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  1. 立山町議会 2017-03-01
    平成29年3月定例会 (第4号) 本文


    取得元: 立山町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午後 1時45分 開議            開   議   の   宣   告 ◯議長伊東幸一君) ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。         ─────────────────────────            議  事  日  程  の  報  告 2 ◯議長伊東幸一君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。         ─────────────────────────          議案第6号から議案第12号まで及び議案第18号          から議案第30号まで並びに請願陳情書について 3 ◯議長伊東幸一君) 日程第1 議案第6号から議案第12号まで及び議案第18号から議案第30号まで並びに請願陳情書についての件を議題といたします。            委   員   長   報   告 4 ◯議長伊東幸一君) 以上の案件に関し、付託いたしました各常任委員会審査結果の報告を求めます。  総務教育常任委員会委員長 石田孝夫君。  〔総務教育常任委員会委員長 石田孝夫君 登壇〕 5 ◯総務教育常任委員会委員長石田孝夫君) ご苦労さまです。  それでは、総務教育常任委員会における審査の経過並びに結果について、ただいまよりご報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第6号 平成29年度立山一般会計予算のうち当委員会所管分ほか10件の議案及び請願陳情1件についてであります。  これらの各議案につきまして慎重審議の結果、お手元に配付しております委員会審査結果のとおり、議案については全て可決でありました。また、請願陳情1件につきましては不採択と決しました。
     それでは、審査の概要について申し上げます。  まず、議案第6号 平成29年度立山一般会計予算のうち当委員会所管に係る審査であります。  総務課所管事項については、防災行政無線回線増設必要性について質疑があり、昨年10月に2回線から4回線に増設したところであり、当面は現状で運用することとし、さらに増設が必要かどうか検証していきたいとの答弁がありました。  また、自主防災組織資機材整備事業について、各集落へ毎年砂袋を配備することができないかとの質疑があり、この補助金は、自主防災組織を立ち上げる際の補助金であり、各自主防災組織ごとに1回限りの補助となっている。また、資機材整備については、各自治会がそれぞれで工夫しながら調達していただいている現状であり、町で全て調達することは、相当の費用と手数がかかることから難しいとの答弁がありました。  教育委員会所管事項については、小中学校に配置されるALT平成29年度より1名増員されることについて質疑があり、今後改訂される学習指導要領において、小学校でも英語力が求められることに伴い増員するものであり、今回の増員により全ての小学校ALTが指導できる体制が整い、グローバル化に対応した英語教育が充実するとの答弁がありました。  企画政策課所管事項については、「家財バンク」の活用状況について質疑があり、昨年6月より、家庭で使われなくなった電化製品や家具を転入者に提供するサービスを開始しているが、これまでに引き取りの実績がないため、今後サービスのPRを強化して周知していきたいとの答弁がありました。  税務課所管事項については、固定資産税収入増額見込みとなっていることについて質疑があり、増額見込みとしたのは、企業の進出や設備投資による償却資産の増加によるものであり、現在は増える傾向にあるが、償却資産は減価償却されるので、今後設備投資が進まなければ税収が落ちることになるとの答弁がありました。  また、徴収専門員に関する質疑があり、徴収専門員の報酬は、日当及び1日当たりの徴収額に応じて支払いしており、現年度分は5%、過年度分は10%の割合で計算している。また、今年度の徴収の実績としては、2月までの11カ月で約760万円集めているとの答弁がありました。  消防署所管事項については、消防分団詰所のアスベスト調査及び建てかえ計画について質疑があり、町内で9カ所の詰所がまだ調査を終えていないので、順次調査を行い、その結果を見てから建てかえるかどうかを検討していきたいとの答弁がありました。  会計課所管事項については、役場で使用する事務用品管理方法についての質疑があり、封筒やはがきなどはまとめて印刷したほうが安価になるので、会計課でまとめて発注して印刷している。また、在庫管理については、各課でどれだけ使用しているのか確認しているが、一般企業のような棚卸しは行っていないとの答弁がありました。  議会事務局監査委員事務局所管事項については、議会会議録検索システムの更新について質疑があり、今回の更新は、データの管理方法を変更するものであり、利用者のホームページの閲覧、検索に影響はないとの答弁があり、採決の結果、議案第6号のうち当委員会所管分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第18号 立山町米百俵基金条例の制定について、議案第19号 立山消防団条例の一部改正について、議案第20号 立山職員等の旅費に関する条例の一部改正について、議案第21号 立山町の非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部改正について、議案第22号 立山職員育児休業等に関する条例の一部改正について、議案第23号 立山職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第24号 立山個人情報保護条例及び立山行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正について、議案第25号 立山税条例等の一部改正について、議案第26号 立山国民健康保険税条例の一部改正について、議案第29号 辺地総合整備計画の策定については、特段の質疑はなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願陳情審査についてであります。  請願陳情第1号 「沖縄の声に共鳴して地方自治の堅持を日本政府に求める意見書」の採択を求める陳情については、情勢を見極めてはどうかという意見があり、採決の結果、不採択すべきものと決しました。  以上をもちまして、総務教育常任委員会委員長報告を終わります。 6 ◯議長伊東幸一君) 以上をもちまして、総務教育常任委員会委員長報告を終わります。  産業厚生常任委員会委員長 村上紀義君。  〔産業厚生常任委員会委員長 村上紀義君 登壇〕 7 ◯産業厚生常任委員会委員長村上紀義君) ご苦労さまでございます。  それでは、産業厚生常任委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第6号 平成29年度立山一般会計予算のうち当委員会所管分など、議案10件であります。  これらの各案件につきましては、慎重審議の結果、お手元に配付しております委員会審査結果のとおり、全て可決でありました。  それでは、審査の概要について申し上げます。  初めに、議案第6号 平成29年度立山一般会計予算のうち、当委員会所管に係る歳入、歳出の審査についてであります。  地方創生推進交付金を活用するインバウンド滞在環境整備事業について、具体的な観光戦略を問う質疑があり、地域経済分析システム「RESAS」で町の観光動向を分析し、芦峅寺を中心に全体的な戦略を策定した上で、具体的な農家民泊布橋灌頂会などの商品造成受け入れ環境整備などにつなげていくとの答弁でした。  孫守り推奨補助金の28年度の実績を問う質疑があり、対象を広げたことから計14名の方の申請があったとの答弁でした。  今春より開始する介護・予防日常生活支援総合事業については、新たに要支援に該当する状態となった場合のサービスの受け方や地域交流サロン設置の課題について質疑がありました。新たに要支援に該当する状態となった方が訪問介護通所介護を希望する場合は、要介護・要支援認定を受けなくとも、事業対象者として総合事業サービスを受けることができるようになる。地域の介護予防交流サロンは、皆が進んで集う場となるよう、ケアをする側・される側という構図にとらわれない意識改革を呼びかけていくとの答弁でした。  建設課所管事業については、通学路安全対策の取り組みに関する質疑がありました。学校やPTA、警察、道路管理者などで組織した立山通学路安全推進会議が合同で通学路の点検、対策の検討を行っており、町道で対策が必要な41カ所の約9割の箇所で対策を進めているとの答弁でした。  浄化槽設置整備事業補助金制度中新川広域行政事務組合特定環境保全公共下水道事業計画の詳細について質疑がありました。下水道整備計画の未認可地域では、国・県の補助金制度を利用し、認可地域では、下水道整備されるまで必要な合併浄化槽設置に町として補助を行っている。条件として、下水が整備された後には速やかな接続をお願いしている。平成32年度までの現行計画は、工事に2年の遅れが生じており、進捗状況と予算の兼ね合いを見ながら、未認可地域についても中新川広域行政事務組合と相談していきたいとの答弁でした。  マイナンバーカードの普及状況について質疑があり、現在1,740人、町民の6.5%が取得しているとの答弁でした。  耕作放棄田対策事業等については、アルペンルートを訪れる観光客に対し、景観をよくするため、町として何か対策ができないかと質疑があり、農業委員会とともに協議・検討していくとの回答でした。  採決の結果、議案第6号のうち当委員会所管分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号 平成29年度立山農業集落排水事業特別会計予算についてであります。  今後、人口減少により加入世帯数下水道使用料が減少となるが、経営の見込みはどうかとの質疑がありました。今年の収益は見込みを下回り、今後も下降線と見込まれる上、機器等老朽化維持管理費の増加も予想され、一般会計からの繰り入れに頼る部分はやむを得ない。加入促進を図るとともにコスト削減を図っていくとの答弁でした。  また、今後、農業集落排水事業を、町単独ではなく、中新川広域行政事務組合などで協働運営していくことは検討できないかとの質疑がありました。これに対し、農業集落排水事業会計の歳入は、下水道使用料が2,900万円程度のみで、残りは一般会計からの繰り入れで賄っており、起債残高は29年度末時点で18億2,484万円の残がある。最終的に起債の償還が完了するのは平成52年度の予定だが、補助金等を受けているため、少なくとも起債償還の完了までは町で責任を持って施設等を維持管理していく必要があるとの答弁でした。  続きまして、議案第28号 立山農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定についてであります。  当条例農業委員の定数を14名、農地利用最適化推進委員を10名と定める内容で、両委員の役割を問う質疑がありました。農業委員は現在、農地法に基づく許認可業務等の審議に加え、遊休農地のパトロール、農地の集約化の相談などを行っており、業務が多重化している。このため、新たに設けられる農地利用最適化推進委員が、農業委員と密接に連携しながら、現場を中心に確認する業務を担う。人数が増加する分、報酬費用は増えるが、増額分は国の補助金で補うとの回答でした。  議案第7号 平成29年度立山国民健康保険事業特別会計予算について、議案第 8号 平成29年度立山後期高齢者医療事業特別会計予算について、議案第9号 平成29年度立山墓地公園事業特別会計予算について、議案第10号 平成29年度立山地域開発事業特別会計予算について、議案第12号 平成29年度立山水道事業会計予算について、議案第27号 立山ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部改正について、議案第30号 町道路線の認定について、以上の案件については特段の質疑はなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、産業厚生常任委員会委員長報告を終わります。 8 ◯議長伊東幸一君) 以上をもちまして、産業厚生常任委員会委員長報告を終わります。  以上をもって、各常任委員会委員長審査結果の報告が終わりました。            委 員 長 報 告 に 対 す る 質 疑 9 ◯議長伊東幸一君) これより、ただいまの各常任委員会委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長伊東幸一君) 質疑なしと認めます。            討論採決議案第6号から議案第12号まで            及び議案第18号から議案第30号まで) 11 ◯議長伊東幸一君) これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので採決いたします。  まず、議案第6号を採決いたします。  議案第6号 平成29年度立山一般会計予算について  本案に対する各常任委員会委員長報告可決であります。  本案は、各常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 12 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号から議案第12号までの6件を一括採決いたします。  議案第 7号 平成29年度立山国民健康保険事業特別会計予算について  議案第 8号 平成29年度立山後期高齢者医療事業特別会計予算について  議案第 9号 平成29年度立山墓地公園事業特別会計予算について  議案第10号 平成29年度立山地域開発事業特別会計予算について  議案第11号 平成29年度立山農業集落排水事業特別会計予算について  議案第12号 平成29年度立山水道事業会計予算について  以上の案件に対する産業厚生常任委員会委員長報告可決であります。  以上の案件は、産業厚生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 13 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、以上の案件原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号を採決いたします。  議案第18号 立山町米百俵基金条例の制定について  本案に対する総務教育常任委員会委員長報告可決であります。  本案は、総務教育常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 14 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号から議案第27号までの9件を一括採決いたします。  議案第19号 立山消防団条例の一部改正について  議案第20号 立山職員等の旅費に関する条例の一部改正について  議案第21号 立山町の非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部改正につ         いて  議案第22号 立山職員育児休業等に関する条例の一部改正について  議案第23号 立山職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  議案第24号 立山個人情報保護条例及び立山行政手続における特定の個人を識         別するための番号の利用等に関する条例の一部改正について  議案第25号 立山税条例等の一部改正について  議案第26号 立山国民健康保険税条例の一部改正について  議案第27号 立山ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部改正について  以上の案件に対する各常任委員会委員長報告可決であります。  以上の案件は、各常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 15 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、以上の案件原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号を採決いたします。  議案第28号 立山農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める         条例の制定について  本案に対する産業厚生常任委員会委員長報告可決であります。  本案は、産業厚生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 16 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号を採決いたします。  議案第29号 辺地総合整備計画の策定について  本案に対する総務教育常任委員会委員長報告可決であります。
     本案は、総務教育常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 17 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号を採決いたします。  議案第30号 町道路線の認定について  本案に対する産業厚生常任委員会委員長報告可決であります。  本案は、産業厚生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 18 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。            討 論 ( 請 願 ・ 陳 情 第 1 号 ) 19 ◯議長伊東幸一君) 次に、請願陳情書についての件を議題といたします。  これより討論に入ります。  請願陳情第1号 「沖縄の声に共鳴して地方自治の堅持を日本政府に求める意見書」の採択を求める陳情について  討論の通告がありますので、発言を許します。  10番 後藤智文君。  〔10番 後藤智文君 登壇〕 20 ◯10番(後藤智文君) 請願陳情第1号 「沖縄の声に共鳴して地方自治の堅持を日本政府に求める意見書」の採択を求める陳情に、賛成の立場から討論いたします。  陳情の中身は2つ書かれています。1つ目は、沖縄の声を真摯に受けとめ、日本国憲法が保障する地方自治の本旨に基づき、住民自治団体自治を柱とする地方自治を堅持されること、2つ目は、沖縄県民の民意を尊重し、米軍基地建設計画を白紙に戻すこととなっています。  国は、地方自治体の協力のもと、一つの国をつくり上げています。その自治体が反対していることを力ずくでねじ伏せようとするのは民主主義日本国憲法に反するものであります。  この問題を自分のこととしてよく考えていただきたいのですが、もし富山県、立山町などの自治体が反対するような事態が起きた場合、国が力ずくで抑え込もうとすれば、私たちは何もしないことになるのでしょうか。地方の声を聞き、地方自治を守ることが国を守ることになると思います。  今、沖縄米軍基地をめぐる問題はどうでしょうか。世界一危険な普天間基地を撤去する、辺野古基地はつくらない、高江ヘリパッドはつくらないという民意は、この間の名護市長選挙県知事選挙衆議院選挙参議院選挙で明確に反対の意思が示されています。これを無視する国は何者なのでしょうか。  もし辺野古基地がつくられれば、自然が壊されるだけでなく、200年もの間、航空機や戦艦などが発着する基地になり、半永久的に沖縄米軍基地があることになります。  確かに、戦後経済は米軍基地に依存したことがありますが、現在は5%に過ぎないのが現状です。アメリカ軍基地がなくなり、経済活動が活発になった国もあります。  今こそ県民の民意を尊重することを望む陳情書に対して賛成の意見を述べ、討論といたします。 21 ◯議長伊東幸一君) 以上で後藤議員討論を終わります。  これをもって討論を終結いたします。            採 決 ( 請 願 ・ 陳 情 第 1 号 ) 22 ◯議長伊東幸一君) これより採決いたします。  請願陳情第1号 「沖縄の声に共鳴して地方自治の堅持を日本政府に求める意見書」           の採択を求める陳情  本陳情に対する総務教育常任委員会委員長報告は、お手元の審査結果表のとおり不採択であります。  本陳情は、総務教育常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 23 ◯議長伊東幸一君) 起立多数であります。よって、本陳情は不採択とすることに決定いたしました。         ─────────────────────────            議案第31号から議案第40号まで 24 ◯議長伊東幸一君) 日程第2 町長より追加提案されました議案第31号 雄山中学校校舎環境整備工事請負契約の締結についてから議案第40号 立山町副町長の選任についてまで、以上10件を議題といたします。            提  案  理  由  の  説  明 25 ◯議長伊東幸一君) 町長より提案理由の説明を求めます。  町長 舟橋貴之君。  〔町長 舟橋貴之君 登壇〕 26 ◯町長(舟橋貴之君) 本日、10件の議案につきまして、追加提案をさせていただきました。工事に関するもの2件、財産処分に関するもの1件、指定管理者の指定に関するもの3件、人事に関するもの4件の計10件であります。  それでは、早速説明いたします。  議案第31号 雄山中学校校舎環境整備工事請負契約の締結につきましては、3月14日、丸新志鷹建設株式会社代表取締役社長 志鷹新樹と請負額7,581万6,000円で仮契約を締結しましたので、地方自治法第96条等の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  続きまして、議案第32号 町道五百石利田線道路改良事業に伴う富山地方鉄道立山線田添~五百石間の踏切拡幅工事の施行協定の変更につきましては、3月6日、富山地方鉄道株式会社取締役社長 辻川徹と協定額8,640万3,885円で変更仮協定を締結しましたので、地方自治法第96条等の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  議案第33号 公有財産の処分につきましては、昨年2月、町が立山町塚越地内で造成する塚越地区企業団地において、富山スガキ株式会社が町から造成地を購入し、工場を新設する内容の協定書を締結しました。  このたび造成工事が完了し、3月13日、富山スガキ株式会社代表取締役 須垣貴雄と3億9,900万円で土地売買仮契約を締結しましたので、地方自治法第96条等の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  続きまして、議案第34号から36号までは、町が設置する公の施設の管理を行わせる指定管理者の指定についてでありまして、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  議案第34号 立山町地産地消加工施設の指定管理者の指定につきましては、「立山町地産地消加工組織連絡協議会」を指定管理者に指定するものであります。  議案第35号 立山町東谷地区地域資源活用総合交流施設の指定管理者の指定及び議案第36号 立山町四谷尾地区親水公園の指定管理者の指定につきましては、「立山町自然ふれあい館管理組合」を指定管理者に指定するものであります。  続きまして、議案第37号及び第38号 人権擁護委員候補者の推薦につきましては、現在、人権擁護委員として活動されておられます牧野信子氏、荒木重光氏の両氏の任期が6月30日に満了することから、牧野信子氏を再任で推薦し、荒木重光氏の後任に、新たに立山町浦田1254番地2の山口俊政氏を推薦するものであります。いずれも人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  続きまして、議案第39号 立山町監査委員の選任につきましては、現在の監査委員・水上雄二氏の任期が3月22日に満了することから、同氏を再任の選任をするもので、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。  続きまして、議案第40号 立山町副町長の選任につきましては、現在の副町長・舟崎邦雄氏が退任することから、新たに黒部市岡577番地70の朝倉正氏を選任するもので、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。  以上、追加提案いたしました議案につきまして、慎重にご審議賜りますようお願い申し上げます。 27 ◯議長伊東幸一君) 町長の提案理由の説明が終わりました。            質                 疑 28 ◯議長伊東幸一君) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長伊東幸一君) 質疑なしと認めます。            討   論   ・   採   決 30 ◯議長伊東幸一君) これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので採決いたします。  まず、議案第31号から議案第33号までの3件を一括採決いたします。  議案第31号 雄山中学校校舎環境整備工事請負契約の締結について  議案第32号 町道五百石利田線道路改良事業に伴う富山地方鉄道立山線田添~五百         石間の踏切拡幅工事の施行協定の変更について  議案第33号 公有財産(塚越地区企業団地造成地)の処分について  以上の案件は、原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 31 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号から議案第36号までの3件を一括採決いたします。  議案第34号 立山町地産地消加工施設の指定管理者の指定について  議案第35号 立山町東谷地区地域資源活用総合交流施設の指定管理者の指定につい         て  議案第36号 立山町四谷尾地区親水公園の指定管理者の指定について  以上の案件は、原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 32 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、以上の案件原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号から議案第38号までの2件を一括採決いたします。  議案第37号 人権擁護委員候補者の推薦について  議案第38号 人権擁護委員候補者の推薦について  お諮りいたします。以上の案件については、異議なしとの意見とすることにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長伊東幸一君) ご異議なしと認めます。よって、以上の案件は、これに異議なしとの意見とすることに決定いたしました。  次に、議案第39号を採決いたします。  議案第39号 立山町監査委員の選任について  本案は、同意することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長伊東幸一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第39号については、水上雄二君が立山町監査委員に選任されることに同意するものと決しました。  次に、議案第40号を採決いたします。  議案第40号 立山町副町長の選任について  本案は、同意することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長伊東幸一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第40号については、朝倉正君が立山町副町長に選任されることに同意するものと決しました。  副町長の選任に同意した朝倉正君を紹介いたします。
     〔朝倉 正君 入場、登壇〕 36 ◯(朝倉 正君) 朝倉正でございます。お許しをいただきまして、一言ご挨拶を申し上げます。  今ほどは議員の皆様の格別のご高配により副町長選任にご同意をいただきまして、心からお礼を申し上げます。私にとりましてまことに光栄であり、身の引き締まる思いでございます。  もとより微力ではございますが、舟橋町長、議員各位をはじめ皆様方のご指導を賜りながら町政の発展、町民の福祉の向上に誠心誠意、全力を尽くして取り組む所存でございます。  議員の皆様方には、何とぞ格別のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。  本日はまことにありがとうございました。(拍手)  〔朝倉 正君 退場〕         ─────────────────────────            議員提出議案第1号、議員提出議案第2号 37 ◯議長伊東幸一君) 次に、日程第3 佐藤康弘君より追加提案されました議員提出議案第1号 議会改革特別委員会の設置及び付託について、議員提出議案第2号 受動喫煙防止対策の強化に関する意見書の提出について、以上2件を一括議題といたします。            提  案  理  由  の  説  明 38 ◯議長伊東幸一君) 佐藤康弘君より提案理由の説明を求めます。  8番 佐藤康弘君。  〔8番 佐藤康弘君 登壇〕 39 ◯8番(佐藤康弘君) 私は、後藤智文君ほか3名のご賛同をいただき、議員提出議案第1号並びに議員提出議案第2号について提案するものであり、ここにその提案理由を説明いたします。  まず、議員提出議案第1号 議会改革特別委員会の設置及び付託についてであります。  議会は、町民に開かれた議会となることを目指し、町民の意見を広く受け入れて、議会改革を行うことが求められております。  改革のための具体的事項について調査し、審議、取りまとめを行うため、議会改革特別委員会の設置を提案するものであります。  なお、委員につきましては定数を14名とし、現議員13名をもって構成し、議会の閉会中も審査を行うことができるものといたします。  次に、議員提出議案第2号 受動喫煙防止対策の強化に関する意見書の提出についてであります。  厚生労働省は昨年10月、さらなる受動喫煙防止強化対策を公表しました。その実効性の高さは評価できるものの、一方で、たばこ販売業や飲食・宿泊業からは、厳しい措置に対し懸念が表明されております。  零細な事業者が多いたばこ販売店は売上減少が予想され、また飲食・宿泊業からは分煙のための新たな喫煙室の設置など資金面での不安が生じております。  よって、立山町議会として、国会及び政府関係機関に、飲食業及び宿泊業等のサービス事業者に対して十分な配慮を求めるとともに、分煙環境の整備の推進を求める意見書を提出するものであります。  以上2件の議案に全会一致のご賛同をいただきますようお願い申し上げて、提案理由の説明といたします。 40 ◯議長伊東幸一君) 提案理由の説明が終わりました。            質                 疑 41 ◯議長伊東幸一君) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長伊東幸一君) 質疑なしと認めます。            討   論   ・   採   決 43 ◯議長伊東幸一君) これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので採決いたします。  まず、議員提出議案第1号を採決いたします。  議員提出議案第1号 議会改革特別委員会の設置及び付託について  本案は、委員定数を14名、現議員13名の全員をもって委員とし、議会改革を行うための具体策を調査及び審議するため、議会改革特別委員会を設置するものであります。  本案は、原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 44 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。  これより、議会改革特別委員会委員長及び副委員長を互選していただきます。  立山町議会委員会条例第9条第1項の規定により、委員長及び副委員長がともにいないときは、議長が委員会の招集日時及び場所を定めてその互選を行わせることになっておりますので、これより常任委員会室において互選をしていただきます。  暫時休憩いたします。  2時40分より再開したいと思いますので、よろしくお願いいたします。   午後 2時32分 休憩         ─────────────────────────   午後 2時40分 再開 45 ◯議長伊東幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議会改革特別委員会委員長及び副委員長が決定した旨通知がありましたので、ご報告いたします。  委 員 長は、 窪 田 一 誠 君  副委員長は、 佐 藤 康 弘 君 であります。  次に、議員提出議案第2号を採決いたします。  議員提出議案第2号 受動喫煙防止対策の強化に関する意見書の提出について  この案件は、原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。  〔賛成者起立〕 46 ◯議長伊東幸一君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。         ─────────────────────────          閉会中における各常任委員会及び議会運営委員会          並びに各特別委員会の所管事務の継続審査について 47 ◯議長伊東幸一君) 次に、日程第4 閉会中における各常任委員会及び議会運営委員会並びに各特別委員会の所管事務の継続審査についての件を議題といたします。  本件については、立山町議会会議規則第74条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の所管事務の継続審査の申し出があります。  また、先ほど設置されました議会改革特別委員会委員長からも、議会改革に関する調査及び審議について、継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長並びに各特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の所管事務を継続審査に付することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯議長伊東幸一君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。         ─────────────────────────            閉   議   の   宣   告 49 ◯議長伊東幸一君) 以上をもちまして、今期定例会における提出議案の議事が全て終了いたしました。  今期定例会中、終始熱心にご審議いただきました議員各位に対し、また町長はじめ執行部のご協力に対し深く敬意を表するとともに、厚くお礼を申し上げる次第であります。         ─────────────────────────            副  町  長  の  挨  拶 50 ◯議長伊東幸一君) 副町長 舟崎邦雄君より挨拶の申し出があります。  副町長 舟崎邦雄君。  〔副町長 舟崎邦雄君 登壇〕 51 ◯副町長(舟崎邦雄君) お許しをいただきまして、一言ご挨拶を申し上げます。  私は、この3月末日をもちまして、立山町副町長を退任させていただくことになりました。平成18年の4月に立山町に参りまして、11年間という長い間、議会の議員の皆様、そして舟橋町長をはじめ職員の皆さん、それから行政委員の皆様、それから多くの町民の皆様に、本当にお世話になりました。ありがとうございます。  この場に立ちますと、この間のいろんな出来事が、まるできのうのことのように浮かんでまいります。時には議会の議員の皆様のご意見が真っ二つに分かれて、どうしたらいいのかと思うようなこともございましたが、今、本当に、そういった意味では懐かしい思い出になっております。  通常の公務員生活では味わえないような、本当にいろんな貴重な体験を随分させていただきまして、充実した11年間であったというふうに思っております。また、多士済々な議員の皆さんともいろんな面で交流できまして、非常に楽しい11年間であったとも思っております。  今、立山町は、舟橋町長の強力なリーダーシップのもと、職員の皆さんがひたむきに努力をしていることもありまして、例えば教育環境の整備でありますとか、産業振興、それからまちづくり、企業誘致とさまざまな面で着実に成果を上げてきているのだろうというふうに思っております。これをさらに大きく進展していく必要があるだろうと思っております。  私はこれから熱烈な立山ファンの一人として、応援団の一人として、できることは非常に微力でございますが、一生懸命応援をしていきたいというふうに思っております。  最後になりますが、お世話になりました方々が今後健康でますます活躍されますことを祈念いたしまして、お礼のご挨拶とさせていただきます。  本当に長い間、ありがとうございました。(拍手)         ─────────────────────────            町   長   の   挨   拶 52 ◯議長伊東幸一君) 町長より挨拶の申し出があります。  町長 舟橋貴之君。  〔町長 舟橋貴之君 登壇〕 53 ◯町長(舟橋貴之君) 今月2日から始まりました3月議会定例会でございますが、本日の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、いずれの議案にも慎重にご審議をいただきまして、提案いたしました議案35件について、原案のとおり可決をしていただきました。まことにありがとうございました。  さて、今月の11日で、あの未曽有の被害をもたらしました東日本大震災から6年がたちました。当日は、犠牲になられた方々への追悼と被災地の復興を願い、庁舎正面に国旗と町旗の半旗を掲げたところでございます。  国におきましては、昨年4月から「復興・創生期間」と位置づけて復興を進めておりますが、また今年3月末までに、帰宅困難区域を除いた全ての避難指示を解除する予定とされております。  しかし、今なお行方不明者数2,553人、避難者数約12万人がおられるということであるということも忘れてはなりません。  また、福島では、汚染に伴い発生した土壌や廃棄物が今なお学校などの仮置き場などに保管されており、中間貯蔵施設も完成していません。よって、搬入もされていません。また、他県においても保管場所の安全管理問題、最終処分場など課題が山積しております。  立山町では、富山地区広域圏事務組合の構成市町村として、富山市とともに岩手県山田町の災害廃棄物の受け入れに際し、町として、わずかではありますが、町民の皆様からのご理解を得て、協力をさせていただきました。その際、市民グループと名乗る方々から私にも誹謗中傷をいただきましたが、自宅にも脅迫めいた電話もございました。こうしたときにも、舟崎副町長をはじめ、周りの役場職員に支えていただきました。  振り返れば、固定資産税率の引き上げと引き下げ、立山町元気交流ステーションを五百石駅に併設するかしないかの論争、そして東日本大震災での災害廃棄物の受け入れ問題など、厳しい局面も、未熟な私ではございますが、全力で支えてくれた舟崎副町長に感謝しているところでございます。  本会議でも議論となりました災害に強いまちづくりのためには、欠かせないものは経験であろうと思います。4月からは新たな副町長が富山県から派遣されてまいりますが、副町長としての先輩であり、富山県職員の先輩である舟崎邦雄さんに対しては、立山町の発展のために、今後ともアドバイスを乞うてほしいと思っております。
     私もこれまでの町長としての経験、町議会議員としての経験を財産として、そして議会の皆さん方とお互い任期1年を切りました。しかしながら、全力で町政発展のために尽くしてまいりたいと思いますので、引き続きご指導、そしてご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての挨拶といたします。  本日はまことにありがとうございました。         ─────────────────────────            閉   会   の   宣   告 54 ◯議長伊東幸一君) これをもちまして、平成29年3月立山町議会定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでございました。   午後 2時51分 閉会  上記記述の会議録は相違ないことを認め、ここに署名する。     平成29年3月16日             立山町議会議長    伊 東 幸 一             立山町議会議員    広 島 秀 一             立山町議会議員    坂 井 立 朗 Copyright (C) Tateyama Town, All Rights Reserved....