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  1. 立山町議会 2018-12-01
    平成30年12月定例会 (第1号) 本文


    取得元: 立山町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午前10時00分 開会            開 会 及 び 開 議 の 宣 告 ◯議長村田 昭君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年12月立山町議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。         ─────────────────────────            諸       報       告 2 ◯議長村田 昭君) 地方自治法第121条の規定により、議場に出席を求めました者の職・氏名並びに事務局職員氏名は、お手元に配付いたしております一覧表のとおりでありますので、ご了承願います。         ─────────────────────────           議  事  日  程  の  報  告 3 ◯議長村田 昭君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  議事運営につきましては、格段のご協力をお願いいたします。         ─────────────────────────           会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 4 ◯議長村田 昭君) これより、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、1番 髪口清隆君、7番 岡田健治君を指名いたします。         ─────────────────────────            会   期   の   決   定 5 ◯議長村田 昭君) 次に、日程第2 会期の決定についての件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会会期は、去る11月5日開催の議会運営委員会において決定されました本日から12月19日までの16日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長村田 昭君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。         ─────────────────────────             議案第89号から議案第96号まで 7 ◯議長村田 昭君) 次に、日程第3 議案第89号 平成30年度立山一般会計補正予算についてから議案第96号 立山妊産婦医療費助成に関する条例の一部改正についてまで、以上8件を一括議題といたします。         ─────────────────────────           提  案  理  由  の  説  明 8 ◯議長村田 昭君) 町長より提案理由説明を求めます。  町長 舟橋貴之君。  〔町長 舟橋貴之君 登壇〕 9 ◯町長舟橋貴之君) おはようございます。  本日、ここに平成30年12月立山町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、ご出席をいただき、ご審議いただきますことに深く感謝を申し上げます。  今定例会において提案いたしました議案説明に入る前に、来年10月の消費税増税に備えた政府の景気対策への対応について申し上げます。  安倍首相は、記者会見において、中小の小売店クレジットカードなどのキャッシュレス決済をした買い物客に対して5%のポイント還元する考えを表明しました。あわせて、マイナンバーカードにおける自治体ポイント対象にしようと検討されているようです。  確かに、クレジットカード電子マネーは持ちたくないという方もおられるかと存じます。そこで、立山町においてもこの際、自治体ポイントを活用した商店街活性化について、検討してまいりたいと考えております。  具体的には、例えば、町からは、町内ボランティア参加保健センター検診等の受診によるポイントを「マイナンバーカード」に付与し、町内小売店等でご利用いただく。さらに、小売店等での買い物をした場合も、小売店の判断によりますが、ポイントをつけるという仕組みでございます。  この事業には、小売店舗においてICカード読み取り機などの電子決済機器が必要となってまいりますが、町の平成30年度への繰越予算にあるとおり、立山舟橋商工会が中小企業庁と町からの助成もとに、商工会会員導入を勧めておりますので、いま一度PRしてまいりたいと考えております。  その他、景気対策として平成30年度の第2次補正予算案が検討されていますが、そのうち国土強靭化の一環として災害時の避難所となる公共施設省エネ設備導入など、長期的な視点で町財政に有利となり得る補助事業については積極的に取り組んでいきたいと考えており、これまで同様、中央省庁等での情報収集に努めてまいります。  さて、本年を振り返りますと全国的に自然災害が多く、大雪豪雨台風による大雨や高波の被害など記憶に新しいところでございます。  立山町では、今冬の大雪により、例年に比べ除雪の回数が増えましたが、幸いにも大きな事故はありませんでした。  7月5日の豪雨では、「避難準備情報高齢者等避難開始」を発令、避難施設1カ所を開設しました。人的被害はありませんが、倒木や農作物、農業関連施設等被害がありました。8月24日からの台風20号、9月4日からの台風21号では、町特産品のラ・フランスのおよそ7割が落下する被害がありました。  9月29日には、常願寺川及び栃津川が氾濫の危険性があるという想定のもと立山総合防災訓練実施しました。  8月には、国の地方創生拠点整備交付金の内定を受け、白岩芦見地区において白岩酒造による日本酒醸造所プロジェクトが進展するとともに、先月には、日中上野地区前田薬品工業株式会社が主体となっている株式会社GEN風景による美容と健康のリゾート施設「ヘルジアンウッド」の起工式が行われました。いずれも、地域活性化起爆剤となることを期待しています。  11月3日から6日まで「ねんりんピック富山2018」が開催され、立山町では11月4日、グリーンパーク吉峰においてウオークラリー交流大会を開催しました。県内外から42チーム、210人の選手、延べ370人の競技役員ボランティア参加がありました。富山県のチーム「ちんぐるま」が吉峰コースで優勝し、また会場では選手への「ふるまい鍋」の提供、立山町特産品の販売、立山権現太鼓宮路獅子舞のアトラクションなど、参加者皆様には立山町を十分に満喫いただいたと思います。この場をかりて、大会運営にご協力いただいた皆様感謝を申し上げたいと思います。  昭和39年8月から黒部ダム駅から扇沢駅の区間を運行された関電トロリーバス通称トロバスが来年より全車両、電気バスに変更されることになり、今年が最後運行となりました。11月30日の運行最終日には私も乗車してまいりましたが、黒部ダム駅が所在する町の長として、今後も幅広い世代の方々に黒部ダムの偉業をPRしてまいりたいと決意を新たにしました。  12月1日はインターカレッジコンペティションを開催いたしました。今年は7大学7チーム参加し、課題である「持続可能な活力づくり」をもとに各チームがテーマを決め、専門知識若者らしいアイデアにより課題解決に向けた提案がなされました。彼らは既定の3泊4日のフィールドワークの後、再度現地調査に訪れるなど、立山町に対する情熱に感動しました。また、地域活性化のキーマンは「よそ者、若者ばか者」と言われていますが、跡見学園女子大学チームから指摘がありましたように、この町に住む私たちが町全体を俯瞰して、町のためにできることをやることが大切であり、そのためにも、町長は、町の現状と目指すべき方向性、今後の施策説明していくことが大切であると反省したところです。そういう意味でも、町議会定例会での議論は重要な意味を持っていると存じます。  それでは、提案いたしました各議案概要についてご説明申し上げます。  本日提案いたしました案件は、予算に関するもの3件と条例に関するもの5件の、合わせて8件の議案であります。  まず、議案第89号 平成30年度立山一般会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ1億3,701万円を追加し、歳入歳出予算総額を121億5,166万3,000円といたしております。  歳出の主なものといたしましては、中山間地域集落を越えた農業担い手活動に対して支援する中山間地域等担い手農地集積支援モデル事業や、立山小学校放課後子ども教室実施時間拡大に向けた環境整備に関する費用を新たに計上いたしております。  また、立山山岳における携帯電話不感地帯の解消を目指す地域防災対策事業自治公民館排水設備整備補助金増額し、民間事業者山岳避難施設整備事業完了に伴う活動火山対策避難施設整備事業補助金を減額いたしております。  なお、人事院勧告定期人事異動などに伴いまして、人件費を調整しております。  歳入につきましては、町内企業における償却資産等増加企業業績の改善などにより固定資産税及び町民税増額するとともに、町を応援してくださる町外の方からのふるさと納税町有地売払収入転作作物生産性向上を促進する転作条件整備特認事業補助金などを増額いたしております。  このほか、債務負担行為補正につきましては、3件の追加を行うものであります。  議案第90号 平成30年度立山地域開発事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ1億5,070万円を追加し、歳入歳出予算総額を4億7,191万3,000円としております。  塚越地区企業団地造成事業費などを追加するものであり、地方債で調整しております。  議案第91号 平成30年度立山水道事業会計補正予算につきましては、人事院勧告定期人事異動などに伴いまして、人件費などを調整するものであります。  続きまして、議案第92号 立山職員給与に関する条例及び立山町長、副町長及び教育長給与に関する条例の一部改正議案第93号 立山町議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきましては、人事院給与勧告に基づき所要改正を行うものであります。  議案第94号 立山税条例の一部改正につきましては、平成30年税制改正に伴う所要改正を行うものであります。  議案第95号 立山こども医療費助成に関する条例の一部改正につきましては、来年3月のシステム更新に関連して、字句の統一を図るため改正を行うものであります。  議案第96号 立山妊産婦医療費助成に関する条例の一部改正につきましては、対象者の一部に設けられている所得制限を撤廃し、該当する疾病の診断を受けた全ての妊産婦医療費助成を受けられるよう改正を行うものであります。  以上、提案いたしました案件について、何とぞ慎重にご審議の上、適正な議決をいただきますようお願い申し上げ、提案理由説明といたします。 10 ◯議長村田 昭君) 町長提案理由説明が終わりました。         ─────────────────────────              議案第81号及び議案第82号 11 ◯議長村田 昭君) 次に、日程第4 議案第81号 平成29年度立山一般会計、以下「立山町」を省略いたします。国民健康保険事業特別会計後期高齢者医療事業特別会計墓地公園事業特別会計地域開発事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計決算認定について並びに議案第82号 平成29年度立山水道事業会計利益処分及び決算認定についての件を議題といたします。         決 算 特 別 委 員 会 委 員 長 報 告 12 ◯議長村田 昭君) 以上の案件については、去る9月、立山町議会定例会において決算特別委員会に付託し、閉会中の継続審査としております。付託案件審査結果について報告を求めます。  決算特別委員会委員長 岡田健治君。  〔決算特別委員会委員長 岡田健治君 登壇〕 13 ◯決算特別委員会委員長岡田健治君) おはようございます。  それでは、私のほうから、決算特別委員会における審査についてご報告申し上げます。  平成30年9月定例会において付託されました議案第81号 平成29年度立山一般会計ほか特別会計5件の決算認定について及び議案第82号 平成29年度立山水道事業会計利益処分及び決算認定についてであります。  決算特別委員会は、9月26日、27日、28日の3日間において、町長はじめ関係職員出席を求め、主な事業施工箇所等現地調査並びに決算資料に基づく説明を受けました。  審査に当たっては、監査委員より決算審査意見書が提出されており、当委員会においては、各事業における予算が適正に執行されたか、また行政効果費用効果等はどうであったかを中心に、行財政全般にわたり慎重に審査を行いました。  審査の結果につきましては、議案第81号の一般会計ほか各特別会計決算については、認定すべきものと決しました。  また、議案第82号の水道事業会計利益処分及び決算については、可決及び認定すべきものと決しました。  それでは、各事業会計決算概要について申し上げます。  平成29年度の一般会計決算につきましては、歳入が126億9,989万1,283円、歳出は122億3,916万7,207円で、差し引き額は4億6,072万4,076円となり、翌年度へ繰り越しすべき財源を除いた実質収支額は3億9,488万4,076円の黒字決算となっています。  歳入全体としましては、町税各種交付金国庫支出金増加などにより、総額では、昨年度に比べ7億5,300万930円の増額となっております。  歳出については、義務的経費人件費扶助費が減額となっていますが、地方道路整備事業まちなかファーム建設など投資的経費増加などにより、総額では、昨年度に比べ6億6,170万6,884円の増額となっております。  各特別会計決算については、国民健康保険事業会計で、歳入が29億1,332万9,386円、歳出が26億3,298万7,797円で、差し引き額は2億8,034万1,589円の黒字となっています。  地域開発事業後期高齢者医療事業墓地公園事業農業集落排水事業特別会計においても、それぞれの決算額黒字となっています。  水道事業会計決算について申し上げます。  総収益は4億7,829万2,636円、総費用は4億5,134万1,571円で、当年度純利益は2,695万1,065円の黒字となっており、利益処分については建設改良積立金に積み立てるものです。  次に、審査の過程における意見等について申し上げます。  一般会計においては、公債費比率が若干下がっており、将来負担比率実質公債比率も改善されているが、いずれの数値も類似団体平均より高いことから、今後とも中長期的な財政運営健全化に努められたい。  町税収納率が前年度より向上しており、引き続き町民に不公平が生じないよう、保育料住宅使用料水道料も含め、収納率向上に努められたい。  魅力あるまちづくりを進めるため、移住・定住や自伐型林業農業女子などによる里山の活性化特産品開発など、地域おこしの促進に努められたい。  人口減少が進展する中、子育て世帯への支援負担軽減を進めるとともに、次代を担う子どもたちへの教育内容の充実を図り、教職員負担軽減に努められたい。  除雪対策について、除雪機械・オペレーターの問題も含め、長期計画を持っての事業に務められたい。  引き続き企業誘致推進を図り、活気あるまちづくり町民雇用確保に努められたいなどの意見がありました。  国民健康保険事業特別会計においては、ジェネリック医薬品推進による医療費の抑制と国民健康保険税収納率向上を図り、特別会計安定運営に努められたい。  水道事業会計においては、人口減少節水型社会への移行の中で、水道施設耐震性強化老朽管更新、有収率向上など、立山水道ビジョンに基づいた財政基盤強化健全経営に努められたい。  今後も、少子高齢化人口減少の進行に対応しながら、税をはじめとする財源確保と第9次立山総合計画に掲げられた重要施策の効率的かつ効果的な実施に取り組まれるとともに、立山公共施設等総合管理計画に基づき健全な財政運営に努められるように求めます。  以上であります。  最後に、当委員会において論議されました事項や意見については、当局におかれても十分検討され、今後の予算編成予算の執行及び事業実施に適切に反映されるよう望みます。  以上で決算特別委員会委員長報告を終わります。 14 ◯議長村田 昭君) 以上で決算特別委員会審査結果の報告が終わりました。           質                 疑 15 ◯議長村田 昭君) ただいまの報告に対して質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長村田 昭君) 質疑なしと認めます。           討                 論 17 ◯議長村田 昭君) これより討論に入ります。  討論はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長村田 昭君) 討論なしと認めます。           採                 決 19 ◯議長村田 昭君) これより採決いたします。  まず、議案第82号のうち平成29年度立山水道事業会計利益処分について採決いたします。  本案に対する決算特別委員会委員長報告可決であります。  本案は、決算特別委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 20 ◯議長村田 昭君) 起立全員であります。よって、議案第82号のうち平成29年度立山水道事業会計利益処分については原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号 平成29年度立山一般会計、以下「立山町」を省略いたします。国民健康保険事業特別会計後期高齢者医療事業特別会計墓地公園事業特別会計地域開発事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計決算認定について、議案第82号のうち平成29年度立山水道事業会計決算認定について、以上2件に対する決算特別委員会委員長報告認定であります。
     以上の案件は、決算特別委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 21 ◯議長村田 昭君) 起立全員であります。よって、平成29年度の決算決算特別委員会委員長報告のとおり認定することに決定しました。  これをもって、本日の日程は全て終了いたしました。         ─────────────────────────           議  会  日  程  の  報  告 22 ◯議長村田 昭君) 次に、議会日程を申し上げます。  次回の本会議は、12月11日火曜日午前10時から再開し、町政一般に対する質問を行います。  なお、本日はこの後、10時35分から全員協議会を開催いたします。         ─────────────────────────            散   会   の   宣   告 23 ◯議長村田 昭君) 本日はこれをもって散会いたします。   午前10時24分 散会 Copyright (C) Tateyama Town, All Rights Reserved....