特 別 委 員 会 委 員 長 報 告
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◯議長(村田 昭君) これより、日程第5
特別委員会委員長報告を議題といたします。
立山自然保護特別委員会委員長 伊東幸一君。
〔
立山自然保護特別委員会委員長 伊東幸一君 登壇〕
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◯立山自然保護特別委員会委員長(
伊東幸一君) おはようございます。
ただいまより、
立山自然保護特別委員会の
委員長報告を行います。
初めに、当
特別委員会は、平成30年2月開会の
町議会臨時会において、委員の改選が行われ、委員の選任及び
委員長の互選が行われました。
互選の結果、
委員長に私、
伊東幸一、副
委員長には内山 昭君が選任され、
佐藤康弘君、
後藤智文君、
坂井立朗君、
窪田一誠君、村田 昭君の各委員とともに
調査活動を行ってきました。この2年間における当
委員会の
活動内容についてご報告申し上げます。
平成30年度は、8月28・29日にかけて、長野県大町市扇沢を経由して、
立山室道周辺の
自然保護及び
自然環境の
状況調査を目的とした
現地調査を実施しました。
山岳環境と自然、地域の文化を求める
拠点施設である
大町山岳博物館では、北アルプス後
立山連峰を一望できる
展望ラウンジや、ニホンカモシカやライチョウの剥製や
生活史等を展示した
生き物ブースを見学し、山とかかわりを持って暮らしてきた人々の生活を映像も交えて体感するなど、脈々と連なる歴史を肌で感じました。
地獄谷近辺では、
東日本大震災の影響で弥陀ヶ原火山が活発になり、火山ガス発生量が増えたことにより、遊歩道の一部が2012年より立入禁止区域のままとなっています。
そこで、各地の火山性災害を教訓に、立山町では山小屋にヘルメットとガスマスクを整備しています。また、エンマ台には火山ガス情報ステーションがあり、外国人の登山
者や観光客への多国語での火山ガス警報案内や電光掲示板等で防災情報の発信が行われています。
周辺は活火山であることを意識し、快適な登山を楽しむことができるように山小屋関係
者の皆様と協力し、今後さらなる
避難所施設等の安全対策を充実しなければならないと再認識いたしました。
令和元年度は、10月28・29日にかけて、石川県の白山
自然保護センターを視察し、白山国立公園における業務について研修しました。
センターの主な仕事としては、白山地域の自然と文化についての普及啓発や
自然環境の保護と秩序ある利用を図るための動植物、地質、人文について調査研究、
自然保護法に基づく許認可や施設、登山道の管理等の保護管理の3つの業務が挙げられるとのことでした。
自治体では有害鳥獣による被害が年々拡大していますが、センターが実施する鳥獣保護のための調査研究の結果を活用し、個体数の管理につなげる等、関係機関との連携強化の必要性を実感し、有意義な視察になったことを申し上げ、
立山自然保護特別委員会のご報告といたします。
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◯議長(村田 昭君) 以上をもちまして、
立山自然保護特別委員会の
委員長報告を終わります。
議会広報
特別委員会委員長 澤井峰子君。
〔議会広報
特別委員会委員長 澤井峰子君 登壇〕
25 ◯議会広報
特別委員会委員長(澤井峰子君) おはようございます。
それでは、議会広報
特別委員会の
委員長報告を申し上げます。
平成30年2月臨時会において、委員長、副委員長の選任が行われ、
委員長に私、澤井峰子、副
委員長に平井久秋君が選出されました。
当
委員会では、平成30年5月発行の第66号から
令和元年11月発行の第72号まで、2年間で合計7回の議会だよりを発行し、定例会や臨時会でどのような議案が話し合われたか、また各議員が町政全般にかかわるさまざまな課題や問題、また町民の皆様の声を反映した質問提案の内容を中心に、
立山町議会の「今」を発信してまいりました。
議会だよりの編集に当たっては、各定例会中に打ち合わせを行い、編集スケジュールを決めた後、各号4回程度の編集
委員会を開催して、原稿の校正やレイアウト、写真の撮影、収集などを行ってまいりました。
平成30年10月と本年11月には、東京で開催された研修会に参加し、「読み手に伝わる文章の書き方」「デザインの力で、もっと伝わる議会広報に」「
最優秀賞及び優秀賞作に見る光彩を放つ編集力」「読者目線で親切な広報誌を作るには」「情報をわかりやすく伝える」などの講義を聴講し、編集や誌面づくりのポイント、全国の議会広報づくりの動向について学んでまいりました。
全国的には、議会広報の刷新、進化が進んでおります。これまで目標としてきた「わかりやすく伝える工夫」に加え、「議会だよりとホームページの連携」や「住民への直接取材を積極的に行う」など、住民と議会のコミュニケーション力の強化を図る議会が多数見られます。また、誌面のカラー化も進んでおり、全ページフルカラーの議会広報も多くなっております。
当町では、予算の関係もあり、長らく2色刷りメーンで進めておりましたが、今年度から表紙のみではありますが、念願のカラー化にこぎつけることができました。さらに、前回号からはQRコードの掲載を開始し、携帯電話からでも町のホームページにアクセスしやすい機能も加えたところです。
このほか、平成30年8月発行の第67号から政務活動費の収支報告の概要を詳細に記載し、あわせて視察や研修の内容も掲載しております。さらに、昨年9月定例会分からは、議会改革の一環として、町ホームページとあわせて議員別賛否一覧表を掲載し、議案に対する各議員の判断を一目でご確認いただけるようになっております。
これらの改善を機に、より多くの皆様に議会だよりを手にとっていただき、町の抱える課題について住民の皆様もご一緒にお考えいただければ大変うれしく思います。
最後に、この2年間ご協力をいただきました
議員各位、町当局はじめ関係の皆様方に心より感謝を申し上げ、議会広報
特別委員会の
委員長報告とさせていただきます。
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◯議長(村田 昭君) 以上をもちまして、議会広報
特別委員会の
委員長報告を終わります。
議会改革
特別委員会委員長 坂井立朗君。
〔議会改革
特別委員会委員長 坂井立朗君 登壇〕
27 ◯議会改革
特別委員会委員長(
坂井立朗君) ご苦労さまです。
それでは、議会改革
特別委員会の
委員長報告を申し上げます。
平成29年3月町議会定例会において、議会改革
特別委員会の設置が可決され、平成30年2月の改選で
委員長に私、
坂井立朗、副
委員長に
伊東幸一君が選出されました。
この
特別委員会に付託された事項は、議会改革を行うための具体策を調査及び審査するものであります。
まず、昨年7月30日に
議会運営委員会と合同で長野県蓑輪町議会を視察し、一般質問の一問一答方式や議員定数、報酬に関する
取り組み等について伺ってまいりました。
また、昨年9月に開催した
委員会では、まず、当時取りざたされていた「三ない議会」をやめようということで、各議案に対する議員別の賛否を議会だよりと町ホームページに掲載することが承認され、その後の議員協議会を経て公開が決定しました。
加えて、「政務活動費の運用の手引き」を策定し、平成30年度分から領収書等をホームページに公開しております。
今年5月の
委員会では、本会議の質問・答弁の方法について、一問一答方式や分割方式の導入及びそれに伴う議場の改修について提案し、その後、議員協議会で協議されました。導入には十分な準備期間が必要等の理由で、すぐに実現とまではいきませんでしたが、議員全員が問題意識を共有し、6月には、先進されている入善町議会の一般質問を傍聴してまいりました。
議会は常に町民の意見、社会情勢の変化等を勘案して、議会運営に係る不断の評価と改善を行う必要があります。
今後も継続して「
立山町議会のあるべき姿」に向かって、さらに議会改革を推進いたしますことを申し述べまして、議会改革
特別委員会の
委員長報告を終わります。
28
◯議長(村田 昭君) 以上をもちまして、議会改革
特別委員会の
委員長報告を終わります。
以上で、各
特別委員会委員長の審査及び調査の結果報告が終わりました。
委 員 長 報 告 に 対 す る 質 疑
29
◯議長(村田 昭君) これより、ただいまの各
特別委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
30
◯議長(村田 昭君) 質疑なしと認めます。
採 決
31
◯議長(村田 昭君) これより、各
特別委員会の
委員長報告について採決いたします。
ただいまの各
特別委員会の
委員長報告については承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
32
◯議長(村田 昭君) ご異議なしと認めます。よって、各
特別委員会の
委員長報告については承認することに決定いたしました。
なお、当局には、ただいま報告がありました各
特別委員会からの指摘事項、要望事項等について十分尊重され、的確に措置されるよう要望いたします。
各
特別委員会の委員におかれては、終始積極的に活動いただいたことに敬意を表し、厚くお礼を申し上げます。
これをもって、本日の日程は全て終了いたしました。
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議 会 日 程 の 報 告
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◯議長(村田 昭君) 次に、議会の日程を申し上げます。
次回の本会議は、12月12日木曜日午前10時から再開し、町政一般に対する質問を行います。
なお、本日は、この後、10時50分から全員協議会を開催いたします。
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散 会 の 宣 告
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◯議長(村田 昭君) 本日はこれをもって散会いたします。
午前10時40分 散会
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