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  1. 立山町議会 2019-12-01
    令和元年12月定例会 (第1号) 本文


    取得元: 立山町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午前10時00分 開会            開 会 及 び 開 議 の 宣 告 ◯議長(村田 昭君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより令和元年12月立山町議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。         ─────────────────────────            諸       報       告 2 ◯議長(村田 昭君) 地方自治法第121条の規定により、議場に出席を求めましたの職・氏名並びに事務局職員の氏名は、お手元に配付いたしております一覧表のとおりでありますので、ご了承願います。         ─────────────────────────           議  事  日  程  の  報  告 3 ◯議長(村田 昭君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  議事の運営につきましては、格段のご協力をお願いいたします。         ─────────────────────────           会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 4 ◯議長(村田 昭君) これより、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、1番 髪口清隆君、7番 岡田健治君を指名いたします。         ─────────────────────────            会   期   の   決   定 5 ◯議長(村田 昭君) 次に、日程第2 会期の決定についての件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、去る10月15日開催の議会運営委員会において決定されました本日から12月18日までの14日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶあり〕 6 ◯議長(村田 昭君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。         ─────────────────────────            議案第102号から議案第113号まで 7 ◯議長(村田 昭君) 次に、日程第3 議案第102号 専決処分の承認を求めることについて(令和元年度立山一般会計補正予算)から議案第113号 立山町水道事業給水条例の一部改正についてまで、以上12件を一括議題といたします。           提  案  理  由  の  説  明 8 ◯議長(村田 昭君) 町長より提案理由の説明を求めます。  町長 舟橋貴之君。  〔町長 舟橋貴之君 登壇〕 9 ◯町長(舟橋貴之君) おはようございます。  本日、ここに令和元年12月立山町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、ご出席をいただきましてご審議いただきますことに、深く感謝申し上げます。  さて、今年は熊の目撃、痕跡情報が多く、防災行政無線該当地区に注意を呼びかけておりましたが、2件の人的被害がございました。被害に遭われた方にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。  その後、町では、緊急措置として、75歳以上の高齢のみの世帯について、御自身や親族等による柿の木の伐採ができない場合、町職員が対応できる範囲で伐採を支援する取り組みを実施いたしました。これまで12月4日現在、8件の申し込みに対し、35本伐採したところです。最近はすこし少なくなりましたが、依然として熊の目撃情報が寄せられており、引き続き町民の皆様への注意喚起に努めるとともに、必要な対応を進めてまいります。  11月30日には、8回目を迎えるインターカレッジコンペディションが開催されました。今年のテーマは「私が住みたい立山町」でありました。県内外から7つの大学が参加し、それぞれ町内のフィールドワーク、関係へのインタビュー、先進地への視察や勉強会等を経て、学生の思いが詰まったプレゼンテーションが行われました。どの大学の発表も甲乙つけがたく、今回は最優秀賞に2つの大学が選ばれました。  そのうちの1つは、県内の大学に通う県外出身の学生をターゲットに、古民家をシェアハウス型の学生寮とし、寮生が地域活動を通じ、立山町の魅力を体験してもらうことで定住につなげるというもので、町内に大学のない立山町では思いつかない提案でありました。もう一つは、都内大学のイベントで立山町への移住説明会を開催し、町内での暮らしを体験して移住・定住につなげるというもので、すぐにでも実現できるような説得力のあるプレゼンテーションが印象的でした。最優秀賞以外の発表もわかりやすく簡潔にまとめられ、引き込まれるような発表が多く、あっという間に時間が経過いたしました。この後、ケーブルテレビでも放送されますので、ぜひごらんいただければと思います。  さて、政府においては、「災害からの復旧・復興の取り組みの加速」「海外発のリスクへの対応」「生産性の向上」を図るため、約3年ぶりに経済対策を策定することとされ、令和元年度補正予算案、令和2年度当初予算案に反映する方針とされています。現在のところ、各省庁において、環境省では、災害対応拠点施設発電設備導入の支援、総務省では、災害時の情報伝達手段に対する整備促進文部科学省では、小中学校の教育用端末配備について検討されているとのことであります。詳細については間もなく明らかになりますので、情報を収集し、しっかりと対応できるよう準備をしてまいります。  それでは、提案いたしました各議案の概要についてご説明申し上げます。  本日提案いたしました案件は、専決処分の承認を求めるもの1件、補正予算に関するもの4件、条例に関するもの7件の、合わせて12件の議案であります。  専決処分の承認を受けるものにつきましては、議案第102号 専決第10号 令和元年度立山一般会計補正予算でありまして、歳入歳出それぞれ318万円を追加し、歳入歳出予算の総額を126億9,284万4,000円としております。熊の目撃や痕跡情報が相次いでいることから、有害鳥獣捕獲活動費等の経費を増額いたしております。  補正予算に関するものといたしましては、議案第103号 令和元年度立山一般会計補正予算につきまして、歳入歳出それぞれ1億5,188万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を128億4,473万1,000円といたしております。  歳出の主なものといたしましては、冬期間に子どもの遊び場として、元気交流ステーション大型遊具を設置する事業をはじめ、来年度の上段分団詰所移転整備に向けた用地取得測量設計等の経費、第5期の中山間地域等直接支払事業の実施に必要な測量調査費を新たに計上いたしております。  また、町内75歳以上の高齢世帯における環境保全に配慮した住宅設備の整備の推進を目指す省エネ型住宅設備等切替推進支援事業補助金の申請の増加に伴う増額のほか、12月の一斉改選による民生委員児童委員の1名増員に伴います費用弁償協議会活動事業補助金等を増額いたしております。  なお、人事院勧告定期人事異動等に伴い、人件費を調整しております。  歳入につきましては、10月の台風19号により被災しました林道長倉線災害復旧にかかわる林道災害復旧事業補助金の追加のほか、町を応援くださる町外の方からのふるさと納税寄附金認定こども園への施設給付費にかかわる国庫負担金等の増額をいたしております。  このほかに、債務負担行為補正につきましては、1件の追加と1件の変更、地方債補正につきましては、1件の追加と6件の変更を行うものであります。  議案第104号 令和元年度立山国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ1億5,564万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を24億5,225万8,000円としております。  歳入につきましては、制度改正等にかかわる国民健康保険制度関係業務事業費補助金を追加し、医療費の増加に伴う保険給付費等交付金を増額いたしております。  歳出につきましては、保険療養給付費疾病予防事業特定健康診査等事業等を増額し、予備費で調整いたしております。  議案第105号 令和元年度立山農業集落排水事業特別会計補正予算につきましては、下水道接続にかかわる受益分担金の増額に伴いまして、予備費で調整いたしております。  議案第106号 令和元年度立山水道事業会計補正予算につきましては、平成30年度の消費税の確定申告に伴う消費税の還付や水道料金スマートフォン決済に向けたシステム改修費を計上しているほか、人事院勧告定期人事異動等に伴いまして、人件費等を調整するものであります。  このほか、債務負担行為につきまして、1件の追加を行うものであります。  条例に関するものといたしましては、議案第107号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定及び議案第108号 立山町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定につきましては、新たに創設された「会計年度任用職員」に関して、「会計年度任用職員の任用等に関する規定の整備」及び「特別職の任用等の適正を確保するための地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律」の施行に伴い、育児休業に関する条例等、関係する条例の規定の整備ための改正、給与及び費用弁償等の必要な事項を新たに定めるためのものです。  議案第109号 立山町特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の全部改正につきましては、国の特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準(平成26年内閣府令第39号)が改正され、特定教育保育施設等集団保育保育内容の支援、代替保育の提供及び副食費等の利用負担額の範囲などの見直しに伴う改正です。  議案第110号 立山町職員の給与に関する条例及び立山町長、副町長及び教育長の給与に関する条例の一部改正及び議案第111号 立山町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきましては、人事院の給与勧告に基づき所要の改正を行うものであります。  議案第112号 立山町職員等の旅費に関する条例の一部改正につきましては、県内市町村との均衡を図り、職員の日当を見直すものです。  議案第113号 立山町水道事業給水条例の一部改正につきましては、水道法の一部を改正する法律の施行に伴い、指定給水装置工事事業制度の指定に更新制度が導入されたことにより更新手数料を追加するものです。  以上、提案いたしました案件について、何とぞ慎重にご審議の上、適正な議決をいただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 10 ◯議長(村田 昭君) 町長の提案理由の説明が終わりました。         ─────────────────────────              議案第95号及び議案第96号 11 ◯議長(村田 昭君) 次に、日程第4 議案第95号 平成30年度立山一般会計、以下「立山町」を省略いたします。国民健康保険事業特別会計後期高齢医療事業特別会計墓地公園事業特別会計地域開発事業特別会計農業集落排水事業特別会計及び浄化槽設置管理事業特別会計決算認定について並びに議案第96号 平成30年度立山水道事業会計利益の処分及び決算認定についての件を議題といたします。         ─────────────────────────         決 算 特 別 委 員 会 委 員 長 報 告 12 ◯議長(村田 昭君) 以上の案件については、去る9月、立山町議会定例会において決算特別委員会に付託し、閉会中の継続審査としております。付託案件の審査結果について報告を求めます。  決算特別委員会委員長 石田孝夫君。  〔決算特別委員会委員長 石田孝夫君 登壇〕 13 ◯決算特別委員会委員長石田孝夫君) おはようございます。  決算特別委員会における審査についてご報告申し上げます。  令和元年9月定例会において付託されました議案第95号 平成30年度立山一般会計ほか特別会計6件の決算認定について及び議案第96号 平成30年度立山水道事業会計の利益の処分及び決算認定についてであります。  決算特別委員会は、9月30日、10月2日、3日の3日間において、町長をはじめ関係職員の出席を求め、主な事業施工箇所等現地調査並びに決算資料に基づく説明を受けました。  審査に当たっては、監査委員より決算審査意見書が提出されており、当委員会においては、各事業における予算が適正に執行されたか、また行政効果や費用対効果等はどうであったかを中心に、行財政全般にわたり慎重に審査を行いました。  審査の結果につきましては、議案第95号の一般会計ほか各特別会計の決算については、認定すべきものと決しました。  また、議案第96号の水道事業会計の利益の処分及び決算については、可決及び認定すべきものと決しました。  それでは、各事業会計決算概要について申し上げます。  平成30年度の一般会計の決算につきましては、歳入が126億3,004万4,709円、歳出は119億6,367万2,236円で、差し引き額は6億6,637万2,473円となり、翌年度へ繰り越しすべき財源を除いた実質収支額は3億5,974万473円の黒字決算となっています。  歳入全体としましては、地方交付税の減少などにより、総額では昨年度に比べ6,984万6,574円の減額となっております。  歳出については、物件費や補助費等が増額となっていますが、前年度に都市再生整備計画事業まちなかファームの建設が完了したことなどによる投資的経費の減少などにより、総額では昨年度に比べ2億7,549万4,971円の減額となっております。  各特別会計の決算については、国民健康保険事業会計で、歳入が25億2,693万4,900円、歳出が23億173万986円で、差し引き額は2億2,520万3,914円の黒字となっています。  地域開発事業後期高齢医療事業墓地公園事業農業集落排水事業浄化槽設置管理事業特別会計においても、それぞれの決算額で黒字となっています。  水道事業会計の決算について申し上げます。  総収益は4億7,826万8,247円、総費用は4億4,053万8,050円で、当年度純利益は3,773万197円の黒字となっており、利益の処分については建設改良積立金に積み立てるものです。  次に、審査の過程における意見等について申し上げます。  一般会計においては、公債費の比率が若干下がっており、将来負担比率実質公債費比率も改善されているが、いずれの数値も類似団体平均より高いことから、今後とも中・長期的な財政運営の健全化に努められたい。  町税の収納率は前年度と同水準であり、引き続き町民に不公平が生じないよう、保育料、住宅使用料、水道料も含め、収納率の向上に努められたい。  魅力あるまちづくりを進めるため、有害鳥獣対策を強化し、移住・定住や自伐型林業、農業女子などによる里山の活性化や特産品の開発など、地域おこしの促進に努められたい。  人口減少が進展する中、子育て世帯への支援や負担軽減を進めるとともに、次代を担う子どもたちへの教育内容の充実を図り、教職員の負担軽減に努められたい。  除雪対策について、除雪機械オペレーターの問題も含め、長期計画を持っての事業に努められたい。  引き続き企業誘致の推進を図り、活気あるまちづくりと町民の雇用確保に努められたいなどの意見がありました。  国民健康保険事業特別会計においては、平成30年度より市町村国保の広域化が施行されたが、安定的な維持運営のため、継続してジェネリック医薬品の推進による医療費の抑制や国民健康保険税の収納率の向上を図られたい。  水道事業会計においては、人口減少節水型社会への移行の中で、老朽化した水道管により近年漏水が多発している状況であり、住民のライフラインを守るために管路の更新に必要な財源を確保され、財政基盤の強化と健全経営に努められたい。  今後も、少子高齢化人口減少の進行に対応しながら、税をはじめとする財源の確保と第9次立山町総合計画に掲げられた重要施策の効率的かつ効果的な実施に取り組まれるとともに、立山町公共施設等総合管理計画に基づき健全な財政運営に努められるように求めます。活気ある立山町を目指し、地方創生に取り組んでいただきたい。  以上であります。  最後に、当委員会において論議されました事項や意見については、当局におかれても十分検討され、今後の予算編成、予算の執行及び事業の実施に適切に反映されるよう望みます。  以上で決算特別委員会委員長報告を終わります。 14 ◯議長(村田 昭君) 以上で決算特別委員会の審査結果の報告が終わりました。           質                 疑 15 ◯議長(村田 昭君) ただいまの報告に対して質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶあり〕 16 ◯議長(村田 昭君) 質疑なしと認めます。           討                 論 17 ◯議長(村田 昭君) これより討論に入ります。  討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶあり〕 18 ◯議長(村田 昭君) 討論なしと認めます。           採                 決 19 ◯議長(村田 昭君) これより採決いたします。  まず、議案第96号のうち平成30年度立山水道事業会計利益の処分について採決いたします。  本案に対する決算特別委員会委員長の報告は可決であります。  本案は、決算特別委員会委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成起立〕 20 ◯議長(村田 昭君) 起立全員であります。よって、議案第96号のうち平成30年度立山水道事業会計利益の処分については原案のとおり可決されました。  次に、議案第95号 平成30年度立山一般会計、以下「立山町」を省略いたします。国民健康保険事業特別会計後期高齢医療事業特別会計墓地公園事業特別会計地域開発事業特別会計農業集落排水事業特別会計及び浄化槽設置管理事業特別会計決算認定について、議案第96号のうち平成30年度立山水道事業会計決算認定について、以上2件に対する決算特別委員会委員長の報告は認定であります。  以上の案件は、決算特別委員会委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成起立〕 21 ◯議長(村田 昭君) 起立全員であります。よって、平成30年度の決算は決算特別委員会委員長の報告のとおり認定することに決定しました。         ─────────────────────────
              特 別 委 員 会 委 員 長 報 告 22 ◯議長(村田 昭君) これより、日程第5 特別委員会委員長報告を議題といたします。  立山自然保護特別委員会委員長 伊東幸一君。  〔立山自然保護特別委員会委員長 伊東幸一君 登壇〕 23 ◯立山自然保護特別委員会委員長伊東幸一君) おはようございます。  ただいまより、立山自然保護特別委員会委員長報告を行います。  初めに、当特別委員会は、平成30年2月開会の町議会臨時会において、委員の改選が行われ、委員の選任及び委員長の互選が行われました。  互選の結果、委員長に私、伊東幸一、副委員長には内山 昭君が選任され、佐藤康弘君、後藤智文君、坂井立朗君、窪田一誠君、村田 昭君の各委員とともに調査活動を行ってきました。この2年間における当委員会活動内容についてご報告申し上げます。  平成30年度は、8月28・29日にかけて、長野県大町市扇沢を経由して、立山室道周辺自然保護及び自然環境状況調査を目的とした現地調査を実施しました。  山岳環境と自然、地域の文化を求める拠点施設である大町山岳博物館では、北アルプス後立山連峰を一望できる展望ラウンジや、ニホンカモシカやライチョウの剥製や生活史等を展示した生き物ブースを見学し、山とかかわりを持って暮らしてきた人々の生活を映像も交えて体感するなど、脈々と連なる歴史を肌で感じました。  地獄谷近辺では、東日本大震災の影響で弥陀ヶ原火山が活発になり、火山ガス発生量が増えたことにより、遊歩道の一部が2012年より立入禁止区域のままとなっています。  そこで、各地の火山性災害を教訓に、立山町では山小屋にヘルメットとガスマスクを整備しています。また、エンマ台には火山ガス情報ステーションがあり、外国人の登山や観光客への多国語での火山ガス警報案内や電光掲示板等で防災情報の発信が行われています。  周辺は活火山であることを意識し、快適な登山を楽しむことができるように山小屋関係の皆様と協力し、今後さらなる避難所施設等の安全対策を充実しなければならないと再認識いたしました。  令和元年度は、10月28・29日にかけて、石川県の白山自然保護センターを視察し、白山国立公園における業務について研修しました。  センターの主な仕事としては、白山地域の自然と文化についての普及啓発や自然環境の保護と秩序ある利用を図るための動植物、地質、人文について調査研究、自然保護法に基づく許認可や施設、登山道の管理等の保護管理の3つの業務が挙げられるとのことでした。  自治体では有害鳥獣による被害が年々拡大していますが、センターが実施する鳥獣保護のための調査研究の結果を活用し、個体数の管理につなげる等、関係機関との連携強化の必要性を実感し、有意義な視察になったことを申し上げ、立山自然保護特別委員会のご報告といたします。 24 ◯議長(村田 昭君) 以上をもちまして、立山自然保護特別委員会委員長報告を終わります。  議会広報特別委員会委員長 澤井峰子君。  〔議会広報特別委員会委員長 澤井峰子君 登壇〕 25 ◯議会広報特別委員会委員長(澤井峰子君) おはようございます。  それでは、議会広報特別委員会委員長報告を申し上げます。  平成30年2月臨時会において、委員長、副委員長の選任が行われ、委員長に私、澤井峰子、副委員長に平井久秋君が選出されました。  当委員会では、平成30年5月発行の第66号から令和元年11月発行の第72号まで、2年間で合計7回の議会だよりを発行し、定例会や臨時会でどのような議案が話し合われたか、また各議員が町政全般にかかわるさまざまな課題や問題、また町民の皆様の声を反映した質問提案の内容を中心に、立山町議会の「今」を発信してまいりました。  議会だよりの編集に当たっては、各定例会中に打ち合わせを行い、編集スケジュールを決めた後、各号4回程度の編集委員会を開催して、原稿の校正やレイアウト、写真の撮影、収集などを行ってまいりました。  平成30年10月と本年11月には、東京で開催された研修会に参加し、「読み手に伝わる文章の書き方」「デザインの力で、もっと伝わる議会広報に」「最優秀賞及び優秀賞作に見る光彩を放つ編集力」「読者目線で親切な広報誌を作るには」「情報をわかりやすく伝える」などの講義を聴講し、編集や誌面づくりのポイント、全国の議会広報づくりの動向について学んでまいりました。  全国的には、議会広報の刷新、進化が進んでおります。これまで目標としてきた「わかりやすく伝える工夫」に加え、「議会だよりとホームページの連携」や「住民への直接取材を積極的に行う」など、住民と議会のコミュニケーション力の強化を図る議会が多数見られます。また、誌面のカラー化も進んでおり、全ページフルカラーの議会広報も多くなっております。  当町では、予算の関係もあり、長らく2色刷りメーンで進めておりましたが、今年度から表紙のみではありますが、念願のカラー化にこぎつけることができました。さらに、前回号からはQRコードの掲載を開始し、携帯電話からでも町のホームページにアクセスしやすい機能も加えたところです。  このほか、平成30年8月発行の第67号から政務活動費の収支報告の概要を詳細に記載し、あわせて視察や研修の内容も掲載しております。さらに、昨年9月定例会分からは、議会改革の一環として、町ホームページとあわせて議員別賛否一覧表を掲載し、議案に対する各議員の判断を一目でご確認いただけるようになっております。  これらの改善を機に、より多くの皆様に議会だよりを手にとっていただき、町の抱える課題について住民の皆様もご一緒にお考えいただければ大変うれしく思います。  最後に、この2年間ご協力をいただきました議員各位、町当局はじめ関係の皆様方に心より感謝を申し上げ、議会広報特別委員会委員長報告とさせていただきます。 26 ◯議長(村田 昭君) 以上をもちまして、議会広報特別委員会委員長報告を終わります。  議会改革特別委員会委員長 坂井立朗君。  〔議会改革特別委員会委員長 坂井立朗君 登壇〕 27 ◯議会改革特別委員会委員長坂井立朗君) ご苦労さまです。  それでは、議会改革特別委員会委員長報告を申し上げます。  平成29年3月町議会定例会において、議会改革特別委員会の設置が可決され、平成30年2月の改選で委員長に私、坂井立朗、副委員長伊東幸一君が選出されました。  この特別委員会に付託された事項は、議会改革を行うための具体策を調査及び審査するものであります。  まず、昨年7月30日に議会運営委員会と合同で長野県蓑輪町議会を視察し、一般質問の一問一答方式や議員定数、報酬に関する取り組み等について伺ってまいりました。  また、昨年9月に開催した委員会では、まず、当時取りざたされていた「三ない議会」をやめようということで、各議案に対する議員別の賛否を議会だよりと町ホームページに掲載することが承認され、その後の議員協議会を経て公開が決定しました。  加えて、「政務活動費の運用の手引き」を策定し、平成30年度分から領収書等をホームページに公開しております。  今年5月の委員会では、本会議の質問・答弁の方法について、一問一答方式や分割方式の導入及びそれに伴う議場の改修について提案し、その後、議員協議会で協議されました。導入には十分な準備期間が必要等の理由で、すぐに実現とまではいきませんでしたが、議員全員が問題意識を共有し、6月には、先進されている入善町議会の一般質問を傍聴してまいりました。  議会は常に町民の意見、社会情勢の変化等を勘案して、議会運営に係る不断の評価と改善を行う必要があります。  今後も継続して「立山町議会のあるべき姿」に向かって、さらに議会改革を推進いたしますことを申し述べまして、議会改革特別委員会委員長報告を終わります。 28 ◯議長(村田 昭君) 以上をもちまして、議会改革特別委員会委員長報告を終わります。  以上で、各特別委員会委員長の審査及び調査の結果報告が終わりました。          委 員 長 報 告 に 対 す る 質 疑 29 ◯議長(村田 昭君) これより、ただいまの各特別委員会委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶあり〕 30 ◯議長(村田 昭君) 質疑なしと認めます。           採                 決 31 ◯議長(村田 昭君) これより、各特別委員会委員長報告について採決いたします。  ただいまの各特別委員会委員長報告については承認することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶあり〕 32 ◯議長(村田 昭君) ご異議なしと認めます。よって、各特別委員会委員長報告については承認することに決定いたしました。  なお、当局には、ただいま報告がありました各特別委員会からの指摘事項、要望事項等について十分尊重され、的確に措置されるよう要望いたします。  各特別委員会の委員におかれては、終始積極的に活動いただいたことに敬意を表し、厚くお礼を申し上げます。  これをもって、本日の日程は全て終了いたしました。         ─────────────────────────           議  会  日  程  の  報  告 33 ◯議長(村田 昭君) 次に、議会の日程を申し上げます。  次回の本会議は、12月12日木曜日午前10時から再開し、町政一般に対する質問を行います。  なお、本日は、この後、10時50分から全員協議会を開催いたします。         ─────────────────────────            散   会   の   宣   告 34 ◯議長(村田 昭君) 本日はこれをもって散会いたします。   午前10時40分 散会 Copyright (C) Tateyama Town, All Rights Reserved....