しいく構想を描いおります。具体的には、運動公園を中心とした、スポーツ・健康・福祉ゾーンと、中心市街地とを結ぶ南北軸に、快適な居住環境の中、交流機能拡充やにぎわい空間創出を図り、町玄関口としてふさわしい、活気にあふれるまちづくりを推進しいくものであります。  この構想を実現するため事業計画につきましは、今後、総合計画後期計画中で十分検証しまいる所存でありますので、議員各位御理解を賜りたいと思います。  次に、合併に関する御質問についてお答えいたします。  去る6月7日新聞紙上に見開きで「平成大合併による市町村変化」という記事大きく掲載されおりました。これによりますと、平成8年3月3日までに市町村が1,822となるということであります。富山県におきましては、35市町村現在2市町村に、さらに来年3月3日までには5市町村になります。市と、我が入善町ほか3町、1つ村ということであります。  このような合併進む中、私は、昨年、単独を選択いたしました。そして、町政執行基本として、「町持続的な発展と町民ニーズに的確に対応する行政」ということを掲げまいりました。  国交付税制度や税財政制度改革大きく影響することは、皆様御承知ことと思います。このような中で、町民ニーズに対応した町政を執行しいくには、行政組織スリム化を図るなど、行財政改革取り組み不可欠であります。この行財政改革取り組みは、私に課せられた大きな課題であると考えおります。このため、昨年、行財政改革町民懇談会を設置し、行財政改革大綱を策定し、実施をしおります。本年は、保育所や学校給食あり方などについて検討することにしおります。さらに将来町を見据え、町民目線に立った施策や地域活性化施策などを重点的に執行しいきたいと考えおりますので、皆様方御理解と御協力をよろしくお願いいたします。  また、一方、こうした中で、企業誘致によるサンリッツや入善海洋深層水製塩工場進出は、若者定住を図り雇用場を確保することできるということで、町発展大きなチャンスと確信しているものであります。  市町村合併につきまし、国では、市町村行財政基盤強化必要ということから、新合併特例法により合併推進を引き続き行っおります、私これまで一貫し言っおりますように、合併は避け通れない道だと思っおります。時期来れば、議員皆様や町民皆様に御相談を申し上げたいと考えおりますので、皆様御理解をいただきますようお願いいたします。  なお、残余御質問に対する答弁は担当課長からさせますので、よろしくお願い申し上げまし、廣瀬議員答弁とさせいただきます。 6: ◯議長元島正隆君) 次に、笹島商工水産・深層水課長。  〔商工水産・深層水課長 笹島春人君 登壇〕 7: ◯商工水産深層水課長笹島春人君) 廣瀬議員入善海洋深層水事業御質問にお答えいたします。  町活性化起爆剤と位置づけ、平成0年に入善町海洋深層水利用に取り組んでから、ことしで8年目に入りました。これまでに行っきた主な事業といたしましは、深層水取水施設や供給施設整備、漁業へ活用を図るため蓄養施設や養殖施設整備、さらには海洋深層水企業団地造成など、深層水関連事業として主なものであります。  現在、全国には7カ所深層水取水施設整備されおります、これまでに本町実施しきた深層水事業ほとんどは、アワビ養殖など、全国に先駆け取り組んだ事業であります。したがって、思考錯誤を繰り返しながら進めきた経過もあり、決して順調に進んできたとは言えません。特にアワビ養殖事業につきましは、昨年度は生育不良や斃死など問題起きたため、町ではその原因特定など対応として、厳しい財政状況中ではあります、入善漁協に補助を行うなど、町としても精いっぱい支援をしているところであります。  このような中で、昨年から試験的に行っているコンブ養殖につきましも、えさとして、あるいは商品として供給にめどついたため、今年度は5つ水槽を増やしいく予定であると伺っおります。  なお、入善漁協からは、平成7年度アワビ養殖計画について、まず販売先をしっかり押さえおいた上で、どれだけ量を養殖しいくかという計画を立ていくといったことも伺っおります。また、生産量につきましは、昨年から取引のある宇奈月ホテルをベースに、新たに、今年春から引き合いのある近隣温泉、さらには地元料理店、住民方々などへ販売量を想定しているそうであります。  地元食材にこだわった特産物で県内外お客様に満足感を与える戦略こそ、地産地消の原点あると思っおります。町といたしましも、漁協と連携を図りながら積極的なPR活動を図ることはもちろんであります、私ども自ら足を運んで深層水あわびPRも行うように取り組んでまいりたいと考えおります。  アワビと昆布以外にも何か養殖できないかというような話もあるわけであります、寒い地域で生息するウニ、あるいはガゴメコンブ養殖なども可能性ないわけではありません。しかし、あれもこれもやるというではなく、現在行っているアワビ養殖と昆布養殖にいま一度集中し取り組みながら、別角度で、新たな入善ブランドを目指した商品開発に向けた研究をしまいりたいと考えおります。  アワビには、古くから精力減退、動脈硬化、高血圧、視力低下などに効果があると言われおります。事実、グルタミン酸やグリコーゲン、カルシウム、ビタミンB・B2、こういったもの豊富に含まれおりまし、疲労回復や美容にも効果があるようであります。例えば元気づくり特効薬として深層水アワビをPRできるように、県内外研究機関などに働きかけるとともに、また入善町郷土料理一つとしてアワビ料理を取り入れられないかなど、新たな付加価値をつけいくためプログラムを開発することも、重要な販売戦略一つではないかと考えおるところであります。  なお、ミネラルウォーター製造会社につきましは、現在、町内町外社ずつ、2つ会社ございます。「入善海洋深層水」というネーミングで販売しているミネラルウォーター、あるいは「深海遊夢」という名称で販売しているという2つものございます。私どもも、町PRも含め、これらものを大いに活用しいきたいと思っおるところであります。  今後は、飲料水、食品加工のみならず、健康分野などについても研究できないか検討しまいりたいというふうに思っおります。  あるいは、資源効果と位置づけということにつきましも、全国的には取水施設は増えおるわけでありますけれども、交通利便性でありますとか工業県である富山県技術力など、深層水を生かすためバックグラウンドは非常に有利なものがあろうかというふうに思っおります。これらも最大限に取り入れながら、町活性化に向けた一つにしいきたいと思っおりますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、入善海洋深層水体験交流施設についてお答え申し上げます。  体験交流施設につきましは、建設場所や施設整備内容、経営や運営体制、採算性など課題があることから、昨年12月に事業先送りを決定したことは御存知とおりであります。この事業を再開するには、これら幾つか課題を解決することはもちろんであります、この事業必要性も含め、町民皆さん理解を得ること前提になるものと思っおります。さらに、新たな財源確保についても、検討しいかなければならないと思います。  高齢化に伴う医療費増大に歯どめかからぬ現状を考えますと、深層水を利用した体験交流施設でより積極的な運動を行うことで、体健康はもちろん、心健康にも結びつく施設整備必要と考えます。議員御提唱「ぴんぴんころり」実現に向けた取り組みに努めたいものであります。  また、熱交換など、代替エネルギーなど課題整理も行いながら、民間活力による施設整備も選択一つに加え、後期総合計画中に盛り込むかも含めた検討をしまいりたいと、このように思っおります。  水産業振興と新規産業活動振興、そして町イメージアップ3本柱を融合させ、相乗効果を生み出すために、深層水事業さらなる飛躍を図っいく予定でおります。今後とも御理解を賜りますようにお願いを申し上げ、答弁とさせいただきます。 8: ◯議長元島正隆君) 廣瀬議員。 9: ◯5番(廣瀬喜代志君) 町長お言葉を期待しおったんです、代理であります笹島課長今答弁なさったんです、一字一句間違いございませんか。町長おっしゃることだという受けとめ方をしよろしゅうございますね。 10: ◯議長元島正隆君) 米澤町長。 11: ◯町長米澤政明君) 一字一句と言われますとちょっと困るんですけれども、概ねそのようにやりたいと、このように考えおります。 12: ◯議長元島正隆君) 廣瀬議員。 13: ◯5番(廣瀬喜代志君) それと、建設課長でよろしいんです、あそこ、ひんまげたあの道路は、どういうふうに考えいく。あのままでずっと永久転廃かね。ちょっとお答え願いたいと思います。 14: ◯議長元島正隆君) 小森建設課長。 15: ◯建設課長(小森九仁夫君) 平曽川国道線を結ぶ件でございますけれども、この道路整備につきましは、海洋深層水施設をはじめまし、あと海岸沿いその他施設アクセス道路ということで計画されきたわけですけれども、あと残りは、JR横断あるいは県道横断ということで800メートル余り残しおるわけでございます、先ほど議員もおっしゃられましたとおり、この間につきまし、費用約十数億近くかかるということから、やはり早急には非常に難しいと考えおります。  また、新幹線平成26年に一応操業開始ということで計画されおります。その中で、在来線ことにつきましては、まだはっきりはしおりませんけれども、全国的な例を見ますと、やはり第三セクターあたりをつくり運営ということになろうかという思いはございます。その中で、町も当然その場合には参画ということになるではなかろうかと考えられます。そのときにおいて、横断方法について、またほか横断方法ということを考えられないかということも考えおりまし、いましばらくですとめまし、あと、今せっかくここまで整備されおります道路でございますので、その利用効果を上げるということから、県道小摺戸芦崎線、踏み切りにはちょっと問題ございますけれども、その間、整備されおりますので、とりあえずその道路に取りつけまし、皆さん方利用をお願いしたいというふうに考えているところであります。一応、平成8年度に県道には取りつけたいというふうに考えおります。  以上でございます。 16: ◯議長元島正隆君) 廣瀬議員。 17: ◯5番(廣瀬喜代志君) そうしますと、平成8年度に取りつけるとなれば、まだ実際問題、何年間という見通しというものは、ほとんど立たないということですね。私は、もしかしてそれをやるだったら、何年計画かにおいて何とかならないかという。あのまま、あんな立派な道を途中でとめ、浄蓮寺横にも何かそういうようなところがあったり、あまりいい話ではないんじゃないですか。やっぱりやろうとして知恵を絞っ何かやらないと、あんな立派な道をやっおって直角に行くだったら、あれ、必要なかったではないかという考え方も出くるんです。 18: ◯議長元島正隆君) 小森建設課長。 19: ◯建設課長(小森九仁夫君) 今計画路線でございますけれども、これにつきましはJRとも協議を進めおるわけでございますけれども、なかなか時間かかるということもございます。   また、何遍も申し上げますけれども、在来線今後検討もされるということでございますので、その後に、その後といいますか、新幹線を運用する2、3年前あたりに在来線ほうで検討されると聞いおりますので、その中あたりでまたひとつ検討しいきたいと思っおりますので、よろしくお願いしたいと思います。 20: ◯議長元島正隆君) 廣瀬議員。 21: ◯5番(廣瀬喜代志君) 大体、検討ということは、やらないということじゃない。大抵、善処する、やらないとか、そういうことじゃなくし、やっぱり何とかどうだとかいう積極的にいかんとですね。そうでしょう。今、笹島課長、町長代弁か知りませんけれども、すばらしいことを言ったと。それにしても、そういう条件環境がそろわないと、やっぱりできないんじゃないですか。そういう点も考えいただきたいと。  それと、スマート実験を今やっていますね。実験終わっから、この後どうなる。実験は7月にやめるんでしょう。それからどういうふうなことになっいくか。ETCばっかり買わされ、いろいろとね。そういう点を、道路公団に何を言われ、おだてられただやっているのではないかという、夢とそういうものと全然バランスとれなくなりますよ。 22: ◯議長元島正隆君) 本多助役。 23: ◯助役(本多良久君) スマートICに係る実験後ことであります、私ども、正直言いまし、今大きな課題でございます。といいますは、今現在実験中でございまし、7月25日で一応実験区切りをつけるわけであります、私ども、正直言いまし、予想以上利用者通ることを思っています。といいますは、逆に言いますと、町民皆さんニーズがあったと。インターに対するこれから利用について、町民皆さん非常に常日ごろ思っていかなというのが、正直言いまし出たこの数字でございます。ちなみにきょう現在、土曜・日曜は若干少なくなるんですけれども、やはりコンスタントに500台以上をキープしているというのが現状でございます。  そのことを踏まえ、先日も新聞紙上にも出おりましたけれども、どちらかというと、新潟方面は行けない、あるいはまた制限された車両中で大体500台を保っているというは、正直言いましハンディを抱えながらスタートでございましたけれども、実質的には、今26カ所全国でやっおるわけであります、少なくとも私どもはトップクラス成績を上げているのかなと、こう思っています。  そこで、問題は、数字的にはそういう町民皆さん期待があるわけでございますので、今後、本格インターに向け住民皆さんと一緒になっ頑張っいきたいなと思っおります。  ただ少し、追い風ではありません、ちょっと向かい風おります。といいますは、知っおられるとおり、10月日から民営化になるというのが我々にとって少しマイナス面かなと、こう思っています。国交省ほうへ、あるいはまた県皆さんと話をする段階で、なかなか先見えないと。国交省ほうも、10月日から民営化になるではないかとおっしゃいますと、私ども正直言いまし、実験は実験で終わっ本格につながらないかということを、先日も北陸整備局で申し上げきました。そういう意味では、何とか本格インターに向けぜひ頑張っいきたいと思っおりますし、また議員皆さん力をぜひおかりしたいと、こう思っています。  ただ、費用負担につきましは、これからになろうかと思っおります。高速以外管理以外ところについては、あと負担はやむを得ないかなと思っおりまし、そのことも含め、また皆さん御理解、御協力を賜ればと思っていますので、よろしくお願いします。 24: ◯議長元島正隆君) 廣瀬議員。 25: ◯5番(廣瀬喜代志君) では、最後に町長、海洋深層水ほうで、私ども今まで、議会としても、町としても、成功させるために入善漁協に対しまして相当な力をかしやっまいりました。それで、今大事なことは、私は何を言わんとしているかというと、さっき僕言ったように、どうしても途中でやめるわけにいかないですから、そういうときに、町はこれからもありとあらゆる方法をとっでも応援する、成功させるんだという、いわゆる資金援助なりですね。いや、そういうわけにいかん、これは何かひとつこれでばすっと切っ、独自努力をしもらわなきゃならんという、ここに大きな一つ問題があると思うんですよ。だから、そういう点で、やっぱり責任を持っお互いにやっいくんだと。私たちは、行政として、そういうものについて応援はするけれども、要するに、ある程度投資をしでも成功しなきゃならんという決意なか。まてまて、この前もああいう応援をしただから、これでやらないんだということなか、それをちょっと最後にお答え願いたいと思います。 26: ◯議長元島正隆君) 米澤町長。 27: ◯町長米澤政明君) 大変ありがたいお言葉だと思っおります。  町は、この事業については、私もこの事業に取りかかるときには命をかけやりたいとこのように思っおりますし、これからも十分に漁連さん、また町、議員皆さんと話をしながら、必要になれば投資をしながら、そして前向きに検討しいきたいと考えおります。どうか皆さん方御協力をいただきますように、よろしくお願いしたいと思います。 28: ◯5番(廣瀬喜代志君) ありがとうございました。 29: ◯議長元島正隆君) 次に、政策フォーラムを代表されまし4番 西尾政巳君。
     〔4番 西尾政巳君 登壇〕 30: ◯4番(西尾政巳君) 久しぶりに質問機会を得まし、ちょっと上がり気味なものですから、水を一杯飲みます。  では、通告に従いまして、5問質問いたします。  まず、公表されました地価調査結果、特に地形よく似おります滑川市と入善町比較について質問いたします。  私は、先日、とある会合で、ある先生話を聞くことがありました。その先生話は「日本国限界」についありました。日本は、人口増も限界で減りますし、借金すること、すなわち国債を発行することももう限界であるから、今後は経験したことないマイナス成長続くという内容、だんだん悪くなる話を聞いまいりました。  そこで、来年はたしか固定資産評価替え年であると聞いおりますので、公表されました地価調査について質問いたします。  公表されました地価は、入善町は、平均で2~3%、平成5年度に対して平成6年度は下がっおりました。町はどう評価されますでしょうか。  それから、前々から滑川市地価は入善町から見ると安いという風評は立っおりました、調査公表を見ますと、なるほど滑川市は安い地価であります。入善町は左岸に黒部川があり、滑川市は右岸に早月川があります。入善町はJR駅も入善駅と西入善駅2駅があり、滑川市も東滑川駅と滑川駅2駅があります。その上、滑川には富山地方鉄道電車7駅もあります。すなわち越中中村駅、早月加積駅、浜加積駅、滑川駅、中滑川駅、西滑川駅、中加積駅です。それに高速正式インターチェンジ滑川にはあります。入善町には、残念ながら地鉄電車駅もなく、また正式インターチェンジもありません。地価は実勢価格をあらわしているとはいえ、将来性があるから入善町地価は滑川よりも高いでしょうか。住宅地、商業地ともに入善町高いは何原因でしょうか、お答え願います。  交通便は、確かに滑川市は入善町より便利であるはずです。魚津市へ勤めるにしも富山市へ勤めるにしも、滑川市は距離短く便利だと思うあります、人ロで約6,000人、世帯数で2,000も滑川多いにもかかわらず滑川地価安いはなぜか、わかれば御答弁願います。  地価高いということは、町発展性阻害要因と考えられます。町は地価高ければ固定資産収入増えると考えおられるか、お答え願いたいと思います。  次に、クマ対策と舟見山周辺開発整備構想について質問いたします。  今年も早々とクマによる被害報道されおります。昨年はクマ全国的によく出、2,234頭も捕獲や駆除なされたそうですね。私存じ上げおります方、昨年、魚津自宅裏でクマに襲われ大けがをなさいました。幸いメガネをかけおられたため目はやられなくよかったです、百何十針か縫われました。その方自宅は、魚津新しい国道8号バイパス00メートル山側家であります。スーパー農道、高速道路2つ大きな道路を渡っ、柿を取りにクマ来たことになります。まことにショックな出来事であります。  クマは、本州では陸王者であります、気小さく人に恐れ、そんな人里までは今まではあまり来なかったと思うあります。なぜクマ出るでしょうか。私思うには、えさを求めどんどん人里へ来るは間違いなく、人里に来れば殺されるかもしれんのに、腹減れば自然の摂理でえさを求め、危険を冒しも人里へあらわれるあると思われます。  クマ減る原因は何か、よく考えみる必要があると思います。私考えるところ、サル多くなり、クマとサルとえさ取り合い、原因一番ではないかと思うあります。サルは数でクマお先お先とえさを取るために、クマはついつい人里近くまでえさを求めることになると思います。  サル数は正確に把握されているのでしょうか。舟見におれば離れザルをよく見かけます。サルを少し間引きすればどうでしょうか。舟見では舟川より東側耕作はもう無理であり、耕作放棄田目立ちます。舟川総合開発進捗状況や舟見山周辺開発整備構想策定後活動状況も合わせ御答弁を願い、クマ対策もその中であれば入れほしいと思うわけでございます。  クマは単独で行動し、元来、大きな音を立て山に入れば、クマほう人を恐れるはずです。クマ、サル、人それぞれに共生でき、すみ分けできる考えを舟見山周辺開発整備構想に入れもらいたいと考える次第であります。名案があれば御答弁願います。  次に、個人情報保護法施行後対応について質問いたします。  ことし4月日から「個人情報保護に関する法律」全面施行されたことは、御案内とおりであります。町は各個人所得、資産、年金など、建前として毎年申告による税収入予測を立てているわけでございます、情報を収集し管理されているという性質上、税務課や健康福祉課などは個人情報、特に所得、年金、固定資産保有状態、過去病歴や現在健康状態など、個人に関するプライバシーと言えるところまで知り得る立場にあります。ゆえに、町民安心し生活できるまちづくりを進めるためにも、個人情報保護に関しては万全体制を整えおかなければならないと思うあります。  住民基本台帳閲覧制度についても、総務省では、閲覧制度については、請求事由厳格な審査など徹底を図っいく必要があると言っおります。また、総務省において個人情報漏洩は内部職員によること最も多いと言われおります。これからどう個人情報を守り、今までように安易に区長さんを使っアンケートをとったり生活状況を調査したりすることには支障出ると思われます、役場としてどう対処されるでしょうか。また、個人情報をどう完壁に保護されようとしているのか、手の内は明かされないかもしれません、人事異動面においても制約できるかもしれませんね。個人情報保護政策について、できる範囲で御答弁をお願いいたします。  次に、舟見ふれあい温泉地域交流ホーム運営について質問いたします。  5月末ごろ、入善町全家庭にこんなチラシ新聞チラシで入ったと思うあります。舟見ふれあい温泉は6月日より入浴料を50円値上げしリニューアルオープンしました。この舟見ふれあい温泉は、お肌つるつるになると評判で、年間約9万人利用される方があり、泉源は入善町町有地から湧き出たものであります。町当局もよく理解され、ソフトエネルギー社から、お湯利用量お買い上げ代金を補助され、町施設として残そうとする姿勢は高く評価するものであり、町民健康増進一環としてますます多く利用されることを切に要望するものであります。  しかし、開湯以来20年間も経過しますと、設備老朽化年々ひどくなり、修理費重むようになりますと運営も大変であるということは、町当局としてもおわかりになると思います。しかし群馬県草津温泉お湯から高価な金属、貴重な金属パラジウムとれると、今温泉全国的に注目を浴びています。町当局におかれましも、温泉からパラジウムとれるかどうか一度試したらどうか、お答えください。  それと、入善町唯一泉源であること貴重な財産を守り続けるべきであると考えます、どうでしょうか。  また、舟見ふれあい温泉は、改装前にアンケートをとりましたら、集客能力アップとして、せめて男性用野外露天風呂をつくっほしいという要望断然多く、町として天望露天風呂をつくり、町民健康を守り、より一層健康を増進させようという考えはおありか、お答え願いたいと思います。  また、島根県金城町では、温泉水に島根県花である「ボタン花」からとったエキスを加えた基礎化粧品を販売した例もあります。化粧品は海洋深層水からつくる塩より金額多く、売れるかもしれません。まさに夢多い温泉であると考えられますどうでしょうか、町当局御答弁をお願いいたします。  では、最後に、国、県へ町重点要望政策について質問いたします。  平成7年度要望として、町は国、県に対し、町民幸せために要望を数多く出しおられます。その要望実現ぐあいはどのようになっているのかという点で質問いたします。  私調べましたところ、国へ要望は、新しい事業として4事業、継続事業として9事業。また、県へは、新規事業として9事業、継続事業として8事業を要望しおります。そこで、重複しているところもあります、3事業も重点要望されおります。  国、県回答はどうなったでしょうか。今年できる事業、来年から継続事業などいろいろあると思うです、入善町は、野球バッターで言えば、この要望に対する回答強打者であっでしょうか。あるいはまた、空振り多い弱いバッターであっでしょうか、わかる範囲で御答弁願いたいと思います。  これで私質問を終わります。御清聴どうもありがとうございました。 31: ◯議長元島正隆君) 米澤町長。  〔町長 米澤政明君 登壇〕 32: ◯町長米澤政明君) 政策フォーラムを代表されての西尾議員御質問にお答えいたします。  個人情報保護法施行後対応について、お答えいたします。  最近、全く知らない業者からダイレクトメール届くなど、個人的な情報自分届かないところで扱われていると感じること多くあります。このように高度情報通信社会進展に伴い、個人情報利用著しく拡大していることから、個人情報適正な取り扱いに関する基本方針を作成することや、また、個人情報保護に関する施策基本となる事項を定めること。また、個人情報保護に関し地方公共団体責務などを明らかにすること。さらに、個人情報を取り扱う事業者守るべき義務などを定めること。そして、個人情報有用性に配慮しながら個人権利、利益を保護すること。これらことを目的とした個人情報保護に関する法律、本年4月日から全面施行されました。  町でも、本年4月に、個人情報保護について、基本事項を定めた条例を施行したところであります。この条例に基づき、職員を対象に個人情報保護について研修会を行い、法や条例遵守徹底と、住民皆様から個人情報を得る場合には、使用目的を明確に知らせる。その使用について、厳格に法律及び条例を守り、適切に取り扱うことを周知したところであります。  議員御指摘ように、町は町民個人情報を扱うことも大変多く、他事業所とは比較にならないくらい多く個人情報を持っているところでございます。これまでも町では、この法律施行以前から、個人情報は各担当部署でそれぞれ法律などに基づき、責任を持っ管理をしおります。また、担当以外職員、勝手に他部署情報を見ることできないようにもしているところであります。一方、住民基本台帳や選挙人名簿につきましは、閲覧という制度により、情報を広く開示するという法律で認められた制度があることも、議員御存知とおりであります。  しかしながら、この法律制度を悪用し、個人情報を不正に取得し、犯罪に利用するといったこと報道されると、私は、私を含め職員全員に、より厳格な個人情報取り扱いとその保護について、さらに高い意識を養成するため、個人情報保護に関する研修を継続しいかなければならないと考えおります。  本年は、国勢調査実施年であります、情報保護ため調査用紙を封筒に入れ、調査員に渡すなど、プライバシー保護に配慮した調査方法をとるということを聞いおります。  町におきましても、アンケート調査などを行う場合は、プライバシーや個人情報保護に十分配慮しいきたいと考えおります。  なお、残余御質問に対しましては、助役並びに担当課長から説明させますので、よろしくお願い申し上げまし、西尾議員答弁とさせいただきます。 33: ◯議長元島正隆君) 本多助役。  〔助役 本多良久君 登壇〕 34: ◯助役(本多良久君) 次に、国、県に対する重点要望実現状況について、お答えをさせいただきます。  国、県に対しまして、町主要事業や国、県行う直接的な事業などにつきまし、積極的に推進そして促進をお願いするため、毎年要望を行っおります。平成7年度事業重点要望といたしましは、国に対しましては3件、県に対しては27件要望を行っているところであります。国と県要望に対しましては、議員御指摘とおり重複しているものも相当数ございます。  事業採択あるいはまた事業採択に向けてのことを申し上げますと、国要望につきましは7割採択、あるいはまた採択用に国も準備をしているということになると思います。県要望につきましは、数字的には7.7、8割に近いというふうに思っおります。トータルでは7割5分ということになりましょうか。ただ、要望では、事業内容などもありまし、年度ごとに変更などを行っている事業もありますので、そういう事業を差し引きますと9割5分の採択、あるいはまた採択予定になろうかと思っおります。0割は難しいにしましも、9割5分という中で毎年やっ、昨年もそのような形で数字残っています。  これからも、議員皆さんとともに町を挙げ、熱意を持っ私ども取り組んでまいりたいと思っおりまし0割を目指すということは当然でございますけれども、皆さん方御理解また御支援を賜ればと思っおりますので、よろしくお願いいたします。  以上をもちまして答弁とさせいただきます。 35: ◯議長元島正隆君) 次に、鍋谷健康福祉課長。  〔健康福祉課長 鍋谷良和君 登壇〕 36: ◯健康福祉課長(鍋谷良和君) それでは、地域交流ホーム「舟見ふれあい温泉」御質問につきまし、答弁をさせいただきます。  ふれあい温泉は、御存じとおり、昭和60年に温泉湧出したことにより、町内で初めて温泉利用施設として、昭和63年にオープンしたものであります。施設建設並びに運営は、社会福祉法人舟見寿楽苑行っているところでございます。町としましては、高齢者をはじめとする健康・福祉向上や世代間ふれあい場、また地域人々と交流場として、多く町民皆さんに役立ていただきたいという観点から、建設や運営に係る支援策を講じているところでございます。ここ数年、ふれあい温泉利用客減少傾向にあるということでありますけれども、それでも年間約9万人方々利用されていることであり、健康・福祉や観光面など、舟見地域をはじめとする町全体活性化にとりましても依然として大きな比重を占めおりまし、町貴重な地域資源であると認識しおります。  さて、先ほど御質問がありました温泉さまざまな利活用につきましは、温泉水を原料とした商品開発など全国的には取り組まれているということは、存じているところでございます。ただし、こういった研究事業につきまし、町取り組むべきかどうかということございますけれども、民間主導で展開されているということ通常でございまし、本町におきましては今ところそのような研究があるということは聞いおりません。ただ、将来的にこういった温泉を利用した何らかの新規事業取り組みくるということでございましたら、町としてもそういったことにどのような支援できるか、検討しまいりたいと考えおります。  いずれにしましも、温泉持つ本来効果を考えますと、やはり今地域交流ホームように、住民皆さん健康増進や、ふれあい交流促進に活用されること、一番大切ではないかと考えおります。したがいまし、現在地域交流ホーム、もっと住民に親しまれ、利用されること重要であり、その意味では、運営主体であります舟見寿楽苑一層経営努力や創意工夫に期待するものでありまし、町としてもこれまでどおり支援を引き続き続けまいりたいと考えおりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、答弁といたします。 37: ◯議長元島正隆君) 次に、浜田農政課長。  〔農政課長 浜田洋次君 登壇〕 38: ◯農政課長(浜田洋次君) それでは、私ほうから、クマ対策につきまし御答弁申し上げます。  昨年は、県内各地でクマ出没非常に多くありました。そしてまた、人的被害も発生いたしていることは、記憶に新しいところであります。  町といたしましは、昨年教訓を生かしまし、猟友会、そして入善警察署と連携を密にし、クマ出る時期に備え、有害鳥獣駆除隊が18名おります、この8名を3班に分けまし、4月から舟見山を中心にクマパトロールを実施しおります。  現在ところ、幸いにも人的あるいは施設的にも被害は発生しおりません、既に2件目撃情報入っおります。  人的被害防止策といたしましは、住民皆様に対して注意を喚起すること非常に大切かと思っおります。その取り組みといたしまし、4月には、町、入善警察署と合同で、注意喚起チラシを2度にわたって入善町全域に配布いたしおります。さらに、舟見地区におきましては、区長会、猟友会合同でチラシを作成し配布をいたしおります。また、5月には、猟友会単独で会報を配布し、注意を呼びかけおるところであります。  サル生息状態につきましは、現在4グループ確認されおりまし、約200匹前後がいるものと思っおります。あるいはまた、単独で行動しているサルも数匹おるというふうに聞いおります。  サル駆除につきましは、猟友会皆さん、銃による駆除につきましは抵抗感があると。人間に非常によく似ているものですから、銃では撃ちたくないという考えを持っおられます。それで、目撃した場合には、銃音によりまして脅し、山奥へ帰しているというのが現状でございます。  また、稲作へ被害も目立っおります。特にこの2、3年前からだんだん目立つようになっきたかと思っおります。このような状況を踏まえまし、昨年より、猟友会協力を得まし、クマ、サル人里へ下りこないような対策として、奥山に実なる木植樹を実施しおります。今年度も、クマ最も活動する海抜400メートル以上奥山に植樹を予定しおります。この実なる木植樹によりまして、サルやクマ被害少しでも減ることを期待しているところであります。  しかし、有害鳥獣による人的被害につきましは、いつ起こるともわかりません。そういった意味で、今後も、住民皆様には、山へ入るときにはクマに対する注意を怠らないようにお願いいたしますし、また今後とも猟友会と連携を強化し、人的被害防止に努めまいりたいと思っおります。  以上でございます。 39: ◯議長元島正隆君) 次に、金沢税務課長。  〔税務課長 金沢俊幸君 登壇〕 40: ◯税務課長(金沢俊幸君) それでは、西尾議員、公表されました地価調査結果について質問にお答えいたします。  地価決定に当たっては、県あらかじめ住宅地、商業地、工業地別に各市町村にポイントを設定し、富山県不動産鑑定協会に鑑定依頼した価格をもとに、毎年価格決定をいたしおります。これら決定に当たっては、隣接道路条件、交通条件、公共施設等の環境条件、近隣売買実例などを斟酌しながら行っおります。  最も新しい昨年7月日現在価格昨年9月に新聞報道されおり、それを見ますと、本町全用途平均は平方メートル当たり5万円、前年対比マイナス7,000円、2%下落であります。一方、滑川市全用途平均は、平方メートル当たり3万4,000円、前年対比マイナス2,000円、5.6%下落となっおります。富山県は下落率全国位となったものの、全国的には下げどまり傾向見られます、本県はまだ底までいっていないと言えるかと思います。  なお、地価につきましは、土地は、衣服や食料品ように頻繁に取り引き行われるわけではなく、当事者間事情で価格左右されがちですので、一般土地取引する際売買価格を判断する目安として、この価格活用されているところであります。ただ、価格安ければ町に活気ないという側面も有りますし、ポイント設定状況違いもありますので、一概にほか市町と比較できないのが現状かと思っおります。また、土地調査価格動向により、税収にも大きく影響を与える側面もありますので、どうか御理解ほど、よろしくお願いいたします。 41: ◯議長元島正隆君) 西尾議員。 42: ◯4番(西尾政巳君) まず、個人情報保護法について質問いたします。  個人情報を守ることは、今町長お答えで大体わかったでございます、知り得た職員といいますか、役場職員から漏洩一番多いということを考えますと、いわゆる職員間異動にもある程度制約できるではないかと私述べたところでございます、職員人事異動制約についてどうお考えでしょうか、お答えください。 43: ◯議長元島正隆君) 中島総務課長。 44: ◯総務課長(中島博之君) まず、役場職員、あるいは公務員は全く一緒でございます、要は地方公務員法によって秘密を守る、知り得た情報をみだらに漏らしはならないということになっおります。これ点でございます。  そういう中で、当然、先ほど町長申し上げましたように、各部署において責任を持っ法律もとでこれを管理しているということでございます。そういう中で、現在、そういうことはないというふうに私は思っおります。当然、人事異動こともございます、そういうことより先に、こういった基本があるということだけ、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。  以上でございます。 45: ◯議長元島正隆君) 西尾議員。 46: ◯4番(西尾政巳君) 滑川と地価差について、再度質問しみたいと思います。  商業地において、滑川は、なるほど入善よりも活気ないかもしれません、平米当たり約2万2,000~3,000円があります。そうしますと、坪にしますと、3.3倍すればいいんですから、6万円から7万円差になっくると、かなり大きな地価評価差になっくると思います。  そこで、入善町は、来年度、固定資産税評価替えをするときに、果たしてそれだけ価値のあるところかということに対して御答弁願いたいと思います。 47: ◯議長元島正隆君) 金沢税務課長。 48: ◯税務課長(金沢俊幸君) 先ほども申し上げました、ポイント設定状況も違いますので、一概にほか市町と比較はできないのが現状かと思っおります。  それと、滑川と入善、どこポイントだったか調べみますと、入善ほう人口集中地区というか、密集地多くなっおります。それに比べまし滑川市ほうは、入善と比べ人口密集していない地域多くあると。そのようなことから、価格これだけ差になっきたかと、そう思っおります。  以上です。 49: ◯議長元島正隆君) 西尾議員。 50: ◯4番(西尾政巳君) もう一度、滑川市地価に対して質問しみたいと思っおります。  滑川市辰野といいますと、滑川駅東側住宅地です。そこ平米当たり2万9,000円です。それ、椚山住宅地にしますと4万6,000円。それだけがあるわけですね。だから、そのほかに、先ほど言いました交通弁、いろいろな面も考え、滑川と比較し入善町は評価高いか、税金高いか、その辺をはっきり答えいただきたいと思います。 51: ◯議長元島正隆君) 金沢税務課長。 52: ◯税務課長(金沢俊幸君) こちらほうでは、鑑定結果だけで、内容については把握しおりませんので、はっきりしたことは言えません、近隣売買実例など、これ一番大きな要素を占めていると、そういうふうに考えおります。  以上です。 53: ◯議長元島正隆君) 西尾議員。 54: ◯4番(西尾政巳君) またいずれ詳しく聞いみたいと思います。  では、クマ対策について質問いたします。  舟見山周辺開発整備構想に、会長は助役さんで、そうそうたるメンバーで、昨年3月までですか、会合を開かれたと聞いおるわけでございます、その後、昨年はクマよく出たものでございますから、ほか町村では、ブナだかと、ナラだとか、あるいはクリだとかを植林し、クマ来ないようにしおるということも聞いおります。それで、舟見山周辺開発に対して、そういうようなことを検討されたかどうか、ひとつお答え願いたいと思います。 55: ◯議長元島正隆君) 笹島商工水産・深層水課長。 56: ◯商工水産深層水課長笹島春人君) 舟見山周辺開発整備構想状況についでございます、県ほう舟川総合開発につきましは、概ね順調に進んでおる状況であるというふうに聞いおるわけであります。
     また、この構想につきましは、今ほど御指摘ように、平成4年度に舟見地区から地域活性化を目的に作成されたものございます。そして、町ほうに提案をされたところであります。平成5年度に町と舟見地区方々、あるいはアドバイザーなどを加え検討委員会を設立いたしまし、舟見山周辺開発整備構想を策定いたしおります。  御存じように、この構想につきましは、山里や水辺での自然環境を生かした整備を核にいたしおりまし、手づくり体験交流場をつくり出そうと。そういったもので、また舟見山堤あたりを含んだ整備を行っいこうという構想であります。また、この構想では、子どもからお年寄りまでが自然空間中で楽しみながら地域誇りとなるものを未来につなぐ、そういった体験交流場を基本理念として設定いたしおるわけであります。  こういった中で、クマとサルと共生というような構想を盛り込むということにつきましては、現状では特に考えていないといいましょうか、何かこの構想に対するものに盛り込むこと、少し無理があるようなことも危惧いたしおります。そういったことで、今後もより内容的には検討しいかなければならないと思っおりますので、よろしくお願い申し上げます。 57: ◯議長元島正隆君) 西尾議員。 58: ◯4番(西尾政巳君) では、ふれあい温泉ことについて質問しみたいと思っおります。  鍋谷課長課長ぐらいときに、ふれあい交流ホーム会合がありました。そのときに、実は役場福祉に関するような会合を、できればふれあい温泉広間ででも、和室ででもし、後、風呂へ入っもらうような会合も誘致できればしたいということがありました。その後、回も、実はないわけです。それで、役場として、運営は寿楽苑に任せただから用はないというでは、棒で鼻をかんだような返答ではなくし、社会福祉一環として、その施設を利用するような会合を持っほしいということも、あなた課長時代に要請したことは事実でございます。それが1回もないところに問題があるのでございます、今後、福祉関係会合を、2回でもいいですから、会合後、お風呂も利用しもらうような考え方とか、あるいは入浴券でサービスするとか、いろんなことがあると思うでございます、そういうようなことでふれあい交流ホームを利用しいただくことはできないものでしょうか、御答弁願います。 59: ◯議長元島正隆君) 鍋谷健康福祉課長。 60: ◯健康福祉課長(鍋谷良和君) 利用促進ために、いろいろ町も協力をしなければいけないというふうに認識をしおりますので、現在、老人クラブ等でも、年間活動中で、ゆっくりそこで温泉へ入っいただくような企画なども中に組み入れいったらどうかということも、話をしおります。  今、「元気わくわく教室」といいますか、いきいきふれあいサロンでございますけれども、年間中でそういったことについても活動対象として認めましょうというようなことも考えたりしおります。  その他、町できる範囲で引き続き協力しまいりたいと思っおりますので、よろしくお願いします。 61: ◯議長元島正隆君) 西尾議員。 62: ◯4番(西尾政巳君) 最後質問で、国、県要望に対して、助役さんほうで、7割5分という採択であったという御答弁があって、大変喜んでおるようなわけであります。それで、残り2割か2割5分ような重点要望、平成8年度にも引き続き要望されいくか、あるいは年度を追って実現に向かっされるか、その辺考え方をひとつ御答弁願いたいと思います。 63: ◯議長元島正隆君) 本多助役。 64: ◯助役(本多良久君) 先ほども御答弁申し上げたところであります、町といたしましは、毎年行っおりますし、当然、昨今このような経済情勢になればなるほど、私どもは行動しながらやっいかなければならんかなと思っおりまし、これからも町要望、あるいは国、県に対する要望も含め、当然やっいくべきものと、こう思っおります。  ただ、昨年採択にならなかった分、ことし、あるいはまた来年度に向け、例えばほか補助あるいは地方交付税など算入、そういうようなことになっ採択されるものも1つ出おりますので、そういう意味では、これからも継続事業を含め頑張っいかなければならんと思っおりますので、よろしくお願いします。 65: ◯議長元島正隆君) 西尾議員。 66: ◯4番(西尾政巳君) 最後に、地価下落傾向であることは事実であろうかと思っおります。来年地価見直しといいますか、いわゆる固定資産見直しに対して、税務課長はどういう考え方で来年されようとしているのか。現状ままでいくと、   地価はまだまだ下がるような気いたすです、どういうようなお考えであるのか、ひとつお聞かせ願いたいと思います。 67: ◯議長元島正隆君) 金沢税務課長。 68: ◯税務課長(金沢俊幸君) 質問にお答えします。  評価替え年です、その場合には、町独自で鑑定士に評価をお願いしおりまし、それをもとにし価格決定を行いたいと思っおりますので、どうぞ御理解ほどよろしくお願いします。 69: ◯議長元島正隆君) ここで暫時休憩いたします。  午後は時から開議いたします。  午前11時49分 休憩        ─────────────────────────  午後 時00分 再開 70: ◯議長元島正隆君) 休憩前に引き続き、開議いたします。  町政一般に対する質問を続行いたします。  日本共産党を代表し8番 九里郁子君。  〔8番 九里郁子君 登壇〕 71: ◯8番(九里郁子君) 日本共産党を代表いたしまし質問いたします。  さて、国会は9日に会期末を迎えます。小泉首相は、会期延長しでも郵政民営化法案を押し通そうとしおります。郵政民営化法案最大問題は、全国一律サービス義務づけられ、国民に安全・安心なサービスを提供している郵便貯金、簡易保険を廃止することにあります。現在、郵政事業はあまねく全国に設置された2万4,700郵便局ネットワークを通じて、住民日常生活に深いかかわりを持ち、国民生活に大いに役立っおります。民営化になれば、採算合わない地域で事業は撤退を余儀なくされ、地方切り捨てにつながっいきます。そうした懸念から、入善町議会も、昨年12月定例会で、「今後とも郵政事業現行国営公社として経営形態を堅持するよう求める意見書」を政府関係機関に提出いたしました。郵政公社経営形態を変更する理由は全くありません。安全・安心まちづくりは、米澤町長今年度基本方針でもあります。  まず最初に、企業誘致あり方について質問いたします。  多く企業海外に進出する中で、株式会社サンリッツ入善町に進出しくることは、大いに歓迎するものであります。それ町民雇用拡大と地域経済活性化につがることを期待するものであります。しかし、問題は、町6億円余りで購入した工場用地をサンリッツにただで譲るということであります。町民皆さんからも疑問上がっています。町購入した財産を企業にただで譲るということは、入善町商工振興条例にはありません。さて、当局海洋深層水企業団地に誘致した製塩企業には、土地を貸しつけることになっおります。一方、サンリッツにはただで譲るということであります。  質問点は、このように扱い違う根拠は何か。工場用地をただで譲ることは、今後企業誘致にも影響を与えるではないでしょうか。答えください。  当局説明によると、サンリッツは110名社員で操業を開始し、その7割を町内から採用するということであります、その雇用形態はすべて正規雇用でしょうか。町民間でも、雇用に期待広がっています、同時にパートや派遣、契約社員ではあまり意味ない、どれだけ正社員をとるか肝心だ、こういう声聞かれます。町は、同社誘致に際し、さまざまな支援をしおります。  質問第2点は、当局は正社員として雇用拡大をサンリッツに積極的に働きかけいくべきであります。同社へ支援には、地元正規雇用枠確保を絶対条件に入れるべきであります。答えください。  当局は、サンリッツへ投資について、0年から11年で元取れると説明しています。同社へ支援額は、この6月議会補正を含め4億3,000万円、来年操業開始後支援予定額は、県と町折半で5億円、町単独固定資産税補助金,500万円で、締めて5億,500万円。支援額合計は、周辺整備費も含め9億4,500万円ほどになります。  質問第3点は、元取れると言っおります、それは町投資する支援策どの部分についてなか答えください。もし企業に適正な価格で用地を売れば、少なくとも用地購入費に見合う額は、町民福祉などに充てることできると思います。サンリッツは来年夏操業開始に意欲を燃やしおり、町当局もそれに間に合わせるために、関係職員は大量事務処理に昼夜を分かたず頑張っていると聞いおります。御苦労さまです。  そこで、質問4点は、町経済活性化ために、工場など建設工事を積極的に町内業者に優先発注することも企業に要請すべきであります。その考えがあるか答えください。  5点目は、さらに、将来、サンリッツその用地を生産や研究など本来目的以外に使用する場合は、町に返還することを明確にしおくべきであります。いかがですか。答えください。  次に、学校教育と子育て支援について質問いたします。  今、学校に行きたくも心も体もつらく行けない不登校や引きこもりなど、悩みを抱えた子ども増えています。  そこで、まず第点として、入善町不登校やいじめなど子どもたち実態はどうか。対策、対応は適切にされているか。子ども相談に応じる臨床心理士など、専門知識を有するスクールカウンセラーを小学校にも配置する必要があると考えます、答えいただきたいと思います。  さて、学ぶこと喜びであるはずなのに、学校授業苦痛になっている子ども増えていることは不幸なことであります。学校教育基本は、すべて子ども基礎学力をつけられるよう、わかるまで教えられるようにすることであります。それは、教える教師にゆとりがあってこそできることであります。ところが、現状はどうでしょうか。学校5日制で減った授業時間、各種研究指定、提出書類複雑化と増加など、教師はますます多忙になっています。極端かもしれないけど、子どもと一緒にられるは授業時間だけ、こう語った小学校先生言葉に私は胸を突かれました。  そこでお尋ねします、学校図書館には司書教諭ではなく司書職員を配置すべきだと考えますいかがですか、答えください。  さて、今月初旬、文部科学省は、小中学校の1クラス40人としている現行基準を見直すために行った調査結果を発表いたしました。それによると、少人数指導に取り組む学校ほぼすべてで、「学力向上した」また「授業改善へ教員意識高まった」と効果見られたそうであります。また、今後課題として、82%小学校と86%中学校「学級人数を引き下げたほう効果的」と答えおります。  質問第3点は、学級人数引き下げを積極的に取り組む考えがあるかお答えください。  さて、学校給食についてであります。  当局は、ことし11月までに、センター化や民間委託を含め、学校給食あり方について結論を出すとしています。改めて言うまでもなく、学校給食は教育一環です。給食材料どのように生産されるかをはじめ、食と文化について子どもたちに給食を通じて学ぶ機会とするも、学校給食目的です。入善町学校給食は、ここ0年間で4つ小学校文部大臣表彰を受賞いたしました。このおいしく安全な給食をつくり出した根底には、各学校給食室で町調理職員調理する自校方式があったからであります。学校給食は町民誇りでもあります。「子どもたち笑顔を思い浮かべながら調理している」というある調理職員言葉に、私は、これはセンター化や民間委託ではできないと思いを強くいたしました。  質問4点目は、引き続き現在町直営自校方式による学校給食を継続し、新鮮な地元農産物、魚介類など地産地消拡大など、一層充実こそ進めるべきであると考えますいかがですか、答えください。  さて、子どもを取り巻く環境は事故や事件多発しおり、心痛みます。学校から帰っも家に大人がいない、いわゆるかぎっ子対策は重要です。そして、切実です。町では現在3カ所で学童保育実施されています、学童保育ない地域で小学校低学年子を持つ親心配は大きく、学童保育実施を切実に願っおります。対象になる子ども少なくも、必要な子どもには適切な対応をとるべきであります。  質問5点は、例えば保育所を活用した小規模学童保育といったことを考えはどうでしょうか、答えください。  最後に、高齢者、障害者対策についてであります。  高齢者や障害者だれも、住みなれた土地で、地域で、安心し住み続けられることを願っています。高齢者や障害者に優しい町は、すべて人に優しく住みやすい町です。食品スーパー・サンロード閉鎖は、地域、特に高齢者や障害者に不安広がっています。安心し住み続けるには、歩い行ける範囲で食料品、日用品、こうした最低限もの購入できることであります。  質問点は、商工会などとも協議し、対応を検討することも必要ではないでしょうか。また、従業員賃金未払い問題や雇用安定に対応しているのか、していないか。また、どのように考えているのか、答えください。  さて、県下公営バス先駆けとなった町営バス「のらんマイ・カー」は住民に大変喜ばれています。しかし、乗車時間長く、車酔いやおしっこ近い高齢者には利用しにくいという声があることも、また事実であります。  質問第2点は、台数増を含め、ルート変更など再検討すべきと考えます。また、せめて、あさひ総合病院へ通院可能なバス運行も検討すべきであると思いますいかがでしょうか、答えください。  3点目は、県と協議し、入善商店街歩道やその他道路などバリアフリー化を検討すべきであります。そして、入善駅ホーム階段、南と北にあるその2つ階段は、高齢者や障害者には大きな負担になっています。簡単に取りつけられる昇降リフト設置など必要だと考えます。JRに積極的に働きかける考えはありませんか。あわせ、町民会館2階へエレベーター設置や、役場周辺展示ブロック設置など、公共施設バリアフリー化を一層進める、こうした検討をすべきだと思います。お答えをいただきたいと思います。  終わります。 72: ◯議長元島正隆君) 米澤町長。  〔町長 米澤政明君 登壇〕 73: ◯町長米澤政明君) それでは、日本共産党を代表しての九里議員御質問にお答えいたします。  株式会社サンリッツと企業誘致について御質問にお答えいたします。  株式会社サンリッツは、液晶ディスプレイ偏光板製造会社として、世界有数企業であります。このクリーンで将来性のあるサンリッツ、本年2月に全国候補地中から入善町へ進出を決定したことは、御承知とおりであります。  町では、早速、職員によるプロジェクトチームを編成し、用地確保や工場建設に向けた法手続きなどに取り組んでいるところであります。用地提供などについては、地権者はもちろん、関係地域皆様絶大なる御協力をいただき、また、去る5月7日には臨時議会を開いいただき、企業用地取得について御承認をいただいたところであります。現在、立地ため法的な手続きとして農振除外や開発行為許可申請など事務を行うとともに、道路や水路等周辺整備についても鋭意進めているところであります。また、9月から企業用地造成工事に着手しいくことできるものと考えおります。来年4月には製造ライン試運転開始され、7月には操業開始、10月から本格操業を実施する予定と伺っおります。  なお、サンリッツ株式会社は、当初80億円程度を投資し、従業員110人程度製造工場立地を計画しおりました。しかし、現在、研究施設も入善工場内に設置すること決定されおり、当初計画よりも投資額や従業員増加予想されることから、入善工場に対する期待はますます大きくなっおります。  町といたしましは、全国規模で事業展開を行っている企業全国数多く候補地中から入善町を選定した背景には、人、土、水など他候補地にはない優位性はもちろん、町挙げての支援や熱意も大きな判断材料となったものと確信しおります。  今議会初日提案理由でも申し上げました、将来に消極的な自治体は、自立道を自ら閉ざしたと言えるものであり、間違いなく停滞を招き、活性化などというものは実現しないものと思っおります。また、国では、三位一体中で交付税など議論なされおります。町これから町民福祉政策を考えますと、自主財源確保必要であり、将来に向けた投資大切だと思っおります。今後も、議会と協議をしながら、全面的な支援を行っいきたいと考えているところであります。  また、町では、今後も積極的な企業誘致を進めまいりたいと考えおり、企業誘致に当たっては、できる限り支援しいく考えには変わりありません。新たな企業誘致により、町活性化につながると判断できれば、企業立地助成制度も含め、支援策について議会とも協議をしながら進めいきたいと考えおります。  また、雇用形態につきましは、地元採用者を優先させながら、しかも正社員として確保であると聞いおります。また、研究施設設置も決定されおり、入善工場に勤務される社員合計数は、研究職員も含めると200人に近い数字に膨らむものと思っおります。人でも多く町民雇用を優先的に配慮しいただくよう、今後とも働きかけまいります。  また、今回企業立地に関する投資額とその効果、いわゆる費用対効果についでございます、企業立地に要する経費は財産購入費、造成工事、排水管工事、設計委託など約0億円であります。この中で町負担すべき費用として、地方債と一般財源実質負担となり、約8億円を投資する形になります。翌年度以後町税収入を年間約億円余りと試算していますので、約8年で今年度投資額に対する効果を生み出すことできるものと考えおります。  次に、工場等建設につきましは、当然企業行うわけであり、議員御指摘ように地元企業へ発注を企業側に強く働きかけまいります。  また、サンリッツ進出は町にとって新規立地であり、今後、入善工場株式会社サンリッツ全体中核的な位置づけになると考えおります。  次に、議員御心配されるような将来的な事態は想定しおりません、万が一場合は、その都度、議会と協議しながら対応しまいりたいと考えおります。  なお、サンリッツ誘致につきましは、町イメージアップはもちろん、地域経済活性化や交流人口拡大に大きく貢献するものであると確信しおります。今後も、若者定着や雇用確保を目指し積極的な企業誘致に努めることはもちろん、既存企業増設などについても関係企業に強く働きかけまいりたいと考えおりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。  なお、残余御質問に対する答弁は、教育長並びに担当課長から答弁しますので、よろしくお願いいたします。  以上で九里議員答弁とさせいただきます。 74: ◯議長元島正隆君) 次に、米島教育長。  〔教育長 米島秀次君 登壇〕 75: ◯教育長(米島秀次君) それでは、九里議員教育に関する御質問にお答えしたいと思います。  最初に、不登校やいじめなど子どもたち実態について御質問であります、各学校における不登校やいじめについて取り組みにつきましは、保護者会や、学校においては面接日を設定いたしまし、特に中学校につきましは、学期ごとに全員面接週間を設定し、実態把握にまず努めおります。また、事前に「悩み調査」等を実施しまし、これをもとに保護者とも連携をとりながら、家庭訪問をしたり、あるいは特別指導に臨んでいるわけであります。  また、現在、入善中学校におきましてはスクールカウンセラーと心教室相談員、入善西中学校ではカウンセリング指導員と心教室相談員、舟見中学校ではスクールカウンセラーと心教室相談員を配置しおりまし、特に心問題については十分な対応できるように、いろんな関係ところへも積極的な活用をお願いしているわけであります。また、スクールカウンセラーにつきましは、小学校も含めスーパーアドバイザーとして活躍もお願いしおりまし、教職員教育相談にも対応しいただいおります。  小学校につきましは、町教育センター中心になりまし、県教育センター、あるいは教育事務所、あるいはスクールカウンセラーとネットワークを十分利用し、不登校やいじめに対応しているわけであります。  このような体制中で近年見られることは、教員一人ひとり生徒話をよく聞くようになった。それから、生徒や保護者気軽に心相談員やカウンセラーに相談するようになったというふうな報告を受けおります。  また、町教育センターでは、毎月各学校から提出される町内児童生徒実態を調査しおります。特にその中で、50日以上長期欠席生徒、あるいは不登校ぎみ生徒、保健室や相談室へ登校しくる生徒、こういう生徒等については、具体的な数字を挙げいろいろその対応を考えているわけであります、平成6年度4月から5月、今年度4月から5月実態を見ますと、これらを合わせまし町内児童生徒は、昨年は9名でした、現在、今年度4月から5月までは6名と若干少なくなっおります。いろいろと先生方協力で、一層こういう生徒出ないように勤めたいものだと思っおります。  また、いじめに関しましては、平成6年度においては2件発生しおります。これらについては関係機関とも十分相談しながら対処しているわけであります、いずれにいたしましも、現在子どもたちは人間関係づくり非常にまずい、上手でないということと、相手人権を尊重し他人痛みわからない生徒多いというふうなこともありまし、毎日学校生活中で、先生方ふだん指導こそ最も大事だろうと、こういうふうに思っおります。  次に、学級編制と少人数指導についてでありますけれども、議員御指摘とおり、 少人数指導について学習効果上がったというふうなことに関しましては、私もそのように認識しおります。  そこで、現在、国学級編制基準は40人となっおりますので、私ども、全国町村教育長会とか、あるいは県教育委員会を通しまして、学級編制基準早期見直しを働きかけているところであります、現在、富山県では、可能な限り少人数指導実現に努力しおりまし、県単独で今年度は小学校年生と2年生は35人以下というふうにしおります。また、3年生以上学級につきましは、35名以上クラスを擁している学校には、非常勤でありますけれども、講師を配置しおります。  こういうふうなことで、本町でも、小中学校へは少人数指導ということで特別に6名先生、それから4名非常勤先生をいただいているわけでありますけれども、これらに先生方は、学校実態に応じ、学校指導計画中で、あるときは少人数学習、習熟度別学習、そして、ある教科等についてはチームティーチングを行っおります。  以上、現在学級に対する概要であります。  次に、学校図書館へ司書職員配置でありますけれども、学校図書館へ司書職員配置については、現在、文科省は、2学級以上を擁する小中学校に司書教諭を配置するよう求めおります。しかし、専任司書教諭を配置するような財政的な措置はとられおりません。そこで、富山県では、2学級以上学校には司書教諭資格を持った教員を配置し、校長校務分掌中でその先生に兼ね図書館教育をお願いするというふうな形をとっおりまし、入善町におきましても、小中9校全校、そのような形で図書館教育あるいは読書推進に当たっているわけであります。  各学校に司書職員をという大変ありがたいお言葉をいただいたわけであります、専任司書職員配置に関しては現在ところ町費負担職員ということになっおりますので、財政的には非常に困難でなかろうかと、こういうふうに思っおります。しかし、司書教諭必要に関しましては、今後とも私どもも関係方面方々理解を得るよう努めいきたいと思っおります。  なお、教育問題で残りました学校給食につきましは、学校教育課長ほうより答弁させていだだきます。  以上で私答弁を終わります。 76: ◯議長元島正隆君) 次に、小森学校教育課長。  〔学校教育課長 小森 裕君 登壇〕 77: ◯学校教育課長(小森 裕君) 学校給食問題について答弁いたします。  九里議員御指摘ように、学校給食は、子どもを教育する上で大きな手段一つであると思っおります。現在、町内各小中学校においては、毎日温かくおいしい自校給食実施されおります。
     こういった中で、町におきましては、昨年から行財政改革を進めおりますけれども、今年度はその一環として、「学校給食検討委員会」組織され、学校給食あり方を探ることになっおります。また、文部科学省スポーツ・青少年局から、学校給食について、県教委に対しまして、地域実情等に応じた学校給食運営合理化を推進するよう文書出されているところであります。検討委員会に臨むに当たって基本的な考え方といたしまし、これまでどおり通った温かい給食を子どもたちに提供するということであり、これを堅持するという観点に立っ、入善町実情に合った望ましい学校給食あり方を検討しまいりたいと思っおります。  また、地産地消を推進せよということでありますけれども、町では、農業公社を事務局に、農協、生産者、あさいち実行委員会など関係団体で「入善町地産地消推進協議会」というものを組織し、新鮮で、安心・安全で、しかも生産者見える素材を消費者に提供しようということで取り組んでおります。学校給食にも取り入れるようになりまし4年になりますけれども、現在、食材供給品目は昨年実績で6品目、有機栽培と朝どりを主に学校に届けられ、生産者、学校、関係団体一体となっ取り組んでおります。当然、米飯につきましも、入善産コシヒカリ、つぶぞろいを使用しおります。  今後とも引き続き、学校給食を低下させないよう、精いっぱい努めまいりたいと思っおります。  以上、答弁とさせいただきます。 78: ◯議長元島正隆君) 次に、鍋谷健康福祉課長。  〔健康福祉課長 鍋谷良和君 登壇〕 79: ◯健康福祉課長(鍋谷良和君) 九里議員学童保育につきまし答弁させいただきます。  核家族化や共働き家庭増えている中、子育てと仕事両立支援を図る上で、昼間保護者のいない家庭小学校低学年を放課後に預かる学童保育は、子育て支援一つとして重要な施策と考えおります。昨年度策定いたしました入善町次世代育成支援行動計画におきましても学童保育拡充を掲げおります、費用効果面も無視できませんので、対象児童数状況など地域状況を勘案しながら、必要性高い地域において開設をしいきたいと考えおります。  御指摘、保育所を活用しそういった子どもたちを預かれないかということでございますけれども、学童保育実施場所として保育所余裕教室を利用するということは不可能ではございません、本町におきましては、現在ところ余裕教室のある保育所は少なく、現状では無理があるのではないかと考えおります。いわゆる乳幼児、学童一時預かり、送迎などサポートをするファミリー・サポート・センター事業というは、町社会福祉協議会ほうで実施をしおりまし、これはいわゆる学童放課後援助も行うことできますので、こういったものもぜひ利用しいただきたいと考えおります。  なお、教育委員会ほうでも、放課後児童対策として、地域協力を得ながら「子どもかがやき教室」を実施しおります。  今後もより一層、町関係各課、地域と協議を進めながら、放課後児童対策を進めまいりたいと考えおりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、答弁といたします。 80: ◯議長元島正隆君) 次に、笹島商工水産・深層水課長。  〔商工水産・深層水課長 笹島春人君 登壇〕 81: ◯商工水産深層水課長笹島春人君) 食品スーパー・サンロード閉鎖問題についてお答え申し上げます。  先般、食品スーパー・サンロード裁判所に自己破産申請をしたと新聞から情報を受けまし、町といたしましも驚いているところであります。  スーパー・サンロードは、昭和56年ごろに入善町に出店され、スーパー先駆け的な存在として、県東部を中心に事業展開をされていたと聞いおります。町では、早速、商工会とも連絡を取りまし、状況把握に努めたところであります。ただ、近年は、入善店を本店とし、朝日町2店舗と合わせ3店舗で営業いたしおりました、労務管理も含め、その経営実態は朝日町ほうで行われおり、したがって、町ほうでも、その詳細についてはなかなか把握しにくい状況でありました。  議員御指摘従業員賃金未払いという問題につきましは、自己破産手続取られていることから、裁判所でその実態を把握され、優先的な支払いなど、適正に対応されるものと考えおります。  また、サンロード閉鎖によって、地域住民や固定客、特に高齢者などにとっては多少不便をかけることがあることとは思いますけれども、少し足を伸ばしいただいほかスーパーも利用しいただければ、大きな混乱を招くことはないであろうと、このようにも考えおります。現在、町内には食品スーパー4店舗ございます。今後も町内スーパーでお買い物をしいただければと願っているものであります。  次に、町営バス「のらんマイ・カー」運行についてであります、動物とローマ字をデザインした親しみのあるバスとして、平成11年度から運行されおります。平成4年度7月からは、偶数日には横山から東狐、小摺戸方面を経由し舟見ふれあい温泉へ、奇数日には上飯野から芦崎、木ノ根、椚山を経由し舟見ふれあい温泉への1日3往復を運行し、町民確保に努めているところであります。  議員御指摘の1路線当たり始発から終点まで所要時間は約時間0分から時間5分程度であります。次のダイヤ改正中で、途中で休憩を入れることも含めた検討をしまいりたいと考えおります。  現在、利用客につきましは、冬期間は若干減少するものの、昨年度の1日当たり利用者数は約45名であります。バス利用状況などを詳しく分析し、各地域要望なども伺いながら、10月にはダイヤ改正を行い、より利用しやすい「のらんマイ・カー」実現を目指しまいりたいと考えおります。  なお、あさひ総合病院へ通院可能なバス運行考え方につきましは、「のらんマイ・カー」台で運行にはおのずと限界があり、町外へ運行は現状では無理であるということを今までも申し上げまいりました。しかし、現在、舟見・野中地区を通る朝日町公共バスあさひ総合病院を通ることから、町営バスを朝日町公共バスと連絡させることできないか、このことについても検討しみたいというふうに思っおりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。  また、バス台数を増やす考えはないかということでございます、台数を増やせば、きめ細かな対応は可能であります、利用実態や費用対効果を考えると、増車については、今後も利用状況などを見ながら検討しいかなければならないものと思っおります。  なお、現在バスは7年目を迎え大変老朽化をいたしおります。平成8年度には更新をしいきたいと、このように考えおります。今後も、交通弱者足、町民足として利用しやすい「のらんマイ・カー」運行に努めまいりたいと考えおりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせいただきます。 82: ◯議長元島正隆君) 次に、小森建設課長。  〔建設課長 小森九仁夫君 登壇〕 83: ◯建設課長(小森九仁夫君) それでは、私ほうから、バリアフリー化についてお答え申し上げます。  まず、入膳商店街歩道バリアフリー化でございますけれども、この件につきましは、以前、県ほうでも計画されたときがあったわけですけれども、そのときにおきましては、地元商店街と調整折り合わなかったということで現在に至っているわけですけれども、この後、入善土木事務所ほうでも、地元商店街あるいは商工会と協議しながら検討しいきたいということでございます。  それから、駅リフト設置につきましは、町ほうもJRにその旨働きかけまいりたいと考えおります。  また、町民会館エレベーター、あるいは役場周辺バリアフリー化であります、町もこの付近は十分認識しおりまし、ただいま役場付近上町君島線歩道バリアフリー化を昨年から進めおりまし、一応今年度で終わる予定としおります。  今後とも施設状況を調査しながら対応しまいりたいと考えおりますので、よろしくお願いいたしまし、答弁を終わります。 84: ◯議長元島正隆君) 九里議員。 85: ◯8番(九里郁子君) それでは、まず企業誘致についてであります。  先ほど町長答弁によりますと、研究機関なども含めると大幅に採用など従業員増えるということであります。研究機関となると専門職になりますから、それ地元採用ということについてはいろいろ問題があるかと思います、重ね申し上げたいと思います、やっぱり町民期待も大きい。そういう中で町は積極的にというよりも、本当に企業に対して白いものに黒いものを書いでも、町から採用人数確保に全力を挙げるべきだと思います。これは強く要請いたします。  それで、先ほど費用対効果があったわけですけれども、私たちは、道路とか含めた周辺整備、そういうものはそれなりに商工振興条例に基づいされていることですから、少し多目かなという思いもないわけではありませんけれども、それなりに理解をするものであります。しかし、先ほど質問中で申しましたように、町企業ために買っ与える土地、その土地お金があったら町民ために使えたではないか、これは私一人だけ疑問ではないということを私は何人かから言われおります。  それで、一番最初に質問した海洋深層水を利用する企業へは土地を貸しつける、このサンリッツにはただで土地を譲る、この大きな差はどこにあるのか。私、先ほど答弁ではわかりませんでした。  そして、もう一つ答えなかったは、入善町土地をただで差し上げるということになれば、将来、そうしたことを目当てに、町にもっと幾つか企業来たいという希望があったときに、それ足を引っ張ることにならないかという意味質問をしたです、その点について町長答弁を求めます。 86: ◯議長元島正隆君) 米澤町長。 87: ◯町長米澤政明君) 小さい大きいということではありません。あくまで塩工場場合は、一応貸すということで、年貢でいただくということになっくると、このように思っおります。ただ、サンリッツ場合は、大きな会社でございますし、また将来性もあります。そういう関係で、町持っ貸すのがいいか、それとも向こうほうへ渡ししまっ固定資産をいだいたほういいか、そこら辺はこれからよく検討しいかなければならないと思っおりますけれども、町ほうでは、できるだけ有利な方法をとりながら、また議員皆さんと相談しながらやっいきたいと、このように思っおります。 88: ◯議長元島正隆君) 九里議員。 89: ◯8番(九里郁子君) とにかく最大願いは、一人でも多く町民正規社員として採用されることであります。最大限努力をしください。  教育について質問をいたします。  司書教諭といっも、その他たくさん校務分掌は、やっぱりこれまでと変わらずあるはずであります。ですから、司書職員は朝から晩まで一日勤務するということ必要性はないわけなんですね。ですから、勤務体系もいろいろ弾力的に考えることできると思います。それで、子どもたち、本に親しんで、読書を通して物事を落ち着い深く考える力をつける、こうした環境を与えること私は大事だというふうに思うわけであります。それは、小学校にも中学校にも、やっぱり忙しく子どもたちに心は行っもなかなか目行き届かない、そういう教員ではなく、しっかりと子どもたちに読書指導もできる、また、教材として必要な本を先生方にもきちんと言っあげることできる、そうした司書職員確保に教育長は大変前向きでありますので、ぜひ町当局はそうした教育委員会姿勢を評価し、司書職員配置について全面的な努力をしほしいと思います、町長いかがですか。 90: ◯議長元島正隆君) 米澤町長。 91: ◯町長米澤政明君) 基本的には教育長言ったようなことになると思いますけれども、これは財政的なこともございます。十分に検討しやっいきたいと、このように思っおります。 92: ◯議長元島正隆君) 九里議員。 93: ◯8番(九里郁子君) 昔から言われることです、教育は「百年先を見投資する」と、こういうふうに言われおります。私は、その言葉を今こそ行財政改革を進める上でしっかりと考えるべきだというふうに思います。お金で、合理化で子どもたちを育てることはできないと私は思います。その意味で、積極的に検討をお願いしたいと思います。  その意味で、学校給食についてでありますカ所で大量給食をつくっ各学校に配食するセンター化とか、民間に委託する。そこで、加工食品とか冷凍食品、そうしたもの多くなりまし、今、入善町で使われているように新鮮な野菜、新鮮な果物、そうしたもの少なくなっおります。そして、そうしたところ特徴は、ごはんとかおかず残る量本当に多い。これ私なりに調べた全国調査結果です。入善町ではどうでしょうか。200人ちょっと給食をつくっている学校で、日に余るは何とお椀に杯ぐらい。300人を超える学校でも、一番小さなボール、投げるボールじゃありませんよ。皆さん、男人でもわかるでしょうか。一番小さなボールに八分目ほどしか残らない。いかに子どもたち喜んでおいしい給食を食べているかということあらわれだと思います。  小森課長は、今検討委員会で、「これまでどおり給食を堅持するために」とおっしゃいました。そのとおりであります。そのためには、やはり今入善町給食あり方一番いいんだということを再度強調しおきたいと思います。  それから、駅昇降リフトにつきましは、建設課長は大変前向きで積極的な答弁でありましたので、ぜひその辺検討を早く進めほしいと思います。駅ように雨とか雪とかにたたかれる、そういうところで階段に直線でつける昇降リフト。車いす対応で基つけるに約800万円足らずでできるということ、私は調べた結果わかりました。町長目指す安全・安心なまちづくりためにも、ぜひやっいただきたいと思います。  鍋谷健康福祉課長に最後質問をいたします。  先ほどおっしゃいました、ファミリー・サポート、時間500円ですよ。子ども小学校から帰っ2時から親帰る6時まで、もし預かっもらうとすれば、日幾らになりますか。2,000円でしょう。それ月曜日から金曜日まで、計算すればすぐわかります。例えば飯野改善センターで地域皆さん努力もあってやっおられる学童保育、保育料と保険を合わせも3,500円足らずでカ月間実施されていると聞いおります。私は、国定めた学童保育基準より、富山県はもう少し少ない基準、9人以上というふうに定めおります、入善町ではさらにそれより少なくも、9人以下でも希望のあるところ、要望のあるところには入善町独特学童保育あり方検討されもいいと思います、重ね鍋谷健康福祉課長答弁をお願いし、質問を終わります。 94: ◯議長元島正隆君) 鍋谷健康福祉課長。 95: ◯健康福祉課長(鍋谷良和君) 今御質問にありますように、いわゆる学童保育、今現在補助金をいただい実施する保育につきましは、人数下限というものもございまし、小規模なものについてこれを適用するということはなかなか難しいわけでございます。それ以外小規模ケースにつきまし、どのような対応できるかということにつきましては、今後十分検討しいきたいと思っおります、いわゆる学童保育事業も含め、地域皆さん協力をいただきながら、行政ですべてやるというわけにはいきませんので、話し合い上で御協力をいただきながら、そういった道を探っいきたいというふうに考えおりますので、よろしくお願い申し上げます。 96: ◯議長元島正隆君) それでは、次に、一般質問に移ります。  2番 東狐 和君。  〔2番 東狐 和君 登壇〕 97: ◯2番(東狐 和君) 北陸新幹線と入善町未来づくりなど、どのように描いているかということにつきまし、けさ、2世紀会代表質問されましたので、ダブる点がありますので、角度を変えた視点から質問いたしたいと思います。  北陸新幹線開通は、東京まで移動時間を短縮させまし、観光客増加や設備投資活性化など、はかり知れない経済効果をもたらすとされおります。しかし、その一方、県今後実質的な建設費負担は約900億円に上り、厳しい財政をさらに圧迫し、課題山積しおります。新幹線とまる新黒部駅、富山駅、新高岡駅ですけれども、交通機関現在より短縮され便利になることによって、大都市へ人口流出などで、地方活力ストローように吸い取られるストロー現象を懸念する声少なくありません。そしてまた、町民にとりまして一番懸念されるは、町民並行在来線であります。国当局は、今後、JR経営分離されるとなると、第三セクター方式を念頭に置い、地域住民通勤通学足を確保ため、責任を持っ存続させる方針を示しおります。しかし、既に先行し取り入れている幾つか第三セクター化しおります、いずれも経営は厳しく不安視する声聞かれます。こうした情報飛び交い、町民思いは期待と不安で複雑でございます。北陸新幹線は、町へ企業誘致に弾みつい経済活性化を図り、町民利便性につながるというメリットとデメリットについて、次の5点について町長にお尋ねいたします。  .新幹線建設費は、今後、沿線住民財政負担となるか。  2.地域活性化起爆剤となるような期待感は持てるか。  3.首都圏に地方活力吸い取られるストロー現象について、その対策はどういうふうに考えいらっしゃるか。  4.現象を前向きにとらえる逆ストロー効果として、入善町コスモホール文化事業、深層水事業、杉沢沢スギ、ジャンボスイカなど、観光客誘致策をどんなふうに考えいらっしゃるか。  5.並行在来線経営分離による第三セクター方式は、厳しいとされる経営と活性化についてどのように考えおられるか。  以上5点について、町長見解をお聞かせいただきたいと思います。  続きまし、小中学校情報環境の整備とその成果についてお尋ねいたします。  学校授業で、インターネットを活用し調べ学習をすることは、日常的になりつつあります。文部科学省平成7年度までに、普通教室にパソコン2台、プロジェクター台など具体的な数値目標を掲げ学校IT化を推進しています、地方交付税措置ため、自治体によってはパソコン設置台数や校内LAN整備状況は異なるとことでございます。しかし、我が町小中学校では、教育情報化を推進しいくために、パソコン40台を設置する教室で、生徒パソコンで対応されいらっしゃいます。小学校22台、中学校114台、計335台整備されていると聞きました。特に入善小学校と入善中学校、3カ年学力向上フロンティア研究指定校を受けられ、子どもたちパソコンを道具一つとして利用することで学習意欲向上図られていること、また、独自教育サイトを構築され活用できる支援事業にも取り組まれていると聞いおります。しかも、温もりのあるおいしい学校給食、そして恵まれた情報環境の中で教育充実推進を図っいらっしゃることに、町教育委員会御当局に深甚な敬意を表し評価したいものと思います。  そこで、3点質問いたします。  .このような取り組み中で現在どのような成果上がっているのでございましょうか。  2.教員情報技術により他校授業を学び教育充実につなげいくこと臨まれます、いかがなものでございましょうか。  3.今後発展についてでございます。  この3点を教育長にお尋ねいたしたいと思います。  続きまし、大胆な子育て支援についてお尋ねいたします。  小林一茶に、「雪解け村いっぱい子どもかな」という句ございます。しかし、最近は、都会でも田舎でも、子どもたち元気に歓声を上げ群れ遊ぶ光景はあまり見かけなくなっしまいました。まさに少子化底なし事態を実感させられるのが、厚生労働省6月日に発表しました人口動態統計でございます。合計特殊出生率が1.3台から転がり落ち、昨年2004年は.288で、4年連続で過去最低更新となり、国対策効果を上げていない実態を浮き彫りにいたしました。政府は保育所拡充を中心とする施策を相次いで打ち出しました、結果は出なかったあります。底見えない少子化重要な政策課題になっから既に5年、入善町人口減少もしかり、人口減少時代はもう目前に迫っおります。  出生率低下大きな要因として、現在、なかなかお嫁に行かない未婚化、婚期遅くなる晩婚化挙げられ、次に離婚増進んで、最近では、生涯結婚をしない非婚化と、結婚しも子どもをつくらない非出産化新たに加わっまいりました。非出産化理由としまし、各種調査では、「子育てにお金かかり過ぎると答える」と答える若者多いでございます。年収400万円未満世帯では、妊娠と出産費用所得約3割にも達するとされ、一方、経済力のある世帯では、長時間勤務日常化しおり、子育て難しい企業風土では、出産を控える傾向見られるでございます。  少子化対策財源確保には予算配分見直し不可欠でございます、町は、経済的支援として子宝支援支給や、子宝に恵まれない夫婦へ不妊治療費助成や、そしてまた県下市町村に先駆け、小学校3年生まで医療費無料化は特筆すべきことであり、町民皆さんにも喜ばれ、私は高く評価するものでございます。  ところで、高齢社会では女性労働力は欠かせません。富山県、特に入善女性皆さんは働き者です。県内女性就業率や平均金属年数は全国トップクラスであることは、既に御案内とおりでございます。乳幼児を抱え働く既婚女性8割、仕事も、育児も、家事も、介護も、ほとんど担っおります。一方、男性する頻度高いは、ごみ出しや食事後片づけ程度であると、連合調査でわかりました。  政府は、社会全体を見直す必要がある。従来より踏み込んで、男性を含めた働き方見直しを打ち出しました、これまで政府支援策は、出生率向上にはほとんど効果なかったあります。ことし4月から始まった子育て応援プラン、次世代育成支援推進法を制定した事業は、政府総がかりで育児休暇取得に数値目標を掲げおります。  入善町でも、この法律に基づき、早速と次世代育成支援行動計画を策定されましたことは、大変敬意を表するものでございます、その中ニーズ調査によりますと、町内子育て中方で育児休暇を取得された男性は%未満でございます。女性で3割強であります。出産・育児を国、県、民間企業、行政、社会自らこととして受け入れいくしか、少子化は歯どめかからないではないかとさえ思います。子どもを生み育てること重要性を社会全体でもっと認識し、子育ては社会構成員全員責務であるとしいくべきだと思うでございます。  そこで、3点についてお尋ねいたします。  点目、未婚化、非婚化対応策について、町は結構相談窓口を設けられ結婚相手紹介だとか、そしてまた民間NPO法人立ち上げ支援をおとりになっはいかがかとも思います。  2点目は、仕事と子育て両立支援としまして、育児支援策をとらない企業たくさんありますけれども、そういった企業へ罰則を設けるなど、具体策必要ではなかろうかと思います、いかがでございましょうか。また、「町行動計画企業に理解と拡充を求める」というふうに書いございます、その具体策は何でございましょうか。  3点目は、乳幼児を抱え働く女性に育児も家事も介護も負担軽減をどのように図ろうとしいらっしゃるか。  大胆な提言といたしまし、私は4点目に、児童手当所得制限を撤廃しまし、子を持つすべて世帯に大幅に引き上げた手当を支給するという大胆な施策今求められているのではないかと思い提言をいたし、3点について質問をさせいただきます。  次に、有害鳥獣カラス対策について質問いたします、けさほど代表質問でクマ、サルなど被害対策について質問ございましたので、私はカラス対策のみ質問いたします。県内でカラス人を襲ったり、子育て中ツバメカラスに襲われヒナ食べられたり巣落下する被害や、また、ごみ袋を突っつい道路にまで引っ張り出しあたりに散乱させる悪カラス。そしてまた、あたり構わずまき散らすカラス糞に憤慨させられたり、カラス襲撃怖い、何とかしなどと、最近特にカラス被害目立つようになりました。  そこで、カラス対策方法を5つ挙げますとなると、1つ、捕獲作戦、2つ、射殺、3つ、カラス産児制限、4つ、カラスよけ強力磁石、5つ目は、黄色ごみ袋ごみ処理改善策であります。特に中身見えない黄色ごみ袋効果的だと富山市では早速使用され、またNHK番組「ご近所底力」でも紹介されおります。  そこで質問いたします、人まで襲うカラス動向次第では、強行手段はやむを得ないではないでしょうか。まず、入善町当局としまし、手始めに、ごみ袋を黄色にしカラス突っつかないように。ごみ収集日は大変な散乱状態になります。事故もございますので、この点、御提言申し上げまし当局見解をただしたいと思います。  最後、今、町挙げての入善スマートインターについて、けさほど質問とダブりますので割愛させいただきまし、私質問を終わらせいただきます。  御清聴どうもありがとうございました。 98: ◯議長元島正隆君) 米澤町長。  〔町長 米澤政明君 登壇〕 99: ◯町長米澤政明君) それでは、東狐議員御質問にお答えいたします。   北陸新幹線と入善町未来づくりについてでございます。  北陸新幹線につきましは、去る6月4日に富山・金沢間起工式行われ、遅くとも平成26年度末までに長野・富山・金沢間一括開業予定となっおります。北陸新幹線開業入善町を含めた新川地域活性化につながることを期待しおり、一日も早い開業を願うものであります。  期待一方で、人や金首都圏などに吸い取られるストロー現象懸念されおります。県では、先日、新幹線開業を県活性化起爆剤とする民間主体戦略プランを練ることを目的に、「未来とやま戦略会議」初会合を開いたところであります。入善町あるいは新川地域においても同様に、民間主導型戦略プラン必要であると考えおります。  新黒部駅へアクセスにつきましは、現在、新幹線沿線で県営農免農道整備事業進んでおりまし、今後も、新川2市3町で構成する新川中部地区農免農道整備事業促進協議会を通じ、整備促進を要望しまいりたいと思っおります。  なお、北陸新幹線建設地元負担につきましは、JRや国、県および新駅所在市で負担することになっおりますので、町費用負担は発生しないものと御理解いただきたいと思います。  次に、北陸新幹線開業と同時に、JR西日本から経営分離されます並行在来線につきましは、県を中心に、各市町村や経済団体を構成員とした「富山県並行在来線対策協議会(仮称)」設立予定されおります。並行在来線は、県を軸に、市町村や地元企業など出資による第三セクターで運営する見込みであります、北陸線運営を担う具体的な枠組みなどは、今後、協議会で明らかにしいく予定であります。  町といたしましは、町民通勤通学確保を第一に、柔軟なダイヤ編成など、町民利便性向上する運営方法を明確にするよう働きかけまいりたいと思っおります。
     なお、残余御質問につきましは担当課長から答弁させますので、よろしくお願い申し上げまし、東狐議員答弁とさせいただきます。 100: ◯議長元島正隆君) 次に、小森学校教育課長。  〔学校教育課長 小森 裕君 登壇〕 101: ◯学校教育課長(小森 裕君) 小中学校情報環境の整備についてお答えいたします。  学校におけるパソコン設置状況につきましは、先ほど東狐議員おっしゃいましたように、小中学校合わせ335台パソコン導入されおります。  パソコン教室利用時間に関して説明を申し上げますと、小中学校ともに日当たり3時間から4時間利用なされおりまし、休み時間においても自主的に児童生徒パソコン利用なされおります。  成果について御説明を申し上げます。  小学校低学年におきましては、パソコン基本操作や低学年用ワープロソフト使い方習得図られおります。中学年におきましては、低学年で習得された技術を用い文集を作成したり、あるいは高学年におきましては、総合学習における現地学習で、デジタルカメラを用いた資料作成と、その資料を用い意見発表といった学習行われおりまし、学年進むにつれて段階的な学習指導なされおります。  中学校におきましては、小学校で習得したパソコン基本操作や学校生活に生かすノウハウを用い教科へ情報教育取り入れなど、より高度な利用なされおります。  このように、ふだん学校生活にパソコンを取り入れいくことにより、児童生徒パソコン利活用能力育成を図り、情報化社会に適応した児童生徒育成に努めているところであります。  次に、情報技術相互研修について申し上げます。  議員御指摘とおり、教員他校と交流を持ち、相互に情報教育向上を目指すことは大変重要なことであります。入善町小中学校においては、「学校情報教育活用研究会」という場において、情報教育に関する学習内容や教師学習指導向上を目指し、意見交換なされおります。また、町外におきましても、小学校あるいは中学校教育研究会、郡単位、魚津管内、あるいはまた県下学校教諭による同様意見交換なされ、日々学習指導について考察、研究発表なされおります。今後とも、学校間で連絡を密にし、教師情報教育指導能力向上を図り、指導体制充実を進めまいりたいと思っおります。  次に、今後発展について申し上げます。  政府では、IT戦略本部による「e-JAPAN重点計画」作成され、その一つとして「学校教育情報化」掲げられているところであります。また、文部科学省では、「情報教育に関する手引」作成や学習指導要領により、学校における情報教育指導方法や整備方針について列記されおります。入善町では、これらを踏まえ情報教育指導方法改善を図り、また、必要性を吟味しながら設備整備に努めているところであります。  設備面で申し上げますと、インターネットで調べ学習向上を図ることなどを目的として、光ケーブルを活用した高速インターネット接続今年度整備される予定であります。  今後とも、社会情勢に即した指導内容、指導方法について実践研究を進めいくとともに、IT社会における道徳教育も重視しまいりたいと思っおります。  以上、答弁とさせいただきます。 102: ◯議長元島正隆君) 次に、鍋谷健康福祉課長。  〔健康福祉課長 鍋谷良和君 登壇〕 103: ◯健康福祉課長(鍋谷良和君) それでは、子育て支援施策について答弁させいただきます。  まず、非婚化対応策についてでございます、少子化要因一つとして、晩婚化や非婚化問題非常に大きいということは、御指摘とおりであります。全国市町村中には、結婚相談窓口を設置したり、あるいは出会いイベント等を実施しているところもございます、なかなか効果見えこないというのが実情であります。結婚や出産は当事者自由な選択に委ねられるものであり、社会個人に対し押しつけというものではないことから、このような取り組みにつきまし、行政行うよりも民間レベルで実施効果があるのではないかと考えおります。町としましては、民間で取り組みに期待するとともに、例えばNPO法人等に対する設立等支援につきましは、できる範囲で支援をしいきたいと考えおります。  次に、仕事と子育て両立支援についてであります、今年度、町策定した次世代育成支援行動計画中でも、仕事と子育て両立推進を掲げおり、保育サービスさらなる充実等を目標に掲げおります。  しかしながら、仕事を持ち子育てをしている方にとっては、子育てに対して企業理解、職場理解不可欠であります。平成5年に制定されました次世代育成支援対策推進法では、従業員30人以上企業に対し、男性を含めた育児と仕事両立に向けた雇用環境を整備するため、それぞれ企業行動計画策定義務づけられおります。また、育児・介護休業法改正も行われ、企業における育児休業制度拡充されているところであります。  このように、国でも企業に対して子育て支援充実を求めているところであります。育児支援をとらない企業へ罰則は設けられおりません、子育て支援に一定基準を満たし、行動計画に定めた目標を達成した場合、都道府県労働局長から認定を受けられることになっおります。このようなことから、今後、企業子育て支援対策、企業一つ評価にもなることから、企業における子育て支援は今後充実しいくものと考えおります。  なお、町でも、今後、企業に対し子育て支援重要性を訴え、企業における御協力をお願いするということで、企業訪問をしながらお願いをしいきたいということも考えているところであります。  最後に、働く女性育児・家事等軽減対策でございますけれども、男性と同様な仕事をしている女性増えている中、男性側従前どおり家庭で育児・家事等を全面的に女性にまだまだ任せている部分多いということ、女性負担増になっていると言われています。男女共同参画推進され、男性家庭で育児・家事等協力も確実に増えていると考えおります、今後も男女共同参画事業中で男性意識改革を促すなどし、育児等に対する男性かかわりをさらに増やし、女性負担軽減を図っいく必要があると感じおります。  なお、この問題につきましは、すぐに効果出る施策というわけにはいかないわけであります、今回行動計画中でも、子ども時代、いわゆる学校で子どもたちへ教育にも力を入れいきたいと考えおります。  子育て支援対策は、現在、国、地方に求められている緊急課題であり、町としましも、御指摘いただきましたように、子宝支援金、医療費助成など町単独事業に力を入れているところでございます。児童手当支給など国実施しおります子育て支援事業拡大等につきましも、今後も町として国に働きかけまいりたいと考えおりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、答弁といたします。 104: ◯議長元島正隆君) 次に、西田住民環境課長。  〔住民環境課長 西田義嗣君 登壇〕 105: ◯住民環境課長(西田義嗣君) カラス対策についてお答えいたしたいと思います。  カラスによるごみ散乱対策については、従前からいろいろ創意工夫を凝らしきたところであります。しかしながら、これといった決定的な解決策ないのが現状でございます。CDとか、あるいはカラス模型など、カラス習性などに着目したいろいろな防除器具おりますけれども、カラスはなかなか学習能力すぐれおりまし、すぐになれしまいまし効果薄くなると、こういったようなことを聞いおります。現段階で、市街地でごみ散乱防止等については、シートやネットでごみを覆う方法や、ふたつき容器を使うといった方法現段階では最もいいではないかというふうに考えおります。  ほか自治体でもいろいろ苦慮しているようでありまし、議員御指摘富山市でも、今年3月から、特定地域を選定いたしまし、黄色いごみ指定袋を試験的に使用しおります。今後、いい結果出たということになれば、新川広域圏とも十分協議し、指定ごみ袋変更についてそれぞれ検討しいきたいと、このように思っおります。  以上で、答弁とさせいただきます。 106: ◯議長元島正隆君) 東狐議員さん、再質問をどうぞ。 107: ◯2番(東狐 和君) 新幹線問題でございますけれども、先ほど、ストロー現象につきまし、町長は何か困ったようにおっしゃっていました、具体的にはどうしたいかという具体策見えこないでございます。それと、そのストロー現象を逆効果としてとらえる観光客誘致策もはっきりとお伺いできなかったように思います。  もう点ですけれども、第三セクター方式になりますと、入善駅、あるいは入善駅前周辺大変廃れいくではないかという、町民はそこを懸念しおります、誘致に一生懸命になっ地元、町衰退を見るというは大変悲しいことだと思います、この点について新幹線問題でお尋ねしたいと思います。 108: ◯議長元島正隆君) 大木企画財政課長。 109: ◯企画財政課長(大木宏二君) 新幹線参りますと、当然、光と影部分があろうかと。そういった影問題と言いますと、今日一番問題になっおりますはストロー現象でございまし、そのために県は戦略未来プランというものを民間でつくり上げまし、どうかそのストロー現象を食いとめようということでこれから始まるわけで、先ほど町長言いましたように、この新川地域におきましても、そういったストロー現象をどう食いとめいくかという部分非常に問題になっまいります。具体的には、入善町独自でこれだけを解決できるものでもございませんし、新川地域一体となっ新黒部駅を拠点とした新川地域発展はどうあるべきかということを、当然、これから真剣に考えいく時期来たなと、このようにとらえおります、基本的には人なりあるいは企業なりを入善町へ確保できる、あるいはまた誘致できるという力強いまちづくりをもって対応すべきであろうかと思っおります。そういった中一つとして、また観光誘致政策というものも存在するかと思っおります、新幹線に伴いますそういったストロー現象というは今後大きな課題だと、このように認識しおります。  一方、第三セクターになると入善駅前廃れるではないかというような御懸念でございます、今、入善駅から、例えば今スマートインター本格設置というふうに認可をいただきますと、南北を都市軸というふうに位置づけをいたしまし、市街地中核のみならず入善町中心地域として発展ということまちづくり最も大切になっくるではないかと考えおりまし、第三セクターになるから入善駅前廃れるということないようなまちづくりこそ大切だと、このように思っおるところでございます。どうかよろしくお願いいたします。 110: ◯議長元島正隆君) 東狐議員。 111: ◯2番(東狐 和君) それでは、学校情報教育ことにつきまし。  インターネットで調べ学習をしまし、爆弾つくり方問題になっおりました、そういった爆弾つくり方見つかった場合に、学校としましてどういう対応仕方をなさるか、その点についてお伺いしたいと思います。 112: ◯議長元島正隆君) 米島教育長。 113: ◯教育長(米島秀次君) 爆弾つくり方ばかりでなく、子どもたちにとって非常に役に立たない情報たくさんあるわけであります、教育センターラインを通るインターネットに関しましては、県教育センターほうで一応フィルターをかけおります。そういう大人といいますか、好ましくない情報に関しては外に出ないように。  それから、今回ようなものにつきましては私ども実際に見ていないです、外国から入っくるものについては、危険情報を防止するようなこと初めて課題として上がっきたというように聞いおりますので、今後問題ではないかと思います。  いずれにしましも、これからは家庭で大人と子ども使い分けできるような、あるいは子どもには情報入らないようなシステムというは、また専門的に研究され市販されいくような時代に来るではないかなと。それはソフトかもしれませんしハードかもしれませんけれども、私どもはそういうものに期待していると同時に、日ごろインターネット等使用について常に指導しいくということ、今一番大事なことではないかと思っおります。 114: ◯議長元島正隆君) 東狐議員。 115: ◯2番(東狐 和君) 最後に、スマートインターことにつきまし、実験終了は7月24日でございます。深夜2時までであります、実験終了後、入善町基本姿勢を伺いたいと思います。点目。  2点目は、ただいま富山方向片側利用のみでございます、両側へと発展するかどうか。  3点目は、民営化される道路公団に、先ほどお話ございましたけれども、今後どのように折衝しいこうとなさるか。ETC搭載を一生懸命にやったけれども、町民期待を裏切る結果になった場合、どういうふうにされるつもりなか。そこところをひとつお伺いしたいと思います。 116: ◯議長元島正隆君) 本多助役。 117: ◯助役(本多良久君) 現在、スマートインター、先ほども御答弁申し上げたところであります、町民皆さんには非常に御理解をいただい、多く皆さんに使っいただいているということに、この場をかり感謝を申し上げたいと思っおります。  そこで、先ほども答弁申し上げましたように、7月24日以降、終了した場合ことでございますけれども、私どもとすれば、多く皆さんに御利用いただいているということも当然ことであります、これから活性化、人口交流などにつきましは、実験だけでは終わらせたくないというのが、町長以下私ども町考え方でございまし、これからは10月日以降民営化などもありますけれども、この問題については、今まで以上に精いっぱい取り組んでいきたいと思っおりますので、また議員皆さんお力をおかりいただければと、こう思っおります。  民間へ移行などがありますけれども、国から民間へ変わったから急に変わるとは私は思いたくございません。今後も県、そして国など力をかりやっいきたいと、こう思っおります。  先ほど言われました裏切り、裏切ったということはございませんけれども、私ども、そのようにならないように頑張っいきたいと思っおりますので、またよろしくお願いいたします。  また、実験は片側、いわゆる条件つきであります、当然、私どもはフルインターを目指し頑張りたいと思っおりますので、よろしくお願いいたします。 118: ◯議長元島正隆君) それでは、ここで暫時休憩いたします。  午後3時から再開いたします。  午後 2時38分 休憩        ─────────────────────────  午後 3時02分 再開 119: ◯副議長(上野 等君) 地方自治法第06条規定により、私議長にかわり議事を進めます。  それでは、休憩前に引き続き、開議いたします。  町政一般に対する質問を続行いたします。  番 佐藤一仁君。  〔番 佐藤一仁君 登壇〕 120: ◯番(佐藤一仁君) 午後休憩一般質問でございまし、この議場も、クール・ビズに従いまして、窓を開けさわやかな風を入れおります。あたかも我が町町政ごとくさわやかな風中で私も質問させいただきます、その幸せを今感じながら質問に入らせいただきたいと思います。  まずは、入善町総合計画についてであります。  町は200年(平成3年)に「入善町総合計画」(別称 入善町新世紀扉)を策定され、平成22年までの10年間整備計画を立ておられます。その趣旨と目的には、「バブル経済崩壊による長期不況もと、急速な少子化、高齢化など課題に直面している時代においても、豊かさを実感できる街づくりために、過去総合計画成果を踏まえつつ町固有資産を生かし、新時代に対応した街づくり必要」と記されているところであります。  その基本計画は、前期5年間と後期5年間に分け、「後期計画は見直す」と、そのようにも書かれているところであります。その後期計画、来年、平成8年度よりスタートいたします、その基本的内容を当局にお伺いするものであります。  前期5年間事業成果をかんがみながら、なる5年間計画をお教えいただければと思います。特に産業面におきまして、公共下水道整備事業後基本的になる事業位置づけをどのような事業にしようと考えおられるか、お聞かせをいただきたいところであります。  御存じように、三位一体改革により、各市町村独自アイデアで行政運営をしいかなくはいけない時代になっおります。町独自事業づくりを国や県にアピールしいかなくはならないこういった時代に、町政発展ためそういった観点から申しますと、私多少私見も入ります、我が町においては、まずは海岸線整備に着手するべきだろうというふうに考えおりますし、町道、農道拡幅整備化も、全町的に取り組んでいかなくはいけない事業展開をしいくべきだろうと、そのように感じもおります。  先般、海岸線におきまして、町民貴重な命奪われたところであります。大変危険な海岸線、こういった海岸線をしっかりと直し、そしてまた農業大型機械化に対応できていない古く狭い道路を全町的に改修しいく。このような0年から20年かけた整備事業計画というものを町独自アイデアとして持っ、事業化を目指し頑張っいただきたい、そのようにお願いし、当局考えを聞かせいただきたいというふうに考えおります。  次に、黒部川排砂問題についあります。  今年も梅雨時を控え、例年ごとく黒部川排砂問題に頭を悩ます時期を迎えおります。私後にも先輩議員2名この問題で質問をなされる予定であります、毎年7月近づきますと、あたかも七夕ごとく浮上しくるのが、厄介な排砂問題であります。  先日発表されました平成7年度出し平ダム目標排砂量は48万立米とするということでありました。これは昨年12月までに既にダムに堆積している量であるという説明でありました。当然ことながら、そういたしますと、ことし排砂量は、48万立米プラス・アルファ、これから土砂流入分加算されいくわけであります。48万立米を下回ることはまずないだろうというふうに思っおります。一体その量はどれくらい一時に出されるか、わからないのが現実であります。そのわからないところ、我々流域住民不安になるところでもあります。  過去排砂量を見ますと0万立方メール以下年もございました。しかしながら、約60万立米、70万立米、そしてまた80万立米年もあり、平成7年10月緊急排砂時におきましては、実に72万立米も土砂排出されおるところであります。自然が相手こととは言いながらも、一時流出量にこのようなばらつきがあったり量的制限なされていない現在排砂やり方であれば、環境悪影響取りざたされるは当然ことでありますし、流域住民対応を求めいくは当たり前ことであろうというふうに私も考えおります。そしてまた、今年心配されるは、先ほど申しましたように、昨年33万立米を上回る48万立米も土砂既にたまっているという点であります。  昨年9月議会に私も同様質問をいたしましたし、富山県議会におきましても当町選出上田議員質問されおりました。なぜ何回かに分けできないか。そのような単純な質問に対し、具体的な回答というものは、私ほうにも、そしてまた議会ほうにも届いているわけではありませんし、できないとすればなぜできないか、そういった回答も届いていないのが現状であります。  そこで、当局にお尋ねいたします、分割排砂など、そういった提案や要望は、黒部川土砂管理協議会や黒部川ダム排砂評価委員会で、しっかりと伝わっているのありましょうか。そして、具体的な回答を得いらっしゃるありましょうか、それをお聞かせいただきたいと思っおります。また、両会におきまして、一体どのくらいまで量であれば一度に排出し自然環境に影響ないと、そういった具体的な説明を科学的根拠のある数字でもらっているのかどうなか、そこら辺もお聞かせいただければありがたいと思います。何とぞよろしくお願いいたします。  次に、商業及び商店街振興策についてであります。  昨今商業環境の悪化には、私自身も大変心配をしているところであります。特に先日食品スーパー自己破産による廃業・閉店には驚いているところでありますし、近所高齢者方々には近くにお店なくなっ、また日常買い物に支障出るようなことないようにと、心配をしているところでもあります。朝日町ショッピングセンター内店舗におきましては、いち早く大手スーパー進出名乗りを上げおります。しかしながら、当町店舗後には、そういった話もまだ出おりません。早く代替店進出があるよう期待するばかりであります。  一方、中心市街地商店街におきましても同様であり、昨年来、閉店した店舗何軒かあります、現在はそのまま状態であります。ここ数年来、空き店舗対策叫ばれながら商店街には主立った動きもなく、店ないし2店新規開業があっかなと思う程度であります。シャッター閉まったままで活気ない商店街は、町顔としては大変寂しいばかりであります。  そこで、お尋ねいたします。町中心地として商店や商店街活気を取り戻すために、町は商業者に対してどのような支援策を用意しおられるか、お聞かせいただきたいと思います。そしてまた、商工会もどのような支援策、そして商店育成策を用意しているのか、御存じでしたらお聞かせいただきたいところであります。  ところで、町では平成7年、8年2年間にわたりまして、市街地うるおい事業として、中心市街地に福祉会館代替的要素を持つ施設建設を考えおられるようであります。こういった施設商店街や商業振興にどのような役割を果たし得る施設になっいくか。そしてまた、そういうふうにもっいかれるかどうなか、基本計画をお伺いしたいところであります。  以上3点、答弁ほどよろしくお願い申し上げます。 121: ◯副議長(上野 等君) 米澤町長。  〔町長 米澤政明君 登壇〕 122: ◯町長米澤政明君) それでは、佐藤議員御質問にお答えいたします。  町総合計画についてであります、総合計画は、平成22年度を目標年次として、平成3年度からスタートしたものであります。基本構想につきまし0年間、基本計画は前期5カ年、後期5カ年となっおり、前期5カ年計画は本年度をもっ終了いたします。現在は、平成8年度から22年度まで、後期5カ年基本計画策定に向け準備しているところであります。後期基本計画では、引き続き町資源である豊かな人・土・水を生かし、まちづくり軸となる施策体系やリーディングプランを見直し、施策重点化を図っまいりたいと考えおります。  後期計画テーマ一端を申し上げますと、まず番目には定住人口増加対策、2つ目には住民生活利便性や経済性向上、3つ目には少子化対策、4つ目には防災、防犯など住民生活安全性確保、5つ目には広域行政へ対応、6つ目には環境保全など挙げられます。具体的な計画策定はこれからであります、計画推進ためには、行財政改革を一層推進し、簡素で効率的な行政システムを確立させながら、実効可能な計画づくりに力を注いでまいりたいと考えおります。  なお、今後、公共下水道事業ように長期的な大型事業は想定しおりません、町民視点に立った事業を計画的に進めまいる所存でございますので、御理解と御協力を賜りますようにお願いいたします。  なお、排砂など残余御質問に対する答弁は担当課長からさせますので、よろしくお願いいたしまし、佐藤議員答弁といたします。 123: ◯副議長(上野 等君) 大木企画財政課長。  〔企画財政課長 大木宏二君 登壇〕 124: ◯企画財政課長(大木宏二君) 次に、市街地にぎわい事業についてお答えいたします。  町では、市街地うるおい環境整備基本計画を中心とした整備計画を策定しまし、本年4月、国土交通省まちづくり交付金事業採択を受けたところでございます。これは、JR入善駅から北陸自動車道入善パーキングエリアを結んだ範囲を計画範囲としまし、地域活性化を目指すものでございます。市街地におきましては、やすらぎ・交流拠点となるうるおい環境を整備する計画でございまし、新たな施設建設や公園、駐車場整備など主な内容となっおります。
     施設建設につきましは、現在ところ、旧中央公民館跡地を利用しまし、公民館機能や集会機能を中心とした複合施設、「うるおい館(仮称)」建設を計画しおります。この施設、市街地活性化契機となるよう、民間関係団体を代表する皆さんで構成する建設検討委員会を早急に設置しまし、拠点にふさわしい施設機能をはじめ商業機能など、民間事業計画について検証しいただく予定でございます。これによりまして、商店街振興について役割一端を果たすではないかと、このようにも考えおりますので、どうか御理解を賜りますようお願いいたします。  以上でございます。 125: ◯副議長(上野 等君) 建設課長。  〔建設課長 小森九仁夫君 登壇〕 126: ◯建設課長(小森九仁夫君) それでは、黒部川排砂問題についてお答えいたします。  まずは今年度計画でございますけれども、先ほど議員ほうからもございましたけれども、今年は昨年の1.7倍約48万立方メートル計画されおります。これは一応2時点測量でありまし、その後、また増える可能性があるということでございます。  次に、意見・要望はどのように伝えてあるのか、またその回答といいますか結果はどうなっているのかということでございますけれども、これまでもそれぞれ議員さん御質問、御意見等につきましは、その都度、実施機関国土交通省あるいは関西電力ほうに申し入れているところでございまし、特に県あるいは関係市町、農業団体、内水面漁協関係機関で構成しおります排砂関係連絡会というのがございます。その場で、それぞれ関係機関から要望出されるわけでございまし、当然、私どもも議員さん質問、意見については、この場でも申し述べおります。議員意見等につきましは、後評価委員会あるいは土砂管理協議会ほうに報告されまし協議され、実施に移っおるわけでございます。  ただ、先ほど佐藤議員さん、その後結果についてはでございますけれども、これもさき質問にはお答えしていたかと思いますけれども、時期、あるいは排砂量、回数というものにつきましては、現在、各関係団体それぞれあるわけですけれども、いかに皆さん方影響を少なくするようにということから、現在回といいますか、6月から8月間に回、基準量につきましも一定基準ということで決め、今行われているところでございまし、回数を増やすということになりますと、例えば農業団体にいたしますと、排砂されるごとに農業用水断水ということも懸念されますし、また、内水面につきましも、10月ごろになりますとサケ俎上に影響があるということも考えられます。そういうことから、今ところは、それぞれ関係団体で話し合われた中で、今行われている実施につきまし最適だろうということで行われているところでございまし、今後、実施機関におきましても、またそれぞれ意見を聞きながら、最善方法で行いたいということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 127: ◯副議長(上野 等君) 笹島商工水産・深層水課長。  〔商工水産・深層水課長 笹島春人君 登壇〕 128: ◯商工水産深層水課長笹島春人君) 佐藤議員商店街振興策について、商業者へ支援策は何かという御質問にお答えいたします。  近年、中心市街地を含め、町商店は年々苦しさを増している状況であることは、御存じとおりであります。  このような中で、町独自取り組みといたしまし、町内商店で買い物を奨励する「入善町商品券」発行や、夜間にぎわいを演出するために、中心市街地や舟見地区街路灯設置に対する助成などを行っきたところであります。また、「きらきらカード」制度を創設した際には、各店舗機器設置について補助も実施しまいりました。さらに、中心市街地へ誘客を図るために、毎年8月に開催しおります「入善ふるさと七夕まつり」や「まつりんぴっく」「ラーメンまつり」などにも支援をし、商工会や商店街皆さんと一体となった取り組みを図っきたところであります。個人商業者へ支援策といたしましは、低利融資に対する利子補給や経営安定資金に対する認定事務などを行っおりまし、また商業者全体を対象にした支援策を実施しおるところでもございます。  一方、町商工業発展推進母体であります入善町商工会に対しましては、商工会行う経営改善普及事業や商工会活動に対する支援なども行っおりまし、特に指導事業等につきましは、県下でも手厚い支援を行っているというふうに考えおります。  また、商工会行う経営改善普及事業では、専門指導員などによる経営指導、つまり経営、労務、金融、税務などに対する指導助言を行っおります。特に新規創業に対しては、例えば設備資金及び運転資金に対する県融資制度紹介をはじめ、それらにかかる事務を代行いたしまし、創業第一歩を支援しているところでございます。新規創業は地域に活力やにぎわいをもたらすものでありまし、積極的な支援策などを今後も模索検討しまいりたいと考えおります。  いずれにいたしましも、町商工会は商店総合相談窓口であり、大いに活用し、安定経営を目指しほしいものであります。また、そのこと、間接的ではあります、それぞれ商店へ支援にもつながっいくものと考えおります。今後も商工会を中心とする組織基盤強化を進め、商工業全体を支援する体制づくりに務めるとともに、魅力ある店づくり、魅力ある商店づくりに邁進しまいりたいと考えますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。 129: ◯副議長(上野 等君) 佐藤議員。 130: ◯番(佐藤一仁君) 忘れないうちに商工会関係から、要望的にお願いしおきます。  どうしても個人商店、そういった商店街でお店を張っいらっしゃる皆さんについては、経営基盤大変弱い方々集まりであります。そしてまた、後継者不足という点でも、ほとんど悩んでいらっしゃる、そういった環境で今御商売をなさっいらっしゃると。そういった中で、町そういったバックアップは大変ありがたい話であります。希望を申し上げれば、もっともっとやっいただきたいなと思います、商店皆さんためにそういったバックアップをぜひまた続けいただきたいと要望しおきます。  そういった中で、商工会動きに対する指導というものは、これは町もやっいかなくはいけないだろう。町ばっかり何でもやっおりますと、行政すべてやらなくはいけないことになっまいります。そうではなく、その上部団体である商工会というもしっかりありますので、町から見た目を素直に、今商工会はどうなっているんだ、しっかり動いているのかと、そういった部分で商工会指導も含め援助しいただきたいと、そういうふうに思います。  もう一方、うおるい事業うるおい感でございます。これからことし、来年と計画をなさっいかれるようであります。これにつきましは、これから準備・立ち上げについて、まだ時間かかるものかと思います、各団体方々と協調しながらやっいかないと。一つ会社一つ建物を建てるはトップ考え一つですぐ決まります、自治体いろんな団体皆さん意見を聞いやるときには、たまに感情こじれくることもあります。大木課長、ぜひまたこれは、そういった地元理解を、お互いにコンセンサスを取り合っいただい、しっかりと達成できるように注意深くやっいただきたいと思います。  この2点はお願いとして、要望としてお伝えをしおきます。よろしくお願いいたします。  それでは、総合計画についてであります。  私ども議員になっちょうだいいたしましたこの総合計画に、大変いいことも書いてあるな、いいことばっかり書いてあるのだなというふうに私も思っおります。特に先ほど言いました海岸線問題につきましは、海岸線保全促進ですね。「潜提、緩傾斜護岸整備、海岸防災林造成」というふうにしっかりと明記をしてあります。その腰座った姿勢には大変評価するところでもありますし、先日いただきました平成8年度国、県要望にも、緩傾斜堤、そしてまた副離岸堤整備を吉原あたりから横山ほうへかけとか、そしてまた防災林整備要望も古黒部・八幡地区、そういったところでお願いしてあると。私も地元出身といたしまし大変ありがたいというふうに思っおります。  私思うは、こういった事業を、今まではこうやっ年度、年度でお願いをし、できる年、できない年もちろんあったりしただと思います。ただ、これから、先ほども言いましたように、三位一体で独自運営をしいかなくはいけないという時代に入りました。こういったやり方から一歩進んで、早い段階で5年20年をかけ、そういった整備事業化を目指し国にアピールしいくべきだろうと、私はそういうふうに思います。  例えば入善町は海岸線11.5キロありまし、さわやか海岸農水関係が1.5キロといたしまし、直轄海岸でおおよそキロ強ぐらい緩傾斜整備されおります。残り大体9キロあります。年間500メートルずつやっいきまし8年間かかるあります。そういった長期にわたって我が町海岸保全ために資本投下をしいただける、これは事業としても大変ありがたいところであります。そういったものをどんどん目指しいかなくはいけないと思います。先人やられたように、農地を0年以上かけこのように整備された整備計画というは、大変立派なものだろうと思います。そして、そのときにつくった農道、町道まだ狭いまま、路肩ももう崩れ、大型機械交差できないような道路まだほとんどあるわけであります。こういったところも0年、5年かけ農村整備事業として国に事業採択しもらうような、そういった政治活動を町としてやらなくはいけい。そしてまた議会もやっいかなくはいけないような時代になっおりますので、あえて私はこういう差し出がましいことを言わせいただきました。これから、私たち議員も、町運営については責任相当重大になっまいります。当局には耳痛いことばかり言います、そういった政治活動として国にアピールをしいただきたいと思いますので、その気構えを教えいただければ大変ありがたいと思います。 131: ◯副議長(上野 等君) 本多助役。 132: ◯助役(本多良久君) 海岸道路あるいは海岸整備につきましは、以前からも私ども国ほうへ要望しおりますし、これは毎年やってきおります。ただ、国ほうも、最近三位一体など、あるいは財政厳しさなどもありまし、年々事業速度遅くなっているのは、これはまた御案内とおりでございます。そこで、町とすれば、それらを踏まえ、より以上に、今まで以上に、おっしゃいますように政治的な活動も含めまし、やっいかなきゃならんことだと思っおります。  町道につきましは、町は約450キロ余りを擁しおります。県道は80キロ余り、国道8.9キロとかいうふうになっおりますけれども、こと町道に関しましては、佐藤議員御質問とおり、まだ改良率約30キロくらいだと思っおります。ただ、この改良率定義は若干ややこしい部分があります、このうち5.5メートル未満まだまだ355キロということで相当あるわけでし、実際、スムーズに車通行できるという面は、まだまだ少ないわけであります。舗装につきましは約420キロ余りということで、町道全体からしますと概ね順調にきおりますけれども、これからは、議員おっしゃいますように、やはり何と言いまし産業の基盤は私どもは道路だというふうにある意味では思っおりますので、これからも総合計画後期に向け、5.5メートル未満355キロ余り道路整備につきましは、町単あるいはまた県、あるいは国支援を得ながら、今まで以上に後期計画に反映しいきたいと、こう思っおります。  いずれにしましも、何度も言いますように厳しい状況にございますけれども、精いっぱい総合計画中で、先ほど御指摘にありましたように、公共下水道25年、26年で終了するわけでありますけれども、それらを踏まえ総合計画に対応しいきたいと思っおりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 133: ◯副議長(上野 等君) 佐藤議員。 134: ◯番(佐藤一仁君) 大体そういった答弁だろうというふうに予想はしおりました。  それで、今までは国全体そういったやり方でありましたから、これはしようがないんです。これからは、同じことをやるにしも、アイデアをつけやらないと、これはなかなかできないだろう。同じ道を一本直すにしも、今までどおり頼み方ではない。農村整備化一環としてやらなくはいけないんだと。そういう、言葉は悪いんですけれども、へ理屈的な理屈をつけアピールをしいかないと、これは全国自治体全部同じことをやってくると思います。そういった中で、やっぱりインパクトのあるアピール仕方、そういったものはやっぱりとても大切なことなではないかなというふうに私は思います。  特に海岸につきましは、黒部川扇状地は、扇状地自身天然記念物的な要素も私はあると思います。そういった部分、そしてまた国土保全ということは最も大事なことであります。そういったものは何を置い当局表に立っ、ぜひ整備事業化しいただきたい。これは毎年、毎年やらないとだれもやっくれないありまし、2、3年に回と言っおっもどうにもならん話。毎年、毎年、年に5回も0回もお願いし、三拝九拝をし、整備事業として認めいただければ、国からこういった事業をちょうだいしましたということで、皆さんに胸を張っ言えることでありますので、ぜひ頑張っいただきたいと私は思います。要望としおきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、排砂問題であります。単純に点だけであります。  先ほど、回数を分けると逆に被害増えるではないかと。被害とは、影響出る回数多くなるではないか。私は思うありますけれども、ダムできる前は、そういったことは何回も経験しているんです。何十年、何百年経験しているんですね。今一時に流すから困るあります。例えば、台所から米とぎ汁を3合分流すと5升分流すと、その一時被害、影響というものは、やはり大きいほう、5升分ほう多いわけであります。そういった部分と私は似たような部分があるような気します。ですから、一時に大量に流すということは、それなり影響出得る要素があると思いますので、なぜできないかというをまずしっかりと聞いいただい、それと、先ほど言いましたように、一体どの量までなら、00万立方メートルなか200万立方メートルなか、どこ量までなら影響ないと考えているのか、これははっきりと聞かなければいけないです。それで、やっぱり町民皆さんにしっかりと説明をする、これは我々も責任があると思います。ぜひ次の会合ではしっかりと回答をちょうだいしいただきたいと思います、建設課長、いかがでございますか。 135: ◯副議長(上野 等君) 小森建設課長。 136: ◯建設課長(小森九仁夫君) その旨はまた要望しまいりたいと思います、ただ、その量につきましは、これまでも、先ほども述べましたように、百何十立米、あるいは  では6万か7万。そうなりますと、これまで結果を見ますと、ある程度平均的な量だろうという考え方で実施機関はおります。となりますと、これまでは評価委員会あたりでもあまり影響はないだろうとしゃべっおりますから、その辺で、量についてはそういう形であります。このあたり、言われましたように、また再度会合なり、あるいは委員会事前打ち合わせ後に確認したいと思います。 137: ◯副議長(上野 等君) 佐藤議員。 138: ◯番(佐藤一仁君) 少しずれている部分があるかと思います。私聞きたいは、土砂管理協議会や排砂評価委員会具体的に科学的根拠数字を持っ、例えば50万立方メートルまでは大丈夫はずですよとか、科学的にこう証明できるんですよとか、そういった根拠のある、具体性のあるものを持っているかどうか、それを聞いくれと言っているんです。50万立米流そう60万立米流そう、今まで経験はしおります。しかし、その都度、問題にはなっているはずであります。ですから、今、72万立米も流したこともある。しかしながら、影響ているようなはずなんだけれども影響は出ていないという苦しい回答返っくるわけですね。ですから、そういったものを、じゃ、あなた方根拠として、一体どういう数値を持っいらっしゃるか、その数値を聞いいただきたいということを申し上げているのあります。 139: ◯副議長(上野 等君) 本多助役。 140: ◯助役(本多良久君) このことにつきましては、いろいろな枠組み中で議論されおるというは十分知っおられると思うんですけれども、このことにつきまし、今おっしゃるようなことにつきまし、十分関係皆さんと、そのことを申し上げいきたいと思っおりますので、よろしくお願いします。 141: ◯副議長(上野 等君) 佐藤議員。 142: ◯番(佐藤一仁君) ありがとうございます。どうぞ言うください。「入善議会にはやかましいのが一人おるだから、しっかり聞いおかないと帰れんだ。あんたたちははっきりしくれ」と、そこまで言っいただい結構でございますので。私も海岸で生活をしおります。海大切さはよくわかっおるつもりでありますので、何とぞそこら辺を伝えいただきたいと思います。  どうもありがとうございました。これで終わります。 143: ◯副議長(上野 等君) 次に、2番 中瀬範幸君。  〔2番 中瀬範幸君 登壇〕 144: ◯2番(中瀬範幸君) 皆様、御苦労さまでございます。本日最後質問をさせいただきます。  通告に従いまして、今回は、農工一体で育っきた入善町基幹産業、農業関係一本に絞りました。「農業経営体質強化を図れ」であります。  政府は、平成2年3月、初めて食料・農業・農村基本計画を決定し、施策推進を図っきました。以降この5年間で、情勢大きく変化しています。国内では、食安全に対する信頼大きく揺らいでいるほか、農業者高齢化と減少による生産構造脆弱化など、危機的な状況深まっおると言われおります。  国外では、世界的な人口増加や中国をはじめとするアジア諸国経済発展による食料需要増大、地球温暖化急激な進行など、世界食料需給に関する不安定化要因顕在化しおり、不測時における食料安全保障重要な課題となっています。  このような背景中で、新基本計画この3月25日閣議で決定されました。内容につきましは御案内とおりであります、主なキーワードにつきましは、食料自給率向上、農業構造改革、担い手集中、日本型直接支払い、攻め農政であります。目指すは強い農業であり、「他産業並み所得、労働条件を確保できる効率的かつ安定的な農業経営を育成する」となっています。従来考えと違うは、集落営農を育成すべき経営体として位置づけられた点であります。  町でも、従来から担い手育成として認定農業者育成や集落営農組織化などに積極的な事業展開をしきました、現在まで育成状況について答弁願います。  また、政府は強い農業を目指すと言っています、農林水産省発表「水稲作付規模別生産費用」を調べみますと、4~5ヘクタールでは生産費最も少なく、それ以上では横ばい、8~9ヘクタールを超えるとかえって生産費用増えるという結果ています。これは、大型機械や設備が10年間頻度で更新必要であり、投資金額大きな負担になっているからであり、ほ場集積スケールメリットに限界があるとも言われています。借り入れほ場分散による移動ロス、集落営農と受託調整トラブル、大豆連作障害、3K作業による若年後継者不足など、課題山積しています。  新基本計画は、0年後姿として、認定農家や集落営農担い手へ70~80%農地を集積すると言っています。私は、経営課題を抱えたまま集積をしいいかどうか、従来家族労働による兼業農家でいいか、判断に迷います。これら今後ため経営課題を明確にし、町基幹産業として農業体質強化を図るべきであると思います。町長見解と方向性を示しいただきたい。  次に、産地づくり対策交付金についてであります。  平成6年度は、水田農業構造改革交付金として、大豆では0アール当たり地権者に万9,000円、担い手に万9,000円助成されています。そのほか合わせ、町全体では3億4,000万円強お金交付されおります。ところが、今回新基本計画では、平成9年から、集落営農を含めた担い手へ支援集中化、重点化を言っおります。町試算によりますと、83.7%農家対象外となり、約億7,500万円交付金減額になると試算されます。これらことをかんがみ、早急に町内全農家集落営農や担い手に参加できる方策を考えるべきであります。当局考え方を示しいただきたい。  次に、「入善ブランド米」についあります。  入善町農業は、黒部川扇状地広大で肥沃な平野と豊かな水を基盤として、農業者意欲と努力により、県内有数良質米生産基地として、入善ブランド米コシヒカリを生み出しきました。その品質につきましも、等比率9%であるし、食味においても高い評価であります。現状で生産コストを考えると、俵当たり万4,000円損益分岐点と仄聞いたします。平成6年度補てん金を加えた価格でも万7,724円であり、このままで米作拡大では経営は成り立ちません。「入善ブランド米」として、あるいは「無洗米加工」など付加価値をつけ、さらに、おにぎり、おすし、弁当など加工を加え、販売価格大幅引き上げをと考えます、農協や農業公社、農業生産法人方々と相談しいただい、その方向をきちっと示しいただきたい。  また、農家収益確保には冬季間を含めた通年型複合経営不可欠であります。町現状について、その内容をお聞かせいただきたい。  次に、「入善ブランド」栽培についてであります。  県では、石井知事を本部長とし、各種団体代表者で構成する「富山ブランド推進本部」を設置し、富山魅力を「富山ブランド」として発信し、官民一体となっ育成強化すると発足しました。  入善町特産品ジャンボスイカは、全国に発信している入善ブランドであります。最近生産量は、平成0年に対して5カ年で約40%も生産減少し、370トンであります。しかし、昨年8月最盛期では供給追いつかないほど売れ行きであったと聞いおります。収益も高く、ぜひとも維持拡大を図るべきと考えます。しかし、管理作業や収穫作業など肉体労働過酷であり、後継者育たないのが現状であります。省力化機械あるいは自動機械など農機具開発を積極的に援助し、00年生産技術結集された入善ジャンボスイカを守っいくべきと考える、いかがでしょうか。  次に、チューリップであります。  チューリップフラワーロードなどイベントは、年を追うごとに盛り上がりを見せ、入善ブランドとして全国発信しています。入善町は、黒部川扇状地排水性高い砂質土壌と冬積雪などの自然条件チューリップ栽培に適していること、専用栽培機械開発など生産技術力高いこと、ブランドづくり熱意などで、日本トップレベル生産地であります。しかし、最近生産量は、平成0年に対して5カ年で約40%減少し、約670万球であります。安価な大量輸入品により価格大暴落したことと、過酷な労働により後継者育たないのが現状であります。チューリップフラワーロード会場で、ある栽培者、「栽培しももうからない、今使っている機械使えなくなったらやめる」と、寂しく語っくれました。何とか今ある貴重な入善ブランドを守る方策はないでしょうか。  次に、今は栽培をほとんどやめられた藤原イチゴについあります。  一時は、約0ヘクタールも栽培され、反収00万円高収益であったと言われています。朝3時ごろから作業、腰をかがめるきつい作業なので後継者育たなかったと聞いおります。  最近技術情報を調べみますと、高設ベンチ上で栽培する軽作業可能になった高設栽培や、ビニールハウス内で年二作栽培する二期取り栽培、ミツバチによる受粉、糖度高い大粒品種開発など、格段に生産技術力向上しおります。  過去には、藤原イチゴとして高収益をもたらしました。ぜひ栽培技術を継承し、最新技術も導入し、農家複合経営として復活できないものでしょうか。入善海洋深層水を加え糖度を増し、差別化した新品質を開発できないでしょうか。ぜひ町リーダーシップを期待しています。当局考え方をお聞かせ願います。  次に、桃栽培であります。  新川農業普及指導センターでは、桃栽培を米作栽培複合経営化作物として推奨しています。県内年間消費量約800トンに対して、県産桃生産量は約30トン、県内自給率ではわずか4%にとどまっおり、市場は抜群であります。地場産新鮮な完熟桃は、地場産優位性を十分発揮し、差別化販売可能であります。植えつけ2年目から収穫でき、少ない初期投資でスタートできると言われ、転作作物として栽培を始めた地区もあると聞きます。入善ブランドとしてぜひ成功させたい。その見通しと他地区へ普及をどう考えおられますか、お答え願います。  最後に、定年帰農受け入れについて質問いたします。  2年後2007年から2009年にかけて、団塊世代と言われる昭和22年から24年生まれ約700万人大量に定年退職を迎えます。現在社会問題にまでなっている「07年問題」についあります。  少子化による影響も重なっ、年間00万人以上労働力減少し、労働力不足深刻化するという問題であります。先日新聞報道によりますと、都市生活者を対象としたアンケート調査では、団塊世代を含む50歳代では、4割を超える人々ふるさと暮らしを希望していると言っおります。そこから「定年帰農」という言葉生まれきました。町でも、都会からUターン、Iターン定年帰農者を受け入れ、あるいは、グリーンツーリズム観光客を受け入れ、「定年後は美しい黒部川扇状地で農業を」をキャッチフレーズに受け入れ体制整備をするべきと思う、考え方をお聞かせいただきたい。  新基本計画で言っている担い手育成と定年帰農による小規模農家育成は相反した話となりました、それだけ農業を取り巻く課題と期待度大きいものと認識しおります。町長御答弁、よろしくお願いいたします。  これで質問を終わります。 145: ◯副議長(上野 等君) 米澤町長。  〔町長 米澤政明君 登壇〕 146: ◯町長米澤政明君) それでは、中瀬議員御質問にお答えいたします。  基幹産業の農業経営体質強化についてお答えいたします。  本年3月に閣議決定された新しい「食料・農業・農村基本計画」柱は、食糧自給率向上、新たな経営安定対策、農地対策、担い手対策であり、我が国農業構造を今後どう改革するか最大目標であると思っおります。  この施策中で入善町農業に大きな影響があるのが、議員御指摘担い手問題であります。担い手要件詳細はこの秋に決定するものと予想されます、経営規模要件を米政策認定農業者4ヘクタール、集落営農20ヘクタールと仮定すれば、現在認定農業者で42名、集落営農で4組織担い手として該当いたします。しかし、入善町には9割を超える兼業農家おられ、そのすべて今後政策では補助対象外となり、兼業農家や高齢者農家受け皿として、集落営農組織化や認定農業者育成急務と考えおります。特に集落営農組織化につきましては県も力を注いでおり、新しい基本計画担い手に、県組織化した集落営農全国モデルとして国施策に組み入れられおり、町としても関係機関と協力し組織化を支援しまいります。ただ、集落営農は、県や町強制できるものではなく、集落話し合い中で考え、合意に基づい実現するものと受けとめおります。  一方、現状経営課題であります、米価低迷により、水稲農家経営状況悪化している状況であります。昨年は俵当たり万4,000円と、米単作では経営が成り立たない単価まで低下しおります。また、毎年3割近く生産調整、いわゆる転作により、転作作物として大豆、麦や特産物生産されているわけであります、御指摘とおりチューリップやジャンボスイカにつきましは、後継者不足最重要課題となっおります。特に大豆につきましは、連作障害や天候に左右され、近年異常気象など天候不順により収量低下し、国補助金なければ採算とれない状況となっおります。これら状況を認識し、入善町農業を足腰強い農業にするために、地域で担い手として位置づけられた農家に農地集積を図ることや、担い手がいない地区については、集落営農組織化を支援し、担い手育成を図っいきたいと考えおります。  なお、ブンランド化などに対する答弁は、担当課長から答弁させますので、よろしくお願い申し上げます。  以上で、中瀬議員答弁とさせいただきます。 147: ◯副議長(上野 等君) 浜田農政課長。  〔農政課長 浜田洋次君 登壇〕 148: ◯農政課長(浜田洋次君) それでは、中瀬議員農業問題その他につきまし、私ほうから答弁をさせいただきます。  まず、付加価値のある商品や複合経営質問でございます、米に付加価値をつけるため、JA入善町とともに、特色ある米づくり一環として、減農薬米普及に取り組んでおりますし、つぶぞろいPRにもどんどん取り組んでまいりたいと考えおります。  議員御指摘、無洗米加工によるブランド化でございます、近年、米屋さんにもこういった無洗米機械も普及しおります。ただ、JA等大型施設でこういった無洗米加工をやるとなりますと、非常に大きな投資必要かと思いますし、JA入善町は、小売りというよりも卸し性格強いものですから、米大半を全農に納めおられます。また、全国には、発芽玄米や胚芽玄米等を商品化いたしましブランド化している地域もございます、何分にも設備へ投資額大きいということで、こういったものをやる場合には、農業者理解不可欠と思っおります。今後、JA等関係団体と話し合いをいたしまし、無洗米加工によるブランド米発売等につきまし、実現できるかどうか協議を進めまいりたいと考えおります。  また、複合経営につきましは、昨年、新川農業改良普及センター経営複合化に取り組むために、園芸を取り入れた複合計画に対するアンケート調査を実施しおりまし、入善町では40経営体より回答をいただいおります。その結果、園芸部門導入については、60%経営体「特に園芸には興味ない」と。あるいは、「興味があっても何をやっいいかよくわからない」という方が18%を超えおりました。また、園芸導入についてどういう問題があるかということにつきましては、60%を超える方「価格不安定で経営計画立てづらい」あるいは「水稲栽培管理作業と競合する」あるいは「新たな機械導入投資必要になる」、こういったことで農家園芸に対して不安を持っおられたわけであります。  今後、これらを参考にいたしまし、どのような園芸作物導入よいか、いろんな農家と話し合いを進め、少しでも前進するように努力しまいりたいと考えおります。  次に、入善ブランドづくりであります、現在、特産物として位置づけられおりますチューリップ、あるいは入善ジャンボスイカはもとより、トマト、キュウリ、ハウスネギ、花き、鉢物等といったものにつきましも、今後どのような付加価値をつけブランド化を図ればよいか、各生産組合、あるいは農業公社、JA等関係機関と連携を図りながら、検討しまいりたいと思っおります。  また、さらに、3割近く生産調整をカバーする新たな入善ブランドとなり得る付加価値のある新しい品種につきましは、現状ではなかなか見当たりません。生産者皆様方やJA、あるいは普及指導センター等と連携を図りながら、今後、導入に向けいろんなものを探っまいりたいと考えおります。  先ほど、議員御質問中に、特産物栽培者高齢化、そして後継者不足問題であるというふうに言っおられました、そのとおりでございまし、以前からスイカ業者あるいはスイカ生産者とこの問題につきまし、いろいろと話し合っはおります、どうしても早朝から夕方まで一日中畑にいるということを子ども小さいときから見ている。そういう意味で、なかなか跡を継がないというのが現状であるというふうに言っおられましたし、あるいはまた技術非常に難しいということで、その技術を習得するには5、6年間忍耐必要である。あるいは気象や管理ミスによって全く収入ない時期もある。そういった場合には家族協力不可欠であるので、このような多く算入阻害要因があるとも伺っおります。  そして、最後に、こういった特産物を栽培するには、何よりも農業好きであるということ、後継者要件であるとも聞いおります。そこで、今後、そのような後継者育成に向けまし、どのような施策必要か、関係者と十分協議しまいります。  次に、藤原イチゴ復活であります、イチゴ藤原に導入されましたは昭和35年からと伺っおります。その後、藤原地区では全農家このイチゴ栽培に携わりまし0ヘクタールぐらいまで面積拡大されたというふうに聞いおりますし、最盛期には億円に手届くような売り上げがあったとも伺っおります。また、当時から集落イチゴ収穫時には、共同炊事による食生活改善や、あるいはまた集落ぐるみ共同選別、あるいは共同出荷、そして収益も面積比によるプール計算で行うなど、当時とすれば時代を先取りした集落営農実施されていたということは、私どもも驚いおります。  しかし、この作業は、特に摘果は毎日行う必要があり、あるいはまた先ほど議員も言われましたとおり、早朝から選別、箱詰め、そして出荷と、非常に作業きついというふうにもまた伺っおりましたし、ちょうどこの藤原イチゴ最盛期には、日本高度成長期と重なりまし、若い方会社勤めに走ったということから、日中あるいは早朝作業どうしても高齢者方に偏っいったということから、徐々にではあります、このイチゴ衰退しいったというふうに聞いおります。  そしてまた、平成初めごろでございます、こういった作業、あるいはまた人件費軽減等を図るために、ハウス栽培も手がけたというふうに聞いおりました、これ普及する前に病気発生いたしまし、皆さんこのイチゴから撤退され、現在、全く栽培されていないという現実になっおります。
     そこで、議員提案この復活でございます、現在、藤原地区では集落営農法人化話題になっおります。そこで、この集落営農法人化を機会に、この栽培を復活できないかということを関係者方にもいろいろと話をしおります、現在法人化計画は、あくまでも専業ではなく兼業体制でいくということでございますので、毎日摘果あるいは早朝選別等につきましは現在ところ無理ではないか。将来、専従者くれば、この可能性につきまし検討したいという返答でございました。  次に、桃栽培でございます。  先ほど議員御質問とおりでございまし、富山県自給率はわずか4%でございます。初期投資も非常に少なく、そしてまた水稲作業と労働競合も少ない。あるいはまた6、7年で反歩当たり00万円程度収益があるなど、転作作物としては非常に適しているのかなと思っています。そして、ことしから50アールで桃植えられおりまし、将来的には3ヘクタール程度まで拡大したいというふうに伺っおりますので、有望な特産品になれるもの、あるいはまた特産品として育っいくものと確信をいたしおります。  しかし、入善町では、桃栽培はまだ実績ございません。技術的な問題も手探り状態であります。ましてや、この今回導入を機に商品化に向け、関係団体とも協力しながら、どのような支援可能か協議しまいりたいと思っおります。  また、他農家皆さんは現在様子見でございます、今後、この桃導入につきまし協議しまいりたいと思っおります。  最後になります、近くに迫っている団塊世代大量定年により社会構造変化しいくことと考えます、定年帰農に入善町もぜひ取り組んでまいりたいと思っています。そこで、現在、農業公社ほうにおきまして、「アグリ助っ人センター(仮称)」なるものを設立できないかということで、その準備委員会を今回発足させる予定になっおります。その中で、こういった定年帰農問題も含めまし、就農のある人に対していろんなチャンスを与えたいと思っおりますので、この場でいろんなものを協議しまいりたいと思っおります。  以上で、農業問題につきまし答弁にかえさせいただきます。 149: ◯副議長(上野 等君) 中瀬議員。 150: ◯2番(中瀬範幸君) ちょっと幅広くやったものですから、非常に焦点ばやけ申しわけないです。  水田農業構造改革交付金ということについて、先ほど言っおりました担い手へ支援集中ということからいきますと、担い手以外には支給されないではないかという心配があります。全体で3億4,000万円お金交付されおります。そのうち半分ぐらい来ないではないかという試算をしおりましたね。ですから、ぜひともそういう農家も対象にし担い手に参加するべきだということを私はあえて先ほど申し上げたんです、と同時に心配なは、認定農家に集積している部分があること一つと、そういうことで集落営農きますと、その辺で集積調整トラブルを起こすではないかという心配があります、そういうところはどう当局として指導しながら調整しいくか、その辺考え方と交付金ほう考え方を再度お願いします。 151: ◯副議長(上野 等君) 浜田農政課長。 152: ◯農政課長(浜田洋次君) まず、交付金問題であります、現在まだ担い手要件詳細決定しおりません。しかし、今中瀬議員言われましたとおり、ほぼ半分ぐらい来なくなるではないかという気もいたしおります。ただ、今後は、例えば川維持管理、あるいは農道維持管理等について、そういった環境に対する配慮ということで、また幾らか補助金来るものというふうにも考えおります、現在よりも相当数減額されることは間違いないと思っています。  そこで、こういった交付金を入善町農業に生かすには、どうしても担い手ということ大前提になかろうかと思っおります。これも急に認定農家42名が100名になるとか、集落営農4組織20組織になるとかいうは、時間的にも無理があるかと思っおります、少なくとも9年までにはまだ年半ございます。これからこのような問題を少しでも農家皆さんに周知徹底するように、関係機関と一緒になっ対処しまいりたいと思っおります。ただ、2,500農家もございます。また、補助金なくも自分で農業をやっいきたいという方もおられます。そういった方はそれなりにいいあります、やはりこれからは補助金当たらないという前提で担い手を育ていく必要があろうかと思っおります。妙案は実はまだないわけであります、とにかく実情を訴えいっ、少しでも農地集積を図っいただきたいと思っおります。 153: ◯副議長(上野 等君) 中瀬議員。 154: ◯2番(中瀬範幸君) 農業役割というは、今さら私言うまでもなく、食料安全保障という大きな役割があるし、今課長言われましたように、自然環境保護とか地下水涵養といったように、その辺役割というは、はかり知れないほど大きいものがあるわけで、その辺も含め大いに当局指導しいかないと、行く行くは放棄田にしはならんという法律も多分ないだろうし、自分財産だから自分で好きなようにというわけにもいかんと思いますので、補助金要らんから自分でマイペースでやるわという考え方もおられますけれども、その辺は当局やっぱり指導しいくべきだと思います。  ですから、私聞いていますは、どういう方向に持っいきたいんだということを聞いているわけで、全員認定農家にもっいこうとしているのか。その辺、PRしおかないと、あと年少ししか期間ないわけで、その辺を再度お願いしたいと思います。 155: ◯副議長(上野 等君) 浜田農政課長。 156: ◯農政課長(浜田洋次君) 基本的には集落営農育成を図っいきたいというふうに考えおります、集落営農と認定農家というは表裏一体でございまし、集落営農増えますと認定農業者とトラブルも増えるものと思っおります。ただ、基本的には、入善町農業ビジョンにもありますように、集落から選ばれた認定農業者を育てるということと、そういった認定農業者、担い手がいない集落においては、集落営農を基本的には進めいきたいという考えであります。 157: ◯副議長(上野 等君) 中瀬議員。 158: ◯2番(中瀬範幸君) その辺は、これからJAとか公社と相談しながら、生産組合と連携をとりなから、誤解ないように、年半間に理解し合いながら進められるような状態にしいっほしいと思います。  いずれにしましも、入善ブランド米というは全国に誇る品質だと思いますし、ブランド米として販売というは、経済連があってなかなか難しいんだという答弁はいつも聞いおりますけれども、その中でどうやっ値段を引き上げるかということも、合わせぜひやっいっほしいと思います。これは要望であります。  次に、私危惧しているのは、藤原イチゴは幻藤原イチゴに終わっしまったと。これからジャンボスイカも、あるいはチューリップも、後継者不足からそういうふうになっくるではないかなという心配があります。先ほど言いましたように、00年生産技術力結集されたジャンボスイカであります。それジャンボスイカに終わっしまうと本当に惜しいわけで、そういうところを具体的に今から……。  ですから、私言いましたは、しゃがみっぱなし過酷な労働である、あるいは収穫非常に重たいと。だから、何とか楽にできるような機械を開発できないか。例えばチューリップ生産設備は、国内で入善町だけああいう自動栽培機械を開発したというふうに、生産技術力的に非常に進んでいるわけで、ぜひジャンボスイカ生産機械も開発できるようにバックアップしいただきたいというふうに考えます。 159: ◯副議長(上野 等君) 本多助役。 160: ◯助役(本多良久君) 先ほどからいろいろ聞いおりますと、これから農業、いろんな課題、問題はあるわけであります、個性のある農業といいますと、やはり入善ブランド米、あるいはまた入善ブランドということになっいこうかと思います。  ただ、先ほど何度も話がありましたように、朝早くから夜遅くまでということで、労働非常にきつい条件中で、後継者なかなか育っていないというのが、これまた現状でございます。  おっしゃるとおり機械開発につきまし、当然それぞれ考えおられるとは思うんです、急速に後継者問題きますと、町とすれば何らかの形で支援をしいかなければならんということで、これからも関係皆さんに、あるいはまたJA皆さんとともに、この機械開発などにつきまし、ぜひ御相談申し上げいきたいと思っおりますので、よろしくお願いします。  以上でございます。 161: ◯副議長(上野 等君) 中瀬議員。 162: ◯2番(中瀬範幸君) 確かに農協問題というは非常に大きな課題があって、即答はできないものでありまし、いろいろ私今回問題提起したわけであります。ぜひ、今後、入善町農業をどういう形にもっいくかといったものを早急に明確にし、それに向かっ進んでいただきたい。心配なは、高齢化だとかいったようなことで逃げはいかんわけで、それに取り組んでいかないとだめなわけです。恐らくこういう三位一体改革ですから、そのうちに農業へ補助金というは当然削減される一方であります。しかしながら、農業というは、今回新基本計画にもありますように、今回特に食料自給率向上というは、国でも非常に強くうたっおりますし、農家役割というは、そういった金銭にかえられない大きな役割がありますので、その辺、重々勘案しながら、長期的な、短期的なスケジュールをつくっ取り組んでいただきたいと思います。  以上、要望しおきます。        ───────────────────────── 163: ◯副議長(上野 等君) 以上で本日日程は終了いたしました。  次に、残余町政一般に対する質問は、4日火曜日午前0時から続行いたします。  本日はこれにて散会いたします。  議員各位並びに当局には御苦労さまでございました。  午後 4時2分 散会 発言指定されていません。 © Nyuzen Town Assembly. All rights reserved. ↑ ページ先頭へ...