立山町議会 2017-03-01
平成29年3月定例会 (第4号) 本文
本案は、
総務教育常任委員会委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
17
◯議長(
伊東幸一君)
起立全員であります。よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
次に、
議案第30号を
採決いたします。
議案第30号
町道路線の認定について
本案に対する
産業厚生常任委員会委員長の
報告は
可決であります。
本案は、
産業厚生常任委員会委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
18
◯議長(
伊東幸一君)
起立全員であります。よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
討 論 ( 請 願 ・ 陳 情 第 1 号 )
19
◯議長(
伊東幸一君) 次に、
請願・
陳情書についての件を議題といたします。
これより
討論に入ります。
請願・
陳情第1号 「
沖縄の声に共鳴して
地方自治の堅持を
日本政府に求める
意見書」の
採択を求める
陳情について
討論の通告がありますので、発言を許します。
10番
後藤智文君。
〔10番
後藤智文君 登壇〕
20 ◯10番(
後藤智文君)
請願・
陳情第1号 「
沖縄の声に共鳴して
地方自治の堅持を
日本政府に求める
意見書」の
採択を求める
陳情に、
賛成の立場から
討論いたします。
陳情の中身は2つ書かれています。
1つ目は、
沖縄の声を真摯に受けとめ、
日本国憲法が保障する
地方自治の本旨に基づき、
住民自治と
団体自治を柱とする
地方自治を堅持されること、
2つ目は、
沖縄県民の民意を尊重し、
米軍基地建設計画を白紙に戻すこととなっています。
国は、
地方自治体の協力のもと、一つの国をつくり上げています。その
自治体が反対していることを
力ずくでねじ伏せようとするのは
民主主義、
日本国憲法に反するものであります。
この問題を自分のこととしてよく考えていただきたいのですが、もし富山県、
立山町などの
自治体が反対するような事態が起きた場合、国が
力ずくで抑え込もうとすれば、私たちは何もしないことになるのでしょうか。地方の声を聞き、
地方自治を守ることが国を守ることになると思います。
今、
沖縄の
米軍基地をめぐる問題はどうでしょうか。世界一危険な
普天間基地を撤去する、
辺野古新
基地はつくらない、
高江ヘリパッドはつくらないという民意は、この間の
名護市長選挙、
県知事選挙、
衆議院選挙、
参議院選挙で明確に反対の意思が示されています。これを無視する国は何者なのでしょうか。
もし
辺野古新
基地がつくられれば、自然が壊されるだけでなく、200年もの間、航空機や戦艦などが発着する
基地になり、半永久的に
沖縄に
米軍基地があることになります。
確かに、戦後経済は
米軍基地に依存したことがありますが、現在は5%に過ぎないのが現状です。
アメリカ軍基地がなくなり、
経済活動が活発になった国もあります。
今こそ県民の民意を尊重することを望む
陳情書に対して
賛成の意見を述べ、
討論といたします。
21
◯議長(
伊東幸一君) 以上で
後藤議員の
討論を終わります。
これをもって
討論を終結いたします。
採 決 ( 請 願 ・ 陳 情 第 1 号 )
22
◯議長(
伊東幸一君) これより
採決いたします。
請願・
陳情第1号 「
沖縄の声に共鳴して
地方自治の堅持を
日本政府に求める
意見書」
の
採択を求める
陳情
本
陳情に対する
総務教育常任委員会委員長の
報告は、お手元の
審査結果表のとおり不
採択であります。
本
陳情は、
総務教育常任委員会委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
23
◯議長(
伊東幸一君)
起立多数であります。よって、本
陳情は不
採択とすることに決定いたしました。
─────────────────────────
議案第31号から
議案第40号まで
24
◯議長(
伊東幸一君) 日程第2 町長より追加提案されました
議案第31号 雄山中学校校舎環境
整備工事請負契約の締結についてから
議案第40号
立山町副町長の選任についてまで、以上10件を議題といたします。
提 案 理 由 の 説 明
25
◯議長(
伊東幸一君) 町長より提案理由の説明を求めます。
町長 舟橋貴之君。
〔町長 舟橋貴之君 登壇〕
26 ◯町長(舟橋貴之君) 本日、10件の
議案につきまして、追加提案をさせていただきました。工事に関するもの2件、財産処分に関するもの1件、指定管理者の指定に関するもの3件、人事に関するもの4件の計10件であります。
それでは、早速説明いたします。
議案第31号 雄山中学校校舎環境
整備工事請負契約の締結につきましては、3月14日、丸新志鷹建設株式会社代表取締役社長 志鷹新樹と請負額7,581万6,000円で仮契約を締結しましたので、
地方自治法第96条等の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
続きまして、
議案第32号 町道五百石利田線道路改良事業に伴う富山地方鉄道
立山線田添~五百石間の踏切拡幅工事の施行協定の変更につきましては、3月6日、富山地方鉄道株式会社取締役社長 辻川徹と協定額8,640万3,885円で変更仮協定を締結しましたので、
地方自治法第96条等の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
議案第33号 公有財産の処分につきましては、昨年2月、町が
立山町塚越地内で造成する塚越地区企業団地において、富山スガキ株式会社が町から造成地を購入し、工場を新設する内容の協定書を締結しました。
このたび造成工事が完了し、3月13日、富山スガキ株式会社代表取締役 須垣貴雄と3億9,900万円で土地売買仮契約を締結しましたので、
地方自治法第96条等の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
続きまして、
議案第34号から36号までは、町が設置する公の施設の管理を行わせる指定管理者の指定についてでありまして、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
議案第34号
立山町地産地消加工施設の指定管理者の指定につきましては、「
立山町地産地消加工組織連絡協議会」を指定管理者に指定するものであります。
議案第35号
立山町東谷地区地域資源活用総合交流施設の指定管理者の指定及び
議案第36号
立山町四谷尾地区親水公園の指定管理者の指定につきましては、「
立山町自然ふれあい館管理組合」を指定管理者に指定するものであります。
続きまして、
議案第37号及び第38号 人権擁護
委員候補者の推薦につきましては、現在、人権擁護
委員として活動されておられます牧野信子氏、荒木重光氏の両氏の任期が6月30日に満了することから、牧野信子氏を再任で推薦し、荒木重光氏の後任に、新たに
立山町浦田1254番地2の山口俊政氏を推薦するものであります。いずれも人権擁護
委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。
続きまして、
議案第39号
立山町監査
委員の選任につきましては、現在の監査
委員・水上雄二氏の任期が3月22日に満了することから、同氏を再任の選任をするもので、
地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
続きまして、
議案第40号
立山町副町長の選任につきましては、現在の副町長・舟崎邦雄氏が退任することから、新たに黒部市岡577番地70の朝倉正氏を選任するもので、
地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
以上、追加提案いたしました
議案につきまして、慎重にご審議賜りますようお願い申し上げます。
27
◯議長(
伊東幸一君) 町長の提案理由の説明が終わりました。
質 疑
28
◯議長(
伊東幸一君) これより
質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
29
◯議長(
伊東幸一君)
質疑なしと認めます。
討 論 ・ 採 決
30
◯議長(
伊東幸一君) これより
討論に入るのでありますが、通告がありませんので
採決いたします。
まず、
議案第31号から
議案第33号までの3件を一括
採決いたします。
議案第31号 雄山中学校校舎環境
整備工事請負契約の締結について
議案第32号 町道五百石利田線道路改良事業に伴う富山地方鉄道
立山線田添~五百
石間の踏切拡幅工事の施行協定の変更について
議案第33号 公有財産(塚越地区企業団地造成地)の処分について
以上の
案件は、
原案のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
31
◯議長(
伊東幸一君)
起立全員であります。よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
次に、
議案第34号から
議案第36号までの3件を一括
採決いたします。
議案第34号
立山町地産地消加工施設の指定管理者の指定について
議案第35号
立山町東谷地区地域資源活用総合交流施設の指定管理者の指定につい
て
議案第36号
立山町四谷尾地区親水公園の指定管理者の指定について
以上の
案件は、
原案のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
32
◯議長(
伊東幸一君)
起立全員であります。よって、以上の
案件は
原案のとおり
可決されました。
次に、
議案第37号から
議案第38号までの2件を一括
採決いたします。
議案第37号 人権擁護
委員候補者の推薦について
議案第38号 人権擁護
委員候補者の推薦について
お諮りいたします。以上の
案件については、異議なしとの意見とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
33
◯議長(
伊東幸一君) ご異議なしと認めます。よって、以上の
案件は、これに異議なしとの意見とすることに決定いたしました。
次に、
議案第39号を
採決いたします。
議案第39号
立山町監査
委員の選任について
本案は、同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
34
◯議長(
伊東幸一君) ご異議なしと認めます。よって、
議案第39号については、水上雄二君が
立山町監査
委員に選任されることに同意するものと決しました。
次に、
議案第40号を
採決いたします。
議案第40号
立山町副町長の選任について
本案は、同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
35
◯議長(
伊東幸一君) ご異議なしと認めます。よって、
議案第40号については、朝倉正君が
立山町副町長に選任されることに同意するものと決しました。
副町長の選任に同意した朝倉正君を紹介いたします。
〔朝倉 正君 入場、登壇〕
36 ◯(朝倉 正君) 朝倉正でございます。お許しをいただきまして、一言ご挨拶を申し上げます。
今ほどは議員の皆様の格別のご高配により副町長選任にご同意をいただきまして、心からお礼を申し上げます。私にとりましてまことに光栄であり、身の引き締まる思いでございます。
もとより微力ではございますが、舟橋町長、議員各位をはじめ皆様方のご指導を賜りながら町政の発展、町民の福祉の向上に誠心誠意、全力を尽くして取り組む所存でございます。
議員の皆様方には、何とぞ格別のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。
本日はまことにありがとうございました。(拍手)
〔朝倉 正君 退場〕
─────────────────────────
議員提出
議案第1号、議員提出
議案第2号
37
◯議長(
伊東幸一君) 次に、日程第3 佐藤康弘君より追加提案されました議員提出
議案第1号 議会改革特別
委員会の設置及び付託について、議員提出
議案第2号 受動喫煙防止
対策の強化に関する
意見書の提出について、以上2件を一括議題といたします。
提 案 理 由 の 説 明
38
◯議長(
伊東幸一君) 佐藤康弘君より提案理由の説明を求めます。
8番 佐藤康弘君。
〔8番 佐藤康弘君 登壇〕
39 ◯8番(佐藤康弘君) 私は、
後藤智文君ほか3名のご賛同をいただき、議員提出
議案第1号並びに議員提出
議案第2号について提案するものであり、ここにその提案理由を説明いたします。
まず、議員提出
議案第1号 議会改革特別
委員会の設置及び付託についてであります。
議会は、町民に開かれた議会となることを目指し、町民の意見を広く受け入れて、議会改革を行うことが求められております。
改革のための具体的
事項について調査し、審議、取りまとめを行うため、議会改革特別
委員会の設置を提案するものであります。
なお、
委員につきましては定数を14名とし、現議員13名をもって構成し、議会の閉会中も
審査を行うことができるものといたします。
次に、議員提出
議案第2号 受動喫煙防止
対策の強化に関する
意見書の提出についてであります。
厚生労働省は昨年10月、さらなる受動喫煙防止強化
対策を公表しました。その実効性の高さは評価できるものの、一方で、たばこ販売業や飲食・宿泊業からは、厳しい措置に対し懸念が表明されております。
零細な事業者が多いたばこ販売店は売上減少が予想され、また飲食・宿泊業からは分煙のための新たな喫煙室の設置など資金面での不安が生じております。
よって、
立山町議会として、国会及び政府関係機関に、飲食業及び宿泊業等の
サービス事業者に対して十分な配慮を求めるとともに、分煙環境の
整備の推進を求める
意見書を提出するものであります。
以上2件の
議案に全会一致のご賛同をいただきますようお願い申し上げて、提案理由の説明といたします。
40
◯議長(
伊東幸一君) 提案理由の説明が終わりました。
質 疑
41
◯議長(
伊東幸一君) これより
質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
42
◯議長(
伊東幸一君)
質疑なしと認めます。
討 論 ・ 採 決
43
◯議長(
伊東幸一君) これより
討論に入るのでありますが、通告がありませんので
採決いたします。
まず、議員提出
議案第1号を
採決いたします。
議員提出
議案第1号 議会改革特別
委員会の設置及び付託について
本案は、
委員定数を14名、現議員13名の全員をもって
委員とし、議会改革を行うための具体策を調査及び審議するため、議会改革特別
委員会を設置するものであります。
本案は、
原案のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
44
◯議長(
伊東幸一君)
起立全員であります。よって、議員提出
議案第1号は
原案のとおり
可決されました。
これより、議会改革特別
委員会の
委員長及び副
委員長を互選していただきます。
立山町議会
委員会条例第9条第1項の規定により、
委員長及び副
委員長がともにいないときは、議長が
委員会の招集日時及び場所を定めてその互選を行わせることになっておりますので、これより
常任委員会室において互選をしていただきます。
暫時休憩いたします。
2時40分より再開したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
午後 2時32分 休憩
─────────────────────────
午後 2時40分 再開
45
◯議長(
伊東幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議会改革特別
委員会の
委員長及び副
委員長が決定した旨通知がありましたので、ご
報告いたします。
委 員 長は、 窪 田 一 誠 君
副
委員長は、 佐 藤 康 弘 君
であります。
次に、議員提出
議案第2号を
採決いたします。
議員提出
議案第2号 受動喫煙防止
対策の強化に関する
意見書の提出について
この
案件は、
原案のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
46
◯議長(
伊東幸一君)
起立全員であります。よって、議員提出
議案第2号は
原案のとおり
可決されました。
─────────────────────────
閉会中における各
常任委員会及び議会運営
委員会
並びに各特別
委員会の所管事務の継続
審査について
47
◯議長(
伊東幸一君) 次に、日程第4 閉会中における各
常任委員会及び議会運営
委員会並びに各特別
委員会の所管事務の継続
審査についての件を議題といたします。
本件については、
立山町議会会議規則第74条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の所管事務の継続
審査の申し出があります。
また、先ほど設置されました議会改革特別
委員会委員長からも、議会改革に関する調査及び審議について、継続
審査の申し出があります。
お諮りいたします。各
常任委員会委員長及び議会運営
委員会委員長並びに各特別
委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の所管事務を継続
審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
48
◯議長(
伊東幸一君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
─────────────────────────
閉 議 の 宣 告
49
◯議長(
伊東幸一君) 以上をもちまして、今期定例会における提出
議案の議事が全て終了いたしました。
今期定例会中、終始熱心にご審議いただきました議員各位に対し、また町長はじめ執行部のご協力に対し深く敬意を表するとともに、厚くお礼を申し上げる次第であります。
─────────────────────────
副 町 長 の 挨 拶
50
◯議長(
伊東幸一君) 副町長 舟崎邦雄君より挨拶の申し出があります。
副町長 舟崎邦雄君。
〔副町長 舟崎邦雄君 登壇〕
51 ◯副町長(舟崎邦雄君) お許しをいただきまして、一言ご挨拶を申し上げます。
私は、この3月末日をもちまして、
立山町副町長を退任させていただくことになりました。
平成18年の4月に
立山町に参りまして、11年間という長い間、議会の議員の皆様、そして舟橋町長をはじめ
職員の皆さん、それから行政
委員の皆様、それから多くの町民の皆様に、本当にお世話になりました。ありがとうございます。
この場に立ちますと、この間のいろんな出来事が、まるできのうのことのように浮かんでまいります。時には議会の議員の皆様のご意見が真っ二つに分かれて、どうしたらいいのかと思うようなこともございましたが、今、本当に、そういった意味では懐かしい思い出になっております。
通常の公務員生活では味わえないような、本当にいろんな貴重な体験を随分させていただきまして、充実した11年間であったというふうに思っております。また、多士済々な議員の皆さんともいろんな面で交流できまして、非常に楽しい11年間であったとも思っております。
今、
立山町は、舟橋町長の強力なリーダーシップのもと、
職員の皆さんがひたむきに努力をしていることもありまして、例えば教育環境の
整備でありますとか、産業振興、それからまちづくり、企業誘致とさまざまな面で着実に成果を上げてきているのだろうというふうに思っております。これをさらに大きく進展していく必要があるだろうと思っております。
私はこれから熱烈な
立山ファンの一人として、応援団の一人として、できることは非常に微力でございますが、一生懸命応援をしていきたいというふうに思っております。
最後になりますが、お世話になりました方々が今後健康でますます活躍されますことを祈念いたしまして、お礼のご挨拶とさせていただきます。
本当に長い間、ありがとうございました。(拍手)
─────────────────────────
町 長 の 挨 拶
52
◯議長(
伊東幸一君) 町長より挨拶の申し出があります。
町長 舟橋貴之君。
〔町長 舟橋貴之君 登壇〕
53 ◯町長(舟橋貴之君) 今月2日から始まりました3月議会定例会でございますが、本日の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
議員各位におかれましては、いずれの
議案にも慎重にご審議をいただきまして、提案いたしました
議案35件について、
原案のとおり
可決をしていただきました。まことにありがとうございました。
さて、今月の11日で、あの未曽有の被害をもたらしました東日本大震災から6年がたちました。当日は、犠牲になられた方々への追悼と被災地の復興を願い、庁舎正面に国旗と町旗の半旗を掲げたところでございます。
国におきましては、昨年4月から「復興・創生期間」と位置づけて復興を進めておりますが、また今年3月末までに、帰宅困難区域を除いた全ての避難指示を解除する予定とされております。
しかし、今なお行方不明者数2,553人、避難者数約12万人がおられるということであるということも忘れてはなりません。
また、福島では、汚染に伴い発生した土壌や廃棄物が今なお学校などの仮置き場などに保管されており、中間貯蔵施設も完成していません。よって、搬入もされていません。また、他県においても保管場所の安全管理問題、最終処分場など課題が山積しております。
立山町では、富山地区広域圏事務組合の構成市町村として、富山市とともに岩手県山田町の災害廃棄物の受け入れに際し、町として、わずかではありますが、町民の皆様からのご理解を得て、協力をさせていただきました。その際、市民グループと名乗る方々から私にも誹謗中傷をいただきましたが、自宅にも脅迫めいた電話もございました。こうしたときにも、舟崎副町長をはじめ、周りの役場
職員に支えていただきました。
振り返れば、固定資産税率の引き上げと引き下げ、
立山町元気交流ステーションを五百石駅に併設するかしないかの論争、そして東日本大震災での災害廃棄物の受け入れ問題など、厳しい局面も、未熟な私ではございますが、全力で支えてくれた舟崎副町長に感謝しているところでございます。
本会議でも議論となりました災害に強いまちづくりのためには、欠かせないものは経験であろうと思います。4月からは新たな副町長が富山県から派遣されてまいりますが、副町長としての先輩であり、富山県
職員の先輩である舟崎邦雄さんに対しては、
立山町の発展のために、今後ともアドバイスを乞うてほしいと思っております。
私もこれまでの町長としての経験、町議会議員としての経験を財産として、そして議会の皆さん方とお互い任期1年を切りました。しかしながら、全力で町政発展のために尽くしてまいりたいと思いますので、引き続きご指導、そしてご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての挨拶といたします。
本日はまことにありがとうございました。
─────────────────────────
閉 会 の 宣 告
54
◯議長(
伊東幸一君) これをもちまして、
平成29年3月
立山町議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでございました。
午後 2時51分 閉会
上記記述の会議録は相違ないことを認め、ここに署名する。
平成29年3月16日
立山町議会議長 伊 東 幸 一
立山町議会議員 広 島 秀 一
立山町議会議員 坂 井 立 朗
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