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  1. 立山町議会 1996-03-01
    平成8年3月定例会 (第1号) 本文


    取得元: 立山町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午前 9時 0分 開会           開   会   の   宣   告 ◯議長(立 秀一君) おはようございます。  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成8年3月町議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。         ─────────────────────────           諸       報       告 2 ◯議長(立 秀一君) 地方自治法第121条の規定により、議場に出席を求めました者の職・氏名並びに事務局職員の氏名は、お手元に配付いたしております一覧表のとおりでありますので御了承願います。         ─────────────────────────           議 事 日 程 の 報 告 3 ◯議長(立 秀一君) 次に、本定例会の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  議事の運営につきましては、格段の協力をお願いいたします。         ─────────────────────────           会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 4 ◯議長(立 秀一君) これより日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により議長において、5番 吉川毅一君、16番 窪田正夫君を指名いたします。         ─────────────────────────           会   期   の   決   定 5 ◯議長(立 秀一君) 次に、日程第2 会期の決定についての件を議題といたします。
     お諮りいたします。本定例会の会期は、去る2月21日開会の議会運営委員会において決定いたしました本日から3月25日まで、19日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(立 秀一君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月25日までの19日間と決定いたしました。         ─────────────────────────           特別委員会委員長報告 7 ◯議長(立 秀一君) これより日程第3 特別委員会委員長報告を議題といたします。  自然保護・環境対策特別委員会委員長 土肥洋之君。   〔自然保護・環境対策特別委員会委員長 土肥洋之君 登壇〕 8 ◯自然保護環境対策特別委員会委員長(土肥洋之君) 自然保護・環境対策特別委員会委員長報告をいたします。  平成6年2月14日開会の2月町議会臨時組織議会において、自然保護・環境対策特別委員会の設置が決議され、同日、委員の互選により委員長に私、土肥洋之、副委員長に藤井忠則君が選任され、久世忠昭君、澤崎正義君、新 國昭君、高嶋清光君、窪田正夫君、立 秀一君、淺井文昭君、古川松男君の各委員とともに、自然保護・環境対策について、2カ年にわたり調査を行った内容について報告いたします。  平成6年7月7日から8日にわたり、岐阜県丹生川村を訪問して、乗鞍岳の大自然と乗鞍スカイライン観光による自然環境保護の取り組みと、自然にやさしい環境を考えた畜産経営について政務調査をいたしました。  山岳地を活用した観光行政については、年間の観光入り込み客数は127万人であり、魅力については、日本一高い標高2,700メートルの畳平まで車で乗り入れることができ、さらに1時間20分で山頂に行けるとのことであります。  自然保護のための施策については、車での乗り入れが可能なことから、高山植物の保護対策として、営林署の職員及びアルバイト2名により、高山植物の監視に当たっており、また、観光協会主催で1週間にわたり自然保護集会を行っており、参加者は1,000名であるとのことであります。  登山道の維持整備については、補助はほとんどなく、村単独で整備しておられました。  山岳地帯のごみ処理状況として、高山地帯のごみ処理を考えて、6年度よりカン類の販売禁止、紙パックのみ許可しており、ごみの収集方法としては、週1回収集車が巡回し、120トンを処理しております。  その他としては、村民に年1回登山をしていただき、ボランティアで清掃活動をしていただいているとのことであります。  畜産における環境問題等については、堆肥処理と害虫対策について、BCファーム藤原さんの農場を視察しました。  当地は飛騨牛の飼育も盛んで、野菜生産に次ぐ農業の柱であり、家畜の糞尿を利用して、良質堆肥をつくり、夏秋トマトの連作障害対策用資材として、畑作農家に提供しております。  また、畜産農家では、EM菌を家畜に食べさせ、悪臭のない農場経営に努めておられました。  共同堆肥処理施設を設置し、トマト栽培に欠くことのできない有機肥料をつくるため、畜産農家と蔬菜農家が共同して事業を進めていることが印象に強く残りました。  丹生川村を視察して、当町と類似した点の多い中で、丹生川村の行っている施策等については、見習うべき点が多く、意義ある政務調査でありました。  次に、平成7年10月18日から19日にかけて、富山県氷見市で県が行っている「つくり育てて、とる漁業」と、石川県中島町の名水保護対策と、これを生かした環境整備について政務調査をいたしました。  富山県栽培漁業センターの視察概要について、富山県は、つくり、育てるる漁業という21世紀に向けての新しい漁業、「栽培漁業」を目指して、富山湾の有用魚介類である、ヒラメ、マダイ、クロダイ、クルマエビ、アワビ、サザエの種苗を大量に生産し、富山県沿岸の各地先へ放流し、水産資源の増産を図っております。  魚介類は、数十万から数千万の卵を生むが、卵や稚魚は数ミリと小さく、自然環境の中では、大部分が他の生物のえさとなり、また、環境汚染などによって死に、親になれるのは数匹しかいません。そこで人間が手を貸して育ててやり、自然の海に放してやろうというのがこの事業の基本的考えであり、これらを視察して、我々が何げなく行っていることが環境を汚染し、自然界の生物を死に至らしめていることを聞き、環境対策の必要性を十分認識することができました。  また、石川県中島町へ伺い、名水保護対策とこれを生かした公園整備及び水事情等について研修いたしました。  中島町は、地下水の事情が悪く、表流水利用による水道施設が主であり、井戸水利用の家庭はほとんどなく、この町でただ1カ所湧水の出ているところを、「霊水公園」として2億円をかけ整備がされており、全国から万病によいとして多くの人が汲みに来ておられます。  また、この水の水質については、神経痛・がんの治療剤として使用されており、ゲルマニュウムを含んでいることが科学分析により判明し、霊水の薬効が証明されております。  この霊水公園は、主に中山間地域農業活性化総合事業で整備されたが、霊水については、地元の方々で管理されております。  最近、これらの水の宅配について、水質の安全管理や無許可販売などの問題も起きているが、この水の信仰者にとっては、宅配が取りやめになれば、利用者にとっては大変な問題になると思われました。  このたびの視察研修を通して、立山町における水の汲み取り等についても今後、水質・水位・その他環境に地下水の影響等がどのようにあるか、調査研究が必要と思われます。  以上、2年間の調査を終え、この間ご協力いただきました委員各位並びに町当局の関係の皆さんに、深く感謝を申し上げ、自然保護・環境対策特別委員会委員長報告といたします。 9 ◯議長(立 秀一君) 次に、立山開発特別委員会委員長 福田吉彌君。   〔立山開発特別委員会委員長 福田吉彌君 登壇〕 10 ◯立山開発特別委員会委員長(福田吉彌君) 立山開発特別委員会委員長報告をいたします。  平成6年2月14日開会の町議会臨時会において、立山開発特別委員会の設置が可決され、引き続き委員の選任があり、同日、委員の互選により、委員長に不肖・私福田吉彌、副委員長に吉川毅一君が選任され、村井隆夫君、酒井 務君、中川光久君、古川喜與兵君、佐伯靖彦君、川上作藏君、松原榮一君、岡本宣宏君の各委員とともに、活動体制に入ったのであります。  平成6年7月19日・20日の両日にわたり、新潟県塩沢町を訪問し、高速交通時代を迎え、年間を通して観光客を呼べる町を目指した条件整備の事業について、政務調査を行いました。  塩沢町は、新潟県の南端部に位置し、関東圏からの玄関口にあり、人口が2万1,000人の自然美に恵まれた町であります。リゾート法による「マイライフ・リゾート新潟」構想の中で、重点整備地区に指定され、通年リゾート観光地に向けて、雪を生かすことを念頭に置いて、いろんな条件整備に努めてきたかいがあって、首都圏からの観光客が増えたとのことでした。  高速交通時代を迎えて、町としての要望が取り入れられ、上越新幹線の特急とき号が7往復停車したことや、関越自動車道塩沢石打インターが実現したことで、入り込み客が一挙に増加したことを強調されておりました。  民間資本開発による7カ所のスキーを中心としたスキー観光が主体で、スキー客が281万人で、全観光客の79%を占めており、ここ数年の少雪対策として、高原スキーの開発、人工降雪機の導入、高所へのゴンドラリフト建設を計画しているとのことでありました。  宿泊施設は、ホテル・旅館・ペンション・民宿等649軒、4万1,000人の収容力がありますが、夏場はその大半が休業しており、四季を通じたリゾート地とするための対策が求められており、外部観光資本の流入に対する調整をしながら、地域住民の主体性をもとにした地元主導の開発と、農業・綿織物産業と有機的に連携した諸施策を講ずることを行政の課題としているとのことでした。  夏季は、高温多湿で避暑的なリゾートに適する地域は限られておりますが、スキーにおけるテニスコート・ゴルフ練習・プレイランド・プールとしての利用や、歴史的な文化遺産である神社・仏閣との結合によって、観光客のニーズにこたえる観光地を目指すことや、観光地としてのイメージアップのために、景観の統一などによる一体的な施設整備が進められています。  夏の施設は、学生が中心であるが、夏に来れば必ず冬も来るという信念で、夏の施設整備に取り組んでいるとのことであり、本町の観光と異質ではあるが、参考にすべき点も多いとの認識を持ちました。  平成7年10月23日・24日の両日にかけて、福井県勝山市を訪問し、法恩寺山において進められているスキージャム勝山の開発事業と、越前大仏・白山神社・越前勝山城博物館を拠点とした観光事業について、政務調査を実施いたしました。  勝山市は、福井市の東方約28キロメートルに位置し、人口は3万1,000人で、「恐竜王国・自然と歴史・ふれあいの里」を合言葉に、自然と心の安らぎを求める人々のための新しいリゾートゾーンを目指しています。  古くから繊維産業が栄え、コンピューター制御による合理化を推進し、繊維関係の生産技術は大変優秀で、世界的に高水準を保っているとのことでした。  法恩寺山リゾート開発事業は、自然環境と調和した通年型観光地として、西日本を代表するスケールの大規模スキーを核として、ゴルフテニスコート等各種スポーツレクリエーション施設リゾートホテルペンション等の宿泊施設を集積することにより、高原における一大リゾート地を形成し、市街地に点在する歴史民俗資源とのネットワーク化を図り、また、300年の歴史のある左義長まつりをはじめとする各種イベント開催によって、人々が交流するリゾートゾーンを整備するものであります。  開発のシステムは、第三セクターにより用地を取得し、その用地を民間企業が賃借して施設を設置し、施設の運営管理は、その企業の子会社が委託を受けて行うもので、勝山市の未来を左右する大規模な開発であることから、第三セクター設立当初より、市職員を派遣し、環境保全や防災対策の完備、公共利益の確保などの公共原則を維持させるために、会社内部において、開発の企画立案段階から市としても参画してきたとのことでありました。  スキー建設は、昭和50年に計画を発表し、13年間の準備期間の後、平成元年に総事業費500億円で工事に着手し、平成5年に営業を開始し、平成6年度では35万人の入り込み客があったとのことでした。  工事は今も総合開発計画の中で積極的に進められていますが、最長滑走距離が4.5キロメートルもあるゲレンデ、3,400台収容の駐車場4.2キロメートルのゴンドラリフト設置計画には驚かされました。  また、リゾート開発は、自然を生かし、人の手を加える部分を極力抑えることが理想ではないだろうかとの担当者の言葉が印象的でありました。  スキージャム勝山は、北陸自動車道からの沿道においても、ガソリンスタンドや飲食店等の関連支出も推測され、消費関連支出は総額で約33億円と見られており、今後さらに地域を巻き込んだ活性化が十分期待できるものとして、この事業が推進されていくように感じられました。  ほかの観光施設としては、越前大仏・白山信仰と結びついた平泉寺白山神社越前勝山城博物館・岩屋観音・東山いこいの森・アユ釣りの九頭竜川・取立山の水芭蕉など豊かな自然と悠久のロマンを感じるものが多くあり、年間約120万人の観光客が入り込む福井県では、有数の観光都市となっています。  我が立山町は、山岳観光に依存して現在に至っておりますが、平地の観光資源を見直し、素材を生かした観光拠点づくりを進めて、それらを線で結んで、それが面に広がるような計画と施策を推進することが必要だろうと痛感いたしました。  2年間の調査・視察を通して、わが町は、自然景観を誇れる町であるということを再認識し、それを有効に開発していくことと、観光客に滞在してもらうことも念頭に置いて、地域の活性化につなげていくことが私どもの重要な使命であるとの自覚を新たにした次第であります。  以上が、当委員会に付託されました、立山黒部アルペンルート及び立山開発レクリエーション基地に関する調査の結果報告でありますが、長期間にわたりまして、委員各位をはじめ、町当局並びに関係の皆様方のご協力に対して深く感謝申し上げまして、委員長報告といたします。 11 ◯議長(立 秀一君) 以上をもちまして各特別委員会委員長の審査並びに調査の結果報告が終わりました。  委員長報告に対し、質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長(立 秀一君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいまの各特別委員会委員長の報告については、承認することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長(立 秀一君) ご異議なしと認めます。よって、各特別委員長の報告のとおり承認することに決定いたしました。  各特別委員会において、これまで慎重に審査並びに調査されました重要事項についての指摘、要望、決定事項について、当局は十分尊重され、的確に措置されるようご要望いたします。  なお、委員の皆様におかれましては、大変長期間にわたりまして慎重に、しかも適切な審議、調査をされ、積極的にご活動賜りましたご苦労に対し、深く敬意を表しますとともに、ここに厚く御礼を申し上げます。  暫時休憩いたします。   午前 9時21分 休憩         ─────────────────────────   午前 9時23分 再開 14 ◯副議長(古川松男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議長にかわりまして、議事の進行をさせていただきます。         ─────────────────────────           議  長  の  辞  職  許  可 15 ◯副議長(古川松男君) 議長の立 秀一君から、議長の辞職願が提出されております。  これより日程第4 立山町議会議長の辞職許可についての件を議題といたします。  それではまず、その辞職願を事務局長をして朗読いたさせます。 16 ◯議会事務局長(窪田武志君)                 辞 職 願  このたび、一身上の都合により議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。 17 ◯副議長(古川松男君) お諮りいたします。立 秀一君の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯副議長(古川松男君) ご異議なしと認めます。よって、立 秀一君の辞職を許可することに決定いたしました。  それではここで、立 秀一君より退任のご挨拶の申し出がありますので、これを許可いたします。  立 秀一君。   〔17番 立 秀一君 登壇〕 19 ◯17番(立 秀一君) 退任に当たりまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。  平成6年2月の臨時会におきまして、図らずも議員の皆さん方のご推挙をいただき、議長という重責のため今まで努力してまいりました。  また、議員各位におかれましては、議会運営に対しご協力をいただき、本当にありがとうございました。  なお、行政委員の皆さん方、そして町当局、町長さんをはじめ皆さん方に、非常にご指導、ご鞭撻をいただきまして、つつがなく大任を果たせましたことを心からお礼を申し上げ、退任のあいさつといたします。  本当にどうもありがとうございました。         ─────────────────────────           議   長   の   選   挙 20 ◯副議長(古川松男君) ただいま議長が欠員となりました。  日程第5 立山町議会議長の選挙についての件を議題といたします。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯副議長(古川松男君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行ことに決定いたしました。  お諮りいたします。指名の方法については、副議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯副議長(古川松男君) 異議なしと認めます。よって、副議長が指名することに決定いたしました。
     議長に、土肥洋之君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました土肥洋之君を、議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯副議長(古川松男君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました土肥洋之君が、議長に当選されました。  議長に当選されました土肥洋之君が議場におられますので、会議規則第32条第3項の規定により、当選の告知をいたします。  議長に当選されました土肥洋之君の当選承諾及びご挨拶を許可いたします。  土肥洋之君。   〔11番 土肥洋之君 登壇〕 24 ◯11番(土肥洋之君) ご挨拶申し上げます。  ただいま、先輩、同僚議員各位の温かいご推挙の中で、伝統と歴史ある立山町議会の議長の要職に就くことになりました土肥洋之であります。  これからは、誠意を持って事に当たり、公正を旨として、議会の円満、円滑な運営に努力する所存でございます。  緑豊かな立山町の創造と地方自治の進展、住民の幸せのために一生懸命働きますので、議員各位、冨樫町長はじめ管理者の皆さん、行政委員の皆さん、報道関係の皆さんの格別なご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げまして、就任のご挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 25 ◯副議長(古川松男君) 新議長のご挨拶が終わりました。  これで、議長席を交代いたします。  土肥議長、議長席におつき願います。   〔副議長退席、議長議長席に着く〕 26 ◯議長(土肥洋之君) これより議長を勤めさせていただきます。  どうぞよろしくお願いします。         ─────────────────────────           副 議 長 の 辞 職 許 可 27 ◯議長(土肥洋之君) 副議長 古川松男君から、副議長の辞職願が提出されております。  日程第6 立山町議会副議長の辞職許可についての件を議題といたします。  まず、その辞職願を事務局長をして朗読いたさせます。 28 ◯議会事務局長(窪田武志君)                  辞 職 願  このたび、一身上の都合により副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。 29 ◯議長(土肥洋之君) お諮りいたします。古川松男君の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、古川松男君の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。  古川松男君より、退任のご挨拶の申し出がありますので、これを許可いたします。  古川松男君。   〔20番 古川松男君 登壇〕 31 ◯20番(古川松男君) 一言ご挨拶を申し上げます。  副議長職を退任するに当たり、ご挨拶を申し上げるわけでございますが、この約2カ年にわたり、副議長の重責を勤めさせていただきました。この間各議員の皆様、そして町長をはじめとする町当局の幹部の皆様や、町民各位のご理解とご協力をいただき、大過なくこの任務を遂行できたと思っております。本当にありがとうございました。  ただいまは、一身上の都合による副議長職辞任をお認めいただきましたこと、心からお礼を申し上げる次第であります。  以上、感謝とご礼の言葉にかえさせていただきます。ありがとうございました。         ─────────────────────────           副  議  長  の  選  挙 32 ◯議長(土肥洋之君) ただいま、副議長が欠員になりました。  日程第7 立山町議会副議長の選挙についての件を議題といたします。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選としたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決定いたしました。  お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定しました。  副議長に、佐伯靖彦君を指名します。  お諮りいたします。ただいま議長が指名しました佐伯靖彦君を、副議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました佐伯靖彦君が、副議長に当選されました。  副議長に当選されました佐伯靖彦君が議場におられますので、会議規則第32条第3項の規定により、当選の告知をいたします。  副議長に当選されました佐伯靖彦君の当選承諾及びご挨拶を許可いたします。  佐伯靖彦君。   〔13番 佐伯靖彦君 登壇〕 36 ◯13番(佐伯靖彦君) ただいま皆様方からご推挙をいただきまして、副議長という大任を仰せつかることになりました佐伯靖彦であります。  見たとおりの山男でございまして、皆さん方の大きなご指導、そしてご協力を得まして、伝統ある立山町の議会運営に一生懸命努めまして、頑張っていくことをお誓い申し上げまして、ご挨拶といたします。         ─────────────────────────           各常任委員会委員の所属変更 37 ◯議長(土肥洋之君) 日程第8 立山町議会常任委員会委員の所属変更についての件を議題といたします。  総務常任委員会委員の佐伯靖彦君から文教厚生常任委員会委員に、同じく、立 秀一君から産業建設常任委員会委員に、文教厚生常任委員会委員の村井隆夫君、久世忠昭君、澤崎正義君、新 國昭君、淺井文昭くんから産業建設常任委員会委員に、同じく、土肥洋之から総務常任委員会委員に、産業建設常任委員会委員の酒井 務君、中川光久君、高嶋清光君、川上作藏君、岡本宣宏君から文教厚生常任委員会委員に、同じく、窪田正夫君から総務常任委員会委員に、それぞれ委員会の所属を変更されたいとの申し出があります。  お諮りいたします。佐伯靖彦君、立 秀一君、村井隆夫君、久世忠昭君、澤崎正義君、新 國昭君、淺井文昭君、酒井 務君、中川光久君、高嶋清光君、川上作藏君、岡本宣宏君、窪田正夫君、土肥洋之からの申し出のとおり、それぞれ委員会の所属を変更することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、それぞれ常任委員会の所属を変更することに決定いたしました。  これより委員会条例第9条による各常任委員会の委員長及び副委員長の互選をしていただきます。  委員会条例第8条第2項の規定により、常任委員長及び副委員長は、それぞれの常任委員会において互選することになっており、さらに同条例第9条第1項の規定により、委員長及び副委員長がともにいないときは、議長が委員会の招集、日時及び場所を定めて、その互選を行わせることになっておりますので、これより各常任委員会ごとに互選をしていただきます。  委員会の場所は、次のとおりであります。  総務常任委員会は常任委員会室、文教厚生常任委員会は全員委員会室、産業建設常任委員会は議長応接室と定めます。  暫時休憩をいたします。   午前 9時38分 休憩         ─────────────────────────   午前 9時40分 再開 39 ◯議長(土肥洋之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  常任委員会委員長及び副委員長が決定した旨通知がありましたので、ご報告いたします。  総務常任委員会委員長 福田吉彌君、同じく、副委員長 藤井忠則君。  文教厚生常任委員会委員長 中川光久君、同じく、副委員長 酒井 務君。  産業建設常任委員会委員長 吉川毅一君、同じく、副委員長 村井隆夫君。  以上のとおりであります。         ─────────────────────────           議会運営委員会委員の辞任許可 40 ◯議長(土肥洋之君) 次に、議会運営委員会委員 福田吉彌君、久世忠昭君、中川光久君、佐伯靖彦君、土肥洋之から辞任願が提出されております。  日程第9 立山町議会運営委員会委員の辞任許可の件を議題といたします。  まず、その辞任願を事務局長をして朗読いたさせます。 41 ◯議会事務局長(窪田武志君) 辞任願につきましては、同じ内容でございますので、一通のみ朗読いたします。                  辞 職 願  このたび、一身上の都合により議会運営委員会委員を辞任したいので、許可されるよう願い出ます。 42 ◯議長(土肥洋之君) 辞任願については、ただいま朗読いたしましたとおりであります。  お諮りします。福田吉彌君、久世忠昭君、中川光久君、佐伯靖彦君、土肥洋之の議会運営委員会委員の辞任を許可することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、福田吉彌君、久世忠昭君、中川光久君、佐伯靖彦君、土肥洋之の議会運営委員会委員の辞任を許可することに決定いたしました。         ─────────────────────────          議会運営委員会委員の選任 44 ◯議長(土肥洋之君) ただいま議会運営委員会委員5名が欠員となりました。  日程第10 立山町議会運営委員会委員の選任についての件を議題といたします。  お諮りいたします。欠員の委員5名の選任の方法につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、選任の方法は、指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。議会運営委員会委員に、吉川毅一君、古川喜與兵君、窪田正夫君、立 秀一君、古川松男君を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    46 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました吉川毅一君、古川喜與兵君、窪田正夫君、立 秀一君、古川松男君を議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。  これより委員会条例第9条による議会運営委員会の委員長及び副委員長の互選をしていただきます。  委員会条例第8条第2項により、議会運営委員会委員長及び副委員長は、議会運営委員会において互選することになっており、さらに同条例第9条第1項の規定により、委員長及び副委員長がともにいないときは議長が委員会の日時及び場所を定めて、その互選を行わせることになっております。  これより互選していただきます。  委員会の場所は、常任委員会室と定めます。  暫時休憩いたします。   午前 9時44分 休憩         ─────────────────────────   午後 9時46分 再開 47 ◯議長(土肥洋之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議会運営委員会の委員長及び副委員長が決定した旨通知がありましたので、ご報告いたします。  議会運営委員会委員長に古川喜與兵君、副委員長に高嶋清光君、以上のとおりであります。         ─────────────────────────         自然保護・環境対策特別委員会の設置及び付託 48 ◯議長(土肥洋之君) 日程第11 議案第1号 自然保護・環境対策特別委員会の設置及び付託についての件を議題といたします。  お諮りします。自然保護・環境対策特別委員会の設置及び付託については、会議規則第38条第2項の規定により提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 49 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、議案第1号 自然保護・環境対策特別委員会の設置及び付託については、提案理由の説明を省略することに決定いたしました。  お諮りします。本案については、自然保護・環境に関する調査を行うため、10人の委員をもって構成する自然保護・環境対策特別委員会を設置し、これに付託の上、調査を終了するまで閉会中の継続調査とすることにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、自然保護・環境対策特別委員会を設置し、これに付託の上、調査を終了するまで閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。         ─────────────────────────          自然保護・環境対策特別委員会委員の選任 51 ◯議長(土肥洋之君) 日程第12 自然保護・環境対策特別委員会委員の選任についての件を議題といたします。  お諮りします。ただいま設置されました自然保護・環境対策特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、村井隆夫君、藤井忠則君、新 國昭君、高嶋清光君、窪田正夫君、立 秀一君、岡本宣宏君、淺井文昭君、古川松男君、土肥洋之、以上10人を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10人の諸君を、自然保護・環境対策特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。         ─────────────────────────           立山開発特別委員会の設置及び付託 53 ◯議長(土肥洋之君) 日程第13 議案第2号 立山開発特別委員会の設置及び付託についての件を議題といたします。  お諮りします。本案については、会議規則第38条第2項の規定により、提案理由の説明を省略することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 54 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、議案第2号については、提案理由の説明を省略することに決定いたしました。  お諮りします。本案については、立山黒部アルペンルートに関する調査及び立山開発レクリエーション基地に関する調査を行うため、10人の委員をもって構成する立山開発特別委員会を設置し、これに付託の上、調査を終了するまで閉会中の継続調査とすることにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、本案については、立山黒部アルペンルートに関する調査及び立山開発レクリエーション基地に関する調査を行うため、10人の委員をもって構成する立山開発特別委員会を設置し、これに付託の上、調査を終了するまで閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。         ─────────────────────────           立山開発特別委員会委員の選任 56 ◯議長(土肥洋之君) 日程第14 立山開発特別委員会委員の選任についての件を議題といたします。  お諮りいたします。ただいま設置されました立山開発特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、久世忠昭君、酒井 務君、吉川毅一君、中川光久君、澤崎正義君、福田吉彌君、古川喜與兵君、佐伯靖彦君、川上作藏君、松原榮一君、以上10人を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10人の諸君を、立山町開発特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。  これより委員会条例第9条による自然保護・環境対策特別委員会立山開発特別委員会の委員長及び副委員長の互選をしていただきます。  委員会条例第8条第2項の規定により、委員長及び副委員長は、それぞれの特別委員会において互選することになっており、同条例第9条第2項の規定により、委員長及び副委員長がともにいないときは、議長が委員会の招集日時及び場所を定めて互選を行わせることになっておりますので、これより各特別委員会ごとに委員長及び副委員長の互選をしていただきます。  委員会の場所を次のとおり定めます。  自然保護対策特別委員会は常任委員会室、立山開発特別委員会は全員委員会室と定めます。  暫時休憩いたします。   午後 9時52分 休憩         ─────────────────────────   午後 9時54分 再開 58 ◯議長(土肥洋之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  特別委員会の委員長及び副委員長が決定した旨通知がありましたので、ご報告いたします。  自然保護・環境対策特別委員会委員長委員長に藤井忠則君、副委員長に村井隆夫君。  立山開発特別委員会委員長に久世忠昭君、副委員長に澤崎正義君。以上のとおりであります。         ─────────────────────────           立 山 町 監 査 委 員 の 選 任 59 ◯議長(土肥洋之君) これより日程第15 議案第3号 立山町監査委員の選任についての件を議題といたします。  町長より、提案理由の説明を求めます。  町長 冨樫清二君。   〔町長 冨樫清二君 登壇〕 60 ◯町長(冨樫清二君) おはようございます。  本日ここに、平成8年3月町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、公私とも大変ご多忙の中にもかかわらず、ご出席を賜り、ご審議をいただきますことに、深く感謝申し上げる次第であります。  そして先ほどから、新たに土肥議長さん、佐伯副議長さんはじめ各常任委員長、副委員長、そして特別委員会の委員長、副委員長がそれぞれ選任されましたことに対し、衷心よりお祝いを申し上げるものであります。  また、各委員会の所属変更も行われまして、議員各位におかれましては、新たな気持ちで議会活動に邁進されますよう心からご期待を申し上げるものであります。  この2年間、立前議長さん、そして古川松男副議長さんを中心に、議員各位には町財政の厳しい中、重要課題、問題などに取り組み、町民の福祉の向上と明るく健康で住みよいまちづくりのために格別のご尽力、ご支援、ご協力を賜り、厚くご礼を申し上げる次第であります。  特に、立前議長さんにおかれましては、昨年6月から昨日まで富山県の町村議長会の会長の重責を担われ、その責務を立派に果たされたのであります。  本当にご苦労さまでございました。心から敬意を表したいと思います。  どうか、議員各位におかれましては、今期の折り返し点を契機に、今後ますますご健勝でご活躍いただきますことをご祈念申し上げるものであります。  それでは、議案第3号の提案理由の説明を申し上げます。  立山町監査委員の選任につきましては、立山町宮路101番地 川上作藏 昭和8年6月10日生まれを選任いたしたいので、地方自治法第196条第1項の規定によって、議会の同意を求めるものであります。  何とぞ満場一致のご同意をいただきますようにお願い申し上げて、提案理由の説明といたします。 61 ◯議長(土肥洋之君) 町長の提案理由の説明が終わりました。  本件について、質疑及び討論とも通告がありませんので、直ちに本件について採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  本件に同意することに賛成の方は、起立を願います。   〔起立全員〕 62 ◯議長(土肥洋之君) 起立全員であります。よって、議案第3号 立山町監査委員の選任については、これを同意することに決定いたしました。         ───────────────────────── 63 ◯議長(土肥洋之君) お諮りいたします。この際日程の順序を変更し、日程第54より日程第56までを先議いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、この際日程を変更し、日程第54より日程第56までを先議することに決定いたしました。         ─────────────────────────           富山地区広域圏事務組合議会議員の選挙 65 ◯議長(土肥洋之君) 日程第54 選挙第1号 富山地区広域圏事務組合議会議員の選挙についての件を議題といたします。  この組合議会議員の定数は、組合規約第6条第1項の規定により24人でありますが、その選挙区分は、立山町は2人であり、同規約第6条第2項の規定により、組合市町村の議会において当該市町村の議員のうちから選挙することになっております。現在、当町選出議員2人が欠員となっており、組合規約第7条第2項の規定による補欠選挙を行うものであります。  お諮りします。選挙の方法は、指名推選によりたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  富山地区広域圏事務組合議会議員に、佐伯靖彦君、土肥洋之、以上のとおり指名いたします。  ただいま指名いたしました諸君を当選人と決定することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 68 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、富山地区広域圏事務組合議会議員に、佐伯靖彦君、土肥洋之が当選されました。  ただいま富山地区広域圏事務組合議会議員に当選されました、佐伯靖彦君、土肥洋之が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。         ─────────────────────────          富山県中部衛生センター組合議会議員の選挙
    69 ◯議長(土肥洋之君) 日程第55 選挙第2号 富山県中部衛生センター組合議会議員の選挙についての件を議題といたします。  この組合議会議員の選出区分は、組合規約第6条第1項の規定により、立山町5人となっており、組合を組織する市町村の議会において、当該市町の議員のうちから選挙することになっております。  このたび、窪田正夫君、土肥洋之が辞職し、当町選出議員が2人欠員となっており、組合規約第6条第2項の規定により補充選挙を行うものであります。  お諮りします。選挙の方法は、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。  お諮りします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 71 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定しました。  富山県中部衛生センター組合議会議員に、新 國昭君、福田吉彌君を指名いたします。  ただいま指名いたしました諸君を当選人と決定することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、富山県中部衛生センター組合議会議員に、新 國昭君、福田吉彌君が当選されました。  ただいま富山県中部衛生センター組合議会議員に当選されました、新 國昭君、福田吉彌君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。         ─────────────────────────           立山町環境保全対策審議会委員の推薦 73 ◯議長(土肥洋之君) 日程第56 推薦第1号 立山町環境保全対策審議会委員の推薦についての件を議題といたします。  この審議会は、町議会議員、学識経験を有する者、関係行政機関の職員をもって構成することになっております。  本件は、立山町環境保全対策審議会条例第3条第2項により、委員2名を推薦しようとするものであります。  お諮りします。推薦の方法は、指名推薦によりたいと思います。  これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長により指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決定いたしました。  立山町環境保全対策審議会委員に、中川光久君、藤井忠則君を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、立山町環境保全対策審議会委員に、中川光久君、藤井忠則君を推薦することに決定いたしました。  この際、議事以外にかかわる議会選出の各審議会等委員が決定しておりますので、ご報告申し上げます。  立山町国民健康保険運営協議会委員に中川光久君。立山町旅館業審議会委員に中川光久君、土肥洋之。立山町都市計画審議会委員に吉川毅一君、立 秀一君、古川松男君、土肥洋之。以上のとおり決定しておりますので、ご報告いたします。  以上で、議会の組織、構成にかかわる事件の審議が終了いたしました。  暫時休憩いたします。   午前10時06分 休憩         ─────────────────────────   午前10時55分 再開 77 ◯議長(土肥洋之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ─────────────────────────           議案第4号から議案第41号まで 78 ◯議長(土肥洋之君) これより日程第16 議案第4号 平成8年度立山町一般会計予算より日程第53 議案第41号 人権擁護委員候補者の推薦についてまで、以上38件を一括議題といたします。           提  案  理  由  の  説  明 79 ◯議長(土肥洋之君) 町長より、提案理由の説明を求めます。  町長 冨樫清二君。   〔町長 冨樫清二君 登壇〕 80 ◯町長(冨樫清二君) それでは、提案いたしました平成8年度予算案をはじめ各議案の概要を申し上げ、あわせて町政運営につきまして、私の所信の一端を申し上げたいと存じます。  昨年は、阪神・淡路大震災、オウム事件、金融機関の破綻など、社会、経済の面で不幸な出来事が続きました。加えて、景気は緩やかな回復に向かっているというものの、生活や経済に少なからず影響をもたらしております。  私は、このようなときに、町民の皆さんとともに知恵を出し合い、ものの豊かさから心の豊かさへと時代の動向を的確にとらえ、まちづくりに努めれば、平成8年度は少なからず飛躍する年になるだろうと思うのであります。  そのためには、柔軟な発想と先見性を持って、町民とともに歩むという基本姿勢をもとに、人づくりをはじめ住みやすく、環境にやさしいまちづくり、災害に強い安全なまちづくりという大きな目標に向かってまいりたいと考えております。  また、近年の国際化社会における文化交流や急激な情報化社会、さらに本格的な高齢者社会を目の前に控え、町民が真の豊かさを実感できる社会を実現するためには、町民参加による福祉の充実に努めなければと考えております。  今、新しい時代に向かって、心豊かな町民に支えられた活力ある産業と緑の健康都市、また、だれもが住みたいと願う環境にやさしいまちづくりの実現に努力したいと、決意を新たにしているところであります。  何とぞ、町民各位の一層のご支援と議員各位の深いご理解とご協力を切にお願いを申し上げる次第であります。  次に、議案第4号 平成8年度立山町一般会計予算の編成に当たり、考慮いたしました経済の見通しと予算編成の基本的な考え方について申し上げます。  我が国経済を取り巻く国際経済情勢を見ますと、欧米各国は拡大基調から景気が減速しており、日本の景気回復に期待が高まるものと思われます。国内的には、景気の足踏み状態が続いているものの、経済対策の実施など公共投資の増加とともに、個人投資や民間設備投資に緩やかな回復の動きが見られはじめたとの判断が示されております。  このような状況の中で、私たちに身近な社会資本の整備、災害に強いまちづくり、総合的な地域福祉施策の充実、実質的な活力ある地域づくりなどをはじめ、地方団体における行財政改革を一層推進して、行政経費の節減・合理化などが以前にも増して求められております。そして、豊かさの実感できる国民生活の質の向上を目指し、経済成長率を名目で2.7%程度、実質で2.5%程度と見込み、民間需要の回復を中心として、安定成長の実現を経済運営の基本と位置づけております。  このように、国の経済対策における所得税、住民税の減税、公共投資の拡大、身近な社会資本の整備、少子・高齢化の進展に対応した福祉施策の充実、地域の国際化推進は、私たちの生活の質の向上に大きく寄与するものであります。  しかしながら、地方財政は地方税の伸び悩み、地方交付税の落ち込みに加え、減税の実施による大幅な財源不足の状況に置かれ、引き続き多額の借入金残高を抱えて、厳しい財政運営を余儀なくされており、格段の努力をする必要があります。  本年度は、昨年度からの継続事業であります雄山中学校の改築、公営住宅の建設をはじめ、町民の視点に立った社会資本の整備、下水道の整備などにより、快適で衛生的な生活環境づくりを推進する一方、財政の健全性を第一として努力していきたいと考えております。  平成8年度の予算編成に当たりましては、諸般の情勢を十分に考慮しながら経常経費の節減に努め、限られた財源の質的、効率的な配分により、第7次総合計画の3大施策を推進することを基本方針として編成した次第であります。  次に、歳出予算の概要について申し上げます。  平成8年度一般会計予算の総額は104億4,000万円で、前年度当初予算に対して予算額で8億8,600万円の増、率にして9.3%の増となっております。  まず、「健やかで創造性あふれる人づくり」の施策について申し上げます。  その1は、「心のふれあう人づくり」の推進であります。  人をいたわり、郷土を愛する心、また、かけがえのない自然を守り育てていく心が、人づくり、まちづくりの基本であると考えております。明るく豊かな地域社会の形成には、人と人との交わりと、心と心のふれあいから地域ぐるみの助け合い、いたわりの心が生まれてくると考えまして、明るいあいさつ運動やさわやかジョギングなどを通じて、人づくりを推進いたします。  その2は、ぬくもりのある福祉社会の形成の推進であります。  福祉施策につきましては、高齢化が一段と進行する中、だれもが健康で安心して暮らせる福祉のまちづくりに努めます。  特に高齢者対策では、家庭での自立した生活が困難な人の入所施設建設を支援するとともに、在宅福祉として、デイサービスセンターの建設をはじめ、ホームヘルプサービスの充実、介護教室、リフレッシュ事業など、介護者にも真に喜ばれる事業を積極的に推し進めます。  児童福祉対策では、多様な保育ニーズにこたえて、延長保育、乳児保育、一時保育などの一層の推進に努めます。  また、福祉医療につきましては、ひとり親家庭などで、父母のない児童を養育している70歳以上の老人保健法の適用者を新たに助成対象者として、その一部負担金についても今年4月1日から助成を行っていきたいと考えております。  その3は、「いきいきと健康な地域社会の形成」の推進であります。  人口の高齢化、成人病の増加など、健康をめぐる環境は年々著しく変化しております。その中で、町民一人ひとりがいきいきと健康を守ることが大変重要になってきました。病気の早期発見、早期治療のための健康診断では、受診通知を徹底し、受診率の向上を図るとともに、総合検診や医療機関委託などの方法を拡大し、受診しやすい体制づくりに努めます。  健康診断の事後指等として、健康教室や相談を充実するとともに、食生活、生活習慣の改善事業を推進し、さらに健康カードの普及を図りながら、検診データを生かして、町民みずからが積極的に健康管理及び健康づくりが行えるよう支援いたします。  また、近年の少子化、核家族化に伴う子供同士のふれあいの減少や、身近に子育ての相談者がいないため、育児に不安を抱く母親が増えていることから、育児教室の開催など地域ぐるみでの子育て支援を推し進めます。  その4は、「創造力豊かな生涯学習の確立」の推進であります。  生涯学習は地域に根差した教養文化を高めることにより、豊かな心をはぐくみ、創造性あふれる人づくりに役立つものと思います。  また、町民一人ひとりが、ゆとりと潤いの中で個性を発揮できる質の高い社会をつくっていく上で、教育、学術、文化、スポーツの果たすべき役割がますます重要なものとなっています。  学校教育では、町民憲章の願いに基づき、心身ともに健康で人間性豊かな創造性と実践力に富んだ活力ある児童・生徒の育成を目指してまいります。  また、各学校では、それぞれの実態を踏まえ、地域ぐるみの連携によって、生涯にわたって学ぶための基本的な態度や能力を身につける教育の充実を図ってまいります。  学校の施設整備につきましては、昨年度から3ヵ年の継続事業で実施しております雄山中学校校舎の改築工事を重点的に進めてまいります。  社会教育の振興につきましては、地域住民の多様な学習ニーズに対応していくために、生涯学習まちづくり推進事業を行います。地域の特性を生かした町民学園や地区公民館での巡回講座などをはじめ、勤労青少年ホームの各種講座を通じて、豊かな人生を築いていけるような学習環境の整備に努め、お互いに連携をとりながら、町全体の生涯学習を推進いたします。  また、今年度も中学生を中心とした青少年国際研修事業を実施し、国際的視野を広め、国際感覚を養いたいのであります。  体育、スポーツの振興につきましては、健康を考え、豊かな心を養うたくましい体力づくりを目指して、町民1人1スポーツの実践活動、各種スポーツ体育団体の育成に努めます。  また、地域住民のスポーツ活動のとして、中央体育センターや勤労者体育センターをはじめ学校体育館を開放し、町民の健康増進と体力向上に努め、あわせて国体に向けてのデモンストレーション競技の参画に努めていきたいと考えております。  昨年、国体開催の内定を受け、2000年とやま国体「あいの風で夢をのせて」とテーマスローガンが決定されました。町としても選手育成はもとより、本年は第55回国民体育大会運営基金条例を制定し、大会運営に係る運営費の確保、また組織の充実を図るため、準備委員会の開催、地域住民への周知など、大会の成功に向け万全を期したいと考えております。  その5は、「香り高い芸術文化の創造」の推進であります。  芸術に親しむ豊かな心がふるさとを愛する心を養うとともに、心のふれあう地域づくりに貢献すると考えております。  今年度は、第11回国民文化祭とやま96として、わが町では、シンポジウム「自然との共生」の開催や立山フェスティバル、布橋灌頂会復元、立山曼陀羅の絵解き、また、八郎坂登山を開催して、かつて先人が英知を尽くして生み出した立山信仰にちなむ祭事の現代的復元を通じて、立山の心の再発見を計画しております。  また、立山町美術展をはじめとして、町民文化祭、文化講演会、盆踊り大会を開催するほか、町民のためのコンサートや児童劇の開催も計画しております。  また一方、地域の重要な歴史や文化を正しく理解し、保存するため、郷土資料館の企画展の開設、遺跡発掘調査事業では、雄山山頂遺跡を新たに発掘調査するほか、古屋敷遺跡についても引き続き発掘調査を行い、文化財の保護、整備に努めます。また、風土記の丘の管理事業にも万全を期していきたいと考えております。  以上、健やかで創造性あふれる人づくりの施策で、44億8,430万9,000円を計上いたしております。  次に、「快適で幸せあふれるまちづくり」の施策について申し上げます。  その1は、「自然との調和ある環境づくり」の推進であります。  公園や緑地は、町民のふれあいと憩いのとして、また、都市の美観、災害時の避難場所として欠くことのできない多目的役割を持つ重要な施設であります。  総合公園整備事業では、ゆったりトイレの完成に引き続き、中央広場と幹線園路の整備を行います。  また、公園管理並びに緑化推進事業で、観光道路のフラワーラインの設置を進めます。  自然環境の保全では治水治山対策事業を、雪対策事業では新たに坂井沢・白岩線防雪事業を進めます。  その2は、「住みよい環境づくり」の推進であります。  道路は社会、産業、経済活動の動脈として、商工業をはじめ農業、観光などに大きな役割を果たしているとともに、住民生活の安定に寄与するものであります。既存の道路改良及び道路新設を進めるのをはじめ、国の補助を受けて、都市計画道路前沢中央線、町道利田・田添線の改良を昨年に引き続き工事を実施いたします。  また、国民文化祭の開催にあわせて、立山博物館周辺整備事業として、芦峅4号線の改良工事を進めるとともに、昨年度災害を受けました泉・沢端線の寺田橋復旧工事を、今年度完成を目指して実施いたします。  公営住宅建設事業では、昨年度に引き続きまして、釜ケ淵住宅建て替え第3期工事を進め、一棟20戸のうち4戸を高齢者住宅に、16戸を第1種一般住宅として、今年度の完成を目指しております。
     中新川公共下水道事業につきましては、昨年の3月に一部供用開始いたしまして、快適で衛生的な環境づくりを進めております。  特定環境保全公共下水道については、諸問題が解決するよう鋭意力を注いでいきたいと考えております。  農業集落排水事業につきましても、昨年に引き続き白岩地区を、また新たに新瀬戸地区の事業に取り組んでまいります。  次に、環境衛生につきましては、清潔でより快適なまちづくりを目指して、環境保全、資源リサイクル、公害防止、し尿処理対策などの諸事業を進めてまいります。  一方、リサイクル運動、ごみ対策事業を推進するため、引き続き簡易焼却炉、コンポスト、ごみステーションの設置補助及びリサイクル報奨金を交付するほか、環境センターのごみ収集車1台の更新を行い、ごみ処理の効率化を図ります。  環境保全基金に関する事業につきましては、基金の充実のための積み立て、ボランティア活動の支援、講演会の開催や不法投棄物の収集にも取り組んでまいります。  その3は、「安全な町民生活の確保」の推進であります。  安心して、快適に暮らせる生活環境をつくることが、だれもが住みたいと願うまちづくりに役立つものと信じております。  消費者の保護対策をはじめ、水質、大気などの監視や公害防止対策の推進に努めるとともに、交通安全、防犯についても、防犯灯などの施設整備の充実により被害の発生防止を図ります。  また、テレビジョン放送の難視聴対策として、共同受信施設設置補助を行い、難視聴地域の解消に努めます。  戦後最大の地震被害をもたらした阪神・淡路大震災を教訓にいたしまして、町民の生命と財産を守るため、新たに地震編を加えた立山町地域防災計画の全面的な見直しをするとともに、防災訓練をさらに充実させて町民の防災に対する認識を深めていきたいと考えております。  次に、消防防災対策につきましては、年次的に消防施設の充実強化を図り、町民の生命、身体及び財産を各種災害から守るとともに、被害の軽減に努めてまいります。  本年度も引き続き小型動力ポンプの更新をはじめ、防火水槽、消火栓の整備、さらには消防団員の拠点施設としての千垣地内に防災消防センターを新築し、消防力の活性化と充実強化を図ります。  また、救急業務につきましては、高規格救急車の稼働に伴い、救急救命士の養成、資器材の整備を図り、救命率の向上に努めてまいります。  次に、勤労者並びに労働対策につきましては、勤労者への融資制度預託金により対応していきたいと考えております。  以上、快適で幸せあふれるまちづくりの施策に、24億7,344万2,000円を計上いたした次第であります。  次に、「活力と魅力あふれる産業づくり」の施策について申し上げます。  その1は、「地域の特性を活かした農業の振興」の推進であります。  まず、農業振興につきまして、ウルグアイ・ラウンド農業交渉の決着による米の部分開放や新食糧法の施行など、近年の国内農業は内外ともに大きな転機を迎え、米を中心とした立山町農業も新たな挑戦の年を迎えております。  本年から本格的に運用される新食糧法のもと、産地間競争に打ち勝つおいしい米づくりの推進や基本構想達成の加速化を進めるため、支援センターの機能強化及び農地銀行事業の積極的な運営を図ります。  また、稲作生産の経営体質強化に努めるとともに、本年度から3カ年にわたって実施される新生産調整推進対策につきましても、需給の均衡による米価の安定を図るため、生産農家の理解を得て、実効性の確保に万全を期していきたいと考えております。そのための手法として実施される「とも補償」事業については、事業主体の取り組み概要が明らかになった段階で必要な財源措置を講ずる所存であります。  一方、市場性が高く、消費者ニーズに対応した、良質、安全、新鮮な農産物を持続的に生産するため、生産の基盤である土づくりを一層推進し、地域特産物の定着化など高付加価値農業の展開にも努めてまいります。  畜産振興につきましては、一層の経営改善と疾病予防の徹底、城前牧場の効率的利用による低コスト畜産に努めます。  次に、土地改良事業では、県単ふるさと農道整備事業、県営土地改良総合整備事業及び県単土地改良事業を引き続き実施いたします。  また新たに、中部土地改良区の東部地区土地改良総合整備事業、金剛寺地区の県営一般農道整備事業に着工することになっております。  新婦地区広域農道整備事業では、常願寺川の「雷鳥大橋」が完成するに伴い、農道区間全線が完成し、8月に竣工式を予定しております。  沢中山・米道間の県単ふるさと農道整備事業につきましても、平成9年度の完成を目標に整備を進めているところであります。  中山間地域農村活性化総合整備事業につきましては、平成8年度で全事業が完了いたしますが、引き続き中山間地域の農業生産基盤と農村生活環境整備を進めるため、立山・上市両町をブロックとする広域連携型中山間地域総合整備事業の基本構想の策定を図ります。  次に、地域農業基盤確立農業構造改善事業につきましては、吉峰に食の健康拠点施設、総合ターミナル施設を平成9年度開館を目指して建設しておりますが、運営方法や施設内整備などオープンに向けた準備を進めてまいります。  その2は、「地域特性を生かした林業」の振興の推進であります。  林業の振興につきましては、森林の増林、保育、林道の整備、林業の中核を担う森林組合の経営基盤の強化を図るとともに、林業生産基盤の整備充実に努めます。昨年度から導入しました林業地域総合整備事業につきましては、引き続き林道長倉線の開設工事並びにクリーンパーク吉峰にあります各施設の排水処理施設整備を計画しております。  また、今年度から新たに、林道新村線を県営ふるさと林道整備事業で改良、舗装に着手いたします。  次に、緑の交流空間整備事業につきましては、自然に親しむ森林環境を整備するため、生態観察池、ふれあいの森などの整備をいたします。  さらに、今年度は、全国都市緑化フェアが開催されますが、クリーンパーク吉峰がその会場の1つになっており、みどりの日に「吉峰グリーンフェスティバル」を開催し、町民の憩いのとして一層の充実を図っていきたいと考えております。  その3は、「魅力ある商工業の振興」の推進であります。  商工業の振興につきましては、地域経済の発展と活性化や雇用の拡大に計り知れない重要な役割を果たしております。既存の地元企業の育成や体質の強化につきましては、商工会を中心に関係機関との連携を密にし、経営改善や指導を行うとともに、新たな企業の誘致を図っていきます。  また、景気が回復基調といいながらも、まだ低迷が続いている現状では、経営安定のための事業資金として円滑な融資を行えるよう、従来からの各種預託金の計上や資金の借入れに対する利子補給や保証料補給事業を行っていきます。  その4は、「魅力ある観光資源の活用」の推進であります。  豊かな水と緑あふれる美しい自然に恵まれた立山町は、国際級の山岳観光地を有し、国内外の観光客から注目されているところであります。雄大な立山をいつまでも美しく、自然環境の保全に万全を期するために、昨年に引き続き立山黒部アルペンルート沿線施設からの可燃ごみ収集事業の補助をはじめ、国立公園整備事業、称名地区の管理事業、大観峰自然公園や岩室の滝など平坦観光地の維持管理に努めます。  また、スプリングフェアや立山まつりなどイベントにつきましても、立山町観光協会を中心として開催したいと考えております。  以上、活力と魅力あふれる産業づくりの施策で、13億6,340万3,000円を計上いたしました。  次に、3大施策以外では、進めてまいりました固定資産評価の基礎資料の整備が今年度完了する予定であります。  また、予算以外では、2000年国体に向けて行政機構の見直しを行い、新たに国体準備室を設置し、充実強化を図ることにしております。  次に、歳入予算の主なものについて説明申し上げます。  景気は、足踏み状態から回復の環境も整いつつあり、全体として過去の回復局面より、やや緩やかながら回復の方向に向いているようです。  こうした観点から、町税につきましては27億7,430万6,000円を計上いたしました。  これらの算定につきましては、平成7年度実績を基礎に、個人住民税は引き続き減税を考慮しながらも2.4%の増、法人町民税は12.6%の増、固定資産税では4.9%の増など、町税全体で4.2%増を見込みました。  次に、地方譲与税につきましては、平成7年度実績見込みから推計いたしまして、3.4%増の2億4,000万円を計上いたしました。  利子割交付金につきましては、預金利率の引き下げにより、平成7年度実績見込みをもとに50%減の5,000万円を計上いたしました。  その他の交付金につきましても、平成7年度実績見込みをもとに積算し、予算を計上いたしました。  地方交付税につきましては、平成8年度の地方財政計画による地方交付税の算定基礎を参考に、町の特殊事情なども考慮し、普通交付税では24億2,000万円、特別交付税では昨年同額の2億円を、合わせて1.9%増の26億2,000万円を計上しております。  次に、国庫支出金につきましては、各事業に見合う金額を算定し、12億2,179万5,000円を計上いたしております。  県支出金につきましては、国庫支出金と同様に算定し、7億321万4,000円を計上しております。  財産収入につきましては、基金利子など1,425万1,000円を計上し、町債につきましては、起債対象事業を十分精査の上、34.1%増の13億6,100万円を計上いたしました。  繰入金につきましては、全体で4億4,244万5,000円を計上しました。  主な繰り入れは、財政調整基金1億5,000万円、住宅基金8,000万円、教育施設など整備基金8,000万円、減債基金の6,457万5,000円などであります。  その他の収入につきましては、それぞれ歳出に見合う額、あるいは実績などを勘案いたしまして、確実に見込み得る額を計上いたしました。  なお、住民税など減税に係る減収分については、昨年度に引き続き、減税補てん債により対応してまいりたいと考えております。  次に、平成8年度立山町国民健康事業特別会計予算についての概要を申し上げます。  本事業は、制度が発足して五十数年経過し、その間に町民の健康保持増進に多大な役割を果たしてきたことは、ご承知のとおりであります。  しかしながら、近年の経済成長の停滞と高齢者の加入率の増加に伴い、ますます運営が厳しくなっております。  年々増加する医療費を安定させるため、各種健康教室や日帰りドックなど、健康づくり事業を積極的に実施しているところであります。  また本年度は、一昨年度から進めてまいりました健康情報を管理する健康カード事業を実施する最初の年となり、その効果と運用が期待されるところであります。  歳入では、財源の中心になっております保険税は、昨年度を若干下回る5億6,917万円、国庫支出金は、老人加入払いの緩和から4.3%下回る、6億5,532万2,000円をそれぞれ計上いたしました。  歳出につきましても、被保険者の高齢化などに伴い、保険給付費で7.1%増の9億8,772万7,000円、老人保健拠出金は、加入者率の改正などで13.4%減の4億7,976万6,000円を計上したところであります。  医療費の増大は、直接町民の負担増に結びつくことから、より一層健康づくりを進め、町民の負担軽減に努めていく考えでありますので、ご協力とご理解をお願いいたします。  以上、歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億6,736万3,000円を計上いたしました。  次に、平成8年度立山町老人保健医療事業特別会計予算につき、概要を申し上げます。  本特別会計につきましては、70歳以上の方々に医療費支払いの調整機能を果たしている会計で、今年度の受給対象者は318人増の3,747人と見込んでおります。  21世紀初頭には、超高齢化社会が確実に訪れようとしており、町におきましても、老齢人口の増加と医療技術の進歩などによりまして、医療費の支払額は年々増加しております。  これからは、家族ともども健康であることが高齢化社会で最も重要な課題になってくると考えております。  医療費につきましては、数年来の積極的な事業運営により、医療費総額は1.3%増と伸びが横ばいですが、1人当たりの医療費は昨年度より6万4,800円少ない81万7,700円を見込んでおります。  歳入では、決められた負担割合によって、社会保険診療報酬支払基金、国、県及び町の負担金を計上し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ30億7,002万3,000円計上いたしました。  次に、平成8年度立山町墓地公園事業特別会計予算について、その概要を申し上げます。  本特別会計は、昭和56年度に設置して以来、区画造成工事をはじめ、管理棟、樹木の植栽など園内の環境美化及び施設整備を進めてまいりました。現在A型区画からF型区画までの651区画を整備し、これまでの使用許可数は454区画と、全体の70%となっております。  本年度も引き続き、墓地の永代使用許可と施設の維持管理、利用者への案内サービスに努める一方、E型区画など9区画の造成工事を行い、さらに利用しやすく、魅力ある墓地公園として、その運営に努めてまいります。墓地公園管理費として、1,781万3,000円を計上いたしております。  歳入につきましては、墓地使用料、管理料及び基金繰入金が主なものであります。  次に、平成8年度立山町芦峅寺スキー事業特別会計予算について、その概要を申し上げます。  本施設は、町民の冬季野外スポーツ施設として昭和58年度から町営スキーとして運営しております。身近なファミリースキーとして、また今シーズンは予想以上に積雪量に恵まれ、昨年以上に入り込み客が期待されております。安全運行を第一として、スキー客の誘致に努めてまいりたいと思います。  利用状況につきましては、町内外の小中学生の研修、国立少年自然の家の研修など多く利用されており、町民のスキーとしてさらに多くの方々に利用していただきたいと願っております。  歳入の主なものは、リフト使用料930万円、一般会計繰入金1,750万円であります。  歳出の主なものは、雇用賃金、修繕料、リフト及びゲレンデ整備委託料など運営費で1,572万3,000円、借入金の償還金1,162万円などであります。  以上、歳入歳出予算の総額を、それぞれ2,740万4,000円計上いたしました。  次に、平成8年度立山町地域開発事業特別会計予算について、その概要を申し上げます。  本特別会計は、平成2年度に設置し、企業団地の造成と企業誘致を進めてまいりました。平成3年度及び4年度では、3団地の造成と企業誘致を行い、平成5年度では、五郎丸第2企業団地の造成事業に着手し、平成6年度でほぼ完了し、今日まで優良企業の誘致に努めております。  景気は緩やかながらも回復基調にあり、地域の活性化を目指して今年度に引き続き、優良企業の誘致に努力してまいりたいと思います。  歳出の主なものは、借入金償還元金及び利子で2億5,019万円のほか、遺跡の調査費、一般会計繰出金など総額3億2,576万4,000円を計上いたしました。  歳入につきましては、土地売却収入3億1,576万4,000円と一般会計繰入金1,000万円であります。  次に、平成8年度立山町公共用地先行取得事業特別会計予算について、その概要を申し上げます。  本特別会計につきましては、土地開発基金の運用によって生ずる収益を基金に積み立てるための特別会計であり、平成3年度に土地開発基金の積立と同時に設置したものであります。  歳入につきましては、本年度に発生する基金運用利子を404万5,000円と見込み、歳出として同額を基金積立金に計上したのであります。  次に、平成8年度立山町農業集落排水事業特別会計予算について、その概要を申し上げます。  本特別会計につきましては、農業振興地域内にあります農業集落を中心に、農業用水の水質保全及び農村生活環境の改善を図る事業で、これに係る歳入歳出の経理を行うものであります。  本年度は昨年度に引き続き、白岩地区及び新瀬戸地区の事業を進め、快適で豊かな生活環境づくりを図りたいと考え、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億1,615万5,000円計上いたしました。  次に、平成8年度立山町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算について、その概要を申し上げます。  本特別会計につきましては、農村地域の生活環境改善や公共用水域の水質保全を図るため、この地域から排出される汚水を集めて処理する事業で、これに係る歳入歳出の経理を行うものであります。  下水道は町民の生活環境を快適にし、豊かな生活を実現するため重要な役割を持っており、歳入歳出の総額をそれぞれ1億2,121万5,000円計上いたしました。  次に、平成8年度立山町簡易水道事業特別会計予算について、その概要を申し上げます。  本特別会計につきましては、目桑地区の飲料水供給施設の設置に伴い、これに係る歳入歳出予算の経理を行うものであります。  快適な生活環境をつくるため重要な役割を持っており、歳入歳出の総額をそれぞれ1,704万9,000円計上いたしました。
     次に、平成8年度立山町水道事業会計予算について、その概要を申し上げます。  水道事業につきましては、公営企業としての経済性並びに公共の福祉増進を図ることを基本に、町民の快適な生活環境向上のため、正常で豊富な生活用水を安定的に供給していく所存であります。  また、宅地造成などに伴って、加入者も少しずつ増加しておりますが、さらに普及拡大に努めるとともに、既存の水道施設につきましても、整備充実に努め、健全な運営を図ってまいります。  平成8年度の予算につきましては、収益的収入では、水道料金3億2,341万円、受託工事収益で1億1,300万円が主なものであります。  収益的支出では、公共下水道、農業集落排水事業などに伴う水道管布設替受託工事費1億1,250万1,000円のほか、上水道管理センター、浄水などの給配水施設の維持管理費を及び水道基本計画費用などを計上し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億3,957万9,000円を計上いたしました。  資本的支出では、老朽石綿管の布設替、それから老朽管耐震化工事及び宅地造成による配水管布設工事、施設機械整備の改良費など2億3,461万6,000円を計上いたしました。  資本的収入では、水力発電施設周辺地域交付金2,000万円、宅地造成に伴う工事負担金3,500万円、一般会計からの出資金1,280万円などで、総額で1億2,575万円を計上いたしました。  次に、平成7年度補正予算についての概要を申し上げます。  一般会計補正予算につきましては、今回の補正額を歳入歳出それぞれ2,463万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ116億9,863万6,000円といたしたいのであります。  歳入の主なものといたしまして、町税で法人税6,949万円を追加し、国・県支出金で水田農業生産体制強化事業補助金600万円、公営住宅建設事業補助金757万1,000円、消防防災施設整備費補助金645万円、雄山中学校校舎改築事業補助金1,181万2,000円を追加し、目桑地区の飲料水供給施設事業の特別会計への移行に伴い、簡易水道等施設整備補助金3,400万円の減額、災害復旧事業の補助対象事業及び年割額の確定により、道路河川災害復旧事業補助金7,842万5,000円を減額したいのであります。  また、新産業都市建設事業に伴う国庫補助金のかさ上げ分1億4,867万9,000円の追加見込みとなったことから、財政調整基金繰入金で5,000万円減額し、住宅基金積立金で8,000万円追加いたしたいのであります。  歳出につきましては、各事業の確定に伴う調整及び追加などでありますが、主なものといたしまして、民生費で特別養護老人ホーム入所措置費で807万9,000円、デイサービスセンター建設事業811万4,000円を追加し、衛生費では、目桑地区の飲料水供給施設事業を特別会計に移行するために1億1,008万3,000円を減額いたしたいのであります。  また、農林水産業費では、魅力あるふるさと農業推進事業1,110万円と広域農道整備事業費2,159万5,000円を追加し、商工費では、地域開発事業特別会計への繰出金として3,935万8,000円を追加、土木費では、公営住宅建設事業1,187万7,000円を減額したいのであります。  消防費では、新たに耐震性防火貯水槽の設置事業1,787万6,000円を追加し、道路河川災害復旧事業費3,758万円を減額するとともに、歳入歳出財源調整により予備費を866万3,000円追加いたしたいのであります。  次に、継続費の補正につきましては、立山町デイサービスセンター建設事業費など2件を変更し、また繰越明許費の補正につきましては、団体営農道整備事業など10件を追加いたしたいのであります。  債務負担行為の負担につきましては、第2次総合情報システムに対する債務負担額の追加や、土地改良区が新たに実施いたしました県営・団体営土地改良事業に対する町の補助金に係るもの及びケアハウス施設整備事業補助に伴う追加など5件であります。  地方債の補正につきましては、他会計への振り替えや事業費の確定によるもので、追加4件、変更が22件であります。  次に、国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ3,496万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億9,610万7,000円といたしたいのであります。  歳入の主なものといたしまして、国民健康保険税で1,000万円、療養給付費国庫負担金で2,202万9,000円、療養給付費交付金588万6,000円を追加。また歳出の主なものといたしまして、療養給付費3,759万9,000円を追加するとともに、歳入歳出財源調整により予備費を750万6,000円追加いたしたいのであります。  次に、老人保健医療事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ3,843万6,000円減額し、歳入歳出予算の総額を30億2,656万2,000円といたしたいのであります。  主な内容といたしましては、医療諸費の減に伴う負担を支払基金、国、県、町それぞれの負担割合により補正したいのであります。  墓地公園事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ11万7,000円減額し、歳入歳出予算の総額を2,089万5,000円といたしたいのであります。  歳入につきましては、墓地の永代使用料が当初見込みより少なくなったこと、歳出につきましては、墓地永代使用料の還付に伴う補正であります。  地域開発事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ2億6,698万7,000円減額し、歳入歳出予算の総額を4,292万5,000円といたしたいのであります。  歳入といたしましては、平成7年度では、造成地の売却見込みが望めなくなったことから、土地売却収入を3億634万5,000円減額するとともに、平成7年度収支不足分を一般会計から3,935万8,000円繰り入れ措置したいのであります。  歳出では、予定しておりました借入金の償還を2億4,261万5,000円減額するとともに、一般会計への繰出金についても2,435万4,000円減額するものであります。  農業集落排水事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ19万円追加し、歳入歳出予算の総額を3億7,512万8,000円といたしたいのであります。これにつきましては、事業費の増加に伴い、負担金などの追加をするものであります。  次に、繰越明許費につきましては、2億2,955万円を翌年度へ繰り越ししたいのであります。  特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ2,276万9,000円を減額し、歳入歳出の総額を2,583万1,000円といたしたいのであります。これにつきましては、進めておりました西部処理区事業の条件が整備されなかったことによるものであります。  水道事業会計補正予算につきましては、収益的収入及び支出で500万円を追加したいのであります。  収入といたしまして、給水収益で2,000万円を追加、公共下水道などからの受託工事収入で1,400万円減額し、支出では、配水管移設受託工事費などの営業費用414万3,000円を減額、営業外費用で139万2,000円を追加し、財源調整により予備費に775万1,000円追加するものであります。  資本的収入につきましては、新規加入分担金、宅地造成に伴う工事負担金など857万円を追加し、支出では、宅地造成に伴う水道管敷設工事費として800万円追加いたしたいのであります。  次に、平成7年度立山町簡易水道事業特別会計予算については、目桑地区の飲料水供給施設設置に伴い、これに係る歳入歳出の経理を行うために、新たに特別会計を設置するものであります。予算額は、歳入歳出それぞれ1億840万円計上いたしました。  次に、予算以外の議案について申し上げます。  条例関係につきましては、制定が3件、改正が7件、廃止が3件、条例以外の議案につきましては、立山町営団体営土地改良事業総合整備事業の計画変更など2件、立山町道路線の認定、その他1件であります。  以上をもちまして、平成8年度における町政運営の基本方針並びにこのたび提案いたしました諸案件の説明といたします。  各議案の詳細につきましては、本会議及び常任委員会並びに予算委員会などにおいて質問に応じ、私または関係課長からご説明申し上げ、十分なご理解をいただきたいと考えております。  何とぞ慎重審議の上、満場一致の議決を賜らぬことをお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 81 ◯議長(土肥洋之君) 町長の提案理由の説明が終わりました。  次に、議案第34号 立山町議会委員会条例の一部改正について、提案理由の説明を求めます。  12番 古川喜與兵君。   〔12番 古川喜與兵君 登壇〕 82 ◯12番(古川喜與兵君) 私は、吉川毅一君ほか5名のご賛同をいただき、立山町議会委員会条例の一部改正について、提案理由の説明を申し上げます。  課設置条例の一部改正に伴って新しく設置される「2000年国体準備室」については、文教厚生常任委員会の所管とするために、議会委員会条例に明記したいのであります。  何とぞ、全会一致のご賛同を賜りますようお願い申し上げて、提案理由の説明といたします。 83 ◯議長(土肥洋之君) 以上で、提案理由の説明が終わりました。         ─────────────────────────            日   程   の   追   加 84 ◯議長(土肥洋之君) お諮りいたします。ただいま、古川喜與兵君より議案第42号が提出されました。この際これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(土肥洋之君) 異議なしと認めます。よって、議案第42号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。         ─────────────────────────           議  案  第  4  2  号 86 ◯議長(土肥洋之君) それでは、議案第42号を議題といたします。           提案理由の説明・質疑・討論・採決 87 ◯議長(土肥洋之君) 古川喜與兵君より議案第42号について提案理由の説明を求めます。   〔12番 古川喜與兵君 登壇〕 88 ◯12番(古川喜與兵君) 私は、吉川毅一君ほか6名のご賛同をいただき、住宅金融専門会社の不良債権処理の徹底した真相究明と公的資金導入に対する意見書について、提案理由の説明を申し上げます。  乱脈経営で破綻した住宅金融専門会社の不良債権処理に、公的資金を導入されようとしている。そもそもこの問題は、大銀行を中心とする母体行が住宅金融専門会社をつくり、不動産投機などに資金をつぎ込み、膨大な不良債権を抱えたものであり、国民はこの問題に全く関与していない。国民が納得できるよう徹底した真相究明と責任の所在を明らかにするべきである。  よって、不良債権処理に公的資金を導入することに反対するものであります。  何とぞ、全会一致のご賛同を賜りますようお願いを申し上げて、提案理由の説明といたします。 89 ◯議長(土肥洋之君) 以上で、提案理由の説明が終わりました。  これより議案第42号について質疑を行います。  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯議長(土肥洋之君) 質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(土肥洋之君) 討論なしと認めます。  これより議案第42号 住宅金融専門会社の不良債権処理の徹底した真相究明と公的資金を導入することに対する意見書を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 92 ◯議長(土肥洋之君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  これをもって本日の日程を全部終了いたしました。         ─────────────────────────           次  会  日  程  の  報  告 93 ◯議長(土肥洋之君) 次会の日程を申し上げます。  明日8日は、9時から全員協議会、9日から12日までは休会とし、13日午前9時より本会議を再開し、一般質問、質疑を行います。         ─────────────────────────           散   会   の   宣   告 94 ◯議長(土肥洋之君) 本日は、これをもって散会いたします。   午後 0時08分 散会 Copyright (C) Tateyama Town, All Rights Reserved....