立山町議会 2020-03-01
令和2年3月定例会 (第4号) 本文
今期定例会中、長期間にわたり終始熱心にご審議いただきました議員各位に対し、また町長はじめ執行部のご協力に対し、深く敬意を表するとともに、厚くお礼を申し上げます。
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町 長 の 挨 拶
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◯議長(
内山 昭君) 町長より挨拶の申し出があります。
町長
舟橋貴之君。
〔町長
舟橋貴之君 登壇〕
42
◯町長(
舟橋貴之君) 3月定例会閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
まず、議員各位におかれましては、提案いたしました
議案44件につきまして、原案どおり可決をしていただきまして、まことにありがとうございました。
この期間におきましても、新型コロナウイルスが世界中に拡散を続け、まさに有事、戦争状態とも言える、不要な外出を控えるなどの厳戒態勢をとる国が、欧米諸国をはじめ、増加してきております。
我が国におきましては、2月27日、安倍総理からの学校休業要請を受けて、翌28日に町内の小中学校長と大岩教育長とでの協議の結果、3月2日から24日までを臨時休業としたこと。そして、県内15市町村ではそれぞれ異なる対応となったことは、皆様ご承知のとおりでございます。
私は、3月6日に令和元年度2回目となる
立山町総合教育会議を主催し、教育
委員の皆さんに、本当に3月24日まで、ずっと休業のままでよいのかと質問しましたが、校長会の考えを支持する意見が大勢でありました。
そこで、学校の外、子どもたちの安全対策については、私にも責任があるとして、準要保護児童生徒のお宅に弁当を届けることを決めたのであります。
いよいよ来週25日からは春休みに入ります。保護者からは、子どもたちの生活習慣が乱れている。他の自治体の小中学校に比べ、子どもの学力が落ちるのではないかといった懸念の声があると、私にも寄せられています。
文部科学省初等中等局が3月17日、春季休業期間中に健康観察や学習状況の確認、補習等の実施のために登校日を設定することについては、各学校の設置者において判断することを妨げるものではないという文書を公開しました。
また、今夜にも政府の専門家会議において、休校要請緩和を含む見解となることが、けさからテレビ等で報道されております。
これらを踏まえまして、本日午後4時半より第3回の総合教育会議を主催し、私からは、2学期の開始日の前倒しを行い、つまり正規授業日数を増やすこととともに、登校日の設定や補習の場所の提供などを提案する予定としております。
ただし、登校日の設定については、大岩教育長が事前に町の校長会の会長に意向を確認したところ、反対ということでありました。最終の決定は教育
委員会の5名で決められることになりますが、現場の意向は無視できないというふうに私は思います。
私としては、町民の不安を少しでも解消できるよう、少なくとも学校の教室以外の外でもいいから、子どもたちに集中して勉強できる環境、場を提供したいと考えております。
これにより、会場
使用料や指導員となる教員OB等の人件費もかかってまいります。そのほか、新型コロナウイルス対策関連で、布マスクの配布、消毒液等の備品購入費など、町単独予算で対応すべき補正予算が必要となってまいりますので、今月27日ごろには令和元年度の特別交付税の交付額が確定すると聞いておりますので、この一部を財源として、30日にも補正予算の専決処分をしたいと考えております。ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
また、国では大規模な経済対策をはじめとする補正予算案を検討していますが、これにも即対応できるよう、新年度に入りましても、6月定例会を待たずに、必要があるならば臨時議会を招集する可能性もあることもお含みいただきまして、今議会での閉会の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
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閉 会 の 宣 告
43
◯議長(
内山 昭君) これをもちまして、令和2年3月
立山町議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午後 2時19分 閉会
上記記述の会議録は相違ないことを認め、ここに署名する。
令和2年3月19日
立山町議会議長 内 山 昭
立山町議会議員 荻 生 義 明
立山町議会議員 伊 東 幸 一
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