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  1. 立山町議会 2012-09-01
    平成24年9月定例会 (第1号) 本文


    取得元: 立山町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午前10時00分 開会            開 会 及 び 開 議 の 宣 告 ◯議長坂井立朗君) ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しておりますので、これより平成24年9月立山町議会定例会開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。         ─────────────────────────            諸       報       告 2 ◯議長坂井立朗君) 地方自治法第121条の規定により、議場に出席を求めました者の職・氏名並びに事務局職員氏名は、お手元に配付いたしております一覧表のとおりでありますので、ご了承願います。         ─────────────────────────            議  事  日  程  の  報  告 3 ◯議長坂井立朗君) 次に、本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  議事の運営につきましては、格段のご協力をお願いいたします。         ─────────────────────────            会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 4 ◯議長坂井立朗君) これより、日程第1 会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、5番 石川孝一君、11番 村田 昭君を指名いたします。         ─────────────────────────            会   期   の   決   定 5 ◯議長坂井立朗君) 次に、日程第2 会期の決定についての件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会会期は、去る8月2日開会議会運営委員会において決定されました本日から9月19日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長坂井立朗君) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月19日までの15日間と決定いたしました。         ─────────────────────────            議案第72号から議案第83号まで及び報告第6号から報告第8号まで 7 ◯議長坂井立朗君) これより、日程第3 議案第72号 専決処分承認を求めることについて(平成24年度立山一般会計補正予算)から議案第83号 平成23年度立山水道事業会計利益処分及び決算認定についてまで及び報告第6号 平成23年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率についてから報告第8号 株式会社たてやまの増資についてまで、以上15件を一括議題といたします。            提  案  理  由  の  説  明 8 ◯議長坂井立朗君) 町長より提案理由説明を求めます。  町長 舟橋貴之君。  〔町長 舟橋貴之君 登壇〕 9 ◯町長舟橋貴之君) 本日、ここに平成24年9月立山町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、ご多用の折にもかかわらずご出席を賜り審議していただきますことに、深く感謝を申し上げます。  さて、9月1日は「防災の日」でありました。大正12年、この日に起きた関東大震災の教訓を忘れないようにという意味と、この時期に多い台風への心構えの意味も含めて昭和35年に制定されたものであります。  1日は国をはじめ全国的に防災訓練が行われましたが、立山町においても「総合防災訓練」を実施いたしました。上段地区の皆さんにご参加をいただき、大雨による土砂災害の想定のもと、避難勧告避難指示に対応して住民避難訓練を中心に行いました。そのほか、火災時の煙体験初期消火訓練関係機関による防災展示等で災害への日ごろからの備えの大切さを啓発させていただきました。  近年は気象の変化が激しく、かつては「夕立」と呼ばれた夏特有の「にわか雨」が、最近では局地的な豪雨をもたらす「ゲリラ豪雨」という言い方がされるようになりました。降り方も猛烈でありますし、どこに被害が発生するのか予測が困難になっております。私は毎回、大雨・洪水警報が発令されるたび、立山町に大きな被害が出ないように祈っているところであります。  今回提案する補正予算案において、立山地域防災計画見直しに係る経費を計上いたしました。国の防災基本計画見直しを受けて、自治体が定める地域防災計画についても見直しが進んでおります。立山町においても県の計画見直しと整合を図りながら実施したいと考えておりますので、どうかご理解のほどお願いを申し上げます。  それでは、本定例会に提案いたしました案件につきましてご説明申し上げます。  本日提案いたしました案件は、専決処分承認に関するもの1件、補正予算に関するもの6件、条例の制定または改正に関するもの3件、決算認定に関するもの2件、合わせて12件の議案と3件の報告であります。  議案第72号 専決第14号につきましては、平成24年度立山一般会計補正予算でありまして、立山中央小学校旧校舎のアスベストを撤去するため工事費を増額するものであります。また、地方債補正については1件の追加であります。  議案第73号 平成24年度立山一般会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ8億9,442万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額を112億3,447万3,000円といたしております。  歳出の主なものといたしましては、国の「東日本大震災復興特別会計」を活用し、立山北部小学校改築「第II期事業を前倒しいたします。また、地域防災対策事業消防施設整備事業定住交流推進事業道路維持補修事業などを増額いたしております。なお、入院に要する医療費助成を10月診療分から中学生までに拡大をいたします。  歳入につきましては、学校施設環境改善交付金、歴史と文化の薫るまちづくり事業補助金などを追加し、普通交付税を増額し固定資産税を減額しております。なお、匿名の方による小学校理科備品の充実を目的とした寄附金を頂戴いたしております。  継続費補正につきましては、立山北部小学校改築事業の変更であり、地方債補正につきましては2件の追加と2件の変更を行うものであります。  議案第74号 平成24年度立山国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ3,041万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額を26億1,791万9,000円といたしております。療養給付費等負担金返還金などを増額し、繰越金及び予備費で調整いたしております。  議案第75号 平成24年度立山後期高齢者医療事業特別会計補正予算につきましては、繰越金確定に伴い歳入歳出それぞれ146万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を5億8,046万2,000円といたしております。  議案第76号 平成24年度立山墓地公園事業特別会計補正予算につきましては、繰越金確定などに伴い歳入歳出それぞれ30万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を697万6,000円といたしております。  議案第77号 平成24年度立山農業集落排水事業特別会計補正予算につきましては、繰越金確定浄化センター修繕工事費追加に伴いまして歳入歳出それぞれ365万円を追加し、歳入歳出予算総額を1億5,365万円といたしております。  議案第78号 平成24年度立山水道事業会計補正予算につきましては、歳入受託工事費工事負担金を増額し、歳出工事費を増額しております。  議案第79号は、立山自転車の放置の防止に関する条例の制定についてであります。これまで放置自転車の防止及び撤去の対策として根拠となる条例がありませんでしたが、この条例により、放置禁止区域を指定するなど有効な対策をとっていきたいと考えております。  議案第80号 立山火災予防条例の一部改正につきましては、近年の電気自動車の普及に伴って設置が進められている電気自動車用急速充電設備につきまして、消防庁の通知に基づき、火災予防条例においてその位置、構造及び管理に関する基準を定めるものであります。  議案第81号は、立山町乳児、幼児及び児童医療費助成に関する条例の一部改正についてであります。現在の医療費助成制度は、対象世帯所得制限を設けながら小学生以下の医療費助成しておりますが、助成の対象を中学生入院費にまで拡充するため所要の改正を行うものであります。  議案第82号 平成23年度立山一般会計ほか5件の特別会計決算認定につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により監査委員意見を付して認定に付するものであります。  議案第83号 平成23年度立山水道事業会計利益処分及び決算認定につきましては、地方公営企業法第30条第4項及び第32条第2項の規定により、利益処分の議決を求め、監査委員意見を付して決算認定に付するものであります。  続きまして、報告案件についてであります。  報告第6号 平成23年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、地方公共団体財政健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員意見を付して報告するものであります。  報告第7号につきましては、財団法人立山グリーンパークが本年3月31日をもって存続期間が満了し解散しましたので、その清算について報告するものであります。  報告第8号につきましては、立山町が出資して本年2月1日に設立いたしました株式会社たてやまの増資がまとまりましたので報告するものであります。  以上提案いたしました案件につきまして、何とぞ慎重にご審議の上、適正な議決をいただきますようお願い申し上げまして、提案理由説明といたします。 10 ◯議長坂井立朗君) 町長提案理由説明が終わりました。         ─────────────────────────            監査委員決算審査報告 11 ◯議長坂井立朗君) 次に、議案第82号 平成23年度立山一般会計、以下「立山町」を省略いたします。国民健康保険事業特別会計後期高齢者医療事業特別会計墓地公園事業特別会計地域開発事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計決算認定について、議案第83号 平成23年度立山水道事業会計利益処分及び決算認定について、監査委員 坂下昭英君より決算審査報告を求めます。  監査委員 坂下昭英君。  〔監査委員 坂下昭英君 登壇〕 12 ◯監査委員坂下昭英君) おはようございます。  ご指名がありましたので、私から、地方自治法の定めるところにより、平成23年度立山一般会計立山国民健康保険事業特別会計ほか各事業特別会計及び立山基金運用状況並びに地方公営企業法に基づいて、立山水道事業決算審査を終えましたので、皆様のお手元に配付してあります決算審査意見書に沿いまして、その要点を申し上げます。  審査議会選出米田委員とともに実施し、要領としましては、各決算書をはじめ予算書に基づいて各課の予算執行状況をあわせて審査いたしました。  それでは、まず一般会計について申し上げます。  一般会計決算額は、歳入決算額139億383万4,789円で前年度に比べ5億2,205万8,488円の増加、歳出決算額129億972万1,696円で前年度に比べ4億3,568万2,860円増加しております。  また、地方債年度残高は123億2,315万7,000円で前年度に比べ3.8%増加しております。  債務負担行為残高は4億4,028万円で前年度に比べ27.1%減少していますが、一般財源も大きな伸びが期待できない状況から、引き続き事業費並び起債等の抑制に配慮されたいと思います。  財政収支状況は、歳入歳出差し引き9億9,411万3,093円の剰余金が生じています。そのうち翌年度に繰り越すべき財源は7億6,416万7,000円で、これを差し引いた実質収支残高は2億2,994万6,093円であります。  なお、この実質収支残高から前年度実質収支残高の2億5,735万9,465円を差し引いた単年度収支はマイナス2,741万3,372円で、これに財政調整基金積立金3億27万4,655円を加え基金取り崩し額1億4,000万円を除いた実質単年度収支は、最終的に1億3,286万1,283円の黒字でありました。  次に、財政運営状況について歳入から順次見てみますと、税外収入財源には特に問題ありませんが、一部収入未済額があります。また、主要な財源でもある税収入については、滞納整理に留意し徴収率の向上に努力されましたが、収納率96.2%で前年度より0.1ポイント下がっております。歳出については的確な財政計画のもとに予算が編成され、効率性を十分考慮しつつ執行されています。歳出性質別決算状況を表4に記載しております。  次に、一般財源状況について見ますと、税等の実質的な一般財源は88億4,457万円で前年度に比べ6,430万2,000円増加しました。一般財源充当率は前年度に比べ義務的経費は変わっておりませんが、投資的経費が5.1ポイント減少しております。  以上、歳入歳出とも帳簿及び証書類と照合して慎重審査を行いましたが、その結果、計数的には正確であることを認め、また経理は適正に処理されていると認めました。  各論として、以下、歳入から順次検討した結果を申し上げます。  一般会計歳入決算は、予算総額153億7,745万6,000円に対し収入済額139億383万4,789円で収入率は90.4%、これを調定額154億6,193万8,269円と比較すれば収入率は89.9%であります。  町税について見ますと、予算額30億2,223万8,000円に対し調定額31億7,500万9,476円であり、収入済額30億5,466万6,872円、不納欠損額238万5,943円、収入未済額1億1,795万6,661円で収納率は96.2%で前年度より0.1ポイント減少しました。町税収納率の推移は表7、収納状況は表8のとおりであります。  不納欠損処分をしたものは、町民税40件37万8,543円、固定資産税96件193万9,200円、軽自動車税13件6万8,200円で、昨年に比べて金額は減少しています。今後も一層滞納整理に努めるとともに、差し押さえ等、適期適切に事務処理を進められたいと思います。  その他の収入である地方譲与税から町債までの執行状況は表9のとおりであります。国庫支出金県支出金及び町債収入未済額繰越事業等に係るものであります。分担金及び負担金は、調定額2億6,038万4,872円に対し収入済額2億5,847万8,466円、不能欠損額28万1,600円、162万4,806円が収入未済全額保育所入所児童負担金未納金であります。今後も一層整理に努められたいと思います。  使用料及び手数料は、調定額1億2,957万6,480円に対し収入済額1億2,418万140円、不納欠損額13万7,100円で、525万9,240円の収入未済額があります。これは町営住宅家賃の未納金で、中には相当長期間の未納者もいるので、保証人等と連携して今後もなお一層整理に努められたいと思います。  次に、歳出について申し上げます。  一般会計歳出決算は、予算総額153億7,745万6,000円、支出済額129億972万1,696円で予算額に対する執行率は84%、不用額は2億7,385万1,304円で、おのおの経費の節約や事業の効率的な執行によるものであります。なお、繰越明許費合計で21億9,388万3,000円であります。  一般会計決算の全般を通じて種々述べてまいりましたが、さらに次の点を指摘し意見を述べますと、公金及び町有地車輌等財産管理を徹底されたいこと。町税負担金及び使用料等は、債権発生時に適時適切な賦課・請求を行い、収入未済額整理に一層努められたいこと。補助金、委託料の交付に当たっては、その内容・効果を十分調査し、廃止・中止縮減等をさらに検討されたいこと。請負工事及び物品購入等の発注に際しては、談合等の疑惑が生じないよう十分留意し指導されたいこと。平成24年度に繰り越される額が予算現額の14.3%という高い割合になっていることから、事業を円滑に執行するよう留意されたいことなどについて留意改善を図られたいと思います。  次に、国民健康保険事業特別会計について申し上げます。  国民健康保険事業特別会計予算額24億6,369万9,000円に対し、歳入決算額24億6,030万3,591円、歳出決算額24億988万4,198円で、差し引き5,041万9,393円が翌年度へ繰り越されました。  歳入構成比では、国保税が23.2%、国庫支出金が21.9%、療養給付費交付金が5.6%、前期高齢者交付金が24.9%等で、合計額24億6,030万3,591円となっております。国保税調定額6億3,746万9,635円に対し収入済額5億7,062万6,134円、収納率は89.5%となっております。不納欠損処分をしたものは45件77万6,400円でありました。収入未済額は6,606万7,101円あり、今後も適期適切に一層徴収に努められたいと思います。  歳出では、支出済額は24億988万4,198円で予算額に対して執行率は97.8%で、そのうち保険給付費予算額16億9,255万2,000円に対して支出済額16億5,238万8,602円で、4,016万3,398円の不用額となっております。また、被保険者1人当たりの保険給付費は26万3,833円となりました。  次に、後期高齢者医療事業特別会計について申し上げます。  予算額5億4,042万1,000円に対し歳入決算額5億3,261万1,217円、歳出決算額5億3,114万7,736円で、差し引き146万3,481円が翌年度へ繰り越されました。  歳入では、調定額が5億3,352万9,017円、収入済額が5億3,261万1,217円、収入未済額が91万7,800円で収入率99.8%であります。収入済額構成比は、保険料35.7%、一般会計繰入金64.0%、その他0.3%であります。  歳出では、支出済額5億3,114万7,736円で執行率は98.3%であり、そのうち後期高齢者医療広域連合納付金は5億2,939万4,340円で支出済額の99.7%であります。  次に、墓地公園事業特別会計について申し上げます。  歳入決算額656万6,566円に対し歳出決算額627万3,880円で差し引き29万2,686円が翌年度へ繰り越されました。  歳入では、調定額658万1,566円、収入済額656万6,566円で、主なものは、墳墓区画区画墓地永代使用料202万円、墓地公園管理費負担金252万9,000円、墓地公園事業基金からの繰入金163万7,000円等であります。  歳出では、支出済額627万3,880円、執行率68.4%で墓地使用料等積立金403万6,000円、管理業務除排雪業務委託168万5,568円が主なものであります。  23年度末現在で区画造成済墓地は794区画で、墓地使用許可区画数は23年度中の許可5区画を含めて合計727区画であります。  地域開発事業特別会計については、歳入歳出予算額10万円に対して、歳入歳出とも執行はありませんでした。  次に、農業集落排水事業特別会計について申し上げます。  歳入決算額1億6,066万4,079円に対し歳出決算額1億5,767万2,947円で、差し引き299万1,132円が翌年度へ繰り越されました。  歳入では、予算額1億6,028万9,000円に対し、調定額1億6,088万3,939円、収入済額1億6,066万4,079円で、主なものは、農業集落排水費分担金5,556万2,700円、農業集落排水費負担金148万9,555円、農業集落排水施設使用料2,288万5,265円、一般会計繰入金6,633万6,000円、繰越金186万5,959円、消費税還付金682万9,500円等であります。  歳出では、支出済額1億5,767万2,947円で、主なものは、施設管理費2,912万3,033円、公債費1億494万5,418円等であります。  次に、立山基金運用状況について申し上げます。  一般会計では、立山町営住宅基金ほか14基金特別会計では立山墓地公園事業基金ほか2基金について審査いたしましたが、各基金運用状況報告書の計数は正確で、事務の執行は適正であると認められました。  続きまして、立山水道事業会計について申し上げます。  審査に付された決算書類水道事業財政状態及び経営成績を適正に表示しているかどうか、また本事業経営内容を把握するため、係数の分析を行い経済性の発揮及び公共の福祉を増進するよう運営されているかどうかを主眼として審査いたしました。審査に付された決算諸表は、水道事業財政状態及び経営成績を適正に表示しているものと認められました。  経営成績について見ますと、収益的収支において総収益4億6,740万3,591円、総費用4億4,565万5,718円となり、差し引き当年度利益として2,174万7,873円が計上されています。また資本的収支においては、収入額8,838万160円に対し支出額2億5,249万2,820円で差し引き1億6,411万2,660円の不足となり、この財源として、過年度損益勘定留保資金1億5,651万2,895円並びに当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額759万9,765円で補填されております。  水道事業の基本であります給水状況及び有収率については、表2、表3であらわしておりますが、上水道における23年度給水戸数は8,418戸で、前年度に比べると71戸増加しており、総配水量は288万8,619立米と前年度より2万1,423立米増加しています。簡易水道における給水戸数は258戸で前年度に比べると1戸増加していますが、総配水量は10万9,564立米と1,965立米減少しております。上水道は有効率、有収率が前年度より若干上がっており、簡易水道は有効率が若干上がっておりますが、有収率は前年度と変わらず、有効率、有収率の改善の余地はまだあると認められます。  収益力の推移を見るため、表4、表5、表6にそれぞれ内容を記載しております。  収益について見ますと、総収益は予算額4億7,840万円に対し収入決算額4億8,676万8,550円となり、前年度収入決算額に対し2.27%の増加となりました。収入の大きな割合を占めるのは給水収益で3億8,684万7,725円、構成比では82.77%で、前年度決算額に対し0.73%の増加となりました。総収益のうち受託工事収益は7,477万円で構成比では16%となり、前年度決算額に対して12.89%の増加となりました。  費用について見ますと、支出総予算額4億7,840万円に対し支出額4億5,823万197円で、前年度に比べ2.3%増加しています。主なものは、受託工事費6,863万9,765円、減価償却費・資産減耗費1億8,008万6,993円、人件費6,867万5,419円、動力費・薬品費・材料費・修繕費4,019万7,858円、支払利息4,478万9,860円等であります。  昨年に比べますと、受託工事費で267万8,402円減少、減価償却費で347万8,687円増加、人件費で41万4,984円減少、支払利息で6万1,099円減少しております。  事業費用は、前年度より692万7,245円増加し、受託工事費を除いた事業合計は3億7,701万5,953円で前年度より960万5,647円増加しました。水道事業として、コストの低減を図るため今後とも引き続き経営の合理化に努められたいと思います。  財政状態、建設改良工事事業及び経営成績については、8ページの7、8及び9の表にあらわしております。  以上審査を通じて種々述べてきましたが、最後に若干意見を申し上げますと、水源池、配水池及び上水道管理センター等水道施設については、町民の衛生管理の面からも引き続き一般保守管理及び環境整備に留意されたいこと。安定的供給のためにも老朽化施設・設備等、特に老朽化した配水池及び管の布設がえ等の改良事業は、地震・災害等を考慮し、年次計画のもと引き続き積極的に推進を図られたいこと。長期的に経営の安定を図るためにも、また事故対策の上からも、専門技術職員の養成に今後も努められたいこと。上水道の有効率、有収率は表3で示すとおりでありますが、平成22年度の県内の平均有収率は88%であり、さらに一層有収率の改善に努め収益の向上を図られたいこと。上水道と簡易水道で異なっている供給単価の一元化について、簡易水道の経営改善も含め早急に検討されたいこと。水道事業として、収益の増加を図る一方、コストの低減を図るため、今後とも引き続き経営の合理化に努められたいことなどについて留意または改善を図られたいと思います。  以上、決算審査意見書の要点について申し上げましたが、詳細につきましては意見書をご高覧賜れば幸いに存じます。  終わりに、決算審査の期間中ご協力をいただきました町当局に対しまして、この席をかりてお礼を申し上げます。  以上で私の報告を終わります。 13 ◯議長坂井立朗君) 監査委員決算審査報告が終わりました。  これをもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
            ─────────────────────────            次  会  日  程  の  報  告 14 ◯議長坂井立朗君) 次会の日程を申し上げます。  次会の本会議は、9月12日午前10時より再開し、一般質問、質疑を行います。         ─────────────────────────            散   会   の   宣   告 15 ◯議長坂井立朗君) 本日はこれをもって散会いたします。   午前10時42分 散会 Copyright (C) Tateyama Town, All Rights Reserved....